JP2007251817A - リングノード装置及びリングノード冗長方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】障害発生時であっても伝送路を確保することができる冗長構成をとりつつ、保守単位として分離可能で従来方式と互換性があり、障害発生時にもスムースに主系から待機系への切り替えが可能であるリングノード装置及びリングノード冗長方法を提供する。
【解決手段】本発明のリングノード装置100は、主系のRPRカードY(w)110及び待機系のRPRカードY(p)150を有し、RPRカードY(w)110とL2/L3スイッチ200との通信リンクの断絶が検知されたことを契機として、主系のRPRカードY(w)110から待機系のRPRカードY(p)150へ切り替えてL2/L3スイッチ200と通信を行うように制御することにより、リングノード装置100とL2/L3スイッチ200との通信を切断することなく、スムースに切り替えることが可能となる。
【選択図】 図3
【解決手段】本発明のリングノード装置100は、主系のRPRカードY(w)110及び待機系のRPRカードY(p)150を有し、RPRカードY(w)110とL2/L3スイッチ200との通信リンクの断絶が検知されたことを契機として、主系のRPRカードY(w)110から待機系のRPRカードY(p)150へ切り替えてL2/L3スイッチ200と通信を行うように制御することにより、リングノード装置100とL2/L3スイッチ200との通信を切断することなく、スムースに切り替えることが可能となる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、端末装置をRPR(Resilient Packet Ring)リングネットワークにそれぞれ接続させるためのリングノード装置において、主系のRPRインターフェースカード及び待機系のRPRインターフェースカードを用いたリングノード装置及びリングノード冗長方法に関し、特に、保守単位として分離可能で従来方式と互換性があり、障害発生時にもスムースに主系から待機系への切り替えが可能であるリングノード装置及びリングノード冗長方法に関する。
インターネットなどのネットワーク接続において、サービスプロバイダ内の接続拠点間を結ぶ回線や、事業者間接続拠点を介して異なるサービスプロバイダ同士を接続するためのバックボーン回線は、「(A)通信速度の高速化への対応」、「(B)接続数の増加への対応」、「(C)送受信データ量の増加への対応」の各要請を満たすとともに、「(D)高い信頼性及び障害復旧性の具備」という要請を満たさなければならない。
従来から、バックボーン回線には、SONET/SDH(Synchronous Optical NETwork/Synchronous Digital Hierarchy)という光ファイバ基盤の高速デジタル通信方式が採用されていた。SONET/SDHは、光ファイバのリング型のネットワークを構成できるために、前述の(A)の要請は満たしている。そして、リングを二重にして、片方のリングを障害復旧専用とすることによって、前述の(D)の要請に応えていた。しかし、片方のリングを障害復旧専用とし、物理的な帯域を半分しか使用しないので、物理的な帯域を効率的に利用しているとは言えない。
そこで、(B)及び(C)の要請をさらに満たすために、例えば、特許文献1に示すように、SONET/SDHを基礎としたRPR(Resilient Packet Ring)が考案された。このRPRは、2重のリングのそれぞれに反対方向へ同時にデータを流すことによって、物理的な全帯域を効率的に利用するのみならず、SONET/SDHと同レベルの高い信頼性及び障害復旧性を具備するものである。
しかしながら、上記特許文献1に代表される従来技術では、RPRのリング内に配置されるリングノード間での通信障害には障害復旧可能であっても、該リングノードとその配下に接続される端末装置との間で発生した障害に対しては、何ら対応できなかった。即ち、RPRのリングノードと配下の端末装置とを接続するためのRPRインターフェースカードから該端末装置までの伝送路が断絶すると、該端末装置がRPRのリングから切り離された状態となり、通信が途絶えてしまう。
これに対して、RPRインターフェースカードを2重に構成し、RPRインターフェースから端末装置までの間の伝送路を2重化することで、一方のRPRインターフェースから端末装置までの間の伝送路が断絶しても、もう一方のRPRインターフェースから端末装置までの間の伝送路を使用して通信を継続することが考えられる。
しかし、RPRの仕様を規定するIEEE802.17の勧告上、2重に構成されたRPRインターフェースカードそれぞれに実装されるステーションに、ステーション識別子として異なるMAC(Media Access Control)アドレスを割り当てなければならない。よって、一方の主系のRPRインターフェースカードからもう一方の待機系のRPRインターフェースカードへの切り替えは、障害発生部分にかかるMACアドレスのエントリを消去しなければ、エイジング期間である数分間はネットワークから切り離されてしまうこととなり、スムースに行うことができない。
なお、IEEE802.17では、制御手段として、OAM(Operation Administration Maintenance)機能の中でFlushフレームが用意されているが、優先制御用のキュー中のフレームを消去するものであって、障害発生部分にかかるMACアドレスのエントリを消去するものではない。
本発明は、上記問題点(課題)を解消するためになされたものであって、障害発生時であっても伝送路を確保することができる冗長構成をとりつつ、保守単位として分離可能で従来方式と互換性があり、障害発生時にもスムースに主系から待機系への切り替えが可能であるリングノード装置及びリングノード冗長方法を提供することを目的とする。
上述した問題を解決し、目的を達成するため、本発明の一実施態様は、リングネットワークを構成するリングノード装置であって、端末装置を接続するための主系のRPR(Resilient Packet Ring)インターフェースカード及び待機系のRPRインターフェースカードと、前記リングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する信号入力手段と、前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された信号の前記端末装置への出力を停止する待機系信号出力停止手段と、前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする信号マスク手段とを備え、前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカードは、前記リングネットワークを構成するリングノード装置の識別子として同一の識別子を有することを特徴とする。
また、本発明の他の実施態様は、同一のネットワーク識別情報が割り当てられおり、スイッチが有する異なる接続ポートを介した通信リンクがそれぞれ確立されている端末装置をRPR(Resilient Packet Ring)リングネットワークに接続させるための主系のRPRインターフェースカード及び待機系のRPRインターフェースカードを用いたリングノード冗長方法であって、前記リングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する信号入力工程と、前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を停止する待機系信号出力停止工程と、前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする待機系信号マスク工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明の他の実施態様は、上記において、前記主系のRPRインターフェースカードと前記端末装置との前記通信リンクの断絶を検知する通信リンク断絶検知工程と、前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を開始する待機系信号出力開始工程と、前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号のマスクを解除する信号マスク解除工程とをさらに含んだことを特徴とする。
また、本発明の他の実施態様は、同一のネットワーク識別情報が割り当てられおり、スイッチが有する異なる接続ポートを介した通信リンクがそれぞれ確立されている端末装置をRPR(Resilient Packet Ring)リングネットワークに接続させるための主系のRPRインターフェースカード及び待機系のRPRインターフェースカードを有するリングノード装置であって、前記リングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する信号入力手段と、前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を停止する待機系信号出力停止手段と、前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする信号マスク手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の実施態様は、上記において、前記主系のRPRインターフェースカードと前記端末装置との前記通信リンクの断絶を検知する通信リンク断絶検知手段と、前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を開始する待機系信号出力開始手段と、前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号のマスクを解除する信号マスク解除手段とをさらに備えたことを特徴とする。
