JP2002281567A - 遠隔操作方法、遠隔操作システム、および遠隔制御システムにおけるプログラム - Google Patents

遠隔操作方法、遠隔操作システム、および遠隔制御システムにおけるプログラム

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JP2002281567A
JP2002281567A JP2001073065A JP2001073065A JP2002281567A JP 2002281567 A JP2002281567 A JP 2002281567A JP 2001073065 A JP2001073065 A JP 2001073065A JP 2001073065 A JP2001073065 A JP 2001073065A JP 2002281567 A JP2002281567 A JP 2002281567A
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Sumiyo Uchii
純代 内井
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低価格で宅内の設備の遠隔操作を実現するこ
とができるとともに、宅内の遠隔監視その他の付加機能
を容易に実現することができる遠隔操作システムを提供
する。 【解決手段】 住宅2の内部に、被操作機器としてのテ
レビジョン受像器、VTR、エアコンディショナー等の
家電製品6,7,8が存在する。住宅2の内部には、携
帯電話システムにおける携帯端末1が有する送受信機能
と同じ送受信機能を有し、住宅2の内部を移動すること
ができるロボット5が置かれている。ユーザは、携帯端
末1によって、ロボット5を遠隔操作することによっ
て、家電製品6,7,8を遠隔操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宅内に設置されて
いる家電機器等の被操作機器を宅外に存在するユーザが
遠隔操作することができる遠隔操作方法、遠隔操作シス
テム、および遠隔制御システムにおけるプログラムに関
する。
【0002】
【従来の技術】図10は、実開平2−35560号公報
に記載された従来の遠隔操作システムの構成を示すブロ
ック図である。図10に示す構成では、住宅2の内部に
電灯やエアコンディショナー(エアコン)等の住宅内設
備22,23,24が設置されている。また、住宅内設
備22,23,24は、ホームコントローラ21に接続
されている。ホームコントローラ21は、住宅内設備2
2,23,24の動作状況を確認したり動作設定を行う
ことができるとともに、電話回線を介して公衆電話回線
網30に接続されている。
【0003】ユーザは、住宅2から離れた位置におい
て、テレコントローラ10を電話回線に接続し、公衆電
話回線網30を介してホームコントローラ21をアクセ
スすることができる。そして、ユーザは、パスワードを
送信した後、具体的な指令をホームコントローラ21に
対して送信する。ホームコントローラ21は、正当なパ
スワードを受信すると、指令に応じた制御を行う。例え
ば、テレコントローラ10に住宅内設備22,23,2
4の動作状況を送信する。テレコントローラ10は、住
宅内設備22,23,24の動作状況を受信し表示を行
う。ユーザは、テレコントローラ10の表示によって、
住宅内設備22,23,24の動作状況を確認すること
ができる。また、テレコントローラ10を介して、ホー
ムコントローラ21に対して住宅内設備22,23,2
4の動作設定を指示することができる。よって、ユーザ
は、住宅2から離れた位置において住宅内設備22,2
3,24の動作状況を確認したり、住宅内設備22,2
3,24の動作設定を行うことができる。
【0004】なお、ホームコントローラ21の制御対象
として、エアコンや電灯の他に、例えば、VTRの録画
予約、鍵の開閉、風呂の湯沸かし等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の遠隔操作システ
ムは以上のように構成されているので、ホームコントロ
ーラ21と住宅内設備22,23,24との間に配線を
施す工事を行わなければならず、遠隔操作システムを実
現するためのコストが高くなる。また、ホームコントロ
ーラ21と情報の送受信を行う機能を有する住宅内設備
22,23,24を設置したり、ホームコントローラ2
1と情報の送受信を行うためのインタフェース回路を住
宅内設備22,23,24に追加したりする必要があ
り、住宅内設備22,23,24も高価になってしま
う。さらに、ユーザが宅外において住宅2の内部の様子
を確認したり、無人の住宅2の監視を実現したい場合に
は、別途、カメラ等を設置したり、防犯業者に依頼を行
ったりしなければならず、やはり、費用がかかってしま
う。
【0006】そこで、本発明は、低価格で宅内の設備の
遠隔操作を実現することができるとともに、宅内の遠隔
監視その他の付加機能を容易に実現することができる遠
隔操作方法、遠隔操作システム、および遠隔制御システ
ムにおけるプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による遠隔操作方
法は、被操作機器の操作を行う操作部を有し通信回線を
