JP4770037B2 - 検針システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、水道や電気やガス等の公共料金の検針を管理し、料金決済を電子化して行う検針システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の公共料金における検針システムは、各公共事業者が各々使用量を検針し、各々料金請求を行っている。使用量の検針においては、各公共事業者の検針者が検針した結果を用紙に記入する、または各公共事業者専用の端末を用いて検針を行っている。また、料金請求においては、各公共事業者それぞれが伝票を紙で配布し、または請求書を郵送する。
【0003】
近年、水道や電気やガス等の使用量を共同で検針するシステムが開発されている。例えば特開平8−223659号公報で開示されている検診結果自動通知システムは、需要者別に予め設定された使用実績の通知条件に基づいて需要者に使用実績を通知する。また、特開平10−171888号公報で開示されている通信システムは、センタ側のコンピュータと需要家側のメータを公衆回線で接続し、メータの料金を需要家側のパーソナルコンピュータから電子マネーでセンタ側のコンピュータへ送信する。また、特開平11−16077号公報で開示されている協同保安検針システムは、複数の供給者が協同して設置と運用を行い、監視センタ装置が需要家装置からの消費情報や供給者装置からの制御情報を管理する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術によれば、ライフラインにおける各検針において、複数の公共事業者が検針、請求、決済等を共同してオンラインで行っている例はない。また、各公共事業者専用の端末で検針する場合において、各公共事業者は専用の端末を用いるため、開発導入による経費がかかる。すなわち、検針サービス代行者が、複数の公共事業者の検針、請求、決済を一括してオンラインで行い、自動検針装置で、または一般に販売され通信機能を持つ携帯端末や携帯電話等で、検針業務を行うことが可能となれば、複数の公共事業者それぞれが有する設備の省略化、労力の削減、低コスト化が図れることとなる。
【0005】
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、複数の公共事業者それぞれが有する設備の省略化、労力の削減、低コスト化が図れる検針システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明に係る検針システムは、事業者が行う検針を代行する検針システムであって、通信回線を介して複数の事業者それぞれに係る検針値の送信を行う自動検針装置と、前記検針値の収集を行う検針サーバ装置と、前記検針サーバ装置から通信回線を介して送信される前記検針値に基づいて伝票を作成し前記検針サーバ装置へ前記伝票を送信する事業者料金システムと、通信回線を介して前記検針サーバ装置から前記伝票の閲覧を行う需要者端末と、を備え、前記検針サーバ装置は、前記伝票を前記需要者端末に対して送信し、口座引き落としの契約をしていない前記需要者端末からのネット決済の指示に従い通信回線を介して金融会社または信販会社に対して前記ネット決済を行い、前記需要者が前記ネット決済を選択した場合に料金割引を設定する、ことを特徴とするものである。
【0007】
このような構成によれば、検針サービス代行者が、複数の事業者の共同検針業務及び決済業務のアウトソーシングの実施を容易にすることができ、経費を削減できる。また、需要者は、需要者端末を備えることにより、請求明細情報をオンラインで閲覧することができる。また、ネット決済を行うことにより、検針サービス代行者は経費を削減でき、需要者は支払いの手続きを簡素化できる。また、検針サービス代行者は、需要者によるネット決済の選択を促進することができる。
【0008】
また、本発明に係る検針システムは、事業者が行う検針を代行する検針システムであって、通信回線を介して複数の事業者それぞれに係る検針値の送信を行う携帯端末と、前記携帯端末の接続先の運営及び前記検針値の収集を行う検針サーバ装置と、前記検針サーバ装置から通信回線を介して送信される前記検針値に基づいて伝票を作成し前記検針サーバ装置へ前記伝票を送信する事業者料金システムと、通信回線を介して前記検針サーバ装置から前記伝票の閲覧を行う需要者端末と、を備え、前記検針サーバ装置は、前記伝票を前記需要者端末に対して送信し、口座引き落としの契約をしていない前記需要者端末からのネット決済の指示に従い通信回線を介して金融会社または信販会社に対して前記ネット決済を行い、前記需要者が前記ネット決済を選択した場合に料金割引を設定する、ことを特徴とするものである。
【0009】
