JP2002290508A - 携帯通信端末装置及び携帯通信端末の着呼通知手段制御方法 - Google Patents

携帯通信端末装置及び携帯通信端末の着呼通知手段制御方法

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JP2002290508A
JP2002290508A JP2001087667A JP2001087667A JP2002290508A JP 2002290508 A JP2002290508 A JP 2002290508A JP 2001087667 A JP2001087667 A JP 2001087667A JP 2001087667 A JP2001087667 A JP 2001087667A JP 2002290508 A JP2002290508 A JP 2002290508A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯通信端末装置において、着呼通知を、リ
ンガーによらずバイブレータによる振動によって行うい
わゆるマナーモードへの切替を自動的に行う装置および
方法を実現する。 【解決手段】 人体の体温と気温との中間値である基準
温度を設定し、携帯通信端末の筐体に温度センサを取り
付け、この温度センサによる計測温度と基準温度とを比
較して、計測温度が基準温度より高い場合に着呼通知を
バイブレータによって行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯通信端末装置
及び着呼通知手段制御方法に係り、更に詳しくは、当該
携帯端末の所持状態に応じて自動的に着呼通知手段の切
替を行う携帯通信端末装置及びの着呼通知手段制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯通信端末の小型・軽量化が急速に進
み、最近では胸ポケット内に入れたまま持ち運びが可能
な携帯電話が登場し、これらの小型携帯通信端末は、胸
ポケットだけに限らず、専用のケースを腰や鞄にベルト
で取り付けてその中に入れたり、アタッシュケース、ハ
ンドバッグ、セコンドバッグやブリーフケース等に入れ
て持ち運んだりされている。
【0003】ところで、この種の携帯通信端末における
着呼通知は、主にそれに内蔵されたリンガーのような発
音体を鳴動させることにより行われるが、このリンガー
による着呼通知は、その携帯方法の如何にかかわらず、
周囲の雑音によっても書き消されること無く所持者に聞
こえることが要求されていることから、音量も大きく突
然の鳴動によって周囲の者に迷惑を及ぼすことが多々あ
った。
【0004】例えば、音楽会や図書館のような、静粛な
環境が求められている場所においてリンガーによる着呼
通知があると、周囲に迷惑を及ぼすことがあることか
ら、より周囲への影響が少ない着呼通知手段が求められ
ている。このような騒音による迷惑の防止手段として
は、リンガーの音量を調整する機能や、バイブレータに
よる着呼通知いわゆるマナーモードなどの機能が知られ
ている。ところで、このような従来の形態通信端末にお
いて、リンガーの音量変更や、リンガーによる着呼通知
からバイブレータによる着呼通知いわゆるマナーモード
へのモード変更は、携帯通信端末所持者の手動による設
定が必要であった。しかしながら、かかる手動によるモ
ード設定は、ついうっかりして忘れることもあり、必ず
しも利便性において満足のできるものではなかった。
【0005】特に、リンガー音量を下げるためには、携
帯通信端末所持者は、最適なリンガー音量を得るために
は、携帯方法に応じてリンガー音量を適切な値に調整す
る必要があり、この種の携帯通信端末におけるリンガー
の音量調整は、機械式ボリュームや電子ボリュームを用
いて調整された音量設定値をそのまま発音体の駆動制御
部に与える方式が採用されているめ、現在の音量設定値
を変更するためには、その都度ボリュームによる再調整
操作が必要となり、更に、ポケット携帯やバッグ携帯で
の最適音量を得るためには、調整をしては実際にそのよ
うな携帯方法を試みると言う確認作業を何度となく繰り
返さなければならず、携帯方法変更に応じた即座のリン
ガー音量変更が困難であると言う問題点があった。
【0006】そこで、これらの問題点を解決するリンガ
ー音量自動変更手段として、特開2000−31473
7号公報の技術が知られている。すなわち、この技術
は、携帯者のキー入力に頼ることなく自動的に携帯通信
