JP4382762B2 - ソフトウェアライセンス管理方法 - Google Patents

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本発明はソフトウェアライセンス管理システム、携帯電話Webサイトサーバ、およびソフトウェアライセンス管理方法に関し、特に携帯電話と携帯電話Webサイトサーバとを管理手段とするソフトウェアライセンス管理システムとソフトウェアライセンス管理方法に関する。
従来から、ソフトウェアについては複製が容易であり、不正な使用が行われやすいことから、ソフトウェアの販売やレンタルに当ってはユーザーとの間にライセンス契約を結び、配布後もライセンス管理によって不正使用の防止を行っている。ソフトウェアのライセンス管理には色々な方法が行われている。例えばライセンスキー番号をパーソナルコンピュータに直接入力する方法や、インターネットを通して暗号化されてきたライセンスを媒体等を通してパーソナルコンピュータ内で復号する方法や、暗号化したライセンスをパーソナルコンピュータが直接取得して復号する方法等がある。
従来のインターネットを通して暗号化されてきたライセンスを、媒体等を通してパーソナルコンピュータ内で復号するライセンス発行の手順について図10を参照して説明する。図10は従来例のソフトウェアライセンス管理システムの模式的システム構成図である。図10に、パーソナルコンピュータA 131aのユーザー130aがソフトウェアA 133aを購入し、パーソナルコンピュータA 131aにソフトウェアA 133aをインストールし、通信ネットワーク160を通してライセンスを入手するまでの構成を示している。
図10において、パーソナルコンピュータA 131aを所有しているユーザー130aはソフトウェア販売会社よりソフトウェアA 133aを購入する。購入後、インターネット網等の通信ネットワーク160を通してソフトウェア販売会社端末120に接続し、登録に必要な個人情報等の情報を入力する。ソフトウェア販売会社端末120はパーソナルコンピュータA 131aのユーザー130aから入力された情報を確認し、確認できた場合にライセンスを発行しソフトウェアの使用を許可する。パーソナルコンピュータB 131bを所有しているユーザー130bがソフトウェア販売会社より同じソフトウェアA 133aを購入した場合も同様にライセンスの発行を受けることができる。
しかし、実際にはインストール操作が面倒で、パーソナルコンピュータを買い換えた場合に行う必要のある手続きも複雑化している。その結果、ソフトウェアライセンスの管理方法が難しくなり、一方不正対策の実行も難しくなって不正使用が発生している。また、ライセンス供与に媒体等を使用する場合は、媒体自体をコピーされる可能性があるため、不正にインストールされてしまう可能性がある。
特許文献1には、ソフトウェアの使用端末(PC)との間でデータ通信が可能な携帯電話機が、ソフトウェア提供者のライセンス管理サーバから第2のライセンス情報を受けて保管し、ソフトウェアの使用端末は携帯電話端末から供給された第2のライセンス情報とソフトウェアが予め具備している第1のライセンス情報とを組み合わせることによってソフトウェアの使用が許可されるソフトウェアライセンス管理方法が開示されており、特定の1台の使用端末に限定されることがなくソフトウェアの適正使用に寄与するとされている。
特開2004−139238号公報
しかしながら、図10を参照して説明した従来のライセンス発行方法においては、次のような課題がある。即ち、
第1の課題は、パーソナルコンピュータA 131aを所有しているユーザー130aが、ソフトウェアA 133aをパーソナルコンピュータB 131bを所有する他人に貸して、パーソナルコンピュータA 131aのユーザー情報を使ってライセンスの再発行の申請をソフトウェア販売会社に行えば、ソフトウェア販売会社は個人の情報が登録内容と一致しているためライセンスを再発行してしまうため、不正使用が起こるということである。
第2の課題は、特定のできないパーソナルコンピュータを対象として個人情報とシリアル番号、ライセンスを全て管理するために不正使用が行われても確認ができず、管理が困難であるということである。
第3の課題は、パーソナルコンピュータのユーザーがパーソナルコンピュータを買い換えた場合、再度ライセンスの発行を要求するためソフトウェア販売会社に再発行の申請を行うが、この場合必要情報を再度入力してもらって再発行が行われるが、場合によってはアンインストール完了の確約をとっても本当に以前のパーソナルコンピュータのアンインストールを行ったかを確認できないことである。
第4の課題は、ユーザーがソフトウェアA 133aを購入後、パーソナルコンピュータA 131にインストールし、ソフトウェア販売会社端末120に通信ネットワーク160を使用して接続し、ライセンス発行に必要な情報を入力し、ライセンスを発行してもらった後にパーソナルコンピュータA 131にライセンスデータを入れ、インストールする等の複雑な操作が必要とされていることである。
また、特許文献1に記載の発明では、携帯電話内にライセンスが保持されているので、何らかの方法でデータが読み取られる可能性があり、また、携帯電話の故障によってライセンスの読み取りができなくなるおそれがあり、さらに、携帯電話にパーソナルコンピュータから情報IDを送付することとしているが、このために携帯電話に情報IDを受信したときに反応して動作する特別な機能を設ける必要がある。
本発明の目的は、携帯電話Webサイトサーバで個人を特定できる携帯電話を使用することにより、ライセンス取得手続が容易で不正なソフトウェアの使用が低減できるソフトウェアラインセンス管理方法を提供することにある。
本発明のソフトウェアライセンス管理方法は、
携帯電話Webサイトを管理し、該携帯電話Webサイトを介して取得した携帯電話の情報とソフトウェアライセンスの内容とを管理する携帯電話Webサイトサーバ、通信ネットワーク、該通信ネットワークを介して前記携帯電話Webサイトに接続するソフトウェア販売会社端末および携帯電話、前記携帯電話とデータ通信が可能でありシリアル番号が付与されたソフトウェアがインストールされたパーソナルコンピュータ、を有し、
