JP4340241B2 - 利用者認証プログラム、利用者認証方法、利用者認証装置および利用者認証システム - Google Patents

利用者認証プログラム、利用者認証方法、利用者認証装置および利用者認証システム Download PDF

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この発明は、サーバが提供するサービスの利用に必要な利用者認証を行う利用者認証プログラムおよびその記録媒体、利用者認証方法、利用者認証装置などに関し、特に、不特定多数の利用者が利用する公衆端末からのパスワードなどの秘密情報の漏洩を防ぐことができる利用者認証プログラム、利用者認証方法、利用者認証装置および利用者認証システムに関するものである。
近年、インターネットカフェなどに設置されたパソコンを使ってインターネットサービスを利用する機会が増えてきている。なお、ここでは、インターネットカフェなどに設置されたパソコンのように不特定多数の利用者が利用する情報端末を公衆端末と呼ぶ。
公衆端末を利用することによって、利用者は、どこからでもインターネットサービスを利用することができる。例えば、サーバに電子メイルを保存しておくことによって、どこからでも電子メイルにアクセスすることができる。ただし、電子メイルを保存したサーバにアクセスするためには、利用者は、ユーザIDとパスワードを公衆端末から入力する必要がある(例えば、非特許文献1参照。)。
「ログイン画面」、[平成17年1月6日検索]、インターネット<URL: http://login.yahoo.co.jp/config/login?.src=www&.done=http://www.yahoo.co.jp>
しかしながら、公衆端末からパスワードなどの秘密情報を入力する場合には、入力した秘密情報が盗まれる可能性があるという問題がある。また、オンラインショッピングなどでクレジットカードの番号を公衆端末から入力する場合にも、クレジットカードの番号が盗まれる可能性があるという問題がある。その他、公衆端末を使用するたびに、パスワードやクレジット番号を入力することが大変であるという問題もある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、不特定多数の利用者が利用する公衆端末からのパスワードなどの秘密情報の漏洩を防ぐことができる利用者認証プログラム、利用者認証方法、利用者認証装置および利用者認証システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る利用者認証方法は、サーバが提供するサービスの利用に必要な利用者認証を、公衆端末と携帯端末とネットワークで接続された中継装置が行う利用者認証方法であって、前記公衆端末が自装置の存在をネットワークを介してアナウンスし、該アナウンスを受信した携帯端末が利用者の要求に基づいて該公衆端末にユーザIDを送信してサービス利用を指示し、該指示された公衆端末から、該指示された公衆端末が前記携帯端末から受け取ったユーザIDを受信する工程と、ユーザIDとパスワードと携帯端末のIPアドレスとを関連付けて持つ中継情報記憶部を参照して、前記公衆端末から受信したユーザIDから前記携帯端末のIPアドレスを取得し、該取得したIPアドレスの携帯端末にログインの確認要求を送信する工程と、前記確認要求を送信した携帯端末からログインの承認の送信を受け付けると、前記中継情報記憶部を参照して、ログインIDとパスワードとを取得し、前記サーバにログインを行う工程と、を前記中継装置が実行する。
この請求項1の発明によれば、公衆端末が自装置の存在をネットワークを介してアナウンスし、アナウンスを受信した携帯端末が利用者の要求に基づいて公衆端末にユーザIDを送信してサービス利用を指示し、指示された公衆端末から、指示された公衆端末が携帯端末から受け取ったユーザIDを受信し、ユーザIDとパスワードと携帯端末のIPアドレスとを関連付けて持つ中継情報記憶部を参照して、公衆端末から受信したユーザIDから携帯端末のIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスの携帯端末にログインの確認要求を送信し、確認要求を送信した携帯端末からログインの承認の送信を受け付けると、中継情報記憶部を参照して、ログインIDとパスワードとを取得し、サーバにログインを行うよう構成したので、利用者による公衆端末からの認証情報の入力を不要とすることができる。
また、請求項2の発明に係る利用者認証プログラムは、サーバが提供するサービスの利用に必要な利用者認証を、公衆端末と携帯端末とネットワークで接続された中継装置に実装されたコンピュータに実行させる利用者認証プログラムであって、前記コンピュータに、前記公衆端末が自装置の存在をネットワークを介してアナウンスし、該アナウンスを受信した携帯端末が利用者の要求に基づいて該公衆端末にユーザIDを送信してサービス利用を指示し、該指示された公衆端末から、該指示された公衆端末が前記携帯端末から受け取ったユーザIDを受信する手順と、ユーザIDとパスワードと携帯端末のIPアドレスとを関連付けて持つ中継情報記憶部を参照して、前記公衆端末から受信したユーザIDから前記携帯端末のIPアドレスを取得し、該取得したIPアドレスの携帯端末にログインの確認要求を送信する手順と、前記確認要求を送信した携帯端末からログインの承認の送信を受け付けると、前記中継情報記憶部を参照して、ログインIDとパスワードとを取得し、前記サーバにログインを行う手順と、を実行させることを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、公衆端末が自装置の存在をネットワークを介してアナウンスし、アナウンスを受信した携帯端末が利用者の要求に基づいて公衆端末にユーザIDを送信してサービス利用を指示し、指示された公衆端末から、指示された公衆端末が携帯端末から受け取ったユーザIDを受信し、ユーザIDとパスワードと携帯端末のIPアドレスとを関連付けて持つ中継情報記憶部を参照して、公衆端末から受信したユーザIDから携帯端末のIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスの携帯端末にログインの確認要求を送信し、確認要求を送信した携帯端末からログインの承認の送信を受け付けると、中継情報記憶部を参照して、ログインIDとパスワードとを取得し、サーバにログインを行うよう構成したので、利用者による公衆端末からの認証情報の入力を不要とすることができる。
