JP2000268094A - 商品ポイント管理システム - Google Patents

商品ポイント管理システム

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JP2000268094A
JP2000268094A JP7236699A JP7236699A JP2000268094A JP 2000268094 A JP2000268094 A JP 2000268094A JP 7236699 A JP7236699 A JP 7236699A JP 7236699 A JP7236699 A JP 7236699A JP 2000268094 A JP2000268094 A JP 2000268094A
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Atsushi Nakamura
淳 中村
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Original Assignee
GLOBAL POINT SYSTEMS KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売店のオンライン販売への参入およびユー
ザの商品購入の促進を図るために商品ポイントの利点を
最大限に活用した商品ポイント管理システムを提供す
る。 【解決手段】 ユーザがユーザ端末20を通して、販売
店端末30によって入力され商品ポイント管理サーバ1
0が提供する商品情報に基づいて商品を購入する際に、
ユーザに発行される商品ポイントが売買取引コードを含
んだポイント発行情報として、またユーザが使用した商
品ポイントが売買取引コードを含んだポイント使用情報
として、それぞれ売買取引毎に管理されるので、発行さ
れた商品ポイント自体および使用された商品ポイント自
体を売買取引毎に区別して流通性を持たせることがで
き、販売店側において、これらポイント発行情報および
ポイント使用情報から商品ポイントの使用状況が詳細に
把握できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用してオンライン販売をおこなう電子商取引におい
て、販売商品の売買取引の際に付与されて売買取引の際
に使用される商品ポイントを管理する商品ポイント管理
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、高速で大量のデータを配信で
きる通信インフラの整備とコンピュータの普及率の向上
に伴って、インターネットを利用したオンライン販売の
実用性が高まっている。特に、ソフトウェアや画像デー
タ等のデジタルコンテンツの販売をおこなう手順および
システムは、通信回線を介して容易に配信できるという
理由から、電子決済手段の充実とともに確立されてい
る。
【0003】一方、物品を販売対象としたオンライン販
売のシステムにおいては、大きく2つの流れが存在す
る。一つは、商品を提供する販売店によって独自に開設
されたサイトにリンクする寄せ集め型仮想ショッピング
モールであり、もう一つは、決済方式および商品購入手
順を共通にした複数の販売店のサイトによって組織され
る決済方式共通型仮想ショッピングモールである。いず
れの仮想ショッピングモールも、販売店のサイトを管理
するサーバが存在し、各販売店は、これら仮想ショッピ
ングモールのサイトに加盟するという形(加盟店)で登
録されることによりインターネットに接続したユーザか
らの商品購入要求に応える形となっている。以下、加盟
店のサイトを管理するサーバを加盟店管理サーバと称す
る。
【0004】これら従来の2通りの仮想ショッピングモ
ールにおいて、それぞれ代表的なシステムを以下に説明
する。図16は、上記した寄せ集め型仮想ショッピング
モールシステムの概略構成を示す説明図である。図16
において、寄せ集め型仮想ショッピングモールシステム
は、加盟店管理サーバ201、ユーザ(利用客)の利用
する端末202(以下、ユーザ端末と称する)、加盟店
(サイト)203a〜203c、決済機関204から構
成される。なお、図中において特に白抜き矢印は、イン
ターネットを介した通信を示している。
【0005】まず、ユーザ端末202は、インターネッ
トとの接続を可能とする端末であり、WWW(World Wi
de Web)ブラウザを起動させ、加盟店管理サーバ201
のホームページ(加盟店管理サイト)のURL(Unifor
m Resource Locators)を入力することにより、そのホ
ームページを表示させることができる。加盟店管理サイ
トでは、加盟店の提供する商品をいくつかの階層にわた
ってカテゴリ毎に分類しており、ユーザは、このカテゴ
リを辿っていくことで、所望の商品を販売している加盟
店のサイトを選択することができる(図中、ステップC
11)。また、ユーザは、キーワードを入力して、その
キーワードに基づいて検索された加盟店のサイトのうち
から所望のサイトを選択することもできる。
【0006】図16においては、理解を容易にするため
に、3つの加盟店(サイト)203a、203bおよび
203cのみを示しているが、実際には加盟店管理サー
バ201に登録された数だけの加盟店が存在し、ここで
は特に、ユーザによって加盟店(サイト)203aが選
択された場合について説明する。
【0007】加盟店(サイト)203aの選択によっ
て、ユーザ端末202のWWWブラウザ上に加盟店20
3aのホームページが表示される。つづいて、ユーザ
は、表示されたホームページの内容にしたがって、この
加盟店が提供する商品のリスト(多くは、商品の写真を
伴った画像リスト)を表示させ、このリストから購入す
る商品を選択する。そして、ユーザは、ページ上に配置
された購入意思確認ボタン等を、マウスを用いて押下す
ることにより商品の注文をおこなう(ステップC1
2)。その後、ユーザは、この加盟店によって指定され
た決済方法にしたがって、選択した商品に対して提示さ
れる請求金額の支払いをおこなう(ステップC13)。
【0008】この決済方法は、図中の決済機関204を
利用した請求金額の支払いを指し、例えば、銀行振込や
郵便振込などである。また、決済機関204を利用せず
に代金引換配送によって商品の発送と同時に決済を完了
する方法もこれに含まれる。加盟店によっては、これら
のうちのいずれかを選択できる場合もある。加盟店は、
上記した決済を確認すると、該当する商品の発送をおこ
ない(ステップC14)、売買取引を完了させる。
【0009】つぎに、上記した決済方式共通型仮想ショ
ッピングモールについて説明する。図17は、決済方式
共通型仮想ショッピングモールシステムの概略構成を示
す説明図である。図17において、決済方式共通型仮想
ショッピングモールシステムは、加盟店管理サーバ30
1、ユーザ端末302、加盟店(サイト)303a、3
03bおよび303c、決済機関304、決済処理サー
ビス機関(サーバ)305から構成される。なお、図中
において特に白抜き矢印は、図16と同様に、インター
ネットを介した通信を示している。
【0010】決済処理サービス機関(サーバ)305
は、加盟店303aと決済機関304とを仲介すること
で、ユーザによる代金の支払いに柔軟性をもたせるため
のサービス機関である。具体的には、クレジットカード
の利用や銀行または郵便局からの口座引き落とし等を可
能とするサービスを提供するものである。これによっ
て、ユーザによる商品注文から加盟店による商品発送ま
でに要する時間を短縮でき、迅速な売買取引が可能にな
るが、反面、このショッピングモールを利用するユーザ
は、会員登録をおこなわなければならず、商品の注文の
際にユーザ認証を必要とする。この会員登録は、決済処
理サービス機関305によって提供される会員登録ペー
ジ上でおこなうことができ、ユーザは、この会員登録ペ
ージ上に、個人情報や決済に利用する決済機関(銀行、
郵便局等)の情報、ユーザ認証に必要な暗証番号等の入
力をおこなうことで、決済処理サービス機関305から
ユーザ固有のID番号を取得する。
【0011】よって、決済方式共通型仮想ショッピング
モールにおける加盟店の登録は、加盟店管理サーバ30
1に対しておこなわずに、決済処理サービス機関(サー
バ)305に対しておこなうことになる。
【0012】まず、ユーザは、インターネットとの接続
が可能なユーザ端末302を用いてWWWブラウザを起
動させ、加盟店管理サーバ301のホームページ(加盟
店管理サイト)のURLを入力して、そのホームページ
を表示させる。そして、ユーザは、図16の加盟店管理
サーバ201と同様に、カテゴリ選択やキーワード入力
によって提示された加盟店のサイトから、所望の商品を
販売している加盟店のサイトを選択する(ステップC2
1)。
【0013】図17においても、図16と同様に、3つ
の加盟店(サイト)303a、303bおよび303c
以外にも加盟店管理サーバ301に登録された数だけの
加盟店が存在し、ここでは特に、ユーザによって加盟店
(サイト)303aが選択された場合について説明す
る。
【0014】加盟店(サイト)303aの選択によっ
て、ユーザ端末302のWWWブラウザ上に加盟店30
3aのホームページが表示される。つづいて、ユーザ
は、表示されたホームページの内容にしたがって、この
加盟店が提供する商品から所望の商品を選択し、つづい
て表示される注文フォームに、選択した商品に関する必
要事項を入力する。そして、ページ上に配置された決済
処理ボタン等をマウスで押下することによって、商品の
注文処理が開始される(ステップC22a)。なお、こ
の段階では、商品の注文は完了しておらず、商品の注文
は、決済処理後に達成される。
【0015】ここで、決済処理ボタンは、決済処理サー
ビス機関305のサイトのURLとリンクするようにマ
ッピングされており、この決済処理ボタンの押下によっ
て、決済処理サービス機関305の提供する決済処理の
ためのページを表示することができる。なお、加盟店に
よっては、決済処理サービス機関305を利用しない決
済方法を選択可能としている場合もある。その場合の決
