JP2002281247A - 画像信号処理装置、画像信号処理方法、画像読取システム、プログラム及び媒体 - Google Patents

画像信号処理装置、画像信号処理方法、画像読取システム、プログラム及び媒体

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JP2002281247A
JP2002281247A JP2001074325A JP2001074325A JP2002281247A JP 2002281247 A JP2002281247 A JP 2002281247A JP 2001074325 A JP2001074325 A JP 2001074325A JP 2001074325 A JP2001074325 A JP 2001074325A JP 2002281247 A JP2002281247 A JP 2002281247A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば透過原稿より得られる可視光画像のゴ
ミ・キズ除去を行う場合の、光源点灯のシーケンスを最
適化する。 【解決手段】 可視光画像を読取った後に非可視光画像
を読取り、次の読取の準備として、可視光源を点灯させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、信号処理方法、信
号処理装置及び画像読取装置に関し、更に詳しくは透過
原稿上のゴミやキズ等による欠陥部分を補正する信号処
理方法、信号処理装置及び画像読取装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば透過原稿の画像読取装置に
おける概略構成を図6に示す。図6において、原稿台ガ
ラス141上に載置されたポジ、ネガ等の透過原稿14
2を、さらにその上部に設置された拡散板143を介し
て透過原稿照明用ランプ144で照明し、透過原稿14
2からの透過光を、ミラー147、ハノ字ミラー14
8、結像レンズ149を介してCCD150に送り、多
数の単位個体撮像素子がライン状に配置されたCCD1
50にて電気信号に変換することにより主走査方向の画
像を形成する。
【0003】この場合の副走査方向の画像形成は、透過
原稿142に対して透過原稿照明用ランプ144、ミラ
ー147を同一速度、同一位相を保ったまま、副走査方
向に機械的に移動させ、ハノ字ミラー148を同方向に
走査速度2分の1で追従させ、透過原稿142からCC
D150までの光路長(共役関係)を一定に保ちながら
行い、主走査と合わせてトータルで2次元の画像を形成
する。
【0004】また、上記のような透過原稿の画像読取装
置において、不透明の用紙に記載された原稿に光を照射
して前記用紙から反射する光が処理されるタイプの所
謂、反射原稿を読み取ることも可能である。その場合
は、透過原稿142の代わりに反射原稿を載置し、透過
原稿照明用ランプ144を消灯し、反射原稿照明用ラン
プ145を点灯させて反射原稿照明用ランプ145によ
る直接光束と反射笠146による反射光束とにより照明
し、反射原稿からの反射光をCCD150にて読み取れ
ば、透過原稿の場合と同様に、主走査方向の画像を形成
することができる。
【0005】特にカラー読み取り方式では、反射原稿照
明用ランプ145に白色の分光特性を持つランプを用
い、且つCCD150に、RGBそれぞれの色のフィル
タを有する3ラインタイプCCDを用いて、1回の走査
にてRGBの各色の画像情報を同時に読み、画像処理回
路上にて、同一ライン上のRGBの各色の信号を重ね合
わせることによってカラー画像を形成する3ラインカラ
ー画像読み取り方式が一般に知られている。
【0006】ところで、上記のような透過原稿の画像読
取装置において、透過原稿上のゴミ・キズなどによる画
像上の欠陥部分を補正するためには、画像読取後に画像
編集ソフトによりレタッチ修正する以外に有効な方法が
なかった。そのために、欠陥部分の補正には非常に時間
を要していた。
【0007】近年、このような透過原稿用の画像読取装
置において、透過原稿上に存在する埃などのゴミや、フ
ィルム面の損傷(キズ)を検知し(以下、この検知を
「ゴミ・キズ検知」という)、読み取られた画像から、
これらのゴミやキズの影響を画像処理にて取り除く、い
わゆるゴミ・キズ除去のための機能を備えた画像読取装
置が開発されてきている。
【0008】図7は、従来のゴミ・キズ検知用の機能を
有する画像読取装置1を示す図であり、図6に示した画
像処理装置と同一の構成部分には同一の参照符号を付し
て、その説明を省略する。
【0009】図7において、151は波長約880nm
に発光強度のピークを有するLEDから成る赤外光ラン
プである。
【0010】また、図8は、画像読取装置1により得ら
