JP2002281152A - 通信網の輻輳防止方法、放送受信システム及び情報通信端末 - Google Patents

通信網の輻輳防止方法、放送受信システム及び情報通信端末

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JP2002281152A JP2001077295A JP2001077295A JP2002281152A JP 2002281152 A JP2002281152 A JP 2002281152A JP 2001077295 A JP2001077295 A JP 2001077295A JP 2001077295 A JP2001077295 A JP 2001077295A JP 2002281152 A JP2002281152 A JP 2002281152A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放送番組を視聴した多数の視聴者が携帯電話
機から通信網を介して特定の接続先に一斉に接続して通
信しようとする場合でも、通信網における負荷増大を抑
えて輻輳の発生を未然に防止する。 【解決手段】 放送番組の示す特定の接続先に接続する
ための電話番号、URL等の接続先情報を、テレビ受信
装置10を介して携帯電話機20で受信し、接続先情報
に基づいて携帯電話機20から通信網30を介して接続
先に接続する放送番組と携帯電話機20との連携時に、
携帯電話機20で、接続先情報とともに、接続先への接
続を規制する接続規制情報を受信する。テレビ受信装置
10及び携帯電話機20において上記接続先情報を非表
示にしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送番組の示す特
定の接続先に接続するための接続先情報を情報通信端末
で受信し、該接続先情報に基づいて該情報通信端末から
通信網を介して該接続先に接続する放送番組と携帯電話
機等の情報通信端末との連携時における輻輳を防止する
通信網の輻輳防止方法、放送受信システム及び情報通信
端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビやラジオ等の放送受信装置
で受信する放送番組として、視聴者が参加することがで
きるクイズ番組、人気投票の番組が知られている。これ
らの番組を見たり聴いたりした視聴者は、放送受信装置
から画像や音声などで出力されたクイズ問題や人気投票
のテーマに対する解答や投票の内容を考え、同じく放送
受信装置から画像や音声などで出力された電話番号、F
AX番号、メールアドレス、URL(Uniform Resource
Locator)、IP(Internet Protocol)アドレスなど
の放送局側が指定した特定の接続先に接続するための接
続先情報に基づいて、電話やFAXをしたりメールアド
レスを送信したりWWW(World Wide Web)ページ上で
アクセスしたりすることにより、上記特定の接続先に解
答や投票のデータを送る。この特定の接続先に送られて
きたデータを集計することにより、放送局側は、多数の
視聴者の解答や投票の結果を即時的に把握することがで
き、これらを放送で流せば視聴者側も解答や投票の結果
を即時的に知ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記視聴者
参加型の放送番組において、視聴者がクイズ問題や人気
投票のテーマに対する解答や投票のデータを上記放送局
側が指定した特定の接続先に接続するときは、その都度
電話機などから電話番号やFAX番号を手入力したり、
コンピュータなどにメールアドレスやURLを手入力し
たりする必要があった。そのため、解答や投票に手間が
かかり多くの視聴者の参加を得ることができない場合が
あった。また、上記電話番号などの手入力により、間違
った電話番号、FAX番号、メールアドレスに接続して
しまったりするおそれもあった。そこで、視聴者側から
放送局が指定した特定の接続先へ確実且つ容易にデータ
送信できるように、放送局から通常の放送内容に電話番
号、FAX番号、メールアドレスなどの接続先情報を付
加して送信し、放送受信装置が受信した接続先情報を、
近距離無線伝送などによって視聴者が使用可能な携帯電
話機などの情報通信端末に転送することが考えられる。
視聴者は、電話番号などを手入力することなく、情報通
信端末で受信した接続先情報に基づいて、放送局が指定
した特定の接続先へ確実且つ容易に解答や投票などのデ
ータ送信を行なうことができるようになる。しかしなが
ら、このように視聴者側から放送局が指定した特定の接
続先へ確実且つ容易にデータ送信できるようになると、
放送を視聴して情報通信端末から一斉に上記特定の接続
先に接続してアクセスする視聴者の数が増加し、上記通
信網における基地局や交換機における情報中継処理の負
荷や、伝送路における情報伝送処理の負荷が増大し、通
信網が輻輳状態に陥るおそれがある。
【0004】本発明は以上の背景の下でなされたもので
あり、その目的は、放送番組を視聴した多数の視聴者が
情報通信端末から通信網を介して特定の接続先に一斉に
接続して通信しようとする場合でも、通信網における負
荷増大を抑えて輻輳の発生を未然に防止することができ
る通信網の輻輳防止方法、放送受信システム及び情報通
信端末を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、放送番組の示す特定の接続先に
接続するための接続先情報を情報通信端末で受信し、該
接続先情報に基づいて該情報通信端末から通信網を介し
て該接続先に接続する放送番組と情報通信端末との連携
時における輻輳を防止する通信網の輻輳防止方法であっ
て、該情報通信端末で、該接続先情報とともに、該接続
先への接続を規制する接続規制情報を受信することを特
徴とするものである。この請求項1の通信網の輻輳防止
方法では、放送番組の示す特定の接続先に接続するため
の接続先情報を受信した情報通信端末において、接続規
制情報に基づいて接続先への接続を規制することによ
り、通信網における負荷増大を抑える。ここで、情報通
信端末が受信する接続規制情報の内容を変えることで上
記接続先への接続規制の程度を変えることができるの
で、放送番組内容等の各種条件に応じて、各情報通信端
末から接続先への接続による通信網の負荷増大の程度を
事前に制御することができる。
【0006】なお、上記「情報通信端末」には、PDC
(Personal Degital Cellular)方式、GSM(Global
System for Mobile Communication)方式、TIA(Tel
ecommunications Industry Association)方式等の携帯
電話機、IMT(International Mobile Telecommunica
tions)−2000で標準化された携帯電話機、PHS
(Personal Handyphone Service)、自動車電話等の電
話機のほか、携帯電話モジュールを付加した情報端末も
含まれる。また、この「情報通信端末」は、固定型の情
