JP2002150187A - クレジットカードの特典ポイント交換方法及びそのシステム - Google Patents

クレジットカードの特典ポイント交換方法及びそのシステム

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JP2002150187A
JP2002150187A JP2000339463A JP2000339463A JP2002150187A JP 2002150187 A JP2002150187 A JP 2002150187A JP 2000339463 A JP2000339463 A JP 2000339463A JP 2000339463 A JP2000339463 A JP 2000339463A JP 2002150187 A JP2002150187 A JP 2002150187A
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card
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Hideo Sakurai
日出男 櫻井
Takashi Ninomiya
崇 二宮
Kazunori Yamanaka
一典 山中
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AKYUPII KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポイントを獲得する手段であるクレジッ
トカードそのものを通常通りに利用することでポイント
還元を受けることができる。 【解決手段】 クレジットカードの特典ポイントを管理
する情報処理システム10におけるクレジットカードの
特典ポイント交換方法であって、クレジットカードの会
員によって選択されたポイントの交換希望対象のデータ
入力を受け付け、カードIDに対応付けてポイント管理
情報データベース30に記録し、カード利用情報データ
ベース20のクレジットカード利用情報と、ポイント管
理情報データベース30のポイント交換希望対象とを対
照し、クレジットカードで利用された商品等のうちで、
当該ポイント交換希望対象が含まれているか否かの判別
処理を各カードID別に実行し、この判別処理の結果、
ポイント交換希望対象が含まれている場合には、所定の
ポイント交換率に基づき、ポイント交換希望対象の利用
金額を減額することで、該当の会員の請求金額を算出す
る処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレジットカード
の特典ポイント交換方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】まず、クレジットカードのポイント特典
サービスについて簡単に説明する。クレジットカードを
利用して商品を購入したり、サービスを利用すると、所
定期間内の利用金額等に応じて特典の元となるポイント
が与えられる。クレジットカード会員(以下、単に「会
員」と称す)は、規程の期間内で有効なポイントを貯め
ていき、その蓄積したポイント数に応じて所望の商品や
サービスを選んでクレジットカード会社に申し込む。す
ると、クレジット会社は、ポイントと引き換えに選択さ
れた商品を会員に提供する。このポイント特典サービス
を会員に提供することで、クレジット会社は自社ブラン
ドのクレジットカードの売上げを向上すると共に、マー
ケットシェアを拡大しようとしている。
【0003】このポイント交換の申込みは、郵便や電話
を利用する方法の他に、インターネット等の通信網を通
じて行うこともできる。既に行われているように、会員
は、コンピュータやiモード機能付き携帯電話などの情
報端末を利用してポイント交換申込みを行う。
【0004】この仕組みにつき、図2の本発明に係るフ
ローチャートを流用して簡単に説明する。まず、会員
が、ポイント交換を申し込むべく、インターネットを通
じて、クレジット会社又はそのポイント管理委託会社の
提供するサイトにアクセスし、該当のホームページを閲
覧する(S10)。このホームページを通じ、会員はポ
イント交換の申込み手続を行う。具体的には、このホー
ムページでは、ポイント交換の対象となる商品やサービ
スのリストが参照可能となっている。会員は、このリス
ト上の限られた商品やサービスの範囲内で特典対象を選
ぶ。そして、ホームページ上のポイント交換申込ページ
にて、交換対象として選択した商品やその送付先、カー
ド番号、暗証番号等の必要事項を入力して該当のサイト
へその申込情報を送信する(S20→S30)。送信さ
