JP2002285925A - 燃料遮断弁 - Google Patents

燃料遮断弁

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JP2002285925A
JP2002285925A JP2001087275A JP2001087275A JP2002285925A JP 2002285925 A JP2002285925 A JP 2002285925A JP 2001087275 A JP2001087275 A JP 2001087275A JP 2001087275 A JP2001087275 A JP 2001087275A JP 2002285925 A JP2002285925 A JP 2002285925A
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valve
fuel
gap
connection passage
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JP2001087275A
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Hiroshi Nishi
博 西
Kenichiro Kaneko
健一郎 金子
Masayuki Nakagawa
正幸 中川
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃料遮断弁20は、フロート50の摺動を円
滑するとともに第1弁体55によるシール性を高くする
こと。 【解決手段】 燃料遮断弁20は、ケーシング21と、
フロート50と、弁体をシート部32dの中心に向けて
ガイドする調芯機構62を備えている。調芯機構62
は、フロート50の上部の側壁に設けられ、上方向に向
けて縮径するように形成されたガイドテーパ52bと、
ガイドテーパ52bに対向しかつ第1間隙CL1以下の
距離を有する第2間隙CL2を有して設けられ、フロー
ト50が上昇したときに弁体をシート部32dの中心に
向けてガイドするガイド突起63と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料タンクの上部
に装着され、燃料タンク内と外部とを接続する接続通路
を開閉することで燃料タンクと外部とを連通遮断する燃
料遮断弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃料遮断弁は、給油時に
燃料蒸気をキャニスタ側に逃がすとともに、燃料が所定
の満タン液位まで供給されたときに接続通路を閉じるこ
とにより燃料が外部に流出するのを防止している。こう
した燃料遮断弁は、ケーシングの弁室内にフロートを配
置し、フロートの浮力による昇降により外部への接続通
路を開閉している。ケーシングやフロートは、燃料膨潤
作用により変形するためにケーシングの内壁とフロート
の間に間隙を設定している。しかし、この間隙は、接続
通路を開閉するフロートの芯ずれを生じ、シール性を損
なう要因になる。このような芯ずれを防止するために、
フロートをガイドするガイド部材を設ける構成が知られ
ている(特開平9−42092号公報、特開平10−3
32034号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ガイド手
段は、フロートとの摺動抵抗を増すために、フロートの
円滑な昇降を妨げるという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の技術の問題を解決す
るものであり、フロートの摺動を円滑するとともにシー
ル性の高い燃料遮断弁を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
記課題を解決するためになされた第1の発明は、燃料タ
ンクの上部に装着され、燃料タンク内と外部とを接続す
る接続通路を開閉することで燃料タンクと外部とを連通
遮断する燃料遮断弁において、接続通路に面して配置さ
れたシート部と、上記接続通路に接続される弁室を形成
するケーシングと、弁室内で昇降可能でありかつケーシ
ングの内壁に対して第1間隙を隔てて配置され、燃料タ
ンク内の燃料液位に応じて昇降して、上記シート部に着
離することにより接続通路を開閉する弁体を有するフロ
ートと、弁体をシート部の中心に向けてガイドする調芯
機構と、を備え、調芯機構は、フロートの上部の側壁に
設けられ、上方向に向けて縮径するように形成されたガ
イドテーパと、ガイドテーパに対向しかつ上記第1間隙
以下の距離を有する第2間隙を有して設けられ、フロー
トが上昇したときに弁体をシート部の中心に向けてガイ
ドするガイド突起と、を備えたことを特徴とする。
【0006】本発明にかかる燃料遮断弁では、給油時に