また、請求項3の発明に係る利用者認証装置は、公衆端末と携帯端末とネットワークで接続され、サーバが提供するサービスの利用に必要な利用者認証を行う利用者認証装置であって、前記公衆端末が自装置の存在をネットワークを介してアナウンスし、該アナウンスを受信した携帯端末が利用者の要求に基づいて該公衆端末にユーザIDを送信してサービス利用を指示し、該指示された公衆端末から、該指示された公衆端末が前記携帯端末から受け取ったユーザIDを受信する手段と、ユーザIDとパスワードと携帯端末のIPアドレスとを関連付けて持つ中継情報記憶部を参照して、前記公衆端末から受信したユーザIDから前記携帯端末のIPアドレスを取得し、該取得したIPアドレスの携帯端末にログインの確認要求を送信する手段と、前記確認要求を送信した携帯端末からログインの承認の送信を受け付けると、前記中継情報記憶部を参照して、ログインIDとパスワードとを取得し、前記サーバにログインを行う手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、公衆端末が自装置の存在をネットワークを介してアナウンスし、アナウンスを受信した携帯端末が利用者の要求に基づいて公衆端末にユーザIDを送信してサービス利用を指示し、指示された公衆端末から、指示された公衆端末が携帯端末から受け取ったユーザIDを受信し、ユーザIDとパスワードと携帯端末のIPアドレスとを関連付けて持つ中継情報記憶部を参照して、公衆端末から受信したユーザIDから携帯端末のIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスの携帯端末にログインの確認要求を送信し、確認要求を送信した携帯端末からログインの承認の送信を受け付けると、中継情報記憶部を参照して、ログインIDとパスワードとを取得し、サーバにログインを行うよう構成したので、利用者による公衆端末からの認証情報の入力を不要とすることができる。
また、請求項4の発明に係る利用者認証システムは、サーバが提供するサービスの利用に必要な利用者認証を行う利用者認証システムであって、自装置の存在をネットワークを介してアナウンスする公衆端末と、前記公衆端末のアナウンスを受信し、利用者の要求に基づいて該公衆端末にユーザIDを送信してサービス利用を指示する携帯端末と、公衆端末から該公衆端末が前記携帯端末から受け取ったユーザIDを受信し、ユーザIDとパスワードと携帯端末のIPアドレスとを関連付けて持つ中継情報記憶部を参照して、前記受信したユーザIDから前記携帯端末のIPアドレスを取得し、該取得したIPアドレスの携帯端末にログインの確認要求を送信し、前記確認要求を送信した携帯端末からログインの承認の送信を受け付けると、前記中継情報記憶部を参照して、ログインIDとパスワードとを取得し、前記サーバにログインを行う中継装置と、を有することを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、公衆端末が、自装置の存在をネットワークを介してアナウンスし、携帯端末が、公衆端末のアナウンスを受信し、利用者の要求に基づいて公衆端末にユーザIDを送信してサービス利用を指示し、中継装置が、公衆端末から公衆端末が携帯端末から受け取ったユーザIDを受信し、ユーザIDとパスワードと携帯端末のIPアドレスとを関連付けて持つ中継情報記憶部を参照して、受信したユーザIDから携帯端末のIPアドレスを取得し、取得したIPアドレスの携帯端末にログインの確認要求を送信し、確認要求を送信した携帯端末からログインの承認の送信を受け付けると、中継情報記憶部を参照して、ログインIDとパスワードとを取得し、サーバにログインを行うよう構成したので、利用者による公衆端末からの認証情報の入力を不要とすることができる。
請求項1、2、3および4の発明によれば、利用者による公衆端末からの認証情報の入力を不要とするので、公衆端末からの認証情報の漏洩を防ぐことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る利用者認証プログラム、利用者認証方法、利用者認証装置および利用者認証システムの好適な実施例を詳細に説明する。
まず、本実施例1に係るユーザ認証について説明する。図1は、本実施例1に係るユーザ認証を説明するための説明図である。図1(a)は、従来のユーザ認証を示し、図1(b)は、本実施例1に係るユーザ認証を示す。
図1(a)に示すように、従来のユーザ認証では、公衆端末を使って利用者がサーバにログインするためにパスワードを入力すると、公衆端末に悪意のあるプログラムが実装されていてパスワードが盗まれる危険がある。
これに対して、本実施例1に係るユーザ認証では、図1(b)に示すように、利用者は直接サーバにアクセスするのではなく、利用者認証装置として機能する中継装置を介してサーバにアクセスする。そして、公衆端末を使ってサーバにログインする場合には、利用者はパスワードを入力しない。
ログイン要求を受けた中継装置は、利用者が携帯する携帯電話、PDA、ノートパソコンなどの携帯端末に対してパスワードの入力を要求する。そして、中継装置は、携帯端末から入力されたパスワードを使ってサーバにログインする。
このように、本実施例1に係るユーザ認証では、公衆端末を使ってサーバにログインする場合に、利用者が公衆端末からパスワードを入力することを不要とすることによって、パスワードが公衆端末から盗まれる危険をなくすことができる。
また、中継装置は、携帯端末にパスワードの入力を要求する代わりに、装置内にパスワードを記憶し、携帯端末に対しては装置内に記憶したパスワードを使用してよいか否かの確認だけを要求することもできる。この場合、利用者は、中継装置にパスワードを一度だけ登録することによって、ログインするごとにパスワードを入力する手間を省くことができる。
