JP2003216303A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP2003216303A
JP2003216303A JP2002291598A JP2002291598A JP2003216303A JP 2003216303 A JP2003216303 A JP 2003216303A JP 2002291598 A JP2002291598 A JP 2002291598A JP 2002291598 A JP2002291598 A JP 2002291598A JP 2003216303 A JP2003216303 A JP 2003216303A
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JP
Japan
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movable electrode
sheet member
fixed electrode
electrode
input device
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JP2002291598A
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English (en)
Inventor
Toru Yamagami
徹 山上
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、弾性部材の成型が簡単で、コスト
ダウン可能な入力装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の入力装置は、押圧操作可能なキ
ートップ12と、このキートップ12の押圧により弾性
変形可能な弾性部材13とを備え、この弾性部材13が
弾性変形することにより互いに当接して電気的に導通可
能な可動電極15と固定電極17を形成し、可動電極1
5は、固定電極17上に所定の隙間を有して配設したシ
ート部材14に形成され、可動電極15、及び固定電極
17は、いずれか一方が導電性部材、他方が抵抗体から
なり、キートップ12を押圧操作して弾性部材13がシ
ート部材14を押圧することにより、可動電極15が固
定電極17に当接して導通すると共に、抵抗体の抵抗値
が変化するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は入力装置に係わり、
特にパソコン、あるいはテレビゲーム機等に使用して好
適な入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パソコン、あるいはテレビゲ
ーム機等に接続されて、キートップを押圧操作すること
により、メニュウ選択やテレビゲームにおけるキャラク
タの移動等をコントロール可能な入力装置が用いられて
いる。このような従来の入力装置は、図5に示すよう
に、上ケース1の所定位置にキートップ2が上下動可能
に支持されている。
【0003】前記キートップ2の下方にはゴム等からな
る弾性変形可能な弾性部材3が配設され、この弾性部材
3は、内部がドーム状の空洞に形成されている。そし
て、空洞内部の天井部には、下面が円弧状に下方に突出
する接触面4aを有する導電性ゴム4が、2色成型等に
より弾性部材3と一体成型されている。また、弾性部材
3の下部には、シート部材5が配設され、このシート部
材5の表面で導電性ゴム4と対向する位置に、抵抗体か
ら成る固定電極6が形成されている。また、シート部材
5は、下ケース7の表面に載置されて取り付けられてい
る。
【0004】このような従来の入力装置は、弾性部材3
の付勢力により、キートップ2が上方に弾性付勢されて
いると共に、固定電極6と導電性ゴム4との間には、所
定寸法の隙間が形成される。また、導電性ゴム4と固定
電極6との間には、スイッチ回路が形成されて、導電性
ゴム4と固定電極6とが接離することにより、スイッチ
回路がON/OFFするようになっている。そして、キ
ートップ2を図示下方に押圧操作すると、ドーム状の弾
性部材3が弾性変形して、天井部の導電性ゴム4が下方
の固定電極6側に降下する。
【0005】すると、導電性ゴム4が固定電極6に当接
して導通し、導電性ゴム4と固定電極6との間のスイッ
チ回路がONすると共に、キートップ2の押圧力に対応
して導電性ゴム4の円弧状の接触面4aが弾性変形し
て、導電性ゴム4と固定電極6との接触面積が変化す
る。この導電性ゴム4と固定電極6との接触面積が変化
することにより、抵抗体からなる固定電極6の抵抗値が
変化し、この抵抗値の変化に対応して、パソコンのメニ
ュウ選択、あるいはテレビゲームにおけるキャラクタの
移動等をコントロール可能になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したよう
