JP2008181431A - 情報端末装置におけるサービス利用システム、通信プログラム、記録媒体および情報端末装置におけるサービス利用方法 - Google Patents

情報端末装置におけるサービス利用システム、通信プログラム、記録媒体および情報端末装置におけるサービス利用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】普段使い慣れていないソフトウェアであっても容易に種々のPCの設定を自動的に行なうことできる情報端末装置におけるサービス利用システム等を提供する。
【解決手段】携帯電話器10がウェブサーバ40から送受信用ソフトウェアSkをダウンロードして携帯電話器10側の記録媒体77に記録し、送受信用ソフトウェアSkを用いて所定のサービスを購入する購入要求情報Ibをウェブサーバ40へ送信する。ウェブサーバ40が、購入要求情報Ibに基づき所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアSpを携帯電話器10へ送信する。携帯電話器10がサービス提供ソフトウェアSpを携帯電話器10側の追加記録媒体78に記録する。携帯電話器10と接続されたPC20が追加記録媒体78に記録されたサービス提供ソフトウェアSpをPC20側の記録装置98a等にロードしサービス提供ソフトウェアSpを実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバと、当該ウェブサーバに通信メディアを介して接続された移動情報端末装置と、当該移動情報端末装置と接続可能な情報端末装置と備えた情報端末装置におけるサービス利用システム等に関する。
近年、種々のパーソナルコンピュータ(以下、「PC」と省略する。)用ソフトウェアが販売されている。これらのソフトウェアを利用するためには、PC側に様々な設定を行なう必要があることが一般的である。しかし、当該ソフトウェアは使い慣れていないことが多いため、当該ソフトウェアを利用するための設定は敬遠されてしまい、当該ソフトウェアの購入が見送られてしまうことがある。一方、近年、無線LANスポットにおけるモバイル通信環境の整備が進められている。各所の無線LANスポットにおいて無線LANという通信メディアを利用するためには、セキュリティ対策としてパーソナルコンピュータ側でSSID(Service Set Identifier)およびWEP(Wired Equivalent Privacy)の設定を行うことが一般的である(非特許文献1参照)。しかし、各所の無線LANスポットにおいて無線LANという通信メディアを利用した経験が少ない場合、無線LANスポットの位置が不明であったり上記設定方法等がよくわからないため、当該通信メディアの利用をあきらめてしまうケースが多い。この結果、無線LANスポットにおけるモバイル通信の利用は未だ盛んになっているとは言えない状況である。そこで、各所の無線LANスポットを自動的に探したり上記設定を自動的に行なう自動設定ソフトウェアの配信およびオンラインサインアップが行われている。自動設定ソフトウェアはCD−ROM等の静的なメディアで配布されていることもある。
総務省、"一般利用者のためのセキュリティ対策 無線LANにおける危険性"、[online]、平成18年5月31日、[平成18年12月3日検索]、インターネット<URL:http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/security/enduser/ippan12.htm>
上述のように、PC用ソフトウェアを利用するためには、PC側に様々な設定を行なう必要があることが一般的であるが、当該ソフトウェアは使い慣れていないことが多いため、当該ソフトウェアを利用するための設定は敬遠され、当該ソフトウェアの購入が見送られてしまうことがあるという問題があった。PCを介した通信メディア(無線LAN)上で上記自動設定ソフトウェアの配信およびオンラインサインアップを行うことは、各所の無線LANスポットにおいて当該通信メディア自体を利用した経験が少なく、その利用が不慣れである人には結局敬遠されてしまうことが多いという問題があった。CD−ROM等の静的なメディアで自動設定ソフトウェアを配布することは、各PCの状態に応じた設定ができないという問題があった。さらに、緊急に近くの無線LANスポットを利用したい事態が生じた場合でも、無線LAN事業者との契約と設定とに時間がかかるため、即時に無線LANを利用することが困難であるという問題があった。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決するためになされたものであり、普段使い慣れていないソフトウェアであっても容易に種々のPCの設定を自動的に行なうことできる情報端末装置におけるサービス利用システム等を提供することにある。
本発明の第2の目的は、普段利用した経験が少なく、その操作方法等に不慣れであるPCを介した通信メディア(無線LAN)の利用を行う場合、各所の無線LANスポットを自動的に探すと共に各所の無線LANスポットにおいて自動的に各PCの状態に応じた設定を行ない、当該通信メディアを利用することができる情報端末装置におけるサービス利用システム等を提供することにある。
本発明の第3の目的は、緊急に近くの無線LANスポットを利用したい事態が生じた場合、即時に無線LANを利用することができる情報端末装置におけるサービス利用システム等を提供することにある。
この発明の情報端末装置におけるサービス利用システムは、ソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバと、該ウェブサーバに通信メディアを介して接続された移動情報端末装置と、該移動情報端末装置と接続可能な情報端末装置と備えた情報端末装置におけるサービス利用システムであって、前記移動情報端末装置は、前記ウェブサーバから送受信用ソフトウェアをダウンロードする送受信用ソフトウェアダウンロード手段と、前記送受信用ソフトウェアダウンロード手段によりダウンロードした送受信用ソフトウェアを用いて、所定のサービスを購入する購入要求情報を前記ウェブサーバへ送信する購入要求情報送信手段と、前記ウェブサーバから送信された所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアを移動情報端末装置側の記録部に記録する情報記録手段とを備え、前記ウェブサーバは、前記購入要求情報送信手段により送信された購入要求情報に基づき、サービス提供ソフトウェアを前記移動情報端末装置へ送信するサービス提供ソフトウェア送信手段を備え、前記情報端末装置は、前記移動情報端末装置と接続された状態で、前記情報記録手段により前記移動情報端末装置側の記録部に記録されたサービス提供ソフトウェアを該情報端末装置側の記録部にロードし、該サービス提供ソフトウェアを実行するサービス提供ソフトウェア実行手段とを備えたことを特徴とする。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記ウェブサーバに接続された設定発行サーバと、該設定発行サーバと接続され且つ前記通信メディアとは別の通信メディアを介して前記情報端末装置と接続された認証サーバとをさらに備え、前記ウェブサーバは、前記購入要求情報送信手段により送信された購入要求情報により示される所定のサービスの実現に要する実現情報の生成要求を前記設定発行サーバへ送信する生成要求送信手段をさらに備え、前記設定発行サーバは、前記生成要求送信手段により送信された生成要求に基づき、所定のサービスの設定に用いる設定情報と、前記情報端末装置が前記認証サーバを介して所定のネットワークにアクセスする際に要する通信情報とを含む実現情報を生成し、該実現情報を該ウェブサーバへ送信する実現情報送信手段と、前記認証サーバから送信された通信情報に基づき、前記情報端末装置が所定のネットワークにアクセスする場合のログインの許否を行うログイン許否手段とを備え、前記サービス提供ソフトウェア送信手段は、前記購入要求情報送信手段により送信された購入要求情報に基づき、サービス提供ソフトウェアと前記実現情報送信手段により送信された実現情報とを前記移動情報端末装置へ送信し、前記情報記録手段は、前記サービス提供ソフトウェア送信手段により送信されたサービス提供ソフトウェア及び実現情報を前記移動情報端末装置側の記録部に記録し、前記サービス提供ソフトウェア実行手段は、前記移動情報端末装置と接続された状態で、前記情報記録手段により該移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を用いて該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、前記認証サーバは、前記サービス提供ソフトウェア実行手段により前記情報端末装置から送信された通信情報を前記設定発行サーバへ送信する通信情報送信手段を備え、前記情報端末装置は、前記ログイン許否手段によりログインが許可された場合、前記認証サーバを介して前記所定のネットワークへアクセスするアクセス手段をさらに備えることができる。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記ウェブサーバは、前記情報端末装置が前記アクセス手段により前記所定のネットワークにアクセスし、続いて該所定のネットワークに接続された認証を要するサーバへのアクセスを要求する場合、前記移動情報端末装置が購入要求情報を送信した際に該認証を行う認証手段をさらに備えることができる。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記購入要求情報送信手段により前記ウェブサーバへ送信される購入要求情報は前記移動情報端末装置の識別子を含み、前記生成要求送信手段により前記設定発行サーバへ送信される生成要求は該移動情報端末装置の識別子を含み、前記実現情報送信手段により生成される設定情報は該移動情報端末装置の識別子を用いて一部又は全部が暗号化され、前記実現情報送信手段により生成される通信情報は該移動情報端末装置の識別子と所定の乱数とを用いて一部又は全部が暗号化されており、前記サービス提供ソフトウェア実行手段は、前記移動情報端末装置と接続された状態で、前記情報記録手段により前記移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアと該移動情報端末装置の識別子とを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を該移動情報端末装置の識別子を用いて復号化した後、該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該移動情報端末装置の識別子及び該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、前記通信情報送信手段は、前記サービス提供ソフトウェア実行手段により前記情報端末装置から送信された前記移動情報端末装置の識別子及び通信情報を前記設定発行サーバへ送信し、前記ログイン許否手段は、前記所定の乱数と前記通信情報送信手段により送信された前記移動情報端末装置の識別子とを用いて通信情報を復号化し、該通信情報が該設定発行サーバにより生成されたか否かに基づきログインの許否を行うことができる。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記別の通信メディアは無線LANとすることができる。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記ウェブサーバに接続された前記移動情報端末装置側の課金サーバをさらに備え、該課金サーバは、無線LANの通信料を該移動情報端末装置の通信料と一括して課金することができる。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記サービス提供ソフトウェアは、前記サービス提供ソフトウェア実行手段の実行中に不足する情報があると判断した場合、前記移動情報端末装置を介して前記ウェブサーバから不足する情報を取得することができる。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記移動情報端末装置は携帯電話器であり、前記情報端末装置はパーソナルコンピュータとすることができる。
