JP2002281499A - 圧縮符号化信号変換方法、装置および変換プログラムを記録した媒体 - Google Patents

圧縮符号化信号変換方法、装置および変換プログラムを記録した媒体

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JP2002281499A
JP2002281499A JP2001079215A JP2001079215A JP2002281499A JP 2002281499 A JP2002281499 A JP 2002281499A JP 2001079215 A JP2001079215 A JP 2001079215A JP 2001079215 A JP2001079215 A JP 2001079215A JP 2002281499 A JP2002281499 A JP 2002281499A
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Takeshi Hanamura
剛 花村
Isao Nagayoshi
功 永吉
Kouta Nakahira
航太 中平
Hideyoshi Tominaga
英義 富永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来と比較して構成要素を削減可能なマルチ
レート出力トランスコーダを提供する。 【解決手段】 マルチレート出力トランスコーダ100
は、圧縮符号化されたMPEG−2ビデオビットストリ
ームを1つの入力伝送路101から入力し、入力したM
PEG−2ビデオビットストリームを可変長復号するV
LD111と、VLD111によって可変長復号された
MPEG−2ビデオビットストリームを分離する復号値
分離器112と、復号値分離器112で分離されたMB
符号から、該MB符号の符号量より符号量が少ない新た
なMB符号を生成するMB符号補正処理器130(n)
と、MB符号補正処理器130(n)で生成されたMP
EG−2ビデオビットストリーム(n)を蓄積し、複数
の出力伝送路102(n)に出力する出力バッファ14
1(n)とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮符号化信号変
換方法、装置および変換プログラムを記録した媒体に関
し、特に、1つの入力MPEG−2ビットストリームに
対して、ビットレートの異なる複数の出力MPEG−2
ビットストリームを同時に出力する圧縮符号化信号変換
方法、装置および変換プログラムを記録した媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】動画像をディジタル化する技術におい
て、発生する膨大な情報量を圧縮して符号化するための
方式として、ディジタルビデオおよび付随するオーディ
オに対する符号化方式の標準規格ISO/IEC 13
818(通称、「MPEG−2」(Moving Pi
cture Expert Group Phase
2))がある。このようにして生成されたMPEG−2
の規格に準拠したビットストリーム(以後、「MPEG
−2ビットストリーム」と呼ぶ)は、通信やテレビジョ
ン放送など幅広い分野で使用されている。
【0003】MPEG−2ビットストリームは階層構造
を有し、最上位のシーケンス層からGOP(Group
of Pictures)層、ピクチャ層、スライス
層、マクロブロック層およびブロック層の順の各層から
なる。
【0004】MPEG−2においては、一連の複数の画
面から構成される動画像において、各画面を一旦フレー
ムメモリに保存し、フレーム間の差分を取ることによっ
て時間軸方向の冗長度を削減し、さらに、各フレームを
構成する複数の画素を離散コサイン変換(以後、「DC
T」と略す)等の直交変換処理を行うことにより空間軸
方向の冗長度を削減することにより、効率良い動画像圧
縮符号化を実現している。
【0005】符号化された信号は、復号器に送られて復
号され再生される。復号器では、画面を再生し第1のフ
レームメモリに保存し、差分情報に基づいて次に続くべ
き画面を予測し第2のフレームメモリに保存し、2つの
フレームからその間に挿入される画面をさらに予測し
て、一連の画面を構成し動画像を再生する。このような
手法は双方向予測と呼ばれる。
【0006】MPEG−2では、この双方向予測を実現
するために、Iピクチャ、PピクチャおよびBピクチャ
という3つのタイプを規定している。Iピクチャは、イ
ントラ符号化ピクチャの略であり、他のピクチャとは独
立して静止画として符号化される画面のことである。P
ピクチャは、順方向予測符号化ピクチャの略であり、時
間的に過去に位置するIまたはPピクチャに基づいて予
測符号化される画面のことである。Bピクチャは、双方
向予測符号化ピクチャの略であり、時間的に前後に位置
するIまたはPピクチャを用いて順方向、逆方向または
双方向のピクチャに基づいて予測符号化される画面のこ
とである。すなわち、IピクチャおよびPピクチャを先
に符号化処理した後、その間に挿入されるBピクチャが
符号化される。
【0007】符号化器で符号化されたMPEG−2ビッ
トストリームは、所定の転送速度で伝送路に送出され、
該伝送路上の復号器に入力されて復号され再生される。
しかしながら、動画像を符号化して発生する情報量は一
定ではない。特にシーンチェンジ時には、情報量は一気
に増大する。このように一定しない符号化信号を固定レ
ートの伝送路に送出するために、予め送信用バッファの
レベル以上の情報量が発生しないように符号化データの
レート制御を行う必要がある。
【0008】MPEG−2では、ISO/IEC JT
C1/SC29/WG11/N0400 Test M
odel 5 (April, 1993)(以後、
「TM5」と略す)にレート制御方式が記載されてい
る。
【0009】MPEG−2のTM5のレート制御では、
ステップ1で、まずピクチャタイプ毎にGOP内の未符
号化ピクチャに対する割り当て符号量Rに基づいてビッ
ト配分する。ステップ2で、マクロブロック単位に符号
化処理をする際に使用する量子化スケールを、ビット配
分に基づいて算出した仮想バッファ占有量から算出す
る。
【0010】また、MPEG−2以外の圧縮フォーマッ
トを有する復号器や、異なる転送速度の伝送路に接続さ
れた復号器も多数存在するため、異なる圧縮フォーマッ
トや異なる転送速度にMPEG−2ビットストリームを
変換する動画圧縮符号化信号変換装置が必要となる。こ
れを実現するための装置が所謂トランスコーダである。
符号化器から伝送された画像圧縮符号化信号は、トラン
スコーダで適切な信号に変換され、各復号器に信号が供
給される。
【0011】図11に一般的な従来のトランスコーダ5
0の第1例を示す。従来のトランスコーダ50は、第1
ビットレートを有する第1伝送路(図示なし)に接続さ
れ、第1MPEG−2ビットストリームb1を入力する
可変長復号部(分離/VLDと示される)51と、逆量
子化器53と、量子化器55と、第2ビットレートを有
する第2伝送路(図示なし)に接続され、第2MPEG
−2ビットストリームb2を出力するVLC57と、量
子化器55で発生する符号量を制御するレート制御部5
9と、を備えている。第2ビットレートは第1ビットレ
ートより低い転送速度である。
【0012】VLD51および逆量子化器53によっ
て、第1MPEG−2ビットストリームb1をマクロブ
ロック単位にDCT係数領域まで復号し、量子化器55
およびVLC57によって、得られたDCT係数信号を
符号化して、第1MPEG−2ビットストリームより少
ない符号量を有する第2MPEG−2ビットストリーム
b2を生成するものである。
【0013】量子化器55における量子化処理では、D
CT変換で得られた係数を所定の量子化ステップで除算
する。これにより画像信号は圧縮される。この量子化ス
テップは、所定の量子化テーブルに含まれる複数の量子
化マトリクス値に量子化スケールを乗算して求められ
る。
【0014】トランスコーダ50では、第1MPEG−
2ビットストリームb1内のシーケンス層、GOP層、
ピクチャ層、スライス層およびマクロブロック層の符号
化情報を殆ど再利用する。基本的にブロック層のDCT
係数の変換およびブロック層の変換に伴い修正が必要な
マクロブロック層の符号の変換の処理のみが行われる。
【0015】このように構成されたトランスコーダ50
において、レート制御部59はMPEG−2のTM5に
記載されているレート制御を行う。図12に従来のトラ
ンスコーダ50のレート制御処理のフローチャートを示
す。同図に示されるように、従来のレート制御処理はス
テップA1〜A14からなる。
【0016】ステップA1で、変数nを1に設定する。
ここで、変数nは、入力画像信号に含まれる複数のピク
チャに付けられた番号を示し、以後、n番目のピクチャ
をpic(n)と示す。
【0017】続くステップA2で、I、PおよびBピク
チャの複雑さを示す指標Xi、XpおよびXbを下記の式
(a1)、式(a2)および式(a3)により算出す
る。
【0018】 Xi=Si×Qi …式(a1) Xp=Sp×Qp …式(a2) Xb=Sb×Qb …式(a3)
【0019】ここで、Si、SpおよびSbはそれぞれ
I、PおよびBピクチャの発生符号量であり、Qi、Qp
およびQbは、それぞれI、PおよびBピクチャ内の全
マクロブロックの量子化スケールコードの平均値である
平均量子化パラメータである。ただし、平均量子化パラ
メータは1〜31の範囲に正規化されている。
【0020】この画面の複雑さ指標Xi、XpおよびXb
は、符号化情報量が多く発生するような画像、すなわち
低い圧縮率の画像に対して大きくなり、逆に高い圧縮率
の画像に対しては小さくなる。
【0021】また、I、PおよびBピクチャの画面の複
雑さを示すパラメータXi、XpおよびXbの初期値は、
次式(a4)、式(a5)および式(a6)でそれぞれ
与えられる。
【0022】 Xi=160×target_Bitrate/115 …式(a4) Xp=60×target_Bitrate/115 …式(a5) Xb=42×target_Bitrate/115 …式(a6)
【0023】ここで、target_Bitrateは、トランスコー
ダ50の目標ビットレートである。
【0024】続くステップA3で、GOP内のI、Pお
よびBピクチャに対する割り当て符号量Ti、Tpおよび
Tbを、次式(a7)、式(a8)および式(a9)に
よりそれぞれ算出する。ただし、NpおよびNbは、そ
れぞれGOP内の未符号化のPおよびBピクチャの数を
示す。
【数1】 ここで、KpおよびKbは、Iピクチャの量子化スケー
ルコードを基準としたPおよびBピクチャの量子化スケ
ールコードの比率を示し、Kp=1.0およびKb=1.