済処理は、上述した寄せ集め型仮想ショッピングモール
の場合と同様である。
【0016】ユーザは、決済処理サービス機関305の
決済処理ページ上に、上記したID番号や暗証番号等の
認証情報を入力する。これにより、ユーザの利用端末3
02は、加盟店(サイト)303aを経由して、決済処
理サービス機関305との接続が果たされ、決済処理サ
ービス機関305によるユーザの認証がおこなわれる。
換言すれば、加盟店303aが、ユーザの認証を決済処
理サービス機関305に依頼する(ステップC22
b)。
【0017】決済処理サービス機関305は、依頼され
たユーザの認証情報が正当なものであると判断すると、
申込受付番号をユーザに対して送信する。ユーザは、こ
の申込受付番号を、上記した注文フォームに入力し、こ
の注文フォームを加盟店303aに送信することによっ
て商品の注文を達成する。
【0018】この際、決済処理サービス機関305は、
ユーザに対して商品の注文情報を含んだ利用確認電子メ
ールを送信し、ユーザはこの利用確認電子メールを受け
取った後、利用意思を示す電子メールを返信する。これ
により、決済処理サービス機関305は、ユーザによる
商品の購入を確認し、これをユーザの承認完了を示すも
のとして加盟店303aに承認電子メールを送信する
(ステップC23)。
【0019】加盟店303aは、決済処理サービス機関
305から承認電子メールを受け取ると、承認電子メー
ルに含まれた商品注文情報にしたがって、商品をユーザ
に発送する。ユーザは、発送されてきた商品における請
求金額の支払いを、決済機関304を介しておこなうこ
とができるが(ステップC25)、その支払い時期は、
決済処理サービス機関305への登録内容にしたがった
条件でおこなうことができ、例えばユーザの銀行口座か
ら月末に一括して引き落とされる(ステップC26)。
【0020】ステップC26において引き落とされた金
額は、一旦決済処理サービス機関305が受け取り、決
済処理サービス機関305は、この金額から例えば加盟
店303aとの契約内容にしたがった手数料分を差し引
いた金額を、加盟店303aに支払う(ステップC2
7)。
【0021】以上に説明したとおり、ユーザは、従来の
寄せ集め型仮想ショッピングモールまたは決済方式共通
型仮想ショッピングモールを利用することによって、店
舗に出向くことなく、所望の商品を購入することができ
る。また、商品を提供する販売店は、特に店舗を構える
必要もないことや結果的に商品の受注発送システムを利
用することになるため、商店運営経費を削減することが
でき、利益率の高い売買取引が実現できる。
【0022】また、上述した寄せ集め型仮想ショッピン
グモールおよび決済方式共通型仮想ショッピングモール
の他にも、決済方法として、現金価値を入れるウォレッ
ト方式やあらかじめ現金価値が入っているカードを購入
するプリペイドカード方式を採用した仮想ショッピング
モールが存在する。
【0023】ところが、昨今においては、高速かつ高機
能なホームページ検索エンジンを用いることで、所望の
商品のオンライン販売をおこなっているサイトに容易に
アクセスすることが可能であり、上述した寄せ集め型仮
想ショッピングモールの存在意義が薄れてきているとい
う問題があった。
【0024】一方、決済方式共通型仮想ショッピングモ
ールは、決済処理サービス機関の提供する決済方式を採
用した販売店によって、結果的に仮想ショッピングモー
ルが形成されているため、決済方式を共通にした寄せ集
め型仮想ショッピングモールと同義であり、ユーザにと
っては、決済方式の選択余地が広がること以外、決済方
式共通型仮想ショッピングモールを利用する利点はな
く、上記した問題と同様の問題を含んでいた。
【0025】また、販売店側にとっても、自身が公開す
るサイトを、寄せ集め型仮想ショッピングモールや決済
方式共通型仮想ショッピングモールに登録した場合と、
上記したホームページ検索エンジンに登録した場合とで
は、決済方法が確立されているか否かの点以外に大きな
利点を得ることがなく、特にオンライン販売による売買
取引の増加が期待できるものではなかった。
【0026】そこで、オンライン販売を利用した商品購
入を促進させるために、オンライン販売以外の流通業界
においても通常おこなわれているように、同一の仮想シ
ョッピングモール内にて商品の購入をおこなった場合
に、ユーザに対して付加価値(インセンティブ)を与え
ることが考えられる。例えば、商品の購入の際に、その
購入価格に見合った商品ポイントを付与し、次回に同一
の仮想ショッピングモールにおいて商品を購入する際
に、付与された商品ポイントを使用することで、購入価
格の割引を受けることができることができ、ユーザの購
入意欲の増進が期待できる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな商品ポイントを導入したシステムは、同一の仮想シ
ョッピングモール内において、ユーザによる商品購入を
促進させるものではあるが、販売店個々に注目した場
合、売買取引による利益率の向上が必ずしも公平に得ら
れるものではなかった。
【0028】例えば、販売店個々において販売商品に対
する商品ポイントの発行率が自由に設定可能な場合に、
販売店側は、自身の販売店が発行した商品ポイントが、
どれだけ仮想ショッピングモール内において使用されて
いるか等の商品ポイントの使用状況が不明確な状態で商
品ポイントの設定をおこなわなければならなかった。換
言すれば、販売店は、自身が発行した商品ポイントの流
通への寄与を示した情報を知得することができなかっ
た。
【0029】通常、販売店は、発行した商品ポイントに
見合った金額を、上記した加盟店管理サーバを運営する
機関等に供託し(以下、特にこの機関を供託機関と称す
る)、商品販売の際にユーザから商品ポイントを得た際
に、その商品ポイントに見合った金額を上記した供託機
関から受け取ることによって売買取引の決算をおこな
う。よって、商品ポイントの設定は、販売店が享受する
利益と販売促進とのバランスを決定する重要な要素であ
り、上記した商品ポイントの使用状況を示した情報を知
得することは、販売店にとって大きな価値がある。
【0030】また、商品ポイントの使用期限が設定され
ている場合にその使用期限が経過した際やユーザの会員
資格消失等によって、ユーザの所有した商品ポイントが
使用無効となった場合には、その商品ポイントは、仮想
ショッピングモールの商品流通に寄与しなくなるため、
販売店側に、商品ポイントの使用状況を示した正確な情
報を提供することが困難であった。
【0031】以上に説明した問題は、販売店がオンライ
ン販売への参入を躊躇する原因となり、仮想ショッピン
グモール内の販売店数の増加を妨げる要因となってい
た。この販売店数の増加の停滞は、商品ポイントの導入
による販売促進効果を損ねるものであり、販売店数の少
ない仮想ショッピングモールは、商品ポイントを利用す
るユーザにとっても魅力の少ないものとなって、ユーザ
の増加をも妨げてしまう。
【0032】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、販売店のオンライン販売への参入およびユーザの
商品購入の促進を図るために、商品ポイントの発行情報
および使用情報を売買取引毎に管理し、商品ポイントの
使用状況を示した情報を販売店に提供することで、商品
ポイントの利点を最大限に活用した商品ポイント管理シ
ステムを提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、請求項1の発明に係る商品ポイ
ント管理システムは、販売店の情報を示す販売店情報お
よび前記販売店の販売する販売商品の商品情報を蓄積す
る電子商取引サーバ機能を有し、あらかじめ前記商品情
報によって示される販売商品の各々に商品ポイントを設
定し、ユーザと前記販売店との間で前記電子商取引サー
バ機能を介した売買取引がおこなわれた際に、販売され
た販売商品の前記商品ポイント、前記販売商品を販売し
た販売店を識別する販売店コードおよび前記販売商品を
購入したユーザを識別するユーザコードを含むポイント
発行情報(後述するポイント発行証に相当する)を生成
および蓄積して前記ポイント発行情報を管理する第1の
装置(後述する商品ポイント管理サーバ10に相当す
る)と、前記商品情報を入力するための第2の装置(後
述する販売店端末30に相当する)と、前記電子商取引
サーバ機能を利用するために前記第1の装置にアクセス
することが可能な第3の装置(後述するユーザ端末20
に相当する)と、を備え、前記第1の装置、前記第2の
装置および前記第3の装置はインターネットに接続され
ており、前記第1の装置は、前記売買取引毎に前記売買
取引を特定する売買取引コードを生成し、前記売買取引
毎に前記ポイント発行情報を管理することを特徴とす
る。
【0034】この請求項1の発明によれば、ユーザが第
3の装置を通して、第2の装置によって入力されかつ第
1の装置が提供する商品情報に基づいて商品を購入する
際に、すなわち第1の装置の電子商取引サーバ機能によ
って売買取引がおこなわれた際に、ユーザに発行される
商品ポイントが売買取引コードと組にした情報(ポイン
ト発行証)として売買取引毎に管理されるので、売買取
引の内容から販売元である販売店および購入者であるユ
ーザを特定できる。
【0035】また、請求項2の発明に係る商品ポイント
管理システムは、請求項1の発明において、前記第1の
装置は、前記ユーザコードが同一である前記ポイント発
行情報を抽出し、抽出されたポイント発行情報に含まれ
る前記商品ポイントを集計して、特定のユーザに対して
発行された商品ポイントの合計を示す合計発行ポイント
と、前記ユーザコードが同一でありかつ前記販売店コー
ドが同一である前記ポイント発行情報を抽出し、抽出さ
れたポイント発行情報に示される前記商品ポイントを集
計して、特定の販売店において前記特定のユーザに発行
された商品ポイントの合計を示す販売店別合計発行ポイ
ントと、を算出し、前記販売店別合計発行ポイントを前
記合計発行ポイントで除算して、前記特定のユーザにお
