JP2006127256A - ポイント管理システム、ポイント管理方法、およびプログラム - Google Patents

ポイント管理システム、ポイント管理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の地域を管轄するエネルギー供給会社から発行されるポイントをまとめて管理することができるようにする。
【解決手段】
サーバ装置20は、利用者を特定するためのユーザIDと、利用者に付与された合計ポイント数とを対応付けて管理するポイントデータベース254にアクセス可能である。サーバ装置20は、利用者のそれぞれについて、各拠点において利用者が供給を受けたエネルギーの使用量を電力会社サーバ30から取得する。サーバ装置20は、利用者毎に消費量を集計し、集計値に応じてポイントを発行する。サーバ装置20は、ポイントデータベース253にアクセスして、合計ポイント数に、発行したポイントを加算する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ポイント管理システム、ポイント管理方法、およびプログラムに関する。
顧客に対してポイントを発行し、景品や割引などに利用できるようにするポイントサービスが知られている。こうしたポイントの発行は、顧客の取引に対する動機付けや、顧客の囲い込みなどを期待して、様々な業種で利用されており、電力やガス等のエネルギーの供給会社でも使われるようになってきている。例えば、特許文献1には、利用者のエネルギー消費量に基づいて設定したポイントを、エネルギーに関連する商品やサービスの対価の割引に用いる発明が開示されている。
特開2002−298225号公報
しかしながら、エネルギー供給会社は管轄する地域が限られているため、その管轄する地域に拠点を有する顧客に対してのみポイントを発行することになってしまう。したがって、複数の地域に拠点を持つ利用者は、各地域を管轄するエネルギー供給会社からポイントが発行されることになり、ポイントの管理が煩雑である。また、各会社のポイントが分散してしまうため、全体としてのエネルギー消費量が大きくても、各会社からのポイントは少くなり、エネルギーの使用量に応じた充分なサービスが得られない。
本発明は、このような背景を鑑みてなされたものであり、複数の地域を管轄するエネルギー供給会社から発行されるポイントをまとめて管理することのできるポイント管理システム、ポイント管理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明のうち請求項1に記載の発明は、複数の地域に拠点を有する利用者が、各地域を管轄するエネルギー供給会社のそれぞれから供給を受けたエネルギーの消費量に応じて付与されるポイントを管理するシステムであって、前記利用者を特定するための情報と、前記利用者に付与された合計ポイントとを対応付けて管理するポイント管理データベースにアクセスするアクセス部と、前記利用者のそれぞれについて、供給を受けたエネルギーの消費量をエネルギー供給会社毎に取得する消費量取得部と、前記利用者毎に、前記消費量を集計し、集計値に応じてポイントを発行するポイント発行部と、前記ポイント管理データベースにアクセスして、前記利用者に対応する前記合計ポイントに、前記発行したポイントを加算するポイント加算部と、を備えることを特徴とするポイント管理システム。
本発明のポイント管理システムによれば、複数の地域に拠点を有する利用者に対して、その拠点毎に利用したエネルギーの消費量の集計値に応じて、まとめてポイントが発行される。したがって、利用者は一元的に発行されたポイントを管理することができる。よって、多数の拠点毎にポイントが発行されるのに比べると、利用者に対して発行されたポイントを容易に管理し把握することができる。
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のポイント管理システムであって、複数の前記エネルギー供給会社の供給会社サーバのそれぞれと通信可能に接続し、前記利用者を特定するための情報を設定した、当該利用者に供給されたエネルギーの消費量を取得するためのコマンドであるエネルギー消費量取得要求を前記供給会社サーバのそれぞれに送信するエネルギー消費量取得要求送信部を備え、前記消費量取得部は、前記エネルギー消費量取得要求に応じて前記供給会社サーバから送信されるエネルギーの消費量を受信することにより、各地域毎に前記利用者が供給を受けたエネルギーの消費量を取得するようにする。
また、本発明のうち請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のポイント管理システムであって、各エネルギー供給会社により供給されるエネルギーの種類は同一であることとする。
この場合、同一の種類のエネルギー供給会社間で共通のポイントを付与することができる。したがって、他種類のエネルギー供給会社との競争に有利に働く。
また、本発明のうち請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のポイント管理システムであって、複数の前記エネルギー供給会社の供給会社サーバのそれぞれと通信可能に接続し、前記利用者に課するエネルギーの使用料金から、前記合計ポイントに基づいた金額の割引を行うように指示するメッセージを前記供給会社サーバのそれぞれに送信するメッセージ送信部と、前記ポイント管理データベースに管理されている前記合計ポイントを減算するポイント更新部と、を備えるようにする。
この場合、ポイントをエネルギーの使用料金に充当することができるので、より多くのエネルギーを使う動機付けを行うことができる。
また、本発明のうち請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のポイント管理システムであって、前記利用者毎に、当該利用者に対して供給されたエネルギーの前記消費量の比率で前記合計ポイントを按分して、各エネルギー供給会社に割り当てる割当ポイントを決定する割引ポイント決定部を備え、前記メッセージ送信部は、前記供給会社サーバのそれぞれに対して、前記割当ポイントに基づく金額の割引を行うように指示する前記メッセージを送信するようにする。
この場合、全体に付与されたポイントを供給会社間のエネルギー消費量の比率に応じて割り当てた割当ポイントに基づいて割引額を決定することができる。したがって、ポイントを割引に適用する場合に、供給会社間で不平等な割引をする必要がなくなる。
