JP2006244201A - 金銭的特典情報返還システム、サーバ、クライアント及び金銭的特典情報返還プログラム - Google Patents

金銭的特典情報返還システム、サーバ、クライアント及び金銭的特典情報返還プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 顧客の意思を反映した金銭的特典情報の返還を行うことのできる金銭的特典情報返還システム、サーバ、クライアント及び金銭的特典情報返還プログラムを提供する。
【解決手段】 アンケート調査会社が有する管理コンピュータ12は、顧客に対してアンケートを行う。サービス会社が有するコンピュータ15は、顧客が外部端末13を介して回答したアンケートに対する金銭的特典情報の返還として、アンケートの種類に応じて予め定められた割引金額を顧客の指定したサービス会社の使用料金から割引いた割引済金額を算出する。管理コンピュータ12は、この割引金額に対応する電子マネーをコンピュータ15に送信する。そして、サービス会社は、割引済金額をそのサービス会社の提供したサービスの使用料金として、顧客に請求する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金銭的特典情報返還システム、サーバ、クライアント及び金銭的特典情報返還プログラムに関する。
従来、調査会社によるアンケート調査は、アンケート用紙の郵送や電話等により行われ、その調査に対する謝礼は図書券や割引券等の送付やアンケート回答者の口座への振込によって行っていたが、この謝礼の送付や振込に手間を要していた。また、謝礼は少額であることが多いため、謝礼の金額に対する郵送費用や振込手数料の割合が大きく、非効率的であった。
そこで、携帯電話等の端末を用いてアンケート調査に回答した場合に、その回答に対する謝礼に該当する金額(以下、割引金額という)を、その端末の通信料金から割引くシステムがあった(例えば、特許文献1)。このシステムは、アンケート調査会社の回答収集システム、銀行のシステム、割引情報管理サーバ、端末の通信料金の管理を行う料金システムを備えている。まず、回答収集システムがアンケート調査に対して回答を行った端末の通信料金の割引要請を割引情報管理サーバに送信し、アンケート会社が銀行に割引金額の振込を行うと、銀行のシステムから割引情報管理サーバにその振込済みの割引金額が送信される。割引情報管理サーバは、回答収集システムからの割引要請があり、かつ、銀行に割引金額の振込があったとき、料金システムに割引金額とアンケート調査に対して回答を行った端末の識別情報を送信する。そして、料金システムは、その識別情報に対応する端末の通信料金から割引金額を割り引く。
特開2002−252729号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムでは、割引金額は端末の通信料金から割り引かれると予め定められており、顧客の意思が反映されることがなかった。すなわち、携帯電話等の端末以外にも、電気やガス等のように、顧客が他に定期的に使用料金を支払っているサービスがあり、顧客が端末以外のサービスの使用料金から割引金額が割り引かれることを希望したとしても、常に端末の通信料金から割引金額が割り引かれていた。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、その目的は、顧客の意思を反映した金銭的特典情報の返還を行うことのできる金銭的特典情報返還システム、サーバ、クライアント及び金銭的特典情報返還プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、本発明の金銭的特典情報返還システムは、顧客から情報の収集を行うサーバと、前記顧客にサービスを提供する複数のサービス会社がそれぞれ有するクライアントと、前記顧客の所有する外部端末とがネットワークを介して接続される金銭的特典情報返還システムであって、前記外部端末は、前記顧客によって前記情報の入力が可能な情報入力手段と、前記顧客によって、前記複数のサービス会社から任意のサービス会社を対象会社として選択することが可能な選択手段と、前記顧客の識別情報を第1顧客識別情報として入力可能な第1顧客識別情報入力手段と、前記対象会社の識別情報を前記顧客の第1顧客識別情報と共に前記サーバに送信する送信手段とを備え、前記サーバは、前記サービス会社の識別情報と前記クライアントとを対応付けてサービス会社情報記
憶部に登録するサービス会社情報登録手段と、前記対象会社の識別情報に対応したクライアントを前記サービス会社情報記憶部から検索する識別情報検索手段と、前記情報に対する金銭的特典情報を割引金額として前記対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信する割引金額送信手段とを備え、前記クライアントは、前記サービスの使用料金を前記第1顧客識別情報毎に使用料金記憶部に登録する使用料金登録手段と、前記割引金額を前記第1顧客識別情報毎に第1割引金額記憶部に登録する第1割引金額登録手段と、前記使用料金から前記割引金額を割り引いて割引済金額を算出する算出手段と、前記割引済金額を前記使用料金記憶部に登録する割引済金額登録手段とを備えた。
この発明によれば、外部端末の情報入力手段を介して顧客が情報を入力し、選択手段が、複数のサービス会社から任意のサービス会社を対象会社として選択し、送信手段が対象会社の識別情報を第1顧客識別情報入力手段を介して入力された第1顧客識別情報と共にサーバに送信する。そして、サーバの識別情報検索手段がサービス会社情報記憶部から検索した対象会社の識別情報に対応したクライアントに、割引金額送信手段が、情報に対する金銭的特典情報を割引金額として送信する。クライアントの算出手段が第1顧客識別情報毎に登録された使用料金から前記割引金額を割り引いて割引済金額を算出し、割引済金額登録手段が割引済金額を前記使用料金記憶部に登録する。この結果、顧客の選択したサービス会社の使用料金から情報に対する金銭的特典情報を割り引くことができる。従って、顧客の意思を反映した金銭的特典情報の返還を行うことができる。
本発明の金銭的特典情報返還システムであって、前記サーバが、前記情報に応じて複数の金銭的特典情報をそれぞれ金銭的特典情報記憶部に登録する金銭的特典情報登録手段と、前記情報に応じて前記複数の金銭的特典情報から1つの金銭的特典情報を選択する割引金額選択手段とをさらに備えた。
この発明によれば、情報に応じて複数の金銭的特典情報をそれぞれ金銭的特典情報記憶部に登録し、割引金額選択手段は、情報に応じて複数の金銭的特典情報から1つの金銭的特典情報を選択する。この結果、情報に対する金銭的特典情報を決定する際に、金銭的特典情報記憶部に記憶された複数の金銭的特典情報から1つを選択すればよいので、簡単に顧客の意思を反映した金銭的特典情報の返還を行うことができる。
本発明の金銭的特典情報返還システムであって、前記サーバが、所定の額の電子通貨を電子通貨記憶部に登録する電子通貨登録手段と、前記割引金額に対応する電子通貨を前記電子通貨記憶部から読み出す読出手段と、前記読出手段が読み出した電子通貨を前記対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信する電子通貨送信手段とをさらに備えた。
この発明によれば、電子通貨送信手段は、読出手段が電子通貨記憶部から読み出した割引金額に対応する電子通貨を対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信するので、金銭的特典情報を電子通貨によって送信することができる。従って、例えば、金銭的特典情報を郵送するときや顧客の口座へ振り込むときと比較して、金銭的特典情報の返還に要する手数料や時間を低減することができる。
本発明の金銭的特典情報返還システムであって、前記サーバは、顧客にサービスを提供する複数のサービス会社がそれぞれ有するクライアントとネットワークを介して接続される第1サーバと、前記第1サーバ及び前記顧客の所有する外部端末とネットワークを介して接続される第2サーバとを備え、前記第2サーバは、前記顧客に第2顧客識別情報を付与する識別情報付与手段と、前記情報に対する金銭的特典情報を割引金額として前記第2顧客識別情報と共に前記第1サーバに送信する第1送信手段を備え、前記外部端末は、前記顧客により前記第2顧客識別情報の入力が可能な第2顧客情報入力手段と、前記第1顧客識別情報及び前記第2顧客識別情報を前記第1サーバに送信する顧客情報送信手段とを
