JP2002278770A - データ配信システム、データ配信方法、データ配信処理プログラム、及びデータダウンロード処理プログラム - Google Patents

データ配信システム、データ配信方法、データ配信処理プログラム、及びデータダウンロード処理プログラム

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JP2002278770A
JP2002278770A JP2001081178A JP2001081178A JP2002278770A JP 2002278770 A JP2002278770 A JP 2002278770A JP 2001081178 A JP2001081178 A JP 2001081178A JP 2001081178 A JP2001081178 A JP 2001081178A JP 2002278770 A JP2002278770 A JP 2002278770A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】例えば携帯端末(PDA)用のアドインソフト
を通信ネットワークを介しパーソナルコンピュータ(P
C)にダウンロードして利用するためのデータ配信シス
テムにあって、ネット配信される携帯機器用の利用デー
タを特定の携帯機器専用の利用データとし、他の携帯機
器での利用を防止すること。 【解決手段】配信サーバ10から自宅PC20に対する
PDA用ソフト及び対応PCソフトの配信に際し、自宅
PC20に配信したPDA用ソフトには、リンク中のP
DA(1)30のIDを検知し対応付けてPDA(1)
専用に設定し、該PDA(1)30にダウンロードして
インストールさせ、また、自宅PC20に配信記憶させ
たPDA用ソフト及び対応PCソフトも、前記リンク中
のPDA(1)30からの検知IDを対応付けたPDA
(1)専用のソフト26a及び対応PCソフト26bと
して更新して登録保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯端末
(PDA)用のアドインソフトを通信ネットワークを介
しパーソナルコンピュータ(PC)にダウンロードして
利用するためのデータ配信システム、データ配信方法、
データ配信処理プログラム、及びデータダウンロード処
理プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PDA(personal digital assist
ants)を所有しているユーザが、当該PDA用のアドイ
ンソフトをインターネットからパーソナルコンピュータ
(PC)へ有償あるいは無償でダウンロードし、これを
さらにPDAへインストールして利用することが一般に
行われている。
【0003】パーソナルコンピュータにダウンロードし
たPDA用のアドインソフトは、ユーザ自身のPDAだ
けでなく、他の複数のPDAに対してもシンクロ機能な
どを利用して転送しインストールすることができる。
【0004】従って、ネット上のソフト配信サイトにお
いて無償で提供されているソフトについては、あるユー
ザのパーソナルコンピュータにダウンロードした後に、
如何なるユーザのPDAに対し転送インストールされて
も問題はないが、有償で提供されているソフトについ
て、購入ユーザ以外の第3のユーザが所有するPDAに
対して転送インストールするのは不正なコピーであり問
題である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、従来のソフト
配信システムでは、配信ソフトの中に当該ソフトのコピ
ー回数を制限するためのコピー防止機能を予め含ませた
ものもあるが、ソフト購入ユーザではない第3者のPD
Aへのインストールを適切に防止することはできない問
題があった。
【0006】また、配信ソフトの中に当該ソフトの他の
機器へのダウンロードあるいはコピーを行うと、該ソフ
トそれ自体を消滅させ、更なるダウンロードやコピーを
防止する機能を予め含ませたものもあるが、このような
場合、他の機器側でダウンロードあるいはコピーされた
ソフトを誤って消去してしまうと、再度ネット上から有
償でのソフト配信を受けなければならないという問題が
ある。
【0007】本発明は、前記のような問題に鑑みてなさ
れたもので、ネット配信される携帯機器用の利用データ
を特定の携帯機器専用の利用データとし、他の携帯機器
での利用を防止することが可能になるデータ配信システ
ム、データ配信方法、データ配信処理プログラム、及び
データダウンロード処理プログラムを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
データ配信システムは、ネットワークを介して電子機器
にデータを配信するデータ配信システムであって、電子
機器に対して携帯機器用の利用データを送信する送信手
段と、この送信手段により前記電子機器に送信した携帯
機器用の利用データを当該電子機器に記憶させる記憶指
示手段と、前記電子機器に対し、前記携帯機器の固有情
報を検知させる検知指示手段と、前記電子機器に対し、
前記検知指示手段に応じて検知された携帯機器の固有情
報を前記携帯機器用の利用データに対応付けて当該携帯
機器に設定させる設定指示手段と、前記電子機器に対
し、前記記憶指示手段に応じて記憶された携帯機器用の
利用データを、前記検知指示手段に応じて検知された携
帯機器の固有情報を対応付けた利用データに更新させる
更新指示手段とを備え、前記携帯機器の固有情報を対応
付けた利用データは、当該携帯機器専用の利用データで
あることを特徴とする。
【0009】このような、本発明に係るデータ配信シス
テムでは、ネットワークを介し電子機器に対して携帯機
器用の利用データを送信すると、この送信された携帯機
器用の利用データは当該電子機器に記憶される。そし
て、前記携帯機器の固有情報が検知され、この検知され
た携帯機器の固有情報は前記携帯機器用の利用データに
対応付けられて当該携帯機器にダウンロードされて設定
される。また、当該電子機器に記憶された携帯機器用の
利用データは、前記検知された携帯機器の固有情報を対
応付けた利用データに更新されるので、前記携帯機器の
固有情報を対応付けた利用データは、当該携帯機器の固