また、本発明のうち請求項6に記載の発明は、請求項1に記載のポイント管理システムであって、各拠点において前記利用者に対して供給されたエネルギーの使用状況を含むエネルギー診断情報を作成するエネルギー診断情報作成部と、前記エネルギー診断情報を前記利用者の利用者端末からアクセス可能に管理するエネルギー診断情報管理部と、を備えるようにする。
この場合、エネルギーの供給会社間あるいは地域間で、診断の基準が異なることがあるが、同一の基準で診断することができる。
また、本発明のうち請求項7に記載の発明は、複数の地域に拠点を有する利用者が、各地域を管轄するエネルギー供給会社のそれぞれから供給を受けたエネルギーの消費量に応じて付与されるポイントを管理する方法であって、前記利用者を特定するための情報と、前記利用者に付与された合計ポイントとを対応付けて管理するポイント管理データベースにアクセス可能に接続するコンピュータが、前記利用者のそれぞれについて、供給を受けたエネルギーの消費量をエネルギー供給会社毎に取得し、前記利用者毎に、前記消費量を集計し、集計値に応じてポイントを発行し、前記ポイント管理データベースにアクセスして、前記利用者に対応する前記合計ポイントに、前記発行したポイントを加算することとする。
また、本発明のうち請求項8に記載の発明は、請求項7に記載のポイント管理方法であって、前記コンピュータが、複数の前記エネルギー供給会社の供給会社サーバのそれぞれと通信可能に接続し、前記利用者を特定するための情報を設定した、当該利用者に供給されたエネルギーの消費量を取得するためのコマンドであるエネルギー消費量取得要求を前記供給会社サーバのそれぞれに送信し、前記エネルギー消費量取得要求に応じて前記供給会社サーバから送信されるエネルギーの消費量を受信することにより、各地域毎に前記利用者が供給を受けたエネルギーの消費量を取得するようにする。
また、本発明のうち請求項9に記載の発明は、請求項7に記載のポイント管理方法であって、各エネルギー供給会社により供給されるエネルギーの種類は同一であることとする。
また、本発明のうち請求項10に記載の発明は、請求項7に記載のポイント管理方法であって、前記コンピュータが、複数の前記エネルギー供給会社の供給会社サーバのそれぞれと通信可能に接続し、前記利用者に課するエネルギーの使用料金から、前記合計ポイントに基づいた金額の割引を行うように指示するメッセージを前記供給会社サーバのそれぞれに送信し、前記ポイント管理データベースに管理されている前記合計ポイントを減算するようにする。
また、本発明のうち請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のポイント管理方法であって、前記コンピュータは、前記利用者毎に、当該利用者に対して供給されたエネルギーの前記消費量の比率で前記合計ポイントを按分して、各エネルギー供給会社に割り当てる割当ポイントを決定し、前記供給会社サーバのそれぞれに対して、前記割当ポイントに基づく金額の割引を行うように指示する前記メッセージを送信するようにする。
また、本発明のうち請求項12に記載の発明は、請求項7に記載のポイント管理方法であって、前記コンピュータは、各拠点において前記利用者に対して供給されたエネルギーの使用状況を含むエネルギー診断情報を作成し、前記エネルギー診断情報を前記利用者の利用者端末からアクセス可能に管理するようにする。
また、本発明のうち請求項13に記載の発明は、複数の地域に拠点を有する利用者が、各地域を管轄するエネルギー供給会社のそれぞれから供給を受けたエネルギーの消費量に応じて付与されるポイントを管理するためのプログラムであって、前記利用者を特定するための情報と、前記利用者に付与された合計ポイントとを対応付けて管理するポイント管理データベースにアクセス可能に接続するコンピュータに、前記利用者のそれぞれについて、供給を受けたエネルギーの消費量をエネルギー供給会社毎に取得するステップと、前記利用者毎に、前記消費量を集計し、集計値に応じてポイントを発行するステップと、前記ポイント管理データベースにアクセスして、前記利用者に対応する前記合計ポイントに、前記発行したポイントを加算するステップと、を実行させることとする。
本発明によれば、複数の地域を管轄するエネルギー供給会社から発行されるポイントをまとめて管理することができる。
===システム構成===
図1は、本実施形態に係るポイント管理システム1の全体構成を示す図である。ポイント管理システム1には、利用者端末10、サーバ装置20、複数の電力会社サーバ30が含まれている。利用者端末10とサーバ装置20とは通信ネットワーク41を介して相互に通信可能に接続している。また、電力会社サーバ30とサーバ装置20とは通信ネットワーク42を介して相互に通信可能に接続している。通信ネットワーク41および42は、例えば、インターネットやフレームリレー網、公衆電話回線網、ATM(Asynchronous Transfer Mode)回線網などの通信路を用いて構築することができる。
本実施形態では、複数の地域に拠点を有する利用者が、各拠点においてその地域を管轄する電力会社(エネルギー供給会社)から電力(エネルギー)の供給を受け、供給された電力の使用量(エネルギー消費量)に応じたポイントを受ける状況を想定している。
利用者端末10は、電力会社から電力の供給を受けている利用者が使用するコンピュータである。利用者端末10としては、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション、PDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話などを用いることができる。
サーバ装置20は、利用者に付与されたポイントを管理するコンピュータである。サーバ装置20としては、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション、メインフレームなどを用いることができる。サーバ装置20は、後述するように、利用者に対して発行されたポイントを管理している。
電力会社サーバ30(本発明の「供給会社サーバ」に該当する)は、各地域を管轄する電力会社毎に設置されるコンピュータである。電力会社サーバ30としては、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション、メインフレームなどを用いることができる。
===電力会社サーバ30===
