JP2002281095A - 多重装置 - Google Patents
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Abstract
子デバイスを用いなくても、高速光伝送が可能となり、
通常のフリップフロップ回路の動作速度限界をも超えた
光伝送速度を可能とし、低コストかつ小型化にも寄与す
ること。 【解決手段】 符号器4は、B/2の伝送速度をもつ2
系統の信号を、B/2の周波数で各系統の信号を保持し
て出力するフリップフロップ回路4a,4bと、フリッ
プフロップ回路4a,4bから出力された各出力信号を
加算して出力する加算器4fと、フリップフロップ回路
4bからの出力信号を、加算器4fの入力タイミング時
に、フリップフロップ回路4aから出力された出力信号
に比して1/B時間分遅延させる遅延器4eとを備え
る。
Description
ィジタル電気信号を時分割多重して光信号を変調するデ
ュオバイナリー変調方式を用いた多重装置に関するもの
である。
た光伝送装置がある。この光伝送装置としては、例えば
文献"The duobinery technique for high-speed data t
ransmission "(IEEE Transaction on Communication &
Electronics,Vol.82,1963)、および文献"Characteris
tics of Optical Duobinary Signals in Terabit/s Cap
acity, High-Spectral Efficiency WDM Systems "(IEE
E Journal of LightwaveTechnology ,Vol.16,No5,199
8)に示されている。
式は、従来、無線のベースバンド変調方式のパーシャル
レスポンス方式として1960年代に検討され、199
0年代に入ってから光変調スペクトルの狭窄化の目的で
利用されている方式である。この符号方式は、[0/
1]の2値信号を、[0/1/2]の3値信号に変換す
ることで周波数帯域を圧縮し、受信端の復号部では、
[0,2]の信号を、[0]の信号に変換し、[1]の
信号を[1]に変換することによって、送信元の[0/
1]の2値信号を再生する方式である。
ー方式を用いた光伝送装置の構成を示すブロックであ
る。図18において、B/N[bit/sec]のN並列の低速信号
S201は、多重回路201によって多重化され、B[bi
t/sec]の2値信号S202に変換される。この2値信号
S202は、プリコーダ202に入力され、ビット間の
符号間干渉を低減するための処理が施された2値信号S
203を符号器203に出力する。符号器203は、2
値信号S203を3値信号S204に変換して出力す
る。
る3値信号S204は、光変調器204に入力され、光
電界強度(位相)が[1(0)、1(π)、0(位相無)]の3
値をもった光3値信号にE/O変換されて出力される。
この光3値信号を受信する受信側の復号器206内のO
/E変換部206aは、光ディテクタによって光3値信
号の光強度に応じた電流信号に変換されるため、位相情
報は失われ、光3値信号は、電気信号である2値信号S
206に変換され、送信側の2値信号S202に復され
る。
ダ202の存在によって、2値信号S202の[0]値
を、[0]値または[2]値に変換し、[1]値を、
[1]値に変換することができる。プリコーダ202
は、EXORゲート202aと、EXORゲート202
aの反転出力信号を、T(=1/B)[sec]だけ遅延さ
せ、再びEXORゲート202aに入力する遅延器20
2bとを有する。
03を2分岐し、一方の2値信号に対して遅延器203
aが、分岐された2値信号S203間に遅延時間差T[s
ec]を付与し、その後、遅延器203aから出力された
2値信号と他方の2値信号とを、加算器203bによっ
てアナログ的に加算し、3値信号S204として出力す
る。
に示す構成によって実現することができる。図19
(a)に示した符号器213は、1つのフリップフロッ
プ回路213aとフリップフロップ回路213aの後段
に接続され、カットオフ周波数がB/4[Hz]のローパス
フィルタ213bとによって実現される。また、図19
(b)に示した符号器223は、2つのフリップフロッ
プ回路223a,223bによって構成されたシフトレ
ジスタと、このシフトレジスタから出力される信号を加
算する加算器223cとによって実現される。
符号器213,223は、機能的には同じであり、ある
タイミングの入力信号「1」に対して出力信号が2クロ
ック間において、1クロック分間引きされ、1クロック
分伸ばされた「1,1」の信号を生成し、入力信号
「0」に対して同様に、出力信号が2クロック間におい
て、1クロック分間引きされ、1クロック分伸ばされた
「0,0」の信号を生成し、符号器223では、図20
に示すように、これらの信号S201,S202を加算
器223cによって加算した3値信号S204として出
力する。
来の光伝送装置では、プリコーダ202の出力信号およ
び符号器223内のシフトレジスタの出力信号は、いず
れも2値信号S202の送信ビットレートBと同じB[b
it/sec]で変化し、この速度で処理しなければならな
い。
2と同じデータ速度B[bit/sec]で動作可能な電子デバイ
ス、たとえば高速フリップフロップ回路が必須であると
いう問題点があった。
光伝送路では、光伝送速度をできる限り高速化すること
がコスト上、有利になるが、上述したフリップフロップ
回路などの電子デバイスの動作速度が制約となってい
る。したがって、できる限り低速な電子デバイスを用い
て、高速の光伝送速度が得られることが望ましい。
高速動作するフリップフロップ回路などの電子デバイス
を用いなくても、高速光伝送が可能となり、通常のフリ
ップフロップ回路の動作速度限界をも超えた光伝送速度
を可能とし、低コストかつ小型化にも寄与することがで
きる多重装置を得ることを目的とする。
め、この発明にかかる多重装置は、複数のディジタル信
号を時分割多重し、この時分割多重された信号を符号器
によって3値の電気信号に変換し、光変調器がこの3値
の電気信号によって光源からの入力光を変調し、所定値
の伝送速度をもつ光信号として生成出力する多重化装置
において、前記符号器は、前記所定値の1/2の伝送速
度をもつ2系統の信号を、該所定値の1/2の周波数で
各系統の信号を保持して出力する第1および第2のフリ
ップフロップ回路と、前記第1および第2のフリップフ
ロップ回路から出力された各出力信号を加算して出力す
る加算手段と、前記第2のフリップフロップ回路からの
出力信号を、前記加算手段の入力タイミング時に、前記
第1のフリップフロップ回路から出力された出力信号に
比して前記所定値分の1の時間分遅延させる遅延手段と
を備えたことを特徴とする。
ップフロップ回路が、前記所定値の1/2の伝送速度を
もつ2系統の信号を、該所定値の1/2の周波数で各系
統の信号を保持して出力し、遅延手段が、前記第2のフ
リップフロップ回路からの出力信号を、前記加算手段の
入力タイミング時に、前記第1のフリップフロップ回路
から出力された出力信号に比して前記所定値分の1の時
