JP4054629B2 - 画像変換サーバ、画像データ処理方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents
画像変換サーバ、画像データ処理方法、記憶媒体、プログラム Download PDFInfo
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Description
本発明は、情報処理装置より原画像データを受信し、複数の管理サーバに前記原画像データより変換した画像データを転送可能な画像変換サーバの画像データ処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像データを管理するシステムにおいて、例えば特定団体の管理下にある競技等に関する写真を管理する場合、契約プロカメラマンがカメラで撮影し、契約委託元の管理団体においてネガやポジフィルムの原版を管理し、出版社や新聞社などの報道関係からの問い合わせに応じて印刷等の目的で複製させるためにフィルムの貸し出しを行うという管理形態を行っている。
【0003】
この管理形態では、写真画像データの電子化はなされていないので手作業で検索するなど不便な点を有しているが、一方では直接にネガやポジフィルムの画像が見られるため写真画像が識別し易いと言う利点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年デジタルカメラの高画質化が進み、プロカメラマンがデジタルカメラを用いて撮影を行うケースが出てきており、前述のフィルム管理システムに合わないケースが発生してきている。
【0005】
例えば、プロカメラマンがデジタルカメラで撮影した画像は、画像劣化をさせずにメモリ等に格納する画像データのサイズを減らすために、可逆圧縮の画像データ形式であることが殆どである。
【0006】
しかし、可逆圧縮方式はデジタルカメラメーカが独自に開発することが殆どで、各社独自方式に対応した専用ドライバソフトウエアがないと画像の内容を確認することが困難である。つまり、従来の管理形態では容易であった画像の内容確認が困難になっている。
【0007】
また、デジタルカメラの機種によっては、デジタルカメラの表示部上で確認可能な画像データが、可逆圧縮画像データと共に撮影時に作成されるので表示部上で確認することは可能である。よって、デジタルカメラで撮影した可逆圧縮画像データはデジタルカメラの表示部上で閲覧用に作成された画像を用いて見るか、PC上に特別なドライバソフトがなければ目視することができなかった。
【0008】
つまり、プロカメラマンがデジタルカメラで撮影した画像データをPC上で容易に目視するためには、プロカメラマンがネットワーク経由で契約元に送信する際、或いは画像データを受信した契約元において目視できる状態に変換する必要があり煩わしい作業が必要であるという欠点を有していた。
【0009】
特開2001−285756号公報には画像蓄積提供システムが開示されており、インデックス付き画像ファイルをデータベースに格納して、閲覧希望者に見出し画像を提供するシステムが開示されている。このシステムにおいては、デジタルカメラで画像を撮影した画像提供者がPC上で閲覧画像を作成する手間を省くための技術が開示されている。
【0010】
この場合、デジタルカメラで撮影時に閲覧用の画像を作成してしまうか、サーバが閲覧用の画像のない画像データを受信した場合には閲覧用画像をサーバにおいて作成するものである。しかし、これらは多様な管理システムに画像データを転送することには対応しておらず、個別に決められた画像管理体制に適応することはできなかった。
【0011】
また、上述した従来のネガ・ポジフィルム原版管理システムにおいては、プロカメラマンの撮影写真販売をWeb上で行う仕組みとは連携していなかった。
【0012】
例えば、特開2002−49798号公報にはWeb上で写真家の撮影した写真を閲覧して購入するためのシステムが開示されている。デジタルカメラでの撮影が可能になったことで、写真が電子データとして取り扱えるのでこの様なWebでの販売も容易になるが、上述のようにプロカメラマンの撮影した画像データがメーカ独自の可逆圧縮方式であると、そのままWeb上で閲覧可能なデータにはならず、画像変換の煩わしい作業が発生するという欠点を有していた。
【0013】
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、本発明の目的は、入力される原画像データの入稿者の情報に従い、画像管理サーバが要求する画像データ形式に適合する画像データに変換し、少なくとも原画像データ及び変換後の画像データを含む画像データセットを他の管理サーバに転送することにより、画像データ入稿者は、単に原画像データを入力するという簡単な処理で、画像管理サーバが要求しているデータ形式に適合する画像データを自動変換生成して、画像管理サーバ向け毎にデータ形式が異なる場合でも、元画像データ提供者による事前のデータ加工処理を不要として、適正なデータ形式の画像データを指定されている画像管理サーバに自動配信して、画像管理サーバがデータ形式の揃った画像データを一元管理できる利便性に優れた画像変換サーバを提供できる仕組みを提供することである。
また、カメラの同一の記録媒体などに複数の画像フォーマットで画像が記録されている際に、ユーザが必要な画像を選別してから画像変換サーバに送信するとういう煩わしい作業を行う必要はなく、画像管理サーバにも不要な画像が送られることがなくなる仕組みを提供することである。
更に、ユーザの転送指示に応じて必要度が高い原画像を先にフォーマット変換して画像管理サーバに転送するので、画像管理サーバ側は必要度が高い変換後の画像データをいち早く受信することができる仕組みを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1の発明は、情報処理装置より原画像データを受信し、複数の管理サーバに前記原画像データより変換した画像データを転送可能な画像変換サーバであって、前記情報処理装置から少なくとも原画像データとユーザを特定するユーザ特定情報とを受信する受信手段と、少なくとも前記ユーザ特定情報と画像変換処理指定と転送先とを含む属性情報を複数記憶する記憶手段と、前記受信手段により受信されたユーザ特定情報に対応する前記属性情報を参照することにより特定される前記画像変換処理指定に従って、前記情報処理装置から受信した前記原画像データを、所定の画像データ形式に変換する変換手段(図3に示す画像変換部302の変換処理アプリケーション302−1,302−2に相当)と、前記変換手段による変換後の画像データを前記転送先により特定される管理サーバに転送する転送手段(図3に示す通信部304に相当)とを備えることを特徴とする。
【0015】
本発明に係る第2の発明は、前記受信手段は、前記情報処理装置から更に前記転送先を受信し、前記変換手段は、前記情報処理装置から受信した前記ユーザ特定情報と前記転送先とを用いて前記属性情報を参照することにより前記画像変換処理指定を特定することを特徴とする。
【0016】