このような構成によれば、検針サービス代行者が、一般に販売され通信機能を持つ携帯端末を用いて検針業務を行うことにより、検針サービス代行者または各事業者は、検針を行うための専用の端末を開発導入する必要がなく、検針サービス代行者は、複数の事業者の検針業務及び決済業務のアウトソーシングの実施が容易となり、経費を削減できる。また、需要者は、需要者端末を備えることにより、請求明細情報をオンラインで閲覧することができる。また、ネット決済を行うことにより、検針サービス代行者は経費を削減でき、需要者は支払いの手続きを簡素化できる。また、検針サービス代行者は、需要者によるネット決済の選択を促進することができる。
【0016】
また、本発明に係る検針システムにおいて、前記事業者料金システムは、複数の事業者毎に備えられることを特徴とするものである。
【0017】
このような構成によれば、事業者毎で異なる取扱が行われる業務については、複数の事業者それぞれで行うことにより、共同検針に係る業務の効率化を図ることができる。
【0018】
また、本発明に係る検針システムにおいて、前記検針サーバ装置は、前記検針値を記録する検針値データベースと、前記需要者毎の支払方法を含んだ需要者データを記録する需要者データベースと、前記事業者料金システムから送信された前記料金計算の結果を含んだ伝票を記録する伝票データベースとを含み、互いにリンクさせて管理することを特徴とするものである。
【0019】
このような構成によれば、検針サービス代行者は、各事業者に対応するデータをサーバで管理することにより、各事業者の検針業務及び決済業務のアウトソーシングが可能になり、経費を削減できる。
【0022】
また、本発明に係る検針システムにおいて、前記検針サーバ装置は、前記伝票を前記需用者端末に対して規定日に送信することを特徴とするものである。
【0023】
このような構成によれば、検針サービス代行者は、伝票の郵送業務を電子化することにより、経費が削減できる。
【0024】
また、本発明に係る検針システムにおいて、前記検針サーバ装置は、前記需要者端末からの指示に基づき前記伝票を前記需用者端末へ送信することを特徴とするものである。
【0025】
このような構成によれば、需要者は、希望した時に料金の明細情報やその履歴を閲覧するサービスを受けることができる。
【0030】
また、本発明に係る検針システムにおいて、前記検針サーバ装置は、前記需要者が前記ネット決済を選択した場合に前記需要者の利用状況に応じた料金還元を設定することを特徴とするものである。
【0031】
このような構成によれば、検針サービス代行者は、需要者によるネット決済の選択を促進することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態における検針システムの構成の一例を示す図である。図1には、需要者100と、検針サービス代行者200と、水道や電気やガス等の供給者である公共事業者300と、検針者410と、信販会社500と、金融機関501とが示されている。
【0037】
需要者100は、デスクトップPC101またはラップトップPC102またはペンPC103を用いてインタネットにアクセスする。また、需要者100の中には、自動検針装置400を備えている場合がある。
【0038】
検針サービス代行者200は、DB(データベース)管理サーバ210とサイト運営サーバ220とを備えている。ここで、DB管理サーバ210とサイト運営サーバ220は、一つのサーバとして統合されていても良いし、それぞれのサーバの機能毎に複数のサーバとして分割されていても良い。
【0039】
DB管理サーバ210は、水道と電気とガスの全ての検針値を管理する検針値DB211と、需要者の契約方式等の需要者データを管理する需要者DB212と、需要者へ送信する料金計算結果を含んだ伝票を管理する伝票DB213とで構成されており、検針値DB211と需要者DB212と伝票DB213を管理する。また、サイト運営サーバ220は、水道の検針値入力と水道の伝票要求が行われる水道サイト221と、電気の検針値入力と電気の伝票要求が行われる電気サイト222と、ガスの検針値入力とガスの伝票要求が行われるガスサイト223とを運営しており、DB管理サーバ210との間で検針値等のデータの送受信を行う。
【0040】
公共事業者300は、水道の検針値に基づいて料金を計算する水道事業者料金システム301と、電気の検針値に基づいて料金を計算する電気事業者料金システム302と、ガスの検針値に基づいて料金を計算するガス事業者料金システム303とを備えている。
【0041】
検針者410は、携帯電話411または携帯端末412を用いてインタネットにアクセスする。ここで、携帯端末412は例えばPDA(Personal Digital Assistant)である。携帯電話411または携帯端末412には、ICカード413を差し込んで使用する場合と、ICカード413なしで使用する場合がある。また、検針者410は、携帯電話411または携帯端末412をハンディプリンタ414に接続して伝票のプリントアウトを行う。
【0042】
需要者100と検針サービス代行者200はインタネットを介して通信を行う。また、公共事業者300と検針サービス代行者200はインタネットを介して通信を行う。また、自動検針装置400または検針者410と検針サービス代行者200はインタネットを介して通信を行う。また、信販会社500または金融機関(会社)501と検針サービス代行者200はインタネットを介して通信を行う。ここで、需要者100は、検針サービス代行者200とプロバイダ契約を結ぶことがある。