介して受信した指令に従って移動することができる移動
装置を宅内に置き、宅外の携帯端末と移動装置とを通信
回線を介して接続し、携帯端末から移動装置に対して指
令を送り、移動装置が端末装置からの指令に応じて被操
作機器の操作を行うことを特徴とする。
【0008】また、本発明による遠隔操作システムは、
画像送受信機能および音声送受信機能を有する携帯端末
と、携帯端末と通信回線を介して情報の送受信を行う移
動装置とを備え、移動装置が、通信回線を介して携帯端
末と通信を行う通信制御部と、移動のための機構部と、
携帯端末から通信回線を介して通信制御部が受信した動
作指令に応じて機構部を制御する機構制御部と、携帯端
末から通信回線を介して通信制御部が受信した操作指令
に応じて被操作機器の操作を行う操作部とを含み、携帯
端末が、通信回線を介して移動装置に対して指令を与え
る指令部を含むことを特徴とする。
【0009】本発明による遠隔操作システムにおけるプ
ログラムは、遠隔操作システムにおける移動装置が有す
るコンピュータに、携帯端末から通信回線を介して受信
した指令を解析する解析機能と、解析機能によって解析
された指令にもとづいて移動のための機構部を制御する
機構制御機能と、解析機能によって解析された指令にも
とづいて撮像を行って得られた画像を携帯端末に宛てて
送信する画像送信機能と、解析機能によって解析された
指令にもとづいて被操作機器を操作する操作機能とを実
現させることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、本発明による
遠隔操作システムの第1の実施の形態を示すシステム構
成図である。図1に示すシステムでは、住宅2の内部
(宅内)に、被操作機器としての家庭電化製品(家電製
品)6,7,8が存在する。家電製品6,7,8は、例
えば、テレビジョン受像器(TV)、VTR、エアコン
である。また、宅内には、携帯電話システムにおける携
帯端末が有する送受信機能と同じ送受信機能を有し、宅
内を移動することができる移動装置としてのロボット5
が置かれている。なお、家電製品6,7,8以外の湯沸
かし器、扉等の鍵、その他の住宅機器も被操作機器とす
ることができる。
【0011】携帯端末1は、WCDMA方式等の無線通
信ネットワーク3を介してロボット5をアクセスするこ
とができる。携帯端末1は、液晶表示装置等による表示
部11と、テンキーやその他のキーを含む操作部12
と、カメラ13とを含む。もちろん、携帯端末1は、マ
イクロフォン、スピーカ、アンテナ、WCDMA方式等
による通信を行うための回路を備えている。なお、操作
部12は、ロボット5に対して指令を与える指令部とし
ての役割も果たす。また、音声によって指令がなされる
場合には、マイクロフォンが指令部としての役割も果た
す。
【0012】図2は、ロボット5の外観の一例を示す説
明図である。ロボット5は、ユーザからの指示に応じて
所定の動作を行う対話型ロボットである。ロボット5
は、例えば、基本性能として、以下の(1)〜(5)に
示すような機能を備える。
【0013】(1)ロボット5は、画像認識機能および
音声認識機能を備え、ユーザと対話を行うことができ
る。(2)ロボット5は、ユーザからの指示または自己
の意思に従って移動したり、頭部を自在に傾けたりする
ことができる。例えば、ロボット5は、自己の意思(予
め組み込まれたプログラム等)に基づいて自在に動き回
ったり、頭部や車輪部を自在に操ることによってダンス
を踊ること等ができる。(3)ロボット5は、近くにい
るユーザから対話により指示を受けて所定の動作を行う
ことができる。例えば、ロボット5は、ユーザから音声
による指示を受けて、TVの電源スイッチをオン・オフ
したりすることができる。(4)ロボット5は、電子メ
ールを受信し受信したメールの内容をユーザに対して読
み上げたりすることができる。また、ロボット5は、受
信した電子メールの内容をTV等に表示することもでき
る。(6)ロボット5は、周囲を撮像し、その撮像デー
タを電子メールによってユーザが有する携帯電話機等に
対して送信することができる。
【0014】このような基本性能を有する対話型ロボッ
トは、例えば日本電気(株)において「パーソナルロボ
ットR100」として実現されている。次に、ロボット
5の構成について説明する。
【0015】図3は、ロボット5の構成を示すブロック
図である。ロボット5は、情報処理装置等からなるロボ
ット制御部51と、携帯端末1との間で情報の送受信を
行う通信制御部52と、CCDカメラ等による撮像部5
3と、温度感知センサ等からなるセンサ54と、家電製
品6,7,8の操作に使用される赤外線信号を送信する
赤外線通信部55と、頭部57および車輪部58を制御
する移動・姿勢制御部(機構制御部)56と、スピーカ
61と、マイクロフォン62とを搭載する。頭部57
は、ロボット5の胴体部上方に設けられ、車輪部58
は、ロボット5の胴体部下方に設けられる。また、撮像
部53は、例えば、頭部57に設けられる(図2参
照)。なお、赤外線通信部55は、被操作機器の操作を
行う操作部の一例である。
【0016】ロボット制御部51は、通信制御部52で
受信された携帯端末1からの情報を入力し、撮像部53
で撮像された画像データを入力し、センサ54で検知さ
れた検知情報を入力する。また、ロボット制御部51