前記携帯電話Webサイトサーバは、前記携帯電話について管理番号を生成し、前記携帯電話Webサイトおよび前記携帯電話を介して前記ソフトウェアのシリアル番号を取得し、前記ソフトウェアのシリアル番号と前記管理番号とを前記ソフトウェア販売会社端末へ通知し、
前記通知を受けた前記ソフトウェア販売会社端末は、前記パーソナルコンピュータにインストールされたソフトウェアの使用を承認するソフトウェアライセンスを発行し、
前記パーソナルコンピュータは、前記携帯電話Webサイトサーバと前記携帯電話を介して取得した前記ソフトウェアライセンスにより前記ソフトウェアのインストールを完成する、ソフトウェアライセンス管理システムにおけるソフトウェアライセンス管理方法であって、
前記ソフトウェアのインストールされている前記パーソナルコンピュータに、前記ソフトウェア販売会社より購入した前記ソフトウェアのバージョンアップ用ソフトウェアのインストール作業を行うステップと、
前記パーソナルコンピュータに前記ソフトウェアがインストールされているかを確認するステップと、
前記パーソナルコンピュータに前記ソフトウェアがインストールされている場合は、前記バージョンアップ用ソフトウェアのインストールを完了させるためのライセンスを入手するために、前記ソフトウェアが前記パーソナルコンピュータを前記携帯電話に接続し、さらに前記携帯電話Webサイトサーバへの接続を要求するステップと、
前記携帯電話Webサイトサーバで、接続された前記携帯電話と前記ソフトウェアのシリアル番号が登録されているかを確認するステップと、
前記携帯電話Webサイトサーバで登録されていない前記携帯電話であった場合は、ユーザーに対する警告を前記ソフトウェアに送信し、該ソフトウェアは警告画面を表示して該ソフトウェアの使用を禁止するステップと、
前記携帯電話と前記ソフトウェアのシリアル番号が認証によって登録済みと確認された場合、前記コンピュータは前記携帯電話Webサイトサーバに前記バージョンアップ用ソフトウェアのシリアル番号を出力しバージョンアップの要求を行うステップと、
バージョンアップの要求を受けた前記携帯電話Webサイトサーバは、前記携帯電話と関連付けて既に登録されているシリアル番号を前記バージョンアップ用ソフトウェアのシリアル番号に更新し、前記携帯電話の管理番号を前記バージョンアップ用ソフトウェアの前記シリアル番号に付与してソフトウェア販売会社端末に送信するステップと、
前記ソフトウェア販売会社端末が、前記管理番号と前記バージョンアップ用ソフトウェアの前記シリアル番号を確認して前記バージョンアップ用ソフトウェアのライセンスの登録作業を行って前記携帯電話Webサイトサーバに前記バージョンアップ用ソフトウェアのライセンスを発行するステップと、
前記携帯電話Webサイトサーバが、受理した前記バージョンアップ用ソフトウェアのライセンスを、前記携帯電話を経由して前記バージョンアップ用ソフトウェアをインストールする前記パーソナルコンピュータに通知するステップと、
前記ライセンスを受信した前記パーソナルコンピュータが前記前記バージョンアップ用ソフトウェアのインストールを完了するステップとを有することを特徴とする。
個人を特定できる携帯電話を使用し、携帯電話Webサイトを通すことによって管理するようにしたので、複製されず個人が特定できる携帯電話をライセンスキーとして扱うこととなり、不正なインストールを低減できる。また、バージョンアップ用のソフトウェアを新規に購入した場合であってもソフトウェア販売会社は容易にライセンスの管理を行うことができ、最初に購入したソフトウェアの本体と登録された携帯電話を所有していれば、ユーザーはバージョンアップを容易にでき、ソフトウェア販売会社は容易にライセンスの管理を行うことができる。
本発明においては、以下に記載するような効果を得ることができる。
第1の効果は、携帯電話Webサイトで登録した携帯電話のみをライセンス管理の対象とするので、他人にソフトウェアを不正に貸し出ししても、携帯電話Webサイトサーバに登録した携帯電話を使用しなければインストールができないのでソフトウェアの不正使用を低減できることである。
第2の効果は、個人を特定できる携帯電話を利用し、携帯電話Webサイトで認証し、携帯電話Webサイトにて管理番号を付与してソフトウェア販売会社に送るため、ソフトウェア販売会社は、携帯電話Webサイトから送られた管理番号とシリアル番号だけを管理するだけでよく、従ってライセンス管理が簡易化できることである。
第3の効果は、携帯電話を使用することにより、インストールするパーソナルコンピュータの機種変更が生じた場合であっても個人の情報が引き継がれるので、携帯電話Webサイトで登録した管理番号は変わらず、従ってライセンスの再発行が容易にできることである。
第4の効果は、ソフトウェアのインストール時にライセンスキーの入力や、インターネットでの複雑な操作等を行わないため、ユーザーの操作を簡易にすることができることである。
第5の効果は、バージョンアップ用のソフトウェアを新規に購入した場合であっても、最初に購入したソフトウェアの本体と携帯電話とを所有していれば、ユーザーはバージョンアップを容易にでき、ソフトウェア販売会社は容易にライセンスの管理を行うことができることである。
本発明の特徴はパーソナルコンピュータ等のCPUを実装している機器(以後パーソナルコンピュータとして説明するがこれに限定されるものではない。)のソフトウェアライセンスをソフトウェア販売会社から受け取るとき、携帯電話から登録できるサイト(以後携帯電話Webサイトと呼ぶ。一般のパーソナルコンピュータから接続できるサイトは含まない。)に登録および個人認証をさせ、携帯電話Webサイトで管理番号を登録し、ソフトウェア販売会社は、携帯電話Webサイトサーバから送られてきた管理番号とソフトウェアのシリアル番号に対してライセンスを与えることによりソフトウェア販売会社は個人認証の必要がなくなることである。従ってソフトウェア販売会社はライセンス管理が容易になる。また、携帯電話を利用することにより、携帯電話の買い替えを行う場合であっても既に登録していたサイトは継続的に使用できるため、個人を特定できてライセンスの再発行が容易にできることである。さらに、個人情報を管理する携帯電話会社と連携する携帯電話Webサイトを通すことにより、ユーザーはライセンス取得のための個人情報の入力等の複雑な操作がなくなり容易にライセンス取得ができることである。
