JP2002279854A - キーボード用スイッチ装置 - Google Patents

キーボード用スイッチ装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐塵性に優れ、ラバーキャップ108への押
圧力(操作圧)の変動を少なくして、信頼性のあるキー
ボード用スイッチ装置を提供する。 【解決手段】昇降可能な複数のキートップ50と、各キ
ートップ50を上方にそれぞれ弾性付勢し、ドーム状の
内部の天井部に可動電極を有するラバーキャップ40
と、各ラバーキャップ40が上面に貼付けられ、キート
ップ50の昇降動作に伴って変形するラバーキャップ4
0を介して、可動電極42と接離可能な第1、第2固定
電極32,33を有する絶縁性シート30と、絶縁性シ
ート30を上方に積層したベースプレート10とを備
え、絶縁性シート30は、ラバーキャップ40のドーム
状内部で、第1、第2固定電極32,33の近傍に穴部
30fを有し、絶縁性シート30とベースプレート10
間には、キートップ50の配列方向に対応した複数の長
孔部22を有するスペーサシート20が積層されて配設
され、長孔部22と穴部30fとを通ずるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーボード用スイ
ッチ装置に関し、特にノート型のパーソナルコンピュー
タやノート型ワードプロセッサなどに搭載される薄型の
キーボードに使用して好適なキーボード用スイッチ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のキーボード用スイッチ装置100
は、図8に示すように、ラバーキャップ108を有する
メンブレンスイッチ107を有している。このメンブレ
ンスイッチ107は、絶縁性のフィルムシート107a
上にスイッチ素子である、互いに対向する第1と第2の
電極107b、107cが印刷等により形成されてい
る。この第1、第2電極107b、107cは、後述す
るラバーキャップ108の導電部108bが接触するこ
とにより、電気的に導通してスイッチON状態になるよ
うになっている。
【0003】また、第1、第2電極107b、107c
の周辺には、第1、第2電極107b、107cを露出
させた状態で、所定の厚さのレジスト膜107dが形成
され、このレジスト膜107dにより、第1、第2電極
107b、107cから引き出された配線パターン(図
示せず)の上面が覆われて絶縁されている。また、第1
あるいは第2電極107b、107c近傍のフィルムシ
ート107aには、空気孔107fが打ち抜き形成され
ている。
【0004】また、第1、第2電極107b、107c
上には、内部がドーム状に形成されたラバーキャップ1
08が配設されている。このラバーキャップ108は、
内部のドーム状の天井部から下方に突出して押圧突起1
08aが形成され、この押圧突起108aの下端部に
は、導電性の膜からなる導電部108bが印刷等により
形成されている。また、ラバーキャップ108には、ド
ーム状の天井部から上方に突出する円形状の頂部108
cが形成されている。また、ドーム状の下部にはスカー
ト部108dが形成され、このスカート部108dが、
接着剤等でメンブレンスイッチ107のレジスト膜10
7d上に固着されて、メンブレンスイッチ107とラバ
ーキャップ108とが一体化されている。
【0005】また、メンブレンスイッチ107の下部に
は、アルミニウム等の金属板からなる平坦状のメタルプ
レート109が配設されている。このメタルプレート1
09には、メンブレンスイッチ107の空気孔107f
が位置する部分に、同じ大きさの空気孔109fが打ち
抜き形成されており、ラバーキャップ108が押圧され
て変形したときに、ラバーキャップ108内部の空気が
空気孔107f、109fを通じて外部に逃げて、ラバ
ーキャップ108が変形容易になっている。ところで、
ラバーキャップ108を下方に押し下げると、ラバーキ
ャップ108内部の容積が一旦減少し、その後、ラバー
キャップ108の復帰と共に、その容積内に空気孔10
7f、109fを通じて外部から空気が流入する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなメンブレン
スイッチ107のスイッチング動作が行われると、空気
とともにごみや埃などがラバーキャップ108内部に侵