有情報との一致を確認することで該携帯機器専用の利用
データとすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0011】図1は、本発明の実施形態に係るデータ配
信システムの全体の構成を示す図である。
【0012】このデータ配信システムは、インターネッ
トなどの通信ネットワークNを介して、PDA用のアド
インソフトを有償で配信するための配信サーバ10を備
え、この配信サーバ10が接続された通信ネットワーク
N上には、多数のユーザの自宅用PC20…や会社用P
C20a…が接続されている。
【0013】そして、各自宅用PC20や会社用PC2
0aに対しては、Bluetoothを用いた近距離通信手段や
RS232Cの配線接続などにより、PDA30と相互
に通信可能な構成とされる。
【0014】このようなデータ配信システムでは、例え
ばPDA(1)30用と自宅PC20用の一対のアドイ
ンソフトであるスケジュール管理ソフトを、自宅PC2
0から通信ネットワークN上の配信サーバ10のホーム
ページにアクセスして配信してもらい購入することがで
きる。
【0015】このような場合に、自宅PC20に配信さ
れた当該ユーザが所有するPDA(1)30用のスケジ
ュール管理ソフトと、このPDA(1)30用のスケジ
ュール管理ソフトと対応して使用される自宅PC20用
のスケジュール管理ソフトが、当該PDA(1)30以
外の他の機器(PDA(2)30′など)では使用でき
ないように、自宅PC20に配信されたPDA(1)3
0用のスケジュール管理ソフト及びこれに対応する自宅
PC20用のスケジュール管理ソフトを、当該PDA
(1)30専用のソフトとして更新する必要がある。
【0016】すなわち、自宅PC20に配信されたPD
A(1)30用のソフトを、当該PDA(1)30にダ
ウンロードしてインストールする際に、該PDA(1)
30のIDなど、固有の番号によって暗号化して保存し
ておく機能を、当該配信ソフトそのものに付加しておく
ことで、自宅PC20から所有のPDA(1)30へ一
旦ダウンロードした後に、他の機器(PDA(2)3
0′など)に対しダウンロードしても当該他の機器では
起動不能な状態とすることができる。
【0017】また、このような暗号化によって配信ソフ
トをその配信利用先であるPDA(1)30専用のソフ
トに更新する手法に代えて、次のような専用化の手法も
ある。
【0018】すなわち、自宅PC20から配信サーバ1
0に対するPDA(1)30用のスケジュール管理ソフ
ト(26a)及びこれに対応する自宅PC20用ソフト
(26b)の配信要求に応じて、図1における矢印に
示すように、配信サーバ10から当該各ソフト(26
a,26b)をネット配信するのに伴い、矢印に示す
ように、自宅PC20から所有のPDA(1)30にダ
ウンロードするソフト(26a)には、当該PDA
(1)30固有のIDを対応付けたPDA(1)30の
専用ソフト(36b)としてインストールし、また、自
宅PC20に配信された各ソフト(26a,26b)
も、矢印に示すように、前記PDA(1)30から検
知したIDを対応付けたPDA(1)30の専用ソフト
として保存する。
【0019】こうすることにより、矢印に示すよう
に、例えば自宅PC20のスケジュール管理ソフト(2
6b)で管理されるスケジュールデータと、当該ユーザ
所有のPDA(1)30のスケジュール管理ソフト(3
6b)で管理されるスケジュールデータとのデータを同
期させる、所謂シンクロ処理を行う際には、当該各ソフ
ト(26b)(36b)に対応付けられたIDの一致を
判断してシンクロ処理が行われる。
【0020】また、前記PDA(1)30において、例
えばバッテリ切れにより格納ソフトが消滅したことで、
矢印に示すように、自宅PC20に保存されているP
DA(1)用のソフト(26a)の再設定を行う場合に
は、再設定の対象となるPDA(1)30のIDが自宅
PC20内に保存されているPDA用ソフト(26a)
に対応付けられたIDと一致することを判断して再イン
ストールが行われる。
【0021】また、矢印に示すように、他のPDA
(2)30′に対して自宅PC20に保存されているP
DA用ソフト(26a)をダウンロードしてインストー
ルしようとした場合には、インストール先のPDA
(2)30′のIDが自宅PC20内に保存されている
PDA用ソフト(26a)に対応付けられたIDと一致
しないと判断されることで、当該他のPDA(2)3
0′に対する前記PDA(1)30専用ソフト(26
a)の不正なインストールは防止される。
【0022】さらに、自宅PC20にPDA(1)30
の専用の対応ソフトとして保存されたPC用ソフト(2
6b)は、例えば矢印に示すように、当該ユーザが使
用する会社PC20aにそのまま転送して記憶させるこ
とで、に示すように、前記同様にIDを判断して、ユ
ーザ所有のPDA(1)30専用の対応PCソフト(2
6a)として起動させることができる。
【0023】図2は前記データ配信システムにおける配
信サーバ10の電子回路の構成を示すブロック図であ
る。
【0024】配信サーバ10は、各種の記録媒体に記録
されたプログラム、又は、伝送されたプログラムを読み
込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御
されるコンピュータによって構成され、その電子回路に
は、CPU11が備えられる。
【0025】CPU11は、EEP−ROMなどのメモ
リ12に予め記憶された配信サーバ制御プログラム、あ
るいはCD−ROMやフロッピディスクなどの外部記録
媒体13から記録媒体読取部14を介して前記メモリ1
2に読み込まれた配信サーバ制御プログラム、あるいは
ネットワークN上の他のコンピュータ端末から電送制御
部15を介して前記メモリ12に読み込まれた配信サー
バ制御プログラムに応じて、回路各部の動作を制御する
もので、前記メモリ12に記憶された配信サーバ制御プ
ログラムは、ネットワークNを介して電送制御部15に
受信される自宅PC20…などのコンピュータ端末から
の信号に応じて起動される。
【0026】前記CPU11には、前記メモリ12、記
録媒体読取部14、電送制御部15が接続される他に、
RAMなどのワークメモリ16、現在時刻の計時や時間
の計算を行う時計部17などが接続される。
