JP2002290443A - データ伝送方法、装置及びシステム - Google Patents

データ伝送方法、装置及びシステム

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JP2002290443A
JP2002290443A JP2001091901A JP2001091901A JP2002290443A JP 2002290443 A JP2002290443 A JP 2002290443A JP 2001091901 A JP2001091901 A JP 2001091901A JP 2001091901 A JP2001091901 A JP 2001091901A JP 2002290443 A JP2002290443 A JP 2002290443A
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JP2001091901A
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Takahisa Hirose
高久 広瀬
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノード上の装置を不要とするとともに、容易
に伝送路の冗長構成を構築できる、画像伝送装置を得
る。 【解決手段】環状に回線接続された複数のデータ伝送装
置220間を非同期転送モードでデータ伝送する際、各
データ伝送装置220のセルストリーム・ヘッダ処理手
段216では、あらかじめ定められたデータ伝送装置か
ら送信されたセル群に、作成したセルを加えて多重化
し、あらかじめ定められた次のデータ伝送装置に送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はATMによりデー
タ信号の転送を行う転送装置に関するものである。特に
放送局等において、映像・音声データ(以下、これらを
画像データという)を、接続された全ての局が全ての局
の画像データを受信できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のATM(Asynchronous T
ransfer Mode:非同期転送モード)による、映像及び音
声を含めた画像(以下、単に画像という)等のデータ転
送システムを表す図である。図5は特開平6−6204
0号公報によるものである。図において、a及びbは通
信ノードである。A、B、C及びDはカスタマ装置であ
る。またVP4、VP5及びVP6はバーチャルパス
(仮想パス)を表す。ここで、通信ノードa及びbに示
す黒丸はATMセル(以下、セルという)の分岐を示
し、十字の丸は合流を示す。ここでセルとは、実際の情
報のデータとなる48バイト分のデータに送信先を示す
データ等を含む5バイト分のデータを加えた53バイト
分の信号及びその信号に含まれるデータのことである。
【0003】図6は、通信ノード内で合流を行う際に用
いるバーチャルパス分岐接続装置を表す図である。例え
ば、カスタマ装置A局からバーチャルパスVP4のセル
として送出されたセルが通信ノードaのスイッチ部1に
入力されると、スイッチ部1は、ルーティング表2に基
づいて、入力されたセルをセル複製手段31にルーティ
ングする。セル複製手段31は、セルのヘッダ領域を読
み取って複製対象セルであることを認識する。そしてセ
ルを複製し、複製したセルに指定されたバーチャルパス
認識番号を記述する。その後、セル複製手段31は、2
つのセルをセル合成手段32に送出する。
【0004】セル合成手段32は、一方のセルを通信ノ
ードbに送出するバーチャルパスVP5のセルとすると
するために、バーチャルパス識別番号を変更する。同様
に、他方のセルをカスタマ装置Bに送出するバーチャル
パスVP6のセルとするため、バーチャルパス認識番号
を変更する。その後、2つのセルはスイッチ部の1の入
力部に送出され、それぞれバーチャルパスVP5のセ
ル、バーチャルパスVP6のセルとして送信される。同
様の処理を図に示す全ての入力セルに施すことにより、
バーチャルパス分岐接続が実現する。
【0005】このように、ATMでの符号化データをセ
ル化して伝送する際に、複数局のカスタマ装置間で他局
の装置が送出するセルを全て受け取るためには、各局
(カスタマ装置)間の通信ノード毎にバーチャルパス分
岐接続装置等を設け、セルを分岐及び合流、バーチャル
パスの分岐並びにセルのバーチャルパス認識番号を変更
しなければならなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、自局以外の他の局から送出されたセルを全て受信す
るには各局のカスタマ装置間の通信ノード上にバーチャ