本発明に係る第3の発明は、前記画像変換サーバは、前記転送先に応じた管理対象とする原画像データのフォーマットを記憶するフォーマット記憶手段と、前記入力手段によって入力された原画像が管理対象のフォーマットであるかを判定する判定手段を更に備え、前記変換手段は前記判定手段により前記管理対象のフォーマットであると判定された原画像データを、所定の画像データ形式に変換することを特徴とする。
【0017】
本発明に係る第4の発明は、前記画像変換サーバは、転送指示の有無を判定する指示判定手段と、前記指示判定手段が転送指示が有りと判定した場合に前記転送指示を用いて前記原画像の転送順を変更する変更手段とを更に備えることを特徴とする。
【0018】
本発明に係る第5の発明は、情報処理装置より原画像データを受信し、複数の管理サーバに前記原画像データより変換した画像データを転送可能な画像変換サーバにおける画像データ処理方法であって、前記情報処理装置から受信したユーザを特定するユーザ特定情報を用いて、少なくとも前記ユーザ特定情報と画像変換処理指定と前記転送先とを含む属性情報を参照することにより特定される画像変換処理指定に従って所定の画像データ形式に変換する変換ステップと、少なくとも変換後の画像データを前記画像変換サーバと通信可能な複数の他の管理サーバのうち前記転送先により特定される管理サーバに転送する転送ステップと、を有することを特徴とする。
【0019】
本発明に係る第6の発明は、前記原画像データを転送すべき対象かどうかを判断する判断ステップを有し、前記第1または第2の変換ステップは、前記判断ステップにより前記原画像データを転送すべき対象であると判断した場合に、原画像データを予め決められた画像データ形式に変換することを特徴とする。
【0028】
本発明に係る第7の発明は、前記判断ステップは、前記原画像データの画質に基づき、転送すべき対象かどうかを判断することを特徴とする。
【0029】
本発明に係る第8の発明は、第5〜第7の発明のいずれかに記載の画像データ処理方法を実現するプログラムを記憶媒体に記憶したことを特徴とする。
【0030】
本発明に係る第9の発明は、本発明に係る第9の発明は、第5〜第7の発明のいずれかに記載の画像データ処理方法を実現するプログラムであることを特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕
図1は、本発明に係る画像データ管理システムの一例を示すシステム構成図であり、例えばインターネットや公衆回線等で構成されるネットワークを介して接続される画像変換サーバ、画像管理サーバ、画像販売サーバ、画像購入者のパーソナルコンピュータ(以下、購入者PCと呼ぶ)、及び画像データ入力用パーソナルコンピュータ(以下、画像入力PCと呼ぶ)とデジタルカメラからなるシステム例に対応する。
【0032】
図1において、画像変換サーバ1は、画像入力PC2を介して、デジタルカメラ6で撮影した可逆圧縮画像データ(原画像データ)を受信して汎用の画像データに変換するものである。また、画像変換サーバ1は原画像データと変換後の画像データ(以下、単に汎用画像データと呼ぶ)をセットで画像管理サーバ3A或いは3Bに転送するものである。後述するが、汎用画像データとは、例えばJPEG等の汎用画像フォーマットに変換されている画像を言う。
【0033】
画像管理サーバ3A或いは画像管理サーバ3Bは、原画像データ、汎用画像データ、撮影情報データ(撮影日時、絞りやシャッタスピード等の撮影条件)をセットで保存、管理するものである。画像販売サーバ4は、画像管理サーバ3A或いは画像管理サーバ3Bで管理される原画像データ或いは汎用画像データを販売するためのWebサーバであり、購入希望者が自分のPC(ここでは購入者PCと呼ぶ)5から接続して、Web上で画像を閲覧し、希望画像を購入することが可能な機能を提供するものである。
【0034】
図2は、図1に示した画像変換サーバ1、画像入力PC2、画像管理サーバ3A或いは3B、画像販売サーバ4、購入者PC5のハードウエア構成例を説明するブロック図である。これらは、汎用のパーソナルコンピュータやワークステーションなどで実現されている。
【0035】
図2において、CPU201は、システムバス204に接続される各デバイスを統括的に制御する。また、ROM202あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)や、各サーバ或いは各PCの実行する機能を実現するために必要なプログラム等が記憶されている。RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0036】
キーボードコントローラ(KBC)205は、キーボード(KB)209や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)206は、CRTディスプレイ(CRT)210の表示を制御する。これらは必要に応じて管理者が使用するものでり、本発明には直接関係があるものではない。
【0037】
外部メモリコントローラ(MC)207は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタ制御コマンド生成プログラム(以下プリンタドライバ)等を記憶するハードディスク(HD)やフレキシブルディスク(FD)或いはPCMCIAカードスロットにアダプタを介して接続されるコンパクトフラッシュ(登録商標)カードメモリ等の外部メモリ211へのアクセスを制御する。
【0038】
通信I/Fコントローラ208は、ネットワークを介して、外部機器と接続するものであり、ネットワークでの通信制御処理を実行する。なお、CPU201は、例えばRAM202内の表示情報用領域へアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行することにより、CRT210上での表示を可能としている。また、CPU201は、CRT210上の不図示のマウスカーソル等でのユーザ指示を可能とする。
【0039】
また、画像データを圧縮・伸長するためのプログラムを外部メモリ211に格納しており、各種圧縮方式を用いて画像データを圧縮することや、圧縮されたファイルを伸長することが可能な構成である。
【0040】
図3〜図6は、画像変換サーバ1、画像管理サーバ3A,3B、画像販売サーバ4、購入者PC5、画像入力PC2における機能ブロックを示す。ここでは、図2で説明したハードウエア構成として備えていても、本実施形態とは直接関係のない機能は省略している。
【0041】
図3は、図1に示した画像変換サーバ1の機能構成を説明するブロック図であり、図2に示したハード構成とROM,外部メモリ211内のプログラムをCPUが実行することにより実現する画像変換サーバ1における機能構成例に対応する。
【0042】
図3において、制御部301は画像変換サーバの各機能部を統括して制御するものである。画像変換部302はデジタルカメラで撮影された原画像データに画像変換処理を施すものである。
【0043】
画像変換部302は、図示されるように複数の画像変換処理アプリケーションを有しており、変換処理プログラム(変換処理アプリケーション)302−1または変換処理プログラム302−2それぞれが原画像データに対して異なる画像変換処理を実現する。