さらに備え、前記第1サーバは、前記第2サーバから送信された割引金額を前記第2サーバから送信された第2顧客識別情報毎に第2割引金額記憶部に登録する第2割引金額登録手段と、前記外部端末から送信された第2顧客識別情報に対応する割引金額があるか否かを前記割引金額記憶部から検索する検索手段と、前記検索手段が検索した割引金額を前記対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信する割引金額送信手段とを備えた。
この発明によれば、第2サーバの第1送信手段は、情報に対する金銭的特典情報を割引金額として、識別情報付与手段が付与した第2顧客識別情報と共に第1サーバに送信し、外部端末が顧客により入力された第2顧客識別情報及び第1顧客識別情報を第1サーバに送信する。第1サーバの検索手段が、外部端末から送信された第2顧客識別情報に対応する割引金額を割引金額記憶部から検索したとき、割引金額送信手段が、検索手段が検索した割引金額を外部端末から送信された対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信する。この結果、例えば、第2サーバが顧客から情報を得るための処理のみを行うサーバであっても、第1サーバによって金銭的特典情報の返還を行うことができる。従って、既存の設備を生かしながらも顧客の意思を反映した金銭的特典情報の返還を行うことができる。
本発明のサーバは、顧客にサービスを提供する複数のサービス会社がそれぞれ有するクライアント及び前記顧客の所有する外部端末とネットワークを介して接続可能な、前記顧客から情報の収集を行うサーバであって、前記サービス会社の識別情報と前記クライアントとを対応付けてサービス会社情報記憶部に登録するサービス会社情報登録手段と、前記外部端末から送信された対象会社の識別情報に対応したクライアントを前記サービス会社情報記憶部から検索する識別情報検索手段と、前記外部端末から送信された情報に対する金銭的特典情報を割引金額として前記対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信可能とする割引金額送信手段とを備えた。
この発明によれば、割引金額送信手段は、外部端末から送信された情報に対する金銭的特典情報を割引金額として外部端末から送信された対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信可能とする。この結果、顧客の選択したサービス会社の提供するサービスの使用料金から顧客の提供した情報に対する金銭的特典情報を割り引くことができる。従って、顧客の意思を反映した金銭的特典情報の返還を行うことができる。
本発明のサーバであって、前記情報に応じて複数の金銭的特典情報をそれぞれ金銭的特典情報記憶部に登録する金銭的特典情報登録手段と、前記情報に応じて前記複数の金銭的特典情報から1つの金銭的特典情報を選択する割引金額選択手段とをさらに備えた。
この発明によれば、情報に応じて複数の金銭的特典情報をそれぞれ金銭的特典情報記憶部に登録し、割引金額選択手段は、情報に応じて複数の金銭的特典情報から1つの金銭的特典情報を選択する。この結果、情報に対する金銭的特典情報を決定する際に、金銭的特典情報記憶部に記憶された複数の金銭的特典情報から1つを選択すればよいので、簡単に情報に対する金銭的特典情報の返還を行うことができる。
本発明のサーバであって、所定の額の電子通貨を電子通貨記憶部に登録する電子通貨登録手段と、前記割引金額に対応する電子通貨を前記電子通貨記憶部から読み出す読出手段と、前記読出手段が読み出した電子通貨を前記対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信可能とする電子通貨送信手段とをさらに備えた。
この発明によれば、電子通貨送信手段は、読出手段が電子通貨記憶部から読み出した割引金額に対応する電子通貨を対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信可能とするので、金銭的特典情報を電子通貨にて送信可能とすることができる。従って、例えば、
金銭的特典情報を郵送するときや顧客の口座へ振り込むときと比較して、金銭的特典情報の返還に要する手数料や時間を低減することができる。
本発明のサーバであって、顧客にサービスを提供する複数のサービス会社がそれぞれ有するクライアントとネットワークを介して接続可能な第1サーバと、前記第1サーバ及び前記顧客の所有する外部端末とネットワークを介して接続可能な第2サーバとを備え、前記第2サーバは、前記顧客に第2顧客識別情報を付与する識別情報付与手段と、前記情報に対する金銭的特典情報を割引金額として前記第2顧客識別情報と共に前記第1サーバに送信する第1送信手段を備え、前記第1サーバは、前記第2サーバから送信された割引金額を前記第2サーバから送信された第2顧客識別情報毎に第2割引金額記憶部に登録する第2割引金額登録手段と、前記外部端末から送信された第2顧客識別情報に対応する割引金額があるか否かを前記割引金額記憶部から検索する検索手段と、前記検索手段が検索した割引金額を前記外部端末から送信された対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信可能にする割引金額送信手段とを備えた。
この発明によれば、第2サーバの第1送信手段は、情報に対する金銭的特典情報を割引金額として、識別情報付与手段が付与した第2顧客識別情報と共に第1サーバに送信する。そして、第1サーバの検索手段が外部端末から送信された第2顧客識別情報に対応する割引金額を割引金額記憶部から検索したとき、割引金額送信手段が、検索手段が検索した割引金額を外部端末から送信された対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信可能にする。この結果、例えば、第2サーバが顧客から情報を得るための処理のみを行うサーバであっても、第1サーバによって金銭的特典情報の返還を行うことができる。従って、既存の設備を生かしながらも顧客の意思を反映した金銭的特典情報の返還を行うことができる。
本発明のサーバであって、前記第2サーバは、前記情報に応じて複数の金銭的特典情報をそれぞれ金銭的特典情報記憶部に登録する金銭的特典情報登録手段と、前記情報に応じて前記複数の金銭的特典情報から1つの金銭的特典情報を選択する割引金額選択手段とをさらに備えた。
この発明によれば、第2サーバは、情報に応じて複数の金銭的特典情報をそれぞれ金銭的特典情報記憶部に登録し、割引金額選択手段は、情報に応じて複数の金銭的特典情報から1つの金銭的特典情報を割引金額として選択する。この結果、情報に対する金銭的特典情報を決定する際に、金銭的特典情報記憶部に記憶された複数の金銭的特典情報から1つを選択すればよいので、簡単に顧客の意思を反映した金銭的特典情報の返還を行うことができる。
本発明のサーバであって、前記第2サーバが、所定の額の電子通貨を第1電子通貨記憶部に登録する第1電子通貨登録手段と、前記割引金額に対応する電子通貨を前記第1電子通貨記憶部から読み出す第1読出手段と、前記第1読出手段が読み出した電子通貨を前記第1サーバに送信可能とする第1電子通貨送信手段とをさらに備えた。
この発明によれば、第2サーバの第1読出手段が第1電子通貨記憶部から読み出した割引金額に対応する電子通貨を、第1電子通貨送信手段が第1サーバに送信可能とする。従って、例えば、金銭的特典情報を郵送や口座への振込によって送信するときと比較して、金銭的特典情報の送信に要する手数料や手間を低減することができる。
本発明のサーバであって、前記第1サーバが、前記割引金額に対応する電子通貨の送信を前記第2サーバに要求する送信要求手段と、前記送信要求により送信された前記電子通貨を第2電子通貨記憶部に登録する第2電子通貨登録手段とをさらに備えた。
この発明によれば、第1サーバの送信要求手段が割引金額に対応する電子通貨の送信を第2サーバに要求することにより送信された電子通貨を第1サーバの第2電子通貨記憶部に登録する。この結果、例えば、第2サーバが割引金額と共に電子通貨を第1サーバに送信するときのように、顧客が第1サーバにアクセスせず、結果的に顧客に返還されなかった金銭的特典情報に相当する額の電子通貨が第1サーバに登録されることがない。従って、不要な電子通貨の送受信を低減することができる。