ける前記合計発行ポイントのうち前記特定の販売店にお
いて発行された商品ポイントの割合を示す販売店別発行
ポイント率を算出することを特徴とする。
【0036】この請求項2の発明によれば、ポイント発
行情報が売買取引毎に管理されていることから、特定の
ユーザに対して発行された商品ポイントの合計を示す合
計発行ポイントと、特定の販売店において特定のユーザ
に発行された商品ポイントの合計を示す販売店別合計発
行ポイントとを算出して、特定のユーザにおける合計発
行ポイントのうち特定の販売店において発行された商品
ポイントの割合を示す販売店別発行ポイント率を算出す
ることを可能としている。
【0037】また、請求項3の発明に係る商品ポイント
管理システムは、請求項2の発明において、前記第1の
装置は、前記売買取引において前記商品ポイントが使用
された場合、該売買取引において前記販売商品を購入し
たユーザを前記特定のユーザとし、前記販売商品を販売
した販売店の各々を前記特定の販売店として、販売店毎
の前記販売店別発行ポイント率を算出し、算出した各販
売店別発行ポイント率に前記売買取引において使用され
た商品ポイントを乗算して、前記使用された商品ポイン
トのうち各販売店において発行された商品ポイントを販
売店毎に示す販売店別ポイント使用状況情報を算出する
ことを特徴とする。
【0038】この請求項3の発明によれば、ポイント発
行情報が売買取引毎に管理されていることから、特定の
ユーザにおける合計発行ポイントのうち特定の販売店に
おいて発行された商品ポイントの割合を示す販売店別発
行ポイント率を販売店毎に算出し、算出した各販売店別
発行ポイント率に売買取引において使用された商品ポイ
ントを乗算して、使用された商品ポイントのうち各販売
店において発行された商品ポイントを販売店毎に販売店
別ポイント使用状況情報として算出することを可能とし
ている。
【0039】また、請求項4の発明に係る商品ポイント
管理システムは、販売店の情報を示す販売店情報および
前記販売店の販売する販売商品の商品情報を蓄積する電
子商取引サーバ機能を有し、あらかじめ前記商品情報に
よって示される販売商品の各々に商品ポイントを設定
し、ユーザと前記販売店との間で前記電子商取引サーバ
機能を介した売買取引においてユーザが前記商品ポイン
トを使用した際に、使用された前記商品ポイント、前記
販売商品を販売した販売店を識別する販売店コードおよ
び前記販売商品を購入したユーザを識別するユーザコー
ドを含むポイント使用情報を生成および蓄積して管理す
る第1の装置と、前記商品情報を入力するための第2の
装置と、前記電子商取引サーバ機能を利用するために前
記第1の装置にアクセスすることが可能な第3の装置
と、を備え、前記第1の装置、前記第2の装置および前
記第3の装置はインターネットに接続されており、前記
第1の装置は、前記売買取引毎に前記売買取引を特定す
る売買取引コードを生成し、前記売買取引毎に前記ポイ
ント使用情報を管理することを特徴とする。
【0040】この請求項4の発明によれば、ユーザが第
3の装置を通して、第2の装置によって入力されかつ第
1の装置が提供する商品情報に基づいて商品を購入する
際に、すなわち第1の装置の電子商取引サーバ機能によ
って売買取引がおこなわれた際に、ユーザが使用した商
品ポイントが売買取引コードと組にした情報(ポイント
使用証)として売買取引毎に管理されるので、売買取引
の内容から販売元である販売店および購入者であるユー
ザを特定できる。
【0041】また、請求項5の発明に係る商品ポイント
管理システムは、販売店の情報を示す販売店情報および
前記販売店の販売する販売商品の商品情報を蓄積する電
子商取引サーバ機能を有し、あらかじめ前記商品情報に
よって示される販売商品の各々に商品ポイントを設定
し、ユーザと前記販売店との間で前記電子商取引サーバ
機能を介した売買取引においてユーザが前記商品ポイン
トを使用しなかった際に、販売された販売商品の前記商
品ポイント、前記販売商品を販売した販売店を識別する
販売店コードおよび前記販売商品を購入したユーザを識
別するユーザコードを含むポイント発行情報を生成およ
び蓄積し、前記売買取引においてユーザが前記商品ポイ
ントを使用した際に、使用された前記商品ポイント、前
記販売商品を販売した販売店を識別する販売店コード、
前記販売商品を購入したユーザを識別するユーザコード
を含むポイント使用情報を生成および蓄積して、前記ポ
イント発行情報および前記ポイント使用情報を管理する
第1の装置と、前記商品情報を入力するための第2の装
置と、前記電子商取引サーバ機能を利用するために前記
第1の装置にアクセスすることが可能な第3の装置と、
を備え、前記第1の装置、前記第2の装置および前記第
3の装置はインターネットに接続されており、前記第1
の装置は、前記売買取引毎に前記売買取引を特定する売
買取引コードを生成し、前記売買取引毎に前記ポイント
発行情報および前記ポイント使用情報を管理することを
特徴とする。
【0042】この請求項5の発明によれば、ユーザが第
3の装置を通して、第2の装置によって入力されかつ第
1の装置が提供する商品情報に基づいて商品を購入する
際に、すなわち第1の装置の電子商取引サーバ機能によ
って売買取引がおこなわれた際に、ユーザに発行された
商品ポイントが売買取引コードと組にした情報(ポイン
ト発行証)として、かつユーザが使用した商品ポイント
が売買取引コードと組にした情報(ポイント使用証)と
して売買取引毎に管理されるので、売買取引の内容から
販売元である販売店および購入者であるユーザを特定で
きる。
【0043】また、請求項6の発明に係る商品ポイント
管理システムは、請求項5の発明において、前記第1の
装置は、使用無効な商品ポイントを有するユーザに対す
る前記ユーザコードが同一である前記ポイント発行情報
を抽出し、抽出されたポイント発行情報に含まれる前記
商品ポイントを集計して、前記使用無効な商品ポイント
を有するユーザに対して発行された商品ポイントの合計
を示す合計発行ポイントと、前記使用無効な商品ポイン
トを有するユーザに対する前記ユーザコードが同一であ
りかつ前記販売店コードが同一である前記ポイント発行
情報を抽出し、抽出されたポイント発行情報に示される
前記商品ポイントを集計して、特定の販売店において前
記無効な商品ポイントを有するユーザに発行された商品
ポイントの合計を示す販売店別合計発行ポイントと、前
記販売店別合計発行ポイントを前記合計発行ポイントで
除算して、前記合計発行ポイントのうち前記特定の販売
店において発行された商品ポイントの割合を示す販売店
発行ポイント率とを前記販売店コード毎に算出し、算出
された前記販売店発行ポイント率の各々に前記使用無効
な商品ポイントを乗算して、前記使用無効な商品ポイン
トの各販売店への配分を示す販売店別配分ポイントを算
出することを特徴とする。
【0044】この請求項6の発明によれば、ポイント発
行情報およびポイント使用情報が売買取引毎に管理され
ていることから、使用無効な商品ポイントを有するユー
ザについての合計発行ポイントのうち特定の販売店にお
いて発行された商品ポイントの割合を示す販売店別発行
ポイント率を販売店毎に算出し、算出した各販売店別発
行ポイント率に使用無効となった商品ポイントを乗算し
て得られる販売店別配分ポイントを各販売店に配分する
ことを可能としている。
【0045】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る商品ポイン
ト管理システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説
明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定さ
れるものではない。
【0046】図1は、本発明に係る商品ポイント管理シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。図1におい
て、商品ポイント管理システムは、商品ポイント管理サ
ーバ10と、ユーザが利用する端末であるユーザ端末2
0と、販売店側が利用する端末である販売店端末30と
が、インターネット9に接続されることで構成されてお
り、このインターネット9を介して相互間のアクセスが
可能となっている。
【0047】商品ポイント管理サーバ10は、ユーザ端
末20からのアクセスに対して、オンライン販売をおこ
なっている販売店の情報やその販売店が取り扱っている
商品の情報を提供し、ユーザ端末20を利用するユーザ
と販売店との間の売買取引を仲介する電子商取引サーバ
としての機能(以下、電子商取引サーバ機能と称する)
を備えている。この電子商取引サーバ機能は、上述した
加盟店管理サーバ201または301がおこなっている
販売店情報や販売商品情報等の提供の他にも、ユーザの
支払状況を提示可能とするための決済情報処理や販売商
品の発送状況を提示可能とするための発送情報処理等
の、売買取引が成立するまでに必要な一連の情報処理を
代行するものである。
【0048】よって、商品ポイント管理サーバ10に
は、このような情報処理をおこなうために、販売店を識
別する販売店コード等の販売店情報を蓄積した販売店デ
ータベース11(以下、販売店DBと称する)、販売店
の提供する販売商品の情報を蓄積した商品データベース
12(以下、商品DBと称する)、本システムを利用し
たユーザを識別するユーザコード等のユーザ情報を蓄積
したユーザデータベース13(以下、ユーザDBと称す
る)および商品の受発注情報を蓄積した受発注情報デー
タベース15(以下、受発注情報DBと称する)が備え
られている。
【0049】さらに、商品ポイント管理サーバ10は、
商品ポイントの発行情報および使用情報を蓄積した商品
ポイントデータベース14(以下、商品ポイントDBと
称する)を備えており、後述するポイント発行証および
ポイント使用証を売買取引毎に管理して、ユーザ端末2
0や販売店端末30に、商品ポイントに関する情報を、
適宜抽出および算出して提供することができる。
【0050】一方、販売店側は、販売店端末30を利用
して、商品ポイント管理サーバ10にアクセスし、販売