れた申込み情報を受け付けたクレジット会社は、該当の
商品を会員へ送付するとともに、会員のポイントの減算
処理を行って会員のポイントを記録管理するデータベー
ス(ファイル)を更新する(S40’)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のポイン
ト特典においては、ポイントの交換対象が限られている
点が問題である。つまり、あくまでクレジット会社の用
意した特典リストの中から、数少ない限られた商品やサ
ービス群の中から選択するしか余地がなく、今ひとつ楽
しみに欠けるのである。このため、会員にとって、クレ
ジットカードを利用するインセンティブに欠ける。した
がって、クレジット会社は自社ブランドカードの売上げ
を向上させると共に、マーケットシェアを拡大するため
の打開策が必要とされていた。
【0006】本発明は、このような従来の課題に着目し
てなされ、ポイントを獲得する手段であるクレジットカ
ードそのものを通常通りに利用することでポイント還元
を受けることができ、以て、クレジットカードの利用意
欲を喚起できる、クレジットカードの特典ポイント交換
方法及びそのシステムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するためになされたもので、本発明に係るクレジッ
トカードの特典ポイント交換方法にあっては、クレジッ
トカードの特典ポイントを管理する情報処理システムに
おけるクレジットカードの特典ポイント交換方法であっ
て、当該システムは、会員がクレジットカードで利用し
た商品等や利用金額等のカード利用情報を記憶するカー
ド利用情報データベースと、前記会員のクレジットカー
ド利用金額等に応じて獲得した特典ポイント等のポイン
ト情報を記憶する前記ポイント管理情報データベースと
を備えており、次のステップ(1)〜(3)を備える。
【0008】(1)前記クレジットカードの前記会員に
よって選択された前記ポイントの交換希望対象のデータ
入力を受け付け、前記カードIDに対応付けて前記ポイ
ント管理情報データベースに記録する。 (2)前記カード利用情報データベースの前記クレジッ
トカード利用情報と、前記ポイント管理情報データベー
スの前記ポイント交換希望対象とを対照し、前記クレジ
ットカードで利用された前記商品等のうちで、当該ポイ
ント交換希望対象が含まれているか否かの判別処理を前
記各カードID別に実行する。 (3)前記判別処理の結果、前記ポイント交換希望対象
が含まれている場合には、所定のポイント交換率に基づ
き、当該ポイント交換希望対象の前記利用金額を減額す
ることで、該当の会員の請求金額を算出する処理を実行
する。
【0009】前記ポイント交換率に基づく前記ポイント
交換希望対象の前記減額の度合いは、その利用金額に等
しくてもよい。前記ポイント交換希望対象は、前記クレ
ジットカードで利用可能な商品やサービスである。好ま
しくは、前記交換希望対象は、前記クレジットカード会
社と提携した加盟店の特定の取扱商品やサービスである
こととする。また、前記ポイント交換率は前記交換希望
対象に応じて異なることが好ましい。さらに好ましく
は、前記情報処理システムはサーバー機能を有し、会員
の利用する情報端末と適宜な通信網を通じて接続し、前
記会員によって選択された前記ポイントの前記交換希望
対象の前記データ入力を受け付けることとする。前記カ
ード利用情報データベースは前記ポイント管理情報デー
タベースの機能を含むこととしてもよい。
【0010】前述したクレジットカードの特典ポイント
交換方法を実施するためのコンピュータシステムであっ
て、会員がクレジットカードで利用した商品等や利用金
額等のカード利用情報を記憶するカード利用情報データ
ベースと、前記会員の前記利用金額等に応じて獲得した
特典ポイント等の会員別ポイント情報を記憶する前記ポ
イント管理情報データベースとを備えており、次の手段
(A)〜(C)を有する。
【0011】(A)前記クレジットカードの会員によっ
て選択された前記ポイントの交換希望対象のデータ入力
を受け付け、前記カードIDに対応付けて前記ポイント
管理情報データベースに記録する手段。 (B)前記カード利用情報データベースの前記クレジッ
トカード利用情報と、前記ポイント管理情報データベー
スの前記ポイント交換希望対象とを対照し、前記クレジ
ットカードで利用された前記商品等のうちで、当該ポイ
ント交換希望対象が含まれているか否かの判別処理を前
記各カードID別に実行する手段。 (C)前記判別処理の結果、前記ポイント交換希望対象
が含まれている場合には、所定のポイント交換率に基づ