4になる場合に、常に全体の画質が最適化されると仮定
する。
【0025】続くステップA4で、変数nが1か否かの
判定がなされる。すなわち、符号化対象のピクチャが1
番目のピクチャpic(1)か否かの判定がなされる。1番目
のピクチャの場合、ステップA5へ進み、1番目のピク
チャでない場合はステップA6へ進む。ステップA5で
は、次式(a10)によりGOP内の一番初めのピクチ
ャpic(1)を符号化する時のGOP内の未符号化ピクチャ
に対する割り当て符号量Rを求める。
【0026】 R=target_Bitrate×N/picture_rate+R …式(a10)
【0027】ここで、NはGOP内のピクチャの総数、
picture_rateは、入力画像の時間解像度を示す値であ
り、1秒間に復号され表示される画面の枚数を示す。
【0028】ステップA6では、GOP内の未符号化ピ
クチャに対する割り当て符号量Rを(n−1)番目のピ
クチャpic(n-1)が符号化された時のI、PおよびBピク
チャの発生符号量Si、SpまたはSbに基づいて、次式
(a11)、式(a12)および式(a13)の何れか
により更新する。
【0029】 R=R−Si …式(a11) R=R−Sp …式(a12) R=R−Sb …式(a13)
【0030】ステップA5およびA6はともにステップ
A7へ進み、変数jに1を設定する。ここで、変数j
は、1ピクチャ内の複数のマクロブロックに付けられた
番号を示し、以後、j番目のマクロブロックをMB(j)と
示す。
【0031】続くステップA8で、I、PおよびBピク
チャ内のj番目のマクロブロックMB(j)を符号化する時
の仮想バッファの占有量di(j)、dp(j)およびdb(j)が
次式(a14)、式(a15)および式(a16)によ
りそれぞれ算出される。
【数2】 ここで、B(j-1)は、(j−1)番目のマクロブロックM
B(j-1)までの全マクロブロックの発生符号量である。
【0032】また、di(0)、dp(0)およびdb(0)は、そ
れぞれI、PおよびBピクチャの仮想バッファ占有量の
初期値であり、次式(a17)、式(a18)および式
(a19)でそれぞれ与えられる。
【0033】 di(0)=10×r/31 …式(a17) dp(0)=Kp ×di(0) …式(a18) db(0)=Kb ×di(0) …式(a19)
【0034】ここで、rはリアクションパラメータと呼
ばれ、下記の式(a20)で示され、フィードバックル
ープの応答速度を制御する。
【0035】 r=2×target_Bitrate/picture_rate …式(a20)
【0036】また、I、PおよびBピクチャ符号化終了
時の仮想バッファ占有量、すなわちNMB番目のマクロ
ブロックMB(NMB)を符号化したときの仮想バッファ占有
量di(NMB)、dp(NMB)およびdb(NMB)は、ピクチャタイ
プ毎に、次回符号化する時の仮想バッファ占有量の初期
値di(0)、dp(0)およびdb(0)として用いられる。
【0037】続くステップA9で、上記の仮想バッファ
の占有量d(j)に基づいて、各ピクチャ毎にj番目のマ
クロブロックMB(j)に対する量子化スケールコードQ(j)
を次式(a21)により求める。
【0038】 Q(j)=d(j)×31/r …式(a21)
【0039】続くステップA10で、ステップA9で算
出された量子化スケールコードQ(j)を使用してj番目
のマクロブロックMB(j)を量子化する。続くステップA
11で、変数jをインクリメントして、ステップA12
へ進み、変数jがマクロブロック総数NMBを超えてい
るか否かの判定をする。ここで、NMBはn番目のピク
チャpic(n)内に含まれるマクロブロックの総数である。
変数jがマクロブロック総数NMBを超えていない場合
は、ステップA8へ戻り、変数jがマクロブロック総数
NMBを超えている場合は、ステップA13へ進む。
【0040】このようにして、変数jは、ステップA8
〜A11の符号化処理を繰り返すためのループカウンタ
としても使用される。これにより、n番目のピクチャpi
c(n)内の1番目のマクロブロックMB(1)からNMB番目
のマクロブロックMB(NMB)まで全てのマクロブロックに
対して順次符号化処理を行うことができる。
【0041】ステップA13で、変数nをインクリメン
トして、ステップA14へ進み、変数nが符号化対象の
ピクチャ総数NPICを超えているか否かの判定をす
る。ここで、変数nがピクチャ総数NPICを超えてい
ない場合は、ステップA2へ戻り、変数nがピクチャ総
数NPICを超えている場合は、本処理を終了する。
【0042】このように第1のトランスコーダ50で
は、IおよびPピクチャ周期などのような画像構造に関
する情報を持ち得ないために、図12に示されたTM5
のレート制御のような、画像GOP構造などの情報に基
づいてビット配分を行う方法は、入力画像構造を仮定し
なければ行うことができない。
【0043】そこで、GOP構造を仮定せずにレート制
御を行う方法を採用した例として、図13に示される第
2の従来のトランスコーダ60がある。同図に示される
ように、第2の従来のトランスコーダ60は、図11の
第1の従来のトランスコーダ50の構成に加えて、遅延
回路61と、ビットレート比率計算部63と、入力符号
量積算部65と、差分符号量計算部67と、目標出力符
号量更新部69と、量子化スケールコード算出部71
と、を備えている。
【0044】このように構成されたトランスコーダ60
の処理の流れを図14に示す。同図に示されるように、
トランスコーダ60の処理は、ステップB1〜B13か
らなる。ステップB6〜B13は、図12に示されたレ
ート処理のステップA7〜A14と同じである。ただ
し、ステップB7では、目標出力符号量更新部69で算
出された目標出力符号量Toutに基づいて、仮想バッフ
ァ占有量の算出がなされる。
【0045】また、同様にGOP構造を仮定せずにレー
ト制御を行う方法を採用した別の例として、図15およ
び図16に従来のトランスコーダの第3例を示す。図1
5に示されるように、第3の従来のトランスコーダ80
は、第1ビットレートを有する第1伝送路に接続され、
入力ビットストリームb3を入力するVLD81と、第
1の従来のトランスコーダ50と同じ、逆量子化器53
と、量子化器55と、VLC57と、を含み、図13の
トランスコーダ60と同じビットレート比率計算部63
と、差分符号量計算部67と、を含み、さらに、目標出
力符号量更新部83と、量子化スケールコード算出部8
5と、を備えている。
【0046】第3の従来のトランスコーダ80では、ビ
ットストリームb3に予め符号量を情報として記述して
おき、その情報に基づいてレート制御を行うものであ
る。
【0047】以上に述べたように、従来、1つの入力M
PEG−2ビットストリームに対して、1つの出力MP
EG−2ビットストリームを出力するトランスコーダ
(以下、一入力一出力型トランスコーダという。)とし
ては、上記第1〜第3のトランスコーダのような種々の
トランスコーダが知られていた。
【0048】さて、映像配送を目的としたマルチキャス
トネットワークにおいては、1つの中継ノードから、こ
の中継ノードに接続されている複数の伝送路を介して、
同時に複数の映像が送出されることが想定される。ここ
で、中継ノードに接続されている伝送路の帯域が様々で
ある場合、出力映像のビットレートは各伝送路の帯域に
応じて変換する必要がある。
【0049】したがって、1つの入力MPEG−2ビッ
トストリームに対して、ビットレートの異なる複数の出
力MPEG−2ビットストリームを同時に出力するトラ
ンスコーダ(以下、マルチレート出力トランスコーダと
いう。)が必要とされる。
【0050】マルチレート出力トランスコーダの構成と
しては、例えば図17に示すように、複数の一入力一出
力型トランスコーダ91を並列動作させる構成が考えら
れる。マルチレート出力トランスコーダ90は、複数の
一入力一出力型トランスコーダ91のそれぞれが互いに
異なる出力ビットレートを受け持つことによって、1つ
の入力MPEG−2ビットストリームに対して、ビット
レートの異なる複数の出力MPEG−2ビットストリー
ムを同時に出力することができる。
【0051】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図17
に示すマルチレート出力トランスコーダ90では、単に
複数の一入力一出力型トランスコーダ91を並列動作さ
せただけであるので、構成が冗長であるという問題があ
った。
【0052】そこで、本発明では、従来と比較して構成
要素を削減可能なマルチレート出力トランスコーダを提
案する。
【0053】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、上記課題を解決するために、圧縮符号化された第1
符号化信号を1つの入力伝送路から入力する入力ステッ
プと、前記入力ステップで入力された前記第1符号化信
号を入力し、入力した前記第1符号化信号から、該第1
符号化信号の符号量より符号量が少ない第2符号化信号
を生成する複数の符号量変換ステップと、前記複数の符
号量変換ステップで生成された前記第2符号化信号を、
複数の出力伝送路に出力する出力ステップとを備え、前
記入力ステップが、前記第1符号化信号を前記1つの入
力伝送路から入力する際、前記第1符号化信号を前記複
数の符号量変換ステップに共通して可変長復号した後、
可変長復号した前記第1符号化信号を前記複数の符号量
変換ステップ毎に分離して入力することを特徴とする圧
縮符号化信号変換方法である。
【0054】請求項2に記載の発明は、上記課題を解決
するために、請求項1に記載の圧縮符号化信号変換方法
において、前記第1符号化信号が、複数の情報を含む信
号であり、前記入力ステップが、前記第1符号化信号を
前記1つの入力伝送路から入力する際、前記第1符号化
信号を前記複数の符号量変換ステップに共通して可変長
復号した後、可変長復号した前記第1符号化信号を前記
複数の符号量変換ステップに共通して前記複数の情報に
分離し、前記複数の情報に分離した前記第1符号化信号
を前記複数の符号量変換ステップ毎に分離して入力する
ことを特徴とする圧縮符号化信号変換方法である。
【0055】請求項3に記載の発明は、上記課題を解決
するために、圧縮符号化された第1符号化信号を1つの
入力伝送路から入力する入力ステップと、前記入力ステ
ップで入力された前記第1符号化信号を入力し、入力し
た前記第1符号化信号から、該第1符号化信号の符号量
より符号量が少ない第2符号化信号を生成する複数の符
号量変換ステップと、前記複数の符号量変換ステップで
生成された前記第2符号化信号を、前記複数の符号量変
換ステップの数より伝送路数が多い複数の出力伝送路に
割り当てて出力する出力ステップと、前記第2符号化信
号の圧縮パラメータである出力圧縮パラメータを、前記
出力伝送路に割り当てられた前記第2符号化信号に基づ
いて、前記複数の出力伝送路毎に生成する出力圧縮パラ
メータ生成ステップと、前記出力圧縮パラメータ生成ス
テップで生成された前記出力圧縮パラメータのうち重複
する出力圧縮パラメータを間引き、間引いた後の前記出
力圧縮パラメータに前記符号量変換ステップを一対一に
対応付ける間引ステップとを備え、前記符号量変換ステ
ップが、前記間引ステップで対応付けられた前記出力圧
縮パラメータに基づいて、前記第1符号化信号から前記
第2符号化信号を生成し、前記出力ステップが、前記出
力伝送路に、該出力伝送路に対応する前記出力圧縮パラ
メータに基づいて生成された前記第2符号化信号を出力
することを特徴とする圧縮符号化信号変換方法である。
【0056】請求項4に記載の発明は、上記課題を解決
するために、請求項3に記載の圧縮符号化信号変換方法
において、前記間引ステップで対応付けられた前記出力
圧縮パラメータ及び前記符号量変換ステップの対応情報
を生成する情報生成ステップを備え、前記出力ステップ
が、前記出力伝送路及び前記出力圧縮パラメータの対応
関係と、前記情報生成ステップで生成された前記対応情
報とに基づいて、前記出力伝送路に、該出力伝送路に対
応する前記符号量変換ステップで生成された前記第2符
号化信号を出力することを特徴とする圧縮符号化信号変
換方法である。
【0057】請求項5に記載の発明は、上記課題を解決
するために、請求項3又は4に記載の圧縮符号化信号変
換方法において、前記第1符号化信号の圧縮パラメータ
である入力圧縮パラメータを、前記入力伝送路から入力
された前記第1符号化信号に基づいて生成する入力圧縮
パラメータ生成ステップを備え、前記出力ステップが、
前記入力圧縮パラメータ生成ステップで生成された前記
入力圧縮パラメータと重複する前記出力圧縮パラメータ
に対応する前記出力伝送路に、前記第1符号化信号を出
力することを特徴とする圧縮符号化信号変換方法であ
