JP2002281715A - ブラシ付き直流モータ - Google Patents

ブラシ付き直流モータ

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JP2002281715A
JP2002281715A JP2001084616A JP2001084616A JP2002281715A JP 2002281715 A JP2002281715 A JP 2002281715A JP 2001084616 A JP2001084616 A JP 2001084616A JP 2001084616 A JP2001084616 A JP 2001084616A JP 2002281715 A JP2002281715 A JP 2002281715A
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JP
Japan
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brush
brush holder
motor
rear end
protrusion
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JP2001084616A
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English (en)
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Masaki Iijima
正樹 飯島
Hiroshi Hagiwara
萩原  浩
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Mitsuba Corp
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Mitsuba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラシ付き直流モータに用いられるブラシの
摺動特性を向上することと、ブラシ付き直流モータの組
み付けの際の作業性を向上することである。 【解決手段】 ブラシ19を支持するブラシホルダ18
の背面部18cに突部21を設け、このブラシホルダ1
8が取り付けられるブラシホルダステー15の壁面部1
5bにこの突部21を当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブラシホルダに支持
されるブラシを有するブラシ付き直流モータに関する。
【0002】
【従来の技術】ブラシ付き直流モータは、電源から供給
される直流電流を機械的な回転運動に変換して出力する
機器であり、ワイパ装置などの自動車用部品から、O
A、AV機器などの民生機器にいたるまで幅広く用いら
れている。
【0003】このようなブラシ付き直流モータは、内周
面に永久磁石が固定されたモータハウジングの内部に回
転自在に収容されたアマチュアを有しており、このアマ
チュアには複数のアマチュアコイルが設けられている。
また、アマチュアの回転軸には整流子が軸着されてお
り、この整流子を構成する複数の整流子片はそれぞれア
マチュアコイルに接続されている。
【0004】また、整流子には、電源からの電流が供給
されるブラシが摺接されており、このブラシと整流子と
を介してアマチュアコイルに電流を供給することによ
り、永久磁石の磁界中に位置するアマチュアコイルに電
磁力を発生させアマチュアを回転するようになってい
る。
【0005】このようなブラシ付き直流モータでは、ブ
ラシはそれぞれ側壁と天壁と背面部とを有する箱形に形
成されたブラシホルダに支持されるようになっている。
また、このブラシホルダの内部にはコイルばねが設けら
れており、コイルばねの一端はブラシの背面に、また、
他端はブラシホルダの背面部に当接して、ブラシを整流
子に向けて付勢するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】アマチュアが回転する
と、整流子と摺接するブラシは整流子を構成する整流子
片の継目を通過することにより振動することになる。こ
の振動は、ブラシと直接接触しているブラシホルダの側
壁に伝達され、ブラシホルダの背面壁にもコイルばねを
介して伝達されることになる。
【0007】また、ブラシホルダは、それぞれ側壁と天
壁と背面部とを有する展開形状に打ち抜かれた銅板を、
それぞれの境界部において曲げることにより構成されて
おり、また、このブラシホルダはそれぞれ側壁の端部に
設けられた足部においてブラシホルダステーに固定され
るようになっている。
【0008】このような構造のブラシホルダは、ブラシ
からの振動を十分に低減させる手段がないためブラシの