れる画像データを用いて、ゴミ・キズ除去を行うゴミ・
キズ除去部2の機能構成を示すブロック図である。図8
において、21は画像読み取り装置1により読み込んだ
画像データを入力するためのインターフェース(I/
F)、22は透過原稿照明用ランプ144または反射原
稿照明用ランプ145を用いて読み込んだ画像(以下、
「普通画像」と呼ぶ。)を記憶するための画像メモリ、
23は赤外線ランプ151を用いて読み込んだ画像(以
下、「赤外線画像」と呼ぶ。)を記憶するための赤外線
画像メモリ、24は予め決められた閾値を保持する閾値
保持部、25はゴミ・キズ検知部、26はゴミ・キズ補
正部である。
【0011】図9は、透過原稿照明用ランプ144及び
赤外光ランプ151の分光強度分布を示す図であり、各
ランプの特性を実線、一点鎖線によってそれぞれ示す。
また、図10は一般的なネガ、ポジカラーフィルムのシ
アン色、イエロー色、マゼンタ色の各色素の分光透過率
特性と、赤外光ランプ151の分光強度分布のピーク波
長(約880mm)を示したものである。図10にて明
らかなように、一般的なカラーフィルムの場合には、ど
の色素であっても約880nmにおける透過率は非常に
高いため、フィルム上の画像によらず赤外光ランプの光
束はほとんど通過することになる。
【0012】以下、ゴミ・キズ除去動作を行う場合の透
過原稿読取動作について、図11に示すフローチャート
に従って詳細に説明する。
【0013】先ず、ステップS10において、図7の反
射原稿照明用ランプ145及び赤外光ランプ151を消
灯し、透過原稿照明用ランプ144を点灯させる。この
とき透過原稿照明用ランプ144の照明光束は拡散板1
43によって斑なく拡散され、その拡散光束が透過原稿
142を透過する。この透過光束がミラー147、ハノ
字ミラー148を通過し、さらに結像レンズ149を通
過し、CCD150に投影される。CCD150上に投
影された画像は電気信号に変換され、図8のI/F21
を介して画像メモリ22に一時記憶される。
【0014】次に、ステップS20において、図7の反
射原稿照明用ランプ145と透過原稿照明用ランプ14
4とを消灯し、赤外光ランプ151を点灯させる。図9
に示すような特性を備えた赤外光ランプ151の照明光
束は拡散板143によって斑なく拡散され、その拡散光
束が透過原稿142を透過し、更にミラー147、ハノ
字ミラー148、結像レンズ149を通過した光はCC
D150に投影される。従って、透過原稿142を透過
した赤外光ランプ151の照明光束は、図10に示すよ
うにネガ、ポジ等の透過原稿142の画像(感光像)に
よらず透過し、物理的に光路を遮る埃、ゴミ・キズ等の
像がCCD150上に蔭として投影される。CCD15
0上に投影された赤外線画像は電気信号に変換され、図
8のI/F21を介して赤外線画像メモリ23に一時記
憶される。
【0015】次にステップS30以降の工程でゴミ・キ
ズの検出及び補正を行うが、ゴミ・キズ検知の原理につ
いてここで詳しく説明する。
【0016】図12は、透過原稿照明用ランプ144及
び赤外光ランプ151による読取画像の階調レベルを主
走査方向にプロットしたものと、ゴミなどの関係をわか
りやすく図示したものである。図12(a)において、
181はポジフィルム、182はポジフィルム181上
のゴミである。図12(b)は図12(a)の部分を透
過原稿照明用ランプ144で読み取った場合の階調レベ
ルであり、暗い部分ほど階調レベルは低い値を示してお
り、ゴミ182の部分の階調レベルは、ポジフィルム上
の画像によらずに当然低くなっている。図12(c)は
同じく図12(a)の部分を赤外光ランプ151で読み
取った場合の階調レベルであり、ゴミ182の部分の階
調レベルは赤外光も通過しないために低くなり、ゴミ1
82以外の部分は赤外光が通過してしまうためにほぼ一
定のレベル183となる。そこでレベル183よりも低
い階調レベルに閾値184を設定し、閾値184以下の
部分を抽出することでゴミによる欠陥領域185の検出
が可能となる。
【0017】この閾値184は閾値保持部24に予め保
持されており、従って、ステップS30において、ゴミ
・キズ検知部25は閾値保持部24からこの閾値184
を読み出し、赤外線画像メモリ23から赤外線画像デー
タを読み出して、順次赤外線画像データと閾値184と
を比較することで、欠陥領域185を検出する。
【0018】赤外線画像データが閾値184よりも小さ
い場合は(ステップS30でNO)、ステップS40で
この欠陥領域185を欠陥領域185の周囲の正常な領
域から補間処理などを行うことにより、ゴミ182によ
る影響を軽減する。上記比較動作を全ての赤外線画像デ
ータについて行い、欠陥領域が検出されると、対応する
普通画像のデータに対して補間処理を行う(ステップS