入して、第1、第2電極107b、107cおよび導電
部108bに付着するおそれがある。そして、ラバーキ
ャップ108を押し下げて、スイッチング動作(スイッ
チオン動作)するにも、これらごみや埃により、第1、
第2電極107b、107cと導電部108bとの接触
が妨げられ、導通しないおそれがある。
【0007】そこで、これらごみや埃がラバーキャップ
108の内部に侵入しにくくするために、空気孔107
f、109fの径を小さくすることが考えられるが、キ
ーボードとして配列された多数のラバーキャップ108
が同時に複数個押し下げられられると、その作動に要す
る押圧力を増大させなければならないので、空気孔10
7f、109fの径を小さくすることができない。
【0008】近年、ノート型パーソナルコンピュータ
は、その普及に伴って、益々薄型化が要求されてきてい
る。したがって、キーボードでは、上記キーボード用ス
イッチ装置100の下部、すなわちメタルプレート10
9と図示しない構成ユニットのケース部材の間の隙間が
十分に取れなくなってきている。そして、メタルプレー
ト109とケース部材と密着した場合には、スイッチン
グ動作のため、ラバーキャップ108を押し下げようと
したときに、ラバーキャップ108内部の空気が空気孔
107f、109fを通じて外部に逃げることができ
ず、ラバーキャップ108を十分に押し下げることがで
きないことがある。そのため、ラバーキャップ108へ
の押圧力(操作圧)が変動してしまい、そのメンブレン
スイッチ107のクリック感などのフィーリングも悪く
なる。
【0009】本発明の目的は、耐塵性に優れ、ラバーキ
ャップ108への押圧力(操作圧)の変動を少なくし
て、信頼性のあるキーボード用スイッチ装置を簡単な構
成で提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも1
つを解決するための第1の解決手段として、昇降可能な
キートップと、該キートップを上方に弾性付勢する弾性
キャップと、各弾性キャップが上面に設けられ、キート
ップの昇降動作に伴って変形する弾性キャップを介し
て、スイッチングを行うシートスイッチと、シートスイ
ッチを上方に積層したベースプレートとを備え、シート
スイッチは、弾性キャップの内部に配置された第1の通
気孔を有し、シートスイッチとベースプレート間には、
空気逃げ部を有するスペーサシートが積層されて配設さ
れ、空気逃げ部と第1の通気孔とを通ずるようにしたも
のである。
【0011】また、第2の解決手段として、空気逃げ部
はキートップの配列方向に対応した長孔部である。
【0012】また、第3の解決手段として、シートスイ
ッチには、弾性キャップの外方で、空気逃げ部に通じる
第2の通気孔が形成されたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態であるキーボ
ード用スイッチ装置を図1乃至図7に基づいて以下に説
明する。図1乃至図3に示すように、キーボード用スイ
ッチ装置は、アルミニウム等の金属からなる平板状のベ
ースプレート10と、該ベースプレート10上に積層し
て配設されたスペーサシート20と、このスペーサシー
ト20上に積層して配設された絶縁性シート30と、絶
縁性シート30上に取付けられたラバーキャップ(弾性
キャップ)40と、ラバーキャップ40を押し下げるキ
ートップ50と、ラバーキャップ40を配置するための
矩形状をした複数の開口部60aを有する保持プレート
60とから主に構成されている。
【0014】図4に示すように、略長方形状をした上記
スペーサシート20は、PET(ポリエチレンテレフタ
レート)、ポリエステルなどの樹脂フィルムからなり、
その長手方向に沿って、幅寸法を同じにした6本の帯状
をした空気逃げ部としての長孔部22が互いに平行に打
ち抜き形成されている。また、スペーサシート20に
は、その周辺部分、さらに長孔部22を除いた中央部分
に、位置決め用の複数の位置決め穴24が所定の間隔で
形成されている。なお、この長孔部22は、後述するキ
ートップ50の配列方向と一致している。
【0015】上記絶縁性シート30は、シートスイッチ
として、図1乃至図3に示すように、PETなどの樹脂
フィルムからなる透明な絶縁性のベースシートと、導電
性ペーストからなる導電パターン部とをスクリーン印刷
にて一体成形した、一種のフレキシブル回路基板(FP
C)とを備えている。また、導電パターン部にはレジス