おいて燃料タンクの燃料液位が所定液位より低いときに
は、外部(キャニスタ)側へ連通して燃料タンク内の燃
料蒸気を外部へ逃がす。一方、燃料タンクの燃料液位が
上昇すると、フロートが浮上することにより、フロート
の弁体がシート部に着座することで接続通路を閉じて、
燃料タンク内の燃料が外部へ流出するのを防止する。
【0007】フロートは、ケーシングの内壁に対して第
1間隙を隔てて配置されているので、ケーシングやフロ
ートが燃料膨潤などにより変形した場合でも、円滑な昇
降動作を保障している。第1間隙は、フロートをシート
部に対して水平方向に位置ずれを生じる要因になる。し
かし、フロートは、調芯機構によりシート部の中心に向
けてガイドされる。すなわち、フロートの上部の側壁に
形成されたガイドテーパは、上方に向けて縮径するよう
に形成されているので、ガイド突起によりシート部の中
心に向けてガイドされる。このとき、第2間隙は、第1
間隙より狭いので、弁体がシート部に対して生じている
位置ずれを補正する。したがって、フロートの弁体がシ
ート部に所定の位置で着座するから、シート部を閉じた
ときのシール性が高い。しかも、フロートは、ガイド突
起に対して第2間隙を隔てているので、接触しないとき
における摺動抵抗が小さい。
【0008】本発明の好適な態様として、フロートの上
部を円筒形状とし、ガイド突起を、フロート上体の側壁
に対して第2間隙を隔てて取り囲むように周方向に複数
配置する構成をとることができる。この構成により、フ
ロートをシート部の中心に、より一層精度よくガイドす
ることができる。
【0009】ガイド突起の好適な態様として、頂部を有
する山形に形成し、上記頂部がフロートの側壁に接触す
ることでフロートをガイドするように構成することがで
きる。この構成により、ガイド突起は、フロートの側壁
に対する接触面積を小さくして、摺動抵抗が小さくなる
から、フロートの円滑な昇降を保障する。
【0010】フロートの好適な態様として、フロート下
体と、フロート下体上に載置されたフロート上体とを備
え、フロート下体をフロート上体に対して水平方向に第
2間隙より大きな距離だけ移動可能に支持する構成をと
ることができる。この態様によれば、フロート上体は、
フロート下体と別に水平方向へ移動するので、調芯機構
により受ける力が小さくても、フロートは、スムーズに
位置合わせされる。
【0011】さらに、他の好適な態様として、フロート
は、その内部に弁室に接続されかつ接続通路に接続され
る他の接続通路を有する収納室を備え、収納室内に、該
フロートより高い燃料液位で開閉する他のフロートを備
える構成をとることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。
【0013】A.燃料遮断弁20 A−1.燃料遮断弁20の構成 図1は本発明の一実施の形態にかかる自動車の燃料タン
クFTの上部に取り付けられる燃料遮断弁20を示す断
面図である。図1において、燃料タンクFTは、その表
面がポリエチレンを含む複合樹脂材料により形成された
タンク上壁FTaを備えており、このタンク上壁FTa
に取付穴FTcが形成されている。タンク上壁FTaに
は、燃料遮断弁20が取付穴FTcに突入した状態にて
取り付けられている。
【0014】燃料遮断弁20は、給油時などに燃料タン
クFT内の燃料が所定の液位まで上昇したときに、外部
(キャニスタ)への燃料の流出を規制するとともに、タ
ンク内圧を所定以下に維持する弁である。以下、燃料遮
断弁20の各部の構成および作用について説明する。
【0015】燃料遮断弁20は、燃料タンクFTのタン
ク上壁FTaに溶着されるケーシング21を備え、この
ケーシング21内に配置されたフロート50と、ロール
オーバー弁70と、リリーフ弁90とが収納されてい
る。
【0016】図2は燃料遮断弁20を分解した断面図で
ある。図2において、ケーシング21は、第1弁室30
Sを形成する筒状のケーシング本体30と、ケーシング
本体30の下部に装着された底板35と、ケーシング本
体30の上部に装着されかつタンク上壁FTaに溶着さ
れる蓋体40と、第1弁室30S内の上部に配置され第
2弁室60Sを形成する支持体60と、を備えている。
【0017】上記ケーシング本体30は、天井壁部32
と、この天井壁部32から下方へ円筒状に延設された側
壁部33とを備え、天井壁部32と側壁部33とに囲ま
れたカップ状の第1弁室30Sを形成し、その下部を下
開口30aとしている。上記天井壁部32の中央部に
は、下方に向けて突出部32aが形成されている。突出
部32a内には、接続通路32bが貫通しており、接続
通路32bの第1弁室30S側がシート部32dになっ
ている。また、側壁部33は、第1弁室30Sと燃料タ
ンクとを連通する連通孔33bと、その下部に底板35
を取り付けるための係合爪33cとを備えている。
【0018】上記底板35は、ケーシング本体30の下