次に、本実施例1に係るユーザ認証システムのシステム構成について説明する。図2は、本実施例1に係るユーザ認証システムのシステム構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このユーザ認証システムは、サーバ400と、中継装置100と、携帯端末200と、公衆端末300とから構成される。
サーバ400と中継装置100との間はネットワークで接続され、中継装置100と携帯端末200および公衆端末300との間もネットワークで接続される。なお、ここでは説明の便宜上、1台の公衆端末300のみを示したが、中継装置100には任意の台数の公衆端末が接続される。
サーバ400は、ネットワークを介してサービスを提供するコンピュータであり、利用者がサーバ400にログインする際の処理を行うログイン処理部410を有する。携帯端末200は、利用者が携帯する情報端末であり、中継装置100からパスワード入力要求を受信し、利用者によるパスワード入力を受け付けて中継装置100に送信する認証部210を有する。
公衆端末300は、インターネットカフェに設置されるパソコンであり、利用者からのサーバ400に対するログイン要求を受け付けて中継装置100に送信するサーバアクセス部310を有する。
中継装置100は、携帯端末200および公衆端末300とサーバ400との間の通信を中継する装置であり、ログイン受付部110と、中継情報記憶部120と、認証要求部130と、サービスログイン部140とを有する。
ログイン受付部110は、サーバ400へのログイン要求を公衆端末300から受け付ける処理部であり、具体的には、ログイン要求として公衆端末300からユーザIDを受け付け、認証要求部130へ渡す。ここで、ユーザIDは、サーバ400へログインする利用者を識別する識別子である。
中継情報記憶部120は、携帯端末200のIPアドレスおよびサーバ400のIPアドレスをユーザIDに対応させて記憶する記憶部である。図3は、中継情報記憶部120の一例を示す図である。
同図に示すように、この中継情報記憶部120は、ログイン時に中継装置100がパスワードの入力を要求する携帯端末200のIPアドレスである端末IPアドレスと、ログインを要求するサーバ400のIPアドレスであるサーバIPアドレスとをユーザIDごとに記憶する。
認証要求部130は、ログイン受付部110から受け取ったユーザIDに対応する端末IPアドレスを中継情報記憶部120を用いて取得し、取得した端末IPアドレスを用いて携帯端末200へパスワードの入力を要求する処理部である。また、この認証要求部130は、ユーザIDをサービスログイン部140に渡す。
サービスログイン部140は、携帯端末200からパスワードを受け取り、サーバ400にログイン要求を行う処理部であり、サーバ400からのログイン応答を公衆端末300に送信する。すなわち、このサービスログイン部140は、認証要求部130から受け取ったユーザIDに対応するサーバ400のIPアドレスを中継情報記憶部120を用いて取得し、サーバ400にユーザIDと携帯端末200から受け取ったパスワードを送信してログイン要求を行う。
認証要求部130が携帯端末200へパスワード入力要求を送信し、サービスログイン部140が携帯端末200からパスワードを受信してサーバ400にログイン要求を行うことによって、公衆端末300からのログインパスワードの入力を不要とすることができる。
次に、本実施例1に係るユーザ認証システムによるログイン処理の処理手順について説明する。図4は、本実施例1に係るユーザ認証システムによるログイン処理の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、このユーザ認証システムでは、公衆端末300が中継装置100にログイン要求としてユーザIDを送信すると(ステップS101)、中継装置100のログイン受付部110がユーザIDを受信して認証要求部130に渡す。
そして、認証要求部130が中継情報記憶部120を用いてユーザIDから端末IPアドレスを取得し(ステップS102)、取得した端末IPアドレスを用いて携帯端末200へパスワード入力要求を送信する(ステップS103)。
すると、携帯端末200は、利用者にパスワードの入力を依頼し、利用者が入力したパスワードを受け付けて中継装置100に送信する(ステップS104〜ステップS105)。
すると、中継装置100のサービスログイン部140が中継情報記憶部120を用いてサーバIPアドレスを取得し(ステップS106)、取得したサーバIPアドレスおよび携帯端末200から受信したパスワードを用いてサーバ400にログインする(ステップS107)。
そして、サーバ400からログイン応答を受信すると(ステップS108)、サービスログイン部140はログイン応答を公衆端末300に送信する(ステップS109)。すると、公衆端末300は、ログイン応答を表示し(ステップS110)、ログイン処理を終了する。
このように、中継装置100が携帯端末200からパスワードを受け取ってサーバ400にログインすることによって、利用者は、公衆端末300からパスワードを入力する必要がなくなり、パスワードの盗難を防ぐことができる。
上述してきたように、本実施例1では、中継装置100のログイン受付部110が公衆端末300からユーザIDを受け付け、認証要求部130がユーザIDに対応する携帯端末200のIPアドレスを中継情報記憶部120から取得して携帯端末200にパスワードの入力を要求し、サービスログイン部140が携帯端末200からパスワードを受け取ってサーバ400にログインすることとしたので、公衆端末300を利用することによってパスワードが漏洩する危険を取り除くことができる。
ところで、上記実施例1では、利用者が公衆端末からユーザIDを入力してサーバを利用する場合について説明したが、利用者がより簡単に公衆端末からサーバを利用できるようにすることもできる。そこで、本実施例2では、利用者がより簡単に公衆端末からサーバを利用する場合について説明する。
まず、本実施例2に係るユーザ認証システムのシステム構成について説明する。図5は、本実施例2に係るユーザ認証システムのシステム構成を示す機能ブロック図である。なお、ここでは説明の便宜上、図2に示した各部と同様の役割を果たす機能部については同一符号を付すこととしてその詳細な説明を省略する。