間分遅延させ、加算手段が、前記第1および第2のフリ
ップフロップ回路から出力された各出力信号を加算して
出力するようにしている。
明において、前記第1および第2のフリップフロップ回
路からの出力信号をそれぞれ増幅する第1および第2の
増幅手段をさらに備えたことを特徴とする。
手段が、前記第1および第2のフリップフロップ回路か
らの出力信号をそれぞれ増幅するようにしている。
明において、前記加算手段からの出力信号を増幅する第
3の増幅手段をさらに備えたことを特徴とする。
記加算手段からの出力信号を増幅するようにしている。
明において、前記第1および第2の増幅手段あるいは前
記第3の増幅手段は、出力信号の振幅を一定レベル以上
に増幅させない飽和特性を有することを特徴とする。
増幅手段あるいは前記第3の増幅手段が、出力信号の振
幅を一定レベル以上に増幅させない飽和特性を有するよ
うにしている。
明において、前記遅延手段は、前記第2のフリップフロ
ップ回路の後段に配置され、伝播遅延を有した伝送線路
であることを特徴とする。
第2のフリップフロップ回路の後段に配置され、伝播遅
延を有した伝送線路としている。
明において、前記遅延手段は、前記第2のフリップフロ
ップ回路の前段に配置され、前記第2のフリップフロッ
プからの出力信号を、前記加算手段の入力タイミング時
に、前記第1のフリップフロップ回路から出力された出
力信号に比して前記所定値分の1の時間分遅延させる時
間遅延手段と、前記第2のフリップフロップ回路のクロ
ックタイミングを180度シフトさせる移相手段とを備
えたことを特徴とする。
延手段が、前記第2のフリップフロップ回路の前段に配
置され、前記第2のフリップフロップからの出力信号
を、前記加算手段の入力タイミング時に、前記第1のフ
リップフロップ回路から出力された出力信号に比して前
記所定値分の1の時間分遅延させ、移相手段が、前記第
2のフリップフロップ回路のクロックタイミングを18
0度シフトさせるようにしている。
明において、前記光変調器は、入力光を2分岐する光分
岐手段と、前記光分岐手段が2分岐した光信号を合流さ
せる光合流手段と、前記3値の電気信号によって、前記
光分岐手段が2分岐した一方の光信号の位相を変化する
光位相変調手段とを備えたマッハツェンダ型光変調器で
あることを特徴とする。
を2分岐し、光位相変調手段が、前記3値の電気信号に
よって、前記光分岐手段が2分岐した一方の光信号の位
相を変化させ、光合流手段が、前記光分岐手段が2分岐
した光信号を合流させるマッハツェンダ型光変調器によ
って、前記光変調器を構成している。
明において、前記光変調器は、入力光を2分岐する光分
岐手段と、前記光分岐手段が2分岐した光信号を合流さ
せる光合流手段と、前記3値の電気信号によって、前記
光分岐手段が2分岐した一方の光信号の位相を変化する
第1の位相変調手段と、前記3値の電気信号によって、
前記光分岐手段が2分岐した他方の光信号の位相を変化
する第2の位相変調手段とを備えたマッハツェンダ型光
変調器であることを特徴とする。
を2分岐し、第1の位相変調手段が、前記3値の電気信
号によって、前記光分岐手段が2分岐した一方の光信号
の位相を変化させ、第2の位相変調手段が、前記3値の
電気信号によって、前記光分岐手段が2分岐した他方の
光信号の位相を変化させ、光合流手段が、前記光分岐手
段が2分岐した光信号を合流させるマッハツェンダ型光
変調器によって前記光変調器を構成するようにしてい
る。
明において、前記符号器は、前記所定値の1/2の伝送
速度をもつ2系統の信号をそれぞれ入力する第1および
第2の排他的論理和ゲート回路と、前記第2の排他的論
理和ゲート回路から出力された出力信号を、前記所定値
分の1の2倍の時間分遅延させる信号遅延手段とを有し
たプリコーダを備え、前記第1の排他的論理和ゲート回
路は、前記所定値の1/2の伝送速度をもつ2系統の信
号のうちの1つの系統の信号と前記信号遅延手段からの
出力信号との排他的論理和演算を行って前記第1のフリ
ップフロップ回路に出力するとともに、前記第2の排他
的論理和ゲート回路に出力し、前記第2の排他的論理和
ゲート回路は、前記所定値の1/2の伝送速度をもつ2
系統の信号のうちの他の系統の信号と前記第1の排他的
論理和ゲート回路から出力された出力信号との排他的論
理和演算を行って前記第2のフリップフロップ回路に出
力するとともに、前記信号遅延手段に出力することを特
徴とする。
和ゲート回路は、前記所定値の1/2の伝送速度をもつ
2系統の信号のうちの1つの系統の信号と前記信号遅延
手段からの出力信号との排他的論理和演算を行って前記
第1のフリップフロップ回路に出力するとともに、前記
第2の排他的論理和ゲート回路に出力し、前記第2の排
他的論理和ゲート回路は、前記所定値の1/2の伝送速
度をもつ2系統の信号のうちの他の系統の信号と前記第
1の排他的論理和ゲート回路から出力された出力信号と
の排他的論理和演算を行って前記第2のフリップフロッ
プ回路に出力するとともに、前記信号遅延手段に出力し
て、3値信号を生成するためのプリコードを行うように
している。
明において、N並列(Nは2の倍数)の低速信号が入力
されるN並列の排他的論理和ゲート回路を有し、前記3
値の電気信号を生成する前記符号器に出力される前記所
定値の1/2の伝送速度をもつ2系統の信号を生成する
ためのプリコードを行うプリコーダと、前記プリコーダ
から出力されたN並列の信号を前記所定値の1/2の伝
送速度をもつ2系統の信号としてそれぞれN/2対1に
多重化して前記符号器に出力する第1および第2の多重
回路とをさらに備え、前記プリコーダにおいて、N並列
の低速信号に対応したN並列の各排他的論理和ゲート回
路は、当該排他的論理和ゲート回路の出力を当該排他的
論理和ゲート回路の偶奇順序に応じて前記第1あるいは
前記第2の多重回路に出力するとともに、次番の排他的
論理和ゲート回路の入力として出力し、最終番の排他的
論理和ゲート回路は、所定値分の1のN倍時間分遅延し
た排他的論和出力を前記第1番の排他的論理和ゲート回
路の入力として出力することを特徴とする。
(Nは2の倍数)の低速信号が入力されるN並列の排他
的論理和ゲート回路を有し、前記3値の電気信号を生成
する前記符号器に出力される前記所定値の1/2の伝送
速度をもつ2系統の信号を生成するためのプリコードを
行い、第1および第2の多重回路が、前記プリコーダか
ら出力されたN並列の信号を前記所定値の1/2の伝送
速度をもつ2系統の信号としてそれぞれN/2対1に多
重化して前記符号器に出力するようにし、前記プリコー
ダにおいて、N並列の低速信号に対応したN並列の各排
他的論理和ゲート回路は、当該排他的論理和ゲート回路
の出力を当該排他的論理和ゲート回路の偶奇順序に応じ
て前記第1あるいは前記第2の多重回路に出力するとと
もに、次番の排他的論理和ゲート回路の入力として出力
し、最終番の排他的論理和ゲート回路は、所定値分の1
のN倍時間分遅延した排他的論和出力を前記第1番の排
他的論理和ゲート回路の入力として出力するようにして
いる。
明において、前記光変調器からの出力光を入力として所
定帯域の光スペクトルを選択出力する光バンドパスフィ
ルタをさらに備え、前記光源は、光強度が時間的に変化
