JP2002288570A - デビットカード加盟店ユーザ管理代行方法、クレジットカード加盟店ユーザ管理代行方法、電子マネー加盟店ユーザ管理代行方法、デビットカード決済方法及びクレジットカード決済方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デビットカード、クレジットカード、電子マ
ネーなどの決済方法を普及するのに役立つ加盟店とカー
ドユーザとの間の仲介サービスをコンピュータネットワ
ークを介して提供する。 【解決手段】コンピュータネットワークを介して複数の
デビットカード加盟店のうちの所定のグループに属する
デビットカード加盟店であるグループ加盟店がそのデビ
ットカードユーザに対し提供するサービスをデビットカ
ード加盟店ユーザ管理代行業者が仲介又は代行するデビ
ットカード加盟店ユーザ管理代行方法であって、クリア
リングセンター又は決済銀行からデビットカード決済情
報を取得する決済情報取得ステップと、該決済情報取得
ステップにて取得した決済情報に基づいて、デビットカ
ードユーザに対してそのデビットカードユーザが前記グ
ループ加盟店にてデビットカードを利用した利用額に応
じたポイントを付与するポイント付与ステップと、該ポ
イント付与ステップにてポイントを付与したデビットカ
ードユーザに対する前記グループ加盟店のサービスを仲
介又は代行するサービス仲介代行ステップとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】 本発明は、コンピュータネ
ットワーク（インターネット）を介してデビットカード
ユーザ、クレジットカードユーザ、電子マネーユーザに
対するサービスを代行するユーザ管理代行方法に関す
る。

【０００２】

【従来の技術】 デビットカードで決済することが近年
普及しつつある。現在実現しているデビットカードシス
テムのスキームについて図１１を参照しつつ説明する。
図１１は、従来のデビットカードシステムのスキームを
示す概念図である。ユーザ１は、デビットカードユーザ
であり、デビットカードを保持する者である。このデビ
ットカードは銀行のキャッシュカードをそのまま用い
る。カード発行銀行６でユーザ１が銀行口座を開設する
際にキャッシュカードの発行を依頼すると、その銀行が
デビットカードに参加する金融機関である場合に発行す
るキャッシュカードがそのままデビットカードとなる。
加盟店２は、その取引銀行がデビットカードに参加する
金融機関である場合に、その銀行（加盟店銀行７）と加
盟店契約を締結することによりデビットカード加盟店と
なる。ユーザ１が加盟店２で物品購入をし、又は役務の
提供を受けると、加盟店２に設置されたデビット端末を
用いてクリアリングセンタ４を介してカード発行銀行６
のコンピュータにアクセスして購入代金引き落とし指図
を実行する（図１１のユーザ１からカード発行銀行６へ
の矢印）。用いるデビット端末には暗証ピンパッドと呼
ばれる暗証番号入力装置が備えられており、ユーザ１本
人が暗証番号を入力することにより本人確認ができる。
本人の意思であることを確認した上でカード発行銀行６
はクリアリングセンター４に対して決済依頼をし、クリ
アリングセンター４はカード発行銀行６に引落し結果を
通知する。それを受けてクリアリングセンター４は、加
盟店２からの決済依頼に対して決済結果の通知をする。
ここまではユーザ１が加盟店２で物品を購入し又は役務
提供を受けたその当日（Ｘ日）に即時になされるもので
ある。その１営業日後（Ｘ＋１日）には、クリアリング
センター４から決済銀行５に銀行間決済データを送ると
ともに、加盟店に対して取引明細を送る。決済銀行は、
カード発行銀行６と加盟店銀行７との間の金銭の移動を
実行する役割を果たす銀行である。さらにその翌営業日
（Ｘ＋２日）には、銀行間決済がなされるとともに、発
行銀行手数料が加盟店銀行７からカード発行銀行６に支
払われる。さらにその翌営業日（Ｘ＋３日）には、加盟
店銀行７から加盟店２に対して代金の入金がなされる。
この時、加盟店の手数料が代金から差し引かれる。この
加盟店手数料は、売り上げの１パーセントから２パーセ
ントといわれている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】 大手の量販店が加盟
する場合には、すでに実施しているポイント制度との関
係でクレジットカードの場合との差別化が図れるメリッ
トから導入の効果が期待される。クレジットカードの利
用の場合は８パーセントのポイント還元に対し、デビッ
トカード利用の場合は１０パーセントのポイント還元な
どと差別化して、ユーザのインセンティブを狙えるから
である。

【０００４】 また、地域の商店街組合が丸ごと加盟す
る場合などは、多くの店で利用できるというユーザ側の
メリットが大きいから、普及することが期待できる。

【０００５】 それに対し、特に商店街組合に加入して
いない個人事業主、近所に仲間のいない小規模事業主な
どは、デビットカードの導入に踏み切れないと考えられ
る。

【０００６】 本発明の発明者は、そのような個人事業
主や小規模事業主がデビットカードを導入しやすくする
ためには、そのような事業主体をウェブ上でグループ化
すること、そして、その顧客であるカードユーザをも同
様にグループ化してウェブを介して加盟店とカードユー
ザとの間を仲介するサービスの存在が有効であると考え
た。そして、そのような仲介サービスは、デビットカー
ドの普及だけではなく、クレジットカードや電子マネー
の普及にも同様に役立つものであると気づき、この発明
を思い付くに至った。

【０００７】 本発明の目的は、デビットカード、クレ
ジットカード、電子マネーなどの決済方法を普及するの
に役立つ加盟店とカードユーザとの間の仲介サービスを
コンピュータネットワークを介して提供することにあ
る。

【０００８】

【課題を解決するための手段】 上記課題を解決すべ
く、本発明に係るデビットカード加盟店ユーザ管理代行
方法は、コンピュータネットワークを介して複数のデビ
ットカード加盟店のうちの所定のグループに属するデビ
ットカード加盟店であるグループ加盟店がそのデビット
カードユーザに対し提供するサービスをデビットカード
加盟店ユーザ管理代行業者が仲介又は代行するデビット
カード加盟店ユーザ管理代行方法であって、クリアリン
グセンター又は決済銀行からデビットカード決済情報を
取得する決済情報取得ステップと、該決済情報取得ステ
ップにて取得した決済情報に基づいて、デビットカード
ユーザに対してそのデビットカードユーザが前記グルー
プ加盟店にてデビットカードを利用した利用額に応じた
ポイントを付与するポイント付与ステップと、該ポイン
ト付与ステップにてポイントを付与したデビットカード
ユーザに対する前記グループ加盟店のサービスを仲介又
は代行するサービス仲介代行ステップとを有するもので
ある。

