JP2002280769A - 基板誤抜去防止装置 - Google Patents

基板誤抜去防止装置

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JP2002280769A
JP2002280769A JP2001078822A JP2001078822A JP2002280769A JP 2002280769 A JP2002280769 A JP 2002280769A JP 2001078822 A JP2001078822 A JP 2001078822A JP 2001078822 A JP2001078822 A JP 2001078822A JP 2002280769 A JP2002280769 A JP 2002280769A
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Tomonaga Ida
智永 井田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の基板が取り外しできるように実装され
る装置において、装置の状態を総合的に判断し、ある基
板が抜去されるべきでないときに、保守者等に誤って基
板を抜去されることのないように、基板をロックするこ
とができ、また、ロックできなかった場合は、その旨を
検知することができ、かつ基板枚数に比例したコストで
実現できる誤抜去防止装置を得ること。 【解決手段】 装置本体と、この装置本体にコネクタを
介して装着される基板とを有する装置において、基板の
何れかを抜去してよいか判定する基板抜去可能判定手段
と、この基板抜去可能判定手段が基板抜去禁止と判定し
た場合は、装着された基板が誤って抜去されることを防
ぐロック手段と、を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、装置本体にコネ
クタを介して基板を装着する装置において、装着された
基板が誤って抜去されることを防止する基板誤抜去防止
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】装置本体と装着される基板との関係を図
5,6に示す。基板1は、装置本体2に取り付けられた
バックボード4に対し、バックボード側コネクタ5と基
板側コネクタ6を介して電気的、機械的に接続されてお
り、基板1は、イジェクタ3を用いていつでも装置本体
2から取り外すことができる。
【0003】但し、このような装置本体と、装置本体に
装着された基板を持つ装置において、装置の動作中に基
板が抜去されると、装置本体や、装置本体に装着された
他の基板に電気的に影響を及ぼしたり、論理的な不整合
などを引き起こす可能性があり、物理的破損や、動作の
異状を来す可能性がある。
【0004】そのため、故障や機能変更のために基板を
交換する場合は、装置全体を止めてから交換作業を行う
必要があるが、全体の動作を停止できない装置では、電
気回路やソフトウェアなどに工夫をし、動作中に基板が
抜去されても問題がないようにされてきた。
【0005】但し、例えば抜去される基板が記憶装置で
ある場合、装置本体や他の基板が、抜去される基板にデ
ータを書きこんでいる途中にこの基板を抜去した場合、
書込み途中のデータは破壊されてしまい、再度挿入され
たときに復旧処理などが必要となり、処理が面倒である
上、信頼性に欠ける。
【0006】このように、電気的には動作中の基板の抜
去が行える構造の装置においても、被抜去基板又は他の
基板、装置本体などの論理的な状態により、基板を抜去
されない方が望ましい場合があり得る。
【0007】このような場合、従来は、基板に、基板が
動作中であること示すランプ等の通知手段を設け、ラン
プ点灯中は基板の抜去を禁止するなどの手段がとられて
きたが、保守者などがランプの状態に気づかずに基板を
誤って抜去するなどの事故が起こり得る。
【0008】これに対し、特開2000−151155
号公報では、装置本体側にロック手段を設け、装置本体
側から該基板への電力供給通知手段をもって装置本体側
のロック手段を動作させ、基板の誤抜去を防止してい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開2000
−151155号公報の方法では、拡張用などのために
用意されているが、現在の使用状況では取り付けられて
いない基板を装着する場所にもロック手段を設置する必
要があり、基板を挿入しないにも拘わらずロック手段分
