JPH09110092A - キャッピングマシン - Google Patents

キャッピングマシン

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JPH09110092A
JPH09110092A JP26596795A JP26596795A JPH09110092A JP H09110092 A JPH09110092 A JP H09110092A JP 26596795 A JP26596795 A JP 26596795A JP 26596795 A JP26596795 A JP 26596795A JP H09110092 A JPH09110092 A JP H09110092A
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JP
Japan
Prior art keywords
plastic container
cap
container
capping machine
rotation stopper
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Application number
JP26596795A
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English (en)
Inventor
Satoshi Fukushima
聡 福島
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SHIBASAKI SEISAKUSHO KK
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SHIBASAKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップ螺着時の容器の揺動を防止するとと
もに、キャップ螺着時の容器の回転を確実に防止可能な
キャッピングマシンの提供。 【解決手段】 口部にネジ部が形成され首部にフランジ
部が形成されたプラスチック容器1のフランジ部1bを支
承することにより懸吊状態で保持する懸吊機構で搬送し
つつ、その口部にキャップ4を螺着するキャッピングマ
シンにおいて、前記懸吊機構が、容器のフランジを懸吊
状態で保持する複数の収容部12bが周縁に形成された回
転式搬送装置11であり、該回転式搬送装置の外周に、懸
吊状態で保持された容器の下部が揺動するのを防止する
ガイド部20を配設し、かつ該ガイド部に外側回転ストッ
パー21を設け、さらに外側回転ストッパーと対向する収
容部側に内側回転ストッパー22を設け、収容部に保持さ
れたプラスチック容器の胴部に接触してその回転を阻止
する構成としたキャッピングマシンである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラスチック製
キャップなどのプレスクリューキャップをプラスチック
容器に装着するのに用いられるキャッピングマシンに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より二軸延伸ポリエチレンテレフタ
レート樹脂などのプラスチック材料で作られたプラスチ
ック製容器が丈夫で、軽いなどの点で広く採用されつつ
ある。このようなプラスチック製容器にプラスチックキ
ャップなどの予めネジが形成されているプレスクリュー
キャップを装着する場合には、トップロードを加えなが
ら、キャッピングマシンのスピニングヘッドセットでプ
レスクリューキャップを所定の締め付けトルク(閉栓ト
ルク)が得られるように螺着する。
【0003】図4は従来のキャッピングマシンの一例と
して、特公平5−30712号公報に記載されたキャッ
ピングマシンを示すものである。このキャッピングマシ
ンは、口部にネジ部1aが形成され首部にフランジ部1
bが形成されたプラスチック容器1を、そのフランジ部
1bを支承することにより懸吊状態で保持する懸吊機構
5aと、この懸吊機構5aで保持されたプラスチック容
器1の口部にプレスクリューキャップ4を螺着するキャ
ップ螺着機構8と、前記懸吊機構5aに設けられ、プラ
スチック容器1のフランジ部1b下面に係止してプラス
チック容器1のキャップ螺着方向への回動を阻止する回
転止め刃部6とを備えている。
【0004】そして、このキャッピングマシンによれ
ば、プラスチック容器1を懸吊機構5aによってフラン
ジ部1b下面を支承し、底面を浮かせた状態でキャップ
螺着機構8によってトップロードを加えながら口部に被
着されたプレスクリューキャップ4を閉栓方向に回転、