報通信端末及び移動型の情報通信端末のいずれであって
もよい。また、上記「接続先情報」には、特定の接続先
の電話番号、FAX番号、メールアドレス、URL、I
Pアドレス等が含まれる。また、上記「通信網」におけ
る情報の伝送媒体には、電波等を用いる無線媒体のほ
か、電線や光ファイバ等の有線媒体も含まれる。(以下
の請求項においても同様である)。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の通信網の輻
輳防止方法において、上記情報通信端末で乱数を生成す
るとともに、上記接続規制情報として該乱数に対する閾
値を受信し、該乱数と該閾値とに基づいて、該情報通信
端末における該接続先への接続を制御することを特徴と
するものである。この請求項2の通信網の輻輳防止方法
では、情報通信端末で生成した乱数と受信した閾値とに
基づいて、上記特定の接続先への接続を制御することに
より、通信網における負荷増大を抑える。例えば、上記
乱数が閾値以下の場合又は閾値以上の場合に、上記特定
の接続先への接続ができないように制御する。
【0008】請求項3の発明は、請求項1の通信網の輻
輳防止方法において、上記接続規制情報として、複数の
情報通信端末のうち特定の情報通信端末を指定する端末
指定情報を上記情報通信端末で受信し、該端末指定情報
に基づいて、該情報通信端末における上記接続先への接
続を制御することを特徴とするものである。この請求項
3の通信網の輻輳防止方法では、情報通信端末で受信し
た端末指定情報に基づいて、上記特定の接続先への接続
を制御することにより、通信網における負荷増大を抑え
る。例えば、上記端末指定情報によって指定される特定
の情報通信端末のみが上記特定の接続先への接続ができ
るように、あるいは特定の情報通信端末のみが上記特定
の接続先への接続ができないように制御する。
【0009】請求項4の発明は、放送番組の示す特定の
接続先に接続するための接続先情報を情報通信端末で受
信し、該接続先情報に基づいて該情報通信端末から通信
網を介して該接続先に接続する放送番組と情報通信端末
との連携時における輻輳を防止する通信網の輻輳防止方
法であって、該情報通信端末が、該接続先情報ととも
に、該放送番組における該情報通信端末の使用者に解答
を促す問題と該問題に対する正解データとを受信し、該
正解データと該情報通信端末から入力された解答データ
が一致した場合に該接続先へ該解答データを送ることを
特徴とするものである。この請求項4の通信網の輻輳防
止方法では、情報通信端末で受信した正解データと、情
報通信端末から入力された解答データとに基づいて、解
答データが正解データと一致するときだけ上記特定の接
続先への接続ができるように、情報通信端末から特定の
接続先へ解答データを送るための接続を制御することが
できる。この制御により、視聴者が接続先に不正解の解
答データを送るための接続を回避し、通信網における負
荷増大を抑える。
【0010】請求項5の発明は、放送番組の示す特定の
接続先に接続するための接続先情報を情報通信端末で受
信し、該接続先情報に基づいて該情報通信端末から通信
網を介して該接続先に接続する放送番組と情報通信端末
との連携時における通信網の輻輳を防止する輻輳防止方
法であって、該接続先情報に含まれる該接続先のメール
アドレス、URL、電話番号等の表記が非表示にされた
状態で且つ該情報通信端末の接続操作によって該接続先
への接続が可能な状態で、該接続先情報を該情報通信端
末で受信することを特徴とするものである。この請求項
5の通信網の輻輳防止方法では、接続先情報に含まれる
該接続先のメールアドレス、URL、電話番号等の表記
を非表示にすることにより、情報通信端末の使用者が接
続先情報を視認できないようにし、情報通信端末の使用
者が情報通信端末とは異なる他の通信手段を用いて上記
特定の接続先に接続できないようにする。さらに、情報
通信端末の使用者とは異なる第三者についても、上記接
続先情報を視認できないようにし、上記特定の接続先に
接続できないようにする。このように情報通信端末の使
用者による他の通信手段を用いた接続や第三者による接
続を回避することにより、通信網における負荷増大を抑
える。
【0011】請求項6の発明は、請求項1、2、3、4
又は5通信網の輻輳防止方法において、上記接続先情報
が、放送局から送信される放送信号に含まれていること
を特徴とするものである。この請求項6の通信網の輻輳
防止方法では、放送局から送信される放送番組内容の情
報を含む放送信号に、その放送番組の示す特定の接続先
に接続する接続先情報を含ませて送信することができる
ので、放送番組と、特定の接続先に接続する情報通信端
末との連携が容易になる。
【0012】請求項7の発明は、請求項6の通信網の輻
輳防止方法において、上記接続先情報が、該接続先情報
を含む放送信号を受信した放送受信装置から上記情報通
信端末に送られてくることを特徴とするものである。こ
の請求項7の通信網の輻輳防止方法では、放送番組内容
の情報と接続先情報とをを含む放送信号を受信した放送
受信装置から、放送信号に含まれる接続先情報が情報通
信端末に送られてくるので、情報通信端末が上記放送信
号を受信する機能を有していない場合でも、放送番組
と、特定の接続先に接続する情報通信端末との連携が可
能になる。
【0013】請求項8の発明は、請求項1、2、3、4
又は5の通信網の輻輳防止方法において、上記接続先情
報が、放送番組と連携して情報通信端末用通信装置から
上記情報通信端末に送られてくることを特徴とするもの
である。この請求項8の通信網の輻輳防止方法では、接
続先情報が、放送番組と連携して情報通信端末用通信装
置から情報通信端末に送られてくるので、放送受信装置
が接続先情報を送受信する機能を有していない場合で
も、情報通信端末の使用者が接続先情報を取得できる。
【0014】請求項9の発明は、特定の接続先に接続す
るための接続先情報を含む放送番組情報を受信し、該接
続先情報を情報通信端末に送信する放送受信装置と、該
放送受信装置から送信された該接続先情報を受信し、該
接続先情報に基づいて通信網を介して該接続先に接続し
て通信可能な情報通信端末とを組み合わせて構成された
放送受信システムであって、該接続先情報に含まれる該
接続先のメールアドレス、URL、電話番号等の表記が
該放送受信装置及び該情報通信端末において非表示にさ
れた状態で且つ該情報通信端末の接続操作によって該接
続先への接続が可能な状態で、該接続先情報を該放送受
信装置を経由して該情報通信端末で受信することを特徴
とするものである。この請求項9の放送受信システムで
は、接続先情報に含まれる該接続先のメールアドレス、
URL、電話番号等の表記を放送受信装置及び情報通信
端末において非表示にすることにより、情報通信端末の
使用者が接続先情報を視認できないようにし、情報通信
端末の使用者が情報通信端末とは異なる他の通信手段を
用いて上記特定の接続先に接続できないようにする。さ
らに、情報通信端末の使用者とは異なる第三者について
も、上記放送受信装置及び情報通信端末において接続先
情報を視認できないようにし、上記特定の接続先に接続
できないようにする。このように情報通信端末の使用者
