JP2002284256A - 加熱アスファルト混合物用保温袋 - Google Patents

加熱アスファルト混合物用保温袋

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JP2002284256A
JP2002284256A JP2001081930A JP2001081930A JP2002284256A JP 2002284256 A JP2002284256 A JP 2002284256A JP 2001081930 A JP2001081930 A JP 2001081930A JP 2001081930 A JP2001081930 A JP 2001081930A JP 2002284256 A JP2002284256 A JP 2002284256A
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bag
opening
heat
heat insulating
resistance
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JP2001081930A
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English (en)
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Naoto Hirata
直人 平田
Hajime Hirata
肇 平田
Akira Hasegawa
晃 長谷川
Kazuyoshi Fujimoto
和義 藤本
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TOKAI HODO KK
Toho Gas Co Ltd
Original Assignee
TOKAI HODO KK
Toho Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少量の加熱合材を保温しながら運搬する入物と
して、加熱合材の保温性に優れ、軽量コンパクトで耐久
性にも優れたものとすること。 【解決手段】保温袋1は、内装袋2、保温材3、中装袋
4及び外装袋5により四重構造をなす。内装袋2は、耐
熱性、耐油性及び耐摩耗性を有する材料よりなり開口部
2aから内部へ加熱合材を収容する。内装袋2の開口部
2aは、締付紐等の開閉手段により開閉自在である。保
温材3は、保温性を有する材料よりなり、内装袋2を覆
い加熱合材を保温する。中装袋4は、耐摩耗性を有する
材料よりなり、内装袋2及び保温材3を内包する。外装
袋5は、防水性、耐候性及び耐摩耗性を有する材料より
なり、内装袋2、保温材4及び中装袋4を内包する。外
装袋5の開口部5aはファスナ7により開閉自在であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アスファルト舗装
用の加熱アスファルト混合物(以下「加熱合材」とい
う。)を保温しながら運搬するために使用される加熱合
材用保温袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、アスファルト舗装のために加
熱されたアスファルト混合物(以下「加熱合材」と言
う。)が使用されている。この種の加熱合材には、交通
荷重や気象条件からくる破壊作用に耐え得るために、施
工品質上次の性能が求められている。即ち、路面に波
や轍堀れ等の変形が起こり難い「安定性」、路面にひ
び割れが生じ難い「たわみ性」、滑り難い路面となる
「滑り抵抗性」、耐水性・耐摩耗性を有する「耐久
性」、施工が容易となる「施工性」が要求される。
【0003】加熱合材の施工性、施工後の品質(出来
栄)は、加熱合材そのものの品質と、施工時の加熱合材
の温度とに左右される。加熱合材そのものの品質は、製
造プラントでの品質管理により担保されるものである
が、加熱合材の温度については、製造プラントからの出
荷後に温度低下を避けることが現実には不可能であり問
題となっている。
【0004】ここで、施工時の加熱合材には、110〜
140℃程度の温度(敷き均し温度)が要求される。こ
の敷き均し温度が110℃以下になると、剥離や変形等
の施工不良が発生するおそれがある。そこで、通常規模
の道路舗装工事に使用される加熱合材の場合、製造プラ
ントからの出荷時温度は、その後の温度低下を見込んで
160〜170℃程度に設定されている。
【0005】一方、道路舗装工事のうち、比較的小規模
な施工及び補修工事には、100〜500kg程度の加
熱合材を使用することがあるが、これは通常規模の舗装
工事に必要となる出荷量としての2000kg程度に比
べて少量である。このため、小規模施工時に使用される
加熱合材は、通常施工時の場合に比べて温度低下が早
