JP2002223441A - 符号化信号分離・合成装置、符号化信号分離・合成方法および符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体 - Google Patents

符号化信号分離・合成装置、符号化信号分離・合成方法および符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体

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JP2002223441A
JP2002223441A JP2001197113A JP2001197113A JP2002223441A JP 2002223441 A JP2002223441 A JP 2002223441A JP 2001197113 A JP2001197113 A JP 2001197113A JP 2001197113 A JP2001197113 A JP 2001197113A JP 2002223441 A JP2002223441 A JP 2002223441A
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encoded signal
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Takeshi Hanamura
剛 花村
Isao Nagayoshi
功 永吉
Hiroyuki Kasai
裕之 笠井
Hideyoshi Tominaga
英義 富永
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Media Glue Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低レートのビットストリームの送受信におい
ても高品質な映像情報の提供を実現する。 【解決手段】 ストリーム分離装置1000により、高
レートな変換前MPEG−2ビットストリームを、低レ
ートな変換後MPEG−2ビットストリームと、双方の
差分情報を符号化した差分ビットストリームと、に分離
し、低速伝送路上でも快適な送受信を行い、ストリーム
合成装置2000で上記変換前MPEG−2ビットスト
リームと上記差分ビットストリームとを合成することに
より、上記変換前MPEG−2ビットストリームを復元
し、高品質な映像情報を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化信号分離・
合成装置、方法および分離・合成プログラムを記録した
媒体に関し、特に、符号量変換処理時に、変換前後間の
差分情報を作成し、変換された変換後情報から変換前の
映像情報の復元を実現する符号化信号分離・合成装置、
方法および分離・合成プログラムを記録した媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】動画像をディジタル化する技術におい
て、発生する膨大な情報量を圧縮して符号化するための
方式として、ディジタルビデオおよび付随するオーディ
オに対する符号化方式の標準規格ISO/IEC 13
818(通称、「MPEG−2」(Moving Pi
cture Expert Group Phase
2))がある。このようにして生成されたMPEG−2
の規格に準拠したビットストリーム(以後、「MPEG
−2ビットストリーム」と呼ぶ)は、通信やテレビジョ
ン放送など幅広い分野で使用されている。
【0003】MPEG−2ビットストリームは階層構造
を有し、最上位のシーケンスレイヤからGOP(Gro
up of Pictures)レイヤ、ピクチャレイ
ヤ、スライスレイヤ、マクロブロックレイヤおよびブロ
ックレイヤの順の各レイヤからなる。
【0004】MPEG−2においては、一連の複数の画
面から構成される動画像において、各画面を一旦フレー
ムメモリに保存し、フレーム間の差分を取ることによっ
て時間軸方向の冗長度を削減し、さらに、各フレームを
構成する複数の画素を離散コサイン変換(以後、「DC
T」と略す)等の直交変換処理を行うことにより空間軸
方向の冗長度を削減することにより、効率良い動画像圧
縮符号化を実現している。
【0005】符号化された信号は、復号器に送られて復
号され再生される。復号器では、画面を再生し第1のフ
レームメモリに保存し、差分情報に基づいて次に続くべ
き画面を予測し第2のフレームメモリに保存し、2つの
フレームからその間に挿入される画面をさらに予測し
て、一連の画面を構成し動画像を再生する。このような
手法は双方向予測と呼ばれる。
【0006】MPEG−2では、この双方向予測を実現
するために、Iピクチャ、PピクチャおよびBピクチャ
という3つのタイプを規定している。Iピクチャは、イ
ントラ符号化ピクチャの略であり、他のピクチャとは独
立して静止画として符号化される画面のことである。P
ピクチャは、順方向予測符号化ピクチャの略であり、時
間的に過去に位置するIまたはPピクチャに基づいて予
測符号化される画面のことである。Bピクチャは、双方
向予測符号化ピクチャの略であり、時間的に前後に位置
するIまたはPピクチャを用いて順方向、逆方向または
双方向のピクチャに基づいて予測符号化される画面のこ
とである。すなわち、IピクチャおよびPピクチャを先
に符号化処理した後、その間に挿入されるBピクチャが
符号化される。
【0007】符号化器で符号化されたMPEG−2ビッ
トストリームは、所定の転送速度で伝送路に送出され、
該伝送路上の復号器に入力されて復号され再生される。
しかしながら、動画像を符号化して発生する情報量は一
定ではない。特にシーンチェンジ時には、情報量は一気
に増大する。このように一定しない符号化信号を固定レ
ートの伝送路に送出するために、予め送信用バッファの
レベル以上の情報量が発生しないように符号化データの
レート制御を行う必要がある。
【0008】MPEG−2では、ISO/IEC JT
C1/SC29/WG11/N0400 Test M
odel 5 (April, 1993)(以後、
「TM5」と略す)にレート制御方式が記載されてい
る。
【0009】MPEG−2のTM5のレート制御では、
ステップ1で、まずピクチャタイプ毎にGOP内の未符
号化ピクチャに対する割り当て符号量Rに基づいてビッ
ト配分する。ステップ2で、マクロブロック単位に符号
化処理を行う際に使用する量子化スケールを、ビット配
分に基づいて算出した仮想バッファ占有量から算出す
る。
【0010】また、MPEG−2以外の圧縮フォーマッ
トを有する復号器や、異なる転送速度の伝送路に接続さ
れた復号器も多数存在するため、異なる圧縮フォーマッ
トや異なる転送速度にMPEG−2ビットストリームを
変換する動画圧縮符号化信号変換装置が必要となる。こ
れを実現するための装置が所謂トランスコーダである。
符号化器から伝送された画像圧縮符号化信号は、トラン
スコーダで適切な信号に変換され、各復号器に信号が供
給される。
【0011】図10に一般的な従来のトランスコーダ5
0の第1例を示す。従来のトランスコーダ50は、第1
ビットレートを有する第1伝送路(図示なし)に接続さ
れ、第1MPEG−2ビットストリームb1を入力する
可変長復号部(VLD)51と、逆量子化器53と、量
子化器55と、第2ビットレートを有する第2伝送路
(図示なし)に接続され、第2MPEG−2ビットスト
リームb2を出力するVLC57と、量子化器55で発
生する符号量を制御するレート制御部59と、を備えて
いる。第2ビットレートは第1ビットレートより低い転
送速度である。
【0012】VLD51および逆量子化器53によっ
て、第1MPEG−2ビットストリームb1をマクロブ
ロック単位にDCT係数領域まで復号し、量子化器55
およびVLC57によって、得られたDCT係数信号を
符号化して、第1MPEG−2ビットストリームより少
ない符号量を有する第2MPEG−2ビットストリーム
b2を生成するものである。
【0013】量子化器55における量子化処理では、D
CT変換で得られた係数を所定の量子化ステップで除算
する。これにより画像信号は圧縮される。この量子化ス
テップは、所定の量子化テーブルに含まれる複数の量子
化マトリクス値に量子化スケールを乗算して求められ
る。
【0014】トランスコーダ50では、第1MPEG−
2ビットストリームb1内のシーケンスレイヤ、GOP
レイヤ、ピクチャレイヤ、スライスレイヤおよびマクロ
ブロックレイヤの符号化情報を殆ど再利用する。基本的
にブロックレイヤのDCT係数の変換およびブロックレ
イヤの変換に伴い修正が必要なマクロブロックレイヤの
符号の変換の処理のみが行われる。
【0015】このように構成されたトランスコーダ50
において、レート制御部59はMPEG−2のTM5に
記載されているレート制御を行う。図11に従来のトラ
ンスコーダ50のレート制御処理のフローチャートを示
す。同図に示されるように、従来のレート制御処理はス
テップA1〜A14からなる。
【0016】ステップA1で、変数nを1に設定する。
ここで、変数nは、入力画像信号に含まれる複数のピク
チャに付けられた番号を示し、以後、n番目のピクチャ
をpic(n)と示す。
【0017】続くステップA2で、I、PおよびBピク
チャの複雑さを示す指標Xi、XpおよびXbを下記の式
(a1)、式(a2)および式(a3)により算出す
る。
【0018】 Xi=Si×Qi …式(a1)
【0019】 Xp=Sp×Qp …式(a2)
【0020】 Xb=Sb×Qb …式(a3)
【0021】ここで、Si、SpおよびSbはそれぞれ
I、PおよびBピクチャの発生符号量であり、Qi、Qp
およびQbは、それぞれI、PおよびBピクチャ内の全
マクロブロックの量子化スケールコードの平均値である
平均量子化パラメータである。ただし、平均量子化パラ
メータは1〜31の範囲に正規化されている。
【0022】この画面の複雑さ指標Xi、XpおよびXb
は、符号化情報量が多く発生するような画像、すなわち
低い圧縮率の画像に対して大きくなり、逆に高い圧縮率
の画像に対しては小さくなる。
【0023】また、I、PおよびBピクチャの画面の複
雑さを示すパラメータXi、XpおよびXbの初期値は、
次式(a4)、式(a5)および式(a6)でそれぞれ
与えられる。
【0024】 Xi=160×target_Bitrate/115 …式(a4)
【0025】 Xp=60×target_Bitrate/115 …式(a5)
【0026】 Xb=42×target_Bitrate/115 …式(a6)
【0027】ここで、target_Bitrateは、トランスコー
ダ50の目標ビットレートである。
【0028】続くステップA3で、GOP内のI、Pお
よびBピクチャに対する割り当て符号量Ti、Tpおよび
Tbを、次式(a7)、式(a8)および式(a9)に
よりそれぞれ算出する。ただし、NpおよびNbは、そ
れぞれGOP内の未符号化のPおよびBピクチャの数を
示す。
【数1】 ここで、KpおよびKbは、Iピクチャの量子化スケー
ルコードを基準としたPおよびBピクチャの量子化スケ
ールコードの比率を示し、Kp=1.0およびKb=1.
4になる場合に、常に全体の画質が最適化されると仮定
する。
【0029】続くステップA4で、変数nが1か否かの
判定がなされる。すなわち、符号化対象のピクチャが1
番目のピクチャpic(1)か否かの判定がなされる。1番目
のピクチャの場合、ステップA5へ進み、1番目のピク
チャでない場合はステップA6へ進む。ステップA5で
は、次式(a10)によりGOP内の一番初めのピクチ
ャpic(1)を符号化する時のGOP内の未符号化ピクチャ
に対する割り当て符号量Rを求める。
【0030】 R=target_Bitrate×N/picture_rate+R …式(a10)
【0031】ここで、NはGOP内のピクチャの総数、
picture_rateは、入力画像の時間解像度を示す値であ
り、1秒間に復号され表示される画面の枚数を示す。
【0032】ステップA6では、GOP内の未符号化ピ
クチャに対する割り当て符号量Rを(n−1)番目のピ
クチャpic(n-1)が符号化された時のI、PおよびBピク
チャの発生符号量Si、SpまたはSbに基づいて、次式
(a11)、式(a12)および式(a13)の何れか
により更新する。
【0033】 R=R−Si …式(a11)
【0034】 R=R−Sp …式(a12)
【0035】 R=R−Sb …式(a13)
【0036】ステップA5およびA6はともにステップ
A7へ進み、変数jに1を設定する。ここで、変数j
は、1ピクチャ内の複数のマクロブロックに付けられた
番号を示し、以後、j番目のマクロブロックをMB(j)と
示す。
【0037】続くステップA8で、I、PおよびBピク
チャ内のj番目のマクロブロックMB(j)を符号化する時
の仮想バッファの占有量di(j)、dp(j)およびdb(j)が
次式(a14)、式(a15)および式(a16)によ
りそれぞれ算出される。
【数2】 ここで、B(j-1)は、(j−1)番目のマクロブロックM
B(j-1)までの全マクロブロックの発生符号量である。
【0038】また、di(0)、dp(0)およびdb(0)は、そ
れぞれI、PおよびBピクチャの仮想バッファ占有量の
初期値であり、次式(a17)、式(a18)および式
(a19)でそれぞれ与えられる。
【0039】 di(0)=10×r/31 …式(a17)
【0040】 dp(0)=Kp×di(0) …式(a18)
【0041】 db(0)=Kb×di(0) …式(a19)
【0042】ここで、rはリアクションパラメータと呼
ばれ、下記の式(a20)で示され、フィードバックル
ープの応答速度を制御する。
【0043】 r=2×target_Bitrate/picture_rate …式(a20)
【0044】また、I、PおよびBピクチャ符号化終了
時の仮想バッファ占有量、すなわちNMB番目のマクロ
ブロックMB(NMB)を符号化したときの仮想バッファ占有
量di(NMB)、dp(NMB)およびdb(NMB)は、ピクチャタイ
プ毎に、次回符号化する時の仮想バッファ占有量の初期
値di(0)、dp(0)およびdb(0)として用いられる。
【0045】続くステップA9で、上記の仮想バッファ
の占有量d(j)に基づいて、各ピクチャ毎にj番目のマ
クロブロックMB(j)に対する量子化スケールコードQ(j)
を次式(a21)により求める。
【0046】 Q(j)=d(j)×31/r …式(a21)
【0047】続くステップA10で、ステップA9で算
出された量子化スケールコードQ(j)を使用してj番目
のマクロブロックMB(j)を量子化する。続くステップA
11で、変数jをインクリメントして、ステップA12
へ進み、変数jがマクロブロック総数NMBを超えてい
るか否かの判定をする。ここで、NMBはn番目のピク
チャpic(n)内に含まれるマクロブロックの総数である。
変数jがマクロブロック総数NMBを超えていない場合
は、ステップA8へ戻り、変数jがマクロブロック総数
NMBを超えている場合は、ステップA13へ進む。
【0048】このようにして、変数jは、ステップA8
〜A11の符号化処理を繰り返すためのループカウンタ
としても使用される。これにより、n番目のピクチャpi
c(n)内の1番目のマクロブロックMB(1)からNMB番目
のマクロブロックMB(NMB)まで全てのマクロブロックに
対して順次符号化処理を行うことができる。
【0049】ステップA13で、変数nをインクリメン
トして、ステップA14へ進み、変数nが符号化対象の
ピクチャ総数NPICを超えているか否かの判定をす
る。ここで、変数nがピクチャ総数NPICを超えてい
ない場合は、ステップA2へ戻り、変数nがピクチャ総
数NPICを超えている場合は、本処理を終了する。
【0050】このように第1のトランスコーダ50で
は、IおよびPピクチャ周期などのような画像構造に関
する情報を持ち得ないために、図11に示されたTM5
のレート制御のような、画像GOP構造などの情報に基
づいてビット配分を行う方法は、入力画像構造を仮定し
なければ行うことができない。
【0051】そこで、GOP構造を仮定せずにレート制
御を行う方法を採用した例として、図12に示される第
2の従来のトランスコーダ60がある。同図に示される
ように、第2の従来のトランスコーダ60は、上記第1
の従来のトランスコーダ50の構成に加えて、遅延回路
61と、ビットレート比率計算部63と、入力符号量積
算部65と、差分符号量計算部67と、目標出力符号量
更新部69と、量子化スケールコード算出部71と、を
備えている。
【0052】このように構成されたトランスコーダ60
の処理の流れを図13に示す。同図に示されるように、
トランスコーダ60の処理は、ステップB1〜B13か
らなる。ステップB6〜B13は、上記第1従来例に示
されたレート処理のステップA7〜A14と同じであ
る。但し、ステップB7では、目標出力符号量更新部6
9で算出された目標出力符号量Toutに基づいて、仮想
バッファ占有量の算出がなされる。
【0053】また、同様にGOP構造を仮定せずにレー
ト制御を行う方法を採用した別の例として、図14およ
び図15に従来のトランスコーダの第3例を示す。図1
4に示されるように、第3の従来のトランスコーダ80
は、第1ビットレートを有する第1伝送路に接続され、
入力ビットストリームb3を入力するVLD81と、第
1の従来のトランスコーダ50と同じ、逆量子化器53
と、量子化器55と、VLC57と、を含み、図12の
トランスコーダ60と同じビットレート比率計算部63
と、差分符号量計算部67と、を含み、さらに、目標出
力符号量更新部83と、量子化スケールコード算出部8
5と、を備えている。
【0054】第3の従来のトランスコーダ80では、ビ
ットストリームb3に予め符号量を情報として記述して
おき、その情報に基づいてレート制御を行うものであ
る。
【0055】しかしながら、トランスコーダは符号化処
理後の信号を対象としているために、符号化前の元の信
号は知ることはできない。したがって、符号量制御にお
いては、トランスコード処理後の画像自身の歪みではな
く、再量子化処理によって新たに発生する歪みに着目し
て、この歪みを抑制することにより、画質の低下を抑制
しながら符号量の削減を実現しなければならない。
【0056】そこで、本願出願人は、先に特願平11−
278867号を出願した。
【0057】この特願平11−278867号に記載し
たものは、復号量子化パラメータおよび再量子化パラメ
ータに依存した再量子化レート歪み関数を考慮すること
により、復号量子化パラメータ、および前段で算出され
た量子化パラメータに基づいて最適な量子化パラメータ
の算出を実現する動画像圧縮符号化信号変換方法、装置
および変換プログラムを記録した媒体である。
【0058】このものは、逆量子化を行う逆量子化器
と、再量子化を行う量子化器と、を備えたトランスコー
ダにおいて、入力量子化パラメータに基づくレート歪み
関数を考慮し、量子化パラメータを切り換える量子化パ
ラメータ切り換え部を設けることにより、量子化係数領
域データから再量子化係数領域データへの変換時におけ
る誤差を極力抑えることができる。
【0059】このように、トランスコーダは様々な利用
環境に適した形へのビットストリーム変換を実現する処
理器である。
【0060】ところで、最低限の品質を保証した基本と
なる映像信号を提供する基本階層と、高品位な映像信号
を提供する高位階層という形に映像信号を分けて符号化
する方式として、データパーティショニングとSNRス
ケーラビリティがある。
【0061】データパーティショニングは、符号化され
るDCT係数を低周波部と高周波部に分離して、別々の
ビットストリームとして符号化する方式である。低周波
部はそれ自身で映像信号を表現できるが、高周波部は低
周波部と組み合わせる形で利用され、低周波部に付加し
て復号することにより高品位な映像の再生を実現する。
【0062】SNRスケーラビリティは、基準となる低
SNR映像(基本階層)と、同一の解像度のもとで基準
映像の品質を向上させるための補助信号(高位階層)と
して階層符号化する方式である。基本階層信号は、量子
化器で粗く量子化されて低SNRのビットストリームと
して生成される。この低SNR信号は、逆量子化を経
て、粗く量子化されたDCT係数の再生値が生成され
る。このあと、この再生DCT係数値と量子化前のDC
T係数値との差分をとり、この差分信号を細かく量子化
して高位階層信号として出力する。高位階層信号は、低
SNR信号(基本階層信号)に足し込むことで高SNR
信号を得るための付加情報である。
【0063】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記で
述べたような変換処理は、QoSレベルを下げる方向へ
の変換である。その中でも、ビットレート削減を行うト
ランスコーダは、入力ビットストリームを可変長復号、
逆量子化して得られるDCT係数を逆量子化時よりも粗
いステップサイズで再量子化することで、符号量の削減
を実現する。
【0064】これらのトランスコーダは一方向のみの変
換であるから、後で変換前のQoSレベルが必要となっ
たときに、トランスコード処理後のビットストリームか
ら元の変換前のビットストリームを生成することは不可
能である。
【0065】また、データパーティショニングは、符号
化の段階で分離されたビットストリームを生成するが、
非階層のMP@ML準拠のMPEG−2ビットストリー
ムを入力として上記の機能を実現する方法はまだ確立さ
れていない。また、トランスコーダの出力部分(符号化
部分)にデータパーティショニング符号化方式を適用し
たとしても、出力ビットストリームはデータパーティシ
ョニングに基づくシンタックスであるので、復号するた
めにはデータパーティショニングに対応した専用のデコ
ーダが必要とされ、MP@ML準拠の復号器では復号で
きないという問題がある。というのも、データパーティ
ショニングのシンタックスでは、低周波係数と高周波係
数との境界を決めるためのPriority_break_point符号が
規定されているが、これにより復号器がPriority_break
_pointを認識可能である必要がある。また、低周波側の
ビットストリームにはEOB符号は存在していないた
め、MP@ML準拠の復号器では再生不可能である。
【0066】また、SNRスケーラビリティ技術は、デ
ータパーティショニングと同様に、符号化の段階で基本
階層と高位階層のビットストリームを生成する処理であ
る。そして、これを実現するためにはスケーラビリティ
に対応した専用の符号化器/復号器が必要となる。ま
た、SNRスケーラビリティ対応の符号化器/復号器
は、基本階層と高位階層の双方で、並列的に処理を行う
機構を要求するため、処理器の構成が複雑になるという
問題がある。さらに、SNRスケーラビリティ対応の復
号器は双方のビットストリームを受け取ることは可能で
あるが、復号器から得られる出力信号は復号再生映像そ
のものでありビットストリームではない。したがって、
スケーラビリティは、双方のビットストリームから新た
にビットストリームを生成するときには再度符号化処理
を行う必要がある。
【0067】データパーティショニングやスケーラビリ
ティが通常の符号化器/復号器で再生できず、専用の機
能を要求してしまうのは、上記のように、専用の処理を
符号化器および復号器で行おうとしているからである。
【0068】そこで、本発明では、分離装置によりMP
EG−2ビットストリームを入力とし、従来のトランス
コーダによって変換され出力されるMPEG−2ビット
ストリームを出力するとともに、変換前後間の差分情報
を生成し出力して、合成装置によりMPEG−2ビット
ストリームと、変換前後間の差分情報とを入力して、合
成処理を行い出力することにより、変換前と同等のMP
EG−2ビットストリームを得ることができ、低レート
で低品質なMPEG−2ビットストリームだけを受信し
ておき、必要に応じて差分情報を受信することにより、
レート削減前の高品質なMPEG−2ビットストリーム
を得ることができる。
【0069】また、分離器による変換後のMPEG−2
ビットストリームのみを受信する場合においては、スケ
ーラビリティやデータパーティショニングのように特別
な機能を必要とせず、従来の処理機能を備えていればよ
く、復号処理やトランスコードを行うことができる。
【0070】また、本発明では、分離、合成処理を最適
に行うことにより、映像情報の早期把握や狭帯域通信回
線を利用しての放送品質映像の提供、蓄積容量を節約し
ての高品質映像再生を実現する符号化信号分離・合成装
置、方法および分離・合成プログラムを記録した媒体を
提供するものである。
【0071】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、符号化信号を入力して複数の
符号化信号に分離する符号化信号分離装置と、複数の符
号化信号を入力して1つの符号化信号に合成する符号化
信号合成装置と、を備えた符号化信号分離・合成装置に
おいて、
【0072】前記符号化信号分離装置が、複数の画像情
報から構成される動画像を符号化した第1符号化信号に
符号量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する符号
化信号変換手段と、前記第1符号化信号と前記第2符号
化信号の生成情報とから、前記第1符号化信号と前記第
2符号化信号との差分情報である差分符号化信号を生成
する差分符号化信号生成手段と、前記いずれかの符号化
信号を記憶させる分離器記憶手段と、前記いずれかの符
号化信号を送信する第1送信手段と、を備え、
【0073】前記符号化信号合成装置が、前記第1送信
手段で送信した前記符号化信号を受信する第1受信手段
と、前記いずれかの符号化信号を記憶させる合成器記憶
手段と、前記符号化信号分離装置から受信する前記符号
化信号を選択する受信符号化信号選択手段と、該受信符
号化信号選択手段で選択された符号化信号の送信要求を
送信する送信要求送信手段と、を備え、
【0074】さらに、前記符号化信号分離装置が、前記
送信要求送信手段で送信した前記送信要求を受信する送
信要求受信手段と、前記分離器記憶手段で記憶した符号
化信号から、前記送信要求に基づいて、対応する符号化
信号を抽出する符号化信号抽出手段と、前記抽出された
符号化信号を送信する第2送信手段と、を備え、
【0075】前記符号化信号合成装置が、前記第2送信
手段で送信した符号化信号を受信する第2受信手段と、
該第2受信手段で受信した符号化信号と合成する符号化
信号を、前記合成器記憶手段で記憶した符号化信号から
抽出する合成器符号化信号抽出手段と、前記第2符号化
信号と、前記差分符号化信号と、を合成して、前記第1
符号化信号と同等の復元第1符号化信号を合成する合成
手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0076】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載の符号化信号分離・合成装置にお
いて、前記符号化信号分離装置の前記分離器記憶手段
が、前記差分符号化信号生成手段で生成された差分符号
化信号を記憶し、前記第1送信手段が、前記符号化信号
変換手段で変換された第2符号化信号を送信し、前記符
号化信号合成装置の前記第1受信手段が、前記第2符号
化信号を受信し、前記合成器記憶手段が、前記受信した
第2符号化信号を記憶し、前記送信要求送信手段が、前
記記憶された第2符号化信号に対応する差分符号化信号
の送信要求を送信し、
【0077】前記符号化信号分離装置の前記送信要求受
信手段が、前記差分符号化信号の送信要求を受信し、前
記符号化信号抽出手段が、前記差分符号化信号の送信要
求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号から、前
記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽出し、
前記第2送信手段が、前記抽出された差分符号化信号を
送信し、前記符号化信号合成装置の前記第2受信手段
が、前記抽出された差分符号化信号を受信し、前記合成
手段が、前記合成器記憶手段で記憶した第2符号化信号
と、前記第2受信手段が受信した差分符号化信号と、を
合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成
することを特徴とするものである。
【0078】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項2記載の符号化信号分離・合成装置にお
いて、前記符号化信号合成装置が、前記第1受信手段で
受信した第2符号化信号を復号する第2符号化信号復号
手段を備えたことを特徴とするものである。
【0079】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項2または3記載の符号化信号分離・合成
装置において、前記符号化信号合成装置が、前記合成器
記憶手段で記憶した前記第2符号化信号を編集し、前記
第2符号化信号中の所望の範囲を選択し、該選択した第
2符号化信号を抽出する編集手段を備え、前記送信要求
送信手段が、前記編集した第2符号化信号に対応する差
分符号化信号の送信要求を送信し、前記合成手段が、前
記編集された第2符号化信号と、前記受信した差分符号
化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号
化信号を合成することを特徴とするものである。
【0080】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載の符号化信号分離・合成装置にお
いて、前記符号化信号分離装置の前記分離器記憶手段
が、前記符号化信号変換手段で変換された第2符号化信
号を記憶し、前記第1送信手段が、前記差分符号化信号
生成手段で生成された差分符号化信号を送信し、前記符
号化信号合成装置の前記第1受信手段が、前記差分符号
化信号を受信し、前記合成器記憶手段が、前記受信した
差分符号化信号を記憶し、前記送信要求送信手段が、前
記第2符号化信号の所望の範囲を指定して、該指定され
た範囲の前記第2符号化信号の送信要求を送信し、
【0081】前記符号化信号分離装置の前記送信要求受
信手段が、前記第2符号化信号の送信要求を受信し、前
記符号化信号抽出手段が、前記第2符号化信号の送信要
求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号から、前
記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、前記第2
送信手段が、前記抽出された第2符号化信号を送信し、
前記符号化信号合成装置の前記第2受信手段が、前記抽
出された第2符号化信号を受信し、前記合成手段が、前
記第2受信手段で受信した第2符号化信号と、前記受信
した第2符号化信号に対応する差分符号化信号と、を合
成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成す
ることを特徴とするものである。
【0082】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項5記載の符号化信号分離・合成装置にお
いて、前記符号化信号分離装置の前記第1送信手段が、
前記差分符号化信号を放送手段により送信することを特
徴とするものである。
【0083】請求項7記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項2から6のいずれか1項に記載の符号化
信号分離・合成装置において、前記符号化信号合成装置
が、前記合成手段で合成した前記復元第1符号化信号を
記憶する復元第1符号化信号記憶手段を備えたことを特
徴とするものである。
【0084】請求項8記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載の符号化信号分離・合成装置にお
いて、前記符号化信号合成装置が、前記第1受信手段で
受信した符号化信号を復号する復号手段と、前記第1符
号化信号に符号量変換処理を行い、前記第2符号化信号
に変換する合成器符号化信号変換手段と、を備え、
【0085】前記符号化信号分離装置の前記第1送信手
段が、前記第1符号化信号を送信し、前記分離器記憶手
段が、前記差分符号化信号生成手段で生成された差分符
号化信号を記憶し、前記符号化信号合成装置の前記第1
受信手段が、前記第1符号化信号を受信し、前記復号手
段が、前記第1受信手段で受信した第1符号化信号を復
号し、前記合成器符号化信号変換手段が、前記第1受信
手段で受信した第1符号化信号に符号量変換処理を行
い、前記第2符号化信号に変換し、前記合成器記憶手段
が、前記合成器符号化信号変換手段で符号量変換された
前記第2符号化信号を記憶し、前記送信要求送信手段
が、前記記憶された第2符号化信号に対応する差分符号
化信号の送信要求を送信し、
【0086】前記符号化信号分離装置の前記送信要求受
信手段が、前記差分符号化信号の送信要求を受信し、前
記符号化信号抽出手段が、前記差分符号化信号の送信要
求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号から、前
記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽出し、
前記第2送信手段が、前記抽出された差分符号化信号を
送信し、前記符号化信号合成装置の前記第2受信手段
が、前記抽出された差分符号化信号を受信し、前記合成
手段が、前記合成器記憶手段で記憶した第2符号化信号
と、前記第2受信手段が受信した差分符号化信号と、を
合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成
することを特徴とするものである。
【0087】請求項9記載の発明は、上記課題を解決す
るため、請求項1記載の符号化信号分離・合成装置にお
いて、前記符号化信号合成装置が、前記第1受信手段で
受信した符号化信号を復号する復号手段と、前記第1符
号化信号から前記差分符号化信号を生成する合成器差分
符号化信号生成手段と、を備え、
【0088】前記符号化信号分離装置の前記第1送信手
段が、前記第1符号化信号を送信し、前記分離器記憶手
段が、前記符号化信号変換手段で変換された第2符号化
信号を記憶し、前記符号化信号合成装置の前記第1受信
手段が、前記第1符号化信号を受信し、前記復号手段
が、前記第1受信手段で受信した第1符号化信号を復号
し、前記合成器差分符号化信号生成手段が、前記第1受
信手段で受信した第1符号化信号から、前記差分符号化
信号を生成し、前記合成器記憶手段が、前記合成器差分
符号化信号生成手段で生成された前記差分符号化信号を
記憶し、前記送信要求送信手段が、前記第2符号化信号
の所望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2
符号化信号の送信要求を送信し、
【0089】前記符号化信号分離装置の前記送信要求受
信手段が、前記第2符号化信号の送信要求を受信し、前
記符号化信号抽出手段が、前記第2符号化信号の送信要
求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号から、前
記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、前記第2
送信手段が、前記抽出された第2符号化信号を送信し、
前記符号化信号合成装置の前記第2受信手段が、前記抽
出された第2符号化信号を受信し、前記合成手段が、前
記第2受信手段で受信した第2符号化信号と、前記受信
した第2符号化信号に対応する差分符号化信号と、を合
成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成す
ることを特徴とするものである。
【0090】請求項10記載の発明は、上記課題を解決
するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に分
離する符号化信号分離装置において、複数の画像情報か
ら構成される動画像を符号化した第1符号化信号に符号
量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する符号化信
号変換手段と、前記第1符号化信号と前記第2符号化信
号の生成情報とから、前記第1符号化信号と前記第2符
号化信号との差分情報である差分符号化信号を生成する
差分符号化信号生成手段と、前記いずれかの符号化信号
を記憶させる分離器記憶手段と、前記いずれかの符号化
信号を送信する第1送信手段と、前記いずれかの符号化
信号の送信要求を受信する送信要求受信手段と、前記分
離器記憶手段で記憶した符号化信号から、前記送信要求
に基づいて、対応する符号化信号を抽出する符号化信号
抽出手段と、前記抽出された符号化信号を送信する第2
送信手段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0091】請求項11記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項10記載の符号化信号分離装置におい
て、前記分離器記憶手段が、前記差分符号化信号生成手
段で生成された差分符号化信号を記憶し、前記第1送信
手段が、前記符号化信号変換手段で変換された第2符号
化信号を送信し、前記送信要求受信手段が、所定の範囲
の前記第2符号化信号に対応する差分符号化信号の送信
要求を受信し、前記符号化信号抽出手段が、前記差分符
号化信号の送信要求に基づいて、前記記憶された差分符
号化信号から、前記第2符号化信号に対応した差分符号
化信号を抽出し、前記第2送信手段が、前記抽出された
差分符号化信号を送信することを特徴とするものであ
る。
【0092】請求項12記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項11記載の符号化信号分離装置におい
て、前記送信要求送信手段が、前記第2符号化信号に編
集処理を行った編集部に対応する差分符号化信号の送信
要求を受信し、前記符号化信号抽出手段が、前記差分符
号化信号の送信要求に基づいて、前記第2符号化信号の
編集部のみを抽出し、前記第2送信手段が、前記抽出さ
れた第2符号化信号の編集部を送信することを特徴とす
るものである。
【0093】請求項13記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項10記載の符号化信号分離装置におい
て、前記分離器記憶手段が、前記符号化信号変換手段で
変換された第2符号化信号を記憶し、前記第1送信手段
が、前記差分符号化信号生成手段で生成された差分符号
化信号を送信し、前記送信要求受信手段が、所定の範囲
の前記第2符号化信号の送信要求を受信し、前記符号化
信号抽出手段が、前記第2符号化信号の送信要求に基づ
いて、前記記憶された第2符号化信号から、前記指定さ
れた範囲の第2符号化信号を抽出し、前記第2送信手段
が、前記抽出された第2符号化信号を送信することを特
徴とするものである。
【0094】請求項14記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項13記載の符号化信号分離装置におい
て、前記第1送信手段が、前記差分符号化信号を放送手
段により送信することを特徴とするものである。
【0095】請求項15記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項10記載の符号化信号分離装置におい
て、前記第1送信手段が、前記第1符号化信号を送信
し、前記分離器記憶手段が、前記差分符号化信号生成手
段で生成された差分符号化信号を記憶し、前記送信要求
受信手段が、所定の範囲の前記第2符号化信号に対する
差分符号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽
出手段が、前記差分符号化信号の送信要求に基づいて、
前記記憶された差分符号化信号から、前記第2符号化信
号に対応した差分符号化信号を抽出し、前記第2送信手
段が、前記抽出された差分符号化信号を送信することを
特徴とするものである。
【0096】請求項16記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項10記載の符号化信号分離装置におい
て、前記第1送信手段が、前記第1符号化信号を送信
し、前記分離器記憶手段が、前記符号化信号変換手段で
変換された第2符号化信号を記憶し、前記送信要求受信
手段が、所定の範囲の前記第2符号化信号の送信要求を
受信し、前記符号化信号抽出手段が、前記第2符号化信
号の送信要求に基づいて、前記記憶された第2符号化信
号から、前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出
し、前記第2送信手段が、前記抽出された第2符号化信
号を送信することを特徴とするものである。
【0097】請求項17記載の発明は、上記課題を解決
するため、複数の符号化信号を入力して1つの符号化信
号に合成する符号化信号合成装置において、複数の画像
情報から構成される動画像を符号化した第1符号化信号
と、前記第1符号化信号に符号量変換処理を行った第2
符号化信号と、前記第1符号化信号と前記第2符号化信
号との差分情報である差分符号化信号と、の中からいず
れかの符号化信号を受信する第1受信手段と、前記いず
れかの符号化信号を記憶させる合成器記憶手段と、受信
する前記符号化信号を選択する受信符号化信号選択手段
と、該受信符号化信号選択手段で選択された符号化信号
の送信要求を送信する送信要求送信手段と、前記送信要
求に応答した符号化信号を受信する第2受信手段と、該
第2受信手段で受信した符号化信号と合成する符号化信
号を、前記合成器記憶手段で記憶した符号化信号から抽
出する合成器符号化信号抽出手段と、前記第2符号化信
号と、前記差分符号化信号と、を合成して、前記第1符
号化信号と同等の復元第1符号化信号を合成する合成手
段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0098】請求項18記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項17記載の符号化信号合成装置におい
て、前記第1受信手段が、前記第2符号化信号を受信
し、前記合成器記憶手段が、前記受信した第2符号化信
号を記憶し、前記送信要求送信手段が、前記記憶された
第2符号化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を
送信し、前記第2受信手段が、前記送信要求に応答した
差分符号化信号を受信し、前記合成手段が、前記合成器
記憶手段で記憶した第2符号化信号と、前記第2受信手
段が受信した差分符号化信号と、を合成して、所望の範
囲の前記復元第1符号化信号を合成することを特徴とす
るものである。
【0099】請求項19記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項18記載の符号化信号合成装置におい
て、前記第1受信手段で受信した第2符号化信号を復号
する第2符号化信号復号手段を備えたことを特徴とする
ものである。
【0100】請求項20記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項18または19記載の符号化信号合成
装置において、前記合成器記憶手段で記憶した前記第2
符号化信号を編集し、前記第2符号化信号中の所望の範
囲を選択し、該選択した第2符号化信号を抽出する編集
手段を備え、前記送信要求送信手段が、前記編集した第
2符号化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送
信し、前記合成手段が、前記編集された第2符号化信号
と、前記受信した差分符号化信号と、を合成して、所望
の範囲の前記復元第1符号化信号を合成することを特徴
とするものである。
【0101】請求項21記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項17記載の符号化信号合成装置におい
て、前記第1受信手段が、前記差分符号化信号を受信
し、前記合成器記憶手段が、前記受信した差分符号化信
号を記憶し、前記送信要求送信手段が、前記第2符号化
信号の所望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記
第2符号化信号の送信要求を送信し、前記第2受信手段
が、前記送信要求に応答した第2符号化信号を受信し、
前記合成手段が、前記第2受信手段で受信した第2符号
化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応する差分
符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1
符号化信号を合成することを特徴とするものである。
【0102】請求項22記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項21記載の符号化信号合成装置におい
て、前記第1受信手段が、前記差分符号化信号を放送手
段により受信することを特徴とするものである。
【0103】請求項23記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項18から22のいずれか1項に記載の
符号化信号合成装置において、前記合成手段で合成した
前記復元第1符号化信号を記憶する復元第1符号化信号
記憶手段を備えたことを特徴とするものである。
【0104】請求項24記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項17記載の符号化信号合成装置におい
て、前記第1受信手段で受信した符号化信号を復号する
復号手段と、前記第1符号化信号に符号量変換処理を行
い、前記第2符号化信号に変換する合成器符号化信号変
換手段と、を備え、前記第1受信手段が、前記第1符号
化信号を受信し、前記復号手段が、前記第1受信手段で
受信した第1符号化信号を復号し、前記合成器符号化信
号変換手段が、前記第1受信手段で受信した第1符号化
信号に符号量変換処理を行い、前記第2符号化信号に変
換し、前記合成器記憶手段が、前記合成器符号化信号変
換手段で符号量変換された前記第2符号化信号を記憶
し、前記送信要求送信手段が、前記記憶された第2符号
化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、
前記第2受信手段が、前記送信要求に応答した差分符号
化信号を受信し、前記合成手段が、前記合成器記憶手段
で記憶した第2符号化信号と、前記第2受信手段が受信
した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
復元第1符号化信号を合成することを特徴とするもので
ある。
【0105】請求項25記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項17記載の符号化信号合成装置におい
て、前記第1受信手段で受信した符号化信号を復号する
復号手段と、前記第1符号化信号から前記差分符号化信
号を生成する合成器差分符号化信号生成手段と、を備
え、前記第1受信手段が、前記第1符号化信号を受信
し、前記復号手段が、前記第1受信手段で受信した第1
符号化信号を復号し、前記合成器差分符号化信号生成手
段が、前記第1受信手段で受信した第1符号化信号か
ら、前記差分符号化信号を生成し、前記合成器記憶手段
が、前記合成器差分符号化信号生成手段で生成された前
記差分符号化信号を記憶し、前記送信要求送信手段が、
前記第2符号化信号の所望の範囲を指定して、該指定さ
れた範囲の前記第2符号化信号の送信要求を送信し、前
記第2受信手段が、前記送信要求に応答した第2符号化
信号を受信し、前記合成手段が、前記第2受信手段で受
信した第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号
に対応する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲
の前記復元第1符号化信号を合成することを特徴とする
ものである。
【0106】請求項26記載の発明は、上記課題を解決
するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に分
離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を入力
して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装置
と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合成を
行う符号化信号分離・合成方法において、
【0107】複数の画像情報から構成される動画像を符
号化した第1符号化信号に符号量変換処理を行い、第2
符号化信号に変換する符号化信号変換ステップと、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とか
ら、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分
情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号生
成ステップと、前記符号化信号分離装置に前記いずれか
の符号化信号を記憶させる分離器記憶ステップと、前記
符号化信号分離装置から前記いずれかの符号化信号を送
信する第1送信ステップと、
【0108】前記符号化信号合成装置で前記第1送信ス
テップで送信した前記符号化信号を受信する第1受信ス
テップと、前記符号化信号合成装置に前記いずれかの符
号化信号を記憶させる合成器記憶ステップと、前記符号
化信号分離装置から前記符号化信号合成装置に受信させ
る前記符号化信号を選択する受信符号化信号選択ステッ
プと、該受信符号化信号選択ステップで選択された符号
化信号の送信要求を、前記符号化信号合成装置から送信
する送信要求送信ステップと、
【0109】前記符号化信号分離装置で前記送信要求送
信ステップで送信した前記送信要求を受信する送信要求
受信ステップと、前記分離器記憶ステップで記憶した符
号化信号から、前記送信要求に基づいて、対応する符号
化信号を抽出する符号化信号抽出ステップと、前記符号
化信号分離装置から前記抽出された符号化信号を送信す
る第2送信ステップと、
【0110】前記符号化信号合成装置で前記第2送信ス
テップで送信した符号化信号を受信する第2受信ステッ
プと、該第2受信ステップで受信した符号化信号と合成
する符号化信号を、前記合成器記憶ステップで記憶した
符号化信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップ
と、前記符号化信号合成装置で前記第2符号化信号と、
前記差分符号化信号と、を合成して、前記第1符号化信
号と同等の復元第1符号化信号を合成する合成ステップ
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0111】請求項27記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項26記載の符号化信号分離・合成方法
において、前記分離器記憶ステップが、前記差分符号化
信号生成ステップで生成された差分符号化信号を記憶
し、前記第1送信ステップが、前記符号化信号変換ステ
ップで変換された第2符号化信号を送信し、前記第1受
信ステップが、前記第2符号化信号を受信し、前記合成
器記憶ステップが、前記受信した第2符号化信号を記憶
し、前記送信要求送信ステップが、前記記憶された第2
符号化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信
し、
【0112】前記送信要求受信ステップが、前記差分符
号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出ステ
ップが、前記差分符号化信号の送信要求に基づいて、前
記記憶された差分符号化信号から、前記第2符号化信号
に対応した差分符号化信号を抽出し、前記第2送信ステ
ップが、前記抽出された差分符号化信号を送信し、前記
第2受信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を
受信し、前記合成ステップが、前記合成器記憶ステップ
で記憶した第2符号化信号と、前記第2受信ステップが
受信した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の
前記復元第1符号化信号を合成することを特徴とするも
のである。
【0113】請求項28記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項27記載の符号化信号分離・合成方法
において、前記第1受信ステップで受信した第2符号化
信号を復号する第2符号化信号復号ステップを備えたこ
とを特徴とするものである。
