JP2022015316A - 情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022015316000001
【課題】アプリケーションの開発元は、アプリケーションごとに、アプリケーションストアの審査を受け、各決済サービスの決済機能を組み込んで開発する必要がある。
【解決手段】ユーザによって選択されたミニアプリを識別するための識別子を、ユーザが利用する第1のコンピュータから受信する受信部と、ミニアプリに対するユーザの認証を、識別子に関連付けられたミニアプリを管理する第2のコンピュータに依頼する認証部と、認証によりユーザが認可された場合、ユーザにデジタルウォレットアプリケーション上でミニアプリを利用させるように制御する認可部とを備えたことを特徴とする情報処理装置が提供される。
【選択図】図3

Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムに関する。
スマートフォンなどのユーザは、アプリケーションストアに登録されたアプリケーション群から希望のアプリケーションを検索し、ユーザのスマートフォン上などで各アプリケーションを利用することができる。また、アプリケーションの開発元は、アプリケーションストアに開発したアプリケーションを登録することでユーザにアプリを提供することができる。
また、アプリケーションストアの販売システム自体もユーザおよびアプリケーションの開発元のニーズに伴い新しい態様が日々開発されており、例えば特許文献1ではB2B(Business-to-Business)を対象としたアプリケーションの販売において、購入閲覧が可能なユーザをアプリケーションの開発元が指定することができるアプリケーション販売管理サーバシステムが開示されている。
また、アプリケーションの利用に対する決済手段は、クレジットカード、デビットカード、およびプリペイドカードによる決済に加え、コード決済など多くの手段がある。さらに、各決済手段を提供するサービス提供者は複数あり、それぞれで提供される決済サービスは異なる。
特開2019-21091号公報
一方で、アプリケーションの開発元は、アプリケーションのリリースの度にアプリケーションストアの提供元に対して、アプリケーションストアに登録するための申請手続きを行ない、審査を受ける必要がある。また、アプリケーションの開発元は、多くの決済サービスに対応するために、アプリケーションごとに各決済サービスの決済機能を組み込んで開発する必要がある。また、当然ながら決済機能はセキュアなものである必要がある。このように、アプリケーションの開発元の負荷は大きい。
そこで、本開示では、アプリケーションの開発元が、より容易に、アプリケーションを開発およびアプリケーションストアに登録し、ユーザに提供することができる情報処理装置、情報処理方法、および情報処理プログラムを提案する。
本開示によれば、デジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザによって選択された第1のミニアプリを識別するためのミニアプリ識別子を、ユーザが利用する第1のコンピュータから受信する受信部と、第1のミニアプリに対するユーザの認証を、ミニアプリ識別子に関連付けられた第1のミニアプリを管理する第2のコンピュータに依頼する認証部と、認証によりユーザが認可された場合、ユーザにデジタルウォレットアプリケーション上で第1のミニアプリを利用させるように制御する認可部とを備えたことを特徴とする情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、情報処理装置が、デジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザによって選択された第1のミニアプリを識別するためのミニアプリ識別子を、ユーザが利用する第1のコンピュータから受信し、ユーザの認証を、ミニアプリ識別子に関連付けられた第1のミニアプリを管理する第2のコンピュータに依頼し、認証によりユーザが認可された場合、ユーザにデジタルウォレットアプリケーション上で第1のミニアプリを利用させるように制御する処理を実行することを特徴とする情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、情報処理装置に、デジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザによって選択された第1のミニアプリを識別するためのミニアプリ識別子を、ユーザが利用する第1のコンピュータから受信し、ユーザの認証を、ミニアプリ識別子に関連付けられた第1のミニアプリを管理する第2のコンピュータに依頼し、認証によりユーザが認可された場合、ユーザにデジタルウォレットアプリケーション上で第1のミニアプリを利用させるように制御する処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラムが提供される。
本実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 同実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係るデジタルウォレットサービスの一例を示す図である。 同実施形態に係るデジタルウォレットサービスのミニアプリの利用から決済処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係るデジタルウォレットサービスへのミニアプリの登録処理の流れを示すフローチャートである。 同実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に、本実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の部位には、同一の符号を付することにより重複する説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.実施形態
