JP2002288096A - 画像通信装置 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子メールのヘッダ部分からは、送信側の機
器に割り当てられたメールアドレスは分かるが、オリジ
ナルの送信者の氏名までは分からない。またヘッダに
は、自由な内容を記述することができない。 【構成】 ファクシミリサーバからの電子メールの送信
時に、電子メールの本文に送信者の氏名及びメールアド
レス、さらに送信者から受信者への通信文を記述する。
器に割り当てられたメールアドレスは分かるが、オリジ
ナルの送信者の氏名までは分からない。またヘッダに
は、自由な内容を記述することができない。 【構成】 ファクシミリサーバからの電子メールの送信
時に、電子メールの本文に送信者の氏名及びメールアド
レス、さらに送信者から受信者への通信文を記述する。
Description
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、インターネットなどの
ネットワークと接続した画像通信装置に関し、特に電子
メールの本文への、送信者情報や定型文の挿入に関す
る。
ネットワークと接続した画像通信装置に関し、特に電子
メールの本文への、送信者情報や定型文の挿入に関す
る。
【0002】
【従来技術】インターネットファクシミリ等の画像通信
装置では、ファクシミリサーバをLANに接続し、電子
メールサーバを介して、電子メール形式でファクシミリ
を送受信している。ファクシミリサーバの場合、例えば
G3等のファクシミリ装置に、LANインターフェース
を追加したものである。電子メールは、通常はヘッダと
本文と添付ファイルとからなり、ヘッダのtoフィール
ドには送信先の電子メールアドレスが、fromフィー
ルドには送信元の機器に設定されているメールアドレス
が記述される。
装置では、ファクシミリサーバをLANに接続し、電子
メールサーバを介して、電子メール形式でファクシミリ
を送受信している。ファクシミリサーバの場合、例えば
G3等のファクシミリ装置に、LANインターフェース
を追加したものである。電子メールは、通常はヘッダと
本文と添付ファイルとからなり、ヘッダのtoフィール
ドには送信先の電子メールアドレスが、fromフィー
ルドには送信元の機器に設定されているメールアドレス
が記述される。
【0003】
【従来技術の問題点】電子メールのヘッダの記述内容に
は制限があり、送信元の電子メールアドレスや送信者の
メールアドレスを記述することはできるが、送信者の氏
名や送信者の自由な通信文等を記述するようにはできて
いない。
は制限があり、送信元の電子メールアドレスや送信者の
メールアドレスを記述することはできるが、送信者の氏
名や送信者の自由な通信文等を記述するようにはできて
いない。
【0004】
【発明の課題】この発明の課題は、電子メールの本文
に、送信者の氏名やメールアドレス等の送信者情報を記
述できるようにし、受信者にオリジナルのメール送信者
が分かるようにすることにある(請求項1〜3)。また
好ましくは、挨拶等の定型文を入力し易くして、インタ
ーネットファクシミリ装置等の画像通信装置の使い勝手
を向上させることにある(請求項3)。
に、送信者の氏名やメールアドレス等の送信者情報を記
述できるようにし、受信者にオリジナルのメール送信者
が分かるようにすることにある(請求項1〜3)。また
好ましくは、挨拶等の定型文を入力し易くして、インタ
ーネットファクシミリ装置等の画像通信装置の使い勝手
を向上させることにある(請求項3)。
【0005】
【発明の構成】この発明は、ネットワークを介し、電子
メール形式で画データを送受信する画像通信装置におい
て、複数の送信者情報を記憶する手段と、該送信者情報
から特定の送信者の情報を選択する手段と、該選択され
た情報を電子メールの本文中に挿入する手段とを設けた
ことを特徴とする(請求項1)。
メール形式で画データを送受信する画像通信装置におい
て、複数の送信者情報を記憶する手段と、該送信者情報
から特定の送信者の情報を選択する手段と、該選択され
た情報を電子メールの本文中に挿入する手段とを設けた
ことを特徴とする(請求項1)。
【0006】またこの発明は、ネットワークを介し、電
子メール形式で画データを送受信する画像通信装置にお
