JP2002282496A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2002282496A
JP2002282496A JP2002074012A JP2002074012A JP2002282496A JP 2002282496 A JP2002282496 A JP 2002282496A JP 2002074012 A JP2002074012 A JP 2002074012A JP 2002074012 A JP2002074012 A JP 2002074012A JP 2002282496 A JP2002282496 A JP 2002282496A
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JP
Japan
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board
mounting
mounting base
portions
board case
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JP2002074012A
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English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個の基板ケースを簡単な構造で容易に装
着でき、容易且つ安価に製造できる弾球遊技機を提供す
る。 【解決手段】 遊技機本体1 の裏側に共通の取り付け台
28を設け、この取り付け台28に、各基板ケース36, 37を
近接位置から装着位置へと離間方向に移動させたときに
その装着位置で係合する係合手段53, 54を介して各基板
ケース36, 37を着脱自在に装着し、取り付け台28の基板
ケース36, 37間に、各基板ケース36,37を各装着位置で
係脱自在にロックする共通のロック手段55を弾性変形可
能に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機等の弾球遊技機では、
遊技盤の裏側に主制御基板を収納した主基板ケースを配
置し、この主制御基板に、遊技動作を制御するROM、
その他の電子部品を装着して、これらの電子部品により
遊技盤側の全ての遊技動作を制御するようにしている。
【0003】しかし、近時の弾球遊技機では、遊技盤側
の遊技動作そのものの実体的制御に関する主制御機能
と、この主制御機能に関連するランプ制御機能、音声制
御機能等の付属的制御機能とを分け、その主制御機能を
司る電子部品を主制御基板に、ランプ制御機能を司る電
子部品をランプ制御基板に、音声制御機能を司る電子部
品を音声制御基板に夫々実装して、基板の単機能化を図
る傾向にある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】基板の単機能化を図る
場合、主制御基板を主基板ケースに、ランプ制御基板を
ランプ基板ケースに、音声制御基板を音声基板ケースに
夫々収納し、その各基板ケースを遊技機本体の裏側に配
置する必要がある。
【0005】しかし、複数個の基板ケースを遊技機本体
の裏側に装着する場合、遊技機本体の裏側に、複数個の
取り付け台を各基板ケース毎に別々に設け、その各取り
付け台に各基板ケースを着脱自在に装着する構成を採用
すれば、遊技機本体の裏側の構造が複雑になり、部品点
数の増加、その他によって製造コストがアップする欠点
がある。
【0006】また遊技機本体の裏側には払い出し手段、
その他の付属機器類を多数装着しており、それらを避け
て各基板ケースを配置することになるため、ランプ制御
基板、音声制御基板等は主制御基板の主制御機能に関連
してランプ制御、音声制御を行うにも拘わらず、各制御
基板間が離れることがある。従って、各制御基板を相互
にリード線等で電気的に接続する場合には、電気配線が
複雑となり、また断線等の問題が生じ易くなる惧れがあ
る。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、複数個の基板ケースを簡単な構造で容易に装着で
き、容易且つ安価に製造できる弾球遊技機を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数個の基板
39,40 を備え、該各基板39,40 を個別の基板ケース36,3
7 に収納し、該各基板ケース36,37 を遊技機本体1 の裏
側に着脱自在に装着した弾球遊技機において、前記各基
板ケース36,37 を共通の取り付け台28に着脱自在に装着
したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1〜図10は本発明の第1
の実施形態を例示する。図1〜図3において、1 は遊技
機本体で、外枠2 と、この外枠2 の前側に上下一対のヒ
ンジ2aにより開閉自在に枢着された前枠3 とを備えてい
る。
【0010】前枠3 には、ガラス扉4 と前面板5 とが開
閉自在に上下に配置され、またガラス扉4 に対応して遊
技盤6 が着脱自在に装着されている。遊技盤6 は、その
前側に液晶表示手段7 、大入賞手段8 、普通入賞手段等
の複数個の遊技部品を備え、前枠3 の裏側の遊技盤装着
枠9 に裏側から着脱自在に嵌合され、裏機構板10により
裏側から押圧して固定されている。
【0011】遊技盤6 の裏側には、液晶表示手段7 、大
入賞手段8 等の遊技部品を覆う略矩形箱状、その他の所
定形状の裏カバー11が装着されている。前面板5 は、発
射用の遊技球を貯留する上皿12を備え、また前枠3 の下
部には、余剰球を貯留する下皿13と、発射手段の発射ハ
ンドル14とが装着されている。
【0012】裏機構板10は、ヒンジ2a側の上下一対のヒ
ンジ15により、遊技盤装着枠9 に開閉自在に枢支され、
左右両側の複数個(4個)の締結具16により遊技盤装着
枠9に締結されている。裏機構板10には、遊技盤6 の裏
カバー11が嵌合する開口部17が中央部に形成され、この
開口部17の上側に遊技球タンク18及びタンクレール19
が、左右一側に払い出し手段20が、下側に通路ユニット
21及び共通基板ケース22が夫々設けられている。
【0013】裏カバー11の後部側は裏機構板10の開口部
17から後方へと突出しており、その後壁部25に、図4及
び図5に示すように、液晶表示手段7 等の遊技部品に対
応する点検窓23と、大入賞手段8 等の遊技部品に対応す
る点検窓24とが上下に形成され、その点検窓23を塞ぐよ
うに主制御基板26用の主基板ケース27が、点検窓24を塞
ぐように取り付け台28が夫々着脱自在に装着されてい
る。
【0014】裏カバー11の下部側には、大入賞手段8 等
に入賞した入賞球を集める入賞球集合通路29が設けら
れ、この入賞球集合通路29の入賞球を下方へと排出する
入賞球排出口30が底壁部31側に設けられている。入賞球
集合通路29は、入賞球を左右方向の一端側に案内するよ
うに傾斜状に設けられ、その下流側に入賞球排出口30が
設けられている。
【0015】通路ユニット21は、払い出し手段20から払
い出された遊技球を上皿12等に案内する賞球案内通路
(図示省略)、入賞球を遊技島側の回収系に案内する入
賞球案内通路32(図4、図5参照)等を備えている。入
賞球案内通路32は、裏カバー11側の入賞球排出口30に接
続されている。
【0016】共通基板ケース22は図2に示すように左右
方向に長い矩形状であって、裏カバー11の底壁部31の下
側近傍において、裏機構板10の裏側の取り付け台33に着
脱自在に装着されている。共通基板ケース22内には、各
部に電源を供給する電源基板34と、払い出し手段20を制
御する払い出し制御基板35とが左右に配置して収納され
ている。電源基板34は電源コードを介して外部電源に接
続可能である。なお、共通基板ケース22には電源基板3
4、払い出し制御基板35以外の基板を収納しても良い。
【0017】主基板ケース27には、図4に示すように、
遊技盤6 側の各遊技部品による遊技動作を制御する主制
御基板26が収納されている。なお、主基板ケース27は、
裏カバー11の後壁部25に、図外の係止爪等の取り付け手
段を介して着脱自在に装着されている。
【0018】取り付け台28は、ランプ基板ケース36と音
声基板ケース37とを着脱自在に装着するためのもので、
図6に示すように、裏カバー11の後壁部25の下部側に略
対応して左右方向に長い横長形状に構成され、この取り
付け台28の裏側に、ランプ制御基板39を収納するランプ
基板ケース36と、音声制御基板40を収納する音声基板ケ
ース37とがその長手方向、即ち左右に並べて装着されて
いる。なお、後壁部25には、取り付け台28の上側への移
動を規制するストッパー28a が設けられている。
【0019】取り付け台28は、図4に示すように、主基
板ケース27の下側で裏カバー11の後壁部25の裏側に配置
され、裏カバー11の後壁部25の裏側に、その点検窓24を
開閉自在に塞ぐように開閉及び着脱自在に装着されてい
る。取り付け台28は、図6、図8〜図10に示すよう
に、下部側が左右一対の枢支手段41により後壁部25に対
して係脱及び回動自在に枢支され、上部側が左右一対の
係止手段42により後壁部25に沿って点検窓24を塞ぐ閉状
