JP2002279194A - Atm現金管理方法 - Google Patents

Atm現金管理方法

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JP2002279194A JP2001074687A JP2001074687A JP2002279194A JP 2002279194 A JP2002279194 A JP 2002279194A JP 2001074687 A JP2001074687 A JP 2001074687A JP 2001074687 A JP2001074687 A JP 2001074687A JP 2002279194 A JP2002279194 A JP 2002279194A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現金管理を容易化かつ厳正化したATM現金管
理方法を提供すること。 【解決手段】ATM4および鍵管理機6からオンライン
復帰、金庫鍵返却、金庫扉閉扉の各最終イベント情報を
収集し、これらのいずれかが発生したか否かを監視し、
オンライン復帰、金庫鍵返却、金庫扉閉扉の最終イベン
ト発生に応答して、該最終オンライン復帰時刻、最終金
庫返却時刻、最終金庫扉閉扉時刻のうち最遅時刻の後
に、最終勘定系ホスト現金有り高照会及び最終ATM内
有り高照会のイベント情報が発生したか否かを判断し、
発生していない場合前記ATMを現金照合が必要なAT
Mと判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM(Automatic T
ellers Machine)の現金管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ATMは構造上「外鍵」と「内鍵(金庫
鍵)」の2種類の鍵が設けられている。顧客による入出
金を除いてATM内の現金を増減させるには、 (1)外鍵・内鍵を開けて金庫内に直接アクセスする。
【0003】(2)外鍵を開けて、現金カセットを経由
して現金の装填/回収を行う(内鍵による開扉は不要)
のいずれかの操作を行う必要がある。
【0004】(2)の場合には、ATMの現金に直接ア
クセスすることはできない。このため、(2)の場合に
は、内部不正は起きにくい。現金カセットへの現金の装
填および回収には、現金カセットを開扉する必要がある
が、この鍵は、通常ATM内の「内鍵」と同一となって
いる。
【0005】また、ATM内の現金有り高を確認するた
めの方法、すなわち現金照合の方法としては、 (i)ATM自身の現金カウント機能による確認(通
常、カウント結果はジャーナルに印字される)を行う。
【0006】(ii)さらに、銀行勘定系システム内に
て管理している預金有り高とATM自身の現金カウント
値とを照合する管理手法が一般に取られている。なお、
ATM自身の現金カウント機能を実行するには、外鍵が
必要となる。
【0007】上述した(i)/(ii)を一定日数(例
えば10日おき等)にATM全台に対して行うことによ
り、現金の有り高が正しいこと(ATMのカウント相違
による入出金等が発生していない/内部不正がない)を
確認している。
【0008】しかし手間がかかる一方、ATM稼動時間
の長時間化により照合時間の捻出が困難になり、また、
一斉・全台の照合ができないため、照合の実を挙げにく
くなってきている。なお、一斉でない場合には、内部不
正者が複数ATM内の現金繰り回しで、隠蔽工作が可能
である。
【0009】なお、ATM内には通常の金庫以外に、リ
ジェクト庫と呼ばれる金庫が別に存在し、現金有り高
は、通常金庫有り高+リジェクト庫有り高となる。しか
し、リジェクト庫内現金の有り高は、一般には少なく、
かつ機械的な計数ではなく、人間によるカウントが行わ
れていることが多い。
【0010】このような問題を解決するために、銀行の
支店内で使用される重要鍵の持ち出し/返却をシステム
として管理する「鍵管理システム」の導入が考えられて
いる。このシステムでは、鍵の持ち出し/返却時に、本
人を特定するIDカードを使用する仕組みとなってお
り、持ち出し/返却の時刻とIDカード情報を同時に記
