JP2002287799A - 音声記録再生システム - Google Patents

音声記録再生システム

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JP2002287799A
JP2002287799A JP2001089484A JP2001089484A JP2002287799A JP 2002287799 A JP2002287799 A JP 2002287799A JP 2001089484 A JP2001089484 A JP 2001089484A JP 2001089484 A JP2001089484 A JP 2001089484A JP 2002287799 A JP2002287799 A JP 2002287799A
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Izumi Matsumoto
泉 松本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の音声記録再生装置の間で、音声信号等
を送受信する際に、システムの接続を容易にする。 【解決手段】 音声記録再生装置が音声信号、音声信号
に付帯する付帯データ等を送受信する非同期伝送手段1
05と、音声信号の入力元または出力先を切り替える系
統切替手段107と、音声信号および付帯データの伝送
元または伝送先を制御する調停手段110とを備え、複
数の音声記録再生装置の調停手段110が複数の音声記
録再生装置の間の音声信号および音声信号に付帯する付
帯データの制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスクや光
ディスクまたは固体メモリ等のランダムアクセス可能な
蓄積メディアを用いて音声の録音と再生を行う複数の音
声記録再生装置によって構成される音声記録再生システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の音声記録再生システムを示
すブロック図である。図4において複数の音声記録再生
装置201aおよび201bは、音声入力手段202か
ら入力した音声の音量や音質を信号処理手段203にて
調整し、音声出力手段204に出力するとともに、複数
の音声記録再生装置間で音声の同期通信を行う同期伝送
手段205を介して送受信を行う。また切替手段207
によって、メディア制御手段208が信号処理手段20
3に接続されている時には、信号処理手段203が音声
入力手段202および同期伝送手段205から入力した
信号をメディア制御手段208が蓄積メディア209に
書き込むことで音声を録音したり、蓄積メディア209
に録音された音声をメディア制御手段208が読み出し
信号処理手段203を経由して音声出力手段204およ
び同期伝送手段205から再生するようになっている。
なお、蓄積メディア209には音声信号のみでなく、音
声の編集履歴や管理情報および音声に付帯する各種デー
タが格納され、音声の録音、編集、再生の際に適宜使用
される。
【0003】一方、切替手段207によって、メディア
制御手段208が非同期伝送手段206に接続されてい
る時には、ホストコンピュータ210の伝送制御手段2
11により、各音声記録再生装置201aおよび201
bの蓄積メディア209の内容が、ホストコンピュータ
210の表示手段212に表示され、ユーザはその内容
を確認しながら、操作手段213を操作することにより
各音声記録再生装置201aおよび201bの蓄積メデ
ィア209に格納された音声信号を含む各種データを移
動したりコピーしたりするようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
音声記録再生システムでは、複数の音声記録再生装置の
蓄積メディアに格納されたデータを移動したりコピーす
る際に、ホストコンピュータの介在が不可欠であり、シ
ステム接続が複雑になるばかりでなく、ホストコンピュ
ータが発生させる高調波ノイズの影響を受け音質を劣化
させることがあった。
【0005】さらに、従来の音声記録再生システムでは
信号処理手段203が音声入力手段202および同期伝
送手段205から入力し蓄積メディア209に録音した
音声信号を、ホストコンピュータ210が伝送制御手段
211および音声記録再生装置201aまたは201b