ルパス分岐接続装置等の設置が必要であった。
【0007】また、このような方法では、接続局数の増
加及び各局の位置関係により、バーチャルパス分岐接続
装置等の設置場所や回線のルートに制限が課せられるこ
とが多かった。
【0008】さらに伝送路の障害による通信断を回避す
るために、例えばバックアップ伝送路による二重化等の
冗長な構成をする場合でも、その構成や制御が複雑にな
らざるを得なかった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、局間のノード上の装置を不要と
するとともに、容易に伝送路の冗長構成を構築できる、
画像伝送装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本出願に係るデータ伝送
方法は、複数のデータ伝送装置間でデータ信号の伝送を
する際、データ伝送装置毎に、データ送信元のデータ伝
送装置及び送信先のデータ伝送装置を1対1に定め、各
データ伝送装置は、送信されたデータに作成したデータ
を含めて送信する。
【0011】また、本出願に係るデータ伝送方法は、環
状に回線接続された複数のデータ伝送装置間を非同期転
送モードでデータ伝送する際、各データ伝送装置では、
あらかじめ定められたデータ伝送装置から送信されたセ
ル群に、作成したセルを加えて多重化し、あらかじめ定
められた次のデータ伝送装置に送信する。
【0012】また、本出願に係るデータ伝送方法は、1
又は複数の他のデータ伝送装置が作成したセルを処理す
る設定がされている場合、送信されたセル群に1又は複
数の他のデータ伝送装置が作成したセルが含まれている
と判断すれば、セルを複製して処理する。
【0013】また、本出願に係るデータ伝送方法は、送
信されたセル群に作成したセルが含まれていると判断す
ると、作成したセルの代わりに新たに作成したセルを多
重化し、あらかじめ定められた次のデータ伝送装置に送
信する。
【0014】また、本出願に係るデータ伝送方法は、回
線を二重にしている場合に、各データ伝送装置では、送
信されたセル群に作成したセルが含まれているかどうか
を判断し、あらかじめ定められた時間分、作成したセル
が含まれていないと判断すると、他方の回線に切り替え
る。
【0015】また、本出願に係るデータ伝送方法の各デ
ータ伝送装置は、セルに含まれるバーチャルチャネル識
別子に基づいて、どのデータ伝送装置が作成したセルか
を判断する。
【0016】また、本出願に係るデータ伝送装置は、非
同期転送モードでデータ伝送をするために、送信対象の
データを分割してセルを作成するセル作成手段と、あら
かじめ定められた1の送信元から送信されたセル群に、
前記セル作成手段が作成したセルを加えて多重化し、あ
らかじめ定められた1の送信先に送信するストリーム多
重手段とを備えている。
【0017】また、本出願に係るデータ伝送装置は、送
信されたセルに基づいて、分割されたデータを作成する
データ作成手段をさらに備え、ストリーム多重手段は、
送信されたセル群に、データ作成対象となる他のデータ
伝送装置が作成したセルが含まれていると判断すれば、
そのセルを複製してデータ作成手段に送信する。
【0018】また、本出願に係るデータ伝送装置は、ス
トリーム多重手段は、送信されたセル群に含まれている
セル作成手段が作成したセルを破棄し、セル作成手段が
新たに作成したセルを含めて多重化して送信する。
【0019】また、本出願に係るデータ伝送システム
は、非同期転送モードでデータ伝送をするために、送信
対象のデータを分割してセルを作成するセル作成手段
と、送信されたセル群に、セル作成手段が作成したセル
を加えて多重化して送信するストリーム多重手段とを備
えたデータ伝送装置を複数備え、複数のデータ伝送装置
を環状に回線接続して、非同期転送モードによるデータ
伝送をする。
【0020】また、本出願に係るデータ伝送システム
は、回線を二重に構成し、ストリーム多重手段は、あら
かじめ定められた時間、送信されたセル群にセル作成手
段が作成したセルが含まれていないと判断すると、もう
一方の回線に切り替える処理を行う。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態に係るデータ伝送装置を含むシステムの一例を表す図
である。ここでは4局を接続して各局の画像データをや
りとりする場合について説明する。各局はそれぞれ本発
明に係るデータ伝送装置である画像伝送装置を有してい
る。各局をそれぞれA局、B局、C局、D局とし、各局
が有する画像伝送装置をそれぞれA局画像伝送装置22
0A、B局画像伝送装置220B、C局画像伝送装置2
20C、D局画像伝送装置220Dとする。それぞれの
画像伝送装置は、#0系回線101及び#1系回線10