録する。この情報を参照することにより、重要鍵の使用
履歴を管理する。このシステムは、通常スタンドアロン
システムである。また、ここで管理される鍵に関する情
報は、単に1つ1つの鍵の使用情報であり、鍵Aと鍵B
が組み合わされて初めて鍵が開くといった管理はなされ
ていない。
【0011】ATMは通常銀行勘定系システムとオンラ
インで接続されている以外に、ATMを監視する「自動
機監視サブシステム」ともオンラインで接続されてい
る。このサブシステムは、ATMの状態(休止/障害
等)を監視し、ATM備え付けの電話から顧客問合せに
応答したり、遠隔からのATMのリセットを行う等の際
に利用されている。
【0012】ATMが監視サブシステムから見て、オン
ラインとなったり、(=監視状態となる)、オフライン
となったり(=監視から外れる)の状態は逐一管理され
ている。ただし、当然ながら、このサブシステムには、
オフライン状態のATM内での事象(現金の増減を含
む)は管理できない。また、金庫扉の開閉情報の、同サ
ブシステムへの伝達は、一般には実現していない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ATM内の現金管理を
厳正に行うためには、適切な間隔(10日おき等)で、
全台一斉にATMを停止し、現金有り高を確認(現金照
合)することが必要だが、稼動時間の延長等により、A
TMを同時に全台停止する時間がとれなくなってきてい
るという問題がある。
【0014】また、照合すべき対象のATMを絞り込む
ことができないため、結果的に全台の照合を行っている
側面もあり、絞り込めた場合に比べてのロス(照合のた
めの事務負担とATM停止時間)が大きいという問題が
ある。
【0015】さらに、銀行支店が少人数化していく中
で、こうした現金管理を行いうる有資格者が減少し、現
金管理のワークロードが相対的に増してきている。ま
た、有資格者の減少は、内部牽制が働きにくくなってき
ていることも意味する。このようなことから、現金管理
の厳正さが、より一層求められるようになってきてい
る。
【0016】本発明は上記欠点に鑑みて成されたもので
あり、その目的は、現金管理を容易化かつ厳正化したA
TM現金管理方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明によれば、顧客の操作に応じて
現金を出し入れする複数の自動取引装置(ATM)と、
該ATMの鍵を管理する鍵管理装置と、前記ATM及び
鍵管理装置と接続され、前記ATM及び鍵管理装置で発
生されたイベント情報を収集し、前記ATMを管理する
ATM監視装置と、前記ATM及びATM監視装置と接
続された勘定系ホストとを具備し、前記ATM監視装置
は、前記ATMおよび鍵管理装置から前記ATMのオン
ライン復帰、前記鍵管理装置の金庫鍵返却、前記ATM
の金庫扉閉扉の各イベント情報のいずれかが発生したか
否かを監視し、前記オンライン復帰、金庫鍵返却、金庫
扉閉扉の最終イベント発生に応答して、該最終オンライ
ン復帰時刻、最終金庫鍵返却時刻、最終金庫扉閉扉時刻
のうち最遅時刻の後に、最終勘定系ホスト現金有り高照
会及び最終ATM内有り高照会のイベント情報が発生し
たか否かを判断し、発生していない場合前記ATMを現
金照合が必要なATMと判断することを特徴とする。
【0018】本発明によれば、ATMの現金管理を容易
化することができる。具体的には、現金に直接アクセス
した可能性のあるATMとその時間帯の特定機能を有す
る。また、当該ATMにアクセスした可能性のある人間
の特定機能を有する。さらに、直接アクセス後、現金照
合が終了していないATMの特定機能を有する。これら
の機能により、直接的には、現金照合が必要なATMの
絞込みを行い、また、一斉・全台の現金照合の必要性を
極限まで削減する。例えば、ATMの機械的なカウント
相違の発見を目的にする場合には、一斉停止の必要は無
い。他方、間接的には、現金管理の精度向上をアナウン
スすることにより内部牽制効果を高める。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図面を参