の非同期伝送手段206およびメディア制御手段208
を介して編集することも可能なようになっているが、音
声記録再生装置がホストコンピュータ210と同等のフ
ァイルシステムを備えていないため、一旦ホストコンピ
ュータ210が編集した音声信号は、信号処理手段20
3によって音声を音声出力手段204および同期伝送手
段205を介して再生することが出来ない。
【0006】本発明は、この様な問題を解決するために
なされたもので、複数の音声記録再生装置の間で音声信
号を含む各種データをやり取りする際に、ホストコンピ
ュータを介在させる必要がなく、システム接続が容易で
高音質な音声記録再生システムを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の音声記録再生システムは、入力された音声
の記録再生を行う複数の音声記録再生装置によって構成
される音声記録再生システムにおいて、入力された音声
を音声信号に変換する音声入力手段と、前記音声信号の
音量や音質を調整する音声信号処理手段と、前記音声信
号処理手段で調整された音声信号を出力する音声出力手
段と、前記複数の音声記録再生装置間で前記音声信号の
リアルタイムの伝送を行う同期伝送手段と、前記複数の
音声記録再生装置間で、前記音声信号、前記音声信号付
帯する付帯データ、および前記音声信号の入力元または
出力先を切り替える制御情報を送受信する非同期伝送手
段と、前記複数の音声記録再生装置間で前記同期伝送手
段と前記非同期伝送手段とから出力される信号を多重化
して送受信する多重伝送手段と、前記音声信号の入力元
または出力先を切り替える系統切替手段と、前記音声信
号および前記付帯データを格納する蓄積メディアと、前
記蓄積メディアへの音声信号および前記付帯データの書
き込みと読み出しとを制御するメディア制御手段と、前
記音声信号および前記付帯データの伝送元や伝送先を制
御する調停手段と、前記蓄積メディアを前記音声信号処
理手段または前記非同期伝送手段のどちらに接続するか
を切り替える切替制御手段と、前記調停手段、前記系統
切替手段、および前記切替制御手段への制御を入力する
操作手段と、前記操作手段からの情報を前記調停手段、
前記系統切替手段、および前記切替制御手段に伝達する
機器制御手段とを備える構成を有している。
【0008】この構成により、ホストコンピュータを介
在させる必要がなく音声記録再生システムを構成するこ
とが可能である。また、容易にシステム接続を行うこと
ができる。さらに、ホストコンピュータが発生させる高
調波ノイズの影響を受けることなく、高音質な録音再生
ができる。
【0009】また、本発明の音声記録再生システムは、
入力された音声の記録再生を行う複数の音声記録再生装
置によって構成される音声記録再生システムにおいて、
入力された音声を音声信号に変換する音声入力手段と、
前記音声信号の音量や音質を調整する音声信号処理手段
と、前記音声信号処理手段で調整された音声信号を出力
する音声出力手段と、前記複数の音声記録再生装置間で
前記音声信号のリアルタイムの伝送を行う同期伝送手段
と、前記複数の音声記録再生装置間で、前記音声信号、
前記音声信号付帯する付帯データ、および前記音声信号
の入力元または出力先を切り替える制御情報を送受信す
る非同期伝送手段と、前記複数の音声記録再生装置間で
前記同期伝送手段と前記非同期伝送手段とから出力され
る信号を多重化して送受信する多重伝送手段と、前記音
声信号の入力元または出力先を切り替え、かつ前記音声
信号および前記付帯データの伝送元や伝送先を制御する
接続管理手段と、前記音声信号および前記付帯データを
格納する蓄積メディアと、前記蓄積メディアへの音声信
号および前記付帯データの書き込みと読み出しとを制御
するメディア制御手段と、前記蓄積メディアを前記音声
信号処理手段または前記非同期伝送手段のどちらに接続
するかを切り替える切替制御手段と、前記調停手段、前
記系統切替手段、および前記切替制御手段への制御を入
力する操作手段と、前記操作手段からの情報を前記調停
手段、前記系統切替手段、および前記切替制御手段に伝
達する機器制御手段という構成を有している。
【0010】この構成により、音声のリアルタイム伝送
および音声データを含む各種データの非同期転送の転送
元と転送先の接続を管理するための管理情報のやり取り
と音声データを含む各種データのやり取りを共通の非同
