JP2002290796A - ディジタルカメラ - Google Patents
ディジタルカメラInfo
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- JP2002290796A JP2002290796A JP2001088188A JP2001088188A JP2002290796A JP 2002290796 A JP2002290796 A JP 2002290796A JP 2001088188 A JP2001088188 A JP 2001088188A JP 2001088188 A JP2001088188 A JP 2001088188A JP 2002290796 A JP2002290796 A JP 2002290796A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮像して記録メディア100に記録された画像
データをパーソナルコンピュータに転送して、その画像
をホームページなどに用いる。 【解決手段】 主制御部120に備えられたスクリプト生
成部204は、記録メディア100に記録された画像データの
管理ファイルをファイル管理部206を介して受けて、こ
れをWeb ページに表示可能なHTMLファイルとして記述す
る。WWWサーバ202は、生成されたHTMLファイルにて指定
されたインデックス画像および元画像のファイルをTCP/
IPインタフェース210および通信I/F 110を経由して、接
続ケーブル30に接続されたパーソナルコンピュータに送
り、そのブラウザ画面にHTMLファイルの記述に応じた画
像を表示させる。ブラウザにて画像が選択されるとその
画像データがパーソナルコンピュータに転送されて、カ
メラ10の記録画像が公開される。
データをパーソナルコンピュータに転送して、その画像
をホームページなどに用いる。 【解決手段】 主制御部120に備えられたスクリプト生
成部204は、記録メディア100に記録された画像データの
管理ファイルをファイル管理部206を介して受けて、こ
れをWeb ページに表示可能なHTMLファイルとして記述す
る。WWWサーバ202は、生成されたHTMLファイルにて指定
されたインデックス画像および元画像のファイルをTCP/
IPインタフェース210および通信I/F 110を経由して、接
続ケーブル30に接続されたパーソナルコンピュータに送
り、そのブラウザ画面にHTMLファイルの記述に応じた画
像を表示させる。ブラウザにて画像が選択されるとその
画像データがパーソナルコンピュータに転送されて、カ
メラ10の記録画像が公開される。
Description
【0001】
【発明が属する技術の分野】本発明は、被写界を撮像し
てその被写界像に応じた画像データを生成するディジタ
ルカメラに係り、たとえば、撮影画像をパーソナルコン
ピュータ等の外部機器に転送して公開する際に用いて好
適なディジタルカメラに関するものである。
てその被写界像に応じた画像データを生成するディジタ
ルカメラに係り、たとえば、撮影画像をパーソナルコン
ピュータ等の外部機器に転送して公開する際に用いて好
適なディジタルカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルカメラおよびパーソナ
ルコンピュータの普及により、一般のユーザがディジタ
ルカメラにて撮影した画像を表わす画像データをパーソ
ナルコンピュータなどの外部機器に取り込んで、その画
像データにより表わされる画像に所望の処理を施して利
用することができるようになってきた。
ルコンピュータの普及により、一般のユーザがディジタ
ルカメラにて撮影した画像を表わす画像データをパーソ
ナルコンピュータなどの外部機器に取り込んで、その画
像データにより表わされる画像に所望の処理を施して利
用することができるようになってきた。
【0003】従来、上記のようなディジタルカメラとし
て、たとえばメモリカードなどの記録メディアに、撮影
した画像を表わす画像データを記録するディジタルカメ
ラが知られている。このディジタルカメラは、基本的に
は、レンズなどを含む光学系を介して入射する被写界像
を撮像する撮像部と、撮像部からの画像信号をディジタ
ルの画像データに変換するアナログ−ディジタル変換器
と、ディジタル信号に変換された画像データに所定の処
理を施す信号処理部と、撮像されて所定の信号処理が施
された画像データを記録する着脱自在な記録メディア
と、上記各部を制御して撮像制御および画像データの記
録再生制御を司どる制御部と、記録メディアから読み出
された画像データを制御部の制御の下に所定の通信イン
タフェースを介して外部に出力する信号出力部とを含む
ものであった。
て、たとえばメモリカードなどの記録メディアに、撮影
した画像を表わす画像データを記録するディジタルカメ
ラが知られている。このディジタルカメラは、基本的に
は、レンズなどを含む光学系を介して入射する被写界像
を撮像する撮像部と、撮像部からの画像信号をディジタ
ルの画像データに変換するアナログ−ディジタル変換器
と、ディジタル信号に変換された画像データに所定の処
理を施す信号処理部と、撮像されて所定の信号処理が施
された画像データを記録する着脱自在な記録メディア
と、上記各部を制御して撮像制御および画像データの記
録再生制御を司どる制御部と、記録メディアから読み出
された画像データを制御部の制御の下に所定の通信イン
タフェースを介して外部に出力する信号出力部とを含む
ものであった。
【0004】このような構成において、撮影して記録メ
ディアに記録した画像データをパーソナルコンピュータ
などに転送する場合には、パーソナルコンピュータとデ
ィジタルカメラを所定の通信ケーブルにより接続して転
送する方法と、記録メディアをディジタルカメラから取
り外して、パーソナルコンピュータに接続されたカード
リーダなどに記録メディアを装着して、その記録画像デ
ータを読み取る方法があった。通信ケーブルにより転送
する場合には、カメラ独自の、あるいは同一メーカ毎の
専用アプリケーションをあらかじめパーソナルコンピュ
ータに搭載しておき、そのアプリケーションに基づいて
カメラの制御部にアクセスして、カメラに装着された記
録メディアから画像データを読み出してパーソナルコン
ピュータに転送していた。ちなみに、パーソナルコンピ
ュータに搭載されるアプリケーションは、記録メディア
への記録フォーマットが変更されたり、カメラの機能が
増加した場合には、カメラ毎あるいはメーカ毎に作り直
す必要があった。
ディアに記録した画像データをパーソナルコンピュータ
などに転送する場合には、パーソナルコンピュータとデ
ィジタルカメラを所定の通信ケーブルにより接続して転
送する方法と、記録メディアをディジタルカメラから取
り外して、パーソナルコンピュータに接続されたカード
リーダなどに記録メディアを装着して、その記録画像デ
ータを読み取る方法があった。通信ケーブルにより転送
する場合には、カメラ独自の、あるいは同一メーカ毎の
専用アプリケーションをあらかじめパーソナルコンピュ
ータに搭載しておき、そのアプリケーションに基づいて
カメラの制御部にアクセスして、カメラに装着された記
録メディアから画像データを読み出してパーソナルコン
ピュータに転送していた。ちなみに、パーソナルコンピ
ュータに搭載されるアプリケーションは、記録メディア
への記録フォーマットが変更されたり、カメラの機能が
増加した場合には、カメラ毎あるいはメーカ毎に作り直
す必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、パーソナルコンピュータに画像デー
タを転送する際に、あらかじめカメラ毎あるいはメーカ
毎に専用のアプリケーションを搭載しなければならず手
間がかかるという問題があった。また、記録メディアか
ら直接画像データを読み出す場合には、あらかじめカー
ドリーダなどをパーソナルコンピュータに装備しておく
必要があり、その装備およびドライバなどの組み込みに
手間がかかるという問題があった。ところで、上記のよ
うに、ディジタルカメラからパーソナルコンピュータに
画像データを一度取り込めば、その画像データにより表
わされる画像に自由に加工するなどの処理をして利用す
ることができる。しかしながら、画像を利用するには、
様々な画像を取り扱うソフトウェア、またはアプリケー
ションが必要である。さらに、画像ファイルを共有する
には、ファイルサーバを用いたり、電子メールに添付す
るなどの方法を取らなくてはならなかった。近年、盛ん
に利用されるようになってきたのは、これらの画像をワ
ールド・ワイド・ウェブ(WWW)の閲覧形式により共有化
することである。
た従来の技術では、パーソナルコンピュータに画像デー
