JP2020190146A - アスファルト混合物の加熱手段及び道路舗装の復旧工法 - Google Patents

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【課題】所望の状態にまでアスファルト混合物を加熱することができるアスファルト混合物の加熱手段を提供することができる。【解決手段】アスファルト混合物の加熱手段は、積み重ねられた袋詰めのアスファルト混合物Pの間で狭持され、アスファルト混合物Pを加熱するパネルヒータ20と、積み重ねられたアスファルト混合物Pの間に差し込まれる温度計30と、アスファルト混合物P、パネルヒータ20、及び温度計30を内部に収容する収容体と、パネルヒータと温度計とが接続される制御ボックスと、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、アスファルト混合物の加熱手段、及び該加熱手段で加熱したアスファルト混合物を用いた道路舗装の復旧工法に関する。
地中に埋設された水道管やガス管などの更新工事では、道路舗装を壊して掘削作業が行われる。そして水道管やガス管などの更新が完了すると、掘削箇所を埋め戻すとともにアスファルト混合物を敷き均して道路を復旧させる。
特許文献1は、加熱した袋詰めのアスファルト混合物を用いた道路舗装の復旧工法を開示している。この復旧工法は、必要量の袋詰めのアスファルト混合物を適宜現場で加熱することができることから、比較的小規模で施工される道路舗装の復旧に適している。
特開2018−44295号公報
特許文献1に開示の道路舗装の復旧工法でより良好な舗装を行うためには、袋詰めのアスファルト混合物に温度ムラを生じさせることなく所望の温度に達するまで加熱する必要がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、所望の状態にまでアスファルト混合物を加熱することができるアスファルト混合物の加熱手段、及び該加熱手段で加熱したアスファルト混合物を用いた道路舗装の復旧工法を提供することを目的としている。
本発明に係るアスファルト混合物の加熱手段は、積み重ねられた袋詰めのアスファルト混合物の間で狭持され、前記アスファルト混合物を加熱するパネルヒータと、積み重ねられた前記アスファルト混合物の間に差し込まれる温度計と、前記アスファルト混合物、前記パネルヒータ、及び前記温度計を内部に収容する収容体と、前記パネルヒータと前記温度計とが接続される制御ボックスと、を備える、ことを特徴とする。
また、本発明に係る道路舗装の復旧工法は、掘削された掘削孔内に埋戻し資材を投入して路床を形成する工程と、袋詰めされた前記アスファルト混合物を、上記のアスファルト混合物の加熱手段を用いて加熱する工程と、加熱した前記アスファルト混合物を、前記路床上に形成した路盤上に敷き均し、転圧する工程とを備える、ことを特徴とする。
本発明によれば、所望の状態にまでアスファルト混合物を加熱することができるアスファルト混合物の加熱手段、及び該加熱手段で加熱したアスファルト混合物を用いた道路舗装の復旧工法を提供することができる。
道路舗装の復旧工法を示したフロー。 道路舗装の復旧工法の工程を説明するための図であり、(a)は路床構築工程、(b)は路盤構築工程、(c)はアスファルト混合物敷均し工程を説明するための説明図。 被覆カバーの図であり、(a)は展開図、(b)は(a)中の矢視b−bから見た断面図。 被覆カバーを用いてアスファルト混合物を加熱するための準備を、手順((a)〜(b))に従って示した斜視図。 図4に続き被覆カバーを用いてアスファルト混合物を加熱するための準備を、手順((a)〜(b))に従って示した斜視図。 図5に続き被覆カバーを用いてアスファルト混合物を加熱するための準備を、手順((a)〜(b))に従って示した斜視図。 制御ボックスの斜視図。 開閉扉を取り除いた状態の制御ボックスの正面図。 加熱手段により実行される加熱動作を示したフローチャート。 扉部を開けた状態の収容ボックスの斜視図。 収容ボックスを用いてアスファルト混合物を加熱するための準備をしている様子を示した斜視図。 図11に続き、収容ボックスを用いてアスファルト混合物を加熱するための準備をしている様子を示した斜視図。 図12に続き、収容ボックスを用いてアスファルト混合物を加熱するための準備をしている様子を示した斜視図。