本発明によれば、端末装置をRPRリングネットワークへ接続するために主系及び待機系のRPRインターフェースカードを使用するリングネットワークを構成するリングノード装置において、双方のRPRインターフェースカードに同一識別子を持たせ、リングネットワークから主系及び待機系のRPRインターフェースカード双方へ信号を入力するものの、待機系のRPRインターフェースカードから端末装置への信号出力を停止し、端末装置から待機系のRPRインターフェースカードへの入力信号をマスクすることによって、主系のRPRインターフェースカードを選択して使用可能とするので、主系のRPRインターフェースカードの障害発生時に、待機系のRPRインターフェースカードを該主系のRPRインターフェースカードと同等に使用することができ、スムースなRPRインターフェースカードの切り替えを行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、端末装置をRPRリングネットワークへ接続するために主系及び待機系のRPRインターフェースカードを使用した冗長構成において、リングネットワークから主系及び待機系のRPRインターフェースカード双方へ信号を入力するものの、待機系のRPRインターフェースカードから端末装置への信号出力を停止し、端末装置から待機系のRPRインターフェースカードへの入力信号をマスクすることによって、主系のRPRインターフェースカードを選択して使用可能とすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、主系のRPRインターフェースカードと端末装置との通信リンクの断絶が検知されたならば、待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の端末装置への出力を開始し、端末装置から待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号のマスクを解除するので、主系から待機系へのスムースな移行が行え、迅速な障害復旧が可能となるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るリングノード装置及びリングノード冗長方法の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下に示す実施例では、本発明を、SONET/SDHを基盤としたRPRリングネットワークに端末装置を接続するためのリングノード装置に適用した例を示すこととする。
図1は、従来のRPR接続方式の問題点を示す図である。図2は、本発明のRPR接続方式の概要と特徴を示す図である。これらの図を参照し、従来のRPR接続方式と本発明のRPR接続方式とを対比して説明する。なお、従来のRPR接続方式及び本発明のRPR接続方式で、それぞれの配下でスイッチであるL2スイッチ又はL3スイッチ(L2/L3スイッチ)を介して端末装置が接続されているリングノード装置a〜dにおいて、リングノード装置cからリングノード装置aへの経路を経由して信号を送信する場合を考え、リングノード装置cからリングノード装置bへ向かう伝送路においてネットワーク障害が発生した場合を想定する。
先ず、図1に示す従来のRPR接続方式では、リングノード装置cからリングノード装置bへ向かう伝送路においてネットワーク障害が発生した場合((a-1)ネットワーク障害発生)に、リングプロテクション機能であるステアリングによって、リングノード装置cからリングノード装置bを経由してリングノード装置aへ至る経路を変更して、リングノード装置cからリングノード装置dを経由してリングノード装置aへ至る経路で信号が送信される((a−2)逆方向の経路で迂回)。このようにして、ネットワーク障害に対しては、ステアリングやラッピングなど機能により、障害の影響を回避することが可能である。
しかし、リングノード装置a内において、RPRカード障害又はRPRカード〜L2/L3スイッチ間のイーサネット(登録商標)障害が発生した場合((a−3)RPRカード又はイーサネット(登録商標)障害発生)に、この障害の影響を除去する手段がなく、ネットワークが切断されてしまうことになる。
これに対し、図2に示す本発明のRPR接続方式は、(b−1)ネットワーク障害発生に対しては、従来どおり、ステアリングによって(b−2)逆方向の経路で迂回する。さらに、リングノード装置a内においてRPRカードを2個有し、かつ該RPRカードそれぞれからL2/L3スイッチへイーサネット(登録商標)伝送路を確保しているので、(a−3)RPRカード又はイーサネット(登録商標)障害発生時に、この障害の影響を除去すべく、障害が発生したRPRカード及びイーサネット(登録商標)伝送路側から待機系のRPRカード及びイーサネット(登録商標)伝送路側へRPRカードを切り替え((a−4)RPRカードを切り替え)、ネットワーク切断を回避することが可能となる。
このように、リングノード装置内において、RPRカード及び該RPRカードからL2/L3スイッチへの伝送路を冗長構成することによって、RPRリングネットワーク自体の障害回復機能の意義を没却することなく、RPRリングネットワーク又はリングノード装置の何れにおいて発生した障害に対しても、障害復旧可能となる。
次に、RPRカード冗長構成の概略について説明する。図3は、RPRカード冗長構成の概略を説明する機能ブロック図である。なお、同図では、West方向からEast方向への伝送路であるRinglet0及びRinglet0のリングノード装置内におけるデータ伝送路であるRinglet0 Datapathのみを示すこととするが、East方向からWest方向への伝送路であるRinglet1及びRinglet1のリングノード装置内におけるデータ伝送路であるRinglet1 Datapathも同様である。
また、同図では、リングノード装置内においてRinglet0からの入力信号をRPRカードY(w)及びRPRカードY(p)へ入力し、RPRカードY(w)及びRPRカードY(p)からの出力信号を選択的にRinglet0へ送出するSTS−SW(w)のみを示すこととするが、Ringlet1からの入力信号をRPRカードY(w)及びRPRカードY(p)へ入力し、RPRカードY(w)及びRPRカードY(p)からの出力信号を選択的にRinglet1へ送出するSTS−SW(p)も同様である。
なお、ここで、“RPRカードY(w)”の“w”は「Working」即ち「稼働」を示すことから、“RPRカードY(w)”は稼働中の主系(選択系)RPRカードであり、“RPRカードY(p)”の“p”は「Protection」即ち「保護」を示すことから、“RPRカードY(p)”は待機中の待機系RPRカードである。また、“STS−SW”は、「Synchronous Transport Signal Switch」を示し、SONET/SDHにおけるパスのクロスコネクトを行う(エッジ・ツー・エッジの経路を変更する)カードであり、後述のSELによって、経路としてのRPRカードY(w)又はRPRカードY(p)を選択するものである。さらに、「STS−SW(w)」及び「STS−SW(p)」の“w”及び“p”は、“RPRカードY(w)”及び“RPRカードY(p)”と同様の意味である。
同図に示すように、リングノード装置100は、STS−SW(w)101と、STS−SW(p)181と、STS−SW(w)101又はSTS−SW(p)181からの信号をRinglet0へ送出するインターフェースである光IFカード102aと、Ringlet0からの入力信号をSTS−SW(w)101又はSTS−SW(p)181へ入力するインターフェースである光IFカード102bと、主系であるRPRカードY(w)110と、待機系であるRPRカードY(p)150と、リングノード装置100全体の制御をつかさどる制御装置103とを有する。なお、光IFカード102aは、Ringlet0のEast方向へ信号を送信するための物理的なインターフェースであるEast PHY102cを有し、光IFカード102bは、Ringlet0のWest方向からの信号を受信するための物理的なインターフェースであるWest PHY102dを有する。
STS−SW(w)101は、RPRカードY(w)からRinglet0への送信信号又はRPRカードY(p)からRinglet0への送信信号の何れかを選択して後述のEast PHY102cへ受け渡すSEL(Selectionの略、選択器)101aを有する。なお、同図には図示しないが、STS−SW(p)181もSTS−SW(w)101と同様の構成を取る。
RPRカードY(w)110は、ステーションIDが“y”であるステーション(ID=y)120と、MAC学習テーブル125と、トポロジテーブル126と、ステーション(ID=y)120から後述のL2/L3スイッチ200へ出力される信号の出力及びL2/L3スイッチ200からステーション(ID=y)120へ入力される信号の出力停止制御及びマスク制御を行うbridge131と、RPRカードY(w)110とL2/L3スイッチ200との信号の授受の物理的なインターフェースであるPHY132とを有する。
