JP2002284289A - キャッピング装置 - Google Patents

キャッピング装置

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JP2002284289A
JP2002284289A JP2001092772A JP2001092772A JP2002284289A JP 2002284289 A JP2002284289 A JP 2002284289A JP 2001092772 A JP2001092772 A JP 2001092772A JP 2001092772 A JP2001092772 A JP 2001092772A JP 2002284289 A JP2002284289 A JP 2002284289A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネックリングを有するプラスチックボトルに
ネジキャップを巻締するキャッピング装置において、キ
ャップの仮巻締工程でのネックリング下面に擦傷の発生
を阻止することができ、構造が簡単で従来のキャッピン
グ装置に簡単に採用することができるボトル回転止め装
置を得る。 【解決手段】 センターターレット装置1のボトル受け
テーブル14に弾性材からなるアンビルクッションを設
け、ヘッド圧が作用しない状態においてはグリップフィ
ンガーがボトルのネックリングと係止しないようにし、
センターターレット装置1の外側固定部に、該センター
ターレット装置により搬送されるボトルの胴部B2に接
触してボトルの回転を阻止する押えベルト24を、キャ
ップのネジとボトル口のネジとの係合はじめ時にボトル
の胴部に圧接するように、本巻締範囲より上流部に本巻
締前回転防止装置20を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッピング装
置、特にプラスチックボトルにネジキャップを螺着する
際に、本巻締前後におけるボトルの回り止め機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ボトルにネジキャップを螺着するキャッ
ピング装置は、センターターレットのポケットにボトル
を保持して回転する間に、キャップを嵌合保持した巻締
ヘッドがカム機構により下降して回転することによりキ
ャップの巻締を行う。キャップの巻締は、ヘッド下降工
程、仮巻締工程、本巻締工程、ヘッド上昇工程の順に行
われ、仮巻締工程はキャップが緩く螺合する範囲の巻締
であるので、ヘッドからボトル本体に回転力を与えるこ
とが殆どなく、ボトルが回転することがない。本巻締工
程ではキャップを回転しなくなるまできつく螺合するの
で、ヘッドからキャップを介して強い回転トルクが与え
られる。その際、回転トルクがボトルを保持する保持力
よりも大きいとボトルが回転してしまい、キャップを確
実に締め付けることができなくなりキャッピング不良と
なる。そのため、本巻締時のボトル本体の回転防止手段
が必要であり、種々の方法が提案されている。
【0003】例えば、ガラス瓶のキャッピング装置おい
ては、センタースターのポケットに収容されたボトルの
胴部を押圧して容器と同期して移動する押圧ベルトを設
けて、ボトル搬送中押圧ベルトで容器の胴部をポケット
に押しつけることによって容器の回転を阻止するように
している(例えば、実開昭60−123398号公報、
実公平6−3833号公報)。これらの従来技術は、何
れもセンタースターで容器を搬送するほぼ全範囲にわた
って押圧ベルトを配置してボトルの胴部を巻締全工程に
わたって強い押圧力で押圧するものである。ガラス瓶等
のように剛性の高い容器の場合は、強い押圧力で胴部を
押圧しても容易に変形することがないが、剛性が弱く変
形し易いプラスチックボトルの場合は、ベルトにより本
巻締時の回転阻止力を得る程の強い押圧力を胴部に与え
ると胴部が変形する問題があり、上記従来技術は適用す
ることができなかった。
【0004】一方、近年多用されているPETボトルに
ポリプロピレン等の合成樹脂製キャップを装着した合成
樹脂製容器を密封するキャッピング装置の場合は、例え
ば、特開平8−72985号公報や特開平9−1100