図2は、電力会社サーバ30のハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、電力会社サーバ30は、CPU301、メモリ302、記憶装置303、通信インタフェース304を備えている。
記憶装置303は、プログラムやデータを記憶する、例えば、ハードディスクドライブやCD−ROMドライブなどである。CPU301は、記憶装置303に記憶されているプログラムをメモリ302に読み出して実行することにより各種の機能を実現する。通信インタフェース304は、通信ネットワーク42に接続するためのインタフェースである。通信インタフェース304は、例えば、公衆電話回線や専用電話回線に接続するためのモデム、ATMインタフェース、イーサネット(登録商標)アダプタなどである。
図3は、電力会社サーバ30の機能ブロック図である。図3に示すように、電力会社サーバ30は、契約確認要求受信部311、契約確認処理部312、契約確認結果送信部313、消費ファイル取得要求受信部314、消費ファイル作成部315、消費ファイル送信部316、割引要求受信部317、割引処理部318を備えている。
契約確認要求受信部311は、電力会社の管轄する地域における電力供給の契約が存在するかどうかを確認するためのコマンド(以下、契約確認要求という)をサーバ装置20から受信する。契約確認要求には契約番号が設定される。
契約確認処理部312は、契約確認要求に設定されている契約番号に基づいて、利用者の電力供給契約が存在するかどうかを確認するための処理を行う。契約確認処理部312は、例えば、顧客データベースなどにアクセスして契約の有無を確認する。また、契約確認処理部312は、ディスプレイやプリンタなどの出力装置に契約番号を出力し、キーボードやマウス等の入力装置から契約が存在するかどうかの入力を受け付けることにより、契約の有無を確認するようにすることもできる。
契約確認結果送信部313は、当該電力会社の管轄する地域に位置する拠点における電力供給契約が存在するかどうかを示す契約確認結果をサーバ装置20に送信する。契約確認結果には、契約番号と、当該電力会社を特定するための情報(以下、電力会社IDという)とが付帯される。
消費ファイル取得要求受信部314は、利用者の契約容量や電力の使用量などが記述された消費ファイルを取得するためのコマンド(以下、消費ファイル取得要求という)をサーバ装置20から受信する。消費ファイル取得要求には、契約番号が設定される。
消費ファイル作成部315は、消費ファイル取得要求に設定されている契約番号に基づいて、利用者の契約容量や、例えば1ヶ月などの所定の期間における電力の使用量などを取得し、取得した契約容量や電力使用量などを記述した消費ファイルを作成する。
消費ファイル送信部316は、消費ファイル作成部315が作成した消費ファイルをサーバ装置20に送信する。
割引要求受信部317は、利用者の電気料金を割り引くように要求するコマンド(以下、割引要求という)(本発明の「合計ポイントに基づいた金額の割引を行うように指示するメッセージ」に該当する)をサーバ装置20から受信する。割引要求には、利用者の契約番号と、割引額とが設定される。
割引処理部318は、割引要求に設定されている契約番号に対応する電気料金から、割引要求に設定されている割引額を割り引くための処理を行う。電気料金を割り引くための処理は、一般的に電力会社において割引を行うための処理と同様である。
===サーバ装置20===
図4は、サーバ装置20のハードウェア構成を示す図である。図4に示すように、サーバ装置20は、CPU201、メモリ202、記憶装置203、2つの通信インタフェース204を備えている。
記憶装置203は、プログラムやデータを記憶する、例えば、ハードディスクドライブやCD−ROMドライブなどである。CPU201は、記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより各種の機能を実現する。通信インタフェース204は、通信ネットワーク41や通信ネットワーク42に接続するためのインタフェースである。図4に示すように、サーバ装置20は、通信インタフェース1(204)を介して通信ネットワーク41に接続し、利用者端末10との間の通信を行いう。また、サーバ装置20は、通信インタフェース2(204)を介して通信ネットワーク42に接続し、電力会社サーバ30との間の通信を行う。
図5は、サーバ装置20の機能ブロック図である。図5に示すように、申込情報受信部211、契約確認要求送信部212、契約確認結果受信部213、メッセージ送信部214、アカウント発行部215、アカウント情報送信部216、消費ファイル取得要求送信部217、消費ファイル受信部218、消費情報登録部219、ポイント発行部220、エネルギー診断情報作成部221、契約情報作成部222、契約情報送信部223、ポイント使用要求受信部224、割引額決定部225、割引要求送信部226の各機能部と、電力会社データベース251、申込情報データベース252、消費情報データベース253、ポイントデータベース254の各データベースを備えている。
電力会社データベース251は、電力会社サーバ30に関する情報(以下、電力会社情報という)を記憶する。図6に電力会社データベース251の構成例を示す。電力会社データベース251に記憶されている電力会社情報には、電力会社ID、電力会社サーバ30を運用する電力会社の会社名、電力会社サーバ30のアドレス、データ変換フォーマットが含まれている。電力会社サーバ30のアドレスは、通信ネットワーク42においてサーバ装置20が電力会社サーバ30を特定するための情報で、例えば、IPアドレスである。データ変換フォーマットは、電力会社サーバ30から取得可能な、利用者の契約容量や電力の使用量などが記述された消費ファイルの記述フォーマットである。図6には、データ変換フォーマットの一例として、CD001の電力会社サーバ30から取得可能なデータには、データが「CSV」形式で記述されており、各カラムには「契約番号」「契約容量」「電気設備」…の順にデータが設定されていることを示す記述フォーマットが示されている。サーバ装置20は、データ変換フォーマットに従って、電力会社サーバ30から取得する消費ファイルから、後述する消費情報を抽出する。