螺着するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のキャッピングマシンは、プラスチック容器1を
懸吊機構5aによって懸吊し、底部を浮かせた状態でキ
ャップ螺着を行う方式であるので、懸吊されたプラスチ
ック容器1が揺動する場合がある。そのためプラスチッ
ク容器1が傾斜した状態でキャップ螺着が行われるおそ
れがあり、その結果、プラスチック容器1のフランジ部
1bが懸吊機構5aの回転止め刃部6に十分係止せず、
キャップ螺着時にプラスチック容器1が回ってしまい、
十分な閉栓トルクが得られなかったり、キャップ4の斜
め被り現象が発生するおそれがあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、キャップ螺着時の容器の揺動を防止するとともに、
キャップ螺着時の容器の回転を確実に防止可能なキャッ
ピングマシンの提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1に係る発
明は、口部にネジ部が形成され首部にフランジ部が形成
されたプラスチック容器を、そのフランジ部を支承する
ことにより懸吊状態で保持する懸吊機構と、この懸吊機
構で保持されたプラスチック容器の口部にプレスクリュ
ーキャップを螺着するキャップ螺着機構と、前記懸吊機
構に設けられ、前記プラスチック容器のフランジ部下面
に係止してプラスチック容器のキャップ螺着方向への回
動を阻止する回転止め刃部とを備えたキャッピングマシ
ンにおいて、前記懸吊機構が、前記プラスチック容器の
フランジを懸吊状態で保持する複数の収容部が周縁に形
成された回転式搬送装置であり、該回転式搬送装置の外
周に、懸吊状態で保持されたプラスチック容器の下部が
揺動するのを防止するガイド部を配設し、かつ該ガイド
部に、収容部に保持されたプラスチック容器の胴部に接
触して該プラスチック容器の回転を阻止する外側回転ス
トッパーを設け、さらに該外側回転ストッパーと対向す
る収容部側に、プラスチック容器の胴部に接触して該プ
ラスチック容器の回転を阻止する内側回転ストッパーを
設けたことを特徴とするキャッピングマシンである。請
求項2に係る発明は、前記外側回転ストッパーが、前記
回転式搬送装置の容器保持範囲の全周に配設されたこと
を特徴とする請求項1のキャッピングマシンである。請
求項3に係る発明は、前記外側回転ストッパーが、前記
回転式搬送装置の容器保持範囲のうち、キャップ螺着位
置の周辺に配設されたことを特徴とする請求項1のキャ
ッピングマシンである。請求項4に係る発明は、前記外
側回転ストッパーがゴム板又は軟質樹脂板からなり、前
記ガイド部の内側端から径方向内方に1〜6mm突出す
るように取り付けたことを特徴とする請求項1から3の
いずれかのキャッピングマシンである。請求項5に係る
発明は、前記内側回転ストッパーが、収容部の周縁に張
設されたゴム又は軟質樹脂からなるベルトであることを
特徴とする請求項1から4のいずれかのキャッピングマ
シンである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明に係る
キャッピングマシンの実施形態を例示するものである。
なお、このキャッピングマシンは、センタースター11
の各ポケット12の上方に昇降自在に配置されたキャップ
螺着機構8が、図示しないキャップ供給位置で整列され
たプレスクリューキャップ4を先端のチャックで掴んで
保持し、ポケット12に懸吊状態で収容されたプラボト
ル1と一致するようにキャップ螺着機構8が回転し、所
定のキャップ装着位置に達するとキャップ螺着機構8が
降下して容器口部にプレスクリューキャップ4を被せて
回転螺着する方式のキャッピングマシンを例示してい
る。
【0009】これらの図中符号1はプラスチック容器
(以下、プラボトルという)である。このプラボトル1
は、ポリエチレンテレフタレート樹脂などの合成樹脂よ
りなり、その口部には図示略のネジ部が形成され、また
首部には鍔状のフランジ部1bが形成されており、口部
及び首部は胴部よりも厚肉となっており、十分な剛性を
有している。
【0010】このプラボトル1は、図示しないスクリュ
ーコンベアなどの搬送手段によってキャッピングマシン
のインテークスターに順次送り込まれ、センタースター
11の各ポケット12に移送され、回転搬送される間に
口部に合成樹脂製のプレスクリューキャップ4を螺着嵌
合される。このプレスクリューキャップ4(以下、キャ
ップという)としては、開栓時にキャップ本体筒部の下
部に設けられたタンパーエビデンスリング部が切り離さ
れて開栓を表示する機能を有する合成樹脂製キャップな
どが使用される。
【0011】このセンタースター11は、回転する支柱
13と、この支柱13に取り付けられたターンテーブル