【０００９】 前記決済情報取得ステップでクリアリン
グセンター又は決済銀行がデビットカード加盟店ユーザ
管理代行業者に決済情報を送信するのに先立って、その
ユーザにデビットカードを発行したデビットカード発行
銀行を通じてそのユーザに入会の意思確認手続きを行う
ものとすることもできる。

【００１０】 デビットカード発行銀行が、そのユーザ
に対して前記デビットカード加盟店ユーザ管理代行業者
の存在を知らせて、そのユーザがデビットカード加盟店
ユーザ管理代行業者に対して入会意思表示するものとし
てもよい。その場合、前記デビットカードユーザがデビ
ットカード加盟店ユーザ管理代行業者に対してする入会
手続きがコンピュータネットワークを介してなされるも
のとすることもできる。

【００１１】 前記決済情報取得ステップでクリアリン
グセンター又は決済銀行がデビットカード加盟店ユーザ
管理代行業者に決済情報を送信するのに先立って、その
ユーザにデビットカードを発行したデビットカード発行
銀行は、前記デビットカード加盟店ユーザ管理代行業者
に顧客情報を引き渡し、それに基づいて前記デビットカ
ード加盟店ユーザ管理代行業者がそれぞれのユーザに入
会の意思確認をするものとしてもよい。その場合、前記
デビットカードユーザがデビットカード加盟店ユーザ管
理代行業者に対してする入会手続きがコンピュータネッ
トワークを介してなされるものとすることができる。

【００１２】 前記ポイント付与ステップにて取得した
ポイントをコンピュータネットワークを介してそれぞれ
のユーザが照会することを可能としてもよい。

【００１３】 前記サービス仲介代行ステップで提供す
るサービスを景品提供サービスとすることができる。

【００１４】 前記サービス仲介代行ステップで提供す
るサービスを、前記ユーザが前記加盟店に対してする注
文を代行する注文代行サービスとすることができる。

【００１５】 前記サービス仲介代行ステップで提供す
るサービスを、前記加盟店が前記ユーザに対してする物
品を配達する配達業務を代行する配達代行サービスとす
ることができる。

【００１６】 前記サービス仲介代行ステップで提供す
るサービスを、前記配達代行サービスに加えてその配達
した物品の代金をデビットカードでユーザが決済するデ
ビットカード決済サービスをも含むものとすることがで
きる。

【００１７】 前記デビットカード加盟店ユーザ管理代
行業者が配達代行をした際に、その物品の代金をデビッ
トカード決済した際には、前記ポイント付与ステップに
て付与されるポイントがさらに加算されるようにするこ
とができる。

【００１８】 前記課題を解決すべく、本発明に係るク
レジットカード加盟店ユーザ管理代行方法は、コンピュ
ータネットワークを介して複数のクレジットカード加盟
店のうちの所定のグループに属するクレジットカード加
盟店であるグループ加盟店がそのクレジットカードユー
ザに対し提供するサービスをクレジットカードユーザ管
理代行業者が仲介又は代行するクレジットカード加盟店
ユーザ管理代行方法であって、複数のクレジットカード
会社のそれぞれからクレジットカード利用情報を取得す
る利用情報取得ステップと、該利用情報取得ステップに
て取得した利用情報に基づいて、カードユーザに対して
そのカードユーザが前記グループ加盟店にてクレジット
カードを利用した利用額に応じたポイントを付与するポ
イント付与ステップと、該ポイント付与ステップにてポ
イントを付与したクレジットカードユーザに対する前記
グループ加盟店のサービスを仲介又は代行するサービス
仲介代行ステップとを有するものである。

【００１９】 前記利用情報取得ステップで各々のクレ
ジットカード会社がクレジットカード加盟店ユーザ管理
代行業者に利用情報を送信するのに先立って、そのユー
ザにクレジットカードを発行したクレジットカード発行
会社を通じてその顧客に入会の意思確認手続きを行うこ
ととすることができる。

【００２０】 前記各クレジットカード発行会社は、そ
のユーザに対して前記クレジットカードユーザ管理代行
業者の存在を知らせて、そのユーザがクレジットカード
ユーザ管理代行業者に対して入会意思表示することとし
てもよい。その場合、クレジットカードユーザがクレジ
ットカードユーザ管理代行業者に対してする入会手続き
がコンピュータネットワークを介してなされるものとす
ることができる。

【００２１】 前記利用情報取得ステップで前記各クレ
ジットカード会社がクレジットカード加盟店ユーザ管理
代行業者に利用情報を送信するのに先立って、そのユー
ザにクレジットカードを発行したクレジットカード発行
会社は、前記クレジットカード加盟店ユーザ管理代行業
者にユーザ情報を引き渡し、それに基づいて前記加盟店
ユーザ管理代行業者がそれぞれの顧客に入会の意思確認
をすることとしてもよい。その場合、前記クレジットカ
ードユーザがクレジットカード加盟店ユーザ管理代行業
者に対してする入会手続きがコンピュータネットワーク
を介してなされるものとすることができる。

【００２２】 前記ポイント付与ステップにて取得した
ポイントをコンピュータネットワークを介してそれぞれ
のユーザが照会することを可能とすることもできる。

【００２３】 前記サービス仲介代行ステップで提供す
るサービスを景品提供サービスとすることができる。

【００２４】 前記サービス仲介代行ステップで提供す
るサービスを、前記ユーザが前記加盟店に対してする注
文を代行する注文代行サービスとすることができる。

【００２５】 前記サービス仲介代行ステップで提供す
るサービスを、前記加盟店が前記ユーザに対してする物
品を配達する配達業務を代行する配達代行サービスとす
ることもできる。

【００２６】 前記サービス仲介代行ステップで提供す
るサービスを、前記配達代行サービスに加えてその配達
した物品の代金をクレジットカードでユーザが決済する
クレジットカード決済サービスをも含むものとすること
もできる。