る。
【0058】請求項6に記載の発明は、上記課題を解決
するために、請求項3〜5の何れか1項に記載の圧縮符
号化信号変換方法において、前記間引ステップが、間引
き後の前記出力圧縮パラメータの種類が所定数以下とな
るように、前記出力圧縮パラメータ生成ステップで生成
された前記出力圧縮パラメータのうち少なくとも1つの
出力圧縮パラメータの値を変更し、間引くことを特徴と
する圧縮符号化信号変換方法である。
【0059】請求項7に記載の発明は、上記課題を解決
するために、請求項6に記載の圧縮符号化信号変換方法
において、前記所定数を変更する変更ステップを備えた
ことを特徴とする圧縮符号化信号変換方法である。
【0060】請求項8に記載の発明は、上記課題を解決
するために、請求項1〜7の何れか1項に記載の圧縮符
号化信号変換方法において、前記入力ステップが、前記
第1符号化信号として音響・動画圧縮符号化ストリーム
を入力し、前記出力ステップが、前記第2符号化信号と
して音響・動画圧縮符号化ストリームを出力することを
特徴とする圧縮符号化信号変換方法である。
【0061】請求項9に記載の発明は、上記課題を解決
するために、請求項8に記載の圧縮符号化信号変換方法
において、前記入力ステップが、音響・動画圧縮符号化
ストリームとしてMPEG−2トランスポートストリー
ムを入力することを特徴とする圧縮符号化信号変換方法
である。
【0062】請求項10に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項8又は9に記載の圧縮符号化信号
変換方法において、前記出力ステップが、音響・動画圧
縮符号化ストリームとしてMPEG−2トランスポート
ストリームを出力することを特徴とする圧縮符号化信号
変換方法である。
【0063】請求項11に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項1〜7の何れか1項に記載の圧縮
符号化信号変換方法において、前記入力ステップが、前
記第1符号化信号として動画圧縮符号化ストリームを入
力し、前記出力ステップが、前記第2符号化信号として
動画圧縮符号化ストリームを出力することを特徴とする
圧縮符号化信号変換方法である。
【0064】請求項12に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項11に記載の圧縮符号化信号変換
方法において、前記入力ステップが、動画圧縮符号化ス
トリームとしてMPEG−2ビデオビットストリームを
入力することを特徴とする圧縮符号化信号変換方法であ
る。
【0065】請求項13に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項11又は12に記載の圧縮符号化
信号変換方法において、前記出力ステップが、動画圧縮
符号化ストリームとしてMPEG−2ビデオビットスト
リームを出力することを特徴とする圧縮符号化信号変換
方法である。
【0066】請求項14に記載の発明は、上記課題を解
決するために、圧縮符号化された第1符号化信号を1つ
の入力伝送路から入力する入力手段と、前記入力手段で
入力された前記第1符号化信号を入力し、入力した前記
第1符号化信号から、該第1符号化信号の符号量より符
号量が少ない第2符号化信号を生成する複数の符号量変
換手段と、前記複数の符号量変換手段で生成された前記
第2符号化信号を、複数の出力伝送路に出力する出力手
段とを備え、前記入力手段が、前記第1符号化信号を前
記1つの入力伝送路から入力する際、前記第1符号化信
号を前記複数の符号量変換手段に共通して可変長復号し
た後、可変長復号した前記第1符号化信号を前記複数の
符号量変換手段毎に分離して入力することを特徴とする
圧縮符号化信号変換装置である。
【0067】請求項15に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項14に記載の圧縮符号化信号変換
装置において、前記第1符号化信号が、複数の情報を含
む信号であり、前記入力手段が、前記第1符号化信号を
前記1つの入力伝送路から入力する際、前記第1符号化
信号を前記複数の符号量変換手段に共通して可変長復号
した後、可変長復号した前記第1符号化信号を前記複数
の符号量変換手段に共通して前記複数の情報に分離し、
前記複数の情報に分離した前記第1符号化信号を前記複
数の符号量変換手段毎に分離して入力することを特徴と
する圧縮符号化信号変換装置である。
【0068】請求項16に記載の発明は、上記課題を解
決するために、圧縮符号化された第1符号化信号を1つ
の入力伝送路から入力する入力手段と、前記入力手段で
入力された前記第1符号化信号を入力し、入力した前記
第1符号化信号から、該第1符号化信号の符号量より符
号量が少ない第2符号化信号を生成する複数の符号量変
換手段と、前記複数の符号量変換手段で生成された前記
第2符号化信号を、前記複数の符号量変換手段の数より
伝送路数が多い複数の出力伝送路に割り当てて出力する
出力手段と、前記第2符号化信号の圧縮パラメータであ
る出力圧縮パラメータを、前記出力伝送路に割り当てら
れた前記第2符号化信号に基づいて、前記複数の出力伝
送路毎に生成する出力圧縮パラメータ生成手段と、前記
出力圧縮パラメータ生成手段で生成された前記出力圧縮
パラメータのうち重複する出力圧縮パラメータを間引
き、間引いた後の前記出力圧縮パラメータに前記符号量
変換手段を一対一に対応付ける間引手段とを備え、前記
符号量変換手段が、前記間引手段で対応付けられた前記
出力圧縮パラメータに基づいて、前記第1符号化信号か
ら前記第2符号化信号を生成し、前記出力手段が、前記
出力伝送路に、該出力伝送路に対応する前記出力圧縮パ
ラメータに基づいて生成された前記第2符号化信号を出
力することを特徴とする圧縮符号化信号変換装置であ
る。
【0069】請求項17に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項16に記載の圧縮符号化信号変換
装置において、前記間引手段で対応付けられた前記出力
圧縮パラメータ及び前記符号量変換手段の対応情報を生
成する情報生成手段を備え、前記出力手段が、前記出力
伝送路及び前記出力圧縮パラメータの対応関係と、前記
情報生成手段で生成された前記対応情報とに基づいて、
前記出力伝送路に、該出力伝送路に対応する前記符号量
変換手段で生成された前記第2符号化信号を出力するこ
とを特徴とする圧縮符号化信号変換装置である。
【0070】請求項18に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項16又は17に記載の圧縮符号化
信号変換装置において、前記第1符号化信号の圧縮パラ
メータである入力圧縮パラメータを、前記入力伝送路か
ら入力された前記第1符号化信号に基づいて生成する入
力圧縮パラメータ生成手段を備え、前記出力手段が、前
記入力圧縮パラメータ生成手段で生成された前記入力圧
縮パラメータと重複する前記出力圧縮パラメータに対応
する前記出力伝送路に、前記第1符号化信号を出力する
ことを特徴とする圧縮符号化信号変換装置である。
【0071】請求項19に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項16〜18の何れか1項に記載の
圧縮符号化信号変換装置において、前記間引手段が、間
引き後の前記出力圧縮パラメータの種類が所定数以下と
なるように、前記出力圧縮パラメータ生成手段で生成さ
れた前記出力圧縮パラメータのうち少なくとも1つの出
力圧縮パラメータの値を変更し、間引くことを特徴とす
る圧縮符号化信号変換装置である。
【0072】請求項20に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項19に記載の圧縮符号化信号変換
装置において、前記所定数を変更する変更手段を備えた
ことを特徴とする圧縮符号化信号変換装置である。
【0073】請求項21に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項14〜20の何れか1項に記載の
圧縮符号化信号変換装置において、前記入力手段が、前
記第1符号化信号として音響・動画圧縮符号化ストリー
ムを入力し、前記出力手段が、前記第2符号化信号とし
て音響・動画圧縮符号化ストリームを出力することを特
徴とする圧縮符号化信号変換装置である。
【0074】請求項22に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項21に記載の圧縮符号化信号変換
装置において、前記入力手段が、音響・動画圧縮符号化
ストリームとしてMPEG−2トランスポートストリー
ムを入力することを特徴とする圧縮符号化信号変換装置
である。
【0075】請求項23に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項21又は22に記載の圧縮符号化
信号変換装置において、前記出力手段が、音響・動画圧
縮符号化ストリームとしてMPEG−2トランスポート
ストリームを出力することを特徴とする圧縮符号化信号
変換装置である。
【0076】請求項24に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項14〜20の何れか1項に記載の
圧縮符号化信号変換装置において、前記入力手段が、前
記第1符号化信号として動画圧縮符号化ストリームを入
力し、前記出力手段が、前記第2符号化信号として動画
圧縮符号化ストリームを出力することを特徴とする圧縮
符号化信号変換装置である。
【0077】請求項25に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項24に記載の圧縮符号化信号変換
装置において、前記入力手段が、動画圧縮符号化ストリ
ームとしてMPEG−2ビデオビットストリームを入力
することを特徴とする圧縮符号化信号変換装置である。
【0078】請求項26に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項24又は25に記載の圧縮符号化
信号変換装置において、前記出力手段が、動画圧縮符号
化ストリームとしてMPEG−2ビデオビットストリー
ムを出力することを特徴とする圧縮符号化信号変換装置
である。
【0079】請求項27に記載の発明は、上記課題を解
決するために、圧縮符号化された第1符号化信号を1つ
の入力伝送路から入力する入力ステップと、前記入力ス
テップで入力された前記第1符号化信号を入力し、入力
した前記第1符号化信号から、該第1符号化信号の符号
量より符号量が少ない第2符号化信号を生成する複数の
符号量変換ステップと、前記複数の符号量変換ステップ
で生成された前記第2符号化信号を、複数の出力伝送路
に出力する出力ステップとを備え、前記入力ステップ
が、前記第1符号化信号を前記1つの入力伝送路から入
力する際、前記第1符号化信号を前記複数の符号量変換
ステップに共通して可変長復号した後、可変長復号した
前記第1符号化信号を前記複数の符号量変換ステップ毎
に分離して入力することを特徴とする圧縮符号化信号変
換プログラムを記録した媒体である。
【0080】請求項28に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項27に記載の圧縮符号化信号変換
プログラムを記録した媒体において、前記第1符号化信
号が、複数の情報を含む信号であり、前記入力ステップ
が、前記第1符号化信号を前記1つの入力伝送路から入
力する際、前記第1符号化信号を前記複数の符号量変換
ステップに共通して可変長復号した後、可変長復号した
前記第1符号化信号を前記複数の符号量変換ステップに
共通して前記複数の情報に分離し、前記複数の情報に分
離した前記第1符号化信号を前記複数の符号量変換ステ
ップ毎に分離して入力することを特徴とする圧縮符号化
信号変換プログラムを記録した媒体である。
【0081】請求項29に記載の発明は、上記課題を解
決するために、圧縮符号化された第1符号化信号を1つ
の入力伝送路から入力する入力ステップと、前記入力ス
テップで入力された前記第1符号化信号を入力し、入力
した前記第1符号化信号から、該第1符号化信号の符号
量より符号量が少ない第2符号化信号を生成する複数の
符号量変換ステップと、前記複数の符号量変換ステップ
で生成された前記第2符号化信号を、前記複数の符号量
変換ステップの数より伝送路数が多い複数の出力伝送路
に割り当てて出力する出力ステップと、前記第2符号化
信号の圧縮パラメータである出力圧縮パラメータを、前
記出力伝送路に割り当てられた前記第2符号化信号に基
づいて、前記複数の出力伝送路毎に生成する出力圧縮パ
ラメータ生成ステップと、前記出力圧縮パラメータ生成