1.1.システム構成例
1.2.機能構成例
1.3.機能の詳細
1.4.機能の流れ
2.ハードウェア構成例
3.まとめ
<1.実施形態>
<<1.1.システム構成例>>
まず、本実施形態に係る情報処理システムの構成例について説明する。図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。図1に示すように、情報処理システムは、情報処理装置100、ユーザ端末200、開発元装置300-1~300-n(nは任意の整数。以下、まとめて「開発元装置300」という)、ウォレットサーバ装置400、および外部決済サーバ装置500-1~500-m(mは任意の整数。以下、まとめて「外部決済サーバ装置500」という)を含む。図1に示すように、情報処理装置100と、ユーザ端末200、開発元装置300、ウォレットサーバ装置400、および外部決済サーバ装置500とはネットワークNを介して相互に通信可能に接続される。なお、ネットワークNは、有線、無線を問わず、インターネットなどの各種通信網を採用することができる。
情報処理装置100は、デジタルウォレットサービスなどを提供するサービス提供者によって管理されるコンピュータである。情報処理装置100は、デジタルウォレットサービスの提供者によって開発されたデジタルウォレットアプリケーションをプラットフォームとして、その中で機能する各種ミニアプリ(Mini app)を、ユーザ端末200を介してユーザに提供する。デジタルウォレットアプリケーションは、アプリケーションストアの提供元の審査を通過し、アプリケーションストアに既に登録されている。また、情報処理装置100は、別のサービス提供者が提供する別のプラットフォームアプリケーションに対してミニアプリの登録申請を行ったり、別のプラットフォームアプリケーション上で動作させるためのプログラムなどをミニアプリに組み込んだ上で別のプラットフォームアプリケーションにアップロードを行ったりすることもできる。
ミニアプリとは、ミニプログラムやウィジェット(Widget)などとも呼ばれる独立したアプリケーションソフトである。ユーザ視点で見ると、例えば、プラットフォームとなるデジタルウォレットアプリケーションの一機能としてミニアプリが提供され、利用することができる。そのため、例えば、ユーザは、ミニアプリの利用に対する決済処理などのために、都度、ユーザ情報を登録する必要はない。また、ユーザは各種ミニアプリを利用する際にログインが必要な場合であっても、プラットフォームアプリケーションに対してログインすれば、各種ミニアプリに自動的にログインすることができる(いわゆる、シングルサインオン)。
また、ミニアプリの開発元視点で見ると、アプリケーションストアへの登録申請や審査を直接行う必要はなく、既にアプリケーションストアに登録されたプラットフォームアプリケーションに対して機能拡張という形でミニアプリをリリースすることができる。そのため、プラットフォームアプリケーションに対する登録申請や審査を行う必要はあるものの、アプリケーションストアへの登録申請や審査と比較すると手続きや審査基準に対するミニアプリの開発元の負荷を軽減させることができる。すなわち、プラットフォームアプリケーションがミニアプリのアプリケーションストアの役割を果たすことになる。また、上述したように、情報処理装置100は、情報処理装置100が提供するデジタルウォレットアプリケーション以外の別のプラットフォームアプリケーションに対するミニアプリの登録申請やアップロードを行うこともできるため、ミニアプリの開発元の負荷をさらに軽減させることができる。
また、ミニアプリの開発元は、プラットフォームアプリケーションの提供者から、ミニアプリの開発環境や、既にあるAPI(アプリケーションプログラムインタフェース)の提供を受けることができるなど、開発負担を軽減させることができる。特に、決済処理は、電子マネー決済やQRコード(登録商標)決済など決済方法ごと、さらに各決済手段を提供する決済サービス会社ごとにプログラムを作成する必要がある。しかしながら、ミニアプリではプラットフォームアプリケーションの決済処理用プログラムを、APIを介して利用することができ、改めて決済処理用プログラムのすべてを作成する必要はない。
一方で、プラットフォームアプリケーションの提供者は、決済処理用プログラムなど、ミニアプリで共通で利用できる機能部分の開発は必要であるものの、ミニアプリが開発されることによって、自己開発しなくてもプラットフォームアプリケーションを充実させることができるというメリットがある。
情報処理装置100による各種ミニアプリのユーザへの提供は、例えば、ユーザが利用可能なミニアプリ群の一覧をユーザ端末200に送信することにより行われる。なお、ユーザによって選択されたミニアプリとは、ミニアプリ群の一覧においてデフォルト選択され、ユーザによって選択を解除されなかったミニアプリも含む。また、情報処理装置100は、ユーザによって選択されたミニアプリに対するユーザ認証を開発元装置300に依頼する。当該ユーザ認証によりユーザが認可された場合、情報処理装置100は、認可されたユーザにデジタルウォレットアプリケーション上で選択されたミニアプリを利用させるように制御する。
また、情報処理装置100は、デジタルウォレットアプリケーションへのミニアプリの登録申請を、当該ミニアプリを開発した開発元の開発元装置300から受信する。受信された登録申請に基づいてミニアプリに対する審査がデジタルウォレットサービスを提供するサービス提供者によって行われ、情報処理装置100に審査結果が登録されると、情報処理装置100は、開発元装置300に審査結果を送信する。また、情報処理装置100は、デジタルウォレットサービスのサービス提供者による審査を通過したミニアプリを、開発元装置300から受信し、デジタルウォレットサービスを提供するためのデジタルウォレットアプリケーションに登録する。これにより、ミニアプリがミニアプリ群の一覧に追加され、ユーザ端末200を介してユーザにミニアプリを提供することができる。