また、ステーション(ID=y)120は、RPRカードY(w)110とRinglet0との接続点であるRinglet0 Datapath121と、RPRカードY(w)110とRinglet1との接続点であるRinglet1 Datapath122と、L2/L3スイッチ200からの信号をRinglet0 Datapath121又はRinglet1 Datapath122の何れかに切り替えて受け渡すRinglet Selection123とを有する。ステーション(ID=y)120の構成の詳細は、図4を参照して詳述する。
RPRカードY(p)150も、RPRカードY(w)110と同様に、ステーションID“y”が複写・複写されているステーション(ID=y(複製))160と、MAC学習テーブル165と、トポロジテーブル166と、ステーション(ID=y(複製))160からL2/L3スイッチ200へ出力される信号の出力及びL2/L3スイッチ200からステーション(ID=y(複製))160へ入力される信号の出力停止制御及びマスク制御を行うbridge171と、RPRカードY(p)160とL2/L3スイッチ200との信号の授受の物理的なインターフェースであるPHY172とを有する。
同図では、RPRカードY(p)150が待機系であるので、bridge171は、L/2L3スイッチ200への信号出力を停止し、L/2L3スイッチ200からの信号入力をマスクする。この信号出力停止及び信号入力マスクは、RPRカードY(p)150とL2/L3スイッチ200との通信リンクは確立させつつも、フレーム送受信を停止することにより、MACアドレスの学習を行わないように制御するものである。
RPRカードY(w)110に障害が発生し、RPRカードY(p)150が代替稼働することとなった場合には、bridge171は、L/2L3スイッチ200への信号出力を開始し、L/2L3スイッチ200からの信号入力のマスクを解除する。そして、RPRカードY(w)110のbridge131がL/2L3スイッチ200への信号出力を停止し、L/2L3スイッチ200からの信号入力のマスクを開始することとなる。
また、SEL101aは、待機系であるRPRカードY(p)150からの出力信号を選択せず、主系であるRPRカードY(w)110からの出力信号を選択してRinglet0へ送信する。そして、RPRカードY(w)110に障害が発生し、RPRカードY(p)150が代替稼働することとなった場合には、RPRカードY(w)110からの出力信号の選択を取りやめ、RPRカードY(p)150からの出力信号を選択してRinglet0へ送信することになる。
なお、端末装置をリングノード装置100を介してRPRリングネットワーク(Ringlet0及びRinglet1)に接続するためのL2/L3スイッチ200は、Port1201a及びPort2201bを有する。Port1201aは、L2/L3スイッチ200とRPRカードY(w)110とをPHY132を介して接続するための接続ポートである。また、Port2201bは、L2/L3スイッチ200とRPRカードY(p)150とをPHY172を介して接続するための接続ポートである。
このように、リングノード装置100がRPRカードY(w)及びRPRカードY(p)の2枚のRPRカードを備え、一方のRPRカードとL2/L3スイッチ200との通信リンクの断絶などの障害が発生した場合であっても、もう一方のRPRカードへ切り替えることによって、伝送路を確保することができる冗長構成をとりつつ、保守単位として分離可能で従来方式と互換性があり、障害発生時にもスムースに主系から待機系への切り替えが可能となる。よって、リングノード装置内における障害発生により結果としてRPRリングネットワークが切断されてしまうという、RPRリングネットワークの高い障害復旧性を没却することを防止することができる。
次に、図3に示したRPRカードステーションの構成について説明する。図4は、図3に示したRPRカードステーションの構成を示す機能ブロック図である。同図では、RPRカードY(w)110のステーション(ID=y)120について説明するが、RPRカードY(p)150のステーション(ID=y(複製))160も同様である。
同図に示すように、ステーション(ID=y)120は、West PHY102cから信号を受信し、East PHY102cへ信号を出力するRinglet0 Datapath121と、East PHY102cから信号を受信し、West PHY102cへ信号を出力するRinglet1 Datapath122と、bridge131から受信した信号をRinglet0 Datapath121又はRinglet1 Datapath122の何れかを選択して受け渡すRinglet Selection123と、bridge131を介してL2/L3スイッチ200に接続される端末装置とMACアドレスを授受するMAC Control124と、Ringlet0 Datapath121、Ringlet1 Datapath122及びRinglet Selection123との間で受け渡されたMACアドレスを記憶し、記憶したMACアドレスの情報を受け渡すMAC学習テーブル125と、Ringlet0 Datapath121、Ringlet1 Datapath122、Ringlet Selection123及びMAC Control124との間で受け渡されたRPRネットワーク上での信号送信経路をリングノード装置のMACアドレスで表現した情報を記憶し、記憶するRPRネットワーク上での信号送信経路をリングノード装置のMACアドレスで表現した情報を受け渡すトポロジテーブル126とを有する。なお、前述のステーションIDと、リングノード装置のMACアドレスとが対応している。
Ringlet0 Datapath121は、Ringlet Selection123から受け取ったイーサフレームフォーマットデータをRPRデータフレームフォーマットのペイロードに埋め込むカプセル化、及び、West PHY102cを介してRinglet0から受け取ったRPRデータフレームフォーマットのペイロードからイーサフレームフォーマットデータを取り出すデカプセル化の処理を行う。
また、Ringlet0 Datapath121は、受信データのキューイング、送信データのシェーピングを行う。また、Ringlet0 Datapath121は、受信したRPRデータフレームが配下に接続される端末装置に送信されるべきものであれば、RPRデータフレームのコピーを作成してデカプセル化を行い、bridge131へ送信する。また、Ringlet0 Datapath121は、受信したRPRデータフレームが配下に接続される端末装置に送信されるべきものでなく、他のリングノード装置へ転送されるべきものであれば通過処理を行う。また、Ringlet0 Datapath121は、受信したRPRデータフレームが配下に接続される端末装置に送信されるべきものでなく、他のリングノード装置へ転送されるべきものでもなければ、データフレームの破棄処理を行う。また、Ringlet0 Datapath121は、カプセル化したRPRデータフレームをEast PHY102cを介してRinglet0へ送出する処理を行う。
Ringlet1 Datapath122もRinglet0 Datapath121と同様に、Ringlet Selection123から受け取ったイーサフレームフォーマットデータをRPRデータフレームフォーマットのペイロードに埋め込むカプセル化、及び、East PHY102cを介してRinglet1から受け取ったRPRデータフレームフォーマットのペイロードからイーサフレームフォーマットデータを取り出すデカプセル化の処理を行う。
また、Ringlet1 Datapath122は、受信データのキューイング、送信データのシェーピングを行う。また、Ringlet1 Datapath122は、受信したRPRデータフレームが配下に接続される端末装置に送信されるべきものであれば、RPRデータフレームのコピーを作成してデカプセル化を行い、bridge131へ送信する。また、Ringlet1 Datapath122は、受信したRPRデータフレームが配下に接続される端末装置に送信されるべきものでなく、他のリングノード装置へ転送されるべきものであれば通過処理を行う。また、Ringlet1 Datapath122は、受信したRPRデータフレームが配下に接続される端末装置に送信されるべきものでなく、他のリングノード装置へ転送されるべきものでもなければ、データフレームの破棄処理を行う。また、Ringlet1 Datapath122は、カプセル化したRPRデータフレームをWest PHY102cを介してRinglet1へ送出する処理を行う。
Ringlet Selection123は、トポロジテーブルに記憶される信号送信経路の情報に基づいて、信号を送出すべきRingletを選択(Ringlet1又はRinglet0)する処理を行う。また、Ringlet Selection123は、MAC学習テーブル125を参照し、送信先端末装置のMACアドレスを選択してフラッディング(ブロードキャスト)の対象端末装置の選択を行う。また、基本(Basic)フレームフォーマット又は拡張(Extended)フレームフォーマットのいずれのRPRフレームフォーマットで信号を送信するかのフレームフォーマット選択を行う。
