JP2002283443A5 - - Google Patents

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Claims (12)

  1. 2本のダイリップからプラスチックを溶融押出しし、押出されてできた2枚のフィルムの一方を、真空吸引される多数の凹みをそなえた真空成形ロールで成形して多数のキャップをもったキャップフィルムとし、他方の平坦なバックフィルムを、真空成形ロール上にあるキャップフィルムに加圧ロールにより貼りつけて、多数の密閉された空気室を形成することからなるプラスチック気泡シートの製造方法において、1個のダイヘッドに設けられ、小さな距離をおいて平行に走る2本のダイリップが真空成形ロールに近接した位置に開口する装置を使用すること、加圧ロールを真空成形ロールのほぼ真横から接触させるが、キャップフィルム用フィルムのみならずバックフィルム用フィルムをもこれらロールの接触点から上に向かう垂直線よりは真空成形ロール側に傾いた方向から供給すること、および真空成形ロール表面の温度をほぼ常温に保って貼り合わせを行なうことを特徴とする製造方法。
  2. 押出機を2台使用し、同じダイヘッドの中にそれぞれ別に設けた樹脂マニホールドに、物性、色および添加剤の少なくともひとつを異にする2種のプラスチックを供給し、前記2本のダイリップから押し出して実施する請求項1の製造方法。
  3. 少なくともキャップフィルムとするプラスチック材料として結晶性のポリオレフィンを使用し、キャップフィルム用フィルムが真空成形ロールに接触するに先立ってこれを冷却して結晶化温度領域内の温度までフィルムの温度を下げ、結晶化の進行に伴う発熱のためにフィルムの温度低下が緩やかになっている間に真空成形を行なってキャップフィルムを得、バックフィルムと貼り合わせて実施する請求項2の製造方法。
  4. キャップフィルムの材料とする結晶性ポリオレフィンの融点をKm(絶対温度で表示)とするとき、キャップフィルム用フィルムがT−ダイから押し出された点における温度を(1.11〜1.34)×Kmの範囲に選び、真空成形ロールに接触する点における温度が(0.96〜1.04)×Kmの範囲になるように冷却を行なって実施する請求項3の製造方法。
  5. キャップフィルム用フィルムを冷却する手段として、真空成形ロールの直前に設けたエアーナイフを使用する請求項3の製造方法。
  6. プラスチックを溶融押出しする押出機、2本のダイリップ、押し出された2枚のフィルムの一方を真空成形によりキャップフィルムとするための、多数の凹みと真空吸引手段とをそなえた真空成形ロール、2枚のフィルムの他方をキャップフィルムのキャップの底面にバックフィルムとして貼り付けるための加圧ロール、および製造されたプラスチック気泡シートを巻き取るための巻き取り手段を必須構成部分とするプラスチック気泡シートの製造装置において、上記2本のダイリップが1個のダイヘッドに設けられ、ダイヘッドの形状が、ダイリップが真空成形ロールに近接した位置に開口するとともに、キャップフィルム用フィルムのみならずバックフィルム用フィルムも真空成形ロールと加圧ロールとの接触の接触点から上に向かう垂直線よりは真空成形ロール側に傾いた方向から供給することを可能にするものであることを特徴とする製造装置。
  7. 加圧ロールに対し、これをバックアップする形で、少なくとも1本の冷却ロールを設けた請求項6の製造装置。
  8. 2本のダイリップを設けたダイヘッドの中にそれぞれ別の樹脂マニホールドを有するダイを使用し、このダイに2台の押出機を接続した請求項6の製造装置。
  9. 2本のダイリップが、溶融プラスチックの吐出方向に関して高低差をもって設けられたダイを使用し、低い側のリップからキャップフィルム用フィルムを吐出し、高い側のリップからバックフィルム用フィルムを吐出するように構成することにより、請求項6に規定したフィルム供給を可能にした請求項6の製造装置。
  10. 2本のダイリップからのプラスチックが異なる温度をもって押し出されることができるように、それぞれのヒーターを備えた請求項8または9の製造装置。
  11. 吐出されたキャップフィルム用フィルムに対する冷却用のエアーナイフを備え、請求項3に規定したフィルムの冷却を行なってからキャップフィルムの真空成形を行なうように構成した請求項6ないし9のいずれかの製造装置。
  12. 真空成形ロールの外径が25〜50cmであり、2本のダイリップの間隔が10〜100mm、垂直線に対する傾きを、キャップフィルム用フィルムは80〜10度、バックフィルム用フィルムは70〜0度の範囲に設定した請求項6ないし11のいずれかの製造装置。
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