【００２７】 前記クレジットカード加盟店ユーザ管理
代行業者が配達代行をした際に、その物品の代金をクレ
ジットカード決済した際には、前記ポイント付与ステッ
プにて付与されるポイントがさらに加算されることとし
てもよい。

【００２８】 上記課題を解決すべく、本発明に係る電
子マネーカード加盟店ユーザ管理代行方法は、コンピュ
ータネットワークを介して複数の電子マネーカード加盟
店のうちの所定のグループに属する電子マネーカード加
盟店であるグループ加盟店がその電子マネーカードユー
ザに対し提供するサービスを電子マネーカード加盟店ユ
ーザ管理代行業者が仲介又は代行する電子マネーカード
加盟店ユーザ管理代行方法であって、電子マネーカード
決済情報集計センターから電子マネーカード決済情報を
取得する決済情報取得ステップと、該決済情報取得ステ
ップにて取得した決済情報に基づいて、カードユーザに
対してそのカードユーザが前記グループ加盟店にて電子
マネーカードを利用した利用額に応じたポイントを付与
するポイント付与ステップと、該ポイント付与ステップ
にてポイントを付与した電子マネーカードユーザに対す
る前記グループ加盟店のサービスを仲介又は代行するサ
ービス仲介代行ステップとを有するものである。

【００２９】 前記決済情報取得ステップで電子マネー
カード決済情報集計センターが電子マネーカード加盟店
ユーザ管理代行業者に決済情報を送信するのに先立っ
て、その顧客に電子マネーカードを発行した電子マネー
カード発行業者を通じてその顧客に入会の意思確認手続
きを行うこととしてもよい。

【００３０】 前記電子マネーカード発行業者は、その
ユーザに対して前記電子マネーカードユーザ管理代行業
者の存在を知らせて、そのユーザが電子マネーカードユ
ーザ管理代行業者に対して入会意思表示することとする
こともできる。その場合、前記電子マネーカードユーザ
が電子マネーカード代理店ユーザ管理代行業者に対して
する入会手続きがコンピュータネットワークを介してな
されるものとしてもよい。

【００３１】 前記決済情報取得ステップで電子マネー
決済情報集計センターが電子マネーカード加盟店ユーザ
管理代行業者に決済情報を送信するのに先立って、その
ユーザに電子マネーカードを発行した電子マネーカード
発行業者は、前記電子マネーカード加盟店ユーザ管理代
行業者にユーザ情報を引き渡し、それに基づいて前記加
盟店ユーザ管理代行業者がそれぞれのユーザに入会の意
思確認をすることとしてもよい。その場合、前記電子マ
ネーカードユーザが電子マネーカード加盟店ユーザ管理
代行業者に対してする入会手続きがコンピュータネット
ワークを介してなされるものでもよい。

【００３２】 前記ポイント付与ステップにて取得した
ポイントをコンピュータネットワークを介してそれぞれ
のユーザが照会することを可能とすることもできる。

【００３３】 前記サービス仲介代行ステップで提供す
るサービスを景品提供サービスとすることができる。ま
た、前記サービス仲介代行ステップで提供するサービス
を、前記ユーザが前記加盟店に対してする注文を代行す
る注文代行サービスとしてもよい。さらに、前記サービ
ス仲介代行ステップで提供するサービスを、前記加盟店
が前記ユーザに対してする物品を配達する配達業務を代
行する配達代行サービスとすることもできる。

【００３４】 前記サービス仲介代行ステップで提供す
るサービスが、前記配達代行サービスに加えてその配達
した物品の代金を電子マネーカードでユーザが決済する
電子マネーカード決済サービスをも含むものとしてもよ
い。

【００３５】 前記電子マネーカード加盟店ユーザ管理
代行業者が配達代行をした際に、その物品の代金を電子
マネーカード決済した際には、前記ポイント付与ステッ
プにて付与されるポイントをさらに加算することができ
る。

【００３６】 上記課題を解決すべく、本発明に係るデ
ビットカード決済方法は、デビットカード加盟店からク
リアリングセンターに決済依頼情報が送られた際に、そ
の決済の売り手又は買い手が登録されたデビットカード
加盟店ユーザ管理代行業者である場合にその決済依頼情
報を一旦プレ決済データベースに登録するプレ決済デー
タベース登録段階と、該プレ決済データベース登録段階
で登録された決済依頼情報の中から仕入れと転売に当た
る対のデータを探し出す対データ検索段階と、該対デー
タ検索段階にて検索された対のデータに基づいて仕入れ
値と転売値との差額を計算して差金決済を実行する差金
決済実行段階とを有する。また、前記プレ決済データベ
ース登録段階でプレ決済データベースに登録された決済
依頼情報が対となるデータが見つからないまま所定の時
間が過ぎた場合には通常の決済をすることとする。

【００３７】 上記課題を解決すべく、本発明に係るク
レジットカード決済方法は、クレジットカード加盟店か
らクレジットカード会社に売り上げデータが送られた際
に、その決済の売り手又は買い手が登録されたクレジッ
トカード加盟店ユーザ管理代行業者である場合にその売
り上げデータを一旦プレ売り上げデータベースに登録す
るプレ売り上げデータベース登録段階と、該プレ売り上
げデータベース登録段階で登録された売り上げデータの
中から仕入れと転売に当たる対のデータを探し出す対デ
ータ検索段階と、該対データ検索段階にて検索された対
のデータに基づいて仕入れ値と転売値との差額を計算し
て差金決済を実行する差金決済実行段階とを有する。ま
た、前記プレ売り上げデータベース登録段階でプレ売り
上げデータベースに登録された売り上げ情報が対となる
データが見つからないまま所定の時間が過ぎた場合には
通常の決済をすることとする。

