JP5897098B1 - アスファルト流通方法および切断加熱装置 - Google Patents

アスファルト流通方法および切断加熱装置 Download PDF

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Abstract

【課題】アスファルトの流通および保管に必要なエネルギーを低減できるアスファルト流通方法、およびアスファルトの流通および保管に必要なエネルギーを低減できる切断加熱装置を提供する。【解決手段】アスファルト供給用ポンプ5から、アスファルト2を樹脂製袋3内へ供給する。アスファルト2を包み込んだ樹脂製袋3をフレキシブルコンテナバッグ4に収容し、アスファルト収容体1を得る。アスファルト収容体1をコンテナ貨物船に載せて輸送する。アスファルト収容体1のフレキシブルコンテナバッグ4から、アスファルト2を包み込んだ樹脂製袋3を取出し、切断加熱装置の本体内に投入する。切断加熱装置で樹脂製袋3を切断し、かつ、樹脂製袋3を溶かす。【選択図】図1A

Description

本発明はアスファルト流通方法および切断加熱装置に関する。詳しくは、例えばストレートアスファルトを流通するアスファルト流通方法、およびこのアスファルト流通方法に使用される切断加熱装置に係るものである。
アスファルトには、原油を蒸留して製造される石油アスファルトと、天然に存在する天然アスファルトとがある。
また、一般的に製品として扱われるのは、石油アスファルトのうち減圧蒸留装置によって蒸留して得られたストレートアスファルトである。
ここで、ストレートアスファルトは、常温において粘度が非常に高いので取扱い難い。従って、ストレートアスファルトを輸送する場合、アスファルト専用タンカーにおいて、高温で溶融した状態に保温して港まで輸送し、アスファルト貯蔵所の大型保温タンクにストレートアスファルトを搬入する。
そして、顧客から注文があったときに、大型保温タンクに貯蔵されたストレートアスファルトをアスファルト専用保温タンクローリー車に供給し、顧客へ搬入する。
このように、ストレートアスファルトを輸送する場合には、常にストレートアスファルトの保温加熱が必要であり、そのために大量のエネルギーが必要とされる。
また、アスファルト専用タンカーは、高温で溶融した状態のストレートアスファルトを輸送するので、引火点の低い材料などストレートアスファルト以外の輸送のために使用できない。
これらのことが原因で、ストレートアスファルトの輸送コストが高くなり、アスファルト価格の高騰へとつながっている。
そこで、様々な方法が提案されている。例えば特許文献1には、熱可塑性樹脂フィルムにより塊状アスファルトをパッキングして輸送する方法が記載されている。
引用文献1に記載の発明は、この熱可塑性樹脂フィルムに関するものであり、融点Tmが70℃<Tm≦300℃で、かつ、厚みが2〜200μmの熱可塑性樹脂フィルムである。
特開2001−048227号公報
しかしながら、引用文献1に記載の方法のように、塊状アスファルトを熱可塑性樹脂フィルムで包装しただけの状態で輸送すると、塊状アスファルト自体の重量や、外部からの圧力や、鋭利な物との接触により熱可塑性樹脂フィルムが破損してしまうおそれがある。そして、破損した箇所から塊状アスファルトが露出し、船内を汚してしまったり、塊状アスファルト自体の品質を損ねたりというおそれがあり、アスファルトを充分に輸送できない可能性がある。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、アスファルトの流通および保管に必要なエネルギーを低減できるアスファルト流通方法、およびアスファルトの流通および保管に必要なエネルギーを低減できる切断加熱装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のアスファルト流通方法は、アスファルトと、該アスファルトを包装した樹脂製の包装部材と、該包装部材を収容した袋状部材とを有するアスファルト収容体を輸送する輸送工程と、前記袋状部材から取出された、前記アスファルトを包装した前記包装部材を収容可能な本体を有する、同包装部材を切断可能かつ加熱可能な切断加熱装置の同本体に投入された同包装部材を切断し、かつ、同本体の内部を同包装部材の融点以上に加熱する切断加熱工程とを備える。
ここで、アスファルトと、アスファルトを包装した樹脂製の包装部材と、包装部材を収容した袋状部材とを有するアスファルト収容体を輸送する輸送工程によって、アスファルトを個別に包んだ状態で輸送できるので、アスファルトを保温しなくてもアスファルトを取出しやすい。
また、包装部材を収容した袋状部材によって、輸送中にアスファルトが露出し難くなると共に、アスファルトの品質も損ね難くなる。