50)。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、可視光
源と非可視光源の点灯消灯シーケンスが十分に検討され
ていなかった。従って、比較的立ち上がりに時間がかか
る可視光源と比較的短時間で立ち上がる非可視光源との
コンビネーションに関して、立ち上がりの為のシーケン
スの最適化が出来ていなかった。また、可視光画像と非
可視画像間の光路長差を補正する手段としてレンズの位
置そのものが光軸方向にシフトするように構成されてい
たため、構造が複雑であるといった問題があった。ま
た、可視光画像と非可視光画像の読取工程から赤外光画
像よりフィルム上のゴミ・キズを検出し、可視光画像か
らその部分を除去処理する工程までのシーケンスが十分
に検討されていなかったため、安定した、精度の高いゴ
ミ・キズ除去機能を供給することが困難であった。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するためになされたものであり、以下のように構成
する。
【0021】[請求項1]可視光を照射する可視光照射
手段と、非可視光を照射する非可視光照射手段と、それ
ぞれの照射手段により原稿を照射して前記原稿の光学像
を結像するための結像光学系とを有し、前記原稿の光学
像を光電変換して得られる可視光画像信号および非可視
光画像信号を処理する画像処理装置における画像処理方
法であって、前記可視光画像信号を得る可視光画像信号
取得工程の後に、前記非可視光画像信号を得る非可視光
画像信号取得工程を設け、前記非可視光画像信号取得工
程の後に、前記非可視光照射手段を消灯し、前記可視光
照射手段の点灯を行う工程を有することを特徴とする画
像信号処理方法。
【0022】[請求項2]前記画像処理装置は可視光画
像と非可視光画像の結像位置の違いを補正する光路長補
正手段として透明平板を有することを特徴とする請求項
1に記載の画像処理方法。
【0023】[請求項3]前記可視光画像信号取得工程
は、前記透明平板を前記結像光学系の光路内に挿入する
透明平板挿入工程を有し、前記非可視光画像信号取得工
程は、前記透明平板を前記結像光学系の光路内から退避
する透明平板退避工程を有することを特徴とする請求項
2に記載の画像信号処理方法。
【0024】[請求項4]前記非可視光は赤外光である
ことを特徴とする請求項3に記載の画像信号処理方法。
【0025】[請求項5]前記非可視光画像信号取得工
程は、前記透明平板を前記結像光学系の光路内に挿入す
る透明平板挿入工程を有し、前記可視光画像信号取得工
程は、前記透明平板を前記結像光学系の光路内から退避
する透明平板退避工程を有することを特徴とする請求項
2に記載の画像信号処理方法。
【0026】[請求項6]前記非可視光は紫外光である
ことを特徴とする請求項5に記載の画像信号処理方法。
【0027】[請求項7]前記可視光画像信号の取得後
に、前記可視光画像と前記赤外光画像との結像倍率を補
正するための結像倍率補正工程を有することを特徴とす
る請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理方
法。
【0028】[請求項8]前記結像倍率補正工程の後
に、前記可視光画像と前記非可視光画像との副走査方向
または/及び主走査方向の位置ズレ分を補正するための
位置ズレ補正工程を有することを特徴とする請求項7に
記載の画像信号処理方法。
【0029】[請求項9]前記位置ズレ補正工程は、副
走査方向の位置ズレ分の補正を行った後に主走査方向の
位置ズレ分の補正を行うことを特徴とする請求項8に記
載の画像処理方法。
【0030】[請求項10]前記結像倍率補正工程また
は前記位置ズレ補正工程を経た後に、前記非可視光画像
信号に前記可視光画像信号を構成する画像信号を所定の
比率で加算または減算する加減算工程を有することを特
徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の画像処
理方法。
【0031】[請求項11]前記結像倍率補正工程また
は前記位置ズレ補正工程または前記加減算工程を経た後
に、前記非可視光画像から前記原稿上のゴミやキズを検
出するためのゴミキズ検出工程を有することを特徴とす
る請求項7乃至10のいずれかに記載の画像処理方法。
【0032】[請求項12]前記ゴミキズ検出工程によ
って検出されたゴミキズ部分をもとに、前記可視光画像
のゴミキズ部分を除去処理するためのゴミキズ除去処理
工程を有することを特徴とする請求項11記載の画像処
理方法。
【0033】[請求項13]可視光を照射する可視光照
射手段と、非可視光を照射する非可視光照射手段と、そ
れぞれの照射手段により原稿を照射して前記原稿の光学
像を結像するための結像光学系とを有し、前記原稿の光
学像を光電変換して得られる可視光画像信号および非可