【0114】請求項29記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項27または28記載の符号化信号分離
・合成方法において、前記合成器記憶ステップで記憶し
た前記第2符号化信号を編集し、前記第2符号化信号中
の所望の範囲を選択し、該選択した第2符号化信号を抽
出する編集ステップを備え、前記送信要求送信ステップ
が、前記編集した第2符号化信号に対応する差分符号化
信号の送信要求を送信し、前記合成ステップが、前記編
集された第2符号化信号と、前記受信した差分符号化信
号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信
号を合成することを特徴とするものである。
【0115】請求項30記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項26記載の符号化信号分離・合成方法
において、前記分離器記憶ステップが、前記符号化信号
変換ステップで変換された第2符号化信号を記憶し、前
記第1送信ステップが、前記差分符号化信号生成ステッ
プで生成された差分符号化信号を送信し、前記第1受信
ステップが、前記差分符号化信号を受信し、前記合成器
記憶ステップが、前記受信した差分符号化信号を記憶
し、前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号
の所望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2
符号化信号の送信要求を送信し、
【0116】前記送信要求受信ステップが、前記第2符
号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出ステ
ップが、前記第2符号化信号の送信要求に基づいて、前
記記憶された第2符号化信号から、前記指定された範囲
の第2符号化信号を抽出し、前記第2送信ステップが、
前記抽出された第2符号化信号を送信し、前記第2受信
ステップが、前記抽出された第2符号化信号を受信し、
前記合成ステップが、前記第2受信ステップで受信した
第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応
する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
復元第1符号化信号を合成することを特徴とするもので
ある。
【0117】請求項31記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項30記載の符号化信号分離・合成方法
において、前記第1送信ステップが、前記差分符号化信
号を放送を使用して送信することを特徴とするものであ
る。
【0118】請求項32記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項27から31のいずれか1項に記載の
符号化信号分離・合成方法において、前記合成ステップ
で合成した前記復元第1符号化信号を記憶する復元第1
符号化信号記憶ステップを備えたことを特徴とするもの
である。
【0119】請求項33記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項26記載の符号化信号分離・合成方法
において、前記第1受信ステップで受信した符号化信号
を復号する復号ステップと、前記符号化信号合成装置で
前記第1符号化信号に符号量変換処理を行い、前記第2
符号化信号に変換する合成器符号化信号変換ステップ
と、を備え、
【0120】前記第1送信ステップが、前記第1符号化
信号を送信し、前記分離器記憶ステップが、前記差分符
号化信号生成ステップで生成された差分符号化信号を記
憶し、前記第1受信ステップが、前記第1符号化信号を
受信し、前記復号ステップが、前記第1受信ステップで
受信した第1符号化信号を復号し、前記合成器符号化信
号変換ステップが、前記第1受信ステップで受信した第
1符号化信号に符号量変換処理を行い、前記第2符号化
信号に変換し、前記合成器記憶ステップが、前記合成器
符号化信号変換ステップで符号量変換された前記第2符
号化信号を記憶し、前記送信要求送信ステップが、前記
記憶された第2符号化信号に対応する差分符号化信号の
送信要求を送信し、
【0121】前記送信要求受信ステップが、前記差分符
号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出ステ
ップが、前記差分符号化信号の送信要求に基づいて、前
記記憶された差分符号化信号から、前記第2符号化信号
に対応した差分符号化信号を抽出し、前記第2送信ステ
ップが、前記抽出された差分符号化信号を送信し、前記
第2受信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を
受信し、前記合成ステップが、前記合成器記憶ステップ
で記憶した第2符号化信号と、前記第2受信ステップが
受信した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の
前記復元第1符号化信号を合成することを特徴とするも
のである。
【0122】請求項34記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項26記載の符号化信号分離・合成方法
において、前記第1受信ステップで受信した符号化信号
を復号する復号ステップと、前記符号化信号合成装置で
前記第1符号化信号から前記差分符号化信号を生成する
合成器差分符号化信号生成ステップと、を備え、
【0123】前記第1送信ステップが、前記第1符号化
信号を送信し、前記分離器記憶ステップが、前記符号化
信号変換ステップで変換された第2符号化信号を記憶
し、前記第1受信ステップが、前記第1符号化信号を受
信し、前記復号ステップが、前記第1受信ステップで受
信した第1符号化信号を復号し、前記合成器差分符号化
信号生成ステップが、前記第1受信ステップで受信した
第1符号化信号から、前記差分符号化信号を生成し、前
記合成器記憶ステップが、前記合成器差分符号化信号生
成ステップで生成された前記差分符号化信号を記憶し、
前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
化信号の送信要求を送信し、
【0124】前記送信要求受信ステップが、前記第2符
号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出ステ
ップが、前記第2符号化信号の送信要求に基づいて、前
記記憶された第2符号化信号から、前記指定された範囲
の第2符号化信号を抽出し、前記第2送信ステップが、
前記抽出された第2符号化信号を送信し、前記第2受信
ステップが、前記抽出された第2符号化信号を受信し、
前記合成ステップが、前記第2受信ステップで受信した
第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応
する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
復元第1符号化信号を合成することを特徴とするもので
ある。
【0125】請求項35記載の発明は、上記課題を解決
するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に分
離する符号化信号分離方法において、複数の画像情報か
ら構成される動画像を符号化した第1符号化信号に符号
量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する符号化信
号変換ステップと、前記第1符号化信号と前記第2符号
化信号の生成情報とから、前記第1符号化信号と前記第
2符号化信号との差分情報である差分符号化信号を生成
する差分符号化信号生成ステップと、前記いずれかの符
号化信号を記憶させる分離器記憶ステップと、前記いず
れかの符号化信号を送信する第1送信ステップと、前記
いずれかの符号化信号の送信要求を受信する送信要求受
信ステップと、前記分離器記憶ステップで記憶した符号
化信号から、前記送信要求に基づいて、対応する符号化
信号を抽出する符号化信号抽出ステップと、前記抽出さ
れた符号化信号を送信する第2送信ステップと、を備え
たことを特徴とするものである。
【0126】請求項36記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項35記載の符号化信号分離方法におい
て、前記分離器記憶ステップが、前記差分符号化信号生
成ステップで生成された差分符号化信号を記憶し、前記
第1送信ステップが、前記符号化信号変換ステップで変
換された第2符号化信号を送信し、前記送信要求受信ス
テップが、所定の範囲の前記第2符号化信号に対する差
分符号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出
ステップが、前記差分符号化信号の送信要求に基づい
て、前記記憶された差分符号化信号から、前記第2符号
化信号に対応した差分符号化信号を抽出し、前記第2送
信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を送信す
ることを特徴とするものである。
【0127】請求項37記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項36記載の符号化信号分離方法におい
て、前記送信要求受信ステップが、前記第2符号化信号
に編集処理を行った編集部に対応する差分符号化信号の
送信要求を受信し、前記符号化信号抽出ステップが、前
記差分符号化信号の送信要求に基づいて、前記第2符号
化信号の編集部のみを抽出し、前記第2送信ステップ
が、前記抽出された第2符号化信号の編集部を送信する
ことを特徴とするものである。
【0128】請求項38記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項35記載の符号化信号分離方法におい
て、前記分離器記憶ステップが、前記符号化信号変換ス
テップで変換された第2符号化信号を記憶し、前記第1
送信ステップが、前記差分符号化信号生成ステップで生
成された差分符号化信号を送信し、前記送信要求受信ス
テップが、所定の範囲の前記第2符号化信号の送信要求
を受信し、前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符
号化信号の送信要求に基づいて、前記記憶された第2符
号化信号から、前記指定された範囲の第2符号化信号を
抽出し、前記第2送信ステップが、前記抽出された第2
符号化信号を送信することを特徴とするものである。
【0129】請求項39記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項38記載の符号化信号分離方法におい
て、前記第1送信ステップが、前記差分符号化信号を放
送を使用して送信することを特徴とするものである。
【0130】請求項40記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項35記載の符号化信号分離方法におい
て、前記第1送信ステップが、前記第1符号化信号を送
信し、前記分離器記憶ステップが、前記差分符号化信号
生成ステップで生成された差分符号化信号を記憶し、前
記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符号
化信号に対する差分符号化信号の送信要求を受信し、前
記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の送
信要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号か
ら、前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽
出し、前記第2送信ステップが、前記抽出された差分符
号化信号を送信することを特徴とするものである。
【0131】請求項41記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項35記載の符号化信号分離方法におい
て、前記第1送信ステップが、前記第1符号化信号を送
信し、前記分離器記憶ステップが、前記符号化信号変換
ステップで変換された第2符号化信号を記憶し、前記送
信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符号化信
号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出ステップ
が、前記第2符号化信号の送信要求に基づいて、前記記
憶された第2符号化信号から、前記指定された範囲の第
2符号化信号を抽出し、前記第2送信ステップが、前記
抽出された第2符号化信号を送信することを特徴とする
ものである。
【0132】請求項42記載の発明は、上記課題を解決
するため、複数の符号化信号を入力して1つの符号化信
号に合成する符号化信号合成方法において、複数の画像
情報から構成される動画像を符号化した第1符号化信号
と、前記第1符号化信号に符号量変換処理を行った第2
符号化信号と、前記第1符号化信号と前記第2符号化信
号との差分情報である差分符号化信号と、の中からいず
れかの符号化信号を受信する第1受信ステップと、前記
いずれかの符号化信号を記憶させる合成器記憶ステップ
と、受信させる前記符号化信号を選択する受信符号化信
号選択ステップと、該受信符号化信号選択ステップで選
択された符号化信号の送信要求を送信する送信要求送信
ステップと、前記送信要求に応答した符号化信号を受信
する第2受信ステップと、該第2受信ステップで受信し
た符号化信号と合成する符号化信号を、前記合成器記憶
ステップで記憶した符号化信号から抽出する合成器符号
化信号抽出ステップと、前記第2符号化信号と、前記差
分符号化信号と、を合成して、前記第1符号化信号と同
等の復元第1符号化信号を合成する合成ステップと、を
備えたことを特徴とするものである。
【0133】請求項43記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項42記載の符号化信号合成方法におい
て、前記第1受信ステップが、前記第2符号化信号を受
信し、前記合成器記憶ステップが、前記受信した第2符
号化信号を記憶し、前記送信要求送信ステップが、前記
記憶された第2符号化信号に対応する差分符号化信号の
送信要求を送信し、前記第2受信ステップが、前記送信
要求に応答した差分符号化信号を受信し、前記合成ステ
ップが、前記合成器記憶ステップで記憶した第2符号化
信号と、前記第2受信ステップが受信した差分符号化信
号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信
号を合成することを特徴とするものである。
【0134】請求項44記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項43記載の符号化信号合成方法におい
て、前記第1受信ステップで受信した第2符号化信号を
復号する第2符号化信号復号ステップを備えたことを特
徴とするものである。
【0135】請求項45記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項43または44記載の符号化信号合成
方法において、前記合成器記憶ステップで記憶した前記
第2符号化信号を編集し、前記第2符号化信号中の所望
の範囲を選択し、該選択した第2符号化信号を抽出する
編集ステップを備え、前記送信要求送信ステップが、前
記編集した第2符号化信号に対応する差分符号化信号の
送信要求を送信し、前記合成ステップが、前記編集され
た第2符号化信号と、前記受信した差分符号化信号と、
を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合
成することを特徴とするものである。
【0136】請求項46記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項42記載の符号化信号合成方法におい
て、前記第1受信ステップが、前記差分符号化信号を受
信し、前記合成器記憶ステップが、前記受信した差分符
号化信号を記憶し、前記送信要求送信ステップが、前記
第2符号化信号の所望の範囲を指定して、該指定された
範囲の前記第2符号化信号の送信要求を送信し、前記第
2受信ステップが、前記送信要求に応答した第2符号化
信号を受信し、前記合成ステップが、前記第2受信ステ
ップで受信した第2符号化信号と、前記受信した第2符
号化信号に対応する差分符号化信号と、を合成して、所
望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成することを特
徴とするものである。
【0137】請求項47記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項46記載の符号化信号合成方法におい
て、前記第1受信ステップが、前記差分符号化信号を放
送を使用して受信することを特徴とするものである。
【0138】請求項48記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項43から47のいずれか1項に記載の
符号化信号合成方法において、前記合成ステップで合成
した前記復元第1符号化信号を記憶する復元第1符号化
信号記憶ステップを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0139】請求項49記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項42記載の符号化信号合成方法におい
て、前記第1受信ステップで受信した符号化信号を復号
する復号ステップと、前記第1符号化信号に符号量変換
処理を行い、前記第2符号化信号に変換する合成器符号
化信号変換ステップと、を備え、前記第1受信ステップ
が、前記第1符号化信号を受信し、前記復号ステップ
が、前記第1受信ステップで受信した第1符号化信号を
復号し、前記合成器符号化信号変換ステップが、前記第
1受信ステップで受信した第1符号化信号に符号量変換
処理を行い、前記第2符号化信号に変換し、前記合成器
記憶ステップが、前記合成器符号化信号変換ステップで
符号量変換された前記第2符号化信号を記憶し、前記送
信要求送信ステップが、前記記憶された第2符号化信号
に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、前記第
2受信ステップが、前記送信要求に応答した差分符号化
信号を受信し、前記合成ステップが、前記合成器記憶ス
テップで記憶した第2符号化信号と、前記第2受信ステ
ップが受信した差分符号化信号と、を合成して、所望の
範囲の前記復元第1符号化信号を合成することを特徴と
するものである。
【0140】請求項50記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項42記載の符号化信号合成方法におい
て、前記第1受信ステップで受信した符号化信号を復号
する復号ステップと、前記第1符号化信号から前記差分
符号化信号を生成する合成器差分符号化信号生成ステッ
プと、を備え、前記第1受信ステップが、前記第1符号
化信号を受信し、前記復号ステップが、前記第1受信ス
テップで受信した第1符号化信号を復号し、前記合成器
差分符号化信号生成ステップが、前記第1受信ステップ
で受信した第1符号化信号から、前記差分符号化信号を
生成し、前記合成器記憶ステップが、前記合成器差分符
号化信号生成ステップで生成された前記差分符号化信号
を記憶し、前記送信要求送信ステップが、前記第2符号
化信号の所望の範囲を指定して、該指定された範囲の前
記第2符号化信号の送信要求を送信し、前記第2受信ス
テップが、前記送信要求に応答した第2符号化信号を受
信し、前記合成ステップが、前記第2受信ステップで受
信した第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号
に対応する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲
の前記復元第1符号化信号を合成することを特徴とする
ものである。
【0141】請求項51記載の発明は、上記課題を解決
するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に分
離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を入力
して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装置
と、に符号化信号の分離および合成を行わせる符号化信
号分離・合成プログラムを記録した媒体において、
【0142】複数の画像情報から構成される動画像を符
号化した第1符号化信号に符号量変換処理を行い、第2
符号化信号に変換する符号化信号変換ステップと、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とか
ら、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分
情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号生
成ステップと、前記符号化信号分離装置に前記いずれか
の符号化信号を記憶させる分離器記憶ステップと、前記
符号化信号分離装置から前記いずれかの符号化信号を送
信する第1送信ステップと、
【0143】前記符号化信号合成装置で前記第1送信ス
テップで送信した前記符号化信号を受信する第1受信ス
テップと、前記符号化信号合成装置に前記いずれかの符
号化信号を記憶させる合成器記憶ステップと、前記符号
化信号分離装置から前記符号化信号合成装置に受信させ
る前記符号化信号を選択する受信符号化信号選択ステッ
プと、該受信符号化信号選択ステップで選択された符号
化信号の送信要求を、前記符号化信号合成装置から送信
する送信要求送信ステップと、
【0144】前記符号化信号分離装置で前記送信要求送
信ステップで送信した前記送信要求を受信する送信要求
受信ステップと、前記分離器記憶ステップで記憶した符
号化信号から、前記送信要求に基づいて、対応する符号
化信号を抽出する符号化信号抽出ステップと、前記符号
化信号分離装置から前記抽出された符号化信号を送信す
る第2送信ステップと、
【0145】前記符号化信号合成装置で前記第2送信ス
テップで送信した符号化信号を受信する第2受信ステッ
プと、該第2受信ステップで受信した符号化信号と合成
する符号化信号を、前記合成器記憶ステップで記憶した
符号化信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップ
と、前記符号化信号合成装置で前記第2符号化信号と、
前記差分符号化信号と、を合成して、前記第1符号化信
号と同等の復元第1符号化信号を合成する合成ステップ
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0146】請求項52記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項51記載の符号化信号分離・合成プロ
グラムを記録した媒体において、前記分離器記憶ステッ
プが、前記差分符号化信号生成ステップで生成された差
分符号化信号を記憶し、前記第1送信ステップが、前記
符号化信号変換ステップで変換された第2符号化信号を
送信し、前記第1受信ステップが、前記第2符号化信号
を受信し、前記合成器記憶ステップが、前記受信した第
2符号化信号を記憶し、前記送信要求送信ステップが、
前記記憶された第2符号化信号に対応する差分符号化信
号の送信要求を送信し、
【0147】前記送信要求受信ステップが、前記差分符
号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出ステ
ップが、前記差分符号化信号の送信要求に基づいて、前
記記憶された差分符号化信号から、前記第2符号化信号
に対応した差分符号化信号を抽出し、前記第2送信ステ
ップが、前記抽出された差分符号化信号を送信し、前記
第2受信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を
受信し、前記合成ステップが、前記合成器記憶ステップ
で記憶した第2符号化信号と、前記第2受信ステップが
受信した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の
前記復元第1符号化信号を合成することを特徴とするも
のである。
【0148】請求項53記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項52記載の符号化信号分離・合成プロ
グラムを記録した媒体において、前記第1受信ステップ
で受信した第2符号化信号を復号する第2符号化信号復
号ステップを備えたことを特徴とするものである。
【0149】請求項54記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項52または53記載の符号化信号分離
・合成プログラムを記録した媒体において、前記合成器
記憶ステップで記憶した前記第2符号化信号を編集し、
前記第2符号化信号中の所望の範囲を選択し、該選択し
た第2符号化信号を抽出する編集ステップを備え、前記
送信要求送信ステップが、前記編集した第2符号化信号
に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、前記合
成ステップが、前記編集された第2符号化信号と、前記
受信した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の
前記復元第1符号化信号を合成することを特徴とするも
のである。
【0150】請求項55記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項51記載の符号化信号分離・合成プロ
グラムを記録した媒体において、前記分離器記憶ステッ
プが、前記符号化信号変換ステップで変換された第2符
号化信号を記憶し、前記第1送信ステップが、前記差分
符号化信号生成ステップで生成された差分符号化信号を
送信し、前記第1受信ステップが、前記差分符号化信号
を受信し、前記合成器記憶ステップが、前記受信した差
分符号化信号を記憶し、前記送信要求送信ステップが、
前記第2符号化信号の所望の範囲を指定して、該指定さ
れた範囲の前記第2符号化信号の送信要求を送信し、
【0151】前記送信要求受信ステップが、前記第2符
号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出ステ
ップが、前記第2符号化信号の送信要求に基づいて、前
記記憶された第2符号化信号から、前記指定された範囲
の第2符号化信号を抽出し、前記第2送信ステップが、
前記抽出された第2符号化信号を送信し、前記第2受信
ステップが、前記抽出された第2符号化信号を受信し、
前記合成ステップが、前記第2受信ステップで受信した
第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応
する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
復元第1符号化信号を合成することを特徴とするもので
ある。
【0152】請求項56記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項55記載の符号化信号分離・合成プロ
グラムを記録した媒体において、前記第1送信ステップ
が、前記差分符号化信号を放送を使用して送信すること
を特徴とするものである。
【0153】請求項57記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項52から56のいずれか1項に記載の
符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体におい
て、前記合成ステップで合成した前記復元第1符号化信
号を記憶する復元第1符号化信号記憶ステップを備えた
ことを特徴とするものである。
【0154】請求項58記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項51記載の符号化信号分離・合成プロ
グラムを記録した媒体において、前記第1受信ステップ
で受信した符号化信号を復号する復号ステップと、前記
符号化信号合成装置で前記第1符号化信号に符号量変換
処理を行い、前記第2符号化信号に変換する合成器符号
化信号変換ステップと、を備え、
【0155】前記第1送信ステップが、前記第1符号化
信号を送信し、前記分離器記憶ステップが、前記差分符
号化信号生成ステップで生成された差分符号化信号を記
憶し、前記第1受信ステップが、前記第1符号化信号を
受信し、前記復号ステップが、前記第1受信ステップで
受信した第1符号化信号を復号し、前記合成器符号化信
号変換ステップが、前記第1受信ステップで受信した第
1符号化信号に符号量変換処理を行い、前記第2符号化
信号に変換し、前記合成器記憶ステップが、前記合成器
符号化信号変換ステップで符号量変換された前記第2符
号化信号を記憶し、前記送信要求送信ステップが、前記
記憶された第2符号化信号に対応する差分符号化信号の
送信要求を送信し、
【0156】前記送信要求受信ステップが、前記差分符
号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出ステ
ップが、前記差分符号化信号の送信要求に基づいて、前
記記憶された差分符号化信号から、前記第2符号化信号
に対応した差分符号化信号を抽出し、前記第2送信ステ
ップが、前記抽出された差分符号化信号を送信し、前記
第2受信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を
受信し、前記合成ステップが、前記合成器記憶ステップ
で記憶した第2符号化信号と、前記第2受信ステップが
受信した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の
前記復元第1符号化信号を合成することを特徴とするも
のである。
【0157】請求項59記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項51記載の符号化信号分離・合成プロ
グラムを記録した媒体において、前記第1受信ステップ
で受信した符号化信号を復号する復号ステップと、前記
符号化信号合成装置で前記第1符号化信号から前記差分
符号化信号を生成する合成器差分符号化信号生成ステッ
プと、を備え、
【0158】前記第1送信ステップが、前記第1符号化
信号を送信し、前記分離器記憶ステップが、前記符号化
信号変換ステップで変換された第2符号化信号を記憶
し、前記第1受信ステップが、前記第1符号化信号を受
信し、前記復号ステップが、前記第1受信ステップで受
信した第1符号化信号を復号し、前記合成器差分符号化
信号生成ステップが、前記第1受信ステップで受信した
第1符号化信号から、前記差分符号化信号を生成し、前
記合成器記憶ステップが、前記合成器差分符号化信号生
成ステップで生成された前記差分符号化信号を記憶し、
前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
化信号の送信要求を送信し、
【0159】前記送信要求受信ステップが、前記第2符
号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出ステ
ップが、前記第2符号化信号の送信要求に基づいて、前
記記憶された第2符号化信号から、前記指定された範囲
の第2符号化信号を抽出し、前記第2送信ステップが、
前記抽出された第2符号化信号を送信し、前記第2受信
ステップが、前記抽出された第2符号化信号を受信し、
前記合成ステップが、前記第2受信ステップで受信した
第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応
する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
復元第1符号化信号を合成することを特徴とするもので
ある。
【0160】請求項60記載の発明は、上記課題を解決
するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に分
離する符号化信号分離プログラムを記録した媒体におい
て、複数の画像情報から構成される動画像を符号化した
第1符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信
号に変換する符号化信号変換ステップと、前記第1符号
化信号と前記第2符号化信号の生成情報とから、前記第
1符号化信号と前記第2符号化信号との差分情報である
差分符号化信号を生成する差分符号化信号生成ステップ
と、前記いずれかの符号化信号を記憶させる分離器記憶
ステップと、前記いずれかの符号化信号を送信する第1
送信ステップと、前記いずれかの符号化信号の送信要求
を受信する送信要求受信ステップと、前記分離器記憶ス
テップで記憶した符号化信号から、前記送信要求に基づ
いて、対応する符号化信号を抽出する符号化信号抽出ス
テップと、前記抽出された符号化信号を送信する第2送
信ステップと、を備えたことを特徴とするものである。
【0161】請求項61記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項60記載の符号化信号分離プログラム
を記録した媒体において、前記分離器記憶ステップが、
前記差分符号化信号生成ステップで生成された差分符号
化信号を記憶し、前記第1送信ステップが、前記符号化
信号変換ステップで変換された第2符号化信号を送信
し、前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第
2符号化信号に対する差分符号化信号の送信要求を受信
し、前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信
号の送信要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信
号から、前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号
を抽出し、前記第2送信ステップが、前記抽出された差
分符号化信号を送信することを特徴とするものである。
【0162】請求項62記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項61記載の符号化信号分離プログラム
を記録した媒体において、前記送信要求受信ステップ
が、前記第2符号化信号に編集処理を行った編集部に対
応する差分符号化信号の送信要求を受信し、前記符号化
信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の送信要求に
基づいて、前記第2符号化信号の編集部のみを抽出し、
前記第2送信ステップが、前記抽出された第2符号化信
号の編集部を送信することを特徴とするものである。
【0163】請求項63記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項60記載の符号化信号分離プログラム
を記録した媒体において、前記分離器記憶ステップが、
前記符号化信号変換ステップで変換された第2符号化信
号を記憶し、前記第1送信ステップが、前記差分符号化
信号生成ステップで生成された差分符号化信号を送信
し、前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第
2符号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出
ステップが、前記第2符号化信号の送信要求に基づい
て、前記記憶された第2符号化信号から、前記指定され
た範囲の第2符号化信号を抽出し、前記第2送信ステッ
プが、前記抽出された第2符号化信号を送信することを
特徴とするものである。
【0164】請求項64記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項63記載の符号化信号分離プログラム
を記録した媒体において、前記第1送信ステップが、前
記差分符号化信号を放送を使用して送信することを特徴
とするものである。
【0165】請求項65記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項60記載の符号化信号分離プログラム
を記録した媒体において、前記第1送信ステップが、前
記第1符号化信号を送信し、前記分離器記憶ステップ
が、前記差分符号化信号生成ステップで生成された差分
符号化信号を記憶し、前記送信要求受信ステップが、所
定の範囲の前記第2符号化信号に対する差分符号化信号
の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出ステップが、
前記差分符号化信号の送信要求に基づいて、前記記憶さ
れた差分符号化信号から、前記第2符号化信号に対応し
た差分符号化信号を抽出し、前記第2送信ステップが、
前記抽出された差分符号化信号を送信することを特徴と
するものである。
【0166】請求項66記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項60記載の符号化信号分離プログラム
を記録した媒体において、前記第1送信ステップが、前
記第1符号化信号を送信し、前記分離器記憶ステップ
が、前記符号化信号変換ステップで変換された第2符号
化信号を記憶し、前記送信要求受信ステップが、所定の
範囲の前記第2符号化信号の送信要求を受信し、前記符
号化信号抽出ステップが、前記第2符号化信号の送信要
求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号から、前
記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、前記第2
送信ステップが、前記抽出された第2符号化信号を送信
することを特徴とするものである。
【0167】請求項67記載の発明は、上記課題を解決
するため、複数の符号化信号を入力して1つの符号化信
号に合成する符号化信号合成プログラムを記録した媒体
において、複数の画像情報から構成される動画像を符号
化した第1符号化信号と、前記第1符号化信号に符号量
変換処理を行った第2符号化信号と、前記第1符号化信
号と前記第2符号化信号との差分情報である差分符号化
信号と、の中からいずれかの符号化信号を受信する第1
受信ステップと、前記いずれかの符号化信号を記憶させ
る合成器記憶ステップと、受信する前記符号化信号を選
択する受信符号化信号選択手段と、該受信符号化信号選
択手段で選択された符号化信号の送信要求を送信する送
信要求送信ステップと、前記送信要求に応答した符号化
信号を受信する第2受信ステップと、該第2受信ステッ
プで受信した符号化信号と合成する符号化信号を、前記
合成器記憶ステップで記憶した符号化信号から抽出する
合成器符号化信号抽出ステップと、前記第2符号化信号
と、前記差分符号化信号と、を合成して、前記第1符号
化信号と同等の復元第1符号化信号を合成する合成ステ
ップと、を備えたことを特徴とするものである。
【0168】請求項68記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項67記載の符号化信号合成プログラム
を記録した媒体において、前記第1受信ステップが、前
記第2符号化信号を受信し、前記合成器記憶ステップ
が、前記受信した第2符号化信号を記憶し、前記送信要
求送信ステップが、前記記憶された第2符号化信号に対
応する差分符号化信号の送信要求を送信し、前記第2受
信ステップが、前記送信要求に応答した差分符号化信号
を受信し、前記合成ステップが、前記合成器記憶ステッ
プで記憶した第2符号化信号と、前記第2受信ステップ
が受信した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲
の前記復元第1符号化信号を合成することを特徴とする
ものである。
【0169】請求項69記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項68記載の符号化信号合成プログラム
を記録した媒体において、前記第1受信ステップで受信
した第2符号化信号を復号する第2符号化信号復号ステ
ップを備えたことを特徴とするものである。
【0170】請求項70記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項68または69記載の符号化信号合成
方法において、前記合成器記憶ステップで記憶した前記
第2符号化信号を編集し、前記第2符号化信号中の所望
の範囲を選択し、該選択した第2符号化信号を抽出する
編集ステップを備え、前記送信要求送信ステップが、前
記編集した第2符号化信号に対応する差分符号化信号の
送信要求を送信し、前記合成ステップが、前記編集され
た第2符号化信号と、前記受信した差分符号化信号と、
を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合
成することを特徴とするものである。
【0171】請求項71記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項67記載の符号化信号合成プログラム
を記録した媒体において、前記第1受信ステップが、前
記差分符号化信号を受信し、前記合成器記憶ステップ
が、前記受信した差分符号化信号を記憶し、前記送信要
求送信ステップが、前記第2符号化信号の所望の範囲を
指定して、該指定された範囲の前記第2符号化信号の送
信要求を送信し、前記第2受信ステップが、前記送信要
求に応答した第2符号化信号を受信し、前記合成ステッ
プが、前記第2受信ステップで受信した第2符号化信号
と、前記受信した第2符号化信号に対応する差分符号化
信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化
信号を合成することを特徴とするものである。
【0172】請求項72記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項71記載の符号化信号合成プログラム
を記録した媒体において、前記第1受信ステップが、前
記差分符号化信号を放送を使用して受信することを特徴
とするものである。
【0173】請求項73記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項68から72のいずれか1項に記載の
符号化信号合成プログラムを記録した媒体において、前
記合成ステップで合成した前記復元第1符号化信号を記
憶する復元第1符号化信号記憶ステップを備えたことを
特徴とするものである。
【0174】請求項74記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項67記載の符号化信号合成プログラム
を記録した媒体において、前記第1受信ステップで受信
した符号化信号を復号する復号ステップと、前記第1符
号化信号に符号量変換処理を行い、前記第2符号化信号
に変換する合成器符号化信号変換ステップと、を備え、
前記第1受信ステップが、前記第1符号化信号を受信
し、前記復号ステップが、前記第1受信ステップで受信
した第1符号化信号を復号し、前記合成器符号化信号変
換ステップが、前記第1受信ステップで受信した第1符
号化信号に符号量変換処理を行い、前記第2符号化信号
に変換し、前記合成器記憶ステップが、前記合成器符号
化信号変換ステップで符号量変換された前記第2符号化
信号を記憶し、前記送信要求送信ステップが、前記記憶
された第2符号化信号に対応する差分符号化信号の送信
要求を送信し、前記第2受信ステップが、前記送信要求
に応答した差分符号化信号を受信し、前記合成ステップ
が、前記合成器記憶ステップで記憶した第2符号化信号
と、前記第2受信ステップが受信した差分符号化信号
と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号
を合成することを特徴とするものである。
【0175】請求項75記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項67記載の符号化信号合成プログラム
を記録した媒体において、前記第1受信ステップで受信
した符号化信号を復号する復号ステップと、前記第1符
号化信号から前記差分符号化信号を生成する合成器差分
符号化信号生成ステップと、を備え、前記第1受信ステ
ップが、前記第1符号化信号を受信し、前記復号ステッ
プが、前記第1受信ステップで受信した第1符号化信号
を復号し、前記合成器差分符号化信号生成ステップが、
前記第1受信ステップで受信した第1符号化信号から、
前記差分符号化信号を生成し、前記合成器記憶ステップ
が、前記合成器差分符号化信号生成ステップで生成され
た前記差分符号化信号を記憶し、前記送信要求送信ステ
ップが、前記第2符号化信号の所望の範囲を指定して、
該指定された範囲の前記第2符号化信号の送信要求を送
信し、前記第2受信ステップが、前記送信要求に応答し
た第2符号化信号を受信し、前記合成ステップが、前記
第2受信ステップで受信した第2符号化信号と、前記受
信した第2符号化信号に対応する差分符号化信号と、を
合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成
することを特徴とするものである。
【0176】請求項76記載の発明は、上記課題を解決
するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に分
離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を入力
して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装置
と、を備えた符号化信号分離・合成装置において、
【0177】前記符号化信号分離装置が、複数の画像情
報から構成される動画像を符号化した第1符号化信号に
符号量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する符号
化信号変換手段と、前記第1符号化信号と前記第2符号
化信号の生成情報とから、前記第1符号化信号と前記第
2符号化信号との差分情報である差分符号化信号を生成
する差分符号化信号生成手段と、前記いずれかの符号化
信号を固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒体記憶手
段と、前記いずれかの符号化信号を取り外し可能なリム
ーバブル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録手段
と、を備え、
【0178】前記符号化信号合成装置が、前記リムーバ
ブル記録媒体に記録された符号化信号を読み込む合成器
読み込み手段と、前記符号化信号分離装置から受信する
前記符号化信号を選択する受信符号化信号選択手段と、
該受信符号化信号選択手段で選択された符号化信号の送
信要求を送信する送信要求送信手段と、を備え、
【0179】さらに、前記符号化信号分離装置が、前記
送信要求送信手段で送信した前記送信要求を受信する送
信要求受信手段と、前記分離器固定媒体記憶手段で記憶
した符号化信号から、前記送信要求に基づいて、対応す
る符号化信号を抽出する符号化信号抽出手段と、前記抽
出された符号化信号を送信する送信手段と、を備え、
【0180】前記符号化信号合成装置が、前記送信手段
で送信した符号化信号を受信する受信手段と、該受信手
段で受信した符号化信号と合成する符号化信号を、前記
合成器読み込み手段で読み込んだ符号化信号から抽出す
る合成器符号化信号抽出手段と、前記第2符号化信号
と、前記差分符号化信号と、を合成して、前記第1符号
化信号と同等の復元第1符号化信号を合成する合成手段
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0181】請求項77記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項76記載の符号化信号分離・合成装置
において、前記符号化信号分離装置の前記分離器固定媒
体記憶手段が、前記符号化信号変換手段で変換された第
2符号化信号を記憶し、前記分離器可動媒体記録手段
が、前記差分符号化信号生成手段で生成された差分符号
化信号を前記リムーバブル記録媒体に記録し、前記符号
化信号合成装置の前記合成器読み込み手段が、前記差分
符号化信号を前記リムーバブル記録媒体から読み込み、
前記送信要求送信手段が、前記第2符号化信号の所望の
範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号化信
号の送信要求を送信し、前記符号化信号分離装置の前記
送信要求受信手段が、前記第2符号化信号の送信要求を
受信し、前記符号化信号抽出手段が、前記第2符号化信
号の送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶され
た第2符号化信号から、前記指定された範囲の第2符号
化信号を抽出し、前記送信手段が、前記抽出された第2
符号化信号を送信し、前記符号化信号合成装置の前記受
信手段が、前記抽出された第2符号化信号を受信し、前
記合成手段が、前記受信手段で受信した第2符号化信号
と、前記受信した第2符号化信号に対応する前記合成器
読み込み手段で読み込んだ差分符号化信号と、を合成し
て、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成するこ
とを特徴とするものである。
【0182】請求項78記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項76記載の符号化信号分離・合成装置
において、前記符号化信号分離装置の前記分離器固定媒
体記憶手段が、前記差分符号化信号生成手段で生成され
た差分符号化信号を記憶し、前記分離器可動媒体記録手
段が、前記符号化信号変換手段で変換された第2符号化
信号を前記リムーバブル記録媒体に記録し、前記符号化
信号合成装置の前記合成器読み込み手段が、前記第2符
号化信号を前記リムーバブル記録媒体から読み込み、前
記送信要求送信手段が、前記読み込まれた第2符号化信
号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、前記
符号化信号分離装置の前記送信要求受信手段が、前記差
分符号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出
手段が、前記差分符号化信号の送信要求に基づいて、前
記固定記憶媒体に記憶された差分符号化信号から、前記
第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽出し、前
記送信手段が、前記抽出された差分符号化信号を送信
し、前記符号化信号合成装置の前記受信手段が、前記抽
出された差分符号化信号を受信し、前記合成手段が、前
記合成器読み込み手段で読み込まれた第2符号化信号
と、前記受信手段が受信した差分符号化信号と、を合成
して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成する
ことを特徴とするものである。
【0183】請求項79記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項76から78のいずれか1項に記載の
符号化信号分離・合成装置において、前記分離器可動媒
体記録手段が、前記リムーバブル記憶媒体に、前記記録
した差分符号化信号ごとに前記第2符号化信号と合成す
る合成ソフトウェアを記録し、前記合成器読み込み手段
が、前記リムーバブル記憶媒体から前記合成ソフトウェ
アを読み込み、前記合成手段が、前記合成ソフトウェア
を実行して、前記第2符号化信号と前記差分符号化信号
とを合成して復元第1符号化信号を合成することを特徴
とするものである。
【0184】請求項80記載の発明は、上記課題を解決
するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に分
離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号から1
つの符号化信号を合成する符号化信号合成装置と、を備
えた符号化信号分離・合成装置において、
【0185】前記符号化信号合成装置が、複数の画像情
報から構成される動画像を符号化した第1符号化信号に
符号量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する合成