以下、この発明の好適な実施の形態に係るアスファルト混合物の加熱手段、及び該加熱手段で加熱したアスファルト混合物を用いた道路舗装の復旧工法について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず、道路舗装の復旧工法のフローについて簡単に説明する。道路舗装の復旧工法は、舗装が壊されて掘削された道路を元の状態に復旧させる工法であり、あるいは元の状態に近い状態に仮復旧させる工法であり、図1に示すように、路床構築工程(S1)と、路盤構築工程(S2)と、アスファルト混合物加熱工程(S3)と、アスファルト混合物敷均し工程(S4)とを有している。
路床構築工程(S1)では、図2(a)に示すように、舗装面Rを掘削した掘削孔T内に埋め戻し資材Mを投入して路床を構築する。埋め戻し資材Mとしては、適切に粒度調整された各種の自然材、再生材等からなる各種砂、砕石等の他、加工資材として直径5cm程度の樹脂成形体(ecoボール(登録商標))を多数袋詰めしたものなどを用いることができる。
路盤構築工程(S2)では、図2(b)に示すように、路床上に路盤材を投入して転圧をすることで路盤を構築する。路盤材としては、粒度を調整した砕石などを用いることができる。
アスファルト混合物加熱工程(S3)では、袋詰めしたアスファルト混合物を所望の温度にまで加熱する。これにより、アスファルト混合物に高い流動性を付与することができる。なお、アスファルト混合物の詳細、アスファルト混合物の加熱手段の詳細、及び具体的なアスファルト混合物の加熱方法については後述する。
アスファルト混合物敷均し工程(S4)では、図2(c)に示すように、加熱したアスファルト混合物Pを路盤上に投入し、敷き均す。敷き均したアスファルト混合物Pを転圧することで、掘削された道路舗装を復旧することができる。
本実施の形態で用いられるアスファルト混合物Pは、図4(a),(b)に示すように、20kg毎に袋詰めされており、常温で倉庫等に保管される。アスファルト混合物Pは、施工現場での中温加熱で高い流動性が得られるものが用いられる。アスファルト混合物Pは、ストレートアスファルト60/80(比較例)に対して、90〜110℃の中温で動粘度が低く(流動性が高く)、90〜110℃での動粘度が1700〜3800cStである。なお、ここでの動粘度は、B型粘度計を用いて計測している。
アスファルト混合物Pは、ストレートアスファルト60/80に流動性付与添加剤を添加することで得ることができる。流動性付与添加剤としては、例えば、ステアリン酸アミドを主成分とする添加剤をあげることができる。このような添加剤を数パーセント(重量パーセント)ストレートアスファルトに添加することで、中温(90〜110℃)での加熱によりアスファルト混合物Pの流動性を効果的に高めることができる。
袋詰めされたアスファルト混合物Pを加熱するための加熱手段は、加熱時にアスファルト混合物Pを覆う図3に示す収容体としての被覆カバー10と、アスファルト混合物Pを加熱する図4(b)に示すパネルヒータ20と、アスファルト混合物Pの温度を計測する図5(a)に示す温度計30と、ユーザの操作を受け付けるとともに該操作に基づいて加熱手段の各機器の動作を制御する図7に示す制御ボックス40とを有している。
被覆カバー10は、シート材からなり、図3(a)に示すように底部10aと、4枚の側部10b〜10eと、上部10fとからなる本体部10a〜10fを有しており、アスファルト混合物Pを覆う際にはボックス状に組み立てられる。また、被覆カバー10は、本体部10a〜10fに接続した複数の面ファスナ取付部10gを有している。複数の面ファスナ取付部10gのそれぞれには、面ファスナのオス部12aが取付けられている。一方、本体部10a〜10fの外面(図3(a)では奥側の面)には、対応する面ファスナのオス部12aと結合可能な位置に面ファスナのメス部12bが取り付けられている。