【0044】
例えば、画像変換処理プログラム302−1は、独自ハフマンテーブルを用いて可逆圧縮されている原画像データに対してハフマンテーブルを元に伸長し、伸長後の画像データに対して解像度変換とサイズ変換を行い、JPEG圧縮を掛けることで汎用画像データを作成する一連の変換処理である。
【0045】
画像変換処理アプリケーション302−2は、前述の画像変換処理アプリケーション302−1とは、異なる可逆圧縮画像データからの伸長処理、異なる解像度変換とサイズ変換処理、或いは異なる汎用画像フォーマットへの変換(圧縮を含む)を行うことで異なる汎用画像データを作成するものである。独自の可逆圧縮としては他に、ディザの周期を利用して周期が長いものに少ない符号量を与えるなど圧縮を行う方式等が考えられる。
【0046】
汎用の画像フォーマット(圧縮を含む)としては、JPEGの他にTIFF、GIF、PING、JBIG、JPEG2000、BMP等がある。また、これらの処理のためには、予め画像変換部にはデジタルカメラメーカが提供する画像表示用のドライバアプリをメーカ別、機種別に予め登録しておく必要があることは言うまでもない。
【0047】
Web機能部303は、Webサーバとして画像データの入力者(ユーザ)に対して原画像データを入力する際に必要とする画面などを提供するためのものである。通信部304はTCP/IPプロトコルを用いてインターネットを介して外部機器との通信が可能であり、FTPプロトコルによるファイル転送などの通信も行う。
【0048】
メモリ制御部305は、RAM、HD(ハードディスク)、FD(フレキシブルディスク)、CFカードメモリ(コンパクトフラッシュ(登録商標))などを含むメモリ306の書き込み、読み出し制御を行うものである。
【0049】
図4は、図1に示した画像変換サーバ1のメモリ306内に登録されているユーザ情報テーブルの一例を示す図である。
【0050】
図4において、ユーザ情報テーブルでは、例えば、ユーザ(画像データを入力する側、或いは画像データ管理側)は画像変換サーバ1に次の設定をしておく必要がある。
【0051】
設定に必要なデータは、画像を入力する入力者氏名D1、前記入力者が用いるユーザIDD2,パスワードD3,前記入力者が用いるデジタルカメラの機種名D4、画像セットデータの転送先(転送先名称)D5、格納先D6、画像変換処理指定(画像変換処理)D7を示すデータである。画像変換サーバ1においては、機種名と転送先(管理先)が設定されると、機種別の原画像データ保存方法と転送先における管理方法とから、汎用画像データの作成に必要な画像変換処理を設定する。画像変換処理の設定方法としては、ユーザが予め画像変換サーバに用意されている変換処理の中から選択することや、ユーザが作成した変換処理のプログラムを画像変換サーバ1に直接アップロードして登録することなどでも実現可能である。
【0052】
図5は、図1に示したデジタルカメラ6の機種DD1とその撮影画像をPC上で閲覧するために必要な対応ドライバアプリケーションDD2の関係を示すテーブルの一例を示す図である。
【0053】
図6は、図1に示した画像変換サーバ1が転送すべき画像データの転送先DDD1である画像管理団体とその管理団体の画像管理に必要な閲覧用の画像フォーマット属性(管理ファイル属性)DDD2の対応を示すテーブルの一例を示す図である。
【0054】
例えば、カメラマンなどが登録の際に撮影に用いる機種として、C社のデジタルカメラ6を予め登録しておく、そして転送先である画像データの管理元としてサッカーフォト管理団体サーバを登録しておく。
【0055】
画像変換サーバ1では、予めC社のデジタルカメラ6用のドライバアプリケーションを、図3に示したメモリ306上にインストールしており、更に、サッカーフォト管理団体サーバは汎用画像データとして、例えば100dpiで縦50mm×横50mmの画像サイズでJPEGフォーマットを用いて管理していることを予め登録しておく。
【0056】
これらの情報に基づいて、原画像データをドライバアプリケーションで伸長し、伸長後の画像データに所望のサイズへの変換処理を画像変換部302が変換処理アプリケーション302−1,302−2のいずれかを選択して伸長処理を行うが、図4に示すテーブルで決定されるように、サッカーフォト管理団体サーバとしては、画像変換処理アプリケーション302−1として登録されているため、サイズ変換後の画像データにJPEG圧縮を施すという変換処理が実行されることとなる。
【0057】
なお、別の団体は異なる画像サイズで管理することや、異なるフォーマットで管理するなどが考えられ、それらに合わせた画像変換処理が図4に示したようにテーブルに登録されているので、機種名や転送先情報から転送先に最適な画像変換処理が実行される。
【0058】
図7は、図1に示した画像入力PC2或いは購入者PC5の機能構成を説明するブロック図であり、各機能部は、図2で説明したハード構成を用い、ROM202や外部メモリ211内のプログラムをCPU201が実行することで実現されるものである。
【0059】
図7において、制御部401は画像入力PC或いは購入者PCの各機能部を統括して制御するものである。ブラウザ機能部402はWebサーバと通信して受信したHTMLファイルを表示用のデータに変換し、CGIで用いるパラメータを送信し、Java(登録商標)等で作成されたプラグインソフトを実行する等の機能を有している。入出力制御部403は外部インタフェース機能を実現するものであり、USB、1394、パラレル、RS−232C、SCSIなどによる外部機器、例えばデジタルカメラとのデータ入出力制御を行うものである。デジタルカメラの機種によっては大量のメモリを内蔵するものがあり、入出力制御部403の制御でデジタルカメラ内部に保存される画像データを入力する。
【0060】
カードリーダ部404はデジタルカメラ6で用いられるCFカードメモリのデータを読み取るためのものである。ノートブックパソコンであればPCMCIAソケットに対してアダプタを用いてCFカードを挿入することでカード上のデータが読み取り可能となる。
【0061】
通信部405はTCP/IPプロトコルを用いてインターネットを介して外部機器との通信が可能であり、FTPプロトコルによるファイル転送などの通信も行う。メモリ406は画像データの蓄積や、ワークメモリに用いられるものである。
【0062】
表示部407はブラウザ機能部402で作成された表示データなど様々な表示データをユーザに視覚的に提示する。データ入力部408はキーボード、マウスなどからなり、ユーザがデータを入力するためのものである。409はシステムバスで、各デバイス401〜408とのアクセスを可能としている。
【0063】
図8は、図1に示した画像管理サーバ3A,3Bの機能構成を説明するブロック図であり、図2に示したハード構成とROM202,外部メモリ211内のプログラムをCPU201が実行することで各機能部を実現するものである。
【0064】
図8において、制御部501は各機能部を統括的に制御するものである。メモリ502は、画像データを一時的に書き込んだり、CPUのワークメモリとして用いられる。メモリ502の記憶領域の一部はNVRAMを用いて不揮発性となっていることが好ましい。