く、出荷後直ちに使用しないと敷き均し温度には適さな
くなることがあった。特に、気温が低くなる冬場の温度
低下が問題となる。しかも、通常は製造プラントからの
出荷量は最低でも500kg程度であることから、小規
模施工時には、加熱合材の温度低下を押さえるために
も、500kg以上の加熱合材を出荷する必要がある。
このため、加熱合材が現場で余ることもあり、余剰合材
の処分が問題となることがあった。
【0006】そこで、比較的少量の加熱合材を保温しな
がら運搬することのできる保温容器が従来幾つか提案さ
れている。その一例として、特開2000−73309
号公報には、この種の保温容器が開示されている。図1
5に示すように、この保温容器51は、上端が開口され
た金属製の外筒52と、その外筒52内に嵌挿入されて
内部に加熱合材を収容する金属製の内筒53と、これら
外筒52と内筒53との間に充填された断熱材54と、
外筒52と内筒53の上端開口部を閉じる蓋55とを備
える。そして、この保温容器51は、小掘削の本復旧工
事に必要な量の加熱合材を必要な量だけ製造プラントで
内筒53内に収容して現場まで運搬するのに使用され
る。上記公報には、内筒53の外周面に巻回されたリボ
ンヒータにより保温性を高めることも開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
保温容器51では、容器自体が金属製の外筒52及び内
筒53で構成されるため、体積が比較的大きく嵩張るこ
とになり、運搬車両にはある程度の積載スペースが必要
になった。これは保温容器51に加熱合材を収容した場
合も収容しない場合も同じである。従って、加熱合材を
現場へ運搬した後、空になった保温容器51を持ち帰る
際にも、運搬車両には加熱合材を運搬するときと同じ積
載スペースが必要になり、積載スペースの有効利用が図
れなかった。これは、空の保温容器51を保管する場合
も同じことであり、保管時のスペース効率が良くなかっ
た。更に、前記保温容器51は、金属製であることから
比較的大重量であり、空の保温容器51自体の取扱作業
性があまり良くなく、加熱合材を収容した場合には、更
に取扱作業性が低下することになった。
【0008】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、比較的少量の加熱合材を保温し
ながら運搬するための入れ物として、加熱合材の保温性
に優れ、軽量コンパクトで耐久性にも優れたものとする
ことを可能にした加熱合材用保温袋を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明の加熱合材用保温袋は、少な
くとも耐熱性、耐油性及び耐摩耗性を有する材料より構
成され、開口部より入れられた加熱合材を内部に収容す
るための内装袋と、その内装袋の開口部を開閉するため
の内装開閉手段と、少なくとも保温性を有する材料より
構成され、加熱合材を保温するために内装袋を覆う保温
材と、少なくとも防水性、耐候性及び耐摩耗性を有する
材料より構成され、内装袋及び保温材を内包すると共に
開口部を有する外装袋と、外装袋の開口部を開閉するた
めの外装開閉手段とを備えたことを趣旨とする。
【0010】上記発明の構成によれば、加熱合材用保温
袋は、内装袋、保温材及び外装袋により少なくとも三重
の袋構造に構成される。これは袋構造であることから、
金属製の容器構造に比べて軽量であり、不使用時には扁
平に畳むことも可能になる。この加熱合材用保温袋にお
いて、外装開閉手段により外装袋の開口部を開け、内装
開閉手段により内装袋の開口部を開けた状態で、内装袋
の開口部よりその内部へ加熱合材が入れられる。又、内
装袋の内部に加熱合材を収容した状態で内装開閉手段を
閉めることにより、内装袋の内部に加熱合材が封入され
る。更に、外装袋の外装開閉手段を閉めることにより、
外装袋の中に加熱合材を収容した内装袋と保温材が封入
される。ここで、内装袋が少なくとも耐熱性、耐油性及
び耐摩耗性を有する材料より構成されることから、加熱
合材の熱や油に対する耐性が得られ、加熱合材との接触
摩耗に対する耐性が得られる。又、内装袋に収容された
加熱合材は、少なくとも保温性を有する保温材により保
温されて温度低下が押さえられる。更に、外装袋が、少
なくとも防水性、耐候性及び耐摩耗性を有する材料より
構成されることから、雨水や気候変化、外部の接触衝撃
等に対する耐性が得られ、内部の保温材や内装袋が守ら
れる。
【0011】上記目的を達成するために、請求項2に記
載の発明の加熱合材用保温袋は、少なくとも耐熱性、耐
油性及び耐摩耗性を有する材料より構成され、開口部よ
り入れられた加熱合材を内部に収容するための内装袋
と、その内装袋の開口部を開閉するための内装開閉手段
と、少なくとも保温性を有する材料より構成され、加熱
合材を保温するために内装袋を覆う保温材と、少なくと