被覆カバー10は、図3(b)に示すように、外装材13と断熱材14と内装材15との3層構造を有している。外装材13及び内装材15は、例えば、ガラス繊維にシリコンを両面加工したシート材から構成されている。断熱材14は、外装材13と内装材15との間に配されており、例えばグラスファイバを主原料とした不織布から構成されている。断熱材14は、図3(a)に示すように、底部10aと、4枚の側部10b〜10eと、上部10fとのそれぞれに配されており、ボックス状に組み立てたられた被覆カバー10の各面に配される。なお、外装材13と内装材15とは、断熱材14の周囲に沿って縫い合わせられている。そのため、被覆カバー10内での断熱材14の位置は固定されている。なお、隣接する断熱材14間には隙間sが設けられている。この隙間sの位置で被覆カバー10は折り曲げることができ、被覆カバー10をボックス状に組み立てることができる。なお、面ファスナのオス部12aが取付けられた面ファスナ取付部10gは、図3(b)に示すように、積層した外装材13と内装材15とによって形成されている。
パネルヒータ20は、図4(b)に示すように、ヒータ本体21とヒータ本体21から延出したリード線22とを有する、例えばシリコンラバーヒータである。ヒータ本体21は、袋詰めされたアスファルト混合物Pの平面寸法と概ね同じ平面寸法を有している。パネルヒータ20は、リード線22の先端に設けられた図示しない電源プラグを介して電源に接続される。パネルヒータ20としては使用電力200〜250W程度の製品を想定しており、積み重ねられた袋詰めされたアスファルト混合物Pの間に配置されて、アスファルト混合物Pを加熱する。
温度計30は、図5(a)に示すように、温度を計測する棒状の温度計本体31と温度計本体31から延出したコード32とを有している。温度計30は、コード32の先端に設けられた図示しない接続プラグを介して図7に示す制御ボックス40に接続される。これにより温度計30で計測された計測値は、制御ボックス40に送信される。
制御ボックス40は、図7に示すように、下部の筐体を構成する収容部41と、収容部41に対して回動して開閉可能に取り付けられた開閉扉42とを有している。開閉扉42には、該開閉扉42が閉じた状態にあるときに制御ボックス40の内部を視認できるように、円形状の2つの表示窓42a、42bが形成されている。
収容部41の1つの外側面には、図7、8に示すように、パネルヒータ20(図4(b))の図示しない電源プラグを差し込むための3つのコンセント43と、温度計30の接続プラグを差し込むためのポート44とが設けられている。また、収容部41には、電源プラグ45を先端に有するリード線46が延出している。また、収容部41には、ユーザが制御ボックス40を持ち運びするための把手47が設けられている。
収容部41は、図8に示すように、加熱手段の各部を制御するための制御部48を内部に有している。制御部48は、ユーザから受け付けた操作及び温度計30(図5(a))が計測した計測結果に基づいて、加熱手段の各部の動作を制御する。
また、収容部41には、ユーザの操作を受け付ける複数の操作手段として、制御ボックス40の電源をON/OFFするための電源スイッチ49と、加熱手段を手動運転とするかタイマ運転とするかを切り換えるための加熱モード選択スイッチ50と、アスファルト混合物P(図4(b))の温度を設定するための上下ボタン51a及びEnterボタン51bからなる設定スイッチ51とが設けられている。
加熱モード選択スイッチ50を図8に示す「切」の状態から反時計回りにひねることで、加熱モードを手動モードに変更することができる。このように加熱モードが手動モードとなると、左方に配置された手動モード表示灯52が点灯して、アスファルト混合物P(図4(b))の加熱が始まる。一方、加熱モード選択スイッチ50を図8に示す「切」の状態から時計回りにひねることで、加熱モードをタイマモードに変更することができる。このように加熱モードがタイマモードとなると、右方に配置されたタイマモード表示灯53が点灯して、別途設定した時刻からアスファルト混合物P(図4(b))の加熱が始まる。加熱モード選択スイッチ50、手動モード表示灯52、及びタイマモード表示灯53は、開閉扉42(図7)が閉じた状態にあっても表示窓42aを通して視認可能である。
設定スイッチ51は、アスファルト混合物P(図4(b))の設定温度を表示する設定温度表示部54の表示を確認しながら操作される。設定スイッチ51の上下ボタン51aを操作することで設定温度が上下し、表示された温度が所望の温度になるとEnterボタン51bが操作されて、設定温度がセットされる。なお、設定温度表示部54の上方には、温度計30(図5(a))で計測された計測された温度を表示する計測温度表示部55が設けられている。
