JP2002289585A - 中性粒子ビーム処理装置 - Google Patents

中性粒子ビーム処理装置

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JP2002289585A
JP2002289585A JP2001088898A JP2001088898A JP2002289585A JP 2002289585 A JP2002289585 A JP 2002289585A JP 2001088898 A JP2001088898 A JP 2001088898A JP 2001088898 A JP2001088898 A JP 2001088898A JP 2002289585 A JP2002289585 A JP 2002289585A
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neutralizing
gas
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Katsunori Ichiki
克則 一木
Kazuo Yamauchi
和雄 山内
Hirokuni Hiyama
浩国 桧山
Seiji Sagawa
誠二 寒川
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Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価且つコンパクトな構成で大口径のビーム
を被処理物に照射することができ、被処理物に損傷を与
えることなく、高精度のエッチング又は成膜等の加工を
行うことができる中性粒子ビーム処理装置を提供する。 【解決手段】 処理ガスを真空チャンバ内に導入する処
理ガス導入口11と、導入された前記処理ガスから正イ
オンと電子を生成するプラズマ生成室2と、プラズマ生
成室2で生成された電子が残留ガスに付着して負イオン
を生成する負イオン生成室3と、前記正イオンまたは負
イオンを引き出すと共に所定の方向に加速するイオン引
出手段4と、イオン引出手段4によって形成されたイオ
ンビームを中性化して中性粒子ビームを形成する中性化
手段5とを備え、中性化手段5によって形成された中性
粒子ビームを被処理物Xに照射する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中性粒子ビーム処
理装置に係り、特に高密度プラズマから高密度の中性粒
子ビームを生成し、被処理物を加工する中性粒子ビーム
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路、ハードディスク
等の情報記憶媒体、あるいはマイクロマシーン等の分野
において、その加工パターンが著しく微細化されてい
る。かかる分野の加工においては、直進性が高く(高指
向性であり)、且つ比較的大口径で高密度の中性粒子ビ
ーム又はイオンビーム等のエネルギービームを照射して
被処理物の成膜又はエッチングなどを施す技術が注目さ
れている。
【0003】このようなエネルギービームのビーム源と
しては、正イオン、負イオン、中性粒子、ラジカル粒子
等の各種のビームを生成するものが知られている。この
ような正イオン、負イオン、中性粒子、ラジカル粒子等
のビームをビーム源から被処理物の任意の部位に照射す
ることで、被処理物の局所的な成膜やエッチング、表面
改質、接合、接着などを行うことができる。
【0004】半導体集積回路用の極めて薄いシリコン酸
化膜などに荷電粒子を照射すると、照射対象を絶縁破壊
してしまうことがあるが、電荷を持たず大きな並進運動
エネルギーを持つ中性粒子線は照射対象に損傷を与えに
くい。従って、このような中性粒子線を微細加工に応用
することが期待されている。
【0005】このような中性粒子のビーム源として、プ
ラズマから負イオンビームを生成し、この負イオンビー
ムから電子衝撃により電子を脱離して中性化を行うビー
ム源が知られている。この中性粒子ビーム源はフィラメ
ントが設置された中性化室を備えており、この中性化室
にはフィラメントから発生した熱電子がトラップされて
高エネルギーを持つ電子雲が形成されている。負イオン
ビームは、予め静電レンズで集束された状態で中性化室
に導入され、中性化室の電子雲を通過する際に電子が脱
離されることによって中性化される。
【0006】また、光子の照射によって負イオンビーム
の電子を脱離して中性化を行う中性粒子ビーム源も知ら
れている。この中性粒子ビーム源においては、負イオン
ビームに光子を衝突させることで中性化に必要な電子親