のコストを要するため、不経済である。ロック手段のた
めに増加するコストは、基板の装着数に比例するのが望
ましい。
【0010】また、特開2000−151155号公報
の方法では、ロック手段の動作条件は、基板への電力供
給のみであり、基板の論理的状態は考慮に入っていな
い。電力供給は継続したままでも、基板の抜去が可能な
状態も存在する。
【0011】さらに、装置本体側の製造に半田付けなど
の処理が必要でない場合、特開2000−151155
号公報の方法では、ロック手段を装置本体側へ取り付け
るため、新たに半田付けを行うなどの処理が必要で、装
置本体の製造コストが上がる。
【0012】さらに、特開2000−151155号公
報の方法では、ロック機構が何らかの外部要因(異物、
人間の故意、機構の誤差など)により正常に動作しなか
った場合は、基板の誤抜去を阻止することができない。
【0013】もともと動作中の基板抜去が可能である装
置において、基板への電源供給状況だけでなく、装置内
の処理の状況も含めた総合的な条件判断により、一時的
にある基板の抜去を禁止した方が装置全体の安定動作な
どのために有効である場合に、個別の基板の抜去を物理
的に禁止する必要がある。
【0014】また、このような手段を追加するコスト
は、装置本体への基板の装着枚数に比例したコストであ
る必要がある。
【0015】さらに、このような手段を追加するにあた
り、装置本体の製造コストの増加は避けるべきである。
【0016】また、ロック機構が何らかの外部要因(ご
みや異物、人間の故意、機構の誤差など)により正常に
動作しなかった場合は、ロックは行われないものの、ロ
ックが行われていない事実を管理者や操作者等へ通知
し、注意を喚起する必要がある。
【0017】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、多数の基板が取り外しできる
ように実装される装置において、装置の状態を総合的に
判断し、ある基板が抜去されるべきでないときに、保守
者等に誤って基板を抜去されることのないように、基板
をロックすることができ、また、ロックできなかった場
合は、その旨を検知することができ、かつ基板枚数に比
例したコストで実現できる誤抜去防止装置を提供するこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る基板誤抜
去防止装置は、装置本体と、この装置本体にコネクタを
介して装着される基板とを有する装置において、基板の
何れかを抜去してよいか判定する基板抜去可能判定手段
と、この基板抜去可能判定手段が基板抜去禁止と判定し
た場合は、装着された基板が誤って抜去されることを防
ぐロック手段と、を備えたものである。
【0019】また、ロック手段の実際の動作状態を検出
する動作状態検出手段を備えたものである。
【0020】また、ロック手段は、基板上に固定された
可動部駆動装置と、この可動部駆動装置により駆動され
る可動部と、装置本体側に設けられた可動部が嵌合する
嵌合部と、を備え、基板抜去可能判定手段からの信号に
より抜去を禁止された場合は、可動部駆動装置が可動部
を駆動し、可動部が嵌合部と嵌合することにより基板の
抜去を防止するものである。
【0021】また、可動部駆動装置は可動部の突出のみ
を行う構成であり、基板抜去可能判定手段からの信号に
より抜去を許可された場合は、可動部駆動装置への通電
を遮断し、バネ力により可動部を可動部が嵌合部と嵌合
しないようにすることにより基板の抜去を可能とするも
のである。
【0022】また、可動部駆動装置は可動部の突出のみ
を行う構成であり、基板抜去可能判定手段からの信号に
より抜去を許可された場合は、可動部駆動装置への通電
を遮断し、可動部の自重により可動部が嵌合部と嵌合し
ないようにすることにより基板の抜去を可能とするもの
である。
【0023】また、可動部駆動装置は突出・退去の双方
を行う構成であり、基板抜去可能判定手段からの信号に
より抜去を許可された場合は、可動部駆動装置が可動部
を抜去禁止時と逆方向に駆動し、可動部が嵌合部と嵌合
しないようにすることにより基板の抜去を可能とするも
のである。
【0024】また、基板抜去可能判定手段は、被抜去基
板または被抜去基板以外の別の基板または装置本体に存
在し、被抜去基板または被抜去基板以外の別の基板また
は装置本体の動作状況、処理状況、故障状況などによ
り、被抜去基板が抜去可能かどうかを判断して可動部駆
動装置を駆動するものである。
【0025】また、動作状態検出手段は、ロック手段に
おける可動部の位置を検出する位置検出手段を有し、基