は、赤外線信号を送信するために必要な情報を赤外線通
信部55に対して出力し、頭部57および車輪部58を
制御するために必要な情報を移動・姿勢制御部56に対
して出力する。移動・姿勢制御部56は、増幅回路等の
駆動回路やモータ等の駆動部品も含む。
【0017】図4は、ロボット制御部51の内部構成を
示すブロック図である。ロボット制御部51は、主制御
部511と、入力された画像データから画像認識を行う
画像認識部512と、入力された音声信号から音声認識
を行う音声認識部513と、半導体メモリ等の記録媒体
からなる記憶部515と、記憶部515に記憶されてい
るデータを用いて音声合成を行う音声合成部514とを
有する。なお、主制御部511、画像認識部512、音
声認識部513および音声合成部514は、マイクロプ
ロセッサ等の情報処理装置とソフトウェアとで実現可能
である。また、画像認識部512、音声認識部513お
よび音声合成部514は、ハードウェアでも実現可能で
ある。
【0018】ロボット5において、スピーカ61は頭部
57の口に相当する部分に設置されている。さらに、ロ
ボット制御部51は、動作パターンライブラリを記憶部
515内に有し、音声認識部513や画像認識部512
の認識結果およびセンサ54の検出結果等に応じて、予
め決められた動作パターンを動作パターンライブラリか
ら読み出し、読み出した動作パターンに従って、移動・
姿勢制御部56に指示を与えたり、音声合成部514に
指示を与えたりする。移動・姿勢制御部56は、指示に
従って頭部57や車輪部58を制御する。また、音声合
成部514は、指示に従って音声を生成しスピーカ61
に出力する。読み出した動作パターンに従って移動・姿
勢制御部56に与えられる指示は、例えば、ダンスを踊
るかのように脚部の車輪を移動させる指示であり、読み
出した動作パターンに従って音声合成部514に与えら
れる指示は、音声認識部513で認識された問いかけに
対する応答を発生させるような指示である。このよう
に、ロボット1は自律稼働機能も有している。
【0019】次に、本発明による遠隔操作システムの動
作について説明する。ユーザは、ユーザの認証に必要な
情報であるユーザ名、パスワードおよび人物像をロボッ
ト5において予め登録する。ロボット5は、これらの情
報を各ユーザ毎にレコードとして記憶部515の内部に
蓄積する。具体的には、マイクロフォン62がユーザか
らの音声メッセージを捉え、主制御部511が、その音
声メッセージの内容を音声認識部513に解析させるこ
とによって、ユーザ名およびパスワードをデータとして
取得して、記憶部515の内部に蓄積する。また、ロボ
ット5は、撮像部53を用いてユーザの人物像を撮像
し、その撮像データを記憶部515に蓄積する。
【0020】ロボット5は、家電製品6,7,8を操作
する機能を備え、ユーザからの指示に応じて家電製品
6,7,8を制御することが可能である。具体的には、
ロボット5のロボット制御部51は、家電製品6,7,
8の操作に必要な赤外線信号を生成するためのリモート
コントロール(リモコン)データを記憶部515の内部
に蓄積し、記憶部515から遠隔操作に必要なリモコン
データを読み出し、読み出したリモコンデータを赤外線
通信部55に出力する。赤外線通信部55は、リモコン
データを用いて赤外線信号を生成して遠隔操作対象の家
電製品に対して送信する。
【0021】次に、ユーザによるロボット5の遠隔制御
について説明する。ユーザは、ロボット5に割り当てら
れている電話番号を携帯端末1の操作部12から入力
し、発呼操作を行うことによってロボット5に対してア
クセスを行う。携帯端末1は、無線通信ネットワーク3
に対して発呼要求を送信する。ロボット5では、通信制
御部52が無線通信ネットワーク3からの着呼信号を受
信する。すると、主制御部511が、まず、ユーザの認
証を行う。図5は、主制御部511が実行する認証処理
を説明するためのフローチャートである。なお、図5に
示す処理では、パスワードによる認証処理も行われる
が、画像による人物認証のみを行ってもよい。
【0022】主制御部511は、常時、外部からのアク
セスの有無を判断する(ステップS201)。主制御部
511は、携帯端末1からのアクセスがあったことを認
識すると、「人物認証を行います。パスワードを入力し
てください。」といったようなパスワード入力を要求す
るための音声メッセージを音声合成部514に生成さ
せ、生成された音声メッセージを通信制御部52、無線
通信ネットワーク3および携帯端末1を介してユーザに
通知する(ステップS202)。ユーザは、携帯端末1
の操作部12に、パスワードを入力する。携帯端末1
は、入力されたパスワードをロボット5に対して送信す
る。なお、ロボット5は、パスワードの入力を促す画面
や文字データを携帯端末1に送信してもよい。
【0023】ロボット5では、主制御部511は、携帯
端末1から通信制御部52が受信したパスワードを入力
する(ステップS203)。主制御部511は、入力さ
れたパスワードと記憶部515内に予め登録されている
パスワードとを比較することによって、パスワードによ
る認証を行う(ステップS204)。なお、ユーザが音
声によってパスワードを入力し、ロボット5が、音声認
識によってパスワードを認識するようにしてもよい。
