JP2002288113A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JP2002288113A JP2001088587A JP2001088587A JP2002288113A JP 2002288113 A JP2002288113 A JP 2002288113A JP 2001088587 A JP2001088587 A JP 2001088587A JP 2001088587 A JP2001088587 A JP 2001088587A JP 2002288113 A JP2002288113 A JP 2002288113A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号処理装置の処理時間を短くする。 【解決手段】 制御回路61は、処理開始信号をファン
クションブロック回路20に送信し、ファンクションブ
ロック回路20は、処理開始信号に基づいて入力データ
の1stデインターリーブの処理を開始する。すなわ
ち、ファンクションブロック回路20は、メモリ31A
にアドレスを指定してメモリ31AからTrCH1の初
期データを読み出しながら、その第1のデータの1st
デインターリーブの処理を行いつつ、その1stデイン
ターリーブの処理データをメモリ32Aに書き込む。こ
れにより、メモリ32Aへの処理データの書き込み処理
と、メモリ31Aから分割データの読み出し処理とが時
間的に重複する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号処理を行う信
号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来の3GPP仕様のW−CD
MAにおける移動局(無線通信端末)の概略構成につい
て図10に基づいて説明する。図10において、移動局
は、マイク1は音声を音声信号に変換し、その音声信号
がアンプ2で増幅されて、このアンプ2から出力された
音声増幅信号がA−D変換器3によってデジタル信号に
変換される。A−D変換器3のデジタル信号が音声コー
デック部4で符号化され、送信側チャネルコーデック部
5は、音声コーデック部4から出力された符号化信号に
基づいてエンコード処理を行う。
【0003】拡散変調部6は、誤り訂正処理後の符号化
信号に応じて拡散変調処理を行って拡散変調信号I、Q
を出力する。D−A変換器7aは、拡散変調信号Iをア
ナログ信号IAに変換し、D−A変換器7bは、拡散変
調信号Qをアナログ信号QAに変換する。直交変調器8
は、アナログ信号IA、QAを直交変調し、その直交変調
信号は、ディプレクサ9を通して送受信アンテナ10か
ら送信される。
【0004】また、送受信アンテナ10は受信信号を受
信し、その受信信号は、サーキュレータ9を通して直交
復調器11に入力される。直交復調器11は、受信信号
を直交復調して直交復調信号IB、QBを出力する。A−
D変換器12aは、直交復調信号IBをデジタル変換し
て直交復調信号IBDを出力し、A−D変換器12bは、
直交復調信号QBをデジタル変換して直交復調信号QBD
を出力する。RAKE復調部13は、直交復調信号
BD、QBDに基づいてRAKE復調して復調データを出
力する。
【0005】受信側チャネルコーデック部14は、RA
KE復調部13からの復調データに基づいてデコード処
理を行う。音声コーデック部4は、受信側チャネルコー
デック部14によるデコード処理後の信号に基づいて復
号処理して受信音声信号を出力する。D−A変換器15
は、受信音声信号をアナログ変換してアナログ受信音声
を出力し、このアナログ受信音声は、アンプ16によっ
て増幅されてスピーカ17から出力される。CPU18
は、各種演算処理を行う。
【0006】ここで、送信側チャネルコーデック部5に
ついて説明すると、送信側チャネルコーデック部5は、
各TrCH(トランスポートチャネル)を有し、このT
rCH単位で、ターボエンコード、ビダビエンコード、
CRC付加などのエンコードを行って、PhCH(物理
チャネル)に分割後、PhCH単位で2ndインターリ
ーブなどのエンコードを行う。
【0007】また、受信側チャネルコーデック部14で
は、PhCH単位で、RAKE復調部13からの復調デ
ータを受け、この復調データを受信側チャネルコーデッ
ク処理してTrCH単位でデコーダデーダを音声コーデ
ック部4に出力する。ここで、受信側チャネルコーデッ
ク処理について図11に基づいて説明する。図11にお
いて、2重線で囲んだ部分がPhCH単位での処理を示
し、鎖線で囲んだ部分がTrCH単位での処理を示す。
【0008】先ず、PhCHデマップとして、復調デー
タをデータ信号と制御信号とに分割処理して、2ndデ
インターリーブとして、データ信号(1ラジオフレーム
分)のデインターリーブを行う。その後、PhCH結合
として、デインターリーブされたPhCHを複合してC
CTrCHを求め、CCTrCH分割:TrCH結合と
して、CCTrCHを各TrCHに分割する。
【0009】ここで、TrCHは、連続するデータを各
ラジオフレームに分割して送信されることがある。この
場合、所望のラジオフレーム分のデータが揃ったとき、
次の処理を行う。そのため、受信側チャネルコーデック
部では、TrCH結合を行うために、所望のラジオフレ
ーム分のデータが揃うまでメモリにデータを貯めておく
必要がある。
【0010】次に、TrCH単位で1stデインターリ
ーブを行って、この1stデインターリーブされたデー
タのDTX削除処理(余分なデータを削除する処理)を
行う。その後、レートマッチングとして、TrCH単位
で、DTX削除処理後のデータの伝送レートを所望の伝
送レートに変換し、この変換後のTrCHをCB(コー
ドブロック)単位に分割する。
【0011】次に、デコーダとして、TrCHのデータ
をCB単位でデコードして、CB結合としてデコードさ
れたCB単位のデータを結合する。TB分割として、当
該結合されたCB単位のデータをTB(トランスポート
ブロック)毎に分割して、TB毎に分割されたデータの
CRC(Cyclic Redundancy )CH
eck)チェックを行う。その後、TrCH単位で、各
TBのデータとCRC結果とを音声コーデック部4に出
力する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者等
は、受信側チャネルコーデック部14におけるTrCH
単位での信号処理を高速化するため、このTrCH単位
での信号処理をハードウェア構成で実現することにつき
検討したところ、図12に示すように、ファンクション
(信号処理を行う関数)毎にブロック回路(以下、ファ
ンクションブロック回路という)を有する信号処理装置
を考えた。
【0013】このものにおいて、1stデインターリー
ブ、DTX削除、レートマッチング、CB分割、デコー
ダ、TB分割、及び、CRチェックといった信号処理を
この信号処理毎で時分割処理するファンクションブロッ
ク回路20〜27いった構成を採用し、ファンクション
ブロック回路20〜27の全体がTrCH毎に時分割処
理する。
【0014】例えば、ファンクションブロック回路20
〜27の全体が、TrCH1の入力データ(第1の入力
データ)に対して信号処理し、その後、ファンクション
ブロック回路20〜27の全体が、TrCH2の入力デ
ータ(第2の入力データ)に対して信号処理する。従っ
て、ファンクションブロック回路20〜27における処
理時間がTrCHの数に応じて長期化する。
【0015】本発明は、上記点に鑑み、処理時間を短く
するようにした信号処理装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決する為の手段】本発明は、上記目的を達成
するために、請求項1に記載の発明では、記憶データを
