JP2002283233A - 自由曲面の加工方法および装置 - Google Patents

自由曲面の加工方法および装置

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JP2002283233A
JP2002283233A JP2001090077A JP2001090077A JP2002283233A JP 2002283233 A JP2002283233 A JP 2002283233A JP 2001090077 A JP2001090077 A JP 2001090077A JP 2001090077 A JP2001090077 A JP 2001090077A JP 2002283233 A JP2002283233 A JP 2002283233A
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polishing
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free
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Kyo Otsuka
巨 大塚
Masayuki Takahashi
正行 高橋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 自由曲面形状からなる被加工物の加工面を高
い形状精度と良好な表面粗さで加工する。 【解決手段】 XY軸方向に移動制御可能なスピンドル
3に切削工具を取り付け、Z軸方向に移動制御可能なワ
ークホルダ5に被加工物13を保持して、切削工具によ
り被加工物13に所望の自由曲面を切削する切削工程
と、スピンドル3の切削工具を外周に研磨作用面を有す
る円板状の研磨工具14に交換して、該研磨工具14の
研磨作用面により被加工物13の切削された自由曲面を
研磨する研磨工程とを設け、被加工物13の切削された
自由曲面を研磨する前に、修正工具6により研磨工具1
4の研磨作用面を形状修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばプリンターや
複写機等の光学部品である走査ミラー面等の自由曲面の
加工方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の自由曲面の加工装置を示
す。この装置は、テーブル101上で、X,Y方向に移
動制御可能でY軸回りに回転駆動可能な先端にフライカ
ットバイト102が取り付けられたスピンドル103を
有する切削ヘッド104と、Z軸方向に移動制御可能な
ワークホルダ105と、前記切削ヘッド104とワーク
ホルダ105の移動を制御する制御装置106とからな
っている。またこの装置に付属して、ダミーワーク10
7の表面形状を測定する表面形状測定装置108と、前
記切削ヘッド104の工具経路データを演算する工具経
路データ演算装置109とが設けられている。
【0003】この装置による自由曲面の加工方法につい
て説明すると、まず、図5(a)に示すように、半球状
のダミーワーク107をワークホルダ105に取り付
け、加工面に潤滑液を供給しながらダミーワーク107
を球面加工する。このときの工具経路データは、フライ
カットバイト102の概略の先端曲率半径と振回し半径
を用いて演算しておく。次に、ダミーワーク107をワ
ークホルダ105から取り外し、当該ダミーワーク10
7の表面形状を表面形状測定装置108により測定し、
その測定結果よりフライカットバイト102の先端の曲
率半径と振回し半径を算出する。具体的には、半球状に
加工されたダミーワークの垂直方向断面の半径からフラ
イカットバイト102の先端の曲率半径を算出し、水平
方向断面の半径からフライカットバイト102の振回し
半径を算出する。続いて、フライカットバイト102の
先端の曲率半径と振回し半径を工具経路データ演算装置
109に入力し、被加工物110の所望の自由曲面形状
に対応するフライカットバイト102の経路データを演
算し、この演算結果を制御装置106に転送する。次
に、図5(b)に示すように、ワークホルダ105に被
加工物110を取り付け、加工面に潤滑油を供給しつ
つ、経路データに基づいて、フライカットバイト102
をX,Y方向、被加工物をZ方向に制御して被加工物1