しない直流光源であり、前記光バンドパスフィルタは、
当該光バンドパスフィルタの2dB透過帯域が、前記光
変調器から出力された前記所定値の伝送速度をもつ変調
光の中心周波数±0.6×所定値以内であることを特徴
とする。
しない直流光源を変調した光デュオバイナリー変調信号
を、光バンドパスフィルタが、当該光バンドパスフィル
タの2dB透過帯域を、前記光変調器から出力された前
記所定値の伝送速度をもつ変調光の中心周波数±0.6
×所定値以内としている。
明において、前記光源は、前記所定値の周期で該光源の
光強度の強弱を繰り返すパルス光源であることを特徴と
する。
値の周期で該光源の光強度の強弱を繰り返すパルス光源
としている。
明において、前記パルス光源が出力する光パルスの光位
相は、各パルス毎に180度変化することを特徴とす
る。
する光パルスの光位相を、各パルス毎に180度変化す
るようにしている。
明において、前記光変調器からの出力光を入力として所
定帯域の光スペクトルを選択出力する光バンドパスフィ
ルタをさらに備え、前記光バンドパスフィルタは、当該
光バンドパスフィルタの2dB透過帯域が前記光変調器
から出力された前記所定値の伝送速度をもつ変調光の中
心周波数±1.1×所定値以内であることを特徴とす
る。
を、当該光バンドパスフィルタの2dB透過帯域が前記
光変調器から出力された前記所定値の伝送速度をもつ変
調光の中心周波数±1.1×所定値以内とし、狭帯域化
を図っている。
明において、前記光バンドパスフィルタの機能を有し、
複数の変調光を波長多重した波長多重光として出力する
合波手段をさらに備えたことを特徴とする。
ンドパスフィルタの機能を有し、複数の変調光を波長多
重した波長多重光として出力するようにしている。
明において、前記所定値の伝送速度を有した複数の前記
変調光を波長多重した波長多重光として出力する合波手
段と、前記合波手段の前段に、隣接する各変調光の偏波
を直交させる偏波面調整手段とをさらに備え、隣接する
各変調光の波長間隔を前記所定値の1.2倍以内とする
ことを特徴とする。
記合波手段の前段に配置され、隣接する各変調光の偏波
を直交させ、合波手段が、前記所定値の伝送速度を有し
た複数の前記変調光を波長多重した波長多重光として出
力し、この際、隣接する各変調光の波長間隔を前記所定
値の1.2倍以内としている。
明において、前記所定値の伝送速度を有した複数の前記
変調光を波長多重した波長多重光として出力する合波手
段と、前記合波手段の前段に、隣接する各変調光の偏波
を直交させる偏波面調整手段とをさらに備え、隣接する
各変調光の波長間隔を前記所定値の2.3倍以内とする
ことを特徴とする。
記合波手段の前段に配置され、隣接する各変調光の偏波
を直交させ、合波手段が、前記所定値の伝送速度を有し
た複数の前記変調光を波長多重した波長多重光として出
力し、この際、隣接する各変調光の波長間隔を前記所定
値の2.3倍以内としている。
発明にかかる多重装置の好適な実施の形態を詳細に説明
する。
形態1である多重装置の構成を示すブロック図である。
また、図2は、図1に示した各部の信号波形を示す図で
ある。図1において、多重回路1,2に入力されたN並
列の低速信号S1は、多重回路1,2によって、(N/
2):1にそれぞれ多重され、信号速度をそれぞれB/
2[bit/sec]の2系統の2値信号S2a,S2bに多重
化される。
それぞれプリコーダ3のEXORゲート3a,3bに入
力され、B/2[bit/sec]の2系統の2値信号S3a,
S3bに変換される。EXORゲート3aから出力され
た2値信号S3aは、他方のEXORゲート3bに入力
されるとともに、符号器4のフリップフロップ回路4a
に入力される。また、EXORゲート3bから出力され
た2値信号S3bは、遅延器3cによってB(=2T)
時間遅延され、他方のEXORゲート3aに入力される
とともに、符号器4のフリップフロップ回路4bに入力
される。
信号S3a,s3bは、それぞれフリップフロップ回路
4a,4bによって波形整形され、さらに後段の増幅器
に4c,4dによってそれぞれ必要な振幅に増幅され
る。ここで、増幅器4c,4dが、ある一定の振幅以上
には増幅させない飽和特性を持たせると、信号波形の擾
乱を吸収し、最終的な出力波形に整形することができ
る。この波形整形は、増幅器4c,4dを、フリップフ
ロップ回路4a,4bとともに、単一のデバイスとし
て、たとえば同一半導体チップ上に集積化すると一層効
果的に波形整形することができる。
そのまま加算器4fに出力され、増幅器4dから出力さ
れた信号S4dは、遅延器4eによって、信号S4cに
比してT[sec](=1/B)分、遅延された後、信号S4
eとして加算器4fに出力される。この加算器4fによ
って、2値の信号S4c,S4eが加算され、3値信号
S4fに変換され、光変調器5の変調信号として出力さ
れる。この3値信号S4fは、光源6からの出力光を変
調する変調信号として用いられる。
部によって2分岐し、位相変調部5aによって、分岐さ
れた光の位相を変調信号によって移相させた後に、合流
部によって光の電界加算を行うものである。合流部に入
射する2つの光の位相が一致している場合、出力光強度
が増大し、位相がπ[rad]ずれている場合、出力光強度
が無くなる。位相変調部5aでの移相量が0[rad]であ
れば出力光強度が強く、移相量がπになると弱まり、移
相量が2π[rad]になると再び出力光強度が強まる特性
が得られる。この特性を適用することよって、3値の変
調信号を用いて、光強度を2値に変調することができ
る。
参照して、フリップフロップ回路4a,4bの動作速度
がB/2[bit/sec]で十分であることについて説明す
る。図2(a)に示す信号波形は、送信信号であり、こ
の多重装置が送信すべきB[bit/sec]の多重信号を
「1,0」の2値で示したものである。従来では、この
送信信号をプリコーダ101によって処理し、B[bit/s
ec]の2値信号に変換した後、2ビットのシフトレジス
タに入力していた。プリコーダ202および符号器20
3内のシフトレジスタは、B[bit/sec]での動作が必要
となる。
の符号器203では、プリコーダ202から入力された
1クロック幅の信号を、符号器203内の2つのフリッ
プフロップ回路によって2クロックに相当する時間引き
伸ばし、その後、これらを加算するようにしている。
ダ3の出力は、図2(d)に示すように、最初から2ク
ロック長の時間間隔でトグルされる2系統の2値信号S
2a,S2bであり、これらの2値信号S2a,S2b
を保持するフリップフロップ回路4a,4bも、B/2
[bit/sec]で動作するため、従来と同様に、各2値信号
を2クロック幅に引き伸ばすことができる。同様にし
て、加算器4fから出力される信号波形は、図2(f)
に示すように従来と同じ3値信号となる。
び符号器4で使用するクロックを、従来の2分の1のク
ロックを用いて、同じ送信側の2値信号を3値信号に変
換することができるので、高速動作電子デバイスを用い
なくても、最終的にB[bit/sec]の信号処理を、高速
動作電子デバイスを使用したときと同様に処理すること
ができる。逆に、フリップフロップ回路などの処理速度