端末の携帯方法に適したリンガー音量で着信報知をする
ことが可能な携帯通信端末の着信音制御を目的としてお
り、この着信音制御装置は、携帯通信端末の姿勢を検出
する姿勢検出手段を備え、この姿勢検出手段が検出した
携帯通信端末の姿勢に基づいて着信音量を制御するもの
である。しかしながら、この従来技術においては、端末
の姿勢により着信音の音量を制御するものであって、姿
勢センサーは機械的な機構により姿勢を検知しているた
め、振動など動的な力が携帯端末に加わった場合、誤動
作するおそれがあった。さらに、その取り扱い方によっ
て機械的な破損によって故障を引き起こす可能性があっ
た。また、機械部品によってセンサーを構築することか
らその重量を減少させることにも限界があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の欠点を解消すべくなされたもので、携帯通信端末の所
持状態を容易に検知することができ、その所持状態に応
じた着呼通知手段に自動的に設定が可能な携帯通信端末
を実現することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、アンテ
ナ装置と、該アンテナ装置に接続された携帯通信端末回
路と、発呼通知を行うためのリンガー回路と、該リンガ
ー回路に接続された発音体と、同じく発呼通知を行うた
めのバイブレータと、発呼通知手段として、該リンガー
回路と該バイブレータとを切り替えるための切替回路を
有する携帯通信端末装置において、該携帯通信端末装置
の筐体に配設された温度センサと、該温度センサからの
出力信号により該携帯通信端末装置の所持状況を判断す
るための判定制御回路をさらに備え、判定制御回路から
の制御信号により発呼通知手段を切り替えることを特徴
とする携帯通信端末装置である。
【0009】上記温度センサとして、携帯通信端末装置
の筐体の少なくとも2カ所に配設することによってさら
に確度の高い携帯通信端末所持状態の判定を行うことも
できる。また、上記携帯通信端末装置の筐体に、上記温
度センサに加えて湿度センサを配設して判定の確度を向
上させることができる。さらに、上記携帯通信端末装置
が、日付取得機能および時刻取得機能を備えたものであ
ってもよい。これによってさらに判定の精度を向上させ
ることができる。
【0010】第2番目の本発明は、外気温と人の体温の
データを元にその中間値近辺の基準温度を予め設定し、
携帯通信端末装置の筐体に配設された温度センサで、該
携帯通信端末装置の筐体表面温度を計測し、該基準温度
と該計測温度を比較して、該計測温度が該基準温度より
高い場合には、着呼通知をリンガーによる通知に設定
し、該計測温度が該基準温度より低い場合には着呼通知
をバイブレータによる通知に設定することを特徴とする
携帯通信端末装置の着呼通知手段制御方法である。
【0011】上記方法において、上記温度センサを上記
携帯通信端末装置の筐体の表面及び裏面の少なくとも2
カ所に配設し、該2個の温度センサの計測温度が、いず
れも上記基準温度より低い場合、着呼通知をリンガーに
よる通知に設定し、該2個の温度センサの計測温度の内
の少なくとも1つが該基準温度より高い場合、着呼通知
をバイブレータによる着呼通知に設定することもでき
る。
【0012】また、上記方法において、上記携帯通信端
末装置の筐体に温度センサに加えて湿度センサを配設
し、湿度センサによって計測される湿度が予め設定され
た所定湿度以上であり、かつ上記計測温度が上記基準温
度以上である場合に、着呼通知をバイブレータによる通
知に設定し、それ以外の場合には着呼通知をリンガーに
よる通知に設定することもできる。
【0013】さらに、上記方法において、上記携帯通信
端末装置が日付取得機能及び時刻取得機能を内蔵してお
り、これによって得られる日付及び時刻データに基づい
て、気温を予測し、該予測気温と、人の体温との中間値
を基準温度と定め、該基準温度と上記温度センサによる
計測温度とを比較して、該計測温度が該基準温度より高
い場合に、着呼通知をバイブレータによる通知に設定
し、該計測温度が該基準温度より低い場合、着呼通知を
リンガーによる通知に設定することもできる。
【0014】さらに、上記方法において、上記携帯通信
端末装置が位置する場所の気候データを、該携帯通信端
末装置を管轄する通信基地局から受信し、該受信気温と
人の体温との中間値を基準温度と定め、該基準温度と上
記温度センサによる計測温度とを比較して、該計測温度