次に、上述した加熱手段を用いて図1に示すアスファルト混合物加熱工程(S3)を実行する手順について説明する。
まず、図4(a)に示すように、床面や地面に被覆カバー10を広げ、袋詰めされたアスファルト混合物Pを1袋、被覆カバー10の底部10aに載置する。袋詰めされたアスファルト混合物Pは、20kg程度であることから、一人のユーザによる手作業で運べる重さである。
次に、図4(b)に示すように、アスファルト混合物Pの上に、パネルヒータ20をセットする。なお、図4(b)及び図5において、加熱するアスファルト混合物Pに着目するため、被覆カバー10は底部10aのみを図示している。なお、被覆カバー10上にパネルヒータ20を載置し、その上に袋詰めされたアスファルト混合物Pを置き、さらにパネルヒータ20でアスファルト混合物Pを挟むようにして、アスファルト混合物Pとパネルヒータ20を交互に積み重ねてもよいことは言うまでもない。
続いて、図5(a)に示すように、図4(b)に示す状態から、パネルヒータ20を挟み込むように袋詰めされたアスファルト混合物Pをセットし、さらにその上にパネルヒータ20をセットする。このとき、セットするパネルヒータ20は、そのリード線22が先にセットしたパネルヒータ20のリード線22と同じ方向を向くようにセットする。さらに、セットしたパネルヒータ20上に、温度計30をセットする。このとき、パネルヒータ20上には、温度計本体31のみが載るようにし、コード32はパネルヒータ20に接触しないようにする。このような配置とすることで、パネルヒータ20の熱がコード32に伝わりにくくすることができる。
次に、図5(b)に示すように、アスファルト混合物Pとパネルヒータ20とを交互にセットしていき、最終的に5袋のアスファルト混合物Pと、アスファルト混合物Pの間に挟み込んだ4枚のパネルヒータ20とをセットする。なお、加熱条件によっては、積み上げた5袋のアスファルト混合部Pの最下面と最上面とにパネルヒータ20を配置して6枚のパネルヒータをセットしてもよい。
続いて、図6(a)、(b)に示すように、広げられた被覆カバー10を折りたたんでいき、対応する面ファスナのオス部12aとメス部12bとを結合させる。なお、オス部12aとメス部12bとの対応関係は、図3(a)に示す被覆カバー10の展開図から理解することができる。このように、被覆カバー10を折りたたんでいく際、パネルヒータ20のリード線22と温度計30のコード32とはまとめられて、被覆カバー10の一か所から外側に出される。最後に、被覆カバー10の上部10fを閉じることにより、交互に積み重ねられたアスファルト混合物Pとパネルヒータ20とを、被覆カバー10内に収容することができる。このような被覆カバー10による収容状態は、面ファスナの結合によって維持することができる。
次に、被覆カバー10から延出したリード線22の先端に設けられた図示しない電源プラグを、図7に示すコンセント43に差し込むとともに、被覆カバー10から延出したコード32の先端に設けられた図示しない接続プラグを、図7に示すポート44に差し込む。これにより、パネルヒータ20及び温度計30を制御ボックス40に接続することができる。最後に、図7,8に示す制御ボックス40の電源プラグ45を一般用の電源に差し込むことで、加熱手段の準備が完了する。
このようにして準備が完了した加熱手段によって実行される加熱動作について、図9を参照しながら説明する。なお、加熱動作は、図8に示す制御部48による制御により実行される。
図8に示す電源スイッチ49が操作され電源がONになると、制御部48は、ユーザからアスファルト混合物Pの設定温度の入力を受け付ける(ステップS11)。道路舗装の復旧工事の際、アスファルト混合物Pは90℃以上に加熱されていることが好ましい。なお、袋詰めされたアスファルト混合物Pの中心の温度は温度計30で計測された温度よりも低いため、ユーザによって入力される設定温度は、アスファルト混合物Pを使用しようとする温度に20℃プラスした値が入力される。例えば、アスファルト混合物Pを100℃まで加熱して使用しようとする場合には、120℃の設定温度が設定スイッチ51(図8)を介して入力される。
