JP3941171B2 - バッグインボックスの製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体を収納したフレキシブルな内袋を、外箱の一定位置に安定して落下収納可能としたバッグインボックスの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
フレキシブルな内袋を保形性を有する外箱に収納した、所謂バッグインボックスは、使用後、内袋と外箱とを分離することが容易であり、廃棄の問題が少なくリサイクルが可能な容器として注目されている。
【0003】
この容器の製造には、大別して2つの方法がある。第1の方法は、図6に示すように、フレキシブルな分離可能な連続内袋1を、1袋ずつ分離した後、この口栓31を具備した内袋3に口栓より内容物である液体を充填し、そのままベルトコンベアからなる搬送装置4により、シューター5まで搬送する。
そして、シューター5を通して落下させ、外箱7に収納して製造していた。
【0004】
ここで、シューター5は、エアシリンダーで上下動するようになっており、搬送装置4により内袋3aが搬送されると、シューター5が下降し内袋が落下し、次に、シューター5が上昇し、内袋3aが外箱7に収納される。
【0005】
第2の方法は、図10に示すように、口栓31を具備したフレキシブル袋が分離可能に連なった連続内袋1に、口栓31から内容物を充填し、密栓後、搬送装置であるローラーコンベア8での搬送途上に1袋ずつカッター2で分離し、そしてシューター5を通して落下させ、外箱7に収納して製造していた。
【0006】
ところで第1の方法においては、一般に、図7に示すように、外箱7の幅は内袋の幅より小さく構成されており、そのためシューター5で液体の充填された内袋3aを絞りながら外箱7へ落下、収納していた。
【0007】
しかし、図8に示すように、内袋3aが斜めの状態でシューター5に落下すると、シューター5を上昇させても、内袋3aはシューター5から排出されず、そのまま残ってしまうことがあった。
【0008】
また、図9に示すように、搬送装置4から、シューター5への内袋3aの搬送が安定しないと、内袋3aが安定してシューター5から排出されない課題があった。
【0009】
また第2の方法にあっては、分離されたフレキシブルな内袋3aは、充填された内容物の粘性、温度等さまざまな要因により、ローラーコンベアとの密着性や外箱への落下速度が変化して外箱の中で内袋の収納位置が微妙に変わってしまうことがあった。
【0010】
内袋3aが収納される外箱7には図5(a)、(b)に示されるように口栓取り出し口71が形成されており、ユーザーがこの部分を切り取って内袋の口栓31を取り出して外箱に嵌め込んで使用する。
このためこの口栓取り出し口71の下に口栓31が位置していない場合には、外箱を開封して内袋の位置を修正するといった手間が発生していた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、バッグインボックスの製造装置において、内容物を充填した内袋を外箱に落下させる際に発生する上記のような問題点に着目してなされたもので、内袋の外箱への収納位置を制御可能にしたバッグインボックスの製造装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の発明は、液体を充填したフレキシブルな内袋を、外箱に収納したバッグインボックスを製造するに際し、前記内袋を落下させ外箱に収納するシューターと、前記内袋をシューターまで搬送する搬送装置との間に、ローラー上面が互いに水平に配置された大小2本のフリーローラーからなり、かつ、上端が搬送装置の搬送面より高い位置になるように設けられた収納位置調整用ローラーが設置されていることを特徴とする、バッグインボックスの製造装置である。
【0013】
また、第2の発明は、第1の発明において、前記収納位置調整用ローラーは、内袋の流れ方向に対して前後方向に調整可能に設置されてバッグインボックスの製造装置である。
【0014】
また、第3の発明は、第1および第2の発明において、前記収納位置調整用ローラーが、シューターの上部に一体的に取り付けられているバッグインボックスの製造装置である。
【0015】
上記のように本発明によれば、内袋を落下させ外箱に収納するシューターと、内袋をシューターまで搬送する搬送装置との間に、ローラー上面が互いに水平に配置された大小2本のフリーローラーからなり、かつ、上端が搬送装置の搬送面より高い位置になるように設けられた収納位置調整用ローラーが設置されているので、内容物が充填された内袋は、シューターに搬入される際に、大小2本のフリーローラーから成る収納位置調整用ローラーを乗り越えて通過して、内袋は外箱の一定位置に落下可能となる。
【0016】