【0065】
画像記憶部503は画像変換サーバから送信されてきた画像データを保存するためのものである。通信部504は、TCP/IPプロトコルを用いてインターネットを介して外部機器との通信が可能であり、FTPプロトコルによるファイル転送などの通信も行う。
【0066】
画像管理部505は、画像記憶部503内の画像データを管理するためのものであり、メモリ502にある画像データの管理テーブルを作成・修正・参照して画像記憶部503への画像データ書き込み読み出し制御を行うものである。受信監視部506は、画像変換サーバから送信されてくる画像データが確実に受信したか否かを監視するためのものである。507はシステムバスで、各デバイス501〜506とのアクセスを可能としている。また、本サーバ3A、3Bの機能をASPとしてサービス業者が各団体ごとに管理するサービスとして統合して提供することも本発明の範囲である。この場合は転送先としてASP内部の管理先毎に対して異なる画像変換処理が登録されるように構成される。
【0067】
図9は、図1に示した画像販売サーバ4の機能構成を説明するブロック図であり、図2に示したハード構成とROM202,外部メモリ211内のプログラムをCPU201が実行することで各機能部を実現するものである。
【0068】
図9において、制御部601は各機能部を統括的に制御するものである。Web機能部602は画像データの購入者に対して画像データを購買する際に必要とする画面を提供する等Webサーバとしての機能を実現するためのものである。通信部603はTCP/IPプロトコルを用いてインターネットを介して外部機器との通信が可能であり、FTPプロトコルによるファイル転送などの通信も行う。
【0069】
メモリ制御部604は、RAM、HD(ハードディスク)、FD(フレキシブルディスク)、CFカードメモリ(コンパクトフラッシュ(登録商標))などを含むメモリ605の書き込み、読み出し制御を行うものである。606はシステムバスで、各デバイス601〜605とのアクセスを可能としている。
【0070】
図10は、本発明に係る画像データ管理システムにおける第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示した画像入力PC2から画像変換サーバ1に対して、デジタルカメラ6で撮影した原画像データをサーバにアップロードして変換後の画像データを画像管理サーバ3A或いは3Bに転送する動作手順に対応する。なお、(S801)〜(S818)は各ステップを示し、各ステップに対応する手順は、画像入力PC2のメモリ406あるいは画像変換サーバ1のメモリ306に格納されており、これを制御部401,301がそれぞれ読み出して実行するものとする。
【0071】
また、本動作を行う前に、画像入力PC2は制御部401の制御に基づき入出力制御部403を介してデジタルカメラ或いはデジタルカメラで撮影した画像を格納しているコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の記憶媒体から画像データを読み出し、メモリ406に格納しておく。
【0072】
さらに、図10において、中心の破線部より左側が画像入力PC2側の処理であり、右側が画像変換サーバ1側の処理である。
【0073】
まず、ステップS801において、画像入力PC2はブラウザ機能部402を用いて特定のURLを有する画像変換サーバ1に対して通信部405を介して通信を開始する。そして、ステップS802において接続要求を受信した画像変換サーバ1はユーザ認証画面を画像入力PC2に対して送信する。
【0074】
次に、ステップS803で画像入力PC2のユーザはデータ入力部409を用いて予め登録している自分のユーザIDとパスワードを入力し、通信部405を介して画像変換サーバ1に送信する。そして、ステップS804において、画像変換サーバ1は制御部301の制御により受信したユーザIDD2とパスワードD3(図4参照)からユーザ認証を行い、ユーザ認証後に、ステップS805でユーザ情報テーブル(図4)を検索し、登録された画像転送先の選択画面を通信部304を介して画像入力PC2に送信する。
【0075】
そして、ステップS806で、画像入力PC2のユーザは選択画面から画像の転送先を選択し、選択した転送先を画像変換サーバ1に送信する。
【0076】
そして、画像変換サーバ1は、ステップS807にて受信した転送先のデータをメモリ制御部305によりメモリ306に格納し、ステップS808で画像の送信を促す画面を画像入力PC2に対して送信する。
【0077】
次に、ステップS809で、画像入力PC2は通信部405を介して受信した画像送信を表示部407に表示するとともに、ユーザは送信を促す画面を確認した上でデータ入力部408を用いて原画像データを指定し、画像変換サーバ1に対してFTPにより原画像データとその撮影条件データを転送する。
【0078】
そして、ステップS810において、制御部401は、ステップS809で指定した原画像データと撮影条件データが全て送信終了したか判断し、全ての原画像データと撮影条件データの送信が終了すると、画像入力PC2での原画像データ送信動作を終了する。
【0079】
一方、画像変換サーバ1は、ステップS811で送信された原画像データをメモリ制御部305によりメモリ306に保存する。そして、ステップS812において、画像変換サーバ1は制御部301がステップS807で格納してある転送先のデータを参照してユーザ情報テーブルから転送先に対応する画像変換処理を判断し、判断結果に基づいてステップS813或いはステップS814で画像変換処理プログラム302−1或いは画像変換処理プログラム302−2を選択する。
【0080】
そして、ステップS815で画像変換部302において選択された画像変換処理プログラムを用いてメモリに保存されている原画像データに対して画像変換処理を施す。次に、ステップS816では、メモリ制御部305は画像変換処理前の原画像データ、撮影条件データ、画像変換処理後の汎用画像データを各原画像単位でセットにして関連付け保存する。関連つけた保存の方法としては、制御部301の制御に基づいてメモリ制御部305がメモリ306にデータを保存する際に、3つのデータを1つのホルダ(ディレクトリ)に格納するか、或いは3つのデータのデータ名称を統一して唯一のものとして拡張子が異なることで管理する等である。
【0081】
そして、ステップS817で全ての原画像データに対する画像変換処理とセットでの保存が終了していたら、制御部301は、ステップS818で詳細は後述する転送処理を行って、処理を終了する。
【0082】
図11は、本発明に係る画像データ管理システムにおける第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図10に示したフローチャートで説明したステップS818における転送処理の詳細手順に対応する。なお、S901〜S914は各ステップを示す。
【0083】
また、図11において、中心の破線部より左側が画像変換サーバ1側の処理手順に対応し、右側が画像管理サーバ3Aあるいは画像管理サーバ3B側の処理手順に対応する。