による他の通信手段を用いた接続や第三者による接続を
回避することことにより、通信網における負荷増大を抑
える。
【0015】請求項10の発明は、請求項9の放送受信
システムにおいて、上記情報通信端末が、放送局から送
信された放送番組情報を受信する放送受信部を備え、該
放送受信部で、上記放送受信装置から送信されてくる上
記接続先情報を受信することを特徴とするものである。
この請求項10の放送受信システムでは、情報通信端末
の放送受信部で、放送番組情報を受信して放送番組の内
容を出力できるとともに、上記接続先情報を放送受信装
置を介さずに受信できるので、放送受信装置を個別に用
意する必要がない。
【0016】請求項11の発明は、放送番組と連携して
特定の接続先に接続するための接続先情報を情報通信端
末に送信する情報通信端末用通信装置と、放送番組情報
を受信する放送受信装置と、該情報通信端末用通信装置
から送信された該接続先情報を受信し、該接続先情報に
基づいて通信網を介して該接続先に接続して通信可能な
情報通信端末とを組み合わせて構成された放送受信シス
テムであって、該情報通信端末用通信装置が、該接続先
情報とともに、該接続先への接続を規制する接続規制情
報を該情報通信端末に送信するように構成され、該情報
通信端末が、該情報通信端末用通信装置から受信した該
接続規制情報に基づいて該接続先への接続を制御する制
御部を備えていることを特徴とするものである。この請
求項11の放送受信システムでは、接続先情報が、放送
番組と連携して情報通信端末用通信装置から情報通信端
末に送られてくるので、放送受信装置が接続先情報を送
受信する機能を有していない場合でも、情報通信端末の
使用者が接続先情報を取得できる。
【0017】請求項12の発明は、放送番組の示す特定
の接続先に接続するための接続先情報を受信し、該接続
先情報に基づいて通信網を介して該接続先に接続して通
信可能な情報通信端末であって、該接続先情報に含まれ
る該接続先のメールアドレス、URL、電話番号等の表
記が非表示にされた状態で、該情報通信端末の接続操作
によって該接続先へ接続されるように構成されているこ
とを特徴とするものである。この請求項12の情報通信
端末では、接続先情報に含まれる該接続先のメールアド
レス、URL、電話番号等の表記を情報通信端末上で非
表示にすることにより、情報通信端末の使用者が接続先
情報を視認できないようにし、情報通信端末の使用者が
情報通信端末とは異なる他の通信手段を用いて上記特定
の接続先に接続できないようにする。さらに、情報通信
端末の使用者とは異なる第三者についても、情報通信端
末上で接続先情報を視認できないようにし、上記特定の
接続先に接続できないようにする。このように情報通信
端末の使用者による他の通信手段を用いた接続や第三者
による接続を回避することことにより、通信網における
負荷増大を抑える。
【0018】請求項13の発明は、放送番組の示す特定
の接続先に接続するための接続先情報を受信し、該接続
先情報に基づいて通信網を介して該接続先に接続して通
信可能な情報通信端末であって、乱数を生成する乱数生
成部と、該接続先への接続を規制する接続規制情報とし
て該乱数に対する閾値を受信する閾値受信部と、該乱数
と該閾値とに基づいて該接続先への接続を制御する接続
制御部とを備えたことを特徴とするものである。この請
求項13の情報通信端末では、乱数生成部で生成した乱
数と、閾値受信部で受信した閾値とに基づいて、接続制
御部で上記特定の接続先への接続を制御することによ
り、通信網における負荷増大を抑える。
【0019】請求項14の発明は、請求項12又は13
の情報通信端末において、放送局から送信された放送番
組情報を受信する放送受信部を備え、上記接続先情報
を、該放送受信部で受信することを特徴とするものであ
る。この請求項14の情報通信端末では、放送受信部
で、放送番組情報を受信して放送番組の内容を出力でき
るとともに、上記接続先情報を放送受信装置を介さずに
受信できるので、放送受信装置を個別に用意する必要が
ない。
【0020】なお、上記情報通信端末や放送受信装置に
組み込まれたコンピュータで実行するプログラムの受け
渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したメモ
リーカード、FD,CD−ROM等の記録媒体を用いて
行なってもいいし、有線伝送路や無線伝送路からなるコ
ンピュータネットワーク等の通信回線を用いて行なって
もよい。また、上記プログラムは、使用者に渡す前に情
報通信端末や放送受信装置等に予め組み込んでおいても
よい。また、上記情報通信端末等で用いるプログラムと
しては、例えばJava言語で書かれたものがあるが、
これに限定されるものではない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、放送受信装置と
してのテレビ装置と、情報通信端末としての携帯電話機
との間で近距離無線通信によりデータ送受信することが
できる放送受信システムを用いた通信方法に適用した一
実施形態について説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施形態に係る放送受
信システムを含む通信システムの全体構成を示すブロッ
ク図である。本実施形態の放送受信システムは、テレビ
の放送局100から無線送信された放送信号を受信する
ことができる放送受信装置としてのテレビ受信装置10
と、テレビ受信装置10から近距離無線通信で送信され
た送信信号を受信することができる携帯電話機20と、
携帯電話機20から電話番号やメールアドレス等で特定
される接続先に接続して通信できるように携帯電話機2
0と接続先との間で情報伝送するための携帯電話通信網
30を含む通信網とを用いて構成されている。上記テレ
ビ受信装置10および携帯電話機20は、放送を視聴す
る視聴者の自宅等の視聴箇所1で使用される。
【0023】上記携帯電話通信網30は、交換機33
(回線交換機、パケット交換機)や、所定の通信領域
(セル)ごとに設けられた基地局32等の中継装置、後
述のショートメッセージサービスセンター60、大容量
データ転送システム61、メールゲートウェイシステム
62等により構成されている。各基地局32と交換機3
3との間、交換機33とショートメッセージサービスセ
ンター60、大容量データ転送システム61、メールゲ
ートウェイシステム62及び公衆回線網40との間、及
びメールゲートウェイシステム62とインターネット5
0のアクセスポイントとの間は、有線又は無線の伝送媒
体で結ばれている。
【0024】図2は、上記放送受信システムで用いるこ
とができる携帯電話機20及びテレビ受信装置30の概
略構成を示すブロック図である。この携帯電話機20
は、通常の音声通話が可能な機能とともに、テレビ受信
装置30から近距離無線通信で送信された送信信号を受
信する機能を有し、アンテナ21、無線送受信部22、
データ処理部23、出力部24、操作入力部25、RA
MやROMなどからなるデータ記憶部26等を備えてい
る。上記無線送受信部22は、操作入力部25から入力