も耐摩耗性を有する材料より構成され、内装袋及び保温
材を内包すると共に開口部を有する中装袋と、少なくと
も防水性、耐候性及び耐摩耗性を有する材料より構成さ
れ、内装袋、保温材及び中装袋を内包すると共に開口部
を有する外装袋と、外装袋の開口部を開閉するための外
装開閉手段とを備えたことを趣旨とする。
【0012】上記発明の構成によれば、加熱合材用保温
袋が、内装袋、保温材、中装袋及び外装袋により少なく
とも四重の袋構造に構成される。これは袋構造であるこ
とから、金属製の容器構造に比べて軽量であり、不使用
時には扁平に畳むことも可能になる。この加熱合材用保
温袋において、外装開閉手段により外装袋の開口部を開
け、中装袋の開口部を開け、内装開閉手段により内装袋
の開口部を開けた状態で、内装袋の開口部よりその内部
へ加熱合材が入れられる。又、内装袋の内部に加熱合材
を収容した状態で内装開閉手段を閉めることにより、内
装袋の内部に加熱合材が封入される。更に、外装袋の外
装開閉手段を閉めることにより、外装袋の中に加熱合材
を収容した内装袋と保温材が封入される。ここで、内装
袋が少なくとも耐熱性、耐油性及び耐摩耗性を有する材
料より構成されることから、加熱合材の熱や油に対する
耐性が得られ、加熱合材との接触摩耗に対する耐性が得
られる。又、内装袋に収容された加熱合材は、少なくと
も保温性を有する保温材により保温されて温度低下が押
さえられる。更に、外装袋が、少なくとも防水性、耐候
性及び耐摩耗性を有する材料より構成されることから、
雨水や気候変化、外部の接触衝撃等に対する耐性が得ら
れ、内部の中装袋、や保温材や内装袋が保護される。加
えて、内装袋及び保温材が中装袋に内包されることか
ら、この内包状態で製造プラントにおいて加熱合材を袋
詰めし、その後に外装袋を中装袋の上に被せて運搬に供
することが可能となる。
【0013】上記目的を達成するために、請求項3に記
載の発明の加熱合材用保温袋は、請求項2に記載の発明
において、外装袋と中装袋との間に設けられて両者を連
結するための袋連結手段を備えたことを趣旨とする。
【0014】上記発明の構成によれば、請求項2に記載
の発明の作用に加え、外装袋と中装袋とが袋連結手段に
より連結されることから、運搬等の際に外装袋と中装袋
が互いにずれることがない。
【0015】上記目的を達成するために、請求項4に記
載の発明の加熱合材用保温袋は、請求項1乃至請求項3
の何れか一つに記載の発明において、外装袋は、手持ち
用ベルトを備えたことを趣旨とする。
【0016】上記発明の構成によれば、請求項1乃至請
求項3の何れか一つに記載の発明の作用に加え、手持ち
用ベルトを手掛かりにして加熱合材用保温袋を持ち運ぶ
ことが可能になる。
【0017】上記目的を達成するために、請求項5に記
載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載
の加熱合材用保温袋を複数まとめて包むためのものであ
って、保温性を有するシート状保温材と、防水性を有す
るシート状防水材とを備えたことを趣旨とする。
【0018】上記発明の構成によれば、加熱合材を収容
した複数の加熱合材用保温袋をまとめて外装保温シート
で包むことにより、それらをまとめて運搬することが可
能となる。又、保温性を有するシート状保温材を備える
ことから、その内側に包まれた加熱合材用保温袋自体が
保温されて加熱合材の温度低下が押さえられる。更に、
防水性を有するシート状防水材を備えることから、その
内側に包まれた加熱合材用保温袋自体が雨水や外部の接
触衝撃等から保護される。
【0019】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、本発
明の加熱合材用保温袋を具体化した第1の実施の形態を
図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1に加熱合材用保温袋(以下「保温袋」
と称する。)1を開けた状態を斜視図に示す。この保温
袋1は、内装袋2、袋状の保温材3、中装袋4及び外装
袋5により四重の袋構造に構成される。図2には、図1
から外装袋5を取り外した状態を示す。図3には、内装
袋2と外装袋5の開口部2a,5aをそれぞれ示す。
【0021】内装袋2は、その開口部2aより入れられ
る加熱合材を内部に収容するためのものであり、少なく
とも耐熱性、耐油性及び耐摩耗性を有する材料より構成
される。図3に示すように、内装袋2の開口部2aの外
周には、内装開閉手段としての締付紐6が複数の留紐6
aにより設けられる。この締付紐6を締めたり、緩めた
りすることにより、内装袋2の開口部2aが開閉され
る。保温材3は、内装袋2を覆い内装袋2に収容された
加熱合材を保温するためのものであり、少なくとも保温
性を有する材料より構成される。中装袋4は、内装袋2