可能な商品の情報の登録や商品に付与される商品ポイン
トの入力をおこなったり、受発注情報を取得することで
受注商品および商品発送先の知得や商品発送日の決定を
おこなうことができる。
【0051】つぎに、商品ポイント管理サーバ10、ユ
ーザ端末20および販売店端末30の装置構成について
説明する。図2は、商品ポイント管理サーバ10の装置
構成を示すブロック図である。図2において、商品ポイ
ント管理サーバ10は、制御機構10a、通信機構10
b、記憶機構10cおよび記録媒体ドライブ機構10d
を備え、クライアント/サーバシステムにおいて用いら
れるサーバ装置と同様なコンピュータの構成である。こ
こで、制御機構10aは、CPU等の演算処理部からな
り、記憶機構10cの記憶部や記録媒体ドライブ機構1
0dによって読み書きされる記録媒体8(FD、MO、
CD−ROM、DVD等)に記録されたプログラムに従
って、各機構の制御をおこなう機構である。また、制御
機構10aには、演算処理に必要なROMやRAM等の
メモリが含まれている。
【0052】通信機構10bは、インターネット9への
接続が可能な通信インターフェースであり、インターネ
ット9を構成する通信回線を通してデータを送受信する
機構である。記憶機構10cは、磁気ディスク等の比較
的大容量なデータやプログラムを記憶する記憶部を備
え、この記憶部に対してデータやプログラムの読み書き
をおこなう機構である。上記した販売店DB11、商品
DB12、ユーザDB13、商品ポイントDB14およ
び受発注情報DB15は、この記憶機構10cの記憶部
において構築されることもできるが、商品ポイント管理
サーバ10に記憶機構10cと同様な外部記憶機構を接
続し、この外部記憶機構の記憶部において構築されるよ
うにしてもよい。
【0053】商品ポイント管理サーバ10は、他にも、
必要があれば、マウス等のポインティングデバイスやキ
ーボード等の入力機構、CRTや液晶ディスプレイ等の
表示機構等を備えた構成としてもよく、特に限定しな
い。
【0054】図3は、ユーザ端末20の装置構成を示す
ブロック図である。販売店端末30はユーザ端末20と
同様な装置構成であるため、ここではユーザ端末20の
装置構成のみを説明する。図3において、ユーザ端末2
0は、制御機構20a、通信機構20b、入力機構20
c、表示機構20d、記憶機構20eおよび記録媒体ド
ライブ機構20fを備え、クライアント/サーバシステ
ムにおいて用いられるクライアント装置と同様なコンピ
ュータの構成である。ここで、制御機構20a、通信機
構20b、記憶機構20eおよび記録媒体ドライブ機構
20fは、それぞれ上記した制御機構10a、通信機構
10b、記憶機構10cおよび記録媒体ドライブ機構1
0dと同様な機構であるため、ここではこれらの説明を
省略する。ただし、記憶機構20eの記憶部には、制御
機構20aによって実行されるプログラムや必要なデー
タが記憶される。
【0055】入力機構20cは、マウス等のポインティ
ングデバイスやキーボード等であり、ユーザからの命令
を入力する機構である。また、表示機構20dは、CR
Tや液晶ディスプレイ等であり、制御機構20aによっ
て処理された文字情報や画像情報を表示する機構であ
る。ユーザ端末20の構成は、必要に応じてプリンタや
外部記憶装置等の周辺装置を接続した構成としてもよ
く、ここでは特に限定しない。
【0056】なお、本発明に係る商品ポイント管理シス
テムにおいて、商品ポイント管理サーバ10、ユーザ端
末20および販売店端末30をインターネットに接続し
て通信可能とするに当たり、インターネット接続用サー
バ等のインターネットに接続するための種々の装置が介
在することを排除しないことは言うまでもない。
【0057】(商品受発注処理)つぎに、本発明に係る
商品ポイント管理システムの動作の流れについて説明す
る。まず、ユーザがユーザ端末20を通して販売商品を
購入するための手順および処理を示す商品受発注処理に
ついて説明する。図4および図5は、商品受発注処理を
示すフローチャートであり、特にユーザ端末20と商品
ポイント管理サーバ10との間の通信処理を示してい
る。
【0058】まず、図4において、オンライン販売によ
る商品の購入を希望するユーザは、ユーザ端末20によ
って商品ポイント管理サーバ10にアクセスする(ステ
ップS41u)。なお、ユーザは、あらかじめ、商品ポ
イント管理サーバ10のURLを知得しており、WWW
ブラウザを使用してこのURLを入力することにより商
品ポイント管理サーバ10へのアクセスをおこなう。
【0059】ステップS41uによって商品ポイント管
理サーバ10へのアクセスがおこなわれると、ユーザ端
末20の表示機構20d上に商品ポイント管理サーバ1
0のページが表示される。そして、ユーザは、表示され
たページに配置された、販売店情報の表示をおこなうた
めのボタン等を、入力機構20cに用いて押し下げるこ
とにより、商品ポイント管理サーバ10に対して販売店
情報を要求する(ステップS42u)。
【0060】ステップS42uによって販売店情報要求
を受けた商品ポイント管理サーバ10は、販売店DB1
1から販売店情報の抽出をおこなう(ステップS41
s)。そして、商品ポイント管理サーバ10は、抽出さ
れた販売店情報を、要求のあったユーザ端末20に向け
て配信する(ステップS42s)。ユーザ端末20は、
商品ポイント管理サーバ10から配信された販売店情報
を取得し、その表示をおこなう(ステップS43u)。
【0061】この際、商品ポイント管理サーバ10が配
信可能な販売店情報が多数存在する場合には、商品ポイ
ント管理サーバ10は、販売店情報を分割して配信する
ことができ、ユーザは、ユーザ端末20のWWWブラウ
ザ上に表示されたページ上において、残りの販売店情報
の表示をおこなうためのボタンを押下することにより、
再度商品ポイント管理サーバ10に対して販売店情報の
要求をおこない、すべての販売店情報を表示することが
できる。
【0062】つづいて、ユーザは、表示された販売店情
報から所望の販売店を選択する(ステップS44u)。
なお、販売店情報には、販売店名だけでなく、その販売
店が取り扱っている商品の簡単な紹介が含まれており、
ユーザはこの紹介を販売店の選択のための情報として参
照することができる。
【0063】ステップS44uにおいて販売店の選択が
おこなわれると、ユーザ端末20は、商品ポイント管理
サーバ10に対して、選択された販売店が販売する商品
の情報の要求をおこなう(ステップS45u)。ステッ
プS45uによって商品情報要求を受けた商品ポイント
管理サーバ10は、商品DB12から商品情報の抽出を
おこなう(ステップS43s)。そして、商品ポイント
管理サーバ10は、抽出された商品情報を、要求のあっ
たユーザ端末20に向けて配信する(ステップS44
s)。そしてユーザ端末20は、商品ポイント管理サー
バ10から配信された商品情報を取得し、その表示をお
こなう(ステップS46u)。
【0064】この際、商品ポイント管理サーバ10が配
信可能な商品情報が多数存在する場合には、ステップS
43uと同様に、複数回商品ポイント管理サーバ10に
対して商品情報の要求をおこなうことで、すべての商品
情報を表示することができる。
【0065】つづいて、ユーザは、表示された商品情報
から所望の商品を選択する(ステップS47u)。な
お、複数種の商品の選択も可能であり、ページ上に表示
された支払方法の選択フォームを表示するためのボタン
を押下することにより、商品ポイント管理サーバ10に
対して支払方法の選択フォームの要求および商品選択を
終了する旨の通知をおこなうことができる(図5のステ
ップS51u)。
【0066】ユーザ端末20は、ステップS51uにお
いて支払方法の選択フォームを要求するとともに、商品
ポイント管理サーバ10に対して商品の発送方法の選択
フォームを要求する(ステップS52u)。ここで、支
払方法の選択フォームとは、ユーザが商品代金を支払う
際に利用する決済機関の選択をおこなうためのページで
あり、例えば銀行振込、郵便振込または代金引換配送等
の選択がおこなえる。また、商品発送方法の選択フォー
ムとは、商品の発送先の住所等の入力や配送サービス機
関の選択をおこなうためのページである。
【0067】ステップS51uおよびステップS52u
において支払方法選択フォーム要求および商品発送方法
選択フォーム要求を受けた商品ポイント管理サーバ10
は、記憶機構10cの記憶部に用意された各選択フォー
ムを、要求のあったユーザ端末20に向けて配信する
(ステップS51sおよびステップS52s)。ユーザ
端末20は、商品ポイント管理サーバ10から配信され
た支払方法選択フォームおよび商品発送方法選択フォー
ムを取得し、それらの表示をおこなう(ステップS53
u)。
【0068】つづいて、ユーザ端末20は、ユーザがこ
の商品ポイント管理システムに登録されているか否かの
判断をおこなう(ステップS54u)。この判断は、ユ
ーザコードの入力をおこなうためのユーザコード入力フ
ォームを商品ポイント管理サーバ10から取得し、ユー
ザによってこのユーザコード入力フォームに、すでに知
得されたユーザコードが入力されるか、初めてこの商品
ポイント管理システムを利用することを示す特別なコー
ド(“guest”等)が入力されるかによっておこな
われる。
【0069】ステップS54uにおいてユーザ登録済み
でない場合は、後述するユーザ登録処理(ステップS1
00)に移る。ステップS54uにおいてユーザ登録済
みである場合、ユーザ端末20は、商品ポイント管理サ
ーバ10に対して、ユーザが現在使用可能な商品ポイン
トを示す使用可能ポイント情報を要求する(ステップS
55u)。なお、ここでは、ユーザコードの入力された
ユーザコード入力フォームと使用可能ポイント情報要求
とを同時に商品ポイント管理サーバ10に送信する。よ
って、ステップS54uにおけるユーザ登録済みか否か
の判断は、実際は、商品ポイント管理サーバ10におい
ておこなわれる。
【0070】ステップS55uにおいて使用可能ポイン
ト情報を受けた商品ポイント管理サーバ10は、ユーザ
