JP2002285702A - グリーンカットマシンの自動化運転システム - Google Patents
グリーンカットマシンの自動化運転システムInfo
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- JP2002285702A JP2002285702A JP2001086650A JP2001086650A JP2002285702A JP 2002285702 A JP2002285702 A JP 2002285702A JP 2001086650 A JP2001086650 A JP 2001086650A JP 2001086650 A JP2001086650 A JP 2001086650A JP 2002285702 A JP2002285702 A JP 2002285702A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】効率を落とすことなく、より安全なグリーンカ
ット作業を行う。 【構成】本発明に係るグリーンカットマシンの自動化運
転システム1は、グリーンカットマシン2に搭載され該
グリーンカットマシンの走行機構3を制御する制御部4
と、グリーンカットマシン2に搭載されるGPS測量装
置5と、該GPS測量装置及び制御部4に接続された移
動側データ送受信機6と、グリーンカットマシン2と離
間して設置される管理側データ送受信機7及び管理側コ
ンピュータ8とから概ね構成してある。
ット作業を行う。 【構成】本発明に係るグリーンカットマシンの自動化運
転システム1は、グリーンカットマシン2に搭載され該
グリーンカットマシンの走行機構3を制御する制御部4
と、グリーンカットマシン2に搭載されるGPS測量装
置5と、該GPS測量装置及び制御部4に接続された移
動側データ送受信機6と、グリーンカットマシン2と離
間して設置される管理側データ送受信機7及び管理側コ
ンピュータ8とから概ね構成してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レイタンス処理を
行うためのグリーンカットマシンの自動化運転システム
に関する。
行うためのグリーンカットマシンの自動化運転システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物を構築する際、施工
上の制約等の理由により、いわゆる打継部分を設けざる
を得ない場合があるが、打ち込まれたコンクリートの表
面には、ブリージング水の浮き上がり等が原因となって
脆弱な薄膜、すなわちレイタンスが形成される。
上の制約等の理由により、いわゆる打継部分を設けざる
を得ない場合があるが、打ち込まれたコンクリートの表
面には、ブリージング水の浮き上がり等が原因となって
脆弱な薄膜、すなわちレイタンスが形成される。
【0003】かかるレイタンスは、構造上あるいは水密
上の欠陥となるため、コンクリート打込み後、適当な時
期にこれを除去する、いわゆるグリーンカットと呼ばれ
る作業を行い、健全なコンクリートを露出させることが
重要となる。
上の欠陥となるため、コンクリート打込み後、適当な時
期にこれを除去する、いわゆるグリーンカットと呼ばれ
る作業を行い、健全なコンクリートを露出させることが
重要となる。
【0004】かかるグリーンカットは、指で押してコン
クリート表面がへこまない程度の時期に行うのが好まし
いが、時期が遅れて固くなりすぎた場合には、サンドブ
ラストを行ってから水で洗ったり、水をかけながらワイ
ヤブラシで表面を削り取ることになる。
クリート表面がへこまない程度の時期に行うのが好まし
いが、時期が遅れて固くなりすぎた場合には、サンドブ
ラストを行ってから水で洗ったり、水をかけながらワイ
ヤブラシで表面を削り取ることになる。
【0005】いずれにしろ、グリーンカットは、水平打
継目が欠陥とならないようにするための必要不可欠な作
業ではあるが、人手と時間のかかる作業となっていた。
継目が欠陥とならないようにするための必要不可欠な作
業ではあるが、人手と時間のかかる作業となっていた。
【0006】かかる状況下、グリーンカットを行う装置
が開発され、現在では、建築土木分野で広く使用されて
いる。
が開発され、現在では、建築土木分野で広く使用されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】かかるグリーンカット
マシンには、例えば高圧ジェットとバキュームとを組み
合わせたものがあり、かかる装置によって、人手に頼っ
ていた従来に比べれば、大幅な省力化が可能となった
が、例えばダムのコンクリート工事では、グリーンカッ
トを行わなければならない面積がきわめて広大であるた
め、グリーンカットをあますところなく行うには長時間
を要する、グリーンカットマシンの運転には一定の資格
が必要となる関係上、上述した長時間作業に起因して資
格を有する者が長時間運転を余儀なくされ、その結果、
オペレータによる運転操作ミスを完全には防止できず、
安全面で検討の余地があるなどの諸問題を生じていた。
マシンには、例えば高圧ジェットとバキュームとを組み
合わせたものがあり、かかる装置によって、人手に頼っ
ていた従来に比べれば、大幅な省力化が可能となった
が、例えばダムのコンクリート工事では、グリーンカッ
トを行わなければならない面積がきわめて広大であるた
め、グリーンカットをあますところなく行うには長時間
を要する、グリーンカットマシンの運転には一定の資格