ステップで生成された前記出力圧縮パラメータのうち重
複する出力圧縮パラメータを間引き、間引いた後の前記
出力圧縮パラメータに前記符号量変換ステップを一対一
に対応付ける間引ステップとを備え、前記符号量変換ス
テップが、前記間引ステップで対応付けられた前記出力
圧縮パラメータに基づいて、前記第1符号化信号から前
記第2符号化信号を生成し、前記出力ステップが、前記
出力伝送路に、該出力伝送路に対応する前記出力圧縮パ
ラメータに基づいて生成された前記第2符号化信号を出
力することを特徴とする圧縮符号化信号変換プログラム
を記録した媒体である。
【0082】請求項30に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項29に記載の圧縮符号化信号変換
プログラムを記録した媒体において、前記間引ステップ
で対応付けられた前記出力圧縮パラメータ及び前記符号
量変換ステップの対応情報を生成する情報生成ステップ
を備え、前記出力ステップが、前記出力伝送路及び前記
出力圧縮パラメータの対応関係と、前記情報生成ステッ
プで生成された前記対応情報とに基づいて、前記出力伝
送路に、該出力伝送路に対応する前記符号量変換ステッ
プで生成された前記第2符号化信号を出力することを特
徴とする圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体
である。
【0083】請求項31に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項29又は30に記載の圧縮符号化
信号変換プログラムを記録した媒体において、前記第1
符号化信号の圧縮パラメータである入力圧縮パラメータ
を、前記入力伝送路から入力された前記第1符号化信号
に基づいて生成する入力圧縮パラメータ生成ステップを
備え、前記出力ステップが、前記入力圧縮パラメータ生
成ステップで生成された前記入力圧縮パラメータと重複
する前記出力圧縮パラメータに対応する前記出力伝送路
に、前記第1符号化信号を出力することを特徴とする圧
縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体である。
【0084】請求項32に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項29〜31の何れか1項に記載の
圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体におい
て、前記間引ステップが、間引き後の前記出力圧縮パラ
メータの種類が所定数以下となるように、前記出力圧縮
パラメータ生成ステップで生成された前記出力圧縮パラ
メータのうち少なくとも1つの出力圧縮パラメータの値
を変更し、間引くことを特徴とする圧縮符号化信号変換
プログラムを記録した媒体である。
【0085】請求項33に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項32に記載の圧縮符号化信号変換
プログラムを記録した媒体において、前記所定数を変更
する変更ステップを備えたことを特徴とする圧縮符号化
信号変換プログラムを記録した媒体である。
【0086】請求項34に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項27〜33の何れか1項に記載の
圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体におい
て、前記入力ステップが、前記第1符号化信号として音
響・動画圧縮符号化ストリームを入力し、前記出力ステ
ップが、前記第2符号化信号として音響・動画圧縮符号
化ストリームを出力することを特徴とする圧縮符号化信
号変換プログラムを記録した媒体である。
【0087】請求項35に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項34に記載の圧縮符号化信号変換
プログラムを記録した媒体において、前記入力ステップ
が、音響・動画圧縮符号化ストリームとしてMPEG−
2トランスポートストリームを入力することを特徴とす
る圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体であ
る。
【0088】請求項36に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項34又は35に記載の圧縮符号化
信号変換プログラムを記録した媒体において、前記出力
ステップが、音響・動画圧縮符号化ストリームとしてM
PEG−2トランスポートストリームを出力することを
特徴とする圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒
体である。
【0089】請求項37に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項27〜33の何れか1項に記載の
圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体におい
て、前記入力ステップが、前記第1符号化信号として動
画圧縮符号化ストリームを入力し、前記出力ステップ
が、前記第2符号化信号として動画圧縮符号化ストリー
ムを出力することを特徴とする圧縮符号化信号変換プロ
グラムを記録した媒体である。
【0090】請求項38に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項37に記載の圧縮符号化信号変換
プログラムを記録した媒体において、前記入力ステップ
が、動画圧縮符号化ストリームとしてMPEG−2ビデ
オビットストリームを入力することを特徴とする圧縮符
号化信号変換プログラムを記録した媒体である。
【0091】請求項39に記載の発明は、上記課題を解
決するために、請求項37又は38に記載の圧縮符号化
信号変換プログラムを記録した媒体において、前記出力
ステップが、動画圧縮符号化ストリームとしてMPEG
−2ビデオビットストリームを出力することを特徴とす
る圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体であ
る。
【0092】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。 (第1の実施の形態)
【0093】まず、本発明の第1の実施の形態に係るマ
ルチレート出力トランスコーダの構成について説明す
る。
【0094】図1において、圧縮符号化信号変換装置と
してのマルチレート出力トランスコーダ100は、圧縮
符号化されたMPEG−2ビデオビットストリーム(第
1符号化信号)を、第1転送速度を有する1つの入力伝
送路101から入力し、入力したMPEG−2ビデオビ
ットストリームを可変長復号するVLD111と、VL
D111によって可変長復号されたMPEG−2ビデオ
ビットストリームを、複数の情報、即ち、MB(マクロ
ブロック)レイヤ符号復号値と、ブロックレイヤ符号復
号値(DCT係数)とに分離する復号値分離器112と
を備えている。ここで、VLD111及び復号値分離器
112は、圧縮符号化されたMPEG−2ビデオビット
ストリームを1つの入力伝送路101を介して入力する
入力手段110を構成している。また、以下では、MB
レイヤ符号復号値及びブロックレイヤ符号復号値を合わ
せてMB符号という。
【0095】なお、本実施の形態及び後述の各実施の形
態においては、MPEG−2ビデオビットストリーム中
の情報のうち、MB符号より上位の情報についての説明
を省略している。
【0096】また、マルチレート出力トランスコーダ1
00は、復号値分離器112で分離されたMB符号、即
ち、MPEG−2ビデオビットストリームを入力し、入
力したMB符号から、該MB符号の符号量より符号量が
少ない新たなMB符号、即ち、新たなMPEG−2ビデ
オビットストリーム(n)(第2符号化信号)を生成す
る符号量変換手段としてのMB符号補正処理器130
(n)を備えている。なお、出力伝送路の本数をN本と
すると、nは0からN−1までの整数を表している。
【0097】また、マルチレート出力トランスコーダ1
00は、MB符号補正処理器130(n)で生成された
MPEG−2ビデオビットストリーム(n)を蓄積し、
出力伝送路102(n)に出力する出力バッファ141
(n)を備えており、複数の出力バッファ141(0〜
N−1)は、複数のMB符号補正処理器130(0〜N
−1)で生成されたMPEG−2ビデオビットストリー
ム(0〜N−1)を、複数の出力伝送路102(0〜N
−1)に出力する出力手段140を構成している。
【0098】また、マルチレート出力トランスコーダ1
00は、MB符号補正処理器130(n)でMBレイヤ
符号復号値及びブロックレイヤ符号復号値から新たなM
PEG−2ビデオビットストリームを生成する際に用い
られる出力圧縮パラメータとしての量子化パラメータ値
MQ(n)を算出するレート制御器151(n)を備え
ている。
【0099】なお、MB符号補正処理器130(n)
は、図2に示すように、MBレイヤ符号復号値を入力
し、入力したMBレイヤ符号復号値を、CBP(Coded
Block Pattern)値と、MBタイプ値と、その他の復号
値(MBAI(Macroblock Address Increment)など)
とに分離するMBレイヤデータ分離部161と、ブロッ
クレイヤ符号復号値を入力し、入力したブロックレイヤ
符号復号値を逆量子化する逆量子化部162と、逆量子
化部162によって逆量子化されたブロックレイヤ符号
復号値を、量子化パラメータ値MQ(n)に基づいて量
子化する量子化部163と、量子化部163によって量
子化されたブロックレイヤ符号復号値に基づいてCBP
値を補正するCBP補正処理部164と、CBP補正処
理部164によって補正されたCBP値および量子化パ
ラメータ値MQ(n)に基づいてMBタイプ値を補正す
るMBタイプ補正処理部165とを備えている。
【0100】また、MB符号補正処理器130(n)
は、量子化部163によって量子化されたブロックレイ
ヤ符号復号値を可変長符号化するブロックレイヤVLC
166と、MBタイプ補正処理部165によって補正さ
れたMBタイプ値を参照して量子化パラメータ値MQ
(n)の可変長符号化が必要か否かを判定し、可変長符
号化が必要であると判定した場合に量子化パラメータ値
MQ(n)を可変長符号化する量子化パラメータVLC
167と、CBP補正処理部164によって補正された
CBP値を可変長符号化するCBP VLC168と、
MBタイプ補正処理部165によって補正されたMBタ
イプ値を可変長符号化するMBタイプVLC169と、
その他の復号値を可変長符号化するOther Dat
a VLC170と、各種VLC166〜170からの
ブロックレイヤ符号復号値、量子化パラメータ値MQ
(n)、CBP値、MBタイプ値及びその他の復号値を
多重化して新たなMB符号を生成する多重化部171と
を備えている。
【0101】次に、本実施の形態に係るマルチレート出
力トランスコーダの動作について説明する。
【0102】MPEG−2ビデオビットストリームとし
て例えば1個のMB符号が入力伝送路101を介してマ
ルチレート出力トランスコーダ100に入力されると、
入力されたMB符号は、VLD111によって可変長復
号された後、復号値分離器112によってMBレイヤ符
号復号値とブロックレイヤ符号復号値とに分離され、複
数のMB符号補正処理器130(0〜N−1)に入力さ
れる。
【0103】MB符号補正処理器130(n)は、レー
ト制御器151(n)によって算出された量子化パラメ
ータ値MQ(n)を制御情報として、入力されたMB符
号の符号量を削減し、符号量を削減したMB符号を出力
バッファ141(n)に出力する。
【0104】ここで、MB符号補正処理器130(n)
の動作についてより詳細に説明する。MB符号補正処理
器130(n)にMB符号が入力されると、MB符号の
うちブロックレイヤ符号復号値は、逆量子化部162に
よって逆量子化されてDCT係数領域まで復元され、量
子化部163によって量子化パラメータ値MQ(n)を
用いて再び量子化(再量子化)される。なお、この再量
子化時に符号量が削減されるのである。そして、量子化
部163によって再量子化されたブロックレイヤ符号復
号値は、ブロックレイヤVLC166によって可変長符
号化される。
【0105】また、MB符号のうちMBレイヤ符号復号
値は、MBレイヤデータ分離部161によってCBP値
と、MBタイプ値と、その他の復号値とに分離される。
CBP値は、CBP補正処理部164によって、量子化
部163で量子化されたブロックレイヤ符号復号値に基
づいて補正され、CBP VLC168によって可変長
