JP2003199282A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2003199282A
JP2003199282A JP2001400482A JP2001400482A JP2003199282A JP 2003199282 A JP2003199282 A JP 2003199282A JP 2001400482 A JP2001400482 A JP 2001400482A JP 2001400482 A JP2001400482 A JP 2001400482A JP 2003199282 A JP2003199282 A JP 2003199282A
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太郎 松前
Hideki Tsuchiya
秀樹 土屋
Yoichi Oinuma
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの全長を抑えられるシール構造を提供
する。 【解決手段】 筒状のヨーク1と、このヨーク1の内側
に回転可能に設けられるロータ4と、ロータ4の巻線6
に導通した整流子7と、整流子7に摺接するブラシ11
と、ロータ4のシャフト5を回転可能に支持するベアリ
ング15,16と、ロータ4のシャフト5に摺接するオ
イルシール19と、ヨーク1に対してブラシ11及びベ
アリング16を支持するブラケット2とを備え、ブラケ
ット2に対してオイルシール19を支持するキャップ2
0をブラケット2と別体で形成するものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、整流子モータある
いはジェネレータのシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の整流子モータのシール構造とし
て、例えば実開平5−67168号公報に開示されたも
のは、図3に示すように、ロータ31のシャフト32に
摺接するオイルシール33を備え、モータ内部への水や
油等侵入が防止される。
【0003】モータのブラケット34には、オイルシー
ル33が圧入されるオイルシールホルダー36が形成さ
れる。オイルシールホルダー36の開口部にはオイルシ
ール33の挿入を容易にするためのガイドテーパ部36
aが形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のシール構造にあっては、オイルシール33を
オイルシールホルダー36に対して表側(出力端側)か
ら圧入する構成となっているため、オイルシールホルダ
ー36にオイルシール33を案内するガイドテーパ部3
6aを形成する必要があり、その分だけモータの全長が
長くなるという問題点があった。
【0005】また、オイルシールホルダ36がブラケッ
ト34に一体形成されているため、仕様環境等によりオ
イルシール33を装着しない場合でも、オイルシールホ
ルダ36をブラケット34から取り外すことができず、
モータの小型化ができないという問題点があった。
【0006】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、モータの全長を抑えられるシール構造を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、筒状のヨ
ークと、このヨークの内側に回転可能に設けられるロー
タと、ロータの巻線に導通した整流子と、整流子に摺接
するブラシと、ロータのシャフトを回転可能に支持する
ベアリングと、ロータのシャフトに摺接するオイルシー
ルと、ヨークに対してブラシ及びベアリングを支持する
ブラケットとを備え、ブラケットに対してオイルシール
を支持するキャップをブラケットと別体で形成したこと
を特徴とするものとした。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、キャ
ップのブラケットに対峙する裏側から圧入されるオイル
シールを案内するガイドテーパ部を形成したことを特徴
とするものとした。
【0009】第3の発明は、第1または2の発明におい
て、キャップによってブラケットの開口部を塞ぐ構造と
したことを特徴とするものとした。
【0010】
【発明の作用および効果】第1の発明によると、キャッ
プをブラケットに取り付ける前に、オイルシールがキャ
ップのブラケットに対峙する裏側から圧入されることに
よってキャップに対するオイルシールの組み付けが行わ
れる。このため、キャップにオイルシールを案内するガ
イドテーパ部を表側(出力端側)に向けて形成する必要
がなく、その分だけモータの全長を短くできる。
【0011】また、モータの仕様環境等に応じてキャッ
プ及びオイルシールをブラケットから外して用いること