ユーザによって、図8に示す設定スイッチ51が操作されて設定温度が入力されると、続いて制御部48は、ユーザから加熱モードの入力を受け付ける(ステップS12)。
ユーザによって、図8に示す加熱モード選択スイッチが操作されて加熱モードが入力されると、制御部48は入力されたモードが手動モードか否かを判別する(ステップS13)。
制御部48は、入力された加熱モードが手動モードであると判別すると(ステップS13:Yes)、図8に示すコンセント43に通電してパネルヒータ20を作動させる(ステップS14)。このように、選択された加熱モードが手動モードである場合、制御部48は、加熱モードが選択された直後からパネルヒータ20を作動させてアスファルト混合物Pの加熱を開始する。
次に制御部48は、温度計30(図5)によって計測された計測温度が、ユーザによって入力された設定温度に達しているか否か判別する(ステップS15)。
制御部48は、計測温度が設定温度に達していると判別すると(ステップS15:Yes)、保温モードに移行する(ステップS16)。保温モードとは、パネルヒータ20のオンとオフとを繰り返してアスファルト混合物Pの温度を一定に保つための動作をするモードである。
一方、制御部48は、計測温度が設定温度に達していないと判別すると(ステップS15:No)、所定時間経過後に、再度、計測温度が設定温度に達しているか否か判別する(ステップS15)。このように、計測温度が設定温度に達するまで、パネルヒータ20による加熱は継続される。
ステップS13において、制御部48は、入力された加熱モードが手動モードでないと判別すると(ステップS13:No、このときユーザに選択された加熱モードはタイマモードである)、ユーザから加熱開始時刻の入力を受け付ける(ステップS17)。加熱開始時刻は、図示しない入力装置を介して入力される。なお、ユーザからの入力の受付はこのように時刻であってもよいし、入力したときから加熱を開始するまでの時間を入力する態様であってもよい。
次に制御部48は、現在の時刻が加熱開始時刻になったか否か判別する(ステップS18)。
制御部48は、現在の時刻が加熱開始時刻になったと判別すると(ステップS18:Yes)、図8に示すコンセント43に通電してパネルヒータ20を作動させる。
一方、制御部48は、現在の時刻が加熱開始時刻になっていないと判別すると(ステップS18:No)、所定時間経過後に、再度、現在の時刻が加熱開始時刻になったか否か判別する(ステップS16)。このように、現在の時刻が加熱開始時刻になるまで、パネルヒータ20による加熱が始まることはない。
ユーザは、図8に示す設定温度表示部54に表示された設定温度と、計測温度表示部55に表示された計測温度とを見比べることにより、現在のアスファルト混合物Pの温度が設定温度に達しているか否かを判断することができる。計測温度が設定温度に達しているときには、電源スイッチ49(図8)を操作して電源をオフにする。これにより、パネルヒータ20は停止する。なお、パネルヒータ20によってアスファルト混合物Pを加熱する際の一時間当たりの温度上昇は、おおよそ32℃である。そのため、ユーザは、設定温度に到達する時刻をおおよそ把握することができるため、加熱している間、逐一計測温度を確認する必要はない。
設定温度までアスファルト混合物Pが加熱されると、被覆カバー10を開き、袋詰めされたアスファルト混合物Pを保温袋に1つずついれ、現場まで運び使用することができる。これにより、使用するまでのアスファルト混合物Pの温度低下を抑制することができ、アスファルト混合物Pを所望の状態で施工することができる。
上記の実施の形態1に係る発明においては、ボックス状に組み立てられる被覆カバー10の全ての面に断熱材14を配置している。そのため、被覆カバー10内の熱を逃がすことなくアスファルト混合物Pを効率よく加熱することができ、アスファルト混合物Pを設定温度にまで均一に加熱することができる。
また、パネルヒータ20は、袋詰めされたアスファルト混合物Pの平面寸法と概ね同じ平面寸法であり、重ねられたアスファルト混合物Pに挟まれた状態にあるためアスファルト混合物Pと確実に接触した状態となる。そのため、パネルヒータ20から発せられた熱をアスファルト混合物Pの全体に均一に伝えることができる。