記憶する記憶部(31A、32A)と、記憶部に接続さ
れた第1及び第2のアドレスデータバス(71A、72
A)と、直列的に信号処理してこの信号処理毎に処理デ
ータを求める各信号処理回路(20〜27)と、各信号
処理回路に接続されて、記憶部に対して記憶データの読
み出しを行うための入力アドレスデータ線(60aA〜
67aA、60dA〜67dA)と、各信号処理回路に
接続されて、記憶部に対して処理データの書き込みを行
うための出力アドレスデータ線(60aA’〜67a
A’、60dA’〜67dA’)と、入力アドレスデー
タ線及び第1のアドレスデータバスの間を開放或いは接
続するとともに、出力データアドレス線及び第2のアド
レスデータバスの間を開放或いは接続するバススイッチ
回路(50A〜57A)と、入力アドレスデータ線及び
第1のアドレスデータバスの間を接続させるとともに、
出力データアドレス線及び第2のアドレスデータバスの
間を接続させるようにバススイッチ回路を制御するバス
スイッチ制御回路(40A)とを有し、各信号処理回路
は、記憶データの読み出しと処理データの書き込みとを
信号処理毎に同時に行うことを特徴とする。
【0017】これにより、各信号処理回路は、記憶デー
タの読み出しと処理データの書き込みとを信号処理毎に
同時に行うので、処理時間を短くできる。
【0018】また、請求項2に記載の発明のように、バ
ススイッチ回路は、入力アドレスデータ線及び第1のア
ドレスデータバスの間を開放或いは接続する第1のスイ
ッチ(50S1A〜57S1A)と出力データアドレス
線及び第2のアドレスデータバスの間を開放或いは接続
する第2のスイッチ(50S2A〜57S2A)で構成
できる。
【0019】さらに、請求項3に記載の発明のように、
バススイッチ制御回路は、各信号処理回路のうち何れの
処理回路が信号処理するかを管理する手段(49A)
と、管理に基づいて各信号処理回路に信号処理を指示す
る手段(41A〜48A)で構成できる。
【0020】請求項4に記載の発明では、処理単位毎に
記憶データを記憶する記憶部(31B、32B)と、記
憶部に接続された処理単位毎のアドレスデータバス(7
1B、72B)と、処理単位毎に直列的に信号処理し
て、この信号処理毎に処理データを求める各信号処理回
路(20〜27)と、各信号処理回路に接続されて、記
憶部に対して記憶データの読み出しを行うとともに、記
憶部に対して処理データの書き込みを行うための入出力
アドレスデータ線(60aB〜67aB、60dB〜6
7dB)と、処理単位毎のアドレスデータバス及び入出
力アドレス線の間を開放或いは接続するバススイッチ回
路(50B〜57B)と、入出力アドレス線に、互いに
異なる処理単位のアドレスデータバスを同時に接続させ
るようにバススイッチ回路を制御するバススイッチ制御
回路(40B)とを有し、各信号処理回路は、互いに異
なる処理単位の記憶データの読み出しを並列的に行うと
ともに、互いに異なる処理単位の処理データの書き込み
を並列的に行うことを特徴とする。
【0021】これにより、各信号処理回路は、互いに異
なる処理単位の記憶データの読み出しを並列的に行うと
ともに、互いに異なる処理単位の処理データの書き込み
を並列的に行うので、処理時間を短くできる。
【0022】また、請求項5に記載の発明のように、バ
ススイッチ回路は、処理単位毎のアドレスデータバス及
び入出力アドレス線の間を処理単位毎に開放或いは接続
するスイッチ(50S1B〜57S1B、50S2B〜
57S2B)を有する用に構成できる。
【0023】さらに、請求項6に記載の発明のように、
バススイッチ制御回路は、各信号処理回路のうち何れの
処理回路が信号処理するかを管理する手段(49B、4
9B’)と、管理に基づいて各信号処理回路に信号処理
を指示する手段(41B〜48B)で構成できる。
【0024】請求項7に記載の発明では、処理単位毎に
記憶データを記憶する記憶部(31C、32C、33
C、34C)と、記憶部に接続された処理単位毎の第1
のアドレスデータバス(71C、73C)と、処理単位
毎の第2のアドレスデータバス(72C、74C)と、
処理単位毎に直列的に信号処理して、この信号処理毎に
処理データを求める各信号処理回路(20〜27)と、
各信号処理回路に接続されて、記憶部に対して記憶デー
タの読み出しを行うための入力アドレスデータ線(60
aC〜67aC、60dC〜67dC)と、各信号処理
回路に接続されて、記憶部に対して処理データの書き込
みを行うための出力アドレスデータ線(60aC’〜6
7aC’、60dC’〜67dC’)と、第1のアドレ
スデータバス及び入力アドレスデータ線の間を開放或い
は接続するとともに、第2のアドレスデータバス及び出
力アドレスデータ線の間を開放或いは接続するバススイ
ッチ回路(50C〜57C)と、第1のアドレスデータ
バス及び入力アドレスデータ線の間を接続させるととも
に、第2のアドレスデータバス及び出力アドレスデータ
線の間を接続させるようにバススイッチ回路を制御する
バススイッチ制御回路(40C)とを有し、各信号処理
回路は、記憶データの読み出しと処理データの書き込み
とを信号処理毎に同時に行い、さらに、各信号処理回路
は、互いに異なる処理単位の記憶データの読み出しを並
列的に行うとともに、互いに異なる処理単位の処理デー
タの書き込みを並列的に行うことを特徴とする。
【0025】これにより、各信号処理回路は、記憶デー
タの読み出しと処理データの書き込みとを信号処理毎に
同時に行い、さらに、互いに異なる処理単位の記憶デー
タの読み出しを並列的に行うとともに、互いに異なる処
理単位の処理データの書き込みを並列的に行うので、処
理時間を短くできる。
【0026】また、請求項8に記載の発明のように、バ
ススイッチ回路は、第1のアドレスデータバス及び入力
アドレスデータ線の間を開放或いは接続する第1のスイ
ッチ(50S1C〜57S1C、50S3C〜57S1
C)と、第2のアドレスデータバス及び出力アドレスデ
ータ線の間を開放或いは接続する第2のスイッチ(50
S2C〜57S2C、50S4C〜57S4C)で構成
できる。
【0027】さらに、請求項9に記載の発明のように、
バススイッチ制御回路は、各信号処理回路のうち何れの
処理回路が信号処理するかを管理する手段(49C、4
9C’)と、管理に基づいて各信号処理回路に信号処理
を指示する手段(41C〜48C)で構成できる。ま
た、請求項10に記載の発明のように、記憶部は、信号
処理毎に処理データを記憶データとして記憶してもよ
い。
【0028】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0029】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1、図2に、
本発明に係るW−CDMAの移動局の受信CHコーデッ
ク部の第1実施形態を示す。図1は、受信CHコーデッ
ク部の概略構成を示すブロック図で、図2は、図1中の
バススイッチ回路、及び、バススイッチ制御回路の詳細
な構成を示すブロック図である。受信CHコーデック部
は、図1に示すように、ファンクションブロック回路2
0〜27、メモリ31A、32A、バススイッチ回路5
0A〜57A、バススイッチ制御回路40A、バス71
A、72A、入力側アドレスバス60aA、出力側アド
レスバス60aA’、入力側データバス60dA、及
び、出力側データバス60dA’から構成されている。
【0030】ファンクションブロック回路20〜27
は、1stデインターリーブ、DTX削除、レートマッ
チング、CB分割、デコーダ、TB分割、及び、CRC
チェックといった(図8中2重線で囲んだ部分)信号処
理を直列的に行う。また、ファンクションブロック回路
20〜27は、TrCH1の入力データに対する信号処
理を直列的に行って、その後、TrCH2の入力データ
に対する信号処理を直列的に行う。