また、袋状部材から取出された、アスファルトを包装した包装部材を収容可能な本体を有する、包装部材を切断可能かつ加熱可能な切断加熱装置の本体に投入された包装部材を切断し、かつ、本体の内部を包装部材の融点以上に加熱する切断加熱工程によって、樹脂製の包装部材を細かくし、そして溶かすことができるので、アスファルト中に包装部材を残存させ難い。
また、本発明のアスファルト流通方法において、包装部材は、袋状であり、かつ、融点70〜185℃および厚さ10〜500μmを有し、かつ、ボトル形状を有するものとすることができる。
この場合、包装部材の融点が70℃以上なので、熱を加えられなければ包装部材が溶けることはない。また、包装部材の融点が185℃以下なので、アスファルトの品質を低下させる温度まで加熱しなくても包装部材を溶かすことができる。
また、包装部材の厚さが10μm以上なので、包装部材が破損し難い。また、包装部材の厚さが500μm以下なので、包装部材の溶解性を損ねない範囲で耐久性を向上できる。
また、包装部材が袋状でありボトル形状を有するので、首部分を結んで口を閉じることができる。
また、本発明のアスファルト流通方法において、袋状部材は、130℃以上の耐熱性および0.5kgw/cm以上の耐圧性を有し、かつ、一方側に内側面と外側面との間を貫通して直径を変更可能な第1の開口部が形成され、かつ、一方側とは反対側の他方側に内側面と外側面との間を貫通して第1の開口部よりも小さい直径を変更可能な第2の開口部が形成されたものとすることができる。
この場合、袋状部材は130℃以上の耐熱性を有するので、熱を帯びたアスファルトを包装した包装部材を収容しても、熱で劣化し難い。
また、袋状部材は0.5kgw/cm以上の耐圧性を有するので、袋状部材を積み重ねたり、鋭利な物と接触したりしても破損し難い。
また、鉛直方向の上に向けた第1の開口部から、アスファルトを包装した包装部材を袋状部材内に入れ、袋状部材の上下を逆転させることなく、この袋状部材を切断加熱装置の本体上に吊り上げて、鉛直方向の下に向いた第2の開口部からアスファルトを包装した包装部材を、切断加熱装置の本体内に落下させることができる。
また、直径を変更可能な第2の開口部によって、アスファルトを包装した包装部材の落下量を調整できるので、切断加熱装置の本体の投入口を汚し難くなり、また、一気にアスファルトを包装した包装部材を落下させたときの事故も防止できる。
また、本発明のアスファルト流通方法において、輸送工程は、コンテナの内部上方に吊るして設置されたハンモックにアスファルト収容体を載置した状態でアスファルト収容体を輸送するものとすることができる。
この場合、アスファルト収容体にさらに別のアスファルト収容体を直接積み重ねたときよりも、下のアスファルト収容体への負担が軽減され、下のアスファルト収容体の破損を抑制できる。
また、本発明のアスファルト流通方法において、切断加熱装置は、中心軸線を中心に回転可能であると共に、中心軸線上に内側面とこの内側面に対向する外側面との間を貫通した第1の開口部が形成された、かつ、第1の開口部と連通すると共に中心軸線から離れた内側面とこの内側面に対向する外側面との間を貫通した第2の開口部が形成された回転体と、この回転体の中心軸線上であると共に第1の開口部と第2の開口部との間に配置された、かつ、包装部材を切断可能な刃体とを含み、かつ、本体の内部に配置される切断部と、本体の内部を、包装部材の融点以上に加熱可能な加熱部とを有するものとすることができる。
この場合、中心軸線を中心に回転可能であると共に、中心軸線上に内側面とこの内側面に対向する外側面との間を貫通した第1の開口部が形成された、かつ、第1の開口部と連通すると共に中心軸線から離れた内側面とこの内側面に対向する外側面との間を貫通した第2の開口部が形成された回転体によって、回転することで中心軸線上に負圧分布が形成されて吸引力が生じ、アスファルトや包装部材を第1の開口部から回転体の内部に吸い込むことができ、また、第1の開口部から吸い込んだ、アスファルトや包装部材を第2の開口部から排出できる。
またこの場合、回転体の中心軸線上であると共に第1の開口部と第2の開口部との間に配置された、かつ、包装部材を切断可能な刃体によって、回転体の内部に吸い込んだ包装部材を切断して細かくすることができる。
またこの場合、本体の内部を、包装部材の融点以上に加熱可能な加熱部によって、本体に収容された包装部材を溶かすことができる。
また、上記の目的を達成するために本発明の切断加熱装置は、アスファルトを包装した樹脂製の包装部材を収容可能な本体と、中心軸線を中心に回転可能であると共に、同中心軸線上に内側面と同内側面に対向する外側面との間を貫通した第1の開口部が形成された、かつ、同第1の開口部と連通すると共に同中心軸線から離れた内側面と同内側面に対向する外側面との間を貫通した第2の開口部が形成された回転体と、この回転体の中心軸線上であると共に第1の開口部と前記第2の開口部との間に配置された、かつ、前記包装部材を切断可能な刃体とを有し、かつ、前記本体の内部に配置される切断部と、前記本体の内部を、前記包装部材の融点以上に加熱可能な加熱部とを備える。