図5に示すように、このユーザ認証システムは、サーバ400と、中継装置500と、携帯端末600と、公衆端末700とから構成される。サーバ400と中継装置500との間はネットワークで接続され、中継装置500と携帯端末600および公衆端末700との間もネットワークで接続される。
携帯端末600は、利用者が携帯する情報端末であり、サーバアクセス部610と、機器発見部620と、ログイン指示部630と、認証確認部640とを有する。
サーバアクセス部610は、中継装置500を介してサーバ400にアクセスする処理部であり、利用者からユーザIDとパスワードを受け付け、中継装置500を介してサーバ400にログインする。
機器発見部620は、公衆端末700が近くに存在することを発見する処理部であり、公衆端末700を発見すると公衆端末700の存在を表示して利用者に通知する。具体的には、この機器発見部620は、公衆端末700が無線LANを用いて送信するUPnP(R)のアナウンスを受信することによって、公衆端末700を発見する。なお、無線LANの代わりに、有線LAN、Bluetooth(R)、などを用いること、およびUPnP(R)の代わりに、Jini、UDPのMulticast/Broadcastなどを用いることもできる。
ログイン指示部630は、機器発見部620により発見された公衆端末700の使用要求を利用者から受け付け、公衆端末700に対してサーバ400へのログインを指示する処理部である。
具体的には、このログイン指示部630は、利用者から公衆端末700の使用要求を受けると、乱数を用いて機器確認IDを生成して表示し、生成した機器確認IDを端末内に記憶したユーザIDとともに公衆端末700に送信する。したがって、利用者はユーザIDを入力することなく、公衆端末700の使用要求を行うだけでログインを要求することができる。
認証確認部640は、公衆端末700がログイン指示部630の指示に基づいて中継装置500に対してサーバ400へのログイン要求を行った際に、中継装置500からログインの確認要求を受け付け、利用者に確認を依頼する処理部であり、利用者が確認してログインを承認すると、中継装置500にログインが承認されたことを通知する。すなわち、利用者は、パスワードを入力することなく単にログインの承認を行うだけでよい。
公衆端末700は、インターネットカフェに設置されるパソコンであり、サーバアクセス部310と、機器公開部720と、ログイン指示受取部730とを有する。
機器公開部720は、無線LANとUPnP(R)を使って自装置の存在をアナウンスする処理部である。この機器公開部720のアナウンスを携帯端末600の機器発見部620が受信することによって、携帯端末600は、公衆端末700の存在を知ることができる。
ログイン指示受取部730は、携帯端末600からサーバ400へのログイン指示を受け取り、サーバアクセス部310を起動することによって、サーバ400へのログインを開始する処理部である。
具体的には、このログイン指示受取部730は、携帯端末600からユーザIDと機器確認IDを受け取り、機器確認IDを表示して利用者に使用する公衆端末を通知するとともに、サーバアクセス部310を起動し、携帯端末600から受け取ったユーザIDを渡す。
このログイン指示受取部730が、サーバアクセス部310を起動し、携帯端末600から受け取ったユーザIDを渡すことによって、利用者はユーザIDを入力することなくサーバ400へのログインを要求することができる。
中継装置500は、携帯端末600および公衆端末700とサーバ400との間の通信を中継する装置であり、ログイン受付部110と、中継情報記憶部520と、認証要求部530と、サービスログイン部540と、登録部550とを有する。
中継情報記憶部520は、携帯端末600のIPアドレスおよびサーバ400のIPアドレスに加えてログインに必要なパスワードをユーザIDに対応させて記憶する記憶部である。
図6は、中継情報記憶部520の一例を示す図である。同図に示すように、この中継情報記憶部520は、端末IPアドレスと、サーバIPアドレスと、パスワードとをユーザIDごとに記憶する。
認証要求部530は、ログイン受付部110から受け取ったユーザIDに対応する端末IPアドレスを中継情報記憶部520を用いて取得し、取得した端末IPアドレスを用いて携帯端末600へログインの確認を要求する処理部である。また、この認証要求部530は、ユーザIDをサービスログイン部540に渡す。
サービスログイン部540は、携帯端末600からログインに対する承認を受け取り、サーバ400にログイン要求を行う処理部であり、サーバ400からログイン応答を受信すると、公衆端末700に送信する。すなわち、このサービスログイン部540は、認証要求部530から受け取ったユーザIDに対応するサーバ400のIPアドレスおよびパスワードを中継情報記憶部520を用いて取得し、サーバ400にユーザIDとパスワードを送信してログイン要求を行う。
認証要求部530が携帯端末600へログイン確認要求を送信し、サービスログイン部540が携帯端末600からログインに対する承認を受信すると、中継情報記憶部520に格納されたパスワードを用いてサーバ400にログイン要求を行うことによって、公衆端末700からのログインパスワードの入力を不要とすることができる。
また、中継情報記憶部520に格納されたパスワードを用いることによって、携帯端末600からのパスワードの入力も不要とすることができ、利用者はより簡単に公衆端末700からサーバ400にログインすることができる。
登録部550は、ユーザ登録を行う処理部であり、具体的には、携帯端末600が中継装置500を介してサーバ400に最初にログインする時に、ユーザIDに対応させてパスワード、端末IPアドレス、サーバIPアドレスを中継情報記憶部520に登録する。
次に、本実施例2に係るユーザ認証システムによるユーザ登録処理の処理手順について説明する。図7は、本実施例2に係るユーザ認証システムによるユーザ登録処理の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、このユーザ登録処理では、携帯端末600が中継装置500にサーバ400、ユーザIDおよびパスワードを指定してログイン要求を送信すると(ステップS201)、中継装置500の登録部550がサーバ400にログインする(ステップS202)。