2により、環状(以下、リング状という)に二重に接続
され、冗長な構成を採っている。ここで、この回線は光
ファイバケーブルによる回線であるとする。また、デー
タ信号伝送は、#0系回線101では#0系回線側バー
チャルパス103(以下、VP#0103という)、#
1系回線102では#1系回線側バーチャルパス104
(以下、VP#1104という)で行われる。そして、
#0系回線101については、A局画像伝送装置A→B
局画像伝送装置B→C局画像伝送装置C→D局画像伝送
装置D→A局画像伝送装置Aの順に行われるものとす
る。#1系回線102は#0系回線101とは逆順に行
われるものとする。VCa105、VCb106、VC
c107、VCd108は、それぞれA局画像伝送装置
220A、B局画像伝送装置220B、C局画像伝送装
置220C、D局画像伝送装置220Dがそれぞれ自局
の画像データに基づいて作成したセルである。なお、各
画像伝送装置から伝送される自局のセルの数(データ
量)はそれぞれ異なってもよい。
【0022】図2は各画像伝送装置220の構成を表す
ブロック図である。図2において、220は各局に設置
されている画像伝送装置である。画像伝送装置220は
ATMによる画像転送を実現するためのものである。画
像伝送装置220は、CODEC部218とATMイン
ターフェース部219(以下、ATM−I/F部219
という)とで構成される。CODEC部218は、画像
データ処理手段(図示せず)から入力された自局の画像
データを符号化データ信号に変換する。また、逆に符号
化データ信号を画像データに変換して画像データ処理手
段に出力する。
【0023】ATM−I/F部219は、#0トランシ
ーバ手段211、#1トランシーバ手段212、送信切
替手段213、受信切替手段214、伝送フレーム生成
・復元手段215、セルストリーム・ヘッダ処理手段2
16及びセル分解・組立手段217で構成される。#0
トランシーバ手段211は、#0系回線101を介して
伝送フレーム形式の信号(以下、伝送フレームという)
を送受信するためのものである。#1トランシーバ手段
212は、#1系回線102を介して伝送フレームを送
受信するためのものである。送信切替手段213は、伝
送フレームを送信する場合に、#0トランシーバ手段2
11に送信させるか又は#1トランシーバ手段212に
送信させるかを切り替えるためのものである。受信切替
手段214は、伝送フレームを受信する場合に、#0ト
ランシーバ手段211から受信するか又は#1トランシ
ーバ手段212から受信するかを切り替えるためのもの
である。伝送フレーム生成・復元手段215は、複数の
セルを、SDH(Synchronous Digital Hierarchy )準
拠の伝送フレーム内に格納して送信するための処理を行
う。また、伝送フレームに格納された各セルを復元し、
セルストリーム・ヘッダ処理手段216に送信する。セ
ルストリーム・ヘッダ処理手段216は、伝送フレーム
生成・復元手段215から送信されたセルに含まれる自
局のセルを破棄し、新たな自局のセルを加えて伝送フレ
ーム生成・復元手段215に送信する。また、自局で必
要とする他局のセルを複製し、セル分解・組立手段21
7に送信する。セル分解・組立手段217は、CODE
C部218から送信された符号化データ信号をセルに分
解してセルストリーム・ヘッダ処理手段216に送信す
る。また、セルストリーム・ヘッダ処理手段216から
送信されたセルに基づいて符号化データ信号を組み立て
てCODEC部218に送信する。
【0024】本実施の形態は、各局に設置され、それぞ
れのがリング状に回線接続された画像伝送装置(例えば
C局画像伝送装置220C)について、セルストリーム
・ヘッダ処理手段216が、あらかじめ決まった画像伝
送装置(例えばB局画像伝送装置220B)から送信さ
れた他局のセルに自局のセルを付して多重化して次の画
像伝送装置(例えばD局画像伝送装置220D)に送信
する。その際、1周した自局のセルを破棄して、セル化
した新しい自局の画像データを加えて多重化して送信す
る。このようにすることで、画像伝送装置と画像伝送装
置との間に他の装置を必要としなくても、各局それぞれ
が、全ての局が送信したセルを受信しながら、新しいセ
ルを送信することができる。そして、さらに、リング状
の回線を二重化し、自局が送信したセルが1周して戻っ
てきたかどうかを判断することで回線の障害等を検出
し、別の回線に切り替える。なお、ここでは、ATMに
おいて、画像データをセル化し、伝送フレームで伝送す
る場合について述べているが、特にATMでなければな
らないわけではない。また、データも画像データだけで
なく、さまざまなデータに適用することができる。