振動とともに振動することになり、外部に振動音を発生
することがあった。
【0009】また、このようなブラシ付き直流モータの
ブラシホルダの組み付けを行う際には、設備構造の簡略
化のために、ブラシホルダを足部が上向きになるように
配置してカシメを行うようにしているが、この際、作業
中にブラシホルダがブラシホルダステーから抜け落ちた
り、ブラシホルダの足がブラシホルダステーの貫通孔に
対して完全に入りきらない状態、つまりブラシホルダが
ブラシホルダステーに対して隙間を有する状態のまま足
がカシメられてしまう場合がある。そのため、ブラシ付
き直流モータの組み付け性を悪化させる場合があった。
【0010】本発明の目的は、ブラシ付き直流モータに
用いられるブラシホルダの振動を低減することにある。
【0011】本発明の他の目的は、ブラシ付き直流モー
タの組み付けの際の作業性を向上することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のブラシ付き直流
モータは、モータハウジングの内部に、回転軸に軸着さ
れた整流子を有する電機子と前記整流子に摺接するブラ
シとが設けられたブラシ付き直流モータであって、内部
にばね部材が組み込まれ、前記ばね部材に付勢される前
記ブラシを軸方向に移動可能に支持するブラシホルダ
と、前記モータハウジングの内部に設けられ、前記ブラ
シホルダの後端部と対向する壁面部が形成されたブラシ
ホルダステーと、前記後端部もしくは前記壁面部の一方
に設けられ、前記後端部もしくは前記壁面部の他方に当
接することにより前記ブラシホルダの振動を吸収する突
部とを有することを特徴とする。
【0013】本発明のブラシ付き直流モータは、前記突
部を前記後端部に設けたことを特徴とする。
【0014】本発明のブラシ付き直流モータは、モータ
ハウジングの内部に、回転軸に軸着された整流子を有す
る電機子と前記整流子に摺接するブラシとが設けられた
ブラシ付き直流モータであって、内部にばね部材が組み
込まれ、前記ばね部材に付勢される前記ブラシを軸方向
に移動可能に支持するブラシホルダと、前記モータハウ
ジングの内部に設けられ、前記ブラシホルダの後端部と
対向する壁面部が形成されたブラシホルダステーと、前
記後端部もしくは前記壁面部の一方に設けられた突部
と、前記後端部もしくは前記壁面部の他方に設けられ、
前記突部と係合する係合部とを有し、前記ブラシホルダ
を前記ブラシホルダステーに取り付けることにより、前
記突部と前記係合部とが係合することを特徴とする。
【0015】本発明のブラシ付き直流モータは、前記突
部を前記後端部に設け、前記係合部を前記壁面部に設け
たことを特徴とする。
【0016】本発明にあっては、ブラシホルダの後端部
に突部を設けて、この突部をブラシホルダステーの壁面
部に当接するようにしたので、ブラシホルダの振動を低
減することができる。
【0017】また、ブラシホルダステーの壁面部に係合
部を設け、ブラシホルダの後端部に設けられた突部をこ
の係合部と係合するようにしたので、作業中にブラシホ
ルダが抜け落ちることがないので、ブラシ付き直流モー
タの組み付けの作業性を向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の一実施の形態であるブラシ
付き直流モータを示す断面図であり、図2は図1に示す
ブラシ付き直流モータのフロントブラケットの内部を示
す正面図である。また、図3は図1に示すブラシ付き直
流モータのブラシ取付部の詳細を示す一部切欠断面図で
あり、図4は図1に示すブラシ付き直流モータのブラシ
取付部の詳細を示す断面図である。
【0020】図1に示すブラシ付き直流モータのモータ
ハウジング1は、深絞り鋼板をプレスで絞った底付き円
筒状に形成されている。このモータハウジング1の内周
面1aには、2つのセグメント形の永久磁石2,3が互
いに異なる磁極を向かい合わせるように取り付けられて
おり、モータハウジング1の内部に磁束を供給するよう
になっている。また、モータハウジング1の開口端1b
には締結部材4,5によりフロントブラケット6が取り
付けられており、その開口端1bを閉塞するようになっ
ている。
【0021】このように形成されたモータハウジング1
の内部には、回転軸としてのシャフト7を有する電機子
としてのアマチュア8が収容されており、このアマチュ
ア8はシャフト7がモータハウジング1の底部1cとフ
ロントブラケット6の貫通孔6aとに設けられた軸受
9,10に支持されることにより回転自在となってい
る。シャフト7の先端部7aは貫通孔6aから外部に向
けて突出しており、この先端部7aに図示しない被駆動
部材を取り付けることによりアマチュア8の回転を外部
に出力できるようになっている。
【0022】シャフト7に形成されたスプライン部7b