される送信データを基地局32に無線送信するために所
定の無線周波数の送信信号に周波数変換してアンテナ2
1から送信したり、アンテナ21により基地局32から
受信した受信信号を周波数変換して、出力部24に出力
する。また、この無線送受信部22は、テレビ受信装置
30から近距離無線通信で送信された送信信号を受信し
て復調する機能も有している。復調後のデータは、デー
タ処理部23で処理され、必要に応じてデータ記憶部2
6に格納される。上記データ処理部23は、音声変換回
路、メッセージ通信部、時計部、フレーム組立部、更新
処理部、連結処理部、メッセージ管理部、表示制御部、
制御部等を備えている。このデータ処理部23を構成し
ている要素のうち、上記音声変換回路は、受信した音声
信号を出力部24のスピーカに出力したり、操作入力部
25のマイクから入力した音声を送信信号として無線送
受信部22に出力する。また、上記メッセージ通信部
は、送信メッセージを送信信号に編成して無線送受信部
32に出力したり、メッセージを受信して他の部分に出
力するための処理を行う部分である。また、上記時計部
は、正確な日時を計数し、更新処理等のための時刻情報
を生成する部分である。また、上記表示制御部は、デー
タ記憶部26の配信メッセージメモリに記録されている
コンテンツを読み出し表示のための処理を行う部分であ
る。また、上記制御部はCPU等で構成され、各部を制
御するものである。上記出力部24は、スピーカ24a
や液晶ディスプレイ24b等により構成されており、受
信したコンテンツを表示したり、音情報を出力したりす
る部分である。上記操作入力部25は、マイク、各種操
作のためのキー、文字や英数字を入力するためのキー等
を備える部分である。上記データ記憶部26はRAMや
ROMで構成され、受信したコンテンツをカテゴリ毎に
分類して記録する配信メッセージメモリのほか、メッセ
ージデータ送信処理プログラム等を格納するメモリ、通
信制御中等のワークメモリとして機能する。また、この
データ記憶部26には、後述のアクセス制御に用いる各
種データも格納される。
【0025】上記テレビ装置30は、通常のテレビ放送
を受信する機能とともに、携帯電話機20に対して近距
離無線通信による送信信号を送信する機能を有し、放送
受信用のアンテナ11a、近距離無線通信用のアンテナ
11b、通常のテレビ放送を受信するための放送受信部
12、近距離通信用無線送受信部13、データ処理部1
4、出力部15、操作入力部16、RAMやROMなど
からなるデータ記憶部17等を備えている。上記放送受
信部12は、放送局100から送信されてきた放送信号
をアンテナ11aを介して受信し、画像信号及び音声信
号とに分離して復調する。復調後の信号は、CRTやス
ピーカで構成された出力部に送られる。上記近距離通信
用無線送受信部13は、データ処理部14で生成された
送信用データに基づいて送信信号を生成してアンテナ1
1bから送信したり、携帯電話機20から送信された送
信信号をアンテナ11bを介して受信して復調したりす
る。
【0026】上記携帯電話機20とテレビ受信装置10
との間の無線通信方式としては、近距離無線通信用とし
て好適な、2.4GHzのISM(Industrial Scienti
ficMedical)帯域でスペクトラム拡散方式を用いて変調
するものが好ましい。このように2.4GHzのISM
帯域でスペクトラム拡散方式を採用することにより、他
の産業機器や医療機器への悪影響が少なく、1Mbps
程度の伝送速度でノイズや干渉に強い情報伝送を行なう
ことができる。また、このスペクトラム拡散方式として
は、送信信号の周波数を周期的に変化させることにより
周波数を拡散するスペクトラム周波数ホッピング型のス
ペクトラム拡散方式を用いることができる。また、所定
の擬似ランダムコードを用いて変調することにより周波
数を拡散するスペクトラム拡散方式を用いてもよい。送
信電力としては、電波法における免許が不要な100m
W以下が好ましい。伝送距離が10m以下の場合には2
0〜30mW程度でもよい。
【0027】また、上記構成の放送受信システムを含む
通信システムは、テレビ受信装置10から送られてきた
特定の接続先に接続するための接続先情報に基づいて、
携帯電話機20から上記特定の接続先に接続して電話や
メールで通信できるように構成されている。具体的に
は、図1に示すように、ショートメッセージサービスセ
ンター60、大容量データ転送システム61、メールゲ
ートウェイシステム62及びウェブゲートウェイシステ
ム63を介して、上記携帯電話通信網30の交換機33
とインターネット50とが接続されている。
【0028】上記ショートメッセージサービスセンター
60及び大容量データ転送システム61は、上記交換機
33と、メールゲートウェイシステム62及びウェブゲ
ートウェイシステム63との間に接続され、携帯電話機
20と両ゲートウェイシステム62,63との間のデー
タ送受信のための処理や、携帯電話機20とのセッショ
ン制御を行う部分である。
【0029】上記メールゲートウェイシステム62は、
インターネット50及びメール蓄積のための図示しない
ポストオフィスに接続され、メールデータ等の転送制御
を行なっている。また、ウェブゲートウェイシステム6
3は、携帯電話機20からインターネット上のウェブサ
イトなどのアクセスするときのデータ転送制御を行って
いる。
【0030】上記構成の通信システムにおいて、携帯電
話機20のユーザからの要求に応じて、情報サービス提
供元(IP/SP)からコンテンツを取得し、コンテン
ツ・データベースから携帯電話機20へ情報サービスの
メッセージを送信したり、あるいはインターネット50
等の他の通信網に接続される情報サービス提供元のプロ
バイダの機器と携帯電話機20とを接続して携帯電話機
20へ情報サービスのメッセージを送信し、そのユーザ
要求と情報サービスの回答とを最終的に必要とする情報
サービスを得るまでの間に複数回往復するトランザクシ
ョン型メッセージングのモードを有することで、簡単に
必要な情報サービスを対話的に受けることができる。特
に、ショートメッセージサービスセンター60を配信ベ
アラとして使用した場合は、小容量のデータ通信に適し
たシステムを構築することができる。また、上記大容量
データ転送システム61を使用した場合は、ショートメ
ッセージサービスでは困難であった長文のメール、画像
データあるいは音楽データ等の大容量データを携帯電話
機20に転送することが容易になる。また、大容量デー
タの転送にともない、ショートメッセージサービスにお
ける移動機用マータアップ言語(S−MML)を多様な
機能に対応できる移動機用マークアップ言語(M−MM
L)へと拡張することができる。すなわち、BGMファ
イルを携帯電話機20ヘダウンロードして繰り返し再生
したり、アニメーション用画像を携帯電話機20ヘダウ
ンロードして動画像として表示したりすることが可能に
なる。
【0031】また、携帯電話機20のデータ処理部23
には、テレビ受信装置10から無線送信されてきた接続
先情報に基づいて各種接続先に接続して通信できるよう
に処理するリンク処理部が設けられている。このリンク