【0025】図3はセルストリーム・ヘッダ処理手段2
16の動作を表す図である。ここでは、C局画像伝送装
置220Cにおける動作について説明する。例えばB局
画像伝送装置Bから#0VP103を介して伝送された
伝送フレームは、#0トランシーバ手段211で受信さ
れ、伝送フレーム生成・復元手段215において各セル
に復元される。そして、復元された各セルはセルストリ
ーム・ヘッダ処理手段216に送信される。ここでは、
VCa105−2、VCb106−2、VCc107−
1、VCd108−1が復元されたものとする。
【0026】セルストリーム・ヘッダ処理手段216
は、各局の画像伝送装置220がセルを作成する際に、
局毎に異なったものとして付加された、ヘッダに含まれ
るバーチャルチャネル識別子(VCI)をセル毎に判断
する。そのセルが、他局の画像伝送装置が作成したセル
であると判断すると、そのセルに基づく画像データを取
り込んで、例えば自局の画像データ処理装置(図示せ
ず)に送信するように設定されているかどうかを判断す
る。設定がなされていれば、VCa105−2のよう
に、そのセルを複製し、一方をセル分解・組立手段21
7に送信する。セル分解・組立手段217では、符号化
データ信号にしてCODEC部218に送信する。ま
た、設定がなされていなければ、複製を行わずに次のD
局画像伝送装置220Dに送信するようにする。一方、
そのセルが自局のセルであると判断すると、そのセルは
他の画像伝送装置を経て1周して戻ってきたものとし
て、VCc107−1のように、そのセルを破棄する
(次に送信しない)。
【0027】代わりに、自局の画像データに基づいて新
たに作成した自局のセルVCc107−2と多重し、伝
送フレーム生成・復元手段215に送信する。これによ
り、他局のセルと多重化して伝送することで、各局の画
像伝送装置は、全ての局の画像伝送装置が作成したセル
をそれぞれ受信し、新しいセルを送信することができ
る。
【0028】図4は回線切り替え動作を説明するための
図である。ここでは、#0系回線101を主回線とし、
#1系回線102を予備回線とする。そして、通常は、
#0トランシーバ手段211によって信号の送受信を行
うように、送信切替手段213及び受信切替手段214
の切替設定をしておく。
【0029】障害等の理由により、ある局とある局との
画像伝送装置と間で#0系回線101(VP#010
3)による信号伝送ができなくなった場合、ある局で
は、送信されるべき伝送フレームが送信されなくなる。
ここで、セルストリーム・ヘッダ処理手段216では、
前述したようにVCIをセル毎に判断している。そこ
で、セル分解・組立手段217が作成した自局のセルを
多重化して送信しているにもかかわらず、VCIに基づ
いて、一定時間を経過しても自局のセルを受信していな
いと判断すると、障害が発生したものとして送信切替手
段213及び受信切替手段214に切替を行わせ、#1
トランシーバ手段212によって信号の送受信を行わせ
る。
【0030】ある局の画像伝送装置が回線切替を行う
と、残りの局の画像伝送装置においても、それぞれ自局
のセルが受信できなくなるので、それぞれ上記と同様の
判断を行うことになり、全局の画像伝送装置が自動的に
回線の切替を行うことになる。
【0031】以上のように第1の実施の形態によれば、
リング状に二重に構成された#0系回線101及び#1
系回線102に接続された複数の画像伝送装置220
が、それぞれのデータ伝送方向を定め、セルストリーム
・ヘッダ処理手段216が、送信されたセルの中に自局
のセルを加えて多重化して送信する処理を行うようにし
たので、全てのデータ伝送装置で作成されたデータを全
てのデータ伝送装置で受信することができる。このた
め、他の装置を必要とせず安価であり、容易にデータ伝
送装置を増設することもできる。また、セルストリーム
・ヘッダ処理手段216は、送信されたセルのVCIを
判断して、定められたセルを複製してセル分解・組立手
段217に送信し、セル分解・組立手段217では、符
号化データ信号にしてCODEC部218に送信する。
これにより自局に必要な他局の画像データを取り込むこ
とができる。また、VCIに基づき、自局のセルである
と判断すると、そのセルを破棄して、新たなセルを送信
する。これにより、全てのデータ伝送装置で受信された
セルを破棄し、新たなセルを送信することができる。そ
して、自局のセルを送信しているにも関わらず、一定時
間それが検出されないと判断すると、伝送する回線を切
り替え、信頼性の向上を図る。
【0032】
【発明の効果】以上のように本出願に係る発明によれ
ば、データ伝送装置毎に、データの送信元のデータ伝送
装置及び送信先のデータ伝送装置を1対1に定めておい
て、各データ伝送装置は、送信されたデータに作成した