期伝送手段を用いたため、ハードウェアおよびソフトウ
ェアの構成を単純化することができる。
【0011】また、本発明の音声記録再生システムは、
前記音声記録再生装置に、前記機器制御手段、前記切替
制御手段、および前記非同期伝送手段と接続され、前記
音声信号および前記付帯データの管理を行うファイル管
理手段という構成を有している。
【0012】この構成により、ホストコンピュータを接
続したときにも、ホストコンピュータを用いて音声記録
再生装置の蓄積メディア上の音声データを編集した場合
にも、音声記録再生装置上で音声データの再生を行うこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の音声記録再生シス
テムおよびデータ伝送方法について、図面を用いて説明
する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施の形態である
音声記録再生システムの構成を示すブロック図である。
図1において、音声記録再生装置10a〜10cは、複
数の音声信号の記録再生を行うものである。
【0015】図1に示すように、複数台の音声記録再生
装置10a〜10cによって、多チャンネルの音声信号
の録音および再生を行う音声記録再生システムが構成さ
れる。
【0016】音声記録再生装置10a〜10cは、音声
入力手段101、音声信号処理手段102、音声出力手
段103、同期伝送手段104、非同期伝送手段10
5、多重伝送手段106、系統切替手段107、蓄積メ
ディア108、メディア制御手段109、調停手段11
0、切替制御手段111、操作手段112、および機器
制御手段113を備えている。
【0017】音声入力手段101は、ADコンバータや
デジタルインタフェイスレシーバなどによって構成さ
れ、システム外部から入力された複数の音声をデジタル
変換し、デジタル化された音声信号を音声信号処理手段
102に出力する。音声信号処理手段102は、DSP
やCPU等によって構成され、音声信号の音量や音質を
調整するものである。音声出力手段103は、DAコン
バータやデジタルインタフェイストランスミッタ等によ
り構成され、音声信号処理手段102によって信号処理
の施されたデジタル音声信号をシステム外部へ出力する
ものである。同期伝送手段104は、複数の音声記録再
生装置間で音声信号の同期通信を行うものである。非同
期伝送手段105は、他の音声記録再生装置との間でオ
フラインで音声信号を含む各種データを送受信するもの
である。多重伝送手段106は、同期伝送と非同期伝送
を同一の伝送路上で多重化して送受信するものである。
なお、同期伝送手段104、非同期伝送手段105、お
よび多重伝送手段106は、IEEE1394規格の高
速シリアルバスによって構成されるが、これらは、他の
信号処理装置との間での音声信号と制御情報の伝送が可
能な手段であれば良く、音声信号と制御情報を別々の伝
送手段で構成しても良い。系統切替手段107は、音声
信号の入力元や出力先を切り替えるものである。蓄積メ
ディア108は、磁気ディスク、光ディスク、または固
体メモリ等のランダムアクセス可能な記録媒体により構
成され、音声信号のみでなく、音声信号の編集履歴や管
理情報等の音声記録再生装置の制御情報や音声信号に付
帯する任意の形式のデータを格納するものである。メデ
ィア制御手段109は、ハードディスクドライブやMO
ディスクドライブ等のメモリー装置によって構成され、
蓄積メディア108へのデータの書き込みと読み出しを
制御するものである。調停手段110は、音声信号を含
む各種データの伝送元や伝送先を指定し、データの流れ
を制御するものである。切替制御手段111は、蓄積メ
ディア108を音声信号処理手段102、または非同期
伝送手段105のどちらに接続するかを切り替えるもの
である。操作手段112は、装置前面等に配置されるス
イッチやボリューム等の操作子とLEDやLCD等の表
示装置によって構成され、ユーザが音声の入力元や出力
先およびデータ伝送の伝送元や伝送先の指定と、蓄積メ
ディア108を音声信号処理手段102、または非同期
伝送手段105のどちらに接続するかの指定を行うもの
である。機器制御手段113は、操作手段112により
入力されたユーザの操作を受けて、調停手段110、系
統切替手段107、および切替制御手段111に情報を
伝達するものである。なお、系統切替手段107、調停
