JP2002286749A - プローブ装置及びプローブ固定方法 - Google Patents
プローブ装置及びプローブ固定方法Info
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Abstract
ローブを効率よく保持することができるプローブ装置を
提供すること。 【解決手段】ハウジング31の他方に形成され、プロー
ブ50を保持するプローブホルダ40を備え、プローブ
ホルダ40は、ホルダ本体41と、このホルダ本体41
を貫通し、プローブ50が挿入される貫通孔42と、貫
通孔42に設けられたガイド孔45と、他方に設けられ
た座ぐり部43と、ガイド孔と前記座ぐり部との間に形
成された雌ねじ部44とを具備し、プローブ50は、ガ
イド孔45に嵌合する基準シャフト53と、プローブ本
体51の外周に設けられ雌ねじ部44に螺合する調整ね
じ51aと、調整ねじ51aに螺合するとともに座ぐり
部43に係止される固定ナット54とを具備している。
Description
定等に用いられるプローブ装置及びプローブ固定方法に
関し、特に多連部品の測定に用いるためにプローブを効
率よく保持することができるものに関する。
電子部品の端子にプローブの針端子を接触させて測定を
行うプローブ装置が知られている。図5はこのようなプ
ローブ装置の一例を示す縦断面図である。プローブ装置
10は、検査対象となる電子部品が搬送される搬送路H
に取り付けられたハウジング11を備えている。ハウジ
ング11内には、後述するプローブ20を保持するプロ
ーブホルダ12、絶縁プレート13、プローブホルダ1
2を図4中矢印Z方向(ハウジングの軸方向)に上下動
させるプローブホルダアーム14、プローブ回り止めガ
イド15と、搬送路Hに露出しその上面で電子部品(不
図示)の底面を支持するガイドチップ16とが配設され
ている。また、図4中17はプローブホルダ12の外周
側から差し込まれ、プローブ20を固定するセットねじ
を示している。
ーブ20は、スリーブ21と、バレル22と、プローブ
針23とを備えている。プローブ針23の先端側には針
端子23aが形成され、ガイドチップ16に形成された
ガイド孔16aにより電子部品の端子に接触するように
往復動自在に案内されている。なお、プローブ針23の
針端子23aは微小なガイドチップ16のガイド孔16
aと嵌合されているため、各プローブはガイドチップ1
6、プローブホルダ12等に対し固有の傾斜角を有して
いる。
は、プローブホルダアーム14を介してプローブホルダ
12を上下に動かすことでプローブ針23の針端子23
aを電子部品の端子に接触させている。プローブホルダ
12の上下動幅とプローブ針23が上下動できる幅との
差は、バレル22内に設けられたスプリングによって吸
収するようになっている。
ついて説明する。絶縁プレート13、プローブ回り止め
ガイド15とともにプローブホルダ12をプローブホル
ダアーム14にねじ止めし、プローブホルダ12に設け
たプローブ挿入孔12aにプローブ20をそのプローブ
針23側から差し込んで、絶縁プレート13にスリーブ
21を当接させる。次に、セットねじ17により、プロ
ーブホルダ12に堅くねじ嵌合することでスリーブ21
をプローブホルダ12に固定する。そして、ガイドチッ
プ16上を電子部品が支障なく通過できるように、針端
子23aをガイドチップ16の上面より少し下げるとと
もに、プローブホルダアーム14を上げた時、電子部品
の端子に針端子23aが接触するようにバレル22を回
転して調整していた。
ホルダ12の外周壁側からセットねじ17をねじ込んで
固定することから、プローブ20とプローブホルダ12
の外周壁との間に別のプローブ20を配置することはで
きない。このため、プローブ20は1列乃至2列あるい
はコの字形乃至ロの字形に配置することになる。
ブホルダを備えたプローブ装置であると次のような問題
があった。すなわち、最近の電子部品の多連化に伴い、
測定に必要なプローブ20の本数が増えている。このた
め、上述したようにプローブ20を配置しようとする
と、プローブホルダ12を大きくしなくてはならない。
また、プローブホルダ12が大きくなると、ガイドチッ