も可能であり、その場合、モータの全長をさらに短くで
きる。
【0012】第2の発明において、オイルシールがこの
ガイドテーパ部に案内されることよってオイルシールホ
ルダー内に円滑に圧入される。
【0013】第3の発明によると、ブラケットの端面と
シャフトの間がキャップ及びオイルシールによって塞が
れるため、モータ内のオイルが封止される。これによっ
て、ブラケットにはブラシホルダーの取付部等にブラケ
ットの内外を貫通した開口部等を設けることが可能とな
り、ブラケットの形状に対する自由度が高まり、生産性
の向上がはかられる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。
【0015】図1に示すように、モータは、基本構造体
として、モータ外側のケースを構成する有底筒状の金属
製ヨーク1と、このヨーク1の開口部を塞ぐブラケット
2と、ヨーク1の内側に固定される一対のマグネット
(永久磁石)3と、このマグネット3の内側にて回転す
るロータ(電機子)4と、ロータ4をベアリング15,
16を介して回転可能に支持するシャフト5とを備え
る。
【0016】モータは、図示しない電源からから供給さ
れる電気がロータ4の巻線6に流れることにより、ロー
タ4にマグネット3の磁力が回転方向に働いてシャフト
5が回転駆動される。ロータ4の巻線6に電気を流す構
成として、シャフト5に取り付けられ巻線6に導通した
整流子7と、整流子7にバネ10によって押し付けられ
る一対のブラシ11と、各ブラシ11は摺動可能に支持
する一対のブラシホルダー12と、各ブラシ11から延
びる一対の銅編み線13と、電源に導通したハーネス1
4と、各銅編み線13及びハーネス14が接続される一
対のリードプレート8とを備える。
【0017】ブラケット2にはハーネス14が挿通する
配線取り出し部2kが形成され、この配線取り出し部2
kにはハーネス14との間にグロメット9が介装されて
密封される。
【0018】ヨーク1及びブラケット2は、複数のボル
トを介して図示しないモータ取り付け部材に締結され
る。ブラケット2は、ロータ4の回転中心軸に略直交す
る基盤部2aと、ロータ4の回転中心軸方向に延びてヨ
ーク1の内周面に嵌合する筒部2cと、ベアリング16
を支持するベアリングブラケット2d等を有し、これら
が樹脂によって一体成形される。
【0019】そして本発明の要旨とするところである
が、ブラケット2に対してオイルシール19を支持する
キャップ20をブラケット2と別部材で形成する。オイ
ルシール19はシャフト5に摺接し、キャップ20に対
するシャフト5の挿通部を密封する。
【0020】本実施の形態では、キャップ20によって
ブラケット2の開口部が塞がれる構造となっている。キ
ャップ20は、オイルシール19の外輪部を嵌合させる
環状のオイルシールホルダー20aと、ブラケット2の
取付座2gに嵌合する円盤部20cとを有し、これらが
樹脂によって一体成形される。キャップ20のブラケッ
ト2に対する接合部は、接着、シール材の挟み込み、あ
るいは超音波接合等の方法によって密封される。
【0021】キャップ20に対するオイルシール19の
組み付け時、オイルシール19がキャップ20のブラケ
ット2に対峙する裏側から圧入される構成とする。オイ
ルシールホルダー20aにはブラケット2に対峙する裏
側に向けて拡がるガイドテーパ部20dが形成され、オ
イルシール19がこのガイドテーパ部20dに案内され
ることよってオイルシールホルダー20a内に円滑に圧
入されるようになっている。
【0022】以上のように構成されて、次に作用につい
て説明する。
【0023】モータは、ハーネス14から供給される電
流が、リードプレート8、銅編み線13、ブラシ11、
整流子7を通って巻線6に流れることにより、ロータ4
にマグネット3の磁力が回転方向に働き、シャフト5を
回転駆動する。
【0024】ブラケット2の端面がキャップ20及びオ
イルシール19によって塞がれるため、モータ内部への
水や油等侵入が防止される。これによって、ブラケット
52にはブラシホルダー12の取付部等にブラケット2
の内外を貫通した開口部等を設けることが可能となり、
ブラケット2の形状に対する自由度が高まり、生産性の
向上がはかられる。
【0025】また、ブラケット2にブラケット2の内外
を貫通した開口部等を設けることが可能となったことに
より、ブラケット2に対してブラシホルダー12をカシ
メ固定して直接取り付ける構造が可能となり、整流子7
に対するブラシ11の位置精度が確保される。この結
果、ブラシ11の位置のアンバランスによってモータに
振動や騒音が生じることが抑えられる。
【0026】キャップ20をブラケット2に取り付ける
前に、オイルシール19がキャップ20のブラケット2
に対峙する裏側から圧入されることによってキャップ2
0に対するオイルシール19の組み付けが行われる。こ