また、情報処理装置100は、ミニアプリの利用に対する決済処理を、決済方法ごとに、ウォレットサーバ装置400または外部決済サーバ装置500に依頼する。
なお、情報処理装置100は、クラウドサーバ装置であってもよいし、複数台のコンピュータで構成される分散型コンピューティングシステムであってもよい。情報処理装置100の機能構成の詳細については後述する。
ユーザ端末200は、ユーザが所有し使用する端末である。ユーザ端末200は、スマートフォンやタブレットPCなどのモバイル端末であってもよいし、ユーザの自宅などに設置される据え置き端末であってもよい。ユーザは、ユーザ端末200を介して、情報処理装置100が提供するデジタルウォレットアプリケーションにアクセスし、ミニアプリ群の一覧から利用したいミニアプリを選択する。また、ユーザは、ユーザ端末200を介して、選択したミニアプリを利用する。なお、ミニアプリを利用する際、ミニアプリごとにユーザ認証が行われる場合もあるが、当該ユーザ認証は、デジタルウォレットアプリケーションを利用する際に登録されたユーザ情報を用いて行われ、ユーザが改めてユーザ情報を登録する必要はない(追加の情報や、登録済みのユーザ情報の確認が求められることはあり得る)。
開発元装置300は、ミニアプリの開発元などによって管理されるコンピュータである。デジタルウォレットアプリケーションに登録される各種ミニアプリは、様々な開発元によって開発されるため、開発元装置300も開発元ごとに開発元装置300-1~300-mといったように複数台あり得る。
開発元装置300は、ユーザによって選択されたミニアプリに対するユーザ認証の依頼を、情報処理装置100から受信する。また、開発元装置300は、ユーザ認証の依頼に対する認証結果を情報処理装置100に送信する。
また、開発元装置300は、開発したミニアプリのデジタルウォレットアプリケーションへの登録申請を情報処理装置100に送信し、当該登録申請に対する審査結果を情報処理装置100から受信する。また、開発元装置300は、デジタルウォレットサービスのサービス提供者による審査を通過したミニアプリを、情報処理装置100に送信する。
ウォレットサーバ装置400も、デジタルウォレットサービスなどを提供するサービス提供者によって管理されるコンピュータである。ウォレットサーバ装置400は、ミニアプリの利用に対する決済を、電子マネーやデジタルウォレットサービスが提供するその他決済手段によって決済する場合の決済処理を、情報処理装置100からの依頼に応答して実行する。そのため、ウォレットサーバ装置400は、決済処理に必要なユーザ情報を有し得る。
外部決済サーバ装置500は、デジタルウォレットアプリケーションなどを提供するサービス提供者以外の外部の決済サービスを提供する決済サービス会社によって管理されるコンピュータである。外部決済サーバ装置500は、決済サービス会社ごとに外部決済サーバ装置500-1~500-nといったように複数台あり得る。
外部決済サーバ装置500は、ミニアプリの利用に対する決済をQRコード決済など外部の決済サービスによって決済する場合の決済処理を、情報処理装置100からの依頼に応答して実行する。
なお、図1では、本実施形態に係る情報処理システムとして、情報処理装置100、ユーザ端末200、開発元装置300、ウォレットサーバ装置400、および外部決済サーバ装置500を少なくとも含むように示している。しかしながら、本実施形態に係る情報処理システムは、使用形態によって、情報処理装置100およびウォレットサーバ装置400を1つの装置にまとめたり、さらに細かく装置を分散させたりするなどして構成することができる。
<<1.2.機能構成例>>
次に、本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例について説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る情報処理装置100は、記憶部110、受信部120、送信部130、認証部140、認可部150、登録部160、決済部170、制御部180を備える。
(記憶部110)
本実施形態に係る記憶部110は、各種プログラムやデータを一時的または恒常的に記憶するための記憶領域である。記憶部110には、情報処理装置100が各種機能を実行するためのプログラムやデータが記憶されてよい。具体的な一例として、記憶部110には、プラットフォームアプリケーションとなるデジタルウォレットアプリケーション、デジタルウォレットアプリケーションに登録された各種ミニアプリ、ミニアプリ群の一覧、各種設定などを管理するための管理データなどが記憶されてよい。もちろん、上記はあくまで一例であり、記憶部110に記憶されるデータの種別は特に限定されない。
(受信部120)
本実施形態に係る受信部120は、デジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザによって、例えば、ミニアプリ群の一覧から選択されたミニアプリを識別するためのミニアプリ識別子を、ユーザ端末200(「第1のコンピュータ」に相当)から受信する。また、受信部120は、デジタルウォレットアプリケーションへのミニアプリの登録申請を、当該ミニアプリを管理する開発元装置300(「第2のコンピュータ」に相当)から受信する。また、受信部120は、デジタルウォレットサービスのサービス提供者による審査を通過したミニアプリを、開発元装置300から受信する。
(送信部130)
本実施形態に係る送信部130は、デジタルウォレットアプリケーションに予め登録されたミニアプリ群の一覧をユーザ端末200に送信する。
(認証部140)
本実施形態に係る認証部140は、受信部120によって受信されたミニアプリ識別子に関連付けられたミニアプリに対するユーザの認証を、当該ミニアプリを管理する開発元装置300に依頼する。
(認可部150)
本実施形態に係る認可部150は、認証部140からユーザ認証を依頼された開発元の認証によりミニアプリの利用をユーザが認可された場合、当該ユーザにデジタルウォレットアプリケーション上でミニアプリを利用させるように制御する。