プ16に対するプローブ針23の傾斜角度が大きくなる
ため、プローブ20の動作不良、プローブ針23が破損
する等の虞があった。
することなく多くのプローブを効率よく保持することが
できるプローブ装置を提供することを目的としている。
達成するために、本発明のプローブ装置及びプローブ固
定方法は次のように構成されている。
せてその特性を測定するためのプローブ装置において、
筒状に形成されたハウジングと、このハウジングの一方
の開口端側に設けられ前記ワークを支持するとともに、
前記針端子を案内するワーク支持部と、このハウジング
の他方の開口端側に形成され、前記プローブを保持する
プローブホルダとを備え、前記プローブホルダは、ホル
ダ本体と、このホルダ本体を前記ハウジングの軸方向に
貫通し、前記プローブが挿入される貫通孔と、この貫通
孔の前記一方の開口端側に設けられたガイド孔と、前記
他方の開口端側に設けられ前記プローブを係止する座ぐ
り部と、前記ガイド孔と前記座ぐり部との間に形成され
た雌ねじ部とを具備し、前記プローブは、前記ガイド孔
に嵌合する基準シャフト部と、前記プローブ本体の外周
に設けられ前記雌ねじ部に螺合する調整ねじ部と、この
調整ねじ部に螺合するとともに前記座ぐり部に係止され
る固定部材とを具備していることを特徴とする。
置であって、前記ガイド孔は、前記雌ねじと同心に形成
されていることを特徴とする。
置であって、前記ガイド孔は、前記雌ねじの下穴として
形成されていることを特徴とする。
置であって、前記座ぐりの座面は前記雌ねじの軸心に直
交していることを特徴とする。
の外周面に調整ねじが形成されるとともに、前記調整ね
じに螺合する固定ナットを有するプローブを、内部に雌
ねじが形成され、かつ、前記雌ねじの一端側に前記雌ね
じと同心のガイド孔及び他端側に座ぐりが設けられたプ
ローブホルダに挿入固定するプローブ固定方法におい
て、前記調整ねじを前記座ぐり側から前記雌ねじに螺合
させる螺合工程と、前記プローブの基準シャフトを前記
ガイド孔に嵌合させる嵌合工程と、前記固定部材を前記
座ぐりに係止させて締結する締結工程とを備えているこ
とを特徴とする。
るプローブ装置30を示す縦断面図、図2は同プローブ
装置30の側面図、図3は同プローブ装置30に組み込
まれたプローブホルダ40を示す底面図、図4は同プロ
ーブ装置30により電子部品の電極にプローブの針端子
を当接した説明図である。
部品が搬送される搬送路Hに取り付けられたハウジング
31を備えている。ハウジング31内には、図中下方か
らプローブホルダ40、絶縁プレート33、プローブホ
ルダ40を図1中矢印Z方向(ハウジングの軸方向)に
上下動させるプローブホルダアーム34、プローブ回り
止めガイド35と、搬送路Hに露出しその上面で電子部
品Wの底面を支持するガイドチップ36とが配設されて
いる。
備え、このホルダ本体41には、ホルダ本体41を上下
方向(ハウジングの軸方向)に貫通する複数の貫通孔4
2が形成されている。これら貫通孔42は図3に示すよ
うに密着して配置されている。貫通孔42は、図2の下
側から座ぐり部43、雌ねじ部44と、この雌ねじ部4
4の下穴として形成され、かつ、同心的に形成されたガ
イド孔45とから成っている。なお、座ぐり部43の座
面43aは雌ねじ部44の軸心と直交している。
ている。このプローブ本体51の図中下端には接続端子
52、上端にはガイド孔45に嵌合する基準シャフト5
3が設けられている。プローブ本体51外周面には、調
整ねじ51aが形成されており、固定ナット54が螺合
している。基準シャフト53にはプローブ針55の基端
部が取り付けられており、プローブ針55の先端側には
針端子55aが形成され、ガイドチップ36に形成され
たガイド孔36aにより電子部品Wの端子に接触するよ
うに往復動自在に案内されている。
は、次のようにして組み立てられる。すなわち、絶縁プ
レート33、プローブ回り止めガイド35とともにプロ
ーブホルダ40をプローブホルダアーム34にねじ止め
する。
に組み付ける。プローブ50のプローブ針55をプロー
ブホルダ40の貫通孔42の座ぐり部43側から挿入す
る。ガイド孔45に基準シャフト53を通し、雌ねじ部