処理部により、受信メールに含まれるEメールアドレ
ス、ホームページアドレスあるいは電話番号を接続先情
報として認識し、その接続先情報を選択することで接続
先に設定されたアドレスや電話番号に直接アクセスする
ことができる。
【0032】以上のように、上記放送受信システムを含
む通信システムでは、ある特定の放送局100からの放
送番組を受信したテレビ受信装置10から近距離無線通
信で送信されてきた接続先情報に基づいて、携帯電話機
20から携帯電話通信網30を介して上記放送局100
に電話やメールで接続して通信したり、放送局100が
管理するウェブサイトに接続して通信したりすることに
より、各種データを送信することができる。ところが、
上記放送番組の内容が、様々な特典付きの視聴者参加型
のクイズ番組や、人気投票、リクエスト、アンケート等
を受け付ける番組の場合に、放送番組を見た視聴者がテ
レビ受信装置10から送信されてきた接続先情報に基づ
いて、携帯電話機20から携帯電話通信網30を介して
上記放送局100に電話やFAX、電子メールで一斉に
アクセスしたり、放送局のWWWページにアクセスした
りすることにより、解答データや投票データ等を送ろう
とすると、携帯電話通信網30における基地局32や交
換機33における情報中継処理の負荷や、伝送路におけ
る情報伝送処理の負荷が増大し、携帯電話通信網30が
輻輳状態に陥るおそれがある。
【0033】そこで、本実施形態では、放送局100か
らの放送番組の内容をテレビ受信装置10の出力部15
に表示する場合、上記解答データ等を受け付ける電話番
号、FAX番号、メールアドレス、URL、IPアドレ
ス等の接続先の表記を表示しないようにしている。更
に、テレビ受信装置10から携帯電話機20に送られた
接続先情報についても、携帯電話機20の出力部24か
ら出力しないようにしている。具体的には、テレビ受信
装置10や携帯電話機20の画面に接続先情報を表示し
ないようにしたり、テレビ受信装置10や携帯電話機2
0のスピーカーから、接続先情報を読み上げる音声情報
を流さないようにしたりする。
【0034】以上、本実施形態によれば、テレビ受信装
置10及び携帯電話機20の両方で接続先情報を非表示
状態にすることにより、上記放送を視聴した視聴者が、
テレビ受信装置10から接続先情報を受けた携帯電話機
20以外の他の情報通信手段(通常電話機、他の携帯電
話機、パソコン等)を使って上記放送局100における
接続先に接続しようとする行為を回避することができる
ため、放送局100における接続先へのアクセスの集中
を低減し、携帯電話通信網30の輻輳を防止することが
可能となる。
【0035】なお、上記実施形態では、放送局100の
接続先情報を非表示状態にすることにより、放送局10
0における接続先へのアクセスの集中を低減している
が、これに代えて又はこれに加えて、テレビ受信装置1
0から接続先情報を受けた各視聴者の携帯電話機20の
うち、一定範囲の携帯電話機20だけから上記放送局1
00の接続先へアクセスできるようにしてもよい。
【0036】図3は、上記放送局100の接続先へアク
セスできる携帯電話機20を制限するための携帯電話機
内のデータ処理方法の一例を示すフローチャートであ
る。この方法では、各視聴者の携帯電話機20におい
て、まず、テレビ受信装置10から近距離無線通信によ
り、放送局100の接続先情報のデータと、接続規制情
報としてのアクセス規制用の閾値データを受信する。次
に、携帯電話機20では、乱数生成部として機能するデ
ータ処理部23で乱数Aが生成され、この乱数Aとテレ
ビ受信装置10から受信した閾値とが比較される。そし
て、乱数Aが閾値よりも大きい携帯電話機20について
のみ、電話やメールで放送局100の接続先へアクセス
し、解答データ等を送信することができる。一方、乱数
Aが閾値以下の携帯電話機20については、放送局10
0の接続先へアクセスできないようにするとともに、
「残念でした」等を表示して解答データ等を送信するこ
とができない旨をユーザに知らせる。上記閾値は、放送
番組の内容、時間帯、対応携帯電話機の所有者数など様
々な条件に応じて各種範囲に指定することができる。な
お、上記図3の例では、乱数Aが閾値よりも大きい携帯
電話機についてのみアクセス可能となるように制御して
いるが、乱数Aが閾値以上の携帯電話機、乱数Aが閾値
よりも小さい携帯電話機、あるいは乱数Aが閾値以下の
携帯電話機についてのみ、上記アクセスが可能となるよ
うに制御してもよい。
【0037】図4は、上記放送局100の接続先へアク
セスできる携帯電話機20を制限するための携帯電話機
内のデータ処理方法の他の一例を示すフローチャートで
ある。この方法では、各視聴者の携帯電話機20におい
て、まず、テレビ受信装置10から近距離無線通信によ
り、放送局100の接続先情報のデータとアクセス規制
用の電話番号指定範囲のデータを受信する。次に、携帯
電話機20では、データ処理部23でその携帯電話機の
電話番号とテレビ受信装置10から受信した電話番号指
定範囲とが比較される。そして、電話番号が電話番号指
定範囲に入っている携帯電話機20についてのみ、電話
やメールで放送局100の接続先へアクセスし、解答デ
ータ等を送信することができる。一方、電話番号が電話
番号指定範囲に入っていない携帯電話機20について
は、放送局100の接続先へアクセスできないようにす
るとともに、「残念でした」等を表示して解答データ等
を送信することができない旨をユーザに知らせる。
【0038】なお、上記電話番号指定範囲は、例えば
「********[0〜2]**」(*:ワイルドカ
ード)のように下3桁目が「0」〜「2」である携帯電
話機や、「**********[1]」のように下1
桁目が「1」である携帯電話機のように、時間帯、対応
携帯電話機の所有者数など様々な条件に応じて各種範囲
に指定することができる。また、上記図4の例では、電
話番号が電話番号指定範囲に入っている携帯電話機につ
いてのみアクセス可能となるように制御しているが、電
話番号が電話番号指定範囲から外れている携帯電話機に
ついてのみ、上記アクセスが可能となるように制御して
もよい。
【0039】図5は、放送局100から放送される番組
が視聴者参加型のクイズ番組であるときの、上記放送局
100の接続先へアクセスできる携帯電話機20を制限
するための携帯電話機内のデータ処理方法の一例を示す
フローチャートである。この方法では、放送局100か
ら送信される放送信号の中にクイズの各問題に対する正
解データが付加されている。そして、各視聴者の携帯電
話機20において、まず、テレビ受信装置10から近距
離無線通信により、放送局100の接続先情報のデータ
と上記正解データを受信する。次に、各視聴者が問題を
見たり聴いたりすることにより、各問題に対する解答デ
ータを携帯電話機20の操作入力部25から入力すると
ともに、放送局100の所定の接続先へ解答データを送
るためのアクセス操作を行なう。そして、視聴者が入力
した解答データが正解データと一致する場合だけ、その
携帯電話機20から電話やメールで放送局100の接続
先へアクセスし、解答データ等を送信することができ