板抜去可能判定手段により判断された抜去可能状態に対
し、ロック手段が所望の動作を行ったかどうかを、ロッ
ク手段における可動部の位置を位置検出手段で検出する
ことで検知し、所望の動作を行っていないと判断される
場合は、管理者や操作者などに通知するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。 実施の形態1.図1,2は実施の形態1を示す図で、図
1は装置本体に基板が取り付けられて基板が抜去可能時
の状態を示す平面図、図2は基板が抜去禁止時の平面図
である。図において、1は装置に装着される基板、2は
装置本体、3は基板1を装置本体2から抜去するための
イジェクタ、4は装置本体2に取り付けられたバックボ
ード、5はバックボード側コネクタ、6は基板側コネク
タ、7は可動部駆動装置の一例のソレノイド、8はソレ
ノイド7で駆動される鉄心、9は鉄心8に取り付けられ
たリンク、10はリンク9に取り付けられた可動部の一
例の固定棒、11は固定棒10を付勢するバネ、12は
固定棒10を案内するガイド、13は固定棒10が嵌合
する装置本体2に設けられた嵌合部である嵌合穴、14
はソレノイド7を制御する基板抜去可能判定手段であ
る。
【0027】図2に示す状態であり、基板抜去可能判定
手段14において、基板1が抜去可能であると判定され
ている場合、基板抜去可能判定手段14はソレノイド7
への通電を遮断する。これにより固定棒10とリンク9
は、バネ11の引張力により図下側に引っ張られるた
め、固定棒10はガイド12に沿って装置本体2に設け
られた嵌合穴13から基板1側に退去し、図1に示す状
態となるため、基板1は従来通りイジェクタ3により装
置本体2から抜去することができる。
【0028】一方、図1に示す状態であり、基板抜去可
能判定手段14において、基板1が抜去不可能(抜去禁
止)であると判定されている場合、基板抜去可能判定手
段14は、ソレノイド7へ通電する。ソレノイド7は、
鉄心8をバネ11の引張力に抗して図下側に引き込むた
め、リンク9は図の反時計方向に回転し、固定棒10は
ガイド12に沿って基板1の外側向きに押し出され、図
2に示す状態となるため、固定棒10は装置本体2に設
けられた嵌合穴13に嵌合し、基板1は装置本体2から
抜去することができなくなる。
【0029】基板抜去可能判定手段14の具体例を述べ
る。CPU(中央処理装置)を搭載したある基板(以下
CPU基板)があり、このCPU基板の記憶装置として
同様に装置本体に装着されている別の基板(以下、記憶
装置基板)を用いている場合を仮定する。CPU基板が
記憶装置基板を使用している間は、記憶装置基板および
CPU基板を抜去することが装置の都合上不都合である
場合、CPU基板が記憶装置基板を使用していることを
検知する手段を基板抜去可能判定手段としてCPU基板
上、または記憶装置基板上に装備すれば、CPU基板が
記憶装置基板を使用している間は、双方の基板を抜去す
ることを不可能とすることができる。
【0030】このような基板抜去可能判定手段14は、
装置本体、抜去を阻止したい基板、または抜去を阻止し
たい基板以外の基板の一部、または全てに任意に存在さ
せることができる。
【0031】また、基板抜去可能判定手段14の判定基
準も、装置の機能、構成などにより柔軟に決定すること
ができる。段落番号0029に記載した上記基板抜去可
能判定手段14の具体例はその一例である。
【0032】なお、ロック手段としては、図1ではソレ
ノイドを用いたものを表わしたが、モータやそのほかの
電気的に駆動できるアクチュエータを用いることで同様
のロック手段を構成することができる。
【0033】上述の実施の形態によれば、基板への電源
供給状況だけでなく、装置内の処理の状況も含めた総合
的な条件判断により、一時的にある基板の抜去を禁止し
た方が装置全体の安定動作などのために有効である場合
に、個別の基板の抜去を物理的に禁止することができ
る。
【0034】また、ロック手段のほとんどの部分は基板
上にあるため、ロック手段のコストは、装置本体に実装
される基板の枚数に比例することになるので、適正なコ
ストで製造することができる。
【0035】さらに、装置本体2に必要な構造は、嵌合
穴13だけであり、装置本体2がもともと電気的な構造
が無いものである場合は、新たに電気的構造を取り付け
ることがないので、安価に作ることができる。
【0036】実施の形態2.上記実施の形態1では、基
板1の抜去を許可するときに、固定棒10を嵌合穴13
から退去させるために、バネ11を用いたが、図1にお