【0084】
まず、ステップS901において、画像変換サーバ1は制御部301により送信リトライ用のパラメータiに「1」をセット(「i=1」)する。
【0085】
次に、ステップS902で画像変換サーバ1は通信部304を制御して画像管理サーバ3Aにアクセスする。画像保管サーバ3Aは、画像変換サーバ1から画像データセットの転送のためのアクセスが開始されたことを検出して、ステップS903で画像変換サーバ1に対して通信部504を制御することで画像送信指示を送信する。そして、画像変換サーバ1は、画像送信指示を受信した後に、ステップS904で制御部301は通信部304を用いてメモリ306に格納されている画像データセットをFTPにより画像管理サーバに向けて転送する。
【0086】
また、画像変換サーバ1は、ステップS905で全ての画像データセットを転送し終わるまで転送を続ける。
【0087】
一方、画像管理サーバ3Aは、ステップS906で画像変換サーバ1から受信する画像データセットを、制御部501が制御して画像管理部505を用いて画像記憶部503に格納する。そして、ステップS907で全ての画像データセットの保存が終了したかどうか受信監視部506を用いて検出する。
【0088】
例えば、FTPでの転送を開始する前に、上位層における独自のプロトコルなどで画像変換サーバ1から画像データセットの数や全体のデータサイズなどを通知して貰っておき、受信監視部506が受信した画像データセットの数や全体のデータサイズが予め通知されていた数或いはサイズに到達したか否かを判断すること等で実現可能である。
【0089】
また、ステップS907で、受信監視部506が全ての画像データセットの保存が終了したことを検出したら、画像管理サーバ3Aは、ステップS908において、制御部501が通信部504を介して正常受信通知を画像変換サーバ1に送信して、画像データセットの受信動作を終了する。
【0090】
また、画像変換サーバ1は、ステップS909において正常受信が終了したか否かを判断し、正常受信が終了していることを検出したら、ステップS910において原画像データを削除する。
【0091】
なお、原画像データは、画質が高く著作権の管理対象としての価値が高いことから、著作権を有する管理団体が運営する画像管理サーバ3Aに原画像データが転送された後は速やかに削除され、不正な流出や転用を避ける必要がある。
【0092】
また、正常受信通知は、アプリケーション層などの上位レイヤで独自のプロトコルで通知することが可能である。
【0093】
そして、ステップS911では、制御部301が転送先に関するテーブルを参照し、画像販売サーバ4が登録されている場合には、変換後の汎用画像データと撮影条件データを、通信部304を介して送信する。画像販売サーバ4は通信部603を介して変換後の汎用画像データと撮影条件データを受信してメモリ制御部604の制御でメモリ605に保存する。
【0094】
そして、最終的に、ステップS912で画像変換サーバ1は変換後の画像データを消去して動作を終了する。
【0095】
一方、ステップS909において、正常受信が終了していないと判断した場合には、ステップS913で、リトライ用のパラメータiをインクリメントし、ステップS914でi=3になるまでリトライを繰り返す。
【0096】
そして、送信リトライを繰り返しても、正常受信終了通知が画像管理サーバ3Aから送られて来ない場合には、原画像データを消去せず、画像販売サーバ4への画像転送も行わずに動作を終了する。
【0097】
なお、原画像データは重要性が高いので正常に送信できていない場合には削除は行わない。また、管理団体の運営する画像管理サーバ3Aにおいて管理されていない状態で画像販売はできないので画像販売サーバ4に対しても変換後の汎用画像データの転送は行わない。
【0098】
また、画像販売サーバ4は、送信されてきたJPEG等の汎用画像データを、Web機能部602を用いてWeb上に掲載する。そして、画像購入希望者は購入者PC5から画像販売サーバ4にアクセスして、画像を閲覧・選択して購入することが可能となる。
【0099】
また、画像変換サーバ1の画像変換部302における合成変換において、汎用画像データフォーマットとして特にJPEG、PING、GIFを用いると、一般的なウェブブラウザアプリケーションがサポートしているためにWeb上に直接掲載できるので利便性が高い。
【0100】
上記第1実施形態においては、原画像データとして独自の可逆圧縮で圧縮されている画像データの変換について説明したが、画像管理サーバの管理対象が汎用画像データフォーマットのみであることも考えられる。この場合は特に高画質の画像データを管理対象としてはいないので、コンシューマ用カメラで撮影保存した非可逆圧縮の画像データを用いて管理対象の画像を作成することも可能である。しかし、このような状況においても、画像管理サーバにおける管理対象の汎用画像データフォーマットがデジタルカメラで保存した保存フォーマットと異なる場合には、別途変換処理が必要になるのでユーザの操作が煩わしい。この場合、例えば、管理対象の画像がTIFFの100dpiの200mm×200mm)であるなら、コンシューマ向けのデジタルカメラのようにJPEGの汎用画像データで保存している画像データを画像管理サーバに送信する作業を簡単に行うために、本発明の画像変換サーバを用いることが可能である。画像変換サーバ1に登録されている転送先に対して、解像度変換とフォーマット変換の両方が可能になる画像変換処理をテーブルに登録しておけば良い。
【0101】
さらに、1つのJPEG画像データに対して、閲覧用にJPEGのサイズの小さいデータを作成するための画像変換処理と、前述の解像度変換及びフォーマット変換が可能になる画像変換処理を施し作成した2つの画像データをセットで送信することも本発明の範囲である。つまり、1つの転送先に対して画像処理を複数登録しておくことが可能とし、複数の変換処理後のデータをセットで送信するものとして構成することが可能である。
【0102】
また、画像変換サーバに、転送先に対して送信する画像データの種類をテーブルとして登録しておくことで、変換後の画像データのみを送信することや、撮影情報データと変換後の画像データだけを送信することも可能である。転送画像のデータ種類を判別する手順をROM内のプログラムに設けることで制御部301がプログラム実行の際にテーブル情報により転送画像を判断する。
【0103】
〔第2実施形態〕
本実施形態では、ユーザが画像変換サーバ1に転送した画像データの中で、画像管理サーバ3A,3Bが必要としない画像データを選別して転送するものである。
【0104】
現在のデジタルカメラ6においては、高画質用の可逆圧縮方式の画像データと、撮像画像の枚数を増やすために汎用のJPEG等の圧縮を用いた画像データなどを選択してコンパクトフラッシュ(登録商標)メモリ等の記録媒体に記録することが可能なものがある。
【0105】
特に、契約カメラマンが契約元に依頼された被写体を撮影する際には、契約元に依頼された画像データ形式で撮影することが望まれるが、JPEG等の低画質画像形式を選択して同一の記録媒体に記録してしまうことがあり得る。