タを転送する際に、あらかじめカメラ毎あるいはメーカ
毎に専用のアプリケーションを搭載しなければならず手
間がかかるという問題があった。また、記録メディアか
ら直接画像データを読み出す場合には、あらかじめカー
ドリーダなどをパーソナルコンピュータに装備しておく
必要があり、その装備およびドライバなどの組み込みに
手間がかかるという問題があった。ところで、上記のよ
うに、ディジタルカメラからパーソナルコンピュータに
画像データを一度取り込めば、その画像データにより表
わされる画像に自由に加工するなどの処理をして利用す
ることができる。しかしながら、画像を利用するには、
様々な画像を取り扱うソフトウェア、またはアプリケー
ションが必要である。さらに、画像ファイルを共有する
には、ファイルサーバを用いたり、電子メールに添付す
るなどの方法を取らなくてはならなかった。近年、盛ん
に利用されるようになってきたのは、これらの画像をワ
ールド・ワイド・ウェブ(WWW)の閲覧形式により共有化
することである。
【0006】このWWWを用いてホームページを作成する
には、ある程度の知識が必要であり、誰にでも容易に作
成できるものではなかった。つまり、銀塩写真フィルム
に撮影した画像を印画紙に焼き付けて配布する行為に相
当することが、ディジタルカメラの場合においても誰に
でもすぐにできるようになっていないという問題があっ
た。
には、ある程度の知識が必要であり、誰にでも容易に作
成できるものではなかった。つまり、銀塩写真フィルム
に撮影した画像を印画紙に焼き付けて配布する行為に相
当することが、ディジタルカメラの場合においても誰に
でもすぐにできるようになっていないという問題があっ
た。
【0007】本発明は、このような従来の技術の課題を
解決して、画像を撮影して、これをパーソナルコンピュ
ータに転送する際に、いろいろなソフトウェアを用いる
ことなく画像転送するとともに、カメラの記録画像を閲
覧可能とし、また、ホームページを掲載するまでの処理
を実行することができるディジタルカメラを提供するこ
とを目的とする。
解決して、画像を撮影して、これをパーソナルコンピュ
ータに転送する際に、いろいろなソフトウェアを用いる
ことなく画像転送するとともに、カメラの記録画像を閲
覧可能とし、また、ホームページを掲載するまでの処理
を実行することができるディジタルカメラを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるディジタル
カメラは、上記課題を解決するために、撮像した被写界
像を表わす画像信号を所定のディジタル形式の画像デー
タに変換して出力するディジタルカメラにおいて、レン
ズを含む光学系を介して入射した被写界像を撮像する撮
像手段と、撮像手段からの画像信号をディジタルの画像
データに変換する変換手段と、変換手段により変換され
た画像データに所定の処理を施す画像処理手段と、画像
処理手段により処理した画像データを記憶する記憶手段
と、撮像手段、変換手段、画像処理手段および記憶手段
を制御して撮像制御および記録制御を含むシステム制御
を司どる制御手段と、ネットワーク接続可能な外部機器
と接続して通信可能な通信手段と、記憶手段に記録した
画像データを通信手段を介して外部機器に転送する転送
手段であって、記憶手段に記憶した画像データと画像デ
ータをマークアップ言語によりリンクするファイルとを
外部機器からの要求に応じて通信手段を介して外部機器
に転送するサーバ機能を有する転送手段とを含むことを
特徴とする。
カメラは、上記課題を解決するために、撮像した被写界
像を表わす画像信号を所定のディジタル形式の画像デー
タに変換して出力するディジタルカメラにおいて、レン
ズを含む光学系を介して入射した被写界像を撮像する撮
像手段と、撮像手段からの画像信号をディジタルの画像
データに変換する変換手段と、変換手段により変換され
た画像データに所定の処理を施す画像処理手段と、画像
処理手段により処理した画像データを記憶する記憶手段
と、撮像手段、変換手段、画像処理手段および記憶手段
を制御して撮像制御および記録制御を含むシステム制御
を司どる制御手段と、ネットワーク接続可能な外部機器
と接続して通信可能な通信手段と、記憶手段に記録した
画像データを通信手段を介して外部機器に転送する転送
手段であって、記憶手段に記憶した画像データと画像デ
ータをマークアップ言語によりリンクするファイルとを
外部機器からの要求に応じて通信手段を介して外部機器
に転送するサーバ機能を有する転送手段とを含むことを
特徴とする。
【0009】この場合、転送手段のサーバ機能は、記憶
手段に記憶した画像データを転送する際に、記憶手段に
記憶されたそれぞれの画像を表わすインデックス画像を
外部機器のWebブラウザに表示するためのWebペー
ジを前記マークアップ言語によって記述するスクリプト
生成機能を有し、外部機器でのそれぞれのインデックス
画像の選択に基づいて、選択されたインデックス画像に
リンクされたそれぞれの元画像の画像データを転送して
表示させるとよい。
手段に記憶した画像データを転送する際に、記憶手段に
記憶されたそれぞれの画像を表わすインデックス画像を
外部機器のWebブラウザに表示するためのWebペー
ジを前記マークアップ言語によって記述するスクリプト
生成機能を有し、外部機器でのそれぞれのインデックス
画像の選択に基づいて、選択されたインデックス画像に
リンクされたそれぞれの元画像の画像データを転送して
表示させるとよい。
【0010】この場合、転送手段のサーバ機能は、We
bページを記述するためのファイルを通信手段を介して
外部機器から受けて、これにインデックス画像を表示す
る際のタグを生成して外部機器に返送するとよい。
bページを記述するためのファイルを通信手段を介して
外部機器から受けて、これにインデックス画像を表示す
る際のタグを生成して外部機器に返送するとよい。
【0011】また、転送手段は、Webページに表示す
るインデックス画像の画像データを記憶手段に記憶した
元画像の画像データに基づいて生成するデータ処理手段
を含むとよい。
るインデックス画像の画像データを記憶手段に記憶した
元画像の画像データに基づいて生成するデータ処理手段
を含むとよい。
【0012】また、サーバ機能は、前記記憶手段に記憶
された画像データに基づいて生成したWebページを外
部機器に転送しつつ表示させるWWWサーバであるとよ
い。
された画像データに基づいて生成したWebページを外
部機器に転送しつつ表示させるWWWサーバであるとよ
い。
【0013】また、サーバ機能は、前記記憶手段に記憶
された画像データをそれぞれのファイル毎に一括して転
送するFTPサーバでもよい。
された画像データをそれぞれのファイル毎に一括して転
送するFTPサーバでもよい。
【0014】また、カメラは、記憶手段に記録した画像
データにより表わされる画像を再生して表示する再生手
段と、記憶手段に記憶された画像データを転送手段によ
り転送するか否かを再生手段により再生して表示した画
像の中から選択して指定する転送画像指定手段とを含む
とよい。
データにより表わされる画像を再生して表示する再生手
段と、記憶手段に記憶された画像データを転送手段によ
り転送するか否かを再生手段により再生して表示した画
像の中から選択して指定する転送画像指定手段とを含む
とよい。
【0015】転送画像指定手段は、転送手段により外部
機器に転送する画像データにて表わされる画像のうち、
所定の画像の向きを回転する画像回転機能を含むとよ
い。
機器に転送する画像データにて表わされる画像のうち、
所定の画像の向きを回転する画像回転機能を含むとよ
い。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
によるディジタルカメラの一実施例を詳細に説明する。
図1には、本発明におけるディジタルカメラの一実施例
が示されている。本実施例におけるディジタルカメラ10
は、たとえばメモリカードなどの記録メディア100に、
撮像した被写界像をディジタルの画像データとして記録
する撮像装置であり、本実施例では、たとえば図2また
は図3に示すように、インターネットあるいはLAN等の
ネットワークに接続されたパーソナルコンピュータ20に
通信ケーブル30を介して着脱自在に接続されて、あらか
じめ撮像して記録メディア100に記録された画像データ
を供給する画像供給装置である。特に、本実施例のディ
ジタルカメラ10は、画像データを転送する際に、パーソ
ナルコンピュータ20との間の通信をTCP/IP(Transmissio
n Control Protocol/Internet Protocol)インタフェー
スにより設定して、そのインタフェースを介して、たと
えばHTML(Hyper Text Markup Language)等のマークアッ