の限界を超えた変換処理を実行でき、一層高速の処理が
可能になる。
形態2について説明する。図3は、この発明の実施の形
態2である多重装置の符号器の構成を示す図である。図
3において、この符号器14では、符号器4の増幅器4
c,4dの代わりに、1つの増幅器14aを加算器4f
の後段に設けている。その他の構成は、実施の形態1と
同じであり、同一構成部分には同一符号を付している。
器14aに入力される信号は、3値信号であるため、増
幅器4c,4dのように、飽和特性を持たせることには
適さないが、増幅器の個数を少なくすることができ、符
号器14、ひいては多重装置全体の小型化を促進するこ
とができる。
形態3について説明する。図4は、この発明の実施の形
態3である多重装置の符号器の構成を示す図である。図
4において、この符号器24は、実施の形態2に示した
遅延器4eの代わりに、遅延器24aをフリップフロッ
プ回路4bの前段に設け、さらに、フリップフロップ回
路4bのクロックの位相をπ[rad]だけ移相する移相
器24bを設けている。これによって、加算器4fに入
力される各系統の2値信号間にT[sec](=1/B)の遅
延差をもたせることができる。移相器24bを設けるの
は、遅延してきた信号をたたくクロックも遅延に対応さ
せる必要があるからである。その他の構成は、実施の形
態2と同じであり、同一構成部分には同一符号を付して
いる。
回路4a,4bと加算器4fとを同一のICとして集積
化する場合、遅延器24aをIC外部に設けることがで
きる。一般にフリップフロップ回路4a,4bと加算器
4fとの間の伝搬遅延は、信号の反射などによる影響を
低減するためにも、可能な限り短い伝送路とすることが
好ましいが、この実施の形態3では、IC内部で遅延さ
せる構成をもつ必要がなくなり、この結果、精度の高い
符号器を実現することができる。
形態4について説明する。上述した実施の形態1〜3で
は、いずれも1つの制御信号入力端子をもつマッハツェ
ンダ型の光変調器であったが、この実施の形態4では、
2つの制御信号入力端子をもつマッハツェンダ型の光変
調器に対しても、上述した実施の形態1〜3の処理と同
様な処理を可能としている。
重装置の符号器の構成を示す図である。図5において、
この符号器34は、実施の形態1に示した符号器4に対
応した符号器であり、増幅器4c,4dに対応した増幅
器34c,34dと、遅延器4eに対応した2つの遅延
器31a,31bと、加算器4fに対応した2つの加算
器32a,32bとを有し、増幅器34c,34dから
出力される正相と逆相との2系統の信号は、最終的に、
2つの制御信号入力端子をもつマッハツェンダ型の光変
調器35の各制御信号入力端子に出力される。その他の
構成は、実施の形態1と同じであり、同一構成部分には
同一符号を付している。
変調器35の場合、光変調器35内において合流する2
つの光の位相差をπ[rad]にする際に、光位相変調器3
5aで+π/2[rad]変化させ、光位相変調器35bで
−π/2[rad]変化させればよく、1つの制御信号入力
端子をもつ光変調器に比して、光位相変調器毎の移相変
化量が少なくて済み、光変調スペクトルを狭窄化できる
特徴を持っている。
5bを駆動する2系統の3値の変調信号は、増幅器34
c,34dから出力される正相および逆相のそれぞれの
出力信号を加算することで生成することができる。この
生成された2系統の3値信号は、レベルを[1,0、−
1]と捕らえると正と負とが反転した対象波形となるた
め、差動信号として並送させると外部からのノイズに強
い特徴を発揮する。
ある多重装置の他の符号器の構成を示す図である。図6
に示した符号器44は、実施の形態3に示した符号器2
4に対応し、図5に示した符号器34の遅延器31a,
31bに代えて、遅延器44aをフリップフロップ回路
4bの前段に設け、さらに、フリップフロップ回路4b
のクロックの位相をπ[rad]だけ移相する移相器44
bを設けている。これによって、加算器32a,32b
に入力される各系統の2値信号間にT[sec](=1/B)
の遅延差をもたせることができる。移相器44bを設け
るのは、実施の形態3と同様に、遅延してきた信号をた
たくクロックも遅延に対応させる必要があるからであ
る。その他の構成は、図5に示した符号器と同じであ
り、同一構成部分には同一符号を付している。
力端子をもつ光変調器に対する実施の形態1〜3の機能
と同様にして、2つの制御信号入力端子をもつ光変調器
に対しても同様に、高速電子デバイスを用いなくても、
2値信号を3値信号に高速変換出力することができる。
形態5について説明する。上述した実施の形態1に示し
たプリコーダ3では、たとえばEXORゲート3aの正
相出力は、他方のEXORゲート3bの入力端子と、次
段のフリップフロップ回路4aとに入力されていた。こ
の場合、各EXORゲート3a,3bのファンアウト数
が2つとなる。
の形態5のプリコーダ53では、各EXORゲート3
a,3bに対応する各EXORゲート53a,53bに
正相出力と逆相出力とをもたせ、EXORゲート53a
の逆相出力を他方のEXORゲート53bの入力端子に
接続し、EXORゲートの正相出力を遅延器3cを介し
てEXORゲート53aの入力端子に接続するようにし
ている。なお、その他の構成は、実施の形態1と同じで
あり、同一構成部分には、同一符号を付している。
3a,53bのファンアウト数がそれぞれ1つとなるた
め、実施の形態1に示したEXORゲート3a,3bの
ファンアウト数が2つの場合に比して、動作速度を高速
にすることができる。
形態6について説明する。図8は、この発明の実施の形
態6である多重装置のプリコーダおよび符号器に関連す
る構成を示す図である。上述した実施の形態5では、E
XORゲート53bの出力を2T[sec]だけ遅延させた
信号を、EXORゲート53aに入力するようにしてい
るが、この実施の形態6では、EXORゲート53bの
後段に配置されたフリップフロップ回路4bの出力信号
を、2T[sec]だけ遅延させた信号として、EXORゲ
ート53aに入力するようにしている。
形態5に示した遅延器3cの構成を削除し、EXORゲ
ート53bの後段に配置されるフリップフロップ回路4
bの出力信号を、遅延信号として有効利用している。こ
の結果、この実施の形態6では、構成要素を少なくする
ことができ、これによって多重装置の小型軽量化を一層
促進することができる。
形態7について説明する。図9は、この発明の実施の形
態7である多重装置のプリコーダおよび符号器に関連す
る構成を示す図である。図9において、プリコーダ73
と符号器74とは、それぞれ実施の形態5に示したプリ
コーダ53および符号器4に対応するが、この実施の形
態7は、プリコーダ73と符号器74とを物理的に異な
る部品として構成するようにしている。すなわち、異な
るICとして構成している。
と、符号器74を実現するICとの間は、信号線によっ
て接続されるため、信号線の伝搬遅延などによって、2
系統の2値信号のタイミングが狂ってしまう場合が発生
する。このため、この実施の形態7では、信号線の接続
箇所において、それぞれクロック発生器7に同期するフ
リップフロップ回路73a,73bおよびフリップフロ