10を加工する。加工終了後に、被加工物110をワー
クホルダ105から取り外し、被加工物110の表面形
状を表面形状測定装置108により測定し、所望の自由
曲面形状に加工されているか否かを確認する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、フライカットバイト102の回転ブレや切削
時の衝撃等によって発生するフライカットバイト102
の振動により高い形状精度が得られないという問題があ
った。また、被加工物110の加工面にフライカットバ
イト102の送り方向にツールマークが残るため、良好
な表面粗さが得られないという問題があった。
【0005】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、自由曲面形状からなる被加工物の加工面を
高い形状精度と良好な表面粗さで加工することができる
自由曲面の加工方法および装置を提供することを課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
第1の手段として、本発明にかかる自由曲面の加工方法
は、XY軸方向に移動制御可能なスピンドルに切削工具
を取り付け、Z軸方向に移動制御可能なワークホルダに
被加工物を保持して、前記切削工具により前記被加工物
に所望の自由曲面を切削する切削工程と、前記スピンド
ルの切削工具を外周に研磨作用面を有する円板状の研磨
工具に交換して、該研磨工具の研磨作用面により前記被
加工物の切削された自由曲面を研磨する研磨工程とから
なり、前記被加工物の切削された自由曲面を研磨する前
に、修正工具により前記研磨工具の研磨作用面を形状修
正するものである。
【0007】本発明の自由曲面の加工方法によれば、切
削工程の後に研磨工程を行うので、高精度で良好な表面
粗さを得ることができる。また、形状修正された新たな
研磨作用面で被加工物を研磨することができ、より高精
度で良好な表面粗さを得ることができる。
【0008】前記研磨工具は研磨作用面にR加工をする
ことによって形状修正することが好ましい。これによれ
ば、R加工により形状修正された研磨工具の先端半径と
振回し半径を測定して工具経路データを容易に計算する
ことができる。
【0009】前記修正工具はダイヤモンドバイトからな
り、該ダイヤモンドバイトにより前記研磨工具の研磨作
用面を切削することによって形状修正することが好まし
く、これにより研磨工具を高精度で形状修正することが
できる。
【0010】前記研磨工具の研磨作用面を形状修正した
後、該形状修正された研磨工具の形状を測定し、該測定
された研磨工具の形状データから工具経路データを作成
し、該工具経路データに基づいて研磨工具が取り付けら
れた前記スピンドルをXY軸方向に移動制御して研磨す
ることが好ましい。これによれば、形状修正された新た
な研磨作用面の形状データから工具経路データが作成さ
れるので、より高精度で良好な表面粗さを得ることがで
きる。
【0011】前記被加工物に所望の自由曲面を切削した
後、切削工具のみを研磨工具に交換して研磨することが
好ましい。これによれば、被加工物の原点を変えること
なく切削工程から研磨工程に移行することができる。
【0012】切削時の切削工具の送り方向と異なる方向
に研磨工具を送って研磨することが好ましい。これによ
れば、切削時に被加工物の表面に残存するツールマーク
を除去し、さらに高精度で良好な表面粗さを得ることが
できる。
【0013】研磨工具の送り量が被加工物上で等しくな
るように送り量を変化させながら研磨することが好まし
い。これによれば、被加工物上での送り量が一定とな
り、さらに高精度で良好な表面粗さを得ることができ
る。
【0014】前記被加工物に所望の自由曲面を切削した
後、自動的に切削工具を研磨工具に交換して、切削工程
から研磨工程に移行することが好ましい。これによれ
ば、切削工程から研磨工程までを自動化することができ
るとともに、工具の交換と位置決め作業がなくなり、切
削工程から研磨工程に迅速に移行することができる。
【0015】自由曲面のY軸方向の断面形状がX軸方向
に変化しない被加工物に対して、研磨工具の形状を転写
しながら研磨することが好ましい。この方法によれば、
より短時間で高精度な自由曲面を得ることができる。
【0016】前記課題を解決するため第2の手段とし
て、本発明にかかる自由曲面の加工方法は、XY軸方向