プ言語により作成されたファイルを転送するWWW(World
Wide Web)サーバ機能を有する転送手段を含み、記録メ
ディア100の内容をHTML形式のファイルとして生成して
転送する。
によるディジタルカメラの一実施例を詳細に説明する。
図1には、本発明におけるディジタルカメラの一実施例
が示されている。本実施例におけるディジタルカメラ10
は、たとえばメモリカードなどの記録メディア100に、
撮像した被写界像をディジタルの画像データとして記録
する撮像装置であり、本実施例では、たとえば図2また
は図3に示すように、インターネットあるいはLAN等の
ネットワークに接続されたパーソナルコンピュータ20に
通信ケーブル30を介して着脱自在に接続されて、あらか
じめ撮像して記録メディア100に記録された画像データ
を供給する画像供給装置である。特に、本実施例のディ
ジタルカメラ10は、画像データを転送する際に、パーソ
ナルコンピュータ20との間の通信をTCP/IP(Transmissio
n Control Protocol/Internet Protocol)インタフェー
スにより設定して、そのインタフェースを介して、たと
えばHTML(Hyper Text Markup Language)等のマークアッ
プ言語により作成されたファイルを転送するWWW(World
Wide Web)サーバ機能を有する転送手段を含み、記録メ
ディア100の内容をHTML形式のファイルとして生成して
転送する。
【0017】より詳細には、本実施例によるディジタル
カメラ10は、たとえば、図1に示すように、撮像部102
と、アナログ−ディジタル(A/D)変換部104と、画像処理
部106と、I/O制御部108と、通信インタフェース(I/F) 1
10と、画像再生部112と、記録メディア100と、液晶表示
部114と、操作部116と、電源部118と、主制御部120とを
含む。主制御部120には、本実施例の特徴とするWWWサー
バ機能を含む転送処理システムが搭載されている。より
具体的には、撮像部102は、図示しない撮像レンズを含
む光学系を介して入射する被写界像を撮像してその画像
を表わす画像信号を出力する主回路であり、本実施例で
は、撮像素子としてCCD(Charge CoupledDevice)などの
固体撮像素子を有する。撮像部102により撮像された被
写界像を表わす画像信号はA/D変換部104を介して画像処
理部106に供給される。A/D変換部104は、撮像部102から
の画像信号をたとえば8〜10ビットのディジタル信号に
変換するA/D変換器であり、変換したディジタルの画像
データを画像処理部106に供給する。
カメラ10は、たとえば、図1に示すように、撮像部102
と、アナログ−ディジタル(A/D)変換部104と、画像処理
部106と、I/O制御部108と、通信インタフェース(I/F) 1
10と、画像再生部112と、記録メディア100と、液晶表示
部114と、操作部116と、電源部118と、主制御部120とを
含む。主制御部120には、本実施例の特徴とするWWWサー
バ機能を含む転送処理システムが搭載されている。より
具体的には、撮像部102は、図示しない撮像レンズを含
む光学系を介して入射する被写界像を撮像してその画像
を表わす画像信号を出力する主回路であり、本実施例で
は、撮像素子としてCCD(Charge CoupledDevice)などの
固体撮像素子を有する。撮像部102により撮像された被
写界像を表わす画像信号はA/D変換部104を介して画像処
理部106に供給される。A/D変換部104は、撮像部102から
の画像信号をたとえば8〜10ビットのディジタル信号に
変換するA/D変換器であり、変換したディジタルの画像
データを画像処理部106に供給する。
【0018】画像処理部106は、主制御部120の制御の下
に、撮像した画像データをRGB形式からYC形式のデータ
に変換するマトリクス演算、画像データの圧縮および伸
張あるいはフィルタリングなどの画像処理を実行する処
理回路であり、特に本実施例では、パーソナルコンピュ
ータなどの外部機器へのデータ転送の際に、主制御部12
0の転送処理システムと協調して、元画像より小となっ
て表示されるインデックス画像、いわゆるサムネイル画
像データを縮小処理により生成し、また、外部機器での
表示に適した、たとえばVGAサイズの画像など、元画像
とは画像サイズが異なる画像データを生成する機能を有
する。撮像されて圧縮処理などが施された画像データ
は、記録メディア100に記録されて、また撮影中の画像
は画像再生部112を介して液晶表示部114に表示される。
転送の際に生成したインデックス画像あるいは所望の解
像度の画像データはWWWサーバ202に供給される。
に、撮像した画像データをRGB形式からYC形式のデータ
に変換するマトリクス演算、画像データの圧縮および伸
張あるいはフィルタリングなどの画像処理を実行する処
理回路であり、特に本実施例では、パーソナルコンピュ
ータなどの外部機器へのデータ転送の際に、主制御部12
0の転送処理システムと協調して、元画像より小となっ
て表示されるインデックス画像、いわゆるサムネイル画
像データを縮小処理により生成し、また、外部機器での
表示に適した、たとえばVGAサイズの画像など、元画像
とは画像サイズが異なる画像データを生成する機能を有
する。撮像されて圧縮処理などが施された画像データ
は、記録メディア100に記録されて、また撮影中の画像
は画像再生部112を介して液晶表示部114に表示される。
転送の際に生成したインデックス画像あるいは所望の解
像度の画像データはWWWサーバ202に供給される。
【0019】本実施例において記録メディア100は、ス
タティックRAM(SRAM)またはEEPROM(電気的に消去書込
み可能なプログラマブルROM)などの半導体メモリが搭載
されたカード状の記録媒体であり、本カメラ10に着脱可
能に形成されている。本実施例では、メモリの容量を考
慮して画像処理部106にて圧縮された画像データが有利
に記録されて、もちろん十分な容量があれば非圧縮の画
像データを記録することも可能である。そのデータ管理
方式としては、たとえばファイルアロケーションテーブ
ル(FAT)にてデータの管理を行なう方式が有利に採用さ
れている。つまりメモリ領域が所定の容量毎のクラスタ
単位に管理されて、画像データが1または複数のクラス
タにわたって記録される。その連鎖情報などをFAT およ
びディレクトリにて管理する方式である。特に、非圧縮
の画像データを記録する場合には複数のクラスタが使用
され、この方式が有利に適用される。
タティックRAM(SRAM)またはEEPROM(電気的に消去書込
み可能なプログラマブルROM)などの半導体メモリが搭載
されたカード状の記録媒体であり、本カメラ10に着脱可
能に形成されている。本実施例では、メモリの容量を考
慮して画像処理部106にて圧縮された画像データが有利
に記録されて、もちろん十分な容量があれば非圧縮の画
像データを記録することも可能である。そのデータ管理
方式としては、たとえばファイルアロケーションテーブ
ル(FAT)にてデータの管理を行なう方式が有利に採用さ
れている。つまりメモリ領域が所定の容量毎のクラスタ
単位に管理されて、画像データが1または複数のクラス
タにわたって記録される。その連鎖情報などをFAT およ
びディレクトリにて管理する方式である。特に、非圧縮
の画像データを記録する場合には複数のクラスタが使用
され、この方式が有利に適用される。
【0020】一方、I/O制御部108は、画像処理部106 に
て処理された画像データを通信インタフェース110また
は外部表示装置に転送する際の入出力制御を司どる制御
部であり、本実施例では、記録メディア100からの画像
データの読み出しおよび書き込みなどの制御を含む。通
信インタフェース110は、通信ケーブル30を駆動する際
のドライバを含む物理的レイヤのインタフェースであ
り、本実施例ではLANケーブルを介して転送するパケッ
トの組み立ておよび分解およびパケット転送などを制御
する。ちなみに、本実施例では、有線の通信ケーブル30
を用いた通信方式であるが、赤外線または電磁波を用い
た無線方式のものであってもよい。
て処理された画像データを通信インタフェース110また
は外部表示装置に転送する際の入出力制御を司どる制御
部であり、本実施例では、記録メディア100からの画像
データの読み出しおよび書き込みなどの制御を含む。通
信インタフェース110は、通信ケーブル30を駆動する際
のドライバを含む物理的レイヤのインタフェースであ
り、本実施例ではLANケーブルを介して転送するパケッ
トの組み立ておよび分解およびパケット転送などを制御
する。ちなみに、本実施例では、有線の通信ケーブル30