次に、本発明の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムについて図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムの模式的ブロック構成図である。本発明のソフトウェアライセンス管理システム1は、携帯電話Webサイトサーバ10と、ソフトウェア販売会社端末20と、パーソナルコンピュータ31と、パーソナルコンピュータ31とデータ通信が可能な携帯電話32と、パーソナルコンピュータ31にインストールされるソフトウェア33と、携帯電話Webサイトサーバ10とソフトウェア販売会社端末20と携帯電話32とを接続する通信ネットワーク60とを有する。通信ネットワーク60には複数の携帯電話32が接続されており、それぞれの携帯電話32にはパーソナルコンピュータ31が接続可能であり、パーソナルコンピュータ31にはソフトウェア33がインストールできる。ここでは一ヶ所の携帯電話Webサイトサーバ10とソフトウェア販売会社端末20とが通信ネットワーク60に接続していることとなっているが、複数のソフトウェア販売会社があって、それぞれのソフトウェア販売会社端末20が異なった携帯電話Webサイトサーバ10と連携していて携帯電話Webサイトサーバ10も複数設けられていてもよい。ここでは代表的にそれぞれ一ヶ所として説明するが複数であっても同様な処理が行われる。なお、通信ネットワーク60は携帯電話Webサイトサーバ10とソフトウェア販売会社端末20のサーバと携帯電話32とに接続されている。携帯電話32はパーソナルコンピュータ31との間ではブルートゥースや赤外線通信等のローカルな近距離通信によってデータが送受されてもよい。
図1において、パーソナルコンピュータ31を所有しているユーザー30は、ソフトウェア33をソフトウェア販売会社より購入し、ソフトウェア33はパーソナルコンピュータ31にインストールされる。インストールの完了のためにはライセンスが必要である。ライセンスについては従来技術でも説明したように色々な方法があるが、本実施の形態では、例えば暗号キーを有するライセンスファイルであり、ソフトウェア33には解読のための公開キーが備えられライセンスファイルを解読することによってインストールが完了する方法であってもよいが、これに限定されるものではなく公知のライセンスが広く対象となる。また、ソフトウェア33は識別のためのシリアル番号を保有している。ソフトウェア33がインストールされたパーソナルコンピュータ31は、ソフトウェア33の要求により携帯電話32に接続される。接続された携帯電話32は、ソフトウェア33の要求により指定の携帯電話Webサイトサーバ10に接続される。携帯電話Webサイトサーバ10は、そのソフトウェア33のソフトウェア販売会社端末20と接続されるようになっている。
本実施の形態のソフトウェアライセンス管理システム1の中核となる携帯電話Webサイトサーバ10について説明する。図2は本発明の第1の実施の形態の携帯電話Webサイトサーバの模式的ブロック構成図である。
携帯電話Webサイトサーバ10は、携帯電話32の登録手続を行って管理番号を付与し、携帯電話32からのライセンス要求に対して管理番号をソフトウェア33のシリアル番号に付与してソフトウェア販売会社端末20に送り、ソフトウェア販売会社端末20からライセンスを受理すると携帯電話32を経由してライセンスを発行し、ライセンスを管理する。
携帯電話Webサイトサーバ10は、入力部11、出力部14、データ処理装置12、記憶部13、操作者がコマンドやデータを入力できる操作者入力部111、データを画面に表示できる画像表示部141を有する。
記憶部13は、携帯電話管理番号格納部131と、ソフトウェアシリアル番号格納部132と、ライセンス格納部133とを有する。携帯電話管理番号格納部131は登録した携帯電話の管理番号を携帯電話の電話番号と関連させて格納する。ソフトウェアシリアル番号格納部132は受理したシリアル番号を携帯電話の管理番号と関連させて格納する。ライセンス格納部133は発行したライセンスをシリアル番号、管理番号と関連させて格納する。
データ処理装置12は、登録依頼受理部121、携帯電話管理番号付与部122、ライセンス要求受理部123、登録確認部124、ソフトウェアシリアル番号受理部125、管理番号・シリアル番号送信部126、ライセンス受理部127、ライセンス送信部128、および中央処理部129を有する。
登録依頼受理部121は携帯電話32の登録依頼を受理し、携帯電話管理番号付与部122は管理番号を付与して携帯電話32に通知すると共に携帯電話管理番号を電話番号と関連付けて携帯電話管理番号格納部131に格納する。
ライセンス要求受理部123は携帯電話32からソフトウェアインストールのためのライセンス要求を受け付けると、登録確認部124で携帯電話管理番号格納部131を参照して登録を確認する。登録が確認できるとソフトウェアシリアル番号受理部125でソフトウェアシリアル番号を受け付けてソフトウェアシリアル番号格納部132に受理したシリアル番号を携帯電話の管理番号と関連させて格納する。同時に管理番号・シリアル番号送信部126で管理番号とシリアル番号を組み合わせてソフトウェア販売会社端末20に送信する。
ライセンス受理部127では、ソフトウェア販売会社端末20からライセンスを受信すると、ライセンス送信部128で携帯電話32にライセンスを送信すると共に発行したライセンスをシリアル番号、管理番号と関連させてライセンス格納部133に格納する。中央処理部129は各部の処理を制御する。