が必要となる関係上、上述した長時間作業に起因して資
格を有する者が長時間運転を余儀なくされ、その結果、
オペレータによる運転操作ミスを完全には防止できず、
安全面で検討の余地があるなどの諸問題を生じていた。
【0008】特に、ダムの上流側や下流側に建て込まれ
た型枠や歩行中の作業員といった障害物については、本
来、オペレータが手動で操作を行うことで回避している
が、長時間の運転による疲労が重なると、やはり適切な
運転には限界があり、場合によっては衝突や横転といっ
た事故を招く懸念があった。
た型枠や歩行中の作業員といった障害物については、本
来、オペレータが手動で操作を行うことで回避している
が、長時間の運転による疲労が重なると、やはり適切な
運転には限界があり、場合によっては衝突や横転といっ
た事故を招く懸念があった。
【0009】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、レイタンス処理の効率を落とすことなく、よ
り安全なグリーンカット作業が可能なグリーンカットマ
シンの自動化運転システムを提供することを目的とす
る。
たもので、レイタンス処理の効率を落とすことなく、よ
り安全なグリーンカット作業が可能なグリーンカットマ
シンの自動化運転システムを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るグリーンカットマシンの自動化運転シ
ステムは請求項1に記載したように、打設されたコンク
リート天端のレイタンス処理を行うグリーンカットマシ
ンの自動化運転システムにおいて、前記グリーンカット
マシンに搭載され該グリーンカットマシンの走行機構を
制御する制御部と、前記グリーンカットマシンに搭載さ
れるGPS測量装置と、該GPS測量装置及び前記制御
部に接続された移動側データ送受信機と、前記グリーン
カットマシンと離間して設置される管理側データ送受信
機及び管理側コンピュータとを備えるとともに、前記管
理側コンピュータを、前記移動側データ送受信機及び前
記管理側データ送受信機を介して受信されたGPS測量
データを予め記憶された走行予定経路と比較照合し、前
記グリーンカットマシンが前記走行予定経路に沿って誘
導されるように前記管理側データ送受信機及び前記移動
側データ送受信機を介して前記制御部に所定の制御デー
タを送信するように構成したものである。
め、本発明に係るグリーンカットマシンの自動化運転シ
ステムは請求項1に記載したように、打設されたコンク
リート天端のレイタンス処理を行うグリーンカットマシ
ンの自動化運転システムにおいて、前記グリーンカット
マシンに搭載され該グリーンカットマシンの走行機構を
制御する制御部と、前記グリーンカットマシンに搭載さ
れるGPS測量装置と、該GPS測量装置及び前記制御
部に接続された移動側データ送受信機と、前記グリーン
カットマシンと離間して設置される管理側データ送受信
機及び管理側コンピュータとを備えるとともに、前記管
理側コンピュータを、前記移動側データ送受信機及び前
記管理側データ送受信機を介して受信されたGPS測量
データを予め記憶された走行予定経路と比較照合し、前
記グリーンカットマシンが前記走行予定経路に沿って誘
導されるように前記管理側データ送受信機及び前記移動
側データ送受信機を介して前記制御部に所定の制御デー
タを送信するように構成したものである。
【0011】また、本発明に係るグリーンカットマシン
の自動化運転システムは、前記グリーンカットマシンに
障害物探知センサーを搭載し、該障害物探知センサーの
検出信号に応答して前記制御部で前記走行機構を制御す
るとともに、該制御状況を前記移動側データ送受信機及
び前記管理側データ送受信機を介して緊急情報データと
して前記管理側コンピュータに送信するように構成した
ものである。
の自動化運転システムは、前記グリーンカットマシンに
障害物探知センサーを搭載し、該障害物探知センサーの
検出信号に応答して前記制御部で前記走行機構を制御す
るとともに、該制御状況を前記移動側データ送受信機及
び前記管理側データ送受信機を介して緊急情報データと
して前記管理側コンピュータに送信するように構成した
ものである。
【0012】本発明に係るグリーンカットマシンの自動
化運転システムにおいては、例えばまず、その日に行う
グリーンカットの作業範囲を確認し、該作業範囲内でグ
リーンカットマシンが走行する走行予定経路を管理側コ
ンピュータに入力する。
化運転システムにおいては、例えばまず、その日に行う
グリーンカットの作業範囲を確認し、該作業範囲内でグ
リーンカットマシンが走行する走行予定経路を管理側コ
ンピュータに入力する。
【0013】次に、管理側コンピュータから制御データ
を送信することによってグリーンカットマシンの走行を
開始するが、走行中においては、グリーンカットマシン
に搭載されたGPS測量装置で自らの測量位置を計測さ
せるとともに、かかるGPS測量データを移動側データ
送受信機から送信させ、これを管理側データ送受信機で
受信する。
を送信することによってグリーンカットマシンの走行を
開始するが、走行中においては、グリーンカットマシン
に搭載されたGPS測量装置で自らの測量位置を計測さ
せるとともに、かかるGPS測量データを移動側データ
送受信機から送信させ、これを管理側データ送受信機で
受信する。
【0014】次に、受信されたGPS測量データを、予
め管理側コンピュータに記憶された走行予定経路と比較
照合することによって、グリーンカットマシンが走行予
定経路に沿って誘導されるよう、管理側データ送受信機