な従来の入力装置は、導電性ゴム4に導電性部材を練り
込みした材料を使用し、弾性部材3にゴム等の絶縁性部
材を用いて、弾性部材3と導電性ゴム4とを、2色成型
で一体成型していたので、成形金型が複雑で高コストと
なり、コストアップになる問題があった。また、導電性
ゴム4は、導電性部材を練り込みした材料を使用してい
たので材料費がアップする問題があった。本発明は、前
述したような問題点に鑑みてなされたもので、弾性部材
の成型が簡単で、コストダウン可能な入力装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の解決手段として本発明は、押圧操作可能なキー
トップと、前記キートップの押圧により弾性変形可能な
弾性部材とを備え、この弾性部材が弾性変形することに
より互いに当接して電気的に導通可能な可動電極と固定
電極とを形成し、前記可動電極は、前記固定電極上に所
定の隙間を有して配設したシート部材に形成され、前記
可動電極、及び前記固定電極は、いずれか一方が導電性
部材、他方が抵抗体からなり、前記キートップを押圧操
作して前記弾性部材が前記シート部材を押圧することに
より、前記可動電極が前記固定電極に当接して前記導通
すると共に、前記抵抗体の抵抗値が変化するようにした
ことを特徴とする。
【0008】また、前記課題を解決するための第2の解
決手段として、前記弾性部材は、前記シート部材を押圧
可能な押圧部を形成し、この押圧部は略円弧状に突出形
成され、前記キートップを前記押圧操作して前記可動電
極が前記固定電極に当接すると、前記キートップに加え
る押圧力の変化に対応して、前記シート部材を押圧する
前記円弧状の前記押圧部が弾性変形し、前記可動電極の
前記固定電極への当接面積が変化するようにしたことを
特徴とする。
【0009】また、前記課題を解決するための第3の解
決手段として、前記シート部材の下部には前記シート部
材を載置可能な基材を配設し、前記基材は、前記可動電
極が位置する部分に所定深さの凹部を形成し、この凹部
内に前記固定電極を配設したことを特徴とする。
【0010】また、前記課題を解決するための第4の解
決手段として、前記凹部が位置する部分の前記シート部
材と前記基材との間には、前記凹部の内壁より内側に内
縁部を延出形成したスペーサ部材を配設し、このスペー
サ部材は、前記可動電極の厚さ寸法より厚く形成したこ
とを特徴とする。
【0011】また、前記課題を解決するための第5の解
決手段として、前記スペーサ部材は、前記可動電極を形
成した側の前記シート部材に形成したことを特徴とす
る。
【0012】また、前記課題を解決するための第6の解
決手段として、前記スペーサ部材は、前記シート部材に
形成した回路パターン上を覆う絶縁性のレジスト膜と同
材料からなることを特徴とする。
【0013】また、前記課題を解決するための第7の解
決手段として、前記可動電極を前記シート部材である第
1のシート部材に形成し、前記可動電極と対向する側に
所定の厚さのスペーサを介して第2のシート部材を配設
し、前記固定電極は、前記可動電極が対向する部分の前
記第2のシート部材に形成したことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関す
る入力装置を図1〜図4に基づいて説明する。まず、図
1、2は本発明の第1の実施の形態に関する要部断面図
であり、図3は本発明の第1の実施の形態に関する変形
例であり、図4は本発明の第2の実施の形態に関する要
部断面図である。まず、本発明の第1の実施の形態の入
力装置10は、図1に示すように、例えば、テレビゲー
ム機(図示せず)等の筐体を構成する上ケース11の一
部に形成したパイプ状の穴からなる保持部11aには、
キートップ12が支持されている。
【0015】前記キートップ12は、上部に押圧部12
aを有し、内部が空洞の円筒状に形成されて、上ケース
11の支持部11aに支持されて上下動可能になってい
る。また、キートップ12は、図示下部に形成した鍔部
12bがストッパーとなって、支持部11aから図示上
方に抜け止めされている。また、キートップ12は、円
柱状の空洞内部に凸部12cが形成されている。また、
キートップ12の図示下方には、ゴム等の絶縁性部材で
形成された、弾性変形可能な弾性部材13が配設されて
いる。
【0016】前記弾性部材13は、上部に押圧部13a
を有し、この押圧部13aの下部に内部がドーム状の空
洞部13bが形成されている。そして、空洞部13bの
天井部にあたる押圧部13aの内面には、略円弧状で図
示下方に突出する押圧面13cが形成されている。ま
た、弾性部材13は、ドーム状の空洞部13b下部の外
周部に取付桟部13dが形成されている。そして、キー
トップ12は、凸部12cが弾性部材13の押圧部13
a上に位置して、キートップ12を矢印A方向に押圧操
作しない非操作時においては、弾性部材13によって上
方に弾性付勢されている。