【0027】図3は前記データ配信システムの配信サー
バ10のメモリ12に予め格納されるサーバ制御プログ
ラム及び配信データベースを示す図である。
【0028】この配信サーバ10のメモリ12には、当
該配信サーバ10の全体の動作を司るサーバシステムプ
ログラムが記憶される他に、電送制御部15を介して通
信ネットワークN上の各コンピュータ端末とデータ通信
するための通信プログラム12a、通信ネットワークN
上のコンピュータ端末からの要求に基づきPDA用のア
ドインソフトを配信すると共に、その要求元のコンピュ
ータ端末にリンクされたPDAに対してインストールさ
せるためのデータ配信&PDA設定プログラム12b、
及びスケジュール管理ソフトなどの各種PDA用のアド
インソフトが格納される配信データベース12cが記憶
される。
【0029】図4は前記データ配信システムにおける通
信ネットワークN上のコンピュータ端末である自宅PC
20の電子回路の構成を示すブロック図である。
【0030】自宅PC20は、各種の記録媒体に記録さ
れたプログラム、又は、伝送されたプログラムを読み込
んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御さ
れるコンピュータによって構成され、その電子回路に
は、CPU21が備えられる。
【0031】CPU21は、EEP−ROMなどのメモ
リ22に予め記憶されたPC制御プログラム、あるいは
CD−ROMやフロッピディスクなどの外部記録媒体2
3から記録媒体読取部24を介して前記メモリ22に読
み込まれたPC制御プログラム、あるいは通信ネットワ
ークN上の他のコンピュータ端末から電送制御部25を
介して前記メモリ22に読み込まれたPC制御プログラ
ムに応じて、回路各部の動作を制御するもので、前記メ
モリ22に記憶されたPC制御プログラムは、入力部2
8aからのユーザ操作に応じた入力信号、あるいはBlue
toothによる近距離通信部29に受信されるPDA
(1)30、そして他の携帯端末(PDA(2)3
0′)などからの信号に応じて起動される。
【0032】前記CPU21には、前記メモリ22、記
録媒体読取部24、電送制御部25、入力部28a、近
距離通信部29が接続される他に、RAMなどのワーク
メモリ26、現在時刻の計時や時間の計算を行う時計部
27、表示部28bなどが接続される。
【0033】図5は前記データ配信システムの自宅PC
20のメモリ22に予め格納されるPC制御プログラム
を示す図である。
【0034】この自宅PC20のメモリ22には、当該
自宅PC20の全体の動作を司るPCシステムプログラ
ムが記憶される他に、電送制御部25を介して通信ネッ
トワークN上の各Webサイトのコンピュータ端末とデ
ータ通信したり近距離通信部29を介してPDA30と
データ通信したりするための通信プログラム22a、配
信サーバ10から配信されたPDA用のアドインソフト
を当該配信サーバ10からの指示に基づきリンク先のP
DAにダウンロードすると共に当該配信ソフトをダウン
ロード先のPDA専用のソフトとして設定するためのダ
ウンロード&PDA設定プログラム22b、PDAとの
データシンクロ処理を行うためのPDAシンクロプログ
ラム22c、この自宅PC20に保存されたPDA用ソ
フトをPDAに対し再ダウンロードしてインストールす
るための再登録プログラム22dなどが記憶される。
【0035】図6は前記データ配信システムの自宅PC
20のワークメモリ26に記憶されるデータの内容を示
す図である。
【0036】この自宅PC20のワークメモリ26に
は、前記配信サーバ10から配信されたPDA用のアド
インソフト(スケジュール管理ソフトなど)及びこれに
対応するPC用のソフト(PDA用のスケジュール管理
ソフトとシンクロ可能なPC用ソフトなど)が、それぞ
れ前記ダウンロード&PDA設定プログラム22bに従
い、例えばPDA(1)30専用のPDA用ソフト26
a、対応PCソフト26bとして設定記憶される。
【0037】図7は前記データ配信システムにおける自
宅PC20とシンクロするPDA30の電子回路の構成
を示すブロック図である。
【0038】PDA30は、各種の記録媒体に記録され
たプログラム、又は、伝送されたプログラムを読み込ん
で、その読み込んだプログラムによって動作が制御され
るコンピュータによって構成され、その電子回路には、
CPU31が備えられる。
【0039】CPU31は、EEP−ROMなどのメモ
リ32に予め記憶されたPDA制御プログラム、あるい
はROMカードなどの外部記録媒体33から記録媒体読
取部34を介して前記メモリ32に読み込まれたPDA
制御プログラム、あるいは通信ネットワークN上の他の
コンピュータ端末から電送制御部35を介して前記メモ
リ32に読み込まれたPDA制御プログラム、あるいは
Bluetoothによる近距離通信部39を介して自宅PC2
0からダウンロードされRAMなどのワークメモリ36
にインストールされたPDA制御プログラムに応じて、
回路各部の動作を制御するもので、前記メモリ32やワ
ークメモリ36に記憶されたPDA制御プログラムは、
入力部38aからのユーザ操作に応じた入力信号、ある
いはBluetoothによる近距離通信部39に受信される自
宅PC20、そして他のコンピュータ端末などからの信
号に応じて起動される。
【0040】前記CPU31には、前記メモリ32、記
録媒体読取部34、電送制御部35、ワークメモリ3
6、入力部38a、近距離通信部39が接続される他
に、現在時刻の計時や時間の計算を行う時計部37、表
示部38bなどが接続される。
【0041】図8は前記データ配信システムのPDA3
0のメモリ32に予め格納されるPDA制御プログラム
を示す図である。
【0042】このPDA30のメモリ32には、当該P
DA30の全体の動作を司るPDAシステムプログラム
が記憶される他に、電送制御部35を介して通信ネット
ワークN上の各コンピュータ端末とデータ通信したり近
距離通信部39を介して自宅PC20とデータ通信した
りするための通信プログラム32a、配信サーバ10か
ら自宅PC20に配信され該自宅PC20からダウンロ
ードされるPDA用のアドインソフトを当該PDA専用
のソフトとして設定するためのPDA設定プログラム3