が該基準温度より高い場合に、着呼通知をバイブレータ
による通知に設定し、該計測温度が該基準温度より低い
場合、着呼通知をリンガーによる通知に設定することも
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
【0016】(第1の実施の形態)以下図1に基づき、
本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、
本発明に係るマナーモードへの自動切替手段を備えた携
帯通信端末の回路構成を示すブロック図である。図1に
おいて、1は携帯通信端末において通信に用いるための
アンテナであり、このアンテナは、携帯電話などの基地
局との通信を行うための携帯通信端末回路2に接続され
ている。4は、携帯通信端末の所持状態を判断するため
の情報として使用する温度センサであり、その出力は判
定制御回路3に入力される。この判定制御回路3は、温
度センサ4からの温度情報に基づき、その携帯通信端末
が人体に密接して所持され、マナーモードによる着呼通
知で十分所持者に着信があったことを通知できるか否か
を判断して、切替回路5を制御して着呼通知手段の設定
を行う。そして携帯通信端末回路に着呼があった場合、
判定制御回路によって切り替えられた着呼通知手段の設
定に従って、リンガー回路もしくは、バイブレータを起
動して携帯通信端末の所持者に着呼を通知する。また、
判定制御回路には、記憶装置9が接続されており、温度
センサ4の出力を判定するにあたってのデータが記憶さ
れるようになっている。
【0017】つぎに、上述のように構成された本発明に
係る携帯通信端末の着信音制御装置の動作について詳細
に説明する。図1において、携帯通信端末回路1は、携
帯電話回路であり、詳細については図示していないが、
無線送受信部、信号処理部、送受話器及び制御部やリン
ガーを鳴動させている時間を計測する計時部などからな
る携帯通信端末の主要機能を有する回路であり。該携帯
通信端末回路1は、無線基地局から着信信号を受ける
と、判定制御回路3に着呼通知受信中である信号を伝送
する。該判定制御回路3は、この信号を受けて、温度セ
ンサ4に温度測定を開始する信号を伝送するとともに、
記憶装置9から、予め設定されている気温と人の体温と
の中間的な温度である基準温度のデータを取得する。
【0018】次いで、該温度センサ4からの計測温度を
取得した判定制御回路3は、上記基準温度と、計測温度
とを比較して、計測温度が、基準温度より高い場合、こ
の携帯通信端末は人の胸ポケットに入れられているなど
人体に密接して保持されていると判断し、リンガーによ
る着呼通知を行わなくとも、バイブレータによる通知で
十分該携帯通信端末の所持者に着呼通知を通知できるも
のと判断して、切替回路5のスイッチをバイブレータ8
の起動に切替え、着呼通知信号を伝送して、バイブレー
タを起動する。一方、上記計測温度が、基準温度より低
い場合には、当該携帯通信端末は、携帯通信端末所持者
が鞄など人体に密着しない場所に携帯通信端末を所持し
ていると判断し、切替回路5のスイッチをリンガー鳴動
に切替え、着呼通知信号を伝送してリンガーを起動す
る。
【0019】また、携帯通信端末回路1は、バイブレー
タを起動している時間を計時部によって計測しており、
所定時間(例えば、10秒程度)以上オフ・フック状態
にならなければ、所持者が携帯通信端末をバッグ内など
のバイブレータによる振動を知覚できない場所に入れて
いると判断し、着呼通知手段をリンガー鳴動に切り替え
ることもできる。この場合、当初の温度センサ3の計測
温度と基準温度の比較において、基準温度の設定が適切
でなかった可能性があり、該計測温度が基準温度より低
い温度と判断されるよう、基準温度を変更することがで
きる。このような学習が積み重なることによって、判定
の精度が向上する効果が期待できる。
【0020】上記の説明では、着呼通知手段の切替は、
着信があった時点で行うように説明したが、着信信号受
信時に判断し、切替を行うと、着呼通知受信から、着呼
通知手段の設定および着呼通知出力までに多少の時間、
いわゆるタイムラグが必要となる。このタイムラグを減
少されるためには、常時温度センサの出力を監視し、温
度に変化があった場合に当該計測温度を基に、基準温度
との比較により、非着呼時に、着呼通知手段の切替を行
ってもよい。
【0021】なお、上記手順において、基準温度として
は、平均的な気温、人の体温を基に、基準温度を設定し
て、記憶装置に入力しておいてもよいし、予めこの携帯