【0017】また、弾性部材13の下方には、フィルム
状で弾性変形可能なシート部材14が配設され、このシ
ート部材14に弾性部材13の取付桟部13dが接着剤
(図示せず)等により固着されている。あるいは、シー
ト部材14をゴム等で形成し、弾性部材13と一体形成
したものでも良い。前記シート部材14は、弾性部材1
3の押圧部13aと対向する位置の下面側に、抵抗体か
らなる可動電極15が、スクリーン印刷等により形成さ
れている。
【0018】また、シート部材14は、例えば筐体の下
ケースからなる基材16に載置されており、可動電極1
5が位置する部分に、所定の開口寸法と深さの凹部16
aが、例えば円形状の内壁16bを有して形成されてい
る。前記基材16は、筐体の下ケースに限定されず、筐
体とは別部材の板状の部材でも良い。また、凹部16a
内には、固定電極17が収納されて配設されている。
【0019】前記固定電極17は、プレース等で打ち抜
き形成した薄板状の金属プレート、あるいは絶縁フィル
ムの表面に導電性インク等を印刷形成したものからなっ
ている。そして、シート部材14が弾性変形することに
より可動電極15が、凹部16a内に収納した固定電極
17に接離して導通可能になっている。また、基材16
と対向する側のシート部材14の面(可動電極15を形
成した面)で、凹部16aが位置する部分に、凹部16
aの内壁16bより内側に内縁部18aを延出形成した
スペーサ部材18が形成されている。このスペーサ部材
18は、シート部材14の可動電極15から引き出しさ
れる回路パターン(図示せず)上を絶縁被覆するレジス
ト膜と同材料からなり、その厚さ寸法が可動電極15の
厚さ寸法より厚く形成されている。
【0020】前記スペーサ部材18は、レジスト膜に限
らず、絶縁フィルム等をシート部材14と基材16との
間に配設したものでも良い。即ち、凹部16aが位置す
る部分のシート部材14と基材16との間には、凹部1
6aの内壁16bより内側に内縁部18aを延出形成し
たスペーサ部材18を配設したものであれば良い。そし
て第1の実施の形態の入力装置10は、可動電極15と
固定電極17との間に、スイッチ回路が形成されてお
り、可動電極15が固定電極6に接離することにより、
スイッチ回路(図示せず)がON/OFFするようにな
っている。
【0021】前述したような本発明の第1の実施の形態
の入力装置10の動作は、キートップ12を矢印Aの図
示下方に押圧操作すると、凸部12cが弾性部材13の
押圧部13aを押圧して弾性部材13が弾性変形する。
この弾性部材13の弾性変形により、押圧部13aの略
円弧状の押圧面13cが下方のシート部材14を図示下
方に押圧する。すると、シート部材14は、基材17の
凹部16a側に弾性変形して、可動電極15が固定電極
17に当接する。この時、押圧面13cに押圧されるシ
ート部材14は、略円弧状の押圧面13cに倣って弾性
変形する。そのために、可動電極15も略円弧状に変形
し、最初に可動電極15の略中央部が固定電極17に当
接して、可動電極15と固定電極17とが導通する。
【0022】この可動電極15と固定電極17とが導通
することにより、可動電極15と固定電極17との間の
スイッチ回路がONする。また、スイッチ回路がON後
も、更にキートップ12を矢印A方向に押圧すると、略
円弧状の押圧面13cが、シート部材14と可動電極1
5とを介して平坦状の固定電極17に倣って平坦状に弾
性変形する。この押圧部13aが平坦状に弾性変形する
ことにより、固定電極17への可動電極15の当接面積
が変化する。このことにより、抵抗体からなる可動電極
15の抵抗値が変化し、この抵抗値の変化に対応してア
ナログ出力が可能となる。このアナログ出力に対応し
て、パソコンのメニュウ選択、あるいはテレビゲームに
おけるキャラクタの移動等をコントロール可能になって
いる。
【0023】このような第1の実施の形態の入力装置1
0の組立は、事前に準備していた固定電極17を基材1
6の凹部16a内に収納することにより、凹部16a内
に固定電極17を接着剤等で固定しなくても良いので組
立作業性が良い。また、第1の実施の形態の入力装置1
0を用いたパソコンに、外部から衝撃等が加わって、図
2の2点鎖線に示すように、固定電極17が凹部16a
内で浮き上がったりしても、凹部16aの内壁16bよ
り内側に内縁部18aを延出形成したスペーサ部材18
がストッパーとなって、浮き上がった固定電極17が可
動接点15に接触したりすることはない。
【0024】また、第1の実施の形態では、可動電極1
5を抵抗体で説明し、固定電極17を導電性部材で説明
したが、可動電極15を導電性部材で、固定電極17を
抵抗体にしたものでも良い。即ち、可動電極15、及び
固定電極17は、いずれか一方が導電性部材、他方が抵
抗体からなるものであれば良い。また、本発明の第1の
実施の形態の変形例として、図3に示すように、入力装
置20は、凹部16aを形成した基材16上に直接シー