る。一方、解答データが正解データと一致する場合、す
なわち解答が不正解の場合は、放送局100の接続先へ
のデータ送信を行わないようにするとともに、携帯電話
機20に「残念でした」等を表示して解答が不正解であ
った旨をユーザに知らせる。
【0040】また、上記実施形態において、各視聴者が
携帯電話機20から上記放送局100の接続先へアクセ
スするタイミングを時間的に分散することにより、放送
局100における接続先へのアクセスの集中を低減でき
るようにしてもよい。例えば、携帯電話機20から放送
局100における接続先に接続するための接続操作時か
ら、携帯電話機20から特定の接続先に対する送信信号
の送信時までの遅延時間Tdを、各携帯電話機20ごと
にずらして分散させるように設定する。
【0041】図6は、テレビ受信装置10から接続先情
報のデータを受けてから放送局100の接続先にアクセ
スするまでのアクセスデータ処理におけるデータの流れ
の一例を示すシーケンス図であり、図7は、同アクセス
データ処理の一例を示すフローチャートである。まず、
テレビ受信装置10から近距離無線通信により、放送局
100の接続先情報のデータと、アクセス規制用の各種
データを受信する。このアクセス規制用のデータには、
アクセス規制有無識別用のフラグデータや、遅延時間T
dの算出に用いる時間係数Tcが含まれている。ここで、
規制有無識別用のフラグdが「1」のときは遅延時間T
dを用いたアクセス規制を行ない、フラグdが「0」の
ときにはアクセス規制が行なわない。次に、携帯電話機
20に固有の情報である電話番号と、現在時刻とに基づ
いて、上記遅延時間Tdを算出する。図8は、上記遅延
時間Tdの演算の流れの一例を示す説明図である。この
演算例では、携帯電話機20の電話番号の下4桁のデー
タ(2バイト)と、現在時刻の日、時及び分のデータ
(2バイト)とを用いて、各携帯電話機30ごとに異な
るユニークな乱数A(2バイト)が生成される。この乱
数Aに、遅延時間の最小単位である時間係数Tc(例え
ば、1、5、10、20秒)を掛けることによって遅延
時間Tdを生成する。このように乱数Aに基づいて遅延
時間を生成することにより、遅延時間Tdを携帯電話機
ごとにずらして分散させるように設定することができ
る。
【0042】次に、各視聴者が放送局100の接続先へ
アクセスするために電話をかけたりメールを送信したり
してアクセス操作を行なう。ここで、上記アクセス規制
有無識別用のフラグdが「1」になっていたときは、デ
ータ処理部23内の所定のタイマーが起動する。そし
て、上記設定した遅延時間Tdが経過したタイミング
で、上記接続先への接続(アップリンク)処理が開始さ
れ、所定の送信信号が送信される。一方、上記アクセス
規制有無識別用のフラグdが「0」になっていたとき
は、上記遅延時間Tdを考慮することなく、上記接続先
への接続(アップリンク)処理が開始される。
【0043】以上のように、上記遅延時間Tdを携帯電
話機20ごとにずらして分散させることにより、同じク
イズ番組等を見た複数の視聴者の携帯電話機20から通
信網30を介して放送局100の接続先へ送られる送信
信号の送信タイミングを、時間的に分散させ、通信網3
0における輻輳が発生しないようにしている。したがっ
て、各視聴者が放送局100の接続先に一斉に接続して
通信しようとする場合でも、アクセス率が時間的に分散
し、通信網30における負荷増大を抑えて輻輳の発生を
未然に防止することができる。特に、アクセス規制有無
識別用のフラグdを各携帯電話機20に送って用いるこ
とにより、上記遅延時間Tdの設定処理及びアクセス規
制を必要に応じて行ない、携帯電話機20における無駄
なデータ処理を回避することができる。しかも、アクセ
ス集中を予想することができる放送局100側から、各
携帯電話機20で遅延時間Tdの設定処理及びアクセス
規制をおこなう否かを制御することも可能となる。ま
た、上記遅延時間Tdの演算に用いる時間係数Tcを放送
局100側から携帯電話機20に送るようにすれば、携
帯電話機20ごとにずらして分散させる遅延時間Tdの
分散時間幅を、放送局100側から制御して管理するこ
とができる。この時間係数Tcは、テレビ受信装置10
から情報を受けることができる携帯電話機の加入者数
や、放送時間、放送の内容等の通信条件に応じて変化さ
せるてもよい。例えば、ゴールデンタイム等の時間帯に
視聴者のみんなが興味を持つ特典が付与されるクイズ番
組のときは、放送局100の接続先へのアクセス集中が
発生しやすいことが予想されるので、上記時間係数Tc
を大きくする。また、深夜等のように視聴率が低い時間
帯の放送の場合は、アクセス集中があまり発生しないこ
とが予想されるので、上記時間係数Tcを小さくする。
更に、対応携帯電話機の加入者が増加してきた場合は、
上記アクセス集中も増加してくることが予想されるの
で、加入者増加に応じて上記時間係数Tcを大きくして
いく。このように上記通信条件に応じて上記時間係数T
cを変化させることにより、遅延時間Tdの分散時間幅を
最適幅に設定し、携帯電話機20のユーザに待ち時間を
意識させることなく、通信網30における輻輳の発生を
確実に防止することができる。
【0044】なお、上記図1の実施形態では、放送番組
情報をテレビ受信装置10で受信するとともに、その放
送番組に関連した接続先情報を、テレビ受信装置10を
経由して携帯電話機20で受けているが、放送番組情報
及び接続先情報の両方とも携帯電話機20で受信するよ
うにしてもよい。また、前述のアクセス規制用の閾値や
電話番号指定範囲のデータ等の接続規制情報を用いる場
合は、この接続規制情報も上記放送番組情報及び接続先
情報と一緒に受信する。図9は、放送局100から送信
されてくる放送信号を受信可能な携帯電話機20の一構
成例を示すブロック図である。この携帯電話機20は、
放送局100からの放送信号を受信するための放送受信
部27を内蔵している。放送受信部27は、専用に設計
されたIC、LSI等の電子素子(チップ)を携帯電話
機20内の基板に組み込むように構成してもいいし、複
数の電子素子を組み合わせてモジュール化したものを携
帯電話機20内に組み込むように構成してもよい。この
放送受信部27を内蔵した携帯電話機20を用いれば、
図10に示すように、通常のテレビ受信装置がない場所
でも、携帯電話機20で放送番組を受信して映像を表示
したり音声を出力したりすることができるとともに、放
送番組に関連した接続先情報を取得し、放送番組に関連
した特定の接続先にアクセスすることができるようにな
る。そして、この場合も、前述の各種方法を用いて通信
網の輻輳を防止することができる。
【0045】また、上記放送受信部27を内蔵した携帯
電話機20を用いる場合、放送番組情報については通常
のテレビ受信装置10で受信し、放送番組に関連した接
続先情報については放送局から送信された信号を携帯電
話機20で直接受信するようにしてもよい。この場合、
放送番組の映像や音声をテレビ受信装置10から出力さ
せて視聴することができる。そして、テレビ受信装置1
0及び携帯電話機20が、両者の間でデータを送受信す
るための機能を有していない場合でも、上記接続先情報