には永久磁石2,3による磁束中に位置するようにアマ
チュアコア11が嵌合されており、このアマチュアコア
11はシャフト7と一体に回転するようになっている。
【0023】アマチュアコア11には22個のスロット
12が形成されており、これらのスロット12にはそれ
ぞれ表面が絶縁処理された銅線が重ね巻きされて複数の
アマチュアコイル13が形成されている。なお、本実施
の形態ではスロット12の数は22個であるがこれに限
らず、任意の個数としてもよい。また、アマチュアコイ
ル13は重ね巻きにより形成されているがこれに限ら
ず、他の巻き方としてもよく、また、その際形成される
アマチュアコイル13の個数は任意の個数としてもよ
い。
【0024】また、シャフト7には、アマチュアコア1
1の図中左側に位置して整流子としてのコミュテータ1
4が軸着されている。このコミュテータ14は、シャフ
ト7に固定された樹脂製の胴部14aと、この胴部14
aの外周にそれぞれ互いに電気的に絶縁された状態とな
って放射状に配置された22個の整流子片14bとによ
り構成されており、それぞれの整流子片14bはアマチ
ュアコイル13に接続されている。
【0025】フロントブラケット6はアルミダイキャス
トにより形成されており、このフロントブラケット6の
モータハウジング1の開口端1b側には底突き円筒状に
形成された凹部6bが設けられている。
【0026】この凹部6bには、底部15aと壁面部1
5bとを有する樹脂製のブラシホルダステー15が締結
部材16,17により固定されており、この壁面部15
bは図2に示すように、それぞれ互いに対を成すように
配置されている。
【0027】図3にその詳細を示すように、このブラシ
ホルダステー15の底部15aには、それぞれ2つの側
壁18aと天壁18bと後端部としての背面部18cと
を有する箱形に形成された4つのブラシホルダ18が、
それぞれの背面部18cを壁面部15bと対向するよう
に位置して取り付けられている。
【0028】ブラシホルダ18の内部には整流子片14
bと摺接するブラシ19が軸方向に移動可能に設けられ
ており、このブラシ19と背面部18cとの間にはばね
部材としてのコイルばね20が収容されている。このコ
イルばね20は、軸方向の一端を背面部18cに当接
し、他端をブラシ19に当接するように設けられてお
り、このコイルばね20のばね荷重により、ブラシ19
は整流子片14bに向けて付勢された状態となってい
る。なお、本実施の形態では、ブラシホルダ18とブラ
シ19とはそれぞれ4つ設けられているがこれに限ら
ず、複数個設けられていればいくつであってもよい。
【0029】それぞれのブラシホルダ18の背面部18
cには、それぞれ背面部18cのほぼ中心部に位置して
突部21が設けられている。この突部21は、背面部1
8cの一部を切欠ながら押し出すことにより形成されて
おり、その先端部21aが背面部18c上に突出した爪
状となっている。また、この突部21の先端部21a
は、背面部18cと対向するブラシホルダステー15の
壁面部15bと当接するようになっており、このとき、
先端部21aは、背面部18cが天壁18bとの境界部
で弾性変形することにより壁面部15bに対して付勢さ
れた状態となっている。なお、本実施の形態では、突部
21は背面部18cに設けられているが、壁面部15b
に設けるようにしてもよい。
【0030】このように、背面部18cと壁面部15b
とが突部21を介して当接しているため、ブラシ19が
コミュテータ14と摺接する際に発生する振動がブラシ
19からコイルばね20を介して背面部18cに伝達さ
れても、この当接部によりこの振動を吸収することがで
きるため、ブラシホルダ18の振動を低減することがで
きる。
【0031】ブラシ19のピッグテール19aはブラシ
ホルダ18の天壁18bに形成された切欠部18eから
突出しており、ブラシホルダステー15の底部15aに
設けられた端子部22に溶接等により接続されている。
この端子部22はブラシホルダステー15の内部に設け
られた通電板を介してターミナル部23,24に接続さ
れており、ターミナル部23,24に接続された配線2
5,26を介して接続された図示しない電源からの電流
が供給されるようになっている。
【0032】したがって、ターミナル部23,24に図
示しない電源からの電流が供給されると、この電流は通
電板を介してそれぞれのブラシ19に供給されることに
なる。ブラシ19に供給された電流はコミュテータ14
により整流された後、それぞれのアマチュアコイル13
に供給され、磁束中に位置するアマチュアコイル13に
フレミングの左手の法則により回転力が生じて、アマチ
ュア8が回転することになる。
【0033】図5は図1に示すブラシ付き直流モータの
変形例を示す一部切欠断面図であり、図6は図5に示す
突部の変形例を示す断面図である。
【0034】図1に示すブラシ付き直流モータでは、ブ