【0031】また、バス71Aは、データバス71dA
とアドレスバス71aAとを有し、データバス71dA
及びアドレスバス71aAは、メモリ31Aに接続され
ている。バス72は、データバス72dAとアドレスバ
ス72aAとを有し、データバス72dA及びアドレス
バス72aAは、メモリ32Aに接続されている。ま
た、メモリ31Aは、ファンクションブロック回路2
1、23、25、27の処理データを時分割で格納する
一方、メモリ32Aは、ファンクションブロック回路2
0、22、24、26の処理データを時分割で格納す
る。
【0032】図2に示すバススイッチ回路50A〜57
Aは、それぞれ、スイッチ(SW)50S1A〜57S
1A、50S2A〜57S2Aを有し、バススイッチ回
路50A、52A、54A、56Aのスイッチ50S1
A、52S1A、54S1A、56S1Aは、それぞ
れ、ファンクションブロック回路20、22、24、2
6及びバス71Aの間の開放、或いは、接続を行う。
【0033】例えば、バススイッチ回路50Aのスイッ
チ50S1AがONしたとき、ファンクションブロック
回路20は、入力側アドレスバス60aAを通してバス
71Aのアドレスバス71aAに接続されるとともに、
ファンクションブロック回路20は、入力側データバス
60dAを通してバス71Aのデータバス71dAと接
続される。
【0034】一方、バススイッチ回路50Aのスイッチ
50S1AがOFFしたとき、入力側アドレスバス60
aAとバス71Aのアドレスバス71aAとが開放され
るとともに、入力側データバス60dAとバス71Aの
データバス71dAとが開放される。
【0035】さらに、バススイッチ回路50A、52
A、54A、56Aのスイッチ50S2A、52S2
A、54S2A、56S2Aは、それぞれ、ファンクシ
ョンブロック回路20、22、24、26及びバス72
Aの間の開放、或いは、接続を行う。
【0036】例えば、バススイッチ回路50Aのスイッ
チ50S2AがONしたとき、ファンクションブロック
回路20は、出力側アドレスバス60dA’を通してバ
ス72Aのアドレスバス72aAと接続されるととも
に、ファンクションブロック回路20は、出力側データ
バス60dA’を通してバス72Aのデータバス72d
Aと接続される。
【0037】一方、バススイッチ回路50Aのスイッチ
50S2AがOFFしたとき、出力側アドレスバス60
dA’とバス72Aのアドレスバス72aAとが開放さ
れるとともに、出力側データバス60dA’とバス72
Aのデータバス72dAとが開放される。
【0038】さらに、バススイッチ回路51A、53
A、55A、57Aのスイッチ50S1A、53S1
A、55S1A、57S1Aは、それぞれ、ファンクシ
ョンブロック回路21、23、25、27及びバス72
Aの間の開放、或いは、接続を行う。
【0039】例えば、バススイッチ回路51Aのスイッ
チ51S1AがONしたとき、ファンクションブロック
回路21は、入力側アドレスバス61aAを通してバス
72Aのアドレスバス72aAに接続されるとともに、
ファンクションブロック回路21は、入力側データバス
61dAを通してバス72Aのデータバス72dAと接
続される。
【0040】一方、バススイッチ回路51Aのスイッチ
51S1AがOFFしたとき、入力側アドレスバス61
aAとバス72Aのアドレスバス72aAとが開放され
るとともに、入力側データバス61dAとバス72Aの
データバス72dAとが開放される。
【0041】さらに、バススイッチ回路51A、53
A、55A、57Aのスイッチ51S2A、53S2
A、55S2A、57S2Aは、それぞれ、ファンクシ
ョンブロック回路21、23、25、27及びバス71
Aの間の開放、或いは、接続を行う。
【0042】例えば、バススイッチ回路51のスイッチ
51S2AがONしたとき、ファンクションブロック回
路21は、出力側アドレスバス61aA’を通してバス
71Aのアドレスバス71aAと接続されるとともに、
ファンクションブロック回路21は、出力側データバス
61dA’を通してバス71Aのデータバス71dA’
と接続される。
【0043】一方、バススイッチ回路51Aのスイッチ
51S2AがOFFしたとき、出力側アドレスバス61
aA’とバス71Aのアドレスバス71aAとが開放さ
れるとともに、出力側データバス61dA’とバス71
Aのデータバス71dAとが開放される。
【0044】また、バススイッチ制御回路40Aは、バ
ススイッチ回路50A〜57Aを制御するために、ファ
ンクションブロック回路20〜27の全てに対して一括
で制御を行う。
【0045】具体的には、バススイッチ制御回路40A
は、制御回路41A〜48A及びファンクションブロッ
クカウンタ49Aを有している。ファンクションブロッ
クカウンタ49Aは、ファンクションブロック回路20
〜27のうち何れの回路で信号処理が行われているかを
把握して、制御回路41A〜48Aを通してファンクシ
ョンブロック回路20〜27を直列的に駆動する。
【0046】制御回路41A〜48Aは、それぞれ、フ
ァンクションブロック回路毎に設けられており、制御回
路41Aは、ファンクションブロックカウンタ49Aか
らの指令を受け、バススイッチ切替信号でバススイッチ
回路50AにONを指示するとともに、ファンクション
ブロック回路20に処理開始信号を出力する。
【0047】一方、制御回路41Aは、ファンクション
ブロック回路20からの処理終了信号を受け、バススイ
ッチ切替信号でOFFをバススイッチ回路50Aに指示
するとともに、ファンクションブロックカウンタ49A
にオフ信号を出力する。また、制御回路42A〜48A
は、それぞれ、制御回路41Aと同様である。
【0048】以下に、第1実施形態の詳細な動作の説明
を図1〜図3を参照して行う。図3は、ファンクション
ブロック回路20〜27の作動を示すタイミングチャー
トである。先ず、CCTrCHが各TrCH毎に分割さ
れて、TrCH1の初期データとTrCH2の初期デー
タとがメモリ31Aに格納される。以下、ファンクショ
ンブロック回路20〜27は、図3に示すように、Tr
CH毎に時分割でデータ処理を行う。
【0049】先ず、ファンクションブロックカウンタ4
9Aは、“制御回路41A”に対して作動開始を指令す
る。それに伴い、制御回路41Aは、処理開始信号をフ
ァンクションブロック回路20に送信するとともに、バ
ススイッチ回路50Aのスイッチ50S1A、50S2
Aにバススイッチ切替信号で、ONを指示する。
【0050】そのため、ファンクションブロック回路2
0は、入力側アドレスバス60aA及びスイッチ50S
1Aを通してバス71Aのアドレスバス71aAを経て
メモリ31Aと接続されるとともに、入力側データバス
60dA及びスイッチ50S1Aを通して、バス71A
のデータバス71dAを経て、メモリ31Aに接続され
る。
【0051】これとともに、ファンクションブロック回
路20は、出力側アドレスバス60aA’及びスイッチ
50S2Aを通してバス72Aのアドレスバス72aA
を経てメモリ32Aに接続されるとともに、出力側デー
タバス60dA’及びスイッチ50S2Aを通してバス
72Aのデータバス72dAを経てメモリ32Aに接続
される。
【0052】ここで、ファンクションブロック回路20
は、制御回路41Aからの処理開始信号に基づいて入力
データの1stデインターリーブの処理を開始する。
【0053】具体的には、図3に示すように、ファンク
ションブロック回路20は、メモリ31Aにアドレスを
指定してメモリ31AからTrCH1の初期データを読
み出しながら、その第1のデータの1stデインターリ
ーブの処理を行いつつ、その1stデインターリーブの
処理データをメモリ32Aに書き込む。これにより、図
3中符号t1に示すように、メモリ32Aへの処理デー
タの書き込み処理と、メモリ31Aから分割データの読
み出し処理とが時間的に重複する。