いて、送信者情報を入力する手段と、該入力された送信
者情報を電子メールの本文中に挿入する手段とを設けた
ことを特徴とする(請求項2)。
子メール形式で画データを送受信する画像通信装置にお
いて、送信者情報を入力する手段と、該入力された送信
者情報を電子メールの本文中に挿入する手段とを設けた
ことを特徴とする(請求項2)。
【0007】好ましくは、画像通信装置に、複数の定型
文を記憶する手段と、該複数の定型文から特定の定型文
を選択する手段と、該選択された定型文を電子メールの
本文中に挿入する手段とを設ける(請求項3)。
文を記憶する手段と、該複数の定型文から特定の定型文
を選択する手段と、該選択された定型文を電子メールの
本文中に挿入する手段とを設ける(請求項3)。
【0008】
【発明の作用と効果】請求項1の発明では、複数の送信
者の情報を予め登録しておき、電子メールの送信時にオ
リジナルの送信者の情報を登録済みの情報から選択さ
せ、電子メールの本文に挿入する。送信者の情報には、
送信者の氏名やメールアドレス,ファクシミリ装置の個
人のクライアント名等を含むことが好ましい。受信者は
本文を参照することにより、送信者を容易に認識でき
る。そして特定の機器からの送信が多い場合等に、送信
者が自己の情報を送信者情報としてその機器に登録して
おけば、送信時にこれを選択するだけで受信者は送信者
を認識できることになる。例えば本社勤務の営業マン
が、支店から頻繁に電子メールを送信する必要があると
き等に、送信者、受信者の双方にとって便利である。
者の情報を予め登録しておき、電子メールの送信時にオ
リジナルの送信者の情報を登録済みの情報から選択さ
せ、電子メールの本文に挿入する。送信者の情報には、
送信者の氏名やメールアドレス,ファクシミリ装置の個
人のクライアント名等を含むことが好ましい。受信者は
本文を参照することにより、送信者を容易に認識でき
る。そして特定の機器からの送信が多い場合等に、送信
者が自己の情報を送信者情報としてその機器に登録して
おけば、送信時にこれを選択するだけで受信者は送信者
を認識できることになる。例えば本社勤務の営業マン
が、支店から頻繁に電子メールを送信する必要があると
き等に、送信者、受信者の双方にとって便利である。
【0009】請求項2の発明では、電子メール送信時
に、送信者が自己の氏名やメールアドレス等を入力し、
これを電子メールの本文に挿入させる。そのため、特定
の装置からの送信でなくても、送信者の氏名やメールア
ドレス等の送信者情報を入力することにより、任意のネ
ットワーク機器からデータを送信でき、受信者側では送
信者を簡単に知ることができる。
に、送信者が自己の氏名やメールアドレス等を入力し、
これを電子メールの本文に挿入させる。そのため、特定
の装置からの送信でなくても、送信者の氏名やメールア
ドレス等の送信者情報を入力することにより、任意のネ
ットワーク機器からデータを送信でき、受信者側では送
信者を簡単に知ることができる。
【0010】請求項3の発明では、電子メールの本文
に、予め登録された定型文を選択、挿入することができ
る。そのためデータのみの送信ではなく、例えば挨拶等
を添えてメールを送信することができる。受信側では送
信者の意図を明確に捉えることができ、送信者からの指
示や情報に従いデータの処理等を行うことができる。
に、予め登録された定型文を選択、挿入することができ
る。そのためデータのみの送信ではなく、例えば挨拶等
を添えてメールを送信することができる。受信側では送
信者の意図を明確に捉えることができ、送信者からの指
示や情報に従いデータの処理等を行うことができる。
【0011】
【実施例】図1〜図7に実施例を示す。図1において、
2はファクシミリサーバで、LAN6を介して、電子メ
ールサーバ4やルータ7、LAN内のパーソナルコンピ
ュータ8などに接続され、インターネットファクシミリ
装置としての機能を有する。なおパーソナルコンピュー
タ8はLAN6を管理する管理者に属するものとし、L
ANの管理ツールを備えている。ルータ7はインターネ
ット10とLAN6とを接続し、12はインターネット
ファクシミリ装置で、例えば電子メールサーバとファク
シミリサーバとの組み合わせで実現されている。14
は、インターネット10に接続されたパーソナルコンピ