を用いた通信方式であるが、赤外線または電磁波を用い
た無線方式のものであってもよい。
【0021】他方、画像再生部112は、液晶表示部114を
駆動して撮影中の画像または記録メディア100から読み
出された画像を表示させる表示制御回路であり、本実施
例では、撮影の際の各種設定画面あるいは記録メディア
100からの画像選択を行なうための選択画面を形成する
選択画像などを、主制御部120を介して接続された操作
部116への操作に応動して液晶表示部114に表示させる。
特に、画像転送の際に、いずれの画像を転送するか否か
を表示した画像の中から選択して指定することができ、
また、縦位置撮影の画像を90度回転処理して転送させる
指定を行なうことができ、これらの場合などに、それら
を指定するための選択画像を表示させる。選択画像によ
り指定された指定情報は主制御部120に供給される。液
晶表示部114は、画像再生部112を介して供給される画像
および各種設定画面などが表示されるLCD(Liquid Cryst
al Display) 装置であり、カメラ10の背面側などの所定
個所に操作部116のそれぞれのボタン類に隣接して設け
られている。
駆動して撮影中の画像または記録メディア100から読み
出された画像を表示させる表示制御回路であり、本実施
例では、撮影の際の各種設定画面あるいは記録メディア
100からの画像選択を行なうための選択画面を形成する
選択画像などを、主制御部120を介して接続された操作
部116への操作に応動して液晶表示部114に表示させる。
特に、画像転送の際に、いずれの画像を転送するか否か
を表示した画像の中から選択して指定することができ、
また、縦位置撮影の画像を90度回転処理して転送させる
指定を行なうことができ、これらの場合などに、それら
を指定するための選択画像を表示させる。選択画像によ
り指定された指定情報は主制御部120に供給される。液
晶表示部114は、画像再生部112を介して供給される画像
および各種設定画面などが表示されるLCD(Liquid Cryst
al Display) 装置であり、カメラ10の背面側などの所定
個所に操作部116のそれぞれのボタン類に隣接して設け
られている。
【0022】操作部116は、レリーズボタン、操作ダイ
ヤル、メニューボタン、表示切替および電源スイッチな
どの各種ボタンおよびスイッチ類を含み、それぞれの操
作を検出して主制御部120に供給する部位である。特
に、本実施例では、初期設定の際にIPアドレスを設定す
るセットボタン、その数値を歩進または後退させる+/
−ボタンあるいは画像転送の際に転送不可とする画像を
選択または縦位置撮影の画像の方向を指定する指定ボタ
ン等を含む。それぞれの設定画面にて複数のボタンを併
用して所望の操作を行ない、有利には液晶画面での所望
の位置を指定するポインティングデバイスなどを接続す
るようにしてもよい。また、電源部118は、各部に所望
の電源を供給する電源回路であり、充電可能な電池ある
いは電源アダプタ等を接続する部位を含む。
ヤル、メニューボタン、表示切替および電源スイッチな
どの各種ボタンおよびスイッチ類を含み、それぞれの操
作を検出して主制御部120に供給する部位である。特
に、本実施例では、初期設定の際にIPアドレスを設定す
るセットボタン、その数値を歩進または後退させる+/
−ボタンあるいは画像転送の際に転送不可とする画像を
選択または縦位置撮影の画像の方向を指定する指定ボタ
ン等を含む。それぞれの設定画面にて複数のボタンを併
用して所望の操作を行ない、有利には液晶画面での所望
の位置を指定するポインティングデバイスなどを接続す
るようにしてもよい。また、電源部118は、各部に所望
の電源を供給する電源回路であり、充電可能な電池ある
いは電源アダプタ等を接続する部位を含む。
【0023】主制御部120は、上記各部を制御して被写
界の撮影から記録メディア100への記録、またその読出
しおよびデータ転送などの制御を司どる主制御回路であ
り、本実施例では、たとえばRISC(Reduced Instruction
Set Computer)プロセッサなどの高速動作のプロセッサ
が有利に適用されている。さらに、その制御プログラム
および各種制御データは、機能追加あるいは記録方式の
変更に対応して書き替え可能なEEPROMなどに格納されて
いる。特に、本実施例では、同図に示すように、Webサ
ーバ機能部200と、ファイル管理部206と、データ処理部
208と、TCP/IPインタフェース210とを含む転送処理シス
テムが形成されて、撮像して記録メディア100に記録さ
れた画像データを外部に転送する。これら転送処理シス
テムの各部を含む主制御部120のソフトウェア構成が図
4に示されている。すなわち、TCP/IPインタフェース21
0 によるTCP/IP通信およびI/O制御部108による記録メデ
ィア100からの入出力制御を基本層として、第2層にフ
ァイル管理部206によるファイルシステム管理、その上
位の第3層にWebサーバ機能部200によるサーバ機能、さ
らに上位の第4層に画像処理部106との間のデータ処理
を司どる画像処理機能、第5層に撮像制御などのシステ
ムコントロール、第6層としてスイッチ操作および情報
表示の順に階層化されている。特に、転送処理システム
について説明すると、TCP/IPインタフェース210は、通
信インタフェース110の上位層の制御を司どる制御イン
タフェースであり、本実施例では、パーソナルコンピュ
ータ20との間を通信ケーブル30を介して転送するデータ
をTCP/IPプロトコルに従って処理する部位である。ここ
では、自装置の識別番号を32ビットの整数にて表わす、
たとえば"123.456.78.90"などの3個のピリオドにより
区切られた数字で表わされるIPアドレスと、同様にたと
えば"255.255.255.128"などのサブネットマスクをあら
かじめ設定しておく。
界の撮影から記録メディア100への記録、またその読出
しおよびデータ転送などの制御を司どる主制御回路であ
り、本実施例では、たとえばRISC(Reduced Instruction
Set Computer)プロセッサなどの高速動作のプロセッサ
が有利に適用されている。さらに、その制御プログラム
および各種制御データは、機能追加あるいは記録方式の
変更に対応して書き替え可能なEEPROMなどに格納されて
いる。特に、本実施例では、同図に示すように、Webサ
ーバ機能部200と、ファイル管理部206と、データ処理部
208と、TCP/IPインタフェース210とを含む転送処理シス
テムが形成されて、撮像して記録メディア100に記録さ
れた画像データを外部に転送する。これら転送処理シス
テムの各部を含む主制御部120のソフトウェア構成が図
4に示されている。すなわち、TCP/IPインタフェース21
0 によるTCP/IP通信およびI/O制御部108による記録メデ
ィア100からの入出力制御を基本層として、第2層にフ
ァイル管理部206によるファイルシステム管理、その上
位の第3層にWebサーバ機能部200によるサーバ機能、さ
らに上位の第4層に画像処理部106との間のデータ処理
を司どる画像処理機能、第5層に撮像制御などのシステ
ムコントロール、第6層としてスイッチ操作および情報
表示の順に階層化されている。特に、転送処理システム
について説明すると、TCP/IPインタフェース210は、通
信インタフェース110の上位層の制御を司どる制御イン
タフェースであり、本実施例では、パーソナルコンピュ
ータ20との間を通信ケーブル30を介して転送するデータ
をTCP/IPプロトコルに従って処理する部位である。ここ
では、自装置の識別番号を32ビットの整数にて表わす、
たとえば"123.456.78.90"などの3個のピリオドにより
区切られた数字で表わされるIPアドレスと、同様にたと
えば"255.255.255.128"などのサブネットマスクをあら
かじめ設定しておく。
【0024】一方、ファイル管理部206は、記録メディ
ア110での画像データの記録状態を管理するデータ管理
部であり、本実施例では、画像データ転送の際にその管
理ファイルをWebサーバ機能部200に供給し、転送不可に
指定した画像データを除く必要な画像データを記録メデ
ィア100から読み出してデータ処理部208を介してWebサ
ーバ機能部200に供給するメディア制御部である。デー
タ処理部208は、データ転送の際にファイル管理部206か
ら受けた画像データを画像処理部106を介して所定の処
理を施してWebサーバ機能部200に転送する部位であり、
たとえば本実施例では、それぞれの画像のインデックス
画像の生成、必要であれば解像度の変更、さらに縦位置
撮影画像の回転などの処理を含む。処理した画像データ
は、Webサーバ機能部200のWWWサーバ202に転送するとと