次に、ソフトウェアライセンス管理方法の第1の実施の形態としてパーソナルコンピュータ31のユーザー30がソフトウェア販売会社よりソフトウェア33を購入して携帯電話32を利用してライセンス登録を受ける場合のソフトウェアライセンス管理方法の流れについて説明する。図3は本発明の第1の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムの全体の処理の流れを示すフローチャートである。
パーソナルコンピュータA 31aを所有しているユーザー30aは、ソフトウェア販売会社よりソフトウェアA 33aを購入する(S11)。ソフトウェアA 33aを購入したユーザー30aは、パーソナルコンピュータ31A 31aにソフトウェアA 33aのインストール作業を行う(S12)。インストール作業開始後、ソフトウェアA 33aは、インストールを完了させるためのライセンスを入手するために、パーソナルコンピュータA 31aに携帯電話A 32aと接続するように要求し、要求を受けたパーソナルコンピュータA 31aは、携帯電話A 32aを接続する(S13)。ソフトウェアA 33aは、携帯電話A 32aに携帯電話Webサイトサーバ10への接続を要求し、携帯電話A 32aは携帯電話Webサイトサーバ10へ接続する(S14)。
接続された携帯電話Webサイトサーバ10は、ライセンス要求受理部123で要求を受理し、登録確認部124で携帯電話A 32aの認証を行い、登録されている携帯電話であるかを判断する(S15)。登録されている場合はステップS20に進み(S15Y)、未登録の場合は(S15N)、ユーザーA 30aに対して登録要求を行って携帯電話A 32aとの接続を終了し(S16)、ライセンスを入手できなかったソフトウェアA 33aはインストール作業を中止する(S17)。
インストールができなかったユーザーA 30aは(S17)、携帯電話32を用いてソフトウェア販売会社端末20が指定した携帯電話Webサイトサーバ10に登録手続きを行い(S18)、携帯電話Webサイトサーバ10では登録依頼受理部121で登録依頼と電話番号を受理し、携帯電話管理番号付与部122で認証を行い、管理番号をつけ登録を行って(S19)、ステップ12に戻る。この時、管理番号については、任意であってもよいが、番号が二重にならないこととする。また、管理番号や電話番号などの登録情報については、携帯電話Webサイトサーバ10にて管理し、ソフトウェア販売会社端末20に登録情報を送信しなくてもよい。また、携帯電話Webサイトサーバ10に携帯電話32を登録する処理は、パーソナルコンピュータ31にソフトウェア33をインストールする作業を行う前でもよい。ここで、携帯電話32については正式なメーカー等から購入し個人情報が携帯電話会社で管理されているものとし、個人が特定できないプリペイド携帯等は登録の対象外とする。携帯電話の個人情報は携帯電話会社に登録されているので、携帯電話Webサイトサーバ10は電話会社から個人情報が入手可能であれば個人情報自体を管理しなくてもよい。
ユーザーA 30aは、携帯電話Webサイトサーバ10に登録が完了した後、ステップ12に戻ってソフトウェアA 33aのインストール作業を再度行い(S12)、ソフトウェアA 33aは、ライセンスを入手するために、パーソナルコンピュータA 31aに携帯電話A 32aに接続するように要求し、要求を受けたパーソナルコンピュータA 31aは、携帯電話A 32aを接続する(S13)。ソフトウェアA 33aは、携帯電話A 32aに携帯電話Webサイトサーバ10への接続を要求し、携帯電話A 32aは携帯電話Webサイトサーバ10へ接続する(S14)。接続された携帯電話Webサイトサーバ10は、携帯電話A 32aが登録されている携帯電話であるかを判断する(S15)。この場合は登録されているので(S15Y)、ステップS20に進む。
認証で登録済みの携帯電話A 32aと確認した携帯電話Webサイトサーバ10は、携帯電話A 32aとの接続状態を続け、接続状態になったパーソナルコンピュータA 31aのソフトウェアA 33aは、ソフトウェアA 33aのシリアル番号等の情報を携帯電話A 32aを経由して携帯電話Webサイトサーバ10に出力しライセンス要求を行う(S20)。ただし、この時、携帯電話Webサイトサーバ10は携帯電話Webサイトサーバ10の登録を有料にするか、または、新規ライセンス料を有料とし、携帯電話会社を通して料金を入手してもよい。個人情報については携帯電話A 32aを購入する時、身元の確認、パスワード設定等、個人の情報を携帯電話会社に登録しているため、携帯電話Webサイトサーバ10は携帯電話A 32aであることを認証できればよい。
携帯電話Webサイトサーバ10は、ライセンス要求受理部123で携帯電話A 32aからのライセンス要求を受理すると共に登録確認部124で登録を確認し、ソフトウェアシリアル番号受理部125がソフトウェアA 33aのシリアル番号を受理する。管理番号・シリアル番号送信部126が携帯電話A 32aの管理番号をソフトウェアA 33aのシリアル番号に付与してソフトウェア販売会社端末20に送信する(S2ソフトウェアの時初めて、ソフトウェア販売会社端末20は、携帯電話Webサイトサーバ10より送られてきた携帯電話A 32aの管理番号とソフトウェアA 33aのシリアル番号を確認し、ライセンスの登録作業を行う(S22)。シリアル番号が他の管理番号で登録されていなかった場合は(S22Y)、未登録なので携帯電話Webサイトサーバ10にライセンスを発行する(S23)。携帯電話Webサイトサーバ10は、ライセンス受理部127でライセンスを受理し、ライセンス送信部128から携帯電話A 32aを経由してソフトウェアA 33aをインストールするパーソナルコンピュータA 31aにライセンスを発行する(S24)。ライセンスを受信したパーソナルコンピュータA 31aはソフトウェアA 33aのインストールを完了する(S25)。この時、シリアル番号が既に他の管理番号で登録されている場合は(S22N)、重複登録として携帯電話Webサイトサーバ10に他に登録済であることを知らせ(S26)、携帯電話Webサイトサーバ10は携帯電話A 32aを経由してユーザーA 30aに対して警告を行ってインストール作業を中止させる(S27)。