ここで、中心軸線を中心に回転可能であると共に、中心軸線上に内側面とこの内側面に対向する外側面との間を貫通した第1の開口部が形成された、かつ、第1の開口部と連通すると共に中心軸線から離れた内側面とこの内側面に対向する外側面との間を貫通した第2の開口部が形成された回転体によって、回転することで中心軸線上に負圧分布が形成されて吸引力が生じ、アスファルトや包装部材を第1の開口部から回転体の内部に吸い込むことができ、また、第1の開口部から吸い込んだ、アスファルトや包装部材を第2の開口部から排出できる。
また、回転体の中心軸線上であると共に第1の開口部と第2の開口部との間に配置された、かつ、包装部材を切断可能な刃体によって、回転体の内部に吸い込んだ包装部材を切断して細かくすることができる。
また、本体の内部を、包装部材の融点以上に加熱可能な加熱部によって、本体に収容された包装部材を溶かすことができる。
また、本発明の切断加熱装置において、回転体には、第1の開口部と第2の開口部とを連通する連通路が形成されており、切断部は、連通路に配置された、かつ、包装部材を切断可能な補助刃体を有するものとすることができる。
この場合、回転体の内部に吸い込んだ包装部材をさらによく切断して細かくすることができる。
本発明に係るアスファルト流通方法は、アスファルトの流通および保管に必要なエネルギーを低減できる。
本発明に係る切断加熱装置は、アスファルトの流通および保管に必要なエネルギーを低減できる。
本発明を適用したアスファルト流通方法に使用されるアスファルト収容体を作製する流れの一例を示す概略図である。 図1Aに示した流れで作製されたアスファルト収容体の一例を示す概略図である。 本発明を適用した切断加熱装置の一例を示す概略部分断面図である。 本発明を適用した切断加熱装置の切断部の一例を示す概略図である。 図3に示すA−A線に沿って切断した概略断面図である。 本発明を適用したアスファルト流通方法において、本発明を適用した切断加熱装置に包装部材を投入する様子の一例を示す概略図である。 本発明を適用した切断加熱装置の切断部の他の例を示す概略図である。 図6に示すB−B線に沿って切断した概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1Aは、本発明を適用したアスファルト流通方法に使用されるアスファルト収容体を作製する流れの一例を示す概略図である。また、図1Bは、図1Aに示した流れで作製されたアスファルト収容体の一例を示す概略図である。
図2は、本発明を適用した切断加熱装置の一例を示す概略部分断面図である。また、図3は、本発明を適用した切断加熱装置の切断部の一例を示す概略図である。また、図4は、図3に示すA−A線に沿って切断した概略断面図である。また、図5は、本発明を適用したアスファルト流通方法において、本発明を適用した切断加熱装置に包装部材を投入する様子の一例を示す概略図である。
本発明のアスファルト流通方法は、アスファルト供給用ポンプ5から、例えば約100℃のアスファルト2を、樹脂製袋3内へ供給するアスファルト供給工程を備える。
ここで、樹脂製袋3は、図1Aに示すようにボトル形状を有しているので、アスファルト2を供給し終えた後に首部3Aを結び、樹脂製袋3の口を閉じる。すると、図1Bに示すように、結び目3Bが形成される。
また、樹脂製袋3は、融点70〜185℃、好ましくは融点90〜120℃および厚さ10〜500μmを有する。
また、本発明のアスファルト流通方法は、アスファルト供給工程で得られた、アスファルト2を包み込んだ樹脂製袋3をフレキシブルコンテナバッグ4に収容し、図1Bに示すようなアスファルト収容体1を得る収容工程を備える。
また、本発明のアスファルト流通方法は、収容工程で得られたアスファルト収容体1を、コンテナの床の上や、コンテナの内部上方に吊るして設置されたハンモックに載置した状態で、このコンテナをコンテナ貨物船またはコンテナ車に載せて輸送する輸送工程を備える。
また、輸送されて目的地に到着したコンテナ貨物船またはコンテナ車からコンテナを降ろし、コンテナからアスファルト収容体1を取出す。
また、本発明のアスファルト流通方法は、コンテナから取出されたアスファルト収容体1のフレキシブルコンテナバッグ4から、アスファルト2を包み込んだ樹脂製袋3を取出し、図2に示す本発明の切断加熱装置11の本体12内に投入口25から投入する投入工程を備える。