この発明の通信プログラムは、ソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバと通信メディアを介して接続され、情報端末装置と接続可能な移動情報端末装置が通信を行うための通信プログラムであって、該移動情報端末装置のコンピュータを、前記ウェブサーバから送受信用ソフトウェアをダウンロードする送受信用ソフトウェアダウンロード手段、前記送受信用ソフトウェアダウンロード手段によりダウンロードした送受信用ソフトウェアを用いて、所定のサービスを購入する購入要求情報を前記ウェブサーバへ送信する購入要求情報送信手段、前記ウェブサーバから送信された所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアを移動情報端末装置側の記録部に記録する情報記録手段として機能させるための通信プログラムであり、前記サービス提供ソフトウェアは、前記ウェブサーバが、前記購入要求情報送信手段により送信された購入要求情報に基づき送信するものであり、前記移動情報端末装置と接続された状態の前記情報端末装置が該情報端末装置側の記録部にロードし実行するものであることを特徴とする。
ここで、この発明の通信プログラムにおいて、前記ウェブサーバが、前記購入要求情報送信手段により送信された購入要求情報により示される所定のサービスの実現に要する実現情報の生成要求を該ウェブサーバに接続された設定発行サーバへ送信し、前記設定発行サーバが、前記ウェブサーバから送信された生成要求に基づき、所定のサービスの設定に用いる設定情報と、該設定発行サーバと接続された認証サーバであって且つ前記通信メディアとは別の通信メディアを介して前記情報端末装置と接続された認証サーバを介し前記情報端末装置が所定のネットワークにアクセスする際に要する通信情報とを含む実現情報を生成し、該実現情報を該ウェブサーバへ送信し、前記ウェブサーバが、前記購入要求情報送信手段により送信された購入要求情報に基づき、サービス提供ソフトウェアと前記設定発行サーバから送信された実現情報とを前記移動情報端末装置へ送信し、前記情報記録手段は、前記ウェブサーバから送信されたサービス提供ソフトウェア及び実現情報を前記移動情報端末装置側の記録部に記録し、前記実現情報及びサービス提供ソフトウェアは、前記移動情報端末装置と接続された状態の情報端末装置が、該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を用いて該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、前記認証サーバが、前記情報端末装置から送信された通信情報を前記設定発行サーバへ送信し、前記設定発行サーバが、前記認証サーバから送信された通信情報に基づき、前記情報端末装置が所定のネットワークにアクセスする場合のログインの許否を行い、前記情報端末装置は、前記設定発行サーバによりログインが許可された場合、前記認証サーバを介して前記所定のネットワークへアクセスすることができる。
ここで、この発明の通信プログラムにおいて、前記購入要求情報送信手段により前記ウェブサーバへ送信される購入要求情報は前記移動情報端末装置の識別子を含み、前記ウェブサーバから前記設定発行サーバへ送信される生成要求は該移動情報端末装置の識別子を含み、前記設定発行サーバにより生成される設定情報は該移動情報端末装置の識別子を用いて一部又は全部が暗号化され、前記設定発行サーバにより生成される通信情報は該移動情報端末装置の識別子と所定の乱数とを用いて一部又は全部が暗号化されており、前記移動情報端末装置と接続された状態の情報端末装置が、前記情報記録手段により前記移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアと該移動情報端末装置の識別子とを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を該移動情報端末装置の識別子を用いて復号化した後、該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該移動情報端末装置の識別子及び該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、前記認証サーバが、前記情報端末装置から送信された前記移動情報端末装置の識別子及び通信情報を前記設定発行サーバへ送信し、前記設定発行サーバが、前記所定の乱数と前記認証サーバから送信された前記移動情報端末装置の識別子とを用いて通信情報を復号化し、該通信情報が該設定発行サーバにより生成されたか否かに基づきログインの許否を行うことができる。
この発明の通信プログラムは、ソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバに通信メディアを介して接続された移動情報端末装置と接続可能な情報端末装置が通信を行うための通信プログラムであって、前記移動情報端末装置が、前記ウェブサーバからダウンロードした送受信用ソフトウェアを用いて、所定のサービスを購入する購入要求情報を前記ウェブサーバへ送信し、前記ウェブサーバが、送信された購入要求情報に基づき、サービス提供ソフトウェアを前記移動情報端末装置へ送信し、前記移動情報端末装置が、前記ウェブサーバから送信されたサービス提供ソフトウェアを移動情報端末装置側の記録部に記録するものであり、前記情報端末装置のコンピュータを、該移動情報端末装置と接続された状態で、該移動情報端末装置側の記録部に記録されたサービス提供ソフトウェアを該情報端末装置側の記録部にロードし、該サービス提供ソフトウェアを実行するサービス提供ソフトウェア実行手段として機能させるための通信プログラムである。
ここで、この発明の通信プログラムにおいて、前記ウェブサーバが、前記移動情報端末装置から送信された購入要求情報により示される所定のサービスの実現に要する実現情報の生成要求を該ウェブサーバに接続された設定発行サーバへ送信し、前記設定発行サーバが、送信された生成要求に基づき、所定のサービスの設定に用いる設定情報と、該設定発行サーバと接続された認証サーバであって且つ前記通信メディアとは別の通信メディアを介して前記情報端末装置と接続された認証サーバを介し前記情報端末装置が所定のネットワークにアクセスする際に要する通信情報とを含む実現情報を生成し、該実現情報を該ウェブサーバへ送信し、前記ウェブサーバが、前記移動情報端末装置から送信された購入要求情報に基づき、サービス提供ソフトウェアと前記設定発行サーバから送信された実現情報とを該移動情報端末装置へ送信し、前記移動情報端末装置が、送信されたサービス提供ソフトウェア及び実現情報を該移動情報端末装置側の記録部に記録し、前記サービス提供ソフトウェア実行手段は、前記移動情報端末装置と接続された状態で、該移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を用いて該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、前記認証サーバが、前記サービス提供ソフトウェア実行手段により前記情報端末装置から送信された通信情報を前記設定発行サーバへ送信し、前記設定発行サーバが、送信された通信情報に基づき、前記情報端末装置が所定のネットワークにアクセスする場合のログインの許否を行うものであり、前記設定発行サーバによりログインが許可された場合、前記認証サーバを介して前記所定のネットワークへアクセスするアクセス手段をさらに備えることができる。
ここで、この発明の通信プログラムにおいて、該情報端末装置が前記アクセス手段により前記所定のネットワークにアクセスし、続いて該所定のネットワークに接続された認証を要するサーバへのアクセスを要求する場合、前記ウェブサーバが、該移動情報端末装置が購入要求情報を送信した際に該認証を行うことができる。
ここで、この発明の通信プログラムにおいて、前記移動情報端末装置から前記ウェブサーバへ送信される購入要求情報は該移動情報端末装置の識別子を含み、前記ウェブサーバから前記設定発行サーバへ送信される生成要求は該移動情報端末装置の識別子を含み、前記設定発行サーバにより生成される設定情報は該移動情報端末装置の識別子を用いて一部又は全部が暗号化され、前記設定発行サーバにより生成される通信情報は該移動情報端末装置の識別子と所定の乱数とを用いて一部又は全部が暗号化されており、前記サービス提供ソフトウェア実行手段は、前記移動情報端末装置と接続された状態で、前記移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアと該移動情報端末装置の識別子とを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を該移動情報端末装置の識別子を用いて復号化した後、該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該移動情報端末装置の識別子及び該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、前記認証サーバが、前記サービス提供ソフトウェア実行手段により前記情報端末装置から送信された前記移動情報端末装置の識別子及び通信情報を前記設定発行サーバへ送信し、前記設定発行サーバが、前記所定の乱数と前記認証サーバから送信された前記移動情報端末装置の識別子とを用いて通信情報を復号化し、該通信情報が該設定発行サーバにより生成されたか否かに基づきログインの許否を行うことができる。
ここで、この発明の通信プログラムにおいて、前記別の通信メディアは無線LANとすることができる。
ここで、この発明の通信プログラムにおいて、前記ウェブサーバに接続された前記移動情報端末装置側の課金サーバが、無線LANの通信料を該移動情報端末装置の通信料と一括して課金することができる。
ここで、この発明の通信プログラムにおいて、前記サービス提供ソフトウェアは、前記サービス提供ソフトウェア実行手段の実行中に不足する情報があると判断した場合、前記移動情報端末装置を介して前記ウェブサーバから不足する情報を取得することができる。
ここで、この発明の通信プログラムにおいて、前記移動情報端末装置は携帯電話器であり、該情報端末装置はパーソナルコンピュータとすることができる。
この発明の記録媒体は、本発明のいずれかの通信プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
この発明の情報端末装置におけるサービス利用方法は、ソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバに通信メディアを介して接続された移動情報端末装置と、該移動情報端末装置と接続可能な情報端末装置と用いた情報端末装置におけるサービス利用方法であって、前記移動情報端末装置が、前記ウェブサーバから送受信用ソフトウェアをダウンロードする送受信用ソフトウェアダウンロードステップと、前記送受信用ソフトウェアダウンロードステップでダウンロードした送受信用ソフトウェアを用いて、所定のサービスを購入する購入要求情報を前記ウェブサーバへ送信する購入要求情報送信ステップと、前記ウェブサーバが、前記購入要求情報送信ステップで送信された購入要求情報に基づき、所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアを前記移動情報端末装置へ送信するサービス提供ソフトウェア送信ステップと、前記移動情報端末装置が、前記サービス提供ソフトウェア送信ステップで送信されたサービス提供ソフトウェアを該移動情報端末装置側の記録部に記録する情報記録ステップと、前記移動情報端末装置と接続された前記情報端末装置が、前記情報記録ステップで前記移動情報端末装置側の記録部に記録されたサービス提供ソフトウェアを該情報端末装置側の記録部にロードし、該サービス提供ソフトウェアを実行するサービス提供ソフトウェア実行ステップとを備えたことを特徴とする。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用方法において、前記サービス提供ソフトウェア送信ステップに先立ち、前記ウェブサーバが、購入要求情報により示される所定のサービスの実現に要する実現情報の生成要求を該ウェブサーバに接続された設定発行サーバへ送信する生成要求送信ステップと、前記設定発行サーバが、前記生成要求送信ステップで送信された生成要求に基づき、所定のサービスの設定に用いる設定情報と、前記情報端末装置が前記通信メディアとは別の通信メディア及び該別の通信メディアの認証サーバを介して所定のネットワークにアクセスする際に要する通信情報とを含む実現情報を生成し、該実現情報を該ウェブサーバへ送信する実現情報送信ステップとをさらに備え、前記サービス提供ソフトウェア送信ステップは、前記ウェブサーバが、前記購入要求情報送信ステップで送信された購入要求情報に基づき、所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアと、前記実現情報送信ステップで送信された実現情報とを前記移動情報端末装置へ送信し、前記情報記録ステップは、前記移動情報端末装置が、前記サービス提供ソフトウェア送信ステップで送信されたサービス提供ソフトウェア及び実現情報を該移動情報端末装置側の記録部に記録し、前記サービス提供ソフトウェア実行ステップは、前記移動情報端末装置と接続された前記情報端末装置が、前記情報記録ステップで前記移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を用いて該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、前記認証サーバが、前記サービス提供ソフトウェア実行ステップで前記情報端末装置から送信された通信情報を該認証サーバと接続された前記設定発行サーバへ送信する通信情報送信ステップと、前記設定発行サーバが、前記通信情報送信ステップで送信された通信情報に基づきログインの許否を行うログイン許否ステップと、前記ログイン許否ステップでログインが許可された場合、前記情報端末装置が、前記認証サーバを介して前記所定のネットワークへアクセスするアクセスステップとをさらに備えることができる。