開口30aの一部を閉じる部材であり、その外周部に形
成された係合穴35aが上記係合爪33cに係合するこ
とにより、ケーシング本体30の下部に装着される。底
板35の中央部には、連通孔35bが形成されている。
【0019】一方、蓋体40は、蓋本体41と、蓋本体
41の中央から上部へL字形に突出した管体部42と、
蓋本体41の外周に形成されたフランジ43と、蓋本体
41の下部に突設された嵌合部44とを備え、これらを
一体に形成している。また、管体部42には、管体通路
42aが形成されており、この管体通路42aの一端
は、ケーシング本体30の接続通路32bに接続され、
他端はキャニスタ側に接続されている。さらに、フラン
ジ43の下端部には、燃料タンクFT(図1)のタンク
上壁FTaに溶着される環状溶着部43aが形成されて
いる。また、上記嵌合部44は、ケーシング本体30の
上部を嵌合するように筒状に突設されている。
【0020】また、上記第1弁室30Sに収納されるフ
ロート50は、フロート上体52と、そのフロート上体
52に一体形成されたフロート下体54と、フロート上
体52に装着された第1弁体55と、弁保持体57とを
備えている。
【0021】フロート下体54は、円筒体であり、その
内側スペースが浮力を生じるための浮力室50Sになっ
ている。また、フロート下体54は、フロート上体52
より外径が大きいために、液没したときの排液体積が大
きくなっている。フロート下体54の外周部には、ガイ
ド突条54aが上下方向でありかつ周方向に所定間隔で
形成されている。フロート下体54は、ケーシング本体
30の内壁に対して第1間隙CL1(図1参照)を有し
て昇降可能に支持されている。フロート下体54の下部
には、環状間隙54bが形成されている。環状間隙54
bには、第1スプリング56が挿入されている。第1ス
プリング56は、底板35のスプリング支持部35cに
載置されてフロート50を支持している。
【0022】フロート上体52は、フロート下体54よ
り小径であり、側壁に後述する調芯機構62の一部を構
成するガイドテーパ52bを有する円筒体である。
【0023】図3はフロート上体52の上部および調芯
機構62の付近を拡大して示す断面図である。図3にお
いて、フロート上体52の上面には、取付凹所52aが
形成されており、この取付凹所52aに第1弁体55が
弁保持体57により取り付けられている。第1弁体55
は、円柱状の支持部55aと、支持部55aの上部で球
面に形成されたシート面55bと、支持部55aの側部
に形成された嵌合支持部55cとを備えている。第1弁
体55は、嵌合支持部55cで弁保持体57を介してフ
ロート上体52に支持されている。シート面55bの下
面と弁保持体57との間には、撓み間隙L1が形成さ
れ、シート面55bが撓み間隙L1を狭める方向に撓む
ように形成されている。
【0024】ケーシング本体30の第1弁室30Sの上
部には、支持体60が装着されている。支持体60は、
外周の係合突起でケーシング本体30の内壁に係合支持
されている。支持体60の中心部には、連通孔60aが
形成され、この連通孔60aを取り囲むように周壁60
bが立設されている。
【0025】図4はフロート上体52と調芯機構62と
の関係を上方から見た状態で説明する説明図である。調
芯機構62は、支持体60の周壁60bに形成されたガ
イド突起63を備えている。ガイド突起63は、フロー
ト上体52のガイドテーパ52bを取り囲むように周方
向に複数配置されている(図4では90゜間隔で4カ
所)。ガイド突起63は、頂部63aを有する山形に形
成されている。頂部63aは、ガイドテーパ52bに対
して第2間隙CL2を隔てている。なお、第2間隙CL
2は、フロート50が下方に位置しているときの距離で
ある。ガイド突起63は、頂部63aがフロート上体5
2のガイドテーパ52bに接触することで、フロート5
0を32dの中心に向けてガイドするように構成されて
いる。
【0026】A−2.燃料遮断弁20の動作および作用 (1) 燃料遮断弁20の概略動作 図1において、給油により燃料タンクFT内に燃料が供
給されると、燃料タンクFT内の燃料液位の上昇につれ
て燃料タンクFT内の上部に溜まっていた燃料蒸気は、
ケーシング本体30の連通孔33b、第1弁室30S、
接続通路32b、管体通路42aを通じてキャニスタ側
へ逃がされる。そして、燃料タンクFT内の燃料液位が
所定の第1液位FL1に達すると、燃料は、底板35の
連通孔35bを通じて第1弁室30Sに流入する。これ
により、フロート50に浮力が生じて上昇し、第1弁体
55で接続通路32bを閉塞する。よって、燃料がキャ
ニスタ側へ流出しない。したがって、燃料タンクFTへ
の給油の際等に、燃料タンクFTから燃料蒸気を逃がす
とともに燃料が燃料タンクFT外へ流出するのを防止す
ることができる。