ソフトウェア33のインストールとライセンス取得についての具体例について更に説明する。図4、および図5はパーソナルコンピュータのソフトウェアインストールの具体例を説明するための模式的ブロック構成図である。
図4においてパーソナルコンピュータA 31aのユーザーがソフトウェアA 33aを購入し、携帯電話A 32aを利用して携帯電話Webサイトサーバ10に登録を行う。ソフトウェアA 33aを購入したユーザーはパーソナルコンピュータA 31aにソフトウェアA 33aのインストール作業を行うと、ソフトウェアA 33aは、携帯電話A 32aに接続する要求を行い、携帯電話A 32aがパーソナルコンピュータA 31aに接続されると、ソフトウェアA 33aは携帯電話A 32aを経由して携帯電話Webサイトサーバ10に対してライセンス発行を要求し、ライセンスが発行される。その後も携帯電話A 32aを経由して携帯電話Webサイトサーバ10に対してライセンスの再発行を要求した場合は登録されているので再発行される。しかし、同じパーソナルコンピュータA 31aで同じソフトウェアA 33aをインストールした場合であっても、携帯電話B 32bでライセンスの再発行の要求を行った場合には、携帯電話Webサイトサーバ10では既にシリアル番号は携帯電話A 32aで登録されているために、同じパーソナルコンピュータA 31aでソフトウェアA 33aであってもライセンスは再発行されない。
図5においてパーソナルコンピュータA 31aのユーザーがパーソナルコンピュータA 31aをパーソナルコンピュータB 31bに買い替え、ソフトウェアA 33aをインストールした場合、携帯電話A 32aを通して携帯電話Webサイトサーバ10に接続することによって再度ライセンスの再発行が可能になる。このとき携帯電話B 32bを使用した場合は図4と同じようにライセンスの取得ができない。
これらの例で判るように、携帯電話A 32aがライセンスキーとして働いている。ソフトウェアのメディア等の記録媒体は貸し出しを容易にできるが、ライセンス取得に使用した携帯電話もソフトウェアとセットで貸し出さなければ、借り方のパーソナルコンピュータにソフトウェアをインストールしてもライセンスを取得することはできない。携帯電話もセットで貸し出すことは実際には困難と考えられるので、個人を特定できる携帯電話をライセンスキーとして使用することによりライセンスの発行および管理が容易にでき、ソフトウェアの不正使用を低減することができる。
次に、本発明のソフトウェアライセンス管理方法の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。図6は、本発明の第2の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムにおける定期的な継続使用確認方法のフローチャートである。システムの基本的構成は図1に示す第1の実施の形態と同じであるので説明を省略するが、不正使用を軽減させる方法についてさらに工夫が行われている。
第2の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムの管理方法においては、パーソナルコンピュータA 31aにインストールされたソフトウェアA 33aは、ユーザーにより所定の回数、もしくは所定の期間を超えて起動された後、ライセンスの確認のために再度携帯電話A 32aに接続する要求を行う(S31)。接続後、携帯電話A 32aより携帯電話Webサイトサーバ10へ接続要求を行い接続後携帯電話の情報を出力する(S32)。携帯電話Webサイトサーバ10では接続された携帯電話が登録されている携帯電話であるかを確認する(S33)。もし、この携帯電話Webサイトサーバ10に登録されていない携帯電話であった場合は(S33N)、ユーザーに対する警告をソフトウェアA 33aに送信し、ソフトウェアA 33aは、携帯電話Webサイトサーバ10よりライセンスの確認ができなかった場合はユーザーに警告画面を表示し、ソフトウェアA 33aの使用を禁止する。(S34)。ここで、ソフトウェア33の使用の禁止には多少猶予があってもよい。
一方既に登録されている携帯電話A 32aであれば(S33Y)、認証してソフトウェアA 33aにシリアル番号を出力させる(S35)。なお、携帯電話を機種変更した場合であっても登録したサイトは引き継げるため携帯電話A 32aとして扱われる。また、登録済みの携帯電話32と確認した携帯電話Webサイトサーバ10はシリアル番号および管理番号をソフトウェア販売会社端末20に送信する(S36)。ソフトウェア販売会社端末20は携帯電話Webサイトサーバ10より送られてきた管理番号とシリアル番号を確認し(S37)、登録した情報と一致すれば(S37Y)、携帯電話Webサイトサーバ10に継続の許可を行う(S38)。携帯電話Webサイトサーバ10はソフトウェアA 33aがインストールされたパーソナルコンピュータA 31aに継続使用許可を行い(S39)、パーソナルコンピュータA 31aはソフトウェアA 33aを継続使用する(S40)。
登録した情報と一致しなければ(S37N)、携帯電話Webサイトサーバ10に情報不一致の警告を行う(S41)。携帯電話Webサイトサーバ10はソフトウェアA 33aがインストールされたパーソナルコンピュータA 31aに警告画面を表示し、一定回数起動後の使用を不可とする(S42)。
このように、第2の実施の形態では、定期的にライセンスの確認ができることによりソフトウェアの不正使用を更に低減できるという効果が得られる。
