JP2002287773A - データ配信システム - Google Patents

データ配信システム

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JP2002287773A
JP2002287773A JP2001088452A JP2001088452A JP2002287773A JP 2002287773 A JP2002287773 A JP 2002287773A JP 2001088452 A JP2001088452 A JP 2001088452A JP 2001088452 A JP2001088452 A JP 2001088452A JP 2002287773 A JP2002287773 A JP 2002287773A
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JP2001088452A
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Hideo Koide
英生 小出
Hiromi Abe
博己 阿部
Satoshi Ishida
聡 石田
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Victor Company of Japan Ltd
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各情報端末自身にデータサーバとしての機能
を持たせることで、データサーバおよびネットワークの
負荷の軽減とデータ配信およびそれにまつわる管理作業
が向上するデータ配信システムを得る。 【解決手段】 データサーバ8および全ての情報端末は
ネットワーク18を接続媒体として、情報端末A(1
2)、情報端末B(14)、情報端末C(16)並びに
コンテンツ提供者サーバ17は相互接続して、各種情報
端末が利用者からのコンテンツが自端末に存在しない場
合は、データサーバからコンテンツを有する端末の端末
情報のリストを送信させ、このリストの中から最も最適
な情報端末から利用者の要求するコンテンツを受信して
利用者に提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信カラオケに代表
される、映像、音楽配信システム等のシステムにおい
て、利用者からのコンテンツの要望に対しての配信に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来ネットワークを媒体としたデータ配
信システムの例を図9に示す。このシステムではひとつ
のデータサーバ1および複数の情報端末(3または5)
がネットワーク7を介して接続されている。
【0003】このシステムは、提供者によって生成され
た配信データは、まずデータサーバ1に内蔵されたハー
ドディスクドライブ(HDD)、メモリカード、内蔵メ
モリ等の蓄積部2へ保存される。
【0004】そして、データサーバ1はこのデータをネ
ットワーク7を介して全ての情報端末(3または5)へ
送る。
【0005】次に、これらの配信データを受信した情報
端末(3または5)は、受信したデータをそれぞれに内
蔵する蓄積部(4または6)へ保存し、利用者からのデ
ータ要求に備える。
【0006】また、情報端末(3または5)に蓄積部
(4または6)が内蔵されない場合は、情報端末(3ま
たは5)は利用者からデータ要求があると、そのデータ
要求毎にデータサーバ1へネットワーク7を介してデー
タ要求を送り、データサーバ1は要求されたデータを受
信して、データ要求に応じた情報を提供する処理を繰り
返すシステムである。
【0007】このようなネットワークは非常に容易に構
築することが可能であるが、データサーバ1において
は、データサーバ1に接続される情報端末数に比例して
ネットワークの負荷、またデータサーバ1に関する管理
項目が増大し、それに耐え得るだけの設備投資が必要と
なることが問題となっている。
【0008】これを防ぐためは情報端末の内蔵する蓄積
部(4又は6)に予め十分な程度のデータを保存した後
に出荷することが望ましいが、利用者に対するサービス
の維持を考慮すれば、新たなデータをネットワークを介
して情報端末へ送信しつづけることは避けられない特性
を持っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のネ
ットワークを媒体としたデータ配信システムは、非常に
容易に構築することが可能であるが、データサーバ1に
おいては、データサーバ1に接続される情報端末数に比
例してネットワークの負荷、またデータサーバ1に関す