いて、抜去可能時にソレノイド7が動作しない状態にお
いて、固定棒10の自重で固定棒10が嵌合穴13から
退去するように設計すれば、バネ11は必ずしも必要で
はない。
【0037】バネ11が不要となることで、部品点数が
減りコストダウンになる。
【0038】実施の形態3.図3は実施の形態3を示す
図で、基板の平面図である。実施の形態1では、ソレノ
イド7として鉄心8をソレノイド7内へ引き込むことし
かできないものを用いたが、ソレノイド7の代わりに鉄
心8の突出、退去の双方を行える構造の可動部駆動装置
の一例のソレノイド19を用いれば、鉄心8を可動部と
して固定棒10の代用として用いることができる。
【0039】これにより、リンク9、固定棒10、バネ
11、ガイド12が不要になるので、さらに安価かつ小
型化を実現することができる。
【0040】実施の形態4.ロック機構に、動作状態検
出手段としてスイッチや光インタラプタ(光源と受光器
をもち、それらの間を遮断または反射する物体の有無を
検出できる装置)などの機械的位置を検出する装置を付
加すれば、ロック機構が正常に動作したかどうかを検出
することができ、万一障害物や、バックボード側コネク
タ5、基板側コネクタ6の嵌合不良などにより正常にロ
ックが行われなかった場合、そのことを管理者や操作者
等に二次的方法により通知することができるので、その
信頼性を向上することができる。
【0041】図4は実施の形態4を示す図で、図1に動
作状態検出手段を追加した平面図である。実施の形態1
に対し、固定棒10に突起15を設け、ロック解除中に
突起15がスイッチ16を押し、ロック中はスイッチ1
6が押されないような構造を追加し、スイッチ16の状
態を基にランプ制御手段17によってロック状態表示ラ
ンプ18を制御し、ロック機構が正常に動作したかどう
かを確認できるようにした。
【0042】このように、ロック機構の動作状態を検出
することで、ロック機構が正常に動作しなかった場合
に、二次的方法により管理者や操作者に知らせることが
できるので、より確実に基板の誤抜去を防止することが
できる。
【0043】同様の機構を他の実施の形態に適用するこ
とで、同様の効果を得ることができる。
【0044】
【発明の効果】この発明に係る基板誤抜去防止装置は、
基板抜去可能判定手段が基板抜去禁止と判定した場合
は、装着された基板が誤って抜去されることを防ぐこと
により、ある基板が抜去されるべきでないときに、保守
者等に誤って基板を抜去されることのないように、基板
をロックすることができる。
【0045】また、ロック手段の実際の動作状態を検出
する動作状態検出手段を設けることで、ロック手段が正
常に動作しない場合でも、確実に誤抜去を防止すること
ができる。
【0046】また、ロック手段のほとんどの部分は基板
上にあるため、ロック手段のコストは、装置本体に実装
される基板の枚数に比例することになるので、適正なコ
ストで製造することができる。
【0047】また、可動部の自重により可動部が嵌合部
と嵌合しないようにすることにより、部品点数が減りコ
ストダウンになる。
【0048】また、可動部駆動装置は突出・退去の双方
を行う構成で、基板抜去可能判定手段からの信号により
抜去を許可された場合に、可動部駆動装置が可動部を抜
去禁止時と逆方向に駆動し、可動部が嵌合部と嵌合しな
いようにすることにより、可動部駆動装置の構成が簡略
化され、コストダウンになる。
【0049】また、装置本体、抜去される基板、または
装置本体に装着された他の基板の状態により、基板の抜
去の許可・不許可を柔軟に判断できる。
【0050】また、動作状態検出手段は、ロック手段に
おける可動部の位置を検出する位置検出手段を有し、基
板抜去可能判定手段により判断された抜去可能状態に対
し、ロック手段が所望の動作を行ったかどうかを、ロッ
ク手段における可動部の位置を位置検出手段で検出する
ことで検知し、所望の動作を行っていないと判断される
場合は、管理者や操作者などに通知することにより、ロ
ック手段が正常に動作しなかった場合に、二次的方法に
より管理者や操作者に知らせることができるので、より
確実に誤抜去を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を示す図で、基板の抜去可能時
の状態を示す平面図である。
【図2】 実施の形態1を示す図で、基板の抜去禁止時
の状態を示す平面図である。
【図3】 実施の形態3を示す図で、基板の平面図であ
る。
【図4】 実施の形態4を示す図で、図1に動作状態検