及び移動側データ送受信機を介してグリーンカットマシ
ンに搭載された制御部に所定の制御データを送信する。
め管理側コンピュータに記憶された走行予定経路と比較
照合することによって、グリーンカットマシンが走行予
定経路に沿って誘導されるよう、管理側データ送受信機
及び移動側データ送受信機を介してグリーンカットマシ
ンに搭載された制御部に所定の制御データを送信する。
【0015】このようにすると、グリーンカットマシン
の制御部は、管理側コンピュータから送信されてきた制
御データにしたがって走行機構を駆動制御し、かくして
グリーンカットマシンは、管理側コンピュータに予め入
力された走行予定経路に沿って自動的に走行する。
の制御部は、管理側コンピュータから送信されてきた制
御データにしたがって走行機構を駆動制御し、かくして
グリーンカットマシンは、管理側コンピュータに予め入
力された走行予定経路に沿って自動的に走行する。
【0016】グリーンカットマシンは、打設されたコン
クリートの天端上を走行しながら該天端上のレイタンス
を所定の方法で除去処理する作業車であって、コンクリ
ートの天端上を走行するためのタイヤ、操舵部、動力部
等からなる走行機構と該走行機構を制御する制御部とを
備えるものであればどのようなものでもかまわない。
クリートの天端上を走行しながら該天端上のレイタンス
を所定の方法で除去処理する作業車であって、コンクリ
ートの天端上を走行するためのタイヤ、操舵部、動力部
等からなる走行機構と該走行機構を制御する制御部とを
備えるものであればどのようなものでもかまわない。
【0017】管理側コンピュータをどのように構成する
かは任意であり、例えばLANを介して相互接続された
パソコン群で構成することが可能である。
かは任意であり、例えばLANを介して相互接続された
パソコン群で構成することが可能である。
【0018】GPS測量装置の測位方式は任意である
が、精度とリアルタイム性の面では、単独測位方式より
も相対測位方式であるDGPS方式を採用するのが望ま
しいし、さらなる精度向上という意味では、干渉測位方
式の一種であるRTK―GPS(リアルタイムキネマテ
ィックGPS)方式の採用が望ましい。
が、精度とリアルタイム性の面では、単独測位方式より
も相対測位方式であるDGPS方式を採用するのが望ま
しいし、さらなる精度向上という意味では、干渉測位方
式の一種であるRTK―GPS(リアルタイムキネマテ
ィックGPS)方式の採用が望ましい。
【0019】なお、DGPS方式やRTK―GPS方式
を採用する場合には、GPS測量装置のほかに、座標位
置が既知の固定局が別途必要となることは言うまでもな
い。これらの測位方式の場合には、固定局からの補正デ
ータを移動局であるグリーンカットマシンの移動側デー
タ送受信機で受信し、これをGPS測量装置で受信され
たGPS信号と組み合わせることによって各グリーンカ
ットマシンの位置を演算処理し、GPS測量データとし
て出力する。
を採用する場合には、GPS測量装置のほかに、座標位
置が既知の固定局が別途必要となることは言うまでもな
い。これらの測位方式の場合には、固定局からの補正デ
ータを移動局であるグリーンカットマシンの移動側デー
タ送受信機で受信し、これをGPS測量装置で受信され
たGPS信号と組み合わせることによって各グリーンカ
ットマシンの位置を演算処理し、GPS測量データとし
て出力する。
【0020】ここで、前記グリーンカットマシンに障害
物探知センサーを搭載し、該障害物探知センサーの検出
信号に応答して前記制御部で前記走行機構を制御すると
ともに、該制御状況を前記移動側データ送受信機及び前
記管理側データ送受信機を介して緊急情報データとして
前記管理側コンピュータに送信するように構成したなら
ば、グリーンカットマシンと障害物との衝突やそれに伴
う転落を未然に防止することができる。
物探知センサーを搭載し、該障害物探知センサーの検出
信号に応答して前記制御部で前記走行機構を制御すると
ともに、該制御状況を前記移動側データ送受信機及び前
記管理側データ送受信機を介して緊急情報データとして
前記管理側コンピュータに送信するように構成したなら
ば、グリーンカットマシンと障害物との衝突やそれに伴
う転落を未然に防止することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るグリーンカッ
トマシンの自動化運転システムの実施の形態について、
添付図面を参照して説明する。なお、従来技術と実質的
に同一の部品等については同一の符号を付してその説明
を省略する。
トマシンの自動化運転システムの実施の形態について、
添付図面を参照して説明する。なお、従来技術と実質的
に同一の部品等については同一の符号を付してその説明
を省略する。
【0022】図1は、本実施形態に係るグリーンカット
マシンの自動化運転システムを示した全体図及びブロッ
ク図である。これらの図でわかるように、本実施形態に
係るグリーンカットマシンの自動化運転システム1は、
グリーンカットマシン2に搭載され該グリーンカットマ
シンの走行機構3を制御する制御部4と、グリーンカッ
トマシン2に搭載されるGPS測量装置5と、該GPS
測量装置及び制御部4に接続された移動側データ送受信
機6と、グリーンカットマシン2と離間して設置される
管理側データ送受信機7及び管理側コンピュータ8とか
ら概ね構成してある。
マシンの自動化運転システムを示した全体図及びブロッ
ク図である。これらの図でわかるように、本実施形態に