き、当該ポイント交換希望対象の前記利用金額を減額す
ることで、該当の会員の請求金額を算出する処理を実行
する手段。
【0012】なお、本発明にあっては、前記カードID
は、会員を特定するものであれば、会員名も含めて如何
なる識別符号を含む。
【0013】
【発明の実施の形態】====概 略==== 本発明の特徴を端的に述べると、図1に含まれるフロー
チャートに示すように、会員が貯めたポイントを交換す
る場合の特典は、会員のカード利用決済を行うために発
行される請求書の明細において得られる(フローチャー
ト中)。
【0014】このポイント交換の仕組みの概略を図2の
フローチャートに示す。従来と共通した部分は前述の通
りで重複するため省略し、相異する特徴事項を中心に図
1を参照にして説明する。ポイントの交換対象となる商
品やサービスは、それ自体が会員に直接送付されるだけ
ではなく、予め申し込んだ交換商品をクレジットカード
を利用して購入すると、その請求金額が所定のポイント
交換率に応じて相殺されて減額される(S20→S30
→S40)。もし、その相殺金額が商品の代金と一致す
れば、クレジットカードによる商品購入の際にその場で
特典プレゼントとして受け取ったことにもなる。つま
り、その減額対象となる商品やサービスの範囲は、従来
のようにクレジット会社の用意したポイント交換アイテ
ムリストだけに限らず、クレジットカードを利用して購
入可能な商品やサービスにまで大きく広げることができ
る。例えば、獲得ポイントの交換対象の選択によって
は、獲得ポイントの源泉となったクレジットカード利用
分と同一の商品を特典として得ることも可能となる。
【0015】一例を挙げると、会員が、近所のA石油の
台場SSでクレジットカードを利用してレギュラーガソ
リンを購入し続けてポイントを貯めていき、ポイント交
換対象を同一のA石油のレギュラーガソリンとして申し
込んでおく。そして、この申込みが受理された後、同じ
A石油のレギュラーガソリンを同じ提携クレジットカー
ドで購入すると、ポイント交換の特典として、請求時
に、該当のレギュラーガソリン代が無料、あるいは減額
されて安く買えるのである。この請求金額の交換ポイン
ト分減額サービスとしては、同じクレジットカードで利
用可能な「洗車サービス」など特典がバリエーションに
富む事に加えて、「横須賀タイヤ」等の商品を安く購入
できるだけでなく、「ハイオクガソリン」を「レギュラ
ーガソリン」の値段で購入できるような「アップグレー
ドサービス」としても適用できる。
【0016】====システムの概要==== 例えば、クレジット会社の運用する(又は運用委託する
会社の)コンピュータシステムでもって、本発明に係る
クレジットカードの特典ポイント交換システムを実現す
る。このシステムは、各クレジットカード会員(例えば
カード番号などのID:会員あるいはカードの識別符
号)毎に、利用金額の集計等の売上げ管理を初め、獲得
した特典ポイントの集計、ポイント交換希望の受け付
け、特典ポイント交換としての請求金額減額の決済等と
いった一連の処理を行う。各処理に関し、後に詳述する
が、売上げやポイント等の必要な情報は、システム内の
ハードディスクなどの記憶装置に適宜設定されたデータ
ベースで管理する。このシステムは、よく知られている
ように、会員と特典ポイントに関するデータの授受や、
加盟店との認証や売上げ決済等のためにサーバの機能を
有している。
【0017】このシステム構成は、データべースの構成
も含め、適宜変更可能である。例えば、売上管理や請求
金額等の決済といったクレジットカード本来の機能に関
する処理を司る売上決済システムと、ポイント管理シス
テムとを独立して構成し、これらシステムを通信回線で
結んで処理データの授受等を行うようにしてもよい。
【0018】====システムの運用==== <利用金額の集計>各会員毎に、利用金額を月極で集計
処理をすることで売上情報管理を行う。なお、リアルタ
イムの利用状況は、会員がインターネットを通じて適宜
参照可能となっている。図3のシステムブロック図に示
すジョブフローの一例を参照にして説明する。売上情報
のデータは、クレジットカードID(会員ID)、利用
店舗のID、売上げアイテム(商品やサービス)、売上
げ日付、売上げ価格等から構成される。この売上管理
は、よく知られた公知のジョブフローで実現でき、シス
テム10内に設けられた会員マスターデータベース(カ
ード利用情報データベース)20に適宜更新されて記録
されていく。このマスターデータベース20には、会員
情報が含まれ、会員IDの他、パスワード、郵便番号、
住所、氏名、属性データなどを含む。
【0019】<特典ポイントの換算集計>この獲得ポイ