視光画像信号を処理する画像読取装置であって、可視光
画像を読取るために、前記可視光照射手段を点灯した
後、該可視光照射手段を消灯し、その後非可視光画像の
結像位置の違いを補正する光路長補正手段として透明平
板によって光路長を補正すると共に前記非可視光照明手
段を点灯し、その後該非可視光照明手段を消灯してか
ら、再び前記可視光照明手段を点灯させるための制御手
段を有することを特徴とする画像読取装置。
【0034】[請求項14]前記透明平板を前記結像光
学系の光路内に挿入し、光路から退避する透明平板駆動
手段を有することを特徴とする請求項13に記載の画像
読取装置。
【0035】[請求項15]前記可視光画像信号と前記
非可視光画像信号の画像倍率をあわせる倍率補正手段を
有することを特徴とする請求項13に記載の画像読取装
置。
【0036】[請求項16]前記可視光画像信号と前記
非可視光画像信号の位置ズレを補正する位置ズレ補正手
段を有することを特徴とする請求項13乃至15のいず
れか1項に記載の画像読取装置。
【0037】[請求項17]前記非可視光画像信号に前
記可視光画像信号を構成する画像信号の所定の比率の信
号を加算または減算する画像加減算手段を有することを
特徴とする請求項13乃至16のいずれか1項に記載の
画像読取装置。
【0038】[請求項18]前記加減算手段の出力画像
信号から前記原稿上のゴミやキズを検出するゴミキズ検
出手段を有することを特徴とする請求項17に記載の画
像読取装置。
【0039】[請求項19]前記ゴミキズ検出手段によ
って検出されたゴミキズ部分をもとに、前記可視光画像
信号のゴミキズ部分を除去処理するゴミキズ除去処理手
段を有することを特徴とする請求項18記載の画像読取
装置。
【0040】[請求項20]コンピュータに請求項1乃
至12のいずれかに記載の画像処理方法を実現させるた
めのプログラム。
【0041】[請求項21]コンピュータに請求項20
に記載の画像処理方法を実現させるためのプログラムを
記録した記録媒体。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0043】図1〜図5は本発明の実施の形態を説明し
たもので、図1は本実施の形態に係る画像読取装置を具
備したシステム構成を示すブロック図、図2は、本実施
の形態に係る画像読取装置の内部構成を示す透視状態の
斜視図である。図1と図2において、101はフィルム
等の透過原稿、Aは透過原稿101を照射するためのバ
ックライト光源ユニットで、102、103は可視光源
であるところの冷陰極蛍光ランプ、104、105は赤
外光源であるところの赤外LEDアレー、106はそれ
ぞれの光源の光を透過原稿101に対して略垂直方向に
照射するためのライトガイドである。また、Bはスキャ
ナ本体側に構成される光学系ユニットで、107、10
8、109、110、111は透過原稿101を通過し
た光をそれぞれ定められた方向に反射するためのミラ
ー、112は透過原稿101を通過した光を光学像とし
て結像する結像レンズ、113は結像レンズの中心を通
る光軸、114は可視光と赤外光との波長差に起因する
光路長差を補正するためのガラス板であって、114a
は光軸113とほぼ垂直な面に平行に置かれた状態を示
し、114bはガラス板114aを略90度回転して光
学像の光路外に退避させた状態を示す。115は結像レ
ンズ112によって結像された光学像を電気的なRGB
画像信号として出力するCCDリニアイメージセンサで
あって、RGB3色のカラーフィルタを備えた3ライン
リニアセンサが使用される。116はガラス板113を
回動させるためのモータである。118は冷陰極蛍光ラ
ンプ102、103の点灯回路、119は赤外LEDア
レー104、105の点灯回路である。120はCCD
リニアイメージセンサ115から出力されたRGB画像
信号を処理するためのアナログ処理回路、121はA
(アナログ)/D(デジタル)変換回路、122は画像
読取装置として必要な画像処理を行うための画像処理回
路である。ここで行われる画像処理については、本発明
とは直接的な関連はないので詳細な説明は省略する。1
23は画像処理回路122にて使用されるオフセットR
AM(ランダムアクセスメモリ)、124はインターフ
ェイス、125はパーソナルコンピュータ、126はシ
ステムコントローラ、127はラインバッファ、128
はCPU(中央演算処理装置)バスである。インターフ
ェイス124は画像処理回路122からの出力画像信号
をラインバッファ127に一時的に保存され、パーソナ
ルコンピュータ125に出力する。システムコントロー
ラ126は画像処理回路122、ラインバッファ12
3、インターフェイス124、オフセットRAM127
は、アドレスバスとデータバスとにより構成されたCP
Uバス128により図1に示すように接続されている。