(登録部160)
本実施形態に係る登録部160は、デジタルウォレットサービスのサービス提供者による審査を通過したミニアプリをデジタルウォレットアプリケーションに登録する。
(決済部170)
本実施形態に係る決済部170は、ミニアプリの利用に対する決済処理を、決済方法ごとに、ウォレットサーバ装置400または外部決済サーバ装置500(「第3のコンピュータ」に相当)に依頼する。
(制御部180)
本実施形態に係る制御部180は、情報処理装置100全体を司る処理部であり、情報処理装置100が備える各構成を制御する。制御部180が有する機能の詳細については後述される。
以上、本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成例について説明した。なお、図2を用いて説明した上記の機能構成はあくまで一例であり、本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成は係る例に限定されない。例えば、情報処理装置100は、必ずしも図2に示す構成のすべてを備えなくてもよいし、各構成を情報処理装置100とは異なる別のコンピュータに備えることも可能である。本実施形態に係る情報処理装置100の機能構成は、仕様や運用に応じて柔軟に変形可能である。
また、各構成要素の機能を、CPU(Central Proccessing Unit)などの演算装置がこれらの機能を実現する処理手順を記述した制御プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶媒体から制御プログラムを読み出し、そのプログラムを解釈して実行することにより行ってもよい。したがって、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜利用する構成を変更することが可能である。また、情報処理装置100のハードウェア構成の一例については後述される。
<<1.3.機能の詳細>>
次に、本実施形態に係る情報処理装置100が有する機能について詳細に説明する。本実施形態に係る情報処理装置100の制御部180は、デジタルウォレットアプリケーションをプラットフォームとして、その中で機能する各種ミニアプリを、ユーザ端末200を介してユーザに提供することを特徴の1つとする。
図3は、本実施形態に係るデジタルウォレットサービスの一例を示す図である。図3に示すように、開発元装置300は、デジタルウォレットアプリケーションへのミニアプリの登録申請を情報処理装置100に送信する。デジタルウォレットサービスのサービス提供者による、当該登録申請に対する審査を通過すると、開発元装置300は、審査を通過したミニアプリを、情報処理装置100にアップロードする。ミニアプリがアップロードされると、情報処理装置100は、ミニアプリをミニアプリ群の一覧50に追加する。
そして、情報処理装置100は、ユーザ端末200からの要求に応答して、ユーザが利用可能なミニアプリ群の一覧50をユーザ端末200に提供する。ミニアプリ群の一覧50に含まれる各種ミニアプリは、デジタルウォレットサービスのサービス提供者による審査を通過したミニアプリである。また、ミニアプリ群の一覧50を、ユーザごとに利用可能なミニアプリに絞り込んで、またはユーザによってカスタマイズされたミニアプリのみに絞りこんで、ユーザ端末200に表示させることもできる。
ユーザは、ユーザ端末200を介して、ユーザ端末200に表示されたミニアプリ群の一覧50から、利用したいミニアプリを選択する。この際、ユーザは、利用したいミニアプリを、ミニアプリ群の一覧50から、任意のキーワードで検索することもできる。なお、情報処理装置100は、ユーザがミニアプリ群の一覧50からミニアプリを選択しなくても、デフォルトで特定のミニアプリをユーザに利用させることもできる。
ユーザによって選択されたミニアプリは、ミニアプリごとのユーザ認証が必要な場合は、ユーザ認証が正常に完了した後でないと利用できないように情報処理装置100によって制御される。また、ミニアプリには、情報処理装置100によって決済方法ごとに決済機能が組み込まれる。当該決済機能は、例えば、デジタルウォレットアプリケーション上で利用できる決済機能を呼び出すAPIである。また、決済方法はユーザによって選択される。これにより、ミニアプリは、ミニアプリの利用によって発生した決済を、ユーザによって選択された決済サービスによって行うことができる。
情報処理装置100は、ミニアプリごとのユーザ認証が必要な場合、当該ミニアプリを管理する開発元装置300にユーザ認証を依頼する。この際、情報処理装置100は、ユーザ認証に必要なユーザ情報を開発元装置300に送信することができる。さらに、情報処理装置100は、開発元装置300からの要求に応じて、ウォレットサーバ装置400が有する、決済処理に必要なユーザ情報を、開発元装置300によるユーザ認証のために、開発元装置300に送信するようウォレットサーバ装置400に依頼することができる。
開発元装置300によるユーザ認証が正常に完了し、ミニアプリの利用をユーザが認可されると、情報処理装置100は、認可されたユーザがデジタルウォレットアプリケーション上でミニアプリを利用できるように制御する。これにより、ユーザは、デジタルウォレットアプリケーションの一機能としてミニアプリを利用することができる。
また、ミニアプリの利用に対する決済が発生した場合、情報処理装置100は、決済方法ごとに、ウォレットサーバ装置400または外部決済サーバ装置500に決済処理を依頼する。厳密には、ミニアプリには決済方法ごとに決済機能が組み込まれているため、ミニアプリによって当該決済機能が実行されることにより、組み込まれた決済機能に対応した、ウォレットサーバ装置400または外部決済サーバ装置500に決済処理が依頼される。この際、情報処理装置100は、決済処理に必要なユーザ情報や決済情報を、ウォレットサーバ装置400や外部決済サーバ装置500に送信することができる。