照して本発明による装置の第1の実施形態を説明する。
【0020】図1は本発明のATM現金管理方法が適用
される自動機(ATM)監視システムの構成を示すブロ
ック図である。
【0021】同図に示すように、自動機監視システム2
は、自動取引装置(以下ATMまたは自動機と呼ぶ場合
もある)4と、鍵管理機6と、自動機監視サブシステム
8と勘定系ホスト10とで構成される。自動機監視サブ
システム8は、ATM4、鍵管理機6、および勘定系ホ
スト10とオンラインで接続される。さらに、ATM4
は勘定系ホスト10とオンラインで接続される。
【0022】ATM4は銀行等の金融機関に設置される
自動取引装置であり、外扉および内扉を有し、内扉内部
に図示しない金庫カセットを有する。ATM4は構造上
外扉を開けるための「外鍵」と内扉を開けるための「内
鍵(金庫鍵)」の2種類の鍵がある。顧客による入出金
を除いて、ATM内の現金を増減させるには、(1)外
鍵・内鍵を開けて金庫内に直接アクセスするか、また
は、(2)外鍵を開けて、現金カセットを経由して現金
の装填/回収を行う(内鍵による開扉は不要)。なお、
(2)の場合ATM内の現金に直接アクセスすることは
できない。また、現金カセットへの現金装填および回収
には、現金カセットを開扉する必要があるが、この鍵は
通常ATMの「内鍵」と同一となっている。
【0023】このATM内の現金有り高を確認するため
の方法(現金照合)としては、(i)ATM自身の現金
カウント機能による確認(通常、カウント結果はジャー
ナルに印字される)か、または(ii)銀行勘定系シス
テム内にて管理している現金有り高とATM自身の現金
カウントとを照合する管理手法がとられる。(i)の方
法では、外鍵が必要となる。
【0024】ATM4は、最終金庫扉閉扉のイベントが
発生すると、最終金庫扉閉扉時刻および自己のATMの
機番を自動機監視サブシステム8に通知する。さらに、
最終ATM内有り高照会のイベントが発生するとその時
刻を自己のATMの機番とともに自動機監視サブシステ
ム8に通知する。
【0025】鍵管理機6は、図2に示すように複数のA
TMの外鍵および内鍵を管理するものであり、管理者カ
ードを用いて外扉を開放し、IDカードをカードリーダ
12に読み込ませて外鍵および内鍵を持ち出すように構
成されている。鍵管理機6は、金庫鍵返却のイベントが
発生したときに、最終金庫鍵返却時刻を返却者のIDカ
ード情報とともに、自動機監視サブシステム8に通知す
る。
【0026】勘定系ホスト10は最終勘定系ホスト現金
有り高照会時刻を自動機監視サブシステム8に通知す
る。
【0027】自動機監視サブシステム8は、図1に示す
ようにイベント記憶部8aを有し、ATM4がオフライ
ン状態からオンライン状態に復帰した最終オンライン復
帰時刻、およびATM4に対して現金検査を行った最終
現金検査時刻を保持する。図3にATM4、鍵管理機6
および勘定系ホスト10から自動機監視サブシステム8
に通知されるイベントおよび自動機監視サブシステム8
が保持するイベントが記憶されたイベント記憶部8aの
内容を示す。
【0028】自動機監視サブシステム8は、図1に示す
ように、現金照合が必要なATMを特定するためのプロ
グラムを記憶したプログラム記憶部8bを有し、ATM
4、鍵管理機6、勘定系ホスト10からの「最終金庫扉
閉扉時刻」、「ATM内有り高照会時刻」、「最終金庫
鍵返却時刻」、「現金有り高照会時刻」、および自己が
保持する「最終オンライン復帰時刻」および「最終現金
検査時刻」に基づいて現金照合が必要なATMを特定す
る。
【0029】図4および図5は現金照合が必要なATM
を割り出すためのアルゴリズムを示すフローチャートで
ある。
【0030】図4のステップS1において、自動機監視
サブシステム8は、保持している最終現金検査時刻を基
点として一定時間待機後、ステップS3に進む。
【0031】ステップS3において、ATM4からオン
ライン復帰のイベントが発生したか否かを判断する。オ
ンライン復帰時刻はATM4が自動機監視サブシステム
8の監視対象外から対象に復帰した時刻を示す。ステッ
プS3において、オンライン復帰のイベントが発生して
いないと判断すると、次にステップS5に進む。
