JP2002289145A - 放電管および電源接続線付放電管 - Google Patents

放電管および電源接続線付放電管

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JP2002289145A
JP2002289145A JP2001092505A JP2001092505A JP2002289145A JP 2002289145 A JP2002289145 A JP 2002289145A JP 2001092505 A JP2001092505 A JP 2001092505A JP 2001092505 A JP2001092505 A JP 2001092505A JP 2002289145 A JP2002289145 A JP 2002289145A
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Japan
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discharge tube
metal body
power supply
metal
supply connection
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JP2001092505A
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English (en)
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Yoshio Kadonosono
好男 門之園
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West Electric Co Ltd
Original Assignee
West Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラスバルブに封止される金属体の一部に平
坦面部を設け、この平坦面部に電源接続線を溶接するこ
とによって、高い溶接強度を得ることが可能な放電管を
提供する。 【解決手段】 本発明は、内部に所定圧の希ガスが封入
されたガラスバルブの両端部に金属体が封止された放電
管であって、前記金属体が、ガラスバルブの外部にて電
源接続線11と溶接される第1の金属体9と、ガラスバ
ルブの内部にて先端部に電極が接続される第2の金属体
とを接合して構成されており、前記第1の金属体が少な
くとも一部に平坦面部を有していることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、パーソナ
ルコンピュータ、ワードプロセッサ、および液晶テレビ
などに用いられる液晶表示装置のバックライト光源とし
て使用される放電管および電源接続線付放電管に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、周知のようにパーソナルコンピュ
ータやワードプロセッサなどに液晶表示装置が用いられ
ており、このような液晶表示装置のバックライト光源と
して、放電管が採用されていることは公知である。
【0003】このような放電管の従来の構造等につい
て、図面を参照しながら説明する。図5は、従来の放電
管の断面図である。また、図6は、図5に示された放電
管のガラスバルブ封止に用いられる金属体の斜視図であ
る。さらに、図7は、図6に示された金属体と電源接続
線との固着状態を示す概略図である。
【0004】図5に示すように、従来技術に係る放電管
は、ガラスバルブ1の両端に主電極3,5が取り付けら
れた金属体13,14が、ガラスビード6,7を介して
封止されている。ここで、金属体13,14は、例えば
図6に示すように、低融点の第1の金属体(例えばニッ
ケル金属体)15と高融点の第2の金属体(例えばタン
グステン金属体)16とを溶接して構成されている。な
お、ガラスバルブ1の内部8には、キセノン等の希ガス
が所定圧力にて封入されている。
【0005】そして、図5および図6に示すように構成
された放電管と、電源が供給される接続線とは、図7に
示すようにして接続される。すなわち、電源接続線11
内の金属線11’を圧着端子12を用いてかしめて、こ
の圧着端子12と第1の金属体15とを溶接することに
よって、放電管と電源接続線11とが電気接続されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、次のような問題があった。
【0007】図7に示したように、圧着端子12は、棒
状(すなわち断面が円形状)の第1の金属体15側面に
溶接されるため、その溶接部分は点溶接(点接触)とな
って溶接面積が小さくなる。したがって、従来技術にお
いては、高い溶接強度(接着強度)を得ることが困難で
あるため、強い外力が加わると溶接部分がはずれるとい
う問題が生ずる場合があった。
【0008】したがって本発明は、上記従来技術の問題
を解決するためになされたものであって、電源接続線と
溶接される金属体との高い溶接強度を得ることが可能な
放電管を提供することを課題とし、また、係る放電管に
電源接続線を溶接することによって外力に対して高い抵
抗力を有する電源接続線付放電管を提供することを課題
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
の課題を解決するためになされたもので、内部に所定圧
の希ガスが封入されたガラスバルブの両端部に金属体が
封止された放電管であって、前記金属体が、ガラスバル
ブの外部にて電源接続線と溶接される第1の金属体と、
ガラスバルブの内部にて先端部に電極が接続される第2
の金属体とを接合して構成されており、前記第1の金属
体が少なくとも一部に平坦面部を有することを特徴とし
ている。
【0010】このように構成された放電管によれば、第
1の金属体の一部に平坦面部が設けられているため、こ
の平坦面部に電源接続線を溶接すれば、線接触あるいは
面接触状態で、第1の金属体と電源接続線とを溶接する
ことができる。したがって、本発明によれば、従来の点
接触の場合よりも溶接面積を大きくすることが可能とな
るため、電源接続線との溶接強度(接着強度)を高める
ことが可能な放電管を得ることができる。
【0011】また、本発明に係る放電管においては、第
1の金属体が棒状に形成されており、前記第1の金属体
の長手方向に略垂直な断面の形状を多角形状として、平
坦面部が形成されている構成が好ましい。
【0012】この好ましい構成によれば、その一部に平
坦面部を有する第1の金属体を容易に形成することがで
きる。そして、上記した効果を得ることが可能となる。
【0013】さらに、本発明は、上記課題を解決するた
めになされた電源接続線付放電管であって、上述した放
電管を構成する第1の金属体の平坦面部に、複数の金属
線を有する電源接続線の先端部にて前記複数の金属線を
かしめた圧着端子が溶接して取り付けられていることを
特徴としている。また、本発明は、上述した放電管を構
成する第1の金属体の平坦面部に、単線の金属線を有す
る電源接続線が溶接して取り付けられていることを特徴
としている。
【0014】このように構成された電源接続線付放電管
によれば、平坦面部に溶接された電源接続線等に外力が