器符号化信号変換手段と、該合成器符号化信号変換手段
に変換された第2符号化信号を記憶させる合成器記憶手
段と、前記符号化信号分離装置から受信する、前記第1
符号化信号と前記第2符号化信号との差分情報である差
分符号化信号を、選択する受信符号化信号選択手段と、
該受信符号化信号選択手段で選択された差分符号化信号
の送信要求と、前記合成器記憶手段に記憶された第2符
号化信号の符号量圧縮率と、を送信する送信要求送信手
段と、を備え、
【0186】前記符号化信号分離装置が、前記第1符号
化信号を記憶させる分離器記憶手段と、前記送信要求送
信手段で送信した前記送信要求および前記符号量圧縮率
を受信する送信要求受信手段と、前記分離器記憶手段で
記憶した第1符号化信号から、前記送信要求に基づい
て、対応する第1符号化信号を抽出する符号化信号抽出
手段と、前記抽出された第1符号化信号を前記受信した
符号量圧縮率に基づいて符号量変換処理を行い、第2符
号化信号に変換する分離器符号化信号変換手段と、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とか
ら、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分
情報である差分符号化信号を生成する分離器差分符号化
信号生成手段と、前記生成された差分符号化信号を送信
する差分符号化信号送信手段と、を備え、
【0187】さらに、前記符号化信号合成装置が、前記
差分符号化信号送信手段で送信した差分符号化信号を受
信する差分符号化信号受信手段と、前記合成器記憶手段
に記憶された第2符号化信号と、前記受信した差分符号
化信号と、を合成して、前記第1符号化信号と同等の復
元第1符号化信号を合成する合成手段と、を備えたこと
を特徴とするものである。
【0188】請求項81記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項80記載の符号化信号分離・合成装置
において、前記符号化信号合成装置の前記合成器符号化
信号変換手段が、前記合成器記憶手段に記憶された第2
符号化信号に符号量変換処理を行い、再変換第2符号化
信号に変換し、前記合成器記憶手段が、前記合成器符号
化信号変換手段に変換された再変換第2符号化信号を、
前記第2符号化信号と置き換えて記憶させることを特徴
とするものである。
【0189】請求項82記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項80または81記載の符号化信号分離
・合成装置において、前記符号化信号合成装置の前記合
成器記憶手段が、前記合成手段に合成された復元第1符
号化信号を、前記第2符号化信号と置き換えて記憶させ
ることを特徴とするものである。
【0190】請求項83記載の発明は、上記課題を解決
するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に分
離する符号化信号分離装置において、複数の画像情報か
ら構成される動画像を符号化した第1符号化信号に符号
量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する符号化信
号変換手段と、前記第1符号化信号と前記第2符号化信
号の生成情報とから、前記第1符号化信号と前記第2符
号化信号との差分情報である差分符号化信号を生成する
差分符号化信号生成手段と、前記いずれかの符号化信号
を固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒体記憶手段
と、前記いずれかの符号化信号を取り外し可能なリムー
バブル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録手段
と、前記いずれかの符号化信号の送信要求を受信する送
信要求受信手段と、前記分離器固定媒体記憶手段で記憶
した符号化信号から、前記送信要求に基づいて、対応す
る符号化信号を抽出する符号化信号抽出手段と、前記抽
出された符号化信号を送信する送信手段と、を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0191】請求項84記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項83記載の符号化信号分離装置におい
て、前記分離器固定媒体記憶手段が、前記符号化信号変
換手段で変換された第2符号化信号を記憶し、前記分離
器可動媒体記録手段が、前記差分符号化信号生成手段で
生成された差分符号化信号を前記リムーバブル記録媒体
に記録し、前記送信要求受信手段が、所定の範囲の前記
第2符号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽
出手段が、前記第2符号化信号の送信要求に基づいて、
前記固定記憶媒体に記憶された第2符号化信号から、前
記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、前記送信
手段が、前記抽出された第2符号化信号を送信すること
を特徴とするものである。
【0192】請求項85記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項83記載の符号化信号分離装置におい
て、前記分離器固定媒体記憶手段が、前記差分符号化信
号生成手段で生成された差分符号化信号を記憶し、前記
分離器可動媒体記録手段が、前記符号化信号変換手段で
変換された第2符号化信号を前記リムーバブル記録媒体
に記録し、前記送信要求受信手段が、所定の範囲の前記
第2符号化信号に対応する前記差分符号化信号の送信要
求を受信し、前記符号化信号抽出手段が、前記差分符号
化信号の送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶
された差分符号化信号から、前記第2符号化信号に対応
した差分符号化信号を抽出し、前記送信手段が、前記抽
出された差分符号化信号を送信することを特徴とするも
のである。
【0193】請求項86記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項83から85のいずれか1項に記載の
符号化信号分離装置において、前記分離器可動媒体記録
手段が、前記リムーバブル記憶媒体に、前記記録した差
分符号化信号ごとに前記第2符号化信号と合成する合成
ソフトウェアを記録することを特徴とするものである。
【0194】請求項87記載の発明は、上記課題を解決
するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に分
離する符号化信号分離装置において、複数の画像情報か
ら構成される動画像を符号化した第1符号化信号を記憶
させる分離器記憶手段と、前記第1符号化信号に符号量
変換処理を行った第2符号化信号と、前記第1符号化信
号と、の差分情報である差分符号化信号の一部の送信を
要求する送信要求および前記第2符号化信号の符号量圧
縮率を受信する送信要求受信手段と、前記分離器記憶手
段で記憶した第1符号化信号から、前記送信要求に基づ
いて、対応する第1符号化信号を抽出する符号化信号抽
出手段と、前記抽出された第1符号化信号を前記受信し
た符号量圧縮率に基づいて符号量変換処理を行い、第2
符号化信号に変換する分離器符号化信号変換手段と、前
記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とか
ら、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分
情報である差分符号化信号を生成する分離器差分符号化
信号生成手段と、前記生成された差分符号化信号を送信
する差分符号化信号送信手段と、を備えたことを特徴と
するものである。
【0195】請求項88記載の発明は、上記課題を解決
するため、複数の符号化信号を入力して1つの符号化信
号に合成する符号化信号合成装置において、複数の画像
情報から構成される動画像を符号化した第1符号化信号
と、前記第1符号化信号に符号量変換処理を行った第2
符号化信号と、前記第1符号化信号と前記第2符号化信
号との差分情報である差分符号化信号と、の中から取り
外し可能なリムーバブル記録媒体に記録されたいずれか
の符号化信号を読み込む合成器読み込み手段と、前記い
ずれかの符号化信号から受信する範囲を選択する受信符
号化信号選択手段と、該受信符号化信号選択手段で選択
された符号化信号の送信要求を送信する送信要求送信手
段と、前記送信要求に応答した符号化信号を受信する受
信手段と、該受信手段で受信した符号化信号と合成する
符号化信号を、前記合成器読み込み手段で読み込んだ符
号化信号から抽出する合成器符号化信号抽出手段と、前
記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成し
て、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号を
合成する合成手段と、を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0196】請求項89記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項88記載の符号化信号合成装置におい
て、前記合成器読み込み手段が、前記差分符号化信号を
前記リムーバブル記録媒体から読み込み、前記送信要求
送信手段が、前記第2符号化信号の所望の範囲を指定し
て、該指定された範囲の前記第2符号化信号の送信要求
を送信し、前記受信手段が、前記抽出された第2符号化
信号を受信し、前記合成手段が、前記受信手段で受信し
た第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対
応する前記合成器読み込み手段で読み込んだ差分符号化
信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化
信号を合成することを特徴とするものである。
【0197】請求項90記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項88記載の符号化信号合成装置におい
て、前記合成器読み込み手段が、前記第2符号化信号を
前記リムーバブル記録媒体から読み込み、前記送信要求
送信手段が、前記読み込まれた第2符号化信号に対応す
る差分符号化信号の送信要求を送信し、前記受信手段
が、前記抽出された差分符号化信号を受信し、前記合成
手段が、前記合成器読み込み手段で読み込まれた第2符
号化信号と、前記受信手段が受信した差分符号化信号
と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号
を合成することを特徴とするものである。
【0198】請求項91記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項88から90のいずれか1項に記載の
符号化信号合成装置において、前記合成器読み込み手段
が、前記リムーバブル記憶媒体から、該リムーバブル記
憶媒体に記録された前記差分符号化信号と前記第2符号
化信号とを合成する合成ソフトウェアを読み込み、前記
合成手段が、前記合成ソフトウェアを実行して、前記第
2符号化信号と前記差分符号化信号とを合成して復元第
1符号化信号を合成することを特徴とするものである。
【0199】請求項92記載の発明は、上記課題を解決
するため、複数の符号化信号から1つの符号化信号を合
成する符号化信号合成装置において、複数の画像情報か
ら構成される動画像を符号化した第1符号化信号に符号
量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する合成器符
号化信号変換手段と、該合成器符号化信号変換手段に変
換された第2符号化信号を記憶させる合成器記憶手段
と、受信する前記第1符号化信号と前記第2符号化信号
との差分情報である差分符号化信号を、選択する受信符
号化信号選択手段と、該受信符号化信号選択手段で選択
された差分符号化信号の送信要求と、前記合成器記憶手
段に記憶された第2符号化信号の符号量圧縮率と、を送
信する送信要求送信手段と、前記送信要求および前記符
号量圧縮率に対応した差分符号化信号を受信する差分符
号化信号受信手段と、前記合成器記憶手段に記憶された
第2符号化信号と、前記受信した差分符号化信号と、を
合成して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
信号を合成する合成手段と、を備えたことを特徴とする
ものである。
【0200】請求項93記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項92記載の符号化信号合成装置におい
て、前記合成器符号化信号変換手段が、前記合成器記憶
手段に記憶された第2符号化信号に符号量変換処理を行
い、再変換第2符号化信号に変換し、前記合成器記憶手
段が、前記合成器符号化信号変換手段に変換された再変
換第2符号化信号を、前記第2符号化信号と置き換えて
記憶させることを特徴とするものである。
【0201】請求項94記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項92または93記載の符号化信号合成
装置において、前記合成器記憶手段が、前記合成手段に
合成された復元第1符号化信号を、前記第2符号化信号
と置き換えて記憶させることを特徴とするものである。
【0202】請求項95記載の発明は、上記課題を解決
するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に分
離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を入力
して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装置
と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合成を
行う符号化信号分離・合成方法において、
【0203】複数の画像情報から構成される動画像を符
号化した第1符号化信号に符号量変換処理を行い、第2
符号化信号に変換する符号化信号変換ステップと、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とか
ら、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分
情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号生
成ステップと、前記符号化信号分離装置で前記いずれか
の符号化信号を固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒
体記憶ステップと、前記符号化信号分離装置で前記いず
れかの符号化信号を取り外し可能なリムーバブル記録媒
体に記録させる分離器可動媒体記録ステップと、
【0204】前記符号化信号合成装置で前記リムーバブ
ル記録媒体に記録された符号化信号を読み込む合成器読
み込みステップと、前記符号化信号分離装置から受信す
る前記符号化信号を選択する受信符号化信号選択ステッ
プと、該受信符号化信号選択ステップで選択された符号
化信号の送信要求を前記符号化信号合成装置から送信す
る送信要求送信ステップと、
【0205】前記符号化信号分離装置で前記送信要求送
信ステップで送信した前記送信要求を受信する送信要求
受信ステップと、前記分離器固定媒体記憶ステップで記
憶した符号化信号から、前記送信要求に基づいて、対応
する符号化信号を抽出する符号化信号抽出ステップと、
前記抽出された符号化信号を前記符号化信号分離装置か
ら送信する送信ステップと、
【0206】前記符号化信号合成装置で前記送信ステッ
プで送信した符号化信号を受信する受信ステップと、該
受信ステップで受信した符号化信号と合成する符号化信
号を、前記合成器読み込みステップで読み込んだ符号化
信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、前
記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成し
て、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号を
合成する合成ステップと、を備えたことを特徴とするも
のである。
【0207】請求項96記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項95記載の符号化信号分離・合成方法
において、前記分離器固定媒体記憶ステップが、前記符
号化信号変換ステップで変換された第2符号化信号を記
憶し、前記分離器可動媒体記録ステップが、前記差分符
号化信号生成ステップで生成された差分符号化信号を前
記リムーバブル記録媒体に記録し、前記合成器読み込み
ステップが、前記差分符号化信号を前記リムーバブル記
録媒体から読み込み、前記送信要求送信ステップが、前
記第2符号化信号の所望の範囲を指定して、該指定され
た範囲の前記第2符号化信号の送信要求を送信し、前記
送信要求受信ステップが、前記第2符号化信号の送信要
求を受信し、前記符号化信号抽出ステップが、前記第2
符号化信号の送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に
記憶された第2符号化信号から、前記指定された範囲の
第2符号化信号を抽出し、前記送信ステップが、前記抽
出された第2符号化信号を送信し、前記受信ステップ
が、前記抽出された第2符号化信号を受信し、前記合成
ステップが、前記受信ステップで受信した第2符号化信
号と、前記受信した第2符号化信号に対応する前記合成
器読み込みステップで読み込んだ差分符号化信号と、を
合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成
することを特徴とするものである。
【0208】請求項97記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項95記載の符号化信号分離・合成方法
において、前記分離器固定媒体記憶ステップが、前記差
分符号化信号生成ステップで生成された差分符号化信号
を記憶し、前記分離器可動媒体記録ステップが、前記符
号化信号変換ステップで変換された第2符号化信号を前
記リムーバブル記録媒体に記録し、前記合成器読み込み
ステップが、前記第2符号化信号を前記リムーバブル記
録媒体から読み込み、前記送信要求送信ステップが、前
記読み込まれた第2符号化信号に対応する差分符号化信
号の送信要求を送信し、前記送信要求受信ステップが、
前記差分符号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信
号抽出ステップが、前記差分符号化信号の送信要求に基
づいて、前記固定記憶媒体に記憶された差分符号化信号
から、前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を
抽出し、前記送信ステップが、前記抽出された差分符号
化信号を送信し、前記受信ステップが、前記抽出された
差分符号化信号を受信し、前記合成ステップが、前記合
成器読み込みステップで読み込まれた第2符号化信号
と、前記受信ステップが受信した差分符号化信号と、を
合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成
することを特徴とするものである。
【0209】請求項98記載の発明は、上記課題を解決
するため、請求項95から97のいずれか1項に記載の
符号化信号分離・合成方法において、前記分離器可動媒
体記録ステップが、前記リムーバブル記憶媒体に、前記
記録した差分符号化信号ごとに前記第2符号化信号と合
成する合成ソフトウェアを記録し、前記合成器読み込み
ステップが、前記リムーバブル記憶媒体から前記合成ソ
フトウェアを読み込み、前記合成ステップが、前記合成
ソフトウェアを実行して、前記第2符号化信号と前記差
分符号化信号とを合成して復元第1符号化信号を合成す
ることを特徴とするものである。
【0210】請求項99記載の発明は、上記課題を解決
するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に分
離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号から1
つの符号化信号を合成する符号化信号合成装置と、を備
えたシステムに符号化信号の分離および合成を行う符号
化信号分離・合成方法において、
【0211】前記符号化信号合成装置で複数の画像情報
から構成される動画像を符号化した第1符号化信号に符
号量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する合成器
符号化信号変換ステップと、該合成器符号化信号変換ス
テップに変換された第2符号化信号を記憶させる合成器
記憶ステップと、前記符号化信号分離装置から受信す
る、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分
情報である差分符号化信号を、選択する受信符号化信号
選択ステップと、該受信符号化信号選択ステップで選択
された差分符号化信号の送信要求と、前記合成器記憶ス
テップに記憶された第2符号化信号の符号量圧縮率と、
を前記符号化信号分離装置に送信する送信要求送信ステ
ップと、
【0212】前記符号化信号分離装置で前記第1符号化
信号を記憶させる分離器記憶ステップと、前記符号化信
号分離装置で前記送信要求送信ステップで送信した前記
送信要求および前記符号量圧縮率を受信する送信要求受
信ステップと、前記分離器記憶ステップで記憶した第1
符号化信号から、前記送信要求に基づいて、対応する第
1符号化信号を抽出する符号化信号抽出ステップと、前
記抽出された第1符号化信号を前記受信した符号量圧縮
率に基づいて符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
変換する分離器符号化信号変換ステップと、前記第1符
号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とから、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分情報であ
る差分符号化信号を生成する分離器差分符号化信号生成
ステップと、前記生成された差分符号化信号を前記符号
化信号合成装置に送信する差分符号化信号送信ステップ
と、
【0213】前記符号化信号合成装置で、前記差分符号
化信号送信ステップで送信した差分符号化信号を受信す
る差分符号化信号受信ステップと、前記合成器記憶ステ
ップに記憶された第2符号化信号と、前記受信した差分
符号化信号と、を合成して、前記第1符号化信号と同等
の復元第1符号化信号を合成する合成ステップと、を備
えたことを特徴とするものである。
【0214】請求項100記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項99記載の符号化信号分離・合成方
法において、前記合成器符号化信号変換ステップが、前
記合成器記憶ステップで記憶された第2符号化信号に符
号量変換処理を行い、再変換第2符号化信号に変換し、
前記合成器記憶ステップが、前記合成器符号化信号変換
ステップで変換された再変換第2符号化信号を、前記第
2符号化信号と置き換えて記憶させることを特徴とする
ものである。
【0215】請求項101記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項99または100記載の符号化信号
分離・合成方法において、前記合成器記憶ステップが、
前記合成ステップに合成された復元第1符号化信号を、
前記第2符号化信号と置き換えて記憶させることを特徴
とするものである。
【0216】請求項102記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離方法において、複数の画像情報
から構成される動画像を符号化した第1符号化信号に符
号量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する符号化
信号変換ステップと、前記第1符号化信号と前記第2符
号化信号の生成情報とから、前記第1符号化信号と前記
第2符号化信号との差分情報である差分符号化信号を生
成する差分符号化信号生成ステップと、前記いずれかの
符号化信号を固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒体
記憶ステップと、前記いずれかの符号化信号を取り外し
可能なリムーバブル記録媒体に記録させる分離器可動媒
体記録ステップと、前記いずれかの符号化信号の送信要
求を受信する送信要求受信ステップと、前記分離器固定
媒体記憶ステップで記憶した符号化信号から、前記送信
要求に基づいて、対応する符号化信号を抽出する符号化
信号抽出ステップと、前記抽出された符号化信号を送信
する送信ステップと、を備えたことを特徴とするもので
ある。
【0217】請求項103記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項102記載の符号化信号分離方法に
おいて、前記分離器固定媒体記憶ステップが、前記符号
化信号変換ステップで変換された第2符号化信号を記憶
し、前記分離器可動媒体記録ステップが、前記差分符号
化信号生成ステップで生成された差分符号化信号を前記
リムーバブル記録媒体に記録し、前記送信要求受信ステ
ップが、所定の範囲の前記第2符号化信号の送信要求を
受信し、前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符号
化信号の送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶
された第2符号化信号から、前記指定された範囲の第2
符号化信号を抽出し、前記送信ステップが、前記抽出さ
れた第2符号化信号を送信することを特徴とするもので
ある。
【0218】請求項104記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項102記載の符号化信号分離方法に
おいて、前記分離器固定媒体記憶ステップが、前記差分
符号化信号生成ステップで生成された差分符号化信号を
記憶し、前記分離器可動媒体記録ステップが、前記符号
化信号変換ステップで変換された第2符号化信号を前記
リムーバブル記録媒体に記録し、前記送信要求受信ステ
ップが、所定の範囲の前記第2符号化信号に対応する前
記差分符号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号
抽出ステップが、前記差分符号化信号の送信要求に基づ
いて、前記固定記憶媒体に記憶された差分符号化信号か
ら、前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽
出し、前記送信ステップが、前記抽出された差分符号化
信号を送信することを特徴とするものである。
【0219】請求項105記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項102から104のいずれか1項に
記載の符号化信号分離方法において、前記分離器可動媒
体記録ステップが、前記リムーバブル記憶媒体に、前記
記録した差分符号化信号ごとに前記第2符号化信号と合
成する合成ソフトウェアを記録することを特徴とするも
のである。
【0220】請求項106記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離方法において、複数の画像情報
から構成される動画像を符号化した第1符号化信号を記
憶させる分離器記憶ステップと、前記第1符号化信号に
符号量変換処理を行った第2符号化信号と、前記第1符
号化信号と、の差分情報である差分符号化信号の一部の
送信を要求する送信要求および前記第2符号化信号の符
号量圧縮率を受信する送信要求受信ステップと、前記分
離器記憶ステップで記憶した第1符号化信号から、前記
送信要求に基づいて、対応する第1符号化信号を抽出す
る符号化信号抽出ステップと、前記抽出された第1符号
化信号を前記受信した符号量圧縮率に基づいて符号量変
換処理を行い、第2符号化信号に変換する分離器符号化
信号変換ステップと、前記第1符号化信号と前記第2符
号化信号の生成情報とから、前記第1符号化信号と前記
第2符号化信号との差分情報である差分符号化信号を生
成する分離器差分符号化信号生成ステップと、前記生成
された差分符号化信号を送信する差分符号化信号送信ス
テップと、を備えたことを特徴とするものである。
【0221】請求項107記載の発明は、上記課題を解
決するため、複数の符号化信号を入力して1つの符号化
信号に合成する符号化信号合成方法において、複数の画
像情報から構成される動画像を符号化した第1符号化信
号と、前記第1符号化信号に符号量変換処理を行った第
2符号化信号と、前記第1符号化信号と前記第2符号化
信号との差分情報である差分符号化信号と、の中から取
り外し可能なリムーバブル記録媒体に記録されたいずれ
かの符号化信号を読み込む合成器読み込みステップと、
前記いずれかの符号化信号から受信する範囲を選択する
受信符号化信号選択ステップと、該受信符号化信号選択
ステップで選択された符号化信号の送信要求を送信する
送信要求送信ステップと、前記送信要求に応答した符号
化信号を受信する受信ステップと、該受信ステップで受
信した符号化信号と合成する符号化信号を、前記合成器
読み込みステップで読み込んだ符号化信号から抽出する
合成器符号化信号抽出ステップと、前記第2符号化信号
と、前記差分符号化信号と、を合成して、前記第1符号
化信号と同等の復元第1符号化信号を合成する合成ステ
ップと、を備えたことを特徴とするものである。
【0222】請求項108記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項107記載の符号化信号合成方法に
おいて、前記合成器読み込みステップが、前記差分符号
化信号を前記リムーバブル記録媒体から読み込み、前記
送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所望の
範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号化信
号の送信要求を送信し、前記受信ステップが、前記抽出
された第2符号化信号を受信し、前記合成ステップが、
前記受信ステップで受信した第2符号化信号と、前記受
信した第2符号化信号に対応する前記合成器読み込みス
テップで読み込んだ差分符号化信号と、を合成して、所
望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成することを特
徴とするものである。
【0223】請求項109記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項107記載の符号化信号合成方法に
おいて、前記合成器読み込みステップが、前記第2符号
化信号を前記リムーバブル記録媒体から読み込み、前記
送信要求送信ステップが、前記読み込まれた第2符号化
信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、前
記受信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を受
信し、前記合成ステップが、前記合成器読み込みステッ
プで読み込まれた第2符号化信号と、前記受信ステップ
が受信した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲
の前記復元第1符号化信号を合成することを特徴とする
ものである。
【0224】請求項110記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項107から109のいずれか1項に
記載の符号化信号合成方法において、前記合成器読み込
みステップが、前記リムーバブル記憶媒体から、該リム
ーバブル記憶媒体に記録された前記差分符号化信号と前
記第2符号化信号とを合成する合成ソフトウェアを読み
込み、前記合成ステップが、前記合成ソフトウェアを実
行して、前記第2符号化信号と前記差分符号化信号とを
合成して復元第1符号化信号を合成することを特徴とす
るものである。
【0225】請求項111記載の発明は、上記課題を解
決するため、複数の符号化信号から1つの符号化信号を
合成する符号化信号合成方法において、複数の画像情報
から構成される動画像を符号化した第1符号化信号に符
号量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する合成器
符号化信号変換ステップと、該合成器符号化信号変換ス
テップに変換された第2符号化信号を記憶させる合成器
記憶ステップと、受信する前記第1符号化信号と前記第
2符号化信号との差分情報である差分符号化信号を、選
択する受信符号化信号選択ステップと、該受信符号化信
号選択ステップで選択された差分符号化信号の送信要求
と、前記合成器記憶ステップに記憶された第2符号化信
号の符号量圧縮率と、を送信する送信要求送信ステップ
と、前記送信要求および前記符号量圧縮率に対応した差
分符号化信号を受信する差分符号化信号受信ステップ
と、前記合成器記憶ステップに記憶された第2符号化信
号と、前記受信した差分符号化信号と、を合成して、前
記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号を合成す
る合成ステップと、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0226】請求項112記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項111記載の符号化信号合成方法に
おいて、前記合成器符号化信号変換ステップが、前記合
成器記憶ステップで記憶された第2符号化信号に符号量
変換処理を行い、再変換第2符号化信号に変換し、前記
合成器記憶ステップが、前記合成器符号化信号変換ステ
ップで変換された再変換第2符号化信号を、前記第2符
号化信号と置き換えて記憶させることを特徴とするもの
である。
【0227】請求項113記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項111または112記載の符号化信
号合成方法において、前記合成器記憶ステップが、前記
合成ステップに合成された復元第1符号化信号を、前記
第2符号化信号と置き換えて記憶させることを特徴とす
るものである。
【0228】請求項114記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を入
力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装置
と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合成を
行う符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体に
おいて、
【0229】複数の画像情報から構成される動画像を符
号化した第1符号化信号に符号量変換処理を行い、第2
符号化信号に変換する符号化信号変換ステップと、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とか
ら、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分
情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号生
成ステップと、前記符号化信号分離装置で前記いずれか
の符号化信号を固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒
体記憶ステップと、前記符号化信号分離装置で前記いず
れかの符号化信号を取り外し可能なリムーバブル記録媒
体に記録させる分離器可動媒体記録ステップと、
【0230】前記符号化信号合成装置で前記リムーバブ
ル記録媒体に記録された符号化信号を読み込む合成器読
み込みステップと、前記符号化信号分離装置から受信す
る前記符号化信号を選択する受信符号化信号選択ステッ
プと、該受信符号化信号選択ステップで選択された符号
化信号の送信要求を前記符号化信号合成装置から送信す
る送信要求送信ステップと、
【0231】前記符号化信号分離装置で前記送信要求送
信ステップで送信した前記送信要求を受信する送信要求
受信ステップと、前記分離器固定媒体記憶ステップで記
憶した符号化信号から、前記送信要求に基づいて、対応
する符号化信号を抽出する符号化信号抽出ステップと、
前記抽出された符号化信号を前記符号化信号分離装置か
ら送信する送信ステップと、
【0232】前記符号化信号合成装置で前記送信ステッ
プで送信した符号化信号を受信する受信ステップと、該
受信ステップで受信した符号化信号と合成する符号化信
号を、前記合成器読み込みステップで読み込んだ符号化
信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、前
記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成し
て、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号を
合成する合成ステップと、を備えたことを特徴とするも
のである。
【0233】請求項115記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項114記載の符号化信号分離・合成
プログラムを記録した媒体において、前記分離器固定媒
体記憶ステップが、前記符号化信号変換ステップで変換
された第2符号化信号を記憶し、前記分離器可動媒体記
録ステップが、前記差分符号化信号生成ステップで生成
された差分符号化信号を前記リムーバブル記録媒体に記
録し、前記合成器読み込みステップが、前記差分符号化
信号を前記リムーバブル記録媒体から読み込み、前記送
信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所望の範
囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号化信号
の送信要求を送信し、前記送信要求受信ステップが、前
記第2符号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号
抽出ステップが、前記第2符号化信号の送信要求に基づ
いて、前記固定記憶媒体に記憶された第2符号化信号か
ら、前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、前
記送信ステップが、前記抽出された第2符号化信号を送
信し、前記受信ステップが、前記抽出された第2符号化
信号を受信し、前記合成ステップが、前記受信ステップ
で受信した第2符号化信号と、前記受信した第2符号化
信号に対応する前記合成器読み込みステップで読み込ん
だ差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復
元第1符号化信号を合成することを特徴とするものであ
る。
【0234】請求項116記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項114記載の符号化信号分離・合成
プログラムを記録した媒体において、前記分離器固定媒
体記憶ステップが、前記差分符号化信号生成ステップで
生成された差分符号化信号を記憶し、前記分離器可動媒
体記録ステップが、前記符号化信号変換ステップで変換
された第2符号化信号を前記リムーバブル記録媒体に記
録し、前記合成器読み込みステップが、前記第2符号化
信号を前記リムーバブル記録媒体から読み込み、前記送
信要求送信ステップが、前記読み込まれた第2符号化信
号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、前記
送信要求受信ステップが、前記差分符号化信号の送信要
求を受信し、前記符号化信号抽出ステップが、前記差分
符号化信号の送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に
記憶された差分符号化信号から、前記第2符号化信号に
対応した差分符号化信号を抽出し、前記送信ステップ
が、前記抽出された差分符号化信号を送信し、前記受信
ステップが、前記抽出された差分符号化信号を受信し、
前記合成ステップが、前記合成器読み込みステップで読
み込まれた第2符号化信号と、前記受信ステップが受信
した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
復元第1符号化信号を合成することを特徴とするもので
ある。
【0235】請求項117記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項114から116のいずれか1項に
記載の符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体
において、前記分離器可動媒体記録ステップが、前記リ
ムーバブル記憶媒体に、前記記録した差分符号化信号ご
とに前記第2符号化信号と合成する合成ソフトウェアを
記録し、前記合成器読み込みステップが、前記リムーバ
ブル記憶媒体から前記合成ソフトウェアを読み込み、前
記合成ステップが、前記合成ソフトウェアを実行して、
前記第2符号化信号と前記差分符号化信号とを合成して
復元第1符号化信号を合成することを特徴とするもので
ある。
【0236】請求項118記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号から
1つの符号化信号を合成する符号化信号合成装置と、を
備えたシステムに符号化信号の分離および合成を行う符
号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体におい
て、
【0237】前記符号化信号合成装置で複数の画像情報
から構成される動画像を符号化した第1符号化信号に符
号量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する合成器
符号化信号変換ステップと、該合成器符号化信号変換ス
テップに変換された第2符号化信号を記憶させる合成器
記憶ステップと、前記符号化信号分離装置から受信す
る、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分
情報である差分符号化信号を、選択する受信符号化信号
選択ステップと、該受信符号化信号選択ステップで選択
された差分符号化信号の送信要求と、前記合成器記憶ス
テップに記憶された第2符号化信号の符号量圧縮率と、
を前記符号化信号分離装置に送信する送信要求送信ステ
ップと、
【0238】前記符号化信号分離装置で前記第1符号化
信号を記憶させる分離器記憶ステップと、前記符号化信
号分離装置で前記送信要求送信ステップで送信した前記
送信要求および前記符号量圧縮率を受信する送信要求受
信ステップと、前記分離器記憶ステップで記憶した第1
符号化信号から、前記送信要求に基づいて、対応する第
1符号化信号を抽出する符号化信号抽出ステップと、前
記抽出された第1符号化信号を前記受信した符号量圧縮
率に基づいて符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
変換する分離器符号化信号変換ステップと、前記第1符
号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とから、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分情報であ
る差分符号化信号を生成する分離器差分符号化信号生成
ステップと、前記生成された差分符号化信号を前記符号
化信号合成装置に送信する差分符号化信号送信ステップ
と、
【0239】前記符号化信号合成装置で、前記差分符号
化信号送信ステップで送信した差分符号化信号を受信す
る差分符号化信号受信ステップと、前記合成器記憶ステ
ップに記憶された第2符号化信号と、前記受信した差分
符号化信号と、を合成して、前記第1符号化信号と同等
の復元第1符号化信号を合成する合成ステップと、を備
えたことを特徴とするものである。
【0240】請求項119記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項118記載の符号化信号分離・合成
プログラムを記録した媒体において、前記合成器符号化
信号変換ステップが、前記合成器記憶ステップで記憶さ
れた第2符号化信号に符号量変換処理を行い、再変換第
2符号化信号に変換し、前記合成器記憶ステップが、前
記合成器符号化信号変換ステップで変換された再変換第
2符号化信号を、前記第2符号化信号と置き換えて記憶
させることを特徴とするものである。
【0241】請求項120記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項118または119記載の符号化信
号分離・合成プログラムを記録した媒体において、前記
合成器記憶ステップが、前記合成ステップに合成された
復元第1符号化信号を、前記第2符号化信号と置き換え
て記憶させることを特徴とするものである。
【0242】請求項121記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離プログラムを記録した媒体にお
いて、複数の画像情報から構成される動画像を符号化し
た第1符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化
信号に変換する符号化信号変換ステップと、前記第1符
号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とから、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分情報であ
る差分符号化信号を生成する差分符号化信号生成ステッ
プと、前記いずれかの符号化信号を固定記憶媒体に記憶
させる分離器固定媒体記憶ステップと、前記いずれかの
符号化信号を取り外し可能なリムーバブル記録媒体に記
録させる分離器可動媒体記録ステップと、前記いずれか
の符号化信号の送信要求を受信する送信要求受信ステッ
プと、前記分離器固定媒体記憶ステップで記憶した符号
化信号から、前記送信要求に基づいて、対応する符号化
信号を抽出する符号化信号抽出ステップと、前記抽出さ
れた符号化信号を送信する送信ステップと、を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0243】請求項122記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項121記載の符号化信号分離プログ
ラムを記録した媒体において、前記分離器固定媒体記憶
ステップが、前記符号化信号変換ステップで変換された
第2符号化信号を記憶し、前記分離器可動媒体記録ステ
ップが、前記差分符号化信号生成ステップで生成された
差分符号化信号を前記リムーバブル記録媒体に記録し、
前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
号化信号の送信要求を受信し、前記符号化信号抽出ステ
ップが、前記第2符号化信号の送信要求に基づいて、前
記固定記憶媒体に記憶された第2符号化信号から、前記
指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、前記送信ス
テップが、前記抽出された第2符号化信号を送信するこ
とを特徴とするものである。
【0244】請求項123記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項121記載の符号化信号分離プログ
ラムを記録した媒体において、前記分離器固定媒体記憶
ステップが、前記差分符号化信号生成ステップで生成さ
れた差分符号化信号を記憶し、前記分離器可動媒体記録
ステップが、前記符号化信号変換ステップで変換された
第2符号化信号を前記リムーバブル記録媒体に記録し、
前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
号化信号に対応する前記差分符号化信号の送信要求を受
信し、前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化
信号の送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶さ
れた差分符号化信号から、前記第2符号化信号に対応し
た差分符号化信号を抽出し、前記送信ステップが、前記
抽出された差分符号化信号を送信することを特徴とする
ものである。
【0245】請求項124記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項121から123のいずれか1項に
記載の符号化信号分離プログラムを記録した媒体におい
て、前記分離器可動媒体記録ステップが、前記リムーバ
ブル記憶媒体に、前記記録した差分符号化信号ごとに前
記第2符号化信号と合成する合成ソフトウェアを記録す
ることを特徴とするものである。
【0246】請求項125記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離プログラムを記録した媒体にお
いて、複数の画像情報から構成される動画像を符号化し
た第1符号化信号を記憶させる分離器記憶ステップと、
前記第1符号化信号に符号量変換処理を行った第2符号
化信号と、前記第1符号化信号と、の差分情報である差
分符号化信号の一部の送信を要求する送信要求および前
記第2符号化信号の符号量圧縮率を受信する送信要求受
信ステップと、前記分離器記憶ステップで記憶した第1
符号化信号から、前記送信要求に基づいて、対応する第
1符号化信号を抽出する符号化信号抽出ステップと、前
記抽出された第1符号化信号を前記受信した符号量圧縮
率に基づいて符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
変換する分離器符号化信号変換ステップと、前記第1符
号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とから、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分情報であ
る差分符号化信号を生成する分離器差分符号化信号生成
ステップと、前記生成された差分符号化信号を送信する
差分符号化信号送信ステップと、を備えたことを特徴と
するものである。
【0247】請求項126記載の発明は、上記課題を解
決するため、複数の符号化信号を入力して1つの符号化
信号に合成する符号化信号合成プログラムを記録した媒
体において、複数の画像情報から構成される動画像を符
号化した第1符号化信号と、前記第1符号化信号に符号
量変換処理を行った第2符号化信号と、前記第1符号化
信号と前記第2符号化信号との差分情報である差分符号
化信号と、の中から取り外し可能なリムーバブル記録媒
体に記録されたいずれかの符号化信号を読み込む合成器
読み込みステップと、前記いずれかの符号化信号から受
信する範囲を選択する受信符号化信号選択ステップと、
該受信符号化信号選択ステップで選択された符号化信号
の送信要求を送信する送信要求送信ステップと、前記送
信要求に応答した符号化信号を受信する受信ステップ
と、該受信ステップで受信した符号化信号と合成する符
号化信号を、前記合成器読み込みステップで読み込んだ
符号化信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップ
と、前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を
合成して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
信号を合成する合成ステップと、を備えたことを特徴と
するものである。
【0248】請求項127記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項126記載の符号化信号合成プログ
ラムを記録した媒体において、前記合成器読み込みステ
ップが、前記差分符号化信号を前記リムーバブル記録媒
体から読み込み、前記送信要求送信ステップが、前記第
2符号化信号の所望の範囲を指定して、該指定された範
囲の前記第2符号化信号の送信要求を送信し、前記受信
ステップが、前記抽出された第2符号化信号を受信し、
前記合成ステップが、前記受信ステップで受信した第2
符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応する