態で係脱自在に係止されている。
【0020】各枢支手段41は、図6、図8及び図10に
示すように、後壁部25の左右両側の開口43内に設けられ
た係合軸部44と、取り付け台28の左右両端部に設けられ
且つ開口43内で係合軸部44に上側から係脱自在に係合す
る係合フック45とにより構成されている。各係合軸部44
は、開口43内の下部側に左右方向に配置され、裏カバー
11の側壁部46から内向きに突出して裏カバー11に一体に
形成されている。係合フック45は、取り付け台28の下端
に、その前側から下向きに屈曲して取り付け台28に一体
に形成され、開口部17内で係合軸部44に上側から係脱自
在に係合している。
【0021】各係止手段42は、図9に示すように、裏カ
バー11の後壁部25よりも後方に突出するように一体に形
成された係止爪47を備え、その係止爪47により取り付け
台28の上部側を左右両側から係脱自在に係止するように
なっている。各係止爪47は左右方向に弾性変形可能であ
って、裏カバー11の左右の側壁部46に沿って裏カバー11
に一体に設けられ、その後端に係止解除用の操作部48
が、中間に取り付け台28の係止用の爪部49が夫々設けら
れ、またその爪部49の操作部48側に、取り付け台28を案
内する案内部50が設けられている。
【0022】取り付け台28の裏側には、図6〜図10に
示すように、その取り付け部位51,52 にランプ基板ケー
ス36と音声基板ケース37とが左右に隣接して配置され、
この各基板ケース36,37 は係合手段53,54 を介して取り
付け台28に着脱自在に装着されると共に、その装着位置
で両基板ケース36,37 間に配置された共通のロック手段
55により係脱自在にロックされている。
【0023】各係合手段53,54 は、図9及び図10に示
すように、取り付け台28と各基板ケース36,37 との間に
介在され、取り付け台28側の係合部56,57 と基板ケース
36,37 側の被係合部58,59 とからなり、基板ケース36,3
7 を隣接方向(左右方向)に沿って近接位置から離間方
向へと反対側に移動させたときに、その被係合部58,59
が係合部56,57 に係脱自在に係合して基板ケース36,37
を取り付け台28側に締め付けるように構成されている。
【0024】取り付け台28には、その各取り付け部位5
1,52 に、基板ケース36,37 を受ける左右方向の受けレ
ール部60,61 が上下方向に所定の間隔をおいて設けら
れ、この受けレール部60,61 間に係合手段53,54 が上下
に一対配置されている。また取り付け台28には、両取り
付け部位51,52 に跨がる補強兼用の案内リブ62がその上
側近傍に左右方向に配置され、また両取り付け部位51,5
2 間の上部側にロック手段55が配置されている。なお、
受けレール部60,61 及び案内リブ62は、取り付け台28に
一体に形成され、下側の受けレール部61は、左右の取り
付け部位51,52 に跨がって設けられている。
【0025】各基板ケース36,37 は、図8〜図10に示
すように、前面側が開放するケース本体63,64 と、この
ケース本体63,64 の前面側に嵌合するケース受け体84,8
5 とを着脱自在に備え、その内部に制御基板39,40 が夫
々収納されている。
【0026】取り付け部位51側の係合手段53と取り付け
部位52側の係合手段54は、図7及び図10に示すように
左右逆向きに構成され、また各取り付け部位51,52 の一
対の係合手段53,54 は、図7及び図9に示すように上下
逆向きに構成されている。
【0027】即ち、取り付け台28には、その裏側に各係
合部56,57 に対応する凹部66,67 と、この凹部66,67 を
取り囲む周壁部68,69 とが一体に形成され、その凹部6
6,67内に突出するように各周壁部68,69 に係合部56,57
が一体に形成されている。上下の係合部56,57 は各凹部
66,67 に対して上下方向の反対側に、左右の係合部56,5
7 は各凹部66,67 に対して左右方向の反対側に夫々配置
されている。なお、各係合部56,57 には、締め付け用の
突部56a,57a が設けられている。各凹部66,67及び周壁
部68,69 は左右方向の矩形状であり、係合部56,57 は、
周壁部68,69 の上下及び左右方向の反対側の隅から凹部
66,67 内に突出している。
【0028】各周壁部68,69 内には、その係合部56,57
と左右方向の反対側、即ち取り付け台28の左右方向の中
央側に、被係合部58,59 が凹部66,67 に対して嵌脱し得
るだけの嵌脱空間70,71 があり、この嵌脱空間70,71 と
反対側が、基板ケース36,37を装着位置で規制する規制