に移動制御可能なスピンドルに研磨工具を取り付け、Z
軸方向に移動制御可能なワークホルダに被加工物を固定
して、前記研磨工具により前記被加工物の自由曲面を研
磨する自由曲面の加工方法において、前記被加工物の自
由曲面を研磨する前に、修正工具により前記研磨工具の
研磨作用面を形状修正するものである。この方法によ
り、高精度で良好な表面粗さを得ることができる。
【0017】前記課題を解決するため第3の手段とし
て、本発明にかかる自由曲面の加工装置は、XY軸方向
に移動制御可能で切削工具と研磨工具を交換して取り付
け可能なスピンドルを有する加工ヘッドと、Z軸方向に
移動制御可能で被加工物を保持するワークホルダと、前
記加工ヘッドとワークホルダを相対的に移動制御可能な
制御手段と、前記研磨工具の研磨作用面を形状修正する
研磨工具修正手段と、該形状修正された研磨工具の形状
を測定する測定手段と、該測定手段により測定された研
磨工具の形状データから工具経路データを作成する演算
手段とからなり、該演算手段により作成された工具経路
データに基づいて前記制御手段により前記加工ヘッドを
移動制御して研磨するようにしたものである。この装置
により、加工作業を簡略化し、加工時間を短縮化すると
ともに、高精度で良好な表面粗さの自由曲面を得ること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0019】図1は、本発明に係る自由曲面の加工方法
を実施する装置を示す。この装置は、テーブル1上で、
X,Y方向に移動制御可能でY軸回りに回転駆動可能な
先端にフライカットバイト2と研磨工具14を交換して
取り付け可能なスピンドル3を有する加工ヘッド4と、
Z軸方向に移動制御可能なワークホルダ5と、テーブル
1上でZ方向に移動制御可能で研磨工具14の研磨作用
面を形状修正するダイヤモンドバイト6を有する形状修
正装置7と、テーブル1上でZ方向に移動制御可能で形
状修正された研磨工具14の研磨作用面の表面形状を測
定する測定プローブ8を有する表面形状測定装置9と、
前記加工ヘッド4、ワークホルダ5、形状修正装置7お
よびの表面形状測定装置9の移動を制御する制御装置1
0と、前記加工ヘッド4の工具経路データを演算する工
具経路データ演算装置11とからなっている。
【0020】この装置による自由曲面の加工方法につい
て説明すると、まず、図2(a)に示すように、半球状
のダミーワーク12をワークホルダ5に取り付け、加工
面に潤滑液を供給しながら、従来と同様にフライカット
バイト2によりダミーワーク12を球面加工する。次
に、ダミーワーク12の表面形状を表面形状測定装置9
により測定し、その測定結果より従来と同様にフライカ
ットバイト2の先端の曲率半径と振回し半径を算出す
る。続いて、フライカットバイト2の先端の曲率半径と
振回し半径を工具経路データ演算装置11に入力し、被
加工物13の所望の自由曲面形状に対応するフライカッ
トバイト2の経路データを演算し、この演算結果を制御
装置10に転送する。次に、図2(b)に示すように、
ワークホルダ5に被加工物13を取り付け、加工面に潤
滑油を供給しつつ、経路データに基づいて、フライカッ
トバイト2をX,Y方向、被加工物13をZ方向に制御
して被加工物13を研削する。
【0021】研削終了後、図3(a)に示すように、ス
ピンドル3に取り付けたフライカットバイト2を外周に
研磨作用面を有する円板状の研磨工具14に交換し、該
研磨工具14の研磨作用面を形状修正装置7のダイヤモ
ンドバイト6によりR加工する。次に、図3(b)に示
すように、研磨工具14をスピンドル3に取り付けたま
ま、形状修正された研磨工具14の研磨作用面の形状、
すなわち、R加工面の曲率半径とR加工面からスピンド
ル中心までの半径を表面形状測定装置9の測定部ローブ
8により測定する。そして、測定結果を工具経路データ
演算装置11に入力し、研磨工具14の経路データを演
算する。このとき、切削時におけるフライカットバイト
2の送り方向と異なる方向に研磨工具14を送り、その
送り量が被加工物13上で等しくなるように工具経路デ
ータを作成する。次に、作成された工具経路データを制
御装置10に転送する。
【0022】続いて、図3(c)に示すように、被加工
物13の加工面に研磨液を供給しながら、研磨工具14
を回転させ、工具経路データに従って研磨工具14をX