すると、サーバ400はログイン処理を行い(ステップS203)、ログイン応答を中継装置500に返す。すると、登録部550は、ログインが成功したか否かを判定し(ステップS204)、ログインが成功した場合には、ユーザID、パスワード、端末IPアドレスおよびサーバIPアドレスを中継情報記憶部520に登録する(ステップS205)。
そして、登録部550は、ログイン応答を携帯端末600に送信し(ステップS206)、携帯端末600は、受信したログイン応答を表示し(ステップS207)、ログイン処理が終了する。
このように、利用者が携帯端末600からサーバ400にログインした際に、中継装置500の登録部550が中継情報記憶部520にユーザIDに対応させてパスワードなどの情報を登録することによって、公衆端末700からログインする場合に、パスワードの入力を不要とすることができる。
次に、本実施例2に係るユーザ認証システムによるユーザ認証処理の処理手順について説明する。図8は、本実施例2に係るユーザ認証システムによるユーザ認証処理の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、このユーザ認証処理では、公衆端末700の機器公開部720が存在をアナウンスし(ステップS301)、携帯端末600の機器発見部620がアナウンスを受信し(ステップS302)、端末発見を利用者に通知する(ステップS303)。
そして、ログイン指示部630は、利用者から端末使用要求を受け付けると(ステップS304)、乱数を用いて機器確認IDを生成して表示する(ステップS305〜ステップS306)。そして、ログイン指示部630は、自装置内に記憶したユーザIDを機器確認IDとともに公衆端末700に送信し(ステップS307)、ログインを指示する。
すると、公衆端末700のログイン指示受取部730が受信した機器確認IDを表示し(ステップS308)、サーバアクセス部310を起動する。そして、サーバアクセス部310は、中継装置500および携帯端末600と連携してログイン処理を行う(ステップS309)。
このように、公衆端末700の機器公開部720が公衆端末700の存在をアナウンスし、携帯端末600の機器発見部620が公衆端末700のアナウンスを受信すると、ログイン指示部630が公衆端末700にログインを指示し、公衆端末700のログイン指示受取部730がサーバアクセス部310を起動することによって、利用者は、公衆端末700からサーバ400に容易にログインすることができる。
次に、本実施例2に係るユーザ認証システムによるログイン処理の処理手順について説明する。図9は、本実施例2に係るユーザ認証システムによるログイン処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、このログイン処理は、図8のステップS309の処理に対応する。
図9に示すように、このユーザ認証システムでは、公衆端末700のサーバアクセス部310が中継装置500にログイン要求としてユーザIDを送信すると(ステップS401)、中継装置500のログイン受付部110がユーザIDを受信して認証要求部530に渡す。
そして、認証要求部530が中継情報記憶部520を用いてユーザIDから端末IPアドレスを取得し(ステップS402)、取得した端末IPアドレスを用いて携帯端末600へログインの確認要求を送信する(ステップS403)。
すると、携帯端末600は、利用者にログインの確認を依頼し、利用者からログインに対する承認を受け付けて中継装置500に送信する(ステップS404〜ステップS405)。
すると、中継装置500のサービスログイン部540が中継情報記憶部520を用いてサーバIPアドレス、パスワードを取得し(ステップS406)、取得したサーバIPアドレスを用いてサーバ400にログインする(ステップS407)。
そして、サーバ400からログイン応答を受信すると(ステップS408)、サービスログイン部540はログイン応答を公衆端末700に送信する(ステップS409)。すると、公衆端末700は、ログイン応答を表示し(ステップS410)、ログイン処理を終了する。
このように、中継装置500が携帯端末600からログインに対する承認を受け取って中継情報記憶部520に記憶されたパスワードを用いてサーバ400にログインすることによって、利用者は、携帯端末600および公衆端末700からパスワードを入力する必要がなくなり、パスワードの盗難を防ぐとともに、公衆端末700から簡単にログインすることができる。
上述してきたように、本実施例2では、公衆端末700の機器公開部720が自装置の存在をアナウンスし、携帯端末600の機器発見部620が公衆端末700からアナウンスを受信すると、ログイン指示部630が公衆端末700にログインを指示し、公衆端末700のログイン指示受取部730がサーバアクセス部310を起動してログイン処理を行うこととしたので、利用者は、公衆端末700を利用して簡単にサーバ400にログインすることができる。
なお、本実施例2では、携帯端末600が機器確認IDを表示するとともに公衆端末700に送信し、公衆端末700が受信した機器確認IDを表示することによって、利用者が公衆端末を特定する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、携帯端末のアドレス、マシン名、ユーザあるいは証明書を公衆端末に送信し、公衆端末が自分のアドレス、マシン名、ユーザあるいは証明書を加えて中継装置に送信し、中継装置がこれらの情報を携帯端末に送信し、携帯端末がこれらの情報を表示することによって、利用者が公衆端末を特定する場合にも同様に適用することができる。
また、本実施例1および2では、中継装置が携帯端末と連携して利用者の認証を行う場合について説明したが、中継装置が有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する利用者認証プログラムを得ることができる。そこで、この利用者認証プログラムを実行するコンピュータについて説明する。