また、加熱手段の構成要素である、被覆カバー10、パネルヒータ20、温度計30、及び制御ボックス40は、持ち運びが容易な構成である。そのため、電源を確保することができればアスファルト混合物Pを加熱する場所は限定されず、様々なところで実施可能である。これにより、現場の近くでの加熱も容易となり、所望の状態にまで加熱したアスファルト混合物Pを温度の低下を抑制したまま使用することができる。
また、本実施の形態で使用する1枚のパネルヒータ20の使用電力は200〜250Wであるため、4〜6枚のパネルヒータ20を用いても使用電力は800〜1500W程度である。そのため、一般用の電源を用いて加熱することができるため、様々な場所でのアスファルト混合物の加熱が可能である。
また、アスファルト混合物Pに挟み込んだ温度計30を制御ボックス40に接続して、現在のアスファルト混合物Pの温度を計測温度表示部55で表示できるようにしている。また、制御ボックス40の開閉扉42に表示窓42bを設けて、制御ボックス40の外側から計測温度表示部55を視認できるようにしている。これにより、ユーザは現在のアスファルト混合物Pの温度を容易に把握することができるため、アスファルト混合物Pの温度管理を容易に行うことができる。
この発明は、上記実施の形態に限定されず、様々な変形及び応用が可能である。ボックス状に組み立てられる被覆カバー10には断熱材を設けて熱を外部に逃がさない構成としていたが、被覆カバー10にさらにアスファルト混合物Pを加熱するヒータを設けてもよい。例えば、ボックス状に組み立てられる被覆カバー10の各面にパネルヒータを設けることにより、アスファルト混合物Pをより素早く加熱することができる。
また、温度計30は下から2番目のアスファルト混合物Pと下から3番目のアスファルト混合物Pとの間に設けたが、温度計の設置位置は特に限定されず任意の位置に設置することができる。また、温度計30を複数設置して、これらの計測値に基づいてアスファルト混合物Pの温度を算出するようにしてもよい。これにより、アスファルト混合物Pの温度をより正確に把握することができる。
また、被覆カバー10内で一度に加熱するアスファルト混合物Pの袋の数は任意に設定することができる。例えば、5袋よりも少なくてもよいし、5袋よりも多くしてもよい。特に、5袋よりも多くする場合には、より寸法の大きな被覆カバー10を準備する必要がある。
また、アスファルト混合物Pは20kg毎に袋詰めされていると説明したが、どの程度の重さ毎に袋詰めするかは任意に設定することができる。しかしながら、施工のし易さを考慮すると、人が持ち運びできる程度の重さに抑えるのが好ましい。
また、1枚のパネルヒータ20の使用電力200〜250Wは一例であり、どの程度の使用電力のパネルヒータを用いるかは任意である。例えば、使用電力の大きいパネルヒータを用いて、アスファルト混合物Pを早く加熱できるようにしてもよい。
また、4枚のパネルヒータ20を用いてアスファルト混合物Pを加熱したが、使用するパネルヒータ20の個数は4枚に限定されるものではない。例えば、パネルヒータ20を積み重ねられたアスファルト混合物Pの最上面及び最下面に配置して、合計6枚のパネルヒータを用いてもよい。あるいは、4枚よりも少ないパネルヒータ20を用いて、アスファルト混合物Pを加熱するようにしてもよい。
また、制御ボックス40に、アスファルト混合物Pが設定温度に達したことをユーザに知らせる報知手段を設けてもよい。例えば、設定温度に達したことを音で報知する報知手段であってもよいし、発光することでユーザに知らせる報知手段であってもよい。これにより、加熱されたアスファルト混合物Pを放置することなくスムーズに施工することができる。
なお、加熱する際にアスファルト混合物Pを覆うものとしては、上記の被覆カバー10に限定されない。次に、アスファルト混合物Pを覆うものとして金属製のボックスを用いた実施の形態2について説明する。
(実施の形態2)
本実施の形態は上記の実施の形態1と比較して、アスファルト混合物Pの加熱手段の一部が異なり、それに伴い加熱工程の一部も異なる。しかしながら、その他の点については共通する点も多い。そのため、以下では、上記実施の形態と異なる点を中心に説明するものとし、共通する点については説明を省略するか簡単な説明で済ませる。また、上記の形態と同様の構成については、同じ符号を付している。