ップ回路74a,74bを設けている。この場合、2つ
のフリップフロップ回路73a,74aは、フリップフ
ロップ回路4aに対応し、2つのフリップフロップ回路
73b,74bは、フリップフロップ回路4bに対応し
ている。ただし、各2系統の信号は、それぞれ1つのク
ロック分、同期して遅延することになる。
出力側および符号器74の入力側に、それぞれフリップ
フロップ回路73a,73bおよびフリップフロップ回
路74a,74bを設けているので、プリコーダ73と
符号器74とが異なるICとして実装される場合であっ
ても、これらを接続する信号線の遅延差による信号波形
崩れなどの影響を最小限に抑えることができる。
形態8について説明する。図10は、この発明の実施の
形態8である多重装置のプリコーダの構成を示す図であ
る。上述した実施の形態1〜7では、すべて多重回路
1,2の後段にプリコーダを配置し、プリコーダ出力を
符号器に入力するようにしていたが、プリコーダが処理
する信号速度は、B/2[bit/sec]であるため、以前と
して高速処理が要求される。
コーダを、多重回路1,2の前段部分に配置し、N並列
の低速信号S1に対して並列的にプリコードしようとす
るものである。
B/N[bit/sec]のN並列の低速信号S1に対して、N
個のEXORゲート3−1〜3−Nを適用するものであ
る。各EXORゲート3−1〜3−Nは、それぞれ後段
に配置されたN個のフリップフロップ回路4−1〜4−
Nに接続される。各フリップフロップ回路4−1〜4−
Nを設けたのは、後段の各多重回路1,2に対するタイ
ミング調整のためである。なお、フリップフロップ回路
4−Nは、そのほか、実施の形態7で示したように、遅
延器としての機能を有する。
並列の低速信号が1つずつ入力される。EXORゲート
3−1〜3−Nの各出力は、後段のフリップフロップ回
路4−1〜4−Nに出力されるとともに、EXORゲー
ト3−1〜3−(N−1)の各出力は、隣接する並列の
並び番号が1つ多いEXORゲート3−2〜3−Nにそ
れぞれ入力される。
ちの奇数番目のフリップフロップ回路4−1,4−3,
4−5,…の出力は、多重回路1に出力され、フリップ
フロップ回路4−1〜4−Nのうちの偶数番目のフリッ
プフロップ回路4−2,4−4,4−6,…の出力は、
多重回路2に出力される。また、フリップフロップ回路
4−Nの出力は、このフリップフロップ回路4−Nの保
持期間を遅延として利用し、この遅延した出力をEXO
Rゲート3−1に入力する。
1から入力されたN/2個の出力信号を多重化して、図
示しない符号器に出力する。ここで、多重回路1,2
は、クロック発生器7が出力するB/2[bit/sec]のク
ロックをもとに変換処理を行うが、フリップフロップ回
路4−1〜4−Nの処理はN並列の低速信号であるた
め、B/2[bit/sec]のクロックをN/2倍分周する分
周器82によって発生した低速のクロックによって、各
フリップフロップ回路4−1〜4−Nは同期して動作す
る。
S1入力が低速であるため、EXORゲート3−1〜3
−Nの動作速度に余裕ができ、確実なプリコード処理が
実現される。特に、光通信では、10G〜40G[bit/s
ec]といった高速信号をプリコーダで処理すると、各E
XORゲート自体の遅延時間が無視できなくなり、遅延
時間2T以内に出力信号を、対応するEXORゲートの
入力に戻すことが難しくなるが、多重回路1,2の前段
に配置すると、信号接続遅延時間が2T・N [sec]に増
大するため、高速通信の実現性が高くなる。なお、プリ
コーダ81の配置は、N並列部分であっても、N/2並
列部分であっても、N/4並列部分であっても同様に動
作させることが可能であり、プリコーダ81の配置は、
ICの集積化単位や、消費電力などを勘案して最適な構
成を選択すれば良い。
形態9について説明する。上述した実施の形態1〜8で
は、光源6については特に言及していなかったが、この
実施の形態9では、光源6として、一定の出力強度を連
続出力するDC光源を用いている。
合における符号器出力と光デュオバイナリー信号と復号
後出力との電気スペクトルおよび波長多重後の光スペク
トルを示す図である。たとえば、図1に光源6としてD
C光源を用いた場合、符号器4から出力される電気3値
をもつデュオバイナリー変調信号のスペクトルは、図1
1(a)に示すスペクトルとなる。このデュオバイナリ
ー変調信号は、B/2[bit/sec]の2系統の信号を加算
した信号であるため、この信号スペクトルは、図11
(a)の実線で示すように、B/2[bit/sec]の2値信
号と同等の形状を示すスペクトルとなる。なお、図11
(a)に示した破線は、B[bit/sec]の2値信号のスペ
クトルを示している。
もって変調された光スペクトルは、図11(b)の実線
で示すように、光キャリア周波数fc[Hz]を中心に広が
る。この光スペクトルのうち、伝送信号成分は、fc±
(B/2)[Hz]のメインローブに含まれているので、こ
の帯域外のスペクトルは、光フィルタによってカットし
ても信号波形は、保存されることになる。この光フィル
タは、光変調器の後段に設ける。
領域でも行うことができるが、光フィルタを用いると、
高次のフィルタ特性が得やすいため、フィルタのサイド
ロープの急峻な抑圧が可能な理想的なフィルタを実現で
きる。
×B[Hz]でも良いが、現実的には、光位相特性が平坦で
あると期待される2dB帯域幅d10が、fc±0.6
×B[Hz]よりも狭くするぐらいが適当である。なお、位
相特性が理想的なフィルタを用いるのであれば、帯域幅
を、fc±0.7×0.5×B[Hz]程度に狭窄化して
も、「0,1」を識別することが可能である。
ー信号を波長多重化した場合の光スペクトルを示す図で
ある。図11(c)では、波長間隔d11を、B[Hz]±
αとしているが、多少のペナルティを覚悟すれば、波長
間隔d11を、B[Hz]以下に狭めることも可能である。
波を直交するように偏波調整を行うことによって、スペ
クトルが重なる領域でのビート雑音が低減され、ペナル
ティを大幅に低減することができる。
長を抽出し、フォトディテクタなどの受信器によって2
乗検波した後の電気波形スペクトルを示している。光ス
ペクトル領域では、光位相を用いた3値伝送を行ってい
るが、フォトディテクタでは、位相情報が縮退し、パワ
ーを示す2値信号に変換され、これによってスペクトル
が図11(d)に示すように、B[bit/sec]の2値信号
スペクトルに変換されることになる。
重装置の構成を示す図である。図12において、実施の
形態1〜8の多重装置に対応する多重部91−1〜91
−nは、それぞれ光キャリア周波数に対応した光信号を
出力するDC光源としての光源90を有する。各多重部
91−1〜91−nの後段には、各光キャリア周波数に
対応する上述した光フィルタ92−1〜92−nがそれ
ぞれ設けられる。さらに、光フィルタ92−1〜92−
nから出力されたn個の光信号は、合波器93に入力さ
れ、波長多重され、この波長多重光は、1本の光ファイ
バ上に出力されて伝送される。
いに直交させる場合には、各光フィルタ92−1〜92
−nと合波器93との間に、隣接波長の偏波が直交する
ように調整する偏波調整部を設ければよい。