本発明のクライアントは、顧客から情報の収集を行うサーバとネットワークを介して接続可能であって、顧客にサービスを提供する複数のサービス会社がそれぞれ有するクライアントであって、前記サービスの使用料金を前記顧客の識別情報である第1顧客識別情報毎に使用料金記憶部に登録する使用料金登録手段と、前記サーバから送信された割引金額を前記第1顧客識別情報毎に第1割引金額記憶部に登録する第1割引金額登録手段と、前記使用料金から前記割引金額を割り引いて割引済金額を算出する算出手段と、前記割引済金額を前記使用料金記憶部に登録する割引済金額登録手段と、前記サーバから送信された前記割引金額に対応する電子通貨を第3電子通貨記憶部に登録する第3電子通貨登録手段とを備えた。
この発明によれば、算出手段が、第1顧客識別情報毎に使用料金記憶部に登録した使用料金から第1割引金額記憶部に第1顧客識別情報毎に登録された割引金額を割り引いて算出した割引済金額を、割引済金額登録手段が使用料金記憶部に登録し、第3電子通貨登録手段がサーバから送信された割引金額に対応する電子通貨を第3電子通貨記憶部に登録する。従って、サービス会社は顧客に対する使用料金の請求の方法を変えることなく、顧客に対して金銭的特典情報の返還を行うことができる。
本発明の金銭的特典情報返還プログラムは、顧客にサービスを提供する複数のサービス会社がそれぞれ有するクライアント及び前記顧客の所有する外部端末とネットワークを介して接続可能な、前記顧客から情報の収集を行うサーバを、前記外部端末から送信された情報に応じて複数の金銭的特典情報をそれぞれ金銭的特典情報記憶部に登録する金銭的特典情報登録手段と、前記情報に応じて前記複数の金銭的特典情報から1つの金銭的特典情報を選択する割引金額選択手段と、前記サービス会社の識別情報と前記クライアントとを対応付けてサービス会社情報記憶部に登録するサービス会社情報登録手段と、前記対象会社の識別情報に対応したクライアントを前記サービス会社情報記憶部から検索する識別情報検索手段と、前記情報に対する金銭的特典情報を割引金額として前記外部端末から送信された対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信する割引金額送信手段と、所定の額の電子通貨を電子通貨記憶部に登録する電子通貨登録手段と、前記割引金額に対応する電子通貨を前記電子通貨記憶部から読み出す読出手段と、前記読出手段が読み出した電子通貨を前記対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信可能とする電子通貨送信手段として機能させる。
この発明によれば、割引金額送信手段が外部端末から送信された情報に対する金銭的特典情報を割引金額として外部端末から送信された対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信する。電子通貨送信手段は、読出手段が電子通貨記憶部から読み出した割引金額に対応する電子通貨を対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信する。この結果、顧客の選択したサービス会社の提供するサービスの使用料金から顧客の提供した情報に対する金銭的特典情報を割り引くことができる。また、金銭的特典情報を電子通貨にて送信するため、例えば、郵送や顧客の口座へ金銭的特典情報を送信するときと比較して、送信に要する手数料や時間を低減することができる。従って、顧客の意思を反映した金銭的特典情報の返還を効率良く行うことができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図8に従って説明する。本実施形態では、金銭的特典情報返還システムを、アンケート調査会社が、アンケートに回答した顧客に対して、電気、ガス、水道、通信販売等のサービスをそれぞれ提供するサービス会社の使用料金からアンケート調査の謝礼分の金額(以下、金銭的特典情報という)を割り引くときに具体化した場合について説明する。
図1に示すように、管理サーバ11は、金銭的特典情報に関する各種情報の送受信及び各記憶部に格納されるデータの読み出し、書き込み等を行う管理コンピュータ12を有する。管理コンピュータ12は、ネットワークIを介して複数の外部端末13に接続されている。管理サーバ11は、アンケート調査会社が所有するサーバである。外部端末13は、複数の顧客がそれぞれ所有する携帯電話等の携帯端末である。尚、ネットワークIは、インターネット等である。また、管理コンピュータ12は、ネットワークIを介して複数のクライアントとしてのコンピュータ15(第1コンピュータ15a、第2コンピュータ15b、第3コンピュータ15c、第4コンピュータ15d)とそれぞれ接続されている。これらコンピュータ15は、管理コンピュータ12を有するアンケート調査会社と予め提携している運輸・通信・水道・ガス・電気などの公共の設備を提供するサービス会社や通信販売等のサービス会社であって、顧客に対して毎月所定の金額を使用料金として請求するサービス会社の有するコンピュータである。本実施形態では、例えば、第1コンピュータ15aは電力会社、第2コンピュータ15bはガス会社、第3コンピュータ15cは水道局、第4コンピュータ15dは通信販売会社の有するコンピュータであるとする。
管理コンピュータ12は、図示しないCPU等の制御部、RAM及びROM等の記憶部、及び通信手段等を備えている。この管理コンピュータ12は、ROMに記憶された各種プログラムに従って、外部端末13及びコンピュータ15と各種データの送受信を行う。また、管理コンピュータ12は、ROMに記憶された貨幣価値データの管理を行うソフトウェアに従って、ネットワークIを通じて電子通貨としての電子マネーによる決済を行う。ここで、電子マネーとは、貨幣価値をデジタルデータで表現したものである。すなわち、本実施形態では、この管理コンピュータ12(管理サーバ11)が、サービス会社情報登録手段、識別情報検索手段、割引金額送信手段、金銭的特典情報登録手段、割引金額選択手段、電子通貨登録手段、読出手段、電子通貨送信手段等として機能する。
外部端末13は、本実施形態では携帯電話の機能を有し、顧客が所有する外部端末である。外部端末13は表示部Dを備えており、その表示部Dは、画像を表示するLCD等であって、その表示部D上に管理コンピュータ12から送信されたアンケート等を表示する画面が出力表示される。また、外部端末13は、操作ボタンK等の入力手段を備えており、情報としてのアンケートの回答や金銭的特典情報を返還するためのサービス会社の選択等の各種データの送受信を行うための各種操作信号をこの入力手段を介して外部端末13に入力する。そして、アンケートの回答やサービス会社の選択等に関する情報の授受が、この外部端末13と管理コンピュータ12との間でネットワークIを介して行われる。すなわち、本実施形態では、この外部端末13が、情報入力手段、選択手段、第1顧客識別情報入力手段、送信手段等として機能する。
図2に示すように、コンピュータ15は、CPU17等の制御部、RAM18及びROM19等の記憶部、及び通信手段(図示しない)等を備えている。このコンピュータ15は、ROM19に記憶された各種プログラムに従って、管理コンピュータ12との間で各種データの送受信を行う。また、コンピュータ15は、管理コンピュータ12との間で、同様に、ROM19に記憶された貨幣価値データの管理を行うソフトウェアに従って、ネットワークIを通じて電子マネーによる決済を行う。すなわち、本実施形態では、このコ
ンピュータ15が、使用料金登録手段、第1割引金額登録手段、算出手段、割引済金額登録手段、第3電子通貨登録手段等として機能する。なお、本実施形態では、第1〜第4コンピュータ15a〜15dは全て同じ構成であるので、説明の便宜上、コンピュータ15として説明する。
また、コンピュータ15は、第1割引金額記憶部としての割引金額記憶部21、第3電子通貨記憶部としての電子マネー記憶部23及び使用料金記憶部24を備えている。割引金額記憶部21には、割引金額情報21aが登録されている。割引金額情報21aは、第1顧客識別情報としての顧客識別情報25及び割引金額29を備えている。顧客識別情報25は、顧客毎に与えられる固有の識別番号であって、本実施形態では、顧客と各サービス会社がそれぞれ契約する際に定められたものとする。すなわち、顧客毎に、電力会社に対しての顧客識別情報、ガス会社に対しての顧客識別情報、水道局に対しての顧客識別情報、通信販売会社に対しての顧客識別情報がそれぞれ定められている。割引金額29は、顧客(外部端末13)が回答したアンケートに対する謝礼の金額であって、管理コンピュータ12から送信されて顧客識別情報25毎に登録されている。また、その割引金額29に対応する額の電子マネーが管理コンピュータ12から送信されて、電子マネー記憶部23に登録される。