る管理項目が増大し、それに耐え得るだけの設備投資が
必要となるという課題があった。
【0010】これを防ぐためは情報端末の内蔵する蓄積
部(4又は6)に予め十分な程度のデータを保存した後
に出荷することが望ましいが、利用者に対するサービス
の維持を考慮すれば、新たなデータをネットワークを介
して情報端末へ送信しつづけることは避けられない特性
を持っている。
【0011】近年、インターネット接続環境の広がりに
より、このようなデータ配信システムのデータサーバお
よび情報端末は、常時ネットワークに接続されておくこ
とが可能になってきている。
【0012】特に情報端末が常時ネットワークに接続可
能であることは、データサーバとして備えるべき要件を
情報端末が備えることを意味する。
【0013】本発明はこの事実に着目し、各情報端末自
身にデータサーバとしての機能を持たせることで、デー
タサーバおよびネットワークの負荷の軽減とデータ配信
およびそれにまつわる管理作業の向上を目的とするもの
である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、公衆網にデー
タサーバ、複数の各種情報端末、コンテンツ提供端末を
多数接続したシステムにおいて、前記各種情報端末は、
前記利用者からのコンテンツの要求を受け付け、該受付
に伴って前記データサーバに対して、端末情報のリスト
を送信させる手段と、前記端末情報のリストから前記コ
ンテンツを有する最も最適な取得先を検索する手段と、
前記検索した取得先から前記コンテンツを送信させて受
信し、該コンテンツを前記利用者に提供する手段とを備
える。
【0015】前記データサーバは、前記コンテンツ提供
端末からのコンテンツを保存する手段と、前記各種情報
端末が保存しているコンテンツを端末名、地域名、ネッ
トワークアドレスにリンク付けした端末情報をリストで
保管する手段と、前記各種情報端末からの要望するコン
テンツを有する全ての地域の前記端末情報リストを、前
記要望があった情報端末に送信する手段とを備えたこと
を要旨とする。
【0016】
【発明の実施の形態】<実施の形態1>本実施の形態1
は概要を説明する。
【0017】図1に本実施の形態1のデータ配信システ
ムにおけるネットワーク構成を示す。図1に示すよう
に、データサーバ8および全ての情報端末はネットワー
ク18を接続媒体として、情報端末A(12)、情報端
末B(14)、情報端末C(16)並びにコンテンツ提
供者サーバ17は相互接続される。
【0018】この相互接続は物理的な相互接続はもちろ
んであるが、ネットワークハブ等を経由した接続等も一
般のインターネットおよびTCP/IPによるネットワ
ークと同様に同義であると考えることができる。
【0019】コンテンツ提供業者端末17が新しいデー
タ(例えば新曲)を配信する場合、データはデータサー
バ8の内蔵する蓄積部9へ保存され、最新データリスト
11が更新される。最新データリスト11の例を図2に
示す。
【0020】各情報端末(12、14、16)からは、
内蔵する蓄積部(13、15、17)に蓄積済みである
データのリストおよび、端末自身のネットワークアドレ
ス等の各種情報が逐次最新内容がデータサーバ8に送ら
れ、この集合がデータサーバ8において蓄積端末データ
リスト10として一括管理されるものとする。この例を
図3に示す。
【0021】例えば情報端末A(12)は、その利用者
から任意データのリクエストを受信した場合、まずその
データが自身の蓄積部13内に蓄積済みかを調べ、すで
に取得済みであった場合はそのデータの利用を開始す
る。
【0022】一方、未取得であった場合、データサーバ
8に対して、リクエストされたデータが蓄積されている
他の情報端末の一覧を要求する。データサーバ8はこの
要求を受信した場合、ネットワーク上の全情報端末(デ
ータサーバ8、および情報端末B(14)、C(1
6)、…)から得た蓄積端末データリスト10からリク
エストされたデータに関する全て情報を検索し、その結
果を情報端末A(12)へ送信する。検索結果の例とし
ては図4のような内容が含まれる。
【0023】情報端末A(12)は、このような検索結
果を受信しその内容から、リクエストされたデータを蓄
積している情報端末あるいはデータサーバ8の中から、
データ伝送効率に最も適したものを自動的に識別し、そ
の結果抽出された情報端末あるいはデータサーバ8から
データの取得を行う。
【0024】ここでデータ伝送効率とは、情報端末の接
続されている回線識別、情報端末間の物理距離、あるい
はネットワーク理論上の(ネットワーク経路、速度等)
距離、課金関連項目等、様々な要因が考えられるが、各