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用方法において、前記アクセスステップに続き、前記所定のネットワークに接続された認証を要するサーバへのアクセスを要求する場合、前記生成要求送信ステップに先立ち、前記ウェブサーバが、該認証を行う認証ステップをさらに備えることができる。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用方法において、前記購入要求情報送信ステップで前記ウェブサーバへ送信される購入要求情報は前記移動情報端末装置の識別子を含み、前記生成要求送信ステップで前記設定発行サーバへ送信される生成要求は該移動情報端末装置の識別子を含み、前記実現情報送信ステップで生成される設定情報は該移動情報端末装置の識別子を用いて一部又は全部が暗号化され、前記実現情報送信ステップで生成される通信情報は該移動情報端末装置の識別子と所定の乱数とを用いて一部又は全部が暗号化され、前記サービス提供ソフトウェア実行ステップは、前記移動情報端末装置と接続された前記情報端末装置が、前記情報記録ステップで前記移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアと該移動情報端末装置の識別子とを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を該移動情報端末装置の識別子を用いて復号化した後、該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該移動情報端末装置の識別子及び該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、前記通信情報送信ステップは、前記サービス提供ソフトウェア実行ステップで前記情報端末装置から送信された前記移動情報端末装置の識別子及び通信情報を前記設定発行サーバへ送信し、前記ログイン許否ステップは、前記設定発行サーバが、前記所定の乱数と前記通信情報送信ステップで送信された前記移動情報端末装置の識別子とを用いて通信情報を復号化し、該通信情報が該設定発行サーバにより生成されたか否かに基づきログインの許否を行うことができる。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用方法において、前記別の通信メディアは無線LANとすることができる。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用方法において、前記ウェブサーバに接続された前記移動情報端末装置側の課金サーバが、無線LANの通信料を該移動情報端末装置の通信料と一括して課金することができる。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用方法において、サービス提供ソフトウェアが、前記サービス提供ソフトウェア実行ステップの実行中に不足する情報があると判断した場合、前記移動情報端末装置を介して前記ウェブサーバから不足する情報を取得することができる。
ここで、この発明の情報端末装置におけるサービス利用方法において、前記移動情報端末装置は携帯電話器であり、前記情報端末装置はパーソナルコンピュータとすることができる。
本発明の情報端末装置におけるサービス利用システム等によれば、携帯電話器が、配信サイトが稼動するウェブサーバから送受信用ソフトウェアをダウンロードし、携帯電話器側の記録媒体に記録する。ダウンロードした送受信用ソフトウェアを用いて、所定のサービスを購入する購入要求情報をウェブサーバへ送信する。ウェブサーバが、送信された購入要求情報に基づき、所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアを携帯電話器へ送信する。携帯電話器が、送信されたサービス提供ソフトウェアを携帯電話器側の追加記録媒体に記録する。携帯電話器と接続されたPCが、携帯電話器側の追加記録媒体に記録されたサービス提供ソフトウェアをPC側の記録装置等にロードし、サービス提供ソフトウェアを実行する。この結果、記憶メディアは携帯電話器側で、CPUはPC側でという形態でPC用ソフトウェアであるサービス提供ソフトウェアを実行することができる。このため、普段は携帯電話器をよく利用しているが、サービス提供ソフトウェアは使い慣れていないような場合であっても、使い慣れている携帯電話器を用いることにより容易にサービス提供ソフトウェアを取得し、種々のPCの設定を自動的に行なうことが可能となるという効果がある。
本発明の情報端末装置におけるサービス利用システム等によれば、携帯電話器が送受信用ソフトウェアをダウンロードし、購入要求情報を送信した後、ウェブサーバがサービス提供ソフトウェアを送信するのに先立ち、ウェブサーバが購入要求情報により示される所定のサービスの実現に要する実現情報の生成要求をウェブサーバに接続された設定発行サーバへ送信する。次に、設定発行サーバが、送信された生成要求に基づき、所定のサービスの設定に用いる設定情報と、PCが移動体通信網(通信メディア)とは別の通信メディア(無線LAN)および当該別の通信メディアの認証サーバを介してインターネットにアクセスする際に要する通信情報とを含む実現情報を生成し、この実現情報をウェブサーバへ送信する。サービス提供ソフトウェア送信部は、ウェブサーバが購入要求情報送信部から送信された購入要求情報に基づき、所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアと、実現情報送信部から送信された実現情報とを携帯電話器へ送信する。情報記録部は、携帯電話器がサービス提供ソフトウェア送信部から送信されたサービス提供ソフトウェアおよび実現情報を携帯電話器側の追加記録媒体に記録する。サービス提供ソフトウェア実行部は、、携帯電話器と接続されたPCが、情報記録部により携帯電話器側の追加記録媒体に記録された実現情報およびサービス提供ソフトウェアをPC側の記録装置にロードし、実現情報に含まれる設定情報を用いてサービス提供ソフトウェアを利用するために必要な設定を行ない、実現情報に含まれる通信情報を認証サーバ側へ送信してログイン要求を行う。認証サーバが、サービス提供ソフトウェア実行部によりPCから送信された通信情報を認証サーバと接続された設定発行サーバへ送信する。設定発行が、通信情報送信部により送信された通信情報に基づきログインの許否を行う。ログインが許可された場合、許可が設定発行サーバから認証サーバを介してPCへ送られる。この結果、PCが、認証サーバを介してインターネットへアクセスすることができる。この結果、普段利用した経験が少なく、その操作方法等に不慣れであるPCを介した通信メディア(無線LAN)の利用を行う場合、各所の無線LANスポットを自動的に探すと共に各所の無線LANスポットにおいて自動的にPCの設定を行ない、当該通信メディアを利用することができるという効果がある。上述の通信情報は、携帯電話器側からはワンタイムパスワードのように見えるパスワードを含むため、緊急に近くの無線LANスポットを利用したい事態が生じた場合であっても、即時に無線LANを利用することができるという効果がある。
以下、各実施例について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1における情報端末装置におけるサービス利用システム1を示す。図1において、符号35はインターネット、36aはルーティング機能を有しインターネット35と接続されたルータ、37はルータ36aを介してインターネット35と接続された電話事業者の事業者側サーバ、32は事業者側サーバ37と接続された電話事業者の広域網等の移動体通信網(通信メディア)、31は移動体通信網32に接続された基地局、10は基地局31のエリア内に在圏している携帯電話器(移動情報端末装置)、20は携帯電話器10と接続可能なPC(情報端末装置)である。なお本明細書において、「携帯電話器」は携帯電話装置または携帯電話機と呼んでもよい(特許請求の範囲においても同様)。事業者側サーバ37は携帯電話器10の認証を行う認証サーバである。続いて、図1において、符号36bはインターネット35と接続されたルータ、40はルータ36bを介してインターネット35と接続されたソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブ(Web)サーバである。図1に示されるように、携帯電話器10は移動体通信網32を介してウェブサーバ40と接続されている。図1では、事業者側サーバ37とウェブサーバ40とはVPN(Virtual Private Network)等の専用通信網38を介して接続されているが、インターネット35を介して接続することも可能である。携帯電話器10とPC20との間の接続は脱着可能な接続方式、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブル30を用いることが好適である。しかし、USB等の接続方式に限定されるものではなく、無線等であってもよいことは勿論である。以下では、移動情報端末装置の例として携帯電話器10を用いて説明するが、携帯電話器10に限定されるものではなく、PHS(Personal Handyphone System)等であってもよい。同様に、情報端末装置の例としてPC20を用いて説明するが、PC20に限定されるものではなく、PDA(Personal Digital Assistant)等、携帯電話器10と接続可能な情報処理装置であれば他の装置であってもよい。
図1において、符号11は携帯電話器10が備える機能を示す機能ブロックである。機能ブロック11において、符号12はウェブサーバ40から送受信用ソフトウェアSkをダウンロードする送受信用ソフトウェアダウンロード部(送受信用ソフトウェアダウンロード手段)、14は送受信用ソフトウェアダウンロード部12によりダウンロードした送受信用ソフトウェアSkを用いて、所定のサービスを購入する購入要求情報Ibをウェブサーバ40へ送信する購入要求情報送信部(購入要求情報送信手段)、16はウェブサーバ40から送信された所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアSpを携帯電話器10側の追加記録媒体78(記録部。図3により後述)に記録する情報記録部(情報記録手段)である。送受信用ソフトウェアSkは、送受信用ソフトウェアダウンロード部12により携帯電話器10側の記録媒体77(図3により後述)に記録されるが、予め記録媒体77に記録しておくようにしてもよい。
図1において、符号41はウェブサーバ40が備える機能を示す機能ブロックである。機能ブロック41において、符号42は購入要求情報送信部14により送信された購入要求情報Ibに基づき、サービス提供ソフトウェアSpを携帯電話器10へ送信するサービス提供ソフトウェア送信部(サービス提供ソフトウェア送信手段)である。
図1において、符号21はPC20が備える機能を示す機能ブロックである。機能ブロック21において、符号22は、PC20が携帯電話器10と接続された状態で、情報記録部16により携帯電話器10の追加記録媒体78に記録されたサービス提供ソフトウェアSpをPC20のRAM93(記録部。図3により後述)上に読み込んで、サービス提供ソフトウェアSpを実行するサービス提供ソフトウェア実行部(サービス提供ソフトウェア実行手段)である。すなわち、PC20は携帯電話器10を外付けメディアとして利用する。
送受信用ソフトウェアSkは携帯電話器10用のソフトウェアであり、サービス提供ソフトウェアSpはPC20用のソフトウェアである。サービス提供ソフトウェアSpは、サービス提供ソフトウェアSpをPC20で利用する際の種々のPC20の設定を自動的に行なう。サービス提供ソフトウェアSpは、当該ソフトウェアSp自体の利用ではなく、他のサービスをPC20で利用する場合における種々のPC20の設定を自動的に行なうものであってもよい。