【0027】(2) 調芯機構62による作用 フロート50は、ケーシング21やフロート50が燃料
膨潤などにより変形した場合に対応するために、ケーシ
ング21の内壁に対して第1間隙CL1を設定して、円
滑な昇降動作を保障している。第1間隙CL1は、フロ
ート50をシート部32dに対して水平方向に位置ずれ
を生じる要因になる。しかし、フロート50は、調芯機
構62によりシート部32dの中心に向けてガイドされ
る。すなわち、図3に示すように、フロート上体52に
形成されたガイドテーパ52bは、上方向に向けて縮径
するように形成されているので、ガイド突起63により
シート部32dの中心に向けてガイドされる。このと
き、第2間隙CL2は、第1間隙CL1より狭いので、
第1弁体55は、シート部32dに対して生じている位
置ずれが補正される。したがって、フロート50の第1
弁体55がシート部32dに所定の位置で全周にわたっ
て均一に着座するから、シート部32dを閉じたときの
シール性が高い。
【0028】しかも、ガイド突起63は、頂部63aを
有する山形に形成し、上記頂部63aがフロート上体5
2のガイドテーパ52bに接触することでフロート50
をガイドするように構成しているので、ガイドテーパ5
2bとの接触面積も小さく、よって摺動抵抗が小さくな
り、フロート50の円滑な昇降を保障する。
【0029】(3) 第1弁体55の作用 図5に示すように、フロート50は、調芯機構62によ
り調芯されるが、傾いた場合にも、第1弁体55のシー
ト面55bの球面形状によりシート部32dに対して高
いシール性を得ることができる。すなわち、フロート5
0が角度θだけ傾いても、球面に形成されたシート面5
5bの外周部がシート部32dに対して全周接触するこ
とにより、高いシール性を得ることができる。なお、上
記シート面55bの外周部を撓み変形可能な構成とする
ことで、シール性を一層向上させることができる。
【0030】A−3.ロールオーバー弁70 図6はロールオーバー弁70の付近を拡大した断面図で
ある。図6において、ロールオーバー弁70は、車両が
揺動や傾斜などしたときに燃料タンク内の燃料を外部へ
漏れるのを防止するための弁である。すなわち、第2フ
ロート72は、第1弁室30Sの上部で摺動自在に形成
されたドーナツ状の第2フロート本体73と、第2スプ
リング74とを備えている。
【0031】図7は第2フロート72を示す斜視図であ
る。図6および図7において、第2フロート本体73
は、中心部に貫通孔73bを備え、この貫通孔73bに
フロート50のフロート上体52が突入している。第2
フロート本体73の上部で偏心した位置に、第2弁部7
3aが形成されている。第2弁部73aは、第2接続通
路71bのシート面71cに着離して第2接続通路71
bを開閉する。第2フロート72は、支持体60に載置
された第2スプリング74により支持されている。
【0032】図7に示すように、第2フロート本体73
の上部には、周方向に等間隔に4カ所、スリット73c
が形成されている。スリット73cには、ケーシング本
体30の内壁から板状に突設されたフィン30f(図7
で1カ所を示す)が突入している。この構成により、第
2フロート72が昇降するときの回転止めとして作用
し、第2弁部73aの位置がシート面71cに対してず
れないようにしている。
【0033】次に、ロールオーバー弁70の動作につい
て説明する。車両の揺動や傾斜などにより第2フロート
72が燃料に没すると、第2フロート72がフィン30
fによりガイドされつつ、その浮力と第2スプリング7
4の付勢力により上昇し、第2弁部73aがシート面7
1cに着座して第2接続通路71bを閉じる。これによ
り、燃料が外部へ漏れるのを防止している。
【0034】上記ロールオーバー弁70の構成によれ
ば、第2フロート72が第2弁室60Sの上部で摺動さ
れる大径に形成されかつ重いので、燃料液位の低下によ
り、その浮力が低下したときに、第2弁部73aの張り
付き力を上回る第2フロート72の重力により速やかに
下降する。よって、再開弁特性を向上させることができ
る。特に、本実施の形態では、第2弁部73aは、第2
フロート本体73に対して偏心されているので、重心と
支点が離されていることによるモーメント力が再開弁時
に生じるので、より再開弁特性を向上させることができ
る。
【0035】また、第2フロート72は、フィン30f
がスリット73cに挿入されて回転止めされているの
で、第2弁部73aがシート面71cに対して位置ずれ
を生じることがない。
【0036】A−4.リリーフ弁90 図6において、リリーフ弁90は、燃料タンク内の圧力
を所定以内に維持するための弁であり、ロールオーバー
弁70に対向した上方であって第2弁室60S内に設け
られている。リリーフ弁90は、ボール弁91と、第3
スプリング92とを備えている。第3スプリング92
は、支持板93で一端が支持され、他端でボール弁91