前記合成器読み込みステップで読み込んだ差分符号化信
号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信
号を合成することを特徴とするものである。
【0249】請求項128記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項126記載の符号化信号合成プログ
ラムを記録した媒体において、前記合成器読み込みステ
ップが、前記第2符号化信号を前記リムーバブル記録媒
体から読み込み、前記送信要求送信ステップが、前記読
み込まれた第2符号化信号に対応する差分符号化信号の
送信要求を送信し、前記受信ステップが、前記抽出され
た差分符号化信号を受信し、前記合成ステップが、前記
合成器読み込みステップで読み込まれた第2符号化信号
と、前記受信ステップが受信した差分符号化信号と、を
合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成
することを特徴とするものである。
【0250】請求項129記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項126から128のいずれか1項に
記載の符号化信号合成プログラムを記録した媒体におい
て、前記合成器読み込みステップが、前記リムーバブル
記憶媒体から、該リムーバブル記憶媒体に記録された前
記差分符号化信号と前記第2符号化信号とを合成する合
成ソフトウェアを読み込み、前記合成ステップが、前記
合成ソフトウェアを実行して、前記第2符号化信号と前
記差分符号化信号とを合成して復元第1符号化信号を合
成することを特徴とするものである。
【0251】請求項130記載の発明は、上記課題を解
決するため、複数の符号化信号から1つの符号化信号を
合成する符号化信号合成プログラムを記録した媒体にお
いて、複数の画像情報から構成される動画像を符号化し
た第1符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化
信号に変換する合成器符号化信号変換ステップと、該合
成器符号化信号変換ステップに変換された第2符号化信
号を記憶させる合成器記憶ステップと、受信する前記第
1符号化信号と前記第2符号化信号との差分情報である
差分符号化信号を、選択する受信符号化信号選択ステッ
プと、該受信符号化信号選択ステップで選択された差分
符号化信号の送信要求と、前記合成器記憶ステップに記
憶された第2符号化信号の符号量圧縮率と、を送信する
送信要求送信ステップと、前記送信要求および前記符号
量圧縮率に対応した差分符号化信号を受信する差分符号
化信号受信ステップと、前記合成器記憶ステップに記憶
された第2符号化信号と、前記受信した差分符号化信号
と、を合成して、前記第1符号化信号と同等の復元第1
符号化信号を合成する合成ステップと、を備えたことを
特徴とするものである。
【0252】請求項131記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項130記載の符号化信号合成プログ
ラムを記録した媒体において、前記合成器符号化信号変
換ステップが、前記合成器記憶ステップで記憶された第
2符号化信号に符号量変換処理を行い、再変換第2符号
化信号に変換し、前記合成器記憶ステップが、前記合成
器符号化信号変換ステップで変換された再変換第2符号
化信号を、前記第2符号化信号と置き換えて記憶させる
ことを特徴とするものである。
【0253】請求項132記載の発明は、上記課題を解
決するため、請求項130または131記載の符号化信
号合成プログラムを記録した媒体において、前記合成器
記憶ステップが、前記合成ステップに合成された復元第
1符号化信号を、前記第2符号化信号と置き換えて記憶
させることを特徴とするものである。
【0254】請求項133記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を入
力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装置
と、を備えた符号化信号分離・合成装置において、
【0255】前記符号化信号分離装置が、複数の画像情
報から構成される動画像を符号化した第1符号化信号に
符号量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する符号
化信号変換手段と、前記第1符号化信号と前記第2符号
化信号の生成情報とから、前記第1符号化信号と前記第
2符号化信号との差分情報である差分符号化信号を生成
する差分符号化信号生成手段と、前記いずれかの符号化
信号を記憶させる分離器記憶手段と、前記いずれかの符
号化信号を送信する第1送信手段と、を備え、
【0256】前記符号化信号合成装置が、前記第1送信
手段で送信した前記符号化信号を受信する第1受信手段
と、前記いずれかの符号化信号を記憶させる合成器記憶
手段と、を備え、
【0257】さらに、前記符号化信号分離装置が、前記
第1送信手段により送信させた符号化信号と合成させ
て、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号を
生成させる符号化信号を、前記分離器記憶手段で記憶さ
せた符号化信号より、抽出する符号化信号抽出手段と、
前記抽出された符号化信号を送信する第2送信手段と、
を備え、
【0258】前記符号化信号合成装置が、前記第2送信
手段で送信した符号化信号を受信する第2受信手段と、
該第2受信手段で受信した符号化信号と合成する符号化
信号を、前記合成器記手段で記憶した符号化信号から抽
出する合成器符号化信号抽出手段と、前記第2符号化信
号と、前記差分符号化信号と、を合成して、前記第1符
号化信号と同等の復元第1符号化信号を合成する合成手
段と、を備えたことを特徴とするものである。
【0259】請求項134記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を入
力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装置
と、を備えた符号化信号分離・合成装置において、
【0260】前記符号化信号分離装置が、複数の画像情
報から構成される動画像を符号化した第1符号化信号に
符号量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する符号
化信号変換手段と、前記第1符号化信号と前記第2符号
化信号の生成情報とから、前記第1符号化信号と前記第
2符号化信号との差分情報である差分符号化信号を生成
する差分符号化信号生成手段と、前記いずれかの符号化
信号を固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒体記憶手
段と、前記いずれかの符号化信号を取り外し可能なリム
ーバブル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録手段
と、を備え、
【0261】前記符号化信号合成装置が、前記リムーバ
ブル記録媒体に記録された符号化信号を読み込む合成器
読み込み手段と、を備え、
【0262】さらに、前記符号化信号分離装置が、前記
リムーバブル記録媒体に記録させた符号化信号と合成さ
せて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
を生成させる符号化信号を、前記固定記憶媒体に記憶さ
せた符号化信号より、抽出する符号化信号抽出手段と、
前記抽出された符号化信号を送信する送信手段と、を備
え、
【0263】前記符号化信号合成装置が、前記送信手段
で送信した符号化信号を受信する受信手段と、該受信手
段で受信した符号化信号と合成する符号化信号を、前記
合成器読み込み手段で読み込んだ符号化信号から抽出す
る合成器符号化信号抽出手段と、前記第2符号化信号
と、前記差分符号化信号と、を合成して、前記第1符号
化信号と同等の復元第1符号化信号を合成する合成手段
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0264】請求項135記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離装置において、複数の画像情報
から構成される動画像を符号化した第1符号化信号に符
号量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する符号化
信号変換手段と、前記第1符号化信号と前記第2符号化
信号の生成情報とから、前記第1符号化信号と前記第2
符号化信号との差分情報である差分符号化信号を生成す
る差分符号化信号生成手段と、前記いずれかの符号化信
号を記憶させる分離器記憶手段と、前記いずれかの符号
化信号を送信する第1送信手段と、前記第1送信手段に
より送信させた符号化信号と合成させて、前記第1符号
化信号と同等の復元第1符号化信号を生成させる符号化
信号を、前記分離器記憶手段で記憶させた符号化信号よ
り、抽出する符号化信号抽出手段と、前記抽出された符
号化信号を送信する第2送信手段と、を備えたことを特
徴とするものである。
【0265】請求項136記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離装置において、複数の画像情報
から構成される動画像を符号化した第1符号化信号に符
号量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する符号化
信号変換手段と、前記第1符号化信号と前記第2符号化
信号の生成情報とから、前記第1符号化信号と前記第2
符号化信号との差分情報である差分符号化信号を生成す
る差分符号化信号生成手段と、前記いずれかの符号化信
号を固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒体記憶手段
と、前記いずれかの符号化信号を取り外し可能なリムー
バブル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録手段
と、前記リムーバブル記録媒体に記録させた符号化信号
と合成させて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符
号化信号を生成させる符号化信号を、前記固定記憶媒体
に記憶させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽出
手段と、前記抽出された符号化信号を送信する送信手段
と、を備えたことを特徴とするものである。
【0266】請求項137記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を入
力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装置
と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合成を
行う符号化信号分離・合成方法において、
【0267】複数の画像情報から構成される動画像を符
号化した第1符号化信号に符号量変換処理を行い、第2
符号化信号に変換する符号化信号変換ステップと、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とか
ら、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分
情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号生
成ステップと、前記符号化信号分離装置に前記いずれか
の符号化信号を記憶させる分離器記憶ステップと、前記
いずれかの符号化信号を前記符号化信号分離装置から送
信する第1送信ステップと、
【0268】前記第1送信ステップで送信した前記符号
化信号を前記符号化信号合成装置で受信する第1受信ス
テップと、前記符号化信号合成装置に前記いずれかの符
号化信号を記憶させる合成器記憶ステップと、
【0269】前記第1送信ステップにより送信させた符
号化信号と合成させて、前記第1符号化信号と同等の復
元第1符号化信号を生成させる符号化信号を、前記分離
器記憶ステップで記憶させた符号化信号より、抽出する
符号化信号抽出ステップと、前記抽出された符号化信号
を前記符号化信号分離装置から送信する第2送信ステッ
プと、
【0270】前記第2送信ステップで送信した符号化信
号を前記符号化信号合成装置で受信する第2受信ステッ
プと、該第2受信ステップで受信した符号化信号と合成
する符号化信号を、前記合成器記ステップで記憶した符
号化信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップ
と、前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を
合成して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
信号を合成する合成ステップと、を備えたことを特徴と
するものである。
【0271】請求項138記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を入
力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装置
と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合成を
行う符号化信号分離・合成方法において、
【0272】複数の画像情報から構成される動画像を符
号化した第1符号化信号に符号量変換処理を行い、第2
符号化信号に変換する符号化信号変換ステップと、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とか
ら、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分
情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号生
成ステップと、前記いずれかの符号化信号を前記符号化
信号分離装置の固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒
体記憶ステップと、前記いずれかの符号化信号を前記符
号化信号分離装置で取り外し可能なリムーバブル記録媒
体に記録させる分離器可動媒体記録ステップと、
【0273】前記リムーバブル記録媒体に記録された符
号化信号を前記符号化信号合成装置で読み込む合成器読
み込みステップと、
【0274】前記リムーバブル記録媒体に記録させた符
号化信号と合成させて、前記第1符号化信号と同等の復
元第1符号化信号を生成させる符号化信号を、前記固定
記憶媒体に記憶させた符号化信号より、抽出する符号化
信号抽出ステップと、前記抽出された符号化信号を前記
符号化信号分離装置から送信する送信ステップと、
【0275】前記送信ステップで送信した符号化信号を
前記符号化信号合成装置で受信する受信ステップと、該
受信ステップで受信した符号化信号と合成する符号化信
号を、前記合成器読み込みステップで読み込んだ符号化
信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、前
記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成し
て、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号を
合成する合成ステップと、を備えたことを特徴とするも
のである。
【0276】請求項139記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離方法において、複数の画像情報
から構成される動画像を符号化した第1符号化信号に符
号量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する符号化
信号変換ステップと、前記第1符号化信号と前記第2符
号化信号の生成情報とから、前記第1符号化信号と前記
第2符号化信号との差分情報である差分符号化信号を生
成する差分符号化信号生成ステップと、前記いずれかの
符号化信号を記憶させる分離器記憶ステップと、前記い
ずれかの符号化信号を送信する第1送信ステップと、前
記第1送信ステップにより送信させた符号化信号と合成
させて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信
号を生成させる符号化信号を、前記分離器記憶ステップ
で記憶させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽出
ステップと、前記抽出された符号化信号を送信する第2
送信ステップと、を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0277】請求項140記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離方法において、複数の画像情報
から構成される動画像を符号化した第1符号化信号に符
号量変換処理を行い、第2符号化信号に変換する符号化
信号変換ステップと、前記第1符号化信号と前記第2符
号化信号の生成情報とから、前記第1符号化信号と前記
第2符号化信号との差分情報である差分符号化信号を生
成する差分符号化信号生成ステップと、前記いずれかの
符号化信号を固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒体
記憶ステップと、前記いずれかの符号化信号を取り外し
可能なリムーバブル記録媒体に記録させる分離器可動媒
体記録ステップと、前記リムーバブル記録媒体に記録さ
せた符号化信号と合成させて、前記第1符号化信号と同
等の復元第1符号化信号を生成させる符号化信号を、前
記固定記憶媒体に記憶させた符号化信号より、抽出する
符号化信号抽出ステップと、前記抽出された符号化信号
を送信する送信ステップと、を備えたことを特徴とする
ものである。
【0278】請求項141記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を入
力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装置
と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合成を
行う符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体に
おいて、
【0279】複数の画像情報から構成される動画像を符
号化した第1符号化信号に符号量変換処理を行い、第2
符号化信号に変換する符号化信号変換ステップと、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とか
ら、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分
情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号生
成ステップと、前記符号化信号分離装置に前記いずれか
の符号化信号を記憶させる分離器記憶ステップと、前記
いずれかの符号化信号を前記符号化信号分離装置から送
信する第1送信ステップと、
【0280】前記第1送信ステップで送信した前記符号
化信号を前記符号化信号合成装置で受信する第1受信ス
テップと、前記符号化信号合成装置に前記いずれかの符
号化信号を記憶させる合成器記憶ステップと、
【0281】前記第1送信ステップにより送信させた符
号化信号と合成させて、前記第1符号化信号と同等の復
元第1符号化信号を生成させる符号化信号を、前記分離
器記憶ステップで記憶させた符号化信号より、抽出する
符号化信号抽出ステップと、前記抽出された符号化信号
を前記符号化信号分離装置から送信する第2送信ステッ
プと、
【0282】前記第2送信ステップで送信した符号化信
号を前記符号化信号合成装置で受信する第2受信ステッ
プと、該第2受信ステップで受信した符号化信号と合成
する符号化信号を、前記合成器記ステップで記憶した符
号化信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップ
と、前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を
合成して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
信号を合成する合成ステップと、を備えたことを特徴と
するものである。
【0283】請求項142記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を入
力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装置
と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合成を
行う符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体に
おいて、
【0284】複数の画像情報から構成される動画像を符
号化した第1符号化信号に符号量変換処理を行い、第2
符号化信号に変換する符号化信号変換ステップと、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とか
ら、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分
情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号生
成ステップと、前記いずれかの符号化信号を前記符号化
信号分離装置の固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒
体記憶ステップと、前記いずれかの符号化信号を前記符
号化信号分離装置で取り外し可能なリムーバブル記録媒
体に記録させる分離器可動媒体記録ステップと、
【0285】前記リムーバブル記録媒体に記録された符
号化信号を前記符号化信号合成装置で読み込む合成器読
み込みステップと、
【0286】前記リムーバブル記録媒体に記録させた符
号化信号と合成させて、前記第1符号化信号と同等の復
元第1符号化信号を生成させる符号化信号を、前記固定
記憶媒体に記憶させた符号化信号より、抽出する符号化
信号抽出ステップと、前記抽出された符号化信号を前記
符号化信号分離装置から送信する送信ステップと、
【0287】前記送信ステップで送信した符号化信号を
前記符号化信号合成装置で受信する受信ステップと、該
受信ステップで受信した符号化信号と合成する符号化信
号を、前記合成器読み込みステップで読み込んだ符号化
信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、前
記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成し
て、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号を
合成する合成ステップと、を備えたことを特徴とするも
のである。
【0288】請求項143記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離プログラムを記録した媒体にお
いて、複数の画像情報から構成される動画像を符号化し
た第1符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化
信号に変換する符号化信号変換ステップと、前記第1符
号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とから、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分情報であ
る差分符号化信号を生成する差分符号化信号生成ステッ
プと、前記いずれかの符号化信号を記憶させる分離器記
憶ステップと、前記いずれかの符号化信号を送信する第
1送信ステップと、前記第1送信ステップにより送信さ
せた符号化信号と合成させて、前記第1符号化信号と同
等の復元第1符号化信号を生成させる符号化信号を、前
記分離器記憶ステップで記憶させた符号化信号より、抽
出する符号化信号抽出ステップと、前記抽出された符号
化信号を送信する第2送信ステップと、を備えたことを
特徴とするものである。
【0289】請求項144記載の発明は、上記課題を解
決するため、符号化信号を入力して複数の符号化信号に
分離する符号化信号分離プログラムを記録した媒体にお
いて、複数の画像情報から構成される動画像を符号化し
た第1符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化
信号に変換する符号化信号変換ステップと、前記第1符
号化信号と前記第2符号化信号の生成情報とから、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分情報であ
る差分符号化信号を生成する差分符号化信号生成ステッ
プと、前記いずれかの符号化信号を固定記憶媒体に記憶
させる分離器固定媒体記憶ステップと、前記いずれかの
符号化信号を取り外し可能なリムーバブル記録媒体に記
録させる分離器可動媒体記録ステップと、前記リムーバ
ブル記録媒体に記録させた符号化信号と合成させて、前
記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号を生成さ
せる符号化信号を、前記固定記憶媒体に記憶させた符号
化信号より、抽出する符号化信号抽出ステップと、前記
抽出された符号化信号を送信する送信ステップと、を備
えたことを特徴とするものである。
【0290】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しつつ説明する。
【0291】本発明に係るストリーム分離・合成装置を
図1に示す。図1に示すように、本発明では、ビットス
トリームを分離するストリーム分離装置1000および
ビットストリームを合成するストリーム合成装置200
0を備えている。
【0292】ストリーム分離装置1000は、符号化器
600から伝送された高品質なMPEG−2ビットスト
リームまたは原画像を符号化したMPEG−2ビットス
トリーム(変換前MPEG−2ビットストリーム)を入
力して、符号量変換を行い、符号量削減されたMPEG
−2ビットストリーム(変換後MPEG−2ビットスト
リーム)に変換する。また、この情報とは別に符号量削
減前後間の変化情報を表す差分情報(差分ビットストリ
ーム)を生成して、上記変換前MPEG−2ビットスト
リーム、変換後MPEG−2ビットストリーム、差分ビ
ットストリームの中から必要となるビットストリームを
出力するものである。
【0293】ストリーム合成装置2000は、変換前M
PEG−2ビットストリーム、変換後MPEG−2ビッ
トストリーム、差分ビットストリームから必要となるビ
ットストリームを入力し、変換後MPEG−2ビットス
トリームと、差分ビットストリームと、を合成すること
により、変換前MPEG−2ビットストリームと全く同
一の復元MPEG−2ビットストリームを得るものであ
る。
【0294】また、詳細は後述するが、ストリーム合成
装置2000において、変換前MPEG−2ビットスト
リームを入力する場合は、ストリーム合成装置2000
内で、符号量変換を行い、変換後MPEG−2ビットス
トリームまたは差分ビットストリームとして記憶するこ
とにより、記憶容量を節約するものである。
【0295】ここで、差分ビットストリームのビットス
トリームフォーマットを図2に示す。図2に示すよう
に、差分ビットストリームは、MPEG−2シンタック
スのビットストリームフォーマットを基本とし、シーケ
ンスレイヤ、ピクチャレイヤ、スライスレイヤ、MB
(マクロブロック)レイヤ、ブロックレイヤからなる階
層構造を有する。
【0296】差分ビットストリームは、シーケンスヘッ
ダから始り、ピクチャ枚数分のピクチャレイヤデータヘ
と続く。ピクチャレイヤデータは、ピクチャヘッダと、
ピクチャデータから構成される。ピクチャデータは、複
数個のスライスレイヤデータで構成され、スライスレイ
ヤデータは、スライスヘッダと、それに続く複数個のM
Bレイヤデータから構成される。MBレイヤデータは、
MB属性情報と、係数情報から構成される。
【0297】ここで、シーケンスヘッダ、ピクチャヘッ
ダ、スライスヘッダは、それぞれシーケンス単位、ピク
チャ単位、スライス単位で出力MPEG−2ビットスト
リームとの同期をとるために利用される。MB属性情報
は、MBの位置情報や符号化モードを設定するために利
用され、係数情報に、再量子化前後での量子化係数値の
変化情報が格納される。
【0298】次に、ストリーム分離装置1000の概略
ブロック構成図を図3に示し、ストリーム分離装置10
00の処理概要を説明する。
【0299】図3に示すように、ストリーム分離装置1
000は、1つの入力インタフェース(入力)と2つの
出力インタフェース(出力1、出力2)とともに、分離
器1100、記憶部1200、ストリーム抽出部130
0および送受信部1400を有している。
【0300】ストリーム分離装置1000は、入力に複
数の画像情報から構成される動画像を符号化した高速伝
送路用MPEG−2圧縮符号化映像情報である変換前M
PEG−2ビットストリームを入力し、出力1には変換
前MPEG−2ビットストリームに符号量変換を行った
低速伝送路用MPEG−2圧縮符号化映像情報である変
換後MPEG−2ビットストリームを出力し、出力2に
は変換前MPEG−2ビットストリームと変換後MPE
G−2ビットストリームの差分データである差分ビット
ストリームを出力する。
【0301】分離器1100は、変換前MPEG−2ビ
ットストリームをINから入力し、入力した変換前MP
EG−2ビットストリームに符号量変換処理を行い、変
換後MPEG−2ビットストリームに変換して、OUT
1から出力するものである。また、前記変換前MPEG
−2ビットストリームと前記変換後MPEG−2ビット
ストリームの生成情報とから、両者の差分情報である差
分ビットストリームを生成し、OUT2から出力するも
のである。
【0302】記憶部1200は、分離器1100で変換
された変換後MPEG−2ビットストリームまたは分離
器1100で生成された差分ビットストリームを記憶す
るものである。
【0303】ストリーム抽出部1300は、記憶部12
00で記憶した変換後MPEG−2ビットストリームま
たは差分ビットストリームから、送受信部1400が受
信した送信要求に基づいて、対応する変換後MPEG−
2ビットストリームまたは差分ビットストリームを抽出
するものである。
【0304】送受信部1400は、変換後MPEG−2
ビットストリームまたは差分ビットストリームを送信す
るものである。また、変換後MPEG−2ビットストリ
ームまたは差分ビットストリームの送信要求を受信する
とともに、この送信要求に基づいてストリーム抽出部1
300に抽出された変換後MPEG−2ビットストリー
ムまたは差分ビットストリームを送信するものである。
【0305】次に、ストリーム合成装置2000の概略
ブロック構成図を図4に示し、ストリーム合成装置20
00の処理概要を説明する。
【0306】図4に示すように、ストリーム合成装置2
000は、2つの入力インタフェース(入力1、入力
2)と1つの出力インタフェース(出力)とともに、送
受信部2100、記憶部2200、編集部2300およ
び合成器2400を有している。
【0307】ストリーム合成装置2000は、入力1に
低速伝送路用MPEG−2圧縮符号化映像情報である変
換後MPEG−2ビットストリームを入力し、入力2に
差分データである差分ビットストリームを入力し、出力
には高速伝送路用MPEG−2圧縮符号化映像情報であ
る変換前MPEG−2ビットストリームと同等の復元M
PEG−2ビットストリームを出力する。
【0308】送受信部2100は、変換後MPEG−2
ビットストリームまたは差分ビットストリームを受信す
るものである。また、変換後MPEG−2ビットストリ
ームまたは差分ビットストリームの送信要求を送信する
ものであり、この送信要求に応答した変換後MPEG−
2ビットストリームまたは差分ビットストリームを受信
するものである。
【0309】記憶部2200は、送受信部2100が受
信した変換後MPEG−2ビットストリームまたは差分
ビットストリームを記憶するものである。
【0310】編集部2300は、記憶部2200で記憶
した変換後MPEG−2ビットストリームを編集し、こ
の変換後MPEG−2ビットストリーム中の所望の範囲
を選択し、該選択した変換後MPEG−2ビットストリ
ームを抽出するものである。
【0311】合成器2400は、記憶部2200に記
憶、または、編集部2300に編集された変換後MPE
G−2ビットストリームと差分ビットストリームとを、
IN1から変換後MPEG−2ビットストリームを入力
し、IN2から差分ビットストリームを入力して、合成
処理を行い、変換前MPEG−2ビットストリームと同
等の復元MPEG−2ビットストリームを合成し、OU
Tから出力するものである。
【0312】以上のように、ストリーム分離装置100
0は、1つの入力インタフェース(入力)と2つの出力
インタフェース(出力1、出力2)を有し、入力には高
速伝送路用MPEG−2圧縮符号化映像情報(変換前M
PEG−2ビットストリーム)を入力し、出力1には低
速伝送路用MPEG−2圧縮符号化映像情報(変換後M
PEG−2ビットストリーム)を出力し、出力2には入
力と出力1の差分データ(差分ビットストリーム)を出
力する。
【0313】また、ストリーム合成装置2000は、2
つの入力インタフェース(入力1、入力2)と1つの出
力インタフェース(出力)を有し、入力1には低速伝送
路用MPEG−2圧縮符号化映像情報(変換後MPEG
−2ビットストリーム)を入力し、入力2には差分デー
タ(差分ビットストリーム)を入力し、出力には高速伝
送路用MPEG−2圧縮符号化映像情報(復元MPEG
−2ビットストリーム)を出力する。
【0314】次に、各処理についてそれぞれ説明する。
ここでは、ストリーム分離装置1000、ストリーム合
成装置2000間での映像情報等の送受信処理につい
て、ストリーム分離装置1000を送信側、ストリーム
合成装置2000を受信側または編集側として説明す
る。
【0315】まず、第1の実施の形態について、概略構
成図を図5に示し、説明する。
【0316】第1実施形態では、編集作業等のための映
像内容の早期把握を行うためのストリーム分離・合成装
置を示す。
【0317】ニュース映像の編集作業などの即時性が要
求されるアプリケーションにおいては、編集側にはでき
るだけ速く映像ソースを渡すことが求められ、伝送時間
への要求が高い。一方、編集処理自体は、必要最小限の
品質さえあれば十分に行うことが可能であるため、編集
作業用として扱う映像には、品質に対する要求は高くな
い。
【0318】そこで、送信側では、ストリーム分離装置
1000を利用して低レートに変換した後に編集側へ伝
送することで、伝送時間を短縮する。同時に、トランス
コード(符号量変換)前の映像への要求に備えて変換前
後の差分情報を蓄積しておく。そして、編集側では、低
レートの映像を使って編集作業を行い、それが終ったら
送信側に必要部分の差分情報の伝送要求を出す。送信側
は、その要求に従い、差分情報のうち編集後の映像に対
応する部分のみを伝送する。
【0319】このとき、編集でカットされた部分に対す
る差分情報は伝送する必要がないために、無駄な伝送が
なくなって全転送データを大幅に下げることが可能とな
る。
【0320】以下、図5を参照して、本実施形態の特徴
を示す。
【0321】符号化器あるいは送出機より送出されたM
PEG−2圧縮符号化映像情報(変換前MPEG−2ビ
ットストリーム)11は、ストリーム分離装置1000
に入力され、分離器1100により低速伝送路用映像情
報(変換後MPEG−2ビットストリーム)12と差分
情報(差分ビットストリーム)13に分離される。OU
T1より出力される低速伝送路用に変換されたMPEG
−2圧縮符号化映像情報(変換後MPEG−2ビットス
トリーム)12は、短時間で受信者側(ストリーム合成
装置2000)に伝送され、受信者側の蓄積媒体(記憶
部2200)に蓄積される。また、OUT2より出力さ
れる差分情報(差分ビットストリーム)13は、送信者
側(ストリーム分離装置1000)の蓄積媒体(記憶部
1200)に蓄積される。
【0322】受信者側(ストリーム合成装置2000)
では、記憶部2200に蓄積された低速伝送路用MPE
G−2圧縮符号化映像情報(変換後MPEG−2ビット
ストリーム)12に対して、編集部2300により編集
作業を行い、編集済みの変換後MPEG−2ビットスト
リーム14を生成する。
【0323】受信者側(ストリーム合成装置2000)
では、編集された低速伝送路用MPEG−2圧縮符号化
映像情報(変換後MPEG−2ビットストリーム)14
に対応したストリーム合成に必要な差分情報(差分ビッ
トストリーム)の伝送要求である編集済みの差分ビット
ストリーム送信要求15をストリーム分離装置1000
に通知する。
【0324】送信側(ストリーム分離装置1000)で
は、差分ビットストリーム送信要求15を受けたら、送
信側のストリーム抽出部1300は、記憶部1200に
蓄積された差分情報(差分ビットストリーム)13の中
から伝送する必要のある部分(差分ビットストリーム)
16のみを抽出してストリーム合成装置2000に伝送
する。
【0325】受信者(ストリーム合成装置2000)
は、編集された低速伝送路用MPEG−2圧縮符号化映
像情報(変換前MPEG−2ビットストリーム)14
と、受信した差分情報(差分ビットストリーム)16
と、を合成器2400により合成してMPEG−2圧縮
符号化映像情報(変換前MPEG−2ビットストリー
ム)11と同等の品質を持つ高速伝送路用MPEG−2
圧縮符号化映像情報(復元MPEG−2ビットストリー
ム)17を生成する。
【0326】次に、第2の実施の形態について、説明す
る。
【0327】第2実施形態では、試聴用映像の閲覧およ
び選択された番組映像の配信を行うためのストリーム分
離・合成装置を示す。
【0328】ビデオ・オン・デマンドシステムのように
ビデオサーバなどに蓄積された映像を、ネットワークを
介して利用する場合に、蓄積された映像の選択や検索な
どの用途で提供される映像としては、全体像を早期に把
握する要求が高いために、詳細な映像よりも、むしろ短
時間で伝送可能なビットレートの低い映像が望ましい。
そこで、このようなプレビュー用映像の提供用にトラン
スコーダを用いてビットレートを削減することで伝送時
間を短縮する。そして、番組が決定されたら、サーバに
蓄積された映像情報をそのまま伝送するのではなく、差
分情報(差分ビットストリーム)を伝送し、利用者の方
でプレビュー用として既に受信されている映像と合成し
て元の形に戻してやれば、既に伝送されて来た映像情報
が無駄にせずにサーバに蓄積されているものと同一の映
像を取得できる。
【0329】次に、第3の実施の形態について、概略構
成図を図6に示し、説明する。
【0330】第3実施形態では、低速伝送路用に変換さ
れた映像受信後に、変換前の形で蓄積するためのストリ
ーム分離・合成装置を示す。
【0331】ビットレートが下げられた映像(変換後M
PEG−2ビットストリーム)を受信すると同時に蓄積
する場合、後で蓄積された映像を再生するときには、レ
ート削減前の画質で再生したいという要求が考えられ
る。そこで、変換前後間の差分情報(差分ビットストリ
ーム)を後からダウンロードして、受信端末側で蓄積媒
体に蓄積された映像情報と合成して、再び蓄積すること
で、蓄積媒体には、ビットレート削減前の画質を持った
映像が蓄積される。
【0332】すなわち、十分な伝送路帯域が確保できな
い状況に対しては、ビットレートを下げた画像(変換後
MPEG−2ビットストリーム)を提供することで正常
な受信を可能とし、また、蓄積された映像に対応する差
分情報(差分ビットストリーム)を後から受信すること
により、伝送路帯域の制約を受けない高品質の映像とし
て蓄積できる。
【0333】以下、図6を参照して、本実施形態の特徴
を示す。
【0334】符号化器あるいは送出機より送出されたM
PEG−2圧縮符号化映像情報(変換前MPEG−2ビ
ットストリーム)31は、ストリーム分離装置1000
へ入力され、分離器1100により低速伝送路用MPE
G−2圧縮符号化映像情報(変換後MPEG−2ビット
ストリーム)32と差分情報(差分ビットストリーム)
33に分離される。
【0335】OUT1より出力される変換後MPEG−
2ビットストリーム32は、低速伝送路を通って受信者
(ストリーム合成装置2000)に伝送され、OUT2
より出力される差分情報(差分ビットストリーム)33
は、送信者(ストリーム分離装置1000)のもつ蓄積
媒体(記憶部1200)に蓄積される。
【0336】受信者(ストリーム合成装置2000)は
伝送された変換後MPEG−2ビットストリーム32
を、復号再生し、同時に受信者(ストリーム合成装置2
000)のもつ蓄積媒体(記憶部2200)へ蓄積され
る。
【0337】記憶部2200へ蓄積された低速伝送路用
MPEG−2圧縮符号化映像情報(変換後MPEG−2
ビットストリーム)32を再生するときに、対応する差
分情報(差分ビットストリーム)の伝送要求(差分ビッ
トストリーム送信要求)34を送信者(ストリーム分離
装置1000)に出す。
【0338】送信者(ストリーム分離装置1000)側
で伝送要求(差分ビットストリーム送信要求)34を受
けたら、送信側(ストリーム分離装置1000)のスト
リーム抽出部1300は、記憶部1200に蓄積された
差分情報(差分ビットストリーム)33の中から伝送す
る必要のある部分(差分ビットストリーム)35を抽出
して、受信者(ストリーム合成装置2000)に伝送す
る。
【0339】受信者(ストリーム合成装置2000)
は、合成器2400により記憶部2200に蓄積された
低速伝送路用MPEG−2圧縮符号化映像情報(変換後
MPEG−2ビットストリーム)36と、受信した対応
差分ビットストリーム35を合成し、MPEG−2圧縮
符号化映像情報(変換前MPEG−2ビットストリー
ム)31と同等の品質のMPEG−2圧縮符号化映像情
報(復元MPEG−2ビットストリーム)37を生成す
る。したがって、低速伝送路用MPEG−2圧縮符号化
映像情報(変換後MPEG−2ビットストリーム)36
を有効に活用でき、あらかじめ受信した受信処理および
データを無駄にせず、高品位映像を得るときにも、受信
するデータ量が少なくて済む。
【0340】ストリーム合成装置2000では、復元M
PEG−2ビットストリーム37を記憶部2200に記
憶しておくことにより、次回からの復号再生時には、記
憶した復元MPEG−2ビットストリームを復号すれば
良く、MPEG−2圧縮符号化映像情報(変換前MPE
G−2ビットストリーム)や差分情報(差分ビットスト
リーム)を新たに受信せずに、高品位の映像情報を得る
ことができる。
【0341】次に、第4の実施の形態について、概略構
成図を図7に示し、説明する。
【0342】第4実施形態では、狭帯域通信回線と放送
手段を両用した放送品質映像の提供を行うためのストリ
ーム分離・合成装置を示す。
【0343】上記の第3実施形態では、レート変換後の
映像を先行配送的に提供し、後で受信者(ストリーム合
成装置2000)倒からの問い合わせに応じて差分情報
(差分ビットストリーム)を伝送する形態をとってい
る。本実施形態では、受信者(ストリーム合成装置20
00)側で差分情報(差分ビットストリーム)を蓄積す
る実施形態を示す。
【0344】番組提供者(放送局)は、まず放送手段を
利用してブロードバンドに差分情報(差分ビットストリ
ーム)を家庭へ伝送しておく。伝送される差分情報(差
分ビットストリーム)は、ホームサーバやローカルスト
レージ等の蓄積媒体に自動的に蓄積されていく。
【0345】サービス利用者が番組再生を行うときに
は、見たい番組映像のビットレートを下げてから伝送
し、受信側では、ホームサーバに蓄積された対応する差
分情報(差分ビットストリーム)と合成してから再生を
行うことで、レート削減前の品質の映像が再生できる。
伝送される映像のビットレートを十分に低くしても残り
の成分が既に伝送済であれば、限られた伝送路容量でも
高詳細な映像番組の提供が可能となる。
【0346】さらに、先行して提供される差分情報(差
分ビットストリーム)は、それだけでは再生できず、対
応する変換後の映像(変換後MPEG−2ビットストリ
ーム)を伝送して始めて再生が可能となるものである。
そのため、局側の行き届かないところで番組映像が不正
に濫用されることがないので、伝送される映像の管理さ
えしておけば不正コピーの防止が実現できる。
【0347】以下、図7を参照して、本実施形態の特徴
を示す。
【0348】符号化器あるいは送出機より送出されたM
PEG−2圧縮符号化映像情報(変換前MPEG−2ビ
ットストリーム)41は、ストリーム分離装置1000
へ入力され、分離器1100により差分情報(差分ビッ
トストリーム)42と、低速伝送路用MPEG−2圧縮
符号化映像情報(変換後MPEG−2ビットストリー
ム)43と、に分離される。
【0349】OUT2より出力される差分ビットストリ
ーム42は、放送手段を利用して先行して分配され(4
2* )、受信側(ストリーム合成装置2000)の蓄積
媒体(記憶部2200)に蓄積される。
【0350】OUT1より出力される変換後MPEG−
2ビットストリーム43は、送信者側(ストリーム分離
装置1000)の蓄積媒体(記憶部1200)に蓄積さ
れる。
【0351】受信者側(ストリーム合成装置2000)
が記憶部2200に蓄積された映像を再生したい場合に
は、送信側(ストリーム分離装置1000)に伝送要求
(変換後MPEG−2ビットストリーム送信要求)44
を送出する。
【0352】送信者側(ストリーム分離装置1000)
で伝送要求(変換後MPEG−2ビットストリーム送信
要求)44を受けたら、送信者側(ストリーム分離装置
1000)のストリーム抽出部1300は、記憶部12
00に蓄積された低速伝送路用MPEG−2圧縮符号化
映像情報(変換前MPEG−2ビットストリーム)43
の中から伝送する必要のある部分(変換後MPEG−2
ビットストリーム)45を抽出して伝送する。
【0353】受信者側(ストリーム合成装置2000)
では、受信者側のストリーム抽出部2600が、記憶部
2200に蓄積された差分情報(差分ビットストリー
ム)42* のうち変換後MPEG−2ビットストリーム
45に対応する部分(差分ビットストリーム)46を抽
出し、これと低速伝送路を通って伝送された変換後MP
EG−2ビットストリーム45が、合成器2400によ
り合成されて、MPEG−2圧縮符号化映像情報(変換
前MPEG−2ビットストリーム)41と同等の品質を
持つMPEG−2圧縮符号化映像情報(復元MPEG−
2ビットストリーム)47を生成する。
【0354】次に、第5の実施の形態について、概略構
成図を図8に示し、説明する。
【0355】第5実施形態では、蓄積媒体を節約した高
品位映像の再生を行うためのストリーム分離・合成装置
を示す。
【0356】本システムは、送信者と受信者がそれぞれ
分離器を有し、送信者側のストリーム分離装置1000
は、差分情報(差分ビットストリーム)のみを蓄積し、
一方、受信者側のストリーム合成装置2000は、低速
伝送路用MPEG−2圧縮符号化映像情報(変換後MP
EG−2ビットストリーム)のみを蓄積する。
【0357】以下、図8を参照して、本実施形態の特徴
を示す。
【0358】符号化器あるいは送出機より送出されたM
PEG−2圧縮符号化映像情報(変換前MPEG−2ビ
ットストリーム)51は、ストリーム分離装置1000
からストリーム合成装置2000に送られ、受信者の復
号部で復号され、復号再生端末で再生されると同時に、
分離器1100に入力され、OUT2より出力される差
分情報(差分ビットストリーム)52を蓄積媒体(記憶
部1200)に蓄積する。
【0359】受信者(ストリーム合成装置2000)
は、MPEG−2圧縮符号化映像情報(変換前MPEG
−2ビットストリーム)51の再生と同時に、MPEG
−2圧縮符号化映像情報(変換前MPEG−2ビットス
トリーム)51を分離器2700へ入力し、OUT1よ
り出力される低速伝送路用MPEG−2圧縮符号化映像
情報(変換後MPEG−2ビットストリーム)53を蓄
積媒体(記憶部2200)に蓄積する。
【0360】記憶部2200に蓄積された低速伝送路用
MPEG−2圧縮符号化映像情報(変換後MPEG−2
ビットストリーム)53を再生するときには、受信者
(ストリーム合成装置2000)は送信者(ストリーム
分離装置1000)に対し、変換後MPEG−2ビット
ストリーム53に対応する差分情報(差分ビットストリ
ーム)の送信要求である差分ビットストリーム送信要求
54を出す。
【0361】送信者(ストリーム分離装置1000)
は、差分ビットストリーム送信要求54を受けたら、送
信側(ストリーム分離装置1000)のストリーム抽出
部1300は、記憶部1200に蓄積された差分情報
(差分ビットストリーム)52の中から、伝送する必要
のある部分(差分ビットストリーム)55を抽出して、
伝送する。
【0362】受信者(ストリーム合成装置2000)
は、記憶部2200に蓄積された低速伝送路用MPEG
−2圧縮符号化映像情報(変換後MPEG−2ビットス
トリーム)56と、受信した差分ビットストリーム55
を合成器2400で合成し、MPEG−2圧縮符号化映
像情報(変換前MPEG−2ビットストリーム)51と
同等の品質を待つ高速伝送路用MPEG−2圧縮符号化
映像情報(復元MPEG−2ビットストリーム)57を
生成し、復号再生する。
【0363】本システムは、蓄積するときには分離器1
100,分離器2700によって情報削減された映像情
報を蓄積することで蓄積媒体(記憶部1200,記憶部
2200)の容量を節約しておきながら、再生するとき
には差分情報(差分ビットストリーム)のみを伝送して
もらい、高品位な映像を再生できる。少ない蓄積容量で
ありながら高い品質の映像を再生可能である点を特徴と
する。
【0364】次に、第6の実施の形態について、概略構
成図を図9に示し、説明する。
【0365】第6実施形態では、上記第5実施例とは異
なる情報を蓄積する蓄積容量を節約した高品位映像の再
生を行うためのストリーム分離・合成装置を示す。
【0366】本システムは、送信者と受信者が分離器を
有するが、上記第5実施形態の蓄積容量を節約した高品
位映像の再生とは逆に、送信者側のストリーム分離装置
1000は、低速伝送路用MPEG−2圧縮符号化映像
情報(変換後MPEG−2ビットストリーム)を蓄積
し、一方、受信者側のストリーム分離装置2000は、
差分情報(差分ビットストリーム)のみを蓄積する。
【0367】以下、図9を参照して、本実施形態の特徴
を示す。
【0368】符号化器あるいは送出機より送出されたM
PEG−2圧縮符号化映像情報(変換前MPEG−2ビ
ットストリーム)61は、ストリーム合成装置2000
に送られ、受信者の復号部で復号され、復号再生端末で
再生されると同時に、分離器1100に入力され、OU
T1より出力される低速伝送路用MPEG−2圧縮符号
化映像情報(変換後MPEG−2ビットストリーム)6
2を蓄積媒体(記憶部1200)に蓄積する。
【0369】受信者(ストリーム合成装置2000)
は、MPEG−2圧縮符号化映像情報(変換前MPEG
−2ビットストリーム)61の再生と同時に、MPEG
−2圧縮符号化映像情報(変換前MPEG−2ビットス
トリーム)61を分離器2700へ入力し、OUT2よ
り出力される差分情報(差分ビットストリーム)63を
蓄積媒体(記憶部2200)に蓄積する。
【0370】映像情報を再生するときには、受信者(ス
トリーム合成装置2000)は送信者(ストリーム分離
装置1000)に対し、記憶部2200に蓄積された差
分情報(差分ビットストリーム)63から映像を合成す
るのに必要な元となる低速伝送路用MPEG−2圧縮符
号化映像情報(変換後MPEG−2ビットストリーム)
62の送信要求である変換後MPEG−2ビットストリ
ーム送信要求64を出す。
【0371】送信者(ストリーム分離装置1000)
は、変換後MPEG−2ビットストリーム送信要求64
を受けたら、送信側(ストリーム合成装置2000)の
ストリーム抽出部1300は、記憶部1200に蓄積さ
れた低速伝送路用MPEG−2圧縮符号化映像情報(変
換後MPEG−2ビットストリーム)62の中から、伝
送する必要のある部分(変換後MPEG−2ビットスト
リーム)65を抽出して、伝送する。
【0372】受信者(ストリーム合成装置2000)
は、記憶部2200に蓄積された差分情報(差分ビット
ストリーム)66と、受信した変換後MPEG−2ビッ
トストリーム65を合成器2400で合成し、MPEG