2b、自宅PC20とのデータシンクロ処理を行うため
のPCシンクロプログラム32c、前記自宅PC20に
保存されたPDA用ソフトをこのPDA30に再インス
トールするための再登録プログラム32dなどが記憶さ
れる。
【0043】図9は前記データ配信システムのPDA3
0のワークメモリ36に記憶されるデータの内容を示す
図である。
【0044】このPDA30のワークメモリ36には、
当該PDA30固有の識別コードであるPDA−ID3
6a、配信サーバ10から自宅PC20に配信され該自
宅PC20からダウンロードされてインストールされた
PDA用のアドインソフト(スケジュール管理ソフトな
ど)が、前PDA設定プログラム32bに従い、例えば
当該PDA(1)30専用のPDA用ソフト36bとし
て設定記憶される。
【0045】次に、前記構成のデータ配信システムにお
けるデータ配信機能について説明する。
【0046】図10は前記データ配信システムにおける
配信サーバ10から自宅PC20,PDA(1)30へ
の一連のデータ配信,ダウンロード処理を示すフローチ
ャートであり、同図(A)は配信サーバ10におけるデ
ータ配信&PDA設定処理を示すフローチャート、同図
(B)は自宅PC20におけるダウンロード&PDA設
定処理を示すフローチャート、同図(C)はPDA
(1)30におけるPDA設定処理を示すフローチャー
トである。
【0047】自宅PC20(図4〜図6参照)の入力部
28aを操作して、電送制御部25を介し通信ネットワ
ークN上のWebサイトである配信サーバ10(図2,
図3参照)のホームページHPへアクセスすると(ステ
ップA1)、配信サーバ10では、メモリ12内の配信
データベース12cに格納されているPDA用のアドイ
ンソフトの一覧を掲載したホームページHPのデータが
生成され、電送制御部15を介して通信ネットワークN
上の自宅PC20へ送信される(ステップS1)。
【0048】すると、自宅PC20では、前記配信サー
バ10から送られたPDA用のアドインソフトの一覧を
掲載したホームページHPのデータが表示部28bに表
示され(ステップA2)、この表示部28bに表示され
た配信サーバ10のHP画面において、例えばスケジュ
ール管理ソフトなどの所望のPDA用アドインソフトを
指定操作すると(ステップA3)、配信サーバ10で
は、前記指定されたPDA用スケジュール管理ソフトと
これに対応して組み合わされるPC用スケジュール管理
ソフトとがメモリ12内の配信データベース12cから
読み出され、前記アドインソフトの指定の有った自宅P
C20へ送信される(ステップS2)<図1の>。
【0049】自宅PC20において、前記配信サーバ1
0から配信されたPDA用スケジュール管理ソフトとこ
れに対応するPC用スケジュール管理ソフトとが受信さ
れると、当該受信されたPDA用ソフト(26a)及び
対応PCソフト(26b)は何れもワークメモリ26に
記憶される(ステップA4)。
【0050】すると、続く配信サーバ10から自宅PC
20への当該PCユーザの所有するPDA(1)30と
のリンク設定、すなわち無線またはケーブルによる接続
を促すリンク設定指示(ステップS3)に従って、自宅
PC20では、当該自宅PC20とPDA(1)30と
のリンク設定を促すリンク設定指示メッセージが表示部
28bに表示され(ステップA5)、これに応じたユー
ザ操作により、前記PDA(1)30とそのそれぞれの
近距離通信部29,39を介したリンクの設定が確認さ
れると(ステップA6)、当該PDA(1)30とのリ
ンクの設定完了通知が配信サーバ10へ送信される(ス
テップA7)。
【0051】すると、配信サーバ10では、前記リンク
先のPDA(1)30に対するID検知を促す指示デー
タが自宅PC20へ送信され(ステップS4)、これに
応じた自宅PC20でのPDA30に対するID検知処
理(ステップA8)により、当該PDA30において、
メモリ36内に予め格納されている固有の識別コードで
あるID[123***]が読み出され、前記自宅PC
20へ送信される(ステップB1)。
【0052】また、配信サーバ10では、自宅PC20
のワークメモリ26に記憶されたPDA用ソフト(26
a)を、リンク中のPDA(1)30にダウンロードさ
せると共に、当該PDA(1)30の検知IDを対応付
けて設定させるための指示データが、自宅PC20へ送
信される(ステップS5)。
【0053】すると、自宅PC20のワークメモリ26
に記憶されたPDA用ソフト(26a)が読み出され、
このPDA用ソフト(26a)に対し、前記ステップA
8の処理に従って検知されたリンク中のPDA(1)3
0のID[123***]が対応付けて設定されると共
に、このPDA(1)IDの設定済みのPDA用ソフト
(26a)が当該PDA(1)30へダウンロードされ
(ステップA9)、PDA(1)30におけるワークメ
モリ36内にPDA(1)専用ソフト(36b)として
インストールされる(ステップB2)<図1の>。
【0054】さらに、配信サーバ10から、自宅PC2
0に配信格納されたPDA用ソフト(26a)及び対応
PCソフト(26b)に対して前記PDA(1)30の
検知IDを対応付けて設定させるための指示データが、
当該自宅PC20へ送信され(ステップS6)、これに
従い自宅PC20では、前記ステップA8の処理に従っ
て検知されたリンク中のPDA(1)30のID[12
3***]が、ワークメモリ26b内に配信されて記憶
されているPDA用ソフト(26a)及び対応PCソフ
ト(26b)のそれぞれに対応付けて設定され、当該各
ソフト(26a,26b)がPDA(1)専用ソフト及
びPDA(1)専用対応ソフトとして更新されて登録さ
れる(ステップA10)<図1の>。
【0055】すると、配信サーバ10では、前記自宅P
C20の所有者の銀行口座に対し、前記PDA用ソフト
(26a)及び対応PCソフト(26b)の配信料金の
課金処理が実行され、課金完了通知が自宅PC20へ送
信される(ステップS7)。
【0056】すると、自宅PC20では、前記配信サー
バ10から通知された課金完了通知が受信され、表示部
28bに表示される(ステップA11)。
【0057】一方、前記ステップA6において、自宅P
C20にてPDA(1)30とのリンク設定が確認され
ない場合には、前記配信サーバ10から配信されてワー