符号化される。MBタイプ値は、MBタイプ補正処理部
165によって、CBP補正処理部164で補正された
CBP値および量子化パラメータ値MQ(n)に基づい
て、これらの値に合致したMBタイプに補正され、MB
タイプVLC169によって可変長符号化される。その
他の復号値は、補正処理が不要であるので、そのままO
ther Data VLC170によって可変長符号化
される。
【0106】また、量子化パラメータ値MQ(n)は、
量子化パラメータVLC167によって、MBタイプ補
正処理部165で補正されたMBタイプ値を参照して可
変長符号化が必要か否かが判定され、可変長符号化が必
要であると判定された場合には可変長符号化される。
【0107】各種VLC166〜170によって可変長
符号化されたブロックレイヤ符号復号値、量子化パラメ
ータ値MQ(n)、CBP値、MBタイプ値及びその他
の復号値は、多重化部171によって多重化されて新た
なMB符号となり、出力バッファ141(n)に出力さ
れる。
【0108】以上のようにしてMB符号が出力された出
力バッファ141(n)は、出力されたMB符号を蓄積
し、出力伝送路102(n)のビットレートが目標値に
なるように、蓄積したMB符号を出力伝送路102
(n)に出力する。換言すると、出力バッファ141
(n)は、出力伝送路102(n)のビットレートを目
標値に保つために出力符号量の平滑化を行うのである。
【0109】なお、出力バッファ141(n)は、その
状態をレート制御器151(n)に出力するようになっ
ているので、レート制御器151(n)は、出力バッフ
ァ141(n)の状態に基づいて量子化パラメータ値M
Q(n)を算出することができる。
【0110】本実施の形態において、マルチレート出力
トランスコーダ100は、入力された1つのMPEG−
2ビットストリームをVLD111及び復号値分離器1
12の後で複数に分配しているので、従来と比較して構
成要素を削減することができる。なお、本発明によれ
ば、マルチレート出力トランスコーダ100は、入力さ
れた1つのMPEG−2ビットストリームをVLD11
1の後、復号値分離器の前で複数に分配し、分配した複
数のMPEG−2ビットストリームをそれぞれ別々の復
号値分離器で複数の情報に分離するようにしても良く、
この場合も従来と比較して構成要素を削減することがで
きる。 (第2の実施の形態)
【0111】まず、本発明の第2の実施の形態に係るマ
ルチレート出力トランスコーダの構成について説明す
る。なお、本発明の第2の実施の形態に係るマルチレー
ト出力トランスコーダの構成は、本発明の第1の実施の
形態に係るマルチレート出力トランスコーダの構成と同
様であるので、同様な構成は同一の符号を用いることに
よって詳細な説明を省略する。
【0112】図3において、マルチレート出力トランス
コーダ200は、VLD111によって可変長復号され
たMPEG−2ビデオビットストリームを、再び可変長
符号化するVLC210を備えている。また、復号値分
離器112は、入力されたMPEG−2ビデオビットス
トリームの入力圧縮パラメータとしての量子化パラメー
タ値MQinを、入力伝送路101から入力されたMPE
G−2ビデオビットストリームに基づいて生成する入力
圧縮パラメータ生成手段を構成している。
【0113】また、マルチレート出力トランスコーダ2
00は、後述する量子化パラメータ対応テーブルMQ_Cor
_Tableに基づいて、MB符号補正処理器130(m)及
びVLC210と、出力バッファ141(n)との接続
を切り替えるスイッチング回路221を備えている。こ
こで、mは0からM−1までの整数であり、M<Nであ
る。換言すると、MB符号補正処理器130(m)の数
Mより出力バッファ141(n)の数N(即ち、出力伝
送路(n)の数N)の方が多い。ここで、スイッチング
回路221及び出力バッファ141(n)は、MB符号
補正処理器130(m)で生成された出力係数情報QF
out(m)を、出力伝送路(n)に出力する出力手段2
20を構成している。
【0114】また、マルチレート出力トランスコーダ2
00は、出力バッファ141(n)の状態に基づいて量
子化パラメータ値MQ(m)を算出するマルチビットレ
ート制御器230を備えている。マルチビットレート制
御器230についてより詳細に説明すると、マルチビッ
トレート制御器230は、図4に示すように、出力バッ
ファ141(n)の状態値buf(n)に基づいて、量子
化パラメータ値MQ(m)の候補となる量子化パラメー
タ値MQ’(n)を生成する出力圧縮パラメータ生成手
段としてのQコントローラ231(n)と、Qコントロ
ーラ231(n)によって生成された量子化パラメータ
値MQ’(n)のうち重複するものを間引き、量子化パ
ラメータ値MQ(m)を生成する間引手段としての選択
部232とを備えている。
【0115】次に、本実施の形態に係るマルチレート出
力トランスコーダの動作について図5及び図6を用いて
説明する。
【0116】(1)入力係数情報復号処理(ステップS
301)
【0117】まず、MPEG−2ビデオビットストリー
ムとして例えば1個のMB符号が入力伝送路101を介
してマルチレート出力トランスコーダ200に入力され
ると、入力されたMB符号は、VLD111によって可
変長復号された後、そのままVLC210によって再び
可変長符号化されるか、或いは、復号値分離器112に
よってMBレイヤ符号復号値とブロックレイヤ符号復号
値(入力係数情報QF in)とに分離され、複数のMB符
号補正処理器130(0〜M−1)に入力される。
【0118】(2)量子化パラメータ値MQ’算出処理
(ステップS311〜ステップS314)
【0119】次いで、Qコントローラ231(n)は、
出力バッファ141(n)の状態値buf(n)に基づい
て、各種符号量制御アルゴリズムに従って量子化パラメ
ータ値MQ’(n)を算出する。
【0120】(3)量子化パラメータ値MQ選択処理
(ステップS321〜ステップS334)
【0121】次いで、選択部232が、N個の量子化パ
ラメータ値MQ’(n)の集合MQ’N={MQ’
(0)、MQ’(1)、・・・MQ’(N−1)}の中
から重複する量子化パラメータ値MQ’(n)を間引
き、相異なる量子化パラメータ値MQ’(n)のみを抽
出して、量子化パラメータ値MQ(m)を生成するとと
もに、MQ_Cor_Table(MQ’(n))を生成する。
【0122】より詳細に説明すると、選択部232は、
量子化パラメータチェックテーブルMQ_Check_Table
(i)、n及びmの値を全て“0”に初期化する(ステ
ップS321〜ステップS325)。ここで、MQ_Check
_Table(i)は、重複する値を抽出しないように量子化
パラメータ値MQ’(n)をチェックするためのテーブ
ルであり、iは、1から31までの整数である。
【0123】選択部232は、MQ_Check_Table(i)、
n及びmの値を全て“0”に初期化すると、nに関する
ループ処理(ステップS326〜ステップS334)に
入り、MQ_Check_Table(i)のMQ’(n)番目の要素
MQ_Check_Table(MQ’(n))を参照し、その値が
“0”であるか否かを判定する(ステップS326)。
【0124】MQ_Check_Table(MQ’(n))の値が
“0”である場合、本ループ処理内で過去にMQ’
(n)と同一の値が出現していないと判断し、MQ_Check
_Table(MQ’(n))の値を1にセットした後(ステ
ップS327)、MQ’(n)とMQinが等しいか否か
を判定する(ステップS328)。MQ’(n)とMQ
inとが等しい場合、MQ_Cor_Table(MQ’(n))の値
を“−1”にし(ステップS329)、MQ’(n)と
MQinとが等しくない場合、MQ(m)の値をMQ’
(n)の値と同一にし(ステップS330)、MQ_Cor_T
able(MQ’(n))の値をmにする(ステップS33
1)。
【0125】なお、MQ_Check_Table(MQ’(n))の
値が“0”でない場合、本ループ処理内で過去にMQ’
(n)と同一の値が出現しているということであり、も
う一つ値が大きいnに対してステップS326からの処
理を繰り返す。
【0126】(4)係数情報削減処理(ステップS34
1〜ステップS346)
【0127】次いで、MB符号補正処理器130(m)
は、選択部232によって抽出された量子化パラメータ
値MQ(m)を制御情報として逆量子化及び再量子化を
行い、入力された係数情報の符号量を削減し、符号量を
削減した出力係数情報QFou t(m)を生成する(ステ
ップS343)。また、MB符号補正処理器130
(m)は、生成した出力係数情報QFout(m)を可変
長符号化し(ステップS344)、多重化して一本の符
号列にする。なお、出力係数情報QFout(−1)に対
しては入力係数情報QFinそのものをセットする(ステ
ップS341)。
【0128】(5)出力係数情報選択処理(ステップS
351〜ステップS354)
【0129】最後に、スイッチング回路221は、選択
部232からMQ_Cor_Table(MQ’(n))を得ている
ので、出力バッファ141(n)に出力係数情報QF
out(MQ_Cor_Table(MQ’(n)))を出力する(ス
テップS351〜ステップS354)。出力係数情報Q
out(MQ_Cor_Table(MQ’(n)))が出力された
出力バッファ141(n)は、出力された出力係数情報
QFout(MQ_Cor_Table(MQ’(n)))を蓄積し、
出力伝送路102(n)のビットレートが目標値になる
ように、蓄積した出力係数情報QFout(MQ_Cor_Table
(MQ’(n)))を出力伝送路102(n)に出力す
る。換言すると、出力バッファ141(n)は、出力伝
送路102(n)のビットレートを目標値に保つために
出力符号量の平滑化を行うのである。
【0130】以上に述べたマルチレート出力トランスコ
ーダ200の動作のうち、量子化パラメータ値MQ選択
処理および出力係数情報選択処理の具体例について図7
及び図8を用いて説明する。
【0131】本具体例において、マルチレート出力トラ
ンスコーダ200は、一本の入力伝送路101から入力
したMPEG−2ビットストリームを8本の出力伝送路
102(0〜7)に出力するようになっている。図7に
示す状態のとき、マルチレート出力トランスコーダ20
0は、図示していないQコントローラ231(0〜7)
によって、集合MQ’8={7、4、10、4、12、
7、7、12}のように量子化パラメータ値MQ’(0
〜7)が算出されており、MQin=4である。
【0132】量子化パラメータ選択処理について説明す
る。
【0133】まず、選択部232は、MQ’(0)=7
を読み込んで、MQ_Check_Table(7)を参照する。この
時点では、ステップS321〜ステップS324の処理
によってMQ_Check_Table(i)、n及びmの値は、全て
“0”に初期化されており、MQ_Check_Table(7)=0
であるので(ステップS326)、選択部232は、MQ
_Check_Table(7)に“1”を代入する(ステップS3
27)。また、MQ’(0)≠MQinであるので(ステ
ップS328)、選択部232は、MQ(0)にMQ’
(0)の値である“7”を代入し(ステップS33
0)、MQ_Cor_Table(7)に現在のmの値である“0”
を代入する(ステップS331)。
【0134】次いで、m=1及びn=1となり(ステッ
プS332及びステップS333)、nはNの値である
“8”以上ではないので(ステップS334)、選択部
232は、MQ’(1)=4を読み込んで、MQ_Check_T
able(4)を参照する。MQ_Check_Table(4)の値は
“0”であるので(ステップS326)、選択部232
は、MQ_Check_Table(4)に“1”を代入する(ステッ
プS327)。また、MQ’(1)==MQinであるの
で(ステップS328)、選択部232は、MQ_Cor_Tab
le(4)に“−1”を代入する(ステップS329)。
【0135】次いで、m=1及びn=2となり(ステッ
プS332)、nはNの値である“8”以上ではないの
で(ステップS334)、選択部232は、MQ’
(2)=10を読み込んで、MQ_Check_Table(10)を
参照する。MQ_Check_Table(10)の値は“0”である
ので(ステップS326)、選択部232は、MQ_Check
_Table(10)に“1”を代入する(ステップS32
7)。また、MQ’(2)≠MQinであるので(ステッ
プS328)、選択部232は、MQ(1)に、MQ’
(2)の値である“10”を代入し(ステップS33
0)、MQ_Cor_Table(10)に現在のmの値である
“1”を代入する(ステップS331)。