申込情報データベース252は、利用者端末10から送信される、ポイント管理サービスに対する申込情報を記憶する。図7に申込情報データベース252に記憶される申込情報の一構成例を示す。図7に示すように、申込情報には、利用者に一意に割り当てられる申込番号、利用者の氏名あるいは名称(申込者名)、利用者の住所、電話番号、メールアドレス、利用者に関する他の拠点に関する情報(以下、拠点情報という)などが含まれている。また、申込情報データベース252に記憶される申込情報には、サーバ装置20が利用者に付与したユーザIDとパスワードとが設定される。拠点情報は、利用者が電力の供給を受けている各拠点に関する情報である。図8に、申込情報に含まれる拠点情報の一例を示す。拠点情報には、電力会社を特定する電力会社ID、電力供給の契約番号、契約名義、電力の供給を受けている拠点の住所、電話番号、メールアドレス、業種を特定する業種コード、契約番号により特定される契約が有効であるかどうかの確認をした結果などが含まれる。なお、契約が有効であるかどうかの確認処理については後述する。
消費情報データベース253は、利用者の各拠点における電力の利用状況を示す消費情報を記憶する。図9は、消費情報データベース253に記憶される消費情報の一構成例である。図9に示すように、消費情報には、利用者を特定するユーザID、拠点の地域を管轄する電力会社の電力会社ID、電力供給の契約番号、消費情報を特定する要求番号、電気料金の請求月、請求金額、電力の使用量(消費量)、電気の契約容量、利用者が拠点で利用している電化厨房機器の数などが含まれている。
ポイントデータベース254(本実施形態の「ポイント管理データベース」に該当する)は、利用者に発行されたポイント数を記憶する。図10に、ポイントデータベース254の構成例を示す。図10に示すように、ポイントデータベース254は、利用者のユーザIDに対応付けて、利用者に発行されたポイント数(合計ポイント数)を記憶している。また、ポイントデータベース254は、後述するように、利用者がポイントを電気料金に充当した履歴(以下、ポイント使用情報という)を利用者毎に記憶している。ポイント使用情報には、ポイント使用情報を特定する使用番号、ポイントを電気料金に充当するように要求した年月、充当したポイント数、ポイントによる割引が行われた年月、利用者に対して行われた割引の合計割引額が含まれている。また、ポイント使用情報には、利用者に関する拠点のそれぞれについて、割引を行った電力会社ID、電力供給の契約番号、その拠点での割引額が含まれている。なお、全拠点での割引額を合計すると上記合計割引額になるものとする。各拠点での割引額の決定処理の詳細については後述する。
なお、本実施形態では、上記各データベース251〜254は、サーバ装置20のメモリ202や記憶装置203が提供する記憶領域上に構築されるものとするが、サーバ装置20とは別体のデータベースサーバに構築するようにしてもよい。この場合、サーバ装置20は、例えば、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)、SAN(Storage Area Network)などの通信路を介してデータベースサーバにアクセス可能に接続する。
申込情報受信部211は、利用者端末10から送信される申込情報を受信し、受信した申込情報を申込情報データベース252に登録する。
契約確認要求送信部212は、申込情報に設定されている各拠点情報について、電力会社データベース251にアクセスして電力会社IDに対応するアドレスを取得し、契約番号を設定した契約確認要求を、取得したアドレスの電力会社サーバ30に送信する。
契約確認結果受信部213は、契約確認要求に応じて電力会社サーバ30から送信される契約確認結果を受信する。
メッセージ送信部214は、契約確認結果受信部213が受信した契約確認結果が、利用者の契約が存在しないことを示すものであった場合に、申込情報として入力された拠点での契約が存在しないことを示すメッセージを利用者端末10に送信する。本実施形態では、メッセージ送信部214は、申込情報に含まれているメールアドレス宛てに、上記のメッセージを電子メールとして送信する。
アカウント発行部215は、利用者に対して新規のユーザIDとパスワードを発行する。アカウント発行部215は、申込情報データベース252にアクセスして、上記発行したユーザIDとパスワードを申込情報に設定する。
アカウント情報送信部216は、アカウント発行部215が発行したユーザIDとパスワードとを含むアカウント情報を利用者端末10に送信する。なお、アカウント情報は、例えば、電子メールで送信するようにしてもよいし、印刷したものを郵送で送付するようにしてもよい。
消費ファイル取得要求送信部217(本発明の「エネルギー消費量取得要求」に該当する)は、申込情報データベース252に登録されている各申込情報の各拠点情報について、電力会社IDに対応するアドレスを電力会社データベース251から取得し、契約番号を設定した消費ファイル取得要求を上記のアドレスの電力会社サーバ30に送信する。
消費ファイル受信部218(本発明の「消費量取得部」に該当する)は、消費ファイル取得要求に応じて電力会社サーバ30から送信される消費ファイルを受信する。
消費情報登録部219は、消費ファイルに基づいて消費情報データベース253に消費情報を登録する。具体的には、消費情報登録部219は、電力会社データベース251にアクセスして、消費ファイルを受信した電力会社サーバ30のアドレスに対応するデータ変換フォーマットを取得し、取得したデータ変換フォーマットにしたがって、消費ファイルから消費情報の各項目を抽出する。消費情報登録部219は、抽出した各項目を設定した消費情報を消費情報データベース253に登録する。
ポイント発行部220(本発明の「ポイント加算部」に該当する)は、消費情報データベース253に登録されている消費情報に基づいて利用者に対してポイントを発行する。ポイント発行部220は、例えば、消費情報に含まれている電力の使用量(エネルギー消費量)や契約容量、電化厨房数などに応じて、利用者に対して発行するポイント数を決定することができる。ポイント発行部220は、利用者に対して発行するポイント数を、ポイントデータベース254に記憶されている、利用者の合計ポイント数に加算する。
エネルギー診断情報作成部221は、消費情報データベース253に登録されている消費情報に基づいて、利用者の電力の使用状況を表現するデータ(以下、エネルギー診断情報という)を作成する。エネルギー診断情報には、例えば、利用者の業種コードや住所等毎の電力の使用量の平均値を申込情報データベース252および消費情報データベース253から算出し、電力の使用量の平均値と、消費情報データベース253に登録されている各消費情報の使用量との乖離を示す情報などを含めることができる。また、エネルギー診断情報には、例えば、過去6ヶ月や12ヶ月等の所定期間の電力の使用量の推移を表示したグラフを表示するためのデータを含めることもできる。このように、エネルギー診断情報には、消費情報データベース253や申込情報データベース252に記憶されているデータに基づく様々な切り口の統計データを含めることができる。