図2は、PC20におけるサービス利用システム1の構成要素であるウェブサーバ40、携帯電話器10、PC20で実行される各通信プログラムの流れまたはPC20におけるサービス利用方法をフローチャートで示す。図2において、左側のフローチャートはウェブサーバ40のフローチャート、中央のフローチャートは携帯電話器10のフローチャート、右側のフローチャートはPC20のフローチャートであり、各構成要素間の通信は点線で示す。図2に示されるように、携帯電話器10が、ウェブサーバ40から送受信用ソフトウェアSkをダウンロードする(送受信用ソフトウェアダウンロードステップ。ステップS10)。送受信用ソフトウェアSkは、送受信用ソフトウェアダウンロードステップ(ステップS10)で携帯電話器10側の記録媒体77に記録される。続いて、送受信用ソフトウェアダウンロードステップ(ステップS10)でダウンロードした送受信用ソフトウェアSkを用いて、所定のサービスを購入する購入要求情報Ibをウェブサーバ40へ送信する(購入要求情報送信ステップ。ステップS12)。
次に、ウェブサーバ40が、購入要求情報送信ステップ(ステップS12)で送信された購入要求情報Ibに基づき、所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアSpを携帯電話器10へ送信する(サービス提供ソフトウェア送信ステップ。ステップS22)。
携帯電話器10が、サービス提供ソフトウェア送信ステップ(ステップS22)で送信されたサービス提供ソフトウェアSpを携帯電話器10側の追加記録媒体78に記録する(情報記録ステップ。ステップS14)。上述した送受信用ソフトウェアダウンロードステップ(ステップS10)から情報記録ステップ(ステップS14)までの間、携帯電話器10とPC20とは接続された状態であるが、PC20はサービス提供ソフトウェアSpのダウンロード完了(ステップS14)により携帯電話器10を認識するようになる。
携帯電話器10と接続されたPC20が、情報記録ステップ(ステップS14)で携帯電話器10側の追加記録媒体78に記録されたサービス提供ソフトウェアSpをPC20のRAM93上に読み込み、サービス提供ソフトウェアSpを実行する(サービス提供ソフトウェア実行ステップ。ステップS30)。具体的には、Auto-runが働いてサービス提供ソフトウェアSpがPC20のRAM93上に読み込まれ、サービス提供ソフトウェアSpが動作開始する。このためAuto-runが働くようにサービス提供ソフトウェアSpと一緒に設定ファイルをダウンロードするようにしておく。
以上のように、携帯電話器10を用いて移動体通信網32を介して接続されたウェブサーバ40からサービス提供ソフトウェアSpを携帯電話器10側の追加記録媒体78にダウンロードし、携帯電話器10に接続されたPC20が当該ソフトウェアSpをPC20のRAM93に読み込む。この結果、記憶メディアは携帯電話器10側で、CPU71(図3により後述)はPC20側でという形態でPC用ソフトウェアであるサービス提供ソフトウェアSpを実行することができる。従って、普段は携帯電話器10をよく利用しているが、サービス提供ソフトウェアSpは使い慣れていないような場合であっても、使い慣れている携帯電話器10を用いることにより容易にサービス提供ソフトウェアSpを取得し、種々のPC20の設定を自動的に行なうことが可能となる。
図3は、上述した実施例1および以下の各実施例を実現するための本発明のコンピュータ・プログラム(通信プログラム)を実行する携帯電話器10のコンピュータの内部回路70、PC20のコンピュータの内部回路90および両者の接続状態を示すブロック図である。ウェブサーバ40(および後述する設定発行サーバ50、認証サービス60)のコンピュータの内部回路も同様であるため省略する。図3の携帯電話器10の内部回路70に示されるように、CPU71、ROM72、RAM73、画像制御部76、入力制御部79、記録媒体77(脱着可能な記録媒体を含む)およびセレクタ84はバス83に接続されている。図3において、上述の本発明のコンピュータ・プログラム(携帯電話器10側の通信プログラム)は、ROM72、記録媒体77または追加記録媒体78に記録されている。本発明のコンピュータ・プログラムは、ROM72または記録媒体77からバス83を介し、または追加記録媒体78からセレクタ84を経由してバス83を介し、RAM73へロードされる。入力制御部79は、各種のキー等の入力操作部80と接続され入力制御等を行う。画像メモリであるVRAM75は携帯電話10の表示部74の少なくとも一画面分のデータ容量に相当する容量を有しており、画像制御部76はVRAM75のデータを画像データへ変換して表示部74へ送出する機能を有している。セレクタ84と接続された入出力インタフェース(I/F)部82は入出力インタフェース機能を有しており、USBケーブル30等によりPC20の入出力I/F部102と接続されている。記録媒体77にはウェブサーバ40からダウンロードした送受信用ソフトウェアSkが記録され、追加記録媒体78にはウェブサーバ40から送信されたサービス提供ソフトウェアSpが記録されている。本発明のコンピュータ・プログラムが実行されることにより、送受信用ソフトウェアSkが実行され、ウェブサーバ40からサービス提供ソフトウェアSpを取得することができる。
図3のPC20の内部回路90に示されるように、CPU91、ROM92、RAM93、画像制御部96、コントローラ97、入力制御部99、移動通信網32とは別の通信メディア(例えば図4で後述する無線LAN34等)とのインタフェース機能を有する別通信メディアI/F部101および入出力I/F部102はバス103に接続されている。図3において、上述の本発明のコンピュータ・プログラム(PC20側の通信プログラム)は、ROM92、HD等の記録装置98aまたはCD−ROM98n等の記録媒体(脱着可能な記録媒体を含む)に記録されている。本発明のコンピュータ・プログラムは、ROM92からバス103を介し、または記録装置98a若しくはCD−ROM98n等の記録媒体からコントローラ97を経由してバス103を介しRAM93へロードされる。入力制御部99は、マウス、テンキー等の入力操作部100と接続され入力制御等を行う。画像メモリであるVRAM95はPC20の表示部94の少なくとも一画面分のデータ容量に相当する容量を有しており、画像制御部96はVRAM95のデータを画像データへ変換して表示部94へ送出する機能を有している。入出力I/F部102は入出力インタフェース機能を有しており、USBケーブル30等により携帯電話器10の入出力I/F部82と接続されている。携帯電話器10の追加記録媒体78に記録されたサービス提供ソフトウェアSpは、PC20のRAM93に読み込まれている。本発明のコンピュータ・プログラムが実行されることにより、携帯電話器10側からサービス提供ソフトウェアSpを取得することができ、当該サービス提供ソフトウェアSpを実行させることができる。
上述のようにCPU71または91が本発明のコンピュータ・プログラム(および送受信用ソフトウェアSkとサービス提供ソフトウェアSp)を実行することにより、本発明の目的を達成することができる。当該コンピュータ・プログラムは上述のようにCD−ROM98n等の記録媒体の形態でコンピュータCPU71または91に供給することができ、当該コンピュータ・プログラムを記録したCD−ROM98n等の記録媒体も同様に本発明を構成することになる。当該コンピュータ・プログラムを記録した記録媒体としては上述された記録媒体の他に、例えばメモリ・カード、メモリ・スティック、DVD、光ディスク、FD等を用いることができる。
以上より、本発明の実施例1によれば、携帯電話器10が、ウェブサーバ40から送受信用ソフトウェアSkをダウンロードし、携帯電話器10側の記録媒体77に記録する。ダウンロードした送受信用ソフトウェアSkを用いて、所定のサービスを購入する購入要求情報Ibをウェブサーバ40へ送信する。ウェブサーバ40が、送信された購入要求情報Ibに基づき、所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアSpを携帯電話器10へ送信する。携帯電話器10が、送信されたサービス提供ソフトウェアSpを携帯電話器10側の追加記録媒体78に記録する。携帯電話器10と接続されたPC20が、携帯電話器10側の追加記録媒体78に記録されたサービス提供ソフトウェアSpをPC20のRAM93に読み込み、サービス提供ソフトウェアSpを実行する。この結果、記憶メディアは携帯電話器10側で、CPU71はPC20側でという形態でPC用ソフトウェアであるサービス提供ソフトウェアSpを実行することができる。このため、普段は携帯電話器10をよく利用しているが、サービス提供ソフトウェアSpは使い慣れていないような場合であっても、使い慣れている携帯電話器10を用いることにより容易にサービス提供ソフトウェアSpを取得し、種々のPC20の設定を自動的に行なうことが可能となる。
図4は、本発明の実施例2における情報端末装置におけるサービス利用システム2を示す。図4で図1と同じ符号を付した箇所は同じ要素を示すため説明は省略する。図4において、符号50はウェブサーバ40に接続された設定発行サーバ、51は設定発行サーバ50が備える機能を示す機能ブロック、60は設定発行サーバ50とインターネット35およびルータ36dを介して接続された無線LAN認証サーバ(以下、「認証サーバ」と略す。)、61は認証サーバ60が備える機能を示す機能ブロック、150はルータ36cを介してインターネット35と接続された企業側サーバである。認証サーバ60はPC20と、無線LAN基地局39および移動体通信網32とは別の通信メディアである無線LAN34を介して接続されている。図4では、事業者側サーバ37とウェブサーバ40とは専用通信網38を介して接続されているが、実施例1で述べたようにインターネット35を介して接続することも可能である。同様に、事業者側サーバ37、ウェブサーバ40、設定発行サーバ50、認証サーバ60とはインターネット35を介してアクセス可能なように接続されていてもよい。ウェブサーバ40と設定発行サーバ50とはLAN等で接続されていてもよいが、単一のコンピュータとして実現してもよい。設定発行サーバ50と認証サーバ60とは専用通信網(不図示)を介して接続されていてもよい。
図4のウェブサーバ40の機能ブロック41に示されるように、ウェブサーバ40は、購入要求情報送信部14により送信された購入要求情報Ibにより示される所定のサービスの実現に要する実現情報Rの生成要求Rsを設定発行サーバ50へ送信する生成要求送信部(生成要求送信手段)44をさらに備えている。認証部(認証手段)46については後述する。
図4の設定発行サーバ50の機能ブロック51に示されるように、設定発行サーバ50は、生成要求送信部44により送信された生成要求Rsに基づき、所定のサービスの設定に用いる設定情報Isと、PC20が認証サーバ60を介してインターネット35(所定のネットワーク)にアクセスする際に要する通信情報Icとを含む実現情報R(Is,Ic)を生成し、この実現情報R(Is,Ic)をウェブサーバ40へ送信する実現情報送信部(実現情報送信手段)52を備えている。設定情報Isとしては、例えば無線LANスポットを探すためのSSIDおよびWEPが挙げられる。通信情報Icとしては、例えばインターネット35に接続する際に必要なユーザID、パスワード等が挙げられる。当該パスワードは携帯電話器10側からはいわゆるワンタイムパスワードのように見える。設定発行サーバ50は、認証サーバ60から送信された通信情報Icに基づき、PC20がインターネット35にアクセスする場合のログインの許否を行うログイン許否部(ログイン許否手段)54をさらに備えている。
図4の機能ブロック41に示されるサービス提供ソフトウェア送信部42’は、実施例1の場合の機能に加えて、購入要求情報送信部14により送信された購入要求情報Ibに基づき、サービス提供ソフトウェアSp(PC20が無線LAN34にアクセスするための設定を行なうソフトウェア)と実現情報送信部52により送信された実現情報R(Is,Ic)とを携帯電話器10へ送信する。
図4の機能ブロック11に示される情報記録部16’は、実施例1の場合の機能に加えて、サービス提供ソフトウェア送信部42’により送信されたサービス提供ソフトウェアSpおよび実現情報R(Is,Ic)を携帯電話器10側の追加記録媒体78に記録する。
図4の機能ブロック21に示されるサービス提供ソフトウェア実行部22’は、実施例1の場合の機能に加えて、携帯電話器10と接続された状態で、情報記録部16’により携帯電話器10側の追加記録媒体78に記録された実現情報R(Is,Ic)およびサービス提供ソフトウェアSpをPC20のRAM93上に読み込み、実現情報R(Is,Ic)に含まれる設定情報Isを用いてサービス提供ソフトウェアSpの利用に必要な設定を行ない、実現情報R(Is,Ic)に含まれる通信情報Icを認証サーバ60側へ送信してログイン要求を行う。アクセス部(アクセス手段)24については後述する。