和力以上のエネルギーを与えており、負イオンのエネル
ギーに依存しない高い中性化率を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した電子衝撃によ
り負イオンの中性化を行う場合には、高い中性化率を得
るために高密度の電子雲を形成する必要がある。しかし
ながら、高密度の電子雲は非常に狭い空間にしか形成す
ることができないためビーム源を大口径化できない。
【0008】また、光子の照射によって負イオンの中性
化を行う場合においては、大口径のビームを作るために
大きな光源と光学系が必要となり装置が大型化してしま
う。また、光源から放射される光のうちのごくわずかし
か中性化に寄与せず、残りは熱損失となってしまう。高
い中性化率を得るためには光源の輝度を上げる必要があ
るが、光源の輝度を上げた場合には、冷却機構を設ける
などの措置が必要となり、装置が大型化するだけでなく
設備コストも高くなってしまう。
【0009】更に、中性粒子ビーム源内のプラズマから
発生する紫外線などの放射光が被処理物に照射されると
被処理物に悪影響を与えることとなるので、プラズマか
ら放出される紫外線などの電磁波を遮蔽する必要があ
る。
【0010】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたもので、安価且つコンパクトな構成で大
口径のビームを被処理物に照射することができ、被処理
物に損傷を与えることなく、高精度のエッチング又は成
膜等の加工を行うことができる中性粒子ビーム処理装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような従来技術にお
ける問題点を解決するために、本発明の一態様は、処理
ガスを真空チャンバ内に導入する処理ガス導入口と、導
入された前記処理ガスから正イオンと電子を生成するプ
ラズマ生成室と、前記プラズマ生成室で生成された電子
が残留ガスに付着して負イオンを生成する負イオン生成
室と、前記正イオンまたは負イオンを引き出すと共に所
定の方向に加速するイオン引出手段と、このイオン引出
手段によって形成されたイオンビームを中性化して中性
粒子ビームを形成する中性化手段とを備え、この中性化
手段によって形成された中性粒子ビームを被処理物に照
射することを特徴とする中性粒子ビーム処理装置であ
る。
【0012】上記本発明によれば、プラズマ生成室で多
量のプラズマ状態の正イオンと電子が形成される。そし
て、プラズマ生成室の後流側に配置された負イオン生成
室で、プラズマ生成室から輸送されてエネルギーを失
い、低い電子温度になった電子が残留ガスに付着して多
量の負イオンが生成される。従って、簡単な装置構成で
負イオンを形成でき、これをイオン引出手段によって引
き出し、中性化手段によって中性化することで中性粒子
ビームが容易に得られる。このような中性粒子を用いた
加工装置においては、チャージアップ量を小さく保ちつ
つ高精度のエッチング加工や成膜加工が可能となる。
【0013】ここで、前記負イオン生成室に電子雲形成
手段を具備し、電子が前記真空チャンバの壁面に衝突し
て死活する確率を低め、電子と残留ガスとの付着確率を
高めることが好ましい。これにより、負イオンの生成効
率を高め、高密度の負イオンが得られ、これを中性化し
た高密度の中性粒子ビームが得られる。
【0014】また、前記負イオン引出手段は、グリッド
電極と、このグリッド電極を正または負の電位にバイア
スする電圧源とを具備し、負イオンまたは正イオンの引
出および加速を行うことが好ましい。これにより、負イ
オン生成室で生成された負イオンまたはプラズマ生成室
で生成された正イオンを負イオン生成室から容易に引き
出して、これを中性化した中性粒子ビームを形成するこ
とができる。
【0015】また、前記中性化手段は、前記イオンビー
ムに光を照射する光源としてもよく、電極と高周波電源
とを具備し、前記イオンビームに高周波電界を印加する
ようにしてもよい。また、前記中性化手段は、前記イオ
ンビームに電子ビームを照射する電子ビーム照射手段で
あってもよく、前記イオンビームの経路に電子雲を形成
する手段であってもよい。更に、前記中性化手段は、前
記負イオンビームの経路にガス分子の圧力の高い領域を
形成する手段とすることもでき、また前記イオンビーム
をオリフィスに通過させる手段としてもよい。
【0016】上記本発明により、複雑な負イオンの生成
のための機構を要することなく、プラズマ生成手段によ
り形成された大口径のプラズマから、そのままの口径で
負イオンから中性化された中性粒子ビームを被処理物に