これにより、各回路相互間のデータ通信が可能となって
いる。
【0044】図3はパーソナルコンピュータ125にお
いて、本第1の実施形態の画像読取装置301から出力
される画像信号に対してゴミ・キズ除去を行うゴミ・キ
ズ除去部303の機能構成を示すブロック図である。な
お、図3におけるゴミ・キズ除去部303は画像読み取
り装置301内部に構成しても構わない。
【0045】図3において、321は画像読み取り装置
301により読み込んだ画像データを入力するためのイ
ンターフェース(I/F)、322は冷陰極蛍光ランプ
102、103を用いて読み込んだ可視光画像を記憶す
るための可視光画像メモリ、323は赤外LEDアレー
104、105を用いて読み込んだ赤外光画像を記憶す
るための赤外光画像メモリ、325はゴミ・キズ検出処
理部、326はゴミ・キズ除去処理部、331は倍率補
正処理部、332は位置ズレ補正処理部、333は写り
込み補正処理部である。
【0046】上述のように構成された本実施の形態に係
る画像読取装置を用いて、透過原稿101の画像から透
過原稿101上のゴミやキズを除去する動作シーケンス
について図4のフローチャートを用いながら説明する。
【0047】先ず、ステップS301にて冷陰極蛍光ラ
ンプ102、103がシステムコントローラ126の指
示に従って点灯し、ステップS302にて光学系ユニッ
トが所定の待機位置から透過原稿101の読取先端位置
に移動し、ステップS303にて透過原稿101を透過
した冷陰極蛍光ランプ102、103の光が可視光画像
としてCCDイメージセンサ115に読み取られ、アナ
ログ信号処理回路120、A/D変換回路121、画像処
理回路122、ラインバッファ123、インターフェー
ス124を通してパーソナルコンピュータ125に画像
信号が送られ、可視光画像メモリ322に保存される。
このときガラス板114は、114aの位置に設置し
て、光軸113に対してほぼ垂直な面に平行に置かれ
る。次にステップS304にて光学系ユニットが所定の
待機位置に戻り、ステップS305にてシステムコント
ローラ126の指示に従って冷陰極蛍光ランプ102、
103が消灯し、赤外LEDアレー104、105が点
灯し、ステップS306にて光学系ユニットが透過原稿
101の読取先端位置に移動し、ステップS307にて
透過原稿101を透過した赤外LEDアレー104、1
05の光が赤外光画像としてCCDイメージセンサ11
5に読み取られ、以下同様にインターフェース124を
通してパーソナルコンピュータ125に画像信号が送ら
れ、赤外光画像メモリ323に保存される。このときガ
ラス板114は、114bの位置に設置され、光路外に
退避されている。
【0048】次にステップS308にて、赤外LEDア
レー104、105は消灯し、冷陰極蛍光ランプ10
2、103が点灯し、ステップS309にて光学系ユニ
ットが所定の待機位置に戻り、次の可視光画像の読取動
作のための待機状態となる。このようにすぐに冷陰極蛍
光ランプ102、103を点灯状態とするのは、赤外L
EDアレー104、105に比べて、冷陰極蛍光ランプ
102、103の光量が点灯してから一定になるまでの
時間が長いためである。
【0049】ガラス平板114は可視光と赤外光との波
長差に起因する光路長差を補正するためのものであっ
て、ガラスの厚みをt、屈折率をnとすると(一般的に
はn=1.51)、光路長差ΔLは ΔL=t・(n−1)/n となり、これを可視光波長として例えばG画像の主波長
である約550nmと、赤外光波長として例えば約88
0nmの波長差に起因する光路長差と等しくなるよう
に、ガラスの厚みtを決定すればよい。
【0050】次にステップS310にて読み取られた赤
外光画像を、結像レンズ112の結像倍率差の補正を行
う。図5はガラス平板114を114aの位置として光
路内に入れた可視光画像の結像位置に対して、ガラス平
板114を114bの位置として光路外に退避した赤外
光画像の結像位置の差が、光軸中心から主走査方向の端
部側に向かってどの程度となるかを表わした一例であ
る。図5に示すように、端部側に近づくに従って結像倍
率差による結像位置の差は大きくなっていく。倍率補正
処理部331はこの結像位置の差分を正確に補正するた
めの演算処理を行っている。例えば、倍率補正処理部3
31の中に図5のようなテーブルを持っておき、画像デ
ータの光軸中心からの位置によってズレ量分だけ補正す
るような演算処理を行うことで、正確に倍率補正が可能
である。また、別の方法として、図5のような曲線とな
るような高次関数を使用することで、テーブルを持たず
とも正確な倍率補正が可能である。更に、図5のような
曲線を折れ線で近似することで、1次間数でほぼ正確に
補正することも可能である。
【0051】次にステップS311にて、可視光画像と