【0054】次に、ファンクションブロック回路20
は、1stデインターリーブの処理が完了すると、バス
スイッチ回路50Aのスイッチ50S1A、50S2A
にバススイッチ切替信号でOFFを指示するとともに、
制御回路41Aに対して処理終了信号を送信する。
【0055】すると、制御回路41Aは、ファンクショ
ンブロックカウンタ49Aにオフ信号を出力し、ファン
クションブロックカウンタ49Aは、“制御回路42
A”に対して作動開始を指令する。それに伴い、制御回
路42Aは、処理開始信号をファンクションブロック回
路21に送信するとともに、バススイッチ回路51Aの
スイッチ51S1A、51S2Aにバススイッチ切替信
号でONを指示する。
【0056】そのため、ファンクションブロック回路2
1は、入力側アドレスバス61aA及びスイッチ回路5
1Aのスイッチ51S1Aを通してバス72Aのアドレ
スバス72aAを経てメモリ32Aと接続されるととも
に、入力側データバス61dA及びスイッチ回路51A
のスイッチ51S2Aを通してバス72Aのデータバス
72dAを経てメモリ32Aと接続される。
【0057】これとともに、ファンクションブロック回
路21は、出力側アドレスバス61aA’及びスイッチ
回路51Aのスイッチ51S2Aを通してバス71Aの
アドレスバス71aAを経てメモリ31Aと接続される
とともに、出力側データバス61dA’及びスイッチ回
路51Aのスイッチ51S2Aを通してバス71Aのデ
ータバス71dAを経てメモリ31Aと接続される。
【0058】ここで、ファンクションブロック回路21
は、制御回路41Aからの処理開始信号に基づいて入力
データのDTX削除処理の処理を開始する。
【0059】具体的には、ファンクションブロック回路
21は、メモリ32Aに対して1stデインターリーブ
の処理データのアドレスを指定してメモリ32Aから1
stデインターリーブの処理データを入力データとして
読み出しながら、その処理データのDTX削除処理を行
いつつ、そのDTX削除処理の処理データをメモリ31
Aに書き込む。これにより、図3中符号t2に示すよう
に、メモリ31Aへの処理データの書き込み処理と、メ
モリ32Aから分割データの読み出し処理とが時間的に
重複する。
【0060】次に、ファンクションブロック回路21
は、DTX削除処理が完了すると、バススイッチ回路5
1Aのスイッチ51S1A、51S2Aにバススイッチ
切替信号でOFFを指示するとともに、制御回路42A
に対して処理終了信号を送信する。
【0061】すると、制御回路42Aは、ファンクショ
ンブロックカウンタ49Aにオフ信号を出力し、ファン
クションブロックカウンタ49Aは、“制御回路43
A”に対して作動開始を指令する。以降、同様に処理が
行われてTrCH1のCRチェク処理が終了後、TrC
H2分のデータ処理が、TrCH1分のデータ処理と同
様に、行われる。
【0062】以下、第1実施形態の特徴を述べる。
【0063】先ず、ファンクションブロック回路20〜
27は、TrCH毎に時分割でデータ処理を行うため、
回路規模の増加を抑えることができる。さらに、入力側
アドレスバス60aA〜67aA、出力側アドレスバス
60aA’〜67aA’、入力側データバス60dA〜
67dA、及び、出力側データバス60dA’〜67d
A’といったように、1対の入力側アドレスバスと、1
対の出力側データバスとを採用することにより、メモリ
31A、32Aへの処理データの書き込み処理と、メモ
リ31A、32Aからデータの読み出し処理とが時間的
に重複するようにしている。
【0064】このため、本第1実施形態では、メモリ3
1A、32Aへのデータの入力と出力を同じデータバス
(アドレスバス)を用いて、データの入力と出力とを時
分割で行う場合に比べて、処理時間を短くすることがで
きる。
【0065】ここで、受信CHコーデック部のファンク
ションブロック回路20〜27のデータ処理は、bit
演算が主であり、ファンクションブロック回路20〜2
7のメモリアクセス時間(メモリへの読み出し時間、及
び、書き込みの時間)が、受信CHコーデック部の処理
時間に大きく影響するため、上述の如く、メモリアクセ
ス時間を短くすることで、およそ処理時間を半分に減ら
すことができる。
【0066】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
ファンクションブロック回路20〜27が、メモリ31
A(メモリ32A)への処理データの書き込み処理と、
メモリ32A(メモリ31A)からデータの読み出し処
理とを時間的に重複するようにして、受信CHコーデッ
ク部の処理時間を短くするようにした例について説明し
たが、これに限らず、ファンクションブロック回路20
〜27が、TrCH1のデータ処理とTrCH2のデー
タ処理とを時間的に重複するようにして、受信CHコー
デック部の処理時間を短くするようにしてもよい。
【0067】この場合の構成を図4、図5に示す。受信
CHコーデック部は、図4に示すように、ファンクショ
ンブロック回路20〜27、メモリ31B、メモリ32
B、バススイッチ回路50B〜57B、バススイッチ制
御回路40B、バス71B、72B、アドレスバス60
aB〜67aB、及び、データバス60dB〜67dB
を有している。
【0068】ファンクションブロック回路20は、アド
レスバス60aB、データバス60dBを介してバスス
イッチ回路50Bに接続されている。ファンクションブ
ロック回路21〜27は、それぞれ、ファンクションブ
ロック回路20と同様に、アドレスバス61aB〜67
aB、データバス61dB〜67dBを介してバススイ
ッチ回路51B〜57Bに接続されている。メモリ31
Bには、バス71Bのデータバス71dBとアドレスバ
ス71aBとが接続されており、メモリ32Bには、バ
ス72Bのデータバス72dBとアドレスバス72aB
とが接続されている。
【0069】バススイッチ回路50B〜50Bは、図5
に示すように、スイッチ50S1B〜50S1B、50
S2B〜50S2Bを有し、スイッチ50S1B〜50
S1Bには、アドレスバス60aB〜67aB及びデー
タバス60dB〜67dBが接続されているとともに、
バス72Bのデータバス72dB及びアドレスバス72
aBが接続されている。これにより、バススイッチ回路
50B〜50Bのスイッチ50S1B〜50S1Bは、
ファンクションブロック回路20〜27の各々とメモリ
32Bとの間を接続、或いは、開放する。
【0070】さらに、スイッチ50S2B〜50S2B
には、アドレスバス60aB〜67aB及びデータバス
60dB〜67dBが接続されているとともに、バス7
1Bのデータバス71dB及びアドレスバス71aBが
接続されている。これにより、バススイッチ回路50B
〜50Bのスイッチ50S2B〜50S2Bは、ファン
クションブロック回路20〜27の各々とメモリ31B
との間を接続、或いは、開放する。
【0071】図5に示すバススイッチ制御回路40B
は、制御回路41B〜48B、TrCH1ファンクショ
ンブロックカウンタ49B、TrCH2ファンクション
ブロックカウンタ49B’を有する。制御回路41B〜
48Bは、それぞれ、ファンクションブロック回路毎に
設けられており、制御回路41B〜48Bは、それぞ
れ、TrCH1ファンクションブロックカウンタ49B
及びTrCH2ファンクションブロックカウンタ49
B’のうち一方からの指令を受け、対応するファンクシ
ョンブロック回路を動作させる。
【0072】制御回路41Bは、ファンクションブロッ
ク回路20に処理開始信号を出力してその信号処理を開
始させるするとともに、バススイッチ制御信号でバスス
イッチ回路50BにONを指示する。一方、制御回路4
1Bは、ファンクションブロック回路20からの処理終
了信号を受けて、バススイッチ回路50Bにバススイッ