使用料金記憶部24には、顧客識別情報25毎に使用料金情報24aが登録されている。使用料金情報24aは、顧客識別情報25、使用料金27、割引済金額28を備えている。使用料金27は、サービス会社の提供するサービスを顧客が1カ月間使用したときの使用料金である。割引済金額28は、使用料金27から割引金額29を割り引いた金額であって、各サービス会社は、この割引済金額28を1カ月間の使用料金として顧客に請求する。
管理サーバ11は、図1に示すように、金銭的特典情報記憶部31、サービス会社情報記憶部33、電子通貨記憶部としての電子マネー記憶部35を備えている。
図3に示すように、金銭的特典情報記憶部31には、第1特典額41、第2特典額42、第3特典額43が登録されている。第1〜第3特典額41〜43はアンケートに回答した顧客に対する謝礼金額であって、アンケートの種類に応じて予め金額が定められている。すなわち、本実施形態では、質問数が少なく、顧客の負担が少ないアンケートに対しては第1特典額41として例えば100円が、その次に質問数が多く、顧客の負担が多いアンケートに対しては第2特典額42として例えば500円が定められている。また、本実施形態では、質問数が最も多く、顧客の負担が最も多いアンケートに対しては第3特典額43として例えば1000円が定められている。そして、アンケートの種類に応じてこれら第1〜第3特典額41〜43のいずれかが管理コンピュータ12によって選択される。
図4に示すように、サービス会社情報記憶部33には、第1識別情報51、第2識別情報52、第3識別情報53、第4識別情報54が備えられている。これら対象会社の識別情報としての第1〜第4識別情報51〜54は、それぞれ、サービス会社毎に与えられる固有の識別番号であって、管理コンピュータ12に接続されている第1〜第4コンピュータ15a〜15dの識別情報が登録されている。すなわち、第1識別情報51には、電力会社が有する第1コンピュータ15aの識別情報が登録され、第2識別情報52には、ガス会社が有する第2コンピュータ15bの識別情報が登録されている。また、第3識別情報53には、水道局が有する第3コンピュータ15cの識別情報が登録され、第4識別情報54には、通信販売会社が有する第4コンピュータ15dの識別情報が登録されている。また、図1に示すように、電子マネー記憶部35には、所定の金額に対応した貨幣価値データの電子マネーが予め記憶されている。
次に、外部端末13の表示部Dに表示される表示画面について、図5〜図7に従って説
明する。表示画面には回答画面E1(図5参照)、選択画面P1(図6参照)、結果画面E2(図7参照)の3種類がある。
図5に示すように、回答画面E1は、管理コンピュータ12から送信されたアンケートに回答する画面であって、顧客にアンケートの回答を促す。なお、本実施形態では、顧客が外部端末13を介してアンケート調査会社のアンケート調査用のサイトにアクセスし、その結果、管理コンピュータ12から外部端末13に回答画面E1のデータが送信され、表示部Dに回答画面E1が表示されているものとする。顧客は、5問の質問に対してそれぞれYES,NOの2つの選択肢の中から1つを選択し、その選択した選択肢のチェックボックスCB1を操作ボタンKのボタン操作によってチェックする。このとき、チェックされたチェックボックスCB1は反転して表示される。顧客は、チェックボックスCB1のチェックが終了すると、送信ボタンSBをクリックする。これにより、外部端末13は、5問の質問に対する回答のデータを管理コンピュータ12に送信する。本実施形態では、これにより、顧客がアンケートに回答したことになる。
外部端末13が回答のデータを送信すると、管理コンピュータ12から、図6に示すように、選択画面P1が送信される。選択画面P1は、顧客が回答したアンケートに対する割引金額をどのサービス会社の使用料金から割り引くかを顧客に選択させる画面である。この選択画面P1において、電力会社、ガス会社、水道局、通信販売会社のそれぞれに対応したチェックボックスCB2が、それぞれ第1〜第4識別情報51〜54に対応づけられている。そして、顧客が、電力会社、ガス会社、水道局、通信販売会社のそれぞれに対応したチェックボックスCB2を操作ボタンKの操作によりクリックすることによって、いずれかのサービス会社が選択される。本実施形態では、電力会社が選択されたとする。そして、顧客は、その選択された電力会社における顧客識別情報25をテキストボックスTBに操作ボタンKのボタン操作によって入力し、送信ボタンSBをクリックする。これにより、外部端末13は、選択されたサービス会社(電力会社)の識別情報(第1識別情報51)と顧客識別情報25を管理コンピュータ12に送信する。本実施形態では、この操作により、顧客が金銭的特典情報の返還対象とするサービス会社(対象会社)を選択したことになる。
外部端末13から第1識別情報51及び顧客識別情報25が送信されると、図7に示すように、管理コンピュータ12から結果画面E2が送信される。結果画面E2は、顧客が選択画面P1において選択したサービス会社の社名と、割引金額を表示する画面である。割引金額には、顧客が回答したアンケートの種類に応じて、管理コンピュータ12が金銭的特典情報記憶部31から選択した第1〜第3特典額41〜43のいずれかが表示される。本実施形態では、顧客が回答したアンケートが回答数の少ないものであり、その謝礼として管理コンピュータ12によって第1特典額41(ここでは、100円)が選択されたとする。本実施形態では、これにより、管理コンピュータ12が金銭的特典情報を決定したことになる。
そして、この第1特典額41が金銭的特典情報として、顧客が選択したサービス会社(第1識別情報51)の使用料金27から割り引かれる。すなわち、管理コンピュータ12は、第1特典額41(100円)を第1コンピュータ15aに送信すると共に、第1特典額41(100円)に対応する電子マネーを電子マネー記憶部35から読み出し、第1コンピュータ15aに送信する。そして、第1コンピュータ15aは、第1コンピュータ15aの使用料金記憶部24の使用料金27からその第1特典額41(100円:割引金額記憶部21の割引金額29)を差し引いて、割引済金額28として登録する。また、管理コンピュータ12から送信された電子マネーは電子マネー記憶部23に登録される。
次に、金銭的特典情報返還システムの作用(金銭的特典情報返還処理)について、図8
に従って説明する。
外部端末13は、まず、アンケートに対する回答を管理コンピュータ12に送信する(ステップS1−10)。すなわち、外部端末13の表示部Dに表示された回答画面E1(図5参照)にて顧客が操作ボタンKを介して入力した回答を、送信ボタンSBをクリックすることにより、外部端末13が管理コンピュータ12に送信する。管理コンピュータ12はアンケートの回答を受信すると(ステップS1−15)、金銭的特典情報を決定する(ステップS1−20)。すなわち、管理コンピュータ12は、金銭的特典情報記憶部31からアンケートの種類に応じて、第1〜第3特典額41〜43のいずれか1つを選択する。本実施形態では、管理コンピュータ12は、第1特典額41(この場合、100円)を金銭的特典情報として選択する。金銭的特典情報を決定すると、管理コンピュータ12は、外部端末13に対して選択画面P1(図6参照)を送信する(ステップS1−25)。外部端末13は選択画面P1を受信すると(ステップS1―30)、顧客にサービス会社の選択を促す(ステップS1−35)。そして、選択画面P1にて、顧客は、例えば電力会社に対応するチェックボックスCB2をクリックして電力会社を選択した後、テキストボックスTBに顧客識別情報25を入力する。そして、顧客が送信ボタンSBをクリックすることにより、外部端末13は、管理コンピュータ12に電力会社に対応する第1識別情報51、顧客識別情報25を送信する。第1識別情報51、顧客識別情報25を受信すると(ステップS1−40)、管理コンピュータ12は、選択したサービス会社の社名として電力会社を、割引金額として第1特典額41を表示する結果画面E2のデータを外部端末13に送信する(ステップS1−45)。外部端末13は結果画面E2のデータを受信すると(ステップS1−50)、外部端末13の表示部Dに結果画面E2を表示する(ステップS1−55)。また、管理コンピュータ12は、第1識別情報51を参照して、選択された電力会社の有する第1コンピュータ15aに顧客識別情報25、第1特典額41及びその第1特典額41に対応した電子マネーを送信する(ステップS1−60)。すなわち、管理コンピュータ12は、第1特典額41に対応する電子マネーを電子マネー記憶部35から読み出し、顧客識別情報25及び第1特典額41と共に第1コンピュータ15aに送信する。第1コンピュータ15aは、その顧客識別情報25、第1特典額41及び電子マネーを受信すると(ステップS1−65)、その第1特典額41を割引金額29として割引金額記憶部21に、電子マネーを電子マネー記憶部23に登録する(ステップS1−70)。そして、第1コンピュータ15aは、使用料金27からその割引金額29を割り引く(ステップS1−75)。すなわち、第1コンピュータ15aは、使用料金記憶部24に登録された顧客識別情報25に対応する使用料金27から割引金額29を割り引く。そして、第1コンピュータ15aは、その割り引いた使用料金を割引済金額28として、使用料金記憶部24に登録し(ステップS1−80)、金銭的特典情報返還処理を終了する。この結果、電力会社には、金銭的特典情報に対応する電子マネーが登録され、外部端末13を所有する顧客には、電力会社の使用料金として、金銭的特典情報が割り引かれた割引済金額28が請求される。