−2圧縮符号化映像情報(変換前MPEG−2ビットス
トリーム)61と同等の品質を持つ高速伝送路用MPE
G−2圧縮符号化映像情報(復元MPEG−2ビットス
トリーム)67を生成し、復号再生する。
【0373】本システムは、蓄積するときには分離器1
100,分離器2700によって情報削減された映像情
報を蓄積することで蓄積媒体(記憶部1200,記憶部
2200)の容量を節約しておきながら、再生するとき
には差分情報(差分ビットストリーム)のみを伝送して
もらい、高品位な映像を再生できる。少ない蓄積容量で
ありながら高い品質の映像を再生可能である点を特徴と
する。
【0374】さらに、本発明の蓄積メディアと狭帯域回
線を利用した高品質映像を提供するストリーム分離・合
成装置について説明する。
【0375】本サービスは、ディジタル符号化映像情報
を、基本的な画質を提供する符号化情報である基本成分
と、この基本成分の画質を向上させるための付加情報で
ある拡張成分と、に分離し、それぞれをCD−ROM、
DVD等のリムーバブルメディアと、伝送回線という異
なる手段により、上記それぞれの成分を提供する映像配
信サービスである。
【0376】本実施の形態のストリーム分離・合成装置
を図16に示す。図16に示すように、本実施の形態の
ストリーム分離・合成装置は、ビットストリームを分離
するストリーム分離装置1000およびビットストリー
ムを合成するストリーム合成装置2000を備えてい
る。
【0377】ストリーム分離装置1000は、複数の画
像情報から構成される動画像を符号化した高速伝送路用
MPEG−2圧縮符号化映像情報である変換前MPEG
−2ビットストリームを入力し、変換前MPEG−2ビ
ットストリームに符号量変換を行った低速伝送路用MP
EG−2圧縮符号化映像情報である変換後MPEG−2
ビットストリームを伝送回線より出力し、変換前MPE
G−2ビットストリームと変換後MPEG−2ビットス
トリームの差分データである差分ビットストリームを蓄
積メディア3530に出力するものである。
【0378】ストリーム合成装置2000は、伝送回線
から低速伝送路用MPEG−2圧縮符号化映像情報であ
る変換後MPEG−2ビットストリームを入力し、蓄積
メディア3530から差分データである差分ビットスト
リームを入力し、高速伝送路用MPEG−2圧縮符号化
映像情報である変換前MPEG−2ビットストリームと
同等の復元MPEG−2ビットストリームを出力するも
のである。
【0379】また、ストリーム分離装置1000は、分
離器1100、固定媒体記憶部1210、蓄積メディア
記録部1220、ストリーム抽出部1300および送受
信部1400(図16に図示なし、図3参照)を有して
いる。
【0380】分離器1100は、変換前MPEG−2ビ
ットストリームを入力し、入力した変換前MPEG−2
ビットストリームに符号量変換処理を行い、変換後MP
EG−2ビットストリームに変換して、固定媒体記憶部
1210に出力するものである。また、前記変換前MP
EG−2ビットストリームと前記変換後MPEG−2ビ
ットストリームの生成情報とから、両者の差分情報であ
る差分ビットストリームを生成し、蓄積メディア記録部
1220に出力するものである。
【0381】固定媒体記憶部1210は、分離器110
0で変換された変換後MPEG−2ビットストリームを
HDD等の固定蓄積媒体に記憶するものである。
【0382】蓄積メディア記録部1220は、分離器1
100で生成された差分ビットストリームをCD−RO
M、DVD等の蓄積メディア3530に記録するもので
ある。
【0383】ストリーム抽出部1300は、固定媒体記
憶部1210で記憶した変換後MPEG−2ビットスト
リームから、送受信部1400が受信した送信要求に基
づいて、対応する変換後MPEG−2ビットストリーム
を抽出するものである。
【0384】送受信部1400は、変換後MPEG−2
ビットストリームの送信要求を受信するとともに、この
送信要求に基づいてストリーム抽出部1300に抽出さ
れた変換後MPEG−2ビットストリームを送信するも
のである。
【0385】また、ストリーム合成装置2000は、送
受信部2100(図16に図示なし、図4参照)、蓄積
メディア読み出し部2220、合成器2400およびス
トリーム抽出部2600を有している。
【0386】送受信部2100は、変換後MPEG−2
ビットストリームの送信要求を送信するものであり、こ
の送信要求に応答した変換後MPEG−2ビットストリ
ームを受信するものである。
【0387】蓄積メディア読み出し部2220は、蓄積
メディア3530から記録された差分ビットストリーム
を読み出すものである。
【0388】合成器2400は、送受信部2100に受
信された変換後MPEG−2ビットストリームと、蓄積
メディア読み出し部2220に読み出された差分ビット
ストリームとから、変換前MPEG−2ビットストリー
ムと同等の復元MPEG−2ビットストリームを合成
し、出力するものである。
【0389】ストリーム抽出部2600は、送受信部2
100で受信した変換後MPEG−2ビットストリーム
から、この変換後MPEG−2ビットストリームに対応
する差分ビットストリームの情報を蓄積メディア読み出
し部2220に出力するものである。
【0390】このようなストリーム分離・合成装置にお
いて、映像番組提供者は、ストリーム分離装置1000
の分離器1100により、符号化映像情報(変換前MP
EG−2ビットストリーム)71を符号化時よりも低い
ビットレートをもつ基本階層符号化映像(変換後MPE
G−2ビットストリーム)72と、元の符号化情報を得
るために用いる付加情報として利用するビットレート削
減前後の差分情報(差分ビットストリーム)73とに、
分離する。
【0391】基本映像信号(変換後MPEG−2ビット
ストリーム)72は、固定媒体記憶部1210により、
提供者の記憶部(HDD等の固定蓄積媒体)に、記録・
蓄積される。差分情報(差分ビットストリーム)73
は、蓄積メディア記録部1220により、CD−RO
M、DVD等の蓄積メディア3530に記録される。
【0392】そして、提供者は、この差分情報(差分ビ
ットストリーム)が記録された蓄積メディア3530を
サービス利用者に先行配布74する。
【0393】利用者が映像配信サービスを利用するとき
には、提供者に基本階層映像(変換後MPEG−2ビッ
トストリーム)の伝送要求75を出し、これを受けて提
供者は、固定媒体記録部1210に蓄積されている低ビ
ットレートの基本階層映像(変換後MPEG−2ビット
ストリーム)を、ストリーム抽出部1300により抽出
して、伝送回線を用いて抽出された基本映像信号(変換
後MPEG−2ビットストリーム)77を伝送する。
【0394】利用者は、先行配布された蓄積メディア3
530に記録されている差分情報(差分ビットストリー
ム)の中から受信した映像78に対応する部分を抽出す
る。そして、受信映像(変換後MPEG−2ビットスト
リーム)77と蓄積メディア3530から読み出した差
分情報(差分ビットストリーム)79を合成器2400
へ入力して、分離前の符号化映像情報(復元MPEG−
2ビットストリーム)をつくり出して、この符号化映像
情報(復元MPEG−2ビットストリーム)を復号する
ことで映像再生を行う。
【0395】したがって、高品質映像再生のための付加
情報は、先行配布によって既に利用者のもとへ送り届け
られているので、映像通信サービスで利用する伝送回線
の伝送速度は低いままで、高ビットレート、高品質な映
像の再生を実現することができる。
【0396】なお、差分情報を保存した蓄積メディア中
に、合成器ソフトウェアを格納して配布することもでき
る。この場合、差分情報ごとに専用の合成器ソフトウェ
アを準備し、配布することもできる。
【0397】次に、ディジタル符号化映像情報の基本的
な画質を提供する符号化情報である基本成分(変換後M
PEG−2ビットストリーム)を、蓄積メディアに記録
し、先行配布する実施の形態について、説明する。
【0398】本サービスは、上記実施の形態と同様に、
ディジタル符号化映像情報を基本的な画質を提供する符
号化情報である基本成分と、この基本成分の画質を向上
させるための付加情報である拡張成分と、に分離し、そ
れぞれをCD−ROM、DVD等のリムーバブルメディ
アと、伝送回線という異なる手段により提供する。この
とき、上記実施の形態とは逆に、低ビットレートの基本
映像(変換後、MPEG−2ビットストリーム)を、蓄
積メディアに記録して配布し、拡張成分となる差分情報
(差分ビットストリーム)を、伝送回線を用いて提供・
配信する映像配信サービスである。
【0399】本実施の形態のストリーム分離・合成装置
を図17に示す。図17に示すように、本実施の形態の
ストリーム分離・合成装置は、ビットストリームを分離
するストリーム分離装置1000およびビットストリー
ムを合成するストリーム合成装置2000を備えてい
る。
【0400】ストリーム分離装置1000は、複数の画
像情報から構成される動画像を符号化した高速伝送路用
MPEG−2圧縮符号化映像情報である変換前MPEG
−2ビットストリームを入力し、変換前MPEG−2ビ
ットストリームに符号量変換を行った低速伝送路用MP
EG−2圧縮符号化映像情報である変換後MPEG−2
ビットストリームを蓄積メディア3520に出力し、変
換前MPEG−2ビットストリームと変換後MPEG−
2ビットストリームの差分データである差分ビットスト
リームを伝送回線より出力するものである。
【0401】ストリーム合成装置2000は、蓄積メデ
ィア3520から低速伝送路用MPEG−2圧縮符号化
映像情報である変換後MPEG−2ビットストリームを
入力し、伝送回線から差分データである差分ビットスト
リームを入力し、高速伝送路用MPEG−2圧縮符号化
映像情報である変換前MPEG−2ビットストリームと
同等の復元MPEG−2ビットストリームを出力するも
のである。
【0402】また、ストリーム分離装置1000は、分
離器1100、蓄積メディア記録部1230、固定媒体
記憶部1240、ストリーム抽出部1300および送受
信部1400(図17に図示なし、図3参照)を有して
いる。
【0403】分離器1100は、変換前MPEG−2ビ
ットストリームを入力し、入力した変換前MPEG−2
ビットストリームに符号量変換処理を行い、変換後MP
EG−2ビットストリームに変換して、蓄積メディア記
録部1230に出力するものである。また、前記変換前
MPEG−2ビットストリームと前記変換後MPEG−
2ビットストリームの生成情報とから、両者の差分情報
である差分ビットストリームを生成し、固定媒体記憶部
1240に出力するものである。
【0404】蓄積メディア記録部1230は、分離器1
100で生成された変換後MPEG−2ビットストリー
ムをCD−ROM、DVD等の蓄積メディア3520に
記録するものである。
【0405】固定媒体記憶部1240は、分離器110
0で変換された差分ビットストリームをHDD等の固定
蓄積媒体に記憶するものである。
【0406】ストリーム抽出部1300は、固定媒体記
憶部1240で記憶した差分ビットストリームから、送
受信部1400が受信した送信要求に基づいて、対応す
る差分ビットストリームを抽出するものである。
【0407】送受信部1400は、差分ビットストリー
ムの送信要求を受信するとともに、この送信要求に基づ
いてストリーム抽出部1300に抽出された差分ビット
ストリームを送信するものである。
【0408】また、ストリーム合成装置2000は、送
受信部2100(図17に図示なし、図4参照)、蓄積
メディア読み出し部2230および合成器2400を有
している。
【0409】送受信部2100は、差分ビットストリー
ムの送信要求を送信するものであり、この送信要求に応
答した差分ビットストリームを受信するものである。
【0410】蓄積メディア読み出し部2230は、蓄積
メディア3520から記録された変換後MPEG−2ビ
ットストリームを読み出すものである。
【0411】合成器2400は、蓄積メディア読み出し
部2230に読み出された変換後MPEG−2ビットス
トリームと、送受信部2100に受信された差分ビット
ストリームとから、変換前MPEG−2ビットストリー
ムと同等の復元MPEG−2ビットストリームを合成
し、出力するものである。
【0412】このようなストリーム分離・合成装置にお
いて、映像番組提供者は、ストリーム分離装置1000
の分離器1100により、符号化映像情報(変換前MP
EG−2ビットストリーム)81を符号化時よりも低い
ビットレートをもつ基本階層符号化映像(変換後MPE
G−2ビットストリーム)82と、元の符号化情報を得
るために用いる付加情報として利用するビットレート削
減前後の差分情報(差分ビットストリーム)83とに、
分離する。
【0413】基本映像信号(変換後MPEG−2ビット
ストリーム)82は、蓄積メディア記録部1230によ
り、CD−ROM、DVD等の蓄積メディア3520に
記録される。差分情報(差分ビットストリーム)83
は、固定媒体記憶部1240により、提供者の記憶部
(HDD等の固定蓄積媒体)に、記録・蓄積される。
【0414】そして、提供者は、この基本階層映像(変
換後MPEG−2ビットストリーム)が記録された蓄積
メディア3520をサービス利用者に配布84する。
【0415】利用者が映像蓄積メディア3520に記録
されている映像の再生を行うときには、本符号化映像
(変換後MPEG−2ビットストリーム)への付加情報
となる差分情報(差分ビットストリーム)の伝送要求8
5を提供者へ通知する。
【0416】これを受けて提供者は、固定媒体記録部1
240に蓄積されている差分情報(差分ビットストリー
ム)の中から、ストリーム抽出部1300により、要求
映像に対応する部分を抽出し、伝送回線を用いて抽出さ
れた対応する差分情報(差分ビットストリーム)87を
伝送する。
【0417】利用者は、先行配布された蓄積メディア3
520から読み出した基本階層映像(変換後MPEG−
2ビットストリーム)と、受信した差分映像(差分ビッ
トストリーム)を、合成器2400へ入力して、分離前
の符号化映像情報(復元MPEG−2ビットストリー
ム)を生成し、この符号化映像情報(復元MPEG−2
ビットストリーム)を復号することで映像の再生を行
う。
【0418】したがって、蓄積メディアにはビットレー
ト削減後の映像が記録されているので、容量が節約さ
れ、長時間の映像の記録を行うことができる。しかも、
再生時には、高画質映像再生のための付加情報をオンデ
マンドで受信して再生を行うため、記録された映像のビ
ットレートは低いながらも高い品質の映像を再生するこ
とができる。
【0419】なお、基本映像信号を保存した蓄積メディ
ア中に、合成器ソフトウェアを格納して配布することも
できる。この場合、基本映像信号ごとに専用の合成器ソ
フトウェアを準備し、配布することもできる。
【0420】さらに、本発明の時間経過に伴う自動レー
ト削減機能を提供するストリーム分離・合成装置につい
て説明する。
【0421】本サービスは、利用者のもとに蓄積されて
いる配送済みのディジタル符号化映像のビットストリー
ムを自動的に削減することで、蓄積容量の有効利用を図
りながら、蓄積符号化映像の再生時には差分情報を再送
することによって、高画質な映像の再生を実現する映像
配信サービスである。
【0422】本実施の形態のストリーム分離・合成装置
を図18に示す。図18に示すように、本実施の形態の
ストリーム分離・合成装置は、ビットストリームを分離
するストリーム分離装置1000およびビットストリー
ムを合成するストリーム合成装置2000を備えてい
る。
【0423】ストリーム分離装置1000は、複数の画
像情報から構成される動画像を符号化した高速伝送路用
MPEG−2圧縮符号化映像情報である変換前MPEG
−2ビットストリームを入力し、変換前MPEG−2ビ
ットストリームをそのまま出力するとともに、変換前M
PEG−2ビットストリームに符号量変換を行った低速
伝送路用MPEG−2圧縮符号化映像情報である変換後
MPEG−2ビットストリームと変換前MPEG−2ビ
ットストリームとの差分データである差分ビットストリ
ームを出力するものである。
【0424】ストリーム合成装置2000は、高速伝送
路用MPEG−2圧縮符号化映像情報である変換前MP
EG−2ビットストリームを入力し、変換前MPEG−
2ビットストリームに符号量変換を行い低速伝送路用M
PEG−2圧縮符号化映像情報である変換後MPEG−
2ビットストリームを記憶し、伝送回線から変換前MP
EG−2ビットストリームと変換後MPEG−2ビット
ストリームの差分データである差分ビットストリームを
入力し、高速伝送路用MPEG−2圧縮符号化映像情報
である変換前MPEG−2ビットストリームと同等の復
元MPEG−2ビットストリームを合成して、出力する
ものである。
【0425】また、ストリーム分離装置1000は、分
離器1100、記憶部1200、ストリーム抽出部13
00および送受信部1400(図18に図示なし、図3
参照)を有している。
【0426】分離器1100は、記憶部1200に記憶
された変換前MPEG−2ビットストリームを入力し、
送受信部1400から入力した目標ビットレートにした
がって、入力した変換前MPEG−2ビットストリーム
に符号量変換処理を行い、変換後MPEG−2ビットス
トリームを生成するとともに、前記変換前MPEG−2
ビットストリームと前記変換後MPEG−2ビットスト
リームの生成情報とから、両者の差分情報である差分ビ
ットストリームを生成し、出力するものである。
【0427】記憶部1200は、ストリーム分離装置1
000に入力された変換前MPEG−2ビットストリー
ムを入力し、記憶するものであり、ストリーム抽出部1
300により記憶された変換前MPEG−2ビットスト
リームが抽出されると、抽出された変換前MPEG−2
ビットストリームを分離部1100に出力するものであ
る。
【0428】ストリーム抽出部1300は、記憶部12
00に記憶された変換前MPEG−2ビットストリーム
から、送受信部1400が受信した送信要求に基づい
て、対応する変換前MPEG−2ビットストリームを抽
出するものである。
【0429】送受信部1400は、変換前MPEG−2
ビットストリームを送信するものである。また、送受信
部1400は、変換前MPEG−2ビットストリームに
符号量変換処理を行い、変換後MPEG−2ビットスト
リームを生成するための目標ビットレートを受信すると
ともに、上記目標ビットレートで変換された変換後MP
EG−2ビットストリームと変換前MPEG−2ビット
ストリームとの差分情報である差分ビットストリームの
送信要求を受信するものであり、この送信要求に応答し
た差分ビットストリームを送信するものである。
【0430】また、ストリーム合成装置2000は、送
受信部2100(図18に図示なし、図4参照)、記憶
部2200、合成器2400および分離器2700を有
している。
【0431】送受信部2100は、変換前MPEG−2
ビットストリームを受信するものである。また、送受信
部2100は、記憶部2200に記憶された変換後MP
EG−2ビットストリームのビットレートを送信すると
ともに、上記変換後MPEG−2ビットストリームと変
換前MPEG−2ビットストリームとの差分情報である
差分ビットストリームの伝送要求を送信要求を送信する
ものであり、この送信要求に応答した差分ビットストリ
ームを受信するものである。
【0432】記憶部2200は、分離器2700に変換
された変換後MPEG−2ビットストリームを入力し、
記憶するとともに、記憶した変換後MPEG−2ビット
ストリームを合成器2400に出力するものである。ま
た、記憶部2200は、記憶した変換後MPEG−2ビ
ットストリームを分離器2700に出力したり、合成器
2400から合成された変換前MPEG−2ビットスト
リームと同等の復元MPEG−2ビットストリームを入
力し、記憶したりすることもある。
【0433】合成器2400は、記憶部2200に記憶
された変換後MPEG−2ビットストリームと、送受信
部2100に受信された差分ビットストリームとから、
変換前MPEG−2ビットストリームと同等の復元MP
EG−2ビットストリームを合成し、出力するものであ
る。
【0434】分離器2700は、送受信部2100で受
信した変換前MPEG−2ビットストリームを入力し、
入力した変換前MPEG−2ビットストリームに符号量
変換処理を行い、変換後MPEG−2ビットストリーム
に変換して、記憶部2200に出力するものである。ま
た、分離器2700は、記憶部2200から変換後MP
EG−2ビットストリームを入力し、この変換後MPE
G−2ビットストリームにさらに符号量変換処理を行
い、記憶部2200に記憶されていた変換後MPEG−
2ビットストリームよりも符号量が削減された再変換後
MPEG−2ビットストリームを、記憶部2200に出
力するものである。
【0435】このようなストリーム分離・合成装置にお
いて、映像配信利用者は、映像番組提供者から送られた
映像(変換前MPEG−2ビットストリーム)を蓄積す
るときに、ストリーム合成装置2000において、受信
符号化映像(変換前MPEG−2ビットストリーム)9
1を分離器2700に入力してビットレートの削減を行
う。ビットレートが削減された映像符号化信号(変換後
MPEG−2ビットストリーム)は、記憶部220に記
憶される。この処理により、利用者の蓄積媒体には低い
ビットレートの符号化映像信号として蓄積されるので、
容量を節約することができる。
【0436】記憶部2200に蓄積された映像符号化信
号(変換後MPEG−2ビットストリーム)92は、あ
る時間が経過すると自動的に再度分離器2700へ入力
され、再びビットレートを削減し、記憶部220に記憶
された変換後MPEG−2ビットストリームは再度ビッ
トレートが削減された映像へ置き換えられる。
【0437】この記憶部2200に蓄積された映像(変
換後MPEG−2ビットストリーム)の再生を行うとき
には、提供者(ストリーム分離装置1000)に差分情
報(差分ビットストリーム)の伝送要求93を通知す
る。このとき、再生する映像(変換後MPEG−2ビッ
トストリーム)のビットレート94を同時に伝える。
【0438】オリジナルの符号化情報(変換前MPEG
−2ビットストリーム)は、提供者の記憶装置(ストリ
ーム分離装置1000の記憶部1200)に蓄積されて
おり、提供者は、本記憶装置(記憶部1200)の中か
ら伝送要求された映像を抽出する。
【0439】そして、本符号化情報(変換前MPEG−
2ビットストリーム)96を分離器1100へ入力し、
再生映像のビットレートに対応した差分情報(差分ビッ
トストリーム)97を生成して、伝送する。
【0440】ここで、初回配信済みの符号化映像のビッ
トレートは、利用者側(ストリーム合成装置2000)
で自動的に削減されて蓄積されている。提供者自身(ス
トリーム分離装置1000側)が本蓄積符号化映像のビ
ットレートを知ることはできない。そのため、差分情報
として蓄積するのではなく、伝送要求とともにビットレ
ートも通知され、通知されたビットレートに応じてその
都度対応する差分情報を取り出す。
【0441】したがって、映像再生時には、受信者の記
憶部2200から取り出した低ビットレート符号化映像
(変換後MPEG−2ビットストリーム)と、伝送され
た差分情報(差分ビットストリーム)を、合成器240
0へ入力して、オリジナルのビットレート削減前の符号
化映像(復元MPEG−2ビットストリーム)98を生
成し、これを復号して再生する。
【0442】また、合成された符号化情報(復元MPE
G−2ビットストリーム)99を記憶部2200に記録
することで、オリジナルの符号化情報として蓄積するこ
ともできる。
【0443】本方式では、古い映像やあまり再生されな
い映像等は、時間経過とともに自動的にビットレートを
削減して余計な符号量を減らすことで、容量を節約す
る。すなわち、映像蓄積に必要な符号化ビット容量は少
ないままでありながら、映像再生時には差分情報をオン
デマンドで受信することで、高品質映像の再生を行うこ
とができる。
【0444】さらに、上記各方式においては、ストリー
ム合成装置側から送信要求を送って、ストリーム分離装
置がこの送信要求に基づいて所望の符号化信号をストリ
ーム合成装置に送信(Pull型)しているが、ストリ
ーム分離装置側から自動的に所望の符号化信号をストリ
ーム合成装置に送信(Push型)するようにしてもよ
い。
【0445】すなわち、送信者側は、帯域がすいている
時を見計らって、空き帯域に未伝送成分を送り付けるこ
とによって、受信者側では、2回目以降の再生時に、符
号化信号の伝送要求や受信などといった行為を特に行わ
なくても、自動的に高レート映像として符号化信号を再
生することができる。
【0446】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の画
像情報から構成される動画像を符号化した第1符号化信
号を、符号量変換処理により前記第1符号化信号より符
号量の少ない第2符号化信号に変換するとともに、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分情報であ
る差分符号化信号を生成する符号化信号分離装置と、前
記第2符号化信号と前記差分符号化信号とを合成処理に
より前記第1符号化信号と全く同一の復元第1符号化信
号を生成する符号化信号合成装置と、を備えるので、必
要に応じてそれぞれの符号化信号を送受信を行うことが
でき、装置間の送受信に第2符号化信号、差分符号化信
号を用いることにより、短時間で送受信することができ
るとともに、低レートでの送受信を実現することができ
る。
【0447】また、請求項2記載の発明によれば、符号
化信号合成装置が符号量削減された第2符号化信号を受
信し、その後、この第2符号化信号に対応した差分符号
化信号のみを受信して、あらかじめ受信した第2符号化
信号とその後に受信した差分符号化信号とにより、第1
符号化信号と同等の復元第1符号化信号を合成するの
で、十分な伝送路帯域が確保できない状況においても、
ビットレートを下げた情報を提供することで正常な受信
を可能とするとともに、蓄積された映像に対する差分情
報を後から得ることにより、伝送路帯域の制約を受けず
に高品質な映像を提供することができる。
【0448】さらに、請求項3記載の発明によれば、符
号化信号合成装置が第2符号化信号を復号する復号手段
を備えているので、符号化信号の中継といった役割だけ
でなく、第2符号化信号のみを受信した段階で受信した
映像内容を観たり、確認することができる。
【0449】さらに、請求項4記載の発明によれば、符
号化信号合成装置が第2符号化信号を編集する編集手段
を備え、編集された第2符号化信号に対応する差分符号
化信号のみを受信して、編集された範囲の復元第1符号
化信号を得ることができるので、編集によりカットされ
た部分に対する差分符号化信号を伝送せずに対応する差
分符号化信号のみを伝送するので、無駄な伝送がなくな
り、送受信を行う総データ量を下げることができ、通信
にかかる料金や時間といった通信コストを大幅に削減す
ることができる。
【0450】また、請求項5記載の発明によれば、差分
符号化信号をあらかじめ受信し、その後に符号量を低く
抑えた第2符号化信号を受信し、前記両者を合成して高
品位な第1符号化信号と全く同一の復元第1符号化信号
を生成するので、符号化信号、映像情報が必要となった
ときに、ビットレートを十分に低くして映像情報を受信
して、すでに受信済みの残りの成分と合成して映像番組
を得ることができ、限られた伝送路容量でも高詳細な映
像番組の提供できる。
【0451】さらに、請求項6記載の発明によれば、差
分符号化信号を放送手段により送信するので、差分情報
を受信者に対して容易にまた広く提供することができる
とともに、先行して提供される差分符号化信号は、それ
だけでは再生できず、対応する第2符号化信号を伝送し
て始めて再生が可能となるものであるので、局側の行き
届かないところで番組映像が不正に濫用されることがな
く、伝送される映像の管理さえ正しく行えば不正コピー
を防止することができる。
【0452】さらに、請求項7記載の発明によれば、受
信した第2符号化信号と差分符号化信号とを合成して高
品位な第1符号化信号と全く同一の復元第1符号化信号
を記憶するので、映像情報が必要になったときにはあら
ためて符号化信号を受信することなく、すぐに得ること
ができ、符号化信号の送受信を何度も行うことなく、高
品質な映像情報を即時に得ることができる。
【0453】また、請求項8記載の発明によれば、符号
化信号分離装置が差分符号化信号を記憶し、符号化信号
合成装置が第2符号化信号を記憶しておき、必要なとき
に符号化信号分離装置から符号化信号合成装置に差分符
号化信号を送信し、符号化信号合成装置において記憶し
ている第2符号化信号と受信した差分符号化信号とを合
成して高品位な復元第1符号化信号を生成するので、符
号化信号分離装置と符号化信号合成装置のそれぞれが容
量の大きな第1符号化信号を記憶することなく、第1符
号化信号を復元することができ、それぞれの装置の蓄積
容量を節約することができる。
【0454】また、請求項9記載の発明によれば、上記
請求項記載の発明とは逆に、符号化信号分離装置が第2
符号化信号を記憶し、符号化信号合成装置が差分符号化
信号を記憶しておき、必要なときに符号化信号分離装置
から符号化信号合成装置に第2符号化信号を送信し、符
号化信号合成装置において記憶している差分符号化信号
と受信した第2符号化信号とを合成して高品位な復元第
1符号化信号を生成するので、符号化信号分離装置と符
号化信号合成装置のそれぞれが容量の大きな第1符号化
信号を記憶することなく、第1符号化信号を復元するこ
とができ、それぞれの装置の蓄積容量を節約することが
できる。
【0455】請求項10記載の発明によれば、複数の画
像情報から構成される動画像を符号化した第1符号化信
号を、符号量変換処理により前記第1符号化信号より符
号量の少ない第2符号化信号に変換するとともに、前記
第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分情報であ
る差分符号化信号を生成するので、必要に応じてそれぞ
れの符号化信号を送信することができ、送信に第2符号
化信号、差分符号化信号を用いることにより、短時間で
送信を行うことができるとともに、低レートでの送信を
実現することができる。
【0456】また、請求項11記載の発明によれば、符
号量削減した第2符号化信号を送信し、その後、第2符
号化信号に対応した差分符号化信号のみを送信するの
で、十分な伝送路帯域が確保できない状況においても、
ビットレートを下げた画像を提供することで正常な送信
を可能とするとともに、差分情報を後から送ることによ
り、伝送路帯域の制約を受けずに高品質な映像を提供す
ることができる。
【0457】さらに、請求項12記載の発明によれば、
編集された第2符号化信号に対応する差分符号化信号の
みを送信するので、受信者側に無駄な情報の送信を行う
ことがなく、送信を行う総データ量を下げることがで
き、通信にかかる料金や時間といった通信コストを大幅
に削減することができる。
【0458】また、請求項13記載の発明によれば、差
分符号化信号をあらかじめ送信し、その後に符号量を低
く抑えた第2符号化信号を送信するので、符号化信号、
映像情報が必要となったときに、ビットレートを十分に
低くして映像情報を送信して、すでに送信済みの残りの
成分と合成させることができ、限られた伝送路容量でも
高詳細な映像番組の提供ができる。
【0459】さらに、請求項14記載の発明によれば、
差分符号化信号を放送手段により送信するので、差分情
報を受信者に対して容易にまた広く提供することができ
るとともに、先行して提供される差分符号化信号は、そ
れだけでは再生できず、対応する第2符号化信号を伝送
して始めて再生が可能となるものであるので、局側の行
き届かないところで番組映像が不正に濫用されることが
なく、伝送される映像の管理さえ正しく行えば不正コピ
ーを防止することができる。
【0460】また、請求項15記載の発明によれば、第
1符号化信号を送信し、差分符号化信号を記憶してお
き、必要なときに差分符号化信号を送信するので、受信
側において記憶している第2符号化信号と送信した差分
符号化信号とを合成して高品位な復元第1符号化信号を
生成させることができ、容量の大きな第1符号化信号を
記憶することなく、蓄積容量を節約することができる。
【0461】また、請求項16記載の発明によれば、上
記請求項記載の発明とは逆に、第1符号化信号を送信
し、第2符号化信号を記憶しておき、必要なときに第2
符号化信号を送信するので、受信側において記憶してい
る差分符号化信号と送信した第2符号化信号とを合成し
て高品位な復元第1符号化信号を生成させることがで
き、容量の大きな第1符号化信号を記憶することなく、
蓄積容量を節約することができる。
【0462】請求項17記載の発明によれば、複数の画
像情報から構成される動画像を符号化した第1符号化信
号と、前記第1符号化信号に符号量変換処理を行った前
記第1符号化信号より符号量の少ない第2符号化信号
と、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差分
情報である差分符号化信号と、の中からいずれかの符号
化信号を受信し、前記第2符号化信号と前記差分符号化
信号とを合成処理により前記第1符号化信号と全く同一
の復元第1符号化信号を生成することにより、必要に応
じてそれぞれの符号化信号を受信することができるとと
もに、受信に第2符号化信号、差分符号化信号を用いる
ことにより、短時間で受信を行うことができるととも
に、低レートでの受信で高品位な映像情報を得ることが
できる。
【0463】また、請求項18記載の発明によれば、符
号量削減された第2符号化信号を受信し、その後、この
第2符号化信号に対応した差分符号化信号のみを受信し
て、あらかじめ受信した第2符号化信号とその後に受信
した差分符号化信号とにより、第1符号化信号と同等の
復元第1符号化信号を合成するので、十分な伝送路帯域
が確保できない状況においても、ビットレートを下げた
情報を提供することで正常な受信を可能とするととも
に、蓄積された映像に対する差分情報を後から得ること
により、伝送路帯域の制約を受けずに高品質な映像の提
供を受けることができる。
【0464】さらに、請求項19記載の発明によれば、
第2符号化信号を復号する復号手段を備えているので、
符号化信号の中継といった役割だけでなく、第2符号化
信号のみを受信した段階で受信した映像内容を観たり、
確認することができる。
【0465】さらに、請求項20記載の発明によれば、
第2符号化信号を編集する編集手段を備え、編集された
第2符号化信号に対応する差分符号化信号のみを受信し
て、編集された範囲の復元第1符号化信号を得ることが
できるので、編集によりカットされた部分に対する差分
符号化信号を受信せずに対応する差分符号化信号のみを
受信するので、無駄な受信がなくなり、受信を行う総デ
ータ量を下げることができ、通信にかかる料金や時間と
いった通信コストを大幅に削減することができる。
【0466】また、請求項21記載の発明によれば、差
分符号化信号をあらかじめ受信し、その後に符号量を低
く抑えた第2符号化信号を受信し、前記両者を合成して
高品位な第1符号化信号と全く同一の復元第1符号化信
号を生成するので、符号化信号、映像情報が必要となっ
たときに、ビットレートを十分に低くして映像情報を受
信して、すでに受信済みの残りの成分と合成して映像番
組を得ることができ、限られた伝送路容量でも高詳細な
映像番組の提供を受けることができる。
【0467】さらに、請求項22記載の発明によれば、
差分符号化信号を放送手段により受信するので、差分情
報を容易に得ることができるとともに、先行して提供さ
れる差分符号化信号は、それだけでは再生できず、対応
する第2符号化信号を受信して始めて再生が可能となる
ものであるので、局側の行き届かないところで番組映像
が不正に濫用されることがなく、伝送される映像の管理
さえ正しく行えば不正コピーを防止できる受信端末を提
供することができる。
【0468】さらに、請求項23記載の発明によれば、
受信した第2符号化信号と差分符号化信号とを合成して
高品位な第1符号化信号と全く同一の復元第1符号化信
号を記憶するので、映像情報が必要になったときにはあ
らためて符号化信号を受信することなく、すぐに得るこ
とができ、符号化信号の受信を何度も行うことなく、高
品質な映像情報を即時に得ることができる。
【0469】また、請求項24記載の発明によれば、第
1符号化信号を受信し、この第1符号化信号に符号量変
換を行い第2符号化信号に変換し、この第2符号化信号
を記憶しておき、必要なときに差分符号化信号を受信
し、記憶している第2符号化信号と受信した差分符号化
信号とを合成して高品位な復元第1符号化信号を生成す
るので、容量の大きな第1符号化信号を記憶することな
く、第1符号化信号を復元することができ、蓄積容量を
節約することができる。
【0470】また、請求項25記載の発明によれば、上
記請求項記載の発明とは逆に、第1符号化信号を受信
し、この第1符号化信号から差分符号化信号を生成し、
この差分符号化信号を記憶しておき、必要なときに第2
符号化信号を受信し、記憶している差分符号化信号と受
信した第2符号化信号とを合成して高品位な復元第1符
号化信号を生成するので、容量の大きな第1符号化信号
を記憶することなく、第1符号化信号を復元することが
でき、蓄積容量を節約することができる。
【0471】また、請求項26から50記載の発明によ
れば、上記と同様な効果を有する符号化信号分離・合成
方法、分離方法および合成方法を提供することができ
る。
【0472】さらに、請求項51から75記載の発明に
よれば、上記と同様な効果を有する符号化信号分離・合
成プログラム、分離プログラムおよび合成プログラムを
記録した媒体を提供することができる。
【0473】さらに、請求項76記載の発明によれば、
符号化信号分離装置が、符号化信号を固定記憶媒体に記
憶させる分離器固定媒体記憶手段と、取り外し可能なリ
ムーバブル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録手
段と、を備え、符号化信号合成装置が、前記リムーバブ
ル記録媒体から符号化信号を読み込む合成器読み込み手
段と、前記符号化信号分離装置から符号化信号を受信す
る受信手段と、を備えるので、第1符号化信号を圧縮し
た基本成分である第2符号化信号と、この基本成分の画
質を向上させるための付加情報である差分符号化信号
と、をそれぞれリムーバブル記録媒体と通信回線という
異なる手段により提供することができ、大きな容量のデ
ータはリムーバブル記録媒体で提供し、即時性を求める
ものや低レートのデータは通信回線を利用して提供する
など、双方の利点を活用した映像配信サービスを提供す
ることができる。
【0474】また、請求項77記載の発明によれば、分
離器固定媒体記憶手段が圧縮された第2符号化信号を固
定記憶媒体に記憶させ、分離器可動媒体記録手段が付加
情報である差分符号化信号を取り外し可能なリムーバブ
ル記録媒体に記録させ、合成器読み込み手段が前記リム
ーバブル記録媒体から前記差分符号化信号を読み込み、
受信手段が前記符号化信号分離装置から前記第2符号化
信号を受信し、合成手段が前記受信した第2符号化信号
と前記読み込んだ差分符号化信号とを合成するので、映
像通信サービスで利用する伝送回線の伝送速度が低くて
も、映像の基本成分である第2符号化信号を受信でき、
先行配布されている高画質映像再生のための付加情報で
ある差分符号化信号と合成して、高品質な映像の再生を
実現することができる。
【0475】また、請求項78記載の発明によれば、分
離器固定媒体記憶手段が付加情報である差分符号化信号
を固定記憶媒体に記憶させ、分離器可動媒体記録手段が
圧縮された第2符号化信号を取り外し可能なリムーバブ
ル記録媒体に記録させ、合成器読み込み手段が前記リム
ーバブル記録媒体から前記第2符号化信号を読み込み、
受信手段が前記符号化信号分離装置から前記差分符号化
信号を受信し、合成手段が前記読み込んだ第2符号化信
号と前記受信した差分符号化信号とを合成するので、リ
ムーバブル記録媒体にはビットレート削減後の映像が記
録されるため、容量が節約され、長時間の映像の記録を
行うことができるとともに、再生時には、高画質映像再
生のための付加情報である差分符号化信号をオンデマン
ドで受信して、合成処理を行うことにより、高品質な映
像の再生を実現することができる。
【0476】また、請求項79記載の発明によれば、分
離器可動媒体記録手段が、リムーバブル記憶媒体に記録
した差分符号化信号ごとに第2符号化信号と合成する合
成ソフトウェアを記録し、合成器読み込み手段が、前記
リムーバブル記憶媒体から前記合成ソフトウェアを読み
込み、合成手段が、前記合成ソフトウェアを実行して前
記第2符号化信号と前記差分符号化信号とを合成して復
元第1符号化信号を合成するので、差分符号化信号ごと
に合成ソフトウェアを提供でき、差分符号化信号を作成
方法が変わっても高品質な映像の復元を行うことができ
る。
【0477】さらに、請求項80記載の発明によれば、
符号量圧縮された第2符号化信号を記憶させる合成器記
憶手段と、前記第2符号化信号を復元させる差分符号化
信号の送信要求と前記合成器記憶手段に記憶された第2
符号化信号の符号量圧縮率とを送信する送信要求送信手
段と、前記送信要求と前記符号量圧縮率を受信する送信
要求受信手段と、前記送信要求および前記符号量圧縮率
に基づいて生成された差分符号化信号を送信する差分符
号化信号送信手段と、前記差分符号化信号を受信する差
分符号化信号受信手段と、前記合成器記憶手段に記憶さ
れた第2符号化信号と前記受信した差分符号化信号とを
合成して復元第1符号化信号を合成する合成手段と、を
備えるので、符号化信号合成装置において圧縮した符号
量圧縮率に基づいた差分符号化信号を受信することがで
き、合成器において随時適切な圧縮率で符号化信号を圧
縮しておくことができる。
【0478】また、請求項81記載の発明によれば、合
成器符号化信号変換手段が記憶された第2符号化信号に
符号量変換処理を行い、前記合成器記憶手段が前記第2
符号化信号を置き換えて記憶するので、時間経過ととも
に自動的にビットレートを削減することができ、記憶容
量を節約することができる。
【0479】また、請求項82記載の発明によれば、前
記合成器記憶手段が復元第1符号化信号を第2符号化信
号と置き換えて記憶するので、再生された映像情報はオ
リジナルの符号化情報として蓄積することができるとと
もに、頻繁に再生される映像はオリジナルの符号化情報
が記憶されているので、送信要求、符号化信号の送受信
が発生せず、合成処理も必要がないので、装置の付加を
軽減することができる。
【0480】さらに、請求項83記載の発明によれば、
符号化信号分離装置が、符号化信号を固定記憶媒体に記
憶させる分離器固定媒体記憶手段と、取り外し可能なリ
ムーバブル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録手
段と、を備えるので、第1符号化信号を圧縮した基本成
分である第2符号化信号と、この基本成分の画質を向上
させるための付加情報である差分符号化信号と、をそれ
ぞれリムーバブル記録媒体と通信回線という異なる手段
により提供することができ、大きな容量のデータはリム
ーバブル記録媒体で提供し、即時性を求めるものや低レ
ートのデータは通信回線を利用して提供するなど、双方
の利点を活用した映像配信サービスを提供することがで
きる。
【0481】また、請求項84記載の発明によれば、分
離器固定媒体記憶手段が圧縮された第2符号化信号を固
定記憶媒体に記憶させ、分離器可動媒体記録手段が付加
情報である差分符号化信号を取り外し可能なリムーバブ
ル記録媒体に記録させるので、高画質映像再生のための
付加情報である差分符号化信号を媒体で先行配布して、
映像の基本成分である第2符号化信号を、映像通信サー
ビスで利用する伝送回線の伝送速度が低くても送信で
き、高品質な映像を提供することができる。
【0482】また、請求項85記載の発明によれば、分
離器固定媒体記憶手段が付加情報である差分符号化信号
を固定記憶媒体に記憶させ、分離器可動媒体記録手段が
圧縮された第2符号化信号を取り外し可能なリムーバブ
ル記録媒体に記録させるので、リムーバブル記録媒体に
はビットレート削減後の映像が記録されるため、容量が
節約され、長時間の映像の記録を行うことができるとと
もに、再生時には、高画質映像再生のための付加情報で
ある差分符号化信号をオンデマンドで送信して、高品質
な映像を提供することができる。
【0483】また、請求項86記載の発明によれば、分
離器可動媒体記録手段が、リムーバブル記憶媒体に記録
した差分符号化信号ごとに第2符号化信号と合成する合
成ソフトウェアを記録するので、差分符号化信号ごとに
合成ソフトウェアを提供でき、差分符号化信号を作成方
法が変わっても高品質な映像を提供することができる。
【0484】また、請求項87記載の発明によれば、符
号量圧縮された第2符号化信号を復元させる差分符号化
信号の送信要求と、前記差分符号化信号に対する第2符
号化信号の符号量圧縮率と、を受信する送信要求受信手
段と、前記送信要求および前記符号量圧縮率に基づいて
生成された差分符号化信号を送信する差分符号化信号送
信手段と、を備えるので、符号量圧縮率に基づいた差分
符号化信号を送信することができ、どのように圧縮され
た符号化信号に対しても適切な差分符号化信号を提供す
ることができる。
【0485】さらに、請求項88記載の発明によれば、
符号化信号合成装置が、取り外し可能なリムーバブル記
録媒体から符号化信号を読み込む合成器読み込み手段
と、符号化信号を受信する受信手段と、を備えるので、
第1符号化信号を圧縮した基本成分である第2符号化信
号と、この基本成分の画質を向上させるための付加情報
である差分符号化信号と、をそれぞれリムーバブル記録
媒体と通信回線という異なる手段により入手することが
でき、大きな容量のデータはリムーバブル記録媒体から
入手し、即時性を求めるものや低レートのデータは通信
回線を利用して入手するなど、双方の利点を活用した映
像配信サービスを提供することができる。
【0486】また、請求項89記載の発明によれば、合
成器読み込み手段が取り外し可能なリムーバブル記録媒
体から付加情報である差分符号化信号を読み込み、受信
手段が圧縮された第2符号化信号を受信し、合成手段が
前記受信した第2符号化信号と前記読み込んだ差分符号
化信号とを合成するので、映像通信サービスで利用する
伝送回線の伝送速度が低くても、映像の基本成分である
第2符号化信号を受信でき、先行配布されている高画質
映像再生のための付加情報である差分符号化信号と合成
して、高品質な映像の再生を実現することができる。
【0487】また、請求項90記載の発明によれば、合
成器読み込み手段が取り外し可能なリムーバブル記録媒
体から圧縮された第2符号化信号を読み込み、受信手段
が付加情報である差分符号化信号を受信し、合成手段が
前記読み込んだ第2符号化信号と前記受信した差分符号
化信号とを合成するので、ビットレート削減後の映像が
記録され、容量が節約されて、長時間の映像の記録を行
うことができるリムーバブル記録媒体からデータを入手
して、再生時に、高画質映像再生のための付加情報であ
る差分符号化信号をオンデマンドで受信して、合成処理
を行うことにより、高品質な映像の再生を実現すること
ができる。
【0488】また、請求項91記載の発明によれば、合
成器読み込み手段が、リムーバブル記憶媒体から該リム
ーバブル記憶媒体に記録された差分符号化信号ごとに第
2符号化信号と合成する合成ソフトウェアを読み込み、
合成手段が、前記合成ソフトウェアを実行して前記第2
符号化信号と前記差分符号化信号とを合成して復元第1
符号化信号を合成するので、差分符号化信号ごとに合成
ソフトウェアを入手することができ、差分符号化信号を
作成方法が変わっても高品質な映像の復元を行うことが
できる。
【0489】さらに、請求項92記載の発明によれば、
符号量圧縮された第2符号化信号を記憶させる合成器記
憶手段と、前記第2符号化信号を復元させる差分符号化
信号の送信要求と前記合成器記憶手段に記憶された第2
符号化信号の符号量圧縮率とを送信する送信要求送信手
段と、前記送信要求と前記符号量圧縮率とに基づいた差
分符号化信号を受信する差分符号化信号受信手段と、前
記合成器記憶手段に記憶された第2符号化信号と前記受
信した差分符号化信号とを合成して復元第1符号化信号
を合成する合成手段と、を備えるので、符号化信号合成
装置において圧縮した符号量圧縮率に基づいた差分符号
化信号を受信することができ、合成器において随時適切
な圧縮率で符号化信号を圧縮しておくことができる。
【0490】また、請求項93記載の発明によれば、合
成器符号化信号変換手段が記憶された第2符号化信号に
符号量変換処理を行い、前記合成器記憶手段が前記第2
符号化信号を置き換えて記憶するので、時間経過ととも
に自動的にビットレートを削減することができ、記憶容
量を節約することができる。
【0491】また、請求項94記載の発明によれば、前
記合成器記憶手段が復元第1符号化信号を第2符号化信
号と置き換えて記憶するので、再生された映像情報はオ
リジナルの符号化情報として蓄積することができるとと
もに、頻繁に再生される映像はオリジナルの符号化情報
が記憶されているので、送信要求、符号化信号の送受信
が発生せず、合成処理も必要がないので、装置の付加を
軽減することができる。
【0492】また、請求項95から113記載の発明に
よれば、上記と同様な効果を有する符号化信号分離・合
成方法、分離方法および合成方法を提供することができ
る。
【0493】また、請求項114から132記載の発明
によれば、上記と同様な効果を有する符号化信号分離・
合成プログラム、分離プログラムおよび合成プログラム
を記録した媒体を提供することができる。
【0494】さらに、請求項133から請求項136記
載の発明によれば、符号化信号を送信する第1送信手段
と、この第1符号化送信手段により送信させた符号化信
号と合成させる符号化信号を後から送信させる第2符号
化信号と、を備えているので、あらかじめ必要な符号化
信号を送信しておき、帯域がすいているときに後から未
送信分の符号化信号を送信して、高品質な映像信号を提
供することができる。
【0495】また、請求項137から140記載の発明
によれば、上記と同様な効果を有する符号化信号分離・
合成方法、分離方法および合成方法を提供することがで
きる。
【0496】また、請求項141から144記載の発明
によれば、上記と同様な効果を有する符号化信号分離・
合成プログラム、分離プログラムおよび合成プログラム
を記録した媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るストリーム分離・合成装置の一実
施例を示す入出力データ図である。
【図2】一実施例の差分ビットストリームのビットスト
リームフォーマット構造図である。
【図3】一実施例のストリーム分離装置のブロック構成
図である。
【図4】一実施例のストリーム合成装置のブロック構成
図である。
【図5】一実施例の映像内容の早期把握を行うためのス
トリーム分離・合成装置を示すブロック構成図およびデ
ータフロー図である。
【図6】一実施例の低速伝送路用に変換された映像受信
後に、変換前の形で蓄積するためのストリーム分離・合
成装置を示すブロック構成図およびデータフロー図であ
る。
【図7】一実施例の狭帯域通信回線と放送手段を両用し
た放送品質映像の提供を行うためのストリーム分離・合
成装置を示すブロック構成図およびデータフロー図であ
る。
【図8】一実施例の蓄積容量を節約した高品位映像の再
生を行うためのストリーム分離・合成装置を示すブロッ
ク構成図およびデータフロー図である。
【図9】一実施例の蓄積容量を節約した高品位映像の再
生を行うためのストリーム分離・合成装置を示すブロッ
ク構成図およびデータフロー図である。
【図10】従来のトランスコーダの概略ブロック図であ
る。
【図11】従来のトランスコーダにおける、MPEG−
2のTM5のレート制御処理示すフローチャートであ
る。
【図12】従来のトランスコーダの概略ブロック図であ
る。
【図13】従来のトランスコーダの処理を示すフローチ
ャートである。
【図14】従来のトランスコーダの概略ブロック図であ
る。
【図15】従来のトランスコーダの処理を示すフローチ
ャートである。
【図16】一実施例の蓄積メディアと狭帯域通信回線を
利用したストリーム分離・合成装置を示すブロック構成
図およびデータフロー図である。
【図17】一実施例の蓄積メディアと狭帯域通信回線を
利用したストリーム分離・合成装置を示すブロック構成
図およびデータフロー図である。
【図18】一実施例の自動レート削減機能を行うための
ストリーム分離・合成装置を示すブロック構成図および
データフロー図である。
【符号の説明】