クメモリ26内に格納されたPDA用ソフト(26a)
及び対応PCソフト(26b)は消去され(ステップA
6→A12)、PDAリンクのエラーメッセージが表示
部28bに表示される(ステップA13)。
【0058】このような、配信サーバ10から自宅PC
20,PDA(1)30への一連のデータ配信,ダウン
ロード処理により、配信サーバ10から自宅PC20へ
配信されたPDA用ソフト及び対応PCソフトのそれぞ
れを、リンク先のPDA(1)30からの検知ID[1
23***]を対応付けたPDA(1)専用のソフト2
6a及び対応PCソフト26bとして登録すると共に、
このPDA(1)のIDを対応付けたPDA用ソフトを
PDA(1)30にダウンロードしてインストールし、
PDA(1)専用のソフト36bとして設定できるよう
になる。
【0059】図11は前記データ配信システムにおける
PC20とPDA30との間で行われる一連のシンクロ
処理を示すフローチャートであり、同図(A)はPC側
シンクロ処理を示すフローチャート、同図(B)はPD
A側シンクロ処理を示すフローチャートである。
【0060】PC20とPDA30との間でそのそれぞ
れの近距離通信部29,39を介したリンクの設定が行
われ、シンクロ処理が開始されると、まず、PDA30
では、メモリ36内に予め格納されているID36aが
検知され(ステップE1)、同メモリ36内にインスト
ールされて記憶されているPDA用ソフト36bに対応
付けられて設定されたPDA(1)のIDと一致するか
判断される(ステップE2)。
【0061】すなわち、例えば他のPDA(2)30′
に対し、自宅PC20のワークメモリ26に登録されて
いるPDA(1)専用(ID設定済み)のソフト26a
が、不正にダウンロードされてインストールされている
場合に、このシンクロ処理を行うと、前記ステップE1
において検知された当該他のPDA(2)30′のID
は、ステップE2において、前記自宅PC20から不正
にインストールされてそのメモリ36に記憶されている
PDA(1)専用(ID設定済み)のソフト36bに対
応付けられたPDA(1)のIDとは一致しないと判断
されるので、シンクロエラーとして処理される。
【0062】一方、前記自宅PC20とPDA(1)3
0とのシンクロ処理<図1の>において、当該PDA
(1)30の検知ID[123***]と該PDA
(1)30にインストールされているPDA(1)専用
(ID設定済み)のソフト36bに対応付けられたPD
A(1)ID[123***]と一致すると判断される
と(ステップE1,E2)、そのPDA用ソフトの対応
PCソフトが存在するか判断される(ステップE3)。
【0063】そして、対応PCソフトが存在すると判断
された場合には、当該PDA30内のワークメモリ36
にインストールされているPDA(1)専用(ID設定
済み)のソフト36bに対応付けられたPDA(1)−
ID[123***]が検知され(ステップE3→E
4)、自宅PC20から受信される当該自宅PC20内
に登録されている対応PCソフト26bに対応付けられ
たPDA−IDと一致するか判断される(ステップE
5)。
【0064】一方、自宅PC20では、このシンクロ処
理が開始されると、まず、シンクロ先のPDA(1)3
0内にシンクロ対応するPDA用ソフトが存在するか判
断される(ステップD1)。
【0065】ここで、例えば自宅PC20に登録されて
いる対応PCソフト26bがスケジュール管理ソフトで
あって、シンクロ先のPDA(1)30内にインストー
ルされているPDA用ソフト36bがスケジュール管理
ソフトである場合に、シンクロ対応するPDA用ソフト
が存在すると判断された場合には、当該自宅PC20内
のワークメモリ26に登録されている対応PCソフト2
6bに対応付けられたPDA(1)−ID[123**
*]が検知され(ステップD1→D2)、PDA(1)
30へ送信される(ステップD3)。
【0066】そして、PDA(1)30側でのステップ
E5において、前記自宅PC20から受信された当該自
宅PC20内に登録されている対応PCソフト26bに
対応付けられたPDA(1)−ID[123***]
と、前記ステップE4において検知された当該PDA3
0内にインストールされているPDA(1)専用ソフト
36bに対応付けられたPDA(1)−ID[123*
**]と一致すると判断された場合には、対応PCソフ
ト26bによる管理データの表示許可が自宅PC20へ
通知され(ステップE6)、これに従い、自宅PC20
では、対応PCソフト26bに基づき管理されるデータ
(この場合、スケジュールデータ)が表示部28bに表
示される(ステップD4)。
【0067】ここで、前記自宅PC20の表示部28b
に表示された対応PC(スケジュール管理)ソフト26
bに基づき管理されているスケジュールデータの一覧を
ユーザが確認し、PDA(1)30側で管理されている
スケジュールデータとの違いによる変更や更新の必要に
応じ、PDA(1)30においてシンクロの実行が指示
されると(ステップE7)、PDA(1)30側と自宅
PC20側とで管理されているそれぞれのスケジュール
データ同士で、その異なるデータについて最新のタイム
スタンプが付された方のデータにシンクロされる(ステ
ップD5・E8)。
【0068】このような、PC20とPDA30との間
で行われる一連のシンクロ処理により、PDA(1)3
0にインストールされているPDA用ソフト36aと自
宅PC20に登録されている対応PCソフト26bとの
それぞれに対応付けられたPDA−IDの一致判断やP
DA30それ自体の検知IDとの一致判断に従って、当
該各ソフト36b,26bにより管理されるデータのシ
ンクロが実行されるようになり、他のPDA(2)3
0′に不正にインストールされたPDA(1)専用ソフ
ト36bとの間で自宅PC20における対応PCソフト
26bとのデータシンクロが行われるのを防止できる。
【0069】図12は前記データ配信システムにおける
PC20とPDA30との間で行われるPDA用ソフト
の再登録処理を示すフローチャートであり、同図(A)
はPC側再登録処理を示すフローチャート、同図(B)
はPDA側再登録処理を示すフローチャートである。
【0070】前記配信サーバ10から自宅PC20に対