を携帯電話機20で取得し、放送番組に関連した特定の
接続先にアクセスすることができる。
【0046】また、上記図1の実施形態では、放送番組
に関連した接続先情報を放送局100からテレビ受信装
置10を経由して携帯電話機20で受けているが、放送
局100から携帯電話通信網30を経由して携帯電話機
20で受けるようにしてもよい。図11は、上記接続先
情報を携帯電話通信網30を経由して携帯電話機20で
受けることができる通信システムの一例を示すブロック
図である。この通信システムでは、携帯電話通信網30
の中に、各携帯電話機20に対して上記接続先情報を含
む各種情報を配信するための情報配信装置(情報通信端
末用通信装置)64が設けられている。この情報配信装
置64は、放送局100内の図示しないサーバに接続さ
れ、放送番組に関連した接続先情報などの各種情報を受
信し、図示しない記憶部に記憶しておくことができるよ
うになっている。上記接続先情報は、関連する放送番組
の放映に合わせたタイミングで放送局100から受信す
るようにしてもいいし、予め放送局100から受信して
おいてもよい。また、情報配信装置64から各携帯電話
機20への上記接続先情報の配信は、関連する放送番組
の放映に合わせたタイミングで行ってもいいし、放送番
組の放映に先立って所定の定期的な配信タイミングに行
ってもよい。また、前述のアクセス規制用の閾値や電話
番号指定範囲のデータ等の接続規制情報を用いる場合
は、この接続規制情報も上記接続先情報と一緒に配信さ
れる。なお、上記放送番組に関連した接続先情報などの
各種情報を各携帯電話機20に配信する場合は、放送番
組に関連した情報配信が行われている旨を視聴者に報知
するためアイキャッチ信号を放送信号に含ませ、テレビ
受信装置10の画面上に、携帯電話機マーク等のアイキ
ャッチをスーパーインポーズして表示するようにしても
よい。このような図11の通信システムを用いた場合
は、外出先などにおいて携帯電話機20との間でデータ
送受信する機能を有していない通常のテレビ受信装置1
0しかない場合でも、上記接続先情報を携帯電話通信網
30を経由して携帯電話機20で取得し、放送番組に関
連した特定の接続先にアクセスすることができる。そし
て、この場合も、前述の各種方法を用いて携帯電話通信
網30の輻輳を防止することができる。
【0047】また、上記実施形態では、情報通信端末が
携帯電話機20の場合について説明したが、本発明は、
PHS、PDA、パソコン等を情報通信端末として用い
る場合にも適用することができる。また、上記実施形態
では、地上波、通信衛星(CS:Communication Satell
ite)、放送衛星(BS:Broadcasting Satellite)な
どを用いた無線のテレビ放送の場合について説明した
が、本発明は、無線のラジオ放送や、CATV(Cable
Television)等による有線のテレビ放送あるいはラジオ
放送の場合にも適用することができ、同様な効果が得ら
れるものである。
【0048】
【発明の効果】請求項1乃至14の発明によれば、放送
番組を視聴した多数の視聴者が情報通信端末から通信網
を介して特定の接続先に一斉に接続して通信しようとす
る場合でも、通信網における負荷増大を抑えて輻輳の発
生を未然に防止することができるという優れた効果があ
る。
【0049】特に、請求項2及び13の発明によれば、
情報通信端末に送られる閾値を変えることで、放送番組
内容等の各種条件に応じて通信網の負荷の程度を容易に
制御することができるという優れた効果がある。
【0050】特に、請求項3の発明によれば、放送受信
装置から情報通信端末に送られる端末指定情報の内容を
変えることで、放送番組内容等の各種条件に応じて通信
網の負荷の程度を容易に制御することができるという優
れた効果がある。
【0051】特に、請求項4、12及び19の発明によ
れば、情報通信端末から特定の接続先への接続が、放送
番組における問題に対する解答を送るためのものである
場合に、視聴者が不正解の解答データを送るための接続
を回避することにより、通信網における負荷増大を抑え
ることができるという優れた効果がある。
【0052】特に、請求項5、9及び12の発明によれ
ば、情報通信端末の使用者による他の通信手段を用いた
接続や第三者による接続を回避することにより、通信網
における負荷増大を抑えることができるという優れた効
果がある。
【0053】特に、請求項6の発明によれば、放送番組
と、特定の接続先に接続する情報通信端末との連携が容
易になるという優れた効果がある。
【0054】特に、請求項7の発明によれば、情報通信
端末が上記放送信号を受信する機能を有していない場合
でも、放送番組と、特定の接続先に接続する情報通信端
末との連携が可能になるという優れた効果がある。
【0055】特に、請求項8及び11の発明によれば、
放送受信装置が接続先情報を送受信する機能を有してい
ない場合でも、情報通信端末の使用者が接続先情報を取
得できるという優れた効果がある。
【0056】特に、請求項10及び14の発明によれ
ば、放送受信装置を個別に用意する必要がすることな
く、放送番組の内容の出力及び上記特定の接続先への接
続が可能になるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る放送受信システムを
含む通信システムの全体構成を示すブロック図。
【図2】同放送受信システムにおける携帯電話機及びテ
レビ受信装置の概略構成を示すブロック図。
【図3】他の実施形態に係る携帯電話機内のデータ処理
を示すフローチャート。
【図4】更に他の実施形態に係る携帯電話機内のデータ
処理を示すフローチャート。
【図5】更に他の実施形態に係る携帯電話機内のデータ
処理を示すフローチャート。
【図6】更に他の実施形態に係る携帯電話機内のデータ
処理におけるデータの流れの一例を示すシーケンス図。
【図7】同データ処理を示すフローチャート。
【図8】遅延時間Tdの演算の流れの一例を示す説明
図。
【図9】更に他の実施形態に係る携帯電話機の概略構成
を示すブロック図。
【図10】同携帯電話機を用いた通信システムの全体構
成を示すブロック図。
【図11】更に他の実施形態に係る通信システムの全体
構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 視聴箇所 10 テレビ受信装置 11a 放送受信用のアンテナ 11b 近距離無線通信用のアンテナ 12 放送受信部 13 近距離通信用無線送受信部 14 データ処理部 15 出力部 16 操作入力部 17 データ記憶部 20 携帯電話機 21(21a、21b) アンテナ 22 無線送受信部 23 データ処理部 24 出力部 25 操作入力部 26 データ記憶部 27 放送受信部 30 携帯電話通信網 32 基地局 33 交換機 64 情報配信装置 100 放送局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 BA01 BB05 BC10 BC16 BC23 BD03 BD08 BD09 5K051 AA01 CC07 DD01 FF01 FF02 FF03 FF08 FF21 FF22 5K101 LL12 MM07 NN03 NN21 RR01 RR04 RR12