を支持している。リリーフ弁90は、燃料タンク内の圧
力が所定圧以上になったとき、第3スプリング92の付
勢力に抗して開弁して燃料タンク内の圧力を所定以下に
維持する。
【0037】図8は他の実施の形態にかかる第1弁体5
5Bの付近を示す断面図である。図8において、第1弁
体55Bは、支持部55Baの中心から半径方向に反り
上がったシート面55Bbを備えている。第1弁体55
Bが傾いてシート部32dに接触したときに、反り上が
った部分が逆にたわみ、傾きによって均一に当たらない
反対側の部分を接触させる。よって、シート面55Bb
は、全周にわたって均一にシート部32dに着座するか
ら、高いシール性を得ることができる。
【0038】B.燃料遮断弁120 B−1.燃料遮断弁120の構成 図9は第2の実施の形態にかかる自動車の燃料タンクの
上部に取り付けられる燃料遮断弁120を示す断面図で
ある。燃料遮断弁120は、第1の実施の形態にかかる
燃料遮断弁20より多くの燃料液位で燃料の流出を規制
する構成に特徴を有している。ここで、複数の燃料液位
とは、給油時に燃料が満タンであることを意味する第1
液位FL1、第1液位FL1を越えた後に給油ガンから
燃料をこれ以上給油することを規制する第2液位FL
2、車両の揺動や傾斜などに燃料が外部に流出するのを
防止する第3液位FL3である。以下、燃料遮断弁12
0の各部の構成および作用について説明する。
【0039】燃料遮断弁120は、ケーシング121な
どの構成が燃料遮断弁20とほぼ同じであるので、フロ
ート弁集合体150を中心に説明する。図10はフロー
ト弁集合体150の部分だけを取り出して分解した断面
図である。図10において、フロート弁集合体150
は、満タン規制弁151と、過給油防止弁160を構成
するフロートやスプリングを備えている。
【0040】満タン規制弁151は、第1液位FL1
(図9)を越えたときに第1接続通路132bを閉じる
弁であり、図10に示す第1フロート152と、第1ス
プリング156とを備えている。第1フロート152
は、フロート上本体153と、このフロート上本体15
3の下端で該フロート上本体153を支持するフロート
下体154と、フロート上本体153の上部に装着され
たゴム製の第1弁体155とを備えている。
【0041】図11に示すように、フロート上本体15
3は、上面部153aと、この上面部153aの外周か
ら円筒状に形成された側壁部153bとを備え、これら
で収納室153Sを形成している。上面部153aに
は、フロート上本体153内を外部に連通するための第
2接続通路153dが形成されている。第2接続通路1
53dの下端は、第2シート部153eになっている。
側壁部153bの下端は、フランジ153cになってい
る。フランジ153cの下面には、係合段153hが突
設されている。側壁部153bには、側部連通孔153
gが形成されている。また、側壁部153bには、調芯
機構182の一部を構成するガイドテーパ153mが形
成されている。ガイドテーパ153mは、上方に向けて
縮径した形状である。
【0042】図10に戻り、フロート下体154は、フ
ロート下本体154aと、フロート下本体154aの下
端に一体形成されかつフロート下本体154aの下部を
閉じる下蓋体154bとを備えている。フロート下本体
154aの上部には、開口154dが形成され、この開
口154dに、フロート上本体153のフランジ153
cが装着されている。
【0043】図12はフロート上本体153をフロート
下体154に装着する構成を説明する斜視図である。フ
ランジ153cの係合段153hの外周には、係合突部
153kが径方向に4カ所(図示では2カ所)突設され
ている。フロート下体154の開口154dには、係合
突部153kに係合する係合穴154kが形成されてい
る。係合穴154kに係合突部153kが係合すること
により、フロート下体154にフロート上本体153が
装着される。図11に示すように、フロート上本体15
3は、フロート下体154との装着箇所にて第3間隙C
L3の嵌め合い寸法を有しており、よってフロート下体
154に対して第3間隙CL3の距離だけ水平方向に移
動可能になっている。
【0044】図10に示すフロート下本体154aの外
周には、ガイド突条154eが形成されて、ケーシング
本体130(図9)の内壁にガイドされるように作用す
る。フロート下本体154aは、ケーシング本体130
の内壁に対して第1間隙CL1(図11)が設定されて
いる。また、下蓋体154bの上面には、2段の円筒凸
部154gが収納室154Sへ向けて突設されている。
フロート下本体154aの上部には、連通孔154jが
形成され、また、フロート下本体154aの底部には、
連通孔154fが形成されて、燃料タンク内と収納室1
54Sとを連通している。
【0045】さらに、フロート下本体154aと下蓋体