するPDA用ソフトの配信に伴い、当該自宅PC20か
らPDA(1)30にダウンロードされて該PDA
(1)専用ソフト36bとしてインストールされたプロ
グラムデータが、バッテリ切れなどによって消滅してし
まった場合に、PC20とPDA30との間でそのそれ
ぞれの近距離通信部29,39を介したリンクの設定が
行われ、再登録処理が開始されると、まず、自宅PC2
0からPDA(1)30に対してPDA−IDの検知指
示が送信される(ステップF1)。
【0071】すると、PDA(1)30では、前記自宅
PC20からのID検知指示に従いメモリ36内に予め
登録されている当該PDA(1)30固有のID[12
3***]36aが検知され(ステップG1)、自宅P
C20へ送信される(ステップG2)。
【0072】そして、自宅PC20において、前記リン
ク中のPDA(1)30から送信された当該PDA
(1)30のIDが受信されると(ステップF2)、ワ
ークメモリ26内に保存されているPDA用ソフト26
aに対応付けられて設定されたPDA−IDが検知され
(ステップF3)、前記受信されたPDA(1)ID
[123***]と一致するか判断される(ステップF
4)。
【0073】ここで、前記PDA(1)30から検知さ
れたPDA(1)のID[123***]とワークメモ
リ26内に保存されているPDA用ソフト26aに対応
付けられて設定されたPDA(1)のID[123**
*]が一致すると判断され、この自宅PC20に対しリ
ンク中のPDA(1)30がソフト配信上正しいPDA
であることが確認されると、当該ワークメモリ26内に
保存されているPDA(1)ID設定済みの専用ソフト
26aがPDA(1)30に対して再ダウンロードされ
(ステップF4→F5)、PDA(1)30において、
そのメモリ36内にPDA(1)専用のソフト36bと
して再インストールされる(ステップG3)。
【0074】一方、前記自宅PC20に対し、他のPD
A(2)30′がリンクされてこの再登録処理が実施さ
れた場合<図1の>には、前記ステップF4におい
て、当該他のPDA(2)30′から検知されたPDA
(2)ID[456***]とワークメモリ26内に保
存されているPDA用ソフト26aに対応付けられて設
定されたPDA(1)ID[123***]が一致しな
いと判断され、再登録エラーとして処理される。
【0075】このような、PC20とPDA30との間
で行われるPDA用ソフトの再登録処理により、自宅P
C20に対しリンク中のPDA(1)30がソフト配信
上正しいPDAであることが確認された場合にのみ当該
PC20に保存されているPDA用ソフト26aのPD
A(1)30に対する再登録が実施されるようになり、
他のPDA(2)30′に対して不正な登録が行われる
のを防止することができる。
【0076】また、前記自宅PC20に登録保存された
PDA(1)専用の対応PCソフト26bを会社PC2
0aに転送することで<図1の>、この会社PC20
aにおいても、ユーザ所有のPDA(1)30との間
で、専用の対応PCとして動作させることができる<図
1の>。
【0077】したがって、前記構成のデータ配信システ
ムにおけるデータ配信機能によれば、配信サーバ10か
ら自宅PC20に対するPDA用ソフト及び対応PCソ
フトの配信に際し、自宅PC20に配信したPDA用ソ
フトには、リンク中のPDA(1)30のIDを検知し
対応付けてPDA(1)専用に設定し、該PDA(1)
30にダウンロードしてインストールさせ、また、自宅
PC20に配信記憶させたPDA用ソフト及び対応PC
ソフトも、前記リンク中のPDA(1)30からの検知
IDを対応付けたPDA(1)専用のソフト26a及び
対応PCソフト26bとして更新して登録保存するよう
にしたので、PDA(1)30にインストールされたP
DA用ソフト36bに基づく動作処理や自宅PC20と
のシンクロ処理に際しては、PDA(1)30における
IDと前記PDA用ソフト36bに対応付けられたPD
A−IDとの一致や自宅PC20内に登録されている対
応PCソフト26bに対応付けられPDA−IDとの一
致が確認された場合のみ、当該各処理を実行させること
ができ、前記配信サーバ10から自宅PC20及びPD
A(1)30に対するソフト配信・インストールの後
に、自宅PC20に登録保存されているPDA用ソフト
26aを他のPDA(2)30′に転送して利用できる
ようにすることを防止できるようになる。
【0078】なお、前記実施形態では、配信サーバ10
により通信ネットワークNを介してPC20やPDA3
0に配信するデータとして、アドインソフトを対象に説
明したが、これに限らず有償で配信されるデータについ
ては全て、その配信先・登録先のIDを対応付けた専用
のデータとして設定登録し、当該データ利用の都度、機
器IDとの一致確認を行うことにより、他の機器へのコ
ピーによる不正な利用を防止することができる。
【0079】なお、前記実施形態において記載したデー
タ配信システムにおけるデータ配信処理及びその配信デ
ータの利用手法、すなわち、図10(A)に示す配信サ
ーバ10におけるデータ配信&PDA設定処理、図10
(B)に示す自宅PC20におけるダウンロード&PD
A設定処理、図10(C)に示すPDA30におけるP
DA設定処理、図11(A)に示すPC側シンクロ処
理、図11(B)に示すPDA側シンクロ処理、図12
(A)に示すPC側再登録処理、図12(B)に示すP
DA側再登録処理等の各手法は、何れもコンピュータに
実行させることができるプログラムとして、メモリカー
ド(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク
(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク
(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記
録媒体13,23,33に格納して配布することができ
る。そして、通信ネットワークNとの接続機能を有する
Webサーバ10やPC20,PDA30などのコンピ
ュータは、この外部記録媒体13,23,33に記憶さ
れたプログラムを各記録媒体読取部14,24,34に
よってメモリ12,22,32に読み込み、この読み込