袋詰めされたアスファルト混合物Pを加熱するための加熱手段として、図3に示す被覆カバー10のかわりに図10に示す収容体としての収容ボックス60を有するとともに、新たに図11に示すアスファルト混合物Pを運ぶ台車70を有している。
収容ボックス60は、図10に示すように、収容空間61aを有する収容部61と、収容部61に対して開閉可能に取り付けられた扉部62とを有している。収容ボックス60は、例えばステンレス等の金属製であり、収容空間61aの覆う内周面のそれぞれには断熱材63が貼付されている。なお、図10では図示されていないが、図中上方の内周面と、右方の内周面にも同様の断熱材が貼付されている。収容ボックス60内の収容空間61aは、後述するようにアスファルト混合物Pが積まれた台車を収容可能な大きさを有している。収容ボックス60の上部には、収容空間61a内から収容ボックス60の外に配線を出すための配線用孔64が形成されている。また、収容ボックス60の下面には、収容ボックス60の移動を容易とするロック機構付きのキャスタ65が設けられている。収容ボックス60の上面には、配線用孔64を通した配線と容易に接続できる位置に制御ボックス40が載置されている。
本実施の形態の台車70は、図11に示すように、アスファルト混合物Pを載せるためのキャスタ72付きの載置台71と、把手73aが設けられた立設部73と、パネルヒータ20の電源プラグ23(図12)を差し込むための複数のコンセントが設けられた電源タップ74と、を有している。ユーザは、把手73aを押すことで、台車70を移動させることができる。
次に、これらの加熱手段を用いて図1に示すアスファルト混合物加熱工程(S3)を実行する手順について説明する。
まず、図11に示すように、台車70の載置台71の上に、袋詰めされたアスファルト混合物Pとパネルヒータ20とを交互に重ねていく。最終的に、図12に示すように、10袋のアスファルト混合物Pと、アスファルト混合物Pの間に挟み込んだ9つのパネルヒータ20とをセットする。なお、図5(a)、(b)に示すように、積み重ねたアスファルト混合物Pの間に温度計30を差し込む。なお、何段目のアスファルト混合物Pと何段目のアスファルト混合物Pの間に温度計30を差し込むかは任意であるが、本実施の形態では下から5段目のアスファルト混合物Pと下から6段目のアスファルト混合物に温度計30を差し込んでいる。
載置台71上に10袋のアスファルト混合物Pを積み重ねた後、図12に示すように、電源タップ74に全てのパネルヒータ20の電源プラグ23を差し込む。このようにして、台車70にアスファルト混合物Pの積み込みが完了する。
アスファルト混合物Pの積み込みが完了した台車70を、図13に示すように、台車70ごと収容ボックス60内の収容空間61aに収容する。そして、電源タップ74のコード74aを配線用孔64に通し、コード74aの先端に設けられた電源プラグ74b(図12)を制御ボックス40のコンセント43に差し込む。また、温度計30のコード32を配線用孔64に通し、コード32の先端に設けられた図示しない接続プラグを、ポート44に差し込む。これにより、パネルヒータ20及び温度計30を制御ボックス40に接続することができる。そして、収容ボックス60の扉部62を閉じ、制御ボックス40の電源プラグ45を電源に差し込むことで、加熱手段の準備が完了する。なお、1枚のパネルヒータ20の使用電力は350Wであるため、10袋のアスファルト混合物Pを加熱するために、少なくとも9枚のパネルヒータ20を用いると使用電力が3150Wとなる。これは、一般用のコンセントの1500Wを超えることになるため、制御ボックス40の電源プラグ45はより高ボルト用のコンセントに接続する必要がある。以降、制御ボックス40を操作してアスファルト混合物Pを加熱する図9に示す加熱動作や、加熱後のアスファルト混合物Pの取り扱いは、上記実施の形態と同様であるため説明は省略する。
上記の実施の形態2に係る発明においては、作業スペースを十分に確保した場所に台車70を移動してアスファルト混合物Pを積み込めることから、積み込み作業を容易に行うことができる。また、アスファルト混合物Pを積み込んだ台車ごと収容ボックス60内に移動して加熱できることから、より多くのアスファルト混合物Pを一度に加熱することができる。これにより、アスファルト混合物Pの加熱作業を効率よく行うことができる。