154bとの間は、環状間隙154cになっており、こ
の環状間隙154cに第1スプリング156の上端が挿
入されている。第1スプリング156は、底板135
(図9)のスプリング支持部135cに載置され、第1
フロート152を支持している。
【0046】図11に示すように、フロート上本体15
3は、フロート下本体154aより小径であり、調芯機
構182の一部を構成するガイドテーパ153mを有す
る円筒体である。また、ガイドテーパ153mを取り囲
むように、調芯機構182のガイド突起183が周方向
に複数配置されており、その頂部183aがガイドテー
パ153mに対して第2間隙CL2を隔てている。
【0047】B−2.過給油防止弁160 次に、過給油防止弁160について説明する。過給油防
止弁160は、第2液位FL2(図9)を越えたときに
第2接続通路153dを閉じる弁であり、収納室153
Sおよび収納室154Sにまたがって収納された第2フ
ロート161を備えている。図10に示すように、第2
フロート161は、第2フロート本体161aと、この
第2フロート本体161aの上部に第2フロート本体1
61aより小径で円柱状に突設された上部突部161b
とを備え、第2フロート本体161aの中心部を下方に
開放した浮力室161Sとしている。なお、第2フロー
ト本体161aは、収納室153Sおよび収納室154
S内において、第4間隙CL4(図11参照)をもって
収納されている。上部突部161bの上端には、ほぼ円
錐状の第2弁部161cが形成されている。浮力室16
1Sには、下蓋体154bの円筒凸部154gが突入し
て、浮力室161Sの容量を小さくしている。浮力室1
61Sには、第2スプリング162が配置されている。
第2スプリング162は、下蓋体154bの外周上面に
載置されて、第2フロート161を上方に付勢してい
る。
【0048】次に、燃料遮断弁120の動作について説
明する。図9に示す燃料遮断弁120の状態から、図示
しない給油ガンにより燃料タンクFT内に燃料が供給さ
れると、燃料タンクFT内の燃料液位の上昇につれて燃
料タンクFT内の上部に溜まっていた燃料蒸気は、連通
孔133b、第1接続通路132b、外部通路142a
を通じて、および連通孔133b、側部連通孔153
g、第2接続通路153dを通じて、キャニスタ側へ逃
がされる。
【0049】そして、燃料タンク内の燃料液位が上昇す
るにつれて、液体燃料は、底板135の貫通孔135b
を通じて第1弁室130Sに流入して、第1フロート1
52の浮力を増大させる。これにより、第1フロート1
52が上昇して第1弁体155で第1接続通路132b
を閉塞する。第1接続通路132bの閉塞により、燃料
タンク内の圧力が上昇するから、給油ガンは、その圧力
を検出して給油を停止する。このように、燃料タンクへ
の給油の際等に、燃料遮断弁120は、燃料タンクから
燃料蒸気を逃がすとともに、燃料タンク外への液体燃料
の流出を防止することができる。
【0050】このとき、過給油防止弁160の第2フロ
ート161は、第1フロート152の下端に位置して、
第1フロート152と一体に上昇するが、その浮力が小
さく第1フロート152との相対位置が変わらないか
ら、第2接続通路153dが開いたままである。したが
って、燃料タンク内は、連通孔133b、側部連通孔1
53g、第2接続通路153d、第1接続通路132b
を通じて、狭くなった流路面積でキャニスタ側に接続さ
れている。
【0051】さらに、燃料をきりのよい量まで供給する
ために、給油ガンからの給油を継続すると、過給油防止
弁160により過給油が防止される。すなわち、燃料タ
ンクの燃料液面が第2液位FL2まで上昇すると、収納
室154S内に入った燃料により第2フロート161が
上昇し、第2フロート161の上部の第2弁部161c
が第2シート部153eに着座して第2接続通路153
dを閉じる。第2接続通路153dが閉じられると、燃
料タンク内の圧力がさらに上昇して、給油ガンは、給油
を停止する。このように、過給油防止弁160は、第1
液位FL1を越えた第2液位FL2に達したときに、こ
れ以上の燃料が燃料タンクに供給されるのを防止する。
【0052】一方、燃料タンク内の燃料が消費されて、
燃料液面が低下すると、第2フロート161は、その浮
力を減少して下降して、第2接続通路153dを開け
る。このとき、第2弁部161cは、円錐状でその受圧
面積が狭いから、第2シート部153eに密着する力が
弱く、第2フロート161の下降を妨げる力とならな
い。よって第2フロート161は、速やかに下降して第
2接続通路153dを開く。第2接続通路153dの連
通により、収納室153S内は、第1接続通路132b
に通じて、第1接続通路132bの付近と同じ圧力にな
る。このような圧力差が小さくなることにより、第1弁
体155が第1シート部132dに密着する力が弱くな
るので、第1フロート152は、スムーズに下降する。