【００３８】

【発明の実施の形態】 以下、図面を参照しつつ、本発
明の実施形態について説明する。図１は、本発明のデビ
ットカード加盟店ユーザ管理代行方法のスキームを示す
概念図である。本発明のデビットカード加盟店ユーザ管
理代行方法の特徴は、図１の中のユーザ管理代行業者３
の存在、ユーザ管理代行業者３がクリアリングセンタ４
から会員ユーザが会員加盟店でデビットカードを利用し
た取引についての明細の情報を取得すること、ユーザ管
理代行業者３が会員ユーザ１及び会員代理店２の間に立
ってユーザ管理サービスの代行・仲介をすることおよび
そのサービス内容にある。従って、図１は、図１１に示
す従来例にそれらを加えたものであって、図１１に示す
従来例と同じ部分については同じ符号を用いてある。

【００３９】 図１の中に示す矢印はデータや金銭のや
り取りを意味する。加盟店２とクリアリングセンター４
との間、クリアリングセンター４と決済銀行５との間、
ユーザ管理代行業者３とクリアリングセンター４との
間、決済銀行５と加盟店銀行７、カード発行銀行６との
間などのデータのやり取りは専用回線又は電話回線を介
してなされる。それに対して、ユーザ管理代行業者３と
ユーザ１、加盟店２との間のやりとりは例えばインター
ネットに代表されるコンピュータネットワークを介して
なされることが可能である。図２はユーザ管理代行業者
がユーザ又は加盟店と情報のやり取りを行うためのコン
ピュータネットワークの構成例を示す図である。ユーザ
管理代行業者が設けるウェブサイトはサーバ１０又はサ
ーバ２０の上に設けられ、ユーザは端末１０１、１０
２、１０３、１０４などからインターネットを介してア
クセスする。

【００４０】 デビットカード加盟店ユーザ管理代行業
者３は、デビットカードユーザ１と加盟店２との間を仲
介するサービスを提供するが、すべてのユーザ、加盟店
が対象になるわけではなく、このユーザ管理代行業者の
サービスを受けることを希望する意思を表明し、ユーザ
管理代行業者がそれを受け入れた会員ユーザ及び会員加
盟店が対象となる。会員の加盟店は、このユーザ管理代
行業者が主宰するウェブサイト上に店の情報や、商品情
報、営業時間、店の案内図などを載せ、ウェブ上での受
注が可能である場合は、そのための情報を載せる。デビ
ットカードユーザは、例えばオンラインサインアップに
て会員となることができる。また、カード発行銀行から
の書面による案内を通じて入会申し込みを書面によりす
ることによっても会員となり得る。図４は、デビットカ
ードユーザがユーザ管理代行業者にオンラインサインア
ップを行う際のユーザ管理代行業者のサーバの処理を示
すフローチャートである。このユーザ管理代行業者のサ
ービスを受けることを希望し、入会を希望するデビット
カードユーザがこのウェブサイトにアクセスしてオンラ
インサインアップのボタンを押すなどして、この処理に
入る（ステップ４００）。すると、このユーザ管理代行
業者が加盟店との間のサービスを仲介するための仲介条
件を提示する画面が表示される（ステップ４１０）。ユ
ーザがそれを承諾しない場合は戻る（ステップ４２０か
らステップ４３０）。承諾する場合は、顧客情報を取得
する（ユーザの立場から言えば本人の個人情報を入力す
る。ステップ４４０）。取得した（入力された)顧客情
報から信用調査を実行する（ステップ４５０）。この信
用調査は例えばブラックリスト（例えばカードの盗難届
の出ているリスト）に照合して問題がないかでチェック
可能である。問題ある場合は拒絶し戻る（ステップ４６
０）。問題ない場合はＩＤ及びパスワードを発行し（ス
テップ４７０）、データベースに登録する（ステップ４
８０）。そして、入会した旨をクリアリングセンターに
通知する（ステップ４９０）。その新入会員の決済情報
を以後、取得できるようにするためである。

【００４１】 図３は、デビットカード決済情報を取得
してから、ポイント算出処理をしてデータベースに登録
するまでのユーザ管理代行業者のサーバの処理を示すフ
ローチャートである。まず、クリアリングセンターのサ
ーバに対して定期的に、例えば１日に１回アクセスして
会員ユーザが会員加盟店で決済した情報を取得する（ス
テップ３１０）。そして、その決済情報（売り上げ情
報、カード利用情報)に基づいて額に応じたポイント算
出を実行する（ステップ３２０）。算出したポイントを
データベースに登録し、累計した額を更新してその会員
のポイントとする処理を行う（ステップ３３０）。ここ
では、カード利用額に応じたポイント付与をすることと
したが、その他にユーザがこのウェブサイトで受けたサ
ービスに対してポイントを付与する、ユーザがウェブ上
でアンケートを答えたことについてポイントを付与す
る、新会員を紹介したことについてポイントを付与する
などさまざまな機会にポイントを付与することとしても
よい。

【００４２】 図５はユーザがポイントを照会する際の
ユーザ管理代行業者のサーバのポイント照会処理を示す
フローチャートである。ユーザがユーザ管理代行業者の
ウェブサイトにアクセスして自己の保有するポイントの
残高を知ることを欲して該当するボタンを押し下げたと
きにこの処理に入る（ステップ５００）。まず、ＩＤ及
びパスワードの認証処理を実行し（ステップ５１０）、
それを通過した場合にそのユーザのポイント残高を表示
する（ステップ５２０）。

【００４３】 図６は、ユーザが保有するポイントを景
品に交換する際のユーザ管理代行業者のサーバの景品交
換処理を示すフローチャートである。ユーザが自己の保
有するポイントを景品に交換することを欲してユーザ管
理代行業者のサイトにアクセスして必要なボタンを押し
下げることによりこの処理に入る（ステップ６００）。
ＩＤとパスワードの認証処理を経て（ステップ６１
０）、ポイント残高を表示し（ステップ６２０）、景品
を表示する（ステップ６３０）。景品の表示は、その景
品の詳細及び交換するポイント数の表示とともになされ
る。ユーザがポイントを欲する景品を選択した場合には
（ステップ６４０）、確認画面が表示され（ステップ６
５０）、確認されると（ステップ６６０）、その旨がデ
ータベース登録され保有ポイントが減ぜられる（ステッ
プ６７０）。そして必要な配送処理がなされる（ステッ
プ６８０）。配送は運送業者に依頼することも可能であ
るがユーザ管理代行業者がみずから配達することも可能
である。このユーザ管理代行業者が加盟店の配達業務を
代行するサービスをする場合には、景品を自ら配送する
ことが便宜である。