情報端末はこれらの複合条件を自動的に判別することが
可能である。
【0025】特にネットワーク理論上の最適経路を自動
検出することでネットワーク全体の転送負荷を低減する
ことができるだけでなく、データサーバ8が一手に担っ
ていた処理負担を全ての情報端末へ分散することができ
る。
【0026】各情報端末が内蔵する蓄積部の容量が大き
い場合には、これらのデータ取得処理は、各端末が予め
データサーバ8が管理する最新データリスト11をある
一定時間毎に参照し、自身の蓄積部内の内容との差分を
更新しておくことも可能である。この場合はその情報端
末の利用者がデータを要求した場合に行う取得処理と比
べて瞬時にデータを用意できるだけではなく、他の情報
端末においてデータが要求された際にデータサーバ8で
行われる検索の結果に含まれる。
【0027】つまり、データを蓄積済みの情報端末数が
増えることとなり、よりネットワーク負荷の低減やデー
タ取得までの時間の短縮をネットワーク上の全ての情報
端末において実現することが可能である。
【0028】蓄積端末データリスト10は、蓄積端末デ
ータリストに示されているように、各情報端末における
楽曲の参照回数やサービス品質(転送レート、データ圧
縮率等)等も集計可能である。したがって、データが有
料コンテンツである場合、これらの詳細かつ多用な情報
を元にした課金システムを構築できる。
【0029】また、データの暗号化を行いそれを解除可
能なキーとともにネットワーク上を転送することでデー
タの著作権保護や安全な課金システムの運用が可能であ
る。
【0030】本発明の提案するシステムではデータ提供
業者だけでなく、情報端末の利用者が独自のデータを全
ての情報端末へ配信することも可能である。例えばデー
タを配信したい利用者は蓄積部13を持つ情報端末12
へ独自のデータを入力し、データを蓄積部13へ保存し
た後、データサーバ8の蓄積端末データリスト10およ
び最新データリスト11を更新するだけで良い。
【0031】また、このように個人によって配信された
データの参照により各情報端末を経由してデータサーバ
において課金管理された料金の一部を任意の情報端末を
介してデータ提供者へ返還することも可能である。
【0032】データサーバ8が管理する、蓄積端末デー
タリスト10は、各情報端末がデータサーバ8に送る蓄
積済みデータリスト(図3)の集合である。
【0033】従って、データサーバ8は各データの参照
回数等の統計を本システムにより自動的に取得すること
ができ、またこの情報を各情報端末によって再利用する
ことも可能である。例として、情報端末毎の参照されて
いるデータの傾向からデータの編成や追加提供を情報端
末に対して行うことが可能である。
【0034】また、即時にデータの提供をおこなうばか
りでなく、データサーバもしくは情報端末において情報
提供日時を指定することで、所望の日時にデータの提供
を行なうことも可能である。例として伝言、あるいは遺
言メッセージ等のサービスが可能であろう。
【0035】<実施の形態2>以下にシーケンス図及び
フローチャートを用いてより具体的に説明する。図5は
本実施の形態のシステムのシーケンスを説明するシーケ
ンス図である。
【0036】コンテンツ提供者サーバ17がネットワー
ク18に接続されているホストであるデータサーバ8の
URLコードを入力してネットワーク18を介してホー
ムページを提供させる(d1)。そして、新規データ登
録の画面を開いた後に、新しいデータの登録要求をネッ
トワーク18を用いて行う(d2)。このコンテンツの
提供は、個人のパソコンからであってもよい。
【0037】データサーバ8は、コンテンツ提供者から
の新しいデータ受信して蓄積部9に保存し最新データリ
ストを保存又は更新する(d3、d4)。この最新デー
タリストは図2に示すように、データ番号(例えば曲番
号)と更新日と提供者情報と著作権保護情報等からなっ
ている。
【0038】また、ネットワーク8に接続された情報端
末A(A店のカラオケサーバ)、B(B店のカラオケサ
ーバ)は、定期的に自端末が蓄積している蓄積端末デー
タリスト(以下自端末蓄積端末リストという)及び自端
末のネットワークアドレス等の各種情報をネットワーク
8を介してデータサーバ8に送信して図2に示す形式で
保存させる(d5、d6)。
【0039】次に、利用者が例えば、情報端末A(A店
のカラオケサーバ)を操作してデータ要求(曲名、指
名、ネットワークアドレス等)を行う(d7)。
【0040】情報端末Aは、利用者(端末)からデータ
要求があると、そのデータ要求が示すデータ(曲名等)
が自端末の蓄積部13の存在する場合は、そのデータ要
求のデータを蓄積部13を取得してネットワーク8を介