また、本発明のアスファルト流通方法の投入工程において、図5に示すように、フレキシブルコンテナバッグ4を本発明の切断加熱装置11上に吊り上げて鉛直方向の下に向いた、すなわち本発明の切断加熱装置11の投入口25に向いた第2の開口部4Eから、アスファルト2を包み込んだ樹脂製袋3を落下させる。
ここで、樹脂製袋3から結び目3Bが取除かれている。
また、本発明のアスファルト流通方法は、樹脂製袋3を、本発明の切断加熱装置11が備える第1の切断部13および第2の切断部20で切断し、かつ、本発明の切断加熱装置11の本体12の内部を、第1の加熱管29および第2の加熱管30に熱媒体例えば熱を帯びたシリコーン油を導入して、樹脂製袋3の融点以上例えば170℃に加熱する切断加熱工程を備える。
このような工程を経たアスファルト2は、第1の切断部13および第2の切断部20が取付けられた蓋部24から本体12を分離して、本体12に収容されたまま配送され、ポンプにて搬出し、販売される。
そして、新たな本体12に蓋部24が載置され、別のアスファルト2を包み込んだ樹脂製袋3を、新たな本体12内に投入口25から投入する。
また、フレキシブルコンテナバッグ4は、130℃以上の耐熱性および0.5kgw/cm以上の耐圧性を有する。
また、フレキシブルコンテナバッグ4は、一方側に開口した開口部が形成された、かつ、この開口部を介して内部と外部が連通した本体4Aを有する。
また、フレキシブルコンテナバッグ4は、本体4Aの一方側に形成された開口部の縁に、本体4Aとは反対方向に向けて取付けられた第1のカバー部4Bを有する。
また、第1のカバー部4Bの、本体4Aに取付けられた側とは反対側に第1の開口部4Dが形成されている。なお、第1のカバー部4Bの、本体4Aに取付けられた側にも開口部が形成されている。
また、第1の開口部4Dを介して、第1のカバー部4Bの内部と外部が連通している。
すなわち、本体4Aの内部は、本体4Aの一端に形成された開口部および第1のカバー部4Bに形成された第1の開口部4Dを介して、外部と連通している。
また、第1のカバー部4Bには、第1の開口部4Dの直径を変更するための第1の開閉紐4Fが取付けられている。
すなわち、巾着の口と同様に、第1の開閉紐4Fによって第1の開口部4Dを閉じたり開いたりできる。
また、本体4Aの他方側には底部4Iが設けられている。
また、底部4Iの略中央には、一方の面とこの一方の面に対向する他方の面との間を貫通する貫通孔が形成されている。
また、フレキシブルコンテナバッグ4は、底部4Iに形成された貫通孔の縁に、底部4Iとは反対方向に向けて取付けられた第2のカバー部4Cを有する。
また、第2のカバー部4Cの、底部4Iに取付けられた側とは反対側に第2の開口部4Eが形成されている。なお、第2のカバー部4Cの、底部4Iに取付けられた側にも開口部が形成されている。
また、第2の開口部4Eを介して、第2のカバー部4Cの内部と外部が連通している。
すなわち、本体4Aの内部は、本体4Aの底部4Iに形成された貫通孔および第2のカバー部4Cに形成された第2の開口部4Eを介して、外部と連通している。
また、第2のカバー部4Cには、第2の開口部4Eの直径を変更するための第2の開閉紐4Gが取付けられている。
すなわち、巾着の口と同様に、第2の開閉紐4Gによって第2の開口部4Eを閉じたり開いたりできる。
また、第2の開口部4Eの直径は、第1の開口部4Dの直径よりも小さい。
また、フレキシブルコンテナバッグ4は、本体4Aの外側表面に両端が取付けられた、かつ、底部4Iとは反対方向に向けて弧状に形成された吊バンド部4Hを有する。
また、アスファルトを包み込んだ樹脂製袋をフレキシブルコンテナバッグに収容しているが、必ずしもこのようにする必要はない。例えばフレキシブルコンテナバッグに樹脂製袋を入れて、それぞれの開口部を広げておき、アスファルトを樹脂製袋内へ供給することもできる。
また、樹脂製袋は、樹脂製の包装部材の一例であり、フレキシブルコンテナバッグは袋状部材の一例である。
ここで、包装部材は、必ずしもボトル形状を有し、融点70〜185℃、好ましくは融点90〜120℃および厚さ10〜500μmを有する樹脂製袋でなくてもよい。
しかし、包装部材の融点が70℃以上であれば、熱を加えられなければ溶けることがなく、また、包装部材の融点が185℃以下であれば、アスファルトの品質を低下させる温度まで加熱しなくても包装部材を溶かすことができるので好ましい。
また、包装部材の厚さが10μm以上であれば、包装部材が破損し難いし、また、包装部材の厚さが500μm以下であれば、包装部材の溶解性を損ねない範囲で耐久性を向上できるので好ましい。
また、包装部材が袋状でありボトル形状を有していれば、首部分を結んで口を閉じることができるので好ましい。
また、袋状部材は、必ずしも130℃以上の耐熱性および0.5kgw/cm以上の耐圧性を有していなくてもよく、また、必ずしも第2の開口部が形成されていなくてもよい。