部72,73 となっている。各被係合部58,59 は、各基板ケ
ース36,37 のケース受け体84,85 に一体に形成されてい
る。なお、周壁部68,69 は受けレール部60,61 と略同じ
高さである。各被係合部58,59 はL字状に屈曲し、その
屈曲端が上下方向の外向きとなるように設けられてい
る。
【0029】ロック手段55は、図6及び図8に示すよう
に、上下方向の一端側(下端側)が取り付け台28に一体
に接続された弾性係合片74を有する。この弾性係合片74
は、各基板ケース36,37 に対して係脱すべく前後方向に
弾性変形可能であって、各基板ケース36,37 を係脱自在
にロックするロック部75,76 と、基板ケース36,37 用の
当接部77とが設けられ、その当接部77の先端側が離脱操
作用の操作部74a となっている。当接部77は、被係合部
58,59 を凹部66,67 の嵌脱空間70,71 に対応させたとき
に、基板ケース36,37 の端部が裏側から当接するための
ものである。なお、弾性係合片74は、後壁部25に形成さ
れた開口部内に配置されている。操作部74a は、当接部
77等で兼用しても良い。
【0030】裏カバー11、取り付け台28及び基板ケース
22,27,36,37 は、透明又は着色透明の合成樹脂材料によ
り成型された合成樹脂製の成型品である。なお、基板ケ
ース22,27,36,37 は、内部を透視可能に構成されてい
る。
【0031】上記構成の弾球遊技機において、ランプ基
板ケース36を裏カバー11の取り付け台28に装着する場合
は、ランプ基板ケース36の被係合部58を凹部66の嵌脱空
間70に合わせた後、このランプ基板ケース36を取り付け
台28側に押圧する。するとランプ基板ケース36の端部が
弾性係合片74の当接部77に当接し、その当接部77を介し
て弾性係合片74が前側に弾性変形するため、ランプ基板
ケース36のケース受け体84が受けレール部60,61 に当接
する。
【0032】次にランプ基板ケース36を案内リブ62に沿
って左右方向の外側に操作すると、ランプ基板ケース36
が受けレール部60に当接した状態で案内リブ62に沿って
摺動し、被係合部58が凹部66内で係合部56に係合する。
そして、被係合部58が凹部66内で規制部72に当接する
と、ランプ基板ケース36が当接部77から離脱して弾性係
合片74が後方に復帰し、そのロック部75がランプ基板ケ
ース36の端部に係合する。これによって係合手段53によ
りランプ基板ケース36を取り付け台28の装着位置に容易
に装着し固定できる。
【0033】係合手段53が係合する場合、被係合部58が
係合部56に係合しながら突部56a に乗り上がり、ランプ
基板ケース36を取り付け台28側に締め付けて行く。この
ため、装着状態でのランプ基板ケース36のガタツキ等を
防止でき、ランプ基板ケース36を係合手段53によって確
実に固定できる。またランプ基板ケース36を受けレール
部60に当接させた状態で摺動させるので、ランプ基板ケ
ース36が取り付け台28の裏面に当接した状態で摺動する
場合に比較してランプ基板ケース36の摺動抵抗を小さく
できる。
【0034】音声基板ケース37を装着する場合にも、ラ
ンプ基板ケース36の装着時と同様な手順で行う。この場
合、ランプ基板ケース36の装着後であれば、音声基板ケ
ース37を前側に押圧したときに、ロック手段55の弾性係
合片74が前側に弾性変形してロック部75が一時的に外れ
るが、係合手段53,54 でランプ基板ケース36を締め付け
状態に固定しているため、別段ランプ基板ケース36側が
外れる等の問題はない。
【0035】基板ケース36,37 を取り外す場合には、弾
性係合片74の操作部74a を前側に押圧して弾性変形させ
る。するとロック部75,76 が基板ケース36,37 から外れ
るので、基板ケース36,37 を中央側へと摺動させれば良
い。これによって各基板ケース36,37 を取り付け台28か
ら容易に取り外すことが可能である。
【0036】裏カバー11内の大入賞手段8 を点検する場
合には、取り付け台28を取り外して点検窓24を開放す
る。この場合、左右の係止手段42の係止爪47を外側へと
弾性変形させて取り付け台28の係止を解除する。そし
て、次に取り付け台28を枢支手段41の係合軸部44廻りに
後方へと回動させた後、その係止フック45を係合軸部44
から外せば良い。
【0037】また点検後に取り付け台28を裏カバー11に
取り付ける場合には、左右の枢支手段41の係止フック45
を係合軸部44に掛けて、その係合軸部44廻りに取り付け
台28を後壁部25側へと回動させる。すると取り付け台28
が左右の係止爪47間に入り、各係止爪47が外側へと弾性