ト膜が一体形成されている。そして、図5に示すよう
に、絶縁性シート30の上面には、導電パターン部に接
続する第1、第2固定電極32、33が、一組ずつ所定
の間隔に並設して配置されるとともに、レジスト膜から
露出して形成されている。さらに、絶縁性シート30に
は、1組の第1、第2固定電極32,33近傍に1つの
小さな穴部(第1の通気孔)30fがそれぞれ形成され
ている。また、絶縁性シート30には、ラバーキャップ
40の外方で、各長孔部22に通ずる複数の通気孔(第
2の通気孔)30gがそれぞれ導電パターン部を避けて
貫通形成されている。すなわち、長孔部22を介して穴
部30fに通じる通気孔30gが形成されている。
【0016】上記ラバーキャップ(弾性キャップ)40
は、図3、図5および図6に示すように、絶縁性のある
シリコーンゴムなどでドーム状に形成され、ドーム状の
天井部分から上方に突出する筒状の頂部40cと、頂部
40cの周囲から下向きに延びるスカート部40dと、
スカート部40dの下端部分に延設された厚肉の鍔部4
0fとからなる下向き開放のキャップ状に一体成形され
ている。このラバーキャップ40には、ドーム状の内部
の天井部(頂部40c)に下方側に向けて一体に突出形
成した押圧突起と、この押圧突起の先端(下端部)に印
刷形成された導電性の膜を有する可動電極42とを備え
ている。
【0017】さらに、ラバーキャップ40は、可動電極
42と第1、第2固定電極32,33とが対向するよう
に、接着剤などを塗布した鍔部40fの下面を絶縁性シ
ート30の上面に貼り付け固定している。そして、ラバ
ーキャップ40の押し下げにより、可動電極42が第
1、第2固定電極32,33と接離して、シートスイッ
チである絶縁性シート30はスイッチング動作をするよ
うになっている。
【0018】なお、可動電極42は、押圧突起の代わり
に、ドーム状の内部の天井部(頂部40c)に下方側に
向けて突出した、導電性を有する導電ゴム等からなる円
柱状の可動電極42が固着した構造にしてもよい。ま
た、ラバーキャップ40は、ゴム製に限定されず、弾性
を有する素材であれば良い。
【0019】上記キートップ50は、図1に示すよう
に、ABS樹脂等の合成樹脂からなり、その上面に文字
などが刻印または印刷などにより付されている。そし
て、キートップ50の下面には図示しないアクチュエー
タが配置され、このキートップ50を押し下げることに
より、アクチュエータを介してラバーキャップ40を昇
降方向(垂直方向)に均一に押圧できるようになってい
る。なお、保持シート60の開口部60aには、図示し
ないアクチュエータが取り付けられている。
【0020】このように、キーボード用スイッチ装置
は、ベースプレート10にスペーサシート20を、スペ
ーサシート20にラバーキャップ40を貼り付けた絶縁
性シート30を、絶縁性シート30に保持プレート60
を順に積層して一体に組み立てる。あらかじめ保持シー
ト60の開口部60aには図示しないアクチュエータ
(押圧部材)を取付けし、このアクチュエータにキート
ップ50を取付けする。なお、絶縁性シート30には、
ラバーキャップ40の鍔部40fを図示しない接着剤に
て貼り付けておく。そして、各長孔部22の真上には、
各穴部30fおよび各通気孔30gをそれぞれ配置し
て、穴部30f、長孔部22および通気孔30gがとも
に空気逃げ用の1つの導通路Sを形成している。
【0021】次に、このキーボード用スイッチ装置の動
作を図6および図7に基づいて説明すると、先ず、キー
トップ50を下方に押し下げていくと、図示しないアク
チュエータを介してラバーキャップ40の頂部40cが
下方に押圧される。すると、ラバーキャップ40のスカ
ート部40dが変形して座屈し、この座屈によってラバ
ーキャップ40にクリック感が生じる。それとともに、
可動電極42が第1、第2固定電極32,33に接触し
て、第1、第2固定電極32,33間が電気的に導通
し、スイッチオン状態となる。このとき、ラバーキャッ
プ40の内部の空気は、穴部30fを通じて長孔部22
内に放出され、その長孔部22の空間内で吸収される。
【0022】また、複数のキートップ50を同時に押圧
される場合には、複数のラバーキャップ40の内部の空
気が各穴部30fを通じて長孔部22に放出され、その
長孔部22の空間内で一部吸収される。そして、吸収さ
れない空気は、長孔部22から各通気孔30gを通じて
外部に放出される。このように、キートップ50の1個