【0024】パスワードが一致すると、主制御部511
は、「人物像を送ってください。」といったような人物
像データの送信を要求する音声メッセージをユーザに対
して通知する(ステップS205)。ユーザは、携帯端
末1に備えられているカメラ13を用いて自己の人物像
を撮像する。携帯端末1は、人物像データをロボット5
に対して送信する。なお、ロボット5は、人物像の撮像
を促す画面や文字データを携帯端末1に送信してもよ
い。
【0025】ロボット5では、主制御部511は、通信
制御部52が受信した人物像データを入力し(ステップ
S206)、その人物像データを画像認識部512に対
して与える(ステップS207)。画像認識部512
は、与えられた人物像データと記憶部515の内部に記
憶されている人物像データとを比較することによって、
人物像による人物認識を行う。そして、画像認識部51
2は、人物像による認証が成功したか否かを示す情報を
認証結果として主制御部511に対して出力する。
【0026】主制御部511は、画像認識部512から
認証結果を取得し(ステップS208)、人物像による
認証が成功したか否かを判断する(ステップS20
9)。人物像による認証が成功した場合には、主制御部
511は、「認証が成功しました。」といったような認
証が成功した旨の音声メッセージをユーザに対して通知
する(ステップS210)。なお、ロボット5は、認証
が成功したことを表す画面や文字データを携帯端末1に
送信してもよい。
【0027】パスワードによる認証が失敗した場合に
は、主制御部511は、パスワードによる認証が失敗し
たことを示すメッセージをユーザに対して通知した後
(ステップS211)、ステップS202からの処理を
再度実行する。または、回線を切断する。また、人物像
による認証が失敗した場合には、主制御部511は、人
物像による認証が失敗したことを示すメッセージをユー
ザに対して通知した後(ステップS212)、ステップ
S205からの処理を再度実行する。または、回線を切
断する。
【0028】認証が終了した後、ロボット制御部51
は、携帯端末1からの指令を受け入れる状態になる。例
えば、ロボット制御部51は、ユーザ宛ての電子メール
を受信している場合には、通信制御部52および無線通
信ネットワーク3を介してその旨を携帯端末1に通知す
る。ユーザが、通知に応じて電子メール読み出しの指令
を操作部12に入力し、指令がロボット5に伝達される
と、ロボット制御部51は、記憶部515の内部に格納
されている電子メール情報を読み出して通信制御部52
を介して携帯端末1に送信する。電子メールは、文字情
報のみならず音声情報および画像情報を含んでいてもよ
い。これにより、ユーザは、携帯端末1を用いることに
よって、外出先等からでも自分宛ての電子メールを閲覧
することができる。そして、ユーザがその電子メールに
対して返信情報を送信し、記憶するように指令した場合
には、ロボット制御部51は、その返信情報を記憶部5
15に蓄積する。また、ロボット制御部51は、他のユ
ーザからの伝言情報を記憶部515に蓄積し、上記の電
子メールの送信と同様の処理によって、伝言情報を携帯
端末1に対して送信してもよい。伝言情報は、音声情報
および画像情報を含んでもよい。
【0029】ユーザは、ロボット5を遠隔制御して宅内
状況を観察することもできる。その場合、ユーザは、例
えば、携帯端末1の操作部12から撮像指令を入力す
る。撮像指令はロボット5に送信され、ロボット制御部
51は、通信制御部52が受信した撮像指令を入力す
る。また、ユーザは、ロボット5を遠隔制御して家電製
品6,7,8の遠隔操作を行うこともできる。その場
合、ユーザは、例えば、携帯端末1の操作部12から操
作指令を入力する。図6は、ロボット制御部51の主制
御部511における撮像、移動および家電製品6,7,
8の操作の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0030】主制御部511は、ユーザからの撮像に指
令に応じて、撮像部53に対して撮像指示を出力する
(ステップS301)。撮像部53は、室内状況を撮像
し、撮像データを主制御部511に対して出力する。主
制御部511は、撮像データを入力し(ステップS30
2)、携帯端末1に対して送信する(ステップS30
3)。携帯端末1は、ロボット5から送信された撮像デ
ータを受信して、撮像データに基づく画像を表示部11
に表示する。これにより、ユーザは、宅外において、宅
内状況を観察することができる。
【0031】また、ユーザは、ロボット5に撮像の指令
を与えるとともに、移動の指令を与えることができる。
例えば、表示部11に表示された宅内の画像を見て、撮
像箇所を変更したい場合には、「前進、後退、右旋回、
左旋回、首下げ、首上げ・・・」等のように、ロボット
5の移動および姿勢を変更するための指令を、携帯端末
の操作部12に入力する。各指令は、予め決められてい
るキーに対応する。すなわち、前進させたい場合には、
例えば「2」キーを押下し、後退させたい場合には
「0」キーを押下するというように決められている。指
令は、無線通信ネットワーク3を介してロボット5に伝
達される。ロボット制御部51は、移動および姿勢を変
更するための指令に応じた動作指示を、移動・姿勢制御
部56に出力する。