赤外光画像間の位置ズレ量を補正する。2つの画像はそ
れぞれ別の読取動作によって読み取られているため、主
走査方向・副走査方向共に厳密には全く同じ位置の画像
とはならず、僅かな位置ズレが発生してしまう。位置ズ
レ補正処理部332はその位置ズレ分を正確に補正する
ための演算処理を行っている。この位置ズレ補正処理内
容の詳細について、本出願人は特願2000−2291
9にて出願を行っている。本発明では、このような可視
/赤外画像間の位置ズレ補正処理を副走査方向の位置ズ
レ補正処理を行ってから、主走査方向の位置ズレ補正処
理を行っている。その理由を次に述べる。
【0052】まず、同じ読取条件で何度も画像を読み取
った場合、光学系の移動する方向、即ち副走査方向の読
取位置の精度は、主走査方向に比べて明らかにバラツキ
が発生し易い。それは読取開始位置は、光学系ユニット
を移動するモータ(図示せず)の移動量などで管理して
おり、絶対的な位置を測定しているわけでないからであ
る。それに対し、主走査方向の位置はほとんどのスキャ
ナではシャフト棒(図示せず)によって固定されるた
め、読取位置の精度は高くなる。従って、当然ながら可
視光画像と赤外光画像間の位置ズレ量も副走査方向の方
が大きくなってしまう。そこで位置ズレ補正を行う場合
には、先ず位置ズレ量の大きな副走査方向から位置ズレ
補正処理を行い、その後で位置ズレ量の小さな主走査方
向の位置ズレ補正処理を行うことで、正確な位置ズレ補
正処理を行うことが可能になる。
【0053】次にステップS312にて、赤外光画像か
ら可視光画像を所定の比率で加減算処理を行う。一般的
にカラーフィルムは、図10に示すような各色素の分光
透過率特性を示すが、赤外光であっても完全に透過して
しまうわけではない。従って、赤外光画像にも僅かに各
色素の量に応じた像が写り込む現象が発生する。そこ
で、写り込み補正処理部333において、赤外光画像か
ら可視光画像であるRGB各画像を所定の比率で加減算
する。例えばあるカラーフィルムの場合に、赤外光の波
長におけるイエロー色素の透過率が95%、マゼンタ色
素が93%、シアン色素が90%であった場合、それぞ
れ透過しない分はイエロー5%、マゼンタ7%、シアン
10%となり、その分が赤外光画像に写り込んであるこ
とになる。イエロー、マゼンタ、シアンに対応する可視
光画像はそれぞれB、G、Rであり、例えばイエロー色
素の多い部分はB画像データの階調レベルが低いことに
なる。従って、B、G、R画像データをそれぞれ5%、
7%、10%だけ減算してやれば、赤外光画像に写り込
んだ各色素の像を打ち消すことができる。また、ネガフ
ィルムの場合に、ネガポジ反転後のRGB画像を使用す
る場合には逆に赤外光画像にRGB画像を加算してやる
ことで、赤外光画像に写り込んだ各色素の像を打ち消す
ことができる。
【0054】次にステップS313にて、ゴミ・キズ検
出処理部325において赤外光画像からゴミ・キズ部分
を検出する。ゴミ・キズ部分の検出動作についての詳細
は、本出願人は特願2000−182905にて出願し
ている。
【0055】次にステップS314にて、ゴミ・キズ除
去処理部326において可視光画像からゴミ・キズ部分
を除去処理する。
【0056】尚、上記の説明では全ての処理工程を順番
に示したが、倍率補正処理工程ステップS310を経た
後にゴミ・キズ検出工程ステップS313に進めても構
わない。同様に、位置ズレ補正工程ステップS311を
経た後にゴミ・キズ検出工程ステップS313に進めて
も構わない。同様に、写り込み補正工程ステップS31
2を経た後にゴミ・キズ検出工程ステップS313に進
めても構わない。
【0057】また、上記実施の形態では、非可視光とし
て赤外光を用いたためにガラス平板を可視光画像の読取
時に光路内に配置したが、非可視光として紫外光を用い
る場合には、ガラス平板を紫外光画像読取時に光路内に
配置し、可視光読取時に光路から退避するような構成に
することもできる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、可視光源と非可視光源
の点灯消灯シーケンスを工夫することによって比較的準
備に時間のかかる可視光源の特性を安定させることが出
来るので、1回目のスキャン動作が完了した後に速やか
に次のスキャン動作に備えることが可能となる。
【0059】また、可視光画像と非可視光画像間の光路
長差を補正する手段としてガラス平板を光路内に出し入
れするだけの簡単な構成で実現可能となる。
【0060】また、可視光画像と非可視光画像の読取工
程から非可視光画像よりフィルム上のゴミ・キズを検出
し、可視光画像からその部分を除去処理する工程までの
シーケンスが明確化されたため、精度の高いゴミ・キズ
除去機能を供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の透過原稿の画像読取装置のシステム構