及び保温材3を内包すると共に開口部4aを有するもの
であり、少なくとも耐摩耗性を有する材料より構成され
る。外装袋5は、内装袋2、保温材3及び中装袋4を内
包するものであり、少なくとも防水性、耐候性及び耐摩
耗性を有する材料より構成される。外装袋5の開口部5
aは、外装開閉手段としてのファスナ7により開閉され
る。
【0022】図4に加熱合材を収容した保温袋1の外観
を示す。外装袋5の表側には、一対の手持ち用ベルト8
が設けられる。この実施の形態では、保温袋1の長さL
が、例えば「70〜80cm」の範囲で、幅Wが、例え
ば「50〜70cm」の範囲で、高さHが、例えば「5
〜20cm」の範囲でそれぞれ設定される。これによ
り、20〜40リットル、20〜50kg程度の容量の
加熱合材を収容するようになっている。
【0023】この実施の形態では、内装袋2として、シ
リコンコーティング加工された耐熱ポリエステル繊維が
材料として使用され、その厚みは「1〜4mm」の範囲
で設定される。この他、内装袋2の材料として、テフロ
ン(登録商標)コーティング加工されたセルローズ系繊
維織布、フッ素ゴム系加工された崇高ガラス繊維布、ア
クリルゴム系加工された低シリカ繊維布、セラミック繊
維布、カーボン繊維布及びアルミ加工クロス等を使用し
てもよい。
【0024】この実施の形態では、保温材3として、グ
ラスウールが材料として使用され、その厚みは「5〜2
0mm」の範囲で設定される。この他、保温材3の材料
として、ロックウール、耐熱ポリエステル繊維、セルロ
ーズ系繊維織布、崇高ガラス繊維布、低シリカ繊維布、
セラミック繊維布、カーボン繊維布及びアルミ加工クロ
ス等を使用してもよい。
【0025】この実施の形態では、中装袋4として、耐
熱ポリエステル繊維が材料として使用され、その厚みは
「1〜4mm」の範囲で設定される。この他、中装袋4
の材料として、セルローズ系繊維織布、崇高ガラス繊維
布、低シリカ繊維布、セラミック繊維布、カーボン繊維
布及びアルミ加工クロス等を使用してもよい。
【0026】この実施の形態では、外装袋5として、撥
水・防水加工された耐熱ポリエステル繊維が材料として
使用され、その厚みは「1〜4mm」の範囲で設定され
る。この他、外装袋5の材料として、セルローズ系繊維
織布、崇高ガラス繊維布、低シリカ繊維布、セラミック
繊維布、カーボン繊維布、アルミ加工クロス、ナイロン
繊維布及びPP繊維布等を使用してもよい。
【0027】この実施の形態では、手持ち用ベルト8と
して、ナイロン繊維布が材料として使用され、その厚み
は「1〜5mm」の範囲で設定される。この他、手持ち
用ベルト8の材料として、セルローズ系繊維織布、セラ
ミック繊維布及びPP繊維布等を使用してもよい。
【0028】この実施の形態では、保温袋1に付随して
外装保温シートが使用される。図5に外装保温シート1
1の内側を、図6に同シート11の外側をそれぞれ示
す。外装保温シート11は、前述した保温袋1を複数ま
とめて包むためのものであり、保温性を有するシート状
保温材と、防水性を有するシート状防水材とを備えて構
成される。図6に示すように、外装保温シート11の外
側には、両端にフック12aを有する一対のハンガーロ
ープ12が十字状に固定される。各フック12aは、外
装本シート11の端縁より外方に配置される。
【0029】図7には、外装保温シート11の断面構造
を誇張的に示す。外装保温シート11は、図7の下側か
ら順に、それぞれシート状の外防水材13、外補強材1
4、保温材15、内補強材16及び内防水材17を備え
る。中心部に配置された保温材15及び内補強材16
は、他よりも肉厚に形成される。内補強材16に対応す
る内防水材17の中央には、底板18が固定される。
又、外防水材13及び内防水材17の適宜な箇所には、
マジックテープ(商標名)19が固定される。これらマ
ジックテープ19は、外装保温シート11を折り畳んだ
ときに、互いに結合させてその折り畳み状態を固定する
ためのものである。
【0030】図7に示すように、この実施の形態で、外
装保温シート11の最大厚みT1は「62mm」に設定
され、底板18を除く厚みT2は「50mm」に設定さ
れる。外補強材14の厚みT3は「5mm」に設定さ
れ、薄い方の保温材15の厚みT4は「10mm」に設
定され、内補強材16の厚みT5は「35mm」に設定
される。
【0031】この実施の形態で、外防水材13及び内防
水材17は、ターポリンポリエステル100%を材料と
して構成され、その厚みは「2〜4mm」の範囲で設定
される。これら防水材13,17として、この他にナイ
ロン繊維布及びPP繊維布を使用してもよい。外補強材
14及び内補強材16は、耐熱ポリエステル繊維を材料
として構成され、その厚みは「15〜75mm」の範囲
で設定される。これら補強材14,16として、この他
にセルローズ系繊維織布、崇高ガラス繊維布、低シリカ
