JP2002280763A - シャーシ構造 - Google Patents

シャーシ構造

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JP2002280763A
JP2002280763A JP2001075745A JP2001075745A JP2002280763A JP 2002280763 A JP2002280763 A JP 2002280763A JP 2001075745 A JP2001075745 A JP 2001075745A JP 2001075745 A JP2001075745 A JP 2001075745A JP 2002280763 A JP2002280763 A JP 2002280763A
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JP
Japan
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chassis
circuit board
printed circuit
printed board
slide insertion
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JP2001075745A
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Masaharu Suematsu
雅春 末松
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シャーシと別体の部品を用いず、スライド挿
入されるプリント基板をガイドするシールド性能のよい
シャーシ構造を提供する。 【解決手段】 本発明のシャーシ構造において、プリン
ト基板ガイドは、シャーシ11の上下面11a,11b
のスライド挿入路14a,14bの両側に、シャーシの
内側に突出する複数のバーリング凸部12を配置して構
成される。バーリング凸部12の円筒形状の側面は、プ
リント基板13がスライド挿入路に沿って挿入されると
き、プリント基板の外縁をガイドし、シャーシの上面お
よび下面と協働してプリント基板をスムーズにシャーシ
内に収容する。このように、プリント基板ガイドは、シ
ャーシを構成する部材の一部から形成され、シャーシと
別体の部材を必要とせず、円弧面をプリント基板のスラ
イド挿入路に向けているのでプリント基板をスムーズに
シャーシの中に受け容れることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシャーシ構造に関
し、特に、スライド挿入路に沿ってシャーシの中にプリ
ント基板をスライド挿入するためにシャーシの内面に設
けられたプリント基板ガイド手段によって、スライド挿
入時にプリント基板の外縁部分をガイドするシャーシ構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3(a)は、上述のシャーシ構造の従
来例を示す平面図、図3(b)は、図3(a)の正面図
である。このシャーシ構造においては、鋼鈑で作られた
シャーシ51の適切な所にレール部品52を取り付ける
ための孔を設け、その孔を使用してレール部品52をね
じ54で固定する。レール部品52には、プリント基板
53がシャーシ51にスライド挿入されるときに、プリ
ント基板53の外縁をガイドするためのスライド挿入路
となるガイド溝52aが設けられている。この場合、レ
ール部品52は、プリント基板53がスライド挿入され
ると、ガイド溝52aによってプリント基板53の外縁
を挟んでガイドする。
【0003】図4(a)は、シャーシ構造の他の従来例
を示す平面図、図4(b)は、図4(a)の正面図であ
る。このシャーシ構造においては、鋼鈑で作られたシャ
ーシ61の適切な所、すなわち、プリント基板63のス
ライド挿入路の両側に、スライド挿入路に沿って長方形
の大きめな切欠穴62aを設ける。この切欠穴62aの
プリント基板63のスライド挿入路に面した側におい
て、切欠穴62aの縁を曲げて折り曲げ62を形成す
る。このように、スライド挿入路を挟んで互いに対面す
るように形成された折り曲げ62は、プリント基板63
がスライド挿入路に沿って挿入されると、協働してプリ
ント基板63の外縁を挟んでガイドする。さらなる従来
例としては、特開2000−59052号公報に開示さ
れているように、シャーシに取り付けられた支持部に対
してプリント基板を弾性部材を用いて押圧することによ
り、プリント基板をシャーシに固定するシャーシ構造が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の第1および第3
の従来例においては、ガイド用のレール部品や保持用の
弾性部材などのシャーシとは別体の部品を必要とし、ま
た、それらの取り付けも必要となり、コスト高となる。
また、第2の従来例においては、長方形の大きめな穴加
工とその一辺における曲げ加工が必要となり、大きめな
穴がシールド性能を劣化させることと曲げ加工が容易で
ないという問題がある。