成を示すブロック図
【図2】本発明の透過原稿の画像読取装置の内部構成を
示す斜視図
【図3】本発明に用いられるパーソナルコンピュータ内
の機能構成を示すブロック
【図4】本発明の動作シーケンスを示すフローチャート
【図5】可視光画像と赤外光画像との結像位置ズレ量を
示すグラフ
【図6】従来の画像読取装置の構成図である。
【図7】透過原稿上のゴミ・キズによる欠陥領域を検出
する従来の画像読取装置の構成図である。
【図8】従来の画像読み取りシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【図9】透過原稿照明用ランプと、赤外光ランプの分光
強度分布を示す図である。
【図10】一般のカラーフィルムにおける3色の色素の
分光透過率特性と、赤外光ランプの分光強度分布のピー
ク波長を示す図である。
【図11】ゴミ・キズ除去部での従来の処理を示すフロ
ーチャートである。
【図12】従来例における、フィルム上のゴミと、透過
原稿照明用ランプ及び赤外光ランプによりフィルムを読
み込んで得た階調レベルとの関係を示す図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/028 H04N 1/04 101 5C072 1/04 101 103E 5C077 1/409 1/40 101C (72)発明者 絹村 謙悟 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 柏崎 敦子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H106 AA47 AA89 BA26 2H108 AA02 CA08 CB01 JA19 5B047 AA05 AB04 BA01 BB03 BC05 BC07 BC09 BC11 BC14 BC23 CA17 CA19 CB17 DB01 DC09 5B057 AA20 BA02 BA19 BA29 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CE02 CH07 5C051 AA01 BA03 DA03 DB01 DB07 DB22 DB23 DB24 DB28 DC03 DC04 DC07 DE13 DE15 DE26 DE29 EA08 FA04 5C072 AA01 BA02 BA17 CA04 CA05 CA12 DA02 DA04 DA09 DA21 DA23 EA05 FA08 FB01 QA10 UA06 VA03 5C077 LL02 LL17 LL18 MM03 PP71 PQ12 PQ20 RR19 SS01 SS03 TT09

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可視光を照射する可視光照射手段と、非
    可視光を照射する非可視光照射手段と、それぞれの照射
    手段により原稿を照射して前記原稿の光学像を結像する
    ための結像光学系とを有し、前記原稿の光学像を光電変
    換して得られる可視光画像信号および非可視光画像信号
    を処理する画像処理装置における画像処理方法であっ
    て、 前記可視光画像信号を得る可視光画像信号取得工程の後
    に、前記非可視光画像信号を得る非可視光画像信号取得
    工程を設け、 前記非可視光画像信号取得工程の後に、前記非可視光照
    射手段を消灯し、前記可視光照射手段の点灯を行う工程
    を有することを特徴とする画像信号処理方法。
  2. 【請求項2】 前記画像処理装置は可視光画像と非可視
    光画像の結像位置の違いを補正する光路長補正手段とし
    て透明平板を有することを特徴とする請求項1に記載の
    画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記可視光画像信号取得工程は、前記透
    明平板を前記結像光学系の光路内に挿入する透明平板挿
    入工程を有し、前記非可視光画像信号取得工程は、前記
    透明平板を前記結像光学系の光路内から退避する透明平
    板退避工程を有することを特徴とする請求項2に記載の
    画像信号処理方法。
  4. 【請求項4】 前記非可視光は赤外光であることを特徴
    とする請求項3に記載の画像信号処理方法。
  5. 【請求項5】 前記非可視光画像信号取得工程は、前記
    透明平板を前記結像光学系の光路内に挿入する透明平板
    挿入工程を有し、前記可視光画像信号取得工程は、前記
    透明平板を前記結像光学系の光路内から退避する透明平
    板退避工程を有することを特徴とする請求項2に記載の
    画像信号処理方法。