係るグリーンカットマシンの自動化運転システム1は、
グリーンカットマシン2に搭載され該グリーンカットマ
シンの走行機構3を制御する制御部4と、グリーンカッ
トマシン2に搭載されるGPS測量装置5と、該GPS
測量装置及び制御部4に接続された移動側データ送受信
機6と、グリーンカットマシン2と離間して設置される
管理側データ送受信機7及び管理側コンピュータ8とか
ら概ね構成してある。
【0023】グリーンカットマシン2は、打設されたコ
ンクリートの天端上を走行しながら該天端上のレイタン
スを所定の方法、例えば高圧ジェットとバキュームとを
組み合わせることによって除去処理できるようになって
いる。
ンクリートの天端上を走行しながら該天端上のレイタン
スを所定の方法、例えば高圧ジェットとバキュームとを
組み合わせることによって除去処理できるようになって
いる。
【0024】GPS測量装置5は、干渉測位方式の一種
であるRTK―GPS(リアルタイムキネマティックG
PS)方式で作動するように構成してあり、GPSアン
テナ9で受信されたGPS信号と固定局10から送信さ
れ図示しない無線機で受信されたRTK補正データとを
用いてグリーンカットマシン2の位置を高精度に計測
し、GPS測量データとして出力できるようになってい
る。
であるRTK―GPS(リアルタイムキネマティックG
PS)方式で作動するように構成してあり、GPSアン
テナ9で受信されたGPS信号と固定局10から送信さ
れ図示しない無線機で受信されたRTK補正データとを
用いてグリーンカットマシン2の位置を高精度に計測
し、GPS測量データとして出力できるようになってい
る。
【0025】なお、グリーンカットマシン2の方位を計
測する必要があるのであれば、電子磁気コンパスを設置
したり、あるいは第2のGPS測量装置を該装置に接続
されたGPSアンテナが上述のGPSアンテナ9とは別
の位置に立設されるように別途設置するようにすればよ
い。かかる構成によれば、電子磁気コンパスの計測結果
から直接的に、あるいは相異なる二点で計測されたGP
S測量データを用いて間接的にグリーンカットマシン2
の方位を求めることができる。
測する必要があるのであれば、電子磁気コンパスを設置
したり、あるいは第2のGPS測量装置を該装置に接続
されたGPSアンテナが上述のGPSアンテナ9とは別
の位置に立設されるように別途設置するようにすればよ
い。かかる構成によれば、電子磁気コンパスの計測結果
から直接的に、あるいは相異なる二点で計測されたGP
S測量データを用いて間接的にグリーンカットマシン2
の方位を求めることができる。
【0026】移動側データ送受信機6は、GPS測量装
置5で得られたGPS測量データをデータ送信するとと
もに、管理側コンピュータ8からのグリーンカットマシ
ン2の走行を制御する制御データを管理側データ送受信
機7を介して受信できるようになっている。
置5で得られたGPS測量データをデータ送信するとと
もに、管理側コンピュータ8からのグリーンカットマシ
ン2の走行を制御する制御データを管理側データ送受信
機7を介して受信できるようになっている。
【0027】管理側コンピュータ8は、管理側データ送
受信機7を介して受信したGPS測量データを受信し、
これを必要に応じて記憶部11に記憶できるようになっ
ている。
受信機7を介して受信したGPS測量データを受信し、
これを必要に応じて記憶部11に記憶できるようになっ
ている。
【0028】ここで、管理側コンピュータ8には、グリ
ーンカットマシン2の走行予定経路を入力するキーボー
ド、マウス等で構成された入力部12とかかる走行予定
経路を走行予定経路データとして記憶するハードディス
ク等で構成された記憶部11とを備えており、グリーン
カット作業の際、予め記憶された走行予定経路データを
記憶部11から読み出し、該走行予定経路データとGP
S測量データとを演算処理部14で比較照合すること
で、グリーンカットマシン2がかかる走行予定経路に沿
って誘導されるように、言い換えればグリーンカットマ
シン2が走行予定経路上を所定の誤差範囲内で走行する
ように所定の制御データを演算するとともに、演算され
た制御データを管理側データ送受信機7及び移動側デー
タ送受信機6を介して制御部4に送信するようになって
いる。
ーンカットマシン2の走行予定経路を入力するキーボー
ド、マウス等で構成された入力部12とかかる走行予定
経路を走行予定経路データとして記憶するハードディス
ク等で構成された記憶部11とを備えており、グリーン
カット作業の際、予め記憶された走行予定経路データを
記憶部11から読み出し、該走行予定経路データとGP
S測量データとを演算処理部14で比較照合すること
で、グリーンカットマシン2がかかる走行予定経路に沿
って誘導されるように、言い換えればグリーンカットマ
シン2が走行予定経路上を所定の誤差範囲内で走行する
ように所定の制御データを演算するとともに、演算され
た制御データを管理側データ送受信機7及び移動側デー
タ送受信機6を介して制御部4に送信するようになって
いる。
【0029】制御データには、前進、後退、右折、左
折、停止といった操舵データや速度データといったグリ
ーンカットマシン2の走行関連データが含まれており、
かかる制御データは、例えばGPS測量データで確認さ
れたグリーンカットマシン2の現在位置が許容誤差を越
えて走行予定経路の左側にずれている場合、グリーンカ
ットマシン2が右方向に移動するように制御部4に制御
信号として入力される。
折、停止といった操舵データや速度データといったグリ