手段110、切替制御手段111、および機器制御手段
113は、CPUおよびその周辺回路によって構成さ
れ、CPUのプログラムによりその動作が制御される。
これらは、それぞれ個別のCPUを用いて構成しても良
いし、全てを同一のCPUで構成しても良いし、幾つか
のグループごとにまとめ、複数のCPUで構成しても良
い。
【0018】次に、各音声記録再生装置10a〜10c
が相互に音声信号を送受信するとともにホストコンピュ
ータの介在なしに相互に音声データなどの任意の形式の
データを転送する動作について、図1を用いて説明す
る。
【0019】例えば、音声記録再生装置10aの音声系
統出力11を音声記録再生装置10bの音声系統入力2
1に接続するとする。この場合、ユーザは、操作手段1
12を操作し、音声記録再生装置10aの音声系統出力
11を音声記録再生装置10bの音声系統入力21に接
続するように入力する。機器制御手段113は、この操
作を受け、音声記録再生装置10aの音声系統出力11
を音声記録再生装置10bの音声系統入力21に接続す
るという情報を系統切替手段107に通知する。音声記
録再生装置10aの系統切替手段107は、この通知を
受け、音声信号処理手段102が音声記録再生装置10
aの音声系統出力11に出力している信号を同期伝送手
段104に接続する。また、音声記録再生装置10aの
系統切替手段107は、非同期伝送手段105を経由し
て、音声記録再生装置10bの系統切替手段107に音
声記録再生装置10bの音声系統入力21と接続される
ことを通知する。なお、この通知はIEEE1394規
格に定められるAV/Cコマンドを用いて伝送する。
【0020】音声記録再生装置10bの系統切替手段1
07は、音声系統入力21を同期伝送手段104に接続
する。なお、音声記録再生装置10bの音声系統出力を
音声記録再生装置10aの音声系統入力に接続する場合
も動作の流れは同じである。また、音声系統出力および
音声系統入力の双方が音声記録再生装置10bであって
も同様に音声記録再生装置10aからの操作によって入
出力の接続が可能である。これにより、各装置間での音
声信号の送受信が行われる。
【0021】また、音声記録再生装置10aのデータを
音声記録再生装置10bに転送する場合には、ユーザ
は、操作手段112を操作し、音声記録再生装置10a
のデータを音声記録再生装置10bに転送するように入
力する。機器制御手段113は、この操作を受け、音声
記録再生装置10aのデータを音声記録再生装置10b
に転送するという情報を調停手段110に通知する。音
声記録再生装置10aの調停手段110は、この通知を
受け、音声記録再生装置10aの非同期伝送手段105
を経由して、音声記録再生装置10bの調停手段110
に受信要求を通知する。音声記録再生装置10bの調停
手段110は、この通知を受け、機器制御手段113に
対し蓄積メディア108の切替要求を通知する。音声記
録再生装置10bの機器制御手段113は、切替制御手
段111を制御し、メディア制御手段109と非同期伝
送手段とを接続する。機器制御手段113は、接続完了
後、調停手段110および非同期伝送手段105を経由
して、音声記録再生装置10aの調停手段110に受信
待機状態であることを通知する。音声記録再生装置10
aの調停手段110は、この通知を受け、機器制御手段
113に送信開始指令を通知する。機器制御手段113
は、この通知を受け、切替制御手段111を制御し、メ
ディア制御手段109と非同期伝送手段105とを接続
し、送信を開始させる。
【0022】音声記録再生装置10bのメディア制御手
段109は、非同期伝送手段105と切替制御手段11
1とを経由して受信すべきデータを受け取り、蓄積メデ
ィア109に書き込む。音声記録再生装置10bのメデ
ィア制御手段109は、書き込み完了後、機器制御手段
113を経由して調停手段110に受信完了状態である
ことを通知する。音声記録再生装置10bの調停手段1
10は、この通知を受けると、非同期伝送手段105を
経由して、音声記録再生装置10bの調停手段110に
転送完了であることを通知する。
【0023】音声記録再生装置10aの調停手段110
は、この通知を受け、機器制御手段113に転送完了を
通知し、機器制御手段113が転送完了を認識すること
により、システムとしての転送動作が終了する。なお、
音声記録再生装置10bのデータを音声記録再生装置1