繊維布、セラミック繊維布、カーボン繊維布及びアルミ
加工クロス等を使用してもよい。保温材15は、グラス
ウールを材料として構成され、その厚みは「15〜75
mm」の範囲で設定される。この保温材15として、こ
の他にロックウール、耐熱ポリエステル繊維、崇高ガラ
ス繊維布、低シリカ繊維布、セラミック繊維布、カーボ
ン繊維布及びアルミ加工クロス等を使用してもよい。底
板18は、合板を材料として構成され、その厚みは「1
5〜20mm」の範囲で設定される。底板18として、
この他に耐熱ボードを使用してもよい。
【0032】図8に示すように、この外装保温シート1
1は、加熱合材を収容した複数の保温袋1を、その内側
の底板18上に積み重ねた状態で、各端部を内側へ折り
曲げることにより包み込む。このとき、マジックテープ
19を互いに結合させて外装保温シート11の端々を固
定することにより、図9に示すように一包み20の状態
ができる。この包み20から張り出したハンガーロープ
12の各フック12aにクレーン等の吊り下げ装置を掛
けることにより、この包みを運搬車両へ容易に積み込む
ことができる。
【0033】以上詳述したようにこの実施の形態の保温
袋1によれば、保温袋1が、内装袋2、保温材3、中装
袋4及び外装袋5により四重の袋構造に構成される。こ
れは袋構造であることから、前記従来の金属製の保温容
器51に比べて軽量であり、不使用時には扁平に畳むこ
とも可能になる。このため、少量の加熱合材を運搬する
ために使用されるものとしては、軽量コンパクトな入れ
物をとすることができる。特に、加熱合材を収容した状
態でも、図4に示すように比較的嵩張らず、複数の保温
袋1を積み重ねることもできるため、運搬車両の荷台に
おける積載性が良好となる。一方、加熱合材を収容しな
い場合は、保温袋1を扁平に折り畳めることから、加熱
合材を現場へ運搬した後、空になった保温袋1を持ち帰
る際に、加熱合材の運搬時よりも少ない積載スペースで
保温袋1を運ぶことができ、運搬車両の積載スペースの
有効利用を図ることができる。これは、空の保温袋1を
保管する場合も同じことであり、保管時の収納スペース
効率を向上させることに寄与する。
【0034】この保温袋1において、ファスナ7により
外装袋5の開口部5aを開け、中装袋4の開口部4aを
開け、締付紐6により内装袋2の開口部2aを開けた状
態で、内装袋2の開口部2aよりその内部に加熱合材を
入れることができる。又、内装袋2に加熱合材を収容し
た状態で、その締付紐6を締め付けて開口部2aを閉め
ることにより、内装袋2に加熱合材が封入される。更
に、外装袋5のファスナ7により開口部5aを閉めるこ
とにより、外装袋5の中に中装袋4、保温材3及び加熱
合材を収容した内装袋2が封入されることになる。この
ように、外装袋5及び内装袋5,2の開口部5a,2a
を比較的容易に開閉することができるので、加熱合材の
取り出しに関する作業性を向上させることができる。
【0035】ここで、内装袋2が少なくとも耐熱性、耐
油性及び耐摩耗性を有する材料より構成されることか
ら、加熱合材の熱や油に対する耐性が得られ、加熱合材
との接触摩耗に対する耐性が得られる。又、内装袋2に
収容された加熱合材は、少なくとも保温性を有する保温
材3により保温されて温度低下が押さえられる。更に、
外装袋5が、少なくとも防水性、耐候性及び耐摩耗性を
有する材料より構成されることから、雨水や気候変化、
外部の接触や衝撃等に対する耐性が得られ、中装袋4、
保温材3及び内装袋2が外装袋5により保護される。こ
のため、加熱合材の保温性に優れ、加熱合材や外部摩擦
等に対する耐久性にも優れた保温袋1を得ることがき
る。このように耐久性に優れていることから、同じ保温
袋1を何回も使い回しすることができ、施工物資の有効
利用を図ることができる。
【0036】加えて、この実施の形態では、内装袋2及
び保温材3が中装袋4に内包されることから、この内包
状態で、製造プラントにおいて加熱合材を袋詰めし、そ
の後に外装袋5を中装袋4の上に被せて運搬に供するこ
とが可能となる。このため、製造プラントでの機械化さ
れた工程で加熱合材を袋詰めする際に、中装袋4を保温
材3や内装袋2を保護するための仮の外装材として使用
することができ、これにより、外装袋5を汚したり傷付
けたりすることもなく、保温袋1としての取扱性を向上
させることができる。
【0037】この実施の形態の保温袋1によれば、外装
袋5に一対の手持ち用ベルト8が設けられることから、
これら手持ち用ベルト8を手掛かりにして保温袋1を持
ち運ぶことが可能になる。このため、作業者による保温
袋1の運搬作業性を向上させることができる。又、加熱
合材を収容した状態で、万が一、外装袋5の表面温度が
高くなった場合でも、作業者が手持ち用ベルト8を持つ
ことで、外装袋5に直接手を触れることもないので、作
業者の安全も確保することができる。