契約情報作成部222は、利用者の各拠点の電気料金や使用量の合計、付与されている合計ポイント数、各拠点の電気料金や使用量などを設定した情報(以下、契約情報という)を作成する。契約情報作成部222は、例えば、消費情報データベース253にアクセスして、所定の年月の各消費情報について、各拠点情報の電気料金の合計や使用量の合計を各ユーザID毎に算出する。また、契約情報作成部222は、ポイントデータベース254にアクセスして、消費情報に含まれているユーザIDに対応する合計ポイント数を取得する。契約情報作成部222は、ユーザID毎に、電気料金の合計、電力の使用量の合計、合計ポイント数、および対応する消費情報を設定した契約情報を作成する。
契約情報送信部223(本発明の「エネルギー診断情報管理部」に該当する)は、契約情報作成部222が作成した契約情報を利用者端末10に送信する。なお、契約情報送信部223は、利用者端末10からのリクエストに応じて、上記契約情報を送信するようにしてもよい。
ポイント使用要求受信部224は、利用者に付与されたポイントを電気料金に充当するように指示するコマンド(以下、ポイント使用要求という)を利用者端末10から受信する。ポイント使用要求には、利用者のユーザIDと、充当のために使用するポイント数とが設定される。
割引額決定部225(本発明の「割引ポイント決定部」に該当する)は、ポイント使用要求に設定されているポイント数に応じて、電気料金から割り引く金額を決定する。割引額決定部225は、利用者の各拠点での電力の使用量に応じて上記の金額を按分し、各電力会社において割り引く金額を決定する。なお、割引額の決定処理の詳細については後述する。
割引要求送信部226(本発明の「メッセージ送信部」に該当する)は、利用者の各拠点の電力会社サーバ30に対して、割引要求を送信する。割引要求には、利用者の契約番号と、割引額決定部225が決定した割引額とが設定される。
なお、各機能部211〜226は、アクセス部(不図示)を介して各データベース251〜254にアクセスするものとする。アクセス部は、例えば、データベースにアクセスするドライバプログラムである。また、上記各機能部211〜226やアクセス部などは、サーバ装置20のCPU201が記憶装置203に記憶されているプログラムをメモリ202に読み出して実行することにより実現される。
===アカウントの発行処理===
本実施形態のポイント管理システム1では、利用者の申込に応じてアカウントが発行される。図11は、利用者の申込時に利用者端末10に表示される画面500の一例である。
画面500には、申込を行う利用者に関する情報を入力する申込者情報入力欄521と、利用者が有する各拠点に関する情報を入力する拠点情報入力欄522とが表示される。利用者は、画面500の申込者情報入力欄521に、利用者の氏名あるいは名称(申込者名)、住所、電話番号、メールアドレスを入力する。また、利用者は、各拠点毎に、その拠点における電力供給サービスの契約先となる電力会社を、拠点情報入力欄522のプルダウンメニューから選択する。また利用者は、電力供給契約の契約番号、契約名義、住所、電話番号、メールアドレスを拠点情報入力欄522に入力する。
画面500に入力された申込情報と1つ以上の拠点情報とを含む申込情報が、利用者端末10からサーバ装置20に送信されて、申込が行われる。図12は、申込処理の流れを示す図である。
利用者端末10は、上記図11のような画面を介して基本情報の入力を受け付け、入力された基本情報をサーバ装置20に送信する(S601)。
サーバ装置20は、利用者端末10から送信される申込情報を受信し、受信した申込情報を申込情報データベース252に登録する(S602)。サーバ装置20は、申込情報に設定されている各拠点情報に含まれる電力会社IDに対応する電力会社サーバ30のそれぞれに対して、契約確認要求を送信する(S603)。
電力会社サーバ30は、サーバ装置20から送信される契約確認要求を受信すると、契約確認要求に設定されている契約番号に対応する契約が有効であるかどうかを確認するための処理を行う(S604)。例えば、電力会社サーバ30は、ディスプレイやプリンタ等の出力装置に契約番号を出力し、その契約番号に対応する契約が有効であるかどうかを示す情報の入力を受け付けることにより、契約の確認を行う。電力会社サーバ30は、契約確認結果をサーバ装置20に送信する(S605)。
サーバ装置20は、各電力会社サーバ30から送信される契約確認結果を受信し、受信した契約確認結果を参照して、上記申込情報に設定されていた拠点情報についての全ての契約が有効であるかどうかを判断する(S606)。サーバ装置20は、複数の電力会社サーバ30から受信した契約確認結果のうち、契約が有効でない旨を示すものがあった場合(S606:NO)には、契約が有効でない旨のメッセージに拠点情報を付帯させて、申込情報のメールアドレス宛てに電子メールを送信する(S607)。
一方、契約確認結果の全てが、契約が有効であることを示すものであった場合(S606:YES)、サーバ装置20は、新規にユーザ名とパスワードを生成してアカウントを発行する(S608)。サーバ装置20は、申込情報データベース251にアクセスして、新規に発行したユーザ名とパスワードを申込情報に設定する(S609)。サーバ装置20は、発行したユーザ名とパスワードを設定したアカウント情報を利用者に通知する(S610)。
このようにして利用者に対してアカウントが発行され、ユーザIDやパスワードを用いた利用者認証を行うようにすることができる。
なお、アカウント情報の利用者への通知は、例えば、ユーザ名やパスワードを設定した電子メールを、申込情報に設定されているメールアドレスに対して送信するようにしてもよいし、郵送で送付するようにしてもよい。
===ポイントの発行処理===
アカウントが発行された利用者に対して、サーバ装置20では、例えば、毎月末などの所定の期間毎に、利用者の電力の使用量などに応じたポイントを発行する。図13は、サーバ装置20によるポイントの発行処理の流れを示す図である。なお、以下の処理は、申込情報データベース252に登録されている申込情報のそれぞれについて行われる。