通信端末所持者が、自由に基準温度を設定することもで
きる。また、携帯通信端末所持者が、上記温度センサを
用いて、気温と体温を実測し、基準温度とすることもで
きる。具体的には、この携帯通信端末の温度センサ部分
が正確な気温を計測するように保持し、例えば設定ボタ
ンを押下することにより気温を測定した後、該温度セン
サに手を押しつけるなどの手段により体温を計測し、同
じく設定ボタンを押下して体温を測定し、これらの温度
から基準温度を決定することができる。また晴天時に自
動車内に放置された場合など、著しく高い温度が検出さ
れた場合、人体により保持されていないと判断して自動
的にリンガーに切り替え、あるいは、高温環境が機器に
ダメージを与える危険性を使用者に知らせるためにリン
ガーを事前に定められた一定のパターンで鳴らしても良
い。
【0022】(第2の実施の形態)図2は、本発明の第
2の実施の形態に係る携帯通信端末装置の回路構成を示
すブロック図である。但し、以下の説明にあっては、図
1で説明した構成要素について同一であるものには同一
の番号を付し説明を省略する。
【0023】4aは、第1の温度センサであり、また、
4bは第2の温度センサである。つまり本実施の形態に
おいては、上記第1の実施の形態において1個の温度セ
ンサで当該形態通信端末のおかれている状況を検知した
が、本実施の形態においては、2個の温度センサによっ
てこの判定を行うようにしている。これにより、より確
度の高い判定が可能となっている。
【0024】図3に本実施の形態の形態通信端末の外観
図を示す。図3において、21が携帯通信端末の筐体で
あり、この筐体にアンテナ22、スピーカ23、液晶表
示素子24、ボタン群25、マイク26が配設されてお
り、さらに、筐体の表面に第1の温度センサ27、及び
筐体の裏面に第2の温度センサ28が配設されている。
【0025】次に、本実施の形態について、その動作を
詳細に説明する。まず、上記第1の発明の実施の形態と
同様、記憶装置に人の体温と気温の温度データ、および
これらのデータから決定される基準温度を記憶装置に保
存しておく。基地局から着信通知があった場合、携帯通
信端末回路の受信信号を受けて、判定制御回路は、第1
及び第2の温度センサ4A,4Bを起動してこれらのセ
ンサが計測する温度情報を取得する。次いで、これら2
個の温度センサの計測温度と上記基準温度とを比較し、
2個の計測温度がともに基準温度より低ければ、当該携
帯通信端末は鞄やバッグの中に収容されているか、室内
に放置されているなど、人体に密着しない場所で所持さ
れていると判断し、このような場合には、着呼通知は、
バイブレータではなく、リンガー鳴動により通知を行う
よう切替回路5を設定する。
【0026】一方、2個の温度センサの内の1個が、上
記基準温度より高く、他の1個が上記基準温度より低け
れば、当該携帯通信端末は、人の胸ポケットなど、人体
に密着した場所に保持されていると判断され、この場合
には、バイブレータ8起動による着呼通知を行うよう切
替回路5を設定する。さらに、2個の温度センサ4A,
4Bのいずれも上記基準温度より高い場合は、該携帯通
信端末は人の掌中にあると判断され、これもバイブレー
タ8による着呼通知に切り替える。
【0027】またこのとき、携帯通信端末回路1の計時
部によってバイブレータ8が振動している時間を計測し
ており、所定時間(例えば、10秒程度)以上オフ・フ
ック状態にならなければ、携帯通信端末所持者が携帯通
信端末をバッグ内などのバイブレータ8の振動が遮断さ
れるものの内部に入れていると判断し、切替回路5をリ
ンガー回路6側へ切り替えて、発音体7によりリンガー
を鳴動させて携帯通信端末所持者に着信を知らせる。
【0028】(第3の実施の態様)図4に本実施の形態
の、携帯通信端末装置の回路ブロック図を示す。この実
施の形態においては、本発明の携帯通信端末は、温度セ
ンサに加えて湿度センサを設ける点に特徴がある。すな
わち、当該携帯通信端末が人体に密着している場合に、
センサにより計測される温度が気温よりも高いと同時
に、湿度も大気湿度より高い可能性が大きい。従って、
温度センサによる計測に加えて湿度センサによる湿度の
データを携帯通信端末所持状態の判定にあたって計測温
度データと併用すれば、より確度の高い判定が可能にな
る。すなわち、基準温度と計測温度を比較した場合、こ
れらの両温度がほぼ等しいか、測定誤差と考えられる範
囲で等しい場合には、該携帯通信端末の所持状態を判定