MAC Control124は、ステーション間の帯域の輻輳を防ぎ公平さを図るfairness、プロテクション、トポロジ情報の管理、OAMなどの各機能を制御するフレームをステーション間で送受信する機能を有する。
また、MAC学習テーブル125には、端末装置のMACアドレスを示す“MAC”と、物理的な接続形態に関わらず仮想的にひとつのLANと見なされるVLAN(Virtual LAN)を識別する識別子である“VID”と、端末装置からRPRリングネットワークへの方向を意味するIngress又はRPRリングネットワークから端末装置への方向を意味するEgressの何れの方向であるかを示す“Direction”との項目を有する。MAC学習テーブル125は、Ringlet0 Datapath121、Ringlet1 Datapath122及びRinglet Selection123との間で受け渡されたMACアドレスを記憶し、記憶したMACアドレスの情報を受け渡すものである。
トポロジテーブル126は、リング内の各ステーションから定期的またはステーションやリングの状態が変化したときに送られてくるトポロジ制御フレームの情報に基づいて構築されるデータベースであり、信号送信経路の情報を管理する機能である。トポロジテーブルはリング情報、自ステーション情報、他ステーション情報で構成される。リング情報はステーション数(“hop”)、障害情報(“ステータス”)、その他リング属性等を管理する。自ステーション情報は自MACアドレス、切り替え方式、切り替え状態、チェックサム情報、fairness情報等を管理する。他ステーション情報はホップ数順に他ステーション情報をRinglet0およびRinglet1それぞれ個別に管理する。
次に、図3に示したRPRカード冗長構成の初期状態の動作について説明する。図5は、図3に示したRPRカード冗長構成の初期状態の動作を説明する図である。同図に示すように、RPRリングネットワーク上に、端末装置A(MACアドレス=a)が接続されているリングノード装置X(MACアドレス=x)と、端末装置B(MACアドレス=b)が接続されているリングノード装置Y(MACアドレス=y)と、端末装置C(MACアドレス=c)が接続されているリングノード装置Z(MACアドレス=z)とが配されている。
なお、リングノード装置X(MACアドレス=x)、リングノード装置Y(MACアドレス=y)及びリングノード装置Z(MACアドレス=z)は、本発明の冗長化されたRPRリングノード装置であるとする。特に、説明のために、リングノード装置Y(MACアドレス=y)は、RPRカードY(w)及びRPRカードY(p)を有するとする。そして、RPRカードY(w)及びRPRカードY(p)は、同一のステーションIDとしてのMACアドレスyを有している。RPRカードY(w)はL2/L3スイッチのPort1に接続されており、RPRカードY(p)はL2/L3スイッチのPort2に接続されているとする。そして、端末装置B(MACアドレス=b)はPort4に接続されているものとする。
この初期状態においては、リングノード装置Xが有するMAC学習テーブル−XにはMACアドレス、VID(VLAN ID)及びDirection(Egress又はIngress)は全く記憶されていない。また、リングノード装置Xが有するトポロジテーブル−Xには、信号送信経路情報として、Ringlet0方向は、hop=1がMACアドレス=z、hop=2がMACアドレス=y、hop=3がMACアドレス=xが記憶され、各MACアドレスに対応するリングノード装置が有するstation情報が記憶されている。ここで、“hop”は、経路において通過するリングノード装置の数である。“hop”は、後述のRPR拡張データフレームフォーマットのヘッダのttl(Time to Live、通過することを予定されているリングノード装置の数)の初期値へセットされる数値である。この、なお“hop”が大きいほど通過するリングノード装置の数が多くなり、通信コストが高くなることになる。各hopに対応するステータス“R”は状態が正常で経路上到達可能であることを示す。障害発生や切替制御により経路上到達不可能である場合には“I”を示す。
同様に、リングノード装置Xが有するトポロジテーブル−Xには、信号送信経路情報として、Ringlet1方向は、hop=1がMACアドレス=y、hop=2がMACアドレス=z、hop=3がMACアドレス=xが記憶され、各MACアドレスに対応するリングノード装置が有するstation情報が記憶されている。なお、各hopに対応するステータス“R”は経路上到達可能であることを示す。
また、リングノード装置Yが有する主系のRPRカードY(w)及び待機系のRPRカードY(p)が有するMAC学習テーブル−Y(w)及びMAC学習テーブル−Y(p)にはMACアドレス、VID及びDirectionは全く記憶されていない。また、リングノード装置Yが有する主系のRPRカードY(w)及び待機系のRPRカードY(p)が有するトポロジテーブル−Y(w)及びトポロジテーブル−Y(p)には、信号送信経路情報として、Ringlet0方向は、hop=1がMACアドレス=x、hop=2がMACアドレス=z、hop=3がMACアドレス=yが記憶され、各MACアドレスに対応するリングノード装置が有するstation情報が記憶されている。なお、各hopに対応するステータス“R”は経路上到達可能であることを示す。
同様に、リングノード装置Yが有する主系のRPRカードY(w)及び待機系のRPRカードY(p)が有するトポロジテーブル−Y(w)及びトポロジテーブル−Y(p)には、信号送信経路情報として、Ringlet1方向は、hop=1がMACアドレス=z、hop=2がMACアドレス=x、hop=3がMACアドレス=yが記憶され、各MACアドレスに対応するリングノード装置が有するstation情報が記憶されている。なお、各hopに対応するステータス“R”は経路上到達可能であることを示す。
また、リングノード装置Zが有するMAC学習テーブル−ZにはMACアドレス、VID及びDirectionは全く記憶されていない。また、リングノード装置Zが有するトポロジテーブル−Zには、信号送信経路情報として、Ringlet0方向は、hop=1がMACアドレス=y、hop=2がMACアドレス=x、hop=3がMACアドレス=zが記憶され、各MACアドレスに対応するリングノード装置が有するstation情報が記憶されている。なお、各hopに対応するステータス“R”は経路上到達可能であることを示す。
同様に、リングノード装置Zが有するトポロジテーブル−Zには、信号送信経路情報として、Ringlet1方向は、hop=1がMACアドレス=x、hop=2がMACアドレス=y、hop=3がMACアドレス=zが記憶され、各MACアドレスに対応するリングノード装置が有するstation情報が記憶されている。なお、各hopに対応するステータス“R”は経路上到達可能であることを示す。また、L2/L3スイッチが有するMAC学習テーブル−L2/L3スイッチにもMACアドレス、VID及びPortは全く記憶されていない。なお、これら各接続ノードのトポロジテーブルは、定期的に送受信している制御フレーム中のトポロジ情報に基づいて構築されるものである。
次に、図3に示したRPRカード冗長構成のEgressの動作について説明する。図6は、図3に示したRPRカード冗長構成のEgressの動作を説明する図である。この場合のEgressは、RPRリングネットワークから端末装置Bへの信号送信方向をいう。同図に示すネットワークの構成及び各トポロジテーブルの状態は図5と同一である。同図に示すように、端末装置C(MACアドレス=c)から端末装置B(MACアドレス=b)へ向けて、イーサフレームフォーマットデータが送信される。
リングノード装置Zにおいて前述のイーサフレームデータは、トポロジテーブル−ZにMACアドレス=bの情報が記憶されていないことを認識して、RPRカプセリング(拡張フレームフォーマット)を行い、RPRデータフレームフォーマットデータへカプセル化される。そして、MACアドレス=cの学習とともに、リングネットワーク内にフラッディングする。即ち、MAC学習テーブル−Zには、MACアドレス=c、VID=100及びDirection=Ingressが記憶される。なお、ここでは、Ringletの選択及びフラッディングの方法は問わない。
リングネットワーク内にフラッディングされたRPRデータフレームフォーマットデータは、リングノード装置X及びリングノード装置Yにより受信され、各MAC学習テーブルにMACアドレス=c、VID=100及びDirection=Egressが記憶される。そして、該RPRデータフレームフォーマットデータは、そのフレームに含まれるフラッディング情報に基づき、各配下の端末装置へも送信される。
このとき、リングノード装置Yでは、RPRデータフレームフォーマットデータがRPRカードY(w)を経由して端末装置Bへ送信されるが、L2/L3スイッチではMACアドレス=bが未学習であるため、フラッディングにより端末装置Bへ送達することとなる。この際、L2/L3スイッチでは、MACアドレス=c、VID=100及びPort=1の学習が行われる。RPRデータフレームフォーマットデータの端末装置Bへの送信に先立って、RPRカードY(w)において該RPRデータフレームフォーマットデータのデカプセル化が行われ、該RPRデータフレームフォーマットデータのペイロードからイーサフレームフォーマットデータが取り出される。