【００４４】 図７は、ユーザがユーザ管理代行業者に
加盟店への注文代行を依頼する際のユーザ管理代行業者
のサーバの注文代行処理を示すフローチャートである。
ユーザが加盟店への注文をすることを欲してユーザ管理
代行業者のサイトにアクセスして必要なボタンを押し下
げることによってこの処理に入る（ステップ７００）。
ＩＤ及びパスワードの認証処理を経て（ステップ７１
０）、注文画面を表示する（ステップ７２０）。会員加
盟店が提供する物品又はサービスのうちユーザが欲する
ものが選択されると（ステップ７３０）、確認画面を表
示し（ステップ７４０）、確認されると（ステップ７５
０）、データベース登録し（ステップ７６０）、発注処
理をする（ステップ７７０）。この発注処理は、その会
員加盟店が配達能力があれば、受発注の情報をその加盟
店に通知するだけで終わる。その会員加盟店に配達能力
がない場合、又は今現在、配達要員が出払っていて、す
ぐに配達できない場合などには、ユーザ管理代行業者が
みずから配達代行サービスを提供することも可能であ
る。その場合、配達先でもその配達員がデビット端末
（無線デビット端末又は携帯電話に接続するタイプのデ
ビット端末)を携帯してユーザへ物品を引き渡す現場で
デビットカード決済することが可能である。その場合の
やり方の一つとして、ユーザ管理代行業者自身もデビッ
トカードを使用して加盟店から商品を仕入れて、決済す
るやり方が考えられる。

【００４５】 図８は、ユーザ管理代行業者が配達先で
決済代行を行う場合のクリアリングセンターのサーバが
行う差金決済処理を示すフローチャートである。ユーザ
管理代行業者が配達する際に加盟店から仕入れてそれを
ユーザに販売するとひとつの品物について二度の決済が
されることになる。このことは、ユーザ管理代行業者に
必要以上の仕入れ資金の負担を強いることになる。ま
た、決済銀行側もいたずらにほぼ同額の金銭の移動をす
ることになり無駄が多い。そこで、ユーザ管理代行業者
が決済する際に差金決済を実現する方法を提案する。ま
ず、クリアリングセンターに決済依頼のデータが入った
際にその売り手又は買い手が登録されたユーザ管理代行
業者であるか否かを見て（ステップ８１０）、そうであ
ればすぐに決済手続をせずにプレ決済データベースにプ
ールする（ステップ８３０）。そして、プレ決済データ
ベースに登録された決済依頼の中に対になる仕入れと転
売のデータがあるかを見て（ステップ８４０）、見つか
ればそれらを対として差金決済を実行する（ステップ８
６０）。プレ決済データベースに登録された情報のうち
所定の時間が経過しても相手方が見つからないものが出
てきたときには（ステップ８７０）、通常の決済を実行
する（ステップ８９０）。これにより、一定の時間たと
えば、２時間以内に仕入れ決済と転売決済がなされた時
には、差金決済がなされて仕入れ値と転売値との差額で
の決済をユーザ管理代行業者がすることとなり、必要以
上の仕入れ資金を必要としなくなるし、決済銀行側も必
要以上の金銭移動をしなくてすむ。

【００４６】 図９は、ユーザ管理代行業者が配達先で
決済代行を行う場合に何らかの事故が生じて返品の必要
が生じた際のクリアリングセンターのサーバが行う返品
決済処理を示すフローチャートである。配達先が八方手
を尽くしても見つからない、注文がいたずらだったなど
の不慮の事故がある場合には、一旦加盟店との間で行っ
た仕入れ決済を取り消す必要が生じることが考えられ
る。その場合にも差金決済と同様の手法で返品決済処理
ができる。決済情報のうち売り手又は買い手が登録した
ユーザ管理代行業者である場合にはプレ決済データベー
スに登録し（ステップ９１０、９２０）、制限時間内に
反対売買の対データが存在する場合は、差金決済の特別
な事例として返品決済を実行する（ステップ９４０)も
のである。この場合、ユーザ管理代行業者と加盟店との
間の契約により返品の買い戻しを仕入れ値と同額で行う
こととする場合には、決済銀行による金銭の移動は発生
せずにすむこととなる。この場合の制限時間も例えば２
時間としておき、それを越える場合は通常の決済とす
る。

【００４７】 図１０は、クレジットカード加盟店ユー
ザ管理代行方法のスキームを示す概念図である。クレジ
ットカードユーザ５１がクレジットカード加盟店５２で
物品を購入するか役務の提供を受けるかして、クレジッ
トカードを利用する際に、クレジットカード加盟店ユー
ザ管理代行業者５３の仲介・代行を受ける。クレジット
カード加盟店ユーザ管理代行業者５３は、ウェブ上での
加盟店の紹介、商品、サービスの紹介、受発注の代行、
アンケートの集計、ポイント制度の運営、配達代行、決
済代行などのサービスを提供する。この場合、クレジッ
トカード会社５４のデータベースにプレ売り上げデータ
を設けて、カード決済の売り手又は買い手が登録したユ
ーザ管理代行業者である場合には、プレ売り上げデータ
にプールしておいて対になる仕入れと転売のデータが見
つかったら差金決済、又は返品決済を上に述べたデビッ
トカードの場合における図８又は図９のフローチャート
と同様に実行することにより、この種の配達代行、決済
代行サービスを提供するユーザ管理代行業者がより安全
な取引を実現できることとなる。また、ユーザがデビッ
トカード決済を望む場合であってもクレジットカード決
済を望む場合であっても対応可能となるためより利便性
に富むシステムを提供できる。

【００４８】 以上、デビットカード及びクレジットカ
ードについて述べてきたが、電子マネーシステムなどの
他の決済システムについても同様に応用可能である。

【００４９】

【発明の効果】 本発明は、以上のように構成されてい
るので、デビットカード、クレジットカード、電子マネ
ーなどの決済システムの利便性を高める効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】 デビットカード加盟店ユーザ管理代行方法の
スキームを示す概念図である。