サーバ装置20は、申込情報に含まれている拠点情報のそれぞれについて、電力会社IDをキーとして電力会社データベース251から電力会社サーバ30のアドレスを取得し、取得したアドレスの電力会社サーバ30に対して、契約番号を設定した消費ファイル取得要求を送信する(S621)。
電力会社サーバ30は、消費ファイル取得要求を受信すると、受信した消費ファイル取得要求に設定されている契約番号に対応する契約容量や、請求金額、電力の使用量などを取得する。電力会社サーバ30は、取得した使用量などを設定した消費ファイルを作成する(S622)。電力会社サーバ30は、作成した消費ファイルをサーバ装置20に送信する(S623)。サーバ装置20は、電力会社サーバ30から受信した消費ファイルに記述されている消費情報の各項目を抽出し、抽出した各項目を設定した消費情報を消費情報データベース253に登録する(S624)。
サーバ装置20は、申込情報に含まれている全ての拠点情報に対応する消費情報が消費情報データベース253に登録されると、消費情報に基づいて利用者に対して発行するポイント数を決定する。本実施形態において、発行するポイント数は、消費情報に含まれている使用量の合計値に応じて決定される。なお、発行するポイント数は、例えば、契約容量や電化厨房数の数に応じて、増減するようにしてもよい。サーバ装置20は、ポイントデータベース254に記憶されている合計ポイント数に、上記のように決定したポイント数を加算する。このようにして、利用者にポイントが発行される(S625)。
次に、サーバ装置20は、各拠点について、エネルギー診断情報を作成する(S626)。ここで作成されるエネルギー診断情報には、例えば、消費情報データベース253にアクセスして算出する、契約容量別あるいは業種コード別の使用量の平均値や、使用量の平均値と上記受信した消費情報の使用量との差、過去所定期間における使用量の推移などを含めることができる。また、エネルギー診断情報には、例えば、消費情報に含まれている使用量などに基づいて算出することのできるCO排出量などを含めるようにすることもできる。
サーバ装置20は、各拠点についてのエネルギー診断情報を作成した後に、契約情報を作成する(S627)。契約情報には、ポイントデータベース254に記憶されている利用者の合計ポイント数や電力使用量の合計値、請求金額の合計金額が設定される。また、契約情報には、各拠点についての消費情報やエネルギー診断情報も設定される。サーバ装置20は、作成した契約情報を利用者端末10に送信する(S628)。
利用者端末10は、サーバ装置20から送信される契約情報を受信し、受信した契約情報を、ディスプレイやプリンタなどの出力装置に出力する(S629)。また、利用者端末10は、例えば、契約情報に設定されている消費情報やエネルギー診断情報などに基づいてグラフなどを作成するようにすることもできる。
上記のように、本実施形態のポイント管理システム1では、複数の地域に拠点を有する利用者に対して、その拠点毎に利用した電力の使用量(エネルギーの消費量)の集計値(例えば合計値)に応じて、まとめてポイントが発行される。したがって、利用者は一元的に発行されたポイントを管理することができる。よって、多数の拠点毎にポイントが発行されるのに比べると、利用者に対して発行されたポイントを容易に管理し把握することができる。
また、利用者には各拠点の消費情報が提供されるため、利用者は各拠点での電気料金を集中的に管理することができる。したがって、利用者の光熱費等の管理の労力を軽減することができる。
また、本実施形態のポイント管理システム1では、各拠点についてのエネルギーの使用状況を示すエネルギー診断情報を提供することができる。したがって、利用者は複数の拠点のそれぞれについて、どのようにエネルギーが使用されているかを容易に把握することができる。また、各拠点のエネルギー診断情報は、サーバ装置20により同一の基準、同一の方法で作成されるので、拠点間でのエネルギーの使用状況の比較を比較を正確に行うことができる。
また、サーバ装置20は、電力会社別のデータ変換フォーマットにしたがって消費ファイルから消費情報の各項目を抽出するので、電力会社によって消費ファイルの記述フォーマットが異なるような場合にも対応することができる。よって、例えば、電力会社がWebなどで電力の使用状況に関する情報を提供している場合には、既存の提供情報を消費ファイルとして用いることができる。
===ポイントの使用===
本実施形態では、利用者に対して発行されたポイントは、電気料金に充当することができる。図14に、ポイントを電気料金に充当する際に行われる処理の流れを示す。なお、事前にユーザIDやパスワードを用いて利用者端末10に対する認証は行われているものとする。
利用者は利用者端末10を用いて、使用するポイント数やポイントを利用しようとしている年月を入力する。利用者端末10は入力された使用ポイント数と使用年月、および利用者のユーザIDを設定したポイント使用要求をサーバ装置20に送信する(S641)。
サーバ装置20は、利用者端末10からポイント使用要求を受信すると、ポイント使用要求に設定されている使用年月が受け付け可能であるかどうかを判断する(S642)。使用年月が受け付け可能であるかどうかは、例えば、利用者の各拠点に対応する電力会社のそれぞれについて、電力会社データベース251に記憶されている電力会社情報の受付期限を超えているかどうかにより判断する。使用年月が受け付け可能である場合(S642:YES)、サーバ装置20は、ポイント使用要求に設定されているユーザIDに対応するポイントデータベース254の合計ポイント数が、ポイント使用要求に設定されている使用ポイント数以上であることを確認する(S643)。
使用ポイント数が合計ポイント数以下であった場合(S642:YES)、サーバ装置20は、使用ポイント数に応じて割引金額を決定する(S644)。また、サーバ装置20は、拠点毎の電力使用量の比率を上記割引金額に乗じることにより、割引額を各拠点の使用量で按分した金額(以下、拠点別割引額という)を算出する(S646)。また、サーバ装置20は、ポイントデータベース254にアクセスして、合計ポイント数から使用ポイント数を減算する(ポイント更新部)(S647)。サーバ装置20は、申込情報データベース252に記憶されている申込情報に含まれる拠点情報のそれぞれについて、拠点情報に含まれている契約番号と、対応する拠点別割引額とを設定した割引要求を電力会社サーバ30に送信する(S648)。
電力会社サーバ30は、割引要求を受信し、受信した割引要求に設定されている契約番号の顧客に対する請求金額から、割引要求に設定されている割引金額を割り引くなどの、割引に関する処理を行う(S649)。