または複数個を押圧したとき、ラバーキャップ40の内
部の空気が穴部30fを通じて長孔部22に十分に放出
されるので、ラバーキャップ40のクリック感などが快
適な状態で一定に維持される。
【0023】次に、スイッチオン状態から、キートップ
50に加えていた押圧力を解除すると、座屈していたラ
バーキャップ40が、自身の弾性力で元のドーム状の形
状に復帰し、キートップ50を上方に押し上げ元の位置
に戻す。このように、ラバーキャップ40の復帰によ
り、第1、第2固定電極32,33に接触して導通して
いた可動電極42が離間して上昇し、スイッチオフ状態
に戻る。このとき、それまで座屈変形により、その容積
が小さく、空気が少なくなっていたラバーキャップ40
の内部は、元のドーム状の形状に同時に復帰するととも
に、穴部30fを通じて長孔部22から空気を取り込
む。
【0024】また、複数のキートップ50への押圧力が
同時に解除されるときには、長孔部22からの空気では
足りずに、通気孔30gを介して外部から空気が入り込
む。よって、ラバーキャップ40の内部に、空気が穴部
30fを通じて長孔部22から十分に入り込むので、ラ
バーキャップ40のクリック感などのフィーリングが常
に一定となる。また、ベースプレート10と絶縁性シー
ト30間にスペーサシート20が挟まれていて、スペー
サシート20の長孔部22は外部に直接露出していない
ので、長孔部22にごみや埃による付着の影響が防止さ
れている。
【0025】以上のような一実施形態であるキーボード
用スイッチ装置は、以下に示す効果を奏する。 1)昇降可能な複数のキートップ50と、各キートップ
50を上方にそれぞれ弾性付勢し、ドーム状の内部の天
井部に可動電極を有するラバーキャップ40と、各ラバ
ーキャップ40が上面に貼付けられ、キートップ50の
昇降動作に伴って変形するラバーキャップ40を介し
て、可動電極42と接離可能な第1、第2固定電極3
2,33を有する絶縁性シート30と、絶縁性シート3
0を上方に積層したベースプレート10とを備え、絶縁
性シート30は、ラバーキャップ40のドーム状内部
で、第1、第2固定電極32,33の近傍に穴部30f
を有し、絶縁性シート30とベースプレート10間に
は、キートップ50の配列方向に対応した複数の長孔部
22を有するスペーサシート30が積層されて配設さ
れ、長孔部22と穴部30fとを通ずるようにしたこと
により、十分な耐塵性を有するとともに、固定電極と可
動電極とが当接してスイッチング動作しても長孔部22
を通じて放出する構造とすることができる。また、第
1、第2固定電極32,33と可動電極42とが離間し
てスイッチング動作しても外部から直接空気が入り込ま
ず、長孔部22から入り込む構造となっているので、十
分な耐塵性に優れたものにすることができる。
【0026】また、メタルプレート10とその下方部分
の他の構成部材とが密着して構成した場合でも、スイッ
チング動作のため、ラバーキャップ40が押し下げられ
て、ラバーキャップ40内部の空気を薄いフィルムから
なるスペーサシート30の長孔部22を通じて排出する
ことができるので、キートップ50の操作性を維持した
状態で、キーボード全体の薄型化、さらにはパーソナル
コンピュータそのものの薄型化を図ることができる。
【0027】2)また、絶縁性シート30には、ラバー
キャップ40の外方で、長孔部22に通ずる通気孔30
gが形成されたことにより、複数のキートップ50が押
圧されたときでも、ラバーキャップ40の内部の空気圧
の急激な上昇や減少が生じても、通気孔30gを通じて
外部から空気が入り込み、直ちに緩和され、作動力の変
動は実質的に抑えられ、常に押圧時のクリック感を一定
とすることができる。
【0028】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、そ
の主旨を逸脱しない範囲内において変更して実施するこ
とができる。例えば、空気逃げ部としての長孔部22
は、スペーサシート20の長手方向だけでなく、その長
手方向に対して直交する方向、または斜め方向に形成し
たものであってもよい。また、シートスイッチとして、
ラバーキャップ40などを備えたメンブレンスイッチの
他に単なるシート状のみのメンブレンスイッチとした構
造であってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように説明してきた本発明のキー