また、収容ボックス60の収容空間61aを区画する内周面のそれぞれには断熱材63が貼付されている。そのため、収容ボックス60内の熱を逃がすことなくアスファルト混合物Pを効率よく加熱することができ、アスファルト混合物Pを設定温度にまで均一に加熱することができる。
また、台車70上に、全てのパネルヒータ20の電源プラグ23を差し込むことができる電源タップ74を設けている。そのため、パネルヒータ20の電源プラグ23の差し込み作業を、作業空間が確保された場所で実施することができる。また、制御ボックス40のコンセント43へは、電源タップ74の1つの電源プラグを差し込むだけで、全てのパネルヒータ20を制御ボックス40に接続することができる。これにより、アスファルト混合物Pの加熱作業を容易に実行することができる。なお、電源タップ74を台車70上に設けない場合には、各パネルヒータ20のリード線22を束ねて台車外の電源タップ等まで延長して使用する。
10 被覆カバー
13 外装材
14 断熱材
15 内装材
20 パネルヒータ
21 ヒータ本体
30 温度計
40 制御ボックス
41 収容部
42 開閉扉
44 ポート
48 制御部
49 電源スイッチ
50 加熱モード選択スイッチ
51 設定スイッチ
54 設定温度表示部
55 計測温度表示部
60 収容ボックス
61 収容部
62 扉部
63 断熱材
65,72 キャスタ
70 台車
71 載置台
M 埋戻し資材
P アスファルト混合物
R 舗装面
T 掘削面

Claims (8)

  1. 積み重ねられた袋詰めのアスファルト混合物の間で狭持され、前記アスファルト混合物を加熱するパネルヒータと、
    積み重ねられた前記アスファルト混合物の間に差し込まれる温度計と、
    前記アスファルト混合物、前記パネルヒータ、及び前記温度計を内部に収容する収容体と、
    前記パネルヒータと前記温度計とが接続される制御ボックスと、
    を備えることを特徴とするアスファルト混合物の加熱手段。
  2. 前記制御ボックスには、前記パネルヒータの電源プラグを差し込み可能なコンセントと、前記温度計の接続プラグを差し込み可能なポートが設けられたことを特徴とする請求項1に記載のアスファルト混合物の加熱手段。
  3. 前記制御ボックスには、ユーザにより入力された前記アスファルト混合物の設定温度と、前記温度計により計測された前記アスファルト混合物の計測温度とを表示する表示部が設けられたことを特徴とする請求項1又は2に記載のアスファルト混合物の加熱手段。
  4. 前記収容体には、内部の熱を外部へ逃がさないようにするための断熱材が設けられたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のアスファルト混合物の加熱手段。
  5. 前記収容体は、外装材と断熱材と内装材との少なくとも3層構造を有するシート材からなり、内部に収容物を収容した状態を維持するための面ファスナを有したことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のアスファルト混合物の加熱手段。
  6. 前記収容体は、内部に収容空間を有し、前記収容空間を開閉する扉部が設けられた箱型の収容ボックスであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のアスファルト混合物の加熱手段。
  7. 積み重ねられた前記アスファルト混合物が載置される台車をさらに備え、
    前記アスファルト混合物が載置された前記台車は、そのまま前記収容体の前記収容空間に収容され、該台車上の前記アスファルト混合物が加熱されることを特徴とする請求項6に記載のアスファルト混合物の加熱手段。
  8. 掘削された掘削孔内に埋戻し資材を投入して路床を形成する工程と、
    袋詰めされた前記アスファルト混合物を、請求項1から7のいずれか1項に記載のアスファルト混合物の加熱手段を用いて加熱する工程と、
    加熱した前記アスファルト混合物を、前記路床上に形成した路盤上に敷き均し、転圧する工程と、を備える、
    ことを特徴とする道路舗装の復旧工法。
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