JP2002284564A5 - - Google Patents
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さらに、本発明の成形体は、800℃耐熱試験における圧縮強度の減少率が20%以下のものである。
耐熱試験における圧縮強度の減少率は、ISO/DIS8143付属書E及びFに準じて行ない、試験体を長さ100mm、幅100mm、厚さ50mmとし、加熱されていない炉に、試験体の主平面を水平にして設置し、試験体のいかなる面、又は、端も、炉のいかなる内面、又は、いかなる他の試験体から10mm以上の間隔を設ける。室温から最高使用温度(800℃)まで、24時間にわたって炉の温度を徐々に上げ、さらに16時間その温度を維持する。この加熱に続いて、少なくとも8時間かけて炉内の試験体を105±5℃に冷却し、その後デシケーターの中で室温まで完全に冷却する。圧縮強度は万能型材料試験機により測定し、圧縮破損、又は厚さの5%減少を起こさせる荷重のうち、いずれか少ない方とする。このようにして測定した圧縮強度を、前記処理を行わない未処理状態の圧縮強度と比較し、減少率を求める。
耐熱試験における圧縮強度の減少率は、ISO/DIS8143付属書E及びFに準じて行ない、試験体を長さ100mm、幅100mm、厚さ50mmとし、加熱されていない炉に、試験体の主平面を水平にして設置し、試験体のいかなる面、又は、端も、炉のいかなる内面、又は、いかなる他の試験体から10mm以上の間隔を設ける。室温から最高使用温度(800℃)まで、24時間にわたって炉の温度を徐々に上げ、さらに16時間その温度を維持する。この加熱に続いて、少なくとも8時間かけて炉内の試験体を105±5℃に冷却し、その後デシケーターの中で室温まで完全に冷却する。圧縮強度は万能型材料試験機により測定し、圧縮破損、又は厚さの5%減少を起こさせる荷重のうち、いずれか少ない方とする。このようにして測定した圧縮強度を、前記処理を行わない未処理状態の圧縮強度と比較し、減少率を求める。
(5)常態圧縮強度:
ISO/DIS8143付属書Fに準じて行ない、試験体は長さ100mm、幅100mm、厚さ50mmとする。万能材料試験機を用いて、1分間に厚さの10%を超えない速度で荷重をかけ、圧縮破壊を起こすか厚さが5%以上減少するときの荷重のうち、いずれか小さい方を受圧面積で除した値を圧縮強度とした。
ISO/DIS8143付属書Fに準じて行ない、試験体は長さ100mm、幅100mm、厚さ50mmとする。万能材料試験機を用いて、1分間に厚さの10%を超えない速度で荷重をかけ、圧縮破壊を起こすか厚さが5%以上減少するときの荷重のうち、いずれか小さい方を受圧面積で除した値を圧縮強度とした。
【0044】
【発明の効果】
本発明の珪酸カルシウム質成形体は、価格の安い原料を用いて容易に製造することができ、製品寸法の安定性が良好であり、しかも800℃での耐熱性に優れたものである。すなわち、これらの構成にすることにより、ISO/DIS8143付属書E及びFでいう珪酸カルシウム保温材の最高使用温度800℃を宣言できる珪酸カルシウム質成形体を得ることができる。
【発明の効果】
本発明の珪酸カルシウム質成形体は、価格の安い原料を用いて容易に製造することができ、製品寸法の安定性が良好であり、しかも800℃での耐熱性に優れたものである。すなわち、これらの構成にすることにより、ISO/DIS8143付属書E及びFでいう珪酸カルシウム保温材の最高使用温度800℃を宣言できる珪酸カルシウム質成形体を得ることができる。
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JP2001087380A JP4694708B2 (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 珪酸カルシウム質成形体の製造方法 |
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