44に調整ねじ51aを螺合させる。針端子55aが測
定部において所定の突出量になるよう、調整ねじ51a
による雌ねじ部44への螺合量を調整して微調整を行
う。針端子55aの位置が決まった時点で、固定ナット
54を回転させて座ぐり部43に当接させて固定する。
このガイド孔45は新しく設けても良く、雌ねじ部44
の下孔であってもよい。
合し、かつ、固定ナット54の上端面が座ぐり部43に
締め込まれているので、調整ねじ51aの心出しができ
た状態でプローブ50がプローブホルダ40に取り付け
られる。同様にして全てのプローブ50をプローブホル
ダ40に組み付ける。
は、プローブホルダ40にプローブ50を外周部からの
ねじ止めする必要がないため、1列乃至2列あるいはコ
の字形乃至ロの字形に配置する必要がない。すなわち、
プローブホルダ40の任意の位置に貫通孔42を取り付
けることができる。したがって、プローブホルダ40を
大型にすることなく、多数のプローブ50を保持するこ
とが可能である。このため、ガイドチップ36に対する
プローブ針55の傾斜角度を小さくできることとなり、
プローブ50の動作不良、プローブ針55の破損等を防
止することが可能である。また、図4は本発明のプロー
ブ装置30により電子部品の電極にプローブ50の針端
子55aを当接させてあものである。
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施可能であるのは勿論である。
化することなく多くのプローブを効率よく保持すること
ができるプローブ装置を提供することが可能となる。
す縦断面図。
の要部及びプローブを示す縦断面図。
を示す底面図。
ブの針端子を当接した説明図。
Claims (5)
- 【請求項1】ワークにプローブの針端子を接触させてそ
の特性を測定するためのプローブ装置において、 ハウジングと、 このハウジングの一方に設けられ前記ワークを支持する
とともに、前記針端子を案内するワーク支持部と、 このハウジングの他方に形成され、前記プローブを保持
するプローブホルダとを備え、 前記プローブホルダは、ホルダ本体と、 このホルダ本体を前記ハウジングの軸方向に貫通し、前
記プローブが挿入される貫通孔と、 この貫通孔の前記一方に設けられたガイド孔と、 前記他方に設けられ前記プローブを係止する座ぐり部
と、 前記ガイド孔と前記座ぐり部との間に形成された雌ねじ
部とを具備し、 前記プローブは、前記ガイド孔に嵌合する基準シャフト
部と、 前記プローブ本体の外周に設けられ前記雌ねじ部に螺合
する調整ねじ部と、 この調整ねじ部に螺合するとともに前記座ぐり部に係止
される固定部材とを具備していることを特徴とするプロ
ーブ装置。 - 【請求項2】前記ガイド孔は、前記雌ねじと同心に形成
されていることを特徴とする請求項1に記載のプローブ
装置。 - 【請求項3】前記ガイド孔は、前記雌ねじの下穴として
形成されていることを特徴とする請求項2に記載のプロ
ーブ装置。 - 【請求項4】前記座ぐり部の座面は前記雌ねじの軸心に
直交していることを特徴とする請求項1に記載のプロー
ブ装置。 - 【請求項5】その先端側に基準シャフト、中間部の外周
面に調整ねじが形成されるとともに、前記調整ねじに螺
合する固定ナットを有するプローブを、内部に雌ねじが
形成され、かつ、前記雌ねじの一端側に前記雌ねじと同
心のガイド孔及び他端側に座ぐりが設けられたプローブ
ホルダに挿入固定するプローブ固定方法において、 前記調整ねじを前記座ぐり側から前記雌ねじに螺合させ
る螺合工程と、 前記プローブの基準シャフトを前記ガイド孔に嵌合させ
る嵌合工程と、 前記固定部材を前記座ぐりに係止させて締結する締結工
程とを備えていることを特徴とするプローブ固定方法。
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- 2002-03-15 TW TW091105006A patent/TWI278628B/zh not_active IP Right Cessation
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