は光デュオバイナリー信号の信号成分をもつスペクトル
幅が半減するので、このスペクトル幅に対応したフィル
タリングを行うことによって、波長多重数を倍増するこ
とができ、高速大容量光通信を容易に実現することがで
きる。
の形態10について説明する。上述した実施の形態9で
は、光源6としてDC光源を用いていたが、この実施の
形態10では、光源6として、信号速度B[bit/sec]と
同じB[Hz]の周期で強度が変化するパルス光源を用いて
いる。
RZ(Return to Zero)変調という。図13は、パルス
の光位相とこのパルスの伝搬波形とを説明する図であ
る。図13(a)は、送信端における光パルス波形を示
しており、2つの光パルスは重なっていない。しかし、
光パルスが長距離伝搬されると、波長分散などの影響を
受けて、パルス幅が広がり、隣接パルス同士に重なり部
分E1が生じる。
であるとき、パルス幅が重なった重なり部分E1におい
て光位相が強め合い、パルスとパルスとの間に光り強度
が強まる部分が発生する。ここで、光伝送路の非線形性
が問題となる長距離光伝送システムでは、パルス間の山
形状が徐々に増大し、もとの光パルス波形を大幅に乱す
ことがある。
180度反転させると、パルスの重なり部分E2で位相
が反転するため、互いに弱め合い、パルス間に、山形状
が発生しない。このようなRZ変調方式は、時間平均す
ると、光キャリア成分が抑圧されているため、CS(Ca
rrier Suppressed)−RZ変調方式と呼ばれる。このC
S−RZ変調方式は、光信号の非線形性が問題となる長
距離光伝送システムにおける波形伝搬に有利な方式であ
る。
おけるスペクトル形状の一例を示した図である。図14
(a)は、符号器出力の電気スペクトルを示している。
図14(b)は、光変調器によって変調された光スペク
トルを示している。ここで、パルス光源が、B[Hz]でそ
の強度が変化し、パルス毎に位相が180度反転する場
合、光スペクトルは、図14(b)に示すように、図1
1(b)の光スペクトルをB[Hz]だけずらし、それぞれ
を加算したような形状となる。
山からなるメインローブに含まれているため、信号帯域
は、fc±B[Hz]に含まれる。サイドローブは、実施の
形態9と同様に、光フィルタを用いて抑圧することがで
きる。光フィルタの2dB帯域d21は、実施の形態9
と同様に、2B[Hz]もしくは、0.7×2×B[Hz]程度
であっても、波形が保存されるが、実用上は、光フィル
タの2dB帯域が2.3[Hz]以下程度にするとよい。帯
域幅が2.3×B[Hz]となるのは、実施の形態9と同様
の帯域幅1.3×B[Hz]と、2つのメインローブ間の間
隔B[Hz]との和が、2.3[Hz]となるからである。
る光デュオバイナリー信号を波長多重したときの光スペ
クトルである。図14(c)に示すように、CS−RZ
変調方式を採用して、波長多重化する場合であっても、
少ない波長間隔で多くの波長を多重化でき、しかも波形
伝搬を良好に行うことができる。
長多重を行う多重装置の構成を示す図である。図15に
おいて、実施の形態1〜8の多重装置に対応する多重部
101−1〜101−nは、それぞれ光キャリア周波数
に対応した光信号を出力するパルス光源としての光源1
00を有する。各多重部101−1〜101−nの後段
には、各光キャリア周波数に対応する上述した光フィル
タ102−1〜102−nがそれぞれ設けられる。さら
に、光フィルタ102−1〜102−nから出力された
n個の光信号は、合波器103に入力され、波長多重さ
れ、この波長多重光は、1本の光ファイバ上に出力され
て伝送される。
オバイナリー信号を波長多重する場合における波長の偏
波を互いに直交させた場合のスペクトルを示した説明図
である。図16において、隣接する波長は、互いに直交
するようにしている。隣接する波長が互いに直交する
と、電界が直接加算されることがないため、波長間クロ
ストークによる伝送ペナルティが大幅に軽減される。こ
の場合、波長間隔は2.3×B[Hz]以下でも問題が発生
せず、多少のペナルティを覚悟すれば、たとえば、波長
間隔d22を、1.6×B程度に近接しても、信号伝送
を行うことができる。
て波長多重を行う多重装置の構成を示す図である。図1
7において、この多重装置は、図15に示した多重装置
の光フィルタ102−1〜102−nと合波器103と
の間に、隣接する波長を互いに直交させる偏波調整を行
う偏波調整部104が設けられている。その他の構成
は、図15に示した構成と同じであり、同一構成部分に
は同一符号を付している。このような構成によって、隣
接する波長が互いに直交する波長多重が実現される。な
お、偏波調整部104は、基準の偏波面とこの基準の偏
波面に直交する直交偏波面とに調整すべき各波長毎にま
とめ、このまとめた波長毎に偏波調整を行い、その後、
合波するようにしてもよいし、各波長毎に偏波調整を行
うようにしてもよい。
いは光デュオバイナリー信号の信号成分を従来と同じス
ペクトル幅で、CS−RZ変調方式を実現することがで
き、CS−RZ変調方式による波長多重数を倍増するこ
とができ、高速大容量光通信を容易に実現することがで
きる。
ば、第1および第2のフリップフロップ回路が、前記所
定値の1/2の伝送速度をもつ2系統の信号を、該所定
値の1/2の周波数で各系統の信号を保持して出力し、
遅延手段が、前記第2のフリップフロップ回路からの出
力信号を、前記加算手段の入力タイミング時に、前記第
1のフリップフロップ回路から出力された出力信号に比
して前記所定値分の1の時間分遅延させ、加算手段が、
前記第1および第2のフリップフロップ回路から出力さ
れた各出力信号を加算して出力するようにしているの
で、前記符号器を構成する第1および第2のフリップフ
ロップ回路などの電子デバイスに要求される処理速度が
半減し、低コストかつ小型化した多重装置を実現するこ
とができるという効果を奏する。
幅手段が、前記第1および第2のフリップフロップ回路
からの出力信号をそれぞれ増幅するようにしているの
で、前記変調器に入力される変調信号である3値の電気
信号の信号レベルを適切に保つことができるという効果
を奏する。
前記加算手段からの出力信号を増幅するようにしている
ので、少ない個数の増幅手段で済み、小型軽量化を一層
促進することができるという効果を奏する。
の増幅手段あるいは前記第3の増幅手段が、出力信号の
振幅を一定レベル以上に増幅させない飽和特性を有する
ようにしているので、適切な信号レベルをもつ信号とし
て出力することができるという効果を奏する。
記第2のフリップフロップ回路の後段に配置され、伝播
遅延を有した伝送線路としているので、確実な伝送遅延
を得ることができるという効果を奏する。
遅延手段が、前記第2のフリップフロップ回路の前段に
配置され、前記第2のフリップフロップからの出力信号
を、前記加算手段の入力タイミング時に、前記第1のフ
リップフロップ回路から出力された出力信号に比して前
記所定値分の1の時間分遅延させ、移相手段が、前記第
2のフリップフロップ回路のクロックタイミングを18
0度シフトさせるようにしているので、時間遅延手段を
外部に設けることができ、確実な遅延を設定することが