しかし、袋状部材が130℃以上の耐熱性を有していれば、熱を帯びたアスファルトを包装した包装部材を収容しても熱で劣化し難いし、また、袋状部材が0.5kgw/cm以上の耐圧性を有していれば、袋状部材を積み重ねたり、鋭利な物と接触したりしても破損し難いので好ましい。
また、このような第1の開口部や第2の開口部が形成されていれば、鉛直方向の上に向けた第1の開口部から、アスファルトを包装した包装部材を袋状部材内に入れ、袋状部材の上下を逆転させることなく、この袋状部材を切断加熱装置の本体上に吊り上げて、鉛直方向の下に向いた第2の開口部からアスファルトを包装した包装部材を、切断加熱装置の本体内に落下させることができるので好ましい。
また、直径を変更可能な第2の開口部が形成されていれば、アスファルトを包装した包装部材の落下量を調整できるので、切断加熱装置の本体の投入口を汚し難くなり、また、一気にアスファルトを包装した包装部材を落下させたときの事故も防止できるので好ましい。
次に、本発明の切断加熱装置について詳述する。
図2に示す本発明の切断加熱装置11は、アスファルト2を包装した樹脂製袋3を収容可能な本体12を備える。
また、本発明の切断加熱装置11は、本体12の内部に配置された第1の切断部13および第2の切断部20を備える。
また、第1の切断部13および第2の切断部20は円盤形状を有する。
また、第1の切断部13の略中央部は第1のパイプ14の一端と連結している。
また、第1の切断部13の直径方向に対して直交する中心軸線と、第1のパイプ14の長手方向に通る中心軸線は互いに同軸上に位置する。
従って、第1のパイプ14が、その中心軸線を中心として回転すると、第1の切断部13も、その中心軸線を中心として回転する。
また、第2の切断部20の略中央部は第2のパイプ21の一端と連結している。
また、第2の切断部20の直径方向に対して直交する中心軸線と、第2のパイプ21の長手方向に通る中心軸線は互いに同軸上に位置する。
従って、第2のパイプ21が、その中心軸線を中心として回転すると、第2の切断部20も、その中心軸線を中心として回転する。
また、本体12には、平板状の蓋部24が着脱可能に配置されている。
また、本発明の切断加熱装置11は、蓋部24の本体12とは反対側に配置された、第1の切断部13を作動させる第1の昇降部15と、第2の切断部20を作動させる第2の昇降部22とを備える。
第1の昇降部15は、第1のパイプ14の他端と連結した第1の回転円盤15Aと、第1の回転円盤15Aを、第1の回転用無端ベルト15Cを介して回転させる第1の駆動用円盤15Bを有する。
また、第1のパイプ14には第1のシャフト16が挿通されている。また、第1のシャフト16の一端は、第1の回転円盤15Aを貫通して第1の昇降部15の第1の天板部15Dに固定されている。
従って、第1の回転円盤15Aが回転して第1のパイプ14が、その中心軸線を中心として回転しても、第1のシャフト16は回転しない。
また、第1の昇降用無端ベルト19が、蓋部24の本体12とは反対側において鉛直方向に配置されている。
また、第1の昇降用無端ベルト19の、蓋部24から離れた側に位置する一端の内周面には、第1の昇降用無端ベルト19を回転させる第1の昇降用円盤17が取付けられている。
また、第1の昇降用無端ベルト19の、蓋部24に近い側に位置する他端の内周面には、第1の滑車18が取付けられている。
また、第1の昇降部15に取付けられた、図示していない滑車が、第1の昇降用円盤17と第1の滑車18の間の第1の昇降用無端ベルト19の内周面に取付けられている。
従って、図示していない動力源によって例えば第1の昇降用円盤17を回転させ、第1の昇降用無端ベルト19を動かすことで、第1の昇降部15を昇降させることができる。
すなわち、第1のパイプ14の一端が第1の切断部13に連結されており、第1のパイプ14の他端が第1の回転円盤15Aに連結されているので、第1の昇降部15を昇降させることで、第1の切断部13を昇降させることができる。
また、第2の昇降部22は、第2のパイプ21の他端と連結した第2の回転円盤22Aと、第2の回転円盤22Aを、第2の回転用無端ベルト22Cを介して回転させる第2の駆動用円盤22Bを有する。
また、第2のパイプ21には第2のシャフト23が挿通されている。また、第2のシャフト23の一端は、第2の回転円盤22Aを貫通して第2の昇降部22の第2の天板部22Dに固定されている。
従って、第2の回転円盤22Aが回転して第2のパイプ21が、その中心軸線を中心として回転しても、第2のシャフト23は回転しない。
なお、第2の昇降部22も第1の昇降部15と同様に、第2の昇降用円盤、第2の滑車および第2の昇降用無端ベルトによって昇降させることができるが、第2の昇降用円盤、第2の滑車および第2の昇降用無端ベルトの図示は省略する。