次に、本発明のソフトウェアライセンス管理方法の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。図7は、本発明の第3の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムにおけるバージョンアップ用ソフトウェアのインストールの例を説明するための模式的ブロック構成図である。システムの基本的構成は図1に示す第1の実施の形態と同じであるので説明を省略する。
本発明の第3の実施の形態のソフトウェアライセンス管理方法では、ソフトウェアライセンス管理システムにおけるバージョンアップ用ソフトウェアのインストールにおいて、パーソナルコンピュータA 31aにソフトウェアA 33aをインストールし、ソフトウェアA 33aの使用を続け、パーソナルコンピュータA 31aにバージョンアップ用ソフトウェアA' 33bをインストールするまでの課程について、次のフローチャートで説明するような工夫が行われており、バージョンアップ用のソフトウェアを新規に購入した場合であってもソフトウェア販売会社は容易にライセンスの管理を行うことができる。
次に、パーソナルコンピュータA 31aのユーザー30がソフトウェア販売会社よりバージョンアップ用ソフトウェアA' 33bを購入して携帯電話A 32aを利用してライセンス登録を行う場合のソフトウェアライセンス管理方法の流れについて説明する。図8は本発明の第3の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムの全体の処理の流れを示すフローチャートである。
パーソナルコンピュータA 31aを所有して、ソフトウェアA 33aを使用しているユーザー30は、ソフトウェア販売会社よりバージョンアップ用ソフトウェアA' 33bを購入する(S51)。バージョンアップ用ソフトウェアA' 33bを購入したユーザーは、パーソナルコンピュータA 31aにバージョンアップ用ソフトウェアA' 33bのインストール作業を行う(S52)。インストール作業開始後、バージョンアップ用ソフトウェアA' 33bは、ソフトウェアA 33aがインストールされているかを確認する(S53)。
ソフトウェアA 33aがインストールされていない場合は(S53N)、新規のソフトウェアのインストールとなるので、図3のステップS13からステップS27を実行して(S54)、バージョンアップ用ソフトウェアA' 33bのインストールを完了する(S55)。
ソフトウェアA 33aがインストールされている場合は(S53Y)、バージョンアップ用ソフトウェアA' 33bのインストールを完了させるためのライセンスを入手するために、パーソナルコンピュータA 31aに携帯電話A 32aと接続するように要求し、要求を受けたパーソナルコンピュータA 31aは、携帯電話A 32aを接続する(S56)。バージョンアップ用ソフトウェアA' 33bは、携帯電話A 32aに携帯電話Webサイトサーバ10への接続を要求し、携帯電話A 32aは携帯電話Webサイトサーバ10へ接続する(S57)。接続された携帯電話Webサイトサーバ10は、ライセンス要求受理部123で要求を受理し、登録確認部124で携帯電話A 32aの認証を行い、登録されている携帯電話であるかを判断する(S58)。登録されている場合はステップS61に進み(S58Y)、未登録の場合は(S58N)、ユーザー30に対して登録要求を行って携帯電話A 32aとの接続を終了し(S59)、ライセンスを入手できなかったバージョンアップ用ソフトウェアA' 33bはインストール作業を中止する(S60)。
認証で登録済みの携帯電話A 32aと確認した携帯電話Webサイトサーバ10は(S58Y)、携帯電話A 32aとの接続状態を続け、接続状態になったパーソナルコンピュータA 31aのバージョンアップ用ソフトウェアA' 33bは、バージョンアップ用ソフトウェアA' 33bのシリアル番号等の情報を携帯電話A 32aを経由して携帯電話Webサイトサーバ10に出力しバージョンアップのためのライセンス要求を行う(S61)。携帯電話Webサイトサーバ10は、ライセンス要求受理部123で携帯電話A 32aからのバージョンアップのためのライセンス要求を受理すると共に登録確認部124で登録を確認し、ソフトウェアシリアル番号受理部125がバージョンアップのためのソフトウェアA' 33bのシリアル番号を受理して、登録されていたシリアル番号をバージョンアップのためのソフトウェアA' 33bの新シリアル番号に更新する(ステップS62)。管理番号・シリアル番号送信部126が管理番号をバージョンアップのためのソフトウェアA' 33bの新シリアル番号に付与してソフトウェア販売会社端末20に送信する(S63)。
ソフトウェア販売会社端末20は、携帯電話Webサイトサーバ10より送られてきた管理番号とバージョンアップのためのソフトウェアA' 33bの新シリアル番号を確認し、ライセンスの登録作業を行う(S64)。バージョンアップのためのソフトウェアA' 33bの新シリアル番号が他の管理番号で登録されていなかった場合は(S64Y)、未登録なので携帯電話Webサイトサーバ10にライセンスを発行する(S65)。携帯電話Webサイトサーバ10は、ライセンス受理部127でライセンスを受理し、ライセンス送信部128から携帯電話A 32aを経由してバージョンアップのためのソフトウェアA' 33bをインストールするパーソナルコンピュータA 31aにライセンスを発行する(S66)。ライセンスを受信したパーソナルコンピュータA 31aはバージョンアップのためのソフトウェアA' 33bのインストールを完了する(S67)。この時、シリアル番号が既に他の管理番号で登録されている場合は(S64N)、重複登録として携帯電話Webサイトサーバ10に他に登録済であることを知らせ(S68)、携帯電話Webサイトサーバ10は携帯電話A 32aを経由してユーザー30に対して警告を行ってインストール作業を中止させる(S69)。