93号公報に示すように、センターターレット装置にボ
トルのネックリング(フランジ)を懸吊状態で保持する
懸吊ターレットを有する懸吊機構を設けてある。懸吊タ
ーレットのポケットには、ボトルのネックリング下面に
係合する先鋭突起の係止爪を有するグリップフィンガー
が設けられ、キャップ巻締時にヘッド荷重がかかるとネ
ックリングが押圧されて前記先鋭突起がネックリング下
面に食い込むことによって、ボトルの回転を阻止するよ
うになっている。従って、この装置では、ボトル底面は
浮かせた状態でキャップの巻締を行うので、巻締中にボ
トルが揺動してしまうと、キャップが斜めかぶり状態に
なったり、またはグリップフィンガーに十分係止されず
に十分な閉栓トルクが得られず巻締不良となる等の問題
が生じていた。その問題を解消するために、例えば前記
特開平9−110093号公報では、胴部に係合する揺
動防止ベルトをセンターターレット装置の容器保持範囲
全周に設けることが提案されている。
【0005】しかしながら、懸吊機構を有する構造の場
合は、インテークターレットからセンターターレットへ
のボトルの受渡しの際に、ネックリング下面が懸吊テー
ブルに設けられたグリップフィンガーの係止爪上を摺動
して位置決めして懸吊されるので、移載時にネックリン
グ下面が係止爪によって傷付けられるおそれがあるし、
またそれを最小限度に抑えるためにはボトルの傾きが発
生しないような正確な姿勢での受渡しが要求され、高速
化が阻害される。同様なことは、巻締終了後にセンター
ターレットからディスチャージターレットへの移載時に
も起こる。しかも巻締終了後は、グリップフィンガーの
係止爪がネックリングの下面に食い込んでいる状態から
の横方向の移載であるので、上記現象がより起り易い。
また、押圧ベルトを搬送中の全周に設けることによっ
て、センターターレットで懸吊状態で搬送されるボトル
の傾き及び回転を阻止することができるが、ベルトの配
置が複雑であるため口径の違うボトルを巻締する場合の
型替えが困難であり、さらに従来のキャッパーに簡単に
適用できない等の問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記問題点を解決する
手段として、センターターレット装置でのボトルの保持
を懸吊機構によらずに、ヘッド圧がボトルに作用したと
きのみグリップフィンガーが係止してボトルの回転を防
止するようにして、センターターレット装置への移載時
又はセンターターレット装置からの移載時にはグリップ
フィンガーがボトルネックリングに係止しないように保
持することが考えられる。しかしながら、近年高密封性
キャップとして提案されている図8(a)〜(c)に示
すようなインナーリング41又はアウターリング43を
有するワンピースプラスチックキャップ40、42の場
合、特にボトルの密封性は主にインナーリング外周面と
ボトル口内周面との接触、又はアウターリング内周面と
ボトル口外周面で確保されるため、インナーリング又は
アウターリングの下端部近傍にボトル口内周面又はボト
ル口外周面ときつい嵌合代44、45を有している構造
となっている。そのため、ヘッド下降を開始してキャッ
プとボトルのネジ係合初め(仮巻締時)において、イン
ナーリング又はアウターリングにボトル口46が当たる
ため抵抗を受け、ヘッドの回転力がボトルに伝わる。そ
のときはまだ十分なヘッド圧を受けていないため、ボト
ルが回転してしまうおそれがある。そのため、予備巻締
時にボトルのネックリング下面が係止爪と擦ってその部
分が削れてキズ付きの不良品を発生させてしまう問題点
がある。同様なことは図4(c)に示すような、ボトル
口外周面と係合する係合壁47を有するライナー48を
備えた2ピース構造のキャップ49においても上記の場
合程ではないが起きる。また、仮巻締範囲の場合のよう
に深刻ではないが、本巻締終了後にチャックがキャップ
から離れる際、ヘッド圧が解除されて、ヘッドの回転ト
ルクがボトルに伝わり、ボトルが回転してしまい、やは
りボトルのネックリング下面に擦傷を発生させる問題点
がある。従来、センターターレット装置において、懸吊
機構によらずボトルを保持し、且つ本巻締工程前後のネ
ックリングのすり傷の発生を確実に防ぐことができるよ
うに工夫されたキャッピング装置は未だ提案されてな