できるとともに、他の構成の集積化を促進できるという
効果を奏する。
光を2分岐し、光位相変調手段が、前記3値の電気信号
によって、前記光分岐手段が2分岐した一方の光信号の
位相を変化させ、光合流手段が、前記光分岐手段が2分
岐した光信号を合流させるマッハツェンダ型光変調器に
よって、前記光変調器を構成しているので、一つの光位
相変調手段をもつマッハツェンダ型光変調器であって
も、低速の電子デバイスを用いて光デュオバイナリー変
調信号を生成することができるという効果を奏する。
光を2分岐し、第1の位相変調手段が、前記3値の電気
信号によって、前記光分岐手段が2分岐した一方の光信
号の位相を変化させ、第2の位相変調手段が、前記3値
の電気信号によって、前記光分岐手段が2分岐した他方
の光信号の位相を変化させ、光合流手段が、前記光分岐
手段が2分岐した光信号を合流させるマッハツェンダ型
光変調器によって前記光変調器を構成するようにしてい
るので、二つの光位相変調手段をもつマッハツェンダ型
光変調器であっても、低速の電子デバイスを用いて光デ
ュオバイナリー変調信号を生成することができるという
効果を奏する。
理和ゲート回路は、前記所定値の1/2の伝送速度をも
つ2系統の信号のうちの1つの系統の信号と前記信号遅
延手段からの出力信号との排他的論理和演算を行って前
記第1のフリップフロップ回路に出力するとともに、前
記第2の排他的論理和ゲート回路に出力し、前記第2の
排他的論理和ゲート回路は、前記所定値の1/2の伝送
速度をもつ2系統の信号のうちの他の系統の信号と前記
第1の排他的論理和ゲート回路から出力された出力信号
との排他的論理和演算を行って前記第2のフリップフロ
ップ回路に出力するとともに、前記信号遅延手段に出力
して、3値信号を生成するためのプリコードを行うよう
にしているので、低速の電子デバイスによって、3値の
電気信号を生成するためのプリコード処理を行うことが
できるという効果を奏する。
列(Nは2の倍数)の低速信号が入力されるN並列の排
他的論理和ゲート回路を有し、前記3値の電気信号を生
成する前記符号器に出力される前記所定値の1/2の伝
送速度をもつ2系統の信号を生成するためのプリコード
を行い、第1および第2の多重回路が、前記プリコーダ
から出力されたN並列の信号を前記所定値の1/2の伝
送速度をもつ2系統の信号としてそれぞれN/2対1に
多重化して前記符号器に出力するようにし、前記プリコ
ーダにおいて、N並列の低速信号に対応したN並列の各
排他的論理和ゲート回路は、当該排他的論理和ゲート回
路の出力を当該排他的論理和ゲート回路の偶奇順序に応
じて前記第1あるいは前記第2の多重回路に出力すると
ともに、次番の排他的論理和ゲート回路の入力として出
力し、最終番の排他的論理和ゲート回路は、所定値分の
1のN倍時間分遅延した排他的論和出力を前記第1番の
排他的論理和ゲート回路の入力として出力するようにし
ているので、一層、低速にプリコード処理を行うことが
できるので、さらに高速処理が可能になるとともに、確
実なプリコード処理を行うことができるという効果を奏
する。
化しない直流光源を変調した光デュオバイナリー変調信
号を、光バンドパスフィルタが、当該光バンドパスフィ
ルタの2dB透過帯域を、前記光変調器から出力された
前記所定値の伝送速度をもつ変調光の中心周波数±0.
6×所定値以内としているので、波長多重を行う場合
に、多重数を多くすることができるという効果を奏す
る。
定値の周期で該光源の光強度の強弱を繰り返すパルス光
源としているので、安定した光伝送を行うことができる
という効果を奏する。
力する光パルスの光位相を、各パルス毎に180度変化
するようにしているので、CS−RZ変調方式を実現す
ることができ、この場合であっても狭帯域化が可能であ
り、波長多重数を増大させることができるという効果を
奏する。
タを、当該光バンドパスフィルタの2dB透過帯域が前
記光変調器から出力された前記所定値の伝送速度をもつ
変調光の中心周波数±1.1×所定値以内とし、狭帯域
化を図っているので、波長多重数を増大することができ
るという効果を奏する。
バンドパスフィルタの機能を有し、複数の変調光を波長
多重した波長多重光として出力するようにしているの
で、波長多重化を行う際、多重数を増大することができ
るという効果を奏する。
前記合波手段の前段に配置され、隣接する各変調光の偏
波を直交させ、合波手段が、前記所定値の伝送速度を有
した複数の前記変調光を波長多重した波長多重光として
出力し、この際、隣接する各変調光の波長間隔を前記所
定値の1.2倍以内としているので、波長多重数を増大
することができるという効果を奏する。
前記合波手段の前段に配置され、隣接する各変調光の偏
波を直交させ、合波手段が、前記所定値の伝送速度を有
した複数の前記変調光を波長多重した波長多重光として
出力し、この際、隣接する各変調光の波長間隔を前記所
定値の2.3倍以内としているので、パルス光源である
場合でも、波長帯域を狭めることができ、波長多重数を
増大することができるという効果を奏する。
体構成を示す図である。
信号波形を示すタイミングチャートである。
号器の構成を示す図である。
号器の構成を示す図である。
号器の構成を示す図である。
の符号器の構成を示す図である。
リコーダの構成を示す図である。
リコーダおよび符号器の構成を示す図である。
リコーダおよび符号器の構成を示す図である。
プリコーダおよび符号器の構成を示す図である。
よる各部のスペクトルとフィルタ特性とを示す図であ
る。
実現する多重装置の構成を示す図である。
る。
ルとフィルタ特性との関係を示す図である。
長多重を実現する多重装置の構成を示す図である。
を互いに直交させた多重化を説明する図である。
できる多重装置の構成を示す図である。
る。
を示す回路図である。
号波形を示すタイミングチャートである。
81,101 プリコーダ、3a,3b,3−1〜3−
N,53a,53b EXORゲート、3c,4e 遅
延器、4,14,24,34,44,100 符号器、
4a,4b フリップフロップ回路、4c,4d,14
a,34c,34d 増幅器、4f,32a,32b
加算器、5 光変調器、5a 位相変調部、6,90,
100光源、7 クロック発生器、24a,31a,3
1b,44a 遅延器、24b,44b 移相器、35
光変調器、35a,35b 光位相変調器、73a,
73b,74a,74b フリップフロップ回路、82
分周器、91,101多重部、92,102 光フィ
ルタ、93 合波器、103 合波器、104偏波調整
部。
Claims (17)
- 【請求項1】 複数のディジタル信号を時分割多重し、
この時分割多重された信号を符号器によって3値の電気
信号に変換し、光変調器がこの3値の電気信号によって
光源からの入力光を変調し、所定値の伝送速度をもつ光
信号として生成出力する多重化装置において、 前記符号器は、 前記所定値の1/2の伝送速度をもつ2系統の信号を、
該所定値の1/2の周波数で各系統の信号を保持して出
力する第1および第2のフリップフロップ回路と、 前記第1および第2のフリップフロップ回路から出力さ
れた各出力信号を加算して出力する加算手段と、 前記第2のフリップフロップ回路からの出力信号を、前