14と、同じく支柱13のターンテーブル14の上方に
固定された上部スターホイール15と下部スターホイー
ル16とを備えている。これら上部スターホイール15
と下部スターホイール16とは支柱13に固定された支
持部材18を介して固定されている。
【0012】上部スターホイール15の各ポケット12
には、図3に示すように3つの回転止め刃部17が取り
付けられている。これらの回転止め刃部17は、上方に
向けて突出する刃を有し、上部スターホイール15の各
ポケット12に収容されるプラボトル1のフランジ部1
b下面にその刃が係止し、プラボトル1の回動を防止す
るようになっている。
【0013】このセンタースター11の外周部には、懸
吊状態で保持されたプラボトル1の下部が揺動するのを
防止するガイド部20が配設されている。また、このガ
イド部20の上面側には、下部スターホイール16のポ
ケット12bに保持されたプラボトル1の胴部に接触し、
プラボトル1の回転を阻止するための外側回転ストッパ
ー21が、ガイド部20のほぼ全周にわたって取り付け
られている。上記ガイド部20は、下部スターホイール
16の周縁に設けられたポケット12bにプラボトル1を
収容した状態で、その内側面が該プラボトル1の外周面
に弱接触ないし僅かな隙間が生じる程度に下部スターホ
イール16に近接配置されている。
【0014】上記外側回転ストッパー21は、ゴム板又
は軟質樹脂、好ましくはウレタン樹脂、シリコーンゴ
ム、天然ゴム、合成ゴムなどの材料からなる板材が用い
られる。この外側回転ストッパー21は、前記ガイド部
20の内側端から径方向内方に1〜6mm突出するよう
に取り付けることが望ましい。この突出長さが1mmよ
り小さいと、外側回転ストッパー21によるプラボトル
1の回転防止効果が十分に得られなくなり、回転止め刃
部17だけで回転防止効果を持たせるために、回転止め
刃部17の係止爪の寿命が短くなる。また突出長さが6
mmより大きいと、プラボトル1に対する外側回転スト
ッパー21の押圧力が強くなり、センタースター11の
回転が悪化したり、内容液の漏洩などの不都合を生じる
おそれがある。又プラボトルが斜めになり、キャップの
斜め被り現象が生じるおそれがある。
【0015】この外側回転ストッパー21は、スターホ
イール11に収容されて回転搬送されるプラボトル1の
胴部に接触することにより、プラボトル1の口部にキャ
ップ4を巻締めて装着する際に、プラボトル1が時計方
向(キャップ4の閉栓方向)に回転するのを防止し、そ
の結果キャップ螺着機構8によってキャップ4を確実
に、かつ一定の締めトルクで装着可能にしている。
【0016】また、下部スターホイール16のそれぞれ
のポケット12bの周縁には、上記外側回転ストッパー2
1と対向するように、ポケット12b内に収容されたプラ
ボトル1の胴部に接してその回転を阻止する内側回転ス
トッパー22が設けられている。これらの内側回転スト
ッパー22は、ポケット12bの周縁に立設された複数の
支持部材23と、これら支持部材23間の張設されたゴ
ムまたは軟質樹脂からなるベルト24とからなってい
る。ベルト24は、下部スターホイール16のポケット
12bにプラボトル1の胴部が収容されることによってプ
ラボトル1の胴部に接触し、プラボトル1の胴部を凹ま
せることがない程度の張力で設けられている。これら内
側回転ストッパー22による回転防止効果は、ベルト2
4の幅、即ち接触面積とベルト表面の摩擦抵抗によって
調節することができ、プラボトル1の回転防止効果を高
めるには、幅広で摩擦抵抗の大きいベルト24を使用す
れば良い。また、ベルト24の表面に凹凸を形成し、ベ
ルト表面の摩擦を高めても良い。
【0017】上記構成のキャッピングマシンによるキャ
ップ装着操作を説明する。内容液を充填したプラボトル
1は、センタースター11のポケット12,12bに収容さ
れ、図1中の矢印で示す回転方向に回転搬送される。プ
ラボトル1は、首部のフランジ部1bの下面を上部スタ
ーホイール15のポケット12の上面側周縁部に配置さ
れた回転止め刃部17に係止して、懸吊状態とされる。
また、プラボトル1の胴部は、下部スターホイール16
のポケット12bに収容され、その胴部をガイド部20の
上面に取り付けられた外側回転ストッパー21および下
部スターホイール16のポケット12bの周縁に設けられ
た内側回転ストッパー22で支持することにより、プラ
ボトル1の下部が揺動することなく、しかも回転不能に
保持される。そして、スターホイール11での回転搬送
の途中で、キャップ螺着機構8が下降し、その先端のチ
ャックで保持したキャップ4を容器口部に被せて閉栓方
向(時計方向)に回すことによって口部にキャップ4を
螺着嵌合し、一定の締めトルクで巻締めて装着する。