また、収納位置調整用ローラーは、内袋の流れ方向に対して前後方向に調整可能に設置されているので、内袋に収納した内容物によりローラーコンベアとの密着性が微妙に変化して落下位置が異なっても、容易に内袋は外箱の一定位置に落下可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、注出口の付いたフレキシブルな内袋が分離可能に連なった連続内袋1に、順次口栓31から内容物を充填し、密栓後、充填された内袋はカッター2により1袋ずつ分離される。
分離された内袋3aは、ローラーコンベアからなる搬送装置8により搬送され、シューター5に達する。
【0018】
ここで、シューター5の上部には、ローラー上面が互いに水平に配置された大小2本のフリーローラーから成る収納位置調整用ローラー51が、ローラーコンベアの搬送面より高い位置になるようにシューターの上部側面部に取り付けられたブラケット52を介して、シューターと一体的に設置されている。
【0019】
このため、ローラーコンベア8から離れた内袋3aは、フリーローラー(小)51a、フリーローラー(大)51bの順に接触しながら、フリーローラー(大)51b側よりシューター5を通って、シューターにセットした外箱7に収納される。
【0020】
この収納位置調整用ローラー51は、内袋の流れに対し前後方向に移動可能な調整用ノブ53が取り付けられており、前後方向に移動ができるようになっている。このため、内容物の種類等によって内袋とローラーコンベアとの密着性が変化して外箱への落下速度が違ってきても、調整用ノブ53を調整して収納位置調整用ローラー51を前後方向に移動させることにより、内袋3aは常に外箱7の一定位置に落下するようにできる。
【0021】
【発明の効果】
上記のように本発明によれば、内袋が一定形状でシューターに落下するので、シューターに落下された内袋を次の外箱へも詰まることなく安定して落下供給することができる。
また、充填物が変わっても、収納位置調整用ローラーを調整することにより、安定して内袋を外箱に収納でき、なおかつ、口栓の落下位置を制御できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の製造装置の概略説明図である。
【図2】収納位置調整用ローラーの取り付け状態の一例を示す説明図である。
【図3】同上ブラケットの詳細説明図である。
【図4】内袋が収納位置調整用ローラーを通過する状態を示す説明図である。
【図5】外箱内に内袋を収納した状態を示す説明図で、(a)は外箱を閉じる前に上面から見た説明図であり、(b)は外箱を閉じた斜視説明図である。
【図6】従来の製造装置の概略説明図である。
【図7】外箱内に内袋が収納される状態を示す説明図である。
【図8】従来の製造装置で搬送したシューター内の内袋の状態を示す説明図である。
【図9】従来の製造装置でシューターへ搬送される状態を示した説明図である。
【図10】従来の別の製造装置の概略説明図である。
【符号の説明】
1‥‥連続内袋
2‥‥カッター
3、3a‥‥内袋
31‥‥口栓
4‥‥ベルトコンベア、搬送装置
5‥‥シューター
51‥‥収納位置調整用ローラー
51a‥フリーローラー小
51b‥フリーローラー大
52‥‥ブラケット
53‥‥調整用ノブ
7‥‥外箱
71‥‥口栓取り出し口
8‥‥ローラーコンベア、搬送装置
Claims (3)
- 液体を充填したフレキシブルな内袋を、外箱に収納したバッグインボックスを製造するに際し、
前記内袋を落下させ外箱に収納するシューターと、前記内袋をシューターまで搬送する搬送装置との間に、ローラー上面が互いに水平に配置された大小2本のフリーローラーからなり、かつ、上端が搬送装置の搬送面より高い位置になるように設けられた収納位置調整用ローラーが設置されていることを特徴とする、バッグインボックスの製造装置。 - 前記収納位置調整用ローラーは、内袋の流れ方向に対して前後方向に調整可能に設置されていることを特徴とする、請求項1記載のバッグインボックスの製造装置。
- 前記収納位置調整用ローラーが、シューターの上部に一体的に取り付けられていることを特徴とする、請求項1または2記載のバッグインボックスの製造装置。
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Family Applications (1)
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Families Citing this family (2)
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1997
- 1997-07-18 JP JP19372997A patent/JP3941171B2/ja not_active Expired - Fee Related
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