JP2002164013A - 放電管 - Google Patents

放電管

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JP2002164013A
JP2002164013A JP2000359003A JP2000359003A JP2002164013A JP 2002164013 A JP2002164013 A JP 2002164013A JP 2000359003 A JP2000359003 A JP 2000359003A JP 2000359003 A JP2000359003 A JP 2000359003A JP 2002164013 A JP2002164013 A JP 2002164013A
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JP
Japan
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lead wire
discharge tube
main electrode
diameter
glass bulb
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Pending
Application number
JP2000359003A
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English (en)
Inventor
Masahiro Tao
雅宏 田尾
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West Electric Co Ltd
Original Assignee
West Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、特にガラスバルブが極小径の放電
管であっても、その主電極に接続されたリード線接続部
に接続されるリード線がその接続部から不用意に外れて
しまうのを防止することをことを課題とする。 【解決手段】 内部にガスが封入されたガラスバルブの
両端封止部に一対の主電極を封止してなり、前記一対の
主電極は、前記封止部より突出するリード線接続部を有
し、前記リード線接続部に外部のリード線を半田付けに
より固定して電気接続する放電管において、前記リード
線接続部の端部に、前記リード線が係止されるリード線
係止部を備えたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、パソコ
ン、ワープロ及び液晶テレビ等の液晶表示装置の照明装
置の光源に使用され且つ、リード線を主電極に接続する
タイプの冷陰極放電管に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、周知のようにパソコン、ワープロ
等の液晶表示装置のバックライトの光源として、冷陰極
放電管が公知である。かかる冷陰極放電管は、特に高輝
度、低消費電力、さらには点灯開始電圧が低いため、液
晶表示装置に広く使用されるようになっている。
【0003】図4は、その冷陰極放電管の一例を示した
断面図であり、同図において、30は内部に放電ガスで
あるネオン、アルゴン等のガスとともに、水銀が封入さ
れているガラスバルブである。前記ガラスバルブ30の
両端封止部には、タングステン金属棒等の一対の主電極
31が封止して取り付けられている。前記一対の主電極
は、前記封止部より突出するリード線接続部31aを有
している。尚、主電極31としては、タングステン金属
棒に焼結金属体や筒状金属体(図示省略)を溶接又はカ
シメ等によって固着したものもある。
【0004】上記構成の冷陰極放電管33は、周知のイ
ンバータ回路等の機器にリード線35を介して接続され
る。主電極31とリード線35との接続手段は、前記主
電極のリード線接続部31aにそれぞれのリード線35
の先端部を巻き付け、その接続部分に半田付け36を行
ったものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の接続手段に
おいては、主電極31のリード線接続部31aが同じ直
径で且つストレートであるため、リード線35は半田付
けされているにもかかわらず、主電極31の軸方向に容
易に抜けてしまうおそれがあった。即ち、最近では液晶
表示装置の小型化に伴い、冷陰極放電管もその直径の小
さいものが要求されており(冷陰極放電管は直径が2m
m程度の極細管のものが実用化されている。)、主電極
31はどうしても小径のピン形状を使用しなければなら
ないことから、リード線35が破線に示すように半田ご
と主電極31の接続部31aから不用意に抜け易くなる
傾向にあった。
【0006】本発明は、上記の如き従来の問題点に鑑み
てなされたもので、特に小径の冷陰極放電管であって
も、その主電極の接続部に接続されたリード線がその接
続部から不用意に外れてしまうのを防止することを課題
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、ガラスバルブの両端
封止部に一対の主電極を封止してなり、前記一対の主電
極は、前記封止部より突出するリード線接続部を有し、
前記リード線接続部に外部のリード線を半田付けにより
固定して電気接続する放電管において、前記リード線接
続部の端部に、前記リード線が係止されるリード線係止
部を備えたことにある。
【0008】そして、主電極に取り付けられたリード線
に張力が作用しても、係止部は半田付けされたリード線