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放送番組の示す特定の接続先に接続するた
    めの接続先情報を情報通信端末で受信し、該接続先情報
    に基づいて該情報通信端末から通信網を介して該接続先
    に接続する放送番組と情報通信端末との連携時における
    輻輳を防止する通信網の輻輳防止方法であって、 該情報通信端末で、該接続先情報とともに、該接続先へ
    の接続を規制する接続規制情報を受信することを特徴と
    する通信網の輻輳防止方法。
  2. 【請求項2】請求項1の通信網の輻輳防止方法におい
    て、 上記情報通信端末で乱数を生成するとともに、上記接続
    規制情報として該乱数に対する閾値を受信し、 該乱数と該閾値とに基づいて、該情報通信端末における
    該接続先への接続を制御することを特徴とする通信網の
    輻輳防止方法。
  3. 【請求項3】請求項1の通信網の輻輳防止方法におい
    て、 上記接続規制情報として、複数の情報通信端末のうち特
    定の情報通信端末を指定する端末指定情報を上記情報通
    信端末で受信し、 該端末指定情報に基づいて、該情報通信端末における上
    記接続先への接続を制御することを特徴とする輻輳防止
    方法。
  4. 【請求項4】放送番組の示す特定の接続先に接続するた
    めの接続先情報を情報通信端末で受信し、該接続先情報
    に基づいて該情報通信端末から通信網を介して該接続先
    に接続する放送番組と情報通信端末との連携時における
    輻輳を防止する通信網の輻輳防止方法であって、 該情報通信端末が、該接続先情報とともに、該放送番組
    における該情報通信端末の使用者に解答を促す問題と該
    問題に対する正解データとを受信し、 該正解データと該情報通信端末から入力された解答デー
    タが一致した場合に該接続先へ該解答データを送ること
    を特徴とする通信網の輻輳防止方法。
  5. 【請求項5】放送番組の示す特定の接続先に接続するた
    めの接続先情報を情報通信端末で受信し、該接続先情報
    に基づいて該情報通信端末から通信網を介して該接続先
    に接続する放送番組と情報通信端末との連携時における
    通信網の輻輳を防止する輻輳防止方法であって、 該接続先情報に含まれる該接続先のメールアドレス、U
    RL、電話番号等の表記が非表示にされた状態で且つ該
    情報通信端末の接続操作によって該接続先への接続が可
    能な状態で、該接続先情報を該情報通信端末で受信する
    ことを特徴とする通信網の輻輳防止方法。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5通信網の輻輳
    防止方法において、 上記接続先情報が、放送局から送信される放送信号に含
    まれていることを特徴とする通信網の輻輳防止方法。
  7. 【請求項7】請求項6の通信網の輻輳防止方法におい
    て、 上記接続先情報が、該接続先情報を含む放送信号を受信
    した放送受信装置から上記情報通信端末に送られてくる
    ことを特徴とする通信網の輻輳防止方法。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4又は5の通信網の輻
    輳防止方法において、 上記接続先情報が、放送番組と連携して情報通信端末用
    通信装置から上記情報通信端末に送られてくることを特
    徴とする通信網の輻輳防止方法。
  9. 【請求項9】特定の接続先に接続するための接続先情報
    を含む放送番組情報を受信し、該接続先情報を情報通信
    端末に送信する放送受信装置と、該放送受信装置から送
    信された該接続先情報を受信し、該接続先情報に基づい
    て通信網を介して該接続先に接続して通信可能な情報通
    信端末とを組み合わせて構成された放送受信システムで
    あって、 該接続先情報に含まれる該接続先のメールアドレス、U
    RL、電話番号等の表記が該放送受信装置及び該情報通
    信端末において非表示にされた状態で且つ該情報通信端
    末の接続操作によって該接続先への接続が可能な状態
    で、該接続先情報を該放送受信装置を経由して該情報通
    信端末で受信することを特徴とする放送受信システム。
  10. 【請求項10】請求項9の放送受信システムにおいて、 上記情報通信端末が、放送局から送信された放送番組情
    報を受信する放送受信部を備え、 該放送受信部で、上記放送受信装置から送信されてくる
    上記接続先情報を受信することを特徴とする放送受信シ
    ステム。
  11. 【請求項11】放送番組と連携して特定の接続先に接続
    するための接続先情報を情報通信端末に送信する情報通
    信端末用通信装置と、放送番組情報を受信する放送受信
    装置と、該情報通信端末用通信装置から送信された該接
    続先情報を受信し、該接続先情報に基づいて通信網を介
    して該接続先に接続して通信可能な情報通信端末とを組
    み合わせて構成された放送受信システムであって、 該情報通信端末用通信装置が、該接続先情報とともに、
    該接続先への接続を規制する接続規制情報を該情報通信
    端末に送信するように構成され、 該情報通信端末が、該情報通信端末用通信装置から受信
    した該接続規制情報に基づいて該接続先への接続を制御
    する制御部を備えていることを特徴とする放送受信シス
    テム。
  12. 【請求項12】放送番組の示す特定の接続先に接続する
    ための接続先情報を受信し、該接続先情報に基づいて通
    信網を介して該接続先に接続して通信可能な情報通信端
    末であって、 該接続先情報に含まれる該接続先のメールアドレス、U
    RL、電話番号等の表記が非表示にされた状態で、該情
    報通信端末の接続操作によって該接続先へ接続されるよ
    うに構成されていることを特徴とする情報通信端末。
  13. 【請求項13】放送番組の示す特定の接続先に接続する
    ための接続先情報を受信し、該接続先情報に基づいて通
    信網を介して該接続先に接続して通信可能な情報通信端
    末であって、 乱数を生成する乱数生成部と、 該接続先への接続を規制する接続規制情報として該乱数
    に対する閾値を受信する閾値受信部と、 該乱数と該閾値とに基づいて該接続先への接続を制御す
    る接続制御部とを備えたことを特徴とする情報通信端
    末。
  14. 【請求項14】請求項12又は13の情報通信端末にお
    いて、 放送局から送信された放送番組情報を受信する放送受信
    部を備え、 上記接続先情報を、該放送受信部で受信することを特徴
    とする情報通信端末。
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