することは困難となる。このような判定困難な場合に、
この湿度計測値を用いて判定すれば、より現実的な判定
を行うことができるものである。
【0029】次に、本実施の形態について、その動作を
詳細に説明する。まず、上記第1の実施の形態と同様
に、記憶装置に人の体温と気温の温度データ、およびこ
れらのデータから決定される基準温度を記憶装置に記録
しておく。また、本実施の形態においては、これらのデ
ータに加えて、大気の湿度のデータも必要になる。この
湿度のデータは、常時該携帯通信端末に内蔵されている
湿度センサの計測値を計測しておき、湿度計測値が最も
低い値を大気の湿度とする。これは、該携帯通信端末が
人体に密接して保持されている場合には、発汗により湿
度が上昇することから、計測値の内、最も低い値を大気
の湿度と仮定するものである。本実施の形態において
は、この大気湿度を基準湿度とし、携帯通信端末に内蔵
されている湿度センサで計測した計測湿度と、この基準
湿度とを比較して、計測湿度が基準湿度より高い場合に
は、その携帯通信端末が人体に密接して所持されている
と判定するものである。
【0030】具体的には、基地局から着信通知があった
場合、判定制御回路3は、温度センサ4および湿度セン
サ10に計測開始の信号を出し、それぞれの計測データ
を取得する。温度センサ4および湿度センサ10からの
データを取得した判定制御回路3は、まず、計測温度
と、記憶装置9に記録されている基準温度とを比較し、
計測温度が所定の誤差範囲以上の差で基準温度を上回っ
ていれば、該携帯通信端末は人体に密接して所持されて
いると判定し切替回路5にバイブレータ8起動の設定を
する。一方、計測温度が所定の誤差範囲以上の差で基準
温度を下回っていれば、該携帯通信端末は人体に密接し
ない状態で所持されていると判定しリンガー回路を起動
するよう、切替回路5を設定する。そして、計測温度と
基準温度の差が、所定の誤差範囲以内の場合には、温度
センサのみの情報では判定が困難であり、上記湿度セン
サの計測湿度と基準湿度を比較した判定を行う。この場
合に、計測湿度が、基準湿度と同等であれば、該携帯通
信端末は大気中で所持されており、人体に密接に所持さ
れていないものとして、リンガー回路6起動の設定を行
い、上記計測湿度が、基準湿度を上回っている場合に
は、該携帯通信端末は人体に密接に所持されているもの
としてバイブレータ起動の設定を行う。その後、携帯通
信端末回路1は、着呼通知信号を出力して、リンガー鳴
動もしくはバイブレータ起動を行う。
【0031】(第4の実施の形態)本実施の形態にかか
る携帯通信端末装置は、携帯通信端末が日付取得機能お
よび時刻取得機能を内蔵しており、その日付および時刻
によって気温を予測し、温度センサによる計測温度に基
づく携帯通信端末所持状態の判定にあたって、基準温度
決定のための資料とするものである。すなわち、日本に
おいては、夏期と冬季では、また夜間と日中においては
極めて温度の変化が大きく、上記基準温度として、年間
平均気温のみを基に決定した場合、上記判定を誤る場合
が頻発すると考えられる。このような場合に、日付およ
び時刻のデータに対して気温を決定するデータベースを
上記記憶装置9に内蔵しておき、上記日付および時刻取
得機能により取得した日付および時刻から温度情報を検
索して、基準温度を決定する。この基準温度を使用し
て、携帯通信端末の所持状態判定を行えば、より確度の
高い判定が可能になる。
【0032】次に、本実施の形態について、その動作を
詳細に説明する。記憶装置には、予め、主要都市の日付
と時刻に対して平均温度のデータを記録しておく。基地
局から着信通知があった場合、判定制御回路は、上記温
度センサから計測温度を取得する。一方、日付および時
刻取得機能により、現在時刻を取得し、予め設定されて
いる現在位置情報とあわせて、記憶装置9に収容されて
いるデータベースから現在時刻の気温平均値を取得す
る。この平均気温値と、同じく記憶装置9に収容されて
いる人の体温データから、これらの温度データの中間値
を基準温度と設定する。次いで、上記計測温度と該基準
温度とを比較して、上記第1の実施の形態における判定
の手順と同様にして、当該携帯通信端末の所持状態を判
定し、その結果に基づき着呼通知手段の切替を行った
後、着呼通知を行う。これにより、より実際の環境に近
い基準温度を設定することができ、判定の確度が向上す
る。
【0033】(第5の実施の形態)本発明の第5の実施
の形態にかかる携帯通信端末装置は、通信基地局から携