図4の認証サーバ60の機能ブロック61に示されるように、認証サーバ60は、サービス提供ソフトウェア実行部22’によりPC20から送信された通信情報Icを設定発行サーバ50へ送信する通信情報送信部(通信情報送信手段)62を備えている。
図4のPC20の機能ブロック21に示されるように、PC20は、ログイン許否部54によりログインが許可された場合、認証サーバ60を介してインターネット35へアクセスするアクセス部(アクセス手段)24をさらに備えている。
図4のウェブサーバ40の機能ブロック41に示されるように、ウェブサーバ40は、PC20がアクセス部24によりインターネット35にアクセスし、続いてインターネット35に接続された企業側サーバ150(認証を要するサーバ)へのアクセスを要求する場合、携帯電話器10が購入要求情報Ibを送信した際に、企業側サーバ150(のネットワーク)にアクセスするために必要な認証を行う認証部(認証手段)46をさらに備えている。実施例1で説明したような、単にサービス提供ソフトウェアSpを利用するためのPC20の設定を行なうだけのサービスの場合、あるいは定額のサービスの場合等であれば、上記認証は不要である。しかし、企業側サーバ150(のネットワーク)にアクセスする場合は、本実施例2のように、企業側サーバ150(のネットワーク)にアクセスするためのユーザIDおよびパスワード等を認証する認証部46が必要である。
図5は、PC20におけるサービス利用システム2の構成要素である認証サーバ60、設定発行サーバ50、ウェブサーバ40、携帯電話器10、PC20で実行される各通信プログラムの流れまたはPC20におけるサービス利用方法をフローチャートで示す。図5において、最左側のフローチャートは認証サーバ60のフローチャート、左から2番目のフローチャートは設定発行サーバ50のフローチャート、中央のフローチャートはウェブサーバ40のフローチャート、右から2番目のフローチャートは携帯電話器10のフローチャート、最右側のフローチャートはPC20のフローチャートであり、各構成要素間の通信は点線で示す。図5では図面の都合上、処理ブロック内に処理内容を文言で記載せず、ステップS番号のみを記載している。図5で図2と同じステップS番号を記載した処理ブロックでは同じ処理が行われているため、説明は省略する。
図5に示されるように、送受信用ソフトウェアダウンロードステップ(ステップS10)、購入要求情報送信ステップ(ステップS12)までは実施例1と同様である。この後、サービス提供ソフトウェア送信ステップ(ステップS22’)に先立ち、ウェブサーバ40が 購入要求情報Ibにより示される所定のサービスの実現に要する実現情報Rの生成要求Rsをウェブサーバ40に接続された設定発行サーバ50へ送信する(生成要求送信ステップ。ステップS20)。
次に、設定発行サーバ50が、生成要求送信ステップ(ステップS20)で送信された生成要求Rsに基づき、所定のサービスの設定に用いる設定情報Isと、PC20が移動体通信網32とは別の通信メディア(無線LAN34)および当該別の通信メディア34の認証サーバ60を介してインターネット35にアクセスする際に要する通信情報Icとを含む実現情報R(Is,Ic)を生成し、この実現情報R(Is,Ic)をウェブサーバ40へ送信する(実現情報送信ステップ。ステップS40)。
サービス提供ソフトウェア送信ステップ(ステップS22’)では、実施例1のステップS22の処理に加えて、ウェブサーバ40が購入要求情報送信ステップ(ステップS12)で送信された購入要求情報Ibに基づき、所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアSpと、実現情報送信ステップ(ステップS40)で送信された実現情報R(Is,Ic)とを携帯電話器10へ送信する。
情報記録ステップ(ステップS14’)では、実施例1のステップS14の処理に加えて、携帯電話器10がサービス提供ソフトウェア送信ステップ(ステップS22’)で送信されたサービス提供ソフトウェアSpおよび実現情報R(Is,Ic)を携帯電話器10側の追加記録媒体78に記録する。
サービス提供ソフトウェア実行ステップ(ステップS30’)では、実施例1のステップS30の処理に加えて、携帯電話器10と接続されたPC20が、情報記録ステップ(ステップS14’)で携帯電話器10側の追加記録媒体78に記録された実現情報R(Is,Ic)およびサービス提供ソフトウェアSpをPC20のRAM93上に読み込み、実現情報R(Is,Ic)に含まれる設定情報Isを用いてサービス提供ソフトウェアSpを利用するために必要な設定を行ない、実現情報R(Is,Ic)に含まれる通信情報Icを認証サーバ60側へ送信してログイン要求を行う。
認証サーバ60が、サービス提供ソフトウェア実行ステップ(ステップS30’)でPC20から送信された通信情報Icを認証サーバ60と接続された設定発行サーバ50へ送信する(通信情報送信ステップ。ステップS50)。
設定発行サーバ50が、通信情報送信ステップ(ステップS50)で送信された通信情報Icに基づきログインの許否を行う(ログイン許否ステップ。ステップS42)。ログイン許否ステップ(ステップS42)でログインが許可された場合、許可(Y)が設定発行サーバ50から認証サーバ60を介してPC20へ送られる。この結果、PC20が、認証サーバ60を介してインターネット35へアクセスできる(アクセスステップ。ステップS32)。
アクセスステップ(ステップS32)に続き、インターネット35に接続された企業側サーバ150(認証を要するサーバ)へのアクセスを要求する場合、生成要求送信ステップ(ステップS20)に先立ち、ウェブサーバ40が、企業側サーバ150(のネットワーク)にアクセスするために必要な認証を行う認証ステップ(不図示)をさらに備えればよい。
図6は、本実施例2における購入要求情報送信ステップ(ステップS12)の際に携帯電話器10の表示部74に示される画像例110を示す。上述のように、サービス提供ソフトウェアSpとしては、PC20が無線LAN34にアクセスするために近郊の無線LANスポットを探し、必要な設定を行なうソフトウェアを想定している。図6に示されるように、ヘッダとして「無線LAN利用権購入」が表示され、欄112に示されるように無線LANスポットの案内が表示されている。具体的には欄114に示されるように、いくつかの無線LANスポット(XYZサービス、1234サービス、あいうえおサービス等)が表示されている。ユーザが駅待合室Bにおける1234サービスを利用したい場合、その位置をカーソル(不図示)等で指定し(黒丸で示す。)、欄116で示される「1日分無線LAN利用権を購入する」をクリックする。この1日分無線LAN利用権とは、上述したように携帯電話器10側からはワンタイムパスワードのように見えるパスワードである。その後、サービス提供ソフトウェアSpが当該無線LANスポットにアクセスするために必要なPCの設定をおこなう。ユーザが利用したいサービスが近郊にない場合、118欄で示される「もう一度GPSで測る」をクリックすると、サービス提供ソフトウェアSpは再度近郊の無線LANスポットを探すことを繰返す。
図7は、図6でユーザが「1日分無線LAN利用権を購入する」欄116をクリックした後、PC20の表示部94に表示される画像例120を示す。図7に示されるように、ユーザはPC20を用い無線LAN34を介してインターネット35にアクセスし、インターネット35から企業側サーバ150にアクセスしてメールをダウンロードしている。図7において、符号126はメールソフトのウィンドウであり、その中に「ダウンロード中20件 10MB」という表示128がされている。符号122は接続設定ソフト(サービス提供ソフトウェアSp)のウィンドウであり、その中に接続状況および接続可能時間等が表示されている。「切断する」表示124をクリックすると、無線LAN34への接続は切断される。
図8は、サービス提供ソフトウェアSpにより実行される設定の動作を示す設定情報の一例Is130を示す。図8に示される設定情報Is130では、番号欄131で示される番号1の行から動作が始まり、その行の条件欄132に示される条件が成立した場合はその行の設定の動作欄133で示される設定を行ない、その後、その行の動作欄134で示される動作を行なう。その行の条件欄132に示される条件が成立しなかった場合は、番号1の行の次の番号2の行の条件欄132を試す。図8に示されるように、設定情報Is130は条件欄132で示される条件、設定の動作欄133で示される設定の動作および設定値、次の動作欄134で示されるシーケンス全体が一つになっている。
図8に示されるように、まず、番号1の行の条件欄132で示される条件「無線LANを探して、SSID=SPOTが存在する」が成立するかどうかを調べる。成立する場合、設定の動作欄133で示される「SSID=SPOT、802.1x ID=User1、802.1x PASS=12345」の設定を行なう。次の動作欄134で示されるように、これで「設定を終了」する。番号1の行の条件欄132で示される条件が成立しなかった場合、番号2の行の条件欄132で示される条件「無線LANを探して、SSID=SPOT2が存在する」が成立するかどうかを調べる。成立する場合、設定の動作欄133で示されるように、「設定情報Bをウェブサーバ40から取得する」。このため、次の動作欄134で示されるように、「設定情報Bの番号1へ飛ぶ」ようにする。設定情報Bは設定情報Is130とは異なる別の設定情報である。設定情報が膨大にならないように複数個のテーブルに分けておき、条件に応じて動的にダウンロードすることができる。番号2の行の条件欄132で示される条件が成立しなかった場合、番号3の行の条件欄132で示される条件「無線LANを探して、SSID=SPOT3が存在する」が成立するかどうかを調べる。成立する場合、設定の動作欄133で示されるように設定を行なう。次の動作欄134で示されるように、これで「設定を終了」する。番号3の行の条件欄132で示される条件が成立しなかった場合、番号4の行の条件欄132で示される条件「http://www.xxx.vvv/にアクセスできる」が成立するかどうかを調べる。成立する場合、設定の動作欄133で示されるように、ウェブから設定を行なう。次の動作欄134で示されるように、これで「設定を終了」する。番号4の行の条件欄132で示される条件が成立しなかった場合、番号5の行の条件欄132に示されるように、「無条件」で設定の動作欄133に示されるように「画面「無線LANスポットを探しています」を表示する」を実行し、番号1の行へ戻って以上の処理を繰り返す。
以上より、本発明の実施例2によれば、携帯電話器10が送受信用ソフトウェアSkをダウンロードし、購入要求情報Ibを送信した後、ウェブサーバ40がサービス提供ソフトウェアSpを送信するのに先立ち、ウェブサーバ40が購入要求情報Ibにより示される所定のサービスの実現に要する実現情報Rの生成要求Rsをウェブサーバ40に接続された設定発行サーバ50へ送信する。次に、設定発行サーバ50が、送信された生成要求Rsに基づき、所定のサービスの設定に用いる設定情報Isと、PC20が移動体通信網32とは別の通信メディア(無線LAN34)および当該別の通信メディア34の認証サーバ60を介してインターネット35にアクセスする際に要する通信情報Icとを含む実現情報R(Is,Ic)を生成し、この実現情報R(Is,Ic)をウェブサーバ40へ送信する。サービス提供ソフトウェア送信部42’は、実施例1の場合に加えて、ウェブサーバ40が購入要求情報送信部14から送信された購入要求情報Ibに基づき、所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアSpと、実現情報送信部から送信された実現情報R(Is,Ic)とを携帯電話器10へ送信する。情報記録部16’は、実施例1の場合に加えて、携帯電話器10がサービス提供ソフトウェア送信部42’から送信されたサービス提供ソフトウェアSpおよび実現情報R(Is,Ic)を携帯電話器10側の追加記録媒体78に記録する。サービス提供ソフトウェア実行部22’は、実施例1の場合に加えて、携帯電話器10と接続されたPC20が、情報記録部16’により携帯電話器10側の追加記録媒体78に記録された実現情報R(Is,Ic)およびサービス提供ソフトウェアSpをPC20のRAM93上に読み込み、実現情報R(Is,Ic)に含まれる設定情報Isを用いてサービス提供ソフトウェアSpを利用するために必要な設定を行ない、実現情報R(Is,Ic)に含まれる通信情報Icを認証サーバ60側へ送信してログイン要求を行う。認証サーバ60が、サービス提供ソフトウェア実行部22’によりPC20から送信された通信情報Icを認証サーバ60と接続された設定発行サーバ50へ送信する。設定発行サーバ50が、通信情報送信部62により送信された通信情報Icに基づきログインの許否を行う。ログインが許可された場合、許可(Y)が設定発行サーバ50から認証サーバ60を介してPC20へ送られる。この結果、PC20が、認証サーバ60を介してインターネット35へアクセスすることができる。