【0136】次いで、m=2及びn=3となり(ステッ
プS332及びステップS333)、nはNの値である
“8”以上ではないので(ステップS334)、選択部
232は、MQ’(3)=4を読み込んで、MQ_Check_T
able(4)を参照する。MQ_Check_Table(4)の値は
“1”であるので(ステップS326)、選択部232
は、n=3の場合、MQ_Check_Table(MQ’(n))、
MQ(m)およびMQ_Cor_Table(MQ’(n))の値を
変更しない。
【0137】次いで、m=2及びn=4となり(ステッ
プS332)、nはNの値である“8”以上ではないの
で(ステップS334)、選択部232は、MQ’
(4)=12を読み込んで、MQ_Check_Table(12)を
参照する。MQ_Check_Table(12)の値は“0”である
ので(ステップS326)、選択部232は、MQ_Check
_Table(12)に“1”を代入する(ステップS32
7)。また、MQ’(4)≠MQinであるので(ステッ
プS328)、選択部232は、MQ(2)に、MQ’
(4)の値である“12”を代入し(ステップS33
0)、MQ_Cor_Table(12)に現在のmの値である
“2”を代入する(ステップS331)。
【0138】次いで、m=3及びn=5となり(ステッ
プS332及びステップS333)、nはNの値である
“8”以上ではないので(ステップS334)、選択部
232は、MQ’(5)=7を読み込んで、MQ_Check_T
able(7)を参照する。MQ_Check_Table(7)の値は
“1”であるので(ステップS326)、選択部232
は、n=5の場合、MQ_Check_Table(MQ’(n))、
MQ(m)およびMQ_Cor_Table(MQ’(n))の値を
変更しない。
【0139】次いで、m=3及びn=6となり(ステッ
プS332)、nはNの値である“8”以上ではないの
で(ステップS334)、選択部232は、MQ’
(6)=7を読み込んで、MQ_Check_Table(7)を参照
する。MQ_Check_Table(7)の値は“1”であるので
(ステップS326)、選択部232は、n=6の場
合、MQ_Check_Table(MQ’(n))、MQ(m)およ
びMQ_Cor_Table(MQ’(n))の値を変更しない。
【0140】次いで、m=3及びn=7となり(ステッ
プS332)、nはNの値である“8”以上ではないの
で(ステップS334)、選択部232は、MQ’
(7)=12を読み込んで、MQ_Check_Table(12)を
参照する。MQ_Check_Table(12)の値は“1”である
ので(ステップS326)、選択部232は、n=7の
場合、MQ_Check_Table(MQ’(n))、MQ(m)お
よびMQ_Cor_Table(MQ’(n))の値を変更しない。
【0141】ここで、m=3及びn=8となり(ステッ
プS332)、nはNの値である“8”以上となるので
(ステップS334)、選択部232は、量子化パラメ
ータ選択処理を終了する。
【0142】したがって、量子化パラメータ選択処理の
終了時点で、量子化パラメータ値MQ(0〜2)は、集
合MQ2={7、10、12}のようになる。また、MQ_
Cor_Table(7)=0、MQ_Cor_Table(4)=−1、MQ_
Cor_Table(10)=1およびMQ_Cor_Table(12)=
2となり、図8に示すような対応情報を得ることができ
る。なお、図8に示す対応情報は、MQ’(n)即ちM
Q(m)と、このMQ(m)に基づいて符号量を変換す
るMB符号補正処理器130(m)との対応情報である
ということができるので、選択部232は、該対応情報
を生成する情報生成手段を構成している。
【0143】出力係数情報選択処理について説明する。
【0144】まず、n=0となるので(ステップS35
1)、スイッチング回路221は、MQ’(0)=7を
読み込んで、MQ_Cor_Table(7)を参照する。MQ_Cor_T
able(7)の値は“0”であるので、スイッチング回路
221は、出力伝送路(0)に対して出力係数情報QF
out(0)を選択する(ステップS352)。換言する
と、スイッチング回路221は、出力伝送路102
(0)及びMQ’(0)の対応関係と、図8に示す対応
情報とに基づいて、出力伝送路102(0)に、出力伝
送路102(0)と対応するMB符号補正処理器130
(0)で生成された出力係数情報QFout(0)を出力
する。
【0145】次いで、n=1となり(ステップS35
3)、nはNの値である“8”以上ではないので、スイ
ッチング回路221は、MQ’(1)=4を読み込ん
で、MQ_Cor_Table(4)を参照する。MQ_Cor_Table
(4)の値は“−1”であるので、スイッチング回路2
21は、出力伝送路(1)に対して出力係数情報QF
out(−1)を選択する(ステップS352)。換言す
ると、スイッチング回路221は、復号値分離器112
で生成された量子化パラメータ値MQinと重複する量子
化パラメータ値MQ’(1)に対応する出力伝送路10
2(1)に、入力係数情報QFinを出力する。
【0146】以降も同様にして、スイッチング回路22
1は、出力伝送路(0〜7)に図7に示すような出力係
数情報QFoutを出力する。
【0147】本実施の形態において、マルチレート出力
トランスコーダ200は、同一の量子化パラメータ値M
Q(n)で再量子化するMB符号補正処理器130
(n)の発生を防止することによって、MB符号補正処
理器130(n)の数を必要最小限に抑えることができ
るので、従来と比較して構成要素を削減することができ
る。特に、マルチレート出力トランスコーダ200は、
出力伝送路102(n)に互いに出力レートが近い伝送
路がある場合、より従来と比較して構成要素を削減する
ことができる。
【0148】また、マルチレート出力トランスコーダ2
00は、量子化パラメータ値MQin及び量子化パラメー
タ値MQ’(n)の値が互いに等しいとき、入力係数情
報QFinを、入力伝送路101からMB符号補正処理器
(m)を介さずに出力伝送路(n)にそのまま出力する
ようにしているので、MB符号補正処理器130(n)
の数を更に1つ抑えることを可能としている。 (第3の実施の形態)
【0149】まず、本発明の第3の実施の形態に係るマ
ルチレート出力トランスコーダの構成について説明す
る。なお、本発明の第3の実施の形態に係るマルチレー
ト出力トランスコーダの構成は、本発明の第2の実施の
形態に係るマルチレート出力トランスコーダの構成と同
様であるので、同様な構成は同一の符号を用いることに
よって詳細な説明を省略する。
【0150】図9に示すように、マルチレート出力トラ
ンスコーダ400は、マルチレート出力トランスコーダ
200のマルチビットレート制御器230の代わりに、
マルチビットレート制御器430を備えている。
【0151】マルチビットレート制御器430は、図1
0に示すように、量子化パラメータ値MQ’(n)の候
補となる量子化パラメータ値MQ’’(n)を、出力バ
ッファ141(n)の状態値buf(n)に基づいて生成
するQコントローラ431(n)と、量子化パラメータ
値MQ’(n)を導出する導出定数k(n)の候補とな
る導出定数k’(n)を、量子化パラメータ値MQ’’
(n)に基づいて算出するk’算出部(以下、Calc
k’という。)432(n)とを備えている。
【0152】また、マルチビットレート制御器430
は、図示していない変更手段によって入力される所定数
Pに基づいて導出定数k’(n)に対してクリッピング
処理を行うことによって、導出定数k(n)を生成する
クリッピング部433(n)と、量子化パラメータ値M
Q’(n)を導出定数k(n)に基づいて算出するM
Q’算出部(以下、Calc MQ’という。)434
(n)と、Calc MQ’434(n)によって生成
された量子化パラメータ値MQ’(n)のうち重複する
ものを間引き、量子化パラメータ値MQ(m)を生成す
る間引手段としての選択部232とを備えている。
【0153】なお、Qコントローラ431(n)、Ca
lc k’432(n)、クリッピング部433(n)
およびCalc MQ’434(n)は、出力バッファ
141(n)の状態値buf(n)に基づいて量子化パラ
メータ値MQ’(n)を生成する出力圧縮パラメータ生
成手段を構成している。
【0154】次に、本実施の形態に係るトランスコーダ
の動作のうち、本発明の第2の実施の形態に係るマルチ
レート出力トランスコーダと異なる動作について説明す
る。
【0155】マルチレート出力トランスコーダ400
は、出力バッファ141(n)の状態値buf(n)に基
づいて量子化パラメータ値MQ’(n)を生成する際、
まず、Qコントローラ431(n)が、量子化パラメー
タ値MQ’’(n)を出力バッファ141(n)の状態
値buf(n)に基づいて生成する。
【0156】次いで、Calc k’432(n)が、
量子化パラメータ値MQ’’(n)に基づいて、導出定
数k’(n)を次式(1)或いは次式(2)に従って算
出する。
【数3】 次いで、クリッピング部433(n)が、量子化パラメ
ータ導出定数k’(n)に基づいて、導出定数k(n)
を次式(3)に従って算出する。
【数4】 次いで、Calc MQ’434(n)が、導出定数k
(n)に基づいて、量子化パラメータ値MQ’(n)を
次式(4)或いは次式(5)に従って算出する。
【数5】 以上のようにして量子化パラメータ値MQ’(n)を算
出すると、式(3)より任意のnに対してk(n)∈
{0、1、2、・・・P−1}が成立するため、式
(4)或いは式(5)によって算出されるMQ’(n)
の個数は所定数P以下に制限される。
【0157】したがって、MQ’(n)を間引くことに
よって得られるMQ(m)の個数も所定数P以下に制限
される。換言すると、マルチビットレート制御器430
は、間引き後のMQ(m)の種類が所定数P以下となる
ように、MQ’’(n)の値を変更し、間引くことがで
きる。
【0158】本実施の形態において、マルチレート出力
トランスコーダ400は、所定数Pによって、MB符号
補正処理器130(n)の数を所定数P以下に抑えるこ
とができるので、従来と比較して構成要素を削減するこ
とができる。
【0159】また、マルチレート出力トランスコーダ4
00は、図示していない変更手段によって所定数Pを変
更することによって、MB符号補正処理器130(n)
の数を変更することができる。
【0160】なお、上述の各実施の形態においては、第
1符号化信号としてMPEG−2ビデオビットストリー
ムを使用していたが、本発明によれば、第1符号化信号
としてMPEG−2ビデオビットストリーム以外の多重
化音響・動画圧縮符号化ストリームなどを使用しても良
い。同様に、上述の各実施の形態においては、第2符号
化信号としてMPEG−2ビデオビットストリームを使
用していたが、本発明によれば、第2符号化信号として
MPEG−2ビデオビットストリーム以外の多重化音響
・動画圧縮符号化ストリームなどを使用しても良い。
【0161】
【発明の効果】本発明によれば、従来と比較して構成要
素を削減可能なマルチレート出力トランスコーダを提供
することができる。
【0162】具体的には、入力された1つのMPEG−
2ビットストリームを可変長復号した後で複数に分配す
れば、出力される複数のMPEG−2ビットストリーム
に対して可変長復号処理を共通化できるので、従来と比
較して構成要素を削減可能である。
【0163】また、入力された1つのMPEG−2ビッ
トストリームを可変長復号し、含まれる複数の情報に分
離した後で複数に分配すれば、出力される複数のMPE
G−2ビットストリームに対して、可変長復号処理と、
複数の情報の分離処理とを共通化できるので、従来と比
較して構成要素を削減可能である。
【0164】また、同一の量子化パラメータ値で別々に
再量子化することを防止することによって、再量子化処
理を共通化できるので、従来と比較して構成要素を削減
可能である。
【0165】また、再量子化の必要がない情報を無意味
に再量子化することを防止することによって、再量子化
処理の数を削減することができるので、従来と比較して
構成要素を削減可能である。
【0166】また、再量子化処理の数を制限することが
可能であるので、従来と比較して構成要素を削減可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るマルチレート
出力トランスコーダの概略ブロック図である。
【図2】図1に示すマルチレート出力トランスコーダの
MB符号補正処理器の概略ブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るマルチレート
出力トランスコーダの概略ブロック図である。
【図4】図3に示すマルチレート出力トランスコーダの