ントの集計に関しても、従来同様、公知のジョブフロー
で実現できる。この特典ポイントのデータは、会員(カ
ード)ID、延べポイント(総獲得ポイント)、引落済
みポイント(商品等と交換して失ったポイント)、現在
有効ポイント(総獲得ポイントから引落済みポイントを
適宜減算したもの)等から構成され、システム内のポイ
ント管理情報データベース(ファイル)30で各会員毎
に記録管理される。このポイント管理情報データベース
30の機能は、前述の会員マスターデータベース20が
兼用していてもよい。
【0020】具体的な特典ポイントの換算方法について
説明する。よく知られているように、各会員の利用金額
が集計処理されると、その金額に応じ、データベースに
記録された所定のポイント換算率に基づき、獲得ポイン
トを算出する。例えば、利用金額100円に対して1ポ
イントを与えるなどの換算率を適宜設定する。換算され
た獲得ポイントは、カードID毎にポイント管理情報デ
ータベース30に記録する。
【0021】なお、特典ポイントの付与期間としては、
例えば図2の”ポイント付与期間”に示すように、毎年
3月を開始月とするとともに翌年の2月を締月とし、こ
の期間の利用金額分に対してポイントを付与していくと
する。
【0022】加えて、特典ポイントの付与対象として
は、店舗でクレジットカードを利用して商品などを購入
して売上げの生じた利用金額分に加えて、クレジットカ
ードを利用した場合に店舗に足を運んだ来店ポイントも
付与しても良い。現実の店舗ではなくて、クレジット会
社と提携したインターネット上の仮想ショッピングモー
ルを利用した場合や、クレジット会社のホームページに
アクセスしてアンケート等に答えてくれた場合には、サ
イト利用ポイントを付与してもよい。
【0023】<ポイント交換希望の申込み受け付け>こ
の受付処理に関し、よく知られた郵便や電話を利用する
人手を介した方法の他に、インターネット等の通信網を
通じて行う場合を説明する(図3参照)。まず簡単に記
すと、クレジットカードの会員によって選択されたポイ
ント交換の希望対象のデータ入力をインターネットを通
じてシステム10が受け付け、カードID毎に対応付け
てポイント管理情報データベース30に記録する。
【0024】詳しく説明すると、会員は、システム10
内のサーバ40とネットワーク接続可能な情報端末50
を利用することとする。情報端末50としては、一般の
パーソナルコンピュータの他に、携帯電話の採用も考え
られる。例としてNTT移動通信網株式会社(NTT
DoCoMo)の「iモード」(登録商標)対応の携帯
電話機などがある。他方、PDA(Personal Digital As
sistant)、WEB閲覧機能付きTV及びゲーム機等でも
よい。例えば会員が情報端末50をインターネットに接
続する際には、ダイヤルアップ接続にてインターネット
に情報端末50を接続する。そして係る情報端末50
は、サーバ40から獲得ポイントデータなどの情報を適
宜ダウンロード、或いはサーバに向けた自らの認証情報
(カードID若しくは会員ID)などの発信を行うので
ある。
【0025】なお、上述したサーバ40と情報端末50
の間における情報授受の形式には制限はない。例えば、
SMTP(Symple Mail Transfer Protocol)、POP(Post O
ffice Protocol)などの標準的な電子メール転送用のプ
ロトコルに基づき、インターネットやLAN回線等のネ
ットワークを通じて電子メールの送受信を行うことで情
報の授受を実行したり、HTML(Hypertext Markup Langu
age)ファイルをHTTP(Hypertext Transfer Protocol)
を使って送受信しWebブラウザ上で情報の入出力(授
受)ができるようにしたりと形式は様々に選択可能であ
る。要は本発明のシステムを運用管理する者が各機器の
機能や回線状況などを判断し運用条件に応じて適宜定め
ればよい。各機器間のネットワークも、専用線が敷設さ
れていてもよいし、インターネットで構成されていても
よく、種々の形態を採用できる。
【0026】ここで、ポイント交換希望の申込み受け付
けの具体的な動作を説明する。会員は情報端末50から
サーバ40に所定の閲覧要求フォームの送信を要求す
る。この要求を受けたサーバは情報端末50用のフォー
ムを送信し、少なくとも会員IDの入力を促す。会員に
より入力が終わった閲覧要求フォームは、サーバ40に
返信される。サーバ40は、係るフォームに含まれる会
員IDとポイント管理情報データベース30に格納され
てる会員IDとを照合する。当該会員が既に登録された