ト部材14を載置し、凹部16aの底面に、固定電極1
7を導電性インク等を用いてタンポ印刷等により形成し
たものでも良い。
【0025】また、本発明の第2の実施の形態の入力装
置30は、図4に示すように、上ケース11、キートッ
プ12、弾性部材13は、第1の実施の形態と同じ構成
なので、第1の実施の形態と同じ番号を付して詳細な説
明は省略する。そして、本発明の第2の実施の形態は、
弾性部材13の下部には、可動電極31を形成を形成し
た第1のシート部材32が配設されている。前記可動電
極31は、スクリーン印刷等により形成した導電性部材
からなっている。
【0026】また、第1のシート部材32と対向する図
示下方側には、所定の厚さのスペーサ33を挟んで、第
2のシート部材34が配設されている。この第2のシー
ト部材34には、可動電極31と対向する位置に抵抗体
からなる固定電極35がスクリーン印刷等により形成さ
れている。そして、可動電極31と固定電極35とが対
向する部分のスペーサ33には、可動電極の外径寸法よ
り大きな開口孔33aが形成され、この開口孔33aに
よって、可動電極31が固定電極35に当接して導通可
能になっている。また、スペーサ33を介して互いに対
向する第1と第2のシート部材32、34は、板状で平
坦な基材36上に載置されている。
【0027】このような構成の第2の実施の形態の入力
装置30の動作は、第1の実施の形態と同様に、キート
ップ12に矢印Aの下方側に押圧力を加えて、キートッ
プ12を下方に降下させると、弾性部材13が弾性変形
して、押圧部13aの押圧面13cが第1のシート部材
32を押圧する。すると、第1のシート部材32は、第
2のシート部材34側に弾性変形して、可動電極31が
固定電極35に当接して導通する。すると、可動電極3
1と固定電極35との間のスイッチ回路がONする。
【0028】そして、スイッチ回路がON後も、更にキ
ートップ12を押圧することにより、略円弧状の押圧面
13cが平坦状の固定電極35に倣って平坦状に弾性変
形する。この押圧部13aが平坦状に弾性変形すること
により、可動電極31の固定電極35への当接面積が変
化して、抵抗体からなる固定電極35の抵抗値が変化す
る。この固定電極35の抵抗値の変化に対応してアナロ
グ出力が可能となる。
【0029】このアナログ出力に対応して、第1の実施
の形態と同様に、パソコンのメニュウ選択、あるいはテ
レビゲームにおけるキャラクタの移動等をコントロール
可能になっている。このような第2の実施の形態の入力
装置30は、固定電極35を第2のシート部材34に印
刷等で密着させて形成しているので、外部から振動等が
加わっても固定電極35が浮き上がることがない。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の入力装置
は、キートップを押圧操作して弾性部材がシート部材を
押圧することにより、シート部材に形成した可動電極が
固定電極に当接して導通すると共に、抵抗体の抵抗値が
変化するようにしたので、弾性部材の加工が簡単にな
り、低コストの入力装置を提供できる。また、可動電極
が固定電極に当接して導通することによりスイッチ回路
がONすると共に、抵抗体の抵抗値の変化に対応してア
ナログ出力することができ、ゲーム機等に用いて好適な
入力装置を提供できる。
【0031】また、キートップに加える押圧力の変化に
対応して、シート部材を押圧する円弧状の押圧部が弾性
変形し、可動電極の固定電極への当接面積が変化するよ
うにしたので、可動電極の固定電極への当接面積の変化
に対応して抵抗値を変化させることができ、高性能なア
ナログ出力が可能であると共に、低コストで操作性の良
い入力装置を提供できる。
【0032】また、シート部材の下部にはシート部材を
載置可能な基材を配設し、この基材は、可動電極が位置
する部分に所定深さの凹部を形成し、この凹部内に固定
電極を配設したので、可動電極と固定電極とを離間させ
るためのスペーサが不要となり、部品点数を削減でき
る。
【0033】また、凹部が位置する部分のシート部材と
基材との間には、凹部の内壁より内側に内縁部を延出形
成したスペーサ部材を配設し、このスペーサ部材は、可
動電極の厚さ寸法より厚く形成しているので、凹部内に
固定電極を収納するだけで良く、組立作業性が良い。ま
た、凹部内に収納した固定電極を接着剤等で固定しなく
て、外部からの振動等で固定電極が凹部内で浮き上がっ
たとしても、スペーサ部材がストッパーとなって、固定
電極が可動電極に接触することがない。
【0034】また、スペーサ部材は、可動電極を形成し
た側の前記シート部材に印刷形成したので、スペーサ部
材の製造が容易である。
【0035】また、スペーサ部材は、シート部材に形成
した回路パターン上を覆う絶縁性のレジスト膜と同材料
からなるので、更にスペーサ部材の製造が容易な入力装
置を提供できる。
【0036】また、可動電極を第1のシート部材に形成