変形した後に内側に復元するので、係止手段42により取
り付け台28の上部側を係止できる。
【0038】このように1個の取り付け台28に2個の基
板ケース36,37 を装着しているので、両基板ケース36,3
7 の取り付け用として1個の取り付け台28を共通に使用
できる。従って、各基板ケース36,37 毎に専用の取り付
け台28を設ける場合に比較して、その基板ケース36,37
の取り付け構造を簡単にでき、容易且つ安価に実施でき
る。
【0039】また裏カバー11の後壁部25に取り付け台28
を設けているので、裏カバー11の裏側を有効に利用でき
る。従って、裏カバー11以外の部分、例えば裏機構板10
の裏側に取り付け台28を設ける場合に比較して、払い出
し手段20等の干渉等の問題がなく、大幅な設計変更等を
行わずに基板の単機能化に容易に対応できる。
【0040】更に裏カバー11の裏側には主制御基板26を
収納する主基板ケース27があり、この主基板ケース27の
下側近傍にランプ基板ケース36、音声基板ケース37が夫
々あるので、ランプ制御基板39、音声制御基板40を主制
御基板26にリード線等を介して接続する際の配線も容易
であり、またリード線の断線等の問題を極力防止でき
る。
【0041】しかも裏カバー11の裏側を利用して取り付
け台28を設けているが、取り付け台28を枢支手段41と係
止手段42とによって裏カバー11に開閉、着脱自在に取り
付けて、この取り付け台28で点検窓24の蓋を兼用するよ
うにしているので、裏カバー11内の遊技部品の点検に支
障を来すこともない。また取り付け台28は枢支手段41と
係止手段42とによって裏カバー11に固定しているため、
取り付け台28に各基板ケース36,37 を装着した状態のま
までも、取り付け台28を裏カバー11に容易に着脱でき
る。
【0042】図11及び図12は本発明の第2の実施形
態を例示し、これは、取り付け台28と各基板ケース36,3
7 との一方に軸部78,79 を、他方に軸部78,79 が嵌脱自
在に嵌合する軸嵌合部80,81 を夫々設け、各基板ケース
36,37 を取り付け台28に沿って軸部78,79 廻りに回動さ
せて装着するようにしたものである。
【0043】例えば、各軸部78,79 はケース受け体84,8
5 の上部側で左右方向の反対側の隅部に一体に形成され
ている。各軸嵌合部80,81 は、各取り付け部位51,52 の
上側で左右方向の反対側に形成されている。取り付け台
28には、軸部78,79 を中心とする円弧状の受けレール部
60,61 が各取り付け部位51,52 に、その各取り付け部位
51,52 の上側に補強リブ82が夫々設けられ、また両取り
付け部位51,52 間の下部にロック手段55が設けられてい
る。
【0044】補強リブ82は両取り付け部位51,52 に跨が
って左右方向に配置されている。係合手段53,54 は、各
取り付け部位51,52 毎に基板ケース36,37 の上側と、ロ
ック手段55の近傍側とに設けられ、この係合手段53,54
を介して基板ケース36,37 が取り付け台28に係脱自在に
係合されている。上側の係合手段53,54 は、補強リブ82
の下側に凹入状に形成された係合部56,57 と、ケース本
体63,64 の上側に形成された被係合部58,59 とにより構
成され、その被係合部58,59 が係合部56,57 に下側から
係脱自在に係合している。
【0045】ロック手段55の近傍の係合手段53,54 は、
取り付け台28に突設された係合部56,57 と、ケース本体
63,64 の側部に形成された被係合部58,59 とにより構成
され、その被係合部58,59 が係合部56,57 に側方から係
脱自在に係合している。ロック手段55は、上部側が取り
付け台28に一体に接続された弾性係合片74を有し、この
弾性係合片74にロック部75,76 、当接部77等が設けられ
ている。
【0046】この実施形態では、ランプ基板ケース36を
装着する際には、ランプ基板ケース36側の軸部78を取り
付け台28の軸嵌合部80に挿入し、図11の仮想線の位置
でランプ基板ケース36を取り付け台28側に押圧する。す
ると基板ケース36がロック手段55の当接部77に当接し、
弾性係合片74が前側へと弾性変形するので、その後、ラ
ンプ基板ケース36を軸部78廻りに反時計方向へと回動さ
せる。するとランプ基板ケース36の被係合部58が係合部
56に係合すると共に、ランプ基板ケース36が当接部77か
ら外れて、ロック部75がランプ基板ケース36の下側に係
合してロックする。これによってランプ基板ケース36を
2個の係合手段53を介して取り付け台28に固定できる。
【0047】ランプ基板ケース36を取り外す場合には、