図10は、本実施例1および2に係る利用者認証プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、このコンピュータ800は、RAM810と、CPU820と、I/Oインタフェース830と、HDD840と、DVDドライブ850と、LANインタフェース860とを有する。
RAM810は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶するメモリであり、CPU820は、RAM810からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。
I/Oインタフェース830は、マウスやキーボードなどの入力装置および表示装置を接続するためのインタフェースであり、HDD840は、プログラムやデータを格納するディスク装置である。
DVDドライブ850は、DVDの読み書きを行う装置であり、LANインタフェース860は、コンピュータ800をLAN経由でインターネットなどの外部ネットワークに接続するためのインタフェースである。
そして、このコンピュータ800において実行される利用者認証プログラム841は、DVDに記憶され、DVDドライブ850によってDVDから読み出されてコンピュータ800にインストールされる。
あるいは、この利用者認証プログラム841は、LANインタフェース860を介して接続された他のコンピュータシステムのデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータ800にインストールされる。
そして、インストールされた利用者認証プログラム841は、HDD840に記憶され、RAM810に読み出されてCPU820によって利用者認証プロセス821として実行される。
また、ここでは、携帯端末および公衆端末とサーバとの通信を中継するコンピュータに利用者認証プログラムをインストールする場合ついて説明したが、中継コンピュータとしては、プロキシサーバを用いることができる。あるいは、利用者認証プログラム841をサーバ400にインストールすることもできる。
また、ここでは、中継装置に中継情報記憶部を備える場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、中継情報記憶部が記憶する情報を他のサーバに管理させる場合にも同様に適用することができる。
また、ここでは、中継装置にパスワードを記録するか利用者が携帯端末からパスワードを入力する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、携帯端末にパスワードを記憶し、利用者がログインの確認要求に対して承認を行うと携帯端末のパスワードを中継装置に送信する場合にも同様に適用することができる。
また、ここでは、中継装置に携帯端末のIPアドレスを記憶させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、公衆端末からログイン要求とともに携帯端末のIPアドレスを中継装置に送信する場合にも同様に適用することができる。あるいは、他のサーバにユーザIDから携帯端末のIPアドレスの検索を依頼することもできる。
また、ここでは、パスワードを用いて認証を行う場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、生体認証情報など他の情報を認証情報として用いる場合にも同様に適用することができる。
また、ここでは、ログインパスワードを扱う場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、オンラインショッピングにおいてクレジットカードの番号を扱う場合など、他人に知られては困る秘密情報を扱う場合にも同様に適用することができる。
すなわち、オンラインショッピングにおいて、商品の選択などは大きな画面を備えた公衆端末を利用して行い、商品の選択後、クレジットカード番号を入力する場合には、携帯端末を利用するなど、公衆端末と携帯端末を使い分けることができる。
その他、入力に限らずサーバから情報を出力する場合にも、秘密性の高い情報の表示は携帯端末に対して行い、秘密性がない映像などで詳細を見たい場合には公衆端末に表示するなど、公衆端末と携帯端末を使い分けることもできる。この時、いずれの端末に出力するかは、出力される情報に出力先を付加してもよいし、利用者が指定することもできる。
(付記1)サーバが提供するサービスの利用に必要な利用者認証を行う利用者認証プログラムであって、
不特定多数の利用者が利用する情報端末である公衆端末からサービス利用要求を受け付ける利用要求受付手順と、
前記利用要求受付手順により受け付けられたサービス利用要求に対する認証情報の取得を利用者が携帯する携帯端末を用いて行う認証情報取得手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする利用者認証プログラム。
(付記2)前記認証情報取得手順は、事前にデータベースに登録された認証情報を前記利用要求受付手順により受け付けられたサービス利用要求に対する認証情報として用いる確認を前記携帯端末を用いて利用者に行い、利用者の承認が得られた場合に該データベースから認証情報を取得することを特徴とする付記1に記載の利用者認証プログラム。
(付記3)前記認証情報をデータベースに登録する認証情報登録手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記認証情報取得手順は、前記認証情報登録手順により認証情報が登録されたデータベースを用いることを特徴とする付記2に記載の利用者認証プログラム。
(付記4)前記認証情報取得手順は、認証情報を前記携帯端末から取得することを特徴とする付記1に記載の利用者認証プログラム。
(付記5)前記利用要求受付手順は、サービス利用要求を受け付ける際に公衆端末から利用者を識別する利用者識別子を受け取り、
前記利用要求受付手順が公衆端末から受け取る利用者識別子から前記携帯端末をネットワーク上で識別する端末識別子を取得する端末識別子取得手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記認証情報取得手順は、前記端末識別子取得手順により取得された端末識別子を用いてネットワークを介して前記携帯端末と通信することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の利用者認証プログラム。