【0038】この実施の形態の構成によれば、加熱合材
を収容した複数の保温袋1をまとめて外装保温シート1
1で包むことにより、それらをまとめて運搬車両に積載
して運ぶことが可能となる。保温性を有する保温材15
を備えることから、その内側に包まれた保温袋1自体が
保温されて加熱合材の温度低下が押さえられる。更に、
防水性を有する防水材13,17を備えることから、そ
の内側に包まれた保温袋1自体が雨水や外部の接触衝撃
等から保護される。このため、保温袋1による加熱合材
の保温性を更に高めることができ、運搬時における保温
袋1の耐久性を更に高めることができる。
【0039】ここで、保温袋1及び外装保温シート11
による加熱合材の保温性能に関する実験結果を図10の
グラフに示す。実験は、加熱合材を収容した保温袋1を
外装保温シート11で包み込んで行われた。実験は、ア
スファルト舗装施工に適した最低温度としての「5℃」
の下で行われた。この実験で使用された保温袋1に、中
装袋4は含まれなかった。
【0040】図10から明らかなように、加熱合材の初
期温度は、製造プラント出荷時に要求される温度と同程
度の「160℃」であり、その後1時間毎に「約5℃」
の割合で温度低下が進むことが分かる。又、この保温袋
1等によれば、少なくとも「8時間」が経過しても加熱
合材を「120℃」前後に保つことができ、舗装施工に
必要な敷き均し温度を確保できることが分かる。
【0041】[第2の実施の形態]次に、本発明の保温
袋を具体化した第2の実施の形態を図面に従い説明す
る。図11に本実施の形態の保温袋21を示す。この実
施の形態では、内装袋2の開口部2aの近傍に、第1の
マジックテープ22が固定される。このマジックテープ
22の固定された反対側の内装袋2には、第2のマジッ
クテープ(図示略)が固定される。又、中装袋4の開口
部4aの近傍には、第1のマジックテープ22に対応す
る第3のマジックテープ23が固定される。更に、外装
袋5の内側には、第2のマジックテープと対応する第4
のマジックテープ24が固定される。この実施の形態で
は、これらマジックテープ22〜24を有する点で、前
記第1の実施の形態と構成が異なる。
【0042】ここで、第1及び第3のマジックテープ2
2,23は、内装袋2の開口部2aを手前に折り曲げた
状態で互いに結合させるものであり、内装袋2の開口部
2aを開閉するための内装開閉手段に相当する。又、第
2及び第4のマジックテープ24等は、内装袋2の開口
部2aを手前に折り曲げたときに、内装袋2及び中装袋
4と外装袋5とを互いに結合させるものであり、外装袋
5と中装袋4との間に設けられて両者を連結するための
袋連結手段に相当する。
【0043】従って、この実施の形態の保温袋21によ
れば、外装袋5と中装袋4とが第2及び第4のマジック
テープ24等により連結されることから、運搬等の際に
外装袋5と中装袋4とが互いにずれることがない。この
ため、加熱合材を収容した内装袋2を含む中装袋4が、
外装袋5の中でもたついたり、偏ったりすることがな
く、作業者の運搬作業に支障を来すことがない。つま
り、作業者による取扱性を向上させることができる。こ
こで、外装袋5と中装袋4とは、構成材料の違いから再
使用できる回数が互いに異なることから、両者5,4
は、一方の残して他方を交換することが必要になる。こ
の実施の形態では、外装袋5と中装袋4とが第2及び第
4のマジックテープ24等により連結されることから、
互いに連結・分離が自在であり、再使用回数の違いに応
じて両者4,5を交換することができることになる。
【0044】又、この実施の形態では、内装袋22の開
口部2aを折り曲げて第1及び第3のマジックテープ2
2,23を結合させるだけで、開口部2aが閉じられ、
両マジックテープ22,23を引き剥がすだけで開口部
2aが開かれる。このため、内装袋2の開口部2aの開
閉を容易なものにすることができる。
【0045】[第3の実施の形態]次に、本発明の保温
袋を具体化した第3の実施の形態を図面に従い説明す
る。図12に本実施の形態の保温袋26を示す。この実
施の形態の保温袋26は、第2の実施の形態の変形例で
あり、図11に示す外装袋5の開口部5aのファスナ7
に代えて金属製の複数のボタン27を外装開閉手段とし
て設けた点で異なる。
【0046】従って、この実施の形態の保温袋26で
は、ファスナ7とボタン27による周知の作用効果の違
いを除いては、基本的には第2の実施の形態の保温袋2
1と同様の作用効果を得ることができる。
【0047】[第4の実施の形態]次に、本発明の保温
袋を具体化した第4の実施の形態を図面に従い説明す
る。図13,14に本実施の形態の保温袋30を示す。
この実施の形態の保温袋30は、第2の実施の形態の変
形例であり、内装袋2の開口部5aを開閉する内装開閉
手段の点で異なる。
【0048】即ち、この実施の形態の保温袋30では、