次に、本発明のソフトウェアライセンス管理方法の第4の実施の形態について図面を参照して説明する。第4の実施の形態も、図7の第3の実施の形態と同様にソフトウェアライセンス管理システムにおけるバージョンアップ用ソフトウェアのインストールの例である。システムの基本的構成は図1に示す第1の実施の形態と同じであるので説明を省略する。
本発明の第3の実施の形態のソフトウェアライセンス管理方法では、ソフトウェアライセンス管理システムにおけるバージョンアップ用ソフトウェアのインストールにおいて、パーソナルコンピュータA 31aにソフトウェア販売会社より購入したバージョンアップ用ソフトウェアA' 32bをインストールしていたが、第4の実施の形態のソフトウェアライセンス管理方法では、バージョンアップ用ソフトウェアA' 32bをソフトウェア販売会社端末20より、携帯電話Webサイトサーバ10および携帯電話A 32aを経由してダウンロードすることによりパーソナルコンピュータA 31aにインストールする。パーソナルコンピュータA 31aにバージョンアップ用ソフトウェアA' 32bをインストールするまでの課程において、次のフローチャートで説明するような工夫が行われており、バージョンアップ用のソフトウェアを新規に購入した場合であってもソフトウェア販売会社は容易にライセンスの管理を行うことができる。
次に、パーソナルコンピュータA 31aのユーザー30がソフトウェア販売会社よりバージョンアップ用ソフトウェアA' 33bを購入して、ソフトウェア販売会社端末20より、携帯電話Webサイトサーバ10および携帯電話A 32aを経由してダウンロードすることにより、パーソナルコンピュータA 31aにインストールしてバージョンアップを行う場合のソフトウェアライセンス管理方法の流れについて説明する。図9は本発明の第4の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムの全体の処理の流れを示すフローチャートである。
パーソナルコンピュータA 31aを所有して、ソフトウェアA 33aを使用しているユーザー30は、ソフトウェアA 33aをバージョンアップするためにパーソナルコンピュータA 31aに携帯電話A 32aと接続するように要求し、要求を受けたパーソナルコンピュータA 31aは、携帯電話A 32aを接続する(S71)。ソフトウェアA 33aは、携帯電話A 32aに携帯電話Webサイトサーバ10への接続を要求し、携帯電話A 32aは携帯電話Webサイトサーバ10へ接続する(S72)。
接続された携帯電話Webサイトサーバ10は、ライセンス要求受理部123で要求を受理し、登録確認部124で携帯電話A 32aの認証を行い、登録されている携帯電話であるかを判断する(S73)。登録されている場合はステップS76に進み(S73Y)、未登録の場合は(S73N)、ユーザー30に対して登録要求を行って携帯電話A 32aとの接続を終了し(S74)、ライセンスを入手できなかったソフトウェアA 33aはインストール作業を中止する(S75)。携帯電話Webサイト10への登録を行う場合には、携帯電話A 32aを用いてソフトウェア販売会社端末20が指定した携帯電話Webサイトサーバ10に登録手続きを行い(S91)、携帯電話Webサイトサーバ10では登録依頼受理部121で登録依頼と電話番号を受理し、携帯電話管理番号付与部122で認証を行い、管理番号をつけ登録を行って(S92)、ステップS71に戻る。
認証で登録済みの携帯電話A 32aと確認した携帯電話Webサイトサーバ10は(S73Y)、携帯電話A 32aとの接続状態を続け、接続状態になったパーソナルコンピュータA 31aのソフトウェアA 33aは、携帯電話Webサイトサーバ10にソフトウェアA 33aのバージョンアップ用ソフトウェアA’ 33bのダウンロードの要求を行う(S76)。
携帯電話Webサイトサーバ10は、ライセンス要求受理部123で携帯電話32からのバージョンアップ用ソフトウェアA’ 33bのダウンロードの要求を受理すると共に登録確認部124で登録を確認し、管理番号・シリアル番号送信部126が管理番号とシリアル番号にバージョンアップ用ソフトウェアA’ 33bのダウンロードの要求を付加して、ソフトウェア販売会社端末20に送信する(S77)。
ソフトウェア販売会社端末20は、携帯電話Webサイトサーバ10より送られてきた管理番号とシリアル番号を確認し(S78)、登録されていた場合は(S78Y)、バージョンアップ用ソフトウェアA' 33bを携帯電話Webサイトサーバ10に送信する(S79)。携帯電話Webサイトサーバ10は、ライセンス受理部127でバージョンアップ用ソフトウェアA' 33bを受理し、ライセンス送信部128から携帯電話A 32aを経由してバージョンアップ用ソフトウェアA' 33bをパーソナルコンピュータA 31aに送信する(S80)。受信したパーソナルコンピュータA 31aはバージョンアップ用ソフトウェアA' 33bをインストールしてバージョンアップを完了する(S81)。この時、管理番号とシリアル番号が登録されていなかった場合は、携帯電話Webサイトサーバ10に不登録であることを知らせ(S78N)、携帯電話Webサイトサーバ10は不登録を確認して(S82)、携帯電話A 32aを経由してユーザー30に対して警告を行ってインストール作業を中止させる(S83)。
この場合、携帯電話webサイト及びライセンス、管理番号、シリアル番号については最初にインストールされていたソフトウェアA 33aのものを使用し、更新は行わない。
このようにして、第4の実施例でも最初に購入したソフトウェアAの本体と携帯電話Aを所有していれば、ユーザーはバージョンアップを容易にでき、ソフトウェア販売会社は容易にライセンスの管理を行うことができる。