ラシホルダ18の背面部18cに設けた突部21をブラ
シホルダステー15の壁面部15bに当接させることに
より、ブラシホルダ18の振動を低減するようにしてい
たが、図5に示す場合には、これに加えて、ブラシホル
ダステー15に係合部としての段差部27を設け、この
段差部27にブラシホルダ18の突部28を係合させる
ようにしている。
【0035】段差部27は、それぞれ背面部18cと対
向する壁面部15bに形成されており、壁面部15bに
対して垂直な面となっている。
【0036】また、突部28は、図3,図4にその詳細
を示した突部21の場合と逆向き、つまり先端部28a
が図中上側となるように後端部としての背面部18cの
ほぼ中心に設けられている。なお、突部28の形状は図
3に示す場合と同様に爪状となっているがこれに限ら
ず、図6に示すようにポンチにより形成された半球状の
突部29など、段差部27と係合可能な形状であれば他
の形状としてもよい。
【0037】ブラシホルダ18は、ブラシホルダステー
15に対して図3中に矢印で示す方向にセットされるこ
とになるが、このとき、段差部27と突部28とは、ブ
ラシホルダ18がブラシホルダステー15に確実にセッ
トされたとき、つまりブラシホルダ18の側壁18aが
ブラシホルダステー15の底部15aと接したときに段
差部27の係合面27aと突部28の先端部28aとが
係合するようになっており、また、この突部28と壁面
部15bとは当接するようになっている。
【0038】したがって、この当接部によりブラシ19
からの振動を吸収することにより、ブラシホルダ18の
振動を低減することができる。
【0039】また、突部28は段差部27と係合してい
るため、ブラシホルダ18をブラシホルダステー15に
組み付ける際には、ブラシホルダ18は、側壁18aが
底部15aと接した状態つまりブラシホルダ18とブラ
シホルダステー15とに隙間がない状態となり、この状
態でそれぞれの側壁18aの端部に設けられた足部18
dをブラシホルダステー15にカシメることにより固定
されることになる。そのため、ブラシホルダ18はブラ
シホルダステー15に対して確実に固定されることにな
り、このブラシホルダ18に支持されるブラシ19の摺
動特性を向上することができる。
【0040】さらに、足部18dのカシメは、この足部
18dを上向きつまり図5に示す配置とは上下を逆にし
た状態として行う場合があるが、段差部27と突部28
とが係合した状態であるため、組み付け作業中にブラシ
ホルダ18がブラシホルダステー15から抜け落ちるこ
とがなく、ブラシ付き直流モータの組み付けの際の作業
性を向上することができる。
【0041】図7は図5に示すブラシ付き直流モータの
変形例を示す一部切欠断面図である。
【0042】図5に示すブラシ付き直流モータでは、段
差部27に係合する突部28を、ブラシホルダ18の背
面部18cに設けるようにしているが、図7に示す変形
例では、段差部27に係合する突部28をブラシホルダ
18の側壁18aに設けるようにしている。
【0043】つまり、突部28は、ブラシホルダ18の
側壁18aのブラシホルダステー15の壁面部15bと
対向する側の側面である後端部としての側壁部30に設
けられており、図5に示す場合と同様にその先端部28
aがブラシホルダステー15に形成された段差部27の
係合面27aと係合するようになっている。なお、ブラ
シホルダ18には側壁18aが2つあるが、この突部2
8はその両方に設けられており、同時に係合面27aと
係合することになる。
【0044】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。たとえば、本実施の形態に
示すブラシ付き直流モータは、アマチュアコア11を有
するものであるが、コアレスモータなどブラシホルダ1
8に支持されるブラシ19を有する直流モータであれば
他の形式のものでもよい。
【0045】また、ブラシホルダ18はブラシホルダス
テー15に対してカシメにより固定されているがこれに
限らず、溶接など他の方法により固定するようにしても
よい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、ブラシホルダの後端部
に突部を設けて、この突部をブラシホルダステーの壁面
部に当接するようにしたので、ブラシホルダの振動を低
減することができる。
【0047】また、ブラシホルダの突部とブラシホルダ
ステーの段差部とを係合させることにより、ブラシホル
ダはブラシホルダステーに対して確実に固定されること
になり、このブラシホルダに支持されるブラシの摺動特
性を向上することができる。
【0048】さらに、組み付け作業中にブラシホルダが
ブラシホルダステーから抜け落ちることがないため、組