DB13および商品ポイントDB14から登録ユーザで
あることの確認と使用可能ポイントの抽出をおこなう
(ステップS53s)。使用可能ポイントは、後述する
ポイント発行証およびポイント使用証から算出される。
そして、商品ポイント管理サーバ10は、抽出された使
用可能ポイント情報を、要求のあったユーザ端末20に
向けて配信する(ステップS54s)。ユーザ端末20
は、商品ポイント管理サーバ10から配信された使用可
能ポイント情報を取得し、その表示をおこなう(ステッ
プS56u)。
【0071】そして、ユーザは、入力機構20cを用い
て、ステップS53uにおいて表示された支払方法選択
フォームおよび商品発送方法選択フォームに必要な事項
を入力する(ステップS57u)。この際、支払方法選
択フォームには、商品ポイントを入力する欄が設けられ
ており、ユーザは、この商品ポイント入力欄に、ステッ
プS56uにおいて表示された使用可能ポイントを限度
として、支払金額の一部または全てを代替して使用する
商品ポイントを入力することができる。ステップS57
uにおいてフォームの入力が完了すると、ページ上に表
示された送信ボタン等が押下されることにより、ユーザ
端末20は、上記入力済みのフォームを商品ポイント管
理サーバ10に送信する(ステップS58u)。
【0072】なお、以上に説明したステップS54uの
判断処理およびステップS55uの使用可能ポイント情
報要求をステップS51uの前段においておこなうよう
にし、ステップS53sの使用可能ポイント抽出および
ステップS54sの使用可能ポイント情報配信をステッ
プS52uとステップS51sとの間においておこなう
ようにしてもよい。
【0073】ステップS58uにおいて入力済みのフォ
ームを受けた商品ポイント管理サーバ10は、支払が商
品ポイントを使用しておこなわれるか否かを判断する
(ステップS55s)。ステップS55sにおいて、支
払が商品ポイントを使用しておこなわれない場合は、後
述するポイント発行証生成処理(ステップS60)に処
理が移り、支払が商品ポイントを使用しておこなわれる
場合は、後述するポイント使用証生成処理(ステップS
80)に処理が移る。
【0074】(ポイント発行証生成処理)つぎに、図5
のステップS60において示されたポイント発行証生成
処理について説明する。図6は、ポイント発行証生成処
理を示すフローチャートである。図6において、商品ポ
イント管理サーバ10は、まず、ユーザ端末20から送
信された入力済みのフォームから、ユーザコード、商品
の購入元である販売店の販売店コード、購入した商品の
情報を取得する。
【0075】そして、商品ポイント管理サーバ10は、
取得した商品の情報に対応する商品ポイントを、商品D
B12から抽出して、ポイント発行証を生成する(ステ
ップS61s)。また、ステップS61sにおいては、
ユーザ端末20から送信された入力済みのフォームが示
す売買取引を特定する売買取引コードが生成される。図
7は、ポイント発行証を示す説明図である。図7に示す
ように、ポイント発行証は、上記した売買取引コード
と、このポイント発行証が生成された日および時間をそ
れぞれ示す発行日および発行時間と、取得した販売店コ
ードおよびユーザコードと、抽出した商品ポイント、す
なわち発行する商品ポイントとからなる情報であり、商
品ポイントDB14に蓄積される。このように、商品ポ
イント管理サーバ10は、生成したポイント発行証を商
品ポイントDB14に蓄積し、売買取引コード毎に管理
することができる。
【0076】つづいて商品ポイント管理サーバ10は、
ステップS61sにおいて生成されたポイント発行証を
示すポイント発行情報を、ユーザ端末20に配信する
(ステップS62s)。ユーザ端末20は、商品ポイン
ト管理サーバ10からポイント発行情報を取得すると、
その情報の表示をおこなう(ステップS61u)。そし
て、図4〜6に示した一連の処理において送受信された
情報を整理することにより、この売買取引における商品
注文情報を表示して(ステップS62u)、ユーザへの
確認を求め、発注処理を完了する。
【0077】一方、商品ポイント管理サーバ10は、ス
テップS62sの処理後に、図4〜6に示した一連の処
理において送受信された情報を整理して、この売買取引
における商品注文情報を生成し、生成した商品注文情報
を受発注情報DB15に記録し(ステップS63s)、
受注処理を完了する。
【0078】(ポイント使用証生成処理)つぎに、図5
のステップS80において示されたポイント使用証生成
処理について説明する。図8は、ポイント使用証生成処
理を示すフローチャートである。図8において、商品ポ
イント管理サーバ10は、まず、ユーザ端末20から送
信された入力済みのフォームから、ユーザコード、商品
の購入元である販売店の販売店コード、購入した商品の
情報、使用する商品ポイントの情報を取得してポイント
使用証を生成する(ステップS81s)。
【0079】また、ステップS81sにおいては、ユー
ザ端末20から送信された入力済みのフォームが示す売
買取引を特定する売買取引コードが生成される。図9
は、ポイント使用証を示す説明図である。図9に示すよ
うに、ポイント使用証は、上記した売買取引コードと、
このポイント使用証が生成された日および時間をそれぞ
れ示す使用日および使用時間と、取得した販売店コー
ド、ユーザコードおよび使用された商品ポイントとから
なる情報であり、商品ポイントDB14に蓄積される。
このように、商品ポイント管理サーバ10は、生成した
ポイント使用証を商品ポイントDB14に蓄積し、売買
取引コード毎に管理することができる。
【0080】つづいて商品ポイント管理サーバ10は、
ステップS81sにおいて生成されたポイント使用証を
示すポイント使用情報を、ユーザ端末20に配信する
(ステップS82s)。ユーザ端末20は、商品ポイン
ト管理サーバ10からポイント使用情報を取得すると、
その情報の表示をおこなう(ステップS81u)。そし
て、図4、5および8に示した一連の処理において送受
信された情報を整理することにより、この売買取引にお
ける商品注文情報を表示して(ステップS82u)、ユ
ーザへの確認を求め、発注処理を完了する。
【0081】一方、商品ポイント管理サーバ10は、ス
テップS82sの処理後に、図4、5および8に示した
一連の処理において送受信された情報を整理して、この
売買取引における商品注文情報を生成し、生成した商品
注文情報を受発注情報DB15に記録し(ステップS8
3s)、受注処理を完了する。
【0082】なお、図5のステップS53sにおいて説
明した使用可能ポイントは、対象となるユーザのポイン
ト発行証およびポイント使用証を商品ポイントDB14
から抽出し、抽出したポイント発行証およびポイント使
用証に示された商品ポイントを各々集計して合計発行ポ
イントおよび合計使用ポイントを算出し、算出された合
計発行ポイントから合計使用ポイントを減算することに
よって得ることができる。
【0083】(ユーザ登録処理)つぎに、図4のステッ
プS100において示されたユーザ登録処理について説
明する。図10は、ユーザ登録処理を示すフローチャー
トである。図10において、まず、ユーザが入力機構2
0cを用いて、図4のステップS53uにおいて表示さ
れた支払方法選択フォームおよび商品発送方法選択フォ
ームに必要な事項を入力する(ステップS101u)。
ステップS101uにおいてフォームの入力が完了する
と、ページ上に表示された送信ボタン等が押下されるこ
とにより、ユーザ端末20は、上記入力済みのフォーム
を商品ポイント管理サーバ10に送信する(ステップS
102u)。
【0084】商品ポイント管理サーバ10は、ユーザ端
末20から入力済みのフォームを受けると、ユーザコー
ド入力フォームに、初めてこの商品ポイント管理システ
ムを利用することを示す特別なコードが入力されている
ことを確認した後、このユーザに対するユーザコードの
発行をおこなう(ステップS101s)。発行されたユ
ーザコードは、ユーザDB13に記録され、商品ポイン
ト管理サーバ10によって管理される。
【0085】つづいて、商品ポイント管理サーバ10
は、ステップS101sにおいて発行されたユーザコー
ドと、ユーザ端末20から送信された入力済みのフォー
ムから、商品の購入元である販売店の販売店コードおよ
び購入した商品の情報を取得する。
【0086】そして、商品ポイント管理サーバ10は、
取得した商品の情報に対応する商品ポイントを、商品D
B12から抽出して、ポイント発行証を生成する(ステ
ップS102s)。また、ステップS102sにおいて
は、図6のステップS61sと同様に、ユーザ端末20
から送信された入力済みのフォームが示す売買取引を特
定する売買取引コードが生成される。なお、ポイント発
行証は、図7に示した通りであるため、ここではその説
明を省略する。よって、商品ポイント管理サーバ10
は、このように生成したポイント発行証を商品ポイント
DB14に蓄積し、売買取引コード毎に管理することが
できる。
【0087】つづいて商品ポイント管理サーバ10は、
ステップS101sにおいて発行されたユーザコードを
示すユーザ登録情報と、ステップS102sにおいて生
成されたポイント発行証を示すポイント発行情報とを、
ユーザ端末20に配信する(ステップS103s)。ユ
ーザ端末20は、商品ポイント管理サーバ10からユー
ザ登録情報およびポイント発行情報を取得すると、それ
らの情報の表示をおこなう(ステップS103u)。そ
して、ユーザ端末20は、図4および図10に示した一
連の処理において送受信された情報を整理することによ
り、この売買取引における商品注文情報を表示して(ス
テップS104u)、ユーザへの確認を求め、発注処理
を完了する。
【0088】一方、商品ポイント管理サーバ10は、図
6のステップS63sと同様に、ステップS103sの
処理後に、図4および10に示した一連の処理において
送受信された情報を整理して、この売買取引における商
品注文情報を生成し、生成した商品注文情報を受発注情
報DB15に記録し(ステップS104s)、受注処理
を完了する。