照射できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る中性粒子ビー
ム処理装置の実施形態について図1乃至図5を参照して
詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態における中
性粒子ビーム処理装置の全体構成を示す図である。
【0018】図1に示すように、中性粒子ビーム処理装
置は、円筒状の真空チャンバ1を備え、処理ガスを真空
チャンバ内に導入する処理ガス導入ポート11を備えて
いる。真空チャンバ1内には、導入された処理ガスから
正イオンと電子を生成するプラズマ生成室2と、その後
流側にプラズマ生成室で生成された電子が残留ガスに付
着して負イオンを生成する負イオン生成室3と、生成さ
れた正イオンまたは負イオンを引き出すと共に所定の方
向に加速するイオン引出手段4とを備えている。
【0019】イオン引出手段4で引き出され加速された
イオンは、中性化室5で中性化され中性粒子ビームとな
り、半導体基板、ガラス、有機物、セラミックスなどの
被処理物Xの加工を行う処理室6にて被処理物Xに照射
される。この真空チャンバ1自体は、石英ガラス又はセ
ラミック管などにより構成されている。
【0020】プラズマ生成室2の外周には誘導結合型の
コイル10が配置されている。このコイル10は、例え
ば水冷パイプのコイルであり、8mmφ程度の外径を有
するコイルが2ターン程度ビーム生成室1の外周に巻回
されている。このコイル10は、マッチングボックス1
00を介して高周波電源101に接続されており、例え
ば、13.56MHzの高周波電圧がコイル10に供給
される。これらのコイル10、マッチングボックス10
0、高周波電源101によってプラズマ生成部が構成さ
れている。即ち、コイル10に高周波電流を流すことで
真空チャンバ1内に誘導磁場を生じさせ、その変位電流
によりガス中の原子・分子が電離され、主として正イオ
ンと加熱された電子とが混在した状態のプラズマがプラ
ズマ生成室2に生成される。
【0021】プラズマ生成室2の上部には、真空チャン
バ1内にガスを導入するガス導入ポート11が設けられ
ており、このガス導入ポート11はガス供給配管12を
介してガス供給源13に接続されている。このガス供給
源13からはSF,CHF ,CF,Cl,A
r,O,N,C等などのガスが真空チャンバ
3内に供給される。
【0022】処理室6には、被処理物Xを保持する保持
部20が配置されており、この保持部20の上面に被処
理物Xが載置されている。処理室6にはガスを排出する
ためのガス排出ポート21が設けられており、このガス
排出ポート21はガス排出配管22を介して真空ポンプ
23に接続されている。この真空ポンプ23によってプ
ラズマ生成室2、負イオン生成室3、中性化室5,処理
室6は所定の圧力に維持される。
【0023】負イオン生成室3は、プラズマ生成室2で
生成された電子が残留ガスに付着して負イオンを多量に
生成する空間である。プラズマ生成室2と負イオン生成
室3とは連続的に一体的に形成され、負イオン生成室3
はプラズマ生成室2の後流側に配置されている。このた
め、プラズマ生成室2にはその上流側から連続的に処理
ガスが供給され、主として正イオンと電子とからなるプ
ラズマが連続的に生成され、生成されたプラズマは連続
的に後流側の負イオン生成室3に輸送される。負イオン
生成室3においては輸送途中の衝突でエネルギーを失
い、低い電子温度になった電子が残留ガス分子または原
子に付着して多量の負イオンが生成される。従って、負
イオン生成室においては、プラズマ生成室で生成された
正イオンと、この室で生成された負イオンと、電子とが
混在した状態のプラズマが形成される。
【0024】この負イオン生成室3には、電子雲形成手
段を具備し、電子が前記真空チャンバ1の壁面に衝突し
て死活する確率を低め、電子と残留ガスとの付着確率を
高めることが好ましい。図2は電子雲形成手段の構成例
を示す。即ち、負イオン生成室3の真空チャンバ1の外
周面に永久磁石31を図示するように配置する。これに
より磁力線32が図示するように発生する。磁力線32
が存在すると、電子はこれに絡みつくように運動し、真
空チャンバ1の壁面への接触が防止される。従って、プ
ラズマ中に形成された電子雲が真空チャンバ1の壁面か
ら離れた位置に形成され、電子が真空チャンバ1の壁面
に衝突して死活する確率を低めることができる。
【0025】負イオン生成室3の後流側には、正イオン
または負イオンを引き出すと共に所定の方向に加速する
イオン引出手段を備えている。この手段は例えばグリッ
ド電極4であり、この電極4に電源8より正または負の
バイアス電位が与えられる。図3および図4はこの構成