もに、記録メディア100に元画像に関連して記録してお
いてもよい。特に、インデックス画像はあらかじめ撮像
時などに生成して記録しておくと有利である。
ア110での画像データの記録状態を管理するデータ管理
部であり、本実施例では、画像データ転送の際にその管
理ファイルをWebサーバ機能部200に供給し、転送不可に
指定した画像データを除く必要な画像データを記録メデ
ィア100から読み出してデータ処理部208を介してWebサ
ーバ機能部200に供給するメディア制御部である。デー
タ処理部208は、データ転送の際にファイル管理部206か
ら受けた画像データを画像処理部106を介して所定の処
理を施してWebサーバ機能部200に転送する部位であり、
たとえば本実施例では、それぞれの画像のインデックス
画像の生成、必要であれば解像度の変更、さらに縦位置
撮影画像の回転などの処理を含む。処理した画像データ
は、Webサーバ機能部200のWWWサーバ202に転送するとと
もに、記録メディア100に元画像に関連して記録してお
いてもよい。特に、インデックス画像はあらかじめ撮像
時などに生成して記録しておくと有利である。
【0025】Webサーバ機能部200は、転送処理システム
の主要処理部であり、図1に示すように、スクリプト生
成部204と、WWWサーバ202とを含む。スクリプト生成部2
04は、画像転送の際に、ファイル管理部206から与えら
れる管理データに基づいて、接続される相手機器のブラ
ウザ上にWebページを表示するためのHTMLファイルを生
成する機能部である。図6に示すような4個のインデッ
クス画像を含む画面を形成するHTMLファイルの記述例を
図5に示す。
の主要処理部であり、図1に示すように、スクリプト生
成部204と、WWWサーバ202とを含む。スクリプト生成部2
04は、画像転送の際に、ファイル管理部206から与えら
れる管理データに基づいて、接続される相手機器のブラ
ウザ上にWebページを表示するためのHTMLファイルを生
成する機能部である。図6に示すような4個のインデッ
クス画像を含む画面を形成するHTMLファイルの記述例を
図5に示す。
【0026】図示の記述例において、特定部分について
は下線を付して示している。この下線部位がスクリプト
生成部204により生成される個所である。また、表示サ
イズを指定する幅("WIDTH=")および高さ("HEIGHT=")
は、ファイル管理部206からの管理データに基づいて所
定の計算により導かれる。この例では、縦位置撮影によ
る画像を回転処理して表示することを考慮して、画像フ
ァイルに対する上下の余白を指定する属性("VSPACE=","
HSPACE=")を記述している。その他の部分は定型句とし
てあらかじめプログラミングされてEEPROMに記憶されて
いる。"<HEAD>"タグおよび"</HEAD>"タグにより囲まれ
る部位は、Webページのヘッダを表わし、その内容およ
び表示位置など文書情報を表わす。"<P>"タグ、"<TABLE
>"タグ以下の部位がそれぞれのインデックス画像と元画
像とのリンクを含むインデックス画像の表示位置などを
表わす。つまり、上記例では、図6に示す記述単位を必
要な画像のコマ数分繰り返すことにより、図8に示すよ
うに複数のインデックス画像が横方向に並んで表示され
る。
は下線を付して示している。この下線部位がスクリプト
生成部204により生成される個所である。また、表示サ
イズを指定する幅("WIDTH=")および高さ("HEIGHT=")
は、ファイル管理部206からの管理データに基づいて所
定の計算により導かれる。この例では、縦位置撮影によ
る画像を回転処理して表示することを考慮して、画像フ
ァイルに対する上下の余白を指定する属性("VSPACE=","
HSPACE=")を記述している。その他の部分は定型句とし
てあらかじめプログラミングされてEEPROMに記憶されて
いる。"<HEAD>"タグおよび"</HEAD>"タグにより囲まれ
る部位は、Webページのヘッダを表わし、その内容およ
び表示位置など文書情報を表わす。"<P>"タグ、"<TABLE
>"タグ以下の部位がそれぞれのインデックス画像と元画
像とのリンクを含むインデックス画像の表示位置などを
表わす。つまり、上記例では、図6に示す記述単位を必
要な画像のコマ数分繰り返すことにより、図8に示すよ
うに複数のインデックス画像が横方向に並んで表示され
る。
【0027】また、図6に示した記述単位において"<TD
>"タグ間を"<TR>"タグおよび"</TR>"タグで挟むことに
より、縦のカラムが積み重なるように表示される。生成
したHTMLファイルは、WWWサーバ202 に供給される。
>"タグ間を"<TR>"タグおよび"</TR>"タグで挟むことに
より、縦のカラムが積み重なるように表示される。生成
したHTMLファイルは、WWWサーバ202 に供給される。
【0028】WWWサーバ202は、TCP/IPインタフェース21
0を介してアクセスするパーソナルコンピュータ20のブ
ラウザにHTML形式のWebページを表示しつつ所望の画像
データを転送するサーバであり、本実施例では、スクリ
プト生成部204 からのHTMLファイルにデータ処理部206
からの画像データを関連付けて公開する。たとえば本実
施例によるWWWサーバ202でのディレクトリ構成が図7に
示されている。すなわち、ルートディレクトリにスクリ
プト生成部204 からのHTMLファイルが書き込まれ、これ
に関連付けたサブディレクトリとして元画像の画像デー
タの格納ディレクトリ"\photo"およびインデックス画像
の格納ディレクトリ"\thumbnails"が位置付けられる。
この場合、たとえば、図8に示すインデックス画像の一
覧が表示され、そのうちたとえば2番目のインデックス
画像をクリックすることにより、図9に示すように元画
像のデータが読み出されて転送されて、表示されるよう
になっている。また、本実施例では、WWWサーバ202のUR
L(Uniform Resource Locator)として、たとえばIPアド
レスに用いた識別番号が設定される。
0を介してアクセスするパーソナルコンピュータ20のブ
ラウザにHTML形式のWebページを表示しつつ所望の画像
データを転送するサーバであり、本実施例では、スクリ
プト生成部204 からのHTMLファイルにデータ処理部206
からの画像データを関連付けて公開する。たとえば本実
施例によるWWWサーバ202でのディレクトリ構成が図7に
示されている。すなわち、ルートディレクトリにスクリ
プト生成部204 からのHTMLファイルが書き込まれ、これ
に関連付けたサブディレクトリとして元画像の画像デー
タの格納ディレクトリ"\photo"およびインデックス画像
の格納ディレクトリ"\thumbnails"が位置付けられる。
この場合、たとえば、図8に示すインデックス画像の一
覧が表示され、そのうちたとえば2番目のインデックス
画像をクリックすることにより、図9に示すように元画
像のデータが読み出されて転送されて、表示されるよう
になっている。また、本実施例では、WWWサーバ202のUR
L(Uniform Resource Locator)として、たとえばIPアド
レスに用いた識別番号が設定される。
【0029】以上のような構成において、本実施例によ
るディジタルカメラの動作を図10〜図12を参照して説明
すると、まず、購入時あるいは最初の画像転送の前に、
たとえば図10に示すように、カメラ10にTCP/IPアドレス
を設定しておく。すなわち、カメラ10の電源をオンとし
てステップS10においてIPアドレスのセットボタンを押
すと、液晶画面にIPアドレスの登録画面が表示される。
次に、ステップS12において、その画面表示に従って+
/−ボタンを操作して所定のIPアドレス、たとえば"12
3.456.78.90"を入力して、その入力が終了すると、ステ
ップS14において再度IPアドレスのセットボタンを押下
する。これにより、IPアドレスがセットされ、続いてサ
ブネットマスクの入力画面が表示される。次に、ステッ
プS16では、+/−ボタンを操作してサブネットマスク
のアドレス、たとえば"255.255.255.128"を入力し、そ
の入力が終了するとこれらアドレスがEEPROMに記憶され
る。次いでステップS18において一旦電源スイッチをオ
フとした後、ステップS20において再び電源がオンされ
ると、ステップS22に移ってTCP/IPインタフェース210に
IPアドレスおよびサブネットマスクのアドレスが設定さ
れ、その際、WWWサーバ202のURLが設定される。
るディジタルカメラの動作を図10〜図12を参照して説明
すると、まず、購入時あるいは最初の画像転送の前に、
たとえば図10に示すように、カメラ10にTCP/IPアドレス