【0089】(商品注文情報および決済情報取得処理)
つぎに、販売店側が販売店端末30を通して商品の発注
およびユーザによる決済状況を知得するための手順およ
び処理を示す商品注文情報および決済情報取得処理につ
いて説明する。図11は、商品注文情報および決済情報
取得処理を示すフローチャートであり、特に販売店端末
30と商品ポイント管理サーバ10との間の通信処理を
示している。
【0090】まず、図11において、販売店側は、販売
店端末30により、例えばその販売店に対して付与され
ている販売店コード等を用いて、商品ポイント管理サー
バ10にアクセスする(ステップS111g)。なお、
販売店側は、あらかじめ、商品ポイント管理サーバ10
のURLを知得しており、WWWブラウザを使用してこ
のURLを入力することにより商品ポイント管理サーバ
10へのアクセスをおこなう。
【0091】ステップS111gによって商品ポイント
管理サーバ10へのアクセスがおこなわれると、販売店
端末30の表示機構上に商品ポイント管理サーバ10の
ページが表示される。そして、販売店側は、表示された
ページ上において商品注文情報の表示をおこなうための
ボタン等を、入力機構を使用して押下することにより、
商品ポイント管理サーバ10に対して商品注文情報の要
求をおこなう(ステップS112g)。
【0092】ステップS112gによって商品注文情報
要求を受けた商品ポイント管理サーバ10は、受発注情
報DB15から、要求のあった販売店に関する商品注文
情報の抽出をおこなう(ステップS111s)。そし
て、商品ポイント管理サーバ10は、抽出された商品注
文情報を、要求のあった販売店端末30に向けて配信す
る(ステップS112s)。販売店端末30は、商品ポ
イント管理サーバ10から配信された商品注文情報を取
得し、その表示をおこなう(ステップS113g)。
【0093】つづいて、販売店端末30は、ステップS
113gにおいて表示された商品注文情報に示されるユ
ーザが、商品代金の支払をおこなっているか否かの決済
状況を示す決済情報の要求を、商品ポイント管理サーバ
10に対しておこなう(ステップS114g)。
【0094】ステップS114gにおいて決済情報の要
求を受けた商品ポイント管理サーバ10は、受発注情報
DB15から対象となるユーザの決済情報の抽出をおこ
なう(ステップS113s)。そして、商品ポイント管
理サーバ10は、抽出された決済情報を、要求のあった
販売店端末30に向けて配信する(ステップS114
s)。販売店端末30は、商品ポイント管理サーバ10
から配信された決済情報を取得し、取得した決済情報が
ユーザの決済完了を示すか否かの判断をおこなう(ステ
ップS115g)。
【0095】ステップS115gにおいて決済情報がユ
ーザの決済完了を示す場合には、販売店側は、ユーザに
よる商品購入が確定したものと判断して、ステップS1
13gにおいて表示された商品注文情報に示される発送
先に対して商品を発送したことを示す商品発送通知を商
品ポイント管理サーバ10に送信する(ステップS11
6g)。ステップS115gにおいて決済情報がユーザ
の決済完了を示さない場合には、販売店側はユーザによ
る商品購入が確定できないため、参照情報としての利用
に留まる。
【0096】一方、商品ポイント管理サーバ10は、販
売店端末30から商品発送通知を受けると、受発注情報
DB15に発送完了情報を記録し(ステップS115
s)、ステップS113gにおいて表示された商品注文
情報に係る売買取引の処理を完了する。
【0097】(ポイント使用状況情報取得処理)つぎ
に、販売店側が販売店端末30を通して、その販売店自
身において発行された商品ポイントが、ユーザによって
どの程度使用されているかのポイント使用状況を示した
情報を取得する処理について説明する。図12は、ポイ
ント使用状況情報取得処理を示すフローチャートであ
り、特に販売店端末30と商品ポイント管理サーバ10
との間の通信処理を示している。
【0098】まず、図12において、販売店側は、図1
1のステップS111gと同様に、商品ポイント管理サ
ーバ10にアクセスする(ステップS121g)。ステ
ップS121gによって商品ポイント管理サーバ10へ
のアクセスがおこなわれると、販売店端末30の表示機
構上に商品ポイント管理サーバ10のページが表示され
る。そして、販売店側は、例えば、入力機構を使用し
て、表示されたページにおいて商品注文情報の表示をお
こなうためのボタン等を押下することにより、商品ポイ
ント管理サーバ10に対してポイント使用状況情報の要
求をおこなう(ステップS122g)。
【0099】ステップS122gによってポイント使用
状況情報要求を受けた商品ポイント管理サーバ10は、
商品ポイントDB14から、後述する算出方法によって
要求のあった販売店に対応するポイント使用状況情報の
抽出をおこなう(ステップS121s)。そして、商品
ポイント管理サーバ10は、抽出されたポイント使用状
況情報を、要求のあった販売店端末30に向けて配信す
る(ステップS122s)。販売店端末30は、商品ポ
イント管理サーバ10から配信されたポイント使用状況
情報を取得し、その表示をおこなう(ステップS123
g)。
【0100】図13は、図12のステップS121sに
おいてポイント使用状況情報を算出する方法を示す説明
図である。図13においては、ポイント使用状況情報を
要求した販売店の販売店コードを#S01とし、ユーザ
コードが#U01であるユーザにおけるポイント使用状
況情報を算出する場合を考え、理解を容易にするため、
このユーザは、販売店コードがそれぞれ#S01、#S
02、#S03である3つの販売店のみ利用していると
する。
【0101】まず、商品ポイント管理サーバ10は、商
品ポイントDB14から、販売店コード#S01かつユ
ーザコード#U01を示すポイント使用証を抽出して、
抽出されたポイント使用証に示された商品ポイントを集
計する。ここでは、集計表131に示すように、集計し
た結果、すなわちユーザコード#U01のユーザが販売
店コード#S01の販売店において使用した商品ポイン
トの合計が120Pであったとする。
【0102】つぎに、商品ポイント管理サーバ10は、
商品ポイントDB14から、ユーザコード#U01かつ
販売店コード#S01を示すポイント発行証を抽出し
て、抽出されたポイント発行証に示された商品ポイント
を集計する。同様に、ユーザコード#U01かつ販売店
コード#S02を示すポイント発行証、ユーザコード#
U01かつ販売店コード#S03を示すポイント発行証
をそれぞれ抽出して集計する。ここでは結果的に、集計
表132に示すように、販売店コード#S01において
合計770P発行され、販売店コード#S02において
合計380P発行され、販売店コード#S03において
合計1490P発行されたものとする。
【0103】そして、商品ポイント管理サーバ10は、
集計表132によりユーザコード#U01のユーザに発
行された商品ポイントの合計(ここでは2640P)を
算出し、そのうち販売店コード#S01の販売店におい
て発行された商品ポイント(ここでは770P)の占め
る割合を示す発行ポイント率を算出する。ここでは、発
行ポイント率=770/2640である。
【0104】つづいて商品ポイント管理サーバ10は、
集計表131に示される商品ポイントの合計である12
0Pに、集計表132を用いて算出された発行ポイント
率である770/2640を乗算することで、ユーザコ
ード#U01のユーザが使用した商品ポイントのうち、
販売店コード#S01において発行された商品ポイント
に相当する商品ポイント(特に、販売店別使用ポイント
と証する)を算出する(ここでは35P)。
【0105】商品ポイント管理サーバ10は、最終的に
算出された販売店別使用ポイントをポイント使用状況情
報として販売店端末30に配信する。また、特定のユー
ザに対しての販売店別使用ポイントの算出に限らず、販
売店コード#S01において商品ポイントを使用した履
歴を有するユーザに対して、個々に販売店別使用ポイン
トを算出し、算出された各販売店別使用ポイントを合計
してものをポイント使用状況情報として販売店端末30
に配信してもよい。また、販売店別使用ポイントの算出
の対象となるポイント使用証やポイント発行証の使用日
時や発行日時に制限を与えることで、より詳細なポイン
ト使用状況情報を得ることもできる。
【0106】販売店側は、このポイント使用状況情報を
知得することで、自身の販売店において発行した商品ポ
イントが、どのような頻度でどれだけの量の使用がある
かの統計データを得ることができ、この統計データを解
析することで、最適な商品ポイントの設定をおこなうこ
とができる。
【0107】(商品ポイント設定処理)つぎに、販売店
側が販売店端末30を通して各商品の情報において商品
ポイントの設定をおこなう商品ポイント設定処理につい
て説明する。図14は、商品ポイント設定処理を示すフ
ローチャートであり、特に販売店端末30と商品ポイン
ト管理サーバ10との間の通信処理を示している。
【0108】まず、図14において、販売店側は、販売
店端末30により、販売店側は、図11のステップS1
11gと同様に、商品ポイント管理サーバ10にアクセ
スする(ステップS141g)。ステップS141gに
よって商品ポイント管理サーバ10へのアクセスがおこ
なわれると、販売店端末30の表示機構上に商品ポイン
ト管理サーバ10のページが表示される。そして、販売
店側は、例えば、入力機構を使用して、表示されたペー
ジにおいて商品登録または商品ポイント設定のフォーム
の表示をおこなうためのボタンを押下することにより、
商品ポイント管理サーバ10に対して商品登録フォーム
または商品ポイント設定フォームの要求をおこなう(ス
テップS142g)。
【0109】ステップS142gによって商品登録フォ
ームまたは商品ポイント設定フォーム要求を受けた商品
ポイント管理サーバ10は、商品登録フォームの要求に
対してはあらかじめ用意された商品登録フォームを記憶
機構から読み出し、商品ポイント設定フォームの要求に
対しては、商品DB12から該当する商品の情報を抽出