【0032】さらに、ユーザは、家電製品6,7,8を
操作するための指令をロボット5に与えることもでき
る。その場合、操作部12における予め決められている
キーを押下する。例えば、家電製品6の電源をオンさせ
る場合には、「#」、「6」、「1」を押下するという
ように決められている。
【0033】なお、ユーザは、指令を音声で入力するこ
とも可能である。以下、音声による指令がなされる場合
を例にして説明する。
【0034】ロボット5では、音声認識部513が、ユ
ーザからの「前進、後退、右旋回、左旋回、首下げ、首
上げ・・・」等のように、ロボット5の移動および姿勢
に関する音声メッセージを受信したか、または、家電製
品6,7,8の操作に関する音声メッセージを受信した
か否かを、音声認識によって判断する(ステップS30
4)。
【0035】主制御部511は、音声認識部513の判
断結果に基づいてユーザからの指示内容がロボット5の
移動または姿勢に関するものであるか否かを判断する
(ステップS305)。移動または姿勢に関するもので
ある場合には、主制御部511は、移動・姿勢制御部5
6に対してロボット5の移動または姿勢調整に必要な情
報を与える(ステップS306)。移動・姿勢制御部5
6は、主制御部511から与えられた情報に従って頭部
57または車輪部58を制御する。指示が移動または姿
勢に関するものでない場合には、主制御部511は、指
示内容が家電製品6,7,8の操作に関するものである
か否かを判断する(ステップS307)。指示内容が操
作に関する場合には、主制御部511は、操作に関する
制御を行う(ステップS308)。操作に関する制御に
関しては後述する。また、ステップS307またはステ
ップS304での判断が否定的である場合には、主制御
部511は、ステップS301からの動作を再度実行す
る。
【0036】このように、ユーザは、携帯端末1おい
て、ロボット5を移動させながら室内状況を観察するこ
とができる。従って、ユーザは、ロボット5を遠隔操作
対象の家電製品の方向に移動させて、携帯端末1から家
電製品を遠隔操作することができる。
【0037】次に、ユーザが携帯端末1から音声によっ
て家電製品6,7,8を遠隔操作する動作について説明
する。ここでは、家電製品6を遠隔操作する場合を例に
する。図7は、主制御部511における操作動作を説明
するためのフローチャートである。
【0038】ユーザは、携帯端末1からロボット5に対
して「遠隔操作をしたい。」といったような操作を指示
する旨の音声メッセージを通知する。上述したステップ
S307の処理で操作に関する音声メッセージを受信し
たことを認識すると、主制御部511は、遠隔操作に関
する動作を行う。
【0039】主制御部511は、「遠隔操作する機器
は、何ですか?何の設定をしますか?」等の遠隔操作に
必要な情報の入力を要求する音声メッセージをユーザに
対して通知する(ステップS401)。ユーザは、携帯
端末1を介して「家電製品6、スイッチオン」等のよう
な遠隔操作を指示するための音声メッセージをロボット
5に対して通知する。ロボット5では、音声認識部51
3が、その音声メッセージを入力し(ステップS40
2)、ユーザからの指示内容を解析する(ステップS4
03)。
【0040】主制御部511は、音声認識部513から
解析結果を入力し(ステップS404)、入力した解析
結果に応じた操作に必要なリモコン情報を記憶部515
の内部から読み出す(ステップS405)。ここでは、
主制御部511は、家電製品6のスイッチをオンにする
ために必要なリモコン情報を読み出す。そして、主制御
部511は、そのリモコン情報を赤外線通信部55に対
して出力する(ステップS406)。赤外線通信部55
は、そのリモコン情報に基づいて家電製品6のスイッチ
をオンにするための赤外線信号を生成して、家電製品6
に対して送信する。家電製品6は、その赤外線遠隔信号
に従い、スイッチをオンにする。
【0041】なお、ここでは、家電製品6のスイッチを
オンにする場合を例示したが、遠隔操作は、スイッチの
オンに限定されない。例えば、家電製品6がエアコンで
ある場合には、ユーザは、携帯端末1を用いて温度調整
を行ったりすることができる。また、家電製品6がVT
R等である場合には、ロボット5を通じて予約状況等を
確認することができる。この場合、ユーザは、携帯端末
1においてVTRの予約確認指令を入力し、ロボット5
が、指令に応じて予約確認のための赤外線信号を送信す
ることでTV等に予約状況を表示させ、その状況画面を
撮像して携帯端末1に対して送信する。すると、携帯端
末1の表示部11に状況画面が表示される。よって、ユ
ーザは、携帯端末1において予約状況を確認することが
できる。
【0042】以上のように、ユーザは、携帯端末1およ
びロボット5を通じて、室内状況を観察することがで
き、携帯端末1からの指示によってロボット5を移動さ
せたりすることができる。そして、ユーザは、携帯端末
1において、室内状況を見ながら、家電製品の遠隔操作
を行うことができる。例えば、ユーザは、携帯端末1か
らの指令に応じてロボット5を操作対象の家電製品の方
向に移動させ、携帯端末1において、操作対象の家電製
品の状況を見ながら遠隔操作することができる。また、
ユーザは、赤外線通信部55における発光部が操作対象