【0106】
このように画像属性が異なる画像データが混在する状態でメモリに記憶させている状態において、すなわち、高画質の可逆圧縮画像データとJPEG画像が混在している場合に、画像変換サーバ1のユーザであるカメラマンが一つ一つ選択して転送することは非常に煩わしいものであり、一括して画像変換サーバ1に送信することが望ましい。
【0107】
一方では、写真の管理団体の管理上は高画質画像データを管理するものであり、汎用的な画質の画像データは必要としない。そこで、画像変換サーバ1が管理団体の管理対象に合わない画像データは転送しないように選別転送制御を行うことにより、ユーザの煩わしさを軽減することを実現する。
【0108】
図12は、本発明に係る画像データ管理システムにおける第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示した画像入力PC2から画像変換サーバ1に対して、デジタルカメラ6で撮影した原画像データをサーバにアップロードして変換後の画像データを画像管理サーバ3A或いは3Bに転送する処理手順に対応する。なお、(S801)〜(S819)は各ステップを示し、各ステップに対応する手順は、画像入力PC2のメモリ406あるいは画像変換サーバ1のメモリ306に格納されており、これを制御部401,301がそれぞれ読み出して実行するものとする。
【0109】
また、本手順は、図10に示した手順とほぼ同様の手順であり、異なるステップは、ステップS819による、画像データ選別処理を実行する点であるので、それ以外のステップの説明は省略する。
【0110】
図13は、本発明に係る画像データ管理システムにおける第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図12に示したステップS819における画像選別処理手順に対応する。なお、S1001〜S1005は各ステップを示す。
【0111】
まず、ステップS1001において、制御部301はメモリ306内に記憶されているユーザから転送されてきた画像の1つを選択する。そして、ステップS1002において、高画質の可逆圧縮画像データであるか否かを判定する。なお、該判定は、画像ファイルの拡張子や画像ファイルに付けられた属性情報などで判定するものとする。予め管理団体毎に管理対象とする原画像データのフォーマットを規定したテーブルをメモリ306に作成しておきS1002の判定時に参照して、管理対象となる画像であるか否かを判定する。特にここでは管理団体の管理対象は高画質画像データであることに基づいているが、必ずしも高画質データである必要はない。
【0112】
そして、ステップS1002において、高画質画像データであると判定した場合は、ステップS1003で、画像データを画像変換処理対象として記録領域に残し、低画質画像データ(例えばJPEG圧縮)であると判定した場合は、ステップS1004で、画像データを変換対象から外す。
【0113】
ここでは例えば画像データを消去しているが、変換対象から外せれば他の処理でも良い。
【0114】
そして、ステップS1005で、保存している画像データ全てに対して画像の選別処理を施したか否かをチェックし、全ての画像データの選別が終了していれば画像選別処理を終了して、画像変換処理のための動作を行う。
【0115】
このように、同一の記録媒体などに複数の画像フォーマットで画像が記録されている際に、ユーザが選別して送信するとういう煩わしい作業を行う必要はなく、管理団体のサーバにも不要な画像が送られることがないので利便性が高い。
【0116】
なお、上記第1実施形態と、第2実施形態においては、画像転送を行いたいユーザが、一度画像入力PC2にデジタルカメラ6を接続するか、或いは記録媒体を画像入力PC2に接続して撮影画像データを画像入力PC2に移した後で処理した場合を説明した。
【0117】
しかし、これに限らず、デジタルカメラ6に通信機能(通信カートや移動体通信端末(携帯電話,PDA等を含む)を持たせる等して画像変換サーバ1と直接通信し、ユーザ認証情報を送信した後で、直接FTPなどのファイル転送を行うことでも実現することが可能である。
【0118】
〔第3実施形態〕
上記第2実施形態では、デジタルカメラ6で撮像された画像データ中で、画質判定を行って、メモリに記憶された画像データ中から転送すべき画像データを選別する場合について説明したが、画像変換サーバ1が画質判定により選別された画像データを画像管理サーバ3A,3Bに転送する際に、撮像データに含まれる撮像条件(シャッタ速度,絞り値等)や、撮像タイミング(撮像日時)を参照して、選別された画像データの転送順序を変更してハイライトシーンとなり得る画像データから先行して画像データを画像管理サーバ3A,3Bに転送するように制御してもよい。
【0119】
なお、スポーツフォトは、ジャンル別に、例えばプレー内容が競技ルール(試合時間等)により異なるから、例えばサッカーであれば、前後半のキックオフ後、15分以内、前後半の終了前10分に点が入るシーンとなる確率が高くなる傾向がある。そこで、撮像時間を指定して、その時間から順次さかのぼって記録された画像データを読み出して転送したり、得点が入った時刻を転送データに付加して画像変換サーバ1に転送することにより、点が入ったシーンの画像データを速やかに転送することは任意である。
【0120】
図14は、本発明に係る画像データ管理システムにおける第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図12に示したステップS819における画像選別処理手順に対応する。なお、S1101〜S1105は各ステップを示す。
【0121】
まず、ステップS1101において、制御部301はメモリ306内に記憶されているユーザから転送されてきた画像の1つを選択する。そして、ステップS1102において、転送順序指定があるか否かを判定する。なお、該指定は、画像入力PC2から画像変換サーバ1に転送する際に、パラメータとして設定するものであってもいいし、画像変換サーバ1に登録されたユーザ毎にあらかじめ指定されるものであってもよい。
【0122】
そして、ステップS1102において、転送順序指定(本実施形態では、撮像時間の遅いものから順次転送が指定されているものとする)があると判定した場合は、ステップS1103で、受信した画像データの撮像記録時間をサーチして、画像データの転送順序が遅い順に並び替えを行い、該撮像時間が遅いものから順次さかのぼるように転送を行うように転送指示を行う。
【0123】
一方、ステップS1102で、転送順序指定がない場合には、ステップS1104で、受信した画像データの撮像記録時間をサーチして、画像データの転送順序が早い順に順次転送を行うように転送指示を行う。
【0124】
そして、ステップS1105で、保存している画像データ全てに対して画像の転送指定が終了しているか否かをチェックし、全ての画像データの転送指定が終了していれば画像転送指定処理を終了して、画像変換処理のための動作を行う。
【0125】
〔第4実施形態〕