マルチビットレート制御器の概略ブロック図である。
【図5】図3に示すマルチレート出力トランスコーダの
動作を説明するフローチャートである。
【図6】図5に示すフローチャートに続くフローチャー
トである。
【図7】図3に示すマルチレート出力トランスコーダの
動作の具体例を説明するブロック図である。
【図8】図3に示すマルチレート出力トランスコーダの
動作の具体例を説明する図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態に係るマルチレート
出力トランスコーダの概略ブロック図である。
【図10】図9に示すマルチレート出力トランスコーダ
のマルチビットレート制御器の概略ブロック図である。
【図11】従来のトランスコーダの概略ブロック図であ
る。
【図12】図11に示された従来のトランスコーダにお
ける、MPEG−2のTM5のレート制御処理示すフロ
ーチャートである。
【図13】従来のトランスコーダの概略ブロック図であ
る。
【図14】図13に示された従来のトランスコーダの処
理を示すフローチャートである。
【図15】従来のトランスコーダの概略ブロック図であ
る。
【図16】図15に示された従来のトランスコーダの処
理を示すフローチャートである。
【図17】複数の一入力一出力型トランスコーダを並列
動作させるマルチレート出力トランスコーダの概略ブロ
ック図である。
【符号の説明】
101 入力伝送路 110 入力手段 111 VLD(入力手段) 112 復号値分離器(入力手段、出力圧縮パラメ
ータ生成手段) 130(n) MB符号補正処理器(符号量変換手
段) 102(n) 出力伝送路 140 出力手段 100、200、400 マルチレート出力トラン
スコーダ(圧縮符号化信号変換装置) 231(n) Qコントローラ(出力圧縮パラメー
タ生成手段) 431(n) Qコントローラ(出力圧縮パラメー
タ生成手段) 432(n) Calc k’(出力圧縮パラメー
タ生成手段) 433(n) クリッピング部(出力圧縮パラメー
タ生成手段) 434(n) Calc MQ’(出力圧縮パラメ
ータ生成手段) 232 選択部(間引手段、情報生成手段)
フロントページの続き (72)発明者 永吉 功 東京都新宿区西早稲田一丁目3番10号 早 稲田大学国際情報通信研究センター内 (72)発明者 中平 航太 東京都新宿区西早稲田一丁目3番10号 早 稲田大学国際情報通信研究センター内 (72)発明者 富永 英義 東京都新宿区西早稲田一丁目3番10号 早 稲田大学国際情報通信研究センター内 Fターム(参考) 5C059 KK06 KK13 KK39 LA02 MA00 MA05 MA23 MC11 MC38 ME01 PP05 PP06 PP07 RA06 RB10 RC32 SS20 SS26 TA46 TA57 TB07 TC20 UA02 UA05 5J064 AA02 AA04 BA09 BA16 BB03 BB04 BB12 BC01 BC16 BC21 BC25

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮符号化された第1符号化信号を1つの
    入力伝送路から入力する入力ステップと、 前記入力ステップで入力された前記第1符号化信号を入
    力し、入力した前記第1符号化信号から、該第1符号化
    信号の符号量より符号量が少ない第2符号化信号を生成
    する複数の符号量変換ステップと、 前記複数の符号量変換ステップで生成された前記第2符
    号化信号を、複数の出力伝送路に出力する出力ステップ
    とを備え、 前記入力ステップが、前記第1符号化信号を前記1つの
    入力伝送路から入力する際、前記第1符号化信号を前記
    複数の符号量変換ステップに共通して可変長復号した
    後、可変長復号した前記第1符号化信号を前記複数の符
    号量変換ステップ毎に分離して入力することを特徴とす
    る圧縮符号化信号変換方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の圧縮符号化信号変換方法
    において、 前記第1符号化信号が、複数の情報を含む信号であり、 前記入力ステップが、前記第1符号化信号を前記1つの
    入力伝送路から入力する際、前記第1符号化信号を前記
    複数の符号量変換ステップに共通して可変長復号した
    後、可変長復号した前記第1符号化信号を前記複数の符
    号量変換ステップに共通して前記複数の情報に分離し、
    前記複数の情報に分離した前記第1符号化信号を前記複
    数の符号量変換ステップ毎に分離して入力することを特
    徴とする圧縮符号化信号変換方法。
  3. 【請求項3】圧縮符号化された第1符号化信号を1つの
    入力伝送路から入力する入力ステップと、 前記入力ステップで入力された前記第1符号化信号を入
    力し、入力した前記第1符号化信号から、該第1符号化
    信号の符号量より符号量が少ない第2符号化信号を生成
    する複数の符号量変換ステップと、 前記複数の符号量変換ステップで生成された前記第2符
    号化信号を、前記複数の符号量変換ステップの数より伝
    送路数が多い複数の出力伝送路に割り当てて出力する出
    力ステップと、 前記第2符号化信号の圧縮パラメータである出力圧縮パ
    ラメータを、前記出力伝送路に割り当てられた前記第2
    符号化信号に基づいて、前記複数の出力伝送路毎に生成
    する出力圧縮パラメータ生成ステップと、 前記出力圧縮パラメータ生成ステップで生成された前記
    出力圧縮パラメータのうち重複する出力圧縮パラメータ
    を間引き、間引いた後の前記出力圧縮パラメータに前記
    符号量変換ステップを一対一に対応付ける間引ステップ
    とを備え、 前記符号量変換ステップが、前記間引ステップで対応付
    けられた前記出力圧縮パラメータに基づいて、前記第1
    符号化信号から前記第2符号化信号を生成し、 前記出力ステップが、前記出力伝送路に、該出力伝送路
    に対応する前記出力圧縮パラメータに基づいて生成され
    た前記第2符号化信号を出力することを特徴とする圧縮
    符号化信号変換方法。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の圧縮符号化信号変換方法
    において、 前記間引ステップで対応付けられた前記出力圧縮パラメ
    ータ及び前記符号量変換ステップの対応情報を生成する
    情報生成ステップを備え、 前記出力ステップが、前記出力伝送路及び前記出力圧縮
    パラメータの対応関係と、前記情報生成ステップで生成
    された前記対応情報とに基づいて、前記出力伝送路に、
    該出力伝送路に対応する前記符号量変換ステップで生成
    された前記第2符号化信号を出力することを特徴とする
    圧縮符号化信号変換方法。
  5. 【請求項5】請求項3又は4に記載の圧縮符号化信号変
    換方法において、 前記第1符号化信号の圧縮パラメータである入力圧縮パ
    ラメータを、前記入力伝送路から入力された前記第1符
    号化信号に基づいて生成する入力圧縮パラメータ生成ス
    テップを備え、 前記出力ステップが、前記入力圧縮パラメータ生成ステ
    ップで生成された前記入力圧縮パラメータと重複する前
    記出力圧縮パラメータに対応する前記出力伝送路に、前
    記第1符号化信号を出力することを特徴とする圧縮符号
    化信号変換方法。
  6. 【請求項6】請求項3〜5の何れか1項に記載の圧縮符
    号化信号変換方法において、 前記間引ステップが、間引き後の前記出力圧縮パラメー
    タの種類が所定数以下となるように、前記出力圧縮パラ
    メータ生成ステップで生成された前記出力圧縮パラメー
    タのうち少なくとも1つの出力圧縮パラメータの値を変
    更し、間引くことを特徴とする圧縮符号化信号変換方
    法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の圧縮符号化信号変換方法
    において、 前記所定数を変更する変更ステップを備えたことを特徴
    とする圧縮符号化信号変換方法。
  8. 【請求項8】請求項1〜7の何れか1項に記載の圧縮符
    号化信号変換方法において、 前記入力ステップが、前記第1符号化信号として音響・
    動画圧縮符号化ストリームを入力し、 前記出力ステップが、前記第2符号化信号として音響・
    動画圧縮符号化ストリームを出力することを特徴とする
    圧縮符号化信号変換方法。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の圧縮符号化信号変換方法
    において、 前記入力ステップが、音響・動画圧縮符号化ストリーム
    としてMPEG−2トランスポートストリームを入力す
    ることを特徴とする圧縮符号化信号変換方法。
  10. 【請求項10】請求項8又は9に記載の圧縮符号化信号
    変換方法において、 前記出力ステップが、音響・動画圧縮符号化ストリーム
    としてMPEG−2トランスポートストリームを出力す
    ることを特徴とする圧縮符号化信号変換方法。
  11. 【請求項11】請求項1〜7の何れか1項に記載の圧縮
    符号化信号変換方法において、 前記入力ステップが、前記第1符号化信号として動画圧
    縮符号化ストリームを入力し、 前記出力ステップが、前記第2符号化信号として動画圧
    縮符号化ストリームを出力することを特徴とする圧縮符
    号化信号変換方法。
  12. 【請求項12】請求項11に記載の圧縮符号化信号変換
    方法において、 前記入力ステップが、動画圧縮符号化ストリームとして
    MPEG−2ビデオビットストリームを入力することを
    特徴とする圧縮符号化信号変換方法。
  13. 【請求項13】請求項11又は12に記載の圧縮符号化
    信号変換方法において、 前記出力ステップが、動画圧縮符号化ストリームとして
    MPEG−2ビデオビットストリームを出力することを
    特徴とする圧縮符号化信号変換方法。
  14. 【請求項14】圧縮符号化された第1符号化信号を1つ
    の入力伝送路から入力する入力手段と、 前記入力手段で入力された前記第1符号化信号を入力
    し、入力した前記第1符号化信号から、該第1符号化信
    号の符号量より符号量が少ない第2符号化信号を生成す
    る複数の符号量変換手段と、 前記複数の符号量変換手段で生成された前記第2符号化
    信号を、複数の出力伝送路に出力する出力手段とを備
    え、 前記入力手段が、前記第1符号化信号を前記1つの入力
    伝送路から入力する際、前記第1符号化信号を前記複数
    の符号量変換手段に共通して可変長復号した後、可変長
    復号した前記第1符号化信号を前記複数の符号量変換手
    段毎に分離して入力することを特徴とする圧縮符号化信
    号変換装置。
  15. 【請求項15】請求項14に記載の圧縮符号化信号変換
    装置において、 前記第1符号化信号が、複数の情報を含む信号であり、 前記入力手段が、前記第1符号化信号を前記1つの入力
    伝送路から入力する際、前記第1符号化信号を前記複数
    の符号量変換手段に共通して可変長復号した後、可変長
    復号した前記第1符号化信号を前記複数の符号量変換手
    段に共通して前記複数の情報に分離し、前記複数の情報
    に分離した前記第1符号化信号を前記複数の符号量変換
    手段毎に分離して入力することを特徴とする圧縮符号化
    信号変換装置。
  16. 【請求項16】圧縮符号化された第1符号化信号を1つ
    の入力伝送路から入力する入力手段と、 前記入力手段で入力された前記第1符号化信号を入力
    し、入力した前記第1符号化信号から、該第1符号化信
    号の符号量より符号量が少ない第2符号化信号を生成す
    る複数の符号量変換手段と、 前記複数の符号量変換手段で生成された前記第2符号化
    信号を、前記複数の符号量変換手段の数より伝送路数が
    多い複数の出力伝送路に割り当てて出力する出力手段
    と、 前記第2符号化信号の圧縮パラメータである出力圧縮パ
    ラメータを、前記出力伝送路に割り当てられた前記第2
    符号化信号に基づいて、前記複数の出力伝送路毎に生成
    する出力圧縮パラメータ生成手段と、 前記出力圧縮パラメータ生成手段で生成された前記出力
    圧縮パラメータのうち重複する出力圧縮パラメータを間
    引き、間引いた後の前記出力圧縮パラメータに前記符号