【0043】
なお、本実施の形態において、通信回線とはインタネットのことであり、接続先とは水道サイト221または電気サイト222またはガスサイト223のことであり、携帯端末とは携帯電話411または携帯端末412のことであり、需要者端末とはデスクトップPC101またはラップトップPC102またはペンPC103のことであり、検針サーバ装置とはサイト運営サーバ220とDB管理サーバ210のことであり、事業者料金システムとは水道事業者料金システム301または電気事業者料金システム302またはガス事業者料金システム303のことである。
【0044】
次に、検針システムの概略について説明する。まず、自動検針装置400または検針者410が、水道や電気やガスの検針を一括して行う。需要者100側に自動検針装置がある場合、自動検針装置400は自動で検針を行い、得られた検針値をDB管理サーバ210へインタネットを介して送信する。需要者100側に自動検針装置400がない場合、検針者410は手動で検針を行い、得られた検針値を携帯電話411または携帯端末412でサイト運営サーバ220へインタネット経由で送信する。
【0045】
ここで、サイト運営サーバ220の動作についてフローチャートを用いて詳細に説明する。図2は、サイト運営サーバ220の動作の一例を示すフローチャートである。まず、検針者410は、携帯電話411または携帯端末412からインタネット経由で、水道サイト221または電気サイト222またはガスサイト223のうち希望するサイトへアクセスし、ユーザIDとパスワードの入力を行う(S601)。ここで、アクセスする際に、ユーザIDとパスワードとアクセスするサイトが予め登録されているICカード413を、携帯電話411または携帯端末412に挿入する場合は、検針者によるユーザIDとパスワードの入力とサイトの選択が省略され、処理S603へ移行する。
【0046】
次に、サイト運営サーバ220は、検針者410の電子認証を行い検針者410か否かの確認を行う(S602)。検針者410と確認されない場合(S602,N)は、このフローを終了する。一方、検針者410と確認した場合(S602,Y)は、検針者410による需要者No.の入力を受け付け(S603)、処理S604へ移行する。
【0047】
次に、サイト運営サーバ220は、検針者410により「検針値入力」が選択されたか「伝票要求」が選択されたかの判断を行う(S604)。「検針値入力」が選択された場合(S604,Y)は、検針者410による検針値の入力を受け付け(S605)、需要者No.と検針値をDB管理サーバ210へ送信し(S606)、このフローを終了する。一方、「伝票要求」が選択された場合(S604,N)は、DB管理サーバ210より伝票を受信し(S607)、検針者410へ伝票を送信し(S608)、このフローを終了する。
【0048】
次に、DB管理サーバ210の動作についてフローチャートを用いて詳細に説明する。図3は、DB管理サーバ210の動作の一例を示すフローチャートである。まず、DB管理サーバ210は、自動検針装置400またはサイト運営サーバ220から需要者No.と検針値を受信したか否かの判断を行う(S701)。需要者No.と検針値を受信した場合(S701,Y)は、需要者DB212に予め記録された需要者の契約方式と、受信した検針値とをリンクさせて検針値DB211へ記録する(S702)。
【0049】
次に、DB管理サーバ210は、料金計算指示を公共事業者300へ送信し(S703)、処理S704へ移行する。このときDB管理サーバ210は、受信した検針値が水道の検針値であれば、対応する料金計算指示を水道事業者料金システム301へインタネット経由で送信する。同様に、受信した検針値が電気の検針値であれば対応する料金計算指示を電気事業者料金システム302へ、ガスの検針値であれば対応する料金計算指示をガス事業者料金システム303へインタネット経由で送信する。一方、ステップS701において、DB管理サーバ210が需要者No.と検針値を受信しなかった場合(S701,N)は、処理S704へ移行する。
【0050】
料金計算指示を受信した各事業者料金システムは、DB管理サーバ210から送信された料金計算指示に含まれる検針値と需要者の契約方式に基づいて料金を計算し、請求明細情報を含む伝票を作成する。各事業者料金システムは、作成した伝票をDB管理サーバ210へインタネット経由で送信する。
【0051】
次に、DB管理サーバ210は、公共事業者300から伝票を受信したか否かの判断を行う(S704)。伝票を受信した場合(S704,Y)は、受信した伝票を、需要者DB212に記録された需要者データとリンクして、伝票DB213に記録し(S705)、処理S706へ移行する。一方、伝票を受信しなかった場合(S704,N)は、処理S706へ移行する。
【0052】