真正な会員であることが判明すれば、サーバ40は、会
員のポイント情報や、ポイント交換対象商品リスト、及
びポイント交換申込みフォームをポイント管理情報デー
タベース30から取り出し、適宜なデータ形式で情報端
末50へ送信する。
【0027】なお、ポイント交換申込みフォーム画面の
一例としては、図4のに示すように、まず、上段一行
目に前月までの積算ポイント(0ポイント)が表示さ
れ、その二行目に今月の付与ポイント(100ポイン
ト)が表示され、リアルタイムの交換可能ポイントが表
示される。合わせて、図4のに示すように、ポイント
交換商品とその交換に必要なポイント(交換率)のリス
トが表示される。例えば、ガソリン1リッターは利用金
額の10円割引減額で10ポイント必要で、また、ハン
バーガーは1個50ポイントで交換できる。会員は、こ
れら交換可能ポイントとポイント交換リストを対照し、
交換希望商品を選択入力する。例えば、図4のの中段
に示すように、交換希望商品として、ハンバーガーのL
サイズを1個選択入力し、9月の利用分として申請する
のである。このハンバーガー1個の交換ポイントは50
であるため、元々蓄積していた100ポイントからその
50ポイントを引いた50ポイントが残高ポイントとな
る。
【0028】ポイント交換アイテムリスト並びにポイン
ト交換申込みフォームを受信した情報端末50は、これ
らをディスプレイに表示して会員が閲覧可能とする。こ
れを見た会員は、希望する交換対象商品を初め、必要事
項をポイント交換申込みフォーム上で入力し、サーバ4
0へ返信する。これを受け取ったサーバ40は、申し込
まれた希望商品に必要なポイント数が交換可能な総ポイ
ント数を越えていないか否か等の確認を行う。この確認
で問題が無ければ、ポイント交換申込み受領の旨を情報
端末50へ通知し、受け付けた交換希望対象商品をカー
ドID毎に対応付けてポイント管理情報データベース3
0に記録する。
【0029】このポイント交換アイテムの豊富さが本発
明の特徴の一つである。すなわち、交換対象は、クレジ
ットカードで利用可能な商品等にまで豊富に適宜幅広く
設定できるのである。例えば、カー用品等特定種類の商
品群や、コンビニなど特定の企業と提携して、そこの取
扱店舗の商品をポイント交換の対象としてもよい。ある
いは、カード会社若しくは特定の提携先の運営するカー
ド決済可能な電子モールでの取扱商品としても良い。
【0030】そして、会員は、申し込んだポイント交換
アイテムが特典として減額決済されることが、クレジッ
トカードを利用して該当のアイテムを購入する動機付け
となるのである。なお、ポイント申込みの期間は、例え
ば図1の”ポイント選択期間”に示すように、翌年3月
並びに4月の2ヶ月間とする。
【0031】<申込みポイント交換対象とカード利用対
象との照合>ポイント交換希望の申込みの受け付け処理
を実行完了後、会員への請求書発行処理に先立ち、会員
マスターデータベース(カード利用情報データベース)
のクレジットカード利用情報と、ポイント管理情報デー
タベースの前記ポイント交換希望対象と対照し、クレジ
ットカードで利用されたアイテムのうちで、ポイント交
換申込みを受けたものが含まれているか否かの判別処理
を各カードID毎に実行する。
【0032】<特典ポイント交換として減額した請求金
額の算出>前記の判別処理の結果、ポイント交換の申込
み対象となる商品やサービスが含まれている場合には、
カード利用情報データベースから請求対象となる会員の
利用金額情報を取得するとともに、サーバに付属のデー
タベースに記録された所定のポイント交換テーブルを参
照する。この交換テーブルに基づき、会員の購入した商
品等の各利用金額について、前記ポイント交換希望対象
に相当する金額を相殺して減額することで、該当の会員
宛の請求金額を算出する処理を実行する。そして、算出
された請求金額に基づき、請求書を発行する。このポイ
ント交換の減額率は商品毎に異なるようにも設定でき
る。
【0033】クレジット会社は、会員がカード利用する
各加盟店と、ポイント交換の減額率について各取扱商品
毎に契約を結んでおく。例えば、図5の請求書の一例に
示すように、クレジット会社と契約した特定ブランドの
ガソリンについては、ポイント交換減額率を1リッター
に対し、10ポイント当たり10円の減額率とする。売
値が115円の場合、105円でカード決済ができるよ
うにする。このガソリンをカードで100リッター購入
すると、請求は1000円分減額相殺され、1000ポ
イント減算されることになる。この例では、分かりやす
く、10ポイント単位で10円としたポイント交換率と
したが、適宜、商品別や期間別に同交換率を変更可能で
