JP2002290789A - 自動巡回監視方法および監視用ビデオカメラの制御方法 - Google Patents

自動巡回監視方法および監視用ビデオカメラの制御方法

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宜紀 千田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広範囲の領域を1台のカメラで連続的に自動
監視できるようにした自動巡回監視方法およびその監視
用ビデオカメラの制御方法を提供する。 【解決手段】 雲台1を備えた1台のビデオカメラ2に
より広範囲の領域を自動監視する方法において、監視領
域に沿って設けられる複数点の位置にそれぞれ対応す
る、雲台1の水平方向および垂直方向の各位置と、レン
ズ14のズーム位置およびフォーカス位置を予め記憶さ
せ、複数の監視点を結ぶ連結直線上に沿ってビデオカメ
ラ2を所定の速度で往復移動させながらモニタする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雲台付き監視用ビ
デオカメラによる自動巡回監視方法および監視用ビデオ
カメラの制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、監視用ビデオカメラは高機能化が
進んでおり、屋内用、屋外用を問わずモータを内蔵した
雲台を装備したものが多く開発されている。雲台はカメ
ラを水平方向(パン方向)および垂直方向(チルト方
向)に回転させるものである。このような雲台は手動に
よる遠隔操作のほか、マイコンによる自動制御機能を有
しているものもある。また、かかる雲台を持つビデオカ
メラによる自動監視技術についても多くの提案がなされ
ている。例えば、特開平9−205573号、特開平1
−288696号などは自動制御機能を有した雲台付き
監視用ビデオカメラの例であり、その監視方法は、複数
の監視位置にそれぞれ対応する雲台の水平位置(水平方
向の位置をいう)および垂直位置(垂直方向の位置をい
う)を予めメモリに記憶させ、またこれらの水平位置お
よび垂直位置に対応してレンズのズーム位置およびフォ
ーカス位置を予めメモリに記憶させておき、順次メモリ
に記憶された所定の位置に雲台を介してカメラを移動さ
せ、またズーム・フォーカス位置もその位置に対応して
合わせ、その位置で所定時間モニタした後、次の記憶位
置にカメラを移動させる方法である。このような動作を
記憶された複数の位置について順次繰り返すことによ
り、1台のビデオカメラで複数の位置を順次自動的にモ
ニタするものである。また、侵入物体の追跡方法などで
はカメラが侵入者等のターゲットを検知後、そのターゲ
ートを連続的に自動追跡するようになっている(特開平
10−105840号、特開平7−28802号等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前出の
特開平9−205573号、特開平1−288696号
による自動監視方法は、複数の監視位置を離散的に監視
するものであり、例えば、道路や河川に沿って連続的に
監視を行うことはできなかった。これを例えば、高速道
路出口の料金所から一般道路への合流点までの自動監視
を例にとって説明する。図8は従来の道路監視方法の例
である。図中、41、42、43は予め登録された監視
位置で、これらの位置を順次移動して各位置をモニタす
るものである。したがって、41、42、43の各監視
位置間の道路状況はモニタされないか、モニタされても
非常に見づらい映像となるものである。そのため、例え
ば監視位置41と監視位置42の間の道路上で事故等が
起きていてもモニタすることができない。また、従来の
装置で監視位置41〜43の間を道路に沿ってくまなく
モニタしようとすると、オペレータが常時手動で操作す
るか、シーケンサ等で複雑なプログラムを組まなければ
ならず、多大の手数がかかったり、大容量のメモリが必
要になるなど、人件費や作業費、装置代等のコストが非
常に高くなる問題が生じる。
【0004】一方、前出の特開平10−105840
号、特開平7−28802号による自動監視方法は、特
定のターゲットを検知した後の問題であり、ターゲット
が存在しない場合には通常特定の位置にカメラを向けて
静止したままの状態であるため、ある程度限定された狭
い範囲を監視しているものである。したがって、常時カ