上記各実施形態では、デジタルカメラ6に装着されたフラッシュメモリ等に記憶された画像データを画像入力PC2に取り込んで画像変換サーバ1に転送する場合について説明したが、DPOFフォーマットを拡張して、ユーザ情報(画像変換処理を指定する情報と、変換後の画像データの転送先を指定する情報とを含む)を付加可能とすることにより、本実施形態における画像変換サーバ1への画像処理要求や、画像管理サーバ3A,3Bへの転送条件をあらかじめカメラマンがリムバルな画像メディア(前述のフラッシュメモリ)に書き込み設定することにより、その後の画像変換処理を軽減できるように構成してもよい。
【0126】
なお、DPOFとは、いわゆるデジタルカメラにおけるプリントサービスとしてのフォーマットであり、該DPOF(Digital Print Order File Format)を利用可能なプリントサービスシステムが数多く提案されている(例えば特開2002−32291号公報)。
【0127】
図15は、本発明に係る画像処理システムで適用可能な拡張型DPOFファイルの内部データ構造と画像ファイルとリンクファイルのデータ内容を示した図である。
【0128】
図15において、2001は拡張型DPOFファイルのデータ構造で、DPOFファイル名,DPOFファイルに対する付加情報(リンクファイルを指定する情報を含む)、プリントすべき画像を指定する情報である画像ファイル名、およびそれぞれの画像に対するプリントサイズと枚数から構成されている。2002a〜2002cは画像ファイルのデータ構造で、ファイル名と付加情報から構成されている。
【0129】
2003,2004はリンクファイルのデータ構造で、ファイル名とメディア種類,メディアID,画像データ変換方法指定情報,画像データ転送情報(画像データ転送指定情報)等から構成されている。該リンクファイル2003,2004は、画像変換サーバ1のメモリで管理される。
【0130】
なお、リンクファイル2004は画像再生時の処理等で使用する付加情報を含む場合のリンクファイルの例であり、画像修飾データ(マスクデータや切り出しデータ等を含む)が含まれている場合に対応する。また、リンクファイル2004には、図4に示したユーザ情報テーブルの情報も含まれている。
【0131】
2005は、図1に示したデジタルカメラ6のメディアIDに相当するメディアのID情報である。2006a,2006bはメディア内の画像データファイルのデータ構造であり、TC/File名/URLおよび付加情報(画像変換サーバ1で管理されるリンクファイルを指定する情報を含む)から構成されている。
【0132】
以下、図15を用いて、DPOFファイルとリンクファイル、画像ファイルのデータ構造を説明する。
【0133】
拡張型DPOFファイル2001には、プリントする画像のファイル名、プリントサイズ、枚数情報がリストとなって含まれている。該ファイル名としては、リンクファイルの名称もプリントする画像のファイル名と同列で記述される。
【0134】
ファイル名によって指定された画像ファイルに静止画像があれば、そのままプリントが実行されるが、もし、リンクファイルであった場合、リンクファイルの内容データにより指定されるメディアを特定するためのID情報が読み出され、画像データの読み出し要求が出される。
【0135】
具体的には、画像変換サーバ1では、転送される画像データを取得し、さらに、リンクファイル内の画像データファイルのファイル名を検索し表示する。そして、指定された画像変換処理が実行される。
【0136】
そして、画像変換サーバ1は、インターネットアクセスを実行し、リンクファイル内のURL情報(通信回線を介して画像データの取得先を指定する情報)に基づいてWWWサイトに画像データを送信して、処理済みの画像データを画像管理サーバ3A,3Bに自動的にアップロードする。
【0137】
図16は、本発明に係る情報処理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、撮像された画像データに画像変換処理の指定と転送先を指示して画像データを画像変換サーバ1等に転送する手順に対応する。なお、S1601,S1602は各ステップを示す。
【0138】
先ず、画像入力PC2は、デジタルカメラ6に装着されたMMCカード(フラッシュメモリ)を図示しないインタフェースを介して撮像された画像データと拡張型のDPOFファイルを読み出し(S1601)、拡張型のDPOFファイル中で指定されている転送先情報に従い、画像変換処理を指定するためのリンクファイルを指定する付加情報と画像データを画像変換サーバ1に転送して(S1602)、処理を終了する。
【0139】
なお、転送前に、転送すべき画像データにアクセスして再生して、図示しない表示装置に、例えばサムネイルデータ形式で表示する処理を実行することは、任意である。
【0140】
以下、図17に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像データ管理システムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0141】
図17は、本発明に係る画像データ管理システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0142】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0143】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0144】
本実施形態における図10,図11〜図14,図16に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0145】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0146】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0147】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0148】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0149】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0150】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1及び請求項2に係る画像変換サーバによれば、入力される原画像データの入稿者の情報に従い、画像管理サーバが要求する画像データ形式に適合する画像データに変換し、少なくとも原画像データ及び変換後の画像データを含む画像データセットを他の管理サーバに転送することにより、画像データ入稿者は、単に原画像データを入力するという簡単な処理で、画像管理サーバが要求しているデータ形式に適合する画像データを自動変換生成して、画像管理サーバ向け毎にデータ形式が異なる場合でも、元画像データ提供者による事前のデータ加工処理を不要として、適正なデータ形式の画像データを指定されている画像管理サーバに自動配信して、画像管理サーバがデータ形式の揃った画像データを一元管理できる利便性に優れた画像変換サーバを提供できるという効果を奏する。