出手段を追加した平面図である。
【図5】 従来の装置本体へ基板を取り付けた状態を示
す平面図である。
【図6】 従来の装置本体へ基板を挿入する直前の状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基板、2 装置本体、3 イジェクタ、4 バック
ボード、5 バックボード側コネクタ、6 基板側コネ
クタ、7 ソレノイド、8 鉄心、9 リンク、10
固定棒、11 バネ、12 ガイド、13 嵌合穴、1
4 基板抜去可能判定手段、15 突起、16 スイッ
チ、17 ランプ制御手段、18 ロック状態表示ラン
プ、19 ソレノイド。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体と、この装置本体にコネクタを
    介して装着される基板とを有する装置において、 前記基板の何れかを抜去してよいか判定する基板抜去可
    能判定手段と、 この基板抜去可能判定手段が基板抜去禁止と判定した場
    合は、装着された基板が誤って抜去されることを防ぐロ
    ック手段と、を備えたことを特徴とする基板誤抜去防止
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック手段の実際の動作状態を検出
    する動作状態検出手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の基板誤抜去防止装置。
  3. 【請求項3】 前記ロック手段は、前記基板上に固定さ
    れた可動部駆動装置と、この可動部駆動装置により駆動
    される可動部と、前記装置本体側に設けられた前記可動
    部が嵌合する嵌合部と、を備え、前記基板抜去可能判定
    手段からの信号により抜去を禁止された場合は、前記可
    動部駆動装置が前記可動部を駆動し、前記可動部が前記
    嵌合部と嵌合することにより前記基板の抜去を防止する
    ことを特徴とする請求項1記載の基板誤抜去防止装置。
  4. 【請求項4】 前記可動部駆動装置は前記可動部の突出
    のみを行う構成であり、前記基板抜去可能判定手段から
    の信号により抜去を許可された場合は、前記可動部駆動
    装置への通電を遮断し、バネ力により前記可動部を前記
    可動部が前記嵌合部と嵌合しないようにすることにより
    前記基板の抜去を可能とすることを特徴とする請求項3
    記載の基板誤抜去防止装置。
  5. 【請求項5】 前記可動部駆動装置は前記可動部の突出
    のみを行う構成であり、前記基板抜去可能判定手段から
    の信号により抜去を許可された場合は、前記可動部駆動
    装置への通電を遮断し、前記可動部の自重により前記可
    動部が前記嵌合部と嵌合しないようにすることにより前
    記基板の抜去を可能とすることを特徴とする請求項3記
    載の基板誤抜去防止装置。
  6. 【請求項6】 前記可動部駆動装置は前記可動部の突出
    ・退去の双方を行う構成であり、前記基板抜去可能判定
    手段からの信号により抜去を許可された場合は、前記可
    動部駆動装置が前記可動部を抜去禁止時と逆方向に駆動
    し、前記可動部が前記嵌合部と嵌合しないようにするこ
    とにより前記基板の抜去を可能とすることを特徴とする
    請求項3記載の基板誤抜去防止装置。
  7. 【請求項7】 前記基板抜去可能判定手段は、被抜去基
    板または被抜去基板以外の別の基板または前記装置本体
    に存在し、前記被抜去基板または前記被抜去基板以外の
    別の基板または前記装置本体の動作状況、処理状況、故
    障状況などにより、前記被抜去基板が抜去可能かどうか
    を判断して前記可動部駆動装置を駆動することを特徴と
    する請求項1記載の基板誤抜去防止装置。
  8. 【請求項8】 前記動作状態検出手段は、前記ロック手
    段における可動部の位置を検出する位置検出手段を有
    し、前記基板抜去可能判定手段により判断された抜去可
    能状態に対し、前記ロック手段が所望の動作を行ったか
    どうかを、前記ロック手段における可動部の位置を前記
    位置検出手段で検出することで検知し、所望の動作を行
    っていないと判断される場合は、管理者や操作者などに
    通知することを特徴とする請求項2記載の基板誤抜去防
    止装置。
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