50 トランスコーダ 51 VLD(可変長復号手段) 53 逆量子化器(逆量子化手段) 55 量子化器(量子化手段) 57 VLC(可変長符号化手段) 59 レート制御部 60 トランスコーダ 61 遅延回路 63 ビットレート比率計算部 65 入力符号量積算部 67 差分符号量計算部 69 目標出力符号量更新部 71 量子化スケールコード算出部 80 トランスコーダ 81 VLD 83 目標出力符号量更新部 85 量子化スケールコード算出部 600 符号化器 1000 ストリーム分離装置 1100 分離器 1200 記憶部 1210 固定媒体記憶部 1220 蓄積メディア記録部 1230 蓄積メディア記録部 1240 固定媒体記憶部 1300 ストリーム抽出部 1400 送受信部 2000 ストリーム合成装置 2100 送受信部 2200 記憶部 2220 蓄積メディア読み出し部 2230 蓄積メディア読み出し部 2300 編集部 2400 合成器 2600 ストリーム抽出部 2700 分離器 3520 蓄積メディア 3530 蓄積メディア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永吉 功 東京都新宿区西早稲田一丁目3番10号 早 稲田大学国際情報通信研究センター内 (72)発明者 笠井 裕之 東京都新宿区西早稲田一丁目3番10号 早 稲田大学国際情報通信研究センター内 (72)発明者 富永 英義 東京都新宿区西早稲田一丁目3番10号 早 稲田大学国際情報通信研究センター内 Fターム(参考) 5C053 FA14 FA24 FA28 GA11 GB05 GB06 GB08 GB17 GB21 GB38 KA01 LA15 5C059 KK08 KK36 MA00 RB00 RC19 RE16 SS01 SS09 SS20 UA34

Claims (144)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】符号化信号を入力して複数の符号化信号に
    分離する符号化信号分離装置と、 複数の符号化信号を入力して1つの符号化信号に合成す
    る符号化信号合成装置と、 を備えた符号化信号分離・合成装置において、 前記符号化信号分離装置が、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換手段と、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成手段と、 前記いずれかの符号化信号を記憶させる分離器記憶手段
    と、 前記いずれかの符号化信号を送信する第1送信手段と、 を備え、 前記符号化信号合成装置が、 前記第1送信手段で送信した前記符号化信号を受信する
    第1受信手段と、 前記いずれかの符号化信号を記憶させる合成器記憶手段
    と、 前記符号化信号分離装置から受信する前記符号化信号を
    選択する受信符号化信号選択手段と、 該受信符号化信号選択手段で選択された符号化信号の送
    信要求を送信する送信要求送信手段と、 を備え、 さらに、前記符号化信号分離装置が、 前記送信要求送信手段で送信した前記送信要求を受信す
    る送信要求受信手段と、 前記分離器記憶手段で記憶した符号化信号から、前記送
    信要求に基づいて、対応する符号化信号を抽出する符号
    化信号抽出手段と、 前記抽出された符号化信号を送信する第2送信手段と、 を備え、 前記符号化信号合成装置が、 前記第2送信手段で送信した符号化信号を受信する第2
    受信手段と、 該第2受信手段で受信した符号化信号と合成する符号化
    信号を、前記合成器記憶手段で記憶した符号化信号から
    抽出する合成器符号化信号抽出手段と、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成手段と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の符号化信号分離・合成装置
    において、 前記符号化信号分離装置の前記分離器記憶手段が、前記
    差分符号化信号生成手段で生成された差分符号化信号を
    記憶し、 前記第1送信手段が、前記符号化信号変換手段で変換さ
    れた第2符号化信号を送信し、 前記符号化信号合成装置の前記第1受信手段が、前記第
    2符号化信号を受信し、 前記合成器記憶手段が、前記受信した第2符号化信号を
    記憶し、 前記送信要求送信手段が、前記記憶された第2符号化信
    号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記符号化信号分離装置の前記送信要求受信手段が、前
    記差分符号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出手段が、前記差分符号化信号の送信
    要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号から、
    前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽出
    し、 前記第2送信手段が、前記抽出された差分符号化信号を
    送信し、 前記符号化信号合成装置の前記第2受信手段が、前記抽
    出された差分符号化信号を受信し、 前記合成手段が、前記合成器記憶手段で記憶した第2符
    号化信号と、前記第2受信手段が受信した差分符号化信
    号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信
    号を合成することを特徴とする符号化信号分離・合成装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の符号化信号分離・合成装置
    において、 前記符号化信号合成装置が、 前記第1受信手段で受信した第2符号化信号を復号する
    第2符号化信号復号手段を備えたことを特徴とする符号
    化信号分離・合成装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の符号化信号分離・
    合成装置において、 前記符号化信号合成装置が、 前記合成器記憶手段で記憶した前記第2符号化信号を編
    集し、前記第2符号化信号中の所望の範囲を選択し、該
    選択した第2符号化信号を抽出する編集手段を備え、 前記送信要求送信手段が、前記編集した第2符号化信号
    に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記合成手段が、前記編集された第2符号化信号と、前
    記受信した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲
    の前記復元第1符号化信号を合成することを特徴とする
    符号化信号分離・合成装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の符号化信号分離・合成装置
    において、 前記符号化信号分離装置の前記分離器記憶手段が、前記
    符号化信号変換手段で変換された第2符号化信号を記憶
    し、 前記第1送信手段が、前記差分符号化信号生成手段で生
    成された差分符号化信号を送信し、 前記符号化信号合成装置の前記第1受信手段が、前記差
    分符号化信号を受信し、 前記合成器記憶手段が、前記受信した差分符号化信号を
    記憶し、 前記送信要求送信手段が、前記第2符号化信号の所望の
    範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号化信
    号の送信要求を送信し、 前記符号化信号分離装置の前記送信要求受信手段が、前
    記第2符号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出手段が、前記第2符号化信号の送信
    要求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号から、
    前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、 前記第2送信手段が、前記抽出された第2符号化信号を
    送信し、 前記符号化信号合成装置の前記第2受信手段が、前記抽
    出された第2符号化信号を受信し、 前記合成手段が、前記第2受信手段で受信した第2符号
    化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応する差分
    符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1
    符号化信号を合成することを特徴とする符号化信号分離
    ・合成装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の符号化信号分離・合成装置
    において、 前記符号化信号分離装置の前記第1送信手段が、前記差
    分符号化信号を放送手段により送信することを特徴とす
    る符号化信号分離・合成装置。
  7. 【請求項7】請求項2から6のいずれか1項に記載の符
    号化信号分離・合成装置において、 前記符号化信号合成装置が、 前記合成手段で合成した前記復元第1符号化信号を記憶
    する復元第1符号化信号記憶手段を備えたことを特徴と
    する符号化信号分離・合成装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の符号化信号分離・合成装置
    において、 前記符号化信号合成装置が、 前記第1受信手段で受信した符号化信号を復号する復号
    手段と、 前記第1符号化信号に符号量変換処理を行い、前記第2
    符号化信号に変換する合成器符号化信号変換手段と、 を備え、 前記符号化信号分離装置の前記第1送信手段が、前記第
    1符号化信号を送信し、 前記分離器記憶手段が、前記差分符号化信号生成手段で
    生成された差分符号化信号を記憶し、 前記符号化信号合成装置の前記第1受信手段が、前記第
    1符号化信号を受信し、 前記復号手段が、前記第1受信手段で受信した第1符号
    化信号を復号し、 前記合成器符号化信号変換手段が、前記第1受信手段で
    受信した第1符号化信号に符号量変換処理を行い、前記
    第2符号化信号に変換し、 前記合成器記憶手段が、前記合成器符号化信号変換手段
    で符号量変換された前記第2符号化信号を記憶し、 前記送信要求送信手段が、前記記憶された第2符号化信
    号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記符号化信号分離装置の前記送信要求受信手段が、前
    記差分符号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出手段が、前記差分符号化信号の送信
    要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号から、
    前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽出
    し、 前記第2送信手段が、前記抽出された差分符号化信号を
    送信し、 前記符号化信号合成装置の前記第2受信手段が、前記抽
    出された差分符号化信号を受信し、 前記合成手段が、前記合成器記憶手段で記憶した第2符
    号化信号と、前記第2受信手段が受信した差分符号化信
    号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信
    号を合成することを特徴とする符号化信号分離・合成装
    置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の符号化信号分離・合成装置
    において、 前記符号化信号合成装置が、 前記第1受信手段で受信した符号化信号を復号する復号
    手段と、 前記第1符号化信号から前記差分符号化信号を生成する
    合成器差分符号化信号生成手段と、 を備え、 前記符号化信号分離装置の前記第1送信手段が、前記第
    1符号化信号を送信し、 前記分離器記憶手段が、前記符号化信号変換手段で変換
    された第2符号化信号を記憶し、 前記符号化信号合成装置の前記第1受信手段が、前記第
    1符号化信号を受信し、 前記復号手段が、前記第1受信手段で受信した第1符号
    化信号を復号し、 前記合成器差分符号化信号生成手段が、前記第1受信手
    段で受信した第1符号化信号から、前記差分符号化信号
    を生成し、 前記合成器記憶手段が、前記合成器差分符号化信号生成
    手段で生成された前記差分符号化信号を記憶し、 前記送信要求送信手段が、前記第2符号化信号の所望の
    範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号化信
    号の送信要求を送信し、 前記符号化信号分離装置の前記送信要求受信手段が、前
    記第2符号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出手段が、前記第2符号化信号の送信
    要求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号から、
    前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、 前記第2送信手段が、前記抽出された第2符号化信号を
    送信し、 前記符号化信号合成装置の前記第2受信手段が、前記抽
    出された第2符号化信号を受信し、 前記合成手段が、前記第2受信手段で受信した第2符号
    化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応する差分
    符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1
    符号化信号を合成することを特徴とする符号化信号分離
    ・合成装置。
  10. 【請求項10】符号化信号を入力して複数の符号化信号
    に分離する符号化信号分離装置において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換手段と、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成手段と、 前記いずれかの符号化信号を記憶させる分離器記憶手段
    と、 前記いずれかの符号化信号を送信する第1送信手段と、 前記いずれかの符号化信号の送信要求を受信する送信要
    求受信手段と、 前記分離器記憶手段で記憶した符号化信号から、前記送
    信要求に基づいて、対応する符号化信号を抽出する符号
    化信号抽出手段と、 前記抽出された符号化信号を送信する第2送信手段と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の符号化信号分離装置に
    おいて、 前記分離器記憶手段が、前記差分符号化信号生成手段で
    生成された差分符号化信号を記憶し、 前記第1送信手段が、前記符号化信号変換手段で変換さ
    れた第2符号化信号を送信し、 前記送信要求受信手段が、所定の範囲の前記第2符号化
    信号に対応する差分符号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出手段が、前記差分符号化信号の送信
    要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号から、
    前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽出
    し、 前記第2送信手段が、前記抽出された差分符号化信号を
    送信することを特徴とする符号化信号分離装置。
  12. 【請求項12】請求項11記載の符号化信号分離装置に
    おいて、 前記送信要求送信手段が、前記第2符号化信号に編集処
    理を行った編集部に対応する差分符号化信号の送信要求
    を受信し、 前記符号化信号抽出手段が、前記差分符号化信号の送信
    要求に基づいて、前記第2符号化信号の編集部のみを抽
    出し、 前記第2送信手段が、前記抽出された第2符号化信号の
    編集部を送信することを特徴とする符号化信号分離装
    置。
  13. 【請求項13】請求項10記載の符号化信号分離装置に
    おいて、 前記分離器記憶手段が、前記符号化信号変換手段で変換
    された第2符号化信号を記憶し、 前記第1送信手段が、前記差分符号化信号生成手段で生
    成された差分符号化信号を送信し、 前記送信要求受信手段が、所定の範囲の前記第2符号化
    信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出手段が、前記第2符号化信号の送信
    要求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号から、
    前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、 前記第2送信手段が、前記抽出された第2符号化信号を
    送信することを特徴とする符号化信号分離装置。
  14. 【請求項14】請求項13記載の符号化信号分離装置に
    おいて、 前記第1送信手段が、前記差分符号化信号を放送手段に
    より送信することを特徴とする符号化信号分離装置。
  15. 【請求項15】請求項10記載の符号化信号分離装置に
    おいて、 前記第1送信手段が、前記第1符号化信号を送信し、 前記分離器記憶手段が、前記差分符号化信号生成手段で
    生成された差分符号化信号を記憶し、 前記送信要求受信手段が、所定の範囲の前記第2符号化
    信号に対する差分符号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出手段が、前記差分符号化信号の送信
    要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号から、
    前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽出
    し、 前記第2送信手段が、前記抽出された差分符号化信号を
    送信することを特徴とする符号化信号分離装置。
  16. 【請求項16】請求項10記載の符号化信号分離装置に
    おいて、 前記第1送信手段が、前記第1符号化信号を送信し、 前記分離器記憶手段が、前記符号化信号変換手段で変換
    された第2符号化信号を記憶し、 前記送信要求受信手段が、所定の範囲の前記第2符号化
    信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出手段が、前記第2符号化信号の送信
    要求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号から、
    前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、 前記第2送信手段が、前記抽出された第2符号化信号を
    送信することを特徴とする符号化信号分離装置。
  17. 【請求項17】複数の符号化信号を入力して1つの符号
    化信号に合成する符号化信号合成装置において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号と、前記第1符号化信号に符号量変換処理を
    行った第2符号化信号と、前記第1符号化信号と前記第
    2符号化信号との差分情報である差分符号化信号と、の
    中からいずれかの符号化信号を受信する第1受信手段
    と、 前記いずれかの符号化信号を記憶させる合成器記憶手段
    と、 受信する前記符号化信号を選択する受信符号化信号選択
    手段と、 該受信符号化信号選択手段で選択された符号化信号の送
    信要求を送信する送信要求送信手段と、 前記送信要求に応答した符号化信号を受信する第2受信
    手段と、 該第2受信手段で受信した符号化信号と合成する符号化
    信号を、前記合成器記憶手段で記憶した符号化信号から
    抽出する合成器符号化信号抽出手段と、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成手段と、 を備えたことを特徴とする符号化信号合成装置。
  18. 【請求項18】請求項17記載の符号化信号合成装置に
    おいて、 前記第1受信手段が、前記第2符号化信号を受信し、 前記合成器記憶手段が、前記受信した第2符号化信号を
    記憶し、 前記送信要求送信手段が、前記記憶された第2符号化信
    号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記第2受信手段が、前記送信要求に応答した差分符号
    化信号を受信し、 前記合成手段が、前記合成器記憶手段で記憶した第2符
    号化信号と、前記第2受信手段が受信した差分符号化信
    号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信
    号を合成することを特徴とする符号化信号合成装置。
  19. 【請求項19】請求項18記載の符号化信号合成装置に
    おいて、 前記第1受信手段で受信した第2符号化信号を復号する
    第2符号化信号復号手段を備えたことを特徴とする符号
    化信号合成装置。
  20. 【請求項20】請求項18または19記載の符号化信号
    合成装置において、 前記合成器記憶手段で記憶した前記第2符号化信号を編
    集し、前記第2符号化信号中の所望の範囲を選択し、該
    選択した第2符号化信号を抽出する編集手段を備え、 前記送信要求送信手段が、前記編集した第2符号化信号
    に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記合成手段が、前記編集された第2符号化信号と、前
    記受信した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲
    の前記復元第1符号化信号を合成することを特徴とする
    符号化信号合成装置。
  21. 【請求項21】請求項17記載の符号化信号合成装置に
    おいて、 前記第1受信手段が、前記差分符号化信号を受信し、 前記合成器記憶手段が、前記受信した差分符号化信号を
    記憶し、 前記送信要求送信手段が、前記第2符号化信号の所望の
    範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号化信
    号の送信要求を送信し、 前記第2受信手段が、前記送信要求に応答した第2符号
    化信号を受信し、 前記合成手段が、前記第2受信手段で受信した第2符号
    化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応する差分
    符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1
    符号化信号を合成することを特徴とする符号化信号合成
    装置。
  22. 【請求項22】請求項21記載の符号化信号合成装置に
    おいて、 前記第1受信手段が、前記差分符号化信号を放送手段に
    より受信することを特徴とする符号化信号合成装置。
  23. 【請求項23】請求項18から22のいずれか1項に記
    載の符号化信号合成装置において、 前記合成手段で合成した前記復元第1符号化信号を記憶
    する復元第1符号化信号記憶手段を備えたことを特徴と
    する符号化信号合成装置。
  24. 【請求項24】請求項17記載の符号化信号合成装置に
    おいて、 前記第1受信手段で受信した符号化信号を復号する復号
    手段と、 前記第1符号化信号に符号量変換処理を行い、前記第2
    符号化信号に変換する合成器符号化信号変換手段と、 を備え、 前記第1受信手段が、前記第1符号化信号を受信し、 前記復号手段が、前記第1受信手段で受信した第1符号
    化信号を復号し、 前記合成器符号化信号変換手段が、前記第1受信手段で
    受信した第1符号化信号に符号量変換処理を行い、前記
    第2符号化信号に変換し、 前記合成器記憶手段が、前記合成器符号化信号変換手段
    で符号量変換された前記第2符号化信号を記憶し、 前記送信要求送信手段が、前記記憶された第2符号化信
    号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記第2受信手段が、前記送信要求に応答した差分符号
    化信号を受信し、 前記合成手段が、前記合成器記憶手段で記憶した第2符
    号化信号と、前記第2受信手段が受信した差分符号化信
    号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信
    号を合成することを特徴とする符号化信号合成装置。
  25. 【請求項25】請求項17記載の符号化信号合成装置に
    おいて、 前記第1受信手段で受信した符号化信号を復号する復号
    手段と、 前記第1符号化信号から前記差分符号化信号を生成する
    合成器差分符号化信号生成手段と、 を備え、 前記第1受信手段が、前記第1符号化信号を受信し、 前記復号手段が、前記第1受信手段で受信した第1符号
    化信号を復号し、 前記合成器差分符号化信号生成手段が、前記第1受信手
    段で受信した第1符号化信号から、前記差分符号化信号
    を生成し、 前記合成器記憶手段が、前記合成器差分符号化信号生成
    手段で生成された前記差分符号化信号を記憶し、 前記送信要求送信手段が、前記第2符号化信号の所望の
    範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号化信
    号の送信要求を送信し、 前記第2受信手段が、前記送信要求に応答した第2符号
    化信号を受信し、 前記合成手段が、前記第2受信手段で受信した第2符号
    化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応する差分
    符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1
    符号化信号を合成することを特徴とする符号化信号合成
    装置。
  26. 【請求項26】符号化信号を入力して複数の符号化信号
    に分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を
    入力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装
    置と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合成
    を行う符号化信号分離・合成方法において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記符号化信号分離装置に前記いずれかの符号化信号を
    記憶させる分離器記憶ステップと、 前記符号化信号分離装置から前記いずれかの符号化信号
    を送信する第1送信ステップと、 前記符号化信号合成装置で前記第1送信ステップで送信
    した前記符号化信号を受信する第1受信ステップと、 前記符号化信号合成装置に前記いずれかの符号化信号を
    記憶させる合成器記憶ステップと、 前記符号化信号分離装置から前記符号化信号合成装置に
    受信させる前記符号化信号を選択する受信符号化信号選
    択ステップと、 該受信符号化信号選択ステップで選択された符号化信号
    の送信要求を、前記符号化信号合成装置から送信する送
    信要求送信ステップと、 前記符号化信号分離装置で前記送信要求送信ステップで
    送信した前記送信要求を受信する送信要求受信ステップ
    と、 前記分離器記憶ステップで記憶した符号化信号から、前
    記送信要求に基づいて、対応する符号化信号を抽出する
    符号化信号抽出ステップと、前記符号化信号分離装置か
    ら前記抽出された符号化信号を送信する第2送信ステッ
    プと、 前記符号化信号合成装置で前記第2送信ステップで送信
    した符号化信号を受信する第2受信ステップと、 該第2受信ステップで受信した符号化信号と合成する符
    号化信号を、前記合成器記憶ステップで記憶した符号化
    信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、 前記符号化信号合成装置で前記第2符号化信号と、前記
    差分符号化信号と、を合成して、前記第1符号化信号と
    同等の復元第1符号化信号を合成する合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成方法。
  27. 【請求項27】請求項26記載の符号化信号分離・合成
    方法において、 前記分離器記憶ステップが、前記差分符号化信号生成ス
    テップで生成された差分符号化信号を記憶し、 前記第1送信ステップが、前記符号化信号変換ステップ
    で変換された第2符号化信号を送信し、 前記第1受信ステップが、前記第2符号化信号を受信
    し、 前記合成器記憶ステップが、前記受信した第2符号化信
    号を記憶し、 前記送信要求送信ステップが、前記記憶された第2符号
    化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記送信要求受信ステップが、前記差分符号化信号の送
    信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号か
    ら、前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽
    出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された差分符号化信
    号を送信し、 前記第2受信ステップが、前記抽出された差分符号化信
    号を受信し、 前記合成ステップが、前記合成器記憶ステップで記憶し
    た第2符号化信号と、前記第2受信ステップが受信した
    差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元
    第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化信号
    分離・合成方法。
  28. 【請求項28】請求項27記載の符号化信号分離・合成
    方法において、 前記第1受信ステップで受信した第2符号化信号を復号
    する第2符号化信号復号ステップを備えたことを特徴と
    する符号化信号分離・合成方法。
  29. 【請求項29】請求項27または28記載の符号化信号
    分離・合成方法において、 前記合成器記憶ステップで記憶した前記第2符号化信号
    を編集し、前記第2符号化信号中の所望の範囲を選択
    し、該選択した第2符号化信号を抽出する編集ステップ
    を備え、 前記送信要求送信ステップが、前記編集した第2符号化
    信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記合成ステップが、前記編集された第2符号化信号
    と、前記受信した差分符号化信号と、を合成して、所望
    の範囲の前記復元第1符号化信号を合成することを特徴
    とする符号化信号分離・合成方法。
  30. 【請求項30】請求項26記載の符号化信号分離・合成
    方法において、 前記分離器記憶ステップが、前記符号化信号変換ステッ
    プで変換された第2符号化信号を記憶し、 前記第1送信ステップが、前記差分符号化信号生成ステ
    ップで生成された差分符号化信号を送信し、 前記第1受信ステップが、前記差分符号化信号を受信
    し、 前記合成器記憶ステップが、前記受信した差分符号化信
    号を記憶し、 前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
    望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
    化信号の送信要求を送信し、 前記送信要求受信ステップが、前記第2符号化信号の送
    信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号か
    ら、前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号を送信し、 前記第2受信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号を受信し、 前記合成ステップが、前記第2受信ステップで受信した
    第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応
    する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
    復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化
    信号分離・合成方法。
  31. 【請求項31】請求項30記載の符号化信号分離・合成
    方法において、 前記第1送信ステップが、前記差分符号化信号を放送を
    使用して送信することを特徴とする符号化信号分離・合
    成方法。
  32. 【請求項32】請求項27から31のいずれか1項に記
    載の符号化信号分離・合成方法において、 前記合成ステップで合成した前記復元第1符号化信号を
    記憶する復元第1符号化信号記憶ステップを備えたこと
    を特徴とする符号化信号分離・合成方法。
  33. 【請求項33】請求項26記載の符号化信号分離・合成
    方法において、 前記第1受信ステップで受信した符号化信号を復号する
    復号ステップと、 前記符号化信号合成装置で前記第1符号化信号に符号量
    変換処理を行い、前記第2符号化信号に変換する合成器
    符号化信号変換ステップと、 を備え、 前記第1送信ステップが、前記第1符号化信号を送信
    し、 前記分離器記憶ステップが、前記差分符号化信号生成ス
    テップで生成された差分符号化信号を記憶し、 前記第1受信ステップが、前記第1符号化信号を受信
    し、 前記復号ステップが、前記第1受信ステップで受信した
    第1符号化信号を復号し、 前記合成器符号化信号変換ステップが、前記第1受信ス
    テップで受信した第1符号化信号に符号量変換処理を行
    い、前記第2符号化信号に変換し、 前記合成器記憶ステップが、前記合成器符号化信号変換
    ステップで符号量変換された前記第2符号化信号を記憶
    し、 前記送信要求送信ステップが、前記記憶された第2符号
    化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記送信要求受信ステップが、前記差分符号化信号の送
    信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号か
    ら、前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽
    出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された差分符号化信
    号を送信し、 前記第2受信ステップが、前記抽出された差分符号化信
    号を受信し、 前記合成ステップが、前記合成器記憶ステップで記憶し
    た第2符号化信号と、前記第2受信ステップが受信した
    差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元
    第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化信号
    分離・合成方法。
  34. 【請求項34】請求項26記載の符号化信号分離・合成
    方法において、 前記第1受信ステップで受信した符号化信号を復号する
    復号ステップと、 前記符号化信号合成装置で前記第1符号化信号から前記
    差分符号化信号を生成する合成器差分符号化信号生成ス
    テップと、 を備え、 前記第1送信ステップが、前記第1符号化信号を送信
    し、 前記分離器記憶ステップが、前記符号化信号変換ステッ
    プで変換された第2符号化信号を記憶し、 前記第1受信ステップが、前記第1符号化信号を受信
    し、 前記復号ステップが、前記第1受信ステップで受信した
    第1符号化信号を復号し、 前記合成器差分符号化信号生成ステップが、前記第1受
    信ステップで受信した第1符号化信号から、前記差分符
    号化信号を生成し、 前記合成器記憶ステップが、前記合成器差分符号化信号
    生成ステップで生成された前記差分符号化信号を記憶
    し、 前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
    望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
    化信号の送信要求を送信し、 前記送信要求受信ステップが、前記第2符号化信号の送
    信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号か
    ら、前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号を送信し、 前記第2受信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号を受信し、 前記合成ステップが、前記第2受信ステップで受信した
    第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応
    する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
    復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化
    信号分離・合成方法。
  35. 【請求項35】符号化信号を入力して複数の符号化信号
    に分離する符号化信号分離方法において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記いずれかの符号化信号を記憶させる分離器記憶ステ
    ップと、 前記いずれかの符号化信号を送信する第1送信ステップ
    と、 前記いずれかの符号化信号の送信要求を受信する送信要
    求受信ステップと、 前記分離器記憶ステップで記憶した符号化信号から、前
    記送信要求に基づいて、対応する符号化信号を抽出する
    符号化信号抽出ステップと、 前記抽出された符号化信号を送信する第2送信ステップ
    と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離方法。
  36. 【請求項36】請求項35記載の符号化信号分離方法に
    おいて、 前記分離器記憶ステップが、前記差分符号化信号生成ス
    テップで生成された差分符号化信号を記憶し、 前記第1送信ステップが、前記符号化信号変換ステップ
    で変換された第2符号化信号を送信し、 前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
    号化信号に対する差分符号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号か
    ら、前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽
    出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された差分符号化信
    号を送信することを特徴とする符号化信号分離方法。
  37. 【請求項37】請求項36記載の符号化信号分離方法に
    おいて、 前記送信要求受信ステップが、前記第2符号化信号に編
    集処理を行った編集部に対応する差分符号化信号の送信
    要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記第2符号化信号の編集部のみ
    を抽出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号の編集部を送信することを特徴とする符号化信号分離
    方法。
  38. 【請求項38】請求項35記載の符号化信号分離方法に
    おいて、 前記分離器記憶ステップが、前記符号化信号変換ステッ
    プで変換された第2符号化信号を記憶し、 前記第1送信ステップが、前記差分符号化信号生成ステ
    ップで生成された差分符号化信号を送信し、 前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
    号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号か
    ら、前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号を送信することを特徴とする符号化信号分離方法。
  39. 【請求項39】請求項38記載の符号化信号分離方法に
    おいて、 前記第1送信ステップが、前記差分符号化信号を放送を
    使用して送信することを特徴とする符号化信号分離方
    法。
  40. 【請求項40】請求項35記載の符号化信号分離方法に
    おいて、 前記第1送信ステップが、前記第1符号化信号を送信
    し、 前記分離器記憶ステップが、前記差分符号化信号生成ス
    テップで生成された差分符号化信号を記憶し、 前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
    号化信号に対する差分符号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号か
    ら、前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽
    出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された差分符号化信
    号を送信することを特徴とする符号化信号分離方法。
  41. 【請求項41】請求項35記載の符号化信号分離方法に
    おいて、 前記第1送信ステップが、前記第1符号化信号を送信
    し、 前記分離器記憶ステップが、前記符号化信号変換ステッ
    プで変換された第2符号化信号を記憶し、 前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
    号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号か
    ら、前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号を送信することを特徴とする符号化信号分離方法。
  42. 【請求項42】複数の符号化信号を入力して1つの符号
    化信号に合成する符号化信号合成方法において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号と、前記第1符号化信号に符号量変換処理を
    行った第2符号化信号と、前記第1符号化信号と前記第
    2符号化信号との差分情報である差分符号化信号と、の
    中からいずれかの符号化信号を受信する第1受信ステッ
    プと、 前記いずれかの符号化信号を記憶させる合成器記憶ステ
    ップと、 受信させる前記符号化信号を選択する受信符号化信号選
    択ステップと、 該受信符号化信号選択ステップで選択された符号化信号
    の送信要求を送信する送信要求送信ステップと、 前記送信要求に応答した符号化信号を受信する第2受信
    ステップと、 該第2受信ステップで受信した符号化信号と合成する符
    号化信号を、前記合成器記憶ステップで記憶した符号化
    信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号合成方法。
  43. 【請求項43】請求項42記載の符号化信号合成方法に
    おいて、 前記第1受信ステップが、前記第2符号化信号を受信
    し、 前記合成器記憶ステップが、前記受信した第2符号化信
    号を記憶し、 前記送信要求送信ステップが、前記記憶された第2符号
    化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記第2受信ステップが、前記送信要求に応答した差分
    符号化信号を受信し、 前記合成ステップが、前記合成器記憶ステップで記憶し
    た第2符号化信号と、前記第2受信ステップが受信した
    差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元
    第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化信号
    合成方法。
  44. 【請求項44】請求項43記載の符号化信号合成方法に
    おいて、 前記第1受信ステップで受信した第2符号化信号を復号
    する第2符号化信号復号ステップを備えたことを特徴と
    する符号化信号合成方法。
  45. 【請求項45】請求項43または44記載の符号化信号
    合成方法において、 前記合成器記憶ステップで記憶した前記第2符号化信号
    を編集し、前記第2符号化信号中の所望の範囲を選択
    し、該選択した第2符号化信号を抽出する編集ステップ
    を備え、 前記送信要求送信ステップが、前記編集した第2符号化
    信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記合成ステップが、前記編集された第2符号化信号
    と、前記受信した差分符号化信号と、を合成して、所望
    の範囲の前記復元第1符号化信号を合成することを特徴
    とする符号化信号合成方法。
  46. 【請求項46】請求項42記載の符号化信号合成方法に
    おいて、 前記第1受信ステップが、前記差分符号化信号を受信
    し、 前記合成器記憶ステップが、前記受信した差分符号化信
    号を記憶し、 前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
    望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
    化信号の送信要求を送信し、 前記第2受信ステップが、前記送信要求に応答した第2
    符号化信号を受信し、 前記合成ステップが、前記第2受信ステップで受信した
    第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応
    する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
    復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化
    信号合成方法。
  47. 【請求項47】請求項46記載の符号化信号合成方法に
    おいて、 前記第1受信ステップが、前記差分符号化信号を放送を
    使用して受信することを特徴とする符号化信号合成方
    法。
  48. 【請求項48】請求項43から47のいずれか1項に記
    載の符号化信号合成方法において、 前記合成ステップで合成した前記復元第1符号化信号を
    記憶する復元第1符号化信号記憶ステップを備えたこと
    を特徴とする符号化信号合成方法。
  49. 【請求項49】請求項42記載の符号化信号合成方法に
    おいて、 前記第1受信ステップで受信した符号化信号を復号する
    復号ステップと、 前記第1符号化信号に符号量変換処理を行い、前記第2
    符号化信号に変換する合成器符号化信号変換ステップ
    と、 を備え、 前記第1受信ステップが、前記第1符号化信号を受信
    し、 前記復号ステップが、前記第1受信ステップで受信した
    第1符号化信号を復号し、 前記合成器符号化信号変換ステップが、前記第1受信ス
    テップで受信した第1符号化信号に符号量変換処理を行
    い、前記第2符号化信号に変換し、 前記合成器記憶ステップが、前記合成器符号化信号変換
    ステップで符号量変換された前記第2符号化信号を記憶
    し、 前記送信要求送信ステップが、前記記憶された第2符号
    化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記第2受信ステップが、前記送信要求に応答した差分
    符号化信号を受信し、 前記合成ステップが、前記合成器記憶ステップで記憶し
    た第2符号化信号と、前記第2受信ステップが受信した
    差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元
    第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化信号
    合成方法。
  50. 【請求項50】請求項42記載の符号化信号合成方法に
    おいて、 前記第1受信ステップで受信した符号化信号を復号する
    復号ステップと、 前記第1符号化信号から前記差分符号化信号を生成する
    合成器差分符号化信号生成ステップと、 を備え、 前記第1受信ステップが、前記第1符号化信号を受信
    し、 前記復号ステップが、前記第1受信ステップで受信した
    第1符号化信号を復号し、 前記合成器差分符号化信号生成ステップが、前記第1受
    信ステップで受信した第1符号化信号から、前記差分符
    号化信号を生成し、 前記合成器記憶ステップが、前記合成器差分符号化信号
    生成ステップで生成された前記差分符号化信号を記憶
    し、 前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
    望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
    化信号の送信要求を送信し、 前記第2受信ステップが、前記送信要求に応答した第2
    符号化信号を受信し、 前記合成ステップが、前記第2受信ステップで受信した
    第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応
    する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
    復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化
    信号合成方法。
  51. 【請求項51】符号化信号を入力して複数の符号化信号
    に分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を
    入力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装
    置と、に符号化信号の分離および合成を行わせる符号化
    信号分離・合成プログラムを記録した媒体において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記符号化信号分離装置に前記いずれかの符号化信号を
    記憶させる分離器記憶ステップと、 前記符号化信号分離装置から前記いずれかの符号化信号
    を送信する第1送信ステップと、 前記符号化信号合成装置で前記第1送信ステップで送信
    した前記符号化信号を受信する第1受信ステップと、 前記符号化信号合成装置に前記いずれかの符号化信号を
    記憶させる合成器記憶ステップと、 前記符号化信号分離装置から前記符号化信号合成装置に
    受信させる前記符号化信号を選択する受信符号化信号選
    択ステップと、 該受信符号化信号選択ステップで選択された符号化信号
    の送信要求を、前記符号化信号合成装置から送信する送
    信要求送信ステップと、 前記符号化信号分離装置で前記送信要求送信ステップで
    送信した前記送信要求を受信する送信要求受信ステップ
    と、 前記分離器記憶ステップで記憶した符号化信号から、前
    記送信要求に基づいて、対応する符号化信号を抽出する