0aまたは音声記録再生装置10bの蓄積メディア10
8に記録する場合も動作の流れは同じである。また、送
信側および受信側の双方が音声記録再生装置10bであ
っても同様に音声記録再生装置10aからの操作によっ
て入出力の接続が可能である。なお、このデータ伝送に
はIEEE1394規格の高速シリアルバス上でSCS
I接続を行うSBP2プロトコルを用いても良いし、同
じくIEEE1394上でTCP/IP通信を行うアシ
ンクロアスストリームを用いても良い。
【0024】これにより、ホストコンピュータをを介在
させる必要がなく音声記録再生システムを構成すること
が可能である。また、容易にシステム接続を行うことが
できるとともに、ホストコンピュータが発生させる高調
波ノイズの影響を受けることなく、高音質な録音再生が
できる。
【0025】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図2を用いて説明する。図2は本発明の第2の実施
の形態を示すブロック図である。図2において図1と同
じ箇所には同じ符号を付しており、説明を省略する。図
2において、接続管理手段114は、音声の入力元や出
力先の指定と制御するとともに、音声データを含む各種
データの伝送元や伝送先の指定しデータの流れを制御す
るものである。
【0026】以下、第2の実施の形態において、各音声
記録再生装置が相互に音声信号を送受信するとともにホ
ストコンピュータの介在なしに相互に音声データなどの
任意の形式のデータを転送する際の動作について、図2
を用いて説明する。音声の伝送については、接続管理手
段114が、第1の実施の形態における系統切替手段1
07と同様に、IEEE1394規格に定められるAV
/Cコマンドを用いて入出力系統間の接続を行い、同様
の動作を行う。また、データの転送に関しては接続管理
手段114が、第1の実施の形態における調停手段11
0と同様の動作を行う。なお、第2の実施の形態におい
ては、音声の伝送における入出力系統間の接続の制御と
同じIEEE1394規格に定められるAV/Cコマン
ドを用いて実現する。
【0027】これにより、入出力系統間の接続とデータ
の転送の制御を1つの接続管理手段114で実現するこ
とが可能となり、ハードウェアおよびソフトウェアの構
成を単純化することができるので、ローコストに音声記
録再生システムを構成することができる。
【0028】次に、本発明の第3の実施の形態につい
て、図3を用いて説明する。図3は本発明の第3の実施
の形態を示すブロック図である。図3において図1およ
び図2と同じ箇所には同じ符号を付しており、説明を省
略する。図3において、ファイル管理手段115は、機
器制御手段および切替制御手段と非同期伝送手段との間
にホストコンピュータと同等のファイルシステムを扱う
ものである。
【0029】以下、第3の実施の形態において、ホスト
コンピュータを用いて音声記録再生装置の蓄積メディア
上の音声データを編集した場合の動作について図3を用
いて説明する。図3において、ユーザがホストコンピュ
ータ10dを用いて、音声記録再生装置10aの蓄積メ
ディア108のデータを削除したりコピーしたりする場
合、まず、ホストコンピュータ10dは、音声記録再生
装置10aの多重伝送手段106と非同期伝送手段10
5とを経由して、ファイル管理手段115に蓄積メディ
ア108のデータの内容を問い合わせる。ファイル管理
手段115は切替制御手段111を経由してメディア制
御手段109に読み出し指令を通知する。メディア制御
手段109は、この通知を受け、蓄積メディア108の
内容を読み出し、切替制御手段111を経由してファイ
ル管理手段115に蓄積メディア108の内容を通知す
る。ファイル管理手段115は、受け取った蓄積メディ
ア108の内容を、ホストコンピュータ10dが認識で
きる形式に変換し、非同期伝送手段105を経由してホ
ストコンピュータ10dに送信する。ホストコンピュー
タ10dでは、音声記録再生装置10aの蓄積メディア
108の内容が、ホストコンピュータ10dの蓄積メデ
ィア108と同様に認識され、削除やコピーなどの各種
編集が施される。このホストコンピュータ10dでの編
集内容は、非同期伝送手段105を経由してファイル管
理手段115に通知され、ファイル管理手段115によ
りメディア制御手段109が認識できる形式に変換され
る。ファイル管理手段115は、変換した編集内容を切