んだプログラムによって動作が制御されることにより、
前記実施形態において説明したデータ配信機能を実現
し、前述した手法による同様の処理を実行することがで
きる。
【0080】また、前記各手法を実現するためのプログ
ラムのデータは、プログラムコードの形態として通信ネ
ットワーク(N)上を伝送させることができ、この通信
ネットワーク(N)に接続されたコンピュータ端末から
前記のプログラムデータを取り込み、前述したデータ配
信機能を実現することもできる。
【0081】なお、本願発明は、前記各実施形態に限定
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前
記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開
示される複数の構成要件における適宜な組み合わせによ
り種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示
される全構成要件から幾つかの構成要件が削除された
り、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決
しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、こ
の構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明と
して抽出され得るものである。
【0082】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るデータ配信
システムによれば、ネットワークを介し電子機器に対し
て携帯機器用の利用データを送信すると、この送信され
た携帯機器用の利用データは当該電子機器に記憶され
る。そして、前記携帯機器の固有情報が検知され、この
検知された携帯機器の固有情報は前記携帯機器用の利用
データに対応付けられて当該携帯機器にダウンロードさ
れて設定される。また、当該電子機器に記憶された携帯
機器用の利用データは、前記検知された携帯機器の固有
情報を対応付けた利用データに更新されるので、前記携
帯機器の固有情報を対応付けた利用データは、当該携帯
機器の固有情報との一致を確認することで該携帯機器専
用の利用データとすることができる。
【0083】よって、ネット配信される携帯機器用の利
用データを特定の携帯機器専用の利用データとし、他の
携帯機器での利用を防止することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るデータ配信システムの
全体の構成を示す図。
【図2】前記データ配信システムにおける配信サーバ1
0の電子回路の構成を示すブロック図。
【図3】前記データ配信システムの配信サーバ10のメ
モリ12に予め格納されるサーバ制御プログラム及び配
信データベースを示す図。
【図4】前記データ配信システムにおける通信ネットワ
ークN上のコンピュータ端末である自宅PC20の電子
回路の構成を示すブロック図。
【図5】前記データ配信システムの自宅PC20のメモ
リ22に予め格納されるPC制御プログラムを示す図。
【図6】前記データ配信システムの自宅PC20のワー
クメモリ26に記憶されるデータの内容を示す図。
【図7】前記データ配信システムにおける自宅PC20
とシンクロするPDA30の電子回路の構成を示すブロ
ック図。
【図8】前記データ配信システムのPDA30のメモリ
32に予め格納されるPDA制御プログラムを示す図。
【図9】前記データ配信システムのPDA30のワーク
メモリ36に記憶されるデータの内容を示す図。
【図10】前記データ配信システムにおける配信サーバ
10から自宅PC20,PDA(1)30への一連のデ
ータ配信,ダウンロード処理を示すフローチャートであ
り、同図(A)は配信サーバ10におけるデータ配信&
PDA設定処理を示すフローチャート、同図(B)は自
宅PC20におけるダウンロード&PDA設定処理を示
すフローチャート、同図(C)はPDA(1)30にお
けるPDA設定処理を示すフローチャート。
【図11】前記データ配信システムにおけるPC20と
PDA30との間で行われる一連のシンクロ処理を示す
フローチャートであり、同図(A)はPC側シンクロ処
理を示すフローチャート、同図(B)はPDA側シンク
ロ処理を示すフローチャート。
【図12】前記データ配信システムにおけるPC20と
PDA30との間で行われるPDA用ソフトの再登録処
理を示すフローチャートであり、同図(A)はPC側再
登録処理を示すフローチャート、同図(B)はPDA側
再登録処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 …配信サーバ 20 …自宅PC 20′…会社PC 30 …PDA(1) 30′…他のPDA(2) 11,21,31…CPU 12,22,32…プログラムメモリ 12a,22a,32a…通信プログラム 12b…データ配信&PDA設定プログラム 12c…配信データベース 22b…ダウンロード&PDA設定プログラム 22c…PDAシンクロプログラム 22d…PC側再登録プログラム 32b…PDA設定プログラム 32c…PCシンクロプログラム 32d…PDA側再登録プログラム 13,23,33…外部記録媒体 14,24,34…記録媒体読取部 15,25,35…電送制御部 16,26,36…ワークメモリ 26a…PC内PDA用データ 26b…対応PCデータ 36a…固有識別コード(ID) 36b…PDA内PDA用データ 17,27,37…時計部 28a,38a…入力部 28b,38b…表示部 29,39…近距離通信部 N …通信ネットワーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して電子機器にデータ
    を配信するデータ配信システムであって、 電子機器に対して携帯機器用の利用データを送信する送
    信手段と、 この送信手段により前記電子機器に送信した携帯機器用
    の利用データを当該電子機器に記憶させる記憶指示手段
    と、 前記電子機器に対し、前記携帯機器の固有情報を検知さ
    せる検知指示手段と、 前記電子機器に対し、前記検知指示手段に応じて検知さ
    れた携帯機器の固有情報を前記携帯機器用の利用データ