い。
【0007】本発明は、上記実情に鑑み創案されたもの
であって、ネックリングを有するプラスチックボトルに
ネジキャップを巻締してキャッピングするキャッピング
装置において、センターターレットへのボトルの給排出
時におけるネックリングの損傷を防止し、またインナー
リングやアウターリングによって密封性を維持するよう
にしたキャップの仮巻締工程での回転を確実に阻止して
ネックリング下面への擦傷の発生を阻止することがで
き、さらに構造が簡単で従来のキャッピング装置に、そ
の構造を変更することなしに簡単に採用することがで
き、しかも口径の違うボトルへの型変えも容易であり、
且ラインの高速化が図れるボトル回転止め装置を有する
キャッピング装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のキャッピング装置は、ネックリングを有するプラス
チックボトルにネジキャップを巻締してキャッピングす
るキャッピング装置において、センターターレット装置
の外側固定部に、該センターターレット装置により搬送
されるボトルの胴部に接触してボトルの回転を阻止する
押えベルトを、キャップのネジとボトル口のネジとの係
合はじめにボトルの胴部に圧接するように、本巻締範囲
より上流部に配置してなる本巻締前回転防止装置を設け
てなることを特徴とするものである。
【0009】前記押えベルトは、ヘッド第1下降範囲、
仮巻締範囲、及びヘッド第2下降範囲間のみでボトルの
胴部に圧接するように、配置されてなる単一の無端ベル
トで構成するのが望ましい。そして、押えベルトの張力
を調節して該押えベルトのボトル胴部への接触圧を調節
する接触圧力調整手段を設けることによって、直径の違
うボトルのキャッピングの場合も容易に対応することが
できる。前記センターターレット装置には、本巻締時に
プラスチックボトルのネックリング下面に係止してプラ
スチックボトルの回転を防止するグリップフィンガーを
設ける。また、前記センターターレット装置には、ボト
ルの下端を支持するボトル受けテーブルが設けてあり、
該ボトル受けテーブルには弾性部材からなるアンビルク
ッションを巻締ヘッドに対応して設けることによって、
センターターレット装置へのボトルの給排出時にはグリ
ップフィンガーがボトルネックリングと接触しないよう
にしてある。
【0010】また、センターターレット装置の外側固定
部に、該センターターレットにより搬送されるボトルの
胴部に接触してボトルの回転を阻止する押えベルトを、
チャックよりキャップが離れる際に起きるボトルの回転
を防止するように、ヘッド上昇範囲に対応して配置して
なる本巻締後回転防止装置を設けることによって、チャ
ックよりキャップが離れる際に起きるボトル回転を阻止
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るキ
ャッピング装置を詳細に説明する。本実施形態のキャッ
ピング装置は、ボトルBを保持して回転搬送中にキャッ
プを巻締するセンターターレット装置1、該ターレット
装置にボトルを供給するインテークターレット装置2、
センターターレット装置1からキャップ巻締済みボトル
を排出して次工程に移載するディスチャージターレット
装置3からなっている。各ターレット装置には、ボトル
Bの底部を受けて支持するボトル受テーブル14が配置
されていると共に、ボトルの胴部B2を所定のピッチで
保持するポケット7を有する胴部ターレットが配置され
ている。
【0012】センターターレット装置1のボトル受けテ
ーブル14には、図6に示すように、弾性部材からなる
アンビルクッション32が巻締ヘッド10に対応して設
けてあり、後述するように該アンビルクッション上に供
給されたボトルBを、該ボトルに巻締ヘッド10からの
ヘッド圧が作用しない限り、ボトルBのネックリング下
面がグリップフィンガー37に当たらないように支持し
ている。さらに、センターターレット装置1には、図4
に示すような、本巻締時にボトルのネックリングB1
保持するネックリング保持ポケット36を有するネック
リング保持ターレット35が配置されている。ネックリ
ング保持ターレット35のネックリング保持ポケット3
6には、図4及び図5に示すように、ボトル回転止めの