本発明の第1の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムの模式的ブロック構成図である。 本発明の第1の実施の形態の携帯電話Webサイトサーバの模式的ブロック構成図である。 本発明の第1の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムの全体の処理の流れを示すフローチャートである。 パーソナルコンピュータのソフトウェアインストールの具体例を説明するための模式的ブロック構成図である。 パーソナルコンピュータのソフトウェアインストールの具体例を説明するための模式的ブロック構成図である。 本発明の第2の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムにおける定期的な継続使用確認方法のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムにおけるバージョンアップ用ソフトウェアのインストールの例を説明するための模式的ブロック構成図である。 本発明の第3の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムの全体の処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態のソフトウェアライセンス管理システムの全体の処理の流れを示すフローチャートである。 従来例のソフトウェアライセンス管理システムの模式的システム構成図である。
符号の説明
1、100 ソフトウェアライセンス管理システム
10 携帯電話Webサイトサーバ
11 入力部
12 データ処理装置
13 記憶部
14 出力部
20、120 ソフトウェア販売会社端末
30 ユーザー
31、131 パーソナルコンピュータ
32、132 携帯電話
33、133 ソフトウェア
60、160 通信ネットワーク
111 操作者入力部
121 登録依頼受理部
122 携帯電話管理番号付与部
123 ライセンス要求受理部
124 登録確認部
125 ソフトウェアシリアル番号受理部
126 管理番号・シリアル番号送信部
127 ライセンス受理部
128 ライセンス送信部
129 中央処理部
131 携帯電話管理番号格納部
132 ソフトウェアシリアル番号格納部
133 ライセンス格納部
141 画像表示部
S11〜S27、S31〜S42、S51〜S69、S71〜S83、S91、S92 ステップ

Claims (1)

  1. 携帯電話Webサイトを管理し、該携帯電話Webサイトを介して取得した携帯電話の情報とソフトウェアライセンスの内容とを管理する携帯電話Webサイトサーバ、通信ネットワーク、該通信ネットワークを介して前記携帯電話Webサイトに接続するソフトウェア販売会社端末および携帯電話、前記携帯電話とデータ通信が可能でありシリアル番号が付与されたソフトウェアがインストールされたパーソナルコンピュータ、を有し、
    前記携帯電話Webサイトサーバは、前記携帯電話について管理番号を生成し、前記携帯電話Webサイトおよび前記携帯電話を介して前記ソフトウェアのシリアル番号を取得し、前記ソフトウェアのシリアル番号と前記管理番号とを前記ソフトウェア販売会社端末へ通知し、
    前記通知を受けた前記ソフトウェア販売会社端末は、前記パーソナルコンピュータにインストールされたソフトウェアの使用を承認するソフトウェアライセンスを発行し、
    前記パーソナルコンピュータは、前記携帯電話Webサイトサーバと前記携帯電話を介して取得した前記ソフトウェアライセンスにより前記ソフトウェアのインストールを完成する、ソフトウェアライセンス管理システムにおけるソフトウェアライセンス管理方法であって、
    前記ソフトウェアのインストールされている前記パーソナルコンピュータに、前記ソフトウェア販売会社より購入した前記ソフトウェアのバージョンアップ用ソフトウェアのインストール作業を行うステップと、
    前記パーソナルコンピュータに前記ソフトウェアがインストールされているかを確認するステップと、
    前記パーソナルコンピュータに前記ソフトウェアがインストールされている場合は、前記バージョンアップ用ソフトウェアのインストールを完了させるためのライセンスを入手するために、前記ソフトウェアが前記パーソナルコンピュータを前記携帯電話に接続し、さらに前記携帯電話Webサイトサーバへの接続を要求するステップと、
    前記携帯電話Webサイトサーバで、接続された前記携帯電話と前記ソフトウェアのシリアル番号が登録されているかを確認するステップと、
    前記携帯電話Webサイトサーバで登録されていない前記携帯電話であった場合は、ユーザーに対する警告を前記ソフトウェアに送信し、該ソフトウェアは警告画面を表示して該ソフトウェアの使用を禁止するステップと、
    前記携帯電話と前記ソフトウェアのシリアル番号が認証によって登録済みと確認された場合、前記コンピュータは前記携帯電話Webサイトサーバに前記バージョンアップ用ソフトウェアのシリアル番号を出力しバージョンアップの要求を行うステップと、
    バージョンアップの要求を受けた前記携帯電話Webサイトサーバは、前記携帯電話と関連付けて既に登録されているシリアル番号を前記バージョンアップ用ソフトウェアのシリアル番号に更新し、前記携帯電話の管理番号を前記バージョンアップ用ソフトウェアの前記シリアル番号に付与してソフトウェア販売会社端末に送信するステップと、
    前記ソフトウェア販売会社端末が、前記管理番号と前記バージョンアップ用ソフトウェアの前記シリアル番号を確認して前記バージョンアップ用ソフトウェアのライセンスの登録作業を行って前記携帯電話Webサイトサーバに前記バージョンアップ用ソフトウェアのライセンスを発行するステップと、
    前記携帯電話Webサイトサーバが、受理した前記バージョンアップ用ソフトウェアのライセンスを、前記携帯電話を経由して前記バージョンアップ用ソフトウェアをインストールする前記パーソナルコンピュータに通知するステップと、
    前記ライセンスを受信した前記パーソナルコンピュータが前記前記バージョンアップ用ソフトウェアのインストールを完了するステップとを有することを特徴とする、ソフトウェアライセンス管理方法。
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