【0005】本発明は、上記の問題を解決すべくなされ
たものであって、シャーシと別体の部品を用いずに、シ
ールド性能の劣化もあまり起こさず、加工が容易であっ
て、スライド挿入されるプリント基板をガイドし、ある
いは、保持することができるシャーシ構造を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために、本発明は、スライド挿入路に沿ってシャーシの
中にプリント基板をスライド挿入するためにシャーシの
内面に設けられたプリント基板ガイドによって、スライ
ド挿入時にプリント基板の外縁部分をガイドするシャー
シ構造であって、前記プリント基板ガイドがスライド挿
入路に円弧面を向けてスライド挿入路の両側に沿って配
置されるように、シャーシに設けられた複数の円弧状凸
部からなることを特徴とするものである。
【0007】このような構成によれば、プリント基板ガ
イドは、シャーシを構成する部材の一部から形成するこ
とができるので、シャーシと別体の部材を必要とせず、
一般的なバーリング加工で行えるので加工が容易であ
り、円弧面をプリント基板のスライド挿入路に向けてい
るのでプリント基板を押圧してガイドしつつスムーズに
シャーシの中に受け容れることができる。
【0008】そして、本発明の実施の形態では、シャー
シ11の上面11aと下面11bとのスライド挿入路1
4a,14bの両側に、シャーシの内側に突出する複数
のバーリング凸部12を配置している。バーリング凸部
12の円筒形状の側面は、プリント基板13がスライド
挿入路14a,14bに沿って挿入されるとき、プリン
ト基板13の外縁をガイドし、シャーシ11の上面11
aおよび下面11bと協働してプリント基板13をスム
ーズにシャーシ内に収容する。また、この変形例とし
て、バーリング凸部22が規制するスライド挿入路24
a,24bをプリント基板23の板厚より狭くなるよう
に、バーリング凸部22を千鳥状に配置すれば、プリン
ト基板の弾性力を利用してより確実にプリント基板を保
持することができ、この両者の接続部を介してプリント
基板のアースパターン25とシャーシグランドとの接続
にも利用できることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面に基づいて説明する。図1は実施の形態1を
示す図であり、図1(a)は、実施の形態1のシャーシ
構造を示す斜視図、図1(b)は、図1(a)のシャー
シの下面を上方から見た平面図、図1(c)は、図1
(a)の下面についてラインA−Aから見た断面図であ
る。図2は実施の形態2を示す図であり、図2(a)
は、実施の形態2のシャーシ構造を示す斜視図、図2
(b)は、図2(a)のシャーシの下面を上方から見た
平面図、図2(c)は、図2(a)の下面についてライ
ンB−Bから見た断面図である。
【0010】実施の形態1.図1(a)によって示され
たシャーシ構造において、電子機器を構成するプリント
基板13は、筐体を構成するシャーシ11の上面11a
および下面11bに直角となるように、その上下の外縁
部がスライド挿入路14a,14bに沿ってシャーシ内
部にスライド挿入される。シャーシ11の上面11aお
よび下面11bにおけるスライド挿入路14a,14b
の両側には、シャーシ11のシャーシ面に直角に内側方
向に突出する円筒形状のバーリング凸部12が複数配置
されている。この例においては、図1(b)に示される
ように、スライド挿入路を挟んでバーリング凸部12が
一対をなすように向かい合っており、プリント基板13
がこれら複数の対の間を縫ってスライド挿入される。
【0011】上述の例の場合、バーリング凸部12が規
制するスライド挿入路としての隙間s1は、図1(c)
に示されるように、プリント基板13の板厚t1よりも
0.2mm程度広くなるように設定するのが望ましい。
また、バーリング凸部12は、先端面開放の円筒状に突
出しているので、挿入されてくるプリント基板13のエ
ッジは、バーリング凸部12の側面に当接したとして
も、そこは円筒面なのでスムーズに通過することができ
る。図4の従来例に比較し、バーリング凸部12の径は
充分に小さくすることができるので、シールド性能を劣
化させることもない。また、この例では、バーリング凸
部12の断面が円形になる円筒形にしたが、スライド挿
入路14a,14b側が滑らかな面であればよく、円筒
形に限定されるものではない(例えば、断面が楕円形や
卵形)。先端面が開放されたバーリング凸部12のよう
な形状の代わりに、先端面が閉じられた円筒形のキャッ
プ状(絞り形状)に成形してもよい。この場合、シール
ド性能には全く影響を与えないこととなる。
【0012】実施の形態2.次に、図2を参照してもう
一つの実施の形態について説明する。図2(a)によっ
て示されたシャーシ構造において、電子機器を構成する
プリント基板23は、シャーシ21の上面21aおよび
下面21bに直角となるように、その上下の外縁部がス
ライド挿入路24a,24bに沿ってシャーシ内部にス
ライド挿入される。シャーシ21の上面21aおよび下
面21bにおけるスライド挿入路24a,24bの両側
には、シャーシ21の内側方向に突出する円筒形状のバ