し、可動電極と対向する側に所定の厚さのスペーサを介
して第2のシート部材を配設し、固定電極は、可動電極
が対向する部分の第2のシート部材に形成したので、ス
ペーサを介して互いに対向させた第1、第2のシート部
材を、平坦状の基材上に載置するだけで、可動電極と固
定電極とが互いに対向状態となり、組立性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に関する入力装置の
要部断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に関する入力装置の
要部断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に関する入力装置の
変形例である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に関する入力装置の
要部断面図である。
【図5】従来の入力装置の要部断面図である。
【符号の説明】
10 第1の実施の形態の入力装置 11 上ケース 12 キートップ 13 弾性部材 13a 押圧部 14 シート部材 15 可動電極 16 基材 16a 凹部 17 固定電極 18 スペーサ部材 20 第1の実施の形態の入力装置の変形例 30 第2の実施の形態の入力装置 31 可動電極 32 第1のシート部材 33 スペーサ 34 第2のシート部材 35 固定電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧操作可能なキートップと、前記キー
    トップの押圧により弾性変形可能な弾性部材とを備え、
    この弾性部材が弾性変形することにより互いに当接して
    電気的に導通可能な可動電極と固定電極とを形成し、前
    記可動電極は、前記固定電極上に所定の隙間を有して配
    設したシート部材に形成され、前記可動電極、及び前記
    固定電極は、いずれか一方が導電性部材、他方が抵抗体
    からなり、前記キートップを押圧操作して前記弾性部材
    が前記シート部材を押圧することにより、前記可動電極
    が前記固定電極に当接して前記導通すると共に、前記抵
    抗体の抵抗値が変化するようにしたことを特徴とする入
    力装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材は、前記シート部材を押圧
    可能な押圧部を形成し、この押圧部は略円弧状に突出形
    成され、前記キートップを前記押圧操作して前記可動電
    極が前記固定電極に当接すると、前記キートップに加え
    る押圧力の変化に対応して、前記シート部材を押圧する
    前記円弧状の前記押圧部が弾性変形し、前記可動電極の
    前記固定電極への当接面積が変化するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記シート部材の下部には前記シート部
    材を載置可能な基材を配設し、前記基材は、前記可動電
    極が位置する部分に所定深さの凹部を形成し、この凹部
    内に前記固定電極を配設したことを特徴とする請求項
    1、または2記載の入力装置。
  4. 【請求項4】 前記凹部が位置する部分の前記シート部
    材と前記基材との間には、前記凹部の内壁より内側に内
    縁部を延出形成したスペーサ部材を配設し、このスペー
    サ部材は、前記可動電極の厚さ寸法より厚く形成したこ
    とを特徴とする請求項3記載の入力装置。
  5. 【請求項5】 前記スペーサ部材は、前記可動電極を形
    成した側の前記シート部材に形成したことを特徴とする
    請求項4記載の入力装置。
  6. 【請求項6】 前記スペーサ部材は、前記シート部材に
    形成した回路パターン上を覆う絶縁性のレジスト膜と同
    材料からなることを特徴とする請求項4、または5記載
    の入力装置。
  7. 【請求項7】 前記可動電極を前記シート部材である第
    1のシート部材に形成し、前記可動電極と対向する側に
    所定の厚さのスペーサを介して第2のシート部材を配設
    し、前記固定電極は、前記可動電極が対向する部分の前
    記第2のシート部材に形成したことを特徴とする請求項
    1、または2記載の入力部材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011034020A (ja) * 2009-08-06 2011-02-17 Shin-Etsu Chemical Co Ltd ペリクル収納容器
US11328883B2 (en) 2020-03-18 2022-05-10 Honda Motor Co., Ltd. Switch device

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