(付記6)前記利用者識別子と前記端末識別子とを対応させた識別子対応情報を作成する識別子対応情報作成手順をさらにコンピュータに実行させ、
前記端末識別子取得手順は、前記識別子対応情報作成手順により作成された識別子対応情報を用いて利用者識別子から端末識別子を取得することを特徴とする付記5に記載の利用者認証プログラム。
(付記7)前記端末識別子取得手順は、前記利用者識別子と前記端末識別子とを対応させた識別子対応情報を記憶するサーバに問い合わせることによって利用者識別子から端末識別子を取得することを特徴とする付記5に記載の利用者認証プログラム。
(付記8)前記利用要求受付手順は、サービス利用要求を受け付ける際に前記携帯端末をネットワーク上で識別する端末識別子を公衆端末から受け取り、
前記認証情報取得手順は、前記利用要求受付手順が公衆端末から受け取る端末識別子を用いてネットワークを介して前記携帯端末と通信することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の利用者認証プログラム。
(付記9)サーバと公衆端末との間のネットワークを介した通信を中継する中継コンピュータで実行されることを特徴とする付記1〜8のいずれか一つに記載の利用者認証プログラム。
(付記10)前記中継コンピュータはプロキシサーバであることを特徴とする付記9に記載の利用者認証プログラム。
(付記11)前記認証情報取得手順により取得が行われる認証情報は、パスワードであることを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の利用者認証プログラム。
(付記12)前記認証情報取得手順により取得が行われる認証情報は、生体認証情報であることを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の利用者認証プログラム。
(付記13)サーバが提供するサービスの利用にあたって必要な秘密情報を取得する秘密情報取得プログラムであって、
不特定多数の利用者が利用する情報端末である公衆端末からサービス利用要求を受け付ける利用要求受付手順と、
前記利用要求受付手順により受け付けられたサービス利用要求に関して必要な秘密情報の取得を利用者が携帯する携帯端末を用いて行う認証情報取得手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする秘密情報取得プログラム。
(付記14)サーバが情報を提供する商品の購入に必要なクレジットカードの番号を取得する番号取得プログラムであって、
不特定多数の利用者が利用する情報端末である公衆端末から商品購入要求を受け付ける購入要求受付手順と、
前記購入要求受付手順により受け付けられた商品購入要求に関して必要なクレジットカードの番号の取得を利用者が携帯する携帯端末を用いて行う認証情報取得手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする番号取得プログラム。
(付記15)サーバが提供するサービスの利用に必要な利用者認証を行う利用者認証プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
不特定多数の利用者が利用する情報端末である公衆端末からサービス利用要求を受け付ける利用要求受付手順と、
前記利用要求受付手順により受け付けられたサービス利用要求に対する認証情報の取得を利用者が携帯する携帯端末を用いて行う認証情報取得手順と、
をコンピュータに実行させる利用者認証プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記16)サーバが提供するサービスの利用に必要な利用者認証を行う利用者認証方法であって、
不特定多数の利用者が利用する情報端末である公衆端末からサービス利用要求を受け付ける利用要求受付工程と、
前記利用要求受付工程により受け付けられたサービス利用要求に対する認証情報の取得を利用者が携帯する携帯端末を用いて行う認証情報取得工程と、
を含んだことを特徴とする利用者認証方法。
(付記17)公衆端末が自装置の存在をネットワークを介してアナウンスする公開工程と、
前記公開工程による公衆端末のアナウンスを受信した携帯端末が利用者の要求に基づいて該公衆端末にサービス利用を指示する指示工程とをさらに含み、
前記利用要求受付工程は、前記指示工程により携帯端末が指示した公衆端末からサービス利用要求を受け付けることを特徴とする付記16に記載の利用者認証方法。
(付記18)前記指示工程は、携帯端末が利用者から公衆端末の使用要求を受け付ける使用要求受付工程と、携帯端末が乱数を生成する乱数生成工程と、前記乱数生成工程により生成された乱数を携帯端末に表示する生成乱数表示工程と、前記乱数生成工程により生成された乱数を、前記公開工程によるアナウンスを携帯端末が受信した公衆端末に、前記使用要求受付工程により受け付けられた利用者からの使用要求に基づいて携帯端末がサービス利用指示とともに送信する指示送信工程と、前記指示送信工程により携帯端末から送信された乱数を公衆端末が表示する受信乱数表示工程とを含み、
前記利用要求受付工程は、前記指示送信工程により携帯端末から送信されたサービス利用指示に基づいて公衆端末が行うサービス利用要求を受け付けることを特徴とする付記17に記載の利用者認証方法。
(付記19)サーバが提供するサービスの利用に必要な利用者認証を行う利用者認証装置であって、
不特定多数の利用者が利用する情報端末である公衆端末からサービス利用要求を受け付ける利用要求受付手段と、
前記利用要求受付手段により受け付けられたサービス利用要求に対する認証情報の取得を利用者が携帯する携帯端末を用いて行う認証情報取得手段と、
を備えたことを特徴とする利用者認証装置。
以上のように、本発明に係る利用者認証プログラム、利用者認証方法、利用者認証装置および利用者認証システムは、インターネットサービスの分野で有用であり、特に、パスワードやクレジットカード番号など秘密情報を扱うオンラインショッピングなどに適している。