ための係止爪38を有するグリップフィンガー37が設
けられている。なお、図4に示すネックリング保持ター
レット35は、ネックリング保持ポケット数が8個の場
合の実施形態を示している。
【0013】図1は各ターレット装置の胴部ターレット
の配置を示している。図中、4はセンター胴部ターレッ
ト、5はインテーク胴部ターレット、6はディスチャー
ジ胴部ターレットである。また、81、82はセンター胴
部ターレット4のポケットに保持されたボトルBがポケ
ットから離脱しないようにガイドするボトルガイドであ
り、センター胴部ターレット4の外周の固定位置にボト
ルの直径に対応して所定間隔を有して固定されている。
9はインテーク胴部ターレット5とディスチャージ胴部
ターレット6と共通のボトルガイドである。
【0014】センターターレット装置1、インテークタ
ーレット装置2及びディスチャージターレット装置3は
同期して回転し、インテークターレット装置2によりセ
ンター胴部タレット3のポケットに供給された内容液充
填済みはボトルBのネック部はネックリング保持ターレ
ット35のポケット36に嵌合するが、ボトル底部がア
ンビルクッション32に支持されているので、ネックリ
ングB1はヘッド圧がボトルに作用するまでは図7
(a)に示すようにネックリング保持ターレット35の
ポケットに設けられたグリップフィンガー37と係合す
ることがない。しかしながら、本巻締時には、巻締ヘッ
ドによりヘッド圧が負荷されることによって、アンビル
クッションが圧縮され、ボトルが下降してネックリング
下面がグリップフィンガーに食い込んで係合し、ボトル
の回転が阻止され、本巻締が行われる。
【0015】センターターレット装置1の各ポケット7
の上方には、自転している巻締ヘッド10が配置され、
図2に示すように、各ポケット7と対応して同期して回
転(公転)し、且つ固定のカム15により上下動する。
巻締ヘッド10は、該巻締ヘッドに供給されるキャップ
Cを保持して回転してボトルにキャップを巻締するチャ
ック11を有し、所定の位置に達するとカムにより下降
して、ボトル口にキャップを装着して巻締する。また、
巻締ヘッド10には、チャック11を下方に付勢するス
プリング12を有し、巻締時にはカムの下降位置で、ボ
トルのネックリングを支持するネックリング保持ターレ
ットとチャックとの間でボトルBに対してスプリング1
2のばね圧に相当する所定のヘッド圧が加えられる。巻
締中、ボトルはグリップフィンガーによる保持力と併せ
てヘッド圧により、回転を阻止され、巻締ヘッドでキャ
ップを回転させることにより、ボトルへのキャップの螺
着が行われる。
【0016】図2は、センター胴部ターレット4の回転
に応じて巻締ヘッド10が下降してキャップを螺着する
作用を説明するための、センターターレット装置の平面
展開図である。図1及び図2から分かるように、センタ
ーターレット装置1の上方に配置された円筒状の固定カ
ム15は、巻締ヘッド10の上方部に設けられたカムフ
ロワー16が嵌合するカム溝17として形成され、該カ
ム溝の軸方向位置の変化量に応じて巻締ヘッドが上下動
する。カム溝17は、巻締ヘッドの不作動範囲である上
方位置範囲17−1、ヘッド第1下降範囲17−2、仮
巻締範囲17−3、ヘッド第2下降範囲17−4、本巻
締範囲17−5、上昇範囲17−6、上方位置範囲17
−1の順に無端状に構成されている。
【0017】以上のような構成のキャッピング装置にお
いて、本発明では本巻締時のグリップフィンガーとヘッ
ド圧による回転止め機構に加えて、特に、ボトルのネジ
とキャップのネジの係合始めのときのボトルの回転を防
止する本巻締前回転防止装置20が本巻締前回転防止範
囲18に、及びチャックがキャップから離れるときのボ
トルの回転を防止する本巻締後回転防止装置21が本巻
締後回転防止範囲19にそれぞれ設けられている。本巻
締前回転防止装置20と本巻締後回転防止装置21は同
様な機構であるので、本巻締前回転防止装置20につい
て詳細に説明する。
【0018】本巻締前回転防止装置20は、ボトルガイ
ド81に取り付けて設けられ、センターターレット装置
1で搬送されるボトルの胴部に適当な圧力で接触する押
えベルト24と、該押えベルトのボトルへの接触圧力を