図13に示すように、内装袋2の開口部2aを含む端部
が、図11に示す保温袋21のそれよりも長めに形成さ
れる。図14は、図13の状態から内装袋2の開口部2
aを手前に折り曲げて第1及び第3のマジックテープ2
2,23を結合させた状態を示す。この折り曲げ状態
で、内装袋2の一側面には、複数の金属製の凸型ボタン
31が一列に設けられる。同じく側面には、凸型ボタン
31に対応する複数の金属製の凹型ボタン32の列が、
凸型ボタン31から隔てて設けられる。図14の状態か
ら、各ボタン31,32の列の中間で内装袋2を手前へ
更に折り曲げて両ボタン31,32を互いに結合させる
ことにより、内装袋2の開口部2aが閉じられる。この
実施の形態では、第1及び第3のマジックテープ22,
23と、凸型ボタン31及び凹型ボタン32とにより、
内装袋2の開口部2aを開閉するための二重の内装開閉
手段が構成される。
【0049】従って、この実施の形態の保温袋30で
は、第1及び第3のマジックテープ22,23と、凸型
ボタン31及び凹型ボタン32とからなる二重の内装開
閉手段を備えることから、内装袋2の開口部2aを厳重
に封鎖することができる。その他は、二重の内装開閉手
段であることを除いて、基本的には第2の実施の形態の
保温袋21と同様の作用効果を得ることができる。
【0050】尚、本発明は前記実施の形態に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲
で、例えば以下のように実施することもできる。
【0051】(1)前記各実施の形態では、内装袋2と
保温材3を中装袋4で覆い、更にその中装袋4を外装袋
5で内包するようにしたが、この中装袋4を省略するこ
ともできる。
【0052】(2)前記各実施の形態では、保温袋1と
外装保温シート11を組み合わせて加熱合材を保温する
ようにしたが、外装保温シート11を省略して保温袋1
だけで加熱合材を保温するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載の発明の構成によれば、
比較的少量の加熱合材を保温しながら運搬するための入
れ物として、加熱合材の保温性に優れ、軽量コンパクト
で耐久性にも優れた保温袋を得ることができる。又、軽
量コンパクトであることにより、運搬車両への積載性や
保管時のスペース効率を向上させることができる。更
に、耐久性に優れることから、何回も使い回しをするこ
とができ、施工物資の有効利用を図ることができる。
【0054】請求項2に記載の発明の構成によれば、比
較的少量の加熱合材を保温しながら運搬するための入れ
物として、加熱合材の保温性に優れ、軽量コンパクトで
耐久性にも優れた保温袋を得ることができる。又、軽量
コンパクトであることにより、運搬車両への積載性や保
管時のスペース効率を向上させることができる。更に、
耐久性に優れることから、何回も使い回しをすることが
でき、施工物資の有効利用を図ることができる。併せ
て、機械化された工程で加熱合材を袋詰めする際に、中
装袋を保温材や内装袋を保護するための仮の外装材とし
て使用することができ、これにより、外装袋を汚したり
傷付けたりすることもなく、保温袋としての取扱性を向
上させることができる。
【0055】請求項3に記載の発明の構成によれば、請
求項2に記載の発明の効果に加え、内装袋を含む中装袋
が外装袋の中でもたついたり、偏ったりすることがな
く、作業者の運搬作業に支障を来すことがなく、取扱性
を向上させることができる。
【0056】請求項4に記載の発明の構成によれば、請
求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の発明の効果に
加え、手持ち用ベルトを手掛かりに持ち運ぶことがで
き、作業者による加熱合材用保温袋の運搬作業性を向上
させることができ、作業上の安全性を確保することもで
きる。
【0057】請求項5に記載の発明の構成によれば、外
装保温シートで加熱合材用保温袋を包むことにより、そ
れら保温袋が雨水や外部の接触や衝撃等から保護される
ことになり、加熱合材用保温袋による加熱合材の保温性
を更に高めることができ、運搬時の加熱合材用保温袋の
耐久性を更に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係り、保温袋を開けた状態
を斜視図である。
【図2】同じく、図1から外装袋を取り外した状態を示
す斜視図である。
【図3】同じく、内装袋と外装袋の開口部の開閉構造を
示す斜視図である。
【図4】同じく、加熱合材を収容した保温袋を示す斜視
図である。
【図5】同じく、外装保温シートの内側を示す平面図で
ある。
【図6】同じく、外装保温シートの外側を示す平面図で
ある。
【図7】同じく、外装保温シートの断面構造を誇張的に
示す断面図である。
【図8】同じく、外装保温シートの使用方法を示す斜視