して送信する(d8)。
【0041】また、利用者からのデータ要求の曲が蓄積
部13に存在しない場合は、情報端末A(12)は、ネ
ットワーク18を介してデータサーバ8に対して、蓄積
端末データリスト10の配信要求を行う(d10)。
【0042】この図3の蓄積端末データリスト10は図
4に示すように、要求元端末、要求データ、著作権保護
の有無、蓄積端末一覧(端末名、ネットワークアドレ
ス、機種名等)からなっている。
【0043】つまり、図4に示すように、データサーバ
8は、リクエストの要求があった情報端末名(カラオケ
店A)と、著作権の有無からなるデータに蓄積端末デー
タの一覧を対応させて送信する。この一覧は、端末名、
ネットワークアドレス、機種メーカ、運用店名、回線種
別等からなる。
【0044】次に、蓄積端末データリスト10を受信し
た情報端末Aは、蓄積端末データリスト10の運用店
名、回線種類と利用者からの利用者情報と比較して最短
経路となる運用店を判断して(d11)、データサーバ
8にその運用店の蓄積端末データリスト10aを要求し
て、送信させ(d12、d13)、これを保存する(d
14)。この保存後に情報端末Aは、利用者の端末に対
して蓄積端末データ10aのデータ(曲)をネットワー
ク18を介して送信する(d15)。
【0045】そして、データサーバ8に新たに保存した
データを、蓄積済みデータリストとして送信する(d1
6)。
【0046】このようなシーケンスで情報端末Bもデー
タサーバ8からの蓄積端末データ又は自端末で蓄積して
いる蓄積データを、利用者に提供する。
【0047】次に利用例2の概略を説明する。
【0048】(利用例2)利用者は、端末Bを操作し
て、情報端末Bに対して所望のデータの要求を行う(d
20)。
【0049】データ要求を受け取った情報端末Bは、自
端末に利用者が要求するデータが存在しないときは、ネ
ットワーク8を介して蓄積端末データリスト10の送信
要求を行う(d21)。
【0050】データサーバ8は、上記のように該当する
データを有する全ての蓄積端末データを検索し(d2
2)、検索した蓄積端末データリストを情報端末Bに送
信する(d23)。
【0051】この蓄積端末データリストを受信した情報
端末Bは、最も近距離にある端末を検索する(d2
4)。本実施の形態では、利用者から要望があったデー
タを有する端末は情報端末Aと判定したとする。
【0052】次に、情報端末Bは情報端末Aに対して、
利用者が要望したデータの送信要求を行い(d25)、
そのデータを送信させる(d26)。
【0053】次に、情報端末Aから送信されたデータを
保存して(d27)、利用者に提供する(d28)と共
に、新たにデータを保存したことをデータサーバ8に送
信する(d29)。つまり、データサーバ8は情報端末
Aが新たなデータを保有していることを示す蓄積端末デ
ータをリストに追加する。
【0054】すなわち、データサーバ8及び各情報端末
は図6、図7、図8に説明する処理を行っている。
【0055】データサーバ8は、図7に示すように、コ
ンテンツ提供者サーバ17から新規データの登録要求が
あるかどうかを監視する(S601)。
【0056】次に、ステップS601において、新規デ
ータの登録要求があると判定したときは、コンテンツ提
供者端末17からネットワーク18を介して送信された
新規のコンテンツデータを取得して蓄積部9に一端保存
する(S602,S603)。
【0057】次に、一端、蓄積部9に記憶された新規の
データ又は蓄積端末データをリストとして保管する。例
えば、コンテンツ提供者サーバ17からの新規のデータ
の場合は、新規データリスト11に追加する(S60
4)。
【0058】一方、データサーバ8は、情報端末A、
B、Cから蓄積端末データリストの要求があるかどうか
を監視している(S605)。
【0059】ステップS605において、蓄積端末デー
タリストの要求があると判定したときは、その要求デー
タに含まれるコンテンツのデータ番号を取得し(S70
2)、蓄積端末データリスト10からコンテンツのデー
タ番号に該当するデータを有する蓄積端末データを全て
検索する(S703)。
【0060】そして、検索した蓄積端末データをリスト
にして送信する(S704)。例えば、コンテンツがJ
VCのカラオケと示している場合は、JVCの全てのカ
ラオケデータを有する蓄積端末データをリストにして送
信する(図3参照)。
【0061】また、ステップS701において、蓄積端
末データリストの要求がないと判定したときは、情報端
末から自端末蓄積端末データの登録要求があるかどうか
を判定する(S705)。
【0062】ステップS705において、情報端末から