この結果、実施例1と同様に、記憶メディアは携帯電話器10側で、CPU71はPC20側でという形態でPC用ソフトウェアであるサービス提供ソフトウェアSpを実行することができるという効果に加えて、さらに、普段利用した経験が少なく、その操作方法等に不慣れであるPC20を介した通信メディア(無線LAN34)の利用を行う場合、各所の無線LANスポットを自動的に探すと共に各所の無線LANスポットにおいて自動的にPC20の設定を行ない、当該通信メディア34を利用することができる。さらに、上述のように携帯電話器10側からはワンタイムパスワードのように見える1日分無線LAN利用権を用いているため、緊急に近くの無線LANスポットを利用したい事態が生じた場合であっても、即時に無線LANを利用することができる。携帯電話器10のユーザの無線LAN利用権は1日分等のように短時間許可されるだけであって、ユーザまたはユーザの会社(企業側サーバ150に対応する会社)自身が直接無線LAN事業者と契約して無線LAN利用料(使用料)を支払う訳ではない。すなわち、携帯電話事業者(事業者側サーバ37に対応する電話事業者)が立替払いすることになるため、無線LAN事業者としては契約していないユーザに無線LAN34を使用させても、それほどリスクが無いというビジネスモデルを設定することができる。
本実施例3では、実施例2において実現情報R等に暗号化を施した場合について説明する。暗号化以外については実施例2と同様である。以下では、図4を適宜引用して説明する。
携帯電話器10の購入要求情報送信部14によりウェブサーバ40へ送信される購入要求情報Ibは携帯電話器10の識別子を含み、ウェブサーバ40の生成要求送信部44により設定発行サーバ50へ送信される生成要求Rsは携帯電話器10の識別子を含む。設定発行サーバ50の実現情報送信部52により生成される設定情報Isは上記携帯電話器10の識別子(例えば携帯電話器10の電話番号等)を用いて一部または全部が暗号化されている(以下同様に、暗号化されたことを上付*で示す。)。これは、設定情報Isを携帯電話器10でしか読めないようにするためである。実現情報送信部52により生成される通信情報Icは上記携帯電話器10の識別子と所定の乱数とを用いて一部または全部が暗号化されている。これは、当該通信情報Icを設定発行サーバ50でしか読めないようにするためである。所定の乱数および通信情報Icは上記携帯電話器10の識別子と関連付けて保存しておく。
サービス提供ソフトウェア実行部22’’(不図示)は、携帯電話器10と接続された状態で、情報記録部16’により携帯電話器10側の追加記録媒体78に記録された実現情報R(Is,Ic)およびサービス提供ソフトウェアSpと携帯電話器10の識別子とをPC20のRAM93上に読み込み、実現情報R(Is,Ic)に含まれる設定情報Isを携帯電話器10の識別子を用いて復号化して設定情報Isとした後、サービス提供ソフトウェアSpの設定を行ない、携帯電話器10の識別子および実現情報Rに含まれる通信情報Icを認証サーバ60側へ送信してログイン要求を行う。通信情報送信部61’(不図示)は、サービス提供ソフトウェア実行部22’’によりPC20から送信された携帯電話器10の識別子および通信情報Icを設定発行サーバ50へ送信する。
設定発行サーバ50のログイン許否部54’(不図示)は、通信情報送信部62により送信された携帯電話器10の識別子と同じ識別子に関連付けて保存しておいた上記所定の乱数と当該識別子とを用いて通信情報Icを復号化してIcとし、通信情報Icが設定発行サーバ50により生成されたか否かを調べ、その結果に基づきログインの許否を行う。具体的には、当該識別子に関連付けて保存しておいた通信情報Icと復号化されたIcとが一致するか否かにより、ログインの許否を行う。
暗号化を施した場合における各通信プログラムの流れまたはPC20におけるサービス利用方法を図5を引用して説明する。サービス提供ソフトウェア実行ステップ(ステップS30’’。不図示)では、携帯電話器10と接続されたPC20が、情報記録ステップ(ステップS14’’。不図示)で携帯電話器10側の追加記録媒体78に記録された実現情報R(Is,Ic)およびサービス提供ソフトウェアSpと携帯電話器10の識別子とをPC20側の記録装置98aにロードし、実現情報R(Is,Ic)に含まれる設定情報Isを携帯電話器10の識別子を用いて復号化してIsとした後、サービス提供ソフトウェアSpの設定を行ない、携帯電話器10の識別子および実現情報R(Is,Ic)に含まれる通信情報Icを認証サーバ60側へ送信してログイン要求を行う。通信情報送信ステップ(ステップS50’。不図示)は、サービス提供ソフトウェア実行ステップ(ステップS30’’)でPC20から送信された携帯電話器10の識別子および通信情報Icを設定発行サーバ50へ送信する。ログイン許否ステップ(ステップS42’。不図示)は、設定発行サーバ50が、所定の乱数と通信情報送信ステップ(ステップS50’)で送信された携帯電話器10の識別子とを用いて通信情報Icを復号化してIcとし、通信情報Icが設定発行サーバ50により生成されたか否かを調べ、その結果に基づきログインの許否を行う。
以上より、本発明の実施例3によれば、実施例で説明した機能に加えて、実現情報R等に暗号化を施すことができる。PC20と携帯電話器10とが接続された状態で、携帯電話器10が暗号化された設定情報Isおよび通信情報Icを受け取り、PC20が無線LAN34を介して通信情報Icを送信してログイン要求を行うため、設定情報Is等がコピーされていた場合、ログイン要求を拒否することができる。この結果、実施例2の効果に加えて、設定情報Is等をコピーされないようにすることができるセキュリティシステムを構築することができる。
上述の実施例2および3において、ウェブサーバ40に接続された携帯電話器10側の課金サーバ(不図示)をさらに備えることができる。当該課金サーバは、携帯電話器10の通信料を課金しているため、携帯電話器10のユーザの課金口座等の情報を有している。そこで、事業者側サーバ37側の携帯電話事業者が無線LAN34側の無線LAN事業者と以下のような契約を結ぶ。すなわち、携帯電話事業者が無線LAN回線使用権を第三者(上記ユーザ)にワンタイムパスワードとして時間売りする。無線LAN回線使用権の使用料は一旦携帯電話事業者が無線LAN事業者に立替払いまたは回収代行しておき、携帯電話事業者がユーザから携帯電話器10の電話料に上乗せする形態で回収する。例えば、ウェブサーバ40が設定発行サーバ50により生成された上述のワンタイムパスワードを通信情報Ic(またはIc)として受信した際、ウェブサーバ40が課金サーバへ上記使用料を送信し、課金サーバが携帯電話器10のユーザの課金口座に上乗せすればよい。以上のようにして、無線LAN34の通信料を携帯電話器10の通信料と一括して課金することができる。この結果、実施例2および3の効果に加えて、普段契約していない無線LANスポットのような通信メディアであっても、携帯電話器10の課金として落とすことができるため、すぐに一時利用を行うことができる。上述の例のように、企業側サーバ150からメールをダウンロードするような無線LANの利用を行う場合、上述のような仕組みにより一時的に無線LAN34の通信料を携帯電話器10の通信料と一括して課金しておき、後で、課金サーバが無線LAN34の通信料を企業側の課金口座へ移して、企業側の課金口座から引き落とすことも可能である。
上述の各実施例において、サービス提供ソフトウェアSpは、サービス提供ソフトウェア実行部22等の実行中に不足する情報があると判断した場合、携帯電話器10を介してウェブサーバ40から当該不足する情報を自動的に取得することもできる。不足する情報としては、例えばPC20の無線LANドライバ、またはPC20に固有の情報等が挙げられる。この結果、上記各実施例の効果に加えて、各所の無線LANスポットにおいて自動的に各PC20の状態を自動診断し、不足する情報をダウンロードしながら各PC20に応じた設定を行ない、当該通信メディア34を利用することができる。
本発明の活用例として、普段利用した経験が少なく、その操作方法等に不慣れであるPC20を介した無線LAN34の利用を行う場合への応用が挙げられる。
本発明の実施例1における情報端末装置におけるサービス利用システム1を示す図である。 図2は、PC20におけるサービス利用システム1の構成要素であるウェブサーバ40、携帯電話器10、PC20で実行される各通信プログラムの流れまたはPC20におけるサービス利用方法を示すフローチャートである。 携帯電話器10の内部ブロック70およびPC20の内部ブロック90と、両者の接続状態を示す図である。 本発明の実施例2における情報端末装置におけるサービス利用システム2を示す図である。 PC20におけるサービス利用システム2の構成要素である認証サーバ60、設定発行サーバ50、ウェブサーバ40、携帯電話器10、PC20で実行される各通信プログラムの流れまたはPC20におけるサービス利用方法を示すフローチャートである。 本実施例2における購入要求情報送信ステップ(ステップS12)の際に携帯電話器10の表示部74に示される画像110の一例を示す図である。 図6でユーザが「1日分無線LAN利用権を購入する」欄116をクリックした後、PC20の表示部94に表示される画像例120を示す図である。 サービス提供ソフトウェアSpにより実行される設定の動作を示す設定情報の一例Is130を示す図である。
符号の説明
1,2 情報端末装置におけるサービス利用システム、 10 携帯電話器、 11,21、41,51,61 機能ブロック、 12 送受信用ソフトウェアダウンロード部、 14 購入要求情報送信部、 16、16’ 情報記録部、 20 PC、 22,22’ サービス提供ソフトウェア実行部、 24 アクセス部、 30 USBケーブル、 31 基地局、 32 移動体通信網、 34 無線LAN、 35 インターネット、 36a,36b,36c,36d ルータ、 37 事業者側サーバ、 38 専用通信網、 39 無線LAN基地局、 40 ウェブサーバ、 42,42’ サービス提供ソフトウェア送信部、 44 生成要求送信部、 46 認証部、 50 設定発行サーバ、 52 実現情報送信部、 54 ログイン許否部、 60 認証サーバ、 62 通信情報送信部、 70,90 内部ブロック、 71,91 CPU、 72、92 ROM、 73,93 RAM、 74,94 表示部、 75,95 VRAM、 76,96 画像制御部、 77 記録媒体、 78 追加記録媒体、 79,99 入力制御部、 80,100 入力操作部、 82、102 入出力I/F部、 83,103 バス、 84 セレクタ、 97 コントローラ、 98a ディスク、 98n CD−ROM、 110,120 画像例、 112,114,116,118 欄、 122,126 ウィンドウ、 124,128 表示、 130 設定情報の例、 131 番号欄、 132 条件欄、 133 設定の動作欄、 134 次の動作欄、 150 企業側サーバ。

Claims (28)

  1. ソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバと、該ウェブサーバに通信メディアを介して接続された移動情報端末装置と、該移動情報端末装置と接続可能な情報端末装置と備えた情報端末装置におけるサービス利用システムであって、
    前記移動情報端末装置は、
    前記ウェブサーバから送受信用ソフトウェアをダウンロードする送受信用ソフトウェアダウンロード手段と、
    前記送受信用ソフトウェアダウンロード手段によりダウンロードした送受信用ソフトウェアを用いて、所定のサービスを購入する購入要求情報を前記ウェブサーバへ送信する購入要求情報送信手段と、
    前記ウェブサーバから送信された所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアを移動情報端末装置側の記録部に記録する情報記録手段とを備え、
    前記ウェブサーバは、
    前記購入要求情報送信手段により送信された購入要求情報に基づき、サービス提供ソフトウェアを前記移動情報端末装置へ送信するサービス提供ソフトウェア送信手段を備え、
    前記情報端末装置は、