調整する接触圧力調整手段25とから構成されている。
押えベルト24は、ボトルガイドに突出したスタッド2
1、222に回転自在に設けられた一対のプーリ2
1、232及び後述する圧力調整プーリ30に張設され
た無端状ベルトであり、ウレタンゴムやポリエステル繊
維等で形成され、ボトル胴部に所定の圧力で接触して、
その状態で所定区間ボトルの回転と同期して移動し、本
巻締前のボトルの回転を防止する。押えベルト24がボ
トル胴部と接触する本巻締前回転防止範囲18は、ヘッ
ド第1下降範囲17−2、仮巻締範囲17−3及びヘッ
ド第2下降範囲17−4間となるように、プーリ2
1、232の位置が設定されている。なお、本実施形態
では押えベルトは、強制駆動装置を有してなく、ボトル
との摩擦力で同期して回転するが、ボトルと同期して回
転するように回転駆動手段を設けてもよい。
【0019】圧力調整手段25は、ボトルガイド81
センターターレット装置1側と反対側に取り付けたブラ
ケット26を介してシリンダ27を取付け、該シリンダ
のシリンダロッド28の先端にホルダー29を介して圧
力調整プーリ30を取り付けて構成されている。シリン
ダ27はエアシリンダ等適宜のアクチュエーターが採用
でき、圧力調整弁等を介してエア供給源に接続され、所
定圧に調節して維持される。
【0020】本実施形態のキャッピング装置は、以上の
ように構成され、内容液が充填されたボトルBはフィラ
ーから搬送されてインテーク胴部ターレット5のポケッ
トに係合保持され、センターターレット装置1に移載さ
れる。センターターレット装置1では、ボトルはその底
面がボトル受テーブル14のアンビルクッション32に
受けられ、ネック部B3がネックリング保持ターレット
35のネックリング保持ポケット36に嵌合すると共
に、胴部B2がセンター胴部ターレット4のポケットに
保持されてセンターターレット装置と共に公転する。イ
ンテークターレット装置から移載直後は、カムフロワー
16はカム溝17の上方位置範囲17−1にあり、巻締
ヘッド10はチャック11にキャップを保持して上昇位
置にある。その位置からセンターターレット装置1の回
転につれて、巻締ヘッドは、ヘッド第1下降範囲17−
2により所定量だけ下降し、仮巻締範囲17−3でネジ
の係合が始まり仮巻締が行われる。その際、本発明では
ボトルBの胴部B2に押えベルト24が所定圧力で圧接
して、ボトル胴部をセンター胴部ターレット4のポケッ
ト7に押しつけ、該ポケット内周面と押えベルト表面の
摩擦力でボトルの回転を阻止する。以上の工程で、ネッ
クリングB1の下面はグリップフィンガー37と係合し
てない状態から、緩い係止状態へと移行する。
【0021】従って、図8に示すようなキャップの場
合、仮巻締時にキャップに回転抵抗を与え、巻締ヘッド
の回転トルクがボトルに負荷されても、ボトルの回転が
確実に阻止されるので、ボトルが回転してネックリング
下面がグリップフィンガーに擦れて、擦り傷が発生する
ことがなくなり、従来の欠点が解消される。また、同時
にグリップフィンガー37の摩耗を減少させ、グリップ
フィンガーの長寿命化を図ることができる。さらに、仮
巻締中もボトルがポケット7に押しつけられるため、こ
れまでハンドリング上必要だったクリアランスによるセ
ンタリングのバラツキを減少させることができ、センタ
リング精度の向上につながった。また、ボトルのネック
部がネックリング保持ポケット36に嵌合する際にネッ
クリングB 1下面がグリップフィンガー37と摺接する
こともないので、擦り傷が発生するおそれもない。
【0022】仮巻締範囲を過ぎると巻締ヘッド10はヘ
ッド第2下降範囲17−4に至りさらに本巻締範囲17
−5まで下降すると、ヘッド圧によりアンビルクッショ
ン32がクッションすることによって、ネックリングが
グリップフィンガーに強く係止して、ボトルに大きな回
転抵抗が発生する。ヘッド第2下降範囲17−4まで
は、ボトルに負荷されるヘッド圧が低く、ボトルの回転
阻止抵抗は小さいが、本実施形態では、本巻締前回転防
止装置の押えベルト24が、ヘッド第2下降範囲17−
4区間までボトル胴部に接触してボトルに所定圧力の回
転防止力を与えているので、確実にボトルの回転が阻止
される。そして、本巻締範囲では、チャック11から強