チ制御信号でOFFを指示する。また、制御回路42B
〜68Bは、それぞれ、制御回路61Bと同様である。
【0073】TrCH1ファンクションブロックカウン
タ49Bは、TrCH1のデータ処理がファンクション
ブロック回路20〜27のうち何れの回路で信号処理が
行われているかを把握する。また、TrCH2ファンク
ションブロックカウンタ49B’は、TrCH2のデー
タ処理がファンクションブロック回路20〜27のうち
何れの回路で信号処理が行われているかを把握する。
【0074】次に、第2実施形態の詳細な動作の説明を
図4〜図6を参照して行う。図6は、ファンクションブ
ロック回路20〜27の作動を示すタイミングチャート
である。先ず、CCTrCHが各TrCHに分割され
て、そのTrCH1の初期データがメモリ31Bに格納
されるとともに、TrCH2の初期データがメモリ32
Bに格納される。
【0075】以下、ファンクションブロック回路20〜
27は、図6に示すように、TrCH1の信号処理とT
rCH2の信号処理とをファンクションブロック回路単
位の時分割で行う。
【0076】先ず、TrCH1ファンクションブロック
カウンタ49Bは、“制御回路41B”に対して、作動
開始を指令する。それに伴い、制御回路41Bは、処理
開始信号をファンクションブロック回路20に送信する
とともに、バススイッチ回路50Bのスイッチ50S2
Bに、バススイッチ制御信号で、ONを指示する。
【0077】すると、スイッチ50S2BはONして、
ファンクションブロック回路20は、アドレスバス60
aB、及び、バススイッチ回路50Bのスイッチ50S
2Bを経て、バス71Bのアドレスバス71aBを通し
て、メモリ31Bに接続される。
【0078】これに加えて、ファンクションブロック回
路20は、データバス60dB、及び、バススイッチ回
路50Bのスイッチ50S2Bを経て、バス71Bのデ
ータバス71dBを通してメモリ31Bに接続される。
【0079】ここで、ファンクションブロック回路20
は、制御回路41Bからの処理開始信号に基づいてTr
CH1の1stデインターリーブの処理を開始する。
【0080】具体的には、図6に示すように、ファンク
ションブロック回路20は、メモリ31Bにアドレスを
指定してメモリ31BからTrCH1の初期データを読
み出して、その初期データの1stデインターリーブの
処理を行う。その後、上記初期データの1stデインタ
ーリーブ処理が完了すると、ファンクションブロック回
路20は、メモリ31Bにアドレスを指定して、第1の
入力データの1stデインターリーブの処理データをメ
モリ31Bに書き込む。
【0081】次に、当該メモリ31Bへの書き込みが終
了すると、ファンクションブロック回路20は、TrC
H1ファンクションブロックカウンタ49B、及び、T
rCH2ファンクションブロックカウンタ49B’の双
方に、処理終了信号を送信する。
【0082】次に、TrCH1ファンクションブロック
カウンタ49Bは、処理終了信号を受け、“制御回路4
2B”に対して、作動開始を指令する。すると、制御回
路42Bは、処理開始信号をファンクションブロック回
路21に送信するとともに、バススイッチ回路51Bの
スイッチ51S2Bに、バススイッチ制御信号で、ON
を指示する。
【0083】すると、バススイッチ回路51Bのスイッ
チ51S2BはONして、ファンクションブロック回路
21は、アドレスバス61aB、及び、バススイッチ回
路51Bのスイッチ51S2Bを経て、バス71Bのア
ドレスバス71aBを通してメモリ31Bに接続され
る。
【0084】これに加えて、ファンクションブロック回
路21は、データバス61dB、及び、バススイッチ回
路51Bのスイッチ51S2Bを経て、バス71Bのデ
ータバス71Bを通してメモリ31Bに接続される。
【0085】ここで、ファンクションブロック回路21
は、メモリ31Bにアドレスを指定してメモリ31Bか
ら1stデインターリーブの処理データを読み出して、
その読み出した処理データのDTX削除処理を行う。
【0086】また、TrCH2ファンクションブロック
カウンタ49B’は、ファンクションブロック回路20
から処理終了信号を受けると、“制御回路40B”に対
して、作動開始を指令する。
【0087】それに伴い、制御回路40Bは、処理開始
信号をファンクションブロック回路20に送信する。こ
れとともに、制御回路40Bは、バススイッチ回路50
Bのスイッチ50S2Bに、バススイッチ制御信号で、
OFFを指示するとともに、バススイッチ回路50Bの
スイッチ50S1Bに、バススイッチ制御信号で、ON
を指示する。これに伴い、バススイッチ回路50Bのス
イッチ50S2Bは、OFFし、バススイッチ回路50
Aのスイッチ50S1Bは、ONする。
【0088】このため、ファンクションブロック回路2
0は、アドレスバス60aB、及び、バススイッチ回路
50Bのスイッチ50S1Bを経て、バス72Bのアド
レスバス72aBを通して、メモリ32Bに接続され
る。
【0089】これに加えて、ファンクションブロック回
路20は、データバス60dB、及び、バススイッチ回
路50Bのスイッチ50S1Bを経て、バス72のデー
タバス72dBを通してメモリ32Bに接続される。
【0090】ここで、ファンクションブロック回路20
は、アドレスを指定してメモリ32BからTrCH2の
初期データを読み出して、その読み出したTrCH2の
初期データに対して1stデインターリーブの処理を行
う。以降、同様に処理が行われていく。
【0091】以下、第2実施形態の特徴を述べる。先
ず、ファンクションブロック回路20〜27は、上述の
如く、TrCH1の信号処理とTrCH2の信号処理と
をファンクションブロック回路単位の時分割で行う。こ
れにより、例えば、図6に示すように、ファンクション
ブロック回路21によるTrCH1のDTX削除処理
と、ファンクションブロック回路20によるTrCH2
の1stデインターリーブの処理とが時間的に重なるよ
うに行われる。従って、本第2実施形態では、ファンク
ションブロック回路20〜27の全体をTrCH毎に時
分割処理する場合に比べて、ファンクションブロック回
路20〜27におけるTrCH1、TrCH2の処理時
間を短くできる。
【0092】また、特開平9−116440号公報にて
提案されているように、信号処理装置において、図12
に示すように、ファンクションブロック回路20〜27
に加えてバスコントロール回路40及びメモリ30とい
った構成をTrCH毎に設けることが考えられる。
【0093】図12において、TrCH1に対応して、
ファンクションブロック回路20〜27に加えてバスコ
ントロール回路40及びメモリ30といった構成を採用
するとともに、TrCH2に対応して、ファンクション
ブロック回路20〜27に加えてバスコントロール回路
40及びメモリ30といった構成を採用する。
【0094】この場合、図13に示すように、TrCH
1対するファンクションブロック回路20〜27の処理
と、TrCH2対するファンクションブロック回路20
〜27の処理とが並列的に行われるので、TrCH1及
びTrCH2の全体の信号処理時間を短くできるもの
の、TrCHの数に応じて回路規模が大きくなるといっ
た問題が生じる。これに対して、本第2実施形態では、
ファンクションブロック回路20〜27といった1つの
回路群を設けているので、回路構成の規模の増大化を抑
えることができる。
【0095】(第3実施形態)本第3実施形態では、上
記第1実施形態の構成と上記第2実施形態の構成とを組
み合わせた構成を採用し、ファンクションブロック回路
20〜27が、TrCH1のデータ処理とTrCH2の
データ処理とをデータ処理毎に時間分割処理するととも
に、メモリからデータの読み出し処理と、メモリへの処
理データの書き込み処理とを時間的に重複させるように
する。この場合の構成を図7、図8に示す。