上記第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) 第1実施形態によれば、コンピュータ15は、顧客が外部端末13を介して回答したアンケートに対する金銭的特典情報の返還として、アンケートの種類に応じて予め定められた割引金額29(第1〜第3特典額41〜43)を顧客の指定したサービス会社の使用料金27から割り引いた。この結果、例えば、顧客は、使用料金27が先月より高額になったサービスを提供しているサービス会社を金銭的特典情報の返還対象として選択することができる。従って、顧客の意思を反映して金銭的特典情報を返還することができる。
(2) 第1実施形態によれば、顧客が使用するサービスを提供しているサービス会社の使用料金27から割引金額29(第1〜第3特典額41〜43)を割り引いた。従って、例えば、アンケート回答に対する金銭的特典情報の返還として、顧客への図書券の郵送
や顧客の所有する口座への振込を行うときと比較して、アンケート調査会社が金銭的特典情報を返還するのに要する手間を低減することができる。
(3) 第1実施形態によれば、顧客が使用するサービスを提供しているサービス会社の使用料金27から割引金額29(第1〜第3特典額41〜43)を割り引いた。従って、例えば、アンケート回答に対する金銭的特典情報の返還として、顧客への図書券の郵送や顧客の所有する口座への振込を行うときと比較して、郵送や振込に要する手数料を低減することができる。
(4) 第1実施形態によれば、金銭的特典情報は、管理コンピュータ12から第1コンピュータ15aに電子マネーで送信された。この結果、例えば、アンケート調査会社からサービス会社の口座へ金銭的特典情報(第1〜第3特典額41〜43)に対応する現金が振り込まれるときと比較して、振込の手間や手数料を削減することができる。
(5) 第1実施形態では、金銭的特典情報(第1〜第3特典額41〜43)は、顧客が選択したサービス会社の使用料金27から割り引いたので、例えば、金銭的特典情報に対応したポイントを顧客に付与するときのように、顧客に一度に大量のポイントを使用されて予期しない支出が生じる可能性がない。
(6) 第1実施形態によれば、外部端末13で操作ボタンKを操作するだけで金銭的特典情報(第1〜第3特典額41〜43)を返還する対象となるサービス会社を選択することができるので、簡単でありながらも顧客の意思を反映して金銭的特典情報を返還することができる。
(7) 第1実施形態によれば、顧客が使用するサービスを提供しているサービス会社の使用料金27から割引金額29を割り引いた。この結果、例えば、アンケート回答に対する金銭的特典情報の返還としての図書券の郵送に要する送料や現金の振込手数料が不要となる。従って、携帯電話等の外部端末13で回答可能な範囲である小規模のアンケート回答に対する少額の金銭的特典情報であっても、効率よく返還することができる。
(8) 第1実施形態によれば、サービス会社の選択は、顧客のアンケート回答毎に行われるので、常に顧客の意思を反映した金銭的特典情報(第1〜第3特典額41〜43)の返還を行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を図9〜図14に従って説明する。本実施形態では、第1実施形態で説明した金銭的特典情報返還システムを、管理コンピュータ12の代わりに仲介サーバが金銭的特典情報の返還を行うことに特徴を有する。従って、その特徴部分について詳細に説明し、前記第1実施形態と同様の部分については、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図9に示すように、本実施形態の金銭的特典情報返還システムは、第2サーバとしての管理サーバ11(管理コンピュータ12)、複数の外部端末13、第1サーバとしての仲介サーバ71がネットワークIを介してそれぞれ接続されている。仲介サーバ71は、金銭的特典情報に関する各種情報の送受信及び各記憶部に格納されるデータの読み出し、書き込み等を行う仲介コンピュータ72を有する。仲介サーバ71は、アンケート調査会社に代わって金銭的特典情報の返還を行う仲介サービス会社が所有するサーバである。仲介コンピュータ72は、ネットワークNを介して複数のコンピュータ15(第1コンピュータ15a、第2コンピュータ15b、第3コンピュータ15c、第4コンピュータ15d)とそれぞれ接続されている。すなわち、本実施形態では、管理コンピュータ12の代わりに、仲介コンピュータ72が予め複数のサービス会社と提携し、第1〜第4コンピュー
タ15a〜15dと金銭的特典情報に関する各種データの授受を行う。尚、ネットワークNは、インターネット等である。
管理コンピュータ12は、本実施形態では、第1実施形態と同様に金銭的特典情報記憶部31及び第1電子通貨記憶部としての電子マネー記憶部35を備えているが、サービス会社情報記憶部33を備えていない。そして、本実施形態では、管理コンピュータ12は、アンケートに回答した顧客(外部端末13)毎にユーザIDを付与するが、その詳細は後述する。そして、管理コンピュータ12は、顧客の回答したアンケートの種類に応じて金銭的特典情報記憶部31から第1〜第3特典額41〜43のいずれかを割引金額として選択し、その割引金額とユーザIDとを仲介コンピュータ72に送信する。すなわち、本実施形態では、この管理コンピュータ12が、識別情報付与手段、第1送信手段、第1電子通貨登録手段、第1読出手段、第1電子通貨送信手段等として機能する。また、外部端末13及びコンピュータ15は第1実施形態と同様の構成、機能を有する。そして、本実施形態では、この外部端末13が、第2顧客情報入力手段、顧客情報送信手段として機能する。
仲介コンピュータ72は、図示しないCPU等の制御部、RAM及びROM等の記憶部、及び通信手段等を備えている。この仲介コンピュータ72は、ROMに記憶された各種プログラムに従って、外部端末13及びコンピュータ15と各種データの送受信を行う。また、仲介コンピュータ72は、ROMに記憶された貨幣価値データの管理を行うソフトウェアに従って、ネットワークを通じて電子マネーによる決済を行う。すなわち、本実施形態では、この仲介コンピュータ72が、第2割引金額登録手段、検索手段、送信要求手段、第2電子通貨登録手段等として機能する。
仲介コンピュータ72は、サービス会社情報記憶部33、第2割引金額記憶部としての金銭的特典情報記憶部73及び第2電子通貨記憶部としての電子マネー記憶部75を備えている。サービス会社情報記憶部33は、第1実施形態の管理コンピュータ12が備えていたサービス会社情報記憶部33と同様の構成、機能を有する。金銭的特典情報記憶部73は、図10に示すように、金銭的特典情報73aが登録されている。金銭的特典情報73aは、第2顧客識別情報としてのユーザID77及び割引金額79を備えている。ユーザID77は、顧客が外部端末13を介してアンケートに回答する際に、管理コンピュータ12から顧客(外部端末13)に対して付与される個別の識別番号である。割引金額79は、顧客が外部端末13を介してアンケートに回答した後、管理コンピュータ12からそのアンケートに対する謝礼として送信される割引金額であって、ユーザID77毎に登録される。電子マネー記憶部75には、所定の金額に対応した貨幣価値データの電子マネーが予め記憶されている。そして、仲介コンピュータ72は、電子マネー記憶部75から割引金額79に対応した電子マネーを読み出して、その電子マネーを顧客が選択したサービス会社の有するコンピュータに送信する。その後、仲介コンピュータ72は、金銭的特典情報記憶部73に登録された割引金額79に仲介手数料を加えた額の電子マネーの送信を管理コンピュータ12に要求する。なお、この仲介手数料は、仲介サーバ71を有する仲介サービス会社と管理コンピュータ12を有するアンケート調査会社との間で予め定められた金額である。