<<1.4.機能の流れ>>
次に、図4を用いて、本実施形態に係るデジタルウォレットサービスのミニアプリの利用から決済処理の手順について説明する。図4は、本実施形態に係るデジタルウォレットサービスのミニアプリの利用から決済処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図4に示すように、ユーザは、ユーザ端末200を介して、利用したいミニアプリを選択する(ステップS101)。ミニアプリの選択は、例えば、情報処理装置100によってユーザ端末200に提供されたデジタルウォレットアプリケーション上で表示されるミニアプリ群の一覧50から検索することによって行われる。
次に、ユーザ端末200は、S101で選択されたミニアプリを一意に示すミニアプリ識別子を情報処理装置100に送信する(ステップS102)。この際、ユーザ端末200は、ミニアプリで利用する決済方法の選択を併せて情報処理装置100に送信することもできる。
次に、情報処理装置100の受信部120は、ミニアプリ識別子をユーザ端末200から受信していない場合(ステップS103:No)、ミニアプリ識別子の受信を待つ。一方、ミニアプリ識別子を受信した場合(ステップS103:Yes)、情報処理装置100の認証部140は、ステップS103で受信されたミニアプリ識別子に関連付けられたミニアプリに対するユーザの認証を、当該ミニアプリを管理する開発元装置300に依頼する(ステップS104)。この際、情報処理装置100は、ユーザ認証に必要なユーザ情報を併せて開発元装置300に送信することができる。
次に、開発元装置300は、ユーザ認証の依頼を情報処理装置100から受信していない場合(ステップS105:No)、ユーザ認証の依頼の受信を待つ。一方、ユーザ認証の依頼を受信した場合(ステップS105:Yes)、開発元装置300は、対象のミニアプリに対するユーザ認証を行う(ステップS106)。
次に、開発元装置300は、ステップS106で行ったユーザ認証の認証結果を情報処理装置100に送信する(ステップS107)。
次に、情報処理装置100の受信部120は、ユーザ認証の認証結果を開発元装置300から受信していない場合(ステップS108:No)、ユーザ認証の認証結果の受信を待つ。一方、ユーザ認証の認証結果を受信した場合(ステップS108:Yes)、情報処理装置100は認証結果を判定する(ステップS109)。
ユーザ認証の認証結果がNGの場合(ステップS109:No)、情報処理装置100の送信部130は、エラーメッセージをユーザ端末200に送信する(ステップS110)。
ユーザ端末200は、エラーメッセージを情報処理装置100から受信していない場合(ステップS111:No)、エラーメッセージの受信を待つ。一方、エラーメッセージを受信した場合(ステップS111:Yes)、ユーザ端末200は、エラーメッセージを表示する(ステップS112)。
ステップS112の後、図4に示す本処理は終了するが、ユーザは、エラーメッセージによってユーザ認証の認証結果がNGであった原因を解消できる場合は解消し、再度、ミニアプリの選択(ステップS101)からやり直すことができる。また、ユーザ認証の認証結果がNGであった場合であっても、情報処理装置100は、ミニアプリの機能の一部の利用を制限するなどして、ユーザがデジタルウォレットアプリケーション上で対象のミニアプリを利用できるように制御することもできる。
一方、ユーザ認証の認証結果がOKの場合(ステップS109:Yes)、情報処理装置100の認可部150は、ユーザがデジタルウォレットアプリケーション上で対象のミニアプリを利用できるように制御する(ステップS113)。ステップS113の後、図4に示す本処理は終了する。
次に、図5を用いて、本実施形態に係るデジタルウォレットサービスへのミニアプリの登録証処理の手順について説明する。図5は、本実施形態に係るデジタルウォレットサービスへのミニアプリの登録処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図5に示すように、開発元装置300は、開発したミニアプリのデジタルウォレットアプリケーションへの登録申請を情報処理装置100に送信する(ステップS201)。
次に、情報処理装置100の受信部120は、ミニアプリの登録申請を開発元装置300から受信していない場合(ステップS202:No)、ミニアプリの登録申請の受信を待つ。一方、ミニアプリの登録申請を受信した場合(ステップS202:Yes)、対象のミニアプリの審査が行われる。ミニアプリの審査は、デジタルウォレットサービスのサービス提供者により行われ、当該サービス提供者によって利用される情報処理端末(図示せず)を介して、登録申請されたミニアプリに対する審査結果が情報処理装置100に登録される(ステップS203)。
次に、情報処理装置100の送信部130は、ステップS203で登録された審査結果を、ミニアプリの登録申請を行った開発元装置300に送信する(ステップS204)。
次に、開発元装置300は、登録申請を行ったミニアプリに対する審査結果を情報処理装置100から受信していない場合(ステップS205:No)、ミニアプリに対する審査結果の受信を待つ。一方、ミニアプリに対する審査結果を受信した場合(ステップS205:Yes)、開発元装置300は、受信した審査結果を表示する(ステップS206)。ミニアプリに対する審査結果がNGの場合(ステップS207:No)、図5に示す本処理は終了するが、ミニアプリの開発元は、審査結果がNGであった原因を解消し、再度、ミニアプリの登録申請(ステップS201)からやり直すことができる。
次に、ミニアプリに対する審査結果がOKの場合(ステップS207:Yes)、開発元装置300は、リリースするミニアプリを情報処理装置100に送信する(ステップS208)。