ュータである。なお図1で、ネットワークに接続する機
器間のデータの流れを矢印で示す。
2はファクシミリサーバで、LAN6を介して、電子メ
ールサーバ4やルータ7、LAN内のパーソナルコンピ
ュータ8などに接続され、インターネットファクシミリ
装置としての機能を有する。なおパーソナルコンピュー
タ8はLAN6を管理する管理者に属するものとし、L
ANの管理ツールを備えている。ルータ7はインターネ
ット10とLAN6とを接続し、12はインターネット
ファクシミリ装置で、例えば電子メールサーバとファク
シミリサーバとの組み合わせで実現されている。14
は、インターネット10に接続されたパーソナルコンピ
ュータである。なお図1で、ネットワークに接続する機
器間のデータの流れを矢印で示す。
【0012】図1の右上に、電子メール形式に変換され
たファクシミリデータを示す。ヘッダには、宛先(図で
はJames)と送信元(図ではHenry)や送信日時、電子メ
ールのID番号等が含まれ、適宜の本文を付し、添付フ
ァイルにはファクシミリデータ本体の画データ等を添付
する。ここで宛先のJamesは、例えばインターネットフ
ァクシミリ装置12の名称であり、送信元のHenryはフ
ァクシミリサーバ2の名称である。
たファクシミリデータを示す。ヘッダには、宛先(図で
はJames)と送信元(図ではHenry)や送信日時、電子メ
ールのID番号等が含まれ、適宜の本文を付し、添付フ
ァイルにはファクシミリデータ本体の画データ等を添付
する。ここで宛先のJamesは、例えばインターネットフ
ァクシミリ装置12の名称であり、送信元のHenryはフ
ァクシミリサーバ2の名称である。
【0013】ファクシミリデータの本文には、メール受
信者の便宜のため、送信者の氏名とメールアドレスとを
記述し、さらに適宜の通信文を含める。即ちヘッダ部分
のfromフィールドには電子メールの送信元のファクシミ
リサーバ2のメールアドレスが記述されるが、本文には
オリジナルの送信者に関する情報が記述される。
信者の便宜のため、送信者の氏名とメールアドレスとを
記述し、さらに適宜の通信文を含める。即ちヘッダ部分
のfromフィールドには電子メールの送信元のファクシミ
リサーバ2のメールアドレスが記述されるが、本文には
オリジナルの送信者に関する情報が記述される。
【0014】図1の電子メールの本文には、「このメー
ルはインターネットFAXから送信されました」とのメ
ッセージと、実際の送信者の氏名「Ichiro Yamamoto」
及び送信者のメールアドレスとが記述されている。即ち
送信元のファクシミリサーバ2のアドレスはヘッダから
分かり、オリジナルの送信者は本文から知ることができ
る。
ルはインターネットFAXから送信されました」とのメ
ッセージと、実際の送信者の氏名「Ichiro Yamamoto」
及び送信者のメールアドレスとが記述されている。即ち
送信元のファクシミリサーバ2のアドレスはヘッダから
分かり、オリジナルの送信者は本文から知ることができ
る。
【0015】図2に、ファクシミリサーバ2の構成を示
すと、20は主制御装置(CPU)で、21は画データ
や処理中のデータ等を記憶するためのRAMで、22は
プログラム等を記憶するためのROM、23は画像入力
用のスキャナ、24はハードプリント用のプリンタであ
る。26は網制御装置で、公衆回線網と接続するための
もので、27はモデムであり、28はキーボードやLC
D等の表示パネルを備えた操作/表示部である。29は
コーデックで、通信のために冗長度圧縮の符号化と復号
とを行い、30はLANインターフェースで、LAN6
に接続するためのものである。
すと、20は主制御装置(CPU)で、21は画データ
や処理中のデータ等を記憶するためのRAMで、22は
プログラム等を記憶するためのROM、23は画像入力
用のスキャナ、24はハードプリント用のプリンタであ
る。26は網制御装置で、公衆回線網と接続するための
もので、27はモデムであり、28はキーボードやLC
D等の表示パネルを備えた操作/表示部である。29は
コーデックで、通信のために冗長度圧縮の符号化と復号
とを行い、30はLANインターフェースで、LAN6
に接続するためのものである。
【0016】インターネットファクシミリやLAN6内
での通信は、LANインターフェース30を用いて行