例を示す。即ち、図4(a)に示すように交流電圧がグ
リッド電極4に供給されると正イオンおよび負イオンが
交互に負イオン生成室3から引き出され、後流側の中性
化室5に向けて加速される。図4(b)に示すように正
の直流電圧がグリッド電極4に供給されると、正イオン
が負イオン生成室3から引き出され、後流側の中性化室
5に向けて加速される。図4(c)に示すように負の直
流電圧がグリッド電極4に供給されると、負イオンが負
イオン生成室3から引き出され、後流側の中性化室5に
向けて加速される。
【0026】中性化室5には、イオン引出手段4によっ
て形成されたイオンビームを中性化して中性粒子ビーム
を形成する中性化手段として、図3に示す場合にはオリ
フィス電極41が用いられている。図3に示すように、
オリフィス電極41には多数の貫通孔であるオリフィス
41aが形成されている。グリッド電極4により加速さ
れたイオンは、オリフィス電極41に形成されたオリフ
ィス41aに入っていく。オリフィス電極41のオリフ
ィス41aの内部を通過するイオンは、主として、オリ
フィス41aの周壁において電子が授受されて中性化さ
れ、あるいは、オリフィス41aの内部に残留している
ガスとの電荷交換によって中性化され、中性粒子7とな
る。
【0027】オリフィス41aの通過中に中性化された
イオン(中性粒子)は、エネルギービームとして処理室
6の内部に放射される。この中性粒子は、処理室6の内
部を直進して保持部20に載置された被処理物Xに照射
され、この中性粒子の照射によってエッチング、クリー
ニング、窒化処理や酸化処理などの表面改質、成膜など
の処理を行うことが可能となる。
【0028】図3に示す実施形態としては、中性化手段
としてオリフィス電極を用いる例について述べたが、図
5に示すように各種の中性化手段の採用が可能である。
図5(a)は、真空チャンバ1の外部に光源を設け、イ
オンビームに光線42を照射することで中性化を行う例
について示している。光線42のエネルギーにより特に
負イオンから電子が脱離し、負イオンの中性化を行う中
性化室5を形成することができる。また、図5(b)に
示すように、真空チャンバ1に一対の電極43a,43
bを備え、高周波電源44を一方の電極に接続し、電極
間を通過するイオンビームに高周波電界を印加するよう
にしてもよい。これによっても、負イオンの中性化を行
う中性化室5を形成することができる。
【0029】また、前記中性化手段は、図5(c)に示
すように、真空チャンバ1の窓部46を介して中性化室
5に電子ビーム45を照射する電子ビーム照射手段であ
ってもよく、同様にイオンビームの経路に電子雲を形成
する手段であってもよい。更に、前記中性化手段は、図
5(d)に示すように、真空チャンバ1にガスの注入孔
47を設け、処理ガス等を注入するようにしてもよい。
イオンビームの経路にガス分子の圧力の高い領域を形成
することで、特に負イオンの電子を剥離して中性化が行
え、中性粒子ビームを形成できる。
【0030】次に、本実施形態における中性粒子ビーム
処理装置の動作について説明する。まず、真空ポンプ2
3を作動させることにより、真空チャンバ1内を真空排
気する。所定の真空度に到達した後に、ガス供給源13
からSF,CHF,CF,Cl,Ar,O
,Cなどのガスを真空チャンバ1の内部に導
入する。そして、プラズマ生成室2にプラズマを生成す
る。これは、13.56MHzの高周波電圧を高周波電
源101によってコイル10に印加することによって行
われる。この高周波電圧の印加によって、プラズマ生成
室2内には高周波電界が形成され、真空チャンバ1内に
導入されたガスは、この高周波電界によって電離され、
プラズマ生成室内に高密度プラズマが生成される。この
ときに生成されるプラズマは、主として正イオンと加熱
された電子とからなるプラズマである。
【0031】プラズマ生成室2内で生成された正イオン
と加熱された電子とからなるプラズマは隣接する負イオ
ン生成室3に輸送される。ここで、低い電子温度になっ
た電子が残留している処理ガスに付着して負イオンが生
成される。即ち、上流側から輸送される途中の衝突でエ
ネルギーを失い、低い電子温度になった電子と正イオン
と残留ガスとからなるプラズマにより、負イオンを効率
よく且つ継続して生成することができる。これにより、
通常のプラズマは正イオンと電子とからなる場合が多い
が、正イオンと共に負イオンが共存したプラズマを効率
的に形成することができる。
【0032】負イオン生成室3の後流側には、正イオン
または負イオンを引き出すと共に所定の方向に加速する
イオン引出手段(グリッド電極4)を備えている。この