図である。
【図9】同じく、外装保温シートの使用状態を示す斜視
図である。
【図10】同じく、保温袋等による加熱合材の保温効果
を示すグラフである。
【図11】第2の実施の形態に係り、保温袋を開けた状
態を斜視図である。
【図12】第3の実施の形態に係り、保温袋を開けた状
態を斜視図である。
【図13】第4の実施の形態に係り、保温袋を開けた状
態を斜視図である。
【図14】同じく、保温袋を開けた状態を斜視図であ
る。
【図15】従来の保温容器を一部破断して示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 保温袋 2 内装袋 2a 開口部 3 保温材 4 中装袋 5 外装袋 5a 開口部 6 締付紐(内装開閉手段) 7 ファスナ(外装開閉手段) 8 手持ち用ベルト 11 外装保温シート 13 外防水材 15 保温材 17 内防水材 21 保温袋 22 第1のマジックテープ(内装開閉手段) 23 第3のマジックテープ(内装開閉手段) 24 第4のマジックテープ(袋連結手段) 26 保温袋 27 ボタン(外装開閉手段) 30 保温袋 31 凸型ボタン(内装開閉手段) 32 凹型ボタン(内装開閉手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平田 肇 名古屋市熱田区桜田町19番地18号 東邦瓦 斯株式会社内 (72)発明者 長谷川 晃 名古屋市熱田区桜田町19番地18号 東邦瓦 斯株式会社内 (72)発明者 藤本 和義 愛知県東海市新宝町507−2 東海舗道株 式会社内 Fターム(参考) 2D052 AA03 DA11 3E064 AC30 BA60 BB04 BC01 BC05 BC20 EA18 FA01 HJ05 HK10 HM01 HN13 HN31 3E067 AA04 AB99 BA12B BA12C BB03B BB05C BB08B BB08C BB09B BB09C BB14B BB14C BB26B BB26C CA07 CA15 CA17 CA18 EA22 EE15 FA03 FC01 GA06 GA14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも耐熱性、耐油性及び耐摩耗
    性を有する材料より構成され、開口部より入れられた加
    熱アスファルト混合物を内部に収容するための内装袋
    と、 前記内装袋の開口部を開閉するための内装開閉手段と、 少なくとも保温性を有する材料より構成され、前記加熱
    アスファルト混合物を保温するために前記内装袋を覆う
    保温材と、 少なくとも防水性、耐候性及び耐摩耗性を有する材料よ
    り構成され、前記内装袋及び前記保温材を内包すると共
    に開口部を有する外装袋と、 前記外装袋の開口部を開閉するための外装開閉手段とを
    備えたことを特徴とする加熱アスファルト混合物用保温
    袋。
  2. 【請求項2】 少なくとも耐熱性、耐油性及び耐摩耗
    性を有する材料より構成され、開口部より入れられた加
    熱アスファルト混合物を内部に収容するための内装袋
    と、 前記内装袋の開口部を開閉するための内装開閉手段と、 少なくとも保温性を有する材料より構成され、前記加熱
    アスファルト混合物を保温するために前記内装袋を覆う
    保温材と、 少なくとも耐摩耗性を有する材料より構成され、前記内
    装袋及び前記保温材を内包すると共に開口部を有する中
    装袋と、 少なくとも防水性、耐候性及び耐摩耗性を有する材料よ
    り構成され、前記内装袋、前記保温材及び前記中装袋を
    内包すると共に開口部を有する外装袋と、 前記外装袋の開口部を開閉するための外装開閉手段とを
    備えたことを特徴とする加熱アスファルト混合物用保温
    袋。
  3. 【請求項3】 前記外装袋と前記中装袋との間に設け
    られて両者を連結するための袋連結手段を備えたことを
    特徴とする請求項2に記載の加熱アスファルト混合物用
    保温袋。
  4. 【請求項4】 前記外装袋は、手持ち用ベルトを備え
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つ
    に記載の加熱アスファルト混合物用保温袋。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れか一つに
    記載の加熱アスファルト混合物用保温袋を複数まとめて
    包むためのものであって、 保温性を有するシート状保温材と、防水性を有するシー
    ト状防水材とを備えたことを特徴とする外装保温シー
    ト。
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