ーンカットマシン2の走行関連データが含まれており、
かかる制御データは、例えばGPS測量データで確認さ
れたグリーンカットマシン2の現在位置が許容誤差を越
えて走行予定経路の左側にずれている場合、グリーンカ
ットマシン2が右方向に移動するように制御部4に制御
信号として入力される。
【0030】また、管理側コンピュータ8にはCRTデ
ィスプレイ等で構成された表示部13を設けてあり、走
行予定経路及びグリーンカットマシン2の現在位置をリ
アルタイムに表示できるようになっている。
ィスプレイ等で構成された表示部13を設けてあり、走
行予定経路及びグリーンカットマシン2の現在位置をリ
アルタイムに表示できるようになっている。
【0031】一方、グリーンカットマシン2には、超音
波センサー等で構成された障害物探知センサー15を前
方及び後方の二箇所に取り付けてあり、該障害物探知セ
ンサーの検出信号に応答して制御部4で走行機構3を制
御するとともに、該制御状況を緊急情報データとして管
理側コンピュータ8に送信するように構成してある。
波センサー等で構成された障害物探知センサー15を前
方及び後方の二箇所に取り付けてあり、該障害物探知セ
ンサーの検出信号に応答して制御部4で走行機構3を制
御するとともに、該制御状況を緊急情報データとして管
理側コンピュータ8に送信するように構成してある。
【0032】障害物探知センサー15の検出信号に応答
した制御部4による走行機構3の制御のしかたとして
は、例えば前方に作業員等の障害物を探知した場合、走
行機構3を減速あるいは停止させる制御や、右折、左折
あるいは後退によって障害物を回避する制御が考えられ
る。
した制御部4による走行機構3の制御のしかたとして
は、例えば前方に作業員等の障害物を探知した場合、走
行機構3を減速あるいは停止させる制御や、右折、左折
あるいは後退によって障害物を回避する制御が考えられ
る。
【0033】本実施形態に係るグリーンカットマシンの
自動化運転システム1を用いてグリーンカット作業を行
うには、まず、例えばその日に行うグリーンカットの作
業範囲を確認し、該作業範囲内でグリーンカットマシン
2が走行する走行予定経路を管理側コンピュータ8の記
憶部11に入力部12を介してデータ入力する。
自動化運転システム1を用いてグリーンカット作業を行
うには、まず、例えばその日に行うグリーンカットの作
業範囲を確認し、該作業範囲内でグリーンカットマシン
2が走行する走行予定経路を管理側コンピュータ8の記
憶部11に入力部12を介してデータ入力する。
【0034】走行予定経路は、作業時間中の障害物の状
況、例えばダムの上流側や下流側に建て込まれた型枠の
立設状況を考慮しつつ、かかる障害物を回避できるよう
に適宜設定すればよい。なお、走行予定経路データとし
て作業開始位置や作業終了位置も合わせて入力する。
況、例えばダムの上流側や下流側に建て込まれた型枠の
立設状況を考慮しつつ、かかる障害物を回避できるよう
に適宜設定すればよい。なお、走行予定経路データとし
て作業開始位置や作業終了位置も合わせて入力する。
【0035】次に、設定された走行予定経路データを、
作業開始を指示するデータとともに管理側コンピュータ
8から管理側データ送受信機7を介してグリーンカット
マシン2に送信する。
作業開始を指示するデータとともに管理側コンピュータ
8から管理側データ送受信機7を介してグリーンカット
マシン2に送信する。
【0036】このようにすると、グリーンカットマシン
2の側では、移動側データ送受信機6で受信された作業
開始指示データが制御信号として制御部4に入力され、
該制御部で走行機構3が制御されることで、グリーンカ
ットマシン2は、グリーンカット作業を開始する。
2の側では、移動側データ送受信機6で受信された作業
開始指示データが制御信号として制御部4に入力され、
該制御部で走行機構3が制御されることで、グリーンカ
ットマシン2は、グリーンカット作業を開始する。
【0037】図2は、グリーンカットマシンの自動化運
転システム1を用いてグリーンカット作業を行っている
様子を示した作業領域全体の平面図である。
転システム1を用いてグリーンカット作業を行っている
様子を示した作業領域全体の平面図である。
【0038】同図を参照しながら、さらにグリーンカッ
トマシン2の作動状況を具体的に説明すると、まず、上
述したように、グリーンカットマシン2は、A地点を作
業開始位置として作業を開始し、以後、移動側データ送
受信機6で受信された走行予定経路21に沿って走行す
る。
トマシン2の作動状況を具体的に説明すると、まず、上
述したように、グリーンカットマシン2は、A地点を作
業開始位置として作業を開始し、以後、移動側データ送
受信機6で受信された走行予定経路21に沿って走行す
る。
【0039】走行予定経路21は、管理側コンピュータ
8で設定される際、ダムの上流側や下流側に建て込まれ
た型枠22の立設状況が考慮されているため、グリーン
カットマシン2は、かかる型枠22を回避するように千
鳥状に走行しながら、グリーンカット作業を行う。
8で設定される際、ダムの上流側や下流側に建て込まれ
た型枠22の立設状況が考慮されているため、グリーン
カットマシン2は、かかる型枠22を回避するように千
鳥状に走行しながら、グリーンカット作業を行う。
【0040】ここで、グリーンカット作業の際、管理側
コンピュータ8は、グリーンカットマシン2のGPS測
量装置5で得られたGPS測量データを管理側データ送
受信機7を介してリアルタイムに受信し、かかるGPS