【図２】 ユーザ管理代行業者がユーザ又は加盟店と情
報のやり取りを行うためのコンピュータネットワークの
構成例を示す図である。

【図３】 決済情報を取得してから、ポイント算出処理
をしてデータベースに登録するまでのユーザ管理代行業
者のサーバの処理を示すフローチャートである。

【図４】 デビットカードユーザがユーザ管理代行業者
にオンラインサインアップを行う際のユーザ管理代行業
者のサーバの処理を示すフローチャートである。

【図５】 ユーザがポイントを照会する際のユーザ管理
代行業者のサーバのポイント照会処理を示すフローチャ
ートである。

【図６】 ユーザが保有するポイントを景品に交換する
際のユーザ管理代行業者のサーバの景品交換処理を示す
フローチャートである。

【図７】 ユーザがユーザ管理代行業者に加盟店への注
文代行を依頼する際のユーザ管理代行業者のサーバの注
文代行処理を示すフローチャートである。

【図８】 ユーザ管理代行業者が配達先で決済代行を行
う場合のクリアリングセンターのサーバが行う差金決済
処理を示すフローチャートである。

【図９】 ユーザ管理代行業者が配達先で決済代行を行
う場合に何らかの事故が生じて返品の必要が生じた際の
クリアリングセンターのサーバが行う返品決済処理を示
すフローチャートである。

【図１０】 クレジットカード加盟店ユーザ管理代行方
法のスキームを示す概念図である。

【図１１】 従来のデビットカードシステムのスキーム
を示す概念図である。

【符号の説明】

１ デビットカードユーザ ２ デビットカード加盟店 ３ デビットカード加盟店ユーザ管理代行業者 ４ クリアリングセンター ５ 決済銀行 ６ カード発行銀行 ７ 加盟店銀行 １０，２０ サーバ（ウェブサーバ） ５１ クレジットカードユーザ ５２ クレジットカード加盟店 ５３ クレジットカード加盟店ユーザ管理代行業者 ５４ クレジットカード会社 １０１，１０２，１０３，１０４ 端末コンピュータ