次に、情報処理装置100の受信部120は、ミニアプリを開発元装置300から受信していない場合(ステップS209:No)、ミニアプリの受信を待つ。一方、ミニアプリを受信した場合(ステップS209:Yes)、情報処理装置100の登録部160は、受信したミニアプリをデジタルウォレットアプリケーションに登録する(ステップS210)。これにより、対象のミニアプリがミニアプリ群の一覧50に追加され、ユーザ端末200を介してユーザに対象のミニアプリを提供することができるようになる。ステップS210の後、図5に示す本処理は終了する。
<2.ハードウェア構成例>
次に、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成例について説明する。図6は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図6を参照すると、情報処理装置100は、例えば、プロセッサ801と、ROM802と、RAM803と、ホストバス804と、ブリッジ805と、外部バス806と、インターフェース807と、入力装置808と、出力装置809と、ストレージ810と、ドライブ811と、接続ポート812と、通信装置813と、を有する。なお、ここで示すハードウェア構成は一例であり、構成要素の一部が省略されてもよい。また、ここで示される構成要素以外の構成要素をさらに含んでもよい。なお、本実施形態に係る情報処理装置100以外の装置である、ユーザ端末200、開発元装置300、ウォレットサーバ装置400、および外部決済サーバ装置500も、図6で示すハードウェア構成例と同様または類似の構成をとることができる。
(プロセッサ801)
プロセッサ801は、例えば、演算処理装置または制御装置として機能し、ROM802、RAM803、ストレージ810、またはリムーバブル記録媒体901に記録された各種プログラムに基づいて各構成要素の動作全般またはその一部を制御する。
(ROM802、RAM803)
ROM802は、プロセッサ801に読み込まれるプログラムや演算に用いるデータなどを格納する手段である。RAM803には、例えば、プロセッサ801に読み込まれるプログラムや、そのプログラムを実行する際に適宜変化する各種パラメータなどが一時的または永続的に格納される。
(ホストバス804、ブリッジ805、外部バス806、インターフェース807)
プロセッサ801、ROM802、RAM803は、例えば、高速なデータ伝送が可能なホストバス804を介して相互に接続される。一方、ホストバス804は、例えば、ブリッジ805を介して比較的データ伝送速度が低速な外部バス806に接続される。また、外部バス806は、インターフェース807を介して種々の構成要素と接続される。
(入力装置808)
入力装置808には、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチ、およびレバーなどが用いられる。さらに、入力装置808としては、赤外線やその他の電波を利用して制御信号を送信することが可能なリモートコントローラ(以下、リモコン)が用いられることもある。また、入力装置808には、マイクロフォンなどの音声入力装置が含まれる。
(出力装置809)
出力装置809は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD、または有機ELなどのディスプレイ装置、スピーカ、ヘッドホンなどのオーディオ出力装置、プリンタ、携帯電話、またはファクシミリなど、取得した情報を利用者に対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置である。また、本実施形態に係る出力装置809は、触覚刺激を出力することが可能な種々の振動デバイスを含む。
(ストレージ810)
ストレージ810は、各種のデータを格納するための装置である。ストレージ810としては、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)などの磁気記憶デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイスなどが用いられる。
(ドライブ811)
ドライブ811は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体901に記録された情報を読み出し、またはリムーバブル記録媒体901に情報を書き込む装置である。
(接続ポート812)
接続ポート812は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ポート、IEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)、RS-232Cポート、または光オーディオ端子などのような外部接続機器902を接続するためのポートである。
(通信装置813)
通信装置813は、ネットワークに接続するための通信デバイスであり、例えば、有線または無線LAN、Bluetooth(登録商標)、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または各種通信用のモデムなどである。
(リムーバブル記録媒体901)
リムーバブル記録媒体901は、例えば、DVDメディア、Blu-ray(登録商標)メディア、HD DVDメディア、各種の半導体記憶メディアなどである。もちろん、リムーバブル記録媒体901は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード、または電子機器などであってもよい。
(外部接続機器902)
外部接続機器902は、例えば、プリンタ、携帯音楽プレーヤ、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、またはICレコーダなどである。
なお、本実施形態に係る記憶部110は、ROM802やRAM803、ストレージ810によって実現される。また、プロセッサ801によって実現される本実施形態に係る制御部180が、認証部140、認可部150、登録部160、決済部170を実現する各制御プログラムを、ROM802やRAM803などから読み出し実行する。また、本実施形態に係る受信部120および送信部130は、通信装置813によって実現され、ホストバス804、ブリッジ805、外部バス806、インターフェース807を介して、外部装置とのデータの送受信を行う。