を設定しておく。すなわち、カメラ10の電源をオンとし
てステップS10においてIPアドレスのセットボタンを押
すと、液晶画面にIPアドレスの登録画面が表示される。
次に、ステップS12において、その画面表示に従って+
/−ボタンを操作して所定のIPアドレス、たとえば"12
3.456.78.90"を入力して、その入力が終了すると、ステ
ップS14において再度IPアドレスのセットボタンを押下
する。これにより、IPアドレスがセットされ、続いてサ
ブネットマスクの入力画面が表示される。次に、ステッ
プS16では、+/−ボタンを操作してサブネットマスク
のアドレス、たとえば"255.255.255.128"を入力し、そ
の入力が終了するとこれらアドレスがEEPROMに記憶され
る。次いでステップS18において一旦電源スイッチをオ
フとした後、ステップS20において再び電源がオンされ
ると、ステップS22に移ってTCP/IPインタフェース210に
IPアドレスおよびサブネットマスクのアドレスが設定さ
れ、その際、WWWサーバ202のURLが設定される。
【0030】次に、パーソナルコンピュータ20に転送す
る画像を記録していない場合は、通常のカメラと同様に
所望の被写界像を撮影して記録メディア100に所望の画
像を表わす画像データを記録する。記録メディア100 に
所望の画像を記録すると、たとえば図11に示すように、
まず、ステップS24 においてパーソナルコンピュータ20
と所望の画像を記録したディジタルカメラ10を通信ケー
ブル30により接続する。次いで、ステップS26において
カメラ10のモードボタンを操作してカメラ10をサーバモ
ードに切り替える。次に、ステップS28において、パー
ソナルコンピュータ20のWWWブラウザを立ち上げて、そ
のブラウザにてカメラ10のURLたとえば"http://123.45
6.78.90"を入力して、カメラ10のWWWサーバ202にアクセ
スする。
る画像を記録していない場合は、通常のカメラと同様に
所望の被写界像を撮影して記録メディア100に所望の画
像を表わす画像データを記録する。記録メディア100 に
所望の画像を記録すると、たとえば図11に示すように、
まず、ステップS24 においてパーソナルコンピュータ20
と所望の画像を記録したディジタルカメラ10を通信ケー
ブル30により接続する。次いで、ステップS26において
カメラ10のモードボタンを操作してカメラ10をサーバモ
ードに切り替える。次に、ステップS28において、パー
ソナルコンピュータ20のWWWブラウザを立ち上げて、そ
のブラウザにてカメラ10のURLたとえば"http://123.45
6.78.90"を入力して、カメラ10のWWWサーバ202にアクセ
スする。
【0031】次に、図12に移って、そのステップS32に
おいてWWWサーバ202が呼び出されると、WWWサーバ202
は、ステップS34においてファイル管理部206を起動して
記録メディア100の記録状態をサーチする。サーチした
結果は、ファイル管理部206から管理データとしてスク
リプト生成部204に供給される。次いで、スクリプト生
成部204では、ステップS36において、管理データからそ
れぞれの画像のファイル名を取得してステップS38に移
り、ここでhtmlタグを生成して、上述したようなHTMLフ
ァイルを記述する。その際、それぞれの画像を表わす画
像データは、データ処理部208を介して画像処理部106に
より所定の処理が施されて、WWWサーバ202に供給され
る。次に、ステップS40において、転送可能なすべての
画像データについてタグを付与したテーブルの生成処理
が終了したか否かが判定されて、処理が終了していなけ
れば、ステップS34に戻り、再びステップS34〜ステップ
S40を各画像について繰り返す。ステップS40において、
転送可能なすべての画像について処理が終了すると、ス
テップS42に進み、画像ファイル名以外の他のタグが生
成されて、HTMLファイルに追加される。これにより、図
5に示したようなHTMLファイル、つまり図8に示すイン
デックス画像の一覧を形成するHTMLファイル"Catalog.h
tm" 500が生成されて、一旦記憶保持される。生成され
たHTMLファイル"Catalog.htm" 500はWWWサーバ202に供
給される。なお、生成されたHTMLファイルを記録メディ
ア100に記録保存してもよい。
おいてWWWサーバ202が呼び出されると、WWWサーバ202
は、ステップS34においてファイル管理部206を起動して
記録メディア100の記録状態をサーチする。サーチした
結果は、ファイル管理部206から管理データとしてスク
リプト生成部204に供給される。次いで、スクリプト生
成部204では、ステップS36において、管理データからそ
れぞれの画像のファイル名を取得してステップS38に移
り、ここでhtmlタグを生成して、上述したようなHTMLフ
ァイルを記述する。その際、それぞれの画像を表わす画
像データは、データ処理部208を介して画像処理部106に
より所定の処理が施されて、WWWサーバ202に供給され
る。次に、ステップS40において、転送可能なすべての
画像データについてタグを付与したテーブルの生成処理
が終了したか否かが判定されて、処理が終了していなけ
れば、ステップS34に戻り、再びステップS34〜ステップ
S40を各画像について繰り返す。ステップS40において、
転送可能なすべての画像について処理が終了すると、ス
テップS42に進み、画像ファイル名以外の他のタグが生
成されて、HTMLファイルに追加される。これにより、図
5に示したようなHTMLファイル、つまり図8に示すイン
デックス画像の一覧を形成するHTMLファイル"Catalog.h
tm" 500が生成されて、一旦記憶保持される。生成され
たHTMLファイル"Catalog.htm" 500はWWWサーバ202に供
給される。なお、生成されたHTMLファイルを記録メディ
ア100に記録保存してもよい。
【0032】次に、WWWサーバ202は、スクリプト生成部
204からの"Catalog.htm" 500と、その記述による画像フ
ァイルとを関連付けて、まず、ステップS42において"Ca
talog.htm" 500をパーソナルコンピュータ20に送り、さ
らに、ステップS44において、そのページに表示される
複数のインデックス画像データ、つまりサムネイル画像
のファイル"dscfXXXX_s.jpg,..."を転送する。この結
果、たとえば図8に示すように、インデックス画像の一
覧がパーソナルコンピュータ20のブラウザにWebページ
として表示される。次に、インデックス画像が表示され
たパーソナルコンピュータ20では、それらインデックス
画像の中から所望の画像を選択すると、図12のステップ
S48において、その選択情報がカメラ側に送られる。た
とえば、図8において左から2番目のインデックス画像
にカーソルが合わせられて、さらにクリックされると、
そのサムネイル画像に対応する画像ファイル"dscf0006.
jpg"を指定する転送要求がパーソナルコンピュータから
カメラ10に送信される。次いで、転送要求を受けたカメ
ラ10では、ステップS50において、転送要求があった画
像ファイル"dscf0006.jpg"を記録メディア100から読み
出して、これをパーソナルコンピュータ20に転送する。
この結果、パーソナルコンピュータ20に、転送された画
像ファイルが保存されて、たとえば図9に示すように、
その画像データにより表わす画像が表示される。以下同
様に図8に示す画像一覧において所望の画像を選択する
と、ステップS48,S50が繰り返されて、それぞれの画像
を表わす画像データがカメラ10からパーソナルコンピュ
ータ20に転送されて保存される。
204からの"Catalog.htm" 500と、その記述による画像フ
ァイルとを関連付けて、まず、ステップS42において"Ca
talog.htm" 500をパーソナルコンピュータ20に送り、さ
らに、ステップS44において、そのページに表示される
複数のインデックス画像データ、つまりサムネイル画像
のファイル"dscfXXXX_s.jpg,..."を転送する。この結
果、たとえば図8に示すように、インデックス画像の一
覧がパーソナルコンピュータ20のブラウザにWebページ
として表示される。次に、インデックス画像が表示され
たパーソナルコンピュータ20では、それらインデックス
画像の中から所望の画像を選択すると、図12のステップ
S48において、その選択情報がカメラ側に送られる。た
とえば、図8において左から2番目のインデックス画像
にカーソルが合わせられて、さらにクリックされると、
そのサムネイル画像に対応する画像ファイル"dscf0006.