い回転トルクを受けるが、この時点ではチャック11が
スプリング12により強いヘッド圧をボトルに与えてい
るので、十分な回転阻止抵抗が発生し、ボトルの回転を
阻止している。さらに、ヘッド上昇範囲では、本巻締後
回転防止装置の押えベルトがボトル胴部B2に圧接する
ので、チャックよりキャップが離れる際におきるボトル
回転を阻止することができる。また、本巻締後巻締ヘッ
ドが上昇してヘッド圧が解消されると、図7(c)に示
すように、アンビルクッション32が弾性により復元す
ることによって、ボトルも僅かに上昇し、ネックリング
下面がグリップフィンガー37から離れ、その係合が解
かれる。従って、センターターレット装置1からディス
チャージターレット装置3への移載をスムーズに行うこ
とができる。
【0023】以上の工程において、押えベルトによる押
圧力は、ボトルの直径等に応じて接触圧力調整手段25
のシリンダ27により任意に調節することができる。ま
た、本巻締前回転防止装置と本巻締後回転防止装置はそ
れぞれ独立しているので、それぞれ任意の接触圧力に調
節でき、例えば、本巻締後回転防止装置の接触圧力を本
巻締前回転防止装置の接触圧力より低く設定することが
できる。
【0024】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限らずその技術的思想の範
囲内で種々の設計変更が可能である。例えば、本実施形
態では本巻締前回転防止装置及び本巻締後回転防止装置
の接触圧力調整手段としてシリンダを用いたが、スプリ
ングによるテンション構造を持たせることも可能であ
り、また、使用ボトルが1種類のみ等の条件を変更しな
い充填ラインではテンションの固定式構造も可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ネック
リングを有するプラスチックボトルにネジキャップを巻
締してキャッピングするキャッピング装置において、イ
ンナーリングやアウターリングによって密封性を維持す
るようにしたキャップであっても、仮巻締工程でのボト
ル回転を確実に阻止することができ、従来発生していた
ボトルのネックリング下面の擦傷を確実に阻止すること
ができる。また、本発明のキャッピング装置に係る回転
防止装置は、簡単な構造であり、張力の調節が確実にで
き、仮巻締工程でのボトルの回転を阻止するのに必要な
接触圧力を正確に得ることができ、柔軟なプラスチック
ボトルであっても、確実にキャッピングできる。また、
構造が簡単で比較的安価に制作でき、従来のキャッピン
グ装置の構造を変更することなしに、ボトルガイドの上
や下に取り付けることが可能で、作業も簡単に行えるの
で、安価で経済的である。
【0026】また、回転防止装置を作動させるのに特に
動力を必要とせずに、且つグリップフィンガーの長寿命
化も図られるので、ランニングコストも格安となる。さ
らに、本巻締後回転防止装置を設けることによって、本
巻締後にチャックがキャップから離れる際に発生するボ
トルの回転も確実に阻止することができる。さらに、ボ
トル受けテーブルには弾性部材からなるアンビルクッシ
ョンを巻締ヘッドに対応して設けてあるので、グリップ
フィンガーとボトルのネックリングとは非接触な状態で
インテークターレット装置からセンターターレット装置
への移載及びセンターターレット装置から、ディスチャ
ージターレット装置への移載をスムーズに行うことがで
き、ボトルの傾きや店頭等のトラブルを防止して高速化
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るキャピング装置の配置
状態を示す平面模式図である。
【図2】巻締ヘッドの上下動機構を示す展開模式図であ
る。
【図3】本巻締前回転防止装置の正面図である。
【図4】ネックリング保持ターレットの平面図である。
【図5】ネックリング保持ターレットのポケット部にボ
トルのネック部が嵌合し、ネックリングとグリップフィ
ンガーが係合している状態を示す一部断面図である。
【図6】仮巻締時のセンターターレット装置にボトルが
保持されている状態を示す要部正面図である。
【図7】ネックリング保持ターレットのポケット部での
ボトルのネックリングとグリップフィンガーと係合状態
を示し、(a)はヘッド圧がボトルに加わる前までの状