帯通信端末が位置する場所の気候データを受信すること
により、上記基準温度の確度を向上させるものである。
すなわち、上記実施の形態において用いている基準温度
は、場所、季節、時刻などの要素を加味していない平均
的な気温データであるか、あるいは、場所、日付および
時刻から予測される気温データを用いていた。そのため
に、必ずしも、実際の所持状況に対応した基準温度とな
っていない可能性もあった。そこで本実施の形態におい
ては、当該携帯通信端末がおかれている環境の気象デー
タを入手してこれを基に基準温度を決定すれば、より確
度の高い判定が可能になる。そこで、本実施の形態にお
いては、この気象データを、携帯通信端末を管轄する基
地局から入手するものである。従って、現実的な気温デ
ータが入手できれば判定が容易に、かつ正確になること
が期待される。この気象データは、例えば気象庁など一
般の気象観測施設で得た情報を元にしたものでもよい
し、各基地局が独自の温度センサや湿度センサを備え、
各基地局で測定したデータでもよい。
【0034】以上の実施の形態においては、温度センサ
の出力計測値を用いて携帯通信端末装置が人体に密接し
て所持されているか否か判定する際に、1個の温度セン
サの出力を用いるか、2個の温度センサの出力値を用い
るか、あるいは、湿度センサの計測値を併用する例、携
帯通信端末装置に内蔵されるカレンダー機能及び時計機
能によって得られる季節データを元に予測する気温デー
タを用いる例、及び携帯通信端末の基地局からその携帯
通信端末装置が位置する場所の気温データを取得して判
定に用いる例を示した。本発明は、これらの手法それぞ
れを単独で使用して判定を行ってもよいが、これらの判
定手段を併用してさらに確度の高い判定を行うこともで
きる。すなわち、2個の温度センサと1個の湿度センサ
を備え、カレンダー機能及び時計機能によって得られる
気温の予測値を用いて判定を行ってもよいし、カレンダ
ー及び時計機能から得られる気温の予測値に代えて、基
地局から通知されるその地域の気温データを用いて判定
を行うこともできる。
【0035】さらに、当該携帯通信端末装置にセットボ
タンを設け、当該携帯通信端末装置を人体に密接させ、
そのときの温度センサの値を記憶させ、これを人体の体
温の基準データとすることもできる。
【0036】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る携帯通
信端末の着信音制御装置及び着信音制御方法によれば、
温度センサーの検出結果に基づいて着呼通知をリンガー
呼出かバイブレータ呼出に切替制御するので、自動的に
携帯通信端末の携帯方法に適した呼出方法に切り換えて
着信報知をすることが可能となる。また、バイブレータ
振動させて呼び出した場合でも、所定時間が経過したら
リンガー呼出に切り換えるので、携帯通信端末所持者が
着呼通知に気づかないということもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の携帯通信端末の回路構成を示すブロ
ック図。
【図2】 本発明の第2の実施の形態である携帯通信端
末の回路構成を示すブロック図。
【図3】 本発明の第2の実施の形態である携帯通信端
末の外観図。
【図4】 本発明の第3の実施の形態である携帯通信端
末の回路構成を示すブロック図。
【符号の説明】 1,22・・・アンテナ 2・・・携帯通信端末回路 3・・・判定制御回路 4,4A,4B,27,28・・・温度センサ 5・・・切替回路 6・・・リンガー回路 7・・・発音体 8・・・バイブレータ 9・・・記憶装置 10・・・湿度センサ 21・・・携帯通信端末筐体 23・・・スピーカ 24・・・表示装置 25・・・ボタン群 26・・・マイク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 敬 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 高松 伴直 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5K027 AA11 BB01 EE15 FF03 FF27 HH26 5K067 AA34 BB04 DD23 EE02 FF27 FF28 FF31

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナ装置と、 該アンテナ装置に接続された携帯通信端末回路と、 発呼通知を行うためのリンガー回路と、該リンガー回路