次に、外部端末13にてアンケートに回答後に表示部Dに表示される表示画面について、図11及び図12に従って説明する。なお、回答画面E1、選択画面P1及び結果画面E2については、第1実施形態と同様の画面が表示部Dに表示される。
顧客が回答画面E1を見て行ったアンケートの回答を外部端末13が管理コンピュータ12に送信すると、図11に示すように、管理コンピュータ12から、外部端末13にID付与画面E3が送信される。ID付与画面E3は、アンケートに回答した顧客(外部端
末13)に対して管理コンピュータ12が付与したユーザID77を表示するための画面である。そして、顧客は、アンケートの謝礼としてサービス会社の使用料金の割引を求めるときには、外部端末13を介して仲介サーバ71にアクセスする。すなわち、顧客は、操作ボタンKの操作により、ID付与画面E3に表示されたサイト名DSをクリックすることによって、仲介サーバ71の割引サイトにアクセスする。このサイト名DSは、本実施形態では、クリッカブルURLであって、サイト名を表示したURL文字列をクリックすることで定められたリンク先に対応した画面を表示することができる。その結果、仲介サーバ71から外部端末13に、図12に示すように、ID入力画面E4が送信される。ID入力画面E4は、サービス会社の使用料金から割引金額の割引をする顧客を特定するために、顧客にユーザID77を入力させるための画面である。顧客は、ID入力画面E4にて、操作ボタンKの操作によりID付与画面E3に記載されていたユーザID77を入力する。そして、顧客が送信ボタンSBをクリックすると、外部端末13は、ユーザID77を仲介コンピュータ72に送信する。仲介コンピュータ72は、このユーザID77に対応する割引金額79が金銭的特典情報記憶部73に登録されているとき、外部端末13にサービス会社の選択を促す選択画面P1を送信するが、この選択画面P1の構成は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
次に、金銭的特典情報返還システムの作用(金銭的特典情報返還処理)について、図13及び図14に従って説明する。図13は、割引金額決定処理、図14は割引処理のフローチャートである。なお、本実施形態でも第1実施形態と同様に、顧客が選択したサービス会社は電力会社であるとする。また、顧客が回答したアンケートが回答数の少ないものであり、その謝礼として管理コンピュータ12によって第1特典額41が選択されたとする。
図13に示すように、外部端末13は、まず、第1実施形態と同様に、アンケートに対する回答を管理コンピュータ12に送信する(ステップS2−10)。管理コンピュータ12はアンケートの回答を受信すると(ステップS2−15)、その顧客(外部端末13)に対してユーザID77を発行し(ステップS2−20)、そのユーザID77を記載したID付与画面E3を外部端末13に送信する(ステップS2−25)。外部端末13は、ID付与画面E3を受信すると(ステップS2−30)、表示部DにそのID付与画面E3を表示する(ステップS2−35)。一方、管理コンピュータ12は、第1実施形態と同様に、金銭的特典情報(第1特典額41)を決定し(ステップS2−40)、顧客に対して付与したユーザID77と共にその金銭的特典情報(第1特典額41)を仲介コンピュータ72に送信する(ステップS2−45)。仲介コンピュータ72は、ユーザID77及び金銭的特典情報(第1特典額41)を受信すると(ステップS2−50)、その金銭的特典情報(第1特典額41)を割引金額79としてユーザID77と共に金銭的特典情報記憶部73に登録する(ステップS2−55)。
次に、仲介コンピュータ72は、顧客(外部端末13)が選択したサービス会社の使用料金から割引金額79を割り引く割引処理を行う。このとき、本実施形態では、顧客が外部端末13を介して仲介コンピュータ72(ID付与画面E3に表示された割引サイトDS)にアクセスし、仲介コンピュータ72から外部端末13にID入力画面E4が送信されて表示部Dに表示されているとする。
図14に示すように、まず、顧客はID入力画面E4に付与されたユーザID77を入力し、外部端末13が仲介コンピュータ72に送信する(ステップS3−10)。仲介コンピュータ72は、ユーザID77を受信すると(ステップS3−15)、そのユーザID77に対応する金銭的特典情報73aが金銭的特典情報記憶部73に登録されているか否かを検索する(ステップS3−20)。登録されていないとき(ステップS3−20でNO)、この割引処理を終了する。一方、金銭的特典情報73aが金銭的特典情報記憶部
73に登録されているとき(ステップS3−20でYES)、仲介コンピュータ72は、選択画面P1を外部端末13に送信する(ステップS1−25)。なお、この選択画面P1の送信(ステップS1―25)から外部端末13の表示部Dへの結果画面E2表示(ステップS1−55)までは、管理コンピュータ12の代わりに仲介コンピュータ72が外部端末13との間で各種データの送受信を行うこと以外は同じ処理であるため、符号を同一にしてその説明を省略する。
次に、仲介コンピュータ72は、顧客識別情報25、金銭的特典情報、電子マネーを第1コンピュータ15aに送信する(ステップS3―25)。このとき、仲介コンピュータ72は、金銭的特典情報に対応する額の電子マネーを電子マネー記憶部75から読み出して、第1コンピュータ15aに送信する。第1コンピュータ15aは、顧客識別情報25、金銭的特典情報、電子マネーを受信(ステップS3−30)すると、金銭的特典情報を割引金額29として割引金額記憶部21に、電子マネーを電子マネー記憶部23に登録する(ステップS3−35)。そして、使用料金27から割引金額29を割引(ステップS3−40)、割引済金額28を使用料金記憶部24に登録する(ステップS3−45)。一方、仲介コンピュータ72は、第1コンピュータ15aに送信した電子マネーに仲介手数料を加えた金額を管理コンピュータ12に請求する(ステップS3−50)。すなわち、仲介コンピュータ72は、金銭的特典情報記憶部73に登録された割引金額79に予め定められた手数料を付加した金額に対応する電子マネーを、管理コンピュータ12に請求する。そして、管理コンピュータ12は、その請求を受信すると(ステップS3−55)、仲介コンピュータ72に対してその請求された金額に対応する電子マネーを送信する(ステップS3−60)。そして、仲介コンピュータ72が、この電子マネーを受信して(ステップS3−65)、電子マネー記憶部75に登録すると(ステップS3−70)、この割引処理(金銭的特典情報返還処理)が終了する。
上記第2実施形態によれば、第1実施形態の(1)〜(8)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(9) 第2実施形態によれば、仲介サービス会社が有する仲介サーバ71(仲介コンピュータ72)を設け、管理コンピュータ12(アンケート調査会社)の代わりに外部端末13や各サービス会社(コンピュータ15)との間で各種データの授受を行った。この結果、アンケート調査会社の手間を増加することなく、顧客に金銭的特典情報を返還することができる。
(10) 第2実施形態によれば、管理コンピュータ12は、仲介コンピュータ72から割引金額79に対応する額の電子マネーの送信の請求があってから、仲介コンピュータ72に電子マネーを送信した。この結果、例えば、管理コンピュータ12が金銭的特典情報と共に電子マネーを仲介コンピュータ72に送信するときのように、顧客が仲介コンピュータ72にアクセスせず、結果的に顧客に返還されなかった金銭的特典情報(第1〜第3特典額41〜43)に相当する額の電子マネーが仲介コンピュータ72に登録されることがない。従って、仲介コンピュータ72と管理コンピュータ12との間で不要な電子マネーの授受が行われることがない。
なお、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