ーリング凸部22が複数配置されている。この例におい
ては、図2(b)に示されるように、スライド挿入路2
4a,24bを挟んでバーリング凸部22が千鳥状に配
置されており、プリント基板123がこれら複数のバー
リング凸部22の間を縫ってスライド挿入される。
【0013】上述の例の場合、バーリング凸部22が規
制するスライド挿入路24a,24bとしての隙間s2
は、図2(c)に示されるように、プリント基板23の
板厚t2よりも0.1mm程度狭くなるように設定され
ている。したがって、プリント基板23がバーリング凸
部22によって規制されるスライド挿入路24a,24
bに挿入されると、プリント基板23は、若干弾性変形
する。この弾性変形により、プリント基板23は、がた
つきなくシャーシ内に保持され、対振動性が向上する。
また、アースパターン25をプリント基板23の外縁部
分に配置しておけば、この弾性変形により、プリント基
板23のアースとバーリング凸部22との間に確実な電
気的接触を得ることができ、プリント基板23に搭載さ
れた回路に必要なグランドとの確実な接続を獲得でき
る。この場合、バーリング凸部22の断面は円形なの
で、アースパターンとの接触面積はあまり大きくないた
め、接触圧が高くなり、両者の食い付きがよくなる。そ
の他、バーリング凸部22の性質および各種の形状など
については、図1の例と同じことがいえる。
【0014】以上の実施の形態においては、電子機器の
内部にプリント基板を挿入配置する筐体構造において、
前記筐体内のプリント基板を挿入する略基板厚のスライ
ド部分の両側に複数の円弧状凸部を配置することで、プ
リント基板を支持するガイドとして形成し、前記複数の
円弧状凸部が前記プリント基板挿入時に該基板との近接
部分が円弧による押圧により固定される。
【0015】図2に示されるように、円弧状凸部を千鳥
状に配置することで、複数の円弧状凸部が前記プリント
基板挿入時に該基板との近接部分が円弧による押圧によ
り固定されることとなる。
【0016】また、筐体のプリント基板挿入部を板金加
工することで、前記円弧状凸部を形成し、プリント基板
の円弧状凸部接触部付近の少なくとも一つの個所にアー
ス部を設け、円弧状凸部と接触することにより、筐体を
アースする構造が開示されている。
【0017】
【発明の効果】本発明のシャーシ構造は、以上において
説明したように構成されているので、バーリング凸部か
ら構成されるプリント基板ガイド手段は、シャーシを構
成する部材の一部から形成され、シャーシと別体の部材
を必要とせず、部品点数および取り付け工数を低減する
ことができ、加工もバーリング加工なので、ごく普通の
加工で容易である。また、円弧面をプリント基板のスラ
イド挿入路に向けているのでプリント基板をスムーズに
シャーシの中に受け容れることができる。また、シャー
シにあける穴の面積が小さいので、シールド性能を劣化
させることが少ない。また、この変形例として、バーリ
ング凸部が規制するスライド挿入路をプリント基板の板
厚より狭くなるように千鳥状に配置すれば、プリント基
板の弾性力を利用してより確実に保持することができ、
グランドとの接続にも利用できることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の実施の形態1のシャーシ構
造を示す斜視図であり、(b)は(a)のシャーシの下
面を上方から見た平面図であり、(c)は(a)の下面
についてラインA−Aから見た断面図である。
【図2】(a)は、本発明の実施の形態2のシャーシ構
造を示す斜視図であり、(b)は(a)のシャーシの下
面を上方から見た平面図であり、(c)は(a)の下面
についてラインB−Bから見た断面図である。
【図3】(a)はシャーシ構造の従来例を示す平面図で
あり、(b)は(a)の断面図である。
【図4】(a)はシャーシ構造の他の従来例を示す平面
図であり、(b)は(a)の断面図である。
【符号の説明】
11,21 シャーシ、11a,21a 上面、11
b,21b 下面、12,22 バーリング凸部、1
3,23 プリント基板、14a,14b,24a,2
4b スライド挿入路、t1,t2 プリント基板の板
厚、s1,s2 スライド挿入路としての隙間。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライド挿入路に沿ってシャーシの中に
    プリント基板をスライド挿入するためにシャーシの内面
    に設けられたプリント基板ガイドによって、スライド挿
    入時にプリント基板の外縁部分をガイドするシャーシ構
    造であって、 前記プリント基板ガイドがスライド挿入路に円弧面を向
    けてスライド挿入路の両側に沿って配置されるように、
    シャーシに設けられた複数の円弧状凸部からなることを
    特徴とするシャーシ構造。
JP2001075745A 2001-03-16 2001-03-16 シャーシ構造 Withdrawn JP2002280763A (ja)

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Effective date: 20080603