メラを動かしながら監視するものではない。
【0005】また、一般的に、常時カメラを左右に往復
移動させながら監視する方法は、単に視野範囲を円弧軌
跡上にとるだけにすぎず、監視領域に沿って複数の監視
位置を設定するものとはなっていない。ズームやフォー
カスの位置も固定のままである。そのため、1台のカメ
ラでは複雑な形態の場所を監視することはできない。ま
た、監視カメラを複数台設置すると、逆にコストがかか
ることになる。
【0006】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたもので、広範囲の領域を1台のカメラで連
続的に自動監視できるようにした自動巡回監視方法を提
供することを目的とする。また、本発明は、この自動巡
回監視方法の実施に好適な監視用ビデオカメラの制御方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の自動巡回監視方法は、雲台を備えた1台のビデオカメ
ラにより広範囲の領域を自動監視する方法において、監
視領域に沿って設けられる複数点の位置にそれぞれ対応
する、雲台の水平方向および垂直方向の各位置と、レン
ズのズーム位置およびフォーカス位置を予め記憶させ、
複数の監視点を結ぶ連結直線上に沿ってビデオカメラを
所定の速度で往復移動させながらモニタすることを特徴
とする。
【0008】本発明の自動巡回監視方法は、このように
構成することにより、1台の雲台付き監視用ビデオカメ
ラで広範囲の領域を連続的に、かつ滑らかな動きで自動
巡回監視を行うことができる。たとえ、その領域が複雑
な形態をしていても監視点を適切に設定することにより
自動巡回監視が可能である。さらに、複雑なプログラム
などは必要でなく、人手もかからないため低コストで実
施できる。
【0009】本発明の請求項2に記載の自動巡回監視方
法は、請求項1の自動巡回監視方法において、連結直線
が監視軌跡に近似するように監視点を設定することを特
徴とする。
【0010】この構成により、ほぼ所望の監視領域に沿
って連続的にスムーズにモニタすることができ、また、
フォーカスの被写界深度をほとんど全く問題にしなくて
もよい。
【0011】本発明の請求項3に記載の自動巡回監視方
法は、請求項1または2の自動巡回監視方法において、
雲台の水平回転軸および垂直回転軸を次式で求められる
従軸速度で制御することを特徴とする。 従軸速度=主軸速度×(従軸移動量/主軸移動量) 但し、主軸、従軸については、水平回転軸、垂直回転軸
のうち、移動量の多い方を主軸とし、移動量の少ない方
を従軸とする。
【0012】主軸速度すなわちモニタ速度は一般にユー
ザの要求する速度であり、ユーザーにより設定される。
雲台の水平および垂直方向の移動量は監視軌跡の2次元
形状による。そこで、監視点間において移動量の少ない
方を従軸とし、従軸速度を上式より求めて制御すること
により、雲台ひいては監視カメラを直線移動させること
ができる。
【0013】本発明の請求項4に記載の監視用ビデオカ
メラの制御方法は、監視カメラを水平および垂直方向に
回転させる雲台を備えた監視用ビデオカメラにおいて、
所望の監視軌跡上に設けられる複数点の位置にそれぞれ
対応する、雲台の水平方向および垂直方向の各位置と、
レンズのズーム位置およびフォーカス位置を予め記憶す
る工程と、次の監視点の雲台位置データおよびレンズ位
置データを順次先読みし、ビデオカメラの移動速度を直
線的に制御する工程とを含むことを特徴とする。
【0014】ここに、雲台位置データは、雲台の水平方
向の位置データおよび垂直方向の位置データであり、レ
ンズ位置データはレンズのズーム位置およびフォーカス
位置のデータである。上記のように雲台付き監視用ビデ
オカメラを制御することにより、所望の監視軌跡に近似
する連結直線上を直線的な速度で自動巡回監視を行うこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は本発明方法に使用する雲台付
き監視用ビデオカメラの概略構成図で、図2はその制御
ブロック図である。回転台である雲台1は、取付台10
上に水平方向に回転可能に設置され、雲台1の側面に監
視用ビデオカメラ(単に、監視カメラと記す)2を内蔵
したケース3が垂直方向に回転可能に取り付けられてい
る。本実施例の監視カメラは主として屋外用であるた
め、全天候型の構成となっている。
【0016】雲台1は、水平回転軸4により取付台10