【0018】このキャップ4の巻締めの際、プラボトル
1は、フランジ部1bの下面に回転止め刃部17が係止
しているとともに、胴部に外側回転ストッパー21と内
側回転ストッパー22が接触し、プラボトル1がキャッ
プ4の巻締めに伴って時計方向に回転するのを防止して
いる。その結果、プラボトル1にキャップ4を巻締めて
装着する際に、プラボトル1が閉栓方向に回って閉栓ト
ルクを減じることがなくなり、キャップ4を確実かつ一
定の締めトルクで装着することができる。
【0019】このキャッピングマシンは、プラボトル1
のフランジ部1b下面を回転止め刃部17で係止して支
承することにより、プラボトル1を懸吊状態で回転搬送
するセンタースター11の外周に、懸吊状態で保持され
たプラボトル1の下部が揺動するのを防止するガイド部
20を配設し、かつガイド部20に外側回転ストッパー
21を設け、さらに下側スターホイール16のポケット
12bの周縁に該内側回転ストッパーを設け、これら各回
転ストッパー21,22をプラボトル1の胴部に接触させ
て、プラボトル1の回転を防止した構成としたので、プ
ラボトル1にキャップ4を巻締めて装着する際に、プラ
ボトル1の下部が揺動することがなく、プラボトル1が
閉栓方向に回って閉栓トルクを減じることがなくなり、
キャップ4を確実に、かつ一定の締めトルクで装着する
ことができる。また、このキャッピングマシンは、プラ
ボトル1のフランジ部1b下面に回転止め刃部17を係
止させるとともに、プラボトル1の胴部に外側回転スト
ッパー21と内側回転ストッパーを接触させてプラボト
ル1の回転を防止する構成としたので、プラボトル1が
キャップ4の巻締めに伴って閉栓方向に回転するのを確
実に防止でき、回転止め刃部17による回転止めの負担
が減じられることにより、回転止め刃部17の寿命を延
長することができ、回転止め刃部17の交換等のメンテ
ナンスを簡素化することができる。
【0020】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく、各種の変形や変更が可能である。例えば、上
記例示では、上下スターホイール15,16によるプラボト
ル1の保持範囲に相当するガイド部20のほぼ全周にわ
たり外側回転ストッパーを設けたが、プラボトル1のキ
ャップ螺着位置(図1においてはガイド部20の中央か
ら右側部分)のみに外側回転ストッパー21を取り付け
て構成しても良い。また、上記例示では、内側回転スト
ッパー22として、ゴムまたは軟質樹脂からなるベルト
24をプラボトル1の胴部に接触させる構成としたが、
厚板状のゴムや軟質樹脂を下部スターホイール16の各
ポケット12b周縁に配しても良い。
【0021】
【実施例】図1および図2に示すキャッピングマシンに
よって、プラボトルのキャッピング試験を行った。キャ
ッピングマシンの下部スターホイール16の外周に図2
に示すようにガイド部20を設け、このガイド部20の
上面に、厚さ5mmのシリコンゴムからなる外側回転ス
トッパー21を、図1に示すようにガイド部20のほぼ
全周にわたり固定した。また、下部スターホイール16
のそれぞれのポケット12bに、幅5〜15mmのゴム
製ベルトを張設してなる内側スターホイール22を取り
付けた。外側回転ストッパー21の突出長さ(ガイド部
の内側端部からの突出長さ)を1mm〜6mmの範囲で
適宜設定し、かつ内側回転ストッパー22のベルトの幅
をA(10mm)とB(15mm)とし、水を入れた
1.5リットルプラボトル(口径28mm)を連続して10
0本流し、その口部に合成樹脂製プレスクリューキャッ
プを閉栓トルク設定値(19kgfcm)にて巻締めて
装着した。そして外側回転ストッパー21の突出長さ
と、内側回転ストッパー22のベルトの幅を表1中に示
すように設定してキャッピングを行い、それぞれのキャ
ップの開栓トルク値を測定した。その結果を表1に示
す。なお比較例は、外側および内側回転ストッパーを使
用しない場合の測定結果である。
【0022】
【表1】
【0023】表1の結果から明らかなように、下部スタ
ーホイール16の外周にガイド部20を設け、このガイ
ド部20の上面に外側回転ストッパー21を設け、かつ
下部スターホイール16のポケット12b周縁に内側回転
ストッパーを設けたことによって、キャップ装着時の容
器の揺動が防止されるとともに、容器の回動が確実に防
止でき、製品の開栓トルク値が安定した。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のキャッピ
ングマシンは、プラボトルのフランジ部下面を回転止め
刃部で係止して支承することにより、プラボトルを懸吊
状態で回転搬送する回転式搬送装置の外周に、懸吊状態
で保持されたプラボトルの下部が揺動するのを防止する