    に対応付けて当該携帯機器に設定させる設定指示手段
    と、 前記電子機器に対し、前記記憶指示手段に応じて記憶さ
    れた携帯機器用の利用データを、前記検知指示手段に応
    じて検知された携帯機器の固有情報を対応付けた利用デ
    ータに更新させる更新指示手段とを備え、 前記携帯機器の固有情報を対応付けた利用データは、当
    該携帯機器専用の利用データであることを特徴とするデ
    ータ配信システム。
  2. 【請求項2】 さらに、前記電子機器において、 携帯機器の固有情報を検知する検知手段と、 この検知手段により検知された携帯機器の固有情報と、
    前記更新指示手段に応じて更新されて記憶されている携
    帯機器用の利用データに対応付けられた該携帯機器の固
    有情報との一致を判断する判断手段と、 この判断手段による一致の判断に応じて前記更新指示手
    段に応じて更新されて記憶されている携帯機器の固有情
    報が対応付けられた利用データを当該携帯機器に再設定
    する再設定手段と、を備えたことを特徴とする請求項1
    に記載のデータ配信システム。
  3. 【請求項3】 さらに、 前記電子機器に対して当該電子機器用の利用データを送
    信する第2の送信手段と、 この第2の送信手段により前記電子機器に送信した当該
    電子機器用の利用データを当該電子機器に記憶させる第
    2の記憶指示手段と、 前記電子機器に対して、前記第2の記憶指示手段に応じ
    て記憶された当該電子機器用の利用データを、前記検知
    手段により検知された携帯機器の固有情報を対応付けた
    利用データに更新させる第2の更新指示手段とを備え、 前記携帯機器の固有情報が対応付けられた電子機器用の
    利用データは、同一の固有情報を有する携帯機器に関係
    して利用されることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載のデータ配信システム。
  4. 【請求項4】 前記携帯機器の固有情報が対応付けられ
    た電子機器用の利用データは、同一の固有情報を有する
    携帯機器との間でのデータシンクロに利用されることを
    特徴とする請求項3に記載のデータ配信システム。
  5. 【請求項5】 前記データシンクロは、 前記携帯機器の固有情報と前記電子機器用の利用データ
    に対応付けられた携帯機器の固有情報との一致を判断
    し、当該電子機器の利用データに基づいたデータを表示
    するデータ表示手段を備えていることを特徴とする請求
    項4に記載のデータ配信システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して電子機器にデータ
    を配信するデータ配信方法であって、 電子機器に対して携帯機器用の利用データを送信する送
    信ステップと、 この送信ステップにて前記電子機器に送信した携帯機器
    用の利用データを当該電子機器に記憶させる記憶指示ス
    テップと、 前記電子機器に対し、前記携帯機器の固有情報を検知さ
    せる検知指示ステップと、 前記電子機器に対し、前記検知指示ステップでの検知指
    示に応じて検知された携帯機器の固有情報を前記携帯機
    器用の利用データに対応付けて当該携帯機器に設定させ
    る設定指示ステップと、 前記電子機器に対し、前記記憶指示ステップでの記憶指
    示に応じて記憶された携帯機器用の利用データを、前記
    検知指示ステップでの検知指示に応じて検知された携帯
    機器の固有情報を対応付けた利用データに更新させる更
    新指示ステップとを備え、 前記携帯機器の固有情報を対応付けた利用データは、当
    該携帯機器専用の利用データであることを特徴とするデ
    ータ配信方法。
  7. 【請求項7】 ネットワーク上のコンピュータを制御
    し、当該ネットワークを介して電子機器にデータを配信
    するためのデータ配信処理プログラムであって、 前記コンピュータを、 電子機器に対して携帯機器用の利用データを送信する送
    信手段、 この送信手段により前記電子機器に送信した携帯機器用
    の利用データを当該電子機器に記憶させる記憶指示手
    段、 前記電子機器に対し、前記携帯機器の固有情報を検知さ
    せる検知指示手段、 前記電子機器に対し、前記検知指示手段に応じて検知さ
    れた携帯機器の固有情報を前記携帯機器用の利用データ
    に対応付けて当該携帯機器に設定させる設定指示手段、 前記電子機器に対し、前記記憶指示手段に応じて記憶さ
    れた携帯機器用の利用データを、前記検知指示手段に応
    じて検知された携帯機器の固有情報を対応付けた利用デ
    ータに更新させる更新指示手段、として機能させるよう
    にし、前記携帯機器の固有情報を対応付けた利用データ
    を、当該携帯機器専用の利用データとしたことを特徴と
    するコンピュータ読み込み可能なデータ配信処理プログ
    ラム。
  8. 【請求項8】 コンピュータを制御し、ネットワークを
    介して配信された携帯機器用の利用データを携帯機器に
    ダウンロードするためのデータダウンロード処理プログ
    ラムであって、 前記コンピュータを、 前記ネットワークを介して配信された携帯機器用の利用
    データを記憶するデータ記憶手段、 前記携帯機器の固有情報を検知する固有情報検知手段、 この固有情報検知手段により検知された携帯機器の固有
    情報を前記配信された携帯機器用の利用データに対応付
    けて当該携帯機器にダウンロードするダウンロード手
    段、 前記データ記憶手段により記憶された携帯機器用の利用
    データを、前記固有情報検知手段により検知された携帯
    機器の固有情報を対応付けた利用データに更新するデー
    タ更新手段、として機能させるようにし、前記携帯機器
    の固有情報を対応付けた利用データを、当該携帯機器専
    用の利用データとしたことを特徴とするコンピュータ読
    み込み可能なデータダウンロード処理プログラム。
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