測量データを予め記憶された走行予定経路データと演算
処理部14で比較照合することで、グリーンカットマシ
ン2を走行予定経路から外れないように誘導する。かか
る誘導作業は、自動的に行うようにしてもよいし、管理
者が手動で行うようにしてもよい。
コンピュータ8は、グリーンカットマシン2のGPS測
量装置5で得られたGPS測量データを管理側データ送
受信機7を介してリアルタイムに受信し、かかるGPS
測量データを予め記憶された走行予定経路データと演算
処理部14で比較照合することで、グリーンカットマシ
ン2を走行予定経路から外れないように誘導する。かか
る誘導作業は、自動的に行うようにしてもよいし、管理
者が手動で行うようにしてもよい。
【0041】一方、走行予定経路21を走行中、障害物
探知センサー15によって障害物である作業員23が探
知されたならば、該障害物探知センサーの検出信号に応
答して走行機構3が制御部4で制御され、グリーンカッ
トマシン2は、一時停止する。このとき、かかる制御状
況は、緊急情報データとして管理側コンピュータ8に送
信される。
探知センサー15によって障害物である作業員23が探
知されたならば、該障害物探知センサーの検出信号に応
答して走行機構3が制御部4で制御され、グリーンカッ
トマシン2は、一時停止する。このとき、かかる制御状
況は、緊急情報データとして管理側コンピュータ8に送
信される。
【0042】次に、障害物である作業員が通過していな
くなったことが障害物探知センサー15で確認されたな
らば、該障害物探知センサーの検出信号に応答して走行
機構3が制御部4で制御され、グリーンカットマシン2
は走行を再開する。なお、このとき、障害物探知センサ
ー15による検出信号を管理側コンピュータ8で監視し
ながら走行再開のタイミングを管理者が判断し、その管
理者の手動操作によって走行再開を指示する制御データ
を管理側コンピュータ8からグリーンカットマシン2に
送信するようにしてもよい。
くなったことが障害物探知センサー15で確認されたな
らば、該障害物探知センサーの検出信号に応答して走行
機構3が制御部4で制御され、グリーンカットマシン2
は走行を再開する。なお、このとき、障害物探知センサ
ー15による検出信号を管理側コンピュータ8で監視し
ながら走行再開のタイミングを管理者が判断し、その管
理者の手動操作によって走行再開を指示する制御データ
を管理側コンピュータ8からグリーンカットマシン2に
送信するようにしてもよい。
【0043】走行予定経路21をさらに走行している途
中で、障害物探知センサー15があらたな障害物24を
探知したならば、該障害物探知センサーの検出信号に応
答して走行機構3が制御部4で制御され、グリーンカッ
トマシン2は、走行予定経路21を一時的に外れて障害
物24を迂回する迂回路25を走行し、その後、走行予
定経路21に復帰する。
中で、障害物探知センサー15があらたな障害物24を
探知したならば、該障害物探知センサーの検出信号に応
答して走行機構3が制御部4で制御され、グリーンカッ
トマシン2は、走行予定経路21を一時的に外れて障害
物24を迂回する迂回路25を走行し、その後、走行予
定経路21に復帰する。
【0044】そして、作業終了位置まで到達したとき、
制御部4による走行機構3の制御によって、グリーンカ
ットマシン2は停止し、グリーンカット作業を終了す
る。
制御部4による走行機構3の制御によって、グリーンカ
ットマシン2は停止し、グリーンカット作業を終了す
る。
【0045】障害物を探知したときにどのような制御を
行うのか、すなわち停止するのか、迂回するのかは、例
えば障害物が探知された時点で一時停止させ、その状態
で一定時間、障害物探知を継続し、一定時間経過後も状
況に変化がなければ、障害物を迂回させる制御を行い、
一定時間内に障害物がいなくなれば、走行予定経路21
に沿った走行を再開させるといった方法が考えられる。
行うのか、すなわち停止するのか、迂回するのかは、例
えば障害物が探知された時点で一時停止させ、その状態
で一定時間、障害物探知を継続し、一定時間経過後も状
況に変化がなければ、障害物を迂回させる制御を行い、
一定時間内に障害物がいなくなれば、走行予定経路21
に沿った走行を再開させるといった方法が考えられる。
【0046】また、障害物が探知されたことは、緊急情
報データとして管理側コンピュータ8に送信されるた
め、一時停止後は、障害物探知センサー15による検出
信号を管理側コンピュータ8で監視しながら迂回するか
否かを管理者が判断し、その管理者の手動操作によって
迂回を指示する制御データあるいは走行予定経路21に
沿った走行再開を指示する制御データを管理側コンピュ
ータ8からグリーンカットマシン2に送信するようにし
てもよい。
報データとして管理側コンピュータ8に送信されるた
め、一時停止後は、障害物探知センサー15による検出
信号を管理側コンピュータ8で監視しながら迂回するか
否かを管理者が判断し、その管理者の手動操作によって
迂回を指示する制御データあるいは走行予定経路21に
沿った走行再開を指示する制御データを管理側コンピュ
ータ8からグリーンカットマシン2に送信するようにし
てもよい。
【0047】以上説明したように、本実施形態に係るグ
リーンカットマシンの自動化運転システム1によれば、
グリーンカットマシン2に搭載されたGPS測量装置5
からのGPS測量データと予め管理側コンピュータ8に
入力された走行予定経路データとを比較照合すること
で、グリーンカットマシン2を走行予定経路21に沿っ
て誘導するようにしたので、長時間運転による運転操作