jpg"を指定する転送要求がパーソナルコンピュータから
カメラ10に送信される。次いで、転送要求を受けたカメ
ラ10では、ステップS50において、転送要求があった画
像ファイル"dscf0006.jpg"を記録メディア100から読み
出して、これをパーソナルコンピュータ20に転送する。
この結果、パーソナルコンピュータ20に、転送された画
像ファイルが保存されて、たとえば図9に示すように、
その画像データにより表わす画像が表示される。以下同
様に図8に示す画像一覧において所望の画像を選択する
と、ステップS48,S50が繰り返されて、それぞれの画像
を表わす画像データがカメラ10からパーソナルコンピュ
ータ20に転送されて保存される。
【0033】以上のように本実施例のディジタルカメラ
10によれば、撮影した画像を表わす画像データを記録し
た記録メディア100の内容をHTMLファイルとして記述し
て、これをTCP/IPプロトコルによる通信を介してパーソ
ナルコンピュータ20に送って、そのHTMLファイルにより
指定されるサムネイル画像をパーソナルコンピュータ20
のブラウザに表示して、その表示画面から所望の画像を
選択して、その画像ファイルを転送するので、パーソナ
ルコンピュータ20にてカメラに応じた転送用のアプリケ
ーションを用意することなく、WWWブラウザによってカ
メラ10からの画像データを受けることができる。パーソ
ナルコンピュータ20に転送された画像データを含むHTML
ファイルは、たとえばブラウザ等に用意された編集機能
などによりそれぞれの画像に関するコメント文字などを
追加することができる。たとえば、図8に示すインデッ
クス画像の一覧を目次として、それぞれの画像にリンク
したホームページとして用いることができる。作成した
ホームページは、インターネットあるいはLAN などにネ
ットワーク接続されている他のコンピュータに公開する
ことができる。
10によれば、撮影した画像を表わす画像データを記録し
た記録メディア100の内容をHTMLファイルとして記述し
て、これをTCP/IPプロトコルによる通信を介してパーソ
ナルコンピュータ20に送って、そのHTMLファイルにより
指定されるサムネイル画像をパーソナルコンピュータ20
のブラウザに表示して、その表示画面から所望の画像を
選択して、その画像ファイルを転送するので、パーソナ
ルコンピュータ20にてカメラに応じた転送用のアプリケ
ーションを用意することなく、WWWブラウザによってカ
メラ10からの画像データを受けることができる。パーソ
ナルコンピュータ20に転送された画像データを含むHTML
ファイルは、たとえばブラウザ等に用意された編集機能
などによりそれぞれの画像に関するコメント文字などを
追加することができる。たとえば、図8に示すインデッ
クス画像の一覧を目次として、それぞれの画像にリンク
したホームページとして用いることができる。作成した
ホームページは、インターネットあるいはLAN などにネ
ットワーク接続されている他のコンピュータに公開する
ことができる。
【0034】図15〜図16には、本実施例によるディジタ
ルカメラ10の効果を説明するための比較例のソフトウェ
ア構成およびそのフローチャートが示されている。図15
に示すようにこの比較例では、本実施例におけるディジ
タルカメラ10の特徴とするWWWサーバ202を含む転送処理
システムが搭載されておらず、パーソナルコンピュータ
側に専用のアプリケーションプログラムをあらかじめ搭
載しておく必要がある。このため、図16および図17に示
すように、そのステップS102〜S120において転送用のア
プリケーションプログラムによりカメラにアクセスし
て、それぞれの画像データを転送し、転送が終了する
と、ステップS124において一旦転送用のアプリケーショ
ンプログラムを終了する。その後、ステップS126におい
てホームページ作成用のアプリケーションを起動して、
そこで保存した画像を読み出してホームページを作成
し、ステップS130にてWWWサーバソフトの公開ディレク
トリにすることになる。つまり、比較例では、少なくと
も異なる2つのアプリケーションを立ち上げてホームペ
ージを作成しなければならない。本実施例では上述した
ようにパーソナルコンピュータ20においてWWWブラウザ
を立ち上げて、カメラ10からの画像データを受け、その
まま画像データに関する指定およびリンクを規定するHT
MLファイル自動生成されて、そのTHMLファイルと画像デ
ータ群とがパーソナルコンピュータに転送され、パーソ
ナルコンピュータでは、受信したHTMLファイルにより、
サムネイル画像をブラウザ上に一覧表示し、また、その
元画像を表示および保存することができる。さらにWWW
ブラウザの編集機能によりHTMLファイルの記述内容にさ
らに編集を加えたりすることも可能である。
ルカメラ10の効果を説明するための比較例のソフトウェ
ア構成およびそのフローチャートが示されている。図15
に示すようにこの比較例では、本実施例におけるディジ
タルカメラ10の特徴とするWWWサーバ202を含む転送処理
システムが搭載されておらず、パーソナルコンピュータ
側に専用のアプリケーションプログラムをあらかじめ搭
載しておく必要がある。このため、図16および図17に示
すように、そのステップS102〜S120において転送用のア
プリケーションプログラムによりカメラにアクセスし
て、それぞれの画像データを転送し、転送が終了する
と、ステップS124において一旦転送用のアプリケーショ
ンプログラムを終了する。その後、ステップS126におい
てホームページ作成用のアプリケーションを起動して、
そこで保存した画像を読み出してホームページを作成
し、ステップS130にてWWWサーバソフトの公開ディレク
トリにすることになる。つまり、比較例では、少なくと
も異なる2つのアプリケーションを立ち上げてホームペ
ージを作成しなければならない。本実施例では上述した
ようにパーソナルコンピュータ20においてWWWブラウザ
を立ち上げて、カメラ10からの画像データを受け、その
まま画像データに関する指定およびリンクを規定するHT
MLファイル自動生成されて、そのTHMLファイルと画像デ
ータ群とがパーソナルコンピュータに転送され、パーソ
ナルコンピュータでは、受信したHTMLファイルにより、
サムネイル画像をブラウザ上に一覧表示し、また、その
元画像を表示および保存することができる。さらにWWW
ブラウザの編集機能によりHTMLファイルの記述内容にさ
らに編集を加えたりすることも可能である。
【0035】なお、上記実施例では、カメラ10の転送処
理システムのサーバ機能としてWWWサーバ202を適用した
場合を例に挙げて説明したが、本発明では、WWWサーバ
の代わりにFTP(File Transfer Protocol) サーバを適用
してもよい。この場合は、スクリプト生成部204にてHTM
Lファイルを生成して、生成したHTMLファイルとこれに
関連付けた画像データとを、パーソナルコンピュータか
らの転送要求に応じて一括してパーソナルコンピュータ
に転送する。つまり、パーソナルコンピュータ側では、
インデックス画像などの内容を表示せずに、HTMLファイ
ルと、関連する画像データとを一括して受信して記録保
存し、記録されたHTMLファイルをブラウザ上から開いて
表示させる。この場合、上記実施例と比較して高速に画
像データを転送することができる。図13には、FTPサー
バを適用した場合のソフトウェア構成が示されている。
この場合、図1に示したWWWサーバ202に代えて、もしく
は追加してFTPサーバを主制御部120に備えるとよい。
理システムのサーバ機能としてWWWサーバ202を適用した
場合を例に挙げて説明したが、本発明では、WWWサーバ
の代わりにFTP(File Transfer Protocol) サーバを適用
してもよい。この場合は、スクリプト生成部204にてHTM
Lファイルを生成して、生成したHTMLファイルとこれに
関連付けた画像データとを、パーソナルコンピュータか
らの転送要求に応じて一括してパーソナルコンピュータ
に転送する。つまり、パーソナルコンピュータ側では、
インデックス画像などの内容を表示せずに、HTMLファイ
ルと、関連する画像データとを一括して受信して記録保
存し、記録されたHTMLファイルをブラウザ上から開いて
表示させる。この場合、上記実施例と比較して高速に画
像データを転送することができる。図13には、FTPサー
バを適用した場合のソフトウェア構成が示されている。
この場合、図1に示したWWWサーバ202に代えて、もしく
は追加してFTPサーバを主制御部120に備えるとよい。
【0036】また、上記実施例では、インターネット接
続またはLAN接続したパーソナルコンピュータ20に画像
データを転送するようにしたが、本発明においては、た
とえば図14に示すように電話線を介してポイントツーポ
イントに接続したパーソナルコンピュータ間においてデ
ィジタルカメラ10から転送したHTMLファイルの画像デー
タを共有するようにしてもよい。また、上記実施例で
は、パーソナルコンピュータに通信ケーブル30を介して
画像データを転送するようにしたが、本発明において
は、HTML形式のファイルを表示可能な携帯端末などにイ
ンターネットあるいは電話回線を介して転送するように
してもよい。さらに、上記実施例では、メモリカードな
どの記録メディア100 に記録した画像データを転送する
場合を例に挙げて説明したが、本発明においては、内蔵
メモリに記録した画像データを転送するようにしてもよ
い。
続またはLAN接続したパーソナルコンピュータ20に画像
データを転送するようにしたが、本発明においては、た
とえば図14に示すように電話線を介してポイントツーポ
イントに接続したパーソナルコンピュータ間においてデ
ィジタルカメラ10から転送したHTMLファイルの画像デー
タを共有するようにしてもよい。また、上記実施例で
は、パーソナルコンピュータに通信ケーブル30を介して
画像データを転送するようにしたが、本発明において
は、HTML形式のファイルを表示可能な携帯端末などにイ
ンターネットあるいは電話回線を介して転送するように
してもよい。さらに、上記実施例では、メモリカードな
どの記録メディア100 に記録した画像データを転送する
場合を例に挙げて説明したが、本発明においては、内蔵
メモリに記録した画像データを転送するようにしてもよ
い。
【0037】また、上記実施例では、スクリプト生成部
204にて転送するHTMLファイルを生成する場合に、自装
置にあらかじめ記憶したファイルに基づいてそれぞれの
タグを追加して生成するようにしたが、本発明において
はたとえばパーソナルコンピュータ側からWebページの
基となるファイルをカメラに転送して、これにスクリプ
ト生成部204にて、画像ファイルに関連するファイル名
や各種タグを追加してHTMLファイルを再作成し、パーソ
ナルコンピュータに返送するようにしてもよい。
204にて転送するHTMLファイルを生成する場合に、自装
置にあらかじめ記憶したファイルに基づいてそれぞれの
タグを追加して生成するようにしたが、本発明において
はたとえばパーソナルコンピュータ側からWebページの
基となるファイルをカメラに転送して、これにスクリプ
ト生成部204にて、画像ファイルに関連するファイル名
や各種タグを追加してHTMLファイルを再作成し、パーソ
ナルコンピュータに返送するようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明のディジタル
カメラによれば、撮影した画像を表わす画像データを記
録した記録メディアの内容をHTMLファイルとして記述し
て、これをTCP/IPプロトコルによる通信手段を介してパ
ーソナルコンピュータなどの外部機器に送って、そのHT
MLファイルにより指定される画像を外部機器のブラウザ
に表示して、その表示画面から所望の画像を選択して、
その画像ファイルを転送するので、外部機器にてカメラ
に応じた転送用のアプリケーションを用意することな
く、外部機器のブラウザにカメラからの画像データを受
けることができる。この場合、外部機器ではカメラから
受けた画像データを含むHTMLファイルをインターネット