【0032】ステップS5において、自動機監視サブシ
ステム8は、鍵管理機6から金庫鍵返却のイベントが発
生したか否かを判断する。ステップS5において、金庫
鍵返却のイベントが発生していないと判断すると、次に
ステップS7に進む。
【0033】ステップS7において、自動機監視サブシ
ステム8は、ATM4から金庫扉閉扉のイベントが発生
したか否かを判断する。オンライン復帰、金庫鍵返却、
金庫扉閉扉のいずれのイベントも発生していなければ、
現金照合が必要なATMではないので、処理を終了しス
テップS1に戻る。なお、これ以降は更に一定時間経過
後にステップS3以下のステップに進んでもよく、また
はS3、S5、S7のいずれかが発生した場合即時にス
テップS9以下のステップに移行してもよい。
【0034】一方、ステップS3乃至S7の判断で、オ
ンライン復帰、金庫鍵返却、金庫扉閉扉のいずれかのイ
ベントが発生した場合、自動機監視サブシステム8は、
図5のステップS9において、最終オンライン復帰時
刻、最終金庫鍵返却時刻、最終金庫扉閉扉時刻の最遅時
刻の後に、勘定系ホスト現金有り高照会およびATM内
現金有り高照会のイベントがそれぞれ勘定系ホスト10
およびATM4から発生したか否か判断する。
【0035】ステップS9において、発生していないと
判断すると、現金照合が必要なATMであると判断し、
ステップS17において、アラーム信号を監視者に出力
する。そして、ステップS19において、自動機監視サ
ブシステム8は、勘定系ホスト現金有り高照会およびA
TM内有り高照会のイベントを発生させるようにそれぞ
れATM4および勘定系ホスト10に自動指示する。そ
して、ステップS11において、勘定系ホスト10の有
り高とATM4内有り高の一致を確認する。
【0036】一方、ステップS9に於いて、勘定系ホス
ト現金有り高照会およびATM内有り高照会のイベント
が発生したと判断すると、ステップS11において、勘
定系ホスト10の現金有り高とATM4の有り高が一致
するか否か判断する。ステップS11において、一致す
ると判断すると、ステップS21において、最終現金検
査時刻をシステム的に更新する。
【0037】一方、ステップS11において、一致しな
いと判断すると、ステップS13において、原因調査の
指示を出し、その時点でATM4の有り高現金再装填に
より、最終勘定系ホスト現金有り高と一致させ、ステッ
プS15において、最終現金検査時刻を更新する。
【0038】なお、ステップS11における勘定系ホス
トの現金有り高とATM内の有り高の一致の判断におい
て、リジェクト庫の現金カウントがシステム対応されて
いる場合は、完全一致を確認する。また、リジェクト庫
の現金カウントがシステム対応されていない場合は、不
一致の範囲があらかじめ定めた範囲内であれば、一致と
みなすようにしてもよい。
【0039】また、ステップS19における勘定系ホス
ト現金有り高照会およびATM内有り高照会イベントの
発生の自動指示は、当該ATMが属する自動機コーナー
(自動機群)の稼動状況を監視しながら発生させる機能
を具備する。すなわち、勘定系ホストおよび自動機監視
サブシステムが管理している、自動機の「群」としての
稼動状況を判断し、一定の稼動度まで下がったときに現
金照合指示を出力するように構成されている。この稼動
状況の判断は、例えば、群を構成する各ATMの直近の
所定時間におけるATM取引件数を把握し、それらの平
均値が所定値より小さいときに一定の稼動度まで下がっ
たと判断することができる。この機能は、繁忙状態の時
に、機械的に自動指示することにより顧客待ち時間の増
加を防止することができる。
【0040】なお、上述した実施例では、IDカードを
利用して鍵の持出者・返却者の管理を行うようにした
が、本発明はこの実施形態に限定されない。例えば、指
紋や光彩等を用いて本人の確認を行うようにしてもよ
い。
【0041】また、上述した実施形態では、外鍵および
内鍵の2種類の鍵を使う場合について説明したが、鍵の
個数に関係なく本発明を適用可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、オ
ンライン復帰、金庫鍵返却、金庫扉閉扉の最終イベント