替制御手段111を経由してメディア制御手段109に
通知する。メディア制御手段109は、その内容にした
がって蓄積メディア108のデータを書き換える。この
とき、蓄積メディア108のデータは、音声信号処理手
段102によって切替手段111を経由してメディア制
御手段109に送られ蓄積メディア108に記録された
音声データと同様の形式を保っている。したがって、ホ
ストコンピュータ10dによって編集された蓄積メディ
ア108のデータは、メディア制御手段109によって
読み出され切替制御手段111を経由して音声信号処理
手段102に送られ音声出力手段103よりシステム外
部に対し音声信号として出力することが可能である。
【0030】これにより、ホストコンピュータを接続し
たときには、ホストコンピュータを用いて音声記録再生
装置の蓄積メディア上の音声データを編集した場合に
も、音声記録再生装置上で音声データの再生を行うこと
ができる。
【0031】なお、接続管理手段114、ファイル管理
手段115は、系統切替手段107と調停手段110と
切替制御手段111および機器制御手段113と同じ
く、CPUおよびその周辺回路によって構成され、CP
Uのプログラムによりその動作が制御される。なお、こ
れらは、それぞれ個別のCPUを用いて構成しても良い
し、全てを同一のCPUで構成しても良いし、いくつか
のグループごとにまとめ複数のCPUで構成しても良
い。
【0032】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、複
数の音声記録再生装置の間で音声データを含む各種デー
タをやり取りする際に、ホストコンピュータを介在させ
る必要がなく、システム接続が容易で高音質な音声記録
再生システムを提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における音声記録再生
システムのブロック図
【図2】本発明の第2の実施形態における音声記録再生
システムのブロック図
【図3】本発明の第3の実施形態における音声記録再生
システムのブロック図
【図4】従来の音声記録再生システムのブロック図
【符号の説明】
10a、10b、10c 音声記録再生装置 101 音声入力手段 102 音声信号処理手段 103 音声出力手段 104 同期伝送手段 105 非同期伝送手段 106 多重伝送手段 107 系統切替手段 108 蓄積メディア 109 メディア制御手段 110 調停手段 111 切替制御手段 112 操作手段 113 機器制御手段 114 接続管理手段 115 ファイル管理手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された音声の記録再生を行う複数の
    音声記録再生装置によって構成される音声記録再生シス
    テムにおいて、入力された音声を音声信号に変換する音
    声入力手段と、前記音声信号の音量や音質を調整する音
    声信号処理手段と、前記音声信号処理手段で調整された
    音声信号を出力する音声出力手段と、前記複数の音声記
    録再生装置間で前記音声信号のリアルタイムの伝送を行
    う同期伝送手段と、前記複数の音声記録再生装置間で、
    前記音声信号、前記音声信号に付帯する付帯データ、お
    よび前記音声信号の入力元または出力先を切り替える制
    御情報を送受信する非同期伝送手段と、前記複数の音声
    記録再生装置間で前記同期伝送手段と前記非同期伝送手
    段とから出力される信号を多重化して送受信する多重伝
    送手段と、前記音声信号の入力元または出力先を切り替
    える系統切替手段と、前記音声信号および前記付帯デー
    タを格納する蓄積メディアと、前記蓄積メディアへの音
    声信号および前記付帯データの書き込みと読み出しとを
    制御するメディア制御手段と、前記音声信号および前記
    付帯データの伝送元や伝送先を制御する調停手段と、前
    記蓄積メディアを前記音声信号処理手段または前記非同
    期伝送手段のどちらに接続するかを切り替える切替制御
    手段と、前記調停手段、前記系統切替手段、および前記
    切替制御手段への制御を入力する操作手段と、前記操作
    手段からの情報を前記調停手段、前記系統切替手段、お
    よび前記切替制御手段に伝達する機器制御手段とを備え