なお、使用年月が受け付け不可能である場合(S642:NO)あるいは使用ポイント数が合計ポイントを超えている場合(S643:NO)には、サーバ装置20は、ポイントを使用することができない旨のメッセージを利用者端末10に送信して(S649)処理を終了する。
上記のように、本実施形態のポイント管理システム1では、ポイントは電気代に充当することができるので、より多くの電力を使う動機付けを行うことができる。したがって、利用者の各拠点において複数の種類のエネルギーの供給を受けることができる場合には、電力のエネルギーを利用することが期待される。また、例えば、利用者が新たな拠点においてエネルギーの供給を受けようとするときにも、エネルギーとして電力を選択するように動機付けを行うことができる。
また、利用者はポイントを電気料金に充当するタイミングなどを集中的に管理することができるので、全体的なコスト管理に役立てることができる。
なお、本実施形態では、各拠点での電力使用量の合計に応じて決定されたポイント数を、使用量の比率で按分してポイントを充当できるようにしたが、これに限らず、例えば、利用者がポイントを利用する先となる電力会社を指定するようにしてもよい。この場合、利用者から指定された電力会社において、本実施形態で説明した拠点別割引額を超えた金額の割引が行われた場合には、例えば、他の電力会社間での資金移動によって調整するようにすることもできる。
また、本実施形態では、使用ポイント数に応じて割引金額を決定し、拠点毎の電力使用料の比率で割引金額を按分して拠点別割引額を算出するようにしたが、拠点毎の電力使用料の比率で使用ポイント数を按分して、各拠点に対して割り当てるポイント(以下、割当ポイントという)を算出し、算出した割当ポイントに応じて拠点別割引金額を算出するようにしてもよい。
また、本実施形態では、利用者からのポイント使用要求に応じて、割引が行われるようにしたが、例えば、所定のポイント数を超えた場合に自動的に電気料金の割引が行われるようにしてもよい。
また、本実施形態では、サーバ装置20は、電力会社サーバ30が送信する消費ファイルから、データ変換フォーマットにしたがって消費情報の各項目を抽出するようにしたが、各電力会社サーバ30から統一的なフォーマットの消費情報を受信するようにしてもよい。この場合、サーバ装置20は、項目の抽出処理を行う必要がないので、サーバ装置20の処理負荷が低くなる。
また、本実施形態では、エネルギー診断情報は、サーバ装置20において自動的に作成されるものとしたが、サーバ装置20が各利用者に対するコメント等の入力を受け付け、入力されたコメント等をエネルギー診断情報に含めるようにしてもよい。
また、本実施形態のポイント管理システム1は、電力会社に限らず、ガスなどの各種のエネルギー供給サービスにおいてポイントを発行する場合にも適用することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
本発明の一実施の形態による、ポイント管理システム1の全体構成を示す図である。 本発明の一実施の形態による、電力会社サーバ30のハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施の形態による、電力会社サーバ30の機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態による、サーバ装置20のハードウェア構成を示す図である。 本発明の一実施の形態による、サーバ装置20の機能ブロック図である。 本発明の一実施の形態による、電力会社データベース251の構成例を示す図である。 本発明の一実施の形態による、申込情報データベース252に記憶される申込情報の一構成例を示す図である。 本発明の一実施の形態による、申込情報に含まれる拠点情報の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態による、消費情報データベース253に記憶される消費情報の一構成例を示す図である。 本発明の一実施の形態による、ポイントデータベース254の構成例を示す図である。 本発明の一実施の形態による、利用者の申込時に利用者端末10に表示される画面500の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態による、申込処理の流れを示す図である。 本発明の一実施の形態による、サーバ装置20によるポイントの発行処理の流れを示す図である。 本発明の一実施の形態による、ポイントを電気料金に充当する際に行われる処理の流れを示す図である。
符号の説明
10 利用者端末
20 サーバ装置
201 CPU 202 メモリ
203 記憶装置 204 通信インタフェース
211 申込情報受信部 212 契約確認要求送信部
213 契約確認結果受信部 214 メッセージ送信部
215 アカウント発行部 216 アカウント情報送信部
217 消費ファイル取得要求送信部 218 消費ファイル受信部
219 消費情報登録部 220 ポイント発行部
221 エネルギー診断情報作成部 222 契約情報作成部
223 契約情報送信部 224 ポイント使用要求受信部
225 割引額決定部 226 割引要求送信部
251 電力会社データベース 252 申込情報データベース
253 消費情報データベース 254 ポイントデータベース
30 電力会社サーバ
301 CPU 302 メモリ
303 記憶装置 304 通信インタフェース
311 契約確認要求受信部 312 契約確認処理部
313 契約確認結果送信部 314 消費ファイル取得要求受信部
315 消費ファイル作成部 316 消費ファイル送信部
317 割引要求受信部 318 割引処理部
41 通信ネットワーク 42 通信ネットワーク

Claims (13)

  1. 複数の地域に拠点を有する利用者が、各地域を管轄するエネルギー供給会社のそれぞれから供給を受けたエネルギーの消費量に応じて付与されるポイントを管理するシステムであって、
    前記利用者を特定するための情報と、前記利用者に付与された合計ポイントとを対応付けて管理するポイント管理データベースにアクセスするアクセス部と、
    前記利用者のそれぞれについて、供給を受けたエネルギーの消費量をエネルギー供給会社毎に取得する消費量取得部と、
    前記利用者毎に、前記消費量を集計し、集計値に応じてポイントを発行するポイント発行部と、