い、これらの通信は電子メール形式で行われる。電子メ
ールは、宛先と送信人等とを記述したヘッダと、適宜の
本文と(実施例の場合は送信者名や通信文等)、及びフ
ァクシミリデータ(画データ)をバイナリーデータから
インターネット用のデータ形式に変換した添付ファイ
ル、とから構成されている。
での通信は、LANインターフェース30を用いて行
い、これらの通信は電子メール形式で行われる。電子メ
ールは、宛先と送信人等とを記述したヘッダと、適宜の
本文と(実施例の場合は送信者名や通信文等)、及びフ
ァクシミリデータ(画データ)をバイナリーデータから
インターネット用のデータ形式に変換した添付ファイ
ル、とから構成されている。
【0017】LANインターフェース30は、LAN6
を介して電子メールサーバ4やLAN管理者のパーソナ
ルコンピュータ8等に接続されている。LANインター
フェース30のサブシステムとして、受信管理部32や
送信管理部36がある。受信管理部32は、電子メール
サーバ4に到着した電子メールの受信を管理し、送信管
理部36は、電子メールの送信を管理する。
を介して電子メールサーバ4やLAN管理者のパーソナ
ルコンピュータ8等に接続されている。LANインター
フェース30のサブシステムとして、受信管理部32や
送信管理部36がある。受信管理部32は、電子メール
サーバ4に到着した電子メールの受信を管理し、送信管
理部36は、電子メールの送信を管理する。
【0018】送信情報作成部34は、電子メールの送信
のためのアドレス等のヘッダ情報の作成の他、本文の情
報の作成を行う。本文情報には送信者の氏名やメールア
ドレスがあり、その他任意の通信文を含めることができ
る。送信者の情報や定型的な通信文は、予めファイル3
5中のテーブルに登録しておき、送信者はこのテーブル
から選択したり、自由に記述することができる。通常の
場合、受信管理部32で電子メールの受信を管理し、送
信情報作成部34で送信先のアドレスを作成し、送信管
理部36で電子メールの送信を管理する。
のためのアドレス等のヘッダ情報の作成の他、本文の情
報の作成を行う。本文情報には送信者の氏名やメールア
ドレスがあり、その他任意の通信文を含めることができ
る。送信者の情報や定型的な通信文は、予めファイル3
5中のテーブルに登録しておき、送信者はこのテーブル
から選択したり、自由に記述することができる。通常の
場合、受信管理部32で電子メールの受信を管理し、送
信情報作成部34で送信先のアドレスを作成し、送信管
理部36で電子メールの送信を管理する。
【0019】図3に、ファクシミリサーバ2の操作/表
示部28での、操作パネル40の構成を示す。42はL
CDで、設定状態を表示すると共に、タッチパネルを備
えており、様々な通信条件を設定できる、44はカーソ
ルキーで、設定等に使用する。46は送信先のファクシ
ミリ番号や送信者の短縮番号等を入力するためのテンキ
ーで、48はクリアキーである。50は、設定された条
件で送信を開始するためのスタートキーである。ファク
シミリサーバ2をインターネットファクシミリとして使
用するときは、図2のLCD42に表示するようにイン
ターネットファクシミリ画面を表示し、カーソル44を
用いて、あるいはLCD42へのフィンガータッチで、
「送信先の指定」や「本文への記述」等を選択する。
示部28での、操作パネル40の構成を示す。42はL
CDで、設定状態を表示すると共に、タッチパネルを備
えており、様々な通信条件を設定できる、44はカーソ
ルキーで、設定等に使用する。46は送信先のファクシ
ミリ番号や送信者の短縮番号等を入力するためのテンキ
ーで、48はクリアキーである。50は、設定された条
件で送信を開始するためのスタートキーである。ファク
シミリサーバ2をインターネットファクシミリとして使
用するときは、図2のLCD42に表示するようにイン
ターネットファクシミリ画面を表示し、カーソル44を
用いて、あるいはLCD42へのフィンガータッチで、
「送信先の指定」や「本文への記述」等を選択する。
【0020】52〜58は、インターネットファクシミ
リでのLCD42上の設定画面である。なお実施例で
は、例えば送信先指定画面52から次の本文記述画面5
4を表示させることや、もとのインターネットファクシ
ミリ画面から、直接それぞれの画面54〜58を表示さ