Ringlet0から光IFカードを経由して入力された信号は、SONET/SDHフレーム処理を経てSTS−SWに送信される。STS−SWは、RPRカードY(w)及びRPRカードY(p)の双方に該信号を送信する。各RPRカードそれぞれのステーションで、同一のRPR MAC処理が実行される。ここで、RPR拡張フレームフォーマットのヘッダからあて先MACアドレス及びフラッディング情報を取り出す。この取り出したあて先MACアドレスは、MACアドレス=bであり、RPRカードYのMACアドレス=yと異なるため、ttl(Time to Live、通過することを予定されているリングノード装置の数)に残数があれば、当該RPRデータフレームフォーマットデータをRinglet0方向へトランジット(通過)させる。
さらに、bridge側へ渡す当該RPRデータフレームフォーマットデータのコピーを作成し、イーサフレームフォーマットデータへのデカプセリングを行う。このとき、MAC学習テーブル−Y(w)及びMAC学習テーブル−Y(p)に送信元MACアドレス=cとDirection=Egressを記憶する。
コピーされたRPRデータフレームフォーマットデータをデカプセル化したイーサフレームデータは、待機系であるRPRカードY(p)側のbridgeの出力が停止させられているため、主系であるRPRカードY(w)側のみでPHYにて物理レイヤ処理を行ってからL2/L3スイッチへ送信される。
Ringlet0方向へトランジット(通過)させられるRPRデータフレームフォーマットデータは、STS−SWのSELで、主系であるRPRカードY(w)からの送信されたもののみをRinglet0へ送出することとなる。
次に、図3に示したRPRカード冗長構成のIngressの動作について説明する。図7は、図3に示したRPRカード冗長構成のIngressの動作を説明する図である。この場合のIngressは、端末装置BからRPRリングネットワークからへの信号送信方向をいう。同図に示すネットワークの構成及び各トポロジテーブルの状態は図5と同一である。図7は、図6に示したEgressの動作後のIngressの動作を表す。同図に示すように、端末装置B(MACアドレス=b)から端末装置C(MACアドレス=c)へ向けて、イーサフレームフォーマットデータが送信される。
端末装置Bから端末装置Cへ送信されたイーサフレームフォーマットデータは、L2/L3スイッチのMAC学習テーブル−L2/L3スイッチに記憶済みのMACアドレス=cの情報を検索し、Port1からRPRカードY(w)へ送信される。その際に、MAC学習テーブル−L2/L3スイッチに、MACアドレス=b、VID=100及びPort=4をさらに記憶する。なお、MAC学習テーブル−L2/L3スイッチにはPort2からRPRカードY(p)への経路は記憶されていないため、この経路でイーサフレームフォーマットデータが送信されることはない。
そして、Port1からRPRカードY(w)のステーションへ到達したイーサフレームフォーマットデータは、トポロジテーブルY(w)の参照結果に基づいて、MACアドレス=cがリングネットワーク上に存在しないことを認識する。続いて、イーサフレームフォーマットデータをRPR拡張フレームフォーマットデータへカプセル化し、MAC学習テーブルY(w)へのMACアドレス=b、VID=100及びDirection=Ingressの記憶を行う。続いて、RPR拡張フレームフォーマットデータをRPRリングネットワーク内にフラッディングする。この際、Ringletの選択及びフラッディングの方法は問わない。
RPRリングネットワーク内にフラッディングされたRPR拡張フレームフォーマットデータは、リングノード装置X及びリングノード装置Yにより受信され、各MAC学習テーブルにMACアドレス=b、VID=100及びDirection=Egressの情報が記憶される。そして、RPR拡張フレームフォーマットデータのフレーム内のフラッディング情報に基づき、該RPR拡張フレームフォーマットデータは各配下の端末装置に送信されることとなる。そして、リングノード装置Zでは、RPR拡張フレームフォーマットデータがデカプセリングされたイーサフレームフォーマットデータが、送信先である端末装置Cへ到達することとなる。
Port1から入力されたイーサフレームフォーマットデータは、PHYにおける物理レイヤ処理を経て、RPRカードY(w)のステーションへ到達する。これは、端末装置側からの入力であるため、RPR拡張フレームフォーマットデータのヘッダ部のExtended Control部にフラッディング情報を指定してRPR拡張フレームフォーマットデータへとカプセル化される。そして、選択されたRinglet方向へIngressされる。ここでは、Ringletの選択とフラッディングの方法は問わない。
次に、図3に示したRPRカード冗長構成の障害発生時の動作について説明する。図8は、図3に示したRPRカード冗長構成の障害発生時の動作を説明する図である。なお、図8が示す各機能ブロックは、図3と同一である。
同図では、PHY132とPort1201aとの間の通信リンクの断絶が検知された場合を示す。PHY132とPort1201aとの間の通信リンクの断絶が検知されると、この検知をトリガとして、RPRカードY(w)120のbridge131は、信号の出力停止及び入力信号のマスクを開始する。同時に、RPRカードY(p)150のbridge171は、信号の出力を開始する。そして、入力信号のマスク解除を実行する。これによって、L2/L3スイッチ200側では、RPRカードY(p)150から出力されるイーサフレームデータフォーマットデータから学習することで伝送路を確保することができる。これらの処理により、L2/L3スイッチ200との間でイーサフレームフォーマットデータを授受可能となる。そして、MAC学習テーブル125では、Ingress側の登録を全て削除する。さらに、STS−SW(w)101のSEL101aは、RPRカードY(w)110からの出力信号の選択を取りやめ、RPRカードY(p)150からの出力信号を選択してRinglet0へ送信する。一方、L2/L3スイッチ200側では、Port1のリンク断絶検出により、MAC学習デーブルからPort1に関する登録を全て削除する。なお、通信リンクの断絶検出から解除までの保護時間は問わない。
次に、図8に示したRPRカード冗長構成の障害発生時の動作について説明する。図9は、図8に示したRPRカード冗長構成の障害発生時の動作を説明する図である。同図に示すネットワークの構成及び各トポロジテーブルの状態は図5と同一である。
RPRカード冗長構成の障害発生時には、MAC学習テーブル−Y(w)のIngress側の登録を全て削除し、L2/L3スイッチ200のMAC学習デーブル−L2/L3スイッチ200側では、Port1のリンク断絶検出により、MAC学習デーブルからPort1に関する登録を全て削除することとなる。
次に、図8に示したRPRカード冗長構成の障害発生後の動作について説明する。図10は、図8に示したRPRカード冗長構成の障害発生後の動作を説明する図である。同図に示すネットワークの構成及び各トポロジテーブルの状態は図5と同一である。
先ず、端末装置Cから端末装置Bへの信号送信は、RPRカードY(w)とL2/L3スイッチのPort1との間の経路の学習結果が、MAC学習テーブル−L2/L3スイッチから削除されているので、RPRカードY(p)がL2/L3スイッチ側へイーサフレームフォーマットデータを送信することにより、該L2/L3スイッチが、Port2からの入力フレームに基づき、MAC学習テーブル−L2/L3スイッチに、MACアドレス=c、VID=100及びPort=2が記憶される。そして、端末装置Bから端末装置Cへの送信信号においてRPRカードY(p)が端末装置Bから出力されるイーサフレームフォーマットデータに基づき、MAC学習テーブル−Y(p)に、MACアドレス=b、VID=100及びDirection=Ingressが記憶される。これらのMACアドレスの学習により、切り替え後のRPRカードY(p)とL2/L3スイッチとの間に新たな伝送路をスムースに確立することができる。
なお、上記実施例では、PHY132とPort1201aとの間の通信リンクの断絶が検知されることをトリガとして、RPRカードがRPRカードY(w)からRPRカードY(p)へ切り替えられるとしたが、これに限らず、RPRカードY(w)の故障(機能ブロックの一部が不良など)や外部からのコマンド受信をトリガとして切り替え処理を行うこととしてもよい。
以上に示した実施例によれば、RPRリングネットワークとの接続インターフェース及びL2/L3スイッチとの接続インターフェースを従来品から変更することなく、RPRカードが2重に冗長構成され、一方のRPRカードと端末装置との通信リンクに障害が発した場合に、もう一方の待機系のRPRカードがスムースに切り替わって代替機能するというリングノード装置を提供することができる。また、冗長構成とするリングノード装置の主系RPRインターフェースカードと待機系RPRインターフェースカードとに、RPRのリングノード装置の識別子であるステーションID(本実施例においては、リングノード装置のMACアドレス)として同一のIDを割り振ることにより、他のリングノード装置がこの冗長構成を意識することなく、主系RPRインターフェースカード及び待機系RPRインターフェースカードをそれぞれ別のリングノード装置としてではなく、一台のリングノード装置として取り扱うことができる。