ロック手段55の弾性係合片74を前側に押圧してランプ基
板ケース36のロックを解除し、ランプ基板ケース36を軸
部78廻りに時計方向へと回動させた後、その軸部78を軸
嵌合部80から外せば良い。
【0048】音声基板ケース37を着脱する場合にも同様
の手順で行えば良い。従って、この場合にも第1の実施
形態と同様に実施できる。
【0049】なお、各実施形態には、次の各発明が含ま
れている。第1の発明は、複数個の基板39,40 を備え、
該各基板39,40 を個別の基板ケース36,37 に収納し、該
各基板ケース36,37 を遊技機本体1 の裏側に着脱自在に
装着した弾球遊技機において、前記各基板ケース36,37
を共通の取り付け台28に着脱自在に装着したものであ
る。
【0050】第2の発明は、第1の発明において、前記
取り付け台28と前記各基板ケース36,37 との間に、該基
板ケース36,37 を前記取り付け台28に沿って移動させた
ときに係脱する係合手段53,54 を介在し、該係合手段5
3,54 を介して前記各基板ケース36,37 を前記取り付け
台28に着脱自在に装着したものである。
【0051】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記取り付け台28の隣り合う複数個の前記基板ケー
ス36,37 間に、該各基板ケース36,37 を装着位置で係脱
自在にロックするロック手段55を設けたものである。
【0052】第4の発明は、第1又は第2の発明におい
て、前記取り付け台28に複数個の前記基板ケース36,37
を隣接して配置し、該各基板ケース36,37 を接近位置か
ら反対方向へと移動させたときに、該各基板ケース36,3
7 が各係合手段53,54 を介して前記取り付け台28に係合
するようにしたものである。
【0053】第5の発明は、第2〜第4の何れかの発明
において、前記取り付け台28と前記各基板ケース36,37
の何れか一方に、他方を摺動自在に受ける受けレール部
60,61 を設け、前記各係合手段53,54 は係合時に前記他
方を前記受けレール部60,61に圧接させるように構成し
たものである。
【0054】第6の発明は、第5の発明において、前記
取り付け台28に左右方向の前記受けレール部60,61 を上
下方向に所定の間隔をおいて配置し、該受けレール部6
0,61間に前記係合手段53,54 を配置したたものである。
【0055】第7の発明は、第1〜第5の何れかの発明
において、前記取り付け台28と前記各基板ケース36,37
との一方に軸部78,79 を、他方に前記軸部78,79 が嵌脱
自在に嵌合する軸嵌合部80,81 を夫々設け、前記各基板
ケース36,37 を前記取り付け台28に沿って前記軸部78,7
9 廻りに回動させて装着するように構成したものであ
る。
【0056】以上、本発明の各実施形態について例示し
たが、本発明はこの各実施形態に限定されるものではな
い。取り付け台28で点検窓24の蓋を兼用しているが、取
り付け台28は後壁部25の点検窓24のない箇所に、基板ケ
ース36,37 の取り付け専用に設けても良い。また取り付
け台28は裏カバー11以外の箇所、例えば裏機構板10の裏
側にスペーサ等を介して装着しても良い。要するに取り
付け台28は、遊技機本体1 の裏側にあれば良い。
【0057】取り付け台28に装着する基板ケースは、ラ
ンプ基板ケース36、音声基板ケース37以外のもの、例え
ば電源基板34を収納する電源基板ケース、払い出し制御
基板35を収納する払い出し基板ケース等でも良い。また
取り付け台28に装着する基板ケースの個数は、実施形態
に例示の2個の他、3個、4個でも良く、要するに取り
付け台28に複数個の基板ケースを装着するものであれば
十分である。
【0058】またロック手段55は、取り付け台28に装着
された複数個の基板ケース36,37 を1個でロックできる
ものであれば良く、その構造等は実施形態に限定される
ものではない。ロック手段55は取り付け台28に一体に設
けるだけでなく、取り付け台28と別体に構成し、それを
ネジ、その他の固定手段で取り付け台28に取り付けても
良い。
【0059】取り付け台28の各取り付け部位51,52 に基
板ケース36,37 を装着するに際しては、複数個の各基板
ケース36,37 を取り付け台28の各取り付け部位51,52 に
対して下側から、左右方向の外側から又は上側から着脱
自在に挿入して装着するようにしても良い。従って、各
基板ケース36,37 の取り付け台28に対する装着構造は、
実施形態の係合手段53,54 に限定されるものではない。
【0060】また各基板ケース36,37 を係合手段53,54