せることもできる。52は送信先指定画面で、送信先の
ファクシミリ番号の選択や入力を行う。なお画面中の
「本文」を選択すると、次の本文記述画面が表示され
る。54は本文記述画面で、本文に記述するための送信
元の情報や通信文の選択/入力等を行う。画面54上の
「送信元テーブル」を選択すれば、送信元テーブルの画
面56が、「定型文テーブル」を選択すれば、定型文テ
ーブルの画面58が表示され、送信者はこれらのテーブ
ルの短縮番号あるいはフィンガータッチで該当する内容
を選択することができる。画面56と58とはそれぞれ
表示させ、送信元情報と定型文とをそれぞれ選択するこ
とができる。またこれらのテーブルを使用せず、画面5
4の「入力」を選択し、本文に自由に通信文を記載する
こととしても良い。なお設定画面52〜58での60〜
72は、各設定画面での条件設定のためのキーである。
また画面42での「送信元の登録」及び「定型文の登
録」は、それぞれ送信元テーブルや定型文テーブルへの
登録、更新処理を行うためのものである。
リでのLCD42上の設定画面である。なお実施例で
は、例えば送信先指定画面52から次の本文記述画面5
4を表示させることや、もとのインターネットファクシ
ミリ画面から、直接それぞれの画面54〜58を表示さ
せることもできる。52は送信先指定画面で、送信先の
ファクシミリ番号の選択や入力を行う。なお画面中の
「本文」を選択すると、次の本文記述画面が表示され
る。54は本文記述画面で、本文に記述するための送信
元の情報や通信文の選択/入力等を行う。画面54上の
「送信元テーブル」を選択すれば、送信元テーブルの画
面56が、「定型文テーブル」を選択すれば、定型文テ
ーブルの画面58が表示され、送信者はこれらのテーブ
ルの短縮番号あるいはフィンガータッチで該当する内容
を選択することができる。画面56と58とはそれぞれ
表示させ、送信元情報と定型文とをそれぞれ選択するこ
とができる。またこれらのテーブルを使用せず、画面5
4の「入力」を選択し、本文に自由に通信文を記載する
こととしても良い。なお設定画面52〜58での60〜
72は、各設定画面での条件設定のためのキーである。
また画面42での「送信元の登録」及び「定型文の登
録」は、それぞれ送信元テーブルや定型文テーブルへの
登録、更新処理を行うためのものである。
【0021】図4(a)に、ファイル35に格納された
送信元テーブル80、(b)に定型文テーブル82とを
示す。送信元テーブル80には、ファクシミリサーバ2
から送信することが多い者の送信者名やそのメールアド
レスが送信者情報として登録され、定型文テーブル82
には、電子メールに添付すると便利な文が定型文として
登録されている。各テーブルのそれぞれの情報には番号
が付され、該当する番号を選択することで、あるいは表
示画面56,58へのフィンガータッチで必要な内容を
選択することができる。なお送信者の氏名やメールアド
レス等の送信者情報は、これ以外の情報を含むものとし
ても良い。
送信元テーブル80、(b)に定型文テーブル82とを
示す。送信元テーブル80には、ファクシミリサーバ2
から送信することが多い者の送信者名やそのメールアド
レスが送信者情報として登録され、定型文テーブル82
には、電子メールに添付すると便利な文が定型文として
登録されている。各テーブルのそれぞれの情報には番号
が付され、該当する番号を選択することで、あるいは表
示画面56,58へのフィンガータッチで必要な内容を
選択することができる。なお送信者の氏名やメールアド
レス等の送信者情報は、これ以外の情報を含むものとし
ても良い。
【0022】図5に、電子メールの本文での、送信者の
情報と通信文との組合せを示す。図5の(a)〜(c)
には、送信者の情報として、氏名及びメールアドレスと
を、テーブル80からあるいは直接に入力することによ
り記述する。テーブルに予め登録していない送信者は、
送信時に自己の氏名とメールアドレスとを操作/表示部
28から入力すればよい。なおこの場合、送信者の氏名
あるいはメールアドレスのいずれかを入力することとし
ても良い。メール本文への通信文は、図5(a)ではテ
ーブル82の定型文テーブルから定型文を選択し、
(b)では自由文とする。自由文は送信者が入力する任
意の文で、例えば「拝啓・・・」等の手紙形式であっても