ガイド部を配設し、かつガイド部に外側回転ストッパー
を設け、さらに外側回転ストッパーと対向する収容部側
に内側回転ストッパーを設け、収容部に保持されたプラ
ボトルの胴部に接触してその回転を阻止する構成とした
ので、プラボトルにキャップを巻締めて装着する際に、
プラボトルの下部が揺動することがなく、プラボトルが
閉栓方向に回って閉栓トルクを減じることがなくなり、
キャップを確実にかつ一定の締めトルクで装着すること
ができる。また、このキャッピングマシンは、プラボト
ルのフランジ部下面に回転止め刃部を係止させるととも
に、プラボトルの胴部に外側回転ストッパーと内側回転
ストッパーを接触させてプラボトルの回転を防止する構
成としたので、プラボトルがキャップの巻締めに伴って
閉栓方向に回転するのを確実に防止でき、回転止め刃部
による回転止めの負担が減じられることにより、回転止
め刃部の寿命を延長することができ、回転止め刃部の交
換等のメンテナンスを簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のキャッピングマシンの要部の平
面図である。
【図2】図2は同じキャッピングマシンの断面図であ
る。
【図3】図3は同じキャッピングマシンの上部スターホ
イール部分の平面図である。
【図4】図4は従来のキャッピングマシンを示す正面図
である。
【符号の説明】
1……プラボトル(プラスチック容器)、1b……フラ
ンジ部、4……プレスクリューキャップ、8……キャッ
プ螺着機構、11……センタースター(懸吊機構)、1
2,12b……ポケット(収容部)、15……上部スタ
ーホイール、16……下部スターホイール、20……ガ
イド部、21……外側回転ストッパー、22……内側回
転ストッパー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 口部にネジ部が形成され首部にフランジ
    部が形成されたプラスチック容器を、そのフランジ部を
    支承することにより懸吊状態で保持する懸吊機構と、こ
    の懸吊機構で保持されたプラスチック容器の口部にプレ
    スクリューキャップを螺着するキャップ螺着機構と、前
    記懸吊機構に設けられ、前記プラスチック容器のフラン
    ジ部下面に係止してプラスチック容器のキャップ螺着方
    向への回動を阻止する回転止め刃部とを備えたキャッピ
    ングマシンにおいて、 前記懸吊機構が、前記プラスチック容器のフランジ部を
    懸吊状態で保持する複数の収容部が周縁に形成された回
    転式搬送装置であり、該回転式搬送装置の外周に、懸吊
    状態で保持されたプラスチック容器の下部が揺動するの
    を防止するガイド部を配設し、かつ該ガイド部に、収容
    部に保持されたプラスチック容器の胴部に接触して該プ
    ラスチック容器の回転を阻止する外側回転ストッパーを
    設け、さらに該外側回転ストッパーと対向する収容部側
    に、プラスチック容器の胴部に接触して該プラスチック
    容器の回転を阻止する内側回転ストッパーを設けたこと
    を特徴とするキャッピングマシン。
  2. 【請求項2】 前記外側回転ストッパーが、前記回転式
    搬送装置の容器保持範囲の全周に配設されたことを特徴
    とする請求項1のキャッピングマシン。
  3. 【請求項3】 前記外側回転ストッパーが、前記回転式
    搬送装置の容器保持範囲のうち、キャップ螺着位置の周
    辺に配設されたことを特徴とする請求項1のキャッピン
    グマシン。
  4. 【請求項4】 前記外側回転ストッパーが、ゴム板又は
    軟質樹脂板からなり、前記ガイド部の内側端から径方向
    内方に1〜6mm突出するように取り付けたことを特徴
    とする請求項1から3のいずれかのキャッピングマシ
    ン。
  5. 【請求項5】 前記内側回転ストッパーが、収容部の周
    縁に張設されたゴム又は軟質樹脂からなるベルトである
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかのキャッピ
    ングマシン。
JP26596795A 1995-10-13 1995-10-13 キャッピングマシン Pending JPH09110092A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002284289A (ja) * 2001-03-28 2002-10-03 Japan Crown Cork Co Ltd キャッピング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20050517