の発生に応答して、該最終オンライン復帰時刻、最終金
庫返却時刻、最終金庫扉閉扉時刻のうち最遅時刻の後
に、勘定系ホスト現金有り高照会及びATM内有り高照
会のイベント情報が発生したか否かを判断し、発生して
いない場合前記ATMを現金照合が必要なATMと判断
するように構成したので、現金照合が終了していないA
TMを特定することができる。これにより、一斉・全台
の現金照合の必要性を無くすことができる。また、間接
的には、現金管理の精度向上をアナウンスすることによ
り、内部牽制効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のATM現金管理方法を適用した自動機
監視システムの一実施形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す鍵管理機の一実施形態を示す斜視図
である。
【図3】自動機監視サブシステムがメモリに記憶する各
種イベントの内容を示す図である。
【図4】現金照合が必要なATMを割り出すためのアル
ゴリズムを示すフローチャートの一部である。
【図5】現金照合が必要なATMを割り出すためのアル
ゴリズムを示すフローチャートの残りの部分である。
【符号の説明】
2・・・自動機監視システム 4・・・ATM 6・・・鍵管理機 8・・・自動機監視サブシステム 8a・・・イベント記憶部 8b・・・プログラム記憶部 10・・・勘定系ホスト 12・・・鍵管理機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の操作に応じて現金を出し入れする
    複数の自動取引装置(ATM)と、該自動取引装置の鍵
    を管理する鍵管理装置と、前記ATM及び鍵管理装置と
    接続され、前記ATM及び鍵管理装置で発生されたイベ
    ント情報を収集し、前記ATMを管理するATM監視装
    置と、前記ATM及びATM監視装置と接続された勘定
    系ホストとを具備し、 前記ATM監視装置は、前記ATMおよび鍵管理装置か
    ら前記ATMのオンライン復帰、前記鍵管理装置への金
    庫鍵返却、前記ATMの金庫扉閉扉の各イベント情報の
    いずれかが発生したか否かを監視し、 前記オンライン復帰、金庫鍵返却、金庫扉閉扉の最終イ
    ベント発生に応答して、該最終オンライン復帰時刻、最
    終金庫鍵返却時刻、最終金庫扉閉扉時刻のうち最遅時刻
    の後に、最終勘定系ホスト現金有り高照会及び最終AT
    M内有り高照会のイベント情報が発生したか否かを判断
    し、発生していない場合前記ATMを現金照合が必要な
    ATMと判断することを特徴とするATM現金管理方
    法。
  2. 【請求項2】 前記最終オンライン復帰、最終金庫鍵返
    却、最終金庫扉閉扉の発生に応答して、該最終オンライ
    ン復帰時刻、最終金庫鍵返却時刻、最終金庫扉閉扉時刻
    のうち最遅時刻の後に、最終勘定系ホスト現金有り高照
    会及び最終ATM内有り高照会のイベント情報が発生し
    た場合、勘定系ホストの現金有り高とATM内の現金有
    り高が一致するか否か判断し、一致する場合には、最終
    現金検査時刻をシステム的に更新し、 一致しない場合には、原因調査指示を行い、最終現金検
    査時刻を更新することを特徴とする請求項1記載のAT
    M現金管理方法。
  3. 【請求項3】前記最終オンライン復帰、最終金庫鍵返
    却、および最終金庫扉閉扉のいずれかのイベントが発生
    してから所定時間内に最終勘定系ホスト現金有り高照会
    および最終ATM内有り高照会のイベントが発生しなか
    った場合、 アラームを監視者に出力し、 最終勘定系ホスト現金有り高照会及び最終ATM内有り
    高照会のイベントの発生を前記勘定系ホストおよび前記
    ATMに自動指示可能にし、 勘定系ホストの有り高とATM内の有り高の一致を確認
    する、ことを特徴とする請求項1記載のATM現金管理
    方法。
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