作用しても、電源接続線が放電管から簡単に外れること
のない高い抵抗力を有する電源接続線付放電管を得るこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の一実施形態に係る放電管の
断面図を示したものである。本実施形態に係る放電管
は、ガラスバルブ1の両端に主電極3,5が取り付けら
れた金属体2,4が、ガラスビード6,7を介して封止
されている。そして、ガラスバルブ1の内部8には、キ
セノン等の希ガスが所定圧力にて封入されている。
【0017】図2は、図1に示された金属体2,4の概
略斜視図であって、金属体2,4は、低融点を有するニ
ッケル等を用いて形成された第1の金属体9と、高融点
を有するタングステン等を用いて形成された第2の金属
体10とを溶接して構成されている。ここで、第1の金
属体9と第2の金属体10とが溶接された接合部分にお
いては、低融点を有する第1の金属体9が、第2の金属
体10の外周部を覆うように溶融して、両金属体9,1
0が接合されている。
【0018】図3は、図1および図2に示された金属体
と電源接続線との接続状態斜視図であり、図4は、図3
に示された接続状態の概略拡大図である。これらの図に
示すように、第1の金属体9は棒状に形成されており、
その長手方向に略垂直な断面は、六角形に形成されてい
る。つまり、本実施形態に係る第1の金属体9は、この
ように形成されることによって、6つの平坦面部を有す
ることとなる。そして、本実施形態においては、電源接
続線11内の複数の金属線11’を圧着端子12にてか
しめて、この圧着端子12と第1の金属体9の一平坦面
部とを溶接することによって、放電管(の金属体2,
4)と電源接続線11とを接続している。
【0019】以上のように、本実施形態に係る金属体
2,4を構成する第1の金属体9は図4に示すように断
面が六角形状に形成されいているため、圧着端子12と
の接合部分において、線接触あるいは面接触状態で、第
1の金属体9と圧着端子12とが溶接されることとな
る。したがって、本実施形態によれば、従来の点接触の
場合よりも、高い溶接強度を得ることが可能な放電管を
構成することができる。
【0020】また、このように構成された放電管に電源
接続線11を溶接して接合すれば、電源接続線11等に
外力が作用しても、電源接続線11が放電管から簡単に
外れることのない高い抵抗力を有する電源接続線付放電
管を得ることができる。
【0021】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、上
述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
例えば、第1の金属体9の断面形状は六角形に限定され
るものではなく、第1の金属体9の一部に平坦面部を有
するものであれば、如何なる断面形状であってもよい。
具体的には、四角形、五角形、および七角形以上でもよ
い。ただし、あまりにも多数の角を有する形状の場合に
は、断面が円形状に近づくこととなるため、第1の金属
体9の線径に応じて適切な角数等を選定し、少なくとも
一部に平坦面部を有すべく第1の金属体9を形成する。
また、多角形に限定されるものではなく、例えば、平坦
面部を有する半円形状等であってもよい。
【0022】また、本実施形態においては、第1の金属
体9に溶接される電源接続線11が複数の金属線11’
を有する場合であって、この金属線11’をかしめた圧
着端子12と第1の金属体9の一平坦面部とを溶接する
構成について説明したが、本発明はこの構成に限定され
るものではない。つまり、本発明に係る放電管と溶接さ
れる電源接続線はこの構成に限定されるものではなく、
例えば、単線の金属線を有する電源接続線を用いる場合
であっても、本発明に係る第1の金属体を有する放電管
と溶接するのであれば、先に説明した実施形態と同様の
効果を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明に係る放電管は、放
電管のガラスバルブの金属体に封止される金属体の第1
の金属体が少なくとも一部に平坦面部を有しているの
で、第1の金属体と電源接続線とが線接触あるいは面接
触状態で溶接されるため、従来の点接触の場合よりも溶
接面積が大きくなって、電源接続線との溶接強度を高め
ることが可能な放電管を得ることができる。
【0024】また、このような放電管に電源接続線を溶
接すれば、外力に対して電源接続線が外れにくい、いわ
ゆる高い抵抗力を有する電源接続線付放電管を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る放電管の断面図
【図2】図1に示された放電管を構成する金属体の斜視
【図3】図1および図2に示された金属体と電源接続線
との接続状態斜視図
【図4】図3に示された接続状態の概略拡大図
【図5】従来技術に係る放電管の断面図
【図6】図5に示された放電管を構成する金属体の斜視
【図7】図5および図6に示された金属体と電源接続線
との接続状態の概略拡大図
【符号の説明】
1 ガラスバルブ 2,4 金属体 3,5 電極 9 第1の金属体 10 第2の金属体 11 電源接続線 11’ 金属線 12 圧着端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に所定圧の希ガスが封入されたガラ
    スバルブの両端部に金属体が封止された放電管であっ
    て、前記金属体が、ガラスバルブの外部にて電源接続線
    と溶接される第1の金属体と、ガラスバルブの内部にて
    先端部に電極が取付けられる第2の金属体とを接合して
    構成されており、前記第1の金属体が少なくとも一部に
    平坦面部を有していることを特徴とする放電管。
  2. 【請求項2】 第1の金属体が棒状に形成されており、
    前記第1の金属体の長手方向に略垂直な断面の形状を多
    角形状として、平坦面部が形成されている請求項1に記
    載の放電管。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載された放電管を
    構成する第1の金属体の平坦面部に、複数の金属線を有
    する電源接続線の先端部に前記複数の金属線をかしめた
    圧着端子が溶接して取り付けられていることを特徴とす
    る電源接続線付放電管。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載された放電管を
    構成する第1の金属体の平坦面部に、単線の金属線を有
    する電源接続線が溶接して取り付けられていることを特
    徴とする電源接続線付放電管。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040040157A (ko) * 2002-11-06 2004-05-12 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 백라이트 유닛의 형광램프 전극구조
WO2010016154A1 (ja) * 2008-08-05 2010-02-11 Dowaエレクトロニクス株式会社 磁気記録用金属磁性粉およびその製造法

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