  6. 【請求項6】 前記非可視光は紫外光であることを特徴
    とする請求項5に記載の画像信号処理方法。
  7. 【請求項7】 前記可視光画像信号の取得後に、前記可
    視光画像と前記赤外光画像との結像倍率を補正するため
    の結像倍率補正工程を有することを特徴とする請求項1
    乃至6のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記結像倍率補正工程の後に、前記可視
    光画像と前記非可視光画像との副走査方向または/及び
    主走査方向の位置ズレ分を補正するための位置ズレ補正
    工程を有することを特徴とする請求項7に記載の画像信
    号処理方法。
  9. 【請求項9】 前記位置ズレ補正工程は、副走査方向の
    位置ズレ分の補正を行った後に主走査方向の位置ズレ分
    の補正を行うことを特徴とする請求項8に記載の画像処
    理方法。
  10. 【請求項10】 前記結像倍率補正工程または前記位置
    ズレ補正工程を経た後に、前記非可視光画像信号に前記
    可視光画像信号を構成する画像信号を所定の比率で加算
    または減算する加減算工程を有することを特徴とする請
    求項7乃至9のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記結像倍率補正工程または前記位置
    ズレ補正工程または前記加減算工程を経た後に、前記非
    可視光画像から前記原稿上のゴミやキズを検出するため
    のゴミキズ検出工程を有することを特徴とする請求項7
    乃至10のいずれかに記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記ゴミキズ検出工程によって検出さ
    れたゴミキズ部分をもとに、前記可視光画像のゴミキズ
    部分を除去処理するためのゴミキズ除去処理工程を有す
    ることを特徴とする請求項11記載の画像処理方法。
  13. 【請求項13】 可視光を照射する可視光照射手段と、
    非可視光を照射する非可視光照射手段と、それぞれの照
    射手段により原稿を照射して前記原稿の光学像を結像す
    るための結像光学系とを有し、前記原稿の光学像を光電
    変換して得られる可視光画像信号および非可視光画像信
    号を処理する画像読取装置であって、可視光画像を読取
    るために、前記可視光照射手段を点灯した後、該可視光
    照射手段を消灯し、その後非可視光画像の結像位置の違
    いを補正する光路長補正手段として透明平板によって光
    路長を補正すると共に前記非可視光照明手段を点灯し、
    その後該非可視光照明手段を消灯してから、再び前記可
    視光照明手段を点灯させるための制御手段を有すること
    を特徴とする画像読取装置。
  14. 【請求項14】 前記透明平板を前記結像光学系の光路
    内に挿入し、光路から退避する透明平板駆動手段を有す
    ることを特徴とする請求項13に記載の画像読取装置。
  15. 【請求項15】 前記可視光画像信号と前記非可視光画
    像信号の画像倍率をあわせる倍率補正手段を有すること
    を特徴とする請求項13に記載の画像読取装置。
  16. 【請求項16】 前記可視光画像信号と前記非可視光画
    像信号の位置ズレを補正する位置ズレ補正手段を有する
    ことを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に
    記載の画像読取装置。
  17. 【請求項17】 前記非可視光画像信号に前記可視光画
    像信号を構成する画像信号の所定の比率の信号を加算ま
    たは減算する画像加減算手段を有することを特徴とする
    請求項13乃至16のいずれか1項に記載の画像読取装
    置。
  18. 【請求項18】 前記加減算手段の出力画像信号から前
    記原稿上のゴミやキズを検出するゴミキズ検出手段を有
    することを特徴とする請求項17に記載の画像読取装
    置。
  19. 【請求項19】 前記ゴミキズ検出手段によって検出さ
    れたゴミキズ部分をもとに、前記可視光画像信号のゴミ
    キズ部分を除去処理するゴミキズ除去処理手段を有する
    ことを特徴とする請求項18記載の画像読取装置。
  20. 【請求項20】 コンピュータに請求項1乃至12のい
    ずれかに記載の画像処理方法を実現させるためのプログ
    ラム。
  21. 【請求項21】 コンピュータに請求項20に記載の画
    像処理方法を実現させるためのプログラムを記録した記
    録媒体。
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