記加算手段の入力タイミング時に、前記第1のフリップ
フロップ回路から出力された出力信号に比して前記所定
値分の1の時間分遅延させる遅延手段と、 を備えたことを特徴とする多重装置。 - 【請求項2】前記第1および第2のフリップフロップ回
路からの出力信号をそれぞれ増幅する第1および第2の
増幅手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記
載の多重装置。 - 【請求項3】前記加算手段からの出力信号を増幅する第
3の増幅手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1
に記載の多重装置。 - 【請求項4】前記第1および第2の増幅手段あるいは前
記第3の増幅手段は、出力信号の振幅を一定レベル以上
に増幅させない飽和特性を有することを特徴とする請求
項2または3に記載の多重装置。 - 【請求項5】前記遅延手段は、前記第2のフリップフロ
ップ回路の後段に配置され、伝播遅延を有した伝送線路
であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに
記載の多重装置。 - 【請求項6】前記遅延手段は、 前記第2のフリップフロップ回路の前段に配置され、前
記第2のフリップフロップからの出力信号を、前記加算
手段の入力タイミング時に、前記第1のフリップフロッ
プ回路から出力された出力信号に比して前記所定値分の
1の時間分遅延させる時間遅延手段と、 前記第2のフリップフロップ回路のクロックタイミング
を180度シフトさせる移相手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つ
に記載の多重装置。 - 【請求項7】前記光変調器は、 入力光を2分岐する光分岐手段と、 前記光分岐手段が2分岐した光信号を合流させる光合流
手段と、 前記3値の電気信号によって、前記光分岐手段が2分岐
した一方の光信号の位相を変化する光位相変調手段と、 を備えたマッハツェンダ型光変調器であることを特徴と
する請求項1〜6のいずれか一つに記載の多重装置。 - 【請求項8】前記光変調器は、 入力光を2分岐する光分岐手段と、 前記光分岐手段が2分岐した光信号を合流させる光合流
手段と、 前記3値の電気信号によって、前記光分岐手段が2分岐
した一方の光信号の位相を変化する第1の位相変調手段
と、 前記3値の電気信号によって、前記光分岐手段が2分岐
した他方の光信号の位相を変化する第2の位相変調手段
と、 を備えたマッハツェンダ型光変調器であることを特徴と
する請求項1〜6のいずれか一つに記載の多重装置。 - 【請求項9】前記符号器は、 前記所定値の1/2の伝送速度をもつ2系統の信号をそ
れぞれ入力する第1および第2の排他的論理和ゲート回
路と、 前記第2の排他的論理和ゲート回路から出力された出力
信号を、前記所定値分の1の2倍の時間分遅延させる信
号遅延手段と、 を有したプリコーダを備え、 前記第1の排他的論理和ゲート回路は、前記所定値の1
/2の伝送速度をもつ2系統の信号のうちの1つの系統
の信号と前記信号遅延手段からの出力信号との排他的論
理和演算を行って前記第1のフリップフロップ回路に出
力するとともに、前記第2の排他的論理和ゲート回路に
出力し、前記第2の排他的論理和ゲート回路は、前記所
定値の1/2の伝送速度をもつ2系統の信号のうちの他
の系統の信号と前記第1の排他的論理和ゲート回路から
出力された出力信号との排他的論理和演算を行って前記
第2のフリップフロップ回路に出力するとともに、前記
信号遅延手段に出力することを特徴とする請求項1〜8
のいずれか一つに記載の多重装置。 - 【請求項10】N並列(Nは2の倍数)の低速信号が入
力されるN並列の排他的論理和ゲート回路を有し、前記
3値の電気信号を生成する前記符号器に出力される前記
所定値の1/2の伝送速度をもつ2系統の信号を生成す
るためのプリコードを行うプリコーダと、 前記プリコーダから出力されたN並列の信号を前記所定
値の1/2の伝送速度をもつ2系統の信号としてそれぞ
れN/2対1に多重化して前記符号器に出力する第1お
よび第2の多重回路と、 をさらに備え、 前記プリコーダにおいて、N並列の低速信号に対応した
N並列の各排他的論理和ゲート回路は、当該排他的論理
和ゲート回路の出力を当該排他的論理和ゲート回路の偶
奇順序に応じて前記第1あるいは前記第2の多重回路に
出力するとともに、次番の排他的論理和ゲート回路の入
力として出力し、最終番の排他的論理和ゲート回路は、
所定値分の1のN倍時間分遅延した排他的論和出力を前
記第1番の排他的論理和ゲート回路の入力として出力す
ることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載
の多重装置。 - 【請求項11】前記光変調器からの出力光を入力として
所定帯域の光スペクトルを選択出力する光バンドパスフ
ィルタをさらに備え、 前記光源は、光強度が時間的に変化しない直流光源であ
り、 前記光バンドパスフィルタは、当該光バンドパスフィル
タの2dB透過帯域が、前記光変調器から出力された前
記所定値の伝送速度をもつ変調光の中心周波数±0.6
×所定値以内であることを特徴とする請求項1〜10の
いずれか一つに記載の多重装置。 - 【請求項12】前記光源は、前記所定値の周期で該光源
の光強度の強弱を繰り返すパルス光源であることを特徴
とする請求項1〜10のいずれか一つに記載の多重装
置。 - 【請求項13】前記パルス光源が出力する光パルスの光
位相は、各パルス毎に180度変化することを特徴とす
る請求項12に記載の多重装置。 - 【請求項14】前記光変調器からの出力光を入力として
所定帯域の光スペクトルを選択出力する光バンドパスフ
ィルタをさらに備え、 前記光バンドパスフィルタは、当該光バンドパスフィル
タの2dB透過帯域が、前記光変調器から出力された前
記所定値の伝送速度をもつ変調光の中心周波数±1.1
×所定値以内であることを特徴とする請求項12または
13に記載の多重装置。 - 【請求項15】前記光バンドパスフィルタの機能を有
し、複数の変調光を波長多重した波長多重光として出力
する合波手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1
1または14に記載の多重装置。 - 【請求項16】前記所定値の伝送速度を有した複数の前
記変調光を波長多重した波長多重光として出力する合波
手段と、 前記合波手段の前段に、隣接する各変調光の偏波を直交
させる偏波面調整手段と、 をさらに備え、 隣接する各変調光の波長間隔を前記所定値の1.2倍以
内とすることを特徴とする請求項14に記載の多重装
置。 - 【請求項17】前記所定値の伝送速度を有した複数の前
記変調光を波長多重した波長多重光として出力する合波
手段と、 前記合波手段の前段に、隣接する各変調光の偏波を直交
させる偏波面調整手段と、 をさらに備え、 隣接する各変調光の波長間隔を前記所定値の2.3倍以
内とすることを特徴とする請求項12〜14のいずれか
一つに記載の多重装置。
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