して、抽出した情報を添付した商品ポイント設定フォー
ムを生成する(ステップS141s)。そして、商品ポ
イント管理サーバ10は、読み出された商品登録フォー
ムまたは生成された商品ポイント設定フォームを、要求
のあった販売店端末30に向けて配信する(ステップS
142s)。販売店端末30は、商品ポイント管理サー
バ10から配信された商品登録フォームまたは商品ポイ
ント設定フォームを取得し、それらの表示をおこなう
(ステップS143g)。
【0110】そして、販売店側において、入力機構を用
いて、ステップS143gにおいて表示された商品登録
フォームまたは商品ポイント設定フォームに所望の設定
事項が入力される(ステップS144g)。ここで、所
望の設定事項とは、商品情報そのものや商品に対して付
与する商品ポイントを指し、上述したポイント使用状況
情報を参照することで最適な数値の選択することができ
る。
【0111】ステップS144gにおいてフォームの入
力が完了すると、ページ上に表示された送信ボタン等が
押下されることにより、販売店端末30は、上記入力済
みのフォームを商品ポイント管理サーバ10に送信する
(ステップS145g)。商品ポイント管理サーバ10
は、販売店端末30から入力済みのフォームを受ける
と、入力済みのフォームにより商品DB12に対して商
品情報の登録や商品ポイントの設定をおこなって(ステ
ップS143s)、この商品ポイント設定処理を終了す
る。
【0112】(商品ポイント配分処理)つぎに、商品ポ
イントの使用期限が設定されている場合にその使用期限
が経過した際やユーザの会員資格消失等によって、ユー
ザの所有した商品ポイントが使用無効となった状態にお
いて、その商品ポイントの各販売店への配分をおこなう
商品ポイント配分処理について説明する。
【0113】図15は、商品ポイント配分処理における
配分ポイントの算出方法を示す説明図である。図15に
おいては、配分対象となる商品ポイントの元の所有者で
あるユーザのユーザコードが#U01である場合を考
え、理解を容易にするため、このユーザは、販売店コー
ドがそれぞれ#S01、#S02、#S03である3つ
の販売店のみ利用していたとする。
【0114】まず、商品ポイント管理サーバ10は、商
品ポイントDB14から、ユーザコード#U01を示す
ポイント使用証およびポイント発行証を抽出して、抽出
したポイント発行証およびポイント使用証に示された商
品ポイントを各々集計して合計発行ポイントおよび合計
使用ポイントを算出し、算出された合計発行ポイントか
ら合計使用ポイントを減算することによって使用可能な
商品ポイントを得る。ここでは、集計表151に示すよ
うに、算出した結果、ユーザコード#U01のユーザに
おいて使用可能であった商品ポイントが144Pであっ
たとする。
【0115】つぎに、商品ポイント管理サーバ10は、
商品ポイントDB14から、ユーザコード#U01かつ
販売店コード#S01を示すポイント発行証を抽出し
て、抽出されたポイント発行証に示された商品ポイント
を集計する。同様に、ユーザコード#U01かつ販売店
コード#S02を示すポイント発行証、ユーザコード#
U01かつ販売店コード#S03を示すポイント発行証
をそれぞれ抽出して集計する。ここでは結果的に、集計
表152に示すように、販売店コード#S01において
合計770P発行され、販売店コード#S02において
合計330P発行され、販売店コード#S03において
合計1540P発行されたものとする。
【0116】そして、商品ポイント管理サーバ10は、
集計表152によりユーザコード#U01のユーザに発
行された商品ポイントの合計(ここでは2640P)を
算出し、まず、そのうち販売店コード#S01の販売店
において発行された商品ポイント(ここでは770P)
の占める割合を示す発行ポイント率を算出する。ここで
は、発行ポイント率=770/2640である。同様に
して、集計表153に示すように、販売店コード#S0
2および販売店コード#S03の販売店において発行さ
れた商品ポイントに対してもそれぞれ発行ポイント率を
算出する。ここでは、それぞれ発行ポイント率=330
/2640および1540/2640である。
【0117】つづいて商品ポイント管理サーバ10は、
集計表151に示される商品ポイントである144P
に、集計表133に示された各々の発行ポイント率を乗
算することで、ユーザコード#U01のユーザが使用可
能であった商品ポイントのうち、販売店コード#S0
1、販売店コード#S02、販売店コード#S03の各
販売店において発行された商品ポイントに相当する配分
ポイントを算出する。ここでは、集計表154に示すよ
うに、配分ポイントは、それぞれ42P、18P、84
Pである。
【0118】商品ポイント管理サーバ10は、例えば、
商品ポイントDB14内に販売店毎の商品ポイント供託
領域を設けて、この商品ポイント供託領域に、最終的に
算出された販売店別の配分ポイントを販売店コード別に
記録することができる。なお、この際、ユーザコード#
U01を示すポイント発行証およびポイント使用証は、
商品ポイントDB14において無効となるように設定す
る必要がある。
【0119】このように、販売店側は、使用無効となっ
た商品ポイントを回収することが可能となるとともに、
上述したポイント使用状況情報を信憑性の高い統計デー
タとして利用することが可能となる。
【0120】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に係る
発明によれば、ユーザが第3の装置(ユーザ端末)を通
して、第2の装置(販売店端末)によって入力され第1
の装置(商品ポイント管理サーバ)が提供する商品情報
に基づいて商品を購入する際に、すなわち第1の装置の
電子商取引サーバ機能によって売買取引がおこなわれた
際に、ユーザに発行される商品ポイントが売買取引コー
ドと組にした情報(ポイント発行証)として売買取引毎
に管理されるので、売買取引の内容から販売元である販
売店および購入者であるユーザを特定できるとともに、
商品ポイントを単なる数値情報として利用するだげでな
く発行された商品ポイント自体を売買取引毎に区別して
流通性を持たせることが可能となる商品ポイント管理シ
ステムが提供できるという効果を奏する。
【0121】また、請求項2に係る発明によれば、ポイ
ント発行情報が売買取引毎に管理されていることから、
特定のユーザに対して発行された商品ポイントの合計を
示す合計発行ポイントと、特定の販売店において特定の
ユーザに発行された商品ポイントの合計を示す販売店別
合計発行ポイントとを算出して、特定のユーザにおける
合計発行ポイントのうち特定の販売店において発行され
た商品ポイントの割合を示す販売店別発行ポイント率を
算出することが可能となり、販売店側がこの販売店別発
行ポイント率を参照することで、商品ポイントの流通状
況を詳細に把握することが可能となる商品ポイント管理
システムが提供できるという効果を奏する。
【0122】また、請求項3に係る発明によれば、ポイ
ント発行情報が売買取引毎に管理されていることから、
特定のユーザにおける合計発行ポイントのうち特定の販
売店において発行された商品ポイントの割合を示す販売
店別発行ポイント率を販売店毎に算出し、算出した各販
売店別発行ポイント率に売買取引において使用された商
品ポイントを乗算して、使用された商品ポイントのうち
各販売店において発行された商品ポイントを販売店毎に
販売店別ポイント使用状況情報として算出することを可
能となり、販売店側がこの販売店別ポイント使用状況情
報を参照することで、より詳細な商品ポイントの流通状
況を把握することができ、商品ポイントを最適に設定す
ることが可能となる商品ポイント管理システムが提供で
きるという効果を奏する。
【0123】また、請求項4に係る発明によれば、ユー
ザが第3の装置を通して、第2の装置(販売店端末)に
よって入力され第1の装置が提供する商品情報に基づい
て商品を購入する際に、すなわち第1の装置の電子商取
引サーバ機能によって売買取引がおこなわれた際に、ユ
ーザが使用した商品ポイントが売買取引コードと組にし
た情報(ポイント使用証)として売買取引毎に管理され
るので、売買取引の内容から販売元である販売店および
購入者であるユーザを特定できるとともに、商品ポイン
トを単なる数値情報として利用するだげでなく使用され
た商品ポイント自体を売買取引毎に区別して流通性を持
たせることができる商品ポイント管理システムが提供で
きるという効果を奏する。
【0124】また、請求項5に係る発明によれば、ユー
ザが第3の装置を通して、第2の装置(販売店端末)に
よって入力され第1の装置が提供する商品情報に基づい
て商品を購入する際に、すなわち第1の装置の電子商取
引サーバ機能によって売買取引がおこなわれた際に、ユ
ーザに発行された商品ポイントが売買取引コードと組に
した情報(ポイント発行証)として、かつユーザが使用
した商品ポイントが売買取引コードと組にした情報(ポ
イント使用証)として売買取引毎に管理されるので、売
買取引の内容から販売元である販売店および購入者であ
るユーザを特定できるとともに、商品ポイントを単なる
数値情報として利用するだげでなく発行された商品ポイ
ント自体および使用された商品ポイント自体を売買取引
毎に区別して流通性を持たせることができる商品ポイン
ト管理システムが提供できるという効果を奏する。
【0125】また、請求項6に係る発明によれば、ポイ
ント発行情報およびポイント使用情報が売買取引毎に管
理されていることから、使用無効な商品ポイントを有す
るユーザについての合計発行ポイントのうち特定の販売
店において発行された商品ポイントの割合を示す販売店
別発行ポイント率を販売店毎に算出し、算出した各販売
店別発行ポイント率に使用無効となった商品ポイントを
乗算して得られる販売店別配分ポイントを各販売店に配
分することが可能となり、販売店側において使用無効と
なった商品ポイントのうち自身が発行した商品ポイント
を回収できるとともに、売買取引に寄与しない商品ポイ
ントを考慮したより正確に商品ポイントの流通状況を把
握することができ、さらには商品ポイントを最適に設定