と結合され、この水平回転軸4を水平駆動用モータ5で
駆動することにより水平方向に回転する。監視カメラ2
の収容ケース3は、垂直回転軸6により雲台1の側面に
結合されており、垂直回転軸6を垂直駆動用モータ7で
駆動することにより垂直方向に回転する。したがって、
監視カメラ2は雲台1を介して水平および垂直方向に回
転する。水平駆動用モータ5および垂直駆動用モータ7
の回転量はそれぞれ水平位置検出部8、垂直位置検出部
9によって検出され、それらの位置検出信号は雲台制御
部11に入力され、さらに雲台1の水平および垂直位置
として雲台位置記憶用EEPROM12に記憶される。
【0017】また、監視カメラ2は、カメラ制御部13
により主としてレンズ14のズーム作用およびフォーカ
ス作用を自動制御するようになっており、図示しない検
出部により検出されたズームおよびフォーカス位置がズ
ーム・フォーカス位置記憶用EEPROM15に記憶さ
れる。また、カメラ制御部13と雲台制御部11とは相
互に接続されており、それぞれの位置情報をタイミング
を合わせて参照するようになっている。
【0018】なお、雲台1は二重の回転台とすることに
より水平および垂直の両方向に回転可能に構成すること
もできる。この場合、監視カメラ2は雲台1に内蔵また
は搭載するだけでよい。
【0019】この雲台付き監視用ビデオカメラの動作を
図2に従って説明する。雲台部において、雲台制御部1
1は、水平駆動用モータ5、垂直駆動用モータ7を制御
し、監視カメラ2を雲台1を介して水平および垂直方向
に回転させる。この水平・垂直方向の移動量の情報はそ
れぞれ水平駆動用モータ5、垂直駆動用モータ7から水
平位置検出部8、垂直位置検出部9に送られ、雲台制御
部11にフィードバックされる。これにより雲台制御部
11は常に雲台1ひいては監視カメラ2の現在位置を把
握することができる。
【0020】次に、カメラ部において、カメラ制御部1
3は、監視カメラ2の制御のほか、レンズ14のズーム
およびフォーカスの制御を行う。カメラ制御部13と雲
台制御部11は相互に通信を行い、雲台位置情報とズー
ム・フォーカス位置情報のやりとりが同じタイミングで
行われる。ズーム・フォーカス位置記憶用EEPROM
15には雲台位置記憶用EEPROM12に記憶された
雲台位置に対応した、ズーム・フォーカス位置情報が記
憶される。
【0021】そこで、雲台位置記憶用EEPROM12
には予め数箇所の監視位置に対応する雲台位置情報を記
憶させておき、雲台制御部11は順次、雲台位置記憶用
EEPROM12から雲台位置情報を読み出し、水平駆
動用モータ5、垂直駆動用モータ7を駆動させ、目的位
置に監視カメラ2を動かす。雲台1が回転する際、カメ
ラ制御部13は移動先の雲台位置に対応した、ズーム・
フォーカス位置情報をズーム・フォーカス位置記憶用E
EPROM15から読み出し、レンズ14のズームおよ
びフォーカス位置を制御する。雲台位置記憶用EEPR
OM12に予め複数記憶された雲台位置に対してこれら
の動作を繰り返すことにより、各位置を順番にモニタす
ることができる。
【0022】次に、各雲台位置間を移動させる際の雲台
の制御方法を図3により説明する。図3は、雲台1の水
平移動量と垂直移動量の関係を示したものであり、点線
Aは従来法による雲台軌跡で、実線Bが本発明法による
雲台軌跡である。従来法では、雲台1が移動を開始して
からしばらくは水平、垂直ともに等速で移動する。そし
て、水平移動量と垂直移動量が異なる場合は、移動量の
少ない方を先に目的位置に到達させた後、移動量の多い
方を平行移動させて目的位置に合わせる。例えば、道路
監視のように広い領域を監視する場合、従来法では、垂
直移動量の方が少ないため、先に垂直移動が完了し、そ
の後水平移動のみで目的位置まで移動する。したがっ
て、従来の雲台の制御方法では、雲台1ひいては監視カ
メラ2がどのような軌跡で移動するかは、水平移動量、
垂直移動量に依存するため一定ではないことから、滑ら
かな巡回監視には適さないものであった。
【0023】これに対して本発明法では、水平回転軸4
および垂直回転軸6を下記の式で求められる速度で制御
するため、常にスタート位置と目的位置を直線でつない
だ軌跡B上を直線移動するので滑らかな巡回監視を行う
ことができる。水平回転軸4、垂直回転軸6のうち、移
動量の多い軸を主軸、移動量の少ない軸を従軸とする