また、一方のRPRカードと端末装置での通信リンクの障害発生時に、複雑なプロトコルを必要とすることなく、MACアドレスの学習の消去と再学習という簡便な方法によりRPRリングネットワーク全体の経路情報を変更する制御を行うことが可能となる。
また、障害発生時でも通信回線(伝送路)を確保できるRPRカードを冗長に構成したリングノード装置であって、保守単位の分離を可能としつつ、RPRステーションの機能を両立させることができるリングノード装置を提供することができる。
また、SONET/SDHを基礎としたRPRリングネットワークにおいて、リングノード装置内のRPRカード周辺(RPRステーションや端末装置との通信リンク部分など)において通信障害が発生した場合に、障害が発生したリングノード装置配下の端末装置のRPRリングネットワーク通信を断絶させることがないリングノード装置を提供することができる。
また、OAMフレーム等のネットワーク全体の経路情報を変更するための複雑なプロトコルや処理を一切必要とすることがなく、MACフィルタリングにのみ基づいた手法によって、RPRカードの冗長構成を提供することが可能となる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は、これに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内で、更に種々の異なる実施例で実施されてもよいものである。また、実施例に記載した効果は、これに限定されるものではない。
(付記1)リングネットワークを構成するリングノード装置であって、
端末装置を接続するための主系のRPR(Resilient Packet Ring)インターフェースカード及び待機系のRPRインターフェースカードと、
前記リングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する信号入力手段と、
前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された信号の前記端末装置への出力を停止する待機系信号出力停止手段と、
前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする信号マスク手段とを備え、
前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカードは、前記リングネットワークを構成するリングノード装置の識別子として同一の識別子を有することを特徴とするリングノード装置。
端末装置を接続するための主系のRPR(Resilient Packet Ring)インターフェースカード及び待機系のRPRインターフェースカードと、
前記リングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する信号入力手段と、
前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された信号の前記端末装置への出力を停止する待機系信号出力停止手段と、
前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする信号マスク手段とを備え、
前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカードは、前記リングネットワークを構成するリングノード装置の識別子として同一の識別子を有することを特徴とするリングノード装置。
(付記2)同一のネットワーク識別情報が割り当てられおり、スイッチが有する異なる接続ポートを介した通信リンクがそれぞれ確立されている端末装置をRPR(Resilient Packet Ring)リングネットワークに接続させるための主系のRPRインターフェースカード及び待機系のRPRインターフェースカードを用いたリングノード冗長方法であって、
前記リングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する信号入力工程と、
前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を停止する待機系信号出力停止工程と、
前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする待機系信号マスク工程と
を含んだことを特徴とするリングノード冗長方法。
前記リングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する信号入力工程と、
前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を停止する待機系信号出力停止工程と、
前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする待機系信号マスク工程と
を含んだことを特徴とするリングノード冗長方法。
(付記3)前記待機系のRPRインターフェースカードから出力された信号を選択せず、前記主系のRPRインターフェースカードから出力された信号を選択して前記RPRリングネットワークへ送出する送出信号選択工程をさらに含んだことを特徴とする付記2に記載のリングノード冗長方法。
(付記4)前記主系のRPRインターフェースカードと前記端末装置との前記通信リンクの断絶を検知する通信リンク断絶検知工程と、
前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を開始する待機系信号出力開始工程と、
前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号のマスクを解除する信号マスク解除工程と
をさらに含んだことを特徴とする付記2又は3に記載のリングノード冗長方法。
前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を開始する待機系信号出力開始工程と、
前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号のマスクを解除する信号マスク解除工程と
をさらに含んだことを特徴とする付記2又は3に記載のリングノード冗長方法。
(付記5)前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記主系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を停止する主系信号出力停止工程と、
前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記端末装置から前記主系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする主系信号マスク工程と
をさらに含んだことを特徴とする付記4に記載のリングノード冗長方法。
前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記端末装置から前記主系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする主系信号マスク工程と
をさらに含んだことを特徴とする付記4に記載のリングノード冗長方法。
(付記6)前記送出信号選択工程は、前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されると、前記主系のRPRインターフェースカードから出力された信号の選択を停止し、前記待機系のRPRインターフェースカードから出力された信号を選択して前記リングネットワークへ送出する送出信号選択切り替え工程を含んだことを特徴とする付記3、4又は5に記載のリングノード冗長方法。
(付記7)前記RPRリングネットワークは、第1のリングネットワーク及び該第1のリングネットワークとは信号送信方向が反対方向である第2のリングネットワークを有し、
前記信号入力工程は、前記第1のリングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する第1の信号入力工程と、前記第2のリングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する第2の信号入力工程とを含み、
前記第1のリングネットワークを選択して信号が送受信される場合に、前記第1の信号入力工程により前記リングネットワークからの入力信号が前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力され、
前記第2のリングネットワークを選択して信号が送受信される場合に、前記第2の信号入力工程により前記リングネットワークからの入力信号が前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力されることを特徴とする付記2〜6のいずれか一つに記載のリングノード冗長方法。
前記信号入力工程は、前記第1のリングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する第1の信号入力工程と、前記第2のリングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する第2の信号入力工程とを含み、