の家電製品の方向を向くように、ロボットを移動させた
り、姿勢を調整させたりすることもできる。なお、ユー
ザが携帯端末1において動作終了の指令を入力し、主制
御部511が、動作終了指示を受信した場合には動作を
終了する。
【0043】この遠隔操作システムでは、宅内において
火災等の異常が発生した場合に、ユーザは携帯端末1に
おいてそのことを認識することができる。図8は、ロボ
ット制御部51における主制御部511における異常通
知動作を説明するためのフローチャートである。ロボッ
ト5に備えられているセンサ54は、火災による室内の
温度上昇を検知して、その検知情報を主制御部511に
対して出力する。主制御部511は、センサ54からの
検知情報に基づいて、室内に異常が発生したことを認識
する(ステップS501)。
【0044】主制御部511は、通信制御部52を制御
することによって、携帯端末1に対する発呼処理を行う
(ステップS502)。携帯端末1において着信操作が
なされたことを検知すると、ロボット5は、ユーザに対
して「火災が発生しました。」等の異常発生を示す音声
メッセージを携帯端末1に送信する(ステップS50
3)。このとき、主制御部511は、撮像部53が撮像
した画像も携帯端末1に送信してもよい。
【0045】このように、ユーザは、携帯端末1を介し
て外出先等から宅内に発生した異常を認知することがで
き、消防署等に火災発生通報をする等の取るべき措置を
迅速に講ずることができる。また、ロボット5は、携帯
端末1に対して電子メール等を送信することによって異
常発生通知を行ってもよい。さらに、ロボット5は、火
災発生通知を電話や電子メール等の通知手段によって警
備会社等に対して通報してもよい。
【0046】ここでは、室内に火災が発生した場合を例
に説明したが、火災以外の異常が発生した場合であって
も、ロボット5は、上記の処理と同様の処理によって携
帯端末1に対して異常通知を行うことができる。例え
ば、センサ54に不審者の侵入を検知するための赤外線
センサを増設した場合には、ロボット5は、センサ54
により不審者の侵入を検知することができ、その情報を
ユーザに対して通知することができる。
【0047】以上に述べたように、本実施の形態によれ
ば、ロボット5は、携帯端末1との通信機能を有し、携
帯端末1を介してユーザと画像や音声による対話を行う
ことができ、対話による指示に基づいて種々の動作を行
うことができる。そのため、ユーザは、携帯端末1を用
いることによって、外出先等からでもロボット5に動作
指示を与えることができる。
【0048】また、ロボット5は、家電製品6,7,8
を操作するリモコンの機能を予め備え、携帯端末1から
の指示に従って、必要なリモコンの機能を用いて家電製
品6,7,8の遠隔操作を行う。そのため、ユーザは、
携帯端末1を用いることによって、外出先等からでも、
家電製品6,7,8の遠隔操作を行うことができる。ま
た、ユーザは、携帯端末1を用いて家電製品6,7,8
の遠隔操作を一括して行うこともできる。
【0049】そのような遠隔操作方法を実現するため
に、ロボット5には、携帯端末1から無線通信ネットワ
ーク3を介して受信した指令を解析する解析機能(画像
認識部513および音声認識部514)と、移動のため
の車輪部58や頭部57を解析機能による解析結果にも
とづいて制御する機構制御機能(移動・姿勢制御部56
におけるソフトウェア部分およびロボット制御部51に
おける移動・姿勢制御部56を制御する部分)と、撮像
を行って得られた画像を解析機能による解析結果にもと
づいて携帯端末1に宛てて送信する画像送信機能(ロボ
ット制御部51における通信制御部52の制御部分)
と、解析機能による解析結果にもとづいて被操作機器を
操作する操作機能(ロボット制御部51における赤外線
通信部55の制御部分)とを実現させるためのプログラ
ムが内蔵されている。
【0050】ロボット5は、赤外線信号を用いて家電製
品6,7,8の遠隔操作を行うので、ロボット5と家電
製品6,7,8との間の有線的な接続は、不要である。
そのため、システムの構成が簡素になり、ユーザは、シ
ステムの導入コストを安く抑えることができるととも
に、システムの保守を容易に行うことができる。また、
家電製品6,7,8は赤外線リモコンに対応していれば
遠隔操作可能であり、多くの家電製品等が赤外線リモコ
ンに対応しているのが実情であるので、本発明による遠
隔システムは、図10に示すような従来の遠隔操作シス
テムと比較して汎用性に優れているという利点がある。
【0051】さらに、ロボット5は、室内状況を撮像し
て携帯端末1に対して送信する機能を備える。そのた
め、ユーザは、携帯端末1を用いて、室内状況を遠隔監
視することができる。そして、ユーザは、携帯端末1に
おいて、室内状況を見ながら、家電製品6,7,8の遠
隔操作を行うことができる。
【0052】また、ロボット5は、室内等において火災
等の異常が発生した場合には、異常発生の旨を携帯端末
1を通じてユーザに対して通知するので、ユーザは、外
出先等からでも、取るべき措置を迅速に講ずることがで
きる。
【0053】なお、上記の実施の形態では、ユーザが対
話によりロボット5に対して指示を行う場合について例
示したが、その指示形態は、対話に限定されない。例え
ば、ユーザは、携帯端末1において、対応した番号をキ