Claims (40)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 コンピュータネットワークを介して複数
   のデビットカード加盟店のうちの所定のグループに属す
   るデビットカード加盟店であるグループ加盟店がそのデ
   ビットカードユーザに対し提供するサービスをデビット
   カード加盟店ユーザ管理代行業者が仲介又は代行するデ
   ビットカード加盟店ユーザ管理代行方法であって、 クリアリングセンター又は決済銀行からデビットカード
   決済情報を取得する決済情報取得ステップと、 該決済情報取得ステップにて取得した決済情報に基づい
   て、デビットカードユーザに対してそのデビットカード
   ユーザが前記グループ加盟店にてデビットカードを利用
   した利用額に応じたポイントを付与するポイント付与ス
   テップと、 該ポイント付与ステップにてポイントを付与したデビッ
   トカードユーザに対する前記グループ加盟店のサービス
   を仲介又は代行するサービス仲介代行ステップとを有す
   るデビットカード加盟店ユーザ管理代行方法。
2. 【請求項２】 請求項１記載のデビットカード加盟店ユ
   ーザ管理代行方法であって、 前記決済情報取得ステップでクリアリングセンター又は
   決済銀行がデビットカード加盟店ユーザ管理代行業者に
   決済情報を送信するのに先立って、そのユーザにデビッ
   トカードを発行したデビットカード発行銀行を通じてそ
   のユーザに入会の意思確認手続きを行うデビットカード
   加盟店ユーザ管理代行方法。
3. 【請求項３】 請求項２記載のデビットカード加盟店ユ
   ーザ管理代行方法であって、 デビットカード発行銀行は、そのユーザに対して前記デ
   ビットカード加盟店ユーザ管理代行業者の存在を知らせ
   て、そのユーザがデビットカード加盟店ユーザ管理代行
   業者に対して入会意思表示するデビットカード加盟店ユ
   ーザ管理代行方法。
4. 【請求項４】 請求項３記載のデビットカード加盟店ユ
   ーザ管理代行方法であって、 前記デビットカードユーザがデビットカード加盟店ユー
   ザ管理代行業者に対してする入会手続きがコンピュータ
   ネットワークを介してなされるデビットカード加盟店ユ
   ーザ管理代行方法。
5. 【請求項５】 請求項１記載のデビットカード加盟店ユ
   ーザ管理代行方法であって、 前記決済情報取得ステップでクリアリングセンター又は
   決済銀行がデビットカード加盟店ユーザ管理代行業者に
   決済情報を送信するのに先立って、そのユーザにデビッ
   トカードを発行したデビットカード発行銀行は、前記デ
   ビットカード加盟店ユーザ管理代行業者に顧客情報を引
   き渡し、それに基づいて前記デビットカード加盟店ユー
   ザ管理代行業者がそれぞれのユーザに入会の意思確認を
   するデビットカード加盟店ユーザ管理代行方法。
6. 【請求項６】 請求項５記載のデビットカード加盟店ユ
   ーザ管理代行方法であって、 前記デビットカードユーザがデビットカード加盟店ユー
   ザ管理代行業者に対してする入会手続きがコンピュータ
   ネットワークを介してなされるデビットカード加盟店ユ
   ーザ管理代行方法。
7. 【請求項７】 請求項１記載のデビットカード加盟店ユ
   ーザ管理代行方法であって、 前記ポイント付与ステップにて取得したポイントをコン
   ピュータネットワークを介してそれぞれのユーザが照会
   することを可能としたデビットカード加盟店ユーザ管理
   代行方法。
8. 【請求項８】 請求項１記載のデビットカード加盟店ユ
   ーザ管理代行方法であって、 前記サービス仲介代行ステップで提供するサービスが景
   品提供サービスであるデビットカード加盟店ユーザ管理
   代行方法。
9. 【請求項９】 請求項１記載のデビットカード加盟店ユ
   ーザ管理代行方法であって、 前記サービス仲介代行ステップで提供するサービスが、
   前記ユーザが前記加盟店に対してする注文を代行する注
   文代行サービスであるデビットカード加盟店ユーザ管理
   代行方法。
10. 【請求項１０】 請求項１記載のデビットカード加盟店
    ユーザ管理代行方法であって、 前記サービス仲介代行ステップで提供するサービスが、
    前記加盟店が前記ユーザに対してする物品を配達する配
    達業務を代行する配達代行サービスであるデビットカー
    ド加盟店顧客管理代行方法。
11. 【請求項１１】 請求項１０記載のデビットカード加盟
    店ユーザ管理代行方法であって、 前記サービス仲介代行ステップで提供するサービスが、
    前記配達代行サービスに加えてその配達した物品の代金
    をデビットカードでユーザが決済するデビットカード決
    済サービスをも含むデビットカード加盟店ユーザ管理代
    行方法。
12. 【請求項１２】 請求項１１記載のデビットカード加盟
    店ユーザ管理代行方法であって、 前記デビットカード加盟店ユーザ管理代行業者が配達代
    行をした際に、その物品の代金をデビットカード決済し
    た際には、前記ポイント付与ステップにて付与されるポ
    イントがさらに加算されるデビットカード加盟店ユーザ
    管理代行方法。
13. 【請求項１３】 コンピュータネットワークを介して複
    数のクレジットカード加盟店のうちの所定のグループに
    属するクレジットカード加盟店であるグループ加盟店が
    そのクレジットカードユーザに対し提供するサービスを
    クレジットカードユーザ管理代行業者が仲介又は代行す
    るクレジットカード加盟店ユーザ管理代行方法であっ
    て、 複数のクレジットカード会社のそれぞれからクレジット
    カード利用情報を取得する利用情報取得ステップと、 該利用情報取得ステップにて取得した利用情報に基づい
    て、カードユーザに対してそのカードユーザが前記グル
    ープ加盟店にてクレジットカードを利用した利用額に応
    じたポイントを付与するポイント付与ステップと、 該ポイント付与ステップにてポイントを付与したクレジ
    ットカードユーザに対する前記グループ加盟店のサービ
    スを仲介又は代行するサービス仲介代行ステップとを有
    するクレジットカード加盟店ユーザ管理代行方法。
14. 【請求項１４】 請求項１３記載のクレジットカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記利用情報取得ステップで各々のクレジットカード会
    社がクレジットカード加盟店ユーザ管理代行業者に利用
    情報を送信するのに先立って、そのユーザにクレジット
    カードを発行したクレジットカード発行会社を通じてそ
    の顧客に入会の意思確認手続きを行うクレジットカード
    加盟店ユーザ管理代行方法。
15. 【請求項１５】 請求項１４記載のクレジットカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記各クレジットカード発行会社は、そのユーザに対し
    て前記クレジットカードユーザ管理代行業者の存在を知
    らせて、そのユーザがクレジットカードユーザ管理代行
    業者に対して入会意思表示するクレジットカード加盟店
    ユーザ管理代行方法。
16. 【請求項１６】 請求項１５記載のクレジットカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記クレジットカードユーザがクレジットカードユーザ
    管理代行業者に対してする入会手続きがコンピュータネ
    ットワークを介してなされるクレジットカード加盟店ユ
    ーザ管理代行方法。
17. 【請求項１７】 請求項１３記載のクレジットカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記利用情報取得ステップで前記各クレジットカード会
    社がクレジットカード加盟店ユーザ管理代行業者に利用
    情報を送信するのに先立って、そのユーザにクレジット
    カードを発行したクレジットカード発行会社は、前記ク
    レジットカード加盟店ユーザ管理代行業者にユーザ情報
    を引き渡し、それに基づいて前記加盟店ユーザ管理代行
    業者がそれぞれの顧客に入会の意思確認をするクレジッ
    トカード加盟店ユーザ管理代行方法。
18. 【請求項１８】 請求項１７記載のクレジットカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記クレジットカードユーザがクレジットカード加盟店
    ユーザ管理代行業者に対してする入会手続きがコンピュ
    ータネットワークを介してなされるクレジットカード加
    盟店顧客管理代行方法。
19. 【請求項１９】 請求項１３記載のクレジットカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記ポイント付与ステップにて取得したポイントをコン
    ピュータネットワークを介してそれぞれのユーザが照会
    することを可能としたクレジットカード加盟店ユーザ管
    理代行方法。
20. 【請求項２０】 請求項１３記載のクレジットカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記サービス仲介代行ステップで提供するサービスが景
    品提供サービスであるクレジットカード加盟店ユーザ管
    理代行方法。
21. 【請求項２１】 請求項１３記載のクレジットカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記サービス仲介代行ステップで提供するサービスが、