良い。これはスキャナで取り込んだデータを送信する際
に、手紙を添付することが可能になり、便利で、かつデ
ータのみの無味乾燥な送信に比べ丁寧なものとすること
ができる。
情報と通信文との組合せを示す。図5の(a)〜(c)
には、送信者の情報として、氏名及びメールアドレスと
を、テーブル80からあるいは直接に入力することによ
り記述する。テーブルに予め登録していない送信者は、
送信時に自己の氏名とメールアドレスとを操作/表示部
28から入力すればよい。なおこの場合、送信者の氏名
あるいはメールアドレスのいずれかを入力することとし
ても良い。メール本文への通信文は、図5(a)ではテ
ーブル82の定型文テーブルから定型文を選択し、
(b)では自由文とする。自由文は送信者が入力する任
意の文で、例えば「拝啓・・・」等の手紙形式であっても
良い。これはスキャナで取り込んだデータを送信する際
に、手紙を添付することが可能になり、便利で、かつデ
ータのみの無味乾燥な送信に比べ丁寧なものとすること
ができる。
【0023】なお、図5(c)は、送信者の氏名とメー
ルアドレスのみを記述し、その他の文は記述しない場合
を示し、(d)は送信者の情報に限らず、送信者が任意
の内容を記述する場合を示し、例えば送信者が自分用の
メールボックスに送信するとき等に便利である。また
(e)は、送信者の氏名とメールアドレスとを定型文に
組み込む場合を示す。例えば図4(a)の送信元テーブ
ルでの004の送信者が、図4(b)の040や050
の定型文を選択すると、メール本文には、「このメール
の送信者はABCです。」や、「メールアドレスはabc@
xyz.comです。」と記述することができる。
ルアドレスのみを記述し、その他の文は記述しない場合
を示し、(d)は送信者の情報に限らず、送信者が任意
の内容を記述する場合を示し、例えば送信者が自分用の
メールボックスに送信するとき等に便利である。また
(e)は、送信者の氏名とメールアドレスとを定型文に
組み込む場合を示す。例えば図4(a)の送信元テーブ
ルでの004の送信者が、図4(b)の040や050
の定型文を選択すると、メール本文には、「このメール
の送信者はABCです。」や、「メールアドレスはabc@
xyz.comです。」と記述することができる。
【0024】図6に、実施例での電子メールの送信処理
を示す。送信者はファクシミリサーバ2にファクシミリ
送信の指示をし、原稿をスキャナにセットする(ステッ
プ1)。そして操作/表示部のテンキー等を用い、送信
先や本文への記述のための入力を行う(ステップ2)。
この時送信先や、本文への記述のための送信者の情報
は、予め登録されていれば短縮番号を入力する等により
選択する。本文への入力情報として、送信者の氏名等の
情報や通信文等を含めることができ、これらの入力後、
送信を指示する(ステップ3)。送信の指示があると、
ファクシミリサーバは原稿を読み取り、読み取った画デ
ータをコーデックで符号化し、RAMにデータを蓄積す
る(ステップ4)。そしてヘッダ情報やメール本文の情
報を作成し(ステップ5)、送信する画データを作成の
後(ステップ6)、蓄積したデータをメール形式に変換
して(ステップ7)LANインターフェースからメール
サーバへ送信する(ステップ8)。
を示す。送信者はファクシミリサーバ2にファクシミリ
送信の指示をし、原稿をスキャナにセットする(ステッ
プ1)。そして操作/表示部のテンキー等を用い、送信
先や本文への記述のための入力を行う(ステップ2)。
この時送信先や、本文への記述のための送信者の情報
は、予め登録されていれば短縮番号を入力する等により
選択する。本文への入力情報として、送信者の氏名等の
情報や通信文等を含めることができ、これらの入力後、
送信を指示する(ステップ3)。送信の指示があると、
ファクシミリサーバは原稿を読み取り、読み取った画デ
ータをコーデックで符号化し、RAMにデータを蓄積す
る(ステップ4)。そしてヘッダ情報やメール本文の情
報を作成し(ステップ5)、送信する画データを作成の
後(ステップ6)、蓄積したデータをメール形式に変換
して(ステップ7)LANインターフェースからメール
サーバへ送信する(ステップ8)。
【0025】図7に、メール本文の情報作成の処理を示
す。図3の画面42で、本文への記述が選択され、本文