次に、DB管理サーバ210は、サイト運営サーバ220から伝票を要求されたか否かの判断を行う(S706)。ここで、伝票をインタネット経由で参照できない需要者100のために、検針者410は、携帯電話411または携帯端末412からインタネット経由で希望するサイトへアクセスし、サイト運営サーバ220から伝票のダウンロードを行う。検針者410は、携帯電話411または携帯端末412にハンディプリンタ414を接続し、伝票をプリントアウトして需要者100へ渡す。サイト運営サーバ220から伝票を要求された場合(S706,Y)は、要求された伝票をサイト運営サーバ220へ送信し(S707)、処理S708へ移行する。一方、サイト運営サーバ220から伝票を要求されなかった場合(S706,N)は、処理S708へ移行する。
【0053】
次に、DB管理サーバ210は、需要者100への伝票の送信期日であるか否かの判断を行う(S708)。ここで、送信期日は、例えば毎月規定日である。伝票の送信期日である場合(S708,Y)は、伝票DB213に記録された伝票をインタネット経由の電子メールで需要者100へ送信し(S709)、処理S710へ移行する。一方、伝票の送信期日でない場合(S708,N)は、処理S710へ移行する。
【0054】
次に、DB管理サーバ210は、需要者100から伝票を要求されたか否かの判断を行う(S710)。予め口座引き落としの契約をしている需要者100は、伝票が電子メールで到着すると、ユーザIDとパスワード入力を用いて検針サービス代行者200のDB管理サーバ210へアクセスし、伝票DB213に蓄積されている伝票を履歴も含めて一括で閲覧またはダウンロードを行うことができる。需要者100から伝票を要求された場合(S710,Y)は、伝票DB213に記録された伝票をインタネット経由で需要者100へ送信し(S711)、処理S712へ移行する。一方、需要者100から伝票を要求されなかった場合(S710,N)は、処理S712へ移行する。
【0055】
ここで、口座引き落としの契約をしていない需要者100は、信販会社500または金融機関501に対するネット決済指示を検針サービス代行者200へ送信する。
【0056】
次に、DB管理サーバ210は、需要者100からネット決済指示を受信したか否かの判断を行う(S712)。需要者100からネット決済指示を受信した場合(712,Y)は、ネット決済指示に含まれる決済方法に従って金融会社500または信販会社501に対してネット決済を行い(S713)、このフローを終了する。一方、需要者100からネット決済指示を受信しなかった場合(S712,N)は、このフローを終了する。
【0057】
ネット決済が行われた信販会社500や金融会社501は、需要者100の口座からの入金情報を公共事業者300へ送信する。なお、需要者100は、口座引き落としまたはネット決済の他に、コンビニエンスストアでの振込を行う場合や現金徴収される場合がある。
【0058】
検針サービス代行者200は、口座引き落としまたはネット決済を認めた需要者100に対して特典制度を設定する。特典制度には、例えば、需要者100が口座引き落とし、またはネット決済を選択した場合に料金割引を設定する料金割引制度や、需要者100の利用状況に応じてポイントを加算しそのポイントに応じて料金還元を設定する料金還元制度がある。
【0059】
なお、上述したサイト運営サーバ220の各サイト上において、検針者410は、公共事業者300に対する需要者100からの要望や意見を入力することができ、入力された要望や意見は、リアルタイムでDB管理サーバ210内の需要者DB212に記録される。そのため、公共事業者300は、需要者100の要望や意見を業務に活かすことができる。
【0060】
また、上述したサイト運営サーバ220の各サイト上において、公共事業者300は、検針者410に対するメッセージを入力することができる。そのため、公共事業者300は、検針者410に対して何か緊急連絡があった場合、対応する各サイトにメッセージを送信することで、検針業務に支障をきたすことなく検針者410へメッセージを伝えることができる。また、公共事業者300は、検針者410の携帯電話411または携帯端末412へ緊急連絡のメールを直接送信することで、検針業務に支障をきたすことなく検針者410へメッセージを伝えることができる。
【0061】
また、自動検針装置400からの検針値の送信は、DB管理サーバ210側から定期的に、あるいは所定の日時に送られる指示に基づいて行うようにしても良いことは言うまでもない。
【0062】
本実施の形態では、検針サービス代行者200が、インタネット上に各公共事業者に対応するサイトを作成し、検針者410からサイト運営サーバ220へ送信された検針値をDB管理サーバ210の各データベースとリンクさせることで、検針者410が各公共事業者専用の端末を持たなくても各公共事業者の検針業務を行うことができ、どの公共事業者の検針業務の一括アウトソーシングも可能となる。
【0063】
【発明の効果】
以上に詳述したように本発明によれば、需要者と公共事業者との間に通信回線を介してDB管理サーバを設置し、複数の公共事業者の請求明細情報を電子化することにより、公共事業者が経費を削減できると共に、需要者が請求明細情報をオンラインで閲覧する等のサービス向上を図ることができるという効果を奏する。