○上記第1実施形態では、管理コンピュータ12からコンピュータ15へ金銭的特典情報(割引金額29)に対応した電子マネーが送信された。これを、例えば、1カ月に1度等の所定の期間毎に、管理コンピュータ12を有するアンケート調査会社がコンピュータ15を有するサービス会社の口座に現金を振り込んでもよい。これにより、アンケート調査会社、サービス会社が電子マネーに対応していないときでも、顧客の意思を反映した金銭的特典情報の返還が可能である。また、所定の期間を1カ月程度にすることによって、金銭的特典情報に対して振込手数料が無視できる程度の金額となり、効率良く金銭的特典
情報の返還をすることができる。
○上記第2実施形態では、管理コンピュータ12から仲介コンピュータ72へ金銭的特典情報(割引金額29)に対応した電子マネーが送信された。これを、例えば、1カ月に1度等の所定の期間毎に、管理コンピュータ12を有するアンケート調査会社が仲介コンピュータ72を有する仲介サービス会社の口座に現金を振り込んでもよい。これにより、アンケート調査会社、仲介サービス会社が電子マネーに対応していないときでも、顧客の意思を反映した金銭的特典情報の返還が可能である。また、所定の期間を1カ月程度にすることによって、金銭的特典情報に対して振込手数料が無視できる程度の金額となり、効率良く金銭的特典情報の返還をすることができる。
○上記第2実施形態では、管理コンピュータ12から顧客(外部端末13)に付与されるユーザID77に有効期限はないが、ユーザID77に有効期限を設けてもよい。この結果、有効期限を経過したユーザID77に対応する金銭的特典情報を管理する必要がない。
○上記第2実施形態では、仲介コンピュータ72は、管理コンピュータ12に対して金銭的特典情報に仲介手数料を加えた額の電子マネーを請求した。これを、例えば、1つの会社内に管理コンピュータ12と仲介コンピュータ72を設けたとき等、仲介手数料が不要なときは、仲介手数料を請求しなくてもよい。
○上記第2実施形態では、顧客は、ID付与画面E3に表示されたサイト名DSをクリックすることにより、仲介サーバ71の割引サイトにアクセスした。これを、顧客の外部端末13に割引サイトのURLが電子メール等で送信され、顧客がそのURLに外部端末13を介してアクセスしてもよい。
○上記各実施形態では、顧客が外部端末13を介してアンケート調査会社のアンケート調査用のサイトにアクセスし、その結果、管理コンピュータ12から外部端末13に回答画面E1が送信されて表示された。これを、顧客の外部端末13にアンケート調査用のサイトのURLが電子メール等で送信され、顧客がそのURLに外部端末13を介してアクセスしてもよい。
○上記各実施形態では、顧客に対する金銭的特典情報の返還は、電子マネーにて行った。これに限らず、ポイントやマイレージ等、顧客の支払った対価に応じて商品またはサービスの提供者が付与した点数にて金銭的特典情報の返還を行ってもよい。
○上記各実施形態では、顧客がアンケートに1度回答したときについて説明したが、1カ月に複数回アンケートに回答したときであってもよい。このとき、顧客は、複数のサービス会社を選択し、それら選択した複数のサービス会社の提供するサービスの使用料金から金銭的特典情報を割り引いてもよい。また、それら複数のサービス会社がそれぞれ提供するサービスの使用料金から割り引く金銭的特典情報は、それぞれ同額でもよいし、異なる額であってもよい。この結果、例えば、電力会社の使用料金から1000円、ガス会社の使用料金から500円、水道局の使用料金から100円等のように割り引くことができるので、一層、顧客の意思を反映した金銭的特典情報の返還をすることができる。
○上記各実施形態では、管理コンピュータ12が選択する第1〜第3特典額41〜43は、予め定めた金額であったが、これをアンケートの種類に応じてその都度変更してもよい。また、例えば、3カ月等の所定の期間毎に第1〜第3特典額41〜43を変更してもよい。
○上記各実施形態では、アンケートの種類毎に異なる金銭的特典情報を返還したが、アンケートの種類によらず一定額の金銭的特典情報を返還してもよい。
○上記各実施形態では、金銭的特典情報返還システムの外部端末13は、携帯電話として具体化したが、コンピュータ等、サーバとネットワークで接続されて各種データの授受ができる装置であればよい。
○上記各実施形態では、サービス会社として、電力会社、ガス会社、水道局、通信販売会社を例に挙げたが、これに限らず、提供しているサービスの使用料金を定期的に顧客に請求する会社であればよい。
○上記各実施形態では、顧客識別情報25は、1人の顧客に対し、サービス会社毎に異なる識別情報としたが、同じ識別情報にしてもよい。
○上記各実施形態では、アンケートに対する回答を送信したユーザに対して金銭的特典情報を返還した。これに限らず、例えば、サイトにアクセスしてユーザ登録を行う等のアンケート等に対する回答は送信しないが顧客情報をサーバに送信するとき、サイトの閲覧等の顧客がアンケート等に対する回答及び顧客情報をサーバに送信しないときであっても、金銭的特典情報を返還するようにしてもよい。
第1実施形態のシステム概略図。 同じく、コンピュータの概略図。 同じく、金銭的特典情報記憶部の説明図。 同じく、サービス会社情報記憶部の説明図。 同じく、回答画面の説明図。 同じく、選択画面の説明図。 同じく、結果画面の説明図。 同じく、金銭的特典情報返還処理の処理手順の説明図。 第2実施形態のシステム概略図。 同じく、仲介サーバの金銭的特典情報記憶部の説明図。 同じく、ID付与画面の説明図。 同じく、ID入力画面の説明図。 同じく、割引金額決定処理の処理手順の説明図。 同じく、割引処理の処理手順の説明図。
符号の説明
11…管理サーバ、12…管理コンピュータ、13…外部端末、15…コンピュータ、15a…第1コンピュータ、15b…第2コンピュータ、15c…第3コンピュータ、15d…第4コンピュータ、21…割引金額記憶部、21a…割引金額情報、23,35,75…電子マネー記憶部、24…使用料金記憶部、24a…使用料金情報、25…顧客識別情報、27…使用料金、28…割引済金額、29,79…割引金額、31,73…金銭的特典情報記憶部、73a…金銭的特典情報、33…サービス会社情報記憶部、41…第1特典額、42…第2特典額、43…第3特典額、51…第1識別情報、52…第2識別情報、53…第3識別情報、54…第4識別情報、71…仲介サーバ、72…仲介コンピュータ、I,N…ネットワーク。

Claims (13)

  1. 顧客から情報の収集を行うサーバと、前記顧客にサービスを提供する複数のサービス会社がそれぞれ有するクライアントと、前記顧客の所有する外部端末とがネットワークを介して接続される金銭的特典情報返還システムであって、
    前記外部端末は、
    前記顧客によって前記情報の入力が可能な情報入力手段と、
    前記顧客によって、前記複数のサービス会社から任意のサービス会社を対象会社として選択することが可能な選択手段と、
    前記顧客の識別情報を第1顧客識別情報として入力可能な第1顧客識別情報入力手段と、
    前記対象会社の識別情報を前記第1顧客識別情報と共に前記サーバに送信する送信手段とを備え、
    前記サーバは、
    前記サービス会社の識別情報と前記クライアントとを対応付けてサービス会社情報記憶部に登録するサービス会社情報登録手段と、
    前記対象会社の識別情報に対応したクライアントを前記サービス会社情報記憶部から検索する識別情報検索手段と、
    前記情報に対する金銭的特典情報を割引金額として前記対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信する割引金額送信手段とを備え、
    前記クライアントは、
    前記サービスの使用料金を前記第1顧客識別情報毎に使用料金記憶部に登録する使用料金登録手段と、
    前記割引金額を前記第1顧客識別情報毎に第1割引金額記憶部に登録する第1割引金額登録手段と、
    前記使用料金から前記割引金額を割り引いて割引済金額を算出する算出手段と、
    前記割引済金額を前記使用料金記憶部に登録する割引済金額登録手段と
    を備えたことを特徴とする金銭的特典情報返還システム。
  2. 請求項1に記載の金銭的特典情報返還システムであって、
    前記サーバが、
    前記情報に応じて複数の金銭的特典情報をそれぞれ金銭的特典情報記憶部に登録する金銭的特典情報登録手段と、
    前記情報に応じて前記複数の金銭的特典情報から1つの金銭的特典情報を選択する割引金額選択手段とをさらに備えたことを特徴とする金銭的特典情報返還システム。