態、(b)は本巻締中の状態、(c)はヘッドがボトル
から離れた後の状態をそれぞれ示している。
【図8】(a)〜(c)は、本発明のキャッピング装置
が適用できるプラスチックキャップの例示を示す要部断
面図である。
【符号の説明】
1 センターターレット装置 2 インテーク
ターレット装置 3 ディスチャージターレット装置 4 センター胴
部ターレット 5 インテーク胴部ターレット 6 ディスチャ
ージ胴部ターレット 7 ポケット 10 巻締ヘッド 15 カム 17 カム溝 20 本巻締前回転防止装置 21 本巻締後
回転防止装置 24 押えベルト 25 接触圧力
調整手段 27 シリンダ 30 圧力調整
プーリ 32 アンビルクッション 35 ネックリ
ング保持ターレット 36 ネックリング保持ポケット 37 グリップ
フィンガー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E080 AA07 BB01 CD03 CD12 CF15 CF16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネックリングを有するプラスチックボト
    ルにネジキャップを巻締してキャッピングするキャッピ
    ング装置において、センターターレット装置の外側固定
    部に、該センターターレット装置により搬送されるボト
    ルの胴部に接触してボトルの回転を阻止する押えベルト
    を、キャップのネジとボトル口のネジとの係合はじめ時
    にボトルの胴部に圧接するように、本巻締範囲より上流
    部に対応して配置してなる本巻締前回転防止装置を設け
    てなることを特徴とするキャッピング装置。
  2. 【請求項2】 前記押えベルトは、ヘッド第1下降範
    囲、仮巻締範囲、及びヘッド第2下降範囲間のみでボト
    ルの胴部に圧接するように、配置されてなる単一の無端
    ベルトからなる請求項1に記載のキャッピング装置。
  3. 【請求項3】 前記押えベルトの張力を調節して該押え
    ベルトのボトル胴部への接触圧を調節する接触圧力調整
    手段を有する請求項1又は請求項2に記載のキャッピン
    グ装置。
  4. 【請求項4】 前記センターターレット装置には、本巻
    締時にプラスチックボトルのネックリング下面に係止し
    てプラスチックボトルの回転を防止するグリップフィン
    ガーを設けてなる請求項1、2又は3に記載のキャッピ
    ング装置。
  5. 【請求項5】 前記センターターレット装置には、ボト
    ルの下端を支持するボトル受けテーブルが設けてあり、
    該ボトル受けテーブルには弾性部材からなるアンビルク
    ッションを巻締ヘッドに対応して設けて、ヘッド圧がボ
    トルに作用しない状態においてはグリップフィンガーが
    ボトルのネックリング下面に係止しないように構成され
    ていることを特徴とする請求項1〜4何れかに記載のキ
    ャッピング装置。
  6. 【請求項6】 前記センターターレット装置の外側固定
    部に、該センターターレット装置により搬送されるボト
    ルの胴部に接触してボトルの回転を阻止する押えベルト
    を、チャックよりキャップが離れる際に起きるボトルの
    回転を防止するように、ヘッド上昇範囲に対応して配置
    してなる本巻締後回転防止装置を設けてなることを特徴
    とする請求項1〜5何れか記載のキャッピング装置。
  7. 【請求項7】 ネックリングを有するプラスチックボト
    ルにネジキャップを巻締してキャッピングするキャッピ
    ング装置において、センターターレット装置の外側固定
    部に、該センターターレット装置により搬送されるボト
    ルの胴部に接触してボトルの回転を阻止する押えベルト
    を、チャックよりキャップが離れる際に起きるボトルの
    回転を防止するように、ヘッド上昇範囲に対応して配置
    してなる本巻締後回転防止装置を設けてなることを特徴
    とするキャッピング装置。
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