【0064】
また、本発明によれば、検針サービス代行者が、インタネット上に各公共事業者に対応するサイトを作成し、検針者からサイト運営サーバへ送信された検針値をDB管理サーバの各データベースとリンクさせることにより、サイト運営サーバは地域等一切関係なくサイト運営を行うことができるという効果を奏する。また、自動検針装置を用いなくとも、一般に販売され通信機能を持つ携帯端末や携帯電話等を使用し検針業務を実施することにより、各公共事業者は検針を行うための専用の端末の開発導入を行う必要がなく、経費削減が図れる。また、1人の検針者が複数の公共事業者の検針を行うことにより、検針業務が効率化され、人件費削減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る検針システムの構成の一例を示す図である。
【図2】本実施の形態に係るサイト運営サーバの動作の一例を示すフローチャートである。
【図3】本実施の形態に係るDB管理サーバの動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 需要者、101 デスクトップPC、102 ラップトップPC、103 ペンPC、200 検針サービス代行者、210 DB管理サーバ、211 検針値DB、212 需要者DB、213 伝票DB、220 サイト運営サーバ、221 水道サイト、222 電気サイト、223 ガスサイト、300 公共事業者、301 水道事業者料金システム、302 電気事業者料金システム、303 ガス事業者料金システム、400 自動検針装置、410 検針者、411 携帯電話、412 携帯端末、413 ICカード、414 ハンディプリンタ、500 信販会社、501 金融会社。
Claims (7)
- 事業者が行う検針を代行する検針システムであって、
通信回線を介して複数の事業者それぞれに係る検針値の送信を行う自動検針装置と、前記検針値の収集を行う検針サーバ装置と、前記検針サーバ装置から通信回線を介して送信される前記検針値に基づいて伝票を作成し前記検針サーバ装置へ前記伝票を送信する事業者料金システムと、通信回線を介して前記検針サーバ装置から前記伝票の閲覧を行う需要者端末と、を備え、
前記検針サーバ装置は、
前記伝票を前記需要者端末に対して送信し、
口座引き落としの契約をしていない前記需要者端末からのネット決済の指示に従い通信回線を介して金融会社または信販会社に対して前記ネット決済を行い、
前記需要者が前記ネット決済を選択した場合に料金割引を設定する、
ことを特徴とする検針システム。 - 事業者が行う検針を代行する検針システムであって、
通信回線を介して複数の事業者それぞれに係る検針値の送信を行う携帯端末と、前記携帯端末の接続先の運営及び前記検針値の収集を行う検針サーバ装置と、前記検針サーバ装置から通信回線を介して送信される前記検針値に基づいて伝票を作成し前記検針サーバ装置へ前記伝票を送信する事業者料金システムと、通信回線を介して前記検針サーバ装置から前記伝票の閲覧を行う需要者端末と、を備え、
前記検針サーバ装置は、
前記伝票を前記需要者端末に対して送信し、
口座引き落としの契約をしていない前記需要者端末からのネット決済の指示に従い通信回線を介して金融会社または信販会社に対して前記ネット決済を行い、
前記需要者が前記ネット決済を選択した場合に料金割引を設定する、
ことを特徴とする検針システム。 - 請求項1または2に記載の検針システムであって、
前記検針サーバ装置は、前記伝票を前記需要者端末に対して規定日に送信することを特徴とする検針システム。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の検針システムであって、
前記検針サーバ装置は、前記需要者端末からの指示に基づき前記伝票を前記需要者端末へ送信することを特徴とする検針システム。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の検針システムであって、
前記検針サーバ装置は、前記需要者が前記ネット決済を選択した場合に前記需要者の利用状況に応じた料金還元を設定することを特徴とする検針システム。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の検針システムであって、
前記事業者料金システムは、複数の事業者毎に備えられることを特徴とする検針システム。 - 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の検針システムであって、
前記検針サーバ装置は、前記検針値を記録する検針値データベースと、前記需要者毎の支払方法を含んだ需要者データを記録する需要者データベースと、前記事業者料金システムから送信された前記料金計算の結果を含んだ伝票を記録する伝票データベースとを含み、互いにリンクさせて管理することを特徴とする検針システム。
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