    に接続された発音体と、 同じく発呼通知を行うためのバイブレータと、 発呼通知手段として、該リンガー回路と該バイブレータ
    とを切り替えるための切替回路を有する携帯通信端末装
    置において、 該携帯通信端末装置の筐体に配設された温度センサと、
    該温度センサからの出力信号により該携帯通信端末装置
    の所持状況を判断するための判定制御回路をさらに備
    え、 判定制御回路からの制御信号により発呼通知手段を切り
    替えることを特徴とする携帯通信端末装置。
  2. 【請求項2】上記温度センサが、携帯通信端末装置の筐
    体の少なくとも2カ所に配設されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の携帯通信端末装置。
  3. 【請求項3】上記携帯通信端末装置の筐体に、上記温度
    センサに加えて湿度センサが、配設されていることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯通信端末装
    置。
  4. 【請求項4】上記携帯通信端末装置が、さらに日付取得
    機能および時刻取得機能を備えていることを特徴とする
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の携帯通信端
    末装置。
  5. 【請求項5】外気温と人の体温のデータを元にその中間
    値近辺の基準温度を予め設定し、携帯通信端末装置の筐
    体に配設された温度センサで、該携帯通信端末装置の筐
    体表面温度を計測し、該基準温度と該計測温度を比較し
    て、該計測温度が該基準温度より高い場合には、着呼通
    知をバイブレータによる通知に設定し、該計測温度が該
    基準温度より低い場合には着呼通知をリンガーによる通
    知に設定することを特徴とする携帯通信端末装置の着呼
    通知手段制御方法。
  6. 【請求項6】上記温度センサを上記携帯通信端末装置の
    筐体の表面及び裏面の少なくとも2カ所に配設し、該2
    個の温度センサの計測温度が、いずれも上記基準温度よ
    り低い場合、着呼通知をリンガーによる通知に設定し、
    該2個の温度センサの計測温度の内の少なくとも1つが
    該基準温度より高い場合、着呼通知をバイブレータによ
    る着呼通知に設定することを特徴とする請求項5に記載
    の携帯通信端末装置の着呼通知手段制御方法。
  7. 【請求項7】上記携帯通信端末装置の筐体に温度センサ
    に加えて湿度センサを配設し、湿度センサによって計測
    される湿度が予め設定された所定湿度以上であり、かつ
    上記計測温度が上記基準温度以上である場合に、着呼通
    知をバイブレータによる通知に設定し、それ以外の場合
    には着呼通知をリンガーによる通知に設定することを特
    徴とする請求項5または請求項6に記載の携帯通信端末
    装置の着呼通知手段制御方法。
  8. 【請求項8】上記携帯通信端末装置が日付取得機能及び
    時刻取得機能を内蔵しており、これによって得られる日
    付及び時刻データに基づいて、気温を予測し、該予測気
    温と、人の体温との中間値を基準温度と定め、該基準温
    度と上記温度センサによる計測温度とを比較して、該計
    測温度が該基準温度より高い場合に、着呼通知をバイブ
    レータによる通知に設定し、該計測温度が該基準温度よ
    り低い場合、着呼通知をリンガーによる通知に設定する
    ことを特徴とする請求項5ないし請求項7のいずれかに
    記載の携帯通信端末装置の着呼通知手段制御方法。
  9. 【請求項9】上記携帯通信端末装置が位置する場所の気
    候データを、該携帯通信端末装置を管轄する通信基地局
    から受信し、該受信気温と人の体温との中間値を基準温
    度と定め、該基準温度と上記温度センサによる計測温度
    とを比較して、該計測温度が該基準温度より高い場合
    に、着呼通知をバイブレータによる通知に設定し、該計
    測温度が該基準温度より低い場合、着呼通知をリンガー
    による通知に設定することを特徴とする請求項5ないし
    請求項8のいずれかに記載の携帯通信端末装置の着呼通
    知手段制御方法。
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