の接合部分が、主電極から抜けるのを阻止する。
【0009】しかも、前記リード線接続部は棒状の金属
体からなり、前記リード線係止部は前記リード線接続部
の直径よりも大きい直径の円板であるのが好ましい。
【0010】また、前記リード線係止部は、前記リード
線接続部に対して直交する方向に取り付けられた金属棒
であり、且つ、リード線係止部の長さは、主電極のリー
ド線接続部の直径よりも大きく設定されているものであ
っても良い。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、リード線を
接続するタイプの冷陰極放電管の一例を示した要部断面
図である。同図において、1はガラスバルブを示し、そ
の両端封止部には主電極としてのピン形状のタングステ
ン金属棒3がビードガラス5を介して封止して取り付け
られている。ガラスバルブ1としては、外径が数mm
(例えば、外径が1.8mm〜3mm)のものが使用さ
れる。
【0012】尚、主電極としては、前記タングステン金
属棒3の内側端に、導電性を有した金属酸化物の粉末を
焼結した焼結金属体や筒状金属体(図示省略)が溶接又
はカシメ等によって固着してなるものであっても良い。
【0013】また、ガラスバルブ1の内面には蛍光膜が
塗布されると共に、ガラスバルブ1の内部には、放電ガ
スであるネオン、アルゴン等のガスとともに、水銀が封
入されている。
【0014】前記主電極3のガラスバルブ1よりも外側
に突出する先端部(リード線接続部)3aの先端には、
リード線係止部4が設けられている。具体的には、リー
ド線係止部4とガラスバルブ1の封止部との間には、ス
ペースDが設けられていると共に、図2に示すようにリ
ード線係止部4は例えば主電極3の直径Φ1よりも大き
な直径Φ2をした円板状を呈している。
【0015】そして、主電極3のリード線接続部3aに
はリード線6が巻付けられると共に、その接合部分は半
田7により固着(半田付け)されている。
【0016】このような構成において、主電極3の接続
部3aにリード線6の先端部を巻付けた後に、その接合
部分を半田付けすることにより、リード線6が外力によ
り不用意に引っ張られた場合であっても、リード線係止
部4が鍔状に径外方向に突出しているため、リード線6
が主電極3のリード線接続部3aの軸方向に移動するの
を阻止する。この結果、リード線6が主電極3から不用
意に抜けて脱落してしまうおそれはない。
【0017】図3に本発明の他の実施の形態を示す。即
ち、前記リード線係止部4は、接続部に対して直交する
方向に取り付けられる金属棒からなり、リード線係止部
4の長さLは、主電極3の接続部3aの直径Φ1よりも
大きくなっている。この棒状のリード線係止部4におい
ても、前記円板状のリード線係止部4と同様に、主電極
3に巻かれたリード線6が抜けてしまうのを防止でき
る。
【0018】本発明は上記の実施の形態に限定されるも
のではなく、例えばリード線係止部4の形状は特に限定
されるものではなく、要は主電極3のリード線接続部3
aの直径よりも大きな寸法形状のものであれば良い。ま
た、以上の本発明の実施例では、冷陰極放電管としてガ
ラスバルブ内に蛍光膜を塗布した蛍光放電管で説明した
が、本発明は他のガラスバルブ内に蛍光膜を塗布しない
バルブ内に単に希ガスを封入した、例えばキセノンガス
を封入し写真撮影の人工光源として使用される放電管に
も適用できることは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、主電極に
接続され電気エネルギーを供給するためのリード線の接
続部の端部に、前記リード線が係止される係止部を備え
たので、係止部がストッパーの機能を有し、主電極に取
り付けられたリード線が、主電極から不用意に抜けて脱
落するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す冷陰極放電管の要
部断面図
【図2】同主電極及びリード線係止部の斜視図
【図3】本発明の他の実施の形態を示す主電極及びリー
ド線係止部の斜視図
【図4】従来例を示す冷陰極放電管の要部断面図
【符号の説明】
1…ガラスバルブ 3…タングステン金属棒(主電極) 3a…リード線接続部 4…リード線係止部 6…リード線 7…半田 Φ1…リード線接続部の直径 Φ2…リード線係止部の直径 L…リード線係止部の長さ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にガスが封入されてなるガラスバル
    ブの両端封止部に一対の主電極を封止してなり、前記一
    対の主電極は、前記封止部より突出するリード線接続部
    を有し、前記リード線接続部に外部のリード線を半田付
    けにより固定して電気接続する放電管において、前記リ
    ード線接続部の端部に、前記リード線が係止されるリー
    ド線係止部を備えたことを特徴とする冷陰極放電管。
  2. 【請求項2】 リード線接続部は棒状の金属体からな
    り、リード線係止部は前記リード線接続部の直径よりも
    大きい直径の円板である請求項1記載の放電管。
  3. 【請求項3】 リード線係止部は、リード線接続部に対
    して直交する方向に取り付けられた金属棒であり、且
    つ、前記リード線係止部の長さは、前記リード線接続部
    の直径よりも大きく設定されている請求項1記載の放電
    管。
JP2000359003A 2000-11-27 2000-11-27 放電管 Pending JP2002164013A (ja)

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