と、従軸の回転速度の計算式は 従軸速度=主軸速度×(従軸移動量/主軸移動量) となる。なお、主軸の回転速度は一般的にユーザにより
設定される速度とし、従軸の回転速度を制御量とする。
雲台制御部11は、上の式より従軸速度を求め、雲台1
および監視カメラ2の移動軌跡が直線となるように水平
回転軸4および垂直回転軸6を制御する。
【0024】図4にこの実施の形態による監視軌跡の概
念図を示す。20は監視を行いたい軌跡(監視軌跡)、
21は実際に監視カメラ2が通る軌跡である。この軌跡
21は雲台1の移動軌跡と相似関係にある。22〜27
は監視軌跡20上に複数設定される監視点で、各監視点
22〜27の位置に対応する雲台位置が予め雲台位置記
憶用EEPROM12に記憶されている。すなわち、図
4のように希望する監視軌跡20上の数箇所22〜27
を監視位置として記憶させ、監視位置と監視位置の間を
直線で近似することにより、希望する監視軌跡20に近
い軌跡21を得ることができる。本発明の自動巡回監視
方法は、複数の監視点22〜27を相互に結ぶ連結直線
21上に沿って、上の式で求められる従軸速度を制御す
ることにより所定の速度で監視カメラ2を往復移動させ
ながらモニタするものである。したがって、1台の監視
カメラ2で広範囲の領域をその領域に沿って連続的に、
かつスムーズな動きで自動巡回監視を行うことができ
る。しかもその領域がたとえ複雑な形態をしていても適
切に監視点を選ぶことにより監視点と監視点の間の出来
事も見逃すことなく監視することができる。
【0025】図5は図8で示した従来の道路監視をこの
雲台付き監視用ビデオカメラで行った場合の例を示した
図である。28は監視開始点または監視終了点、29は
押し返し点または監視終了点である。28から29の間
を道路に沿って直線近似し、複数の監視位置を記憶させ
ることにより、道路上を滑らかにくまなく監視すること
ができる。
【0026】図6はこの雲台付きビデオカメラのEEP
ROMに記憶されるデータをテーブルにまとめたもので
ある。図6において、欄31は記憶される監視点の位置
No.、欄32は雲台1の水平位置、欄33は雲台1の
垂直位置、欄34はレンズ14のズーム位置、欄35は
レンズ14のフォーカス位置、欄36は各位置No.に
おける雲台1の停止時間で、これらの位置および時間の
デ−タが記憶されている。水平位置欄32、垂直位置欄
33、ズーム位置欄34、フォーカス位置欄35に記憶
された位置へ、位置No.欄31の1〜nまで順番に、
雲台1、レンズ14のズームおよびフォーカスを移動さ
せる。各監視位置では停止時間欄36に記憶された時間
だけ停止する。停止時間には0sも選択することがで
き、この場合は記憶された監視位置を停止せずに通過す
る。図6のテーブルデータはこの雲台付き監視用ビデオ
カメラを実際に動かしながら記憶させてもよいし、ある
いは予めパソコン等でデータを作成し、そのデータをこ
の雲台付き監視用ビデオカメラに送って記憶させてもよ
い。
【0027】図7にこの雲台付きビデオカメラの制御方
法のフローチャートを示す。監視カメラ2がスタートす
ると、まず次の監視点のデータをそれぞれのEEPRO
M12、15より読み出す(ステップS1)。このデー
タの中には以下のものが含まれる。 雲台位置データ(水平および垂直位置) レンズ位置データ(ズームおよびフォーカス位置) 監視点での停止時間(図6の欄36参照) 雲台移動速度(現監視点から次監視点への移動速度) 次に、ステップS2では、前記の式より従軸速度を決定
する。ついで、ステップS3では、次の監視点でのフォ
ーカス位置が被写界深度内であるか否かを判断する。被
写界深度内であればレンズフォーカスは動かさず固定の
ままで(ステップS4)、次のステップS5へ移行し、
被写界深度内でなければ、直接ステップS5へ移行し、
次監視点へ移動を開始する。レンズフォーカスの移動
は、移動開始位置と移動終了位置のレンズフォーカスが
被写界深度内である場合には、フォーカスの移動は行わ
ない。それ以外の場合は開始点から終了点まで等速でフ
ォーカスの移動を行う。ズームも同様である。このよう
にして、次の監視点への移動が終了したなら(ステップ
S6)、次のステップS6で自動巡回監視が終了か否か
を判断し、自動巡回監視が終了するまでステップS1か
ら処理を繰り返す。
【0028】上記のように、この監視カメラの制御方法
によれば、次の監視点の雲台位置データおよびレンズ位
置データを順次先読みし、監視カメラの移動速度を直線