ー入力することによって、ロボット5に対して指示を与
えることができる。また、ロボット5は、ユーザが指令
を入力するための画面(例えば、遠隔操作する家電製品
を選択するための画面等)を携帯端末1に送信し、その
画面で選択された情報を指示として受けることもでき
る。
【0054】また、ユーザは、音声のみならず画像も用
いてロボット5と対話を行ってもよい。例えば、携帯端
末1がユーザの人物像を示す画像データをロボット5に
対して送信し、ロボット5がイメージ画像(ロボット5
の表情等を表す画像等)を示す画像データを携帯端末1
に対して送信することで、ユーザは、ロボット5との間
で、音声と画像を用いた対話を行うことができる。
【0055】さらに、ロボット5は、自律稼働機能を有
しているので、遠隔操作のためのみならず、家庭内のペ
ットロボットとしても機能することができる。
【0056】次に、遠隔操作システムの第2の実施の形
態について説明する。第1の実施の形態では、ユーザが
ロボット5を操作することによって家電製品の遠隔操作
を行う場合について説明したが、図9に示すようなシス
テム構成にすることによって、ユーザは、ロボット5に
よらずに、携帯端末1から家電製品を遠隔操作すること
ができる。図9は、遠隔操作システムの第2の実施の形
態の構成を示すブロック図である。
【0057】図9に示す遠隔操作システムは、宅内にお
いて、家電製品9が加入者電話端子25に接続されてい
る構成になっている。従って、携帯端末1は、公衆電話
回線網などの通信ネットワーク(ネットワーク内に無線
通信ネットワークも含まれる。)3Aおよび有線の電話
回線を介して家電製品9に接続可能である。また、家電
製品9は、電話回線とのインタフェース機能を有する。
なお、家電製品9は、宅内にある電話機(図示せず)と
家電製品9とのいずれかを電話回線に接続する切替器を
介して電話回線に接続されたり、電話機の子機として電
話回線に接続されるような構成であってもよい。
【0058】以下、図9に示す遠隔操作システムにおけ
る動作について説明する。ここでは、家電製品9をVT
Rとし、ユーザが、録画予約を行う場合を例に説明す
る。ユーザは、携帯端末1を用いて、通信ネットワーク
3Aを介して家電製品9に対して接続を行う。そして、
ユーザは、携帯端末1において、録画予約を開始するた
めの番号をキー入力する。
【0059】すると、家電製品9は、通信ネットワーク
3Aを介して携帯端末1に録画予約に必要な情報の入力
を送信する。例えば、家電製品9は、「録画開始時刻を
入力してください。」等の音声によるメッセージを携帯
端末1に送信する。ユーザはメッセージに応じて、携帯
端末1において録画開始時刻等の録画予約に必要な情報
をキー入力する。そして、家電製品9は、携帯端末1に
おいて入力された情報に基づいて録画予約を行う。
【0060】以上に示したように、図9に示すような構
成にすれば、ユーザは、ロボット5を介さずに、携帯端
末1から家電製品9を遠隔操作することができる。つま
り、ユーザは、ロボット5と対話することなしに、家電
製品9を遠隔操作することができる。そのため、ユーザ
は、携帯端末1から自由に家電製品9の遠隔操作を行う
ことができ、且つ、利用者主導で遠隔操作を行うことが
できるので、操作に係るストレスから開放される。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、低価格で宅内の設備の
遠隔操作を実現することができるとともに、宅内の遠隔
監視その他の付加機能を容易に実現することができる遠
隔操作方法、遠隔操作システム、および遠隔制御システ
ムにおけるプログラムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による遠隔操作システムの第1の実
施の形態の構成を示すブロック図である。
【図2】 ロボットの外観の一例を示す説明図であ
る。
【図3】 ロボットの構成を示すブロック図である。
【図4】 ロボット制御部の内部構成を示すブロック
図である。
【図5】 ロボット制御部の主制御部における認証処
理を説明するためのフローチャートである。
【図6】 主制御部における撮像、移動および家電製
品の操作の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】 主制御部における家電製品の操作を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】 主制御部における異常通知動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図9】 遠隔操作システムの第2の実施の形態の構
成を示すブロック図である。