    前記ポイント管理データベースにアクセスして、前記利用者に対応する前記合計ポイントに、前記発行したポイントを加算するポイント加算部と、
    を備えることを特徴とするポイント管理システム。
  2. 請求項1に記載のポイント管理システムであって、
    複数の前記エネルギー供給会社の供給会社サーバのそれぞれと通信可能に接続し、
    前記利用者を特定するための情報を設定した、当該利用者に供給されたエネルギーの消費量を取得するためのコマンドであるエネルギー消費量取得要求を前記供給会社サーバのそれぞれに送信するエネルギー消費量取得要求送信部を備え、
    前記消費量取得部は、前記エネルギー消費量取得要求に応じて前記供給会社サーバから送信されるエネルギーの消費量を受信することにより、各地域毎に前記利用者が供給を受けたエネルギーの消費量を取得すること、
    を特徴とするポイント管理システム。
  3. 請求項1に記載のポイント管理システムであって、
    各エネルギー供給会社により供給されるエネルギーの種類は同一であること、
    を特徴とするポイント管理システム。
  4. 請求項1に記載のポイント管理システムであって、
    複数の前記エネルギー供給会社の供給会社サーバのそれぞれと通信可能に接続し、
    前記利用者に課するエネルギーの使用料金から、前記合計ポイントに基づいた金額の割引を行うように指示するメッセージを前記供給会社サーバのそれぞれに送信するメッセージ送信部と、
    前記ポイント管理データベースに管理されている前記合計ポイントを減算するポイント更新部と、
    を備えることを特徴とするポイント管理システム。
  5. 請求項4に記載のポイント管理システムであって、
    前記利用者毎に、当該利用者に対して供給されたエネルギーの前記消費量の比率で前記合計ポイントを按分して、各エネルギー供給会社に割り当てる割当ポイントを決定する割引ポイント決定部を備え、
    前記メッセージ送信部は、前記供給会社サーバのそれぞれに対して、前記割当ポイントに基づく金額の割引を行うように指示する前記メッセージを送信すること、
    を特徴とするポイント管理システム。
  6. 請求項1に記載のポイント管理システムであって、
    各拠点において前記利用者に対して供給されたエネルギーの使用状況を含むエネルギー診断情報を作成するエネルギー診断情報作成部と、
    前記エネルギー診断情報を前記利用者の利用者端末からアクセス可能に管理するエネルギー診断情報管理部と、
    を備えることを特徴とするポイント管理システム。
  7. 複数の地域に拠点を有する利用者が、各地域を管轄するエネルギー供給会社のそれぞれから供給を受けたエネルギーの消費量に応じて付与されるポイントを管理する方法であって、
    前記利用者を特定するための情報と、前記利用者に付与された合計ポイントとを対応付けて管理するポイント管理データベースにアクセス可能に接続するコンピュータが、
    前記利用者のそれぞれについて、供給を受けたエネルギーの消費量をエネルギー供給会社毎に取得し、
    前記利用者毎に、前記消費量を集計し、集計値に応じてポイントを発行し、
    前記ポイント管理データベースにアクセスして、前記利用者に対応する前記合計ポイントに、前記発行したポイントを加算すること、
    を特徴とするポイント管理方法。
  8. 請求項7に記載のポイント管理方法であって、
    前記コンピュータが、
    複数の前記エネルギー供給会社の供給会社サーバのそれぞれと通信可能に接続し、
    前記利用者を特定するための情報を設定した、当該利用者に供給されたエネルギーの消費量を取得するためのコマンドであるエネルギー消費量取得要求を前記供給会社サーバのそれぞれに送信し、
    前記エネルギー消費量取得要求に応じて前記供給会社サーバから送信されるエネルギーの消費量を受信することにより、各地域毎に前記利用者が供給を受けたエネルギーの消費量を取得すること、
    を特徴とするポイント管理方法。
  9. 請求項7に記載のポイント管理方法であって、
    各エネルギー供給会社により供給されるエネルギーの種類は同一であること、
    を特徴とするポイント管理方法。
  10. 請求項7に記載のポイント管理方法であって、
    前記コンピュータが、
    複数の前記エネルギー供給会社の供給会社サーバのそれぞれと通信可能に接続し、
    前記利用者に課するエネルギーの使用料金から、前記合計ポイントに基づいた金額の割引を行うように指示するメッセージを前記供給会社サーバのそれぞれに送信し、
    前記ポイント管理データベースに管理されている前記合計ポイントを減算すること、
    を特徴とするポイント管理方法。
  11. 請求項10に記載のポイント管理方法であって、
    前記コンピュータは、
    前記利用者毎に、当該利用者に対して供給されたエネルギーの前記消費量の比率で前記合計ポイントを按分して、各エネルギー供給会社に割り当てる割当ポイントを決定し、
    前記供給会社サーバのそれぞれに対して、前記割当ポイントに基づく金額の割引を行うように指示する前記メッセージを送信すること、
    を特徴とするポイント管理方法。
  12. 請求項7に記載のポイント管理方法であって、
    前記コンピュータは、
    各拠点において前記利用者に対して供給されたエネルギーの使用状況を含むエネルギー診断情報を作成し、
    前記エネルギー診断情報を前記利用者の利用者端末からアクセス可能に管理すること、
    を特徴とするポイント管理方法。
  13. 複数の地域に拠点を有する利用者が、各地域を管轄するエネルギー供給会社のそれぞれから供給を受けたエネルギーの消費量に応じて付与されるポイントを管理するためのプログラムであって、
    前記利用者を特定するための情報と、前記利用者に付与された合計ポイントとを対応付けて管理するポイント管理データベースにアクセス可能に接続するコンピュータに、
    前記利用者のそれぞれについて、供給を受けたエネルギーの消費量をエネルギー供給会社毎に取得するステップと、
    前記利用者毎に、前記消費量を集計し、集計値に応じてポイントを発行するステップと、
    前記ポイント管理データベースにアクセスして、前記利用者に対応する前記合計ポイントに、前記発行したポイントを加算するステップと、
    を実行させるためのプログラム。

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