    前記移動情報端末装置と接続された状態で、前記情報記録手段により前記移動情報端末装置側の記録部に記録されたサービス提供ソフトウェアを該情報端末装置側の記録部にロードし、該サービス提供ソフトウェアを実行するサービス提供ソフトウェア実行手段とを備えたことを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用システム。
  2. 請求項1記載の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記ウェブサーバに接続された設定発行サーバと、該設定発行サーバと接続され且つ前記通信メディアとは別の通信メディアを介して前記情報端末装置と接続された認証サーバとをさらに備え、
    前記ウェブサーバは、
    前記購入要求情報送信手段により送信された購入要求情報により示される所定のサービスの実現に要する実現情報の生成要求を前記設定発行サーバへ送信する生成要求送信手段をさらに備え、
    前記設定発行サーバは、
    前記生成要求送信手段により送信された生成要求に基づき、所定のサービスの設定に用いる設定情報と、前記情報端末装置が前記認証サーバを介して所定のネットワークにアクセスする際に要する通信情報とを含む実現情報を生成し、該実現情報を該ウェブサーバへ送信する実現情報送信手段と、
    前記認証サーバから送信された通信情報に基づき、前記情報端末装置が所定のネットワークにアクセスする場合のログインの許否を行うログイン許否手段とを備え、
    前記サービス提供ソフトウェア送信手段は、前記購入要求情報送信手段により送信された購入要求情報に基づき、サービス提供ソフトウェアと前記実現情報送信手段により送信された実現情報とを前記移動情報端末装置へ送信し、
    前記情報記録手段は、前記サービス提供ソフトウェア送信手段により送信されたサービス提供ソフトウェア及び実現情報を前記移動情報端末装置側の記録部に記録し、
    前記サービス提供ソフトウェア実行手段は、前記移動情報端末装置と接続された状態で、前記情報記録手段により該移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を用いて該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、
    前記認証サーバは、前記サービス提供ソフトウェア実行手段により前記情報端末装置から送信された通信情報を前記設定発行サーバへ送信する通信情報送信手段を備え、
    前記情報端末装置は、前記ログイン許否手段によりログインが許可された場合、前記認証サーバを介して前記所定のネットワークへアクセスするアクセス手段をさらに備えたことを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用システム。
  3. 請求項2記載の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記ウェブサーバは、前記情報端末装置が前記アクセス手段により前記所定のネットワークにアクセスし、続いて該所定のネットワークに接続された認証を要するサーバへのアクセスを要求する場合、前記移動情報端末装置が購入要求情報を送信した際に該認証を行う認証手段をさらに備えたことを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用システム。
  4. 請求項2又は3記載の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記購入要求情報送信手段により前記ウェブサーバへ送信される購入要求情報は前記移動情報端末装置の識別子を含み、前記生成要求送信手段により前記設定発行サーバへ送信される生成要求は該移動情報端末装置の識別子を含み、前記実現情報送信手段により生成される設定情報は該移動情報端末装置の識別子を用いて一部又は全部が暗号化され、前記実現情報送信手段により生成される通信情報は該移動情報端末装置の識別子と所定の乱数とを用いて一部又は全部が暗号化されており、
    前記サービス提供ソフトウェア実行手段は、前記移動情報端末装置と接続された状態で、前記情報記録手段により前記移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアと該移動情報端末装置の識別子とを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を該移動情報端末装置の識別子を用いて復号化した後、該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該移動情報端末装置の識別子及び該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、
    前記通信情報送信手段は、前記サービス提供ソフトウェア実行手段により前記情報端末装置から送信された前記移動情報端末装置の識別子及び通信情報を前記設定発行サーバへ送信し、
    前記ログイン許否手段は、前記所定の乱数と前記通信情報送信手段により送信された前記移動情報端末装置の識別子とを用いて通信情報を復号化し、該通信情報が該設定発行サーバにより生成されたか否かに基づきログインの許否を行うことを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用システム。
  5. 請求項2乃至4のいずれかに記載の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記別の通信メディアは無線LANであることを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用システム。
  6. 請求項5記載の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記ウェブサーバに接続された前記移動情報端末装置側の課金サーバをさらに備え、該課金サーバは、無線LANの通信料を該移動情報端末装置の通信料と一括して課金することを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記サービス提供ソフトウェアは、前記サービス提供ソフトウェア実行手段の実行中に不足する情報があると判断した場合、前記移動情報端末装置を介して前記ウェブサーバから不足する情報を取得することを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報端末装置におけるサービス利用システムにおいて、前記移動情報端末装置は携帯電話器であり、前記情報端末装置はパーソナルコンピュータであることを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用システム。
  9. ソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバと通信メディアを介して接続され、情報端末装置と接続可能な移動情報端末装置が通信を行うための通信プログラムであって、該移動情報端末装置のコンピュータを、
    前記ウェブサーバから送受信用ソフトウェアをダウンロードする送受信用ソフトウェアダウンロード手段、
    前記送受信用ソフトウェアダウンロード手段によりダウンロードした送受信用ソフトウェアを用いて、所定のサービスを購入する購入要求情報を前記ウェブサーバへ送信する購入要求情報送信手段、
    前記ウェブサーバから送信された所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアを移動情報端末装置側の記録部に記録する情報記録手段として機能させるための通信プログラムであり、
    前記サービス提供ソフトウェアは、前記ウェブサーバが、前記購入要求情報送信手段により送信された購入要求情報に基づき送信するものであり、前記移動情報端末装置と接続された状態の前記情報端末装置が該情報端末装置側の記録部にロードし実行するものであることを特徴とする通信プログラム。
  10. 請求項9記載の通信プログラムにおいて、
    前記ウェブサーバが、前記購入要求情報送信手段により送信された購入要求情報により示される所定のサービスの実現に要する実現情報の生成要求を該ウェブサーバに接続された設定発行サーバへ送信し、
    前記設定発行サーバが、前記ウェブサーバから送信された生成要求に基づき、所定のサービスの設定に用いる設定情報と、該設定発行サーバと接続された認証サーバであって且つ前記通信メディアとは別の通信メディアを介して前記情報端末装置と接続された認証サーバを介し前記情報端末装置が所定のネットワークにアクセスする際に要する通信情報とを含む実現情報を生成し、該実現情報を該ウェブサーバへ送信し、
    前記ウェブサーバが、前記購入要求情報送信手段により送信された購入要求情報に基づき、サービス提供ソフトウェアと前記設定発行サーバから送信された実現情報とを前記移動情報端末装置へ送信し、
    前記情報記録手段は、前記ウェブサーバから送信されたサービス提供ソフトウェア及び実現情報を前記移動情報端末装置側の記録部に記録し、
    前記実現情報及びサービス提供ソフトウェアは、前記移動情報端末装置と接続された状態の情報端末装置が、該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を用いて該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、
    前記認証サーバが、前記情報端末装置から送信された通信情報を前記設定発行サーバへ送信し、
    前記設定発行サーバが、前記認証サーバから送信された通信情報に基づき、前記情報端末装置が所定のネットワークにアクセスする場合のログインの許否を行い、
    前記情報端末装置は、前記設定発行サーバによりログインが許可された場合、前記認証サーバを介して前記所定のネットワークへアクセスすることを特徴とする通信プログラム。
  11. 請求項10記載の通信プログラムにおいて、前記購入要求情報送信手段により前記ウェブサーバへ送信される購入要求情報は前記移動情報端末装置の識別子を含み、前記ウェブサーバから前記設定発行サーバへ送信される生成要求は該移動情報端末装置の識別子を含み、前記設定発行サーバにより生成される設定情報は該移動情報端末装置の識別子を用いて一部又は全部が暗号化され、前記設定発行サーバにより生成される通信情報は該移動情報端末装置の識別子と所定の乱数とを用いて一部又は全部が暗号化されており、
    前記移動情報端末装置と接続された状態の情報端末装置が、前記情報記録手段により前記移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアと該移動情報端末装置の識別子とを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を該移動情報端末装置の識別子を用いて復号化した後、該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該移動情報端末装置の識別子及び該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、
    前記認証サーバが、前記情報端末装置から送信された前記移動情報端末装置の識別子及び通信情報を前記設定発行サーバへ送信し、
    前記設定発行サーバが、前記所定の乱数と前記認証サーバから送信された前記移動情報端末装置の識別子とを用いて通信情報を復号化し、該通信情報が該設定発行サーバにより生成されたか否かに基づきログインの許否を行うことを特徴とする通信プログラム。
  12. ソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバに通信メディアを介して接続された移動情報端末装置と接続可能な情報端末装置が通信を行うための通信プログラムであって、
    前記移動情報端末装置が、前記ウェブサーバからダウンロードした送受信用ソフトウェアを用いて、所定のサービスを購入する購入要求情報を前記ウェブサーバへ送信し、
    前記ウェブサーバが、送信された購入要求情報に基づき、サービス提供ソフトウェアを前記移動情報端末装置へ送信し、
    前記移動情報端末装置が、前記ウェブサーバから送信されたサービス提供ソフトウェアを移動情報端末装置側の記録部に記録するものであり、
    前記情報端末装置のコンピュータを、
    該移動情報端末装置と接続された状態で、該移動情報端末装置側の記録部に記録されたサービス提供ソフトウェアを該情報端末装置側の記録部にロードし、該サービス提供ソフトウェアを実行するサービス提供ソフトウェア実行手段として機能させるための通信プログラム。