ミスやそれに伴う事故を未然に防止することが可能とな
り、作業効率を低下させることなく、より安全にグリー
ンカット作業を行うことができる。
リーンカットマシンの自動化運転システム1によれば、
グリーンカットマシン2に搭載されたGPS測量装置5
からのGPS測量データと予め管理側コンピュータ8に
入力された走行予定経路データとを比較照合すること
で、グリーンカットマシン2を走行予定経路21に沿っ
て誘導するようにしたので、長時間運転による運転操作
ミスやそれに伴う事故を未然に防止することが可能とな
り、作業効率を低下させることなく、より安全にグリー
ンカット作業を行うことができる。
【0048】また、走行予定経路21を予め管理側コン
ピュータ8で設定することができるため、グリーンカッ
ト作業を無駄のない経路に沿ってしかも確実に行うこと
が可能となる。
ピュータ8で設定することができるため、グリーンカッ
ト作業を無駄のない経路に沿ってしかも確実に行うこと
が可能となる。
【0049】また、本実施形態に係るグリーンカットマ
シンの自動化運転システム1によれば、障害物探知セン
サー15の検出信号に応答して制御部4で走行機構3を
制御するようにしたので、グリーンカットマシン2と障
害物との衝突やそれに伴う転落を未然に防止することが
できる。
シンの自動化運転システム1によれば、障害物探知セン
サー15の検出信号に応答して制御部4で走行機構3を
制御するようにしたので、グリーンカットマシン2と障
害物との衝突やそれに伴う転落を未然に防止することが
できる。
【0050】本実施形態では、予め管理側コンピュータ
8で設定された走行予定経路21をグリーンカットマシ
ン2側に送信し、該走行予定経路に沿ってグリーンカッ
トマシン2に走行させる一方、GPS測量装置5で計測
されたGPS測量データをリアルタイムに監視しつつ、
走行予定経路21から所定の誤差を越えて外れた場合に
管理側コンピュータ8から制御データをグリーンカット
マシン2の移動側データ送受信機6に送信し、該制御デ
ータにしたがって制御部4で走行機構3を制御させるこ
とで、グリーンカットマシン2を走行予定経路21に沿
って誘導されるようにしたが、走行予定経路について
は、すべての経路をグリーンカットマシン2側に送信す
る必要はなく、例えば作業開始位置と作業開始直後の進
行方向だけをグリーンカットマシン2側に送信するよう
にしてもよい。
8で設定された走行予定経路21をグリーンカットマシ
ン2側に送信し、該走行予定経路に沿ってグリーンカッ
トマシン2に走行させる一方、GPS測量装置5で計測
されたGPS測量データをリアルタイムに監視しつつ、
走行予定経路21から所定の誤差を越えて外れた場合に
管理側コンピュータ8から制御データをグリーンカット
マシン2の移動側データ送受信機6に送信し、該制御デ
ータにしたがって制御部4で走行機構3を制御させるこ
とで、グリーンカットマシン2を走行予定経路21に沿
って誘導されるようにしたが、走行予定経路について
は、すべての経路をグリーンカットマシン2側に送信す
る必要はなく、例えば作業開始位置と作業開始直後の進
行方向だけをグリーンカットマシン2側に送信するよう
にしてもよい。
【0051】かかる場合には、管理側コンピュータ8で
グリーンカットマシン2の位置を走行予定経路と重ね合
わせながら表示部13で監視しつつ、方向転換位置、一
時停止位置、作業終了位置等に到達した時点で、転換方
向を指示したり一時停止を指示したり作業終了を指示し
たりする制御データをグリーンカットマシン2にそのつ
ど送信することとなる。
グリーンカットマシン2の位置を走行予定経路と重ね合
わせながら表示部13で監視しつつ、方向転換位置、一
時停止位置、作業終了位置等に到達した時点で、転換方
向を指示したり一時停止を指示したり作業終了を指示し
たりする制御データをグリーンカットマシン2にそのつ
ど送信することとなる。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る本発
明のグリーンカットマシンの自動化運転システムによれ
ば、長時間運転による運転操作ミスやそれに伴う事故を
未然に防止することが可能となり、作業効率を低下させ
ることなく、より安全にグリーンカット作業を行うこと
ができる。
明のグリーンカットマシンの自動化運転システムによれ
ば、長時間運転による運転操作ミスやそれに伴う事故を
未然に防止することが可能となり、作業効率を低下させ
ることなく、より安全にグリーンカット作業を行うこと
ができる。
【0053】
【図1】本実施形態に係るグリーンカットマシンの自動
化運転システムの図であり、(a)は全体図、(b)はブロッ
ク図。
化運転システムの図であり、(a)は全体図、(b)はブロッ
ク図。
【図2】本実施形態に係るグリーンカットマシンの自動
化運転システムを用いてグリーンカットを行っている様
子を示した作業状況図。
化運転システムを用いてグリーンカットを行っている様
子を示した作業状況図。
1 グリーンカットマシンの
自動化運転システム 2 グリーンカットマシン 3 走行機構 4 制御部 5 GPS測量装置 6 移動側データ送受信機 7 管理側データ送受信機 8 管理側コンピュータ 15 障害物探知センサー
自動化運転システム 2 グリーンカットマシン 3 走行機構 4 制御部 5 GPS測量装置 6 移動側データ送受信機 7 管理側データ送受信機 8 管理側コンピュータ 15 障害物探知センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 明 東京都港区港南2丁目15番2号 株式会社 大林組東京本社内 Fターム(参考) 2E172 DD07