電極4に電源8より正または負のバイアス電位が与えら
れ、交流電圧がグリッド電極4に供給されると正イオン
および負イオンが交互に負イオン生成室3から引き出さ
れ、被処理物X側に加速して送出される。即ち、加速電
圧の極性、大きさ、周期等を調整することで、任意のエ
ネルギーレベルの正イオンおよび負イオンを選択的に或
いは交互に引き出して、被処理物Xを照射することがで
きる。
【0033】イオン引出手段(グリッド電極4)の後流
側にはイオンを中性化して中性粒子ビームとする中性化
手段(中性化室5)を備えている。中性化室5において
は、正イオンは、プラズマ中の電子と再結合し、また残
留ガスとの電荷交換により、また負イオンとの電荷交換
により中性化されて、中性粒子となる。負イオンは、電
子衝突による電子脱離により、また残留ガスとの電荷交
換により、また正イオンとの電荷交換により中性化さ
れ、中性粒子となる。特に、負イオンは放射光(h
ν)、電子線照射、高周波電界の印加により電子脱離を
起こし中性粒子となる。
【0034】負イオンまたは正イオンが中性化された中
性粒子は、エネルギービームとして処理室6の内部に放
射される。この中性粒子は、処理室6の内部を直進して
保持部20に載置された被処理物Xに照射され、この中
性粒子によってエッチング、クリーニング、窒化処理や
酸化処理などの表面改質、成膜などの処理を行うことが
可能となる。特にこの中性粒子は、任意のエネルギーレ
ベルの正イオンおよび負イオンから形成することができ
るので、処理の自由度を広げることができる。
【0035】ガラスやセラミック材料等の絶縁物の加工
に際しては、表面にチャージアップという問題が生じる
が、このように中性化された中性粒子を照射することに
よりチャージアップ量を小さく保ちながら、高精度のエ
ッチングや成膜加工が可能となる。なお、被処理物の処
理の内容に応じてガスの種類を使い分ければよく、ドラ
イエッチングでは被処理物の違いに応じて酸素やハロゲ
ンガスなどを使い分けることができる。本実施形態で
は、プラズマの負イオンを中性化した中性粒子を照射す
ることができるように、O,Cl,SF,CHF
,Cなどの負イオンを生成しやすいガスを用い
ることが好ましい。これらのガスを用いて上述した高周
波誘導結合(ICP)などにより高密度プラズマを発生
させた後に高周波電界の印加を停止すると、プラズマ中
に多数の負イオンが発生し、更に負イオンを中性化した
中性粒子ビームが得られる。
【0036】なお、上述した実施形態においては、IC
P型コイルを用いてプラズマを生成した例を説明した
が、ECR(Electron Cyclotron Resonance)、ヘリコ
ン波プラズマ用コイル、マイクロ波等を用いてプラズマ
を生成することとしても勿論よい。また、ICP型コイ
ルの高周波電圧の周波数領域も、13.56MHzに限
られるものではなく、1MHz〜20GHzの領域を用
いてもよい。
【0037】なお、上記実施形態においては、負イオン
生成室からイオン引出手段によって引き出された正イオ
ンおよび負イオンを、中性化して中性粒子ビームとして
被処理物に照射する例について主として述べたが、中性
化手段(中性化室)を省略してそのまま被処理物に照射
するようにしても勿論よい。
【0038】これまで本発明の一実施形態について説明
したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技
術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施され
てよいことは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、簡単
な装置構成によりプラズマ中に正イオンおよび負イオン
を生成し、任意のエネルギーレベルの正イオンおよび負
イオンを選択的に或いは交互に取り出すことができる。
更にその後流側で中性化することができるので、容易に
正イオンまたは負イオンを中性化した中性粒子ビームを
得ることができる。このような中性粒子ビームを用いた
加工においては、チャージアップ量を小さく保ちつつ高
精度のエッチングや成膜加工が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における中性粒子ビーム処理
装置の全体構成を示す図である。
【図2】図1の装置における電子雲形成手段の構成例を
示す、(a)軸方向に沿った断面図と、(b)軸方向に
垂直な面の断面図である。
【図3】イオン引出手段と中性化手段の構成例を示す図
である。
【図4】イオン引出手段における電源の構成例を示す図
である。
【図5】各種中性化手段の構成例を示す図である。