【0096】受信CHコーデック部は、図7に示すよう
に、ファンクションブロック回路20〜27、バススイ
ッチ回路50C〜57C、バススイッチ制御回路40
C、バス71C〜74C、メモリ31C〜34C、入力
側アドレスバス60aC〜67aC、出力側アドレスバ
ス60aC’〜67aC’、入力側データバス60dC
〜67dC、出力側データバス60dC’〜67dC’
を有する。
【0097】ここで、入力側アドレスバス60aC〜6
7aCは、ファンクションブロック回路20〜27の各
々に入力データのアドレスデータを入力するために採用
されている。なお、入力データのアドレスは、TrCH
1及びTrCH2のうち何れか一方の入力データのアド
レスデータを示す。
【0098】出力側アドレスバス60aC〜67aC
は、ファンクションブロック回路20〜27の各々から
処理データのアドレスデータをバススイッチ回路50C
〜57Cの各々に出力するために設けられている。な
お、処理データのアドレスデータは、TrCH1及びT
rCH2のうち何れか一方の処理データのアドレスデー
タを示す。
【0099】入力側データバス60dC〜67dCは、
ファンクションブロック回路20〜27の各々に入力デ
ータを入力するために採用されている。なお、入力デー
タは、TrCH1及びTrCH2のうち何れか一方の入
力データを示す。
【0100】出力側データバス60dC’〜67dC’
は、ファンクションブロック回路20〜27の各々から
処理データをバススイッチ回路50C〜57Cの各々に
出力するために設けられている。なお、処理データは、
TrCH1及びTrCH2のうち何れか一方の処理デー
タを示す。
【0101】メモリ(メモリ1)31Cには、バス71
Cのデータバス71dC及びアドレスバス71aCが接
続されて、メモリ31Cは、ファンクションブロック回
路21、23、25、27でのTrCH1の処理データ
を時分割で格納する。
【0102】メモリ(メモリ2)32Cには、バス72
Cのデータバス72dC及びアドレスバス72aCが接
続されて、メモリ31Cは、ファンクションブロック回
路20、22、24、26によるTrCH1の処理デー
タを時分割で格納する。
【0103】メモリ(メモリ3)33Cは、バス73C
のデータバス73dC及びアドレスバス73aCが接続
されて、メモリ33Cは、ファンクションブロック回路
21、23、25、27でのTrCH2の処理データを
時分割で格納する。
【0104】メモリ(メモリ4)34Cは、バス74C
のデータバス74dC及びアドレスバス74aCが接続
されて、ファンクションブロック回路20、22、2
4、26によるTrCH2の処理データを時分割で格納
する。
【0105】バススイッチ回路50C〜57Cは、それ
ぞれ、図8に示すように、スイッチ(SW)50S1C
〜57S1C、50S2C〜57S2C、50S3C〜
57S3C、50S4C〜57S4Cを有する。
【0106】先ず、バススイッチ回路50Cのスイッチ
50S1Cは、ファンクションブロック回路20及びバ
ス71Cの間の開放、或いは、接続を行う。また、バス
スイッチ回路52C、54C、56Cは、それぞれ、バ
ススイッチ回路50Cと同様に、ファンクションブロッ
ク回路22、24、26及びバス71Cの間の開放、或
いは、接続を行う。
【0107】バススイッチ回路50Cのスイッチ50S
2Cは、ファンクションブロック回路20及びバス73
Cの間の開放、或いは、接続を行う。また、バススイッ
チ回路52C、54C、56Cは、それぞれ、バススイ
ッチ回路50Cと同様に、ファンクションブロック回路
22、24、26及びバス73Cの間の開放、或いは、
接続を行う。
【0108】バススイッチ回路50Cのスイッチ50S
3Cは、ファンクションブロック回路20及びバス72
Cの間の開放、或いは、接続を行う。バススイッチ回路
52C、54C、56Cは、それぞれ、バススイッチ回
路50Cと同様に、ファンクションブロック回路22、
24、26及びバス72Cの間の開放、或いは、接続を
行う。
【0109】バススイッチ回路50Cのスイッチ50S
4Cは、ファンクションブロック回路20及びバス74
Cの間の開放、或いは、接続を行う。また、バススイッ
チ回路52C、54C、56Cは、それぞれ、バススイ
ッチ回路50Cと同様に、ファンクションブロック回路
22、24、26及びバス74Cの間の開放、或いは、
接続を行う。
【0110】バススイッチ回路51Cのスイッチ50S
1Cは、ファンクションブロック回路21及びバス72
Cの間の開放、或いは、接続を行う。バススイッチ回路
53C、55C、57Cは、それぞれ、バススイッチ回
路51Cと同様に、ファンクションブロック回路23、
25、27及びバス72Cの間の開放、或いは、接続を
行う。
【0111】バススイッチ回路51Cのスイッチ50S
2Cは、ファンクションブロック回路21及びバス74
C間の開放、或いは、接続を行う。バススイッチ回路5
3C、55C、57Cは、それぞれ、バススイッチ回路
51Cと同様に、ファンクションブロック回路23、2
5、27及びバス74Cの間の開放、或いは、接続を行
う。
【0112】バススイッチ回路51Cのスイッチ50S
3Cは、ファンクションブロック回路21及びバス71
Cの間の開放、或いは、接続を行う。また、バススイッ
チ回路53C、55C、57Cは、それぞれ、バススイ
ッチ回路51Cと同様に、ファンクションブロック回路
23、25、27及びバス71Cの間の開放、或いは、
接続を行う。
【0113】バススイッチ回路51Cのスイッチ50S
4Cは、ファンクションブロック回路21及びバス73
Cの間の開放、或いは、接続を行う。また、バススイッ
チ回路53C、55C、57Cは、それぞれ、バススイ
ッチ回路51Cと同様に、ファンクションブロック回路
23、25、27及びバス73Cの間の開放、或いは、
接続を行う。
【0114】以下に、第3実施形態の詳細な動作の説明
を図7〜図9を参照して行う。図9は、ファンクション
ブロック回路20〜27の作動を示すタイミングチャー
トである。先ず、CCTrCHが各TrCH毎に分割さ
れて、そのTrCH1の初期データがメモリ31Cに格
納される。これと共に、TrCH2の初期データがメモ
リ33Cに格納される。
【0115】以下、ファンクションブロック回路20〜
27は、図9に示すように、TrCH1の信号処理とT
rCH2の信号処理とをファンクションブロック回路単
位の時分割で行う。
【0116】すなわち、TrCH1ファンクションブロ
ックカウンタ49Cは、“制御回路41C”に対して、
作動開始を指令する。それに伴い、制御回路41Cは、
処理開始信号をファンクションブロック回路20に送信
するとともに、バススイッチ回路50Cのスイッチ50
S1C、50S3Cに対して、バスコントローラ制御信
号で、ONを指示する。すると、バススイッチ回路50
Cのスイッチ50S1C、50S3Cは、それぞれ、O
Nする。
【0117】よって、ファンクションブロック回路20
は、アドレスバス60aCを経てバススイッチ回路50
Cのスイッチ50S1C及びバス71Cのアドレスバス
71aCを通してメモリ31Cに接続される。
【0118】さらに、ファンクションブロック回路20
は、データバス60dCを経てバススイッチ回路50C
のスイッチ50S1及びバス71Cのデータバス71d
Cを通してメモリ31Cに接続される。
【0119】これと共に、ファンクションブロック回路
20は、アドレスバス60aC’を経てバススイッチ回
路50Cのスイッチ50S3C及びバス72Cのアドレ
スバス72aCを通してメモリ32Cに接続される。
【0120】さらに、ファンクションブロック回路20
は、データバス60dC’を経てバススイッチ回路50
Cのスイッチ50S3C及びバス72Cのデータバス7
2dCを通してメモリ32Cに接続される。
【0121】ここで、ファンクションブロック回路20