またはLANなどを介して共有することができ、特に、ホ
ームページなどを公開する場合に有効に処理して即座に
使用することができるなどの優れた効果を奏する。
カメラによれば、撮影した画像を表わす画像データを記
録した記録メディアの内容をHTMLファイルとして記述し
て、これをTCP/IPプロトコルによる通信手段を介してパ
ーソナルコンピュータなどの外部機器に送って、そのHT
MLファイルにより指定される画像を外部機器のブラウザ
に表示して、その表示画面から所望の画像を選択して、
その画像ファイルを転送するので、外部機器にてカメラ
に応じた転送用のアプリケーションを用意することな
く、外部機器のブラウザにカメラからの画像データを受
けることができる。この場合、外部機器ではカメラから
受けた画像データを含むHTMLファイルをインターネット
またはLANなどを介して共有することができ、特に、ホ
ームページなどを公開する場合に有効に処理して即座に
使用することができるなどの優れた効果を奏する。
【図1】本発明によるディジタルカメラの一実施例を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】図1の実施例によるディジタルカメラの接続例
を示す図である。
を示す図である。
【図3】図1の実施例によるディジタルカメラの接続例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】図1に示した実施例におけるディジタルカメラ
のソフトウェアの階層構成を示す概略図である。
のソフトウェアの階層構成を示す概略図である。
【図5】HTMLファイルの構成例を示す図である。
【図6】HTMLファイル内の画像データに関する記述単位
を示す図である。
を示す図である。
【図7】図1に示した実施例におけるディジタルカメラ
でのディレクトリ構成を示す図である。
でのディレクトリ構成を示す図である。
【図8】図1に示した実施例におけるディジタルカメラ
からパーソナルコンピュータに転送されたファイルによ
る表示例を示す図である。
からパーソナルコンピュータに転送されたファイルによ
る表示例を示す図である。
【図9】図1に示した実施例におけるディジタルカメラ
からパーソナルコンピュータに転送されたファイルによ
る表示例を示す図である。
からパーソナルコンピュータに転送されたファイルによ
る表示例を示す図である。
【図10】図1に示した実施例におけるディジタルカメ
ラの動作を説明するためのフローチャートである。
ラの動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】図1に示した実施例におけるディジタルカメ
ラの動作を説明するためのフローチャートである。
ラの動作を説明するためのフローチャートである。
【図12】図1に示した実施例におけるディジタルカメ
ラの動作を説明するためのフローチャートである。
ラの動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】本発明によるディジタルカメラの他のソフト
ウェアの概略構成例を示す階層図である。
ウェアの概略構成例を示す階層図である。
【図14】本発明によるディジタルカメラの他の使用例
を示す接続図である。
を示す接続図である。
【図15】図1の実施例によるディジタルカメラに対す
る比較例におけるソフトウェアの概略構成を示す階層図
である。
る比較例におけるソフトウェアの概略構成を示す階層図
である。
【図16】図1に示した実施例によるディジタルカメラ
に対する比較例における動作を説明するためのフローチ
ャートである。
に対する比較例における動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図17】図1に示した実施例によるディジタルカメラ
に対する比較例における動作を説明するためのフローチ
ャートである。
に対する比較例における動作を説明するためのフローチ
ャートである。
10 ディジタルカメラ 20 パーソナルコンピュータ 30 通信ケーブル 100 記録メディア 102 撮像部 104 アナログ−ディジタル(A/D)変換部 106 画像処理部 110 通信インタフェース(I/F) 112 画像再生部 200 Webサーバ機能部 202 WWWサーバ 204 スクリプト生成部
Claims (8)
- 【請求項1】 撮像した被写界像を表わす画像信号を所
定のディジタル形式の画像データに変換して出力するデ
ィジタルカメラにおいて、該カメラは、 レンズを含む光学系を介して入射した被写界像を撮像す
る撮像手段と、該撮像手段からの画像信号をディジタル
の画像データに変換する変換手段と、該変換手段により
変換された画像データに所定の処理を施す画像処理手段
と、該画像処理手段により処理した画像データを記憶す
る記憶手段と、前記撮像手段、変換手段、画像処理手段
および記憶手段を制御して撮像制御および記録制御を含
むシステム制御を司どる制御手段と、ネットワーク接続
可能な外部機器と接続して通信可能な通信手段と、前記
記憶手段に記録した画像データを前記通信手段を介して
前記外部機器に転送する転送手段であって、前記記憶手
段に記憶した画像データと該画像データをマークアップ
言語によりリンクするファイルとを前記外部機器からの
要求に応じて前記通信手段を介して前記外部機器に転送
するサーバ機能を有する転送手段とを含むことを特徴と
するディジタルカメラ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のディジタルカメラにお
いて、前記転送手段のサーバ機能は、前記記憶手段に記
憶した画像データを転送する際に、前記記憶手段に記憶
されたそれぞれの画像を表わすインデックス画像を前記
外部機器のWebブラウザに表示するためのWebペー
ジを前記マークアップ言語によって記述するスクリプト
生成機能を有し、前記外部機器でのそれぞれのインデッ
クス画像の選択に基づいて、選択されたインデックス画
像にリンクされたそれぞれの元画像の画像データを転送
して表示させることを特徴とするディジタルカメラ。 - 【請求項3】 請求項2に記載のディジタルカメラにお
いて、前記転送手段のサーバ機能は、Webページを記
述するためのファイルを前記通信手段を介して外部機器
から受けて、これにインデックス画像を表示する際のタ
グを生成して前記外部機器に返送することを特徴とする
ディジタルカメラ。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3に記載のディジ
タルカメラにおいて、前記転送手段は、Webページに
表示するインデックス画像の画像データを前記記憶手段
に記憶した元画像の画像データに基づいて生成するデー
タ処理手段を含むことを特徴とするディジタルカメラ。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
載のディジタルカメラにおいて、前記サーバ機能は、前
記記憶手段に記憶された画像データに基づいて生成した
Webページを外部機器に転送しつつ表示させるWWWサ
ーバであることを特徴とするディジタルカメラ。 - 【請求項6】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
載のディジタルカメラにおいて、前記サーバ機能は、前
記記憶手段に記憶された画像データをそれぞれのファイ
ル毎に一括して転送するFTPサーバであることを特徴と
するディジタルカメラ。 - 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかに記
載のディジタルカメラにおいて、該カメラは、前記記憶
手段に記録した画像データにより表わされる画像を再生
して表示する再生手段と、前記記憶手段に記憶された画
像データを前記転送手段により転送するか否かを前記再
生手段により再生して表示した画像の中から選択して指
定する転送画像指定手段とを含むことを特徴とするディ
ジタルカメラ。 - 【請求項8】 請求項7に記載のディジタルカメラにお
いて、前記転送画像指定手段は、前記転送手段により前
記外部機器に転送する画像データにて表わされる画像の
うち、所定の画像の向きを回転する画像回転機能を含む
ことを特徴とするディジタルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001088188A JP2002290796A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | ディジタルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001088188A JP2002290796A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | ディジタルカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002290796A true JP2002290796A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18943318
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001088188A Withdrawn JP2002290796A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | ディジタルカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002290796A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2397961A (en) * | 2002-12-06 | 2004-08-04 | Sanyo Electric Co | Digital camera that uploads images to a file server |
US7508437B2 (en) | 2003-11-06 | 2009-03-24 | Sony Corporation | Information processing apparatus and method, program recording medium, program, and picture taking apparatus |
-
2001
- 2001-03-26 JP JP2001088188A patent/JP2002290796A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2397961A (en) * | 2002-12-06 | 2004-08-04 | Sanyo Electric Co | Digital camera that uploads images to a file server |
GB2397961B (en) * | 2002-12-06 | 2005-10-12 | Sanyo Electric Co | Digital camera, method of controlling digital camera, and file server |
US7388602B2 (en) | 2002-12-06 | 2008-06-17 | Sanyo Electric Co., Ltd | Digital camera, method of controlling digital camera, and file server |
US7508437B2 (en) | 2003-11-06 | 2009-03-24 | Sony Corporation | Information processing apparatus and method, program recording medium, program, and picture taking apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080603 |