    前記ユーザが前記加盟店に対してする注文を代行する注
    文代行サービスであるクレジットカード加盟店ユーザ管
    理代行方法。
22. 【請求項２２】 請求項１３記載のクレジットカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記サービス仲介代行ステップで提供するサービスが、
    前記加盟店が前記ユーザに対してする物品を配達する配
    達業務を代行する配達代行サービスであるクレジットカ
    ード加盟店ユーザ顧客管理代行方法。
23. 【請求項２３】 請求項２２記載のクレジットカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記サービス仲介代行ステップで提供するサービスが、
    前記配達代行サービスに加えてその配達した物品の代金
    をクレジットカードでユーザが決済するクレジットカー
    ド決済サービスをも含むクレジットカード加盟店ユーザ
    管理代行方法。
24. 【請求項２４】 請求項２３記載のクレジットカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記クレジットカード加盟店ユーザ管理代行業者が配達
    代行をした際に、その物品の代金をクレジットカード決
    済した際には、前記ポイント付与ステップにて付与され
    るポイントがさらに加算するクレジットカード加盟店ユ
    ーザ管理代行方法。
25. 【請求項２５】 コンピュータネットワークを介して複
    数の電子マネーカード加盟店のうちの所定のグループに
    属する電子マネーカード加盟店であるグループ加盟店が
    その電子マネーカードユーザに対し提供するサービスを
    電子マネーカード加盟店ユーザ管理代行業者が仲介又は
    代行する電子マネーカード加盟店ユーザ管理代行方法で
    あって、 電子マネーカード決済情報集計センターから電子マネー
    カード決済情報を取得する決済情報取得ステップと、 該決済情報取得ステップにて取得した決済情報に基づい
    て、カードユーザに対してそのカードユーザが前記グル
    ープ加盟店にて電子マネーカードを利用した利用額に応
    じたポイントを付与するポイント付与ステップと、 該ポイント付与ステップにてポイントを付与した電子マ
    ネーカードユーザに対する前記グループ加盟店のサービ
    スを仲介又は代行するサービス仲介代行ステップとを有
    する電子マネーカード加盟店ユーザ管理代行方法。
26. 【請求項２６】 請求項２５記載の電子マネーカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記決済情報取得ステップで電子マネーカード決済情報
    集計センターが電子マネーカード加盟店ユーザ管理代行
    業者に決済情報を送信するのに先立って、その顧客に電
    子マネーカードを発行した電子マネーカード発行業者を
    通じてその顧客に入会の意思確認手続きを行う電子マネ
    ーカード加盟店ユーザ管理代行方法。
27. 【請求項２７】 請求項２６記載の電子マネーカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記電子マネーカード発行業者は、そのユーザに対して
    前記電子マネーカードユーザ管理代行業者の存在を知ら
    せて、そのユーザが電子マネーカードユーザ管理代行業
    者に対して入会意思表示する電子マネーカード加盟店ユ
    ーザ管理代行方法。
28. 【請求項２８】 請求項２７記載の電子マネーカード加
    盟店ユーザ顧客管理代行方法であって、 前記電子マネーカードユーザが電子マネーカード代理店
    ユーザ管理代行業者に対してする入会手続きがコンピュ
    ータネットワークを介してなされる電子マネーカード加
    盟店ユーザ管理代行方法。
29. 【請求項２９】 請求項２５記載の電子マネーカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記決済情報取得ステップで電子マネー決済情報集計セ
    ンターが電子マネーカード加盟店ユーザ管理代行業者に
    決済情報を送信するのに先立って、そのユーザに電子マ
    ネーカードを発行した電子マネーカード発行業者は、前
    記電子マネーカード加盟店ユーザ管理代行業者にユーザ
    情報を引き渡し、それに基づいて前記加盟店ユーザ管理
    代行業者がそれぞれのユーザに入会の意思確認をする電
    子マネーカード加盟店ユーザ管理代行方法。
30. 【請求項３０】 請求項２９記載の電子マネーカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記電子マネーカードユーザが電子マネーカード加盟店
    ユーザ管理代行業者に対してする入会手続きがコンピュ
    ータネットワークを介してなされる電子マネーカード加
    盟店ユーザ管理代行方法。
31. 【請求項３１】 請求項２５記載の電子マネーカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記ポイント付与ステップにて取得したポイントをコン
    ピュータネットワークを介してそれぞれのユーザが照会
    することを可能とした電子マネーカード加盟店ユーザ管
    理代行方法。
32. 【請求項３２】 請求項２５記載の電子マネーカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記サービス仲介代行ステップで提供するサービスが景
    品提供サービスである電子マネーカード加盟店ユーザ管
    理代行方法。
33. 【請求項３３】 請求項２５記載の電子マネーカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記サービス仲介代行ステップで提供するサービスが、
    前記ユーザが前記加盟店に対してする注文を代行する注
    文代行サービスである電子マネーカード加盟店ユーザ管
    理代行方法。
34. 【請求項３４】 請求項２５記載の電子マネーカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記サービス仲介代行ステップで提供するサービスが、
    前記加盟店が前記ユーザに対してする物品を配達する配
    達業務を代行する配達代行サービスである電子マネーカ
    ード加盟店ユーザ管理代行方法。
35. 【請求項３５】 請求項３４記載の電子マネーカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記サービス仲介代行ステップで提供するサービスが、
    前記配達代行サービスに加えてその配達した物品の代金
    を電子マネーカードでユーザが決済する電子マネーカー
    ド決済サービスをも含む電子マネーカード加盟店ユーザ
    管理代行方法。
36. 【請求項３６】 請求項３５記載の電子マネーカード加
    盟店ユーザ管理代行方法であって、 前記電子マネーカード加盟店ユーザ管理代行業者が配達
    代行をした際に、その物品の代金を電子マネーカード決
    済した際には、前記ポイント付与ステップにて付与され
    るポイントがさらに加算される電子マネーカード加盟店
    ユーザ管理代行方法。
37. 【請求項３７】 デビットカード加盟店からクリアリン
    グセンターに決済依頼情報が送られた際に、その決済の
    売り手又は買い手が登録されたデビットカード加盟店ユ
    ーザ管理代行業者である場合にその決済依頼情報を一旦
    プレ決済データベースに登録するプレ決済データベース
    登録段階と、 該プレ決済データベース登録段階で登録された決済依頼
    情報の中から仕入れと転売に当たる対のデータを探し出
    す対データ検索段階と、 該対データ検索段階にて検索された対のデータに基づい
    て仕入れ値と転売値との差額を計算して差金決済を実行
    する差金決済実行段階とを有するデビットカード決済方
    法。
38. 【請求項３８】 請求項３７記載のデビットカード決済
    方法において、 前記プレ決済データベース登録段階でプレ決済データベ
    ースに登録された決済依頼情報が対となるデータが見つ
    からないまま所定の時間が過ぎた場合には通常の決済を
    することとしたデビットカード決済方法。
39. 【請求項３９】 クレジットカード加盟店からクレジッ
    トカード会社に売り上げデータが送られた際に、その決
    済の売り手又は買い手が登録されたクレジットカード加
    盟店ユーザ管理代行業者である場合にその売り上げデー
    タを一旦プレ売り上げデータベースに登録するプレ売り
    上げデータベース登録段階と、 該プレ売り上げデータベース登録段階で登録された売り
    上げデータの中から仕入れと転売に当たる対のデータを
    探し出す対データ検索段階と、 該対データ検索段階にて検索された対のデータに基づい
    て仕入れ値と転売値との差額を計算して差金決済を実行
    する差金決済実行段階とを有するクレジットカード決済
    方法。
40. 【請求項４０】 請求項３９記載のクレジットカード決
    済方法において、 前記プレ売り上げデータベース登録段階でプレ売り上げ
    データベースに登録された売り上げ情報が対となるデー
    タが見つからないまま所定の時間が過ぎた場合には通常
    の決済をすることとしたクレジットカード決済方法。