は、制御回路41Cからの処理開始信号に基づいてTr
CH1の1stデインターリーブの処理を開始する。
【0122】具体的には、ファンクションブロック回路
20は、メモリ31Cにアドレスを指定してメモリ31
CからTrCH1の初期データを読み出しながら、その
初期データの1stデインターリーブの処理しつつ、そ
の1stデインターリーブの処理データをアドレスを指
定してメモリ32Cに書き込む。
【0123】これにより、図9中符号t1’にて示すよ
うに、メモリ31から初期データの読み出し処理と、メ
モリ32への処理データの書き込み処理と、が時間的に
重複する。
【0124】次に、ファンクションブロック回路20に
よる1stデインターリーブの処理データのメモリ32
Cへの書き込みが完了すると、ファンクションブロック
回路20は、バススイッチ制御回路40Cの制御回路4
1Cに対し、処理終了信号を送信する。
【0125】そして、制御回路41Cは、TrCH1フ
ァンクションブロックカウンタ49C及びTrCH2フ
ァンクションブロックカウンタ49C’の双方に、処理
終了信号を送信するとともに、バススイッチ回路50C
のスイッチ50S1C、50S3Cに、バスコントロー
ラ制御信号で、OFFを指示する。
【0126】さらに、バススイッチ回路50Cのスイッ
チ50S1Cは、OFFして、ファンクションブロック
回路20とメモリ31Cとの間が開放される。これと共
に、スイッチ50S3Cは、OFFして、ファンクショ
ンブロック回路20とメモリ32Cとの間が開放され
る。
【0127】ここで、TrCH2ファンクションブロッ
クカウンタ49C’は、処理終了信号を受けると、“制
御回路41C”に対して、作動開始を指令する。する
と、制御回路41Cは、作動開始の指令を受けると、処
理開始信号をファンクションブロック回路20に送信す
るとともに、バススイッチ回路51Cのスイッチ50S
2C、50S4Cに、バスコントローラ制御信号で、O
Nを指示する。
【0128】すると、スイッチ50S2CはONして、
ファンクションブロック回路20は、アドレスバス60
aCを経てバススイッチ回路50Cのスイッチ50S2
C及びバス73Cのアドレスバス73aCを通してメモ
リ33Cに接続される。
【0129】さらに、ファンクションブロック回路20
は、データバス60dCを経てバススイッチ回路50C
のスイッチ50S2C及びバス73Cのデータバス73
dCを通してメモリ33Cに接続される。
【0130】これと共に、スイッチ50S4CはONし
て、ファンクションブロック回路20は、アドレスバス
60aC’を経て、バススイッチ回路50Cのスイッチ
50S4C及びバス74Cのアドレスバス74aCを通
してメモリ34Cに接続される。
【0131】さらに、ファンクションブロック回路20
は、データバス60dC’を経てバススイッチ回路50
Cのスイッチ50S4C及びバス74Cのデータバス7
4dCを通してメモリ34Cに接続される。
【0132】ここで、ファンクションブロック回路20
は、制御回路41Cからの処理開始信号に基づいてTr
CH2の1stデインターリーブの処理を開始する。
【0133】具体的には、ファンクションブロック回路
20は、アドレスを指定してメモリ33CからTrCH
2の初期データを読み出し、その読み出したTrCH2
の初期データの1stデインターリーブの処理を行っ
て、その処理データをアドレスを指定してメモリ34C
に書き込む。
【0134】これにより、図9中符号t2’に示すよう
に、メモリ34Cから初期データの読み出し処理と、メ
モリ33Cへの処理データの書き込み処理と、が時間的
に重複する。
【0135】これと同時に、TrCH1ファンクション
ブロックカウンタ49Cは、制御回路41Cからの処理
終了信号を受けると、“制御回路42C”に対して、作
動開始を指令する。
【0136】すると、制御回路42Cは、作動開始の指
令を受けると、処理開始信号をファンクションブロック
回路21に送信するとともに、バススイッチ回路51C
のスイッチ51S1C、51S3Cに、バスコントロー
ラ制御信号で、ONを指示する。
【0137】すると、スイッチ51S1CはONして、
ファンクションブロック回路21は、アドレスバス61
aCを経てバススイッチ回路51Cのスイッチ51S1
C及びバス72Cのアドレスバス72aCを通してメモ
リ32Cに接続される。
【0138】さらに、ファンクションブロック回路21
は、データバス61dC’を経てバススイッチ回路51
Cのスイッチ51S3C及びバス71Cのデータバス7
1dCを通してメモリ32Cに接続される。
【0139】これと共に、バススイッチ回路51Cのス
イッチ51S3Cは、ONして、ファンクションブロッ
ク回路21は、アドレスバス61aC’を経てバススイ
ッチ回路51Cのスイッチ51S3C及びバス71Cの
アドレスバス71aCを通してメモリ31Cに接続され
る。
【0140】さらに、ファンクションブロック回路21
は、データバス61dC’を経てバススイッチ回路51
Cのスイッチ51S3C及びバス71Cのデータバス7
1dCを通してメモリ31Cに接続される。
【0141】ここで、ファンクションブロック回路21
は、制御回路42Cからの処理開始信号に基づいてTr
CH1のDTX削除処理の処理を開始する。
【0142】具体的には、ファンクションブロック回路
21は、アドレスを指定してメモリ32CからTrCH
1の1stデインターリーブの処理データを読み出し、
その読み出した処理データのDTX削除処理を行って、
そのDTX削除処理の処理データをアドレスを指定して
メモリ31Cに書き込む。以降、同様に、データ処理が
行われる。
【0143】なお、上記第1〜3実施形態では、ファン
クションブロック回路単位の時分割処理を行うTrCH
数を「2」として、2つのバスを採用した例について説
明したが、これに限らず、ファンクションブロック回路
単位の時分割処理を行うTrCH数を「3以上」とし
て、TrCH数に対応する数のバスを採用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る信号処理装置の第1実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す信号処理装置の部分的詳細を示すブ
ロック図である。
【図3】図1に示す信号処理装置の作動を示すタイミン
グチャートである。
【図4】本発明に係る信号処理装置の第2実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図5】図4に示す信号処理装置の部分的詳細を示すブ
ロック図である。
【図6】図4に示す信号処理装置の作動を示すタイミン
グチャートである。
【図7】本発明に係る信号処理装置の第3実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図8】図7に示す信号処理装置の部分的詳細を示すブ
ロック図である。
【図9】図8に示す信号処理装置の作動を示すタイミン
グチャートである。
【図10】無線通信端末の概略構成を示すブロック図で
ある。
【図11】チャネルコーデック部の概略的作動を説明す
るための図である。
【図12】従来の信号処理装置の構成を示すブロック図
である。
【図13】図12に示す信号処理装置の作動を示すタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
20…ファンクションブロック回路、31、32…メモ
リ、61…制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B060 MB02 5B061 FF01 GG01 PP05 5K014 AA01 BA05 FA16 HA05 HA08 5K022 EE11 EE32