このように、第2フロート161が、過給油防止弁とし
ての作用の他に、第1フロート152の開弁をスムーズ
に行なわせる再開弁特性の向上を促進するように機能す
る。
【0053】B−3.燃料遮断弁120の作用効果 (1) 図11に示すように、フロート下体154は、
ケーシング本体130の内壁面に対して、第1間隙CL
1が設定されているので、最大で第1間隙CL1だけ水
平方向に位置ずれを生じる。このため、満タン規制弁1
51が位置ずれを生じた状態にて上昇したときに、ガイ
ドテーパ153mは、ガイド突起183に対して第1間
隙CL1より狭い第2間隙CL2に設定されているか
ら、ガイド突起183に当たって、ガイド突起183か
ら水平方向の力を受ける。この水平方向の力は、満タン
規制弁151を中心方向へ移動させる力となる。ここ
で、フロート上本体153は、フロート下体154に対
して、第3間隙CL3で水平方向に移動可能になってい
るから、傾くことなく姿勢を維持して調芯される。よっ
て、フロート上本体153の上に装着された第1弁体1
55は、傾くことなく、第1シート部132dの全周に
わたって均一に密着するから、第1シート部132dを
閉じたときのシール性が高い。
【0054】(2) フロート上本体153が水平方向
に調芯された場合において、第2フロート161は、フ
ロート下体154内で第4間隙CL4の範囲内にて移動
可能であるから、上部突部161bが第2シート部15
3eに対して傾いて当たることもない。
【0055】なお、この発明は上記実施例に限られるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の
態様において実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる自動車の燃料タ
ンクFTの上部に取り付けられる燃料遮断弁20を示す
断面図である。
【図2】燃料遮断弁20を分解した断面図である。
【図3】フロート上体の上部および調芯機構62の付近
を拡大して示す断面図である。
【図4】フロート上体52と調芯機構62との関係を上
方から見た状態で説明する説明図である。
【図5】第1弁体55の作用を説明する説明図である。
【図6】ロールオーバー弁70の付近を拡大した断面図
である。
【図7】第2フロートを示す斜視図である。
【図8】他の実施の形態にかかる第1弁体55Bの付近
を示す断面図である。
【図9】第2の実施の形態にかかる自動車の燃料タンク
の上部に取り付けられる燃料遮断弁120を示す断面図
である。
【図10】フロート弁集合体150の部分だけを取り出
して分解した断面図である。
【図11】フロート弁集合体150の上部を示す断面図
である。
【図12】フロート上本体153をフロート下体154
に装着する構成を説明する斜視図である。
【符号の説明】
20…燃料遮断弁 21…ケーシング 30…ケーシング本体 30S…第1弁室 30a…下開口 30f…フィン 32…天井壁部 32a…突出部 32b…接続通路 32d…シート部 33…側壁部 33b…連通孔 33c…係合爪 35…底板 35a…係合穴 35b…連通孔 35c…スプリング支持部 40…蓋体 41…蓋本体 42…管体部 42a…管体通路 43…フランジ 43a…環状溶着部 44…嵌合部 50…フロート 50S…浮力室 52…フロート上体 52a…取付凹所 52b…ガイドテーパ 54…フロート下体 54a…ガイド突条 54b…環状間隙 55…第1弁体 55a…支持部 55b…シート面 55c…嵌合支持部 55B…第1弁体 55Ba…支持部 55Bb…シート面 56…第1スプリング 57…弁保持体 60…支持体 60S…第2弁室 60a…連通孔 60b…周壁 62…調芯機構 63…ガイド突起 63a…頂部 70…ロールオーバー弁 71b…第2接続通路 71c…シート面 72…第2フロート 73…第2フロート本体 73a…第2弁部 73b…貫通孔 73c…スリット 74…第2スプリング 90…リリーフ弁 91…ボール弁 92…第3スプリング 93…支持板 120…燃料遮断弁 121…ケーシング 130…ケーシング本体 130S…第1弁室 132b…第1接続通路 132d…第1シート部 133b…連通孔 135…底板 135b…貫通孔 135c…スプリング支持部 142a…外部通路 150…フロート弁集合体 151…満タン規制弁 152…第1フロート 153…フロート上本体 153S…収納室 153a…上面部 153b…側壁部 153c…フランジ 153d…第2接続通路 153e…第2シート部 153g…側部連通孔 153h…係合段 153k…係合突部 153m…ガイドテーパ 154…フロート下体 154S…収納室 154a…フロート下本体 154b…下蓋体 154c…環状間隙 154d…開口 154e…ガイド突条 154f…連通孔 