のため、キャップ20にオイルシール19を案内するガ
イドテーパ部を表側(出力端側)に向けて形成する必要
がなく、その分だけモータの全長を短くできる。
【0027】オイルシールホルダー20aにはブラケッ
ト2に対峙する裏側に向けて拡がるガイドテーパ部20
dが形成され、オイルシール19がこのガイドテーパ部
20dに案内されることよってオイルシールホルダー2
0a内に円滑に圧入される。
【0028】オイルシールホルダー20aにオイルシー
ル19が組み付けられた状態で、ガイドテーパ部20は
オイルシール19の外輪角部19aに対峙しているた
め、オイルシール19の外輪部との密封性が損なわれな
いで済む。
【0029】また、モータの仕様環境等に応じてキャッ
プ20及びオイルシール19をブラケット2から外して
用いることも可能であり、その場合、モータの全長をさ
らに短くできる。
【0030】他の実施の形態として、図2に示すよう
に、キャップ20によってブラケット2の開口部を塞ぐ
必要がない場合、キャップ20は、オイルシール19の
外輪部を嵌合させる環状のオイルシールホルダー20a
と、ベアリングハウジング8の外周面に嵌合する環状の
円筒部20bのみを有する形状として、小型化をはかる
ようにしても良い。
【0031】なお、前記実施の形態において、マグネッ
ト3、ブラシ11、ブラシホルダー12、リードプレー
ト8は一対に限らず、それ以上の個数を設けても良い。
【0032】また、本発明はモータに限らず、ジェネレ
ータ等の回転電機にも適用できる。
【0033】本発明は上記の実施の形態に限定されず
に、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がな
しうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、モータの断面図。
【図2】他の実施の形態を示すモータの断面図。
【図3】従来例を示モータの断面図。
【符号の説明】
1 ヨーク 2 ブラケット 3 マグネット 4 ロータ 5 シャフト 6 巻線 7 整流子 8 リードプレート 10 バネ 11 ブラシ 12 ブラシホルダー 13 銅編み線 14 ハーネス 15,16 ベアリング 19 オイルシール 20 キャップ 20d ガイドテーパ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生沼 洋一 東京都港区浜松町二丁目4番1号世界貿易 センタービル カヤバ工業株式会社内 Fターム(参考) 5H605 AA02 BB01 BB05 BB09 CC02 CC03 DD03 EA01 EB31 GG04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状のヨークと、このヨークの内側に回転
    可能に設けられるロータと、ロータの巻線に導通した整
    流子と、整流子に摺接するブラシと、ロータのシャフト
    を回転可能に支持するベアリングと、ロータのシャフト
    に摺接するオイルシールと、ヨークに対してブラシ及び
    ベアリングを支持するブラケットとを備え、ブラケット
    に対してオイルシールを支持するキャップをブラケット
    と別体で形成したことを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】前記キャップに前記ブラケットに対峙する
    裏側から圧入される前記オイルシールを案内するガイド
    テーパ部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の
    モータ。
  3. 【請求項3】前記キャップによって前記ブラケットの開
    口部を塞ぐ構造としたことを特徴とする請求項1または
    2に記載のモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011097734A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Kitashiba Electric Co Ltd 電動モータ
US8803400B2 (en) 2012-09-10 2014-08-12 Kitashiba Electric Co., Ltd. Electric motor and manufacturing method of electric motor
CN105984489A (zh) * 2015-03-16 2016-10-05 株式会社电装 致动马达
KR102270469B1 (ko) * 2020-09-09 2021-06-28 공대원 아우터 로터 타입 인휠 모터

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