Y方向、被加工物13をZ軸方向に移動制御しながら、
被加工物13を研磨する。
【0023】そして、研磨終了後、被加工物13をワー
クホルダ5から取り外し、被加工物13の表面形状を表
面形状測定装置9により測定し、所望の自由曲面形状に
加工されているか否かを確認する。
【0024】前記実施形態において、切削工程から研磨
工程に移行する際、スピンドル3に取り付けられたフラ
イカットバイト2を研磨工具14に交換するのに、手作
業によって交換してもよいが、自動工具交換装置によっ
て自動的に交換して研削工程から連続的に研磨工程に移
行するようにしてもよい。
【0025】また、前記実施形態では研磨工具14にR
加工をおこなったが、自由曲面がY軸方向の断面形状が
X軸方向に変化しない円筒面である被加工物13に対し
ては、被加工物13の断面形状に対応した形状を研磨工
具14の研磨作用面に施して、研磨工具14の形状を被
加工物13に転写しながら研磨してもよい。
【0026】さらに、前記実施形態では、切削時におけ
るフライカットバイト2の送り方向と異なる方向に研磨
工具14を送るように工具経路データを作成するように
したが、同方向でも構わない。また、研磨工具14の送
り量が被加工物13上で等しくなるように工具経路デー
タを作成するようにしたが、軸方向に研磨工具14の送
り量が一定となるようにしても構わない。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、切削工程の後に研磨工程を行うので、高精度
で良好な表面粗さを得ることができる。また、被加工物
の切削された自由曲面を研磨する前に、修正工具により
研磨工具の研磨作用面を形状修正するので、形状修正さ
れた新たな研磨作用面で被加工物を研磨することがで
き、より高精度で良好な表面粗さを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自由曲面の加工方法を実施する
装置の正面図。
【図2】 (a)は図1の装置によるダミーワークの加
工状況、(b)は被加工物の研削状況を示す正面図。
【図3】 (a)は図1の装置による研磨工具の形状修
正状況、(b)は研磨工具の形状測定状況、(c)は研
磨工具による被加工物の研磨状況を示す正面図。
【図4】 従来の自由曲面の加工方法を実施する装置の
正面図。
【図5】 (a)は図4の装置によるダミーワークの加
工状況、(b)は被加工物の研削状況を示す正面図。
【符号の説明】
2 フライカットバイト(切削工具) 3 スピンドル 5 ワークホルダ 6 ダイヤモンドバイト(修正工具) 7 形状修正装置 9 表面形状測定装置 10 制御装置 11 工具経路データ演算装置 13 被加工物 14 研磨工具
フロントページの続き Fターム(参考) 3C045 BA37 CA20 DA18 3C047 CC14 CC18 3C049 AA03 AA09 AA15 AC02 BA07 BB06 BC01 BC02

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 XY軸方向に移動制御可能なスピンドル
    に切削工具を取り付け、Z軸方向に移動制御可能なワー
    クホルダに被加工物を保持して、前記切削工具により前
    記被加工物に所望の自由曲面を切削する切削工程と、 前記スピンドルの切削工具を外周に研磨作用面を有する
    円板状の研磨工具に交換して、該研磨工具の研磨作用面
    により前記被加工物の切削された自由曲面を研磨する研
    磨工程とからなり、 前記被加工物の切削された自由曲面を研磨する前に、修
    正工具により前記研磨工具の研磨作用面を形状修正する
    ことを特徴とする自由曲面の加工方法。
  2. 【請求項2】 前記研磨工具は研磨作用面にR加工をす
    ることによって形状修正することを特徴とする請求項1
    に記載の自由曲面の加工方法。
  3. 【請求項3】 前記修正工具はダイヤモンドバイトから
    なり、該ダイヤモンドバイトにより前記研磨工具の研磨
    作用面を切削することによって形状修正することを特徴
    とする請求項2に記載の自由曲面の加工方法。
  4. 【請求項4】 前記研磨工具の研磨作用面を形状修正し
    た後、該形状修正された研磨工具の形状を測定し、該測
    定された研磨工具の形状データから工具経路データを作