的に制御していくものであるので、所望の監視軌跡に近
似する連結直線上を直線的な速度で自動巡回監視を行う
ことができる。また、監視カメラを定期的または不定期
的に必要回数往復移動させることにより、広範囲の領域
を1台の監視カメラで自動巡回監視が可能となる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に示すような効果を奏する。
【0030】請求項1に係る発明によれば、1台の雲台
付き監視用ビデオカメラで広範囲の領域を連続的にかつ
滑らかな動きで自動巡回監視を行うことができる。した
がって、監視点と監視点の間の出来事を見逃すことがな
くなる。また、複雑な形態をした領域でも自動監視が可
能である。さらに低コストである。
【0031】請求項2に係る発明によれば、ほぼ所望の
監視領域に沿って連続的に監視することができる。レン
ズフォーカスの被写界深度もほとんど全く問題とならな
いので、移動中の映像も見やすいものとなる。
【0032】請求項3に係る発明によれば、雲台ひいて
は監視用ビデオカメラを直線的な移動速度で容易に制御
することができる。
【0033】請求項4に係る発明によれば、所望の監視
軌跡に近似する連結直線上を直線的な速度で自動巡回監
視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態による雲台付き監視用ビ
デオカメラの概略構成図である。
【図2】 雲台付き監視用ビデオカメラの制御ブロック
図である。
【図3】 雲台の水平移動量と垂直移動量の関係を示す
グラフである。
【図4】 監視軌跡の概念図である。
【図5】 本発明法による道路監視の例を示す図であ
る。
【図6】 雲台付き監視用ビデオカメラに記憶されるテ
ーブルデータの一例を示す図である。
【図7】 本発明の雲台付き監視用ビデオカメラの制御
方法のフローチャートである。
【図8】 従来法による道路監視の例を示す図である。
【符号の説明】
1 雲台、2 監視カメラ、3 カメラ収容ケース、4
水平回転軸、5 水平駆動用モータ、6 垂直回転
軸、7 垂直駆動用モータ、8 水平位置検出部、9
垂直位置検出部、10 取付台、11 雲台制御部、1
2 雲台位置記憶用EEPROM、13 カメラ制御
部、14 レンズ、15 ズーム・フォーカス位置記憶
用EEPROM、20 監視軌跡、21 監視カメラの
軌跡(連結直線)、22〜27 監視点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G08G 1/04 G08G 1/04 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雲台を備えた1台のビデオカメラにより
    広範囲の領域を自動監視する方法において、 監視領域に沿って設けられる複数点の位置にそれぞれ対
    応する、雲台の水平方向および垂直方向の各位置と、レ
    ンズのズーム位置およびフォーカス位置を予め記憶さ
    せ、複数の監視点を結ぶ連結直線上に沿ってビデオカメ
    ラを所定の速度で往復移動させながらモニタすることを
    特徴とする自動巡回監視方法。
  2. 【請求項2】 連結直線が監視軌跡に近似するように監
    視点を設定することを特徴とする請求項1記載の自動巡
    回監視方法。
  3. 【請求項3】 雲台の水平回転軸および垂直回転軸を次
    式で求められる従軸速度で制御することを特徴とする請
    求項1または請求項2記載の自動巡回監視方法。 従軸速度=主軸速度×(従軸移動量/主軸移動量) 但し、主軸、従軸については、水平回転軸、垂直回転軸
    のうち、移動量の多い方を主軸とし、移動量の少ない方
    を従軸とする。
  4. 【請求項4】 監視カメラを水平および垂直方向に回転
    させる雲台を備えた監視用ビデオカメラにおいて、 所望の監視軌跡上に設けられる複数点の位置にそれぞれ
    対応する、雲台の水平方向および垂直方向の各位置と、
    レンズのズーム位置およびフォーカス位置を予め記憶す
    る工程と、 次の監視点の雲台位置データおよびレンズ位置データを
    順次先読みし、ビデオカメラの移動速度を直線的に制御
    する工程と、を含むことを特徴とする監視用ビデオカメ
    ラの制御方法。
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