データを含めて送信するようにしたので、全てのデータ
伝送装置で作成されたデータを全てのデータ伝送装置で
受信することができる。しかも、データ伝送装置の他に
装置を必要としないので安価であり、データ伝送装置を
増設する場合も容易に行うことができる。
【0033】また、本出願に係る発明によれば、環状に
回線接続された複数のデータ伝送装置では、あらかじめ
定められたデータ伝送装置から送信されたセル群に、作
成したセルを加えて多重化し、あらかじめ定められた次
のデータ伝送装置に送信し、非同期転送モードによるデ
ータ伝送をするようにしたので全てのデータ伝送装置で
作成されたセルを全てのデータ伝送装置で受信すること
ができる。しかも、データ伝送装置の他に装置を必要と
しないので安価であり、データ伝送装置を増設する場合
も容易に行うことができる。
【0034】また、本出願に係る発明によれば、送信さ
れたセル群に1又は複数の他のデータ伝送装置が作成し
たセルが含まれていると判断すれば、そのセルを複製し
て処理するようにしたので、処理を行うデータ伝送装置
のみの設定で、他のデータ伝送装置で作成されたセルを
取り込み、処理することができ、運用、操作面で便利で
ある。
【0035】また、本出願に係る発明によれば、送信さ
れたセル群に含まれている作成したセルの代わりに新た
に作成したセルを多重化して送信するようにしたので、
セルが全てのデータ伝送装置で受信されたことを確認
し、新たなセルを送信することができる。
【0036】また、本出願に係る発明によれば、作成し
たセルを送信しているにも関わらず、あらかじめ定めら
れた時間分、作成したセルが含まれていないと判断する
と、他方の回線に切り替えるようにしたので、自動的に
回線切替を行うことができ、システムの信頼性を向上さ
せることができる。
【0037】また、本出願に係る発明によれば、セルに
含まれる、データ伝送装置固有のバーチャルチャネル識
別子に基づいて、そのセルを作成したデータ伝送装置を
判断するようにしたので、判断が容易で便利である。
【0038】また、本出願に係る発明によれば、セル作
成手段が作成したセルを、ストリーム多重手段が1の送
信元から送信されたセル群に加えて多重化して1の送信
先に送信するようにしたので、全てのデータ伝送装置で
作成されたデータを全てのデータ伝送装置で受信するこ
とができる。
【0039】また、本出願に係る発明によれば、データ
作成手段をさらに備え、ストリーム多重手段は、データ
作成対象となる他のデータ伝送装置が作成したセルが送
信されたセル群に含まれていれば、セルを複製してデー
タ作成手段に送信するようにしたので、他のデータ伝送
装置で作成されたセルを取り込み、処理することがで
き、運用、操作面で便利である。
【0040】また、本出願に係る発明によれば、ストリ
ーム多重手段が、送信されたセル群に含まれているセル
作成手段が作成したセルを破棄し、セル作成手段が新た
に作成したセルを含めて多重化して送信するようにした
ので、全てのデータ伝送装置で受信されたセルに代えて
新たなセルを送信することができる。
【0041】また、本出願に係る発明によれば、セル作
成手段と、ストリーム多重手段とを備えたデータ伝送装
置を複数備え、複数のデータ伝送装置を環状に回線接続
して、非同期転送モードによるデータ伝送をするように
したので、全てのデータ伝送装置で作成されたデータを
全てのデータ伝送装置で受信することができるシステム
を得ることができる。また、データ伝送装置の他に装置
を必要としないので安価であり、データ伝送装置を増設
する場合も容易に行うことができる。
【0042】また、本出願に係るデータ伝送システム
は、回線を二重に構成し、ストリーム多重手段が、あら
かじめ定められた時間、送信されたセル群にセル作成手
段が作成したセルが含まれていないと判断すると、もう
一方の回線に切り替える処理を行うようにしたので、全
てのデータ伝送装置で自動的に回線切替を行うことがで
き、システムの信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るデータ伝送
装置を含むシステムの一例を表す図である。
【図2】 各画像伝送装置220の構成を表すブロック
図である。
【図3】 セルストリーム・ヘッダ処理手段216の動
作を表す図である。
【図4】 回線切り替え動作を説明するための図であ
る。
【図5】 従来のATMによる、映像及び音声を含めた
画像等のデータ転送システムを表す図である。
【図6】 通信ノード内で合流を行う際に用いるバーチ
ャルパス分岐接続装置を表す図である。
【符号の説明】
220A A局画像伝送装置、220B B局画像伝送
装置、220C C局画像伝送装置、220D D局
画像伝送装置、101 #0系回線、102#1系回