を介して取り付け台28に装着する場合でも、その係合手
段53,54 には、種々の構造のものを採用することが可能
である。係合手段53,54 は取り付け台28と基板ケース3
6,37 との間に介在しなくても良い。例えば、基板ケー
ス36,37 の上下両側に挿入構造の係合手段53,54 を配置
しても良い。
【0061】第1の実施形態において、取り付け台28側
の係合部56,57 と、基板ケース36,37 側の被係合部58,5
9 は、その雄雌構造を逆にしても良い。つまり、取り付
け台28側に雄形の係合部56,57 を、基板ケース36,37 側
に雌形の被係合部58,59 を夫々設けても良い。係止手段
42、枢支手段41も実施形態以外の構造にしても良い。ま
た取り付け台28を縦長状に構成し、その取り付け台28に
上下方向に複数個の基板ケース36,37 を設けても良い。
第2の実施形態において、軸部78,79 を取り付け台28
に、軸嵌合部80,81 を基板ケース36,37 に夫々設けても
良い。その他、本発明は、パチンコ機、アレンジボール
機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機に於いても同様に
実施可能である。
【0062】
【発明の効果】 本発明では、複数個の基
板39,40 を備え、該各基板39,40 を個別の基板ケース3
6,37 に収納し、該各基板ケース36,37 を遊技機本体1
の裏側に着脱自在に装着した弾球遊技機において、各基
板ケース36,37 を共通の取り付け台28に装着しているの
で、複数個の基板ケース36,37 を個々に独立した取り付
け台28を介して装着する場合に比較して簡単な構造で容
易に装着でき、容易且つ安価に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の斜
視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の背
面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の側
面図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤部分の縦
断面である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の背面図
である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す裏カバーの下部
側の背面図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す取り付け台の背
面図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す裏カバーの下部
側の縦断面図である。
【図9】本発明の第1の実施形態を示す基板ケース装着
部の横断面図である。
【図10】本発明の第1の実施形態を示す基板ケース装
着部の横断面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態を示す基板ケースの
背面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態を示す基板ケース装
着部の一部破断側面図である。
【符号の説明】
1 遊技機本体 28 取り付け台 36 ランプ基板ケース 37 音声基板ケース 39 ランプ制御基板 40 音声制御基板 53,54 係合手段 55 ロック手段 60,61 受けレール部 78,79 軸部 80,81 軸嵌合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の基板(39)(40)を備え、該各基板
    (39)(40)を個別の基板ケース(36)(37)に収納し、該各基
    板ケース(36)(37)を遊技機本体(1) の裏側に着脱自在に
    装着した弾球遊技機において、前記各基板ケース(36)(3
    7)を共通の取り付け台(28)に着脱自在に装着したことを
    特徴とする弾球遊技機。
JP2002074012A 2002-03-18 2002-03-18 弾球遊技機 Pending JP2002282496A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013162908A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Newgin Co Ltd 遊技機

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