Claims (2)
- 【請求項1】 打設されたコンクリート天端のレイタン
ス処理を行うグリーンカットマシンの自動化運転システ
ムにおいて、 前記グリーンカットマシンに搭載され該グリーンカット
マシンの走行機構を制御する制御部と、前記グリーンカ
ットマシンに搭載されるGPS測量装置と、該GPS測
量装置及び前記制御部に接続された移動側データ送受信
機と、前記グリーンカットマシンと離間して設置される
管理側データ送受信機及び管理側コンピュータとを備え
るとともに、前記管理側コンピュータを、前記移動側デ
ータ送受信機及び前記管理側データ送受信機を介して受
信されたGPS測量データを予め記憶された走行予定経
路と比較照合し、前記グリーンカットマシンが前記走行
予定経路に沿って誘導されるように前記管理側データ送
受信機及び前記移動側データ送受信機を介して前記制御
部に所定の制御データを送信するように構成したことを
特徴とするグリーンカットマシンの自動化運転システ
ム。 - 【請求項2】 前記グリーンカットマシンに障害物探知
センサーを搭載し、該障害物探知センサーの検出信号に
応答して前記制御部で前記走行機構を制御するととも
に、該制御状況を前記移動側データ送受信機及び前記管
理側データ送受信機を介して緊急情報データとして前記
管理側コンピュータに送信するように構成した請求項1
記載のグリーンカットマシンの自動化運転システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001086650A JP2002285702A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | グリーンカットマシンの自動化運転システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001086650A JP2002285702A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | グリーンカットマシンの自動化運転システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002285702A true JP2002285702A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18941995
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001086650A Pending JP2002285702A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | グリーンカットマシンの自動化運転システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002285702A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011075985A1 (zh) * | 2009-12-25 | 2011-06-30 | 湖南三一智能控制设备有限公司 | 臂架系统的定位方法、定位装置及混凝土泵车 |
JP2014229005A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 東日本高速道路株式会社 | Gps作業車状況情報提供システム |
JP2019143421A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | 五洋建設株式会社 | 自動締固め装置 |
JP7573469B2 (ja) | 2021-03-26 | 2024-10-25 | 太平洋セメント株式会社 | フレッシュコンクリートの残必要量算出方法、フレッシュコンクリートの残必要量算出システム、及びフレッシュコンクリートの発注支援システム |
-
2001
- 2001-03-26 JP JP2001086650A patent/JP2002285702A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011075985A1 (zh) * | 2009-12-25 | 2011-06-30 | 湖南三一智能控制设备有限公司 | 臂架系统的定位方法、定位装置及混凝土泵车 |
JP2014229005A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 東日本高速道路株式会社 | Gps作業車状況情報提供システム |
JP2019143421A (ja) * | 2018-02-23 | 2019-08-29 | 五洋建設株式会社 | 自動締固め装置 |
JP7573469B2 (ja) | 2021-03-26 | 2024-10-25 | 太平洋セメント株式会社 | フレッシュコンクリートの残必要量算出方法、フレッシュコンクリートの残必要量算出システム、及びフレッシュコンクリートの発注支援システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050428 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050905 |