線、103 #0系回線側バーチャルパス、104 #
1系回線側バーチャルパス、105 VCa、106
VCb、107 VCc、108 VCd、211 #
0トランシーバ手段、212 #1トランシーバ手段、
213送信切替手段、214 受信切替手段、215
伝送フレーム生成・復元手段、216 セルストリーム
・ヘッダ処理手段、217 セル分解・組立手段、21
8 CODEC部、219 ATM−I/F部、220
画像伝送装置。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ伝送装置間でデータ信号の
    伝送をする際、データ伝送装置毎に、送信元のデータ伝
    送装置及び送信先のデータ伝送装置を1対1に定め、各
    データ伝送装置は、送信されたデータに作成したデータ
    を含めて送信することを特徴とするデータ伝送方法。
  2. 【請求項2】 環状に回線接続された複数のデータ伝送
    装置間を非同期転送モードでデータ伝送する際、各デー
    タ伝送装置では、あらかじめ定められたデータ伝送装置
    から送信されたセル群に、作成したセルを加えて多重化
    し、あらかじめ定められた次のデータ伝送装置に送信す
    ることを特徴とするデータ伝送方法。
  3. 【請求項3】 1又は複数の他のデータ伝送装置が作成
    したセルを処理する設定がされている場合、前記送信さ
    れたセル群に1又は複数の他のデータ伝送装置が作成し
    たセルが含まれていると判断すれば、セルを複製して処
    理することを特徴とする請求項2記載のデータ伝送方
    法。
  4. 【請求項4】 前記送信されたセル群に前記作成したセ
    ルが含まれていると判断すると、前記作成したセルの代
    わりに新たに作成したセルを多重化し、前記あらかじめ
    定められた次のデータ伝送装置に送信することを特徴と
    する請求項2記載のデータ伝送方法。
  5. 【請求項5】 前記回線を二重にしている場合に、各デ
    ータ伝送装置では、前記送信されたセル群に前記作成し
    たセルが含まれているかどうかを判断し、あらかじめ定
    められた時間分、前記作成したセルが含まれていないと
    判断すると、他方の回線に切り替えることを特徴とする
    請求項4記載のデータ伝送方法。
  6. 【請求項6】 前記各データ伝送装置は、前記セルに含
    まれるバーチャルチャネル識別子に基づいて、どのデー
    タ伝送装置が作成したセルかを判断することを特徴とす
    る請求項2記載のデータ伝送方法。
  7. 【請求項7】 非同期転送モードでデータ伝送をするた
    めに、送信対象のデータを分割してセルを作成するセル
    作成手段と、 あらかじめ定められた1の送信元から送信されたセル群
    に、前記セル作成手段が作成したセルを加えて多重化
    し、あらかじめ定められた1の送信先に送信するストリ
    ーム多重手段とを備えたことを特徴とするデータ伝送装
    置。
  8. 【請求項8】 送信されたセルに基づいて、分割された
    データを作成するデータ作成手段をさらに備え、 前記ストリーム多重手段は、前記送信されたセル群に、
    データ作成対象となる他のデータ伝送装置が作成したセ
    ルが含まれていると判断すれば、そのセルを複製して前
    記データ作成手段に送信することを特徴とする請求項7
    記載のデータ伝送装置。
  9. 【請求項9】 前記ストリーム多重手段は、前記送信さ
    れたセル群に含まれている前記セル作成手段が作成した
    セルを破棄し、前記セル作成手段が新たに作成したセル
    を含めて多重化して送信することを特徴とする請求項7
    記載のデータ伝送装置。
  10. 【請求項10】 非同期転送モードでデータ伝送をする
    ために、送信対象のデータを分割してセルを作成するセ
    ル作成手段と、 送信されたセル群に、前記セル作成手段が作成したセル
    を加えて多重化して送信するストリーム多重手段とを備
    えたデータ伝送装置を複数備え、複数の前記データ伝送
    装置を環状に回線接続して、非同期転送モードによるデ
    ータ伝送をすることを特徴とするデータ伝送システム。
  11. 【請求項11】 前記回線を二重に構成し、 前記ストリーム多重手段は、あらかじめ定められた時
    間、前記送信されたセル群に前記セル作成手段が作成し
    たセルが含まれていないと判断すると、もう一方の回線
    に切り替える処理を行うことを特徴とする請求項10記
    載のデータ伝送システム。
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