することを可能とした商品ポイント管理システムが提供
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る商品ポイント管理システムの概略
構成を示すブロック図である。
【図2】商品ポイント管理サーバの装置構成を示すブロ
ック図である。
【図3】ユーザ端末の装置構成を示すブロック図であ
る。
【図4】商品受発注処理を示すフローチャートである。
【図5】商品受発注処理を示すフローチャートである。
【図6】ポイント発行証生成処理を示すフローチャート
である。
【図7】ポイント発行証を示す説明図である。
【図8】ポイント使用証生成処理を示すフローチャート
である。
【図9】ポイント使用証を示す説明図である。
【図10】ユーザ登録処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】商品注文情報および決済情報取得処理を示す
フローチャートである。
【図12】ポイント使用状況情報取得処理を示すフロー
チャートである。
【図13】ポイント使用状況情報を算出する方法を示す
説明図である。
【図14】商品ポイント設定処理を示すフローチャート
である。
【図15】商品ポイント配分処理における配分ポイント
の算出方法を示す説明図である。
【図16】従来の寄せ集め型仮想ショッピングモールの
システムの概略構成を示す説明図である。
【図17】従来の決済方式共通型仮想ショッピングモー
ルのシステムの概略構成を示す説明図である。
【符号の説明】
9 インターネット 10 商品ポイント管理サーバ 11 販売店DB 12 商品DB 13 ユーザDB 14 商品ポイントDB 15 受発注情報DB 20 ユーザ端末 30 販売店端末
フロントページの続き Fターム(参考) 3E042 CC01 CD04 EA01 5B049 BB11 CC05 CC36 DD01 DD05 EE02 EE05 EE07 FF02 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5B089 GA11 GA21 GB03 GB04 HA10 JA08 JA21 KA13 KB07 5J104 PA09 PA10 9A001 BB01 BB03 BB04 CC07 DD13 FF03 GG05 JJ14 JJ25 JJ26 JJ27 JJ54 JJ59 JJ66 JJ67 KK37 KK42 KK58 KK61 LL03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売店の情報を示す販売店情報および前
    記販売店の販売する販売商品の商品情報を蓄積する電子
    商取引サーバ機能を有し、あらかじめ前記商品情報によ
    って示される販売商品の各々に商品ポイントを設定し、
    ユーザと前記販売店との間で前記電子商取引サーバ機能
    を介した売買取引がおこなわれた際に、販売された販売
    商品の前記商品ポイント、前記販売商品を販売した販売
    店を識別する販売店コードおよび前記販売商品を購入し
    たユーザを識別するユーザコードを含むポイント発行情
    報を生成および蓄積して前記ポイント発行情報を管理す
    る第1の装置と、 前記商品情報を入力するための第2の装置と、 前記電子商取引サーバ機能を利用するために前記第1の
    装置にアクセスすることが可能な第3の装置と、 を備え、前記第1の装置、前記第2の装置および前記第
    3の装置はインターネットに接続されており、 前記第1の装置は、前記売買取引毎に前記売買取引を特
    定する売買取引コードを生成し、前記売買取引毎に前記
    ポイント発行情報を管理することを特徴とする商品ポイ
    ント管理システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の装置は、 前記ユーザコードが同一である前記ポイント発行情報を
    抽出し、抽出されたポイント発行情報に含まれる前記商
    品ポイントを集計して、特定のユーザに対して発行され
    た商品ポイントの合計を示す合計発行ポイントと、前記
    ユーザコードが同一でありかつ前記販売店コードが同一
    である前記ポイント発行情報を抽出し、抽出されたポイ
    ント発行情報に示される前記商品ポイントを集計して、
    特定の販売店において前記特定のユーザに発行された商
    品ポイントの合計を示す販売店別合計発行ポイントと、
    を算出し、 前記販売店別合計発行ポイントを前記合計発行ポイント
    で除算して、前記特定のユーザにおける前記合計発行ポ
    イントのうち前記特定の販売店において発行された商品
    ポイントの割合を示す販売店別発行ポイント率を算出す
    ることを特徴とする請求項1に記載の商品ポイント管理
    システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の装置は、 前記売買取引において前記商品ポイントが使用された場
    合、該売買取引において前記販売商品を購入したユーザ
    を前記特定のユーザとし、前記販売商品を販売した販売
    店の各々を前記特定の販売店として、販売店毎の前記販
    売店別発行ポイント率を算出し、 算出した各販売店別発行ポイント率に前記売買取引にお
    いて使用された商品ポイントを乗算して、前記使用され
    た商品ポイントのうち各販売店において発行された商品
    ポイントを販売店毎に示す販売店別ポイント使用状況情
    報を算出することを特徴とする請求項2に記載の商品ポ
    イント管理システム。
  4. 【請求項4】 販売店の情報を示す販売店情報および前
    記販売店の販売する販売商品の商品情報を蓄積する電子
    商取引サーバ機能を有し、あらかじめ前記商品情報によ
    って示される販売商品の各々に商品ポイントを設定し、
    ユーザと前記販売店との間で前記電子商取引サーバ機能
    を介した売買取引においてユーザが前記商品ポイントを
    使用した際に、使用された前記商品ポイント、前記販売
    商品を販売した販売店を識別する販売店コードおよび前
    記販売商品を購入したユーザを識別するユーザコードを
    含むポイント使用情報を生成および蓄積して管理する第
    1の装置と、 前記商品情報を入力するための第2の装置と、 前記電子商取引サーバ機能を利用するために前記第1の
    装置にアクセスすることが可能な第3の装置と、 を備え、前記第1の装置、前記第2の装置および前記第
    3の装置はインターネットに接続されており、 前記第1の装置は、前記売買取引毎に前記売買取引を特
    定する売買取引コードを生成し、前記売買取引毎に前記
    ポイント使用情報を管理することを特徴とする商品ポイ
    ント管理システム。
  5. 【請求項5】 販売店の情報を示す販売店情報および前
    記販売店の販売する販売商品の商品情報を蓄積する電子
    商取引サーバ機能を有し、あらかじめ前記商品情報によ
    って示される販売商品の各々に商品ポイントを設定し、
    ユーザと前記販売店との間で前記電子商取引サーバ機能
    を介した売買取引においてユーザが前記商品ポイントを
    使用しなかった際に、販売された販売商品の前記商品ポ
    イント、前記販売商品を販売した販売店を識別する販売
    店コードおよび前記販売商品を購入したユーザを識別す
    るユーザコードを含むポイント発行情報を生成および蓄
    積し、前記売買取引においてユーザが前記商品ポイント
    を使用した際に、使用された前記商品ポイント、前記販
    売商品を販売した販売店を識別する販売店コード、前記
    販売商品を購入したユーザを識別するユーザコードを含
    むポイント使用情報を生成および蓄積して、前記ポイン
    ト発行情報および前記ポイント使用情報を管理する第1
    の装置と、 前記商品情報を入力するための第2の装置と、 前記電子商取引サーバ機能を利用するために前記第1の
    装置にアクセスすることが可能な第3の装置と、 を備え、前記第1の装置、前記第2の装置および前記第
    3の装置はインターネットに接続されており、 前記第1の装置は、前記売買取引毎に前記売買取引を特
    定する売買取引コードを生成し、前記売買取引毎に前記
    ポイント発行情報および前記ポイント使用情報を管理す
    ることを特徴とする商品ポイント管理システム。
  6. 【請求項6】 前記第1の装置は、 使用無効な商品ポイントを有するユーザを示す前記ユー
    ザコードが同一である前記ポイント発行情報を抽出し、
    抽出されたポイント発行情報に含まれる前記商品ポイン
    トを集計して、前記使用無効な商品ポイントを有するユ
    ーザに対して発行された商品ポイントの合計を示す合計
    発行ポイントと、前記使用無効な商品ポイントを有する
    ユーザを示す前記ユーザコードが同一でありかつ前記販
    売店コードが同一である前記ポイント発行情報を抽出
    し、抽出されたポイント発行情報に示される前記商品ポ
    イントを集計して、特定の販売店において前記無効な商
    品ポイントを有するユーザに発行された商品ポイントの
    合計を示す販売店別合計発行ポイントを算出し、前記販
    売店別合計発行ポイントを前記合計発行ポイントで除算
    して、前記合計発行ポイントのうち前記特定の販売店に
    おいて発行された商品ポイントの割合を示す販売店発行
    ポイント率を前記販売店コード毎に算出し、算出された
    前記販売店発行ポイント率の各々に前記使用無効な商品
    ポイントを乗算して、前記使用無効な商品ポイントの各
    販売店への配分を示す販売店別配分ポイントを算出する
    ことを特徴とする請求項5に記載の商品ポイント管理シ
    ステム。
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