また、蓋部24の略中央部には、蓋部24の一方の面と、この面に対向する他方の面との間を貫通して投入口25が形成されている。
また、投入口25には、傾斜して内側面同士の距離が投入口25に向けて順次小さくなった漏斗形状の漏斗部26が取付けられている。
また、本体12の、蓋部24が載置される面の略中央部には、外側面と内側面との間を貫通して中央孔12Aが形成されている。
また、中央孔12Aは、蓋部24が本体12に載置されたときに投入口25と連通する位置に形成されている。
また、蓋部24が本体12に載置されたときに第1の切断部13および第1のパイプ14が挿通される第1の切断部用孔12Bが、本体12の外側面と内側面との間を貫通して形成されている。
また、蓋部24が本体12に載置されたときに第2の切断部20および第2のパイプ21が挿通される第2の切断部用孔12Cが、本体12の外側面と内側面との間を貫通して形成されている。
また、投入口25と第1の昇降部15との間の蓋部24の領域には、蓋部24の一方の面と、この面に対向する他方の面との間を貫通して第1の熱媒体導入口27が形成されている。
また、投入口25と第2の昇降部22との間の蓋部24の領域には、蓋部24の一方の面と、この面に対向する他方の面との間を貫通して第2の熱媒体導入口28が形成されている。
また、第1の切断部用孔12Bと中央孔12Aとの間の本体12の領域には、本体12の外側面と内側面との間を貫通して第1の熱媒体導入用孔12Dが形成されている。
また、第2の切断部用孔12Cと中央孔12Aとの間の本体12の領域には、本体12の外側面と内側面との間を貫通して第2の熱媒体導入用孔12Eが形成されている。
また、第1の熱媒体導入用孔12Dは、蓋部24が本体12に載置されたときに第1の熱媒体導入口27と連通する位置に形成されている。
また、第2の切断部用孔12Cは、蓋部24が本体12に載置されたときに第2の熱媒体導入口28と連通する位置に形成されている。
また、本発明の切断加熱装置11は、内部に熱媒体を導入されて樹脂製袋3の融点以上に本体12の内部を加熱可能な、第1の加熱管29および第2の加熱管30を備える。また、第1の加熱管29および第2の加熱管30は、本体12の内部に配置されている。
ここで、第1の加熱管および第2の加熱管は加熱部の一例である。
また、第1の加熱管29の一端は、第1の熱媒体導入用孔12Dに嵌入されており、第1の加熱管29の他端は、図示していない熱媒体排出口に嵌入されている。
また、第2の加熱管30の一端は、第2の熱媒体導入用孔12Eに嵌入されており、第2の加熱管30の他端は、図示していない熱媒体排出口に嵌入されている。
従って、第1の熱媒体導入口27および第2の熱媒体導入口28に、熱媒体例えば熱を帯びたシリコーン油を導入すると、シリコーン油は第1の加熱管29および第2の加熱管30を通って、図示していない熱媒体排出口から排出される。
また、本体の内部を、包装部材の融点以上に加熱することができれば、必ずしも本体の内部に加熱管を配置し、この加熱管に熱媒体を導入して本体の内部を加熱しなくてもよい。
次に、第1の切断部13について説明する。なお、第2の切断部20の構造は第1の切断部13の構造と同じなので、第2の切断部20の説明は省略する。
図3に示すように、第1の切断部13は、回転伝達部13Cを介して第1のパイプ14の一端と連結した回転体13Aを有する。ここで、第1のパイプ14の中心軸線と回転体13Aの中心軸線は同軸上に位置する。
従って、回転体13Aは、その中心軸線を中心に回転可能である。
また、第1のパイプ14は、回転伝達部13Cの外側面までしか延びていないが、第1のシャフト16は回転伝達部13Cの内部にまで延びている。
また、第1のシャフト16の他端には刃体13Dが取付けられている。ここで、第1のシャフト16の中心軸線と刃体13Dの中心軸線は同軸上に位置する。
また、刃体13Dの外側面には、螺旋状の4つの刃先13Eが取付けられている。この刃先13Eは、樹脂製袋3を切断可能である。
また、図4に示すように、刃体13Dの中心軸線上すなわち回転体13Aの中心軸線上には、回転体13Aの内側面と、この内側面に対向する外側面との間を貫通した吸引口13Fが形成されている。
ここで、吸引口は第1の開口部の一例である。
また、図4に示すように、回転体13Aの中心軸線から離れた回転体13Aの内側面と、この内側面に対向する外周面との間を貫通した吐出口13Bが4か所に形成されている。
ここで、吐出口は第2の開口部の一例である。
また、吸引口13Fと吐出口13Bは連通している。すなわち、図4に示すように、回転体13Aには、吸引口13Fと吐出口13Bを連通する連通路13Gが4か所に形成されている。