    たことを特徴とする音声記録再生システム。
  2. 【請求項2】 入力された音声の記録再生を行う複数の
    音声記録再生装置によって構成される音声記録再生シス
    テムにおいて、入力された音声を音声信号に変換する音
    声入力手段と、前記音声信号の音量や音質を調整する音
    声信号処理手段と、前記音声信号処理手段で調整された
    音声信号を出力する音声出力手段と、前記複数の音声記
    録再生装置間で前記音声信号のリアルタイムの伝送を行
    う同期伝送手段と、前記複数の音声記録再生装置間で、
    前記音声信号、前記音声信号付帯する付帯データ、およ
    び前記音声信号の入力元または出力先を切り替える制御
    情報を送受信する非同期伝送手段と、前記複数の音声記
    録再生装置間で前記同期伝送手段と前記非同期伝送手段
    とから出力される信号を多重化して送受信する多重伝送
    手段と、前記音声信号の入力元または出力先を切り替
    え、かつ前記音声信号および前記付帯データの伝送元や
    伝送先を制御する接続管理手段と、前記音声信号および
    前記付帯データを格納する蓄積メディアと、前記蓄積メ
    ディアへの音声信号および前記付帯データの書き込みと
    読み出しとを制御するメディア制御手段と、前記蓄積メ
    ディアを前記音声信号処理手段または前記非同期伝送手
    段のどちらに接続するかを切り替える切替制御手段と、
    前記調停手段、前記系統切替手段、および前記切替制御
    手段への制御を入力する操作手段と、前記操作手段から
    の情報を前記調停手段、前記系統切替手段、および前記
    切替制御手段に伝達する機器制御手段とを備えたことを
    特徴とする音声記録再生システム。
  3. 【請求項3】 前記音声記録再生装置に、前記機器制御
    手段、前記切替制御手段、および前記非同期伝送手段と
    接続され、前記音声信号および前記付帯データの管理を
    行うファイル管理手段を備えたことを特徴とする請求項
    1または2記載の音声記録再生システム。ホストコンピ
    ュータを接続したときには、ホストコンピュータを用い
    て音声記録再生装置の蓄積メディア上の音声データを編
    集した場合にも、前記音声記録再生装置で音声データの
    再生を行うことが可能なことを特徴とする請求項1また
    は2に記載の音声記録再生システム。
  4. 【請求項4】 入力された音声の記録再生を行う複数の
    音声記録再生装置によって構成される音声記録再生シス
    テムにおいて、入力された音声を音声信号に変換する音
    声入力手段と、前記音声信号の音量や音質を調整する音
    声信号処理手段と、前記音声信号処理手段で調整された
    音声信号を出力する音声出力手段と、前記複数の音声記
    録再生装置間で前記音声信号のリアルタイムの伝送を行
    う同期伝送手段と、前記複数の音声記録再生装置間で、
    前記音声信号、前記音声信号付帯する付帯データ、およ
    び前記音声信号の入力元または出力先を切り替える制御
    情報を送受信する非同期伝送手段と、前記複数の音声記
    録再生装置間で前記同期伝送手段と前記非同期伝送手段
    とから出力される信号を多重化して送受信する多重伝送
    手段と、前記音声信号の入力元または出力先を切り替え
    る系統切替手段と、前記音声信号および前記付帯データ
    を格納する蓄積メディアと、前記蓄積メディアへの音声
    信号および前記付帯データの書き込みと読み出しとを制
    御するメディア制御手段と、前記音声信号および前記付
    帯データの伝送元や伝送先を制御する調停手段と、前記
    蓄積メディアを前記音声信号処理手段または前記非同期
    伝送手段のどちらに接続するかを切り替える切替制御手
    段と、前記調停手段、前記系統切替手段、および前記切
    替制御手段への制御を入力する操作手段と、前記操作手
    段からの情報を前記調停手段、前記系統切替手段、およ
    び前記切替制御手段に伝達する機器制御手段とを備え、
    音声記録再生システムのシステム接続が容易なデータ伝
    送方法。
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