前記第1のリングネットワークを選択して信号が送受信される場合に、前記第1の信号入力工程により前記リングネットワークからの入力信号が前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力され、
前記第2のリングネットワークを選択して信号が送受信される場合に、前記第2の信号入力工程により前記リングネットワークからの入力信号が前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力されることを特徴とする付記2〜6のいずれか一つに記載のリングノード冗長方法。
(付記8)前記RPRリングネットワークにおいて前記主系のRPRインターフェースカードを介した信号の送信側及び受信側の端末装置の識別情報を記憶する第1の端末識別情報記憶工程と、前記RPRリングネットワークにおいて前記待機系のRPRインターフェースカードを介した信号の送信側の端末装置の識別情報を記憶する第2の端末識別情報記憶工程とをさらに含み、
前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記第1の端末識別情報記憶工程により記憶された前記受信側の端末装置の識別情報を消去することを特徴とする付記3〜7のいずれか一つに記載のリングノード冗長方法。
前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記第1の端末識別情報記憶工程により記憶された前記受信側の端末装置の識別情報を消去することを特徴とする付記3〜7のいずれか一つに記載のリングノード冗長方法。
(付記9)前記信号マスク解除工程により前記待機系のRPRインターフェースカードへの入力信号のマスクが解除されると、前記第2の端末識別情報記憶工程により、前記RPRリングネットワークにおける前記待機系のRPRインターフェースカードを介した信号の受信側の端末装置の識別情報が記憶されることを特徴とする付記8に記載のリングノード冗長方法。
(付記10)前記RPRリングネットワークにおいて前記主系のRPRインターフェースカードを介した信号の送受信経路を記憶する第1の送受信経路記憶工程と、前記RPRリングネットワークにおいて前記待機系のRPRインターフェースカードを介した信号の送受信経路を記憶する第2の送受信経路記憶工程とをさらに含み、
前記第1の送受信経路記憶工程及び前記第2の送受信経路記憶工程において、前記待機系信号出力停止工程による前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力の停止、及び、前記待機系信号マスク工程による前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号のマスクにかかわらず、同一の送受信経路が記憶されることを特徴とする付記2〜9のいずれか一つに記載のリングノード冗長方法。
前記第1の送受信経路記憶工程及び前記第2の送受信経路記憶工程において、前記待機系信号出力停止工程による前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力の停止、及び、前記待機系信号マスク工程による前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号のマスクにかかわらず、同一の送受信経路が記憶されることを特徴とする付記2〜9のいずれか一つに記載のリングノード冗長方法。
(付記11)同一のネットワーク識別情報が割り当てられおり、スイッチが有する異なる接続ポートを介した通信リンクがそれぞれ確立されている端末装置をRPR(Resilient Packet Ring)リングネットワークに接続させるための主系のRPRインターフェースカード及び待機系のRPRインターフェースカードを有するリングノード装置であって、
前記リングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する信号入力手段と、
前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を停止する待機系信号出力停止手段と、
前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする信号マスク手段と
を備えたことを特徴とするリングノード装置。
前記リングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する信号入力手段と、
前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を停止する待機系信号出力停止手段と、
前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする信号マスク手段と
を備えたことを特徴とするリングノード装置。
(付記12)前記待機系のRPRインターフェースカードから出力された信号を選択せず、前記主系のRPRインターフェースカードから出力された信号を選択して前記RPRリングネットワークへ送出する送出信号選択手段をさらに備えたことを特徴とする付記11に記載のリングノード装置。
(付記13)前記主系のRPRインターフェースカードと前記端末装置との前記通信リンクの断絶を検知する通信リンク断絶検知手段と、
前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を開始する待機系信号出力開始手段と、
前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号のマスクを解除する信号マスク解除手段と
をさらに備えたことを特徴とする付記11又は12に記載のリングノード装置。
前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を開始する待機系信号出力開始手段と、
前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号のマスクを解除する信号マスク解除手段と
をさらに備えたことを特徴とする付記11又は12に記載のリングノード装置。
(付記14)前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記主系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を停止する主系信号出力停止手段と、
前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記端末装置から前記主系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする主系信号マスク手段と
をさらに含んだことを特徴とする付記13に記載のリングノード装置。
前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記端末装置から前記主系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする主系信号マスク手段と
をさらに含んだことを特徴とする付記13に記載のリングノード装置。
(付記15)前記送出信号選択手段は、前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されると、前記主系のRPRインターフェースカードから出力された信号の選択を停止し、前記待機系のRPRインターフェースカードから出力された信号を選択して前記リングネットワークへ送出する送出信号選択切り替え手段を含んだことを特徴とする付記12〜14のいずれか一つに記載のリングノード装置。
(付記16)前記RPRリングネットワークは、第1のリングネットワーク及び該第1のリングネットワークとは信号送信方向が反対方向である第2のリングネットワークを有し、
前記信号入力手段は、前記第1のリングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する第1の信号入力手段と、前記第2のリングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する第2の信号入力手段とを含み、
前記第1のリングネットワークを選択して信号が送受信される場合に、前記第1の信号入力手段により前記リングネットワークからの入力信号が前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力され、
前記第2のリングネットワークを選択して信号が送受信される場合に、前記第2の信号入力手段により前記リングネットワークからの入力信号が前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力されることを特徴とする付記11〜15のいずれか一つに記載のリングノード装置。
前記信号入力手段は、前記第1のリングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する第1の信号入力手段と、前記第2のリングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する第2の信号入力手段とを含み、
前記第1のリングネットワークを選択して信号が送受信される場合に、前記第1の信号入力手段により前記リングネットワークからの入力信号が前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力され、