    量変換手段を一対一に対応付ける間引手段とを備え、 前記符号量変換手段が、前記間引手段で対応付けられた
    前記出力圧縮パラメータに基づいて、前記第1符号化信
    号から前記第2符号化信号を生成し、 前記出力手段が、前記出力伝送路に、該出力伝送路に対
    応する前記出力圧縮パラメータに基づいて生成された前
    記第2符号化信号を出力することを特徴とする圧縮符号
    化信号変換装置。
  17. 【請求項17】請求項16に記載の圧縮符号化信号変換
    装置において、 前記間引手段で対応付けられた前記出力圧縮パラメータ
    及び前記符号量変換手段の対応情報を生成する情報生成
    手段を備え、 前記出力手段が、前記出力伝送路及び前記出力圧縮パラ
    メータの対応関係と、前記情報生成手段で生成された前
    記対応情報とに基づいて、前記出力伝送路に、該出力伝
    送路に対応する前記符号量変換手段で生成された前記第
    2符号化信号を出力することを特徴とする圧縮符号化信
    号変換装置。
  18. 【請求項18】請求項16又は17に記載の圧縮符号化
    信号変換装置において、 前記第1符号化信号の圧縮パラメータである入力圧縮パ
    ラメータを、前記入力伝送路から入力された前記第1符
    号化信号に基づいて生成する入力圧縮パラメータ生成手
    段を備え、 前記出力手段が、前記入力圧縮パラメータ生成手段で生
    成された前記入力圧縮パラメータと重複する前記出力圧
    縮パラメータに対応する前記出力伝送路に、前記第1符
    号化信号を出力することを特徴とする圧縮符号化信号変
    換装置。
  19. 【請求項19】請求項16〜18の何れか1項に記載の
    圧縮符号化信号変換装置において、 前記間引手段が、間引き後の前記出力圧縮パラメータの
    種類が所定数以下となるように、前記出力圧縮パラメー
    タ生成手段で生成された前記出力圧縮パラメータのうち
    少なくとも1つの出力圧縮パラメータの値を変更し、間
    引くことを特徴とする圧縮符号化信号変換装置。
  20. 【請求項20】請求項19に記載の圧縮符号化信号変換
    装置において、 前記所定数を変更する変更手段を備えたことを特徴とす
    る圧縮符号化信号変換装置。
  21. 【請求項21】請求項14〜20の何れか1項に記載の
    圧縮符号化信号変換装置において、 前記入力手段が、前記第1符号化信号として音響・動画
    圧縮符号化ストリームを入力し、 前記出力手段が、前記第2符号化信号として音響・動画
    圧縮符号化ストリームを出力することを特徴とする圧縮
    符号化信号変換装置。
  22. 【請求項22】請求項21に記載の圧縮符号化信号変換
    装置において、 前記入力手段が、音響・動画圧縮符号化ストリームとし
    てMPEG−2トランスポートストリームを入力するこ
    とを特徴とする圧縮符号化信号変換装置。
  23. 【請求項23】請求項21又は22に記載の圧縮符号化
    信号変換装置において、 前記出力手段が、音響・動画圧縮符号化ストリームとし
    てMPEG−2トランスポートストリームを出力するこ
    とを特徴とする圧縮符号化信号変換装置。
  24. 【請求項24】請求項14〜20の何れか1項に記載の
    圧縮符号化信号変換装置において、 前記入力手段が、前記第1符号化信号として動画圧縮符
    号化ストリームを入力し、 前記出力手段が、前記第2符号化信号として動画圧縮符
    号化ストリームを出力することを特徴とする圧縮符号化
    信号変換装置。
  25. 【請求項25】請求項24に記載の圧縮符号化信号変換
    装置において、 前記入力手段が、動画圧縮符号化ストリームとしてMP
    EG−2ビデオビットストリームを入力することを特徴
    とする圧縮符号化信号変換装置。
  26. 【請求項26】請求項24又は25に記載の圧縮符号化
    信号変換装置において、 前記出力手段が、動画圧縮符号化ストリームとしてMP
    EG−2ビデオビットストリームを出力することを特徴
    とする圧縮符号化信号変換装置。
  27. 【請求項27】圧縮符号化された第1符号化信号を1つ
    の入力伝送路から入力する入力ステップと、 前記入力ステップで入力された前記第1符号化信号を入
    力し、入力した前記第1符号化信号から、該第1符号化
    信号の符号量より符号量が少ない第2符号化信号を生成
    する複数の符号量変換ステップと、 前記複数の符号量変換ステップで生成された前記第2符
    号化信号を、複数の出力伝送路に出力する出力ステップ
    とを備え、 前記入力ステップが、前記第1符号化信号を前記1つの
    入力伝送路から入力する際、前記第1符号化信号を前記
    複数の符号量変換ステップに共通して可変長復号した
    後、可変長復号した前記第1符号化信号を前記複数の符
    号量変換ステップ毎に分離して入力することを特徴とす
    る圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体。
  28. 【請求項28】請求項27に記載の圧縮符号化信号変換
    プログラムを記録した媒体において、 前記第1符号化信号が、複数の情報を含む信号であり、 前記入力ステップが、前記第1符号化信号を前記1つの
    入力伝送路から入力する際、前記第1符号化信号を前記
    複数の符号量変換ステップに共通して可変長復号した
    後、可変長復号した前記第1符号化信号を前記複数の符
    号量変換ステップに共通して前記複数の情報に分離し、
    前記複数の情報に分離した前記第1符号化信号を前記複
    数の符号量変換ステップ毎に分離して入力することを特
    徴とする圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒
    体。
  29. 【請求項29】圧縮符号化された第1符号化信号を1つ
    の入力伝送路から入力する入力ステップと、 前記入力ステップで入力された前記第1符号化信号を入
    力し、入力した前記第1符号化信号から、該第1符号化
    信号の符号量より符号量が少ない第2符号化信号を生成
    する複数の符号量変換ステップと、 前記複数の符号量変換ステップで生成された前記第2符
    号化信号を、前記複数の符号量変換ステップの数より伝
    送路数が多い複数の出力伝送路に割り当てて出力する出
    力ステップと、 前記第2符号化信号の圧縮パラメータである出力圧縮パ
    ラメータを、前記出力伝送路に割り当てられた前記第2
    符号化信号に基づいて、前記複数の出力伝送路毎に生成
    する出力圧縮パラメータ生成ステップと、 前記出力圧縮パラメータ生成ステップで生成された前記
    出力圧縮パラメータのうち重複する出力圧縮パラメータ
    を間引き、間引いた後の前記出力圧縮パラメータに前記
    符号量変換ステップを一対一に対応付ける間引ステップ
    とを備え、 前記符号量変換ステップが、前記間引ステップで対応付
    けられた前記出力圧縮パラメータに基づいて、前記第1
    符号化信号から前記第2符号化信号を生成し、 前記出力ステップが、前記出力伝送路に、該出力伝送路
    に対応する前記出力圧縮パラメータに基づいて生成され
    た前記第2符号化信号を出力することを特徴とする圧縮
    符号化信号変換プログラムを記録した媒体。
  30. 【請求項30】請求項29に記載の圧縮符号化信号変換
    プログラムを記録した媒体において、 前記間引ステップで対応付けられた前記出力圧縮パラメ
    ータ及び前記符号量変換ステップの対応情報を生成する
    情報生成ステップを備え、 前記出力ステップが、前記出力伝送路及び前記出力圧縮
    パラメータの対応関係と、前記情報生成ステップで生成
    された前記対応情報とに基づいて、前記出力伝送路に、
    該出力伝送路に対応する前記符号量変換ステップで生成
    された前記第2符号化信号を出力することを特徴とする
    圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体。
  31. 【請求項31】請求項29又は30に記載の圧縮符号化
    信号変換プログラムを記録した媒体において、 前記第1符号化信号の圧縮パラメータである入力圧縮パ
    ラメータを、前記入力伝送路から入力された前記第1符
    号化信号に基づいて生成する入力圧縮パラメータ生成ス
    テップを備え、 前記出力ステップが、前記入力圧縮パラメータ生成ステ
    ップで生成された前記入力圧縮パラメータと重複する前
    記出力圧縮パラメータに対応する前記出力伝送路に、前
    記第1符号化信号を出力することを特徴とする圧縮符号
    化信号変換プログラムを記録した媒体。
  32. 【請求項32】請求項29〜31の何れか1項に記載の
    圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体におい
    て、 前記間引ステップが、間引き後の前記出力圧縮パラメー
    タの種類が所定数以下となるように、前記出力圧縮パラ
    メータ生成ステップで生成された前記出力圧縮パラメー
    タのうち少なくとも1つの出力圧縮パラメータの値を変
    更し、間引くことを特徴とする圧縮符号化信号変換プロ
    グラムを記録した媒体。
  33. 【請求項33】請求項32に記載の圧縮符号化信号変換
    プログラムを記録した媒体において、 前記所定数を変更する変更ステップを備えたことを特徴
    とする圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体。
  34. 【請求項34】請求項27〜33の何れか1項に記載の
    圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体におい
    て、 前記入力ステップが、前記第1符号化信号として音響・
    動画圧縮符号化ストリームを入力し、 前記出力ステップが、前記第2符号化信号として音響・
    動画圧縮符号化ストリームを出力することを特徴とする
    圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体。
  35. 【請求項35】請求項34に記載の圧縮符号化信号変換
    プログラムを記録した媒体において、 前記入力ステップが、音響・動画圧縮符号化ストリーム
    としてMPEG−2トランスポートストリームを入力す
    ることを特徴とする圧縮符号化信号変換プログラムを記
    録した媒体。
  36. 【請求項36】請求項34又は35に記載の圧縮符号化
    信号変換プログラムを記録した媒体において、 前記出力ステップが、音響・動画圧縮符号化ストリーム
    としてMPEG−2トランスポートストリームを出力す
    ることを特徴とする圧縮符号化信号変換プログラムを記
    録した媒体。
  37. 【請求項37】請求項27〜33の何れか1項に記載の
    圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒体におい
    て、 前記入力ステップが、前記第1符号化信号として動画圧
    縮符号化ストリームを入力し、 前記出力ステップが、前記第2符号化信号として動画圧
    縮符号化ストリームを出力することを特徴とする圧縮符
    号化信号変換プログラムを記録した媒体。
  38. 【請求項38】請求項37に記載の圧縮符号化信号変換
    プログラムを記録した媒体において、 前記入力ステップが、動画圧縮符号化ストリームとして
    MPEG−2ビデオビットストリームを入力することを
    特徴とする圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒
    体。
  39. 【請求項39】請求項37又は38に記載の圧縮符号化
    信号変換プログラムを記録した媒体において、 前記出力ステップが、動画圧縮符号化ストリームとして
    MPEG−2ビデオビットストリームを出力することを
    特徴とする圧縮符号化信号変換プログラムを記録した媒
    体。
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WO2010073746A1 (ja) * 2008-12-25 2010-07-01 株式会社メガチップス トランスコーダ

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