記述画面54からの入力情報がある場合には(ステップ
10)、送信者が登録済みで送信元テーブルへの選択が
あるかをチェックする(ステップ11)。そして送信元
テーブルから該当する送信者情報を取り出し、本文中の
送信者の欄に記述する(ステップ12)。登録済みの送
信者でなく、送信者情報の入力があるときは、それを本
文中の送信者の欄に記述する(ステップ13,14)。
送信者情報の入力がなければ、送信者に関する情報は本
文中に記述しない。
す。図3の画面42で、本文への記述が選択され、本文
記述画面54からの入力情報がある場合には(ステップ
10)、送信者が登録済みで送信元テーブルへの選択が
あるかをチェックする(ステップ11)。そして送信元
テーブルから該当する送信者情報を取り出し、本文中の
送信者の欄に記述する(ステップ12)。登録済みの送
信者でなく、送信者情報の入力があるときは、それを本
文中の送信者の欄に記述する(ステップ13,14)。
送信者情報の入力がなければ、送信者に関する情報は本
文中に記述しない。
【0026】次に通信文の入力があり(ステップ1
5)、定型文テーブルから選択されていれば該当の定型
文を通信文として本文中に記述する(ステップ16,1
7)。送信者が任意の文を入力していれば、それを通信
文として本文中に記述する(ステップ18)。
5)、定型文テーブルから選択されていれば該当の定型
文を通信文として本文中に記述する(ステップ16,1
7)。送信者が任意の文を入力していれば、それを通信
文として本文中に記述する(ステップ18)。
【0027】電子メールのヘッダのfromフィールド
には、通常は送信元のファクシミリサーバ等のメールア
ドレスが記述されるが、実施例によれば、送信者は電子
メールの本文部分を利用し、ここにオリジナルの送信者
の氏名やメールアドレスを記述することができ、送信者
を明確にすることができる。受信側にとっても誰からの
送信かがすぐに分かるため、メールの管理等が便利であ
る。さらにメールの本文に送信者からの通信文を記述す
ることができるので、レターを添付してのデータ送信が
行え、受信者も送信者の意図が分かり、メールの処理に
ついての判断もしやすく、効率的に作業を行うことが可
能になる。なお電子メール形式で画データの通信を行う
装置であれば、インターネットファクシミリに限らず、
ネットワークスキャナ等の装置であっても良い。
には、通常は送信元のファクシミリサーバ等のメールア
ドレスが記述されるが、実施例によれば、送信者は電子
メールの本文部分を利用し、ここにオリジナルの送信者
の氏名やメールアドレスを記述することができ、送信者
を明確にすることができる。受信側にとっても誰からの
送信かがすぐに分かるため、メールの管理等が便利であ
る。さらにメールの本文に送信者からの通信文を記述す
ることができるので、レターを添付してのデータ送信が
行え、受信者も送信者の意図が分かり、メールの処理に
ついての判断もしやすく、効率的に作業を行うことが可
能になる。なお電子メール形式で画データの通信を行う
装置であれば、インターネットファクシミリに限らず、
ネットワークスキャナ等の装置であっても良い。
【図1】 実施例のファクシミリサーバの接続関係を示
すブロック図
すブロック図
【図2】 実施例のファクシミリサーバの構成を示すブ
ロック図
ロック図
【図3】 実施例のファクシミリサーバでの操作パネル
を示す図
を示す図
【図4】 実施例のファクシミリサーバでの、電子メー
ルの本文への記述内容を記憶したテーブルで、(a)は
送信元テーブル、(b)は定型文テーブルである。
ルの本文への記述内容を記憶したテーブルで、(a)は
送信元テーブル、(b)は定型文テーブルである。
【図5】 実施例で、電子メールの本文部分を示す図
【図6】 実施例で、ファクシミリサーバが原稿を読み
取り、電子メール送信する際のアルゴリズムを示すフロ
ーチャート
取り、電子メール送信する際のアルゴリズムを示すフロ
ーチャート
【図7】 実施例で、本文情報を作成する際のアルゴリ
ズムを示すフローチャート
ズムを示すフローチャート
2 ファクシミリサーバ 4 メールサーバ 6 LAN 7 ルータ 8,14 パーソナルコンピュータ 10 インターネット 12 インターネットファクシミリ装置 20 CPU 21 RAM 22 ROM 23 スキャナ 24 プリンタ 26 網制御装置 27 モデム 28 操作/表示部 29 コーデック 30 LANインターフェース 32 受信管理部 34 送信情報作成部 36 送信管理部 40 ファクシミリサーバの操作パネル