    符号化信号抽出ステップと、 前記符号化信号分離装置から前記抽出された符号化信号
    を送信する第2送信ステップと、 前記符号化信号合成装置で前記第2送信ステップで送信
    した符号化信号を受信する第2受信ステップと、 該第2受信ステップで受信した符号化信号と合成する符
    号化信号を、前記合成器記憶ステップで記憶した符号化
    信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、 前記符号化信号合成装置で前記第2符号化信号と、前記
    差分符号化信号と、を合成して、前記第1符号化信号と
    同等の復元第1符号化信号を合成する合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成プログ
    ラムを記録した媒体。
  52. 【請求項52】請求項51記載の符号化信号分離・合成
    プログラムを記録した媒体において、 前記分離器記憶ステップが、前記差分符号化信号生成ス
    テップで生成された差分符号化信号を記憶し、 前記第1送信ステップが、前記符号化信号変換ステップ
    で変換された第2符号化信号を送信し、 前記第1受信ステップが、前記第2符号化信号を受信
    し、 前記合成器記憶ステップが、前記受信した第2符号化信
    号を記憶し、 前記送信要求送信ステップが、前記記憶された第2符号
    化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記送信要求受信ステップが、前記差分符号化信号の送
    信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号か
    ら、前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽
    出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された差分符号化信
    号を送信し、 前記第2受信ステップが、前記抽出された差分符号化信
    号を受信し、 前記合成ステップが、前記合成器記憶ステップで記憶し
    た第2符号化信号と、前記第2受信ステップが受信した
    差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元
    第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化信号
    分離・合成プログラムを記録した媒体。
  53. 【請求項53】請求項52記載の符号化信号分離・合成
    プログラムを記録した媒体において、 前記第1受信ステップで受信した第2符号化信号を復号
    する第2符号化信号復号ステップを備えたことを特徴と
    する符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体。
  54. 【請求項54】請求項52または53記載の符号化信号
    分離・合成プログラムを記録した媒体において、 前記合成器記憶ステップで記憶した前記第2符号化信号
    を編集し、前記第2符号化信号中の所望の範囲を選択
    し、該選択した第2符号化信号を抽出する編集ステップ
    を備え、 前記送信要求送信ステップが、前記編集した第2符号化
    信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記合成ステップが、前記編集された第2符号化信号
    と、前記受信した差分符号化信号と、を合成して、所望
    の範囲の前記復元第1符号化信号を合成することを特徴
    とする符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒
    体。
  55. 【請求項55】請求項51記載の符号化信号分離・合成
    プログラムを記録した媒体において、 前記分離器記憶ステップが、前記符号化信号変換ステッ
    プで変換された第2符号化信号を記憶し、 前記第1送信ステップが、前記差分符号化信号生成ステ
    ップで生成された差分符号化信号を送信し、 前記第1受信ステップが、前記差分符号化信号を受信
    し、 前記合成器記憶ステップが、前記受信した差分符号化信
    号を記憶し、 前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
    望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
    化信号の送信要求を送信し、 前記送信要求受信ステップが、前記第2符号化信号の送
    信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号か
    ら、前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号を送信し、 前記第2受信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号を受信し、 前記合成ステップが、前記第2受信ステップで受信した
    第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応
    する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
    復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化
    信号分離・合成プログラムを記録した媒体。
  56. 【請求項56】請求項55記載の符号化信号分離・合成
    プログラムを記録した媒体において、 前記第1送信ステップが、前記差分符号化信号を放送を
    使用して送信することを特徴とする符号化信号分離・合
    成プログラムを記録した媒体。
  57. 【請求項57】請求項52から56のいずれか1項に記
    載の符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体に
    おいて、 前記合成ステップで合成した前記復元第1符号化信号を
    記憶する復元第1符号化信号記憶ステップを備えたこと
    を特徴とする符号化信号分離・合成プログラムを記録し
    た媒体。
  58. 【請求項58】請求項51記載の符号化信号分離・合成
    プログラムを記録した媒体において、 前記第1受信ステップで受信した符号化信号を復号する
    復号ステップと、 前記符号化信号合成装置で前記第1符号化信号に符号量
    変換処理を行い、前記第2符号化信号に変換する合成器
    符号化信号変換ステップと、 を備え、 前記第1送信ステップが、前記第1符号化信号を送信
    し、 前記分離器記憶ステップが、前記差分符号化信号生成ス
    テップで生成された差分符号化信号を記憶し、 前記第1受信ステップが、前記第1符号化信号を受信
    し、 前記復号ステップが、前記第1受信ステップで受信した
    第1符号化信号を復号し、 前記合成器符号化信号変換ステップが、前記第1受信ス
    テップで受信した第1符号化信号に符号量変換処理を行
    い、前記第2符号化信号に変換し、 前記合成器記憶ステップが、前記合成器符号化信号変換
    ステップで符号量変換された前記第2符号化信号を記憶
    し、 前記送信要求送信ステップが、前記記憶された第2符号
    化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記送信要求受信ステップが、前記差分符号化信号の送
    信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号か
    ら、前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽
    出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された差分符号化信
    号を送信し、 前記第2受信ステップが、前記抽出された差分符号化信
    号を受信し、 前記合成ステップが、前記合成器記憶ステップで記憶し
    た第2符号化信号と、前記第2受信ステップが受信した
    差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元
    第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化信号
    分離・合成プログラムを記録した媒体。
  59. 【請求項59】請求項51記載の符号化信号分離・合成
    プログラムを記録した媒体において、 前記第1受信ステップで受信した符号化信号を復号する
    復号ステップと、 前記符号化信号合成装置で前記第1符号化信号から前記
    差分符号化信号を生成する合成器差分符号化信号生成ス
    テップと、 を備え、 前記第1送信ステップが、前記第1符号化信号を送信
    し、 前記分離器記憶ステップが、前記符号化信号変換ステッ
    プで変換された第2符号化信号を記憶し、 前記第1受信ステップが、前記第1符号化信号を受信
    し、 前記復号ステップが、前記第1受信ステップで受信した
    第1符号化信号を復号し、 前記合成器差分符号化信号生成ステップが、前記第1受
    信ステップで受信した第1符号化信号から、前記差分符
    号化信号を生成し、 前記合成器記憶ステップが、前記合成器差分符号化信号
    生成ステップで生成された前記差分符号化信号を記憶
    し、 前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
    望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
    化信号の送信要求を送信し、 前記送信要求受信ステップが、前記第2符号化信号の送
    信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号か
    ら、前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号を送信し、 前記第2受信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号を受信し、 前記合成ステップが、前記第2受信ステップで受信した
    第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応
    する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
    復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化
    信号分離・合成プログラムを記録した媒体。
  60. 【請求項60】符号化信号を入力して複数の符号化信号
    に分離する符号化信号分離プログラムを記録した媒体に
    おいて、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記いずれかの符号化信号を記憶させる分離器記憶ステ
    ップと、 前記いずれかの符号化信号を送信する第1送信ステップ
    と、 前記いずれかの符号化信号の送信要求を受信する送信要
    求受信ステップと、 前記分離器記憶ステップで記憶した符号化信号から、前
    記送信要求に基づいて、対応する符号化信号を抽出する
    符号化信号抽出ステップと、 前記抽出された符号化信号を送信する第2送信ステップ
    と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離プログラムを
    記録した媒体。
  61. 【請求項61】請求項60記載の符号化信号分離プログ
    ラムを記録した媒体において、 前記分離器記憶ステップが、前記差分符号化信号生成ス
    テップで生成された差分符号化信号を記憶し、 前記第1送信ステップが、前記符号化信号変換ステップ
    で変換された第2符号化信号を送信し、 前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
    号化信号に対する差分符号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号か
    ら、前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽
    出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された差分符号化信
    号を送信することを特徴とする符号化信号分離プログラ
    ムを記録した媒体。
  62. 【請求項62】請求項61記載の符号化信号分離プログ
    ラムを記録した媒体において、 前記送信要求受信ステップが、前記第2符号化信号に編
    集処理を行った編集部に対応する差分符号化信号の送信
    要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記第2符号化信号の編集部のみ
    を抽出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号の編集部を送信することを特徴とする符号化信号分離
    プログラムを記録した媒体。
  63. 【請求項63】請求項60記載の符号化信号分離プログ
    ラムを記録した媒体において、 前記分離器記憶ステップが、前記符号化信号変換ステッ
    プで変換された第2符号化信号を記憶し、 前記第1送信ステップが、前記差分符号化信号生成ステ
    ップで生成された差分符号化信号を送信し、 前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
    号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号か
    ら、前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号を送信することを特徴とする符号化信号分離プログラ
    ムを記録した媒体。
  64. 【請求項64】請求項63記載の符号化信号分離プログ
    ラムを記録した媒体において、 前記第1送信ステップが、前記差分符号化信号を放送を
    使用して送信することを特徴とする符号化信号分離プロ
    グラムを記録した媒体。
  65. 【請求項65】請求項60記載の符号化信号分離プログ
    ラムを記録した媒体において、 前記第1送信ステップが、前記第1符号化信号を送信
    し、 前記分離器記憶ステップが、前記差分符号化信号生成ス
    テップで生成された差分符号化信号を記憶し、 前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
    号化信号に対する差分符号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された差分符号化信号か
    ら、前記第2符号化信号に対応した差分符号化信号を抽
    出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された差分符号化信
    号を送信することを特徴とする符号化信号分離プログラ
    ムを記録した媒体。
  66. 【請求項66】請求項60記載の符号化信号分離プログ
    ラムを記録した媒体において、 前記第1送信ステップが、前記第1符号化信号を送信
    し、 前記分離器記憶ステップが、前記符号化信号変換ステッ
    プで変換された第2符号化信号を記憶し、 前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
    号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記記憶された第2符号化信号か
    ら、前記指定された範囲の第2符号化信号を抽出し、 前記第2送信ステップが、前記抽出された第2符号化信
    号を送信することを特徴とする符号化信号分離プログラ
    ムを記録した媒体。
  67. 【請求項67】複数の符号化信号を入力して1つの符号
    化信号に合成する符号化信号合成プログラムを記録した
    媒体において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号と、前記第1符号化信号に符号量変換処理を
    行った第2符号化信号と、前記第1符号化信号と前記第
    2符号化信号との差分情報である差分符号化信号と、の
    中からいずれかの符号化信号を受信する第1受信ステッ
    プと、 前記いずれかの符号化信号を記憶させる合成器記憶ステ
    ップと、 受信する前記符号化信号を選択する受信符号化信号選択
    手段と、 該受信符号化信号選択手段で選択された符号化信号の送
    信要求を送信する送信要求送信ステップと、 前記送信要求に応答した符号化信号を受信する第2受信
    ステップと、 該第2受信ステップで受信した符号化信号と合成する符
    号化信号を、前記合成器記憶ステップで記憶した符号化
    信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号合成プログラムを
    記録した媒体。
  68. 【請求項68】請求項67記載の符号化信号合成プログ
    ラムを記録した媒体において、 前記第1受信ステップが、前記第2符号化信号を受信
    し、 前記合成器記憶ステップが、前記受信した第2符号化信
    号を記憶し、 前記送信要求送信ステップが、前記記憶された第2符号
    化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記第2受信ステップが、前記送信要求に応答した差分
    符号化信号を受信し、 前記合成ステップが、前記合成器記憶ステップで記憶し
    た第2符号化信号と、前記第2受信ステップが受信した
    差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元
    第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化信号
    合成プログラムを記録した媒体。
  69. 【請求項69】請求項68記載の符号化信号合成プログ
    ラムを記録した媒体において、 前記第1受信ステップで受信した第2符号化信号を復号
    する第2符号化信号復号ステップを備えたことを特徴と
    する符号化信号合成プログラムを記録した媒体。
  70. 【請求項70】請求項68または69記載の符号化信号
    合成方法において、 前記合成器記憶ステップで記憶した前記第2符号化信号
    を編集し、前記第2符号化信号中の所望の範囲を選択
    し、該選択した第2符号化信号を抽出する編集ステップ
    を備え、 前記送信要求送信ステップが、前記編集した第2符号化
    信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記合成ステップが、前記編集された第2符号化信号
    と、前記受信した差分符号化信号と、を合成して、所望
    の範囲の前記復元第1符号化信号を合成することを特徴
    とする符号化信号合成プログラムを記録した媒体。
  71. 【請求項71】請求項67記載の符号化信号合成プログ
    ラムを記録した媒体において、 前記第1受信ステップが、前記差分符号化信号を受信
    し、 前記合成器記憶ステップが、前記受信した差分符号化信
    号を記憶し、 前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
    望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
    化信号の送信要求を送信し、 前記第2受信ステップが、前記送信要求に応答した第2
    符号化信号を受信し、 前記合成ステップが、前記第2受信ステップで受信した
    第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応
    する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
    復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化
    信号合成プログラムを記録した媒体。
  72. 【請求項72】請求項71記載の符号化信号合成プログ
    ラムを記録した媒体において、 前記第1受信ステップが、前記差分符号化信号を放送を
    使用して受信することを特徴とする符号化信号合成プロ
    グラムを記録した媒体。
  73. 【請求項73】請求項68から72のいずれか1項に記
    載の符号化信号合成プログラムを記録した媒体におい
    て、 前記合成ステップで合成した前記復元第1符号化信号を
    記憶する復元第1符号化信号記憶ステップを備えたこと
    を特徴とする符号化信号合成プログラムを記録した媒
    体。
  74. 【請求項74】請求項67記載の符号化信号合成プログ
    ラムを記録した媒体において、 前記第1受信ステップで受信した符号化信号を復号する
    復号ステップと、 前記第1符号化信号に符号量変換処理を行い、前記第2
    符号化信号に変換する合成器符号化信号変換ステップ
    と、 を備え、 前記第1受信ステップが、前記第1符号化信号を受信
    し、 前記復号ステップが、前記第1受信ステップで受信した
    第1符号化信号を復号し、 前記合成器符号化信号変換ステップが、前記第1受信ス
    テップで受信した第1符号化信号に符号量変換処理を行
    い、前記第2符号化信号に変換し、 前記合成器記憶ステップが、前記合成器符号化信号変換
    ステップで符号量変換された前記第2符号化信号を記憶
    し、 前記送信要求送信ステップが、前記記憶された第2符号
    化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記第2受信ステップが、前記送信要求に応答した差分
    符号化信号を受信し、 前記合成ステップが、前記合成器記憶ステップで記憶し
    た第2符号化信号と、前記第2受信ステップが受信した
    差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元
    第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化信号
    合成プログラムを記録した媒体。
  75. 【請求項75】請求項67記載の符号化信号合成プログ
    ラムを記録した媒体において、 前記第1受信ステップで受信した符号化信号を復号する
    復号ステップと、 前記第1符号化信号から前記差分符号化信号を生成する
    合成器差分符号化信号生成ステップと、 を備え、 前記第1受信ステップが、前記第1符号化信号を受信
    し、 前記復号ステップが、前記第1受信ステップで受信した
    第1符号化信号を復号し、 前記合成器差分符号化信号生成ステップが、前記第1受
    信ステップで受信した第1符号化信号から、前記差分符
    号化信号を生成し、 前記合成器記憶ステップが、前記合成器差分符号化信号
    生成ステップで生成された前記差分符号化信号を記憶
    し、 前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
    望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
    化信号の送信要求を送信し、 前記第2受信ステップが、前記送信要求に応答した第2
    符号化信号を受信し、 前記合成ステップが、前記第2受信ステップで受信した
    第2符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応
    する差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
    復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化
    信号合成プログラムを記録した媒体。
  76. 【請求項76】符号化信号を入力して複数の符号化信号
    に分離する符号化信号分離装置と、 複数の符号化信号を入力して1つの符号化信号に合成す
    る符号化信号合成装置と、 を備えた符号化信号分離・合成装置において、 前記符号化信号分離装置が、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換手段と、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成手段と、 前記いずれかの符号化信号を固定記憶媒体に記憶させる
    分離器固定媒体記憶手段と、 前記いずれかの符号化信号を取り外し可能なリムーバブ
    ル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録手段と、 を備え、 前記符号化信号合成装置が、 前記リムーバブル記録媒体に記録された符号化信号を読
    み込む合成器読み込み手段と、 前記符号化信号分離装置から受信する前記符号化信号を
    選択する受信符号化信号選択手段と、 該受信符号化信号選択手段で選択された符号化信号の送
    信要求を送信する送信要求送信手段と、 を備え、 さらに、前記符号化信号分離装置が、 前記送信要求送信手段で送信した前記送信要求を受信す
    る送信要求受信手段と、 前記分離器固定媒体記憶手段で記憶した符号化信号か
    ら、前記送信要求に基づいて、対応する符号化信号を抽
    出する符号化信号抽出手段と、 前記抽出された符号化信号を送信する送信手段と、 を備え、 前記符号化信号合成装置が、 前記送信手段で送信した符号化信号を受信する受信手段
    と、 該受信手段で受信した符号化信号と合成する符号化信号
    を、前記合成器読み込み手段で読み込んだ符号化信号か
    ら抽出する合成器符号化信号抽出手段と、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成手段と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成装置。
  77. 【請求項77】請求項76記載の符号化信号分離・合成
    装置において、 前記符号化信号分離装置の前記分離器固定媒体記憶手段
    が、前記符号化信号変換手段で変換された第2符号化信
    号を記憶し、 前記分離器可動媒体記録手段が、前記差分符号化信号生
    成手段で生成された差分符号化信号を前記リムーバブル
    記録媒体に記録し、 前記符号化信号合成装置の前記合成器読み込み手段が、
    前記差分符号化信号を前記リムーバブル記録媒体から読
    み込み、 前記送信要求送信手段が、前記第2符号化信号の所望の
    範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号化信
    号の送信要求を送信し、 前記符号化信号分離装置の前記送信要求受信手段が、前
    記第2符号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出手段が、前記第2符号化信号の送信
    要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶された第2符
    号化信号から、前記指定された範囲の第2符号化信号を
    抽出し、 前記送信手段が、前記抽出された第2符号化信号を送信
    し、 前記符号化信号合成装置の前記受信手段が、前記抽出さ
    れた第2符号化信号を受信し、 前記合成手段が、前記受信手段で受信した第2符号化信
    号と、前記受信した第2符号化信号に対応する前記合成
    器読み込み手段で読み込んだ差分符号化信号と、を合成
    して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成する
    ことを特徴とする符号化信号分離・合成装置。
  78. 【請求項78】請求項76記載の符号化信号分離・合成
    装置において、 前記符号化信号分離装置の前記分離器固定媒体記憶手段
    が、前記差分符号化信号生成手段で生成された差分符号
    化信号を記憶し、 前記分離器可動媒体記録手段が、前記符号化信号変換手
    段で変換された第2符号化信号を前記リムーバブル記録
    媒体に記録し、 前記符号化信号合成装置の前記合成器読み込み手段が、
    前記第2符号化信号を前記リムーバブル記録媒体から読
    み込み、 前記送信要求送信手段が、前記読み込まれた第2符号化
    信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記符号化信号分離装置の前記送信要求受信手段が、前
    記差分符号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出手段が、前記差分符号化信号の送信
    要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶された差分符
    号化信号から、前記第2符号化信号に対応した差分符号
    化信号を抽出し、 前記送信手段が、前記抽出された差分符号化信号を送信
    し、 前記符号化信号合成装置の前記受信手段が、前記抽出さ
    れた差分符号化信号を受信し、 前記合成手段が、前記合成器読み込み手段で読み込まれ
    た第2符号化信号と、前記受信手段が受信した差分符号
    化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号
    化信号を合成することを特徴とする符号化信号分離・合
    成装置。
  79. 【請求項79】請求項76から78のいずれか1項に記
    載の符号化信号分離・合成装置において、 前記分離器可動媒体記録手段が、前記リムーバブル記憶
    媒体に、前記記録した差分符号化信号ごとに前記第2符
    号化信号と合成する合成ソフトウェアを記録し、 前記合成器読み込み手段が、前記リムーバブル記憶媒体
    から前記合成ソフトウェアを読み込み、 前記合成手段が、前記合成ソフトウェアを実行して、前
    記第2符号化信号と前記差分符号化信号とを合成して復
    元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化信
    号分離・合成装置。
  80. 【請求項80】符号化信号を入力して複数の符号化信号
    に分離する符号化信号分離装置と、 複数の符号化信号から1つの符号化信号を合成する符号
    化信号合成装置と、 を備えた符号化信号分離・合成装置において、 前記符号化信号合成装置が、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する合成器符号化信号変換手段と、 該合成器符号化信号変換手段に変換された第2符号化信
    号を記憶させる合成器記憶手段と、 前記符号化信号分離装置から受信する、前記第1符号化
    信号と前記第2符号化信号との差分情報である差分符号
    化信号を、選択する受信符号化信号選択手段と、 該受信符号化信号選択手段で選択された差分符号化信号
    の送信要求と、前記合成器記憶手段に記憶された第2符
    号化信号の符号量圧縮率と、を送信する送信要求送信手
    段と、 を備え、 前記符号化信号分離装置が、 前記第1符号化信号を記憶させる分離器記憶手段と、 前記送信要求送信手段で送信した前記送信要求および前
    記符号量圧縮率を受信する送信要求受信手段と、 前記分離器記憶手段で記憶した第1符号化信号から、前
    記送信要求に基づいて、対応する第1符号化信号を抽出
    する符号化信号抽出手段と、 前記抽出された第1符号化信号を前記受信した符号量圧
    縮率に基づいて符号量変換処理を行い、第2符号化信号
    に変換する分離器符号化信号変換手段と、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する分離器差分符号
    化信号生成手段と、 前記生成された差分符号化信号を送信する差分符号化信
    号送信手段と、 を備え、 さらに、前記符号化信号合成装置が、 前記差分符号化信号送信手段で送信した差分符号化信号
    を受信する差分符号化信号受信手段と、 前記合成器記憶手段に記憶された第2符号化信号と、前
    記受信した差分符号化信号と、を合成して、前記第1符
    号化信号と同等の復元第1符号化信号を合成する合成手
    段と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成装置。
  81. 【請求項81】請求項80記載の符号化信号分離・合成
    装置において、 前記符号化信号合成装置の前記合成器符号化信号変換手
    段が、前記合成器記憶手段に記憶された第2符号化信号
    に符号量変換処理を行い、再変換第2符号化信号に変換
    し、 前記合成器記憶手段が、前記合成器符号化信号変換手段
    に変換された再変換第2符号化信号を、前記第2符号化
    信号と置き換えて記憶させることを特徴とする符号化信
    号分離・合成装置。
  82. 【請求項82】請求項80または81記載の符号化信号
    分離・合成装置において、 前記符号化信号合成装置の前記合成器記憶手段が、前記
    合成手段に合成された復元第1符号化信号を、前記第2
    符号化信号と置き換えて記憶させることを特徴とする符
    号化信号分離・合成装置。
  83. 【請求項83】符号化信号を入力して複数の符号化信号
    に分離する符号化信号分離装置において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換手段と、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成手段と、 前記いずれかの符号化信号を固定記憶媒体に記憶させる
    分離器固定媒体記憶手段と、 前記いずれかの符号化信号を取り外し可能なリムーバブ
    ル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録手段と、 前記いずれかの符号化信号の送信要求を受信する送信要
    求受信手段と、 前記分離器固定媒体記憶手段で記憶した符号化信号か
    ら、前記送信要求に基づいて、対応する符号化信号を抽
    出する符号化信号抽出手段と、 前記抽出された符号化信号を送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離装置。
  84. 【請求項84】請求項83記載の符号化信号分離装置に
    おいて、 前記分離器固定媒体記憶手段が、前記符号化信号変換手
    段で変換された第2符号化信号を記憶し、 前記分離器可動媒体記録手段が、前記差分符号化信号生
    成手段で生成された差分符号化信号を前記リムーバブル
    記録媒体に記録し、 前記送信要求受信手段が、所定の範囲の前記第2符号化
    信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出手段が、前記第2符号化信号の送信
    要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶された第2符
    号化信号から、前記指定された範囲の第2符号化信号を
    抽出し、 前記送信手段が、前記抽出された第2符号化信号を送信
    することを特徴とする符号化信号分離装置。
  85. 【請求項85】請求項83記載の符号化信号分離装置に
    おいて、 前記分離器固定媒体記憶手段が、前記差分符号化信号生
    成手段で生成された差分符号化信号を記憶し、 前記分離器可動媒体記録手段が、前記符号化信号変換手
    段で変換された第2符号化信号を前記リムーバブル記録
    媒体に記録し、 前記送信要求受信手段が、所定の範囲の前記第2符号化
    信号に対応する前記差分符号化信号の送信要求を受信
    し、 前記符号化信号抽出手段が、前記差分符号化信号の送信
    要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶された差分符
    号化信号から、前記第2符号化信号に対応した差分符号
    化信号を抽出し、 前記送信手段が、前記抽出された差分符号化信号を送信
    することを特徴とする符号化信号分離装置。
  86. 【請求項86】請求項83から85のいずれか1項に記
    載の符号化信号分離装置において、 前記分離器可動媒体記録手段が、前記リムーバブル記憶
    媒体に、前記記録した差分符号化信号ごとに前記第2符
    号化信号と合成する合成ソフトウェアを記録することを
    特徴とする符号化信号分離装置。
  87. 【請求項87】符号化信号を入力して複数の符号化信号
    に分離する符号化信号分離装置において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号を記憶させる分離器記憶手段と、 前記第1符号化信号に符号量変換処理を行った第2符号
    化信号と、前記第1符号化信号と、の差分情報である差
    分符号化信号の一部の送信を要求する送信要求および前
    記第2符号化信号の符号量圧縮率を受信する送信要求受
    信手段と、 前記分離器記憶手段で記憶した第1符号化信号から、前
    記送信要求に基づいて、対応する第1符号化信号を抽出
    する符号化信号抽出手段と、 前記抽出された第1符号化信号を前記受信した符号量圧
    縮率に基づいて符号量変換処理を行い、第2符号化信号
    に変換する分離器符号化信号変換手段と、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する分離器差分符号
    化信号生成手段と、 前記生成された差分符号化信号を送信する差分符号化信
    号送信手段と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離装置。
  88. 【請求項88】複数の符号化信号を入力して1つの符号
    化信号に合成する符号化信号合成装置において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号と、前記第1符号化信号に符号量変換処理を
    行った第2符号化信号と、前記第1符号化信号と前記第
    2符号化信号との差分情報である差分符号化信号と、の
    中から取り外し可能なリムーバブル記録媒体に記録され
    たいずれかの符号化信号を読み込む合成器読み込み手段
    と、 前記いずれかの符号化信号から受信する範囲を選択する
    受信符号化信号選択手段と、 該受信符号化信号選択手段で選択された符号化信号の送
    信要求を送信する送信要求送信手段と、 前記送信要求に応答した符号化信号を受信する受信手段
    と、 該受信手段で受信した符号化信号と合成する符号化信号
    を、前記合成器読み込み手段で読み込んだ符号化信号か
    ら抽出する合成器符号化信号抽出手段と、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成手段と、 を備えたことを特徴とする符号化信号合成装置。
  89. 【請求項89】請求項88記載の符号化信号合成装置に
    おいて、 前記合成器読み込み手段が、前記差分符号化信号を前記
    リムーバブル記録媒体から読み込み、 前記送信要求送信手段が、前記第2符号化信号の所望の
    範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号化信
    号の送信要求を送信し、 前記受信手段が、前記抽出された第2符号化信号を受信
    し、 前記合成手段が、前記受信手段で受信した第2符号化信
    号と、前記受信した第2符号化信号に対応する前記合成
    器読み込み手段で読み込んだ差分符号化信号と、を合成
    して、所望の範囲の前記復元第1符号化信号を合成する
    ことを特徴とする符号化信号合成装置。
  90. 【請求項90】請求項88記載の符号化信号合成装置に
    おいて、 前記合成器読み込み手段が、前記第2符号化信号を前記
    リムーバブル記録媒体から読み込み、 前記送信要求送信手段が、前記読み込まれた第2符号化
    信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信し、 前記受信手段が、前記抽出された差分符号化信号を受信
    し、 前記合成手段が、前記合成器読み込み手段で読み込まれ
    た第2符号化信号と、前記受信手段が受信した差分符号
    化信号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号
    化信号を合成することを特徴とする符号化信号合成装
    置。
  91. 【請求項91】請求項88から90のいずれか1項に記
    載の符号化信号合成装置において、 前記合成器読み込み手段が、前記リムーバブル記憶媒体
    から、該リムーバブル記憶媒体に記録された前記差分符
    号化信号と前記第2符号化信号とを合成する合成ソフト
    ウェアを読み込み、 前記合成手段が、前記合成ソフトウェアを実行して、前
    記第2符号化信号と前記差分符号化信号とを合成して復
    元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化信
    号合成装置。
  92. 【請求項92】複数の符号化信号から1つの符号化信号
    を合成する符号化信号合成装置において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する合成器符号化信号変換手段と、 該合成器符号化信号変換手段に変換された第2符号化信
    号を記憶させる合成器記憶手段と、 受信する前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との
    差分情報である差分符号化信号を、選択する受信符号化
    信号選択手段と、 該受信符号化信号選択手段で選択された差分符号化信号
    の送信要求と、前記合成器記憶手段に記憶された第2符
    号化信号の符号量圧縮率と、を送信する送信要求送信手
    段と、 前記送信要求および前記符号量圧縮率に対応した差分符
    号化信号を受信する差分符号化信号受信手段と、 前記合成器記憶手段に記憶された第2符号化信号と、前
    記受信した差分符号化信号と、を合成して、前記第1符
    号化信号と同等の復元第1符号化信号を合成する合成手
    段と、 を備えたことを特徴とする符号化信号合成装置。
  93. 【請求項93】請求項92記載の符号化信号合成装置に
    おいて、 前記合成器符号化信号変換手段が、前記合成器記憶手段
    に記憶された第2符号化信号に符号量変換処理を行い、
    再変換第2符号化信号に変換し、 前記合成器記憶手段が、前記合成器符号化信号変換手段
    に変換された再変換第2符号化信号を、前記第2符号化
    信号と置き換えて記憶させることを特徴とする符号化信
    号合成装置。
  94. 【請求項94】請求項92または93記載の符号化信号
    合成装置において、 前記合成器記憶手段が、前記合成手段に合成された復元
    第1符号化信号を、前記第2符号化信号と置き換えて記
    憶させることを特徴とする符号化信号合成装置。
  95. 【請求項95】符号化信号を入力して複数の符号化信号
    に分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号を
    入力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成装
    置と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合成
    を行う符号化信号分離・合成方法において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記符号化信号分離装置で前記いずれかの符号化信号を
    固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒体記憶ステップ
    と、 前記符号化信号分離装置で前記いずれかの符号化信号を
    取り外し可能なリムーバブル記録媒体に記録させる分離
    器可動媒体記録ステップと、 前記符号化信号合成装置で前記リムーバブル記録媒体に
    記録された符号化信号を読み込む合成器読み込みステッ
    プと、 前記符号化信号分離装置から受信する前記符号化信号を
    選択する受信符号化信号選択ステップと、 該受信符号化信号選択ステップで選択された符号化信号
    の送信要求を前記符号化信号合成装置から送信する送信
    要求送信ステップと、 前記符号化信号分離装置で前記送信要求送信ステップで
    送信した前記送信要求を受信する送信要求受信ステップ
    と、 前記分離器固定媒体記憶ステップで記憶した符号化信号
    から、前記送信要求に基づいて、対応する符号化信号を
    抽出する符号化信号抽出ステップと、 前記抽出された符号化信号を前記符号化信号分離装置か
    ら送信する送信ステップと、 前記符号化信号合成装置で前記送信ステップで送信した
    符号化信号を受信する受信ステップと、 該受信ステップで受信した符号化信号と合成する符号化
    信号を、前記合成器読み込みステップで読み込んだ符号
    化信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成方法。
  96. 【請求項96】請求項95記載の符号化信号分離・合成
    方法において、 前記分離器固定媒体記憶ステップが、前記符号化信号変
    換ステップで変換された第2符号化信号を記憶し、 前記分離器可動媒体記録ステップが、前記差分符号化信
    号生成ステップで生成された差分符号化信号を前記リム
    ーバブル記録媒体に記録し、 前記合成器読み込みステップが、前記差分符号化信号を
    前記リムーバブル記録媒体から読み込み、 前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
    望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
    化信号の送信要求を送信し、 前記送信要求受信ステップが、前記第2符号化信号の送
    信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶された第
    2符号化信号から、前記指定された範囲の第2符号化信
    号を抽出し、 前記送信ステップが、前記抽出された第2符号化信号を
    送信し、 前記受信ステップが、前記抽出された第2符号化信号を
    受信し、 前記合成ステップが、前記受信ステップで受信した第2
    符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応する
    前記合成器読み込みステップで読み込んだ差分符号化信
    号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信
    号を合成することを特徴とする符号化信号分離・合成方
    法。
  97. 【請求項97】請求項95記載の符号化信号分離・合成
    方法において、 前記分離器固定媒体記憶ステップが、前記差分符号化信
    号生成ステップで生成された差分符号化信号を記憶し、 前記分離器可動媒体記録ステップが、前記符号化信号変
    換ステップで変換された第2符号化信号を前記リムーバ
    ブル記録媒体に記録し、 前記合成器読み込みステップが、前記第2符号化信号を
    前記リムーバブル記録媒体から読み込み、 前記送信要求送信ステップが、前記読み込まれた第2符
    号化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信
    し、 前記送信要求受信ステップが、前記差分符号化信号の送
    信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶された差
    分符号化信号から、前記第2符号化信号に対応した差分
    符号化信号を抽出し、 前記送信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を
    送信し、 前記受信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を
    受信し、 前記合成ステップが、前記合成器読み込みステップで読
    み込まれた第2符号化信号と、前記受信ステップが受信
    した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
    復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化
    信号分離・合成方法。
  98. 【請求項98】請求項95から97のいずれか1項に記
    載の符号化信号分離・合成方法において、 前記分離器可動媒体記録ステップが、前記リムーバブル
    記憶媒体に、前記記録した差分符号化信号ごとに前記第
    2符号化信号と合成する合成ソフトウェアを記録し、 前記合成器読み込みステップが、前記リムーバブル記憶
    媒体から前記合成ソフトウェアを読み込み、 前記合成ステップが、前記合成ソフトウェアを実行し
    て、前記第2符号化信号と前記差分符号化信号とを合成
    して復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符
    号化信号分離・合成方法。
  99. 【請求項99】符号化信号を入力して複数の符号化信号
    に分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号か
    ら1つの符号化信号を合成する符号化信号合成装置と、
    を備えたシステムに符号化信号の分離および合成を行う
    符号化信号分離・合成方法において、 前記符号化信号合成装置で複数の画像情報から構成され
    る動画像を符号化した第1符号化信号に符号量変換処理
    を行い、第2符号化信号に変換する合成器符号化信号変
    換ステップと、 該合成器符号化信号変換ステップに変換された第2符号
    化信号を記憶させる合成器記憶ステップと、 前記符号化信号分離装置から受信する、前記第1符号化
    信号と前記第2符号化信号との差分情報である差分符号
    化信号を、選択する受信符号化信号選択ステップと、 該受信符号化信号選択ステップで選択された差分符号化
    信号の送信要求と、前記合成器記憶ステップに記憶され
    た第2符号化信号の符号量圧縮率と、を前記符号化信号
    分離装置に送信する送信要求送信ステップと、 前記符号化信号分離装置で前記第1符号化信号を記憶さ
    せる分離器記憶ステップと、 前記符号化信号分離装置で前記送信要求送信ステップで
    送信した前記送信要求および前記符号量圧縮率を受信す
    る送信要求受信ステップと、 前記分離器記憶ステップで記憶した第1符号化信号か
    ら、前記送信要求に基づいて、対応する第1符号化信号
    を抽出する符号化信号抽出ステップと、 前記抽出された第1符号化信号を前記受信した符号量圧
    縮率に基づいて符号量変換処理を行い、第2符号化信号
    に変換する分離器符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する分離器差分符号
    化信号生成ステップと、 前記生成された差分符号化信号を前記符号化信号合成装
    置に送信する差分符号化信号送信ステップと、 前記符号化信号合成装置で、前記差分符号化信号送信ス
    テップで送信した差分符号化信号を受信する差分符号化
    信号受信ステップと、 前記合成器記憶ステップに記憶された第2符号化信号
    と、前記受信した差分符号化信号と、を合成して、前記