み付けの作業性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるブラシ付き直流モ
ータを示す断面図である。
【図2】図1に示すブラシ付き直流モータのフロントブ
ラケットの内部を示す正面図である。
【図3】図1に示すブラシ付き直流モータのブラシ取付
部の詳細を示す一部切欠斜視図である。
【図4】図1に示すブラシ付き直流モータのブラシ取付
部の詳細を示す断面図である。
【図5】図1に示すブラシ付き直流モータの変形例を示
す一部切欠断面図である。
【図6】図5に示す突部の変形例を示す断面図である。
【図7】図5に示すブラシ付き直流モータの変形例を示
す一部切欠断面図である。
【符号の説明】
1 モータハウジング 1a 内周面 1b 開口端 1c 底部 2,3 永久磁石 4,5 締結部材 6 フロントブラケット 6a 貫通孔 6b 凹部 7 シャフト 7a 先端部 7b スプライン部 8 アマチュア 9,10 軸受 11 アマチュアコア 12 スロット 13 アマチュアコイル 14 コミュテータ 14a 胴部 14b 整流子片 15 ブラシホルダステー 15a 底部 15b 壁面部 16,17 締結部材 18 ブラシホルダ 18a 側壁 18b 天壁 18c 背面部 18d 足部 18e 切欠部 19 ブラシ 19a ピッグテール 20 コイルばね 21 突部 21a 先端部 22 端子部 23,24 ターミナル部 25,26 配線 27 段差部 27a 係合面 28 突部 28a 先端部 29 突部 30 側面部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H605 AA05 AA08 BB05 CC07 CC10 DD03 EA18 EA25 EA27 GG04 GG05 5H613 AA02 BB04 BB15 BB27 BB33 GA13 KK05 SS05 5H623 AA04 BB07 GG13 JJ03 JJ06 LL02 LL03 LL05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータハウジングの内部に、回転軸に軸
    着された整流子を有する電機子と前記整流子に摺接する
    ブラシとが設けられたブラシ付き直流モータであって、 内部にばね部材が組み込まれ、前記ばね部材に付勢され
    る前記ブラシを軸方向に移動可能に支持するブラシホル
    ダと、 前記モータハウジングの内部に設けられ、前記ブラシホ
    ルダの後端部と対向する壁面部が形成されたブラシホル
    ダステーと、 前記後端部もしくは前記壁面部の一方に設けられ、前記
    後端部もしくは前記壁面部の他方に当接することにより
    前記ブラシホルダの振動を吸収する突部とを有すること
    を特徴とするブラシ付き直流モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブラシ付き直流モータで
    あって、前記突部を前記後端部に設けたことを特徴とす
    るブラシ付き直流モータ。
  3. 【請求項3】 モータハウジングの内部に、回転軸に軸
    着された整流子を有する電機子と前記整流子に摺接する
    ブラシとが設けられたブラシ付き直流モータであって、 内部にばね部材が組み込まれ、前記ばね部材に付勢され
    る前記ブラシを軸方向に移動可能に支持するブラシホル
    ダと、 前記モータハウジングの内部に設けられ、前記ブラシホ
    ルダの後端部と対向する壁面部が形成されたブラシホル
    ダステーと、 前記後端部もしくは前記壁面部の一方に設けられた突部
    と、 前記後端部もしくは前記壁面部の他方に設けられ、前記
    突部と係合する係合部とを有し、 前記ブラシホルダを前記ブラシホルダステーに取り付け
    ることにより、前記突部と前記係合部とが係合すること
    を特徴とするブラシ付き直流モータ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のブラシ付き直流モータで
    あって、前記突部を前記後端部に設け、前記係合部を前
    記壁面部に設けたことを特徴とするブラシ付き直流モー
    タ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022132729A (ja) * 2021-03-01 2022-09-13 三菱電機株式会社 スタータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022132729A (ja) * 2021-03-01 2022-09-13 三菱電機株式会社 スタータ

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