ある。また、クレジット会社と契約した特定ブランドの
ハンバーガーについては、50ポイント当たりハンバー
ガー1個の交換率とする。つまり、ポイント交換の対象
を通貨ではなく、特定の物品とした事例である。ハンバ
ーガーは、カード利用時においては1個当たり52円で
あり、1個カードで購入すると50ポイントと引き換え
に無料でもらえることとなる。この場合は、特典ポイン
ト交換としての支払額の減額相殺金額が商品の売値その
ものであり、カード利用時に特典プレゼントを貰う事例
である。
【0034】この会員は、前月までの残高ポイントは1
500ポイントであり、当月の使用ポイントは1050
ポイントであるとともに、請求合計金額は¥31,50
0円であることから、100円当たりの1ポイントのポ
イント付与率として315ポイント得られ、当月の繰り
越し(残高)ポイントは765ポイント(1500−1
050+315)になる。なお、この利用金額に対する
ポイント付与率は、請求合計金額に対してだけでなく、
適宜、商品別や期間別に同交換率を変更可能である。ま
た、図1に示すように、ポイント交換の期間は例えば、
翌年4月〜6月の3ヶ月間としてもよい。
【0035】以上説明したように、クレジットカードの
ポイントを自社ブランド独自の通貨の如く利用可能とな
る。
【0036】以上、説明した実施の形態は、あくまで一
例に過ぎず、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲内で適宜
設計変更可能である。
【0037】
【発明の効果】クレジットカードを加盟店舗等で利用す
る行為自体がポイント交換して特典を受けることにな
り、自社ブランドのクレジットカードの利用意欲を格段
に向上させ、同カードのマーケットシェアの拡大が図れ
る。
【0038】すなわち、ポイントの交換対象の種類をク
レジットカード利用可能商品にまで大幅に拡大すること
ができる。加えて、ポイント交換対象が、カード利用金
額の相殺減額サービスであるため、カードを利用すると
安く商品を購入したりサービスを利用できる。このた
め、会員のクレジットカードの利用意欲を格段に喚起す
ることができる。したがって、他のブランドのクレジッ
トカードとの差別化、自社カードの新規会員の増加およ
び利用促進を図り、そのシェアを拡大することができ
る。
【0039】また、自社カード会社自身が取り扱う自社
ブランド製品をポイント交換対象とすれば、その販売を
促進して競合製品に対する差別化が図れ、そのシェア拡
大を可能せしめる。
【0040】さらにポイント交換対象に関し、他の企業
と提携して割引契約の対象とした商品をポイント交換対
象とすれば、その販売促進に繋がり、元締めとなる運営
クレジット会社へのバックマージン利益が得られる。
【0041】加えて、クレジットカードを利用すること
でポイント交換を受けること自体が、同時にポイントを
得ることにもなる。更にクレジットカードの利用意欲を
格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るポイント交換の仕組みを端的に示
す概要図である。
【図2】本発明に係る特典ポイントを交換する手順を示
すフローチャートである。
【図3】本発明に係るポイント交換システムの概略ブロ
ック図である。
【図4】本発明に係るポイント交換申込みフォーム画面
例およびポイント交換商品リスト画面例を示す図であ
る。
【図5】本発明に係るクレジットカード利用請求書のフ
ォーム例及びポイント利用報告例を示す図である。
【符号の説明】
10 特典ポイント交換システム 20 会員マスターデータベース(カード利用情報デー
タベース) 30 ポイント管理情報データベース 40 インターネット 50 情報端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 一典 東京都港区台場2丁目3番2号 昭和シェ ル石油株式会社内 Fターム(参考) 3E042 CC03 CC04 EA01 5B049 CC00 5B055 CB00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クレジットカードの特典ポイントを管理
    する情報処理システムにおけるクレジットカードの特典
    ポイント交換方法であって、当該システムは、会員がク
    レジットカードで利用した商品等や利用金額等のカード
    利用情報を記憶するカード利用情報データベースと、前
    記会員のクレジットカード利用金額等に応じて獲得した
    特典ポイント等のポイント情報を記憶するポイント管理