  3. 請求項1または2に記載の金銭的特典情報返還システムであって、
    前記サーバが、
    所定の額の電子通貨を電子通貨記憶部に登録する電子通貨登録手段と、
    前記割引金額に対応する電子通貨を前記電子通貨記憶部から読み出す読出手段と、
    前記読出手段が読み出した電子通貨を前記対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信する電子通貨送信手段と
    をさらに備えたことを特徴とする金銭的特典情報返還システム。
  4. 請求項1に記載の金銭的特典情報返還システムであって、
    前記サーバは、
    顧客にサービスを提供する複数のサービス会社がそれぞれ有するクライアントとネットワークを介して接続される第1サーバと、
    前記第1サーバ及び前記顧客の所有する外部端末とネットワークを介して接続される第2サーバとを備え、
    前記第2サーバは、
    前記顧客に第2顧客識別情報を付与する識別情報付与手段と、
    前記情報に対する金銭的特典情報を割引金額として前記第2顧客識別情報と共に前記第1サーバに送信する第1送信手段を備え、
    前記外部端末は、
    前記顧客により前記第2顧客識別情報の入力が可能な第2顧客情報入力手段と、
    前記第1顧客識別情報及び前記第2顧客識別情報を前記第1サーバに送信する顧客情報送信手段とをさらに備え、
    前記第1サーバは、
    前記第2サーバから送信された割引金額を前記第2サーバから送信された第2顧客識別情報毎に第2割引金額記憶部に登録する第2割引金額登録手段と、
    前記外部端末から送信された第2顧客識別情報に対応する割引金額があるか否かを前記割引金額記憶部から検索する検索手段と、
    前記検索手段が検索した割引金額を前記対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信する割引金額送信手段と
    を備えたことを特徴とする金銭的特典情報返還システム。
  5. 顧客にサービスを提供する複数のサービス会社がそれぞれ有するクライアント及び前記顧客の所有する外部端末とネットワークを介して接続可能な、前記顧客から情報の収集を行うサーバであって、
    前記サービス会社の識別情報と前記クライアントとを対応付けてサービス会社情報記憶部に登録するサービス会社情報登録手段と、
    前記外部端末から送信された対象会社の識別情報に対応したクライアントを前記サービス会社情報記憶部から検索する識別情報検索手段と、
    前記外部端末から送信された情報に対する金銭的特典情報を割引金額として前記対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信可能とする割引金額送信手段と
    を備えたことを特徴とするサーバ。
  6. 請求項5に記載のサーバであって、
    前記情報に応じて複数の金銭的特典情報をそれぞれ金銭的特典情報記憶部に登録する金銭的特典情報登録手段と、
    前記情報に応じて前記複数の金銭的特典情報から1つの金銭的特典情報を選択する割引金額選択手段とをさらに備えたことを特徴とするサーバ。
  7. 請求項5または6に記載のサーバであって、
    所定の額の電子通貨を電子通貨記憶部に登録する電子通貨登録手段と、
    前記割引金額に対応する電子通貨を前記電子通貨記憶部から読み出す読出手段と、
    前記読出手段が読み出した電子通貨を前記対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信可能とする電子通貨送信手段と
    をさらに備えたことを特徴とするサーバ。
  8. 請求項5に記載のサーバであって、
    顧客にサービスを提供する複数のサービス会社がそれぞれ有するクライアントとネットワークを介して接続可能な第1サーバと、
    前記第1サーバ及び前記顧客の所有する外部端末とネットワークを介して接続可能な第2サーバとを備え、
    前記第2サーバは、
    前記顧客に第2顧客識別情報を付与する識別情報付与手段と、
    前記情報に対する金銭的特典情報を割引金額として前記第2顧客識別情報と共に前記第1サーバに送信する第1送信手段を備え、
    前記第1サーバは、
    前記第2サーバから送信された割引金額を前記第2サーバから送信された第2顧客識別情報毎に第2割引金額記憶部に登録する第2割引金額登録手段と、
    前記外部端末から送信された第2顧客識別情報に対応する割引金額があるか否かを前記割引金額記憶部から検索する検索手段と、
    前記検索手段が検索した割引金額を前記外部端末から送信された対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信可能にする割引金額送信手段と
    を備えたことを特徴とするサーバ。
  9. 請求項8に記載のサーバであって、
    前記第2サーバは、
    前記情報に応じて複数の金銭的特典情報をそれぞれ金銭的特典情報記憶部に登録する金銭的特典情報登録手段と、
    前記情報に応じて前記複数の金銭的特典情報から1つの金銭的特典情報を選択する割引金額選択手段と
    をさらに備えたことを特徴とするサーバ。
  10. 請求項8または9に記載のサーバであって、
    前記第2サーバが、
    所定の額の電子通貨を第1電子通貨記憶部に登録する第1電子通貨登録手段と、
    前記割引金額に対応する電子通貨を前記第1電子通貨記憶部から読み出す第1読出手段と、
    前記第1読出手段が読み出した電子通貨を前記第1サーバに送信可能とする第1電子通貨送信手段と
    をさらに備えたことを特徴とするサーバ。
  11. 請求項8または9に記載のサーバであって、
    前記第1サーバが、
    前記割引金額に対応する電子通貨の送信を前記第2サーバに要求する送信要求手段と、
    前記送信要求により送信された前記電子通貨を第2電子通貨記憶部に登録する第2電子通貨登録手段と
    をさらに備えたことを特徴とするサーバ。
  12. 顧客から情報の収集を行うサーバとネットワークを介して接続可能であって、顧客にサービスを提供する複数のサービス会社がそれぞれ有するクライアントであって、
    前記サービスの使用料金を前記顧客の識別情報である第1顧客識別情報毎に使用料金記憶部に登録する使用料金登録手段と、
    前記サーバから送信された割引金額を前記第1顧客識別情報毎に第1割引金額記憶部に登録する第1割引金額登録手段と、
    前記使用料金から前記割引金額を割り引いて割引済金額を算出する算出手段と、
    前記割引済金額を前記使用料金記憶部に登録する割引済金額登録手段と、
    前記サーバから送信された前記割引金額に対応する電子通貨を第3電子通貨記憶部に登録する第3電子通貨登録手段と
    を備えたことを特徴とするクライアント。
  13. 顧客にサービスを提供する複数のサービス会社がそれぞれ有するクライアント及び前記顧客の所有する外部端末とネットワークを介して接続可能な、前記顧客から情報の収集を行うサーバを、
    前記外部端末から送信された情報に応じて複数の金銭的特典情報をそれぞれ金銭的特典情報記憶部に登録する金銭的特典情報登録手段と、
    前記情報に応じて前記複数の金銭的特典情報から1つの金銭的特典情報を選択する割引金額選択手段と、
    前記サービス会社の識別情報と前記クライアントとを対応付けてサービス会社情報記憶部に登録するサービス会社情報登録手段と、
    前記対象会社の識別情報に対応したクライアントを前記サービス会社情報記憶部から検索する識別情報検索手段と、
    前記情報に対する金銭的特典情報を割引金額として前記外部端末から送信された対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信する割引金額送信手段と、
    所定の額の電子通貨を電子通貨記憶部に登録する電子通貨登録手段と、
    前記割引金額に対応する電子通貨を前記電子通貨記憶部から読み出す読出手段と、
    前記読出手段が読み出した電子通貨を前記対象会社の識別情報に対応したクライアントに送信可能とする電子通貨送信手段と
    して機能させることを特徴とする金銭的特典情報返還プログラム。
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