【図10】 従来の遠隔操作システムの一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 携帯端末 3 無線通信ネットワーク 5 ロボット 6,7,8 家電製品 51 ロボット制御部 52 通信制御部 53 撮像部 54 センサ 55 赤外線通信部 56 移動・姿勢制御部 57 頭部 58 車輪部 511 主制御部 512 画像認識部 513 音声認識部 514 音声合成部 515 記憶部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 Fターム(参考) 2C150 AA14 CA02 CA04 DA05 DA24 DA25 DA26 DA27 DA28 DF03 DF04 DF06 DF33 DK02 ED42 ED52 EF07 EF13 EF16 EF23 EF28 EF29 EF33 EF36 5K024 BB01 CC07 CC11 FF03 FF04 GG03 5K048 AA04 AA05 BA01 DB01 DB04 DC01 EB02 EB10 EB13 5K101 KK11 KK12 LL12 NN02 NN03 NN18 NN21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被操作機器の操作を行う操作部を有し通
    信回線を介して受信した指令に従って移動することがで
    きる移動装置を宅内に置き、 宅外の携帯端末と前記移動装置とを通信回線を介して接
    続し、 前記携帯端末から前記移動装置に対して指令を送り、 前記移動装置が、前記端末装置からの指令に応じて被操
    作機器の操作を行う遠隔操作方法。
  2. 【請求項2】 画像送受信機能および音声送受信機能を
    有する携帯端末と、前記携帯端末と通信回線を介して情
    報の送受信を行う移動装置とを備え、 前記移動装置は、前記通信回線を介して前記携帯端末と
    通信を行う通信制御部と、移動のための機構部と、前記
    携帯端末から前記通信回線を介して前記通信制御部が受
    信した動作指令に応じて前記機構部を制御する機構制御
    部と、前記携帯端末から前記通信回線を介して前記通信
    制御部が受信した操作指令に応じて被操作機器の操作を
    行う操作部とを含み、 前記携帯端末は、前記通信回線を介して前記移動装置に
    対して指令を与える指令部を含む遠隔操作システム。
  3. 【請求項3】 移動装置は、撮像部を含み、撮像を行っ
    て得られた画像を通信回線を介して携帯端末に送信し、 携帯端末は、通信回線を介して前記移動装置から受信し
    た画像を表示する表示部を含む請求項2記載の遠隔操作
    システム。
  4. 【請求項4】 移動装置は音声認識部を含み、 前記音声認識部は、携帯端末から通信回線を介して通信
    制御部が受信した音声による動作指令を認識して、認識
    結果を機構制御部に伝達する請求項2または請求項3記
    載の遠隔操作システム。
  5. 【請求項5】 音声認識部は、携帯端末から通信回線を
    介して通信制御部が受信した音声による操作指令を認識
    して、認識結果を操作部に伝達する請求項4記載の遠隔
    操作システム。
  6. 【請求項6】 移動装置は、画像を含む情報を記憶する
    記憶部を有し、 携帯端末から通信回線を介して通信制御部が受信した要
    求指令に応じて、前記記憶部に記憶されている画像を含
    む情報を、前記携帯端末に送信されるように前記通信制
    御部に出力する請求項2ないし請求項5記載の遠隔操作
    システム。
  7. 【請求項7】 移動装置は、携帯端末から通信回線を介
    して通信制御部が受信した画像を含む情報であって、記
    憶するように指令された情報を、記憶部に記憶する請求
    項6記載の遠隔操作システム。
  8. 【請求項8】 携帯端末は、撮像部を含み、前記撮像部
    が撮像を行って得た画像を通信回線を介して移動装置に
    送信し、 移動装置は、前記携帯端末から通信回線および通信制御
    部を介して受信された画像にもとづいて画像認識を行う
    画像認識部を含み、 前記画像認識部の認識結果が予め記憶されている人物画
    像と一致した場合に前記携帯端末からの指令を受け入れ
    る請求項2ないし請求項7記載の遠隔操作システム。
  9. 【請求項9】 移動装置は、センサを含み、前記センサ
    によって異常が検出された場合に異常が生じたことを示
    す情報を前記携帯端末に送信されるように前記通信制御
    部に出力する請求項2ないし請求項8記載の遠隔操作シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 移動装置は、自律稼働機能を有する請
    求項2ないし請求項9記載の遠隔操作システム。
  11. 【請求項11】 画像送受信機能および音声送受信機能
    を有する携帯端末と、前記携帯端末と通信回線を介して
    情報の送受信を行う移動装置とを備えた遠隔操作システ
    ムにおける前記移動装置が有するコンピュータに、 前記携帯端末から前記通信回線を介して受信した指令を
    解析する解析機能と、前記解析機能によって解析された
    指令にもとづいて、移動のための機構部を制御する機構
    制御機能と、 前記解析機能によって解析された指令にもとづいて、撮
    像を行って得られた画像を前記携帯端末に宛てて送信す
    る画像送信機能と、 前記解析機能によって解析された指令にもとづいて被操
    作機器を操作する操作機能とを実現させるための遠隔制
    御システムにおけるプログラム。
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