    情報データベースとを備えており、次のステップ(1)
    〜(3)を有することを特徴とするクレジットカードの
    特典ポイント交換方法。 (1)前記クレジットカードの前記会員によって選択さ
    れた前記ポイントの交換希望対象のデータ入力を受け付
    け、前記カードIDに対応付けて前記ポイント管理情報
    データベースに記録する。 (2)前記カード利用情報データベースの前記クレジッ
    トカード利用情報と、前記ポイント管理情報データベー
    スの前記ポイント交換希望対象とを対照し、前記クレジ
    ットカードで利用された前記商品等のうちで、当該ポイ
    ント交換希望対象が含まれているか否かの判別処理を前
    記各カードID別に実行する。 (3)前記判別処理の結果、前記ポイント交換希望対象
    が含まれている場合には、所定のポイント交換率に基づ
    き、当該ポイント交換希望対象の前記利用金額を減額す
    ることで、該当の会員の請求金額を算出する処理を実行
    する。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の特典ポイント交換方法
    であって、前記ポイント交換率に基づく前記ポイント交
    換希望対象の前記減額の度合いはその利用金額に等しい
    ことを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の特典ポイント
    交換方法であって、前記ポイント交換希望対象は前記ク
    レジットカードで利用可能な商品やサービスであること
    を特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の特典
    ポイント交換方法であって、前記交換希望対象は、前記
    クレジットカード会社と提携した加盟店の特定の取扱商
    品やサービスであることを特徴とする。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の特典
    ポイント交換方法であって、前記ポイント交換率は前記
    交換希望対象に応じて異なることを特徴とする。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の特典
    ポイント交換方法であって、前記情報処理システムはサ
    ーバー機能を有し、会員の利用する情報端末と適宜な通
    信網を通じて接続し、前記会員によって選択された前記
    ポイントの前記交換希望対象の前記データ入力を受け付
    けることを特徴とする。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の特典
    ポイント交換方法であって、前記カード利用情報データ
    ベースは前記ポイント管理情報データベースの機能を含
    むことを特徴とする。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載のクレ
    ジットカードの特典ポイント交換方法を実施するための
    コンピュータシステムであって、会員がクレジットカー
    ドで利用した商品等や利用金額等のカード利用情報を記
    憶するカード利用情報データベースと、前記会員の前記
    利用金額等に応じて獲得した特典ポイント等の会員別ポ
    イント情報を記憶するポイント管理情報データベースと
    を備えており、次の手段(A)〜(C)を有することを
    特徴とするクレジットカードの特典ポイント交換システ
    ム。 (A)前記クレジットカードの会員によって選択された
    前記ポイントの交換希望対象のデータ入力を受け付け、
    前記カードIDに対応付けて前記ポイント管理情報デー
    タベースに記録する手段。 (B)前記カード利用情報データベースの前記クレジッ
    トカード利用情報と、前記ポイント管理情報データベー
    スの前記ポイント交換希望対象とを対照し、前記クレジ
    ットカードで利用された前記商品等のうちで、当該ポイ
    ント交換希望対象が含まれているか否かの判別処理を前
    記各カードID別に実行する手段。 (C)前記判別処理の結果、前記ポイント交換希望対象
    が含まれている場合には、所定のポイント交換率に基づ
    き、当該ポイント交換希望対象の前記利用金額を減額す
    ることで、該当の会員の請求金額を算出する処理を実行
    する手段。
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