自端末蓄積端末データの登録要求と判定したときは、そ
の情報端末からの自端末蓄積端末データを取得し(S7
06)、この自端末蓄積端末データを蓄積端末データリ
ストに追加する(S707)。
【0063】さらに、ステップS705において、情報
端末から自端末蓄積端末データの登録要求がないと判定
したときは、情報端末A、B、Cからのコンテンツデー
タの要求かどうかを判定する(S708)。
【0064】ステップS708において、コンテンツデ
ータの配信要求と判定したときは、要求のあったコンテ
ンツのデータ番号を読み(S709)、蓄積部9に蓄積
されている該当するコンテンツデータを読み、これをネ
ットワーク18を介して要求のあった情報端末に送信す
る(S710)。
【0065】一方、情報端末は図8に示すように、利用
者からデータ要求があるかどうかを監視している(S8
01)。
【0066】ステップS801において、他の情報端末
(本実施の形態では情報端末B、C)からデータの要求
があると判定したときは、他の情報端末からのデータの
番号を取得し(S802)、このデータ番号に該当する
データが蓄積部(13)に存在するかどうかを判定する
(S803)。
【0067】ステップS803において、蓄積部13に
存在すると判定したときは、そのデータ番号に該当する
コンテンツのデータを蓄積部13から読み込んで、利用
者に提供する(S804)。
【0068】また、ステップS803において、自端末
の蓄積部13に該当するデータが存在しないと判定した
ときは、データサーバ8に対して蓄積端末データリスト
10の送信要求を行う(S805)。
【0069】そして、データサーバ8から前述の送信要
求に対する応答があるかどうかを判定する(S80
6)。
【0070】ステップS806において、データサーバ
8から応答があるときは、その応答に伴う蓄積端末デー
タリスト10を取得する(S807)。
【0071】次に、この蓄積端末データリスト10を読
み、自端末から最も最短距離にある端末を検出(以下最
適条件の取得先という)する(S808)。
【0072】次に、検出した最適条件の取得先に対して
データ番号と共に送信要求を行う(S809)。次に、
最適条件の取得先からの応答があるかどうかを判定し
(S809)、応答がある場合は、その取得先からのデ
ータを取得して(S810)、て利用者に提供する(8
12)。また、取得先から取得したデータを自端末の自
端末蓄積リストに追加する(S813)。
【0073】そして、データサーバ8に追加した蓄積端
末データを送信して蓄積端末データリスト10に追加さ
せる(S814)。
【0074】蓄積端末データリスト10は、蓄積端末デ
ータリストに示されているように、各情報端末における
楽曲の参照回数やサービス品質(転送レート、データ圧
縮率等)等も集計可能である。したがって、データが有
料コンテンツである場合、これらの詳細かつ多用な情報
を元にした課金システムを構築できる。
【0075】また、データの暗号化を行いそれを解除可
能なキーとともにネットワーク上を転送することでデー
タの著作権保護や安全な課金システムの運用が可能であ
る。
【0076】すなわち、他端末が最も近距離にある端末
に対してデータの要求を行い、データの要求を受けた自
端末は、他端末からデータに該当するデータが自端末に
保存していないときは、データサーバ8から各端末の蓄
積端末データリストを送信させ、このリストの中から他
端末からのデータに該当するデータを保存して最も近距
離にある端末を検出し、この検出したデータを利用者に
知らせると共に、そのデータを保存する。
【0077】従って、データサーバに代えて、情報端末
同士がデータの送受信を行うので、システムを安価に供
給できると共に、データサーバが各端末からの要求を一
台で引き受けないでいずれかの端末が引き受けるから利
用者は所望のデータを短時間で得ることができる。
【0078】さらに、情報端末毎に利用されるデータの
ジャンル等の傾向を判断し、それに応じたデータの編
成、提供を行うようにしてもよい。
【0079】また、即時にデータの提供をおこなうばか
りでなく、データサーバもしくは情報端末において情報
提供日時を指定することで、所望の日時にデータの提供
が行えるようにしてもよい。
【0080】なお、上記各実施の形態では利用者が情報
端末を自体を操作して、所望のデータ(カラオケ)を情
報端末に提供させるとしたが、利用者が再生機能付き機
能及び送受機能を有する端末を携帯している場合もあ
る。
【0081】このような携帯端末を有している場合にお
いて、情報端末が携帯端末に対して無線通信する機能を
有している場合は、情報端末自体が受信したデータを携
帯端末に転送し、課金は情報端末自体で管理するように