<3.まとめ>
以上説明したように、情報処理装置100は、デジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザによって選択された第1のミニアプリを識別するためのミニアプリ識別子を、ユーザが利用するユーザ端末200から受信する受信部120と、第1のミニアプリに対するユーザの認証を、ミニアプリ識別子に関連付けられた第1のミニアプリを管理する開発元装置300に依頼する認証部140と、認証によりユーザが認可された場合、ユーザにデジタルウォレットアプリケーション上で第1のミニアプリを利用させるように制御する認可部150とを備える。
これにより、アプリケーションの開発元は、より容易に、アプリケーションをミニアプリとして開発およびアプリケーションストアに登録し、ユーザに提供することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
<4.効果>
上述したように、情報処理装置100は、以下のような構成を取り様々な効果を奏し得る。しかしながら、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏し得る。
(1)デジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザによって選択された第1のミニアプリを識別するためのミニアプリ識別子を、前記ユーザが利用する第1のコンピュータから受信する受信部120と、
前記第1のミニアプリに対する前記ユーザの認証を、前記ミニアプリ識別子に関連付けられた前記第1のミニアプリを管理する第2のコンピュータに依頼する認証部140と、
前記認証により前記ユーザが認可された場合、前記ユーザに前記デジタルウォレットアプリケーション上で前記第1のミニアプリを利用させるように制御する認可部150と
を備えたことを特徴とする情報処理装置100。
これにより、情報処理装置100は、デジタルウォレットアプリケーションをプラットフォームとして、デジタルウォレットアプリケーション上でミニアプリを管理および制御することができる。そのため、アプリケーションの開発元は、アプリケーションをダウンロードし、利用するためのアプリケーションストアへの登録申請や審査を直接行う必要はなく、既にアプリケーションストアに登録されたデジタルウォレットアプリケーションに対して機能拡張という形でミニアプリをリリースすることになる。結果的に、アプリケーションの開発元は、より容易に、アプリケーションをミニアプリとして開発およびアプリケーションストアに登録し、ユーザに提供することができる。
(2)前記デジタルウォレットアプリケーションに予め登録されたミニアプリ群の一覧50を前記第1のコンピュータに送信する送信部130をさらに備え、
前記受信部120は、前記一覧50から前記ユーザによって選択された前記ミニアプリ識別子を、前記第1のコンピュータから受信することを特徴とする前記(1)に記載の情報処理装置100。
これにより、情報処理装置100は、ユーザに対し、利用可能なミニアプリを、ユーザがより検索および利用し易いように提供することができる。
(3)前記受信部120はさらに、
前記デジタルウォレットアプリケーションへの第2のミニアプリの登録申請を、前記第2のコンピュータから受信し、
前記デジタルウォレットアプリケーションを提供する第1のサービス提供者による審査を通過した前記第2のミニアプリを、前記第2のコンピュータから受信し、
前記第2のミニアプリを前記デジタルウォレットアプリケーションに登録する登録部160をさらに備えたことを特徴とする前記(1)または(2)に記載の情報処理装置100。
これにより、アプリケーションの開発元は、より容易に、アプリケーションをミニアプリとして開発およびアプリケーションストアに登録し、ユーザに提供することができる。
(4)前記第1のミニアプリに対する決済処理を、決済サービスを提供する第2のサービス提供者によって管理される第3のコンピュータに依頼する決済部170をさらに備えたことを特徴とする前記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の情報処理装置100。
これにより、情報処理装置100は、ミニアプリに対する決済処理をデジタルウォレットアプリケーション上で管理することができる。換言すると、ミニアプリの開発元は、決済処理部分を自己開発する必要はなく、デジタルウォレットアプリケーションに任せることができる。
(5)前記決済部170は、前記第1のミニアプリに組み込まれた決済機能によって、前記決済処理を、前記デジタルウォレットアプリケーション内の電子マネーによって決済を行う前記決済サービスを提供する前記第2のサービス提供者によって管理される前記第3のコンピュータに依頼することを特徴とする前記(4)に記載の情報処理装置100。
これにより、情報処理装置100は、ユーザによって選択された決済サービスであるデジタルウォレットアプリケーション内の電子マネーにより、第1のミニアプリに対する決済を行うことができる。
(6)前記決済部170は、前記第1のミニアプリに組み込まれた決済機能によって、前記決済処理を、前記デジタルウォレットアプリケーションとは異なる外部のアプリケーション内の電子マネーによって決済を行う前記決済サービスを提供する前記第2のサービス提供者によって管理される前記第3のコンピュータに依頼することを特徴とする前記(4)に記載の情報処理装置100。
これにより、情報処理装置100は、ユーザによって選択された決済サービスである外部のアプリケーション内の電子マネーなどにより、第1のミニアプリに対する決済を行うことができる。
(7)情報処理装置100が、
デジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザによって選択された第1のミニアプリを識別するためのミニアプリ識別子を、前記ユーザが利用する第1のコンピュータから受信し、
前記ユーザの認証を、前記ミニアプリ識別子に関連付けられた前記第1のミニアプリを管理する第2のコンピュータに依頼し、
前記認証により前記ユーザが認可された場合、前記ユーザに前記デジタルウォレットアプリケーション上で前記第1のミニアプリを利用させるように制御する
処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
(8)情報処理装置100に、
デジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザによって選択された第1のミニアプリを識別するためのミニアプリ識別子を、前記ユーザが利用する第1のコンピュータから受信し、
前記ユーザの認証を、前記ミニアプリ識別子に関連付けられた前記第1のミニアプリを管理する第2のコンピュータに依頼し、
前記認証により前記ユーザが認可された場合、前記ユーザに前記デジタルウォレットアプリケーション上で前記第1のミニアプリを利用させるように制御する
処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
100 情報処理装置
110 記憶部
120 受信部
130 送信部
140 認証部
150 認可部
160 登録部
170 決済部
180 制御部
200 ユーザ端末
300 開発元装置
400 ウォレットサーバ装置
500 外部決済サーバ装置

Claims (8)

  1. デジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザによって選択された第1のミニアプリを識別するためのミニアプリ識別子を、前記ユーザが利用する第1のコンピュータから受信する受信部と、
    前記第1のミニアプリに対する前記ユーザの認証を、前記ミニアプリ識別子に関連付けられた前記第1のミニアプリを管理する第2のコンピュータに依頼する認証部と、
    前記認証により前記ユーザが認可された場合、前記ユーザに前記デジタルウォレットアプリケーション上で前記第1のミニアプリを利用させるように制御する認可部と
    を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記デジタルウォレットアプリケーションに予め登録されたミニアプリ群の一覧を前記第1のコンピュータに送信する送信部をさらに備え、
    前記受信部は、前記一覧から前記ユーザによって選択された前記ミニアプリ識別子を、前記第1のコンピュータから受信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記受信部はさらに、
    前記デジタルウォレットアプリケーションへの第2のミニアプリの登録申請を、前記第2のコンピュータから受信し、
    前記デジタルウォレットアプリケーションを提供する第1のサービス提供者による審査を通過した前記第2のミニアプリを、前記第2のコンピュータから受信し、
    前記第2のミニアプリを前記デジタルウォレットアプリケーションに登録する登録部をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1のミニアプリに対する決済処理を、決済サービスを提供する第2のサービス提供者によって管理される第3のコンピュータに依頼する決済部をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記決済部は、前記第1のミニアプリに組み込まれた決済機能によって、前記決済処理を、前記デジタルウォレットアプリケーション内の電子マネーによって決済を行う前記決済サービスを提供する前記第2のサービス提供者によって管理される前記第3のコンピュータに依頼することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記決済部は、前記第1のミニアプリに組み込まれた決済機能によって、前記決済処理を、前記デジタルウォレットアプリケーションとは異なる外部のアプリケーション内の電子マネーによって決済を行う前記決済サービスを提供する前記第2のサービス提供者によって管理される前記第3のコンピュータに依頼することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置が、
    デジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザによって選択された第1のミニアプリを識別するためのミニアプリ識別子を、前記ユーザが利用する第1のコンピュータから受信し、
    前記ユーザの認証を、前記ミニアプリ識別子に関連付けられた前記第1のミニアプリを管理する第2のコンピュータに依頼し、
    前記認証により前記ユーザが認可された場合、前記ユーザに前記デジタルウォレットアプリケーション上で前記第1のミニアプリを利用させるように制御する
    処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
  8. 情報処理装置に、
    デジタルウォレットアプリケーションを利用するユーザによって選択された第1のミニアプリを識別するためのミニアプリ識別子を、前記ユーザが利用する第1のコンピュータから受信し、
    前記ユーザの認証を、前記ミニアプリ識別子に関連付けられた前記第1のミニアプリを管理する第2のコンピュータに依頼し、
    前記認証により前記ユーザが認可された場合、前記ユーザに前記デジタルウォレットアプリケーション上で前記第1のミニアプリを利用させるように制御する
    処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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