    第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号を合成する
    合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成方法。
  100. 【請求項100】請求項99記載の符号化信号分離・合
    成方法において、 前記合成器符号化信号変換ステップが、前記合成器記憶
    ステップで記憶された第2符号化信号に符号量変換処理
    を行い、再変換第2符号化信号に変換し、 前記合成器記憶ステップが、前記合成器符号化信号変換
    ステップで変換された再変換第2符号化信号を、前記第
    2符号化信号と置き換えて記憶させることを特徴とする
    符号化信号分離・合成方法。
  101. 【請求項101】請求項99または100記載の符号化
    信号分離・合成方法において、 前記合成器記憶ステップが、前記合成ステップに合成さ
    れた復元第1符号化信号を、前記第2符号化信号と置き
    換えて記憶させることを特徴とする符号化信号分離・合
    成方法。
  102. 【請求項102】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離方法において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記いずれかの符号化信号を固定記憶媒体に記憶させる
    分離器固定媒体記憶ステップと、 前記いずれかの符号化信号を取り外し可能なリムーバブ
    ル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録ステップ
    と、 前記いずれかの符号化信号の送信要求を受信する送信要
    求受信ステップと、 前記分離器固定媒体記憶ステップで記憶した符号化信号
    から、前記送信要求に基づいて、対応する符号化信号を
    抽出する符号化信号抽出ステップと、 前記抽出された符号化信号を送信する送信ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離方法。
  103. 【請求項103】請求項102記載の符号化信号分離方
    法において、 前記分離器固定媒体記憶ステップが、前記符号化信号変
    換ステップで変換された第2符号化信号を記憶し、 前記分離器可動媒体記録ステップが、前記差分符号化信
    号生成ステップで生成された差分符号化信号を前記リム
    ーバブル記録媒体に記録し、 前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
    号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶された第
    2符号化信号から、前記指定された範囲の第2符号化信
    号を抽出し、 前記送信ステップが、前記抽出された第2符号化信号を
    送信することを特徴とする符号化信号分離方法。
  104. 【請求項104】請求項102記載の符号化信号分離方
    法において、 前記分離器固定媒体記憶ステップが、前記差分符号化信
    号生成ステップで生成された差分符号化信号を記憶し、 前記分離器可動媒体記録ステップが、前記符号化信号変
    換ステップで変換された第2符号化信号を前記リムーバ
    ブル記録媒体に記録し、 前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
    号化信号に対応する前記差分符号化信号の送信要求を受
    信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶された差
    分符号化信号から、前記第2符号化信号に対応した差分
    符号化信号を抽出し、 前記送信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を
    送信することを特徴とする符号化信号分離方法。
  105. 【請求項105】請求項102から104のいずれか1
    項に記載の符号化信号分離方法において、 前記分離器可動媒体記録ステップが、前記リムーバブル
    記憶媒体に、前記記録した差分符号化信号ごとに前記第
    2符号化信号と合成する合成ソフトウェアを記録するこ
    とを特徴とする符号化信号分離方法。
  106. 【請求項106】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離方法において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号を記憶させる分離器記憶ステップと、 前記第1符号化信号に符号量変換処理を行った第2符号
    化信号と、前記第1符号化信号と、の差分情報である差
    分符号化信号の一部の送信を要求する送信要求および前
    記第2符号化信号の符号量圧縮率を受信する送信要求受
    信ステップと、 前記分離器記憶ステップで記憶した第1符号化信号か
    ら、前記送信要求に基づいて、対応する第1符号化信号
    を抽出する符号化信号抽出ステップと、 前記抽出された第1符号化信号を前記受信した符号量圧
    縮率に基づいて符号量変換処理を行い、第2符号化信号
    に変換する分離器符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する分離器差分符号
    化信号生成ステップと、 前記生成された差分符号化信号を送信する差分符号化信
    号送信ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離方法。
  107. 【請求項107】複数の符号化信号を入力して1つの符
    号化信号に合成する符号化信号合成方法において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号と、前記第1符号化信号に符号量変換処理を
    行った第2符号化信号と、前記第1符号化信号と前記第
    2符号化信号との差分情報である差分符号化信号と、の
    中から取り外し可能なリムーバブル記録媒体に記録され
    たいずれかの符号化信号を読み込む合成器読み込みステ
    ップと、 前記いずれかの符号化信号から受信する範囲を選択する
    受信符号化信号選択ステップと、 該受信符号化信号選択ステップで選択された符号化信号
    の送信要求を送信する送信要求送信ステップと、 前記送信要求に応答した符号化信号を受信する受信ステ
    ップと、 該受信ステップで受信した符号化信号と合成する符号化
    信号を、前記合成器読み込みステップで読み込んだ符号
    化信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号合成方法。
  108. 【請求項108】請求項107記載の符号化信号合成方
    法において、 前記合成器読み込みステップが、前記差分符号化信号を
    前記リムーバブル記録媒体から読み込み、 前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
    望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
    化信号の送信要求を送信し、 前記受信ステップが、前記抽出された第2符号化信号を
    受信し、 前記合成ステップが、前記受信ステップで受信した第2
    符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応する
    前記合成器読み込みステップで読み込んだ差分符号化信
    号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信
    号を合成することを特徴とする符号化信号合成方法。
  109. 【請求項109】請求項107記載の符号化信号合成方
    法において、 前記合成器読み込みステップが、前記第2符号化信号を
    前記リムーバブル記録媒体から読み込み、 前記送信要求送信ステップが、前記読み込まれた第2符
    号化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信
    し、 前記受信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を
    受信し、 前記合成ステップが、前記合成器読み込みステップで読
    み込まれた第2符号化信号と、前記受信ステップが受信
    した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
    復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化
    信号合成方法。
  110. 【請求項110】請求項107から109のいずれか1
    項に記載の符号化信号合成方法において、 前記合成器読み込みステップが、前記リムーバブル記憶
    媒体から、該リムーバブル記憶媒体に記録された前記差
    分符号化信号と前記第2符号化信号とを合成する合成ソ
    フトウェアを読み込み、 前記合成ステップが、前記合成ソフトウェアを実行し
    て、前記第2符号化信号と前記差分符号化信号とを合成
    して復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符
    号化信号合成方法。
  111. 【請求項111】複数の符号化信号から1つの符号化信
    号を合成する符号化信号合成方法において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する合成器符号化信号変換ステップと、 該合成器符号化信号変換ステップに変換された第2符号
    化信号を記憶させる合成器記憶ステップと、 受信する前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との
    差分情報である差分符号化信号を、選択する受信符号化
    信号選択ステップと、 該受信符号化信号選択ステップで選択された差分符号化
    信号の送信要求と、前記合成器記憶ステップに記憶され
    た第2符号化信号の符号量圧縮率と、を送信する送信要
    求送信ステップと、 前記送信要求および前記符号量圧縮率に対応した差分符
    号化信号を受信する差分符号化信号受信ステップと、 前記合成器記憶ステップに記憶された第2符号化信号
    と、前記受信した差分符号化信号と、を合成して、前記
    第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号を合成する
    合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号合成方法。
  112. 【請求項112】請求項111記載の符号化信号合成方
    法において、 前記合成器符号化信号変換ステップが、前記合成器記憶
    ステップで記憶された第2符号化信号に符号量変換処理
    を行い、再変換第2符号化信号に変換し、 前記合成器記憶ステップが、前記合成器符号化信号変換
    ステップで変換された再変換第2符号化信号を、前記第
    2符号化信号と置き換えて記憶させることを特徴とする
    符号化信号合成方法。
  113. 【請求項113】請求項111または112記載の符号
    化信号合成方法において、 前記合成器記憶ステップが、前記合成ステップに合成さ
    れた復元第1符号化信号を、前記第2符号化信号と置き
    換えて記憶させることを特徴とする符号化信号合成方
    法。
  114. 【請求項114】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号
    を入力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成
    装置と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合
    成を行う符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒
    体において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記符号化信号分離装置で前記いずれかの符号化信号を
    固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒体記憶ステップ
    と、 前記符号化信号分離装置で前記いずれかの符号化信号を
    取り外し可能なリムーバブル記録媒体に記録させる分離
    器可動媒体記録ステップと、 前記符号化信号合成装置で前記リムーバブル記録媒体に
    記録された符号化信号を読み込む合成器読み込みステッ
    プと、 前記符号化信号分離装置から受信する前記符号化信号を
    選択する受信符号化信号選択ステップと、 該受信符号化信号選択ステップで選択された符号化信号
    の送信要求を前記符号化信号合成装置から送信する送信
    要求送信ステップと、 前記符号化信号分離装置で前記送信要求送信ステップで
    送信した前記送信要求を受信する送信要求受信ステップ
    と、 前記分離器固定媒体記憶ステップで記憶した符号化信号
    から、前記送信要求に基づいて、対応する符号化信号を
    抽出する符号化信号抽出ステップと、 前記抽出された符号化信号を前記符号化信号分離装置か
    ら送信する送信ステップと、 前記符号化信号合成装置で前記送信ステップで送信した
    符号化信号を受信する受信ステップと、 該受信ステップで受信した符号化信号と合成する符号化
    信号を、前記合成器読み込みステップで読み込んだ符号
    化信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成プログ
    ラムを記録した媒体。
  115. 【請求項115】請求項114記載の符号化信号分離・
    合成プログラムを記録した媒体において、 前記分離器固定媒体記憶ステップが、前記符号化信号変
    換ステップで変換された第2符号化信号を記憶し、 前記分離器可動媒体記録ステップが、前記差分符号化信
    号生成ステップで生成された差分符号化信号を前記リム
    ーバブル記録媒体に記録し、 前記合成器読み込みステップが、前記差分符号化信号を
    前記リムーバブル記録媒体から読み込み、 前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
    望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
    化信号の送信要求を送信し、 前記送信要求受信ステップが、前記第2符号化信号の送
    信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶された第
    2符号化信号から、前記指定された範囲の第2符号化信
    号を抽出し、 前記送信ステップが、前記抽出された第2符号化信号を
    送信し、 前記受信ステップが、前記抽出された第2符号化信号を
    受信し、 前記合成ステップが、前記受信ステップで受信した第2
    符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応する
    前記合成器読み込みステップで読み込んだ差分符号化信
    号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信
    号を合成することを特徴とする符号化信号分離・合成プ
    ログラムを記録した媒体。
  116. 【請求項116】請求項114記載の符号化信号分離・
    合成プログラムを記録した媒体において、 前記分離器固定媒体記憶ステップが、前記差分符号化信
    号生成ステップで生成された差分符号化信号を記憶し、 前記分離器可動媒体記録ステップが、前記符号化信号変
    換ステップで変換された第2符号化信号を前記リムーバ
    ブル記録媒体に記録し、 前記合成器読み込みステップが、前記第2符号化信号を
    前記リムーバブル記録媒体から読み込み、 前記送信要求送信ステップが、前記読み込まれた第2符
    号化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信
    し、 前記送信要求受信ステップが、前記差分符号化信号の送
    信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶された差
    分符号化信号から、前記第2符号化信号に対応した差分
    符号化信号を抽出し、 前記送信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を
    送信し、 前記受信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を
    受信し、 前記合成ステップが、前記合成器読み込みステップで読
    み込まれた第2符号化信号と、前記受信ステップが受信
    した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
    復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化
    信号分離・合成プログラムを記録した媒体。
  117. 【請求項117】請求項114から116のいずれか1
    項に記載の符号化信号分離・合成プログラムを記録した
    媒体において、 前記分離器可動媒体記録ステップが、前記リムーバブル
    記憶媒体に、前記記録した差分符号化信号ごとに前記第
    2符号化信号と合成する合成ソフトウェアを記録し、 前記合成器読み込みステップが、前記リムーバブル記憶
    媒体から前記合成ソフトウェアを読み込み、 前記合成ステップが、前記合成ソフトウェアを実行し
    て、前記第2符号化信号と前記差分符号化信号とを合成
    して復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符
    号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体。
  118. 【請求項118】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号
    から1つの符号化信号を合成する符号化信号合成装置
    と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合成を
    行う符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体に
    おいて、 前記符号化信号合成装置で複数の画像情報から構成され
    る動画像を符号化した第1符号化信号に符号量変換処理
    を行い、第2符号化信号に変換する合成器符号化信号変
    換ステップと、 該合成器符号化信号変換ステップに変換された第2符号
    化信号を記憶させる合成器記憶ステップと、 前記符号化信号分離装置から受信する、前記第1符号化
    信号と前記第2符号化信号との差分情報である差分符号
    化信号を、選択する受信符号化信号選択ステップと、 該受信符号化信号選択ステップで選択された差分符号化
    信号の送信要求と、前記合成器記憶ステップに記憶され
    た第2符号化信号の符号量圧縮率と、を前記符号化信号
    分離装置に送信する送信要求送信ステップと、 前記符号化信号分離装置で前記第1符号化信号を記憶さ
    せる分離器記憶ステップと、 前記符号化信号分離装置で前記送信要求送信ステップで
    送信した前記送信要求および前記符号量圧縮率を受信す
    る送信要求受信ステップと、 前記分離器記憶ステップで記憶した第1符号化信号か
    ら、前記送信要求に基づいて、対応する第1符号化信号
    を抽出する符号化信号抽出ステップと、 前記抽出された第1符号化信号を前記受信した符号量圧
    縮率に基づいて符号量変換処理を行い、第2符号化信号
    に変換する分離器符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する分離器差分符号
    化信号生成ステップと、 前記生成された差分符号化信号を前記符号化信号合成装
    置に送信する差分符号化信号送信ステップと、 前記符号化信号合成装置で、前記差分符号化信号送信ス
    テップで送信した差分符号化信号を受信する差分符号化
    信号受信ステップと、 前記合成器記憶ステップに記憶された第2符号化信号
    と、前記受信した差分符号化信号と、を合成して、前記
    第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号を合成する
    合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成プログ
    ラムを記録した媒体。
  119. 【請求項119】請求項118記載の符号化信号分離・
    合成プログラムを記録した媒体において、 前記合成器符号化信号変換ステップが、前記合成器記憶
    ステップで記憶された第2符号化信号に符号量変換処理
    を行い、再変換第2符号化信号に変換し、 前記合成器記憶ステップが、前記合成器符号化信号変換
    ステップで変換された再変換第2符号化信号を、前記第
    2符号化信号と置き換えて記憶させることを特徴とする
    符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒体。
  120. 【請求項120】請求項118または119記載の符号
    化信号分離・合成プログラムを記録した媒体において、 前記合成器記憶ステップが、前記合成ステップに合成さ
    れた復元第1符号化信号を、前記第2符号化信号と置き
    換えて記憶させることを特徴とする符号化信号分離・合
    成プログラムを記録した媒体。
  121. 【請求項121】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離プログラムを記録した媒体
    において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記いずれかの符号化信号を固定記憶媒体に記憶させる
    分離器固定媒体記憶ステップと、 前記いずれかの符号化信号を取り外し可能なリムーバブ
    ル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録ステップ
    と、 前記いずれかの符号化信号の送信要求を受信する送信要
    求受信ステップと、 前記分離器固定媒体記憶ステップで記憶した符号化信号
    から、前記送信要求に基づいて、対応する符号化信号を
    抽出する符号化信号抽出ステップと、 前記抽出された符号化信号を送信する送信ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離プログラムを
    記録した媒体。
  122. 【請求項122】請求項121記載の符号化信号分離プ
    ログラムを記録した媒体において、 前記分離器固定媒体記憶ステップが、前記符号化信号変
    換ステップで変換された第2符号化信号を記憶し、 前記分離器可動媒体記録ステップが、前記差分符号化信
    号生成ステップで生成された差分符号化信号を前記リム
    ーバブル記録媒体に記録し、 前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
    号化信号の送信要求を受信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記第2符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶された第
    2符号化信号から、前記指定された範囲の第2符号化信
    号を抽出し、 前記送信ステップが、前記抽出された第2符号化信号を
    送信することを特徴とする符号化信号分離プログラムを
    記録した媒体。
  123. 【請求項123】請求項121記載の符号化信号分離プ
    ログラムを記録した媒体において、 前記分離器固定媒体記憶ステップが、前記差分符号化信
    号生成ステップで生成された差分符号化信号を記憶し、 前記分離器可動媒体記録ステップが、前記符号化信号変
    換ステップで変換された第2符号化信号を前記リムーバ
    ブル記録媒体に記録し、 前記送信要求受信ステップが、所定の範囲の前記第2符
    号化信号に対応する前記差分符号化信号の送信要求を受
    信し、 前記符号化信号抽出ステップが、前記差分符号化信号の
    送信要求に基づいて、前記固定記憶媒体に記憶された差
    分符号化信号から、前記第2符号化信号に対応した差分
    符号化信号を抽出し、 前記送信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を
    送信することを特徴とする符号化信号分離プログラムを
    記録した媒体。
  124. 【請求項124】請求項121から123のいずれか1
    項に記載の符号化信号分離プログラムを記録した媒体に
    おいて、 前記分離器可動媒体記録ステップが、前記リムーバブル
    記憶媒体に、前記記録した差分符号化信号ごとに前記第
    2符号化信号と合成する合成ソフトウェアを記録するこ
    とを特徴とする符号化信号分離プログラムを記録した媒
    体。
  125. 【請求項125】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離プログラムを記録した媒体
    において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号を記憶させる分離器記憶ステップと、 前記第1符号化信号に符号量変換処理を行った第2符号
    化信号と、前記第1符号化信号と、の差分情報である差
    分符号化信号の一部の送信を要求する送信要求および前
    記第2符号化信号の符号量圧縮率を受信する送信要求受
    信ステップと、 前記分離器記憶ステップで記憶した第1符号化信号か
    ら、前記送信要求に基づいて、対応する第1符号化信号
    を抽出する符号化信号抽出ステップと、 前記抽出された第1符号化信号を前記受信した符号量圧
    縮率に基づいて符号量変換処理を行い、第2符号化信号
    に変換する分離器符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する分離器差分符号
    化信号生成ステップと、 前記生成された差分符号化信号を送信する差分符号化信
    号送信ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離プログラムを
    記録した媒体。
  126. 【請求項126】複数の符号化信号を入力して1つの符
    号化信号に合成する符号化信号合成プログラムを記録し
    た媒体において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号と、前記第1符号化信号に符号量変換処理を
    行った第2符号化信号と、前記第1符号化信号と前記第
    2符号化信号との差分情報である差分符号化信号と、の
    中から取り外し可能なリムーバブル記録媒体に記録され
    たいずれかの符号化信号を読み込む合成器読み込みステ
    ップと、 前記いずれかの符号化信号から受信する範囲を選択する
    受信符号化信号選択ステップと、 該受信符号化信号選択ステップで選択された符号化信号
    の送信要求を送信する送信要求送信ステップと、 前記送信要求に応答した符号化信号を受信する受信ステ
    ップと、 該受信ステップで受信した符号化信号と合成する符号化
    信号を、前記合成器読み込みステップで読み込んだ符号
    化信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号合成プログラムを
    記録した媒体。
  127. 【請求項127】請求項126記載の符号化信号合成プ
    ログラムを記録した媒体において、 前記合成器読み込みステップが、前記差分符号化信号を
    前記リムーバブル記録媒体から読み込み、 前記送信要求送信ステップが、前記第2符号化信号の所
    望の範囲を指定して、該指定された範囲の前記第2符号
    化信号の送信要求を送信し、 前記受信ステップが、前記抽出された第2符号化信号を
    受信し、 前記合成ステップが、前記受信ステップで受信した第2
    符号化信号と、前記受信した第2符号化信号に対応する
    前記合成器読み込みステップで読み込んだ差分符号化信
    号と、を合成して、所望の範囲の前記復元第1符号化信
    号を合成することを特徴とする符号化信号合成プログラ
    ムを記録した媒体。
  128. 【請求項128】請求項126記載の符号化信号合成プ
    ログラムを記録した媒体において、 前記合成器読み込みステップが、前記第2符号化信号を
    前記リムーバブル記録媒体から読み込み、 前記送信要求送信ステップが、前記読み込まれた第2符
    号化信号に対応する差分符号化信号の送信要求を送信
    し、 前記受信ステップが、前記抽出された差分符号化信号を
    受信し、 前記合成ステップが、前記合成器読み込みステップで読
    み込まれた第2符号化信号と、前記受信ステップが受信
    した差分符号化信号と、を合成して、所望の範囲の前記
    復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符号化
    信号合成プログラムを記録した媒体。
  129. 【請求項129】請求項126から128のいずれか1
    項に記載の符号化信号合成プログラムを記録した媒体に
    おいて、 前記合成器読み込みステップが、前記リムーバブル記憶
    媒体から、該リムーバブル記憶媒体に記録された前記差
    分符号化信号と前記第2符号化信号とを合成する合成ソ
    フトウェアを読み込み、 前記合成ステップが、前記合成ソフトウェアを実行し
    て、前記第2符号化信号と前記差分符号化信号とを合成
    して復元第1符号化信号を合成することを特徴とする符
    号化信号合成プログラムを記録した媒体。
  130. 【請求項130】複数の符号化信号から1つの符号化信
    号を合成する符号化信号合成プログラムを記録した媒体
    において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する合成器符号化信号変換ステップと、 該合成器符号化信号変換ステップに変換された第2符号
    化信号を記憶させる合成器記憶ステップと、 受信する前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との
    差分情報である差分符号化信号を、選択する受信符号化
    信号選択ステップと、 該受信符号化信号選択ステップで選択された差分符号化
    信号の送信要求と、前記合成器記憶ステップに記憶され
    た第2符号化信号の符号量圧縮率と、を送信する送信要
    求送信ステップと、 前記送信要求および前記符号量圧縮率に対応した差分符
    号化信号を受信する差分符号化信号受信ステップと、 前記合成器記憶ステップに記憶された第2符号化信号
    と、前記受信した差分符号化信号と、を合成して、前記
    第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号を合成する
    合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号合成プログラムを
    記録した媒体。
  131. 【請求項131】請求項130記載の符号化信号合成プ
    ログラムを記録した媒体において、 前記合成器符号化信号変換ステップが、前記合成器記憶
    ステップで記憶された第2符号化信号に符号量変換処理
    を行い、再変換第2符号化信号に変換し、 前記合成器記憶ステップが、前記合成器符号化信号変換
    ステップで変換された再変換第2符号化信号を、前記第
    2符号化信号と置き換えて記憶させることを特徴とする
    符号化信号合成プログラムを記録した媒体。
  132. 【請求項132】請求項130または131記載の符号
    化信号合成プログラムを記録した媒体において、 前記合成器記憶ステップが、前記合成ステップに合成さ
    れた復元第1符号化信号を、前記第2符号化信号と置き
    換えて記憶させることを特徴とする符号化信号合成プロ
    グラムを記録した媒体。
  133. 【請求項133】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離装置と、 複数の符号化信号を入力して1つの符号化信号に合成す
    る符号化信号合成装置と、 を備えた符号化信号分離・合成装置において、 前記符号化信号分離装置が、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換手段と、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成手段と、 前記いずれかの符号化信号を記憶させる分離器記憶手段
    と、 前記いずれかの符号化信号を送信する第1送信手段と、 を備え、 前記符号化信号合成装置が、 前記第1送信手段で送信した前記符号化信号を受信する
    第1受信手段と、 前記いずれかの符号化信号を記憶させる合成器記憶手段
    と、 を備え、 さらに、前記符号化信号分離装置が、 前記第1送信手段により送信させた符号化信号と合成さ
    せて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を生成させる符号化信号を、前記分離器記憶手段で記憶
    させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽出手段
    と、 前記抽出された符号化信号を送信する第2送信手段と、 を備え、 前記符号化信号合成装置が、 前記第2送信手段で送信した符号化信号を受信する第2
    受信手段と、 該第2受信手段で受信した符号化信号と合成する符号化
    信号を、前記合成器記手段で記憶した符号化信号から抽
    出する合成器符号化信号抽出手段と、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成手段と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成装置。
  134. 【請求項134】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離装置と、 複数の符号化信号を入力して1つの符号化信号に合成す
    る符号化信号合成装置と、 を備えた符号化信号分離・合成装置において、 前記符号化信号分離装置が、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換手段と、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成手段と、 前記いずれかの符号化信号を固定記憶媒体に記憶させる
    分離器固定媒体記憶手段と、 前記いずれかの符号化信号を取り外し可能なリムーバブ
    ル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録手段と、 を備え、 前記符号化信号合成装置が、 前記リムーバブル記録媒体に記録された符号化信号を読
    み込む合成器読み込み手段と、 を備え、 さらに、前記符号化信号分離装置が、 前記リムーバブル記録媒体に記録させた符号化信号と合
    成させて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
    信号を生成させる符号化信号を、前記固定記憶媒体に記
    憶させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽出手段
    と、 前記抽出された符号化信号を送信する送信手段と、 を備え、 前記符号化信号合成装置が、 前記送信手段で送信した符号化信号を受信する受信手段
    と、 該受信手段で受信した符号化信号と合成する符号化信号
    を、前記合成器読み込み手段で読み込んだ符号化信号か
    ら抽出する合成器符号化信号抽出手段と、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成手段と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成装置。
  135. 【請求項135】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離装置において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換手段と、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成手段と、 前記いずれかの符号化信号を記憶させる分離器記憶手段
    と、 前記いずれかの符号化信号を送信する第1送信手段と、 前記第1送信手段により送信させた符号化信号と合成さ
    せて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を生成させる符号化信号を、前記分離器記憶手段で記憶
    させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽出手段
    と、 前記抽出された符号化信号を送信する第2送信手段と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離装置。
  136. 【請求項136】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離装置において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換手段と、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成手段と、 前記いずれかの符号化信号を固定記憶媒体に記憶させる
    分離器固定媒体記憶手段と、 前記いずれかの符号化信号を取り外し可能なリムーバブ
    ル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録手段と、 前記リムーバブル記録媒体に記録させた符号化信号と合
    成させて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
    信号を生成させる符号化信号を、前記固定記憶媒体に記
    憶させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽出手段
    と、 前記抽出された符号化信号を送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離装置。
  137. 【請求項137】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号
    を入力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成
    装置と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合
    成を行う符号化信号分離・合成方法において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記符号化信号分離装置に前記いずれかの符号化信号を
    記憶させる分離器記憶ステップと、 前記いずれかの符号化信号を前記符号化信号分離装置か
    ら送信する第1送信ステップと、 前記第1送信ステップで送信した前記符号化信号を前記
    符号化信号合成装置で受信する第1受信ステップと、 前記符号化信号合成装置に前記いずれかの符号化信号を
    記憶させる合成器記憶ステップと、 前記第1送信ステップにより送信させた符号化信号と合
    成させて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
    信号を生成させる符号化信号を、前記分離器記憶ステッ
    プで記憶させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽
    出ステップと、 前記抽出された符号化信号を前記符号化信号分離装置か
    ら送信する第2送信ステップと、 前記第2送信ステップで送信した符号化信号を前記符号
    化信号合成装置で受信する第2受信ステップと、 該第2受信ステップで受信した符号化信号と合成する符
    号化信号を、前記合成器記ステップで記憶した符号化信
    号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成方法。
  138. 【請求項138】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号
    を入力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成
    装置と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合
    成を行う符号化信号分離・合成方法において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記いずれかの符号化信号を前記符号化信号分離装置の
    固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒体記憶ステップ
    と、 前記いずれかの符号化信号を前記符号化信号分離装置で
    取り外し可能なリムーバブル記録媒体に記録させる分離
    器可動媒体記録ステップと、 前記リムーバブル記録媒体に記録された符号化信号を前
    記符号化信号合成装置で読み込む合成器読み込みステッ
    プと、 前記リムーバブル記録媒体に記録させた符号化信号と合
    成させて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
    信号を生成させる符号化信号を、前記固定記憶媒体に記
    憶させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽出ステ
    ップと、 前記抽出された符号化信号を前記符号化信号分離装置か
    ら送信する送信ステップと、 前記送信ステップで送信した符号化信号を前記符号化信
    号合成装置で受信する受信ステップと、 該受信ステップで受信した符号化信号と合成する符号化
    信号を、前記合成器読み込みステップで読み込んだ符号
    化信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成方法。
  139. 【請求項139】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離方法において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記いずれかの符号化信号を記憶させる分離器記憶ステ
    ップと、 前記いずれかの符号化信号を送信する第1送信ステップ
    と、 前記第1送信ステップにより送信させた符号化信号と合
    成させて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
    信号を生成させる符号化信号を、前記分離器記憶ステッ
    プで記憶させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽
    出ステップと、 前記抽出された符号化信号を送信する第2送信ステップ
    と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離方法。
  140. 【請求項140】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離方法において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記いずれかの符号化信号を固定記憶媒体に記憶させる
    分離器固定媒体記憶ステップと、 前記いずれかの符号化信号を取り外し可能なリムーバブ
    ル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録ステップ
    と、 前記リムーバブル記録媒体に記録させた符号化信号と合
    成させて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
    信号を生成させる符号化信号を、前記固定記憶媒体に記
    憶させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽出ステ
    ップと、 前記抽出された符号化信号を送信する送信ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離方法。
  141. 【請求項141】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号
    を入力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成
    装置と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合
    成を行う符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒
    体において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記符号化信号分離装置に前記いずれかの符号化信号を
    記憶させる分離器記憶ステップと、 前記いずれかの符号化信号を前記符号化信号分離装置か
    ら送信する第1送信ステップと、 前記第1送信ステップで送信した前記符号化信号を前記
    符号化信号合成装置で受信する第1受信ステップと、 前記符号化信号合成装置に前記いずれかの符号化信号を
    記憶させる合成器記憶ステップと、 前記第1送信ステップにより送信させた符号化信号と合
    成させて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
    信号を生成させる符号化信号を、前記分離器記憶ステッ
    プで記憶させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽
    出ステップと、 前記抽出された符号化信号を前記符号化信号分離装置か
    ら送信する第2送信ステップと、 前記第2送信ステップで送信した符号化信号を前記符号
    化信号合成装置で受信する第2受信ステップと、 該第2受信ステップで受信した符号化信号と合成する符
    号化信号を、前記合成器記ステップで記憶した符号化信
    号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成プログ
    ラムを記録した媒体。
  142. 【請求項142】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離装置と、複数の符号化信号
    を入力して1つの符号化信号に合成する符号化信号合成
    装置と、を備えたシステムに符号化信号の分離および合
    成を行う符号化信号分離・合成プログラムを記録した媒
    体において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記いずれかの符号化信号を前記符号化信号分離装置の
    固定記憶媒体に記憶させる分離器固定媒体記憶ステップ
    と、 前記いずれかの符号化信号を前記符号化信号分離装置で
    取り外し可能なリムーバブル記録媒体に記録させる分離
    器可動媒体記録ステップと、 前記リムーバブル記録媒体に記録された符号化信号を前
    記符号化信号合成装置で読み込む合成器読み込みステッ
    プと、 前記リムーバブル記録媒体に記録させた符号化信号と合
    成させて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
    信号を生成させる符号化信号を、前記固定記憶媒体に記
    憶させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽出ステ
    ップと、 前記抽出された符号化信号を前記符号化信号分離装置か
    ら送信する送信ステップと、 前記送信ステップで送信した符号化信号を前記符号化信
    号合成装置で受信する受信ステップと、 該受信ステップで受信した符号化信号と合成する符号化
    信号を、前記合成器読み込みステップで読み込んだ符号
    化信号から抽出する合成器符号化信号抽出ステップと、 前記第2符号化信号と、前記差分符号化信号と、を合成
    して、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化信号
    を合成する合成ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離・合成プログ
    ラムを記録した媒体。
  143. 【請求項143】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離プログラムを記録した媒体
    において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記いずれかの符号化信号を記憶させる分離器記憶ステ
    ップと、 前記いずれかの符号化信号を送信する第1送信ステップ
    と、 前記第1送信ステップにより送信させた符号化信号と合
    成させて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
    信号を生成させる符号化信号を、前記分離器記憶ステッ
    プで記憶させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽
    出ステップと、 前記抽出された符号化信号を送信する第2送信ステップ
    と、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離プログラムを
    記録した媒体。
  144. 【請求項144】符号化信号を入力して複数の符号化信
    号に分離する符号化信号分離プログラムを記録した媒体
    において、 複数の画像情報から構成される動画像を符号化した第1
    符号化信号に符号量変換処理を行い、第2符号化信号に
    変換する符号化信号変換ステップと、 前記第1符号化信号と前記第2符号化信号の生成情報と
    から、前記第1符号化信号と前記第2符号化信号との差
    分情報である差分符号化信号を生成する差分符号化信号
    生成ステップと、 前記いずれかの符号化信号を固定記憶媒体に記憶させる
    分離器固定媒体記憶ステップと、 前記いずれかの符号化信号を取り外し可能なリムーバブ
    ル記録媒体に記録させる分離器可動媒体記録ステップ
    と、 前記リムーバブル記録媒体に記録させた符号化信号と合
    成させて、前記第1符号化信号と同等の復元第1符号化
    信号を生成させる符号化信号を、前記固定記憶媒体に記
    憶させた符号化信号より、抽出する符号化信号抽出ステ
    ップと、 前記抽出された符号化信号を送信する送信ステップと、 を備えたことを特徴とする符号化信号分離プログラムを
    記録した媒体。
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