【符号の説明】
X 被処理物 1 真空チャンバ 2 プラズマ生成室 3 負イオン生成室 4 イオン引出手段 5 中性化室 6 処理室 10 コイル 11 ガス導入ポート 12 ガス供給配管 13 ガス供給源 20 保持部 21 ガス排出ポート 22 ガス排出配管 23 真空ポンプ 100 マッチングボックス 101 高周波電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // C23C 14/32 C23C 16/50 16/50 H01L 21/304 645Z H01L 21/304 645 21/302 D (72)発明者 桧山 浩国 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 寒川 誠二 宮城県仙台市青葉区片平2丁目1番1号 東北大学内 Fターム(参考) 4G075 AA24 AA30 BA01 BA06 BC02 BC04 BC06 CA03 CA14 CA25 CA62 CA63 CA65 DA02 EA01 EB01 EB31 EB41 EC06 EC21 FB04 FB06 FC15 4K029 CA13 DD00 4K030 FA04 FA12 KA15 5F004 AA14 AA16 BA14 BA20 BB02 BB07 BB11 BB13 BB14 BB32 BD07 CA03 DA00 DA04 DA16 DA18 DA26 5F045 AA08 AA09 AA10 AA20 AB32 AB33 AC11 AC15 AC16 BB08 EH06 EH11 EH17

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理ガスを真空チャンバ内に導入する処
    理ガス導入口と、導入された前記処理ガスから正イオン
    と電子を生成するプラズマ生成室と、前記プラズマ生成
    室で生成された電子が残留ガスに付着して負イオンを生
    成する負イオン生成室と、前記正イオンまたは負イオン
    を引き出すと共に所定の方向に加速するイオン引出手段
    と、このイオン引出手段によって形成されたイオンビー
    ムを中性化して中性粒子ビームを形成する中性化手段と
    を備え、この中性化手段によって形成された中性粒子ビ
    ームを被処理物に照射することを特徴とする中性粒子ビ
    ーム処理装置。
  2. 【請求項2】 前記負イオン生成室に電子雲形成手段を
    具備し、電子が前記真空チャンバの壁面に衝突して死活
    する確率を低め、電子と残留ガスとの付着確率を高める
    ことを特徴とする請求項1に記載の中性粒子ビーム処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記イオン引出手段は、グリッド電極
    と、このグリッド電極を正または負の電位にバイアスす
    る電圧源とを具備し、負イオンまたは正イオンの引出お
    よび加速を行うことを特徴とする請求項1に記載の中性
    粒子ビーム処理装置。
  4. 【請求項4】 前記中性化手段は、前記イオンビームに
    光を照射する光源であることを特徴とする請求項1に記
    載の中性粒子ビーム処理装置。
  5. 【請求項5】 前記中性化手段は、電極と高周波電源と
    を具備し、前記イオンビームに高周波電界を印加するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の中性粒子ビーム処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記中性化手段は、前記イオンビームに
    電子ビームを照射する電子ビーム照射手段であることを
    特徴とする請求項1記載の中性粒子ビーム処理装置。
  7. 【請求項7】 前記中性化手段は、前記イオンビームの
    経路に電子雲を形成する手段であることを特徴とする請
    求項1に記載の中性粒子ビーム処理装置。
  8. 【請求項8】 前記中性化手段は、前記イオンビームの
    経路にガス分子の圧力の高い領域を形成する手段である
    ことを特徴とする請求項1に記載の中性粒子ビーム処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記中性化手段は、前記イオンビームを
    オリフィスに通過させる手段であることを特徴とする請
    求項1に記載の中性粒子ビーム処理装置。
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