ボード用スイッチ装置においては、シートスイッチは、
弾性キャップの内部に配置された第1の通気孔を有し、
シートスイッチとベースプレート間には、空気逃げ部を
有するスペーサシートが積層されて配設され、空気逃げ
部と第1の通気孔とを通ずるようにしたことにより、弾
性キャップを押圧してスイッチング動作しても空気が空
気逃げ部を通じて簡単に放出することができる。
【0030】また、空気逃げ部は、キートップの配列方
向に対応した長孔部であることにより、この長孔部をキ
ートップの配列方向である、横方向または縦方向に合わ
せてスペーサシートに簡単に形成することができるの
で、信頼性のあるものにすることができる。
【0031】また、シートスイッチには弾性キャップの
外方で、空気逃げ部に通ずる第2の通気孔が形成された
ことにより、複数のキートップが押圧されたときでも、
弾性キャップの内部の空気圧の急激な上昇や減少が生じ
ても、第2の通気孔を通じて外部から空気が入り込み、
直ちに緩和され、作動力の変動は実質的に抑えられ、常
に押圧時のクリック感を一定とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるキーボード用スイッ
チ装置の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態であるキーボード用スイッ
チ装置の一部断面図である。
【図3】図2に示すキーボード用スイッチ装置におい
て、囲み線Aにて囲んだ部分内の拡大図である。
【図4】本発明の一実施形態であるキーボード用スイッ
チ装置において、スペーサシートの平面図である。
【図5】本発明の一実施形態であるキーボード用スイッ
チ装置の接点部分の平面図である。
【図6】本発明の一実施形態であるキーボード用スイッ
チ装置の接点部分の断面図である。
【図7】本発明の一実施形態であるキーボード用スイッ
チ装置の空気逃げを説明するための説明図である。
【図8】従来のキーボード用スイッチ装置の一部断面図
である。
【符号の説明】
10 ベースプレート 20 スペーサシート 22 長孔部(空気逃げ部) 30 絶縁性シート(シートスイッチ) 30f 穴部(第1の通気孔) 30g 通気孔(第2の通気孔) 32、33 固定電極 40 ラバーキャップ(弾性キャップ) 42 可動電極 50 キートップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳沼 貞幸 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アルプ ス電気株式会社内 Fターム(参考) 5B020 DD02 EE01 5G006 AA02 AB01 AZ01 BA01 BB07 CD04 FB07 FB22 FB32

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降可能な複数のキートップと、 該各キートップを上方にそれぞれ弾性付勢する弾性キャ
    ップと、 前記各弾性キャップが上面に設けられ、前記キートップ
    の昇降動作に伴って変形する前記弾性キャップを介し
    て、スイッチングを行うシートスイッチと、 該シートスイッチを上方に積層したベースプレートとを
    備え、 前記シートスイッチは、前記弾性キャップの内部に配置
    された第1の通気孔を有し、 前記シートスイッチと前記ベースプレート間には、空気
    逃げ部を有するスペーサシートが積層されて配設され、
    前記空気逃げ部と前記第1の通気孔とを通ずるようにし
    たことを特徴とするキーボード用スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記空気逃げ部は前記キートップの配列
    方向に対応した長孔部であることを特徴とする請求項1
    記載のキーボード用スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 前記シートスイッチには、前記弾性キャ
    ップの外方で、前記空気逃げ部に通ずる第2の通気孔が
    形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の
    キーボード用スイッチ装置。
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