してもよい。このようにすると、カラオケ店であれば店
独自に収集した曲を利用者に提供できることになる。
【0082】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、各種情報
端末が利用者からコンテンツが自端末に存在しない場合
は、データサーバからコンテンツを有する端末の端末情
報のリストを送信させ、このリストの中から最も最適な
情報端末から利用者の要求するコンテンツを受信して利
用者に提供する。
【0083】すなわち、各種情報端末がデータサーバの
代わりとなって、コンテンツを利用者に配信している。
このためデータサーバの負荷を低減した構成とすること
になるので、データサーバのコストを低減できると共
に、システム全体のコストを押さえることができるとい
う効果が得られている。
【0084】また、データサーバに代えて、ネットワー
クに接続されている各種情報端末が利用者のコンテンツ
を配信することになるので、利用者側のデータ待ち時間
の短縮が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態1のデータ配信システムの概略構
成図である。
【図2】最新データリストの説明図である。
【図3】蓄積端末データリストの説明図である。
【図4】データの検索結果の一覧の説明図である。
【図5】本実施の形態のシーケンス図である。
【図6】データサーバの新規登録を説明するフローチャ
ートである。
【図7】データサーバの蓄積端末データの要求に対する
処理を説明するフローチャートである。
【図8】情報端末の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図9】従来のデータ配信システムの概略構成図であ
る。
【符号の説明】
8 データサーバ 18 ネットワーク 12(A) 情報端末 17 コンテンツ提供者サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 聡 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 5D108 BG06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆網にデータサーバ、複数の各種情報
    端末、コンテンツ提供端末を多数接続したシステムにお
    いて、 前記各種情報端末は、 前記利用者からのコンテンツの要求を受け付け、該受付
    に伴って前記データサーバに対して、端末情報のリスト
    を送信させる手段と、 前記端末情報のリストから前記コンテンツを有する最も
    最適な取得先を検索する手段と、 前記検索した取得先から前記コンテンツを送信させて受
    信し、該コンテンツを前記利用者に提供する手段とを備
    え、 前記データサーバは、 前記コンテンツ提供端末からのコンテンツを保存する手
    段と、 前記各種情報端末が保存しているコンテンツを端末名、
    地域名、ネットワークアドレスにリンク付けした端末情
    報をリストで保管する手段と、 前記各種情報端末からの要望するコンテンツを有する全
    ての地域の前記端末情報リストを、前記要望があった情
    報端末に送信する手段とを有することを特徴とするデー
    タ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記最適な取得先は、前記各種情報端末
    又は前記データサーバであり、 接続されている回線種別、ネットワークの混雑状況な、
    距離からデータ伝送効率上最も適した前記情報端末又は
    前記データサーバを検索する請求項1記載のデータ配信
    システム。
  3. 【請求項3】 前記情報端末は、 他の情報端末からのコンテンツに該当するコンテンツを
    備えていないときは、前記端末情報のリストを送信さ
    せ、前記該当するコンテンツを備えているときは、前記
    データサーバに代えて保存しているコンテンツを前記利
    用者に提供する手段と、 前記コンテンツの送信に伴って、前記サーバに該コンテ
    ンツの保存を前記端末情報として送信する手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のデータ配信シ
    ステム。
JP2001088452A 2001-03-26 2001-03-26 データ配信システム Pending JP2002287773A (ja)

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