また、刃体13Dは、吸引口13Fと吐出口13Bとの間に配置されている。すなわち、刃体13Dは回転体13Aの内部に配置されている。
また、第1の切断部13は、連通路13Gに配置された補助刃体13Hを有する。また、補助刃体13Hは、樹脂製袋3を切断可能である。
このように、回転体13Aの中心軸線上に吸引口13Fが形成されているので、図3および図4に示すように、矢印の方向に第1のパイプ14が回転すると、回転体13Aの中心軸線上に負圧分布が形成されて吸引力が生じる。
すると、図3および図4に示すように、吸引方向Aに沿って、アスファルト2や樹脂製袋3が回転体13Aに吸引され、吸引口13Fを通って回転体13Aの内部に吸い込まれる。
このとき、刃体13Dの中心軸線上に吸引口13Fが形成されているので、吸引口13Fを通ったアスファルト2や樹脂製袋3は、刃体13Dの刃先13Eに接触する。
従って、樹脂製袋3は刃先13Eによって切断される。
また、回転体13Aの遠心力によって、回転体13Aの内部に吸い込まれたアスファルト2や樹脂製袋3は、連通路13Gを通って吐出口13Bから回転体13Aの外部へ、吐出方向Bに沿って吐出される。
このとき、4つの連通路13Gのうち2つの連通路13Gには補助刃体13HがX字状に配置されているので、アスファルト2や樹脂製袋3は補助刃体13Hの刃先に接触する。
従って、樹脂製袋3は補助刃体13Hの刃先によって切断される。
このような樹脂製袋3の流れ方向を考慮して、樹脂製袋3を切断しやすいように、補助刃体13Hの刃先は、刃体13Dに向けて傾斜している。すなわち、補助刃体13Hの高さが、刃体13Dに近づくにつれて小さくなっている。
また、図4に示す例では4つの連通路のうち2つの連通路に補助刃体は配置されているが、連通路すべてに補助刃体が配置されることもできる。
また、連通路に必ずしも補助刃体は配置されなくてもよい。しかし、連通路に補助刃体が配置されていれば、回転体の内部に吸い込んだ被収容物すなわち、樹脂製袋をさらによく切断できるので好ましい。
図6は、本発明を適用した切断加熱装置の切断部の他の例を示す概略図である。また、図7は、図6に示すB−B線に沿って切断した概略断面図である。
図6に示す第1の切断部13は、図3に示す第1の切断部13と異なり、回転体13Aが第1のパイプ14に対して下方すなわち第1の昇降部15とは反対側に向けて傾斜している。その結果、図6に示す第1の切断部13において、吐出口13Bは斜め下方に向いている。
その他の点において、図6に示す第1の切断部13は、図3に示す第1の切断部13と同じである。
以上のように、本発明のアスファルト流通方法は、アスファルトと、アスファルトを包装した樹脂製の包装部材と、包装部材を収容した袋状部材とを有するアスファルト収容体を輸送する輸送工程を備えるので、アスファルトを個別に包んだ状態で輸送でき、その結果、アスファルトを保温しなくてもアスファルトを取出しやすい。
また、本発明のアスファルト流通方法は、袋状部材から取出された、アスファルトを包装した包装部材を収容可能な本体を有する、包装部材を切断可能かつ加熱可能な切断加熱装置の本体に投入された包装部材を切断し、かつ、本体の内部を包装部材の融点以上に加熱する切断加熱工程を備えるので、樹脂製の包装部材を細かくし、そして溶かすことができ、その結果、アスファルト中に包装部材を残存させ難い。
従って、アスファルトを保温するためのエネルギーを必要とせず、また、最終的に樹脂製の包装部材も残存させ難いので、本発明のアスファルト流通方法は、アスファルトの流通および保管に必要なエネルギーを低減できる。
また、本発明のアスファルト流通方法は、アスファルトを保温する必要がないので、アスファルト専用タンカーを用いる必要がなく、通常のコンテナ貨物船にアスファルトを積載して輸送できる。
また、本発明のアスファルト流通方法は、アスファルトを個別に包んだ状態で輸送できるので、顧客需要に応じた必要最低限の数量を輸入することができる。
その結果、輸送費を低減でき、アスファルトの販売価格も低減することができる。
また、本発明のアスファルト流通方法は、アスファルトを保温する必要がないので、火災事故の発生確率も低減することができる。
また、本発明の切断加熱装置は、中心軸線を中心に回転可能であると共に、中心軸線上に内側面とこの内側面に対向する外側面との間を貫通した第1の開口部が形成された、かつ、第1の開口部と連通すると共に中心軸線から離れた内側面とこの内側面に対向する外側面との間を貫通した第2の開口部が形成された回転体と、回転体の中心軸線上であると共に第1の開口と第2の開口部との間に配置された、かつ、包装部材を切断可能な刃体とを有する切断部を備えているので、回転体の内部に吸い込んだ包装部材を切断して細かくすることができる。
また、本発明の切断加熱装置は、本体の内部を、包装部材の融点以上に加熱可能な加熱部を備えているので、本体に収容された包装部材を溶かすことができる。