    成し、該工具経路データに基づいて研磨工具が取り付け
    られた前記スピンドルをXY軸方向に移動制御して研磨
    することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載
    の自由曲面の加工方法。
  5. 【請求項5】 前記被加工物に所望の自由曲面を切削し
    た後、切削工具のみを研磨工具に交換して研磨すること
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の自由曲
    面の加工方法。
  6. 【請求項6】 切削時の切削工具の送り方向と異なる方
    向に研磨工具を送って研磨することを特徴とする請求項
    1から5のいずれかに記載の自由曲面の加工方法。
  7. 【請求項7】 研磨工具の送り量が被加工物上で等しく
    なるように送り量を変化させながら研磨することを特徴
    とする請求項1から6のいずれかに記載の自由曲面の加
    工方法。
  8. 【請求項8】 前記被加工物に所望の自由曲面を切削し
    た後、自動的に切削工具を研磨工具に交換して、切削工
    程から研磨工程に移行することを特徴とする請求項1か
    ら7のいずれかに記載の自由曲面の加工方法。
  9. 【請求項9】 自由曲面のY軸方向の断面形状がX軸方
    向に変化しない被加工物に対して、研磨工具の形状を転
    写しながら研磨することを特徴とする請求項1から8の
    いずれかに記載の自由曲面の加工方法。
  10. 【請求項10】 XY軸方向に移動制御可能なスピンド
    ルに研磨工具を取り付け、Z軸方向に移動制御可能なワ
    ークホルダに被加工物を固定して、前記研磨工具により
    前記被加工物の自由曲面を研磨する自由曲面の加工方法
    において、前記被加工物の自由曲面を研磨する前に、修
    正工具により前記研磨工具の研磨作用面を形状修正する
    ことを特徴とする自由曲面の加工方法。
  11. 【請求項11】 前記研磨工具は研磨作用面にR加工を
    することによって形状修正することを特徴とする請求項
    10に記載の自由曲面の加工方法。
  12. 【請求項12】 前記修正工具はダイヤモンドバイトか
    らなり、該ダイヤモンドバイトにより前記研磨工具の研
    磨作用面を切削することによって形状修正することを特
    徴とする請求項10または11に記載の自由曲面の加工
    方法。
  13. 【請求項13】 前記研磨工具の研磨作用面を形状修正
    した後、該形状修正された研磨工具の形状を測定し、該
    測定された研磨工具の形状データから工具経路データを
    作成し、該工具経路データに基づいて研磨工具が取り付
    けられた前記スピンドルをXY軸方向に移動制御して研
    磨することを特徴とする請求項10から12のいずれか
    に記載の自由曲面の加工方法。
  14. 【請求項14】 研磨工具の送り量が被加工物上で等し
    くなるように送り量を変化させながら研磨することを特
    徴とする請求項10から13のいずれかに記載の自由曲
    面の加工方法。
  15. 【請求項15】 自由曲面のY軸方向の断面形状がX軸
    方向に変化しない被加工物に対して、研磨工具の形状を
    転写しながら研磨することを特徴とする請求項10から
    14のいずれかに記載の自由曲面の加工方法。
  16. 【請求項16】 XY軸方向に移動制御可能で切削工具
    と研磨工具を交換して取り付け可能なスピンドルを有す
    る加工ヘッドと、 Z軸方向に移動制御可能で被加工物を保持するワークホ
    ルダと、 前記加工ヘッドとワークホルダを相対的に移動制御可能
    な制御手段と、 前記研磨工具の研磨作用面を形状修正する研磨工具修正
    手段と、 該形状修正された研磨工具の形状を測定する測定手段
    と、 該測定手段により測定された研磨工具の形状データから
    工具経路データを作成する演算手段とからなり、 該演算手段により作成された工具経路データに基づいて
    前記制御手段により前記加工ヘッドを移動制御して研磨
    するようにしたことを特徴とする自由曲面の加工装置。
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