154g…円筒凸部 154j…連通孔 154k…係合穴 155…第1弁体 156…第1スプリング 160…過給油防止弁 161…第2フロート 161S…浮力室 161a…第2フロート本体 161b…上部突部 161c…第2弁部 162…第2スプリング 182…調芯機構 183…ガイド突起 183a…頂部 FL1…第1液位 FL2…第2液位 FL3…第3液位 FT…燃料タンク FTa…タンク上壁 FTc…取付穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 正幸 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 3H052 AA01 BA02 CA01 CA18 CC14 EA16 3H055 AA02 BA01 BC01 CC04 CC21 GG08 GG40 JJ03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料タンクの上部に装着され、燃料タン
    ク内と外部とを接続する接続通路を開閉することで燃料
    タンクと外部とを連通遮断する燃料遮断弁において、 接続通路に面して配置されたシート部と、 上記接続通路に接続される弁室を形成するケーシング
    と、 弁室内で昇降可能でありかつケーシングの内壁に対して
    第1間隙を有して配置され、燃料タンク内の燃料液位に
    応じて昇降して、上記シート部に着離することにより接
    続通路を開閉する弁体を有するフロートと、 弁体をシート部の中心に向けてガイドする調芯機構と、 を備え、 調芯機構は、 フロートの上部の側壁に設けられ、上方向に向けて縮径
    するように形成されたガイドテーパと、 ガイドテーパに対向しかつ上記第1間隙以下の距離を有
    する第2間隙を有して設けられ、フロートが上昇したと
    きに弁体をシート部の中心に向けてガイドするガイド突
    起と、 を備えたことを特徴とする燃料遮断弁。
  2. 【請求項2】 請求項1の燃料遮断弁において、 フロートの上部は、円筒形状であり、 ガイド突起は、フロートの上部の側壁に対して第2間隙
    を隔てて取り囲むように周方向に複数配置されている燃
    料遮断弁。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2の燃料遮断弁に
    おいて、 ガイド突起は、その頂部を有する山形に形成し、上記頂
    部がフロートの側壁に接触することでフロートをガイド
    するように構成した燃料遮断弁。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかの燃
    料遮断弁において、 フロートは、フロート下体と、フロート下体上に載置さ
    れたフロート上体とを備え、フロート下体は、フロート
    上体に対して水平方向に、第2間隙より大きな距離だけ
    移動可能に支持されている燃料遮断弁。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかの燃
    料遮断弁において、 上記弁体は、ゴム材料から形成され、ほぼ球面形状のシ
    ート面を備えている燃料遮断弁。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4のいずれかの燃
    料遮断弁において、 上記弁体は、該弁体の中心から外周に向けて上方へ湾曲
    したシート面を備えている燃料遮断弁。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかの燃
    料遮断弁において、 上記フロートは、その内部に弁室に接続されかつ接続通
    路に接続される他の接続通路を有する収納室を備え、 収納室内に、該フロートより高い燃料液位で開閉する他
    のフロートを備えている燃料遮断弁。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005299577A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Nifco Inc 燃料タンク用バルブ
JP2008075596A (ja) * 2006-09-22 2008-04-03 Toyoda Gosei Co Ltd 燃料遮断弁
WO2012127918A1 (ja) * 2011-03-24 2012-09-27 株式会社パイオラックス フロート弁装置
JP2018070100A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 株式会社パイオラックス 燃料タンク用弁装置

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