前記第2のリングネットワークを選択して信号が送受信される場合に、前記第2の信号入力手段により前記リングネットワークからの入力信号が前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力されることを特徴とする付記11〜15のいずれか一つに記載のリングノード装置。
(付記17)前記RPRリングネットワークにおいて前記主系のRPRインターフェースカードを介した信号の送信側及び受信側の端末装置の識別情報を記憶する第1の端末識別情報記憶手段と、前記RPRリングネットワークにおいて前記待機系のRPRインターフェースカードを介した信号の送信側の端末装置の識別情報を記憶する第2の端末識別情報記憶手段とをさらに含み、
前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記第1の端末識別情報記憶手段により記憶された前記受信側の端末装置の識別情報を消去することを特徴とする付記12〜16のいずれか一つに記載のリングノード装置。
前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記第1の端末識別情報記憶手段により記憶された前記受信側の端末装置の識別情報を消去することを特徴とする付記12〜16のいずれか一つに記載のリングノード装置。
(付記18)前記信号マスク解除手段により前記待機系のRPRインターフェースカードへの入力信号のマスクが解除されると、前記第2の端末識別情報記憶手段により、前記RPRリングネットワークにおける前記待機系のRPRインターフェースカードを介した信号の受信側の端末装置の識別情報が記憶されることを特徴とする付記17に記載のリングノード装置。
(付記19)前記RPRリングネットワークにおいて前記主系のRPRインターフェースカードを介した信号の送受信経路を記憶する第1の送受信経路記憶手段と、前記RPRリングネットワークにおいて前記待機系のRPRインターフェースカードを介した信号の送受信経路を記憶する第2の送受信経路記憶手段とをさらに含み、
前記第1の送受信経路記憶手段及び前記第2の送受信経路記憶手段において、前記待機系信号出力停止工程による前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力の停止、及び、前記待機系信号マスク工程による前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号のマスクにかかわらず、同一の送受信経路が記憶されることを特徴とする付記11〜18のいずれか一つに記載のリングノード装置。
前記第1の送受信経路記憶手段及び前記第2の送受信経路記憶手段において、前記待機系信号出力停止工程による前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力の停止、及び、前記待機系信号マスク工程による前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号のマスクにかかわらず、同一の送受信経路が記憶されることを特徴とする付記11〜18のいずれか一つに記載のリングノード装置。
本発明は、冗長構成されたRPRリングネットワークにおけるリングノード装置と端末装置との接続インターフェースを冗長構成して該接続インターフェースの信頼性を確保したい場合に有用であり、特に、保守単位として分離可能で従来方式と互換性があり、障害発生時にもスムースに主系から待機系への切り替えを可能としたい場合に有効である。
100 リングノード装置
101 STS‐SW(w)
101a SEL
102a、102b 光IFカード
102c East PHY
102d West PHY
103 制御部
110 RPRカードY(w)
120 ステーション(ID=y)
121、161 Ringlet0 Datapath
122、162 Ringlet1 Datapath
123、163 Ringlet Selection
124 MAC Control
125、165 MAC学習テーブル
126、166 トポロジテーブル
131、171 bridge
132、172 PHY
150 RPRカードY(p)
160 ステーション(ID=y(複製))
200 L2/L3スイッチ
201a Port1
201b Port2
101 STS‐SW(w)
101a SEL
102a、102b 光IFカード
102c East PHY
102d West PHY
103 制御部
110 RPRカードY(w)
120 ステーション(ID=y)
121、161 Ringlet0 Datapath
122、162 Ringlet1 Datapath
123、163 Ringlet Selection
124 MAC Control
125、165 MAC学習テーブル
126、166 トポロジテーブル
131、171 bridge
132、172 PHY
150 RPRカードY(p)
160 ステーション(ID=y(複製))
200 L2/L3スイッチ
201a Port1
201b Port2
Claims (5)
- リングネットワークを構成するリングノード装置であって、
端末装置を接続するための主系のRPR(Resilient Packet Ring)インターフェースカード及び待機系のRPRインターフェースカードと、
前記リングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する信号入力手段と、
前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された信号の前記端末装置への出力を停止する待機系信号出力停止手段と、
前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする信号マスク手段とを備え、
前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカードは、前記リングネットワークを構成するリングノード装置の識別子として同一の識別子を有することを特徴とするリングノード装置。 - 同一のネットワーク識別情報が割り当てられおり、スイッチが有する異なる接続ポートを介した通信リンクがそれぞれ確立されている端末装置をRPR(Resilient Packet Ring)リングネットワークに接続させるための主系のRPRインターフェースカード及び待機系のRPRインターフェースカードを用いたリングノード冗長方法であって、
前記リングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する信号入力工程と、
前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を停止する待機系信号出力停止工程と、
前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする待機系信号マスク工程と
を含んだことを特徴とするリングノード冗長方法。 - 前記主系のRPRインターフェースカードと前記端末装置との前記通信リンクの断絶を検知する通信リンク断絶検知工程と、
前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を開始する待機系信号出力開始工程と、
前記通信リンク断絶検知工程により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号のマスクを解除する信号マスク解除工程と
をさらに含んだことを特徴とする請求項2に記載のリングノード冗長方法。 - 同一のネットワーク識別情報が割り当てられおり、スイッチが有する異なる接続ポートを介した通信リンクがそれぞれ確立されている端末装置をRPR(Resilient Packet Ring)リングネットワークに接続させるための主系のRPRインターフェースカード及び待機系のRPRインターフェースカードを有するリングノード装置であって、
前記リングネットワークからの入力信号を前記主系のRPRインターフェースカード及び前記待機系のRPRインターフェースカード双方に入力する信号入力手段と、
前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を停止する待機系信号出力停止手段と、
前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号をマスクする信号マスク手段と
を備えたことを特徴とするリングノード装置。 - 前記主系のRPRインターフェースカードと前記端末装置との前記通信リンクの断絶を検知する通信リンク断絶検知手段と、
前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記待機系のRPRインターフェースカードに入力された入力信号の前記端末装置への出力を開始する待機系信号出力開始手段と、
前記通信リンク断絶検知手段により前記通信リンクの断絶が検知されたならば、前記端末装置から前記待機系のRPRインターフェースカードへ入力される信号のマスクを解除する信号マスク解除手段と
をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載のリングノード装置。
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