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶データを記憶する記憶部(31A、
    32A)と、 前記記憶部に接続された第1及び第2のアドレスデータ
    バス(71A、72A)と、 直列的に信号処理してこの信号処理毎に処理データを求
    める各信号処理回路(20〜27)と、 前記各信号処理回路に接続されて、前記記憶部に対して
    前記記憶データの読み出しを行うための入力アドレスデ
    ータ線(60aA〜67aA、60dA〜67dA)
    と、 前記各信号処理回路に接続されて、前記記憶部に対して
    前記処理データの書き込みを行うための出力アドレスデ
    ータ線(60aA’〜67aA’、60dA’〜67d
    A’)と、 前記入力アドレスデータ線及び前記第1のアドレスデー
    タバスの間を開放或いは接続するとともに、前記出力デ
    ータアドレス線及び前記第2のアドレスデータバスの間
    を開放或いは接続するバススイッチ回路(50A〜57
    A)と、 前記入力アドレスデータ線及び前記第1のアドレスデー
    タバスの間を接続させるとともに、前記出力データアド
    レス線及び前記第2のアドレスデータバスの間を接続さ
    せるように前記バススイッチ回路を制御するバススイッ
    チ制御回路(40A)とを有し、 前記各信号処理回路は、前記記憶データの読み出しと前
    記処理データの書き込みとを前記信号処理毎に同時に行
    うことを特徴とする信号処理装置。
  2. 【請求項2】 前記バススイッチ回路は、 前記入力アドレスデータ線及び前記第1のアドレスデー
    タバスの間を開放或いは接続する第1のスイッチ(50
    S1A〜57S1A)と前記出力データアドレス線及び
    前記第2のアドレスデータバスの間を開放或いは接続す
    る第2のスイッチ(50S2A〜57S2A)で構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の信号処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記バススイッチ制御回路は、 前記各信号処理回路のうち何れの処理回路が信号処理す
    るかを管理する手段(49A)と、 前記管理に基づいて前記各信号処理回路に前記信号処理
    を指示する手段(41A〜48A) で構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    信号処理装置。
  4. 【請求項4】 処理単位毎に記憶データを記憶する記憶
    部(31B、32B)と、 前記記憶部に接続された前記処理単位毎のアドレスデー
    タバス(71B、72B)と、 前記処理単位毎に直列的に信号処理して、この信号処理
    毎に処理データを求める各信号処理回路(20〜27)
    と、 前記各信号処理回路に接続されて、前記記憶部に対して
    前記記憶データの読み出しを行うとともに、前記記憶部
    に対して前記処理データの書き込みを行うための入出力
    アドレスデータ線(60aB〜67aB、60dB〜6
    7dB)と、 前記処理単位毎の前記アドレスデータバス及び前記入出
    力アドレス線の間を開放或いは接続するバススイッチ回
    路(50B〜57B)と、 前記入出力アドレス線に、互いに異なる処理単位のアド
    レスデータバスを同時に接続させるように前記バススイ
    ッチ回路を制御するバススイッチ制御回路(40B)と
    を有し、 前記各信号処理回路は、前記互いに異なる処理単位の前
    記記憶データの読み出しを並列的に行うとともに、前記
    互いに異なる処理単位の前記処理データの書き込みを並
    列的に行うことを特徴とする信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記バススイッチ回路は、 前記処理単位毎の前記アドレスデータバス及び前記入出
    力アドレス線の間を前記処理単位毎に開放或いは接続す
    るスイッチ(50S1B〜57S1B、50S2B〜5
    7S2B)を有することを特徴とする請求項4に記載の
    信号処理装置。
  6. 【請求項6】 前記バススイッチ制御回路は、 前記各信号処理回路のうち何れの処理回路が信号処理す
    るかを管理する手段(49B、49B’)と、 前記管理に基づいて前記各信号処理回路に前記信号処理
    を指示する手段(41B〜48B)で構成されることを
    特徴とする請求項4又は5に記載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】 処理単位毎に記憶データを記憶する記憶
    部(31C、32C、33C、34C)と、 前記記憶部に接続された前記処理単位毎の第1のアドレ
    スデータバス(71C、73C)と、前記処理単位毎の
    第2のアドレスデータバス(72C、74C)と、 前記処理単位毎に直列的に信号処理して、この信号処理
    毎に処理データを求める各信号処理回路(20〜27)
    と、 前記各信号処理回路に接続されて、前記記憶部に対して
    前記記憶データの読み出しを行うための入力アドレスデ
    ータ線(60aC〜67aC、60dC〜67dC)
    と、 前記各信号処理回路に接続されて、前記記憶部に対して
    前記処理データの書き込みを行うための出力アドレスデ
    ータ線(60aC’〜67aC’、60dC’〜67d
    C’)と、 前記第1のアドレスデータバス及び前記入力アドレスデ
    ータ線の間を開放或いは接続するとともに、前記第2の
    アドレスデータバス及び前記出力アドレスデータ線の間
    を開放或いは接続するバススイッチ回路(50C〜57
    C)と、 前記第1のアドレスデータバス及び前記入力アドレスデ
    ータ線の間を接続させるとともに、前記第2のアドレス
    データバス及び前記出力アドレスデータ線の間を接続さ
    せるように前記バススイッチ回路を制御するバススイッ
    チ制御回路(40C)とを有し、 前記各信号処理回路は、前記記憶データの読み出しと前
    記処理データの書き込みとを前記信号処理毎に同時に行
    い、 さらに、前記各信号処理回路は、前記互いに異なる処理
    単位の前記記憶データの読み出しを並列的に行うととも
    に、前記互いに異なる処理単位の前記処理データの書き
    込みを並列的に行うことを特徴とする信号処理装置。
  8. 【請求項8】 前記バススイッチ回路は、 前記第1のアドレスデータバス及び前記入力アドレスデ
    ータ線の間を開放或いは接続する第1のスイッチ(50
    S1C〜57S1C、50S3C〜57S1C)と、 前記第2のアドレスデータバス及び前記出力アドレスデ
    ータ線の間を開放或いは接続する第2のスイッチ(50
    S2C〜57S2C、50S4C〜57S4C)で構成
    されていることを特徴とする請求項7に記載の信号処理
    装置。
  9. 【請求項9】 前記バススイッチ制御回路は、 前記各信号処理回路のうち何れの処理回路が信号処理す
    るかを管理する手段(49C、49C’)と、 前記管理に基づいて前記各信号処理回路に前記信号処理
    を指示する手段(41C〜48C)で構成されることを
    特徴とする請求項7又は8に記載の信号処理装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶部は、前記信号処理毎に処理
    データを前記記憶データとして記憶することを特徴とす
    る請求項1〜9のいずれか1つに記載の信号処理装置。
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