Claims (3)
- 【請求項1】 ネットワークを介し、電子メール形式で
画データを送受信する画像通信装置において、 複数の送信者情報を記憶する手段と、該送信者情報から
特定の送信者の情報を選択する手段と、該選択された情
報を電子メールの本文中に挿入する手段とを設けたこと
を特徴とする、画像通信装置。 - 【請求項2】 ネットワークを介し、電子メール形式で
画データを送受信する画像通信装置において、 送信者情報を入力する手段と、該入力された送信者情報
を電子メールの本文中に挿入する手段とを設けたことを
特徴とする、画像通信装置。 - 【請求項3】 複数の定型文を記憶する手段と、該複数
の定型文から特定の定型文を選択する手段と、該選択さ
れた定型文を電子メールの本文中に挿入する手段とを設
けたことを特徴とする、請求項1または2に記載の画像
通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001084437A JP2002288096A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 画像通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001084437A JP2002288096A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 画像通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002288096A true JP2002288096A (ja) | 2002-10-04 |
Family
ID=18940109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001084437A Pending JP2002288096A (ja) | 2001-03-23 | 2001-03-23 | 画像通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002288096A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004082259A1 (en) * | 2003-03-12 | 2004-09-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image communication method and apparatus |
JP2008092308A (ja) * | 2006-10-02 | 2008-04-17 | Nakayo Telecommun Inc | 簡易メール通信機能を有する電話システム |
JP2008270969A (ja) * | 2007-04-17 | 2008-11-06 | Murata Mach Ltd | ネットワーク複合機 |
CN113286051A (zh) * | 2020-02-20 | 2021-08-20 | 佳能株式会社 | 图像处理装置、图像处理装置的控制方法和存储介质 |
CN113286051B (en) * | 2020-02-20 | 2024-10-25 | 佳能株式会社 | Image processing apparatus, control method of image processing apparatus, and storage medium |
-
2001
- 2001-03-23 JP JP2001084437A patent/JP2002288096A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050601 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050812 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051215 |