本実施例1に係るユーザ認証を説明するための説明図である。 本実施例1に係るユーザ認証システムのシステム構成を示す機能ブロック図である。 中継情報記憶部の一例を示す図である。 本実施例1に係るユーザ認証システムによるログイン処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例2に係るユーザ認証システムのシステム構成を示す機能ブロック図である。 中継情報記憶部の一例を示す図である。 本実施例2に係るユーザ認証システムによるユーザ登録処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例2に係るユーザ認証システムによるユーザ認証処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例2に係るユーザ認証システムによるログイン処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例1および2に係る利用者認証プログラムを実行するコンピュータの構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
100,500 中継装置
110 ログイン受付部
120,520 中継情報記憶部
130,530 認証要求部
140,540 サービスログイン部
200,600 携帯端末
210 認証部
300,700 公衆端末
310 サーバアクセス部
400 サーバ
410 ログイン処理部
550 登録部
610 サーバアクセス部
620 機器発見部
630 ログイン指示部
640 認証確認部
720 機器公開部
730 ログイン指示受取部
800 コンピュータ
810 RAM
820 CPU
821 利用者認証プロセス
830 I/Oインタフェース
840 HDD
841 利用者認証プログラム
850 DVDドライブ
860 LANインタフェース

Claims (4)

  1. サーバが提供するサービスの利用に必要な利用者認証を、公衆端末と携帯端末とネットワークで接続された中継装置が行う利用者認証方法であって、
    前記公衆端末が自装置の存在をネットワークを介してアナウンスし、該アナウンスを受信した携帯端末が利用者の要求に基づいて該公衆端末にユーザIDを送信してサービス利用を指示し、該指示された公衆端末から、該指示された公衆端末が前記携帯端末から受け取ったユーザIDを受信する工程と、
    ユーザIDとパスワードと携帯端末のIPアドレスとを関連付けて持つ中継情報記憶部を参照して、前記公衆端末から受信したユーザIDから前記携帯端末のIPアドレスを取得し、該取得したIPアドレスの携帯端末にログインの確認要求を送信する工程と、
    前記確認要求を送信した携帯端末からログインの承認の送信を受け付けると、前記中継情報記憶部を参照して、ログインIDとパスワードとを取得し、前記サーバにログインを行う工程と、
    を前記中継装置が実行することを特徴とする利用者認証方法。
  2. サーバが提供するサービスの利用に必要な利用者認証を、公衆端末と携帯端末とネットワークで接続された中継装置に実装されたコンピュータに実行させる利用者認証プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記公衆端末が自装置の存在をネットワークを介してアナウンスし、該アナウンスを受信した携帯端末が利用者の要求に基づいて該公衆端末にユーザIDを送信してサービス利用を指示し、該指示された公衆端末から、該指示された公衆端末が前記携帯端末から受け取ったユーザIDを受信する手順と、
    ユーザIDとパスワードと携帯端末のIPアドレスとを関連付けて持つ中継情報記憶部を参照して、前記公衆端末から受信したユーザIDから前記携帯端末のIPアドレスを取得し、該取得したIPアドレスの携帯端末にログインの確認要求を送信する手順と、
    前記確認要求を送信した携帯端末からログインの承認の送信を受け付けると、前記中継情報記憶部を参照して、ログインIDとパスワードとを取得し、前記サーバにログインを行う手順と、
    を実行させることを特徴とする利用者認証プログラム。
  3. 公衆端末と携帯端末とネットワークで接続され、サーバが提供するサービスの利用に必要な利用者認証を行う利用者認証装置であって、
    前記公衆端末が自装置の存在をネットワークを介してアナウンスし、該アナウンスを受信した携帯端末が利用者の要求に基づいて該公衆端末にユーザIDを送信してサービス利用を指示し、該指示された公衆端末から、該指示された公衆端末が前記携帯端末から受け取ったユーザIDを受信する手段と、
    ユーザIDとパスワードと携帯端末のIPアドレスとを関連付けて持つ中継情報記憶部を参照して、前記公衆端末から受信したユーザIDから前記携帯端末のIPアドレスを取得し、該取得したIPアドレスの携帯端末にログインの確認要求を送信する手段と、
    前記確認要求を送信した携帯端末からログインの承認の送信を受け付けると、前記中継情報記憶部を参照して、ログインIDとパスワードとを取得し、前記サーバにログインを行う手段と、
    を備えたことを特徴とする利用者認証装置。
  4. サーバが提供するサービスの利用に必要な利用者認証を行う利用者認証システムであって、
    自装置の存在をネットワークを介してアナウンスする公衆端末と、
    前記公衆端末のアナウンスを受信し、利用者の要求に基づいて該公衆端末にユーザIDを送信してサービス利用を指示する携帯端末と、
    公衆端末から該公衆端末が前記携帯端末から受け取ったユーザIDを受信し、
    ユーザIDとパスワードと携帯端末のIPアドレスとを関連付けて持つ中継情報記憶部を参照して、前記受信したユーザIDから前記携帯端末のIPアドレスを取得し、該取得したIPアドレスの携帯端末にログインの確認要求を送信し、
    前記確認要求を送信した携帯端末からログインの承認の送信を受け付けると、前記中継情報記憶部を参照して、ログインIDとパスワードとを取得し、前記サーバにログインを行う中継装置と、
    を有することを特徴とする利用者認証システム。
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