従って、アスファルトを保温しなくてもアスファルトを取出しやすくすることができる包装部材を最終的に残存させ難くするので、本発明の切断加熱装置は、アスファルトの流通および保管に必要なエネルギーを低減できる。
1 アスファルト収容体
2 アスファルト
3 樹脂製袋
3A 首部
3B 結び目
4 フレキシブルコンテナバッグ
4A 本体
4B 第1のカバー部
4C 第2のカバー部
4D 第1の開口部
4E 第2の開口部
4F 第1の開閉紐
4G 第2の開閉紐
4H 吊バンド部
4I 底部
5 アスファルト供給用ポンプ
11 切断加熱装置
12 本体
12A 中央孔
12B 第1の切断部用孔
12C 第2の切断部用孔
12D 第1の熱媒体導入用孔
12E 第2の熱媒体導入用孔
13 第1の切断部
13A 回転体
13B 吐出口
13C 回転伝達部
13D 刃体
13E 刃先
13F 吸引口
13G 連通路
13H 補助刃体
14 第1のパイプ
15 第1の昇降部
15A 第1の回転円盤
15B 第1の駆動用円盤
15C 第1の回転用無端ベルト
15D 第1の天板部
16 第1のシャフト
17 第1の昇降用円盤
18 第1の滑車
19 第1の昇降用無端ベルト
20 第2の切断部
21 第2のパイプ
22 第2の昇降部
22A 第2の回転円盤
22B 第2の駆動用円盤
22C 第2の回転用無端ベルト
22D 第2の天板部
23 第2のシャフト
24 蓋部
25 投入口
26 漏斗部
27 第1の熱媒体導入口
28 第2の熱媒体導入口
29 第1の加熱管
30 第2の加熱管
A 吸引方向
B 吐出方向

Claims (6)

  1. アスファルトと、該アスファルトを包装した樹脂製の包装部材と、該包装部材を収容した袋状部材とを有するアスファルト収容体を輸送する輸送工程と、
    前記袋状部材から取出された、前記アスファルトを包装した前記包装部材を収容可能な本体を有する、同包装部材を切断可能かつ加熱可能な切断加熱装置の同本体に投入された同包装部材を切断し、かつ、同本体の内部を同包装部材の融点以上に加熱する切断加熱工程とを備え
    前記輸送工程は、コンテナの内部上方に吊るして設置されたハンモックに前記アスファルト収容体を載置した状態で同アスファルト収容体を輸送する
    アスファルト流通方法。
  2. 前記包装部材は、袋状であり、かつ、融点70〜185℃および厚さ10〜500μmを有し、かつ、ボトル形状を有する
    請求項1に記載のアスファルト流通方法。
  3. 前記袋状部材は、130℃以上の耐熱性および0.5kgw/cm以上の耐圧性を有し、かつ、一方側に内側面と外側面との間を貫通して直径を変更可能な第1の開口部が形成され、かつ、同一方側とは反対側の他方側に内側面と外側面との間を貫通して同第1の開口部よりも小さい直径を変更可能な第2の開口部が形成された
    請求項1または請求項2に記載のアスファルト流通方法。
  4. 前記切断加熱装置は、中心軸線を中心に回転可能であると共に、同中心軸線上に内側面と同内側面に対向する外側面との間を貫通した第1の開口部が形成された、かつ、同第1の開口部と連通すると共に同中心軸線から離れた内側面と同内側面に対向する外側面との間を貫通した第2の開口部が形成された回転体と、該回転体の中心軸線上であると共に前記第1の開口部と前記第2の開口部との間に配置された、かつ、前記包装部材を切断可能な刃体とを含み、かつ、前記本体の内部に配置される切断部と、
    前記本体の内部を、前記包装部材の融点以上に加熱可能な加熱部とを有する
    請求項1、請求項2または請求項3に記載のアスファルト流通方法。
  5. アスファルトを包装した樹脂製の包装部材を収容可能な本体と、
    中心軸線を中心に回転可能であると共に、同中心軸線上に内側面と同内側面に対向する外側面との間を貫通した第1の開口部が形成された、かつ、同第1の開口部と連通すると共に同中心軸線から離れた内側面と同内側面に対向する外側面との間を貫通した第2の開口部が形成された回転体と、該回転体の中心軸線上であると共に前記第1の開口部と前記第2の開口部との間に配置された、かつ、前記包装部材を切断可能な刃体とを有し、かつ、前記本体の内部に配置される切断部と、
    前記本体の内部を、前記包装部材の融点以上に加熱可能な加熱部とを備える
    切断加熱装置。
  6. 前記回転体には、前記第1の開口部と前記第2の開口部とを連通する連通路が形成されており、
    前記切断部は、前記連通路に配置された、かつ、前記包装部材を切断可能な補助刃体を有する
    請求項5に記載の切断加熱装置。
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