更に本発明の請求項3に係る画像変換サーバによれば、カメラの同一の記録媒体などに複数の画像フォーマットで画像が記録されている際に、ユーザが必要な画像を選別してから画像変換サーバに送信するとういう煩わしい作業を行う必要はなく、画像管理サーバにも不要な画像が送られることがないという効果を奏する。
更に本発明の請求項4に係る画像変換サーバによれば、ユーザの転送指示に応じて必要度が高い原画像を先にフォーマット変換して画像管理サーバに転送するので、画像管理サーバ側は必要度が高い変換後の画像データをいち早く受信することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像データ管理システムの一例を示すシステム構成図である。
【図2】図1に示した画像変換サーバ、画像入力PC、画像管理サーバ、画像販売サーバ、購入者PCのハードウエア構成例を説明するブロック図である。
【図3】図1に示した画像変換サーバの機能構成を説明するブロック図である。
【図4】図1に示した画像変換サーバのメモリ内に登録されているユーザ情報テーブルの一例を示す図である。
【図5】図1に示したデジタルカメラの機種とその撮影画像をPC上で閲覧するために必要な対応ドライバアプリケーションの関係を示すテーブルの一例を示す図である。
【図6】図1に示した画像変換サーバが転送すべき画像データの転送先である画像管理団体とその管理団体の画像管理に必要な閲覧用の画像フォーマット属性の対応を示すテーブルの一例を示す図である。
【図7】図1に示した画像入力PC或いは購入者PCの機能構成を説明するブロック図である。
【図8】図1に示した画像管理サーバの機能構成を説明するブロック図である。
【図9】図1に示した画像販売サーバの機能構成を説明するブロック図である。
【図10】本発明に係る画像データ管理システムにおける第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図11】本発明に係る画像データ管理システムにおける第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図12】本発明に係る画像データ管理システムにおける第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図13】本発明に係る画像データ管理システムにおける第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図14】本発明に係る画像データ管理システムにおける第5のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図15】本発明に係る画像処理システムで適用可能な拡張型DPOFファイルの内部データ構造と画像ファイルとリンクファイルのデータ内容を示す図である。
【図16】本発明に係る情報処理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図17】本発明に係る画像データ管理システムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【符号の説明】
301 制御部
302−1,302−2 変換処理プログラム
304 通信部
306 メモリ
Claims (9)
- 情報処理装置より原画像データを受信し、複数の管理サーバに前記原画像データより変換した画像データを転送可能な画像変換サーバであって、
前記情報処理装置から少なくとも原画像データとユーザを特定するユーザ特定情報とを受信する受信手段と、
少なくとも前記ユーザ特定情報と画像変換処理指定と転送先とを含む属性情報を複数記憶する記憶手段と、
前記受信手段により受信されたユーザ特定情報に対応する前記属性情報を参照することにより特定される前記画像変換処理指定に従って、前記情報処理装置から受信した前記原画像データを、所定の画像データ形式に変換する変換手段と、
前記変換手段による変換後の画像データを前記転送先により特定される管理サーバに転送する転送手段と、
を備えることを特徴とする画像変換サーバ。 - 前記受信手段は、前記情報処理装置から更に前記転送先を受信し、
前記変換手段は、前記情報処理装置から受信した前記ユーザ特定情報と前記転送先とを用いて前記属性情報を参照することにより前記画像変換処理指定を特定することを特徴とする請求項1記載の画像変換サーバ。 - 前記転送先に応じた管理対象とする原画像データのフォーマットを記憶するフォーマット記憶手段と、
前記入力手段によって入力された原画像が管理対象のフォーマットであるかを判定する判定手段を更に備え、
前記変換手段は前記判定手段により前記管理対象のフォーマットであると判定された原画像データを、所定の画像データ形式に変換することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像変換サーバ。 - 前記画像変換サーバは、
転送指示の有無を判定する指示判定手段と、
前記指示判定手段が転送指示が有りと判定した場合に前記転送指示を用いて前記原画像の転送順を変更する変更手段とを更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像変換サーバ。 - 情報処理装置より原画像データを受信し、複数の管理サーバに前記原画像データより変換した画像データを転送可能な画像変換サーバにおける画像データ処理方法であって、
前記情報処理装置から受信したユーザを特定するユーザ特定情報を用いて、少なくとも前記ユーザ特定情報と画像変換処理指定と前記転送先とを含む属性情報を参照することにより特定される画像変換処理指定に従って所定の画像データ形式に変換する変換ステップと、
少なくとも変換後の画像データを前記画像変換サーバと通信可能な複数の他の管理サーバのうち前記転送先により特定される管理サーバに転送する転送ステップと、
を有することを特徴とする画像データ処理方法。 - 前記原画像データを転送すべき対象かどうかを判断する判断ステップを有し、
前記第1または第2の変換ステップは、前記判断ステップにより前記原画像データを転送すべき対象であると判断した場合に、原画像データを予め決められた画像データ形式に変換することを特徴とする請求項5記載の画像データ処理方法。 - 前記判断ステップは、前記原画像データの画質に基づき、転送すべき対象かどうかを判 断することを特徴とする請求項6記載の画像データ処理方法。
- 請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の画像データ処理方法を実現するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
- 請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の画像データ処理方法を実現することを特徴とするプログラム。
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