  13. 請求項12記載の通信プログラムにおいて、
    前記ウェブサーバが、前記移動情報端末装置から送信された購入要求情報により示される所定のサービスの実現に要する実現情報の生成要求を該ウェブサーバに接続された設定発行サーバへ送信し、
    前記設定発行サーバが、送信された生成要求に基づき、所定のサービスの設定に用いる設定情報と、該設定発行サーバと接続された認証サーバであって且つ前記通信メディアとは別の通信メディアを介して前記情報端末装置と接続された認証サーバを介し前記情報端末装置が所定のネットワークにアクセスする際に要する通信情報とを含む実現情報を生成し、該実現情報を該ウェブサーバへ送信し、
    前記ウェブサーバが、前記移動情報端末装置から送信された購入要求情報に基づき、サービス提供ソフトウェアと前記設定発行サーバから送信された実現情報とを該移動情報端末装置へ送信し、
    前記移動情報端末装置が、送信されたサービス提供ソフトウェア及び実現情報を該移動情報端末装置側の記録部に記録し、
    前記サービス提供ソフトウェア実行手段は、前記移動情報端末装置と接続された状態で、該移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を用いて該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、
    前記認証サーバが、前記サービス提供ソフトウェア実行手段により前記情報端末装置から送信された通信情報を前記設定発行サーバへ送信し、
    前記設定発行サーバが、送信された通信情報に基づき、前記情報端末装置が所定のネットワークにアクセスする場合のログインの許否を行うものであり、
    前記設定発行サーバによりログインが許可された場合、前記認証サーバを介して前記所定のネットワークへアクセスするアクセス手段をさらに備えたことを特徴とする通信プログラム。
  14. 請求項13記載の通信プログラムにおいて、該情報端末装置が前記アクセス手段により前記所定のネットワークにアクセスし、続いて該所定のネットワークに接続された認証を要するサーバへのアクセスを要求する場合、前記ウェブサーバが、該移動情報端末装置が購入要求情報を送信した際に該認証を行うこと特徴とする通信プログラム。
  15. 請求項13又は14記載の通信プログラムにおいて、前記移動情報端末装置から前記ウェブサーバへ送信される購入要求情報は該移動情報端末装置の識別子を含み、前記ウェブサーバから前記設定発行サーバへ送信される生成要求は該移動情報端末装置の識別子を含み、前記設定発行サーバにより生成される設定情報は該移動情報端末装置の識別子を用いて一部又は全部が暗号化され、前記設定発行サーバにより生成される通信情報は該移動情報端末装置の識別子と所定の乱数とを用いて一部又は全部が暗号化されており、
    前記サービス提供ソフトウェア実行手段は、前記移動情報端末装置と接続された状態で、前記移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアと該移動情報端末装置の識別子とを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を該移動情報端末装置の識別子を用いて復号化した後、該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該移動情報端末装置の識別子及び該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、
    前記認証サーバが、前記サービス提供ソフトウェア実行手段により前記情報端末装置から送信された前記移動情報端末装置の識別子及び通信情報を前記設定発行サーバへ送信し、
    前記設定発行サーバが、前記所定の乱数と前記認証サーバから送信された前記移動情報端末装置の識別子とを用いて通信情報を復号化し、該通信情報が該設定発行サーバにより生成されたか否かに基づきログインの許否を行うことを特徴とする通信プログラム。
  16. 請求項10、11、13、14又は15に記載の通信プログラムにおいて、前記別の通信メディアは無線LANであることを特徴とする通信プログラム。
  17. 請求項16記載の通信プログラムにおいて、前記ウェブサーバに接続された前記移動情報端末装置側の課金サーバが、無線LANの通信料を該移動情報端末装置の通信料と一括して課金することを特徴とする通信プログラム。
  18. 請求項9乃至17のいずれかに記載の通信プログラムにおいて、前記サービス提供ソフトウェアは、前記サービス提供ソフトウェア実行手段の実行中に不足する情報があると判断した場合、前記移動情報端末装置を介して前記ウェブサーバから不足する情報を取得することを特徴とする通信プログラム。
  19. 請求項9乃至18のいずれかに記載の通信プログラムにおいて、前記移動情報端末装置は携帯電話器であり、該情報端末装置はパーソナルコンピュータであることを特徴とする通信プログラム。
  20. 請求項9乃至19のいずれかに記載の通信プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  21. ソフトウェアの配信を行う配信サイトが稼動するウェブサーバに通信メディアを介して接続された移動情報端末装置と、該移動情報端末装置と接続可能な情報端末装置と用いた情報端末装置におけるサービス利用方法であって、
    前記移動情報端末装置が、
    前記ウェブサーバから送受信用ソフトウェアをダウンロードする送受信用ソフトウェアダウンロードステップと、
    前記送受信用ソフトウェアダウンロードステップでダウンロードした送受信用ソフトウェアを用いて、所定のサービスを購入する購入要求情報を前記ウェブサーバへ送信する購入要求情報送信ステップと、
    前記ウェブサーバが、前記購入要求情報送信ステップで送信された購入要求情報に基づき、所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアを前記移動情報端末装置へ送信するサービス提供ソフトウェア送信ステップと、
    前記移動情報端末装置が、前記サービス提供ソフトウェア送信ステップで送信されたサービス提供ソフトウェアを該移動情報端末装置側の記録部に記録する情報記録ステップと、
    前記移動情報端末装置と接続された前記情報端末装置が、
    前記情報記録ステップで前記移動情報端末装置側の記録部に記録されたサービス提供ソフトウェアを該情報端末装置側の記録部にロードし、該サービス提供ソフトウェアを実行するサービス提供ソフトウェア実行ステップとを備えたことを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用方法。
  22. 請求項21記載の情報端末装置におけるサービス利用方法において、前記サービス提供ソフトウェア送信ステップに先立ち、
    前記ウェブサーバが、
    購入要求情報により示される所定のサービスの実現に要する実現情報の生成要求を該ウェブサーバに接続された設定発行サーバへ送信する生成要求送信ステップと、
    前記設定発行サーバが、前記生成要求送信ステップで送信された生成要求に基づき、所定のサービスの設定に用いる設定情報と、前記情報端末装置が前記通信メディアとは別の通信メディア及び該別の通信メディアの認証サーバを介して所定のネットワークにアクセスする際に要する通信情報とを含む実現情報を生成し、該実現情報を該ウェブサーバへ送信する実現情報送信ステップとをさらに備え、
    前記サービス提供ソフトウェア送信ステップは、前記ウェブサーバが、前記購入要求情報送信ステップで送信された購入要求情報に基づき、所定のサービスを提供するサービス提供ソフトウェアと、前記実現情報送信ステップで送信された実現情報とを前記移動情報端末装置へ送信し、
    前記情報記録ステップは、前記移動情報端末装置が、前記サービス提供ソフトウェア送信ステップで送信されたサービス提供ソフトウェア及び実現情報を該移動情報端末装置側の記録部に記録し、
    前記サービス提供ソフトウェア実行ステップは、前記移動情報端末装置と接続された前記情報端末装置が、前記情報記録ステップで前記移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を用いて該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、
    前記認証サーバが、前記サービス提供ソフトウェア実行ステップで前記情報端末装置から送信された通信情報を該認証サーバと接続された前記設定発行サーバへ送信する通信情報送信ステップと、
    前記設定発行サーバが、前記通信情報送信ステップで送信された通信情報に基づきログインの許否を行うログイン許否ステップと、
    前記ログイン許否ステップでログインが許可された場合、前記情報端末装置が、前記認証サーバを介して前記所定のネットワークへアクセスするアクセスステップとをさらに備えたことを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用方法。
  23. 請求項22記載の情報端末装置におけるサービス利用方法において、前記アクセスステップに続き、前記所定のネットワークに接続された認証を要するサーバへのアクセスを要求する場合、前記生成要求送信ステップに先立ち、前記ウェブサーバが、該認証を行う認証ステップをさらに備えたことを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用方法。
  24. 請求項22又は23記載の情報端末装置におけるサービス利用方法において、前記購入要求情報送信ステップで前記ウェブサーバへ送信される購入要求情報は前記移動情報端末装置の識別子を含み、前記生成要求送信ステップで前記設定発行サーバへ送信される生成要求は該移動情報端末装置の識別子を含み、前記実現情報送信ステップで生成される設定情報は該移動情報端末装置の識別子を用いて一部又は全部が暗号化され、前記実現情報送信ステップで生成される通信情報は該移動情報端末装置の識別子と所定の乱数とを用いて一部又は全部が暗号化され、
    前記サービス提供ソフトウェア実行ステップは、前記移動情報端末装置と接続された前記情報端末装置が、前記情報記録ステップで前記移動情報端末装置側の記録部に記録された実現情報及びサービス提供ソフトウェアと該移動情報端末装置の識別子とを該情報端末装置側の記録部にロードし、該実現情報に含まれる設定情報を該移動情報端末装置の識別子を用いて復号化した後、該サービス提供ソフトウェアの設定を行ない、該移動情報端末装置の識別子及び該実現情報に含まれる通信情報を前記認証サーバ側へ送信してログイン要求を行い、
    前記通信情報送信ステップは、前記サービス提供ソフトウェア実行ステップで前記情報端末装置から送信された前記移動情報端末装置の識別子及び通信情報を前記設定発行サーバへ送信し、
    前記ログイン許否ステップは、前記設定発行サーバが、前記所定の乱数と前記通信情報送信ステップで送信された前記移動情報端末装置の識別子とを用いて通信情報を復号化し、該通信情報が該設定発行サーバにより生成されたか否かに基づきログインの許否を行うことを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用方法。
  25. 請求項22乃至24のいずれかに記載の情報端末装置におけるサービス利用方法において、前記別の通信メディアは無線LANであることを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用方法。
  26. 請求項25記載の情報端末装置におけるサービス利用方法において、前記ウェブサーバに接続された前記移動情報端末装置側の課金サーバが、無線LANの通信料を該移動情報端末装置の通信料と一括して課金することを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用方法。
  27. 請求項21乃至26のいずれかに記載の情報端末装置におけるサービス利用方法において、サービス提供ソフトウェアが、前記サービス提供ソフトウェア実行ステップの実行中に不足する情報があると判断した場合、前記移動情報端末装置を介して前記ウェブサーバから不足する情報を取得することを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用方法。
  28. 請求項21乃至27のいずれかに記載の情報端末装置におけるサービス利用方法において、前記移動情報端末装置は携帯電話器